SS広場 歴史
晋の時代末期、南平郡に車胤という少年が住んでいた。
車胤は官吏となるために学問を志したが、父の車育が南平郡の主簿であったにも関わらず家が貧しかったため、夜の明かりにも事欠く始末。
これでは九品中正制度で官吏に登用される事は難しい。
そこで頭の回転が早い車胤はどうにかして書が読めるだけの明かりを手に入れることにした。
山間の小さな藩校。歴史の流れに流されまいと抗い、ある青年が飛び立つまでの、人生のある一コマ。
狐に油揚げを捧げるようになった始まりの話
この作品は「note, カクヨム」にも掲載しています
ある森な中にある小さな小屋を訪れたパテル。
パテルは小屋を眺め昔の惨劇をその胸に焼き付ける…。
短編小説二作目です!
今回はちょっと重めな内容です。
黒人奴隷と日本の関わりについてのメモ
時は平安の中頃。
都では内大臣家の姫が噂になっていた。名は晶葉(あきは)。
年齢は十八歳になっている。
そんな晶葉姫の元に、秋のお香である侍従の香が焚きしめられた文が届く。
どうやら、送り主は殿方のようで……?
※カクヨム様、エブリスタ様にも掲載しています。
1921年4月3日。マンハッタンの最南端、バッテリーにある港で新聞記者のダニエルは間もなく汽船に乗って到着するはずのアルベルト・アインシュタインを、やや斜に構えた態度で待ち構えていた……
戦国時代、それは数あまたの命がはかなく散っていった時代である。戦場で散った命は何を思うのか。戦の地で死に別れた若武者と馬は、再び相見えることができるのか。
なんちゃって時代もので、コメディ・恋愛・シリアス・ファンタジー・動物・幼女な要素を詰め込み、ちょっと切ない感じです。
戦国時代のこと。大軍をもって、隣国に攻め込んだ領主がいた。
その勢いはまさに破竹のごとしで、相手方の支城を次々と落とし、残るは本城と相成る。
降伏勧告を受け入れない相手方だったが、ある夕方に、城からおびただしい量の炊煙が立ち上り……。
太平洋戦争末期のガダルカナルを生き延びた私に、「語り部」としての依頼がくる。自らの経験をもって、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えて欲しいと言われるが、私は躊躇する。私には、過去のあの戦いを「語る」資格はあるのか。
戦後70年が過ぎてもなお、一人の男に深く刻まれる贖罪と答えなき問い。
苦悩を胸にしたまま壇上に上がった男が語った事とは。
一つの時代が終わりを告げるその時
明治から紡いできたつながりが集まった
平成から新元号へと無事にバトンを渡す事ができるのだろうか。
その願いも虚しく平成最後の大事件が起きる
救国の英雄ジャンヌ・ダルクがあらわれる数年前の物語。
百年戦争は休戦していたが、フランス王の発狂で王国は内乱状態となり、イングランド王ヘンリーは再び野心を抱く。
兄たちの死去により、主人公は王位継承権一位の王太子となり、王都パリへ連れ戻された。
しかし、母妃と愛人たちの謀略で命を狙われ、からくも王都から脱出した。
逃亡先のシノン城で、王太子は自問自答をくり返し、星空に問いかける。
幕末、京都。
永き泰平が崩れ、突如として現れた乱世は、二人の人斬りを出会わせた。
史実とフィクションがクロスオーバーする、挑戦的幕末短編小説。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは
違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ通信兵として北支に派遣され現地で終戦を終えた池田氏は現地で不思議な体験をする。
岡山県岡山市で毎年8月第一の土日に開催される祭り、「おかやま桃太郎まつり」。
その中の一つ、うらじゃの歴史。
もしかしたら、本当はこうだったかも……しれない?
※この作品は自身が主催する「夏祭りと君」企画、参加作品です。
※作品内での『神』の定義は、人それぞれ解釈の違いがあると思いますが、作者のざっくりとした見解と主観です。
また、作中で語られる伝承は、実際の伝承をもとに作者によるフィクションを加えております。
その昔、世の中には鬼と呼ばれる者共が暮らしておりました。最近ではめっきり聞かなくなった鬼共の話ではございますが、今日は昔を思い出して、その鬼共の一人、葬鬼と呼ばれた鬼に関するお話しを致しましょう。
晋代の中国、神仙道術の大家である葛洪は、不老不死の薬を作るため山籠りするが…
信長公にまつわる話しをまとめた手記を残したい、そう同郷の友に伝えられて福徳村の男は、昔を思い出し語りだした。
私は、デェイビット・クルト。この帝政アメリカで、最も名高い起業家だ。
あのクルト・ルガー回転式拳銃は、この私が造ったものだ。
父は鍛冶職人で、母は床屋の娘。銃職人の下働きから始め、五十年で帝国功労貴族にまで登り詰めた。
「死の商人」
心無い者はそう呼ぶが、私の銃があったからこそ、アメリカは帝政となり、強大な力を得る事が出来たのだ。それが、私の誇り。
しかし私は、家族の事で深い悩みを抱えている。人生とは、ままならないものだ。何かで成功すれば、別の所で帳尻を合わせて来る。神とい
う存在は、何と嫉妬深いのだろう。
<カクヨムにも掲載中>折りたたむ>>続きをよむ 三国志演義において呂布と打ち合いながらも生き延びた希代の猛将、武安国。
架空の存在と言われる彼の伝記があればどうなるか、という内容となります。
8/8:二次創作扱いで公開停止になったので歴史創作扱いで再投稿。
評価を頂けていた方には申し訳ありません。
12/1:華北編終了。
弔問の使者=顔良、という説を見たことがないのは、改めて思えば意外である。
やはりあれか、忠義とか武勇とかのイメージの問題か。
12/30:黄家in。
ここまで来るとトンデモ説も極まれり
である。
弓の名手が隻腕でもいいじゃないか。
1/23:五虎大将軍任官。
むしろ、真っ先にここが書きたかった。
関羽が怒ってたのは、役者不足が原因ではない、という珍説。折りたたむ>>続きをよむいくつもある
野里子の前世を
解き明かす、
占い師エール。
在野の陰陽師である少年・穂高は運命に導かれるように安倍晴明と出会う。
合わない上司と激務に追われ続けて欝(うつ)気味のある人のお話です。
俺の勝手すぎる作り話です。信じるか信じないかは、完全にあなた次第だ!!
さて、一転してこんどは上座部系仏教です。昔の日本では「自分ひとりしか救われない小乗仏教」と言われ軽視されていましたが、これがなかなかどうしてあなどれない(汗)。ここに描かれてたのは初転法輪(最初の説法)の一部分のようですが、デビュー説法でブッダはどんなことを言ってたのでしょうか?(注:のべらいずであり正確な翻訳ではありません)
前編からの続きになります。
ネットサーフィンをしていた主人公は中国のネット掲示板で
日本の戦国時代は村同士の争い、と書かれているのを見てしまう、怒り狂った主人公はコピペ爆撃を行うがその途中で何者かの手によって便利な力を持って縄文時代の日本に飛ばされる
最初はふざけるなと思った主人公だが途中で天才的な閃きを思い付く戦国時代の日本の人口増やせば文句の付けようが無いくらいにパワフルになるじゃないかと
ハンニバルはローマに敗れ、毒杯を煽りその生涯を閉じたかに見えた。
しかし彼は目覚める。亡き父の前で。
ハンニバルは再びローマへ挑むことを決意し、立ち上がったのだった。
「ローマ! ローマよ! 私は必ずローマを滅ぼす!」
ハンニバルによる打倒ローマへの道が再び始まる……
人を殺すなと神は言うが、人は神のために人を殺す。
そこに矛盾はなく、神は変わらず偉大である。
この作品は僕自身の人生のなかであったことをそのまま描いた作品です。小説とは言えないかもしれませんがいろんな人に読んでいただいて少しでも元気を出してもらえるととてもうれしいです。
永禄6年(1563年)。三年前の桶狭間における義元の敗死により、三河の今川の支配は崩れた。権力は、空白を許さない。ただちに松平元康が権力を握り、三河を支配する。だが、三河の物流は本願寺教団が握ったままだった。
太平洋戦争突入間際、海軍によって「C-1型航空母艇」は開発された。
これにより、我々(=読者)の知る太平洋戦争とはほんのちょびっとだけ違う結果になった。
設定の一部は、架空小説ということで若干無理がありますがご了承ください。
タイトルのまんまです。
衝動に駆られて書いた駄作です。いろいろと思う事はあるかもしれませんがご容赦ください。
関ヶ原の大戦で崩れゆく西軍。
孤立していく島津軍は乾坤一擲、敵中突破を図ろうとしていた。
そしてそこで戦い死んでいった島津兵は「死兵」と呼ばれた。
ファイナルファンタジー的二項対立の世界観、アーマゲドン(世界最終戦争)の雰囲気が蔓延している現代日本。
ナポレオンはナポレオン法典を残し、人々を光ある方向へ導きました。しかし、彼の戦争、勝利をもぎ取るための大砲の音の下、大きな犠牲が出ました。冬のモスクワで、凍死していくフランス兵。
戦乱、混乱の世の中で、小説を書くと言うことはどういう意義があるのか、そう言うことに答えが見つかれば良いなと思い、小説を書きました。
旧石器時代、孤児のアシュラは群れのみんなに避けられる。一人じゃ槍の作り方も
わからない。そんなある時、大物狩りがありアシュラは危険な目にあう。
ナチスの宣伝大臣だったゲッベルス。
現代の普通のおじさんが日本の奈良時代に逆行転生してしまった。その生涯を早足に振り返るお話です。皆さん、初めまして。中学の頃に黒歴史をネットに投稿していた頃がありましたが、最近ふとした瞬間に書きたくなったので投稿してみました。この短編は完成ではなく、これから作る小説のあらすじです。とりあえず、自分の地元である久留米を題材にして古代日本に現代人が転生すれば日本はどうなるのか!的なことを書いていきたいと思います。
戦の世に咲く鮮花、愚花、悲花、仇花の昇華の極み、そして散り行くその瞬間、そこに至る時の流れ。
EGO国。建国して間もないこの国だが強大な軍事力であのソウル帝国とも肩を張れる実力国、その国王であるシルバ・ハルミはどんな人物だったのだろうか?今日はその最初の歴史を少しばかり覗いてみようと思う。
EGO国シリーズ第二弾です!
幕末のころ。不思議な飴を売る男が、祭りの屋台の中に紛れていた。
ろくろのようなすり鉢状の器具を回し、その中心に立つ円柱部分に串を押しつけると、みるみる白い飴が煙のように取り付いていく……。
それは、やがて海外から伝わる綿菓子とは似て非なる、不可思議な飴だった。
~風化させてはいけない物語~
第二次世界大戦終期
アメコミのヒーロー、ジャスティスマンに憧れる少年とらは山奥で母親と二人で暮らしていた
母は仕事で家にいないことのほうが多く、母が居ないときはコミックを読みながら
いつかジャスティスマンのようになるのだと鍛錬を重ねていた
そして僕には才能があるのだと思っていた。
僕の髪の色はジャスティスマンと同じ金色
母も僕の金色の髪を褒めてくれていたからだ
しかし、金髪は敵国の色…
他の日本人には憎悪の対象なのであった
神聖国家と世俗国家あるいは、十字軍の真実
小松左京御大の骨って言う話の中に、パレオロクソドンナウマディクスって言う単語が出てきて、それを見た時からもうこのタイトルで何とか話が書きたくて書きたくて。
もしも日本海軍の鳳翔が戦後、ソ連に接収されていたら...?
