SS広場 ホラー
バッドエンド
気づくと辺りは真夜中みたいに真っ暗だった。
ただ唯一の味方の姉に会いたい。
そんな思いで記憶の欠片を探す5歳の女の子。
「受け入れるためにも記憶は必要なのです。
記憶は、思い出さない限り 死んでしまいます」
記憶の欠片を全て集めた時、真実がわかる。
謎の空間にいる謎の男。何故そこにいるのか明かされないまま物語は進行していく。ある朝、一人の少女が悪夢から目覚めるところから始まる。そこへ妹が起きてくる。妹も同じ夢を見たという。疑問に思うが所詮夢だと気に留めない。その日は登校日。姉妹は同時に家をでる。そこで妹が聞く「今日何の日だか覚えてる?」どうも思い出せない。妹に聞いても答えてくれない。別れ際に「今日家に帰ればわかるよ」と答える。そして家に帰った少女が見たものとは?
仲良しの三人組。
それは一言で崩壊する。
時計の針は十年越しに狂い出す。
本当についてない俺。
バイトをやめたその日、取り魔の犯行に巻き込まれて……
明日生きれるかもわからない常に危機に瀕した1日を送る俺が未来が約束され毎日が安全な日々を過ごす彼と出会い俺達の運命を逆転させる。入れ替わった人生を過ごして行くうちに俺と彼はある運命に導かれていく…
突然夜中のパソコン画面に打ち出された謎の散文詩。そして最後の夜に宴が始まる…
大罪を犯し死刑になった人間は地獄行き。仮に地獄の苦しみを味わい終え転生しても、罪人と言う烙印は未来永劫消えない。
【CP】
浜辺で佇むセイレーン×村に住む木こりの青年
【あらすじ】
木こりの青年オルフェンが夜の海を歩いていると、歌がどこからか聞こえた。
歌の元を辿っていくと、そこには上半身は人間、下半身が魚の男タラッサがいた。
死んだはずなのに、棺桶の中で目覚めた男。
困惑する彼の前に、自称精霊のグラッジが現れて……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
初めまして、夢野カケラです。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://o
tokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ八つ墓村や獄門島、悪魔の手毬歌のモチーフになった「津山30人殺し」のサイドストーリー。
一日一日を大切に過ごしたいものですね。
コメディじゃない理不尽なので、そちら系のお方には非推奨です。
夢を研究する博士、彼は言う。夢は脳によって無意識下で改竄(かいざん)されているのだと。その裏には真実の夢、記憶が存在するのだと。装置によって解明される夢の内容とはどんなものなのか。
ヒロシはドジばかりの少年。ある日彼は悪魔を呼び出して「今日をやり直したい」と願いを言うが・・・。
社会の底辺で生きる男。そして更なる最底辺で生きる人々が絡み合う。結局は救いがない生活を続ける者が体験する夢か現かの夜の出来事。
平凡ながら幸福な生活を送るI家。午後に有給をもらった父は、家族でお出かけすることにする。
その間少しだけ変なことが起こるが、誰も気にしない。説明もない。
これは私がまだ十歳にも満たない頃の話。
お盆休みということで祖父母の家へと今年も遊びに行った。
毎年来ているが海の近くにあるにもかかわらずもうお盆という事で泳ぐことも無く、それでも楽しく過ごしていた。
そんなある日のこと、ふらりと一人で浜辺へと散歩に出かけた私は波打ち際で光る真珠を見付ける。
ただキレイだな~という思いだけで拾って帰ったそれに魅了され、誰にも見つからないようポケットにしまった秘密の宝物となったのだった。
だがその宝物をうっかりとしたミスによって呑み
込んでしまい――。折りたたむ>>続きをよむ以前のと内容は変わりありません。ただどれだけ文章力上がったかなーと
目が覚めると俺は見知らぬ空間にいた。
最初こそはめんどくさく思っていたものの、そこはなんでも手に入る素晴らしい空間だった。
3000文字程度の短編です。ホラー処女作です。
落合恵子はドリームランドリピーターである。経営不振でもないのに、閉園するというので友達とドリームランドにいくことにする。そこで、ある男の子と出会う。
婚活パーティーでようやく運命の人に会えたと思ったショウタ。その人に合うために何度も婚活パーティーに参加するが、なかなかカップルになることができないでいた。
しかし、ついに念願叶ってその女性とカップルになることができたのだが、
実はその女性は……
生物の血を吸う木――吸血木が生えているという噂を耳にした佐藤と鈴木は、夜に吸血木が生えている森へと向かうのだった。
僕は踏切の手前で、確かに幼児二人が消えていくのを見た。それは見間違いではなく、確かに事実だった。友人の昭仁はそんな僕の訴えを一蹴(いっしゅう)するが……。
家の掃除を死んだ亭主から頼まれ、引き受けることとなった。
しかし、その館はあまりに異様な雰囲気を醸し出し、挙句その館には得体の知れないものが眠っていた。
依頼を成功させ、帰還することができるのか。
体内で、カチカチと時計の音がした。毎日、毎時、毎分、鳴り続けた。俺は体内に時計などある筈も無いと聞こえないフリをするも、直ぐに限界が来てしまう。睡眠不足で苛立ち、身体に異変が生じ出したのである。とりあえず医者に通うも体内に時計など入っていないと、逆に嘲笑われてしまう。このままだと発狂すると思った俺は、危険だけが唯一残された方法を試す事にする。
仕事や人間関係に失敗し、恋人にも距離を置かれた男が、
静寂を求めてノイズキャンセリングイヤホンを手にする。
そのイヤホンは最新式の人工知能を搭載していて、
ノイズを除去するだけではなく、騒音を避けるための行動を提案するものだった。
人工知能に言われるがまま行動するその男は、やがて人望を失っていく。
そんなその男の相談に乗るべく現れた恋人を前に、人工知能が提案したこととは。
有名な都市伝説を題材にしたシリーズ。
噂を書き込むと真実になる、都市伝説サイト『うわさ流し』。サイトへの行き方は、自身のメールアドレスに「うわさ流し」という件名でメールを送ること。興味本位でやってみたところ、成功してしまった高校生の飯島千帆(いいじまちほ)は、その楽しさにハマっていく。
僕が初めてその不思議な音を聞いたのは、ショッピングセンターで迷子になった四歳のときだった……。
現代が舞台の話ですが、この作品独自の設定が多々あります。
苦手な方はご注意ください。
5000文字弱の短編です。
ハーマトフィリアとは
失敗に対して性的興奮を覚える疾患である。
この精神疾患の患者は、自分の失敗に興奮することもあれば、
他人の失敗に対しても興奮を覚えることもあるという。
そして……時には他人の失敗を誘発させることも……
この狂った世界で、僕は生き続けるのか。
「おまんじゅうは要りませんか」
夏のホラー2023、3回目の企画参加です。今回は男性が主人公です!
主人公のような考え、あなたはしたことがありますか?
死にまつわる話を描いたホラー小説です。
※血の表現など、詳細に書いている部分があるので、念の為R-15をつけました。
自分が動けば鏡に映る。体を動かせば鏡の中の自分も動く。
なら、その逆は?
『貴方に今から六回まで、決して外れない第六感を授けます』 お題:第六感 この作品はカクヨム https://kakuyomu.jp/users/chitose1129 にも掲載しています。
家賃、月3万円の家に私は住んでいます。
事故物件ではないんですがたまに不思議なことが起きます。
娘と連絡が取れなくなった。
3年前、大学卒業後食品メーカーに入社したと同時に家を出た私の一人娘。今は隣の市に住んでいて月に1度ぐらいのペースで顔を見せに来てくれる。平日でも時間を見つけてはちょこちょこ電話をくれる私の自慢の娘だ。
今まで連絡が取れなくなることなんてなかった。心配になり職場に電話をすると娘は無断欠勤をしていると言われた。嫌な予感がして娘の家に行ってみたが留守のようだった。
おかしい。娘に何かあったに違いない。私は不安になり大家さんに頼んで娘の家の鍵を開けても
らうことにした。折りたたむ>>続きをよむ初めまして、夢野カケラです。
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どうぞよろしくお願い致します。
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折りたたむ>>続きをよむいつもよく見る階段。
その階段は本物ですか?
地元ならではのお祭りって多いですよね。ここでもそんな祭が開かれている様子。一人の女の子が大事な役目に選ばれたみたいです。
近頃、ご近所で、女の子の幽霊が出没すると噂されている。
それは、三ヶ月前に交通事故で亡くなった私の娘だ。
母親の私も一緒にいたのに助けられなかった。
でも、娘が大好きだったクマのぬいぐるみを事故現場に供え続けたら、娘はウチに帰ってくると信じている。
だから、今日も私はぬいぐるみを手に、娘の事故現場に向かう。
幽霊騒ぎで集まった野次馬と、急に冷淡になったご近所さんたちを押しのけて。
そしたら、奇蹟が起こったーー。
初めまして、夢野カケラです。
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どうぞよろしくお願いします(^^♪折りたたむ>>続きをよむ『アナタは、彼にならないと言い切れますか』
主人公は誰でもなく、誰でもある。アナタ自身であったり、友人だったり、街中ですれ違う人であるかもしれない。
物語は、ある人にとっては最上のコメディであり、ある人には絶望よりも深いホラー。
今、この瞬間にも、誰かの身に起こり得る事象。
※禁即処理について。
読まれる方の環境によって一行の長さが異なるため、二十文字を一行とした上で書いております。
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でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪折りたたむ>>続きをよむ友達とのちょっとした夏休みの探検のはずだった。
それが、あんなことになるなんて。
草むした屋敷と、不思議な歌。
そして、うさぎさん。
『大募集! 幽霊に遭遇した時に叫ぶと怖さがぶっ飛びそうなセリフ」
近々、心霊スポットでロケをする予定です。そこで、幽霊に遭遇した時に叫んだら怖さがぶっ飛ぶようなセリフを募集します。「これだ!」と思うセリフがあればコメントの投稿をお願いします。もちろん、採用されたセリフは実際に心霊スポットで叫ばせていただきます。
みなさん、ご協力お願いします!
幸せの花が咲く。
二十五年の歳月を経て、ようやく咲いた一輪の花。
名前の由来でもある三月に、ヒロインの弥生は結婚する。
幼少期に経験した家族間の不和や孤独感を乗り越え、幸せな結婚と新しい人生の始まりを手に入れるのだ。
しかし、引越した先で、弥生は悪夢のような出来事に巻き込まれる。
彼女を待ち受ける悲劇は悪夢なのか。
それとも……
夏のホラー2017参加作品です。
閉園した遊園地「裏野ドリームランド」の怖い噂を取材する一人の廃墟マニア。
彼の取材相手は、かつてその遊園地に勤務していた職員であり、現在は廃墟の管理人をしていた。
しかも秘密を守れば中を案内してくれるという。
そして新しい噂が生まれる。
今日、私は私を卒業する。
この冴えないニキビ痕まみれの不細工な顔と、デブでチビで手足の短い身体とは今日でおさらば。
───────そう、ここに転がっている、私の妹、加奈と交換するの。
※こちらの作品は「エブリスタ」の方でも掲載しています。
金原……拷問おじさん
織田……拷問見せられ兄さん
黒岩・ミゲル・ミコト……拷問おじさんと拷問見せられ兄さんの舎弟
この世は平等でなければいけない。そう、全てが平等でなければならない。ならば、平等を追求した先に待つものは一体?
王国を揺るがす婚約破棄騒動から一年、小銭稼ぎとざまぁ目的で公爵令嬢が書いた小説は大ヒットし、遂には舞台化される様になった。舞台化にあたり専門の劇団が作られ、団員の募集が行われた。そしてある日、二名の採用面接が行われたが、応募者の片方が婚約破棄で平民落ちした元王子だった事で面接はおかしな方向へ進んでいく。
最近とあるラジオ局でリクエストされるようになった週末のレクイエムという曲には不気味な噂があった。
それはリクエストした人間に決まって不幸が訪れるという呪われた噂だ。
ある週末の夜、残業中の田中と石田はラジオから休暇中の同僚の大谷のリクエストで週末のレクイエムが流れてきたのを耳にする。
翌週、大谷が自宅で首を吊って死んでいたという連絡を受けた石田は呪いのせいだと錯乱しそれから会社に来なくなってしまう。
そして次の週末、残業中の田中が耳にしたのは石田のリクエスト
でラジオから流れてきた週末のレクイエムだった。
居ても経ってもおられずに仕事を中断して石田の住むアパートに向かった田中が見たのは変わり果てた石田の姿だった。
ひとり残った田中は自室に引き籠る。
そして次の週末、またもラジオから週末のレクイエムが流れてくる。
折りたたむ>>続きをよむ東京の山奥の村。季節外れの雪。友達だった二人は交通事故を境に大事な物を失ってしまったが…ホラーテイストミステリー。あなたは耐えられますか?
