俺は、至って普通の高校2年生。
彼女に、恵まれなく、友達は、男友達だけ。
いわゆる、青春を謳歌していないってやつだ。
ある日、いつものように、男友達とかくれんぼして、遊んでいたとき俺は指輪を見つけた。
指輪は、それはそれは美しく、きれいだっ
たからつけてみたんだ。
するとどうださっきまで、雲ひとつない快晴だったってのに、雷雲が出てきたんだ。
その数秒後、俺は雷に打たれて気を失った。
目が覚めた俺がいた場所は!?
長編連載異世界物語開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-11 19:18:33
8466文字
会話率:34%
朝、起きると雪が積もっていた。寝た後から降り出し、起きる前に止んだらしい。いつもの窓から、いつもと違う風景を眺めた。アパートの前に広がる道路、小さな公園、近所のパン屋の看板。雪がすべてを白く染めていた。雪が積もっているというよりは、白いコー
トを身に纏っているようだった。僕は着替えてアパートの外に出た。雪があまりにもきれいだったからだ。吐く息が白い。吐いた息は、少し戸惑い空に消えた。空にはまだ太陽はなく、くすんだ青色をしていた。マフラーを耳までひっぱりあげて、アパートの階段を降りた。カンカンという音が鳴りすぐにきえた。雪が音を吸収しているからなのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2008-12-06 10:22:23
8955文字
会話率:19%