※身勝手な理由で前のアカウントと作品を消してしまいました元サスルナです。
皆様本当に申し訳ございませんでした。
色々と事情が落ち着きこのたびまたアカウントを作り直した次第でございます。
今度のアカウント名は私の名前と父の名前をごちゃまぜにした新田 喜輔とさせていただきました。
これから順次作品をサルベージし再投稿を行いますので、お目汚しをしていただければ幸いです。
幻の満州国 あるいは石原莞爾の見た蜃気楼?legend of empire あるいは幻の満州帝国 legend of manchuria empire
武田家の草の者(乱破)のある日常。
不景気の昨今、決して人事じゃない。そしてここにもリストラされた男が居る。ついに家賃も払えず、公園で野宿していると初老の男に声を掛けられた。富士の樹海に付き合えば良い事があると云う。
「忠臣蔵」で悪役とされている吉良上野介義央、彼が見た「松の廊下」と彼の生涯最後の日――。
深織は夢の中でどこか懐かしい笛の音を耳にする。早起きした深織は、窓から見えた季節はずれの桜を辿って、近くの屋敷を訪れた。平安時代のような風格が漂う屋敷から聴こえてきたのは、夢で聴いた笛の調べだった。
江戸時代の剣術道場のひとつで。
親に言われて通い始めた少年は、稽古に気乗りしなかった。けれども家では父母が二人がかりで折檻してくるし、それに比べれば稽古はまだ一対一。逃避の場所としては、まだマシだった。
ある日、道場の稽古の様子を眺める、ひとりの少女に彼は気づき……。
中国ではマイナーな時代に属するであろう、南北朝時代後期から隋の時代の人物、史萬歳。あまり知られていない人物だが、実は彼は正史の本文に、両軍示し合わせての一騎打ちを行なったことが明確に記されている希有な人物である。
はたして彼はどんな人物なのか、短編でその生涯を描く。
ワーテルロー、重なり合う運命
「ねぇ、大和お姉さまー。連合艦隊の旗艦を代わってくれないかなー」
昔から我儘ばかり言う妹(武蔵)が、とうとう私(大和)から連合艦隊旗艦の座まで奪っていった。
でも私は妹を憎みきれない。たった一人の家族なのだから。そして妹も実は姉を愛していた。そんなお話。
世間ではクソ妹ブームが来ているらしいので、架空戦記しか書かない作者が発作的にブームに乗っかってみました。
江戸時代。
日本に伝わって来たトマトは、その血を思わせる真っ赤な姿と、独特の青臭さから、観賞用植物としての扱いを受けていた。
しかし、蓼食う虫も好き好き。
トマトに魅入られた天涯孤独の青年は、どうにか食用トマトを作るべく、研究を始めるのだが……。
世に有名な故事成語「矛盾」
言い負かされた商人のその後のお話です。
後漢末期、河北を征した曹操は、南征を開始した
世に名高き赤壁の戦いより少し前、曹操は宿敵を追って駆ける
地響きと共に蹂躙する曹操軍
勢い強く進む曹操軍の前に、見知らぬ男が立ちはだかっていた…
時は幕末、所は京都。土方歳三から借り受けた「豊玉句集」を三十三間堂に忘れてしまった沖田総司は、夜中に藤堂平助と共に探しに行くが、そこで出逢ったものとは――。ドタバタ幕末ファンタジー第5弾です。
本能寺の変を私なりに分析した結果、実行犯が黒田官兵衛になりました。
「貞観十年、太宗、侍臣に謂ひて曰く、帝王の業、草創と守文と孰れか難き、と。尚書左僕射房玄齢対へて曰く、天地草昧にして、群雄競ひ起る。攻め破りて乃ち降し、戦ひ勝ちて乃ち剋つ。此に由りて之を言へば、草創を難しと為す、と……」
学者の淡々とした朗読に、その場に居並ぶ全ての人間が聞き入っている。その顔触れはいずれも若く、少年と言って差し支えない。いずれも近習の類と見えた。
王子様の婚約者は、拷問と悪魔崇拝、人の弱みを握ることが趣味の可愛い女の子。その女の子がいかにして、新たな国家を作り上げていくかのお話。
秘密の霊泉 卵水の思い出 汚れなき村童の日々 続・小夜物語 第3話
これは、とある場所で行われた空戦についての話である
歴史物です。織田信長と濃姫に関わる短編が二つ入っています。
男が書斎の本を整理していると、ひらりと紙切れが落ちてきた。紙面にはつたない絵が描かれている。息子たちの誰かが、幼い頃に描いた絵だろう。そう思った男は、紙をたたもうとしたが、端に書かれた「1エーカーの土地」という文字に目を留めた。その瞬間、忘却のかなたにあった記憶が、あふれでてきた。……彼女は、きれいな声で歌う子だった。【舞台】20世紀初頭のイギリス
家を無くし、家族を亡くした少女。
少女は一人暮らしをしている老人と出会う。
老人と生活を共にしていたが、ある日、突如異変が起こる。
奇跡が起きるという「エリヤの瓶」を買ったヨセだったが。
聖書のエピソードをもとにした話です。
第8回「かきあげ!」小説イベント投稿作品。
老兵と共に逝きしものは……
描写力アップ企画投稿作品、第五作目。
お題は「さよなら相棒」、当時二作品投稿したうちのひとつです。
架空戦記創作大会2020秋 参加作品です。
お題2の一式戦「隼」が日本以外で活躍する架空戦記です。
歴史ネタを「朗読してもらう」ことを意識してまとめてみました。
本作はフィクションです。
一週間の少年行方不明事件。
空白の一週間に出会った博物館の管理者
自称『最後のロボット』は、
未来の歴史を語る。
まだ、誰も知らない未来の話。
ある夜、殺人という罪を隠してしまった十兵衛。
村の馴染みの娘、きよ につじつま合わせを願い出る。
しかし、だんだんと罪が明るみになって……。
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
鉄道正式開業の日にあったかもしれないおはなしです。
拷問を生業とする男が一人の少女と出会い、その心を揺さぶられていく。
(後書きにはリメイク版を載せています)
西暦1249年。聖地エルサレム奪還を目指すフランス王ルイ九世は、その障害となるアイユーブ朝を叩くべく、エジプトに侵攻。
しかし、迎え撃つアイユーブ朝では、スルタン・アル=サーリフが病に倒れた。
残されたスルタン妃・真珠の木(シャジャル・アッ=ドゥッル)は、スルタンの死を隠し通すことが出来るのか? 彼女の孤独な戦いが始まる――。
拙作『フリードリヒ二世の手紙』のスピンオフで、女王様シリーズ第六弾です。
※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「秘密」向けに書き下ろしたものの転
載です。折りたたむ>>続きをよむあたし友香。女子高校2年。シャンプーとコンディショナーをうっかり混ぜてしまったら、それを欲しいって隣の男子が言って来たんだけど、男子といっしょの香りになるってはずかしくない?いったんは断ったんだけど、歴史の授業中になぜだか眠くなって……気が付いたら巴御前になってたの!
aiによる架空艦作成
投稿<参考資料>:織田信長の陰謀と高山右近の祈り
粗筋:別途掲載発表の『〖美善京』でお会いしましょう』との関連調和参考作品。
織田信長は本能寺の変で自身を歴史上から抹殺。キリシタン大名高山右近の導きと援助で右近の領地で余生を全うした。信長の人生には、高山右近のこの祈りが関係した。
2022年9月27日、日本の元総理の国葬儀で菅前総理の弔辞があった。
それらは、日本国民を二分するものであった。<大和西大寺の変>は今後その弔辞を含め今度どう展開するか。本稿をその予測参考にできる
作品…
折りたたむ>>続きをよむ古代中国。絶品料理に感激した男は、飯王と名乗って飯国を建国する。
私(はやまなつお)の小説ブログに同時発表しています。
https://ameblo.jp/gojiragamera91
アイドル志望の少女、久遠朱音はオーディションに落ち続けていた。そんな中、突然ヘンテコな妖精が現れて、「君の夢に近づけるように」と次々と選択を迫ってくる。
選択をうまくいけばアイドルとしての道が近づき、逆に選択肢を間違えば遠のく。そんな中朱音の出した答えはー?
桜を象徴する村で起きた、とある姉妹の切ない和風ホラーです。
太郎は筋骨隆々、身の丈六尺を越える益荒男である。美しい妻とともに仲むつまじく村での生活を送っ
ていたのだが、そこへ庄屋が決して断れぬ相談事を持ち込んできた。
戦国時代。刀や茶器と並び、染物もまた自分の価値を上げるものとして、重視されていた。
とある領地で毎年行われる、染物大会。殿様からのお墨付きをもらえれば、職人としての箔がつく。
中でも三年連続の連覇を果たした生地には、特殊な製法が存在したとか……。
我は剣客。挑まれれば、戦う。勝てば生き、負ければ骸となり果てるのみ――
「大望など無い。天下無双にも興味は無い」
武蔵は、そう言い捨てた。
「ただ、生きる事のみ」
慶長17年4月13日、宮本武蔵と佐々木小次郎との決闘、その一場面を描いた歴史ショートショート。
三之丞の活躍!! 妹を手にかける兄!
時は明治。大店の娘・菫が出会った無愛想な車夫。
※恋愛タグをつけていますが、恋愛未満です。
安万侶は相方――稗田阿礼のせいで、いつも振り回されっぱなしだ。今日も阿礼が宮中を飛び出した。それを呼び戻すため、安万侶はしぶしぶ仕事場を離れる。古事記編纂コンビの稗田阿礼+太安万侶のお話です。注:うっすらと腐表現がございます。
遠い昔の記憶の中に、いつもあなたの笑った顔があった。
そんなあなたと、わたしは二つの約束をした。
江戸より、ずっと昔の、東海道。
馬飼いの、屈強な男と、馬。
その、絆のお話。
時は幕末。
現代でも恵まれた体格を持つ青年は、争乱の京都へと移転する。
カクヨム様でメイン活動しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330662230739600
こころ穏やかな人びとの国、寧洲を舞台とした架空歴史小説。
高校生・山岡小路義晴は死んだ。目覚めると山岡小路は武蔵坊弁慶に転生していた。チートは・・・ある!! そして義経は・・・女の子だった!! 九郎と二人で京都中の妖怪を退治、日本全国ハーレム行脚、木曽義仲と一騎打ち、九郎義経の軍神チートが覚醒!! 一ノ谷、屋島、壇ノ浦、九郎タンTUEEE。の、予定。
戦国時代は応仁の乱(1467年)から始まるというのが定説ですが、関東では、その前に鎌倉公方と関東管領が対立した享徳の大乱(1454年)が起きています。太田道灌は、その関東の戦乱の中で頭角をあらわした武将です。特に、長尾景春の乱(1476年)において道灌は、敵戦力の撃破より補給ルートの強化を優先しており、同時代の武将とは違った戦略眼をみせています。太田道灌が切り開いた戦国への道は、彼の死後、京からきた伊勢新九郎盛時(北条早雲)によって受け継がれることになります。
織田信長の天下を阻んだ男、明智光秀。
彼は何故謀反を起こしたのか?
豊臣秀吉首謀者説を用いて描かれる本能寺の変をとくとご覧あれ!
ミッドウェー海戦の辛勝で建造を継続決定した信濃。しかし、竣工したのは東京大空襲の後だった。
港から動く事もなく終戦を迎えたのだったが、信濃の奇妙な冒険は終戦後から始まった。
類い稀なる美女・王昭君《おうしょうくん》が負けるほどハイレベルな美人コンテストとはいったい……?
正直者は馬鹿を見る——それは紀元前でも変わりない。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ——全てのコンテスト参加者は彼女の名を知らなくてはいけない。
まあコンテストにつきもののアレですよアレ。
コンテストと名の付く全てのイベントは、コレからは逃れられない運命にあるという事ですな。
※随分前にカクヨムで書いたものです。
刀剣マニアの私、名刀・二王清綱を見るために、岐阜県立博物館に行った。
二王清綱は、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした刀、刀と言っても脇差、新撰組局長・近藤勇の介錯人・横倉喜三次は、脇差で新撰組局長・近藤勇の首を切り落としたのだ。
それに、赤報隊・隊長・相楽総三の介錯もしている。
二王清綱を目前にしながら、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした横倉喜三次に浪漫を感じる私、脇差で首を切り落とした腕に浪漫を感じるのか、それとも、歴史の影に埋もれた凄腕の剣客の1人だから浪漫を感じるの
か、刀にもドラマがある、剣客にもドラマがある。ドラマに浪漫を感じた事だけは嘘ではない・・・折りたたむ>>続きをよむ架空のレトロっぽい時代、相撲小屋の賭師(受け)に負けた客(攻め)が一晩いいなりになった後の話。
農村で燻っていた幼馴染の二人は戦手柄を挙げ成り上がろうと意気揚々と戦場へ向かう。
維新が成って十年、彼はそこにいる。
京都新選組の池田屋事変直前の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
幼い頃、祖父が泣いているのを見たことがある。
体格が良く、従兄からも恐れられている祖父。
その祖父が、ある日の夜。
暗い応接間で涙をながしていた。
神器のハンマーを盗まれた、雷神トールは、
花嫁に化け、ロキと共に、巨人の国へ向かう。
そこには、巨人の、スリュム王が待っていて――?
ラノベ風・読み易い北欧神話。
九州大学文藝部2021年度初冬号の作品です。カクヨム様にも掲載しております。
戦国時代のこと。
とある領地で募られる兵達は、家を出る前に、小さい麻袋の中へ自分の吐息を入れ、持ち寄ることが義務づけられていた。
誇りよりも、生き延びることが肝心な彼らにとって、命のやりとりは重大事。緊張のあまり呼吸が乱れたときに、その袋の出番だとか……。
その罵倒、
なんのため??
スサノオとアマテラスの話
源義経公にいつも頭を撫でて貰っていた幼い小娘の、大人になってから。
超宗教編(日本における宗教史)の補足です。
諸国を流れ歩く謎めいた浪人、鬼灯の勘兵衛。飄々とした雰囲気とは裏腹に、その眼は戦場を冷静に見据えている。
彼は、酒場で居合わせた旅人たちに、かの有名な武田信玄の意外な一面を語り始める。 それは、信玄が「部下に指示を出すのが下手くそだった」という衝撃的な告白だった。
あるお坊様を家に招いた男の語る話
『えっ、ここは戦国時代じゃないの?ここまで古いと知識で無双とか無理だろ』の主人公の佐久良の弟の話になってます。時代は奈良時代で未来からの転生者を兄に持った男の成り上がりの話です。これもいずれかく長編のための設定集のようなものです。もし、読んでもらい興味をもってもらえたら幸いです。
感想や設定の矛盾とうあれば指摘のほどをお願いします。
昔のヨーロッパの子供の遊びの一つに輪回しと呼ばれるものがある。
輪(フープ)を棒を使って転がす遊びで、ブリューゲルの絵画「子供の遊戯」に描かれている。
藤堂高虎。
戦国乱世において主君を変えること七度。その変わり身の早さから高虎を快く思わない者達から“風見鶏”と揶揄されていた。
節操のない変節を繰り返していると思われがちだが、それは異なる。ある信条によって、主君を変えざるを得なかっただけなのだ……。
※『KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~』エントリー作品
7回目お題:出会いと別れ
〇この作品は『カクヨム』に2022年3月19日に投稿した作品を移植したものになります。
カクヨ
ム→https://kakuyomu.jp/works/16816927861701489767
折りたたむ>>続きをよむ 羽柴秀吉の馬廻として仕える、大谷“平馬”吉継(幼名:紀之介)。
天正十一年(1583年)三月、越前の柴田勝家が大軍を率いて近江国へ侵攻。柳ヶ瀬に布陣した。吉継も主君秀吉に従軍して木ノ本に布陣する。
両軍睨み合いで膠着状態に陥る中、岐阜の織田信孝が挙兵したという報せが入る。秀吉は抑えの軍を置き、先に信孝を制圧すべく兵を動かす。
岐阜へ向かう途中、柴田方が動いたという一報が飛び込んできた。
待ちに待った報せに、秀吉は興奮した様子で側に居た吉継に命じた。
「紀之介!!
近江路を我が軍が滞りなく進めるよう手配せよ!! この軍の命運はお前の双肩に掛かっているぞ!!」
〇 〇 〇
『KAC2020~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ2020~』参加作品(3回目:「Uターン」)
※この作品はカクヨムに2020年3月5日に投稿した作品を一部修正の上で移植したものになります。
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894543420
折りたたむ>>続きをよむスターリンからの監視からは逃れられない!
ソビエトロシアでは逃げられないが監視する!