よそ見していたら事故にあった『私』は、数日間病院に入院することになった。
でも、その事故の拍子に、『私』は人の寿命が見え、自分の寿命を相手に渡す能力を手にいれてしまう。
「自分の寿命が削られるのは嫌!」と、誰にも渡さないことを決意したがーーー。
婚約破棄など、軽々しくするものではない。少なくとも、覚悟がないうちは。
ただ、コンビニでアイスを買っただけなのに──
夜、母親に早く寝なさいと怒られた颯太だったが、隠れてゲームをすることを思いつく。そんな時、窓が叩かれる音がしてーー。
とある1人の少女の日常を描いた、5分程度で完結するちょっとした物語。
仕事後に係長と飲んだ帰り道、自動販売機に寄った。
『数字がそろえばもう1本』
当たり付きの自動販売機だった。
こんなの当たるわけがないと思っていたら目の前で係長が数字を揃えた。
「お前好きなやつ選んでいいぞ」
そう言われて選ぼうとした時、遠くからおれの名前を呼ぶ声が聞こえた。何故かその声は側にいるはずの係長の声だった。
クリスマスの夜、娘が塾のクリスマス会でプレゼントをもらって帰ってきた。
無数に存在する、別世界へと繋がる入口を知る僕。まだほんの一部を覗いたに過ぎない。
ある日、筋トレマニアの津田が家に何かがいると相談してきた。
津田「最近さ、風呂場の排水溝が詰まるんだ」
おれ「そりゃ掃除しなきゃ詰まるだろ」
津田「毎日毎日長い髪の毛がもっさりと詰まるんだよ」
おれ「そりゃ髪を洗ったら抜けるんだから、詰まるだろ」
津田「いや、おれスキンヘッドだぞ?」
どうやら津田の家にいるのは黒髪ロングの幽霊のようだ。だが話を聞いているうちにその幽霊はかなり屈強な体をしていることがわかり……
自分の言葉に「人の認知を変える力」――言霊があることを知った瑛子は、親友の小百合と一緒にその力を使ってクラスメイトの認知を変えて遊ぶ。そして、調子に乗った瑛子は「私の奴隷になれ」とクラスメイトに言霊を使う。
「駅着いた」
毎年8月25日19時になると田中からメッセージが届く。5年前に行方不明になった高校時代の友だちの田中から。きっと彼は今も駅にいるのだろう……
あるストーカーの相談を受けていた。
イリヤ村に住む二人の少年少女カイとルル。二人はまだ見ぬ世界を見るため穴の先を目指す。
しかし彼らがそこで見たものとは――。
「ぼくはね、ぼくの気に入った人を殺して、保存して、眺めていたい。」
狂気に見初められた少年と、たまたま出会ってしまった女性の末路は?
ふとした意識の切れ間に、雷鳴と共に現れる怨霊に理不尽に命を狙われる主人公の苦しみを描いたホラー短編。
片田舎の有能系事務員がある日遭遇した理不尽の話。
虫が登場します。苦手な方は閲覧非推奨です。
また、描写がグロテスクかもしれません。
眠っていたはずの電車が目的地に止まらない。この電車はどこへ止まるのだろうか?
早世したピアニストの叔母と、叔母の演奏に魅せられた姪。
奏者と鑑賞者。音楽に魅せられた者の執念は、どちらが勝るのか…
N0790GM「音楽室に光る眼」の前日譚です。
いつもと変わらない、一日の始まり。私は鼻歌なんかを歌いながら、洋輔のために朝食を作っていた。今日のメニューはご飯にお味噌汁。そして目玉焼きと焼きシシャモ。※この作品は、夏ホラーサイトのために書き下ろしたものを、企画の終了に伴いこちらに移したものです。
2010年4月18日。謎の隕石が東京に墜落。隕石から出たガスに人々は苦しみ、死に、腐り、そしてゾンビとして蘇る。ゾンビ大国化した日本に果たして兆しはあるのだろうか?
答えは意外にも、埼玉県春日部市にすむ少年が握っていた。
アパートの廃墟で発見した日記
仲間と共に読み進めていくと...
ドライブ中、山道でガス欠になった青年が見付けたのは、一邸の古びた屋敷だった。
助けを求めて門を敲いた青年を、屋敷の紳士は快く招き入れたのだった。
だが、オイシイ話には、当然、裏があるわけで……
ある朝、僕がいつも通りに出勤すると、オフィスには誰もいない代わりに、各々の椅子にテディベアが鎮座していた……?(『カクヨム』、『ノベルアッププラス』に公開しているものと同内容です)
コツン……コツン……コツン……コツン……。自分の部屋に向かって次第に近づいて来る足音。やがて足音は寝ている自分の枕元までやってきて……
2100年前後。急激な進化を遂げる。舞台は日本。2122年、地球の進化の真っ只中。このころになると、家庭でロボットを作れるほどになった。そんな日本に住む一人の少年―――タク。タクは一人の少女に恋心を抱いていた。だが人付き合いが下手で声をかけることも出来ない。そんなある日、ある出来事がきっかけで少女と仲良くなる。それからのタクは明るくなり、友達もどんどん増えていった。ある朝。交通事故で少女が死んでしまう。その出来事をきっかけにタクはまた昔のように塞ぎこんでしまった。その後、タク
がとった行動とは!?折りたたむ>>続きをよむ光江(みつえ)は娘の七恵(ななえ)の「ただいま」の声を聞く。だが・・・
柚月は合コン帰りのタクシーで聞いたこともない現象に見舞われる。回避不能なこの現象の結末は…。
※念の為残酷な描写ありにしています。
私の夢を再現した小説になります。こんな変な夢小説にしないと、と思って書きました。
これは細部まで考えた作品ではありませんので、何か変だと思われてもスルーしていただけると幸いです。
僕の友達、舞斗は毎日毎日同じ話をしてくる。
『なぁ、知ってるか? この街にはゾンビがいるんだってよ。100年以上前から存在してるらしいんだよ』
僕は勿論そんな話を信じるわけがもなく……。
ある日、舞斗がゾンビに関しての資料を見つけたと言われしょうがなくそれを見てみることにした。
その資料を見たことによって、僕と舞斗は――
この街の不思議な噂話。それはゾンビに関すること。100年前から存在しているゾンビ。
資料を読むことで分かる真実。
真実を知る
代価は命?
これは、僕達のたった1日の数時間の間に起こった、恐ろしい体験談。
――これは、ゾンビの封印から100年後の物語。折りたたむ>>続きをよむ今日もおかあさんは帰ってこない。
ある日突然僕の前からいなくなったおかあさん。独りになった僕には、手段を選べるほど強くはなかった。
甘い甘い金木犀の香りは、私の思考を狂わせる…
狂った死神がこの地上に降臨すること千年。彼の願いは叶うのか。そもそもその願い自体が何なのか彼自身もわからない。取り憑かれたように人類の魂を喰らう死神は今夜どこに向かうのか。
限りなく暗くて黒い話を書こうと決めてウンウン唸りながら仕上げました。よろしければぜひ。
ちょっとダーク過ぎるかもなのでR15としました。
クリスマスイブの夜、大学三年生の一樹はバイト帰りの電車に揺られていた。
そこに同じサークルの加菜子が現れて、一緒に夜を過ごそうと言う。
けれど彼女との会話はどこか食い違っているような……。
「クリスマスイブの夜暇?って聞いたら、『相手いないよ』って言ってたでしょ?」
言葉と音が交錯する、サイコホラー短編。
ある電話番号にかけてはいけない。それは"呪い"の電話だから。相手の名前とある符号を言えば、その名前の人は1週間後までに謎の死を遂げるという。私はそのことを本当は信じていなかった。
私は動物愛護団体に所属しており、1匹の犬の命を救うため、サイラスと名付けたドーベルマンを飼う。しかし、それから毎日悪夢を見るようになって...!?
私は私が嫌いだ。
この先平凡、平坦、安定な人生しか送れない。
つまんない私が嫌いだ。
そんな時、車窓から見えたのはあの愛おしくも非凡な影だった。
IDECCHI51様主催、「ヤミツキ×なろうコン」への参加作品です。
物心ついた頃から、私は母に監禁されていた。明かりもない暗闇の部屋に――
その監禁に、愛はあるのだろうか。
スプラッタ&サイコなホラー短編。
鳴田るな様主催、監禁愛企画寄稿作。
あいつがあの女と同居するようになってから、かなりの年月が経過した。彼はうまくやっているのだろうか?そして、あの女も。私は期待に胸を高鳴らせながら、インターホンに指をかけた。
夏の日に自宅アパートの畳部屋に寝そべっていた俺は、背筋が冷えて凍るような霊が出てくるのを楽しみにしていた。悪ふざけで霊を探し始めると、急に辺りが線香臭くなる。そして風呂場から何者かがむせび泣く声が聞こえてきた。風呂場に入ってふっと振り返ったとき、マナ子の幽霊と遭遇する。それから俺の人生の歯車が狂ってしまったのだが……。
ある日、僕とリョウくんは誘拐され、山奥の小屋に閉じ込められた。僕はなんとか小屋を脱出して助けを呼びに行った。猟師たちと小屋に戻ってきた僕だったが……遅かった。リョウくんは殺されていた。だけど、リョウくんの幽霊が僕の前に現れた――。
俺、御厨武(みくりや たけし)はビルが建ち並ぶ現代の都会とは別世界のような村に住んでいた。百人程度しか暮らしていない村のしきたり、ご法度なるものが存在し、遊びに夢中になってる際にうっかり破ってしまった。
「ヤマゴヤには近づくな」
口を揃えて村人が言い伝えるその理由とは。
そして、ヤマゴヤの中の正体とは。
主人公の一人称視点で語られる蛇にまつわる奇妙で猟奇的な体験。
蛇を殺した主人公は異常な現象に出くわすことになる。
付き合っている彼女も発狂し、事はのっぴきならない状況になる。
彼女の正気とは思えぬ行動に圧倒されながらも彼は思うのだった。
正気を失っているのは果たして彼女だけなのだろうか。
平凡な銀行員の男が
誕生日に友人に石を貰ったことがきっかけとなり、
混沌へと引き摺り込まれてゆく。
そして、男の正体が判明する。
ある暑い日の昼下がり。人の気のない街道を駆ける男が1人。男のちょんまげは大きく乱れ、その麻で出来た着物は、まるで水を浴びせられたように男の肌にピタリと張り付いていた。男の年は10代のあどけなさが抜けてない、まだまだ若輩者であった。男はある手紙を持って街道をひた走っていた。息は荒れ、額からは滝の様に汗が地面に落ち、手足が疲労により悲鳴を上げて、心の臓が破裂しそうになっていても、男は足を止めることはない。
「これで、豊臣の裏を掛けるだっ……」
男の名は吉兵衛(よしべえ)。
彼は北条家の間者であった。吉兵衛は機密情報を主君へと渡すために走り続けるが、とうとう追っ手に追いつかれてしまう。
咄嗟に身を隠すために、目についた社に飛び込むが、そこは”村の守り神”が祀られている社であった。折りたたむ>>続きをよむ乙女ゲームをクリアした翌日死んだ男は、女神によって【攻略対象】として乙女ゲームの世界に転生し、女神の用意したシナリオ通りに主人公に攻略されるのだった。
主人公のピアニストは休暇に訪れた別荘で、
美しい青年に出会うが…。
短編ホラー風。
意味怖シリーズ2です。
ある晩、一組の男女が居酒屋に集まった。
お酒で進む会話。薄れる理性。苦い青春...。
若い二人に今夜、何が起きるのか...。
夢を見れんくなったどうしてくれる。
三語即興文。『脳みそ』『信頼』『跳梁跋扈』30分執筆タイムトライアル。
身寄りのない「私」を大切に育ててくれた、血の繋がりのないおばあちゃん。
以前おばあちゃんと交わした約束を果たすために、「私」は懐かしいおばあちゃんの家を訪ねる。
おばあちゃんと一緒に、この家で過ごした日々を懐かしむ「私」。でも、かつてとは違う荒れた家の様子に、「私」は心を痛める。
そして近づく別れの時。
ほっこりホラーですw
最後まで読んでから、もう一度読み直してみると新しい発見がある……かも?しれません。
※エブリスタに掲載したものを加筆修正、改稿したものです。
【思い出は常に重なる。どれだけ抵抗しようとしても。】
産まれて死に続ける人の話です。
(この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)
何かを逆手に取る事、それが人間に与えられた最高の悪知恵
七瀬瑠美が、先日亡くなった。
自殺だという。
だが、そんなはずはない。
彼女には、自殺の動機なんか何もないんだ。
……彼女は殺されたんだ。
きっと、そうに違いない。
僕は、霊感があることで有名な、佐藤君の力を借りることにした。
※IDECCHI51様主催「学校になろうコン」への参加作品です。
異世界転生に見せかけたホラーです。
【私】は、車に轢かれて死んでしまった。
けれど、ミツカイという少女が、この世界のカミ様にならないか?と訊いて来た。
【私】は、その申し出を受け入れた。
そして、【私】と目が合ってしまった人物は、不眠と幻聴に襲われ続けていた。
ある日Dさんが目を覚ますと、部屋の中に見知らぬ男が立っていた。その男は何をするでもなく、ただDさんを見つめ、煙のように姿を消してしまう。Dさんは寝ぼけているだけだと思い込むことにした。が、ひょんなことから男の正体が明らかになる。
とある王国で、王子の婚約者選びのパーティー中、たった7歳の令嬢が死んだ。
彼女は何故死んだのか。誰も知らない。
ぺちゃ…ぺちゃ…ぺちゃ足音の正体は…
歯車人間(作:復活のタツマゲドン(垢変更しました))
平凡な人々とは違って生まれ持った才能を持ち、才能を更に磨く。
楽しい未来が待っている。
少なくともそう思っていた。
ヴェネツィア教会の懺悔室にて神父は男の奇妙な体験談を聞くことになる。闇金業者に返済を迫られた男はある賭けを提案する。負ければ全てを失い、勝っても得るものはない。一方、何者かによる意識の支配、刑務所の大量怪死事件が勃発。そして男の告白は衝撃的な結末を迎える。ヴェネツィアを舞台に悪魔が暗躍する短編サイコホラー。
死刑囚、稲森寛二は、とある日、別の死刑囚と一緒に別の刑務所へと移転した。そして、稲森は新聞で衝撃的な単語を見つける…。奇妙な短編…
物理は理系科目ですが、実はそうでもないかもしれないです。
自己中心的主義と、ネガティブシンキングは相性バッチリなのかもしれないです。
主人公ピエールは毎晩『パタン、パタン』と扉を開け閉めする謎の音に悩まされていた。
だが恋人には全く聞こえず彼は途方にくれていた。
しかし、それはまだほんの始まりにすぎなかった。
夏ホラー2008〜百物語編〜参加作品。平凡な会社員である折笠咲美。彼女は毎日とある数字を気にしている。今日は『二』で、次の日は『五』だったり『三』だったり……気にしなければナニをされるかわからない。この数字に――いや、この数字を作る原因となったソレに侵されていく彼女の結末は?
