脳内でエマージェンシーの声が鳴り響いていた。得体のしれない不審者、いやド変態がいるかもしれない。それどころか、もしかしたら金属バットを持った奴かも。
恐る恐る近づいて行って、私はドアを開けた。
「バタンッ!!」
「…やあ? 初めまして。宇宙
人です」
中にいたのは、「って、ちょっと待ちなさい! あなたが宇宙人とかそんな話あるわけないでしょ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-16 12:00:00
8276文字
会話率:33%
一人暮らしを始めたその日に彼女に住み着かれました。いえ、イハは良い子なんです。ちょっと表情がわかりにくくて言葉が突拍子もなくて行動が意味不明で変にエロくて……多分、良い子です。そんな掴みどころのないネコみたいな彼女と僕が何でもない日常を過ご
す物語です。「だーりんは照れ屋なの。イハちゃんを愛してるとなかなか言わないヘタレでもあるの。でも、私は良妻だからそんなだーりんも愛してる」誰がヘタレですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-15 00:00:00
7552文字
会話率:70%