秋ともなると一面の芒に覆われるその峠には、古より続く不思議がありました。。満月が綺麗な秋の夜になると、どこからともなく、篠笛と鼓の音色が聴こえてくることがあるそうです。
日本人はいかにして新たなる食物を獲得したのかという物語です
(めっちゃいい加減な知識で書いてますので、一切参考にされないよう)
落ち武者狩りの甚平はその稼ぎの最中、一人の若侍を見つけた。命乞いを迫る甚平を見上げる若侍の目は真っ直ぐで甚平はその視線にいらだちを覚えていた。
あるボロ寺の和尚が、ひょんなことから武士に「『かすていら』を作れ」と命令される。和尚はろくに知りもしない「かすていら」を作ろうと奮闘するが……
※秋の歴史2023参加作品です
ぼーっとしてたら、蘇我入鹿(そがのいるか)さんに拾ってもらった。タイムスリップしたようだ。
蘇我入鹿さんって、大化の改新で倒される方の人だよね。
※適当な話です
茉雪(まゆき)は奇妙な少女と出会うが……
文芸部の大会で出品したものです。
絶対妹大戦番外編第2弾!!
今回は渚目線で色々おきます、
そりゃあ、色々起きちゃいます!!
小早川秀秋。関ヶ原の戦いで西側を裏切り、東側の勝利のきっかけをつくった。
明暦の大火により、燃えている自宅をみている男がいた。
※カクヨムにも投稿しています
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885462205
江戸、幕末。東北に天下を睨む男がいた。その男の目の前に立ちはだかる宿敵・夜須藩。男は、宿敵を葬る為、同じ力を得ようとする。
天下を望む野心家。伊達蝦夷守継村を描いた、 第一回アルファポリス歴史時代小説大賞特別賞受賞作「狼の裔」の前後半の空白を埋める外伝的作品。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので
、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ 1673年10月、グラーツ。皇帝レオポルド1世の妃となるべく、チロル州侯爵家からクラウディア・フェリーツィタス・フォン・エスターライヒ・ツィロルは同地に赴いた。
ところが、皇帝レオポルドは前年薨去した王妃マルガリータ・テレサとの死別を未だに引き摺っており、嘆き悲しむばかり。従者たちも困り果てていた。
そこで、王妃クラウディアは、彼の心を取り戻すべく、一計を案じることとなる。
断絶に瀕したオーストリア・ハプスブルク家を救った、一人の賢后の、始まりの物語。
明治時代は政治的な変化と同時に文化的な変化も生じた時代だった。江戸後期には「戯作」という文芸のジャンルがあった。十返舎一九や柳亭種彦という名を聞いたことはあるだろう。内容的には滑稽を主軸としたくだらなさを売りにしたものであり、批判者もいたが、民衆には比較的人気だったと思われる。そもそも戯作者の多くは批判をされたところで自分たちの文芸が低俗であることなど自覚していたため、あまり関係なかったのである。さて、この戯作というジャンルも、明治の波には逆らえなかった。江戸の文化が消えてい
くと同時に衰えていった。この話は新しい時代にあって、古風な戯作にあこがれを抱き、明治の波に最後まで抗い続けた男の苦悩の物語である。折りたたむ>>続きをよむ江戸時代、農民は大根を買いに町に出かけるが、小指を売っている不気味な店を見つける。 面倒に巻き込まれないよう大根を買ってすぐ帰ろうとするも、商人は小指に興味を注ごうとする。 小指に興味がない農民に対しての堪忍袋の緒が切れ、金づちを思い切り突き付けてくるという思わぬ展開に。 農民がどうやって商人の理不尽から逃れられることができるのだろうか。
ボストン茶会事件におけるアメリカの植民地感情を同時代の第三者の目から見ていきます。
「魏武注に曰く、十倍ならば包囲し、五倍ならば速攻し、二倍ならば分断し、互角ならば巧緻に兵を用いてこれを防ぎ、劣勢ならば退き、勝算なければ戦を避けるべしという。大事な事は敵と己の力の差を知る事だ。さすれば自ずと取るべき道が見えて来る事であろう」
静かに兵書を朗読する声だけが部屋に響く。その声の主は青年にも思える色白の男で、正座する聞き手はまだ五、六歳と思しき子供である。だが静謐に聞き入っているという風ではない。もじもじと身体を震わせ、不安げに視線を泳がせている。
宮本武蔵という男の物語。
番傘作りの下級武士に訪れた幸運。それには秘密があった。
大きな商売を終えた男は山の中で奇妙な寺に立ち寄る。
『耳かき寺』
周囲の村からは、そう呼ばれていた。
もしもルイ十七世の保護者になったのは靴屋のアントワーヌ・シモンとその妻マリー・ジャンヌではなく別の夫婦だった場合。
歴史の流れは変わる事はないけど、それでもほんの少し歴史が変わった所がある。これはそんなお話。
帝国陸海軍二式戦闘機。その正体は!?
命よりも大切にしなければならない物がある。稔麿はそれを守るために走る。五分大祭参加作品。
大和国の僧、本学坊宗念が綴った学念という僧の伝記。全三巻。
戦国時代のこと。
村の代表者が年貢をおさめにいった帰り道、曲者に襲われた。
身軽に飛び回るそいつは、地面では犬のように四つん這いになり、口には刃物をくわえている。
戦に慣れた感覚を生かし、辛くも窮地を脱した彼だが、まだ事態は終わってはいなかった。
伊藤一刀斎には高弟が二人いた。小野善鬼と神子上典膳。唯授一人の秘伝をこのどちらが受けるかに関して、二人の兄弟弟子は師匠の前で真剣での勝負をすることになった。「小金ヶ原の決闘」の物語。/漫画脚本の形式です。
掛川百鬼夜行応募作品
戦国時代。美濃国・関において、名人と名高い刀工がいた。
名を赤七。
ある事件を境に、赤七はまともに刀を打つことが出来なくなる。
そんな赤七に、是非とも名刀を打って欲しいという依頼を持ち込む武士がいた。
刀鍛冶の、苦悩と葛藤の物語。
『天正鬼とぶらい』主人公・小野桐峰の名が出てきます。
カクヨムさんにも掲載。
万暦帝の治世で斜陽を迎えた明国に仕え、勃興する女真と戦った熊廷弼(ゆうていひつ)の奮闘と悲劇を書いた短編作品。
武蔵が座っているだけで相手を倒した試合。
対戦相手視点で武蔵の狂気を書く!
九戸政実の乱。それはかの有名な小田原征伐と同等以上の兵を持ってして完勝ではなく、策略による投降によって幕を降ろした戦国最後の戦。負け戦と分かっていても戦に挑む奥州の武士の意地と誇りの煌びやかさ。未だ日ノ本が纏まり切ってないときに、彼が一石を投じていたら、世は戦乱に舞い戻る。英雄殺しによる暗躍は全てを無に還す。
中国戦国時代の人雍門子狄の話
差別の本質
民族の繁栄
国家とは何か
臣民のなすべきことは何か
大日本帝国と大和民族の復権
小説『天下をとるのは、この俺だっ!』 ~天下人になろう~
この物語は、『歴史カテゴリ交流企画』参加作品、『天下人になろう』を書き上げる、なろう作者の舞台裏を描いた作品です。
作者の側がどんな風に小説を投稿しているのか、舞台裏をご覧下さい。
雰囲気を感じていただき、そして作品を読んでみてください。
皆さんに楽しく読んでいただこうと、みんな頑張っております。
本作は、”交流企画の宣伝”として序章の前に一時的に差し込んだお話しです。
ネタとして、気合いを入れた作品なので
削除を機に短編でご覧いただけるように加筆修正いたしました。
折りたたむ>>続きをよむ舞台は15世紀、イギリス。
ボアーズヘッド亭の主人である私が、店のオーナー兼客であるファルスタッフにご飯を提供するおはなし。
かの有名な劇作家シェイクスピアの書いたウィンザーの陽気な女房達は様々な作曲家の題材になっていました。椿姫で有名なヴェルディも彼自身の最後のオペラとしてファルスタッフというオペラを作曲しました。ファルスタッフはウィンザーの陽気な女房達に登場する悪役主人公で、この短編ではオペラ、ファルスタッフが始まる少し前のシーンを、ちょびっとだけ出てくる飲み屋のマス
ターの視点から書いています。
背景の調査不足やわたくし自身の力不足で上手に描写しきれていないかもしれませんが、細かい部分に目をつぶって読んでいただけるとありがたいです。あわよくばオペラやシェイクスピア、何よりファルスタッフに興味を持っていただけると幸いです。それではどうぞ。
小説家になろうの公式企画、秋の歴史のために書き上げた作品です。折りたたむ>>続きをよむ戦国時代のこと。
他国から流れてきた農民は、その土地に長く住む先輩の農民にとって、鉄砲玉だった。
戦などの召集があれば、率先して出向くように。そんな空気を村民は漂わせる。
そうして何度も戦を経験する農民だったけど、
ある時の戦は、不意に敵部隊に包囲され、退却を余儀なくされる。
その際、彼は気味の悪い体験をした。
2022年はワールドカップイヤーである。それに先立ち 2022年、2026年、2030年のワールドカップ優勝国を予想してみる話
三国志最高の軍師、諸葛孔明が死んだ後辿り着いたのは日本の戦国時代⁉︎
しかもその孔明は双子の妹?
諸葛孔明が戦国に降り立った時何かが起きる?
という短編です。
続編はあまり考えていないのでやりっ放しだと考えていただけたら。
かしこ(男ですが)
クーゲルは「丸い」を、パンツァーは「戦車」を、それぞれ意味する。
ドイツで製造され、日本帝国が運用したその戦車は、本当に奇妙な外見だった。外見ばかりでなく、用途も不明。設計図も無し。
そんな、謎戦車の活躍を想像してみました。(本文にレプラ川云々の設定が出てきますが、架空の物です)
8月6日に起こった事です。
*この作品は習作のために書いたものです。深い意味はないので軽い気持ちでお読みください。
籠城戦に供え私とラザルスは歩廊の上で歩哨をしていた。
朝鮮(韓国)最後の女流漢詩人と称される呉孝媛の少女時代のお話です。
彼女の作品を紹介していますので漢詩ファンの方は漢詩の部分だけでもお読みいただければ嬉しいです。
天下人・豊臣秀吉。一代で、関白にまで関白にまで登りつめた傑物である。気前よく恩賞を与えることで、多くの大名を取り込んできた秀吉だが、会津の大大名・蒲生氏郷はその天下人に対する不安があるという。
これ自体は怪文書よりちょっと前の時系列になりますが、単体での短編です
季節を彩る短編時代小説(春編)です。
暖かな陽気に誘われて散歩に出た上野山の茶屋先で起こったちょっとした出来事。ほんの少しでもいい。温かな気持ちを忘れないように。
又蔵という男。悪行が見つかり、逃げ出していた。しかし、南海道を通り抜けた所で、何者かに追われている事に気が付き……。
猿の内政官の外伝です。本編はこちら→ https://ncode.syosetu.com/n8210fk/
猿の内政官が始まる前の物語です。
世界大思想全集 春秋社 1927年刊行 全126巻 これはまさに、画期的な刊行だった。
2016年、謹賀新年!チカン冤罪によりちちしりふともも絶対領域に目覚めたあの黒田官兵衛が、信長、秀吉、家康、三成の黄金メンバーとともに期間限定復活!斜め上に戦国乱世を吹っ飛ばすその名はやっぱり軍チカン兵衛!堂々再登場です☆大河ネタもちょこっとあります。
クリミア戦争のお話です。
ナイチンゲールしかイメージない人も多いかも?
縄文人の住む日本に移住したオノコロ人。
オノコロ人は後世では弥生人と呼ばれる。
オノコロ人は九州とアスカに分かれて住んだが、その間にある瀬戸内の航路を開いたモモについての簡単な物語である。
江戸時代、1600年ごろの話。
その人は炎の中で生まれたと言った。
その人は神を信じると言った。
その人は…………炎に包まれて死んだ。
数年前に書いた、お題「侍」「忍び」。
戦国時代のこと。集団戦術や鉄砲が幅を利かせ始めたとはいえ、昔ながらの馬術はまだ現役だった。
鍛錬に励むさむらいたちだったが、その中に奇妙な騎乗をするものがいる。
彼は鞍をはじめとする、あらゆる馬具をつけないのだが……。
勲章の話 没落農家の我が家にも勲章がある、名誉と栄光のためでなく、ただ生の軌跡のために?改訂版
かつて、織田信長という人物の、味覚を試した料理人がいたのだそうです。
短気で、すぐに癇癪を起すと言われている、あの織田信長にです。
ですが、少しだけ、田舎風の味付けにし直したことで、料理の腕を、非常に褒められることになったのだとか。
そのエピソードを、物語調にアレンジしてみました。
※史実とは異なる部分が、多々あるとは思いますが、物語としてお楽しみいただけたら幸いです。
家でひとり、夫の帰りを待つ女、お菊。
大工の夫を待つことには慣れている、しかし今日に限って焦っているのは、ある噂を耳にしたせいだった……。
端正な文体で有名な某時代劇作家リスペクトです。
大河ドラマ ”大河兼任”
時は源平合戦の終わり。奥州藤原氏は生き残りをかけて、鎌倉へ従おうとした。義経の首まで獲ったが、受け入れられず。黄金の都”平泉”は灰に帰した。しかし北奧には、無傷の将兵があまたおり。義経や木曽の遺子が生きていると噂を立て、鎌倉方を錯乱。統制が取れなくなった隙をつき、その男は立った。
大河兼任(おおかわかねとう)。秋田城柵に詰める、一人の大将である。
”古今の間、六親もしくは夫婦の怨敵に報ずるは、尋常のことなり。いまだ主人の敵を討つの例あらず
。兼任独りその例を始めんがために鎌倉に赴くところなり”
今作は ”曽我物語外伝 奥州再乱” を編集しなおしたものです。いずれ今作を含めて大河兼任の生涯を書きたいと考えています。ちなみに ”松島” とは宮城県の松島町ではなく、青森県五所川原市の松島町です。折りたたむ>>続きをよむ鎌倉時代。
平安時代までは主に貴族に需要のあったおしろいは、武士たちにも広まっていく。
化粧もまた、武士の身だしなみのひとつ。肌もまた相手をはかる基準。
特に浅黒い肌を持つ者の多いとある家では、おしろいが大切な地位を占めており……。
トロイア戦争に参加した英雄たちの中で、いまいちマイナーなプロテシラオスという男。アキレウスやオデュッセウスなど華麗なる活躍をした猛将に比べれば、その知名度は雲泥の差。
なぜならプロテシラオスは、トロイアへの一番乗りを果たすべく真っ先に船から飛び降りたものの、すぐに殺されてしまったから。
彼は弱かったのか? 上陸前の偵察を怠っていたのか? 己の実力に慢心していたのか?