タイトル通り、おかしな貴婦人とシャルキュティエが登場する噺です。
※IDECCHI51様主催「冬のホラー2020」企画参加作品です。
『30分間で1着でゴールした選手が優勝です。ただし、2着以降の選手は、爆死します・・・』ラストに注目です。「政吉とマサヨシ」もよろしくお願いします。
霊能力者、といっても除霊やお祓いができるわけでもない、ただ幽霊を見て話をするだけの「僕」は、深夜の学校にいた。
僕の前に立っているのは、いじめを苦に自殺してしまった少年。
彼は死後、自分を虐めていた3人に復讐をしていた―――
その家は一見何ののないものだった。ただ、住む住人が頻繁に入れ換わる以外は。若い夫婦が入り、いつのまにか老夫婦が入ったかと思うと、すぐにまた若者が引っ越してくる。その家にはいったい何が起こってるのか…
荒れ果てた村から「外に出たい」と願う少女に流れるのは、古代魔女へレンの血であった。その血をめぐって、血なまぐさい争いが起こるのである。
聞いたことのない駅名『ゴキン』。
果たしてそれは何を意味しているのか?
電車を乗り過ごしてしまった主人公。
彼女は家に帰るために電車を降りようとするものの、電車から降りられない。
それは何故なのか。
理由が分かったとき全てが終わる。
交通事故が起きて僕達は変わった。
僕は海辺で人を殺す。
それを廃病院に引きずっていく。
※ブログ掲載作です。
人生勝ち組でありいじめっ子の学生、三島翼。ある日、『クローバー』と名乗る者から『命令』される…。奇妙な物語…
長期間続いた大寒波がようやく終わって、ぼくは久しぶりに学校に行くことができた。
久しぶりの学校は、休校になる前と変わっていないように思えた。
でも、学校で再会した幼馴染の叶美ちゃんは、どこか様子がおかしかった。
「もうすぐ卒業だね、好人くん」
小学校最後の三学期、これを過ぎればぼくたちは卒業だ。
そう、卒業したら、ぼくたちは――
恋人に振られ、自分に気がある男を軽い気持ちで誘い、付き合うことになった。ある日、彼から元カレの誕プレを買いに行こうと言われたことで、この人は少しおかしいと気づき、別れることを決意。そんなとき、同僚から穏便に縁を切る神社の話を聞いて……
夏のホラー2024参加作品です。
主人公からみるとバッドエンドです。
高校2年生の舞、玲子、美咲、健太、翔太の5人は、ゴールデンウィークの初日に低山のキャンプ場に向かいました。彼らに新しい冒険と楽しいキャンプを期待していましたが、道中で見つけた近道に進むと、古びた祠に行き着きました。日が暮れてきたため、祠の近くでテントを張り、夜を過ごすことができます。
夜中、舞は祠から不気味な気配を感じ、眠れずにいました。突然、激しい嵐が起こりやすく、テントが壊れそうになったため、一行は祠に避難することを決めました。祠の入口を塞ぐ木を壊して中に入ると、祠の
奥から白い影が現れ、少し囁きました。「私を封じ込めた者たちを、許さない…」
恐怖に駆られた一行は、祠から逃げ出し、必死で山を駆け下りました。朝になって元の登山道に戻ると、誰にもこの出来事を話さないことを誓いました。この冒険が残っていて、消える未知の恐怖の記憶でした。折りたたむ>>続きをよむ 母ヤギからお留守番を頼まれた七匹の子ヤギたち。
果たして彼らは、無事にお留守番を出来たのでしょうか?
夏だ! 海だ! ホラーだ!!
と云う事で、ホラーです。
海は出て来ません。
汚物注意です。
似たモノ夫婦だなんて言いますが、
あまり似すぎると……
えらいことになりますよ。
ある日、俺は、人を殺して死刑になった。死刑になる前日、俺は独房に入り込んできた一匹の蜘蛛を助けたのだが・・
「加賀美さん」とは……
夜中の12時ちょうどに鏡の前に立ち、
「鏡よ鏡よ、加賀美さん。毎日退屈なので、私とあなたの世界をとりかえっこしましょ」
と唱えると、鏡に加賀美さんが映り、加賀美さんのいる鏡の世界に行けるって言う、都市伝説的な噂で。
最近、その加賀美さんが私のクラスで流行っていて。
私も半信半疑でやってみた、けど────
「僕」の高校の近くに、黒いお地蔵様がいる。願いを聞き入れてくれるとか言う噂もあるけど…それは、どうだろう?
その男は「不味いもの喰って長生きよりも旨いもの喰って早死にする」といい、好き放題をしていた。
男の末路は世にも奇妙で、そして悲惨なものだった。
※しいなここみ様の「とんかつ企画」に参加しています。
※ホラージャンルですが、シュールなのでそんなには怖くないです。でも人は死にます。
カツラトモヒデには居場所がなかった。
誰かを不幸にすることが生き甲斐のミーアは、天真爛漫な公爵令嬢・レーラを標的にする。親友のふりをし、婚約者を奪い取ってレーラを苦しめることに成功したが、その先に待っていたのは……
人を呪わば穴二つ。
他人に迷惑をかけたり傷付けたりするようなことをすると罰を食らうよ!という話。
結構エグい。
とある異世界転移でのお話
真夏の暑い季節に……
田舎からハガキが来た。俺は『鬼神祭』準備の為、肉を手に入れる。
さあ鬼神祭の始まりだ。
深夜0時にゴミ捨てに行ってはいけません。
白いフワフワを見てはいけません。
作者からのお願いです。
※グロテスク注意。
とある少女はその日、入院した。
死亡患者が最も多いと言われる303号室に。
彼女が入院することでベッドが埋まったその病室で、死の連鎖が始まる。
※ホラー企画便乗作品
あまり長くないホラーです。
テーマは「堕落と後悔」
ちょっと残酷な表現がありますので、愛猫家の方はご注意を。
ネットの都市伝説を耳にしてしまった学生の話。
有名な都市伝説を題材にしたシリーズ
ある若者が受験で補欠合格通知を受け取った。
通常、補欠合格というものは、合格者が入学を辞退した場合に繰り上がり合格になる。
しかしその学校では、補欠合格者だけで行われる補欠合格入学式というものがあり、
それに出席すれば入学を確約するという。
進学先に困ったその若者は、補欠合格入学式に出席することを決める。
多分、2人とも、あのままいつもと同じ日々が続いていたとしたら、いつも通りでいられただろう。
〜ある夏の夜に僕は雪女に出会った〜
ショートショートの簡単に読める作品です!
極東の小国の片隅に存在する大森林に、その体質を改善する謎の食材が存在する事を知った、鍛えても鍛えても筋肉が付かない体質の男がお供の料理人と見つけた、その食材の正体とは――ッッッッ!?!?
最悪な日……それは誰にも訪れる…
ヤンデレ小説が書いてみたくなって書きました。良ければ読んでみて下さい。
苦手な方は注意です。
動物殺しの娘とその婚約者の話。
私は交通事故で病院にいます。あの人を待っています。いつか、いつまでもいる為に待っています。あの人はあの人かな。あの人だったら嬉しいなあ。
目が覚めると、そこは真っ黒だった。
いくら読んでも、どこにもママがいない――。
読み切りのちょっぴりホラーちっくなお話です。
サイトより転載。
人気ゲーム配信者ゆあさは、SNSに自身のうわさ話が投稿されていることを知る。
#ゆあさのうわさ
このハッシュタグがついた投稿は、単なるうわさ話だけではないようで…。
彼女を亡くした青年と、彼の部屋に現れる背を向けた幽霊
「入ろうとしたな!!!!お前、俺のなかにはいろうとしたな!!!!」
四ッ谷くんが突然叫びました。木箱を持ったまま、それをじっと睨みながら、叫びました。
二人称小説。困り者の友人に呼び出された『あなた』は「君は幽霊って奴を信じるか?」と尋ねられる。友人の見たという幽霊奇譚を聞かされる羽目になる『あなた』だったが、予想もつかない展開に……。以下の条件下で書いた小説のリライト版。(1)恋人にフラれた主人公は旅に出る。旅先で一人の老婆に話を聞き、自殺を決意する。(2)上記の話の流れを「二人称」で執筆。(3)四百字詰原稿用紙十枚以内。
人の目とは最大の防犯である。
見られた、見られるかもしれない。これは、よほど覚悟のある人間ても無いと、無視できない案件。
今回は、一人の男性の視線が動かす物語。
私はネットのオークションで【世にも奇妙な人体模型】という商品を発見する。
解剖学を勉強していたこともあり、私はそれを注文するが、この商品はとんでもない代物だった。
※ぜひ2度読んで頂きたい小説です!
青い家って知っている? どこまでも青くて、青くて、部屋、家具、ひいては食べ物や住民までもが青一色。そんな家が、あの入るなと言われた森の中にぽつんと立っているんだって。
閉じ込められる? いやいやそんなことはないよ。住民に追いかけられる? いやいや、みんな優しいみたいだよ。帰ろうと思えばいつでも帰られる。
でも、早く帰らないと危ないよ。早く抜け出さないと大変だよ。
――青い世界に魅了されるから。
これはそんな、青い家に向かった男のお話。
かなり昔に書いた短編小
説です。AI作成ではないです。折りたたむ>>続きをよむ中華料理が大好きな青年、橘隆彦。とある日、彼はいつも通っているお店、『大芝軒』にて、『Aチャーハン』なるメニューを見つける…。奇妙な短編…
男女4人の若者たちが、山奥にある廃墟の洋館にやってきた。
そこは、人食い館として、近頃話題になっているスポットだった。
ビデオカメラを片手に、廃墟の洋館を探索する4人。
ただの肝試しだったはずが、ひとりまたひとりと姿を消していく。
健一は友人に電話をかける。だが・・・
もし暇な奴がいるなら助けて欲しいことがある。話を聞くだけでも構わない。近所のコインランドリーに変な奴がいる。そいつをどうにかしてほしい。
どんな願いも叶える石をもらった少女が願ったこととは…
外国で飛行機事故にあった両親から掛かってきた電話。でもそれは本来掛かって来るはずのないものだった。移住を薦める父達に不承不承ではあるが承諾した彼に起こったこととは…
プロポーズ…それは女性の憧れ。
夜景の見えるレストラン。
少し高級なシャンパンを二人で微笑みながら飲む。
そして綺麗に飾られたデザートと彼から渡される指輪。
これが悲劇の始まりだとしたら…?
彼女がどうか救われますように。
思っていたより残酷な後味の悪い作品になりました。
苦手な方はお気をつけくださいませ。
僕は夢を見た。
夢には、黒い<それ>がいた。
僕の人生は黒い<それ>によって、どんどん狂っていった。
朽ちかけた中古品店で見つけた壊れたラジオ、それを買った俺の平凡な高校生ライフはラジオのように壊れていく・・・。
休みの日に家族で山に遊びに行ったある日のこと、家族は妙な出来事に遭ってしまう。
「死ね」という表現は、日常会話でいつも使われる言葉です。でも皆は、その言葉の重さを理解しているのでしょうか?
美術館へ何の気なしに向かいます
夏のホラー2021のヤツです
ある少女は酷い振られ方をしてしまった。その時から、人生の歯車が壊れてしまった
ら少女は狂い、罪を裁き始める
「あなたの、罪は、美味しいですか?」
楽しく、狂った一幕が上がる
日常の崩壊はある日突然始まります。
その壊れ方は様々です。今回は一人の少女の物語。
ごく普通の女子大生が、些細なキッカケから人生を崩壊させるに至るまで。
殺人鬼が突如現れた魔女と一緒暮らす話です。
僕には一つ下の、美樹という妹がいる。そこそこ可愛くて頭も良いのだが、その表の顔とは別に、裏の顔を持っている奴だ。
小さいころから、彼女は研究熱心だった。中学生になると、透視能力を開発すると言って、裏返したトランプのマークや数字などを当てる実験をしていた。彼女はけっこうデータをつけるのが好きなのか、必ず結果をノートに書いていた。
すると今度はタロットカードを買ってきて、占いをするようになった。好きな男子のこととか、テストの問題まで予想して、かなり僕もお世話になった。美樹はニ
コニコしているので、友だちも多いようだが、ニコニコしている裏の顔は、僕以外はみんな知らない。
そんな美樹の「予言ノート」生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ僕は十五年間引きこもりだった。
十五年間引きこもっていたけれど、意を決して母さんと顔を合わせた。
そうしたら母さんは笑ったんだ。
笑って笑って、ヒュゥ、と息を吐いたっきり動かなくなった。
幼いころから転校を繰り返してきた「僕」、初めての高校生活で、女子に罵られ絶望してしまう。そこに「少女」が現れるが...?
貴方はシアワセに成りたいですか?この店に来さえすれば、『シアワセなシアワセ』を得ることが出来ます。さてさて、今回の御客様は冴えないサラリーマン。この方に『シアワセなシアワセ』を…
生とは何なのか。死とは何なのか。生と死は排反なのか。そんなことを色々と考えてみるシュレディンガー的な物語です。
目を覚ますたびに繰り返される悪夢。みんなが追いかけてくる、私はもうその輪から抜け出せなくなっていた……
駅のホームの座席に置かれた謎の歯。
持ち主不明の落とし物は、翌日何故かスーツのポケットの中に──!!
