僕は理解できない言葉を喋る何かに追われていた。意思疎通が図れる誰かになんとか救けられたものの記憶は無く、名前すら分からない始末。
更に目覚めたそこは砂の海に鎮座する艦――、不沈艦カロカイだった。
背後に広がる高い壁、眼前には砂と陽炎に
隠れる街、そしてそこを射程に入れるカロカイの砲……。
既視感と違和感の交差する世界で、僕は生きていたことを証明できるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-03 07:22:41
6882文字
会話率:37%
目覚めると見渡す限りの砂の海と、僅かばかりの陸地が残る異世界に飛ばされていた青年・昭人。
チュートリアルや神からの状況説明もなく、当然チート能力の贈呈も無い中で、その日暮らしを続けるが、ある日からハイリスクな生活を余儀なくされる。
人生を賭けた毎日の中で出会う人々と、1匹の砂獣。
煙草と社会生活で衰えた体と、サバイバル経験も無い28歳の青年(?)が、異世界で人生の選択肢を自らの意志で選ぶ為に足掻く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-31 22:52:36
63866文字
会話率:51%
我々はなぜ求めるのか。
我々の求める心はいずこより出で来たか。
〈パゴダ〉より出された問いに答えを返すべく、とある学士は旅をする。
西国を出て、砂の海を渡り、巨石の荒野を行く彼が探すのは、〈真理〉であった。
そんな彼は荒野にて、東から来た
〈ウマ〉の隊商と出会う。
個人サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-20 01:36:52
16639文字
会話率:63%
広い広い砂の海、どこまでも透き通った空、雲よりも高く我らを見守る世界の淵の山。
いいねぇ、自由だ。自由は素晴らしい。誰にも煩わされず、のんびりまったりの優雅な時間……………こんな状況でなければな!!
お空の上で迷子の俺、撃墜したのは白い肌
の女の子で……
砂漠の国のボーイミーツガール
見てください!!
注)更新速度が不定期なのをご了承下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-31 12:00:00
64814文字
会話率:24%
砂の海は夢幻を育む。懐には扉を隠し、大地は翡翠の指を伸ばす。銀と黄金は使者を送り、鍵は巨木を頭上に仰ぐ。“それは、一つの世界の始まり”・・・本作品は休止中のサイトからの転載です。
最終更新:2011-08-07 13:44:30
106903文字
会話率:21%
その砂漠はその名前の通り漠と広がった砂の海だった。風紋は波の形をなし、誰も見たことがない岸に向かい流れてゆく。
そこにひとつのオアシスがあった。
オアシスにひとつの男が立ち寄る。
「――馬が欲しい。ここにあるか?」
星が観ていた物語。
最終更新:2010-01-22 16:08:41
2499文字
会話率:37%
最後に行った彼女との思い出の地。
それは、いつも僕の夢にでてきて、彼女は我侭を言って僕を困らす。
でも、それも最後になった。
最終更新:2009-11-03 13:41:46
1312文字
会話率:27%