そのどれでもない。最も勇敢だったから、彼はそこで死んだのだ。
これは、ギリシャ最速にしてヘラクレス
の盾の継承者——心優しいプロテシラオスの話。
◆ ◆ ◆
※参考までにグーグル検索の結果(執筆当時)。
【アキレウス】74万7000件
【プロテシラオス】525件
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ芹沢鴨の粛清。決意した土方歳三が、吐露する真意。山南の苦悩。そして刀は抜かれた。語り尽くされた物語のその向こう側。誰も書かなかった、新しい物語。この作品は芹沢ら水戸派粛清を発端とし、関わり合う人間がそれをどう捉えたかを短編でお届けします。(オムニバス型式の連載にしようと思っています。)
架空戦記創作大会2025冬参加作品です。
江戸時代末期に青函トンネルが転移した世界の架空戦記です。
もうすぐハロウィン!
勉強の大切さを伝えたい母親が、青春を謳歌したい息子に送る、歴史のお話。
〜秋の歴史2022出展作品〜
足利将軍に仕える中条兵庫頭(ちゅうじょうひょうごのかみ)は、ある時、念阿弥慈恩(ねんなみじおん)という奇妙な兵法者との立ち合いを命じられた。月の明るい夜、相対した慈恩の剣は、太刀筋に魔風を孕んだ天狗の剣法であった。兵庫はそれを怖れつつ、なお愉しみながら剣を交わす。ついに両者の奥義が交錯し、立ち合いは終わる。兵庫は慈恩の技量を認めたが、その剣法の恐ろしさを鞍馬山から吹いてくる魔風とともに感じていた。剣法中条流と念流の交流の由来譚。
以下のサイトでも公開しています。
http:
//www.pixiv.net/novel/show.php?id=1032972折りたたむ>>続きをよむ 短いあらすじ
ハイリゲンシュタットの遺書が発見される直前のお話。
長いあらすじ
1827年3月の末、シュテファン・フォン・ブロイニングは亡きベートーヴェンの秘書であったアントン・シンドラーとともに、遺品の整理をしていた。シュテファンはアントンと彼の義理の兄であるフランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラーとともに、ルートヴィヒの伝記を書こうと考えている。
しかし、シュテファンにはルートヴィヒの人生においてよく分からないことが一つだけあった。それは、ルートヴィヒがどのよ
うにして人生最大の苦難を克服し「オリーヴ山上のキリスト」をはじめとする多くの人気作を世に送り出すようになったのか、ということだった。
※考証にはだいぶガバがあると思いますが、温かい目で読んでくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ産婦人科廃病院の医療器具 明治・大正~昭和初期 ころ 小夜物語第91話
目力、というのはいつの時代も、一部で注目を浴びるものです。
威圧で済むなら、それはまだ平和なほうかも……。
春秋時代、国を追われ放浪していた公子重耳は、斉で厚遇され束の間の安寧を得る。
安楽な生活に浸ろうとする彼を見て、その妻が下した決断とは。
自サイト「淵に睡る」で掲載していた短篇を再編集したもの。
中世のヨーロッパに一人の少女がいた。
容姿端麗、頭脳明晰、文武両道。
しかも民に優しい麗しき姫君。
だが曲がった事が大嫌いで王家の枠からはみ出す行動を繰り返すのだった。
人は彼女を暴れん坊姫と呼ぶ。
そして彼女に待ち受ける運命とは?
果たして暴れん坊姫は大人しく運命に翻弄されるつもりなのだろうか?
日本史上での悲劇の人物であり、現在は学問の神、天神と呼ばれる菅原道真。
そんな彼を見守った人外たちの物語。
ありま氷炎様主宰の「第六回 春節企画」参加作品です。
幼い頃、七夕の日に願ったこと。
幼き少女は、大きくなって家族の仇をうつために生きてきた。だが、それは--
はみ出し者たちが大都市「ブレーメン」を目指すことになるまでの物語。
「ブレーメンの音楽隊」を基にした新釈作品になります。
元亀3年12月22日におこった、武田軍と徳川軍による三方ヶ原の戦い。
通説では、その時、武田軍は徳川家康が篭る浜松城を素通りし織田領に向かった、という事になっている。
でも、そんなのありえないよね?
このはなしは大阪夏の陣の戦いの一つである道明寺の戦いについて書いてます。
史実を基本としていますが分からないところは想像で書いてます。
感想、間違い等お願いします。
洞窟で暮らす人と町で暮らす人の生活式
前世の記憶を夢に見る者の話しは、お耳にされた事がございましょう? されど、生と死の間(はざま)に立ったこの男が見た、ほんの束の間、走馬灯の様に脳裏を駆け巡った夢は、それとは少し違う様で…。男は、抱えた心の闇に一筋の光明を得た模様にございます。
バブル時代の証券会社の舞台裏をコミカルに暴露します。
株式に投資してるかたも今から株式投資をしようと考えている方は是非とも読んで下さい!
1192作ろう鎌倉幕府で有名な「源頼朝」。彼と、義経記で有名な「源義経」の間にはあまり有名ではありませんが他にも兄弟がおりました。
今回は、六男であり現在の静岡県で育ちながらも京で頼朝の姉(もしくは妹)とも交流のあった範頼が挙兵した頼朝の元に駆けつけた後のお話です。
時は戊辰戦争最終地、箱館
そこには京で名を轟かせた新選組がいた。
その中でも陸軍奉行並についた土方歳三、彼だけが箱館政府の幹部で戦死したのだった。
彼の死は周りにどんな影響を与えたのか――
終戦ほどない昭和二十三年九月、上海監獄臨時処刑場。ある戦時犯の銃殺刑が断行された。生を終えたのはかつて数千人の部下を従えた馬賊の頭目、張宗援。満州事変に死した張作霖の顧問を務めたこの男は日本名を伊達順之助、あの戦国奥羽の覇者、仙台初代藩主、独眼竜・伊達政宗直系の子孫であった。激動の昭和大陸史に生きた独眼竜の末裔(すえ)、その最期を追う。知られざる大戦史を描く歴史秘話、掌編小説です。
新選組隊士ら選抜水泳大会。
「エブリスタ」にも掲載しています。
集落一の槍の名手であるクオンドカは、妻のタペリが間男と乳繰り合っているところに遭遇してしまう。
その場から逃げ出したクオンドカは、彼を慕う仲間たちと共に、大いなる旅に出た。まだ見ぬ世界を目指して――。
※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「スタート」向けに書き下ろしたものの転載です。
むかしむかしのおはなしです。時代設定は平安朝末期ごろ・・・京の都の北辺りに、天狗が住んでいて
近くの住民を困らせていました。とある徳の無さそうな(ないんかい・・)浮浪の僧が村にやってきて
一宿一飯の恩返しにと、この天狗をなんとかしようということになります。
はたしてこの天狗の難から、村人は逃れられるのでしょうか?
トラの五黄には悩みがあった。
虎がとらを思い寅へ向かうお話。
ふんわり江戸時代。
お題、寅と夢より
架空戦記創作大会2024春 参加作品です。
史実より早く竣工した空母「大鳳」が活躍をする太平洋戦争を描く架空戦記です。
今は昔、肥後の国にシンメンタケゾウという男がいた。タケゾウの来た道に光があり、タケゾウの行く道に光が差していた。
これは、今となってはもう異世界のような、遠い昔の話である──。
『絶世の美女』と世間をにわかに賑わせている女性、小野小町。
彼女に求婚をしていた深草の少将は彼女よりある「難題」を出された。
「私が書で読んだ事のない、それでいて不思議で、奇怪で、おもしろい。そのような話を百話、集めてください。そうしたら、私は貴方様と結ばれましょう」
*この物語は『深草少将の百夜通い』の逸話を基とした、フィクションです。
実際の古典文学、人物、事件とは一切関係ないかもしれません。
とある王国の国王が自身の弟子に、国でハーブティーが主流である経緯を問われる。
ハーブティーが水の代わりになるくらい飲まれている、その経緯とは……。
ホラー的な短編
読後に不快感を与えられるようなものになっていれば嬉しいです。
長篠の戦いです。
アレンジしてみました。
八代将軍吉宗と二代目雑賀孫市の出会い。
面白ければ連載するかもです。
漢の時代、匈奴との争いが激しくなる頃を舞台とし、張順という一人の兵卒を主人公にした、少し心が温まる掌編。を目指したらしいということは判明しているが、それ以上のことは私の文献からは明らかにできない。
追記:ジャンル別日間ランキング6位、ありがとうございます!
ある中華帝国の皇帝の正妻。彼女は、古今に冠絶する悪女の
一人として、その悪名を海内に轟かせている。
或いは、夫の覇業を支えた功臣の粛清に関与したとして。
或いは、夫の愛妾の子を暗殺し、その愛妾を奴隷に落として
罪人どもの慰み者にした挙句、この上なく惨たらしい仕打ちを加えて
嬲り殺しにしたとして。
或いは、夫の死後に専横を極め、国家の重臣に彼女の縁者を据えたとして。
また或いは、生さぬ仲の夫の子供たちを粛清し、その後釜に彼女の一族を据えたとして。
果たしてその真相はどのようなも
のだったのか?
これは、しがない物書きの妄想の産物である。折りたたむ>>続きをよむ「奴らは神だのと聖女だのとそれらしいことは語るが、何一つ正しくない。どいつもこいつもあのうそに満ちた言葉に惑わされているのだ。だが、私たちは違う。私たちは真実を知る一族なのだから」
夜。今宵も宮中に琴の音が響く。奏でるのは、帝の寵愛が絶えて久しい桐壷の更衣。何故、彼女は今も宮中に留まるのか。
小田原城を囲まれた氏政が秀吉に送った文の話です。
お久し振りです。
此方の作品は樋口総一朗の祖母の思い出話に
なっております。
祖母の夢を見る総一朗はいったいどんな
人柄だったのでしょう……?
架空戦記創作大会2021夏 参加作品です。
お題2のドイツ海軍Z計画をテーマとした架空戦記です。
オーギュスト・コントと人類教。あるいはマルクス主義の人間性の闇に対する無知性と幼稚性、
隣領への使いから戻る途上、城が落ちたことを知らされた弥九郎は、途方に暮れ河原に佇む中、一人の男に出会う。男は握り飯と焼いた鮎をふるまい、弥九郎にあることを託すが…。
衛鵬は、絶剣君と呼ばれる凄腕の剣士である。しかし、衛鵬は食堂の娘に惚れ、剣を棄ててしまうのだが――。
筑前が武侠小説を書きたいという出来心から二時間で書いた習作!
戦国の世に突如現れた巨大ナメクジ!それは皆が知るある意外な事実へと繋がる。
名門・久我家に突如として巻き起こったお家騒動。若き当主・久我左京大夫正親と、対立する叔父・久我玄蕃允正頼。家中は二つに分かれ、争いの火種は日増しに大きくなっていく。
事態を収めるべく、正親は家老・篠原出雲守の助言のもと、幕府へ裁定を仰ぐ決意をする。しかし、江戸へ向かう道中には玄蕃允の刺客が潜み、すでに幕府へ働きかける動きもあった。
果たして、正親は無事に幕府へ辿り着き、久我家の未来を守ることができるのか――。動乱の世に翻弄される若き大名の決断と覚悟を描く、一編の武家
物語。
折りたたむ>>続きをよむ古代、アケメネス朝ペルシア帝国。
カンビュセス2世の治世。
王弟スメルディスは暴虐の王を除こうと、神官ガウマータとともに一計を案じます。
※歴史上の人物の名を使っていますが、あくまでフィクションです。
日本航空123便墜落事故で亡くなった方々に謹んで哀悼の意を表します。
この作品はpixivにも掲載しています。
「生きる」[pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10039546
架空戦記創作大会2014冬 参加作品です。
リアルチート為朝が、琉球にて、舜天王の父となった歴史があったと言われます。
まぁ、別稿で、そういったお話を描かせていただいております。そんな世界での、ひとつの恋物語であります。
天正五年冬、日向国主の伊東三位入道義祐の立て籠もる佐土原城は、島津義久率いる三万の薩兵に包囲され滅亡に瀕した。三位入道は同盟する大友宗麟が支配する隣国豊後への脱出を決意するが、心痛するのは末娘の小松の行く末。矢弾飛び交う真冬の逃避行で無事に済むとは到底思えない。三位入道の苦衷を察した侍大将青島清左衛門は、三位入道の前に進み出て、「この清左衛門に、小松の姫様をお預けくだされ。きっと姫様を、豊後府内に無事に送り届けてみせます」と懇請した。小松と清左衛門の逃避行が始まる。
この作品
は、「極東浪漫座論」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ命は単純な数字では計算することができない。
そんな当たり前のことを忘れてしまった神にも英雄にもなれなかった男の話。
時は幕末。京都の壬生、新選組屯所に入隊希望の浪士がやって来た。だが、その浪士は手に三味線を持っていておよそ新選組の任務向きではない様子・・・。果たして彼の目的は一体何なのか?ドタバタ幕末ファンタジー第2弾です!
現代の魔法少女が戦時中に飛ばされてしまう。
そこに待ち受けているものと、そこで得たものとは。
蒼天(そうてん)已(すで)にオワタ。
漢室の乱れは十常侍にあり、霊帝の嫁のお兄さん何進大将軍は野心ましまし群雄ズに檄文を送り、新たな火種を洛陽に呼び込んだ。
とか色々あってー、董卓がーぶいぶいいわしてる時代の話。
史実では董卓の侍女、三国志演義では傾国の美女がぶちかます離間の計もクライマックスな最中、それは突然起こった……。
◆
逆行憑依?
逆行転生(生まれ変わってない)
逆行転移(本人ではない)
【宣伝】
『デンパがとぶ ~異世界に飛ばされた俺、電波ダダ漏れら
しいけど可愛い女の子とイチャイチャできて幸せです~』を連載中です。
良かったらコチラも読んでほしいです! 続きはカクヨム先行で連載中。
★本作は他サイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむもしも、李徴が袁傪と再会した際正気を取り戻せていなかったら?