昔は賑やかだった商店街。近くに大型スーパーが建っても耐え凌いできた。しかし、数ヶ月前から急激にシャッターを下ろす店が増えてきた。原因は商店街の中にある肉屋のオヤジらしいのだが…。
このお話は、2013年(平成25年)の11月下旬の事になります.
この当時、よく途中下車をしていた、JR本八幡駅北口の近くで刺殺時間が起きました。
本八幡駅北口のロータリー付近にある、みずほ銀行前の路上で、22才の女性が被害に遭いました。
この事件の概要は前書きの方に要約してありますが、凶悪極まりない犯行だったので、その日の夜のニュースに取り上げられていました。
女性が刺殺された事と、事件後に容疑者が逃走した事で、事件現場近くは大騒ぎでした。
刺殺事件のあった日に、
自分は宿直勤務だったのですが、翌朝に刺殺事件のあった本八幡駅で途中下車をするかどうか迷いました。
何故なら、宿直明けで本八幡駅北口にある、みずほ銀行に行こうと思っていたからです。
しかし、こんな凶悪事件の後に現場の近くに行くと、何か良からぬ事が起きるのではないかと懸念しました。
結局は、翌朝にその銀行に向かったのですが、その時自分の身にどんな事が起きたのか?
というのが、今回のお話になります。
それでは、本文にお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ夜中に散歩してると、幽霊に会った。
いやいや、幽霊とかいるわけないだろ。
どうせ見間違いとかドッキリとか夢落ちとかさ。
………………マジもんの幽霊なの!?
※メンタル弱ってる方は閲覧をお控えください。
※この小説は投稿サイト「カクヨム」「Pixiv」「アルファポリス」「エブリスタ」にも投稿しています。
商売で財を成した男が、不老不死を求めて、蘇りのビデオを手に入れた。
それは古いビデオテープ式のビデオカメラで、
死ぬ瞬間までを撮影しておけば、
死後に人生をビデオテープの様に巻き戻せるという。
間もなく臨終を迎えるその男は、残り少ないテープで自分を撮影する。
私はある夜、友人と通話を繋いでゲームをしていた。
そして、モニターを見る私の視界の端に映った、小さな影のお話。
黒く映り込む影の正体とは──!?
あなたはどこで気付く?
ノース国は大魔王ギュマに率いられた魔物達の侵入に悩まされていた。王は勇敢な若者たちを募り、大魔王ギュマの打倒を依頼した。だが冒険者達は誰一人として帰ってこない。最後に派遣されたのは、戦士オーサと魔法使いのレーニャである。2人はついに魔王の城に乗り込み、決戦の間へと足を踏み入れる。
「好奇心」それはあなたをゲレードアップさせる大事な要素でしょう。
その一方でこんな言葉もあります。
「好奇心 猫を殺す」
あなたが好きな天気はなんですか?私は雨の日が一番好きです。雨特有の匂いとグレーがかって見える景色、雨の日はつい歩いて出かけたくなります。
これは私が雨の日が嫌いになる話。
非行少女の主人公は、鬱陶しい家族の下に帰らず、公園で夜を明かそうとしていた。
そんな時、怪し気な一枚の紙を拾う。そこには仲睦まじい家族の絵が描いてあった。
主人公は、そんな絵までも鬱陶しくなって落書きをしてしまう。
やがて、主人公は家に帰るのだが、そこには、自分の事を追い詰めた母親が居なくなっていた。
美しい少年、柏谷満はストーカーであった。
しかし柏谷満は死んだはず。
居るはずのないその姿は今日も登下校の道に現れ、届くはずのないメールは来続ける。
【この作品は個人サイトのブログで2014.03.23に掲載したものを投稿しました】
死ぬとみんな砂糖のかたまりになるんです。
ニンゲンには分からない不可抗力。
いくら仕事帰りで疲れていたとしても、ボーッとしていてはいけません。間違ってあちらに迷いこんでしまったら帰れなくなってしまいますよ。
夏のホラー2020参加作品です。
それは、ある日突然届いた一通の手紙から始まる惨劇。*『夏のホラー2009〜怖い話は好きですか?』参加作品。
知らぬ間にこんな身体にされてしまった少女・・・そしてそんな少女に手を差し伸べる一人の男。継ぎ接ぎな体の少女の短い一生。
増えすぎた人類は地球を圧迫し、環境を破壊した。
地球の意思はどうにかして自分の体を荒らす病原体を減らそうと考える。
そこで一人の人間に白羽の矢が立った。
これは彼が地球を救う壮大な物語である。
苦い経験は、きっと誰しも受け入れられない。鬱積した気分が爆発してしまう前に、打ち明けることができたなら、「これで良かった」と思える日が来るでしょう。そうでなければ、歪んだ覚悟を抱いて、鋭く尖った信念を以て、アレを貫くことになるのでしょうか。
気付いたときには既に時遅し。後悔できないほどの結末。
どざえもん。
それは猫型ロボットではなく、水死体のこと。
水死体を見つけたIは俺に「放課後、どざえもん見に行こうぜ」と言った。
無職の兄貴に手を出してしまった瞬間世界が変わる。
家族全員が得体の知れない存在に消されるバイオレンスホラー
友達と比べて自分の動画があまり再生されていない事が悩みだった真柴あずさはある日、偶然にも衝撃的な動画を撮影してしまう。
その動画は神動画なのか、それとも……。
私は秘密を飼っている。机の引き出しの中で、それは静かに眠っている。この秘密は絶対に誰にも知られてはいけないのだけど、ひょんな事から二匹に増えてしまって……
生きた秘密と少女を巡る不条理系ホラー!
「実は昔、殺されかけたことがあってな──。」
父親のまさかの告白から、恐怖の時間が始まった。どんどん明らかになる過去、それと共に迫り来る恐怖。
初めてホラーに挑戦しました。
裏野ハイツの1室で、とある少女は見知らぬ男に監禁されている。辛い生活を強いられる少女だが、年に2日だけ、休息日が与えられる。果たしてそれは、本当に彼女にとっての”心休まる日”なのだろうか。
一本足の女の話を友人から聞いた俺は大学の裏山にある社を探した。だが……俺たちが見つけたのは……
大企業『MIFUNE』に勤めるエリート会社員、田渕勉。ある日、社長の三船大作に『子安産業』の産業スパイになる事を命じられる…。奇妙な短編…
夏祭り、私はお地蔵さんを破壊した。その後、奇妙なことが起こり…!?
タイトル通りすぎてなぁ(笑)。
僕は「僕」はずだったが、僕の意識は肉体と乖離された。ただ僕は「僕」を見詰めていたのだ。
≪5分で読めます。≫
いじめっ子、元恋人、そしてセクハラ社長が失踪した。
「黒いサンタクロース」と名付けられた呪われたノートの真実とは?
死神の世界にある都市伝説、“やさしい死神”
第三の存在と言われるそれは、どうして“やさしい死神”と言われるのか……。
※この作品はフィクションです。犯罪を助長するものではありません。過激な表現があるので注意してください。
【ご注意】
グロい部分あります。
猟奇部分若干あります。
閲覧にはご注意下さい。
僕が生まれ故郷に帰省したとき
電車の中でランドセルおじさんに出会った。
年齢は40くらい。黒いランドセルを背負った半袖半ズボンで眼球がないおじさん。
そのおじさんは僕の斜め向かいの席に座ると話しかけてきた……
私の家には生まれた時からおんじがいた。
おんじは大抵の場合、リビングの端に無表情で立っているのであった。
『カクヨムにも投稿しています』
異世界転移をして勇者になりたい。
そう願う学生がこの世界には沢山居るだろう・・・
だがそれがどういう結果を齎すのか・・・
一人連載会議四作目、ホラー!
日常の生活で、よく目にするもの。それを、怖いと感じた事はありますか? この小説は、普段絶対に怖いとは感じないであろう物を題材にしたホラーです。
今回の題材は『イヤホン』です。
※『一人連載会議』についての詳細は、ページ最上部からシリーズをご覧ください。
※この作品は以前、同タイトル別名義で「モバスペbook」様で連載しておりました。現在公開停止中です。『これくらいシンプルな方が読みやすくていいかも』と思ったので、ほぼ原文のまま体裁だけ整え
て転記した形になります。け、決して手抜きではありませんよ?折りたたむ>>続きをよむホームで電車を待っていた「私」は、車内から転がり落ちるように逃げ出してきた相手から、奇妙な話を耳にする。なんでも、数駅前から向かいのホームに同じ人物が立ち続けているらしい。そんなはずがないと否定する「私」だが、顔色の悪さから相手を慰めるつもりでおしゃべりを続けていると、相手の様子がどんどんおかしくなり始め……。
タグに地雷がある場合には、ブラバ・そっ閉じでお願いいたします。
この作品は、「NiOさんチャレンジ」参加作品です。
NiO様(https://mypage.syo
setu.com/523626/)が考案された元ネタを、参加者が各自アレンジして投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ誰もいない公園。
砂場に落ちているロボットとミニカー。
少年はそこで幼女と出会う。
どこかで見たはずの、忘れられないはずのその幼女を、思い出すことがどうしてもできなかった。
ケイは動画を撮るために廃病院にきていた。そこは手術じゃなく人体実験を行なっていたという曰く付きの病院で、数年前に閉鎖となった。
そこであんなことが起こるとは...
大した付き合いではない、しかし時としてそれが牙を向く事も・・
なぜあんなことをしてしまったのか
あそこでこうすればよかったのか
夏休みと言えば、朝のラジオ体操。
毎日早起きしてはカードにシールやハンコが貰えるのが嬉しくて頑張って通ったものですが、通っていたはずのその体操を覚えてないとしたら?
しかもラジオ体操の曲が何かおかしい気がする…なんて想像を膨らませてみました。
書いていたら思っていたラストと違う方向に…。笑
フィクションですので楽しんでいただけたら幸いです。
……これホラーでいいのかな?
左右対称でなければ気が済まない男の末路。
朱杏(しゅあん)という名に込められてしまった、とある意味。
それは彼女を生涯に渡って苦しめるものでした。
これはそんな少女の、とても残酷で悲しいお話。
電話注文を受け、社用車で商品を納品する俺、穴田タカシは、自分だと特定される人物の心当たりがない問題行動しか放送しないラジオ番組を聞いてしまい、そのラジオ通りに手渡しで「ごめんね」ステッカーをもらう。
それから社用車に乗り、ラジオをつける度にそのラジオ番組が流れ、やってもいない犯罪などがラジオ番組パーソナリティーによって語られる。
ステッカーをくれた社員との仲が深まるものの、周りの人々は何も変わらないまま、一年が経過し、俺が使っている社用車を使った上司が言った一言がトリガ
ーとなって、俺は自宅から指紋も家具も私物も社用車内の音源であったSDカードも残さずに消えてしまったのだった。
※暴力やイタイ描写や犯罪行為があります。折りたたむ>>続きをよむ無いハズのものがあったら、人は怖いと感じる。では、在るハズのものがなかったとしたら、どう思うだろうか。
あゝ無情、人生は理不尽なり
旅に出た男が峠で道に迷う。
そこに住む人形師の小屋に泊めてもらうことになったが……
母親の恵まれない育児、度重なる暴力から精神的に追い詰められ、ある日を境に一線を越えてしまった一人の少女の物語。
次にリセットボタンを押したらこの中の誰が死ぬと思いますか?もしかしたらあなたかも・・・
大学の卒業旅行に男4人で温泉旅館に泊まりに来た。かなり奮発して露天風呂付きのいい部屋を予約し食事もかなり豪華にした。
旅館の宴会場で夕食を食べている時、部屋の隅に一人で食事を食べる「おひとり様」の男性宿泊客がいることに気がついた。その男性客は何故か険しい顔をしていて明らかに異質な存在だと思った。
そんな時だ、一緒に夕食を食べていた松本が突然立ち上がり「おれ、帰るわ」と言い出したのは……
気がついたら、自分の意識だけ時間が逆転していた・・・・何もかもが逆向きに働く世界で起きる不条理ホラー。
かつて戦争があった。これまでに類を見ない大きく無慈悲な戦争。そこで、多くの嗜虐者と、被虐者が生まれることとなった。
そして、異質な監獄、精神監獄と呼ばれるそれは作られ、嗜虐者たちが今日も移送されてきた。
なぜゾンビは怖いのか。
それは元々普通の人間だから。
知人かもしれないし、家族かもしれない。
あるいはもっと大切な…。
嫌悪感と喪失感からは逃れられない。
『もう~いいか~~い』『もう~いいか~~い』子供の声が俺に尋ねる。
カンカンカンカン鉄道の信号機が五月蠅く鳴る。あいつは……あいつは……死んだはずなのに。
所謂、三題噺。お題は「唐揚げ」「シール」「墓地」
主人公「私」は、料理評論家である。同業者の辛口評論家「彼」が絶賛した料理店を訪れた「私」はそこで大好物である「唐揚げ」を提供されて――。
※若干、ホラー要素がありますのでご注意下さい。
それは悲しい物語。夜道で少女は少年に語る。少女は軽い気持ちで話し始めた。あの惨劇を・・。
丑三つ時、学校の廊下。
階段の十三段目の踊り場にある鏡を覗くと、
鏡の中の世界に行くことができる。
そんな言い伝えがある学校で、孤独なある男子生徒が、
鏡の中の世界に逃げようと深夜の学校に忍び込む。
そこでその男子生徒は、鏡の中の自分と出会う。
似た者同士の二人は友達になり、協力して困難に立ち向かっていく。
そんな二人を狙う存在がいることにも気付かずに。
屋敷に拾われ、働かされている少年リリトの物語。
都会の大学で学業に勤しむ伊野は、ふとある時思いつきで少年の頃行きたかったオオソレ盆地へ向かう。都会の喧騒を忘れ,田舎の「のどかさ」に心を癒す。
そんな伊野を襲ったオオソレのナニか、、、、
楽しんでいって下さい‼️
いつも兄姉たちに負かされてばかりの末っ子アイリス。ある日、好奇心をおさえられず見知らぬ森の奥へ入ってしまいます。そんな彼女の短い短い冒険譚。(一部に残酷な描写があります。)
誠一郎は、都内のとある商店街を訪れる。だが・・・
どこにでもある都市伝説。
それは本当にフィクションなのか?
