少女はかつて子供だった。ただ純粋に家族を愛していた日々。少女はやがて大人になった。大切な家族を失った絶望の日々。そして、少女は出会った顔面蒼白な青少年と。
山のように固く揺るぎのない少女と海のように広く深い青少年の話。
「私は弟がいないこの
世界に意味を見いだせない」
「俺は死んでしまっては意味がないと思うんだ」
※ファンタジー要素満載の死人が主人公の話です。グロは特にないと思いますが、出血多量表現多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-09 21:39:39
2006文字
会話率:29%
結局彼女は死んでしまって、この手はその血で洗われている。僕が守りたかったのは「彼女」だけだったはずなのに、僕が守ることのできたのは、ただのその他大勢だけ。つまりは僕は間違っていた。彼女はすべてを救ったけれど。僕は「彼女」を守れなかった。
:そんな感じのお話。マニアックの意味は「極端な趣味」じゃなくて「狂人」という意味のほうを採用してます。イタイ、とにかくイタイ。何年後かに読み直して、悶えるために書いた黒歴史ならぬ黒現在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-07 22:00:00
5580文字
会話率:45%