尊大な羞恥心により虎になった李徴は、虎から意識を取り戻すことができず、偶然通りかかった袁傪を誤って噛み殺してしまう。 殺人の罪に問われることになった李徴は、犯行の際に袁傪への殺意がなかったことを証明することができるのだろうか。
十六夜の月か数ヶ月後。
春日山城にも雪が降りそそいだ。
そんなある日の出来事。
2012/12/20
フォレストノベルにて掲載
ある武将の最後の時。しかし彼の未練は大きかった。そこに神と名乗る男が現れ、別の時代で天下を狙うこととなるが…。
※単なる陰惨な話をギャグ風に描写している話です。苦手な方は御注意下さい。
主家が取り潰しにあって失業し、兄の家に居候する事になった侍。
しかし、彼に待っていたのは、余りに無茶苦茶な末路だった。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「ノベルアップ+」「note」に同じモノを投稿しています。
ふと気付いたとき、『私』は裳裾姿で大きな庭に佇んでいた。
え……? ここはどこ? そしていつ? ついでに私は誰?
迷う『私』のところへ、切れ長の目をした優雅な男が現れる。
その男の正体とは……? 『私』一体、夢の中でどこにいたのか。
私はどうして、こんな夢を見たのだろう?
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その五。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
時は平安。美姫と名高い姫ぎみの元に、素性の知れない男が夜な夜な通うのでした。
江戸時代初期。剣での仕官を志す二人の若者は、辻斬りをして腕を磨いていた。目指すは、吉岡憲法(清十郎)に勝った宮本武蔵だ。しかしそんな二人がある夜、京の町で恐ろしい目に遭う。実話? 伝説? (*他所でも掲載していますが、転載に問題ありません)
ときは戦国時代。その剣豪は、鎌倉で参篭していた。ちだが水茶屋の娘に心を惹かれてしまう。満願の日が来ても何の悟りも得ぬまま、彼はその娘との快楽を貪ろうとした。
その夜……事件は起こった。
(*他サイトで発表済みです)
もっと、書きたかった。もっと二人の掛け合いとかも、丁々発止な感じにしたかったです。でも時間がね。時間が。
架空戦記創作大会2017冬 参加作品です。
お釈迦さんは武士階級の王子として生まれ、若いころには優秀な武将でもあったと伝えられます。それでなのか、お経の中に修行の心得を兵法に喩えた話がみつかりましたw 読んでみたらいろんな意味で面白かったので、てきとー訳してみます。しばしおつきあいのほどを~。
昭和17年、蘭乃はかつて過ごした女学校を訪れる。そこには生徒の姿はなく卒業前と変わらぬ校舎や中庭の姿が広がっていた。
講堂に向かうと蘭乃を女学校に呼んだ人物がドレス姿で現れる。彼女はかつての同級生であった。
君島律善(38)の元に嫁いだ椿(18)は、君島家に来て初めての雪を手のひらに掬い喜ぶ。
妻の様子を後ろから確認し、抱きしめた律善であったが、椿は顔を赤らめ、固まってしまう。
2人は祝言から時が経過しているにも関わらず、まだ男女の関係ではなかった。
しかしその夜――。
なんとなく思い付いた事を書き散らした「idea note」です。
鎌倉勢が今にも京に雪崩れ込む最中、木曾義仲は出陣もせずに女の膝枕で天井を眺めていた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
昔々。ある村に伏石と呼ばれる巨石があった。石碑らしいが、倒れているため何が書かれているのかは誰も知らない。子どもたちは古老に伏石のことを教えてとせがんだ。古老も伏石に書かれているものを見たことはない。そのかわり、古老はある英雄の物語をした。
三人称でかっこつけた戦国物を書きたくて、練習しました習作です。
1889年1月31日ミリーはジャンと共にマイヤリングに来ていた。一室のベッドで横たわるのはミリーの親友マリー・ヴェッツゥラ。
彼女はオーストリーの王子ルドルフ殿下の身分違いの恋人だった。
私の家の庭の隅に、古い梅の木が植えてあり、それを植えたのは、私の十二代前の先祖である御作善作という駿府城下の町医者であると伝えられている。
1945年7月4日。
フィリピン、ルソン島。
日本軍は首都マニラの市街戦に敗北し、島の奥へと逃げ込んだ。
アメリカ軍は島のあちこちに点在する日本軍の陣地を虱潰しに攻略していく。
日本本土が主戦場になっても終わらない、追いかけっこが日常だった。
晩年の秦檜と高宗の会話を想像してみました。
悲恋桜をテーマとした短編ドラマです。
もしあなたが超能力の力を得てチート能力者になったらどうしますか?
特にタイムトラベルが自在にできたら?
そんなよくあるお話の一つです。
女性にモテないことを悩む貴公子・栄充(ひでみつ)と、彼に仕える従者・塁則(かさのり)
二人の若者が繰り広げる、蛍の話題から発生したなんとも馬鹿馬鹿しい会話の結末は……。
川から桃が流れてくる桃太郎。果たしてなぜあの桃は流れてきたのか。
桃太郎は昔話ではない。SFだ。
蝸牛、紫陽花、病弱な16歳の少年。
世界のすべてが庭で完結していた少年の少しだけ不思議な物語。
この作品は以下にも掲載しています。
蝸牛紫陽花 | かたらぎ※療養中https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8896624
気が付いたら二宮忠八の息子になっていた。
二宮忠八。史実では結局動力飛行を実現できずに夢破れた人だったが、俺が少し入れ知恵したら、周りも動き出して、飛行機飛ばしてしまった。
歴史を変えてしまった訳だが、これからどうしよう?
ある所に、雪華という娘がいた。雪華は中納言家の姫であったが、数年前に父を亡くしている。母とわずかに残った使用人達とで細々と暮らしていた。
そんなある日、雪華の元に見知らぬ殿方がやってきたが?
戦が終わった戦場で、足軽は戦場を漁る。しかし彼が見つけたのは惨状しかなかった。
1953年に亡くなったソヴィエト聯合のヨシフ・スターリン議長。もしも彼があと10年生きていたら……?
姿質風流 眉目秀麗と称される 東呉の英雄 周瑜の手紙が届く。
時は、後漢末。
動乱の中原に戦雲たれこめ、天下、乱麻のごとく絡まる。
諸侯 群雄割拠の興亡の中、その主役が出揃った時代。
天を覆わんばかりは、漢の丞相 曹操。
しかし、赤壁の戦いで 南下する曹操軍を破り、その勢いで荊州の争奪に成功したのは東呉の周瑜であった。
蛟龍風雨を得た まさにその時、病邪に倒る。
その年、36歳。
夢破れ、遠き巴丘の地に運命を悲嘆する若き友からの手紙の封を切り、魯粛は、野心に燃
える虎狼の牙を折る謀に思いを巡らす。
彼は、呟いた。
毒を以て毒を制す。
歴史の舞台から消え去ろうとする周瑜に替えて、劉備を大駒として配し、遠き未来を見据える魯粛の前で、その手紙は、煙となって天高く流れてゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむコンドリミア大陸の片隅に、緑豊かな王国「ヴェルディア」がありました。
しかしその美しい国で幸せに暮らしていたのは、王族など一部の者だけでした。国王アルトゥールは民に重税や兵役を課し、逆らう者には厳しい罰を与え、民を虐げていたからです。
王子のアレクセイは父が築いた城の中で裕福な生活を享受していましたが、外の世界で苦しむ人々の姿を見て胸を痛めていました。
ある日、アレクセイは不吉な夢を見ました。目に怒りの炎を宿した数万もの民衆が、思い思いの武器を手に王城を包囲しているので
す。
目覚めた彼は、自らの運命を知るため、占い師セリーヌを呼ぶことにしました。セリーヌは王子の前に現れると言いました。
「王子よ、あなたの未来には危険が待ち受けています。国は滅びの運命にあります」
「どうすれば王国は救われるのか?」
「あなたの選択が王国の未来を変えます。わたしは今日、それを王子に伝えに来たのです。あなたが王国の未来の鍵なのです」
「わたしに出来るでしょうか」
「それは分かりません。しかし分水嶺はまさに今です」
このお話は、王子アレクセイが夢に見た滅びの運命に立ち向かう物語ー。折りたたむ>>続きをよむ※コロン様主催『たまご祭り』参加作品です。
鳥羽伏見の戦いの直前、新選組局長の近藤は重傷を負ってしまう。
世話を任された鉄之助は、近藤が何も口にしようとしないのに困って、好物を出してみようと副長の土方に相談してみるのだが──。
※この作品はフィクションです。実在の人物等には一切関係はありません。
谷中天王寺裏に萩尾道場はある。表向きは町道場だが、そこは優良な用心棒を斡旋する座(組合)だった。
私は、その萩尾道場に用心棒を依頼していた。それはひとえに、萩尾大楽という男を信頼しての事だった。
用心棒斡旋仕り候 シリーズ第二弾!
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございま
すので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ景泰(キョンテ)四(一四五三)年十月十日、深夜。
李氏朝鮮王朝第六代王・端宗治世下の朝鮮で、理不尽な内乱が起きようとしていた。
世に言う癸酉靖難(ケユジョンナン)の始まりだった――。
後の第七代王・世祖(セジョ)こと首陽大君(スヤンテグン)が、コトに挑む前の一人語り。
※エブリスタ主催、妄想短編賞(テーマ:今日は特別な日だ)応募作品です(エブリスタへ同時掲載中)。
尚、そちらでは『景泰(キョンテ)四年十月十日』というタイトルで投稿しております。
※〔〕内は用語解説。
※今
回、R15と残酷描写表記は保険です。直接的なアクションシーン等はありません。折りたたむ>>続きをよむ安倍晴明物語☆夢幻の月の番外編です。
主にヒロイン、美夕が主役です。
――慶長二〇年、大阪の夏。真田幸村のお話。※本館サイトより転載。
後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒して親政を始めてから、一年も経たない内に、人々の間には不満が高まり始めていた。足利尊氏は、天皇と、不満を持つ武士達との間で苦悩する。南北朝時代の始まり。
アメリカ。コーラ茶のレシピを全財産で買った薬屋の店員。
しかし売れ行きは悪い。
いろんな人物にどうすればおいしく飲めるか聞いていると・・・
知る人ぞ知る流れの医者は、特定の薬を持たず、人々を診察した上で材料をその場で用意していた。
茶葉からほこり、体毛まで、その種類は千差万別。
これらを水に混ぜ込んで湯だてるのだが、その間、患者は目隠しをされる。
そして健やかになった自分の姿を、強く心に抱くように指示されるのだとか……。
長安の遥か北、胡の国との境界の塞に占い好きの一人の老人が住んでいました。
老人には大切に育ててきた馬とかわいい息子がおり、ごくごく普通の暮らしをしていました。
ある朝息子が飼い葉をやろうと馬小屋を覗くと、繋いでおいた馬が居ません。
慌てた息子は大声でわめきながら寝ている老人を叩き起こしました。
この四十年でもどれほどの国境線が描き換えられただろうか。
*monogatary.comのお題「昭和感」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
大山津見の娘、岩長姫のもとに妹の木花之佐久夜姫がやって来た。
佐久夜は天孫ニニギに一目惚れされ結婚を申し込まれたという。
しかし、どういう訳か岩長姫も嫁ぐように言われたのだが……。
この物語は古事記にあるニニギの結婚の話を岩長姫視点で書いたものです。
ブスな神として登場する岩長姫ですが、本当にブスなのか? 超絶美人な妹がいるのに?
という疑問から産まれた物語です。
あくまで作者個人の岩長姫像であります。
三代目山田浅右衛門のもとに小指を売って欲しいとの依頼が。
その依頼の真意とは。
私の長屋には、飴売りのおどけさんという人が来ていました。そんな彼に纏わる、暗い噂がちょっとだけ気になったりして。
むかしむかし。
とある豪族の一族が住まう、府内館という館があった。
その庭には一本の大樹が植えられていたそうだ。
1000年以上の樹齢を持つそれには、いわくがあるらしく……。
平将門の乱が何故おきたのか。
将門は何故、怨霊になったのか。
幕末、維新の偉人 井上聞多(馨)
西郷隆盛からも愛された憎めないキャラの
持ち主です。
家紋 武範さま主催「あやしい企画」参加作品。
織田信長の随一の忠臣・明智光秀。しかし彼は、信長の愛する近習・森蘭丸と情を通じていた。
三角関係の中心にいる美青年・蘭丸は、ある夜、光秀の頼みを受けて彼のために妖艶な踊りを披露するが……。
拙作『光秀と蘭丸 〜 魔性のらんと上様の首 〜』N6116FH の題材を使って、企画参加のために改めて書きましたって感じです。今作では、蘭丸がふたりの男のあいだで揺れ動く様を、駆け足ではありますが、描き足しました……、つもりです
、はい。折りたたむ>>続きをよむ 終わらぬ戦争。
鉄と火薬の臭いが入り交じる世界で生きる人々の物語。
『沖田総司』に欠かせない医者の娘との淡い恋を
淡いままに綴りました。
沖田さんと医者の娘は、
どうしても一度は描きたくなるものです。。
お屋敷の下男と、猫と、お嬢さんの話です。
http://www.pixiv.net/member.php?id=132296にも同じものがあります。
江戸の浪人、千鶴郎はある晩、これから遊郭に売られる少女に出会う。逃げる少女の願い「江戸で父が見たという桜を見たい」という願いを聞いて、同じく浪人の笹山と共に桜見物に行く。
※チャットサイトLobiのグループで【江戸・桜・道】という3題で書いたものです。
The produced house does not have marks, either.