※この作品はpixiv、カクヨムにも投稿してます
僕、三枝水希の部屋に気になる女の子がやってきた。とってもいいシチュエーション。でも、その部屋にはどうしようもなく偽物の妹たちがいるのだ。
とある新作脱出ゲームを1週間以内にクリアした人に秘密裏に贈られた企画イベントがあった。
俺はそれに参加する・・・それが罠だとも知らずに・・・
俺たちの学校には、2年1組の教室にだけ、「冷暗所」がある。冷暗所はほら、台所の床によくある収納庫。なんでか知らんが、年によっては蓋にガムテープが貼られてることもあるし、どこかに繋がってるっていう話もある。俺と3人の友達は、放課後にこっそりその蓋を開けて中を見てみることにした。そこにはー
沼底には色々なモノが沈んでいる。そんな話。
もし自分の好きな映像が、望む形で見られるチャンネルがあったら……?
ダガバジと夢のテレビの話。
従兄弟から譲られたテレビは、全く不要なものだった。ネットさえあれば、好きな人や物だけを見ていることができるのに……と、思っていたのだが、見れる筈のないずっと見たかった映像が流れるチャンネルに行きついてしまった。
ダガバジの推し活の行方は──
主人公の俺はSNS上の身元不明な友達から変わった自動車を五十万円万円で買ったので、高速道路へとぬいぐるみと共にドライブへと出かけ、交通事故にあってしまった。ドライブに出かけるとSNSに通知した時に読んだ迷惑メールとラジオから聞こえる話を結びつければ、この交通事故と俺が身元不明の犯罪者になってしまった事は、仕組まれた事だと気づけたかもしれないが、無気力になってしまった俺は冤罪を背負い死刑になるのだった。もしあと1ヶ月命を長らえる事ができれば、トイレに行きたがった子供の幽霊の白
骨遺体が発見され、それを切っ掛けに戸籍を取り戻せたかも知れないのに。折りたたむ>>続きをよむ このあらすじは本編と一切関係ございません。
おいお前、やる前から負けを認めるやつがどこにいるっ!
ダッシャア!
ある夏の日の夜「キャッ!」と女性の声が聞こえた。どうやら遠くの山から聞こえているようだった。
僕たちはそれを調べようと山に向かった。
するとその山は知る人ぞ知る心霊スポットでそこでふざけてかくれんぼをすると幽霊が憑いてくるらしい。
そこで僕たちは……
オカルトマニアの「僕」は深夜ラジオで怪談が放送されると聞き、喜々としてそれを耳にする。しかし、ラジオから流れる「怪談」はなんだかおかしなものばかりで……
元医院に住む女と夫と義母。女はこの家に染み付いた医院特有の匂いを嫌い毎日病的に掃除をしていた。いくら掃除をしても、なにかぬめりのようなものが壁などから染み出して、臭いを放っていると女は思い込んでいた。女は夫との間に子をなせないことを義母に罵られるが、それは夫が女との行為に嫌悪感を持っていたからであった。女は考えた末、間男との間に子をなそうとするが、夫に見つかり激高される。はずみで女は夫を殺してしまうが、女の心に去来したのは罪悪感ではなく、死体が見つかると義母に起こられるという
恐怖であった。女は人間を殺すという行為に対して、正しい感情や社会的な意味を理解できない狂いであった。現場にやってきた義母は驚愕して逃げようとするが、女は義母が恐ろしい人物に、粗相を告げ口されると勘違いし、義母にすがりつくうち、絞め殺してしまう。二人の死体を見た女の心に去来したのは、恐怖でも後悔でもなく安堵であった。女は人を殺すことが犯罪であることを知らなかったため、人が死んだときには何をすればいいのかという拙い記憶をもとに、火葬をし、後片付けをする。平穏な日々がやってきたが、二人を殺した部屋にはなにか臭いが残っているような気がしてならなかった。それはやはり、壁などからにじみ出るぬめりのようなものから出ているように思えた。女は毎日掃除をしていたが、ある日、通報があったのか警察が家に押し入ってきた。女は殺人という罪を知らないため、それを部屋から臭いがすることを咎めるためにやってきた恐ろしい男たちだと思い込み、お許しくださいと頭を下げるばかりであった。折りたたむ>>続きをよむメンヘラな彼女と過ごす主人公の元に届く、一冊のエンディングノート。どうやら、『彼女』は死んだらしい。
*カクヨムの企画に出したやつの、字数制限に合わせて丸めてないバージョンです
今話題のラーメン『おうとーラーメン』は一般的なラーメンと違って、液状の――噛む必要のないラーメンだ。このラーメンの魅力に取りつかれた俺は、ラーメン屋の社員に転職するのだったが……。
ラーメンの『作り方』とは……。(注・とても下品な話です)
暗闇の中に浮かぶ顔のない彼女たちの姿。
店舗備品を扱う会社の倉庫であった話。
ゴミ箱を壊してしまった主人公。露店で売られていたゴミ箱を購入したのだが…
主人公には叶えたい夢があったのだが、しかしそれは周りからはおかしいと言われるような夢だった。
小さな子供は、冷蔵庫の扉を開けて中を覗き込むのが好きだった。
それを叱る母親と、許す父親。
父親は、子供が学習する可能性の邪魔をしたくないという。
その結果としておとずれるものは。
雨田と彼女は付き合って三年目。ひょんなことから、彼女が何を考えていたのか気になった雨田は……。
この村には、一度だけ死者に会えるという噂の『黄泉之駅』がある。
その噂を信じた少女は——
女は見知らぬ部屋で目覚めた。
部屋には出入り口や窓はない。四方の壁に金属製の引き扉が付いているだけだ。
さて、女はここで虫達の生き餌として死ぬ訳だが、目の前には自死用のノコギリがある。女は虫に食われて死ぬこととノコギリで自死すること、どちらを選ぶか。
また、あなたならどちらを選ぶか。
メリーさんの電話を現代っぽく。(pixivと重複投稿)
今日、街で初めて君を見た。
透き通るような白い肌に、長い手足、栗色の髪。
その通りを横切る誰もが、君に視線を移していた。
君はこの辺では有名らしいから、友人が君のことをすぐ教えてくれたよ。
ユズ。
それが君の名前なんだね。
僕は例え記憶がすべてなくなってもそのことだけは忘れないと思う。
これは、ある男の恋の話。
狂った世界で笑う青年は狂喜で笑い、人を殺めたらまた笑った。これが…何かと信じて。
見られているだけならまだ良かったが……
主人公は、見られていること以外のことに気づいてしまう。
『見てるの。』の別題材編。
オチ一点突破型ストーリー。とある山中で起きた恐ろしい事件と、「私」の体験したこと。
タイトル通りの内容だけど……。うん、まぁ、仕方ないね。
2156年、日本。
『平和』といわれていた日本は今や『化物の巣』と言われるくらい、人を襲う化物で溢れている─────
とある喫茶店に置かれている一脚の椅子
その椅子に座った者は、五分も経たないうちに息を引き取るという
夏の夜の自業自得……。 バイクもパチられてショッキング!
耳の聞こえない女の子のエスカレートしていくストーキングを女の方の視点から描いた物語です。サイコな表現にするために少し文を頭悪そうに書きました。
毎日決まった時間に車椅子に乗り、窓の前に姿を現す美しい少年。見つめる私はいつしか、恋心を抱いていた……
前衛的な怪物を画き続ける画家。この世のものとは思えぬその怪物にはモデルがいた…
不幸な未来を予言する少女に出会ったカナ。予言はカナの大事な友達ユウの死を仄めかすものだった。少女が提示した条件によっては、不幸な未来を回避できる。カナは悩んだ末に決断をくだした。
真っ黒の子どもがいた。たぶん子どもだと思う。背はそれほど高くない。真っ黒のシャツにこれまた真っ黒のハーフパンツを履いた子どもが私を見ている。
そう、ずっと見ている。
○○県××市のとあるアパートで見つかった奇妙な生き物の死体。
その傍には一通の遺書があった。
耳に届いたとあるうわさをとある男が話してくれる、そんな場所。
本当かどうかはわからないけれど、それだからうわさは面白い。
ある濃霧に悩まされている村があったそうだ。その村は濃霧をおさめるために村で美人なだが目が不自由な少女を生贄に捧げたそうだ。
話し手(わたし)の語る、怖い体験談。「使えない子」こと、ミキとの思い出を聞くうちに、彼女の深意が明らかになってゆく。
病院の病室とは、長期にあたって治療に励む患者が居る中、意外と入れ替わりが多い。
たまに訪れると、数日で同じベッドの病人が変わっている。
……何てこともある。
しかし、本当に違う患者だっただろうか?
それとも、実際には……。
今回の話は、そんな入れ替わりが多い病院に入院した男の話である。
終わりはいつも唐突だ。
だから人はすぐに後悔してしまう。
今日という日もいつもと同様に。
※あめんぼさん(@Amen_NZoo)のツイートから『平成バッドエンド』というお題で一作書いてみました。題名の通り、バッドエンドです。
いつも通り住んでいた主人公だがある日お腹がすき人を殺した。
それから人の美味しさを知り、主人公が狂っていく物語
人は美味しいな〜
この作品は、N/S高の同好会『文芸とライトノベル作家の会』で開催した第二回ショートストーリーコンテスト(SSコン)の応募作品です。
第二回SSコンテーマ:段ボール
孕み鯨という話がある。これはそれによっておこされた悲劇の話
夜遊びが絶えない男。アパートには宅配便の不在連絡票が溜まっていた。
そんな生活を続けたある日、その男のもとに有在連絡票が届けられる。
お荷物をお届けに伺いましたが、お渡しできず持ち帰りました。品名:生モノ。
有在、人がいるのに何故荷物を届けないのか。お届け物の生モノとは何か。
激しい雷雨の夜に、その男は身をもって知ることになる。
俺は一体……どうしたらこのループから抜け出せるんだ……何をしても結衣が……結衣が…………
ウワサには色がある。わたしにはそれが見える。赤色は恋愛、黄色はお金、青色は健康、白色は良いウワサ。そして黒色は……。みんなはウワサで周りが見えなくならないように注意してください。
※「夏のホラー2024うわさ」参加作品
でででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででで
ででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででで折りたたむ>>続きをよむ 一人暮らしの老爺が、家政婦代わりに万能ロボットを買う。
万能ロボットはその名の通り、炊事洗濯掃除から栄養管理までしてくれる。
しかし生活に口出しされることに不満をつのらせた老爺は、
万能ロボットに掃除以外はするなと命令する。
その後、老爺は不摂生がたたって倒れてしまうのだが、
万能ロボットはただのお掃除ロボットになってしまっていた。
死蝋化した生首と暮らす男の話
会社員の俺は自宅アパートのシャワールームでシャワーを浴びていた。連日仕事が続いているので倦怠を覚えていたのだが、せめてシャワーを浴びる時ぐらいゆっくりしたかった。その日も入浴していると、風呂場の鏡に長い髪を垂らした女の霊が映っていた。そしてそれから部屋の中で頻繁に霊の姿を見るようになり、とうとうお払いまでしてもらったのだが……。
ここではない何処か、誰でもない誰かのお話。
夏のホラー2017を利用した初投稿作品。
――猫は死んだ姿を人間に見せない。死期が近づいた猫の話。いや、この上ないほどに、後味の悪い、獣が獣である所以の話。
とある女性が病室の中で告白する。彼女は動物愛護団体の会長であった。彼女はどんな動物も愛しており、実験で扱われるねずみにも愛情を注いでいた。だがそれが暴走していくと……。
ありま氷炎様の春節企画です。
これは通話にまつわる"誰かさん"の不思議な体験。
語り部から聞かされる、恐怖の怪談話。
そして最後に迎える、衝撃的な結末とは──
大学生だった三人兄弟の末の弟が、今年の春社会人になった。社員寮に入った弟がお盆休みに帰ってきて早々に、「寮に幽霊が出る」と家族に話すが兄はそれを信じる気配がない。
幽霊を信じていないわけではないが怖くないと言う兄。兄は弟の話を聞いて笑いながら、「そう言えば……」と昔話を始める。
怪談と銘打つほど大したことはありません。
「ある男の日常。」
幼馴染み3人が夏の思い出作りに花火と肝だめしを行っていた。校内に入ることは出来ないので大した恐怖体型は出来ないはずだった。
2021夏のホラー向け作品です。
その日、私は気まずくなった彼女とデートをしていた。偶々訪れたプールの底に、尾の生えた子供がいて……。夏のホラー2009参加作品です。
友達とかくれんぼをしている年の離れた妹がなかなか見つからない。鬼になって探していた子もついにはあきらめ姉一人が探すことに。しかし、日が暮れたころにようやく見つけた妹はどこかがおかしかった。姉が見つけた妹の真実とは。
私はある黒い力を持っている。私は、人の死を視ることができるのだ。
「えっと、これを読めばいいんすよね先輩? ゴホン。皆さん初めまして僕達は郷土研究サークルです。ん? 未熟な後輩とそれを導く華麗な先輩の物語を楽しんで頂けたら幸い。ってどんな紹介文ですか! これ! 俺達がやってる事全然郷土研究じゃないし……」
冴えない男主人公がある日、突然女性と付き合い始める
男は女性に喜んで貰えるように尽くし、男は幸せを感じているが
もう生きていたくない。そう思い、残りの命を誰かにもらってもらえないだろうか。そんな風に考えていただいた方に私は姿を現します。その逆もしかり。
出てくる人名に特に意味はありません。
素手で人間を切り裂く、殺人鬼が・・
夢の中の出来事をちょっと修正して書いてみました。テスト週間の息抜きに書いた自己満足作品です(笑)
ロボットは何を思う?命令され、ただ遂行するだけで感情はないのだろうか?
1機のお手伝いロボットが主人に仕える話ー。
哲人(てつと)は登ったら帰れないといわれている山に登るが・・・
いつも通りの平凡な起床。前兆もなく起こった人知を超える異変。夢と現実の狭間で少女の思考は引きずり込まれる。
※他サイトに掲載した作品の完全版です。
その第九を聞くと死ぬ。
繰り返される乙女ゲームの世界。その全ては主人公のために存在し、主人公と共に存在する。
『勇者』として活動する俺は、今日も騎士団長のアメリアさんと共にあるクエストへと向かう。だがその目的の場所に着いた時、ある予想もしていなかったことが起きてしまい……
※カクヨムにも投稿しています
初めてホラー書いてみました。軽い気持ちで書いたのであまり厳しいご指摘は勘弁して下さい。
朝起きるのが苦手な男子学生が、出席日数不足に苦慮し、
エクストリーム通勤通学サービスというものを見つけた。
それは絶対に遅刻しないように通勤通学させてくれる配送サービス。
その男子学生は早速、サービスを利用するのだが、
遅刻欠席が絶対にないということが、思いがけず、学校を破壊していく。
体調不良者が続出し、その男子学生も倒れるに至った時、
究極のエクストリーム通勤通学サービスを受けることになる。
夏の日差しが勢いを緩め、過ごしやすくなったとある夜。
不意に聞こえた鳴き声が誘う先には、暗闇を湛える池の畔。
満月に照らされ酒を飲んでいた俺は、思い付きから物探しを始めた結果……
ヤツは毎日ついてくる。
休暇を取り、独りになるために異国の小さな島に旅行に出た私。
ここでなら誰にも邪魔されずにゆっくりできると思っていたのに、同じ国からこの島を訪ねてきた「死にかけた女性」と対面する羽目に陥ってしまう。
同じ国の出身でありながら、全くの見ず知らずの「死にかけた女性」の話を聞いているうちに、私はどんどんと……。
デイトレーダーの俺は自宅マンション内に設置している複数台のパソコンを立ち上げて、ずっと株価を見続けていた。一分一秒が勝負で気を抜くことは出来ない。住んでいる部屋にも最近死霊のようなものが取り付いているような気がしていたのだが、最初はそう気に掛けていなかった。そして時を経るたびに、スライムのようにどろりとした死霊が現れ、俺を襲ってきたのだが……。
4月1日。おもむろに日記をつけ始めた主人公。
その翌日。4月2日……が来ない!
なんで?今日は2日のはずでは?2回目の1日が始まる……!?
主人公は、日記を頼りに、何度も何度もタイムリープを繰り返しながら、この怪奇現象の解決を図る。
絶望と苦労の末、たどり着いたタイムリープの真実に
きっとあなたも戦慄する。
【注】
タイムリープものということで、ちょっと複雑かもしれません。でも、軽く文字をなぞるだけでも十分に震えられると思います。もし余裕があれば、主人公と同じ時系列に立っ
たつもりで、じっくりと想像しながら読んでみてください。より楽しめるはずです。
この作品は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ天使ちゃんの消しゴムをひろったぼくは、想像を絶するいじめを受けることになった。
とある芸術家はある日捕まってしまう。その芸術家は人殺しこそが芸術だという。だがそんなの世間が許すわけがない。これはとある物語の前日譚にすぎないのだ
早朝。夜の世界とも朝の世界ともつかないあいまいな世界。そこにあなたも迷い込むかもしれない。
「早く見せて欲しいわ。夏に遊びに行った時に逢わせて頂戴よ。触っても大丈夫なんでしょ?」
一人暮らしの私の心の隙間を埋めてくれた、大切な家族。ゴールデンハムスターの、ちみちゃん。
そんなちみちゃんに、母がどうしても会いたいと言い出した。
私は嬉々として彼女に大事な“家族”を紹介しようとするのだが。
※この小説はエブリスタにも投稿しています。
高校一年の私。
口癖は、
「あたし、綺麗?」
という何の変哲もないものだった。
悪い事は必ず連鎖する。いつのまにか自分も、その渦中にいる事に気付けるだろうか・・・。
怖い話が大好きな小学4年生の悠乃ちゃん。今日もお友達の真奈ちゃんを怖がらせようと、とっておきの怖い話を作ってきた。でも、真奈ちゃんの様子がいつもとは少し違っていて…。
裏野ドリームランドに来ていたコースケの後ろには、赤いワンピースの女が常につきまとっていた。
不気味な女の存在におびえるコースケ。
必死で逃げ回り、なんとか振り切ったと思ったのだが……。
※こちらは2017年夏のホラー公式用に書いた作品でしたが、期間に間に合わずお蔵入りになっていた作品です。夏のホラー2023が始まるため、前夜祭的な気持ちで投稿させていただきました。
対象人物に触れただけで責任転嫁ができる私は叱られた経験がない。それどころか、私が悪いだなんて1度も思ったことがなかった。そんな環境で育った私はだれよりも純粋で、だれよりも汚れた存在だった。
しかし、そんな私にも天誅が下る。
地獄の中に存在する遊園地。そこに招待された金四郎に待ち受ける結末とは、、!?
5歳の僕の家に同い年の少女がやってきた。でも、両親は少女とは遊んではいけないと言う。何でそんなことを言うのだろうか。
出かけるとき、帰るとき。いつも私と手をつなぐお兄ちゃん。
お兄ちゃんから逃れようとしても、必ず見つかってしまう。
気味が悪いと思い始めた時、事態は急変するのだった。
さらけ出して、御破算。
6年前に見た夢のお話です。
どこまでが夢なのか分からない。
しいなここみ様主催の『冬のホラー企画2』参加作品です。(第二弾)
ある田舎へ訪れた学生。
そこはひそかな天体観望のスポットで、彼は冬の夜空を楽しむのだが……。
最近、とある大学の考古学者が急死した。助手として働いていた俺と古谷は、その博士の研究所を整理しろと言われて、研究室に向かう。しかし、そこにあったのは、とんでもないものだった・・・・・・。
海辺の中学校に通う「私」は、夏休みに友達のケンジとタツヒコと3人でかくれんぼをする。すると、雑木林の中にある小さな穴に隠れたタツヒコが消え、入れ替わりに「ウタテ」という名の少女が現れた。それから、ケンジとタツヒコの様子がおかしくなる。
※実在の地名とは一切関係ありません
※夏のホラー2021企画作品
※カクヨム様で重複掲載しています
百舌鳥天狗(作:Comment allez vous?)
ごく普通の女子大生、美奈子は友人と訪れた山で美しい男と出逢う。男の虜となった美奈子が最後に見た光景とは・・・
地方の中学校に交換留学にやってきた女子中学生。
その学校のチャイムは、当番の生徒がベルを鳴らすものだった。
早速チャイムの当番を任された女子中学生は、
チャイムのメロディを間違えてしまった。
その結果、学校に起こったこととは。
田中弘樹は出張で岐阜県の工場に来ていた。仕事を終えて、ホテルに戻りスマホを見ると、見慣れないアプリがインストールされていた。興味本位でアプリを起動すると、光に包まれて謎の空間に弘樹は飛ばされてしまった。
リアムと名乗る女性は、弘樹に異世界に転移できるマッチングサービスを進めてくるのだった。
彼氏にDVを受けていた私、ついに閉じ込められてしまった。なんとか逃げ出さないと…だけど、あれ?何かがおかしい。
異世界転生職人の朝は早い。
――――――――
連載版を読み切りに切り上げました。
私は邪魔になった妻を殺そうと思ったが、勇気がなくてできなかった。なので、不倫相手に殺してもらったのだが、今度は不倫相手が邪魔になった。
彼の家は何だか怖い、帰ってくると本当にホッとする。
私に迫る赤い女は何者なんだろう、どうか私の大事なものを奪わないで下さい。
その学校には奇妙な噂があった。
人を殺してムービーを撮っている集団がいる。
しかも彼らの犠牲者はみな進んで被写体になっているらしいのだが・・・。
いつの間にか、彼らの側にそれはいた。
新桑崎琴乃は令嬢、お嬢様である。彼女の暮らしぶりは派手なこと極まりない。そんな彼女に仕える執事は雅ヶ谷永樹という、元孤児だが。ツンデレホラー。
『夢殺し』という怪異が存在する。
シリアルキラーではなく、夢の中で人を選別する審判とは名ばかりの拷問を行う。それが怪異である『夢殺し』の正体。
今宵も夢の中で--
目が覚めた。
君のいる世界には何が見えているのだろうか。
歩くことすら出来ない君を見て。
私は。
こいに落ちた。
不老長寿、と聞けば何を連想するだろうか。
私の場合は人魚だ。
不老長寿って丁度よいじゃないか。
不老不死だと死ねない。
仮に孤独が辛くなっても死ねないのだ。
友人や家族に先立たれても。
俺を誰も覚えてなくても。
仮に捕まって拷問されても死ねないのだ。
生きたまま食われても。
手足が切り落とされても。
仮に終わりを望んでも。
仲間を増やすくらいしか、許されないじゃないか。
目が覚めたら、俺は暗闇の中で立っていた。足を踏み出しても、進んでいるのか分からない。自分が何処を向いているのかさえ、分からなくなりそうだ。
そこに突然襲ってくる、おぞましい「恐怖」という物体。逃げても逃げても、離れることはできない。そして足がもつれ転んだとき、頭がふっと軽くなる感覚がして……。
――思い出した。
今の状況である訳を。
本文の「序」を参照してください。
これが本当かどうかを信じるかは、たまたま出会ったあなた次第です。
ゲームの世界に入ってみたいと思った事はありませんか?
好意を向けている人と入れ替わって、その日常を体験してみたいと思った事はありませんか?
そんな妄想が叶った一人の男がここにいます。
けど、それは果たして無防備に受け入れて良いものなんでしょうか?
現実にはありえない話ですよね。
理由をちゃんと考えないと、きっと取り返しの付かない事になるんじゃないのかな。
※ご注意
グロ要素のあるバッドエンドですので、ご了承の上お読みいただければ幸いです。
あなたが見ている世界は全て空想かもしれないし
あなたを確約するものは何も無いという話。
とある大学生の非日常、夏休みに同じサークルの友に呼び出された主人公は、怖いものが視える人物であったため、手伝いに赴いた古民家で視えない恐怖に遭遇するのであった。彼は、一体何をみたのだろうか…
短編ホラー小説。第1弾
赤ちゃんの時に母と死に別れたレイラ。トマスとシモーヌに引き取られたが使用人として扱われ、同い年のミラにもこき使われている。母の形見のペンダントだけが心の支えだ。
ある日、そのペンダントが行方不明の王女の証だという知らせが街に届く。
トマスとシモーヌは、レイラの代わりにミラを王女として王宮へ送ることを決め、レイラからペンダントを取り上げた。
※ 血などの表現が出てきます。苦手な方はご注意下さい。
金もなく、その日暮らしで生きる青年、ルーガルは、夢遊病に近い症状の病気に悩まされていた。
そんなルーガルの趣味は、月を見上げる事。それだけが、ルーガルの心の癒しだった。
今日も静かに月を見上げていたが、隣人の楽し気な声に邪魔される。
それを注意するほどの度胸も力も、ルーガルにはない。でも、こいつらの声は邪魔だった。
邪魔で、邪魔で、ルーガルは……。
病気のお婆さんのお見舞いへと出かけた赤ずきん。
果たして彼女は、無事にお婆さんのお家へ辿り着けたのでしょうか?
___ も~いいか~い ___ 墓場から子供の声がする。今日も社畜の私がアパートに帰った時間は1時近い。夏休みに入っているので夜遅くまで遊んでいるのだろう。私はもっと早く気が付くべきだった。【隠し鬼】の事を……
これは、ごく平凡な女子高校生の物語。
達也は、とある劇団に所属し、着ぐるみを着て劇を演じる役者だ。そんな彼はある日、大道具室で見慣れぬ着ぐるみを見つける。白い猫をモチーフにしたそれは、なんと人間の言葉を話し、自分で動ける生きた着ぐるみだったのだ!
数々の劇団を渡り歩いた経験を持つ彼(?)に、演技指導を受けることになった達也だが……
動いてしゃべる文庫本の次は、動いてしゃべる着ぐるみです。原稿用紙五枚をオーバーし、八枚くらいになってしまいました。うわぁ。中の人などいない!