戦争に巻き込まれた時、俺はまだ若かった。ドイツに生まれ育ち、当然のように戦争に参加した。最初は前線に行くことが嬉しかった。だって、俺たちは勝つために戦っているんだから。でも、現実はそう甘くなかった。
寒さ、飢え、睡眠不足、そして戦場で見た光景。それらは俺の心を抉り、深い傷を残した。それでも、俺は戦うことを選び続けた。祖国のため、家族のため、そして自分のために。
そして、ある日、俺たちはスターリングラードに配属された。あの街での戦いは、俺の人生にとって決定的な瞬間だった。激
しい戦闘、破壊された建物、そして仲間たちの死。俺は生き残ったが、その代償として多くの仲間たちを失った。
スターリングラードでの戦いが終わった後、一人で街を去った。生き残ったことが嬉しいというより、何もかもが無に帰す感覚があった。そして、俺はその後も戦争に参加し続けた。でも、あの日から、俺は戦争について考えるようになった。それは、決して語ることのできない、そして忘れることのできない、深い傷だった。折りたたむ>>続きをよむ屋島の戦いで活躍した弓の名手、那須与一。
己の力量に奢りそうになると悩む彼に、義経が大陸に伝わる古い話を語りだした。
何でも大陸には、羿という名の弓の名手がいたのだと言う……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
「まず神の国と神の義を求めなさい。 そうすればその他のものは加えてあなたに与えられるであろう。」マタイ伝 私のキリスト教遍歴ノートより 増補改訂版
安政3年、雨が降らず島庄屋の甚右衛門は役所に減免を願い出るべく
作物の状況を事細かく書附帳に記録していた。そのうち島の女たちの間で雨乞いのまじないがはやり始めた。甚右衛門の家で雇うおこぜのようなお菊もそのはやりにのり、着物の裾をたくしあげていた。雨不足のせいで思わずはやったまじないに甚右衛門とお菊のひと時が交差する。
源平合戦で活躍した木曽義仲とその乳兄弟にして女武者であったという巴御前。歴史の舞台に上がるほんの少し前の二人のかたち。女が戦場にたつに至るその由縁は。
格子の中に、遠の昔に死んだ女房の姿を見た。
眩暈がした。なんだ、おめえは死んでからも廓から抜けられねぇのか。
年季はとっくの昔に明けただろう?どうしてまだそこに座って、客を取らなきゃならねえんだ。
十五年振りに足が向いたのは、女房と居た街だった。
江戸時代。
その日もまた、とあるお屋敷で百物語が行われようとしていた。
身分を問わず集まった、43人の男女。
差別や偏見を持たれるのを防ぐ意味もあり、人々は規定通りの衣服に身を包み、面をかぶる。
頼りない灯りを囲みながら、怪談がゆっくりと語られ始めた……。
Webサイト「お姫様倶楽部Petit」で発表済みの作品を転載。
荒涼とした砂漠の果てに赴く兄。
昂然と彼に矢を放つ弟。
歴史に名を刻む「悪漢」の若き日を描く掌編。
架空戦記創作大会2019春参加作品です。
ソ連軍の侵攻を自衛隊が迎え撃つストーリーです。
戦争が終わったある日突然、僕の住んでいた開拓村、そして僕自身が戦火に飲み込まれた。
2022/3月に他サイト(エブリスタ)で一部の人限定で公開した短編です。
ノベプラにも掲載中。
薬の歴史はこんなにキケン薬だらけの歴史だった。
マザーテレサの物語。
戦争により恋人を失った青年、凛助が命尽きるまでの物語。
宗教が嫌いな科学者さんのお話です。
鳥栖駅の東にある文化施設「サンメッセ鳥栖」。その1階ホールに、1台のドイツ製グラウンドピアノがある。
かつてそのピアノは製造から60年近くが経ち、体育館の片隅で埃を被り、ボールで傷を負い、足の代わりに学習机でその体を支えていた。音も出ず誰にも見向きもされなくなっていたそのピアノは、平成の世になり廃棄される予定だったのだが、1人の女性教員により秘められていた話が明かされて──────
1945年、敗戦が色濃くなってきた夏に、佐賀県三養基郡鳥栖町(現鳥栖市)の鳥栖町国民学校に
二人の青年が現れる。
二人は小学校の女性教員に「ピアノを弾かせてほしい」と頼む。二人は遥々10km以上の道のりを線路伝いに走って来たという。
二人の願いは聞き届けられ、ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2「月光」が奏でられる。
折りたたむ>>続きをよむ高木浪江は、入社後僅か1週間で倒産した会社から、餞別にお守りを貰った。心願成就、浅草寺の黄色いお守りだ。海苔好きの浪江は、浅草海苔の故郷である浅草寺へと旅立った。
架空戦記2020春 参加作品です。
お題2の97式中戦車をテーマとした架空戦記です。
"먼 옛날이에요. 저는 조상에 대해 조금도 알지 않는데요."
1942年8月8日に発生した第一次ソロモン海戦。史実では大勝利をしつつも画竜点睛を欠く結果に終わったこの海戦に、とある艦が参戦したことによるIF戦記。
二十世紀初頭、イギリスの競馬場で起こった事件を目撃した女性の心境。
無断複製、無断転載を禁じます。
とある流派の宗家就任式の日。
次期宗家にある手紙が届いた。
それはかつて家から逃げ出した兄からの手紙。
友人の家に、頼みごとを携えて訪ねて来た彼は、そこで、不思議な体験をする。それは、幻か、それとも、・・・真実なのか。
秩父事件 人物群像の残像の影法師 追悼
一口に軍事郵便と言へば、公用の軍事郵便は別として、私用の軍事郵便は銃後國民の心を戦線に傳へ、依つて不斷に國民の精神を昂揚し、斯くして戰線と銃後の國民を一體に結び付けて、戰爭目的達成に寄與し推進せんとする制度であつて、戦争には絶對缺くを得ない戦時軍事組織の一部を構成するものと言ふことが出来る。
──『逓信時局読本』 1939年
中世日本、嘉吉元年(1441)の北近畿。南へ進む軍勢があった。彼らは山道を登り、ある峠に辿り着く。
その名は「生野峠」。北へ流れれば日本海、南へ流れれば瀬戸内海――雨水を南北に分かつ、分水嶺の1つだ。
軍勢はどこから来たのか。彼らは何者か。何を目指し、どこへ行くのか――
※この物語はフィクションです。史実と異なる描写が多数あります、ご注意ください
偉大なる父の影に苦しむ仏師・恒然。
「全てを捨てた」とまで評される父に追いつくため、恒然が取った行動とは――
シャルルマーニュの戴冠式について。
他国と戦争をした場合、戦費をどこから調達するかで戦争の勝敗、国の運命までもが決まる話です。
歌舞伎もの物語(short-short)お市と伊蔵の話。
世の中の美味しい物とは何か、そうたずねられた時に、いつも真っ先に思い浮かぶ話し。
公式企画 秋の歴史2023 投稿作品となります。
明智家に仕える金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀四年二月。足利義昭と織田信長の関係はついに破綻する。
織田から離反した近江の国衆を光秀は討伐する。
私は大熊書籍の『企業訪問』という雑誌の記者である。
今回は、パソコン総合雑誌で有名な株式会社ASCⅱを
訪問して、会社見学などを記事のネタをインタビューする。
時代は、豊満な天上天下唯我独尊の信長から、やりての天上天下唯我独尊の秀吉に。戦で名を馳せた武将も秀吉にとっては、然程の価値なし。組織を動かすというより、警護、使い捨ての駒。秀吉が重宝したのは算盤勘定のできる商人肌の家臣。これには、旧態依然の武士たちは我慢ならず。野獣の群れに迷い込まされた子ウサギ一匹。商売は出来てもそれを動かす人間が見えていない。無視されるなら我が道を行く。振り向けば、誰もいない。人間、あちらが経てばこちらが立たずで御座います。
戦国時代のこと。戦う兵士たちは、たいていが農民を兼ねていた。
田畑の世話は彼らの大事な仕事。その中の水やりもまたしかり。
しかし、桶に汲んだ水をひしゃくでかけていく者が多い中、彼のやり方は違った。
手のひらを合わせ、あたかも槍の穂先のような形にして水に浸す。
そしてそれを素振りして水を跳ね飛ばし、土へとまいていくというものだったんだ。
お腹がいっぱいの織田信長が、のんびりします。
ある武士の手記1!
新選組が題材となっていて、主人公は齋藤一!
城の城主の息子に生まれた茗士 通夜は、町の少女橋木 絵和と城内で出会い、多少奔走する
文治五年、閏四月三十日――。
北の黄金郷・奥州、衣川館と呼ばれるその屋敷は、まさに敵が討ち入ろうとする、まさに直前。
源九郎義経は、妻である郷御前と娘と共に館内の持仏堂にあった。
逃れる事の出来ない最期の時を、どう生きるのか。
夫婦の今生の別れの一節を描いたお話です。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「緑」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
(※毎度そうと言えばそうなのですが、今回歴史の捏造がかなり激しいです)
これはかつて、戦時中にあったかもしれないある家族のお話。
(Pixivからの転載です)
孫子の兵法の基礎の基礎を解説する。
桃太郎を題材に文章の練習を行ったものです。
都の外れにある、あるお屋敷。庭先に見事な橘の木が佇むこのお屋敷には、世に「枯橘」と呼ばれる老婆がいらっしゃいました。
かつては美しかった枯橘も、今では降って2日後の雪のような髪色の、得度を済ませたご老人。すっかり呆けておしまいになっております。
ご家族の助けを得て、穏やかに日々を御過ごしになる枯橘でございましたが、いよいよ旅立ちの日が訪れようとしていました。
「策兄様のような方と結婚したい」
孫尚香はそう願いつづけてきた。
江東の小覇王、孫策の妹。
彼は揚州の英雄だった。華麗な容姿を持ち、電光石火の指揮官で、個人的な武勇も秀でていた。
尚香が13歳のときに暗殺された。
彼女が19歳のとき、孫策の後継者であるもうひとりの兄、孫権が縁談を持ってきた。
「劉備殿と結婚してくれないか」と言われて、尚香は驚いた。
「荊州牧の劉備様……。おいくつなんです?」
「50歳だ」
いくらなんでも年寄りすぎる。彼女は絶対に断ろうと決意した
。
年の差恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ牧田紗矢乃さん主催の第四回・文章×絵企画の参加作品です。
牛車で帰り道、逢魔が時となった。私はそこで相方に聞き、近くの家へと休むこととした。
大平洋戦争
日本の歴史の中でも好きな人は好きな時代だと思います。
この戦争は、私は、日中戦争からはじまっていると考えていますが
正式には、日本の無宣戦布告攻撃である真珠湾攻撃から始まったものだとされています。
日本の快進撃で始まったこの戦争ですが日本軍の重大なミス例えば、ミッドウェー海戦とかですね
それにより日本は、一気に力を落としてしまいました。
段々と力が弱まっていく日本に追い打ちを掛けるようにさらなる敗北を圧倒的な敗北を何度も期してしまいます。
大平洋戦争の末期には、ま
ともに物資がなく人肉すら食べていたと言われるほどの状況になっていました。
その中で、ペリリュー、ガダルカナル、アッツ、サイパン、グアム、硫黄島等の数多くの激戦を戦い抜きました。
上記の例は陸戦だけですが海戦も例えばレイテ沖海戦等の激戦があります。
ですが、このお話は陸戦なので抜きました。
この物語は、もしかしたら上記の島、上記以外の島であったかもしれない、いたかもしれない男の物語です。
グロ注意折りたたむ>>続きをよむ 粛慎(みしはせ)とは、辺境の民に対する中央政権の呼び名である。紀元7世紀、大君の命により、蝦夷討伐に向かった阿倍比羅夫は、遠征先で粛慎なる者に出会う。
昔、1940年代
昭和の時代に日本は、過去ない規模の戦争に突入した。
そう「大平洋戦争」である、
戦争により散っていった兵士たちの手紙を届ける仕事をしている主人公がいた。
主人公は、徐々に人々が衰退していった。
それに、呼応するかのように、手紙は、増えていった。
手紙を届けるたびに悲しんでいる人を見て主人公が衰弱していった。
ある日、手紙を届けると「ありがとう」と言われた。
WWⅡifに関する概論の補足である。東西冷戦で、日本が東側に着くで、太平洋戦争の中で起きるシミュレーション結果から・・・
仮想史上のラバウルで、原爆投下を受けた後に出撃から帰還したある撃墜王の飛行士による、アメリカ議会での答弁である。
「私は、たくさんのアメリカ兵を殺してきました。それを持って、死刑となるのであれば、仕方ないと判断します。私は、今、後遺症に悩まされています。また、私を治療してくれたアメリカ人の軍医も、私と同じ病に倒れ亡くなったと知りました。私自身の命も、いづ
れ病に倒れると思います。
私は訴えます。原爆によって、失われた命は、戦場で失われる命と同じではないと。原爆は”悪魔の兵器”であると訴えたい」
この後に、弾劾決議が下院で通過し、大統領が辞任した。
折りたたむ>>続きをよむ千福シリーズ 朗読劇
夜公演の作品です。昼公演とのつながりはありません。
神田の出会いから、千之助が姿を消した。戻ってくるからと手紙を残して1年。そろそろあきらめようと思っていた所に千之助が現れた。しかし、目的があるようで・・・
橋本次郎衛門は、赤穂藩に仕官していた。が、浅野長矩が吉良義央に刃傷沙汰をおこし、浅野家が取り潰しとなったため、浪人に戻ってしまった。このとき仲間の藩士たちは主君の仇討ちを主張していた。彼は武芸が不得手であり、同時に親戚から婿養子の話も持ち掛けられていて、仇討ちに参加するか悩んでいた。
実家に帰る途中、鬼神の面をつけた不思議な老人に会い、上等な酒をもらい、相談に乗るという言葉を信じ、自分の悩みをしゃべてしまう。だが、老人は彼を小さい男と笑うばかり。怒った次郎衛門は老人を切ろ
うとするが、老人は消える術を使ため剣はかすりもしない。それが続いたため、仇討ちをあきらめかけるが、それを更に笑われ次郎衛門は再び闘志をもやし、同時に頭を働かせ老人に一太刀を当てようと考えを巡らせる。ついには酒を使った策をとっさに実行し面に一太刀を当てることに成功する。
次郎衛門はそれで、自分の望みは主君の仇討ちであり、またそのためには武芸の不得手を克服しなければならないことを悟るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ時は江戸時代末期、ペリーの来航の衝撃冷めらぬ江戸の街。風の強く吹く冬の夜に、あちこちから火の手が上がる。────家族を殺され、攘夷の只中を駆け抜ける青年の、始まりの話。
私の話と家族の実話です。最後まで読んでね。
ある貴婦人が海を眺めながら自分の人生を振り返る。
そんな何処にでもあるような話です。
明治中期の北海道。帝国主義により世界中で戦争が行われていた時代の元士族の男が、誉れや神仏について問う作品。
人類中心主義への反省で、人ならざる者である人や神様の関わりを描く。
20歳の大学生中村暖人は帰宅中に通り魔に襲われて死んでしまう。
だが神様に過去に転生して日本を救って欲しいと頼まれる。
暖人は無事に日本を救うことができるのか!?
三百年先の後世子孫に我が叡智を託し薩摩の人の集大成をつらつら下記連ねた次第
架空戦記創作大会2023年参加作品です。
日本軍が珊瑚海海戦で勝利することによる歴史改変を題材とした架空戦記です。
創作三国志。魏に仕えたのち引退した晩年の徐庶を、諸葛亮が訪ねてくる話です。いろいろ複雑な思いがあって敵味方に分かれたけれど、友人としての絆はずっとあったのではないかと思いました。
関ヶ原の合戦がはじまる前の、石田三成の様子を描いた短い作品です。
創作三国志。蜀の丞相、諸葛孔明は北伐のさなか、五丈原にて死を迎える。満天の星の下、孔明が最後に見たものは、彼が生涯仕えた劉備玄徳の姿だった。
それは孔明のもとを訪れる劉備の、死の三顧の礼であった。
白帝城で劉備の死を看取って十年余、ようやく劉備と再会できた孔明は星空の下で新たな世界へと旅立っていく。
かつて拷問人だった老人は、墓の前で何を思う…。
ティムール朝創始者についての軽い読み物。その最終話。
猿の内政官の主人公、雨竜雲之介秀昭をウィキペディアの記事にしました。
三角関係ラブストーリ。時は戦国時代。桜村は水源を巡る争いの中、二人の男は一人の女性に振り回される。水は分けられても彼女を分けることはできない。でも……ある種の無駄な知識がある人達にとっては、本編のストーリーが頭に入ってこないと思うのです。
「宋襄の仁」の故事で知られる宋の襄公の話
創作三国志。黄巾賊討伐の功績で安喜県の県令になった劉備と、彼を監察に来た督郵のお話。叩かれたい督郵です。督郵がМっ気のある変態なのでご注意ください。すみません。
長篠の合戦の真田兄弟の最期。
ノモンハンで巻き起こる血なまぐさい事件を描いた架空戦記です。
戦艦長門はドレッドノートのような衝撃を
アメリカ海軍やアメリカの政治家に与えたかも
しれません。
14インチ対応防御の戦艦を量産していたアメリカ海軍。
15インチ砲を搭載した戦艦をイギリスは量産していましたが、相手はイギリスだし1インチくらいの差は対応可能であると思っていました。
ですが大日本帝国は戦艦長門を建造。
41cm砲を搭載し41cm砲の攻撃に対応した戦艦を建造し、更に拡大発展させた赤城や加賀を建造し始めて、
八八艦隊計画などと言い始めます。
この急速な軍備拡大計
画にアメリカは恐怖したかも
しれません。
日本も日露戦争で消耗しましたが、
イギリスもアメリカも第一次世界大戦で少なからず消耗しています。フランスやドイツも。
更に日本は『人種は平等』だと発言しましたが、
戦争で疲弊して世界大恐慌で傷つき自信を失った
白人国家からは、日本が有色人種達のリーダーになり、
人種対立戦争が起きるかもしれないという危機感、
焦燥感を感じたかもしれません。
と考えました。折りたたむ>>続きをよむローマ内乱の一世紀 剣奴の反乱がうずまく時代。愛する人シリアと別れたサラミスは、最大の親友ピレヌと命を懸けた闘いに臨む。
吉田松陰って人の人生。
ときは戦国。
とある領主は遠乗りを日課とし、従者たちとともに領内の遠方まで足を運んでいた。
その背中には、代々伝わる十文字槍を負う。
この槍には、ある不思議な特徴があって……。
創作三国志。劉備の幼馴染である簡雍が酔って話した奇譚。若い頃の劉備は戦場で一族を失い、不思議な童子と契約をする。それは人智を越えた呪いの契約だった。一部始終を見ていた簡雍は酒場でそのことを話してしまい…三国志を題材にした怪談です。
フクイ王国(2281-2254)の歴史に関する現時点での簡潔な報告。
平安時代、暦が庚申の日は夜明かしをします。眠らぬように工夫をするのですが、そこで語られ、起こった奇怪な出来事です。藤原道長のご先祖やきょうだいに関する話。
無断転載、無断複製を禁じます。
「夢なのか現実なのか分からないまま、彼女の手を半ば強引に引っ張り、あるところへとつれていった。
それは一年前に事故を起こした場所だった。」
地球に侵略をした宇宙人の100年後の話。
からくりが施された怪しげな箪笥。
本当にこのような箪笥があったのでしょうか?
後に秦の丞相となる李斯(りし)視点で描く青春時代の韓非子。ただしこの話で韓非子は僕っ娘の男装女子です。
高校生用の法家周辺まとめとして作りました。
上杉景勝が影武者だった。
忍び。
いまの我々とは、比べ物にならない身体能力を持っていたであろう人々。
時には、それに追われる者たちもまた……
女剣客・麻津乃が、武家屋敷に奉公に上がった町娘の死の謎に迫る。
2120年、図書館で地域活性についていて調べていた主人公。
時代は進み、様々な本が電子書籍で見れるようになっていた。そんな時、ある一冊の見慣れない資料を見つけたら、謎の声が……
気が付いたら100年前にタイムスリップ?
そして、一枚のイラストとの出会いが主人公の運命を変えていく……
岐阜市イラスト展2022始まります。
我がルーツを語る 小夜物語 第99話
谷中天王寺裏に萩尾道場はある。表向きは町道場だが、そこは優良な用心棒を斡旋する座(組合)だった。
その萩尾道場に、若き浪人・松井直蔵が訪れるのだが――。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のもの
とは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ彼はまだ勇者ではない幼き頃、不遇の境遇を過ごした。
兄弟たちのいじめ、閉じられた世界への監禁。
彼がチート勇者としての能力の片鱗を見せ始めた頃、彼とともに育った愛する少女が支配者たる王に囚われ、ハーレムに入れられてしまう。
これは、彼が王を打ち倒し、少女をその手に取り戻すまでの物語。
「金壁輝、出ろ。」
私は看守に言われ独房を出る。金壁輝は私の本当の名前ではありません。ましてや川島芳子でも、愛新覚羅顕シでも。
本当の名前李玲杏。金壁輝は役名とでも言っておきましょう。私は女優。私は最期まで与えられた役を演じて見せる。
戦国時代、もしかしたら上杉定正は太田道灌への上意討を悔やんでいたのかも……しれない。
1940年、ハンガリーの山地、そこの一つの洞窟に変化があった。そこは混沌に満ちた異世界につながった。そこから始まった世界に広まる混乱の中でドラゴンを狩るために戦闘機に乗った一人の男が語った思いをここに記す。
源頼光と四天王が、酒呑童子を退治した後のお話です。
足柄峠で貞光と出会った金太郎は、その剛力を見込まれて都に上り、源頼光四天王の一人となって酒呑童子を討ち果たす。
しかしその祝宴の席で、彼が浮かない顔をしていた事に、貞光はずっと気にかかっていた・・・
昔話、平安時代の謡曲『羅生門』の後の話でもあります。
※ここでいう羅生門とは、平安京の羅生門です。
※金時(金太郎)という人物は実在が疑わしいともされているようで、それならばと酒呑童子討伐あたりの年齢を
少年ということにしました。折りたたむ>>続きをよむ江戸時代。さる道場に、道場破りが現れた。
門下生でさえひとかどの実力を誇るその道場。並大抵の剣士ならあっという間に追い返されるところ、今回の相手は骨があった。
数人をなぎ倒し、師範を挑発する。
勝敗による威信への影響を考え、本来なら師範代が動くべきところ。
しかし、師範は自ら剣を取り、挑戦者に向き合った……。
かつて存在していた能力者、ギフテッド。ギフテッドとは何なのか、そして彼らははなぜあのような悲惨な結末を迎えたのかこの本を読めばすぐに分かる、『ギフテッド入門書』である。
※ 辻堂安古市様・幻邏様共同主催『クリームソーダ後遺症祭り』参加作品です。
戦国時代に逆行転生・転移した時に、メロン・クリームソーダを作ることは可能か、大真面目に考察してみました。
その武将はよく城下へ姿を見せた。
顔はよく知られているのに、どこの家の者かは分からない。ただその服装と立ち振る舞いから、そう感じていただけのこと。
彼が戦へ出たのは生涯、数回ほど。
それも月をまたぐと目される遠征のときばかりだったらしいのだが……
1942年、第二次世界大戦中の東部戦線。
豪雪の中、同志達を乗せた装甲列車は進み続けた。
「ゴールデン・カムイ」は実話だった。北海道アイヌ埋蔵金伝説。コシャマインの埋蔵金、シャクシャインの埋蔵金(増補・改訂版)
普通の女の子になりたいヒトラーの子孫さやかはある変態とであい運命がかわる。
義太夫狂言 伊達娘恋緋鹿子 櫓のお七から
謡を元に時代背景を追加しています。
民話として有名な「食わず女房」に取材した作品。
何も食わないし、お金も増やしてくれる、そんなお嫁さんが突然現れたらどうしますか?
甘い話に潜む罠へハマってしまうと、気付いた時には見えない糸で雁字搦めにされているかもしれません。
※この作品はピクシブ、カクヨムにも投稿しています。
戦争は人を狂わせます。
人の命を奪うだけでなく、生き残った人の生き方すら変えてしまうのです。
亡き妻敏姫の位牌に手を合わせる容保の胸に去来するものは……
※エブリスタ、カクヨム、pixiv、noteにも掲載。
嫪毐(ロウアイ)のちんちん。
※公式企画『春のチャレンジ2025』参加作品です。
明治時代に実在した、ある『学校嫌い』の頑固親父のお話。
「ときは今 あめが下知る 五月かな」
生放送でお伝えします。古今東西、地球・異世界・別次元、あらゆる世界に散ったフリー素材、織田信長の総決算<マイル・オダ第六天魔カップ>
各世界より選ばれた精鋭、総勢18ノブナガ 、パドックへ集まりつつあります。
キンカン頭が松明に照らされて、明智光秀も、「敵は本能寺にあり」と準備バッチリ、いい雰囲気です。さあ、各ノブナガ、天下布武に向けて一斉に飛び出していきました!
【高須四兄弟の三人が出てくる話】
京都守護職を拝命し、上洛を控えた会津藩主松平容保は、弟の桑名藩主定敬と共に、前尾張藩主の兄義勝に呼び出された。
二人の弟を呼び出した義勝の用件とは……
※過去に雪待咲夜/葭月沙和名義で運営していた個人サイト『六花の雫』(閉鎖済)に掲載していた『湿板写真』の改題・加筆修正です。
※note、pixiv、エブリスタ、セルバンテス、カクヨムに掲載。
鉄砲が使われて戦の様子が一変した。時代に追い越されてゆく戦国武将の胸のうち。
架空戦記創作大会2022秋参加作品です。
ドイツによるポーランド侵攻が失敗した世界線を題材とした架空戦記です。
何をしても平凡な少年、神楽鎖一。彼は、頼まれた買い物の帰りに、何かに躓き水溜りへダイブする―……そこで見つけた物は!?
平安末期。
源義朝の長男・源義平は、平治の乱に敗れ越前の国・穴馬の里に落ち延びていた。
村長の娘おみつと恋仲になり、穏やかに暮していた義平はしかし、父の死を機に京に上ることを決意。
その時おみつは義平の子を宿していた。
別れの夜、里での最後の膳を用意するみつ。
生まれてくる子のために、青葉の笛を託して後を頼む義平に、おみつは悲しみをこらえながら武運を祈った。
真っ白で綺麗な狐を拾ったら、狐が喋りだした。
自分は、安倍晴明だと。
全く信じないまま2ヶ月モフり倒した男は…。
日月護身之剣を巡り、役小角の呪力のせいで己の霊力が暴走して狐になってしまった晴明とモフりにより霊力を鎮める鍛冶師のほのぼのとしたお話です。
建久九年 (1198年)十二月二十七日、鎌倉幕府の征夷大将軍・源頼朝は、相模川で催された橋供養からの帰路についていた。
ふと、馬の背に揺られる頼朝の耳に、美しくも物哀しい笛の音が届く。
その響きに妙な既視感と胸のざわめきを感じた頼朝は、笛の奏者の姿を目で探すが――。
*ノベルデイズで掲載している『笛の音は』を加筆修正した作品です。
かのタイタニック号のお姉ちゃんのお話です
ティラノサウルスに羽毛生やすとか許せねぇよなぁ?
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!WARNING!