廃園になった遊園地のドリームキャッスル、そこには隠し部屋があると噂があった……。
オカルト専門雑誌のカメラマン・デヴィットはその真意を確かめるためにそのドリームキャッスルがある
遊園地に訪れたがとある少女が「止めた方がいい」と呼び止めた……。
※夏のホラー2017企画に投稿した短編作品です。
私は、貧しい商人だった。
ある日、ある人物から変わった呪(まじな)いの話を聞いた。
勝負に勝てば望みを叶えてくれるというその呪いを、私は試してみようと思った。
「はじめまして。こんにちは。おはようございます」
目覚めた「あなた」に語りかける「わたし」。
問わず語りの行き着く先は、博士と操り人形の顛末と、あなたとわたしの正体。
異世界恋愛と迷いましたが、ヤンデレが突き抜けたのでジャンルはホラーで投稿します。
カーテンレールに吊られている。 それは肉の塊、私の肉体だったもの――。
VRMMOストリーマーのリョーマはいつも通り配信をしていた、しかしその日には奇妙なコメントが目に入ってきて…
風吹き荒ぶ荒野に、1人の男が立っていた。男はただそこに立っているだけのただのいしっころと変わりない存在であった。男は確かに人であったが人ならざる手によって死なない体を持っていた…
ハロウィンの夜、怪しげなピエロが現れた。
正体も目的も隠したまま、彼は密かに動き出す。
ある夏の日の夜、僕は恋人のさっちゃんから提案された。
恋人同士がお参りすると必ず『恋が成就する』という噂の神社があるから、そこへ行こう、と。
オカルト好きな彼女の言い出しそうなことだと思いながらも、どうせ実行する段になると怖がって中止すると、たかを括っていた。
ところが、さっちゃんは随分と積極的で、率先して車を運転する。
そして目的地に到着すると、噂の神社はとんでもないところにあり、しかも予想外の体験をすることにーー!
※『夏のホラー2024』参加作品です。
「僕はナイフを振っただけだよ」「あなたは私の彼氏を殺した」
さて、振り切ったのは誰でしょう……
私でしょうか? あなたでしょうか? それとも……
肉類が高騰して中々買えない現代。
僕は毎日の様に肉を食べていたのだが、それに疑問に思った後輩が話しかけてきたんだが……。
※ 作者は猟友会の事も罠猟の事も知りませんのでこの世界独自の設定と思って下さい。
お題いただいて作成。何故かホラーになりました。
二月にチョコレートを贈る風習が、まだない島の人たち。
その島のお菓子屋が、その風習を根付かせようとしていた。
想いは言葉にしないと伝わらないから、その手伝いがしたいという。
はたして、チョコレートが伝える想いとは何だろう。
森の中に完全予約制のステーキハウスが存在する。その店のステーキは一人につき一回しか食べられないとのこと。長い予約の末、その店に行った男サトウ。出てきたステーキは牛でも豚でも鳥でもない、今までに食べたことのない種類の肉だった。肉の正体は……。
カニバリズム(人肉)描写あり。苦手な方はご注意ください。
「わたしには神様がついている」小さな頃から願えば叶う「わたし」がした最後の願い
俺は前方の視界がぼやけたまま、歩いている。汗と脂が肌に浮いた感触を覚えながら、歩き続ける。歩いていると、ぼやけた視界に鉞を持った男が一人立っているのが見えた。何をする気なんだと思いながらも歩いていく。その鉞男が俺に向かい、持っていた鉞を振り下ろした。そして俺自身、その光景が夢であることに気付く。その後、本当の恐怖が待ち受けていたのだが……。
普通の高校生の香帆は今日も友達の萌々と一緒学校から帰っていた。しかし、いつもの別れ道にやってくると萌々は突然後ろにいるストーカーの男に気づく。やがて、2人は、男から逃げるために走り出す……
青森市内で続く猟奇殺人事件。それは顔を喰われるというものだった。犯人は一体何者なのか。短編グロテスクホラー。
「母さんいい加減僕たちを出してくれよ!」
「……だめよ、あなたを出すことはできない」
息子を別荘の地下に閉じ込めて約ひと月。
「僕たち一緒になったんだ」
あの時、血の海の中心にいた息子いや、あの悪魔は何かを食べていた……人の指に見えるソレを。
優等生で前途有望といわれた自慢の息子があんな悪魔だったなんてーー
どうか返事が返ってきませんように……願いを胸に秘め毎週扉をノックする。
ああ、早くいなくなってくれないかしら……
※この物語はフィクショ
ンです。
残酷なシーンなどございますのでお食事時を避けることをお勧めします。
キーワードをご確認の上お進みください。よろしくお願いします。
※アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむpixivのグループ企画をお引越し。
ホラー怖いよ、ホラー。お化けなんて無いさ、お化けなんて嘘さ。絶対ホラーなんて書けない!!と思っていたのに、他の方の作品を読んで、刺激を受けて書いてみました。
映倫に引っかからない程度の「グロ」ならおkって規定でしたので、映倫のサイトをお邪魔しても、映倫の考えが私にはわからないよ(/_;)
ホラーになっていますでしょうか??
とりあえず「今夜、お前をトイレに行けなくしてやるぜ!」ってなった人が優勝だそうですので、それを目指しました!
一
部に下ネタ表現が混じっていますので、苦手さんは注意。とりあえず、18Gのタグはつけておきますが必要なければ教えて頂けると嬉しいです。
ちなみに私は、「げ○げの鬼太郎」くらいしかホラーは見れません。ホラーは苦手です。
折りたたむ>>続きをよむ4月から急病で中学校を長期間休んでいた加守千恵里は、三学期の始まりに学校に復帰した。
4月に友達だった三和神奈子は、そんな学校にも慣れてない千恵里ともう一度友達になる。
二人は少しずつ仲良くなり、神奈子は千恵里のプライベートについても尋ねるようになる。
だが千恵里の様子はおかしかった。病気で学校を休んでいた千恵里のことを誰も知らない。
驚愕の真相を知った時、悲しみと恐怖で打ち震えるホラーサスペンス。
付き合いが長いだけで気にもしていなかった佐藤。しかしどうしたわけか最近になって佐藤が気になる。ある日、佐藤が増えていることに気づく。日に日に増えてゆく佐藤。だがそのことに気付いているのは私だけだった。やがて世界は佐藤に覆われてゆく。
前にファンノベル書いたことがあるんですが、その時の反省を踏まえた短編です。独善的な内容だったなぁと今では思います。
気軽に答えたアンケート。
その行動が、何をもたらすのかなど知らずに……。
奈美恵は誰からもうらやまれるほどに幸せな生活を送っていました。素敵な旦那様にかわいい娘、二階建ての戸建て、休日にはエステやランチ。きっとこの幸せはいつまでも続くだろう……しかし、そんな幸せは、いとも簡単に壊れてしまうのです。……因果は巡り巡って、幸せな時にくるのです。
※本作品にはいじめの描写が含まれます。苦手な方はご遠慮ください。
人類のほとんどが宇宙に移民した地球。
そこに残されたロボットの一生。
今日見た悪夢を元に書きました
恐怖と嫌悪を感じてくださると嬉しいです
乾いた雨は、誰を濡らすのだろうか。
一つ不思議な話しをしましょう
貴方の身に起きるかもしれない
そんな自然的脅威の事を
私はこの迷信がずっと嫌いだった。ある事件に巻き込まれるまでは……。
先生に宛てた最期の手紙
足を踏み入れたこともない国に来た旅人は、人を探していました。会ったこともない、だけれど、会わなければならない人を。
探し出せば、華々しい暮らしが家族共々約束されている。
風のように消えた人を、見つけ出さねばならないのです。
俺の価値観は多分、『ズレ』ている。
周りとは明らかに考え方が違うし、
それに何より、俺は───
この怪しい世界から逃げ出そう。
疑心暗鬼になりつつもどうにかやってきたグループだったが、
だんだん雲行きが怪しくなったことを感じ脱出の方法を探る和希。
しかしこの悲劇は容赦なく和希を飲み込んで・・・
黄昏時に駅に佇む女性。彼女の抱く強く純粋な思いは、時代と共に徐々に消えていくのだが…
AM9:45────
いつもその時間に来る普通電車に乗ると必ずといって程、友達由紀もそこに乗っている。
由紀と雑談を交わす中で、怪談話が話される。
そして、AM10:35になると……
携帯電話の向こうには、誰も知らない何かがいます。
狐憑きであること以外は完璧な公爵令嬢アズは、狐耳を持っているという見た目の違いから、婚約者である王子に距離を置かれていた。アズを嫌っていた王子は、やがて子爵令嬢ナイアと懇意になった。王子は愚かにも学園の卒業パーティーで婚約破棄を宣言した。それが何をもたらすかは王子だけが知らなかった。アズと国の間でかわされた約束が履行されることとなり、すべては終わりに向かう。 ※ヒロイン(?)以外には救いがありませんのでご注意ください
引っ越してきた町に慣れたころ、ふと入り込んだ道でひとりの少女と出会った。
おかしな挙動をする彼女に、級友は近づいてはいけないと忠告してくれたけれど、どうしてか彼女の赤い唇が思い出されて仕方ない。
物を粗末に扱ったことはありませんか?
物にも魂が宿り、雑に扱ったりすぐに捨てちゃったりすると、憎しみの念が宿り生霊となるかもしれません。
復讐のために……マリオネットは動き出す。
美しい赤い靴を買った少女。
ですが、彼女を待ち受けていた運命は、とても残酷なものでした……
※カクヨムにも掲載しています。
タル男。都市伝説に登場する怪人。けれど、その都市伝説の内容を、誰も知らない。なぜ?
『学校に取り込まれる』の別視点になります。
本編が未読ですと内容が解らないので、必ず本編を読んでからこちらを読んでください。
取り込まれた皆は。そしてこの学校は何なのか。
学生の放課後のダベり。
その時特に意識せず話した言葉が、不気味な世界への扉を開く。
「で、そいつの勝ち誇った顔が、まさに鬼の首を取ったような顔でさ!」
「……は?」
「……何言ってんの?」
「それを言うなら『牛の首を取ったよう』だろ?」
家紋武範様主催『牛の首企画』参加作品です。
私は何故かそこに立っていた。
なぜだかわからないが、進まなければいけない。
進んだ先で待ち受けていたもの、それは――――。
※残酷な描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
しがない三流私立探偵の片倉は、ある日鄙びた田舎で起きた事件についての調査を依頼される。そして早速その依頼を受けた彼は現地へ赴き依頼主である旅館の若女将から事件のあらましを聞くのであった。ここで起きたとある事件と村の過去についてを……
ミステリーっぽいホラー作品です。
こちらはpixiv内のオリジナル字書きさん有志による【第2回BADENDコンテスト】参加作品でした。
コンテストの名前通り最後にBADENDになることが条件でした。また、今回はそれとは別に
お題として【
ます。食事のシーンを入れること】が決まりとなっておりました。
※ pixivとノベルデイズ、ノベルアッププラス、カクヨムにも載せております折りたたむ>>続きをよむ白いヤツを見てしまったら最後……。
虐げられた者に訪れたのは、恐怖なのか、愛なのか。
主人公の「私」は、傍目から見ると、金銭的には何不自由ない生活をしている。高級住宅街に建つ邸宅、稼ぎのよい伴侶。しかし、実態は、伴侶である「彼」からの暴力に怯える日々を送っていた。
「お風呂に入る時、怖いと思うことはありますか?」
ある小さな探偵事務所に駅前で「お風呂に入る時、怖いと思うことはありますか?」とアンケートをしてほしいという依頼がくる。事務所の所長が実際にアンケートをしてみるといろんな回答が集まり、中には少し不気味なものも……
最終的にいろんな回答が集まったが、依頼主が気にしていた『お風呂のフタを開けるのが怖い』と答える人は一人もいなかった。
あなたはお風呂に入る時、怖いと思うことはありますか?
犯人は、台本を書く。
警察は、現場検証を綿密に行う。
メイドは、キッチンで料理を作る。
探偵は、コーヒーとタバコを好む。
これらの事象が絡み合ったとき、一つの演劇が幕を閉じる。
あなたは、この演劇に拍手を送るのか。
はたまた、黙って立ち去るのか。
最近の100円均一ショップには食料品や雑貨はもちろん、様々な物が売っています。
しかし、その中には明らかに100円では買えないような物もあったりします。
あなたはそういう物が何故たったの100円で買えるのか考えたことはありますか?
もしかしたらそこには何か、想像もできないような秘密があるのかもしれません。
都市部から離れた郊外にある廃校。
そこに奇妙な少女がいた。
少女曰く、
「気をつけて。ここには、きんが出るの」
と。
婚約破棄に立ち向かおうとした悪役令嬢が、行きついた先はバッドエンドでした。
主人公は、ある冬の日に道端で最新モデルに似た不思議なスマホを拾う。そのスマホは、なぜかカメラがなく、課金や買い物が無制限にできるという『うわさ』のスマホに酷似していた。興味本位で使い始めた主人公は、瞬く間に贅沢な生活を手に入れるが、次第に周囲で奇妙な出来事が起こり始める。
ミラーハウスの噂、入ると別人になって出て来るという噂を信じた、ある家族のお話。
交通事故で両親を亡くした少女を案じたその祖母。塞ぎ込んでいた少年が、ミラーハウスから出て来ると別人のように陽気になったらしいという噂を信じ、すがるような思いで少女を裏野ドリームランドへと連れて行ったのだが・・・。
俺はこの世で一番強いと思ってる。
誰も勝てないくらい力は強いし、足も速い。
けど、挑んでくるやつはてんで居ない。
全員、俺の強さにビビってるんだと思ってたが、今日はどうやら挑戦者がいるらしい……って、めちゃくちゃ震えてんじゃねえか。
肇は行ったら帰れないと噂の洞窟に行く。だが・・・
有名な都市伝説を題材にしたシリーズ
夢魔の花。その花粉は人を眠らせ、現実と見紛う悪夢を見せる。
夢魔の花が見せる悪夢は、その人が最も恐ろしいと感じる悪夢。
そんな恐ろしい効能効果があるにも関わらず、
睡眠薬や幻覚を見るための薬として裏で取り引きされているという。
ある男が、不眠症から逃れるために、夢魔の花の花粉に手を出す。
男は眠ることができる生活を取り戻す代わりに、
見てはいけない悪夢を見ることになる。
主人公の町では、「死の直前に現れる花」が話題になっていた。
人の死と花の美が混ざり合う。
今際の際に人が見るのは?
とある駅にて、改札口にて佇む女の子が居た。
女の子の待ち人は?
百物語の第百話目(適当)
私はひどいかゆみを抑えるために、ハカセ印のかゆみ止めの薬を使い続けていた。町の皆もハカセの薬を使っている。今ではハカセの薬なしでは生きていけない。
実際に行われたラットパーク実験を、一人称でミステリーもしくはホラー風に落とし込んだもの。
本来、使われたのはネズミ、サルという動物実験ですが。
俺たちの街には駄菓子の工場にはとある噂がある。
何気ない日常の片隅で“異変”が牙を剥く。見えない“それ”に触れたら、もう一歩も出られない。
――100%脱出不能!戦慄のホラー掌編。
※1000文字小説に掲載した作品の完全版です。
とある大学の駅伝部でコーチをしている私は、友人のTに足の速い学生をバイトに斡旋してほしいと頼まれる。
そのバイト内容とは、【肝試し】。祠のお札をもって戻ってくるだけで一万円。三十名ほどの学生たちが嬉々として参加したが、そのうちの三人は帰ってこず、私は彼らを探しに歩みを進めるのであった。
ワンルームで玉虫色の「藻」を飼い始めた男の話。
むかしむかしのお噺。
ささいなことをきっかけとした諍いが、仲良し爺さん婆さんに惨劇をもたらした。
そいつは何者かは誰も知らない。わかっているのは宇宙から来た貪欲な食欲を持つ怪物であることだけだ。
とびらの様の人外短編企画作品です。
とある山間部に築かれた古より伝わる古き塔。
それは生ける者に確実なる死を齎す自殺の名所とされていた。
今日もまた、生に絶望した男が一人……。
後輩に尊敬される先輩。
僕の中の理想だった。
しかし、理想はいつまで経っても理想のまま。
気がついた頃には後輩に見下される先輩になっていた。
この状況を打開するために僕が起こした行動とはーーー。
※残酷な描写というよりは暴力的、暴力を助長するような描写があります。
田舎にやってきた小学生の男の子は、地元の子供たちと森で虫取りをする。
しかし、地元の子供たちは虫取り網に嫌悪感を示し、使おうとしない。
その男の子はやがて、その理由を知ることになる。
女の子が買った人形、それが始まりだった。
興味をなくされ、捨てられた”モノ”の恨みは、現実の恐怖に転化する。
人生を台無しにしても
得たい快楽はありますか?
それを手に入れて
幸せですか?
3000文字のサイコホラー作品。
『お客様の想い出と引き換えにどんな願いも叶えます。そして、願いが叶った後には、必ず想い出をお返ししましょう。お代は頂きません』
エレベーターが4階に止まらなくなったマンション。
住民が行方不明になった402・404号室。その間の403号室に住む若い男の話。
暑い、
最近の日本は暑過ぎる。
いくら温暖化と言ったって、こんなに暑いのはおかしいんじゃないのか?
もしかして、
あの、
火男さんが、しているのかもしれない……
夏に実家に帰った主人公に起こる怖いお話。
普通ってなんだろう。変ってなんだろう。でも、あんまり変なことはしないほうがいいんじゃないかな。
巷でいつしか有名になった死ぬほど美味いと噂のラーメン屋。ある日、恋人から夕食を別で済ませてくるようにとメールが入る。
噂を思い出し、行列が並ぶラーメン屋に並ぶと前にいた様子のおかしい男から声をかけられた。怪しい男はこのラーメン屋をお勧めするが、それが全ての始まりだったのだ。
[実話]
就職するもすぐに仕事を辞めニートになった姉は仕事も探さずゴロゴロ過ごしていた。そんな姉にも彼氏ができ結婚のチャンスが舞い込んできた。ニート姉を筆頭に汚くも愛のある家族構成に苛立ちを覚える弟は姉からのある言葉きっかけに、婚約破棄を計画する。
うっかり、列車の中で寝過ごして、違う駅で降りただけの筈だった。
何で、そんなことから、勤め先を懲戒解雇され、家族から縁を切られ、10年も刑務所に僕は入ることになったのだろう。
僕のどこが悪かったのか、誰か教えてほしい。
「いいなぁ。ちょっとちょうだい?」
そう言われると彩佳の身体はすくんでしまう。小さい頃から妹や弟にそう言われてきたからだ。
※しいな ここみ様の「冬のホラー企画」参加作品です。
路地裏のある小さな小料理店。
今日も女将は店を開ける。
最近の世の中は物騒だ。都会はますます物騒だ。そんなところを逆手にとってみたけれど…
夜、外でタバコを吸っていたら、男が走ってきて、家の中に入っていった。
『カクヨムにも掲載しています』
観客の皆様、ようこそお越しくださいました。
白と黒の阿修羅仮面に涙を称える道化師でございます。
今回の演目では和の妖(あやかし)譚(たん)を語る次第でございます。
※夏のホラー2018参加作品。和風ホラーです。
子ども向けではありません。グロ注意です。
お食事中の方はブラウザバック推奨です。
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(C)KAMOGAWA.Ahiru (2018) All R
ight Reserved. / (C)賀茂川家鴨(2018)
禁無断転載:「小説家になろう!」と「賀茂川家鴨の小説王国」、身内用フォルダ、追記等にあるもの以外のサイト等に転載されていた場合、無断転載です。
※クロール対策(無視して下さい): 天安門事件/天安门事件折りたたむ>>続きをよむ あなたに今宵も語って聞かせましょう…
今はもう無い国の物語を、誰も知ることの無い国の崩壊を…
おじさん警備員が霊体験をします。
自分のブログでアップした小説を転載しました。
http://busylake.blog11.fc2.com/blog-entry-1303.html
こちらのサイト投稿に慣れるためです。
少年には父がいた、母がいた、学校があって、日常があった。
しかし彼はそれを望まなかった。
ふとしたきっかけが彼からすべてを『奪った』。
私は蚕蛾のようにオスを狂わせてしまう。
養父も先生も私のせいで狂ってしまった。私は静かに暮らしたと願うが、その願いは叶うことなく彼女の手はただ真っ赤に染まっていく。
※本作は猫に対する虐待描写があります。ご注意ください。
「猫は本当に素晴らしい生き物だ。君もそう思わないか?」
目の前の男はそう告げた。
世の中に数多く存在する猫キャラ、人類に身近な「猫」という生き物――しかし、良いイメージばかりがあるわけではなかった。
人気のない海へ、海水浴へ行った僕ら。そこで僕らはとても可愛い女の子と出会う。遊びすぎて、遅くなってしまった僕らを、彼女は自宅に招いてくれたのだけど…
婚約記念パーティーで婚約破棄された私は、異世界人の執事とともにマシンガンで、元婚約者、彼の新しい婚約者、パーティーの客を皆殺しにすることにした。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
廃園になった遊園地では、未だにピエロが「死後の世界」に誘っているんだって。
この噂を聞きつけ、興味本位でやって来てしまった2人。そこで待ち受けていたのは.....噂通りの「死後の世界」への招待状。
美しい幽霊に人生を奪われた主人公が悲しい喜劇を迎えるお話。
これは現代のある殺人鬼完成の一片のお話である。
アイツノスベテヲユルサナイ
例えどんな事があっても、犯した罪から逃げる事は出来ない。
九頭馬龍次は動画投稿の稼ぎで、けっこう贅沢な暮らしをしている。
だが、このところ少し再生回数が伸び悩んでいた。
そんな時、龍次に訪れた願ってもないチャンス!
「チャンスを活かすには、日頃の準備が大切なんだぜぇ」
貧乏人たちを尻目にほくそ笑む龍次は・・・・
夕焼け色に染まる帰り道。一本道を歩いていた一人の女性に訪れた不思議な出来事。
部誌用に書いたものを転載。
ホラーが怖くて見れない作者が何とか怖いものを書こうとして書いた結果。
正直、リアルで起きた心霊体験の方が怖かったかも……
友達の仲が良ければ良いほど色々隠すよね…
そんな感じで書いてみました~
ある日平和な日常は消え去り、芝刈り機たちの反逆が始まった。
かなり昔に書いた作品。童話というか世にも奇妙な物語というか、そういうものが書きたくなって勢いで書いた記憶があります。なんとなくHDの奥底から取り出しての投稿です。
夜明け前、寒さに震える男は、過去の火災で妻を失い、自身も絶望に沈んでいた。
その憎悪と悲しみを埋めるように、彼は小さな放火を繰り返していた。
ある日、彼の前にひとりの老人が現れる。
この出会いが男の運命を変え、連鎖する悲劇が真相が明らかになる。
顧問に理不尽な事ばかり押し付けられている蒼太はある日、あるサイトを見つける。それは【呪いのサイト】
簡単に人を呪うことができるサイトだった。最初は信じていなかったが顧問にかけたら成功した。
そこから狂ったようにサイトを使うようになり……
カクヨムでも投稿中です!
今日はしゅうまつで、ぼくの誕生日。かぞくでお祝いしてくれるんだって!
自殺した姉の遺品のスマートフォンが突然起動して……。
ホラーテイストの物語。
毎日の生活に飽きていた零(れい)はこの生活を変えようとする。仕事をするのはめんどくさいと考えていたとき、仕事屋ばあさんと名乗る者が零の家に来た。
嘗て語られた、死神の過去。
その過去にまつわる、本当にあったかどうかも分からない物語。
ブログに投稿しました。
夜の廃病院に肝試しにやってきた若い女とその恋人。
夜の廃墟でのデートは、そのカップルの定番だった。
しかし友人たちにそれを話すと、みんな不思議そうな顔をする。
その病院は廃病院ではないという。そして恋人は・・・。
主人公がトラックに轢かれてー主人公が病気でー
当たり前のようにポンポンと異世界転生していきますが……
もしその異世界転生に失敗してしまったら?
この主人公は異世界転生に失敗して異世界奈落という場所に落ちてしまった話。
※BAD ENDなので要注意 どのジャンルにすればいいかわからなかったです(泣)
第1話 「I」...スランプを抜け出したミュージシャン。その渾身の新曲を発表すると──
お腹を痛めて産み、どんな理不尽にも耐え、例え嫌われても相手をいつくしみ愛し続ける。
毎日料理、洗濯などの家事に追われても文句を言わない、いつだって相手の健康と人生を心配している。
赤の他人ではそんな事成立しない。成立するのは母と子供だけ。親は子を愛しているのだ。
だから子供の事はなんだってわかる。間違えるはずがない。
『オレンジ公園で遊んでいると,黒い陰に喰われる』。夏休みに,ヘンなウワサが流れていた。でも,気にせずに遊んでたんだ。いつも通りにさ。かくれんぼは連戦連勝の悠太。ある日の夕暮れに見知らぬ男の子に声をかけられる。「オレが勝ったら,こーかんこ」
「悪夢島へようこそ、
ここでは、あなたが思う悪夢が、現実になります。
幸運を。 」
俺は目が覚めた時、見知らぬ小屋にいた。
俺はどうやら都市伝説の悪夢島に来てしまったみたいだ。
次々と降り注ぐ困難。
様々な悪夢的存在から逃げ続け、俺は悪夢からの脱出を試みる!
骨董品のラジオから、ノイズに混じってぼそぼそと喋る奇妙な声が聞こえてきた。まるでお経のようにも聞こえるそれに興味を持った照行は、発信源を探してみることにした……。
置かれている物には、意味があるかも知れない
派遣社員ばかりのお手軽ヒーロー戦隊!その名はロクナモンジャー9!
『殺されたくなるほど苦しめる』がポリシーの拷問屋リー・シェンは日本の拷問おじさんが嫌いだった。
年の差カップルを襲う愛の試練。
「アイツ」は私を真似してくる。私も真似させられる。私の何もかもを。そう、人の死すら。
私だけを見てほしい。そういってあなたは、この両の目を潰しました。でも、あなたが見えなくなってしまいました。あなたと、ワタシ。どちらが愚かなのでしょうか?
主人公の女の子が、自分を見つめ直すことで、成長するというストーリー。
生と死を主軸にして繰り広げられる、女の子とキューピッドの物語。
とある男は反社会団体に所属しており、仕事に失敗して処刑されそうになった。
その処刑方法は一風変わっており・・・・・・・。
いでっち51号様の冬ホラーフェス2022年作品です。
『死なない限り殺してくる』
拷問の天才にして驚くほど短気なおじさんはタメ口を許さない
ちょっと前にね、観覧車に閉じ込められちゃった三人の女の子がいたんだって。
それでどうなったかって?
かなりエグいから聞かない方がいいよ……。
電柱の張り紙にはこう書いてあった。
──もし、妄想が現実になったらあなたはどうしますか?
「あれ、ここどこ……」
目が覚めると小さな部屋に閉じ込められていた。
手は拘束され、誰もいない薄暗い部屋でクスクスと変な声も聞こえている……
時々ナニカがやってきて……血を取られたり、毒盛っては去っていく。なぜ自分は生かされているのだろう。食事だけが時間の経過を把握する術。
どうしてここにいるのかわからないままに過ぎていく日々……そんなある日、目が覚めると元通りの生活が。あの日々はただの悪夢だったのか、それとも……
雪山の山村にある「かくれんぼ神社」には、ぽつぽつと観光客がやってくる神社でした。なぜならこの神社で「まーだだよ」と三回唱え、そして最後に「もういいよ」とつぶやいてから、忘れたい記憶を思い出すと、鬼がその記憶を食らうというのです。記憶がかくれんぼする、かくれんぼ神社。しかし、この村には、よそ者には決して知られてはいけない奇祭があったのです。それは――