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※ 作者は専門家ではありません。
※ 作中の知識や情報が古かったり誤っていたりする可能性があります。
※ ごめんね。
アマルナ文書について書いています。
たまたま虫の日だったので古代史や神話の蝶を少しまとめました。
織田家に仕える一介の料理人、栗也はある日織田信長に「南蛮人が満足する山椒を使った料理を考えろ」と言われる。栗也は南蛮人の舌を知っている黒人の弥助と共に難題に取り組む。
第二次世界大戦を生き延びた長門は、新生日本海軍の一員として、朝鮮戦争に参加する
いにしえの人々に寄せる想い
町の代筆屋として片隅にひっそりと店を構える私の元に女性が天にいる、亡くなった恋人へ贈る恋文を書いてほしいと依頼してきた。
そしてその晩から不可思議な夢を見るようになった。
平安の時代、ある春の日。
和歌の名手、小式部内侍は最近訪れのない恋人のことを考えていた。
すると、連絡もなく想い人が現れたが──。
春の夜の、夢のような逢瀬の話。
※この小説は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816927859241733455)」にも掲載しています。
ボッカチオの書いた「デカメロン」の内の一遍を現代風にアレンジ。
わたしの長い長い帰り道について。
回り道を重ねた私が帰るまで
今回は、段々お茶目になってきている語り部さんのお話です。
私はさえない高校2年生でも あの日から いろいろ変わった
時は戦国。
某国の若様は女に興味がない。その護衛もまたしかり。
しかし、若様にはたった一人だけ心を許した姫がいた。それはシロタ姫。
政務ではキリッと、プライベートではチャラくてだるんだるんの若様と。
若様をお守りする、年中無休極寒ハンサム。護衛の北里と。
年中だるんだるんのお間抜けシロタ姫の。
ハートフルラブコメディー(のつもり)
一話完結で走り抜けたい(願望)
気が向いたら書く(ガス抜き)
遥か南の緑の島で、二人の道は交差する。
歴史のIFを考える、小さな物語。
厳密に言えば拙作<最果ての宇流麻>の番外短編……になるのでしょうが、本編未読でも大丈夫かと。
あの人の異国趣味がこんな風に始まってればいいのになあ。
ご興味ありましたら本編もぜひ。
※無断転載を禁じます
※本作は[pixiv]様にも重複投稿しています※
呉服屋の利吉は兄に祝いの品を送ろうとしていた。しかし兄は高価なものはいらぬという。そこで貰え!いらぬ!と大喧嘩になり・・・
戦国時代のこと。
戦場で数々の武功を誇る武将にとって、頭痛の種は後継ぎがいないこと。
親類にあたっても、男児はいずれも先約がある。
やむなく、娘の中からひとりを養女にもらい、最悪の場合は、武者とすることも視野に入れて養育を始めたのだけど……。
高級娼婦アマリッリは、裁判の為、元老院に連れて来られました。
騎士ロザリオの居場所を言えと、拷問に掛けられそうになりますが、彼女は知りません。
絶体絶命の危機を、アマリッリは自らの愛と誇りをかけて、証言します。
果たして、彼女は有罪か、無罪か。
17~18世紀のイタリア、ヴェネツィアを舞台にしています。
時代考証は、大体合っていると思いますが、おかしな所がありましたら、ご容赦下さい。
貴族の男は毎朝決まった時間に広場のベンチで新聞を読む。そこに不吉と呼ばれる黒猫が毎朝決まって現れる。男は黒猫に「文句があれば言ってみろ」と話しかけ、黒猫は疑問に思っていた事を男に問いかける。その言葉に男は苦悩する。
架空戦記創作大会2019夏 参加作品です。
お題1の架空の枢軸国を題材とした架空戦記です。
元亀2年(1571)。摂津高槻城主、和田惟政が討ち死にした。家督は嫡男の惟長に継がれることとなったが、寄せ付ける波瀾の中で、高槻城内は、争いに包まれていく。
江戸にて面白おかしい物語を書く男が一人、その男、今日も今日とて筆を振るう。
太平洋戦争末期、軍令部は大和を中心とした艦隊を沖縄に出撃させることを決定した。各艦には航海安全祈願を願う神「船霊(ふなたま)」の憑代である少女が乗り込んでいた。生還の目がない特攻作戦を前にして、脇役である歴戦の駆逐艦たちは何を思い、何を願うのか。
艦これや蒼き鋼のアルペジオに影響を受けています。似ていてもあしからず。
時は江戸。山間の小藩にワカラヌモノが出現。全てを蹂躙し駆け抜ける。
日本の歴史に燦然と名を残す東郷平八郎。彼がビーフシチュー好きなのは多くの歴史ファンが知る事実である。そしてかの肉じゃがの考案者である事も知られている。このお話はその肉じゃががどのようにして誕生したのかを語るイフ小説。時代考証、前後関係何それ美味しいの? 東郷平八郎ファンは絶対に見てはいけません。
明朝刑罰を受ける罪人が獄吏に身の上を物語る。
故事成語「余桃之罪」より。
無断転載、無断複製を禁じます。
播磨三木城は、羽柴秀吉の軍勢に包囲されていた。城主、別所長治の叔父、吉親は、この籠城を長治に説いた人物であった。しかし、城は、孤立し、補給も耐え、城内には、飢餓が起こり、地獄絵図のようになった。長治は、城兵の助命に、切腹を受け入れようとしていた。そんな中、吉親は、どこかで見つけた骨の破片を、毎日、同じ場所で、しゃぶっていた。
よくあるサイコなラスボス王妃の話。過激な描写有り。女性は気分が悪くなるかもしれません。
大阪夏の陣ののち、江戸に戻った千姫の話です
織田信長麾下の召喚師・引田妖冥に召喚された演習中の陸上自衛隊員らは、突然目の前に現出した合戦絵巻のような光景に困惑していた。
「これを夢と思うか? 夢と思うならその中で死ぬがよい。夢だろうと現だろうと、生きたい奴は我に続け!」
ともかく、戦うしかなかった。
この戦場が、長篠の戦と知るのはしばらくのちのこととなる。
「従えない、と言った場合は、どうなる?」
後日、引田に詰め寄る自衛隊の部隊長。
「どうもするつもりは無い。そなたらに命令を下すことも無いし、そなたらを帰すた
めに術を使うことも無い」
引田曰く、彼らを元の世界に返すには三か月の気力回復の期間が必要だという。
仕方なく、従うことになった。
が、二か月後の一向一揆鎮圧戦で引田は命を落とした。
「もしも天下を取れれば、人材を探しやすかろう。……歴史を、変えろ。天下を、取れ。そして、召喚師を探すのだ。さすれば、元の世界にも、もしかすれば」
引田の最後の言葉である。
そして、本能寺――。
他サイトの競作企画に出展した旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ関ヶ原前夜、徳川家康は京都において重要な拠点となる伏見城の守りを三河以来の忠臣鳥居元忠に任せる。
軍のクーデターにより時の首相が暗殺された。
そして日本はさらに戦争への道をさらに加速させていく。
時の首相、犬養毅。
高校日本史の教科書、参考書レベルで自伝風ショートストーリーにまとめ上げました。
かつての授業の復習にもどうぞ
もしもの世界シリーズ第三弾。
歴史のタブー、「IF」。しかしそれは誰もが考える。考えてしまう。この物語は三国志のそんな「IF」で紡ぐ物語。しかしこれは実際にあったかもしれない物語でもあるかもしれない。
「ハーメルン」にてマルチ投稿中
時は天正二年。信濃国高遠城で甲斐源氏武田家十八代当主武田信虎は死の手が迫っていることを悟っていた。
聞き手は高遠城主で信虎の息子・信廉。その父の口から訥々と語られたのは、武田の今後を案ずるものだった・・・
鈴木春信の浮世絵、「鏡台の秋月」をもとにした作品。
<i504348|22647>
山間部へ迷い込んでしまった村娘。
そこには野盗6人が待ち構えており、たちまち娘は押さえられてしまう。
野盗の頭がふんどしをほどいて娘へと近づいていくと……。
これは自身の「あやしい企画」参加作品です。
野本大五郎。航空母艦艦長の父を持つ、日本を守るという熱い志を持った若者の話。
茶会で道に迷った千代が出会ったのは…
大砲を撃つ事しかないとある海軍に別組織が生まれたお話。
「勇将の下に弱卒なし」
これは大将が強ければ、それに従う部下に弱い者はいないことを表す言葉である。
織田信長に仕えた柴田勝家は、織田家の勇将と称えられた。
そんな彼の下には、弱い部下など居なかったのである!
男は語った。
目の前の、無力の碑の逸話を。
小学生でもワンチャン分かる入門メソポタミア史、を目指しました。結果、分かりやすさに全振りした結果空回りし、こんな惨状になりました。よろしければ、拙作の世界史と合わせてお楽しみください。
人間だけが、戦争を起こす。
人間だけが、語ることができる。
あなたには聞こえるでしょうか?
この島の、この海の悲しみが。
戦争の悲惨さを経験した、とある男性とその家族のお話です。
天下統一まであと一歩と迫った織田信長。
備中攻めを行う秀吉の救援に向かうべく安土を出立した彼は京都、本能寺に宿を取ったのだが……。
いくさの後の静寂。体を動かせない彼は、星を見つめる。
能 弱法師から
謡を元にしています。
足利茶々丸。
堀越公方の2代目にして北条早雲に殺された男。
彼がなぜそのような運命に陥ったのか………
元治元年6月、京都三条木屋町の旅籠、池田屋を新選組が急襲した。池田屋には松下村塾の四天王と謳われた吉田稔麿を始め、各藩の尊王浪士二十数名が集まっていた。
吉田稔麿は囲みを破って長州藩邸へ駆け込んで急を知らせ、手槍を取って再び池田屋へ向かおうとするが・・・・。
早々と"逆コース"が適用された戦後日本にあり得たかもしれない物語。
常識人の観月君と粋人の陵雲君。時は明治三十八年頃。陵雲君の下宿にての非常に短いお話。
大正時代の秋のことである。
大きな屋敷で一人暮らしをし、親戚から冷徹とうたわれる祖母・志奈子(しなこ)に一日預けられることになった無口な孫の透太(とおた)は数えで5歳。
最初は距離のあった2人であったが、透太が志奈子の庭の柿に興味を示したことで、関係が穏やかに進展していく。
時は春秋戦国時代、楚の国での出来事。楚軍に属する一人の勇士が、麒麟堂という武具店に立ち寄る。
唸れ最強の矛、阻め無敵の盾。稀代の相剋に刮目せよ!
古代中国伝説の“答え”が今ここに誕生する――。
※他サイトに掲載した作品の完全版です。
サムは祖父にもらったタイムストーンでいろいろな時代を経験する。その中で、人生に大切なものが何であるかを学んでいく。
沖田総司は新選組のなかでも一番人気の剣士である。その沖田は19歳のときに天然理心流の免許皆伝を受ける。
沖田は人生の転機をむかえ、動乱の京都に上り、近藤勇、土方歳三らと共に新選組を結成した。
だが新選組は『内ゲバ』の多い組織になり、沖田も仲間を粛清していく。
時は五代将軍の治世、処は花の大江戸。
ある人間の男が、幕府の犬保護施設で暮らす話。
エブリスタさん等にも置いてある奴です。
堺に住む新米絵師の大津旭泉は、京で活躍する円山派絵師の駒井永源に弟子入りし、書簡を通じた指導を受けていた。
一門の祖である円山応挙の幽霊画に憧れる旭泉は、師匠である永源より幽霊画の絵手本を借り受け、「播州皿屋敷」のお菊の幽霊画を書き写して指導を仰いだのだ。
そのお菊の幽霊画を表する書簡が、永源から届いたのだが…
※ 本作品は、秋の歴史2022の参加作品で御座います。
たぶん日本最初の社畜とダメな上司によるパワハラ&アルハラを見いだしたのです。
今回も推論を重ねた仮説で創作です。
前作「カブキ」で語った設定を踏襲しつつ、別視点のような形です。
Wikipediaさんを利用して調べものをしました。
R15は保険です。
映画1864(コールド・アンド・ファイヤー)を観て。
現在改稿中の「プロシア参謀本部~モルトケの功罪」の「つなぎ」として。
猛禽捕猿図 (もうきんほえんず) その意匠図の秘密とは? 生死は日常茶飯事。この世は武力が支配する。付録 野ざらし図について
食べられる畳み! もちもちお菓子!
朝鮮出兵のにがーい経験が活かされた肥後熊本の武将、加藤清正公の食に迫る!
当作品は、秋の歴史2023イベント参加作品です。よろしくおねがいします。
だるま落としと一家の物語。
世に裏切り者と呼ばれる者は多けれど、この者の名はその中では特に有名で有ろう。
小早川秀秋
関ヶ原にて西軍を裏切り、東軍に、徳川家康に勝利を与えた者。
後の世に不名誉な名を残した秀秋は本当に裏切り者で有ったのだろうか?
歴史は勝利者によって綴られる。
時は慶長五年、場所は関ヶ原。
小早川秀秋の裏切りの真相と、その後の彼の運命は……
司馬仲達は三國志後期の人物である。
孔明の良きライバルとして登場し、魏王朝でクーデターを起こし権力を手に入れた人物。
しかし、彼の本性を知る者は誰もいない。
本人を除けば……
戦国時代の武将、直江兼続を中心としたほのぼの歴史小咄です。
シリーズですが連載にはしておりません。
第一話「上杉の重み」
樋口与六(のちの直江兼続)の主君、長尾顕景が越後を治める上杉家に入り、名を上杉景勝に改める前日。熱を出して寝込んだ与六のもとへやってきた顕景との、ちょっとほんわか(?)した一幕。
俺は八代将軍徳川吉宗。なんとみんなの前で結婚破棄を宣言されてびっくり。信じられなーい!もうこうなったら好き勝手に生きてやるんだからね。ぷんすか。
戦争したらいけない理由
戦前の上海で不遇の内に死んだ翠《ツイ》の転生した異世界は……。
1万年前五大神がリボンのように
4方に大陸を作り続け、その端にそれぞれ神殿をおき、
創造神のみ中央に残った。
その神殿を中心に起こった神国は発展を続け、
中でも創造神の神殿をもつ神聖帝国は
超大国として君臨するに至る。
その五大神国が対立し、ラグナロックが
起こったとき、火神国と手を組み、神聖帝国に
牙を向いた国がいた。
狼を国旗に頂くクロウシュタット帝国である。
かの国は敗北するが、その心の中で報復心は
燃えていた。
「カイザー・シュラハト」そう後に呼ばれる
第二次ラグナ
ロックが、いま、幕を開けた…。
息抜き短編です。
かなり気合入れて作ってます。
もし反響があったら続編を書くかもしれません。
ちなみに自分の別の小説と世界観同一です。
それでは、お楽しみください!!折りたたむ>>続きをよむ佐々家の軍資金。(埋蔵金奇譚)
時の帝が、大病を患われた。
一刻も早い回復が望まれ、高僧たちによる祈祷が行われる影で、とある集団に密命が下る。
物忌みの令が出され、静まり返った村のはずれにある川に、武装した彼らが結集する。
帝の回復を願い、彼らができることとは……。
ある大名家に仕える、武将の一族。
屋敷の別棟に、大きな鍛冶場を設けている彼らは、戦場で使う武具を自分たちの手で作っていた。
いざ、戦場に赴いて振るう時、彼らは普通の武器とは違った特性を、大いに示すことになる。
小説ではないかもね。こういうの書くとなぜか説明的になるんですわ。笑
戦国時代。
戦の多いその領地には、多くの若人の血肉が横たわり、土へと還っていった。
中にはまだ妻を知らない、若人もいる。
――男として、死に切れるものか。
時の領主は、艶やかながらも、奇妙な試みを実行にうつす。
「王国の為」をスローガンにその身を王国へと捧げた元国王。王国の為に自己を犠牲にし、王国の為ならば何でもした国王。その悲しい結末と王国の運命やいかに!?
他サイトにも掲載するかもしれません。
俺は死んだ。
コロリだった。しかし、目が覚めると、何故か蛙になっていた。
どうやら、妖怪・妖鬼とも呼ばれる妖(あやかし)になっていたらしい。
妖説徳河水滸伝の世界観で描く、伝奇時代小説!
※この物語は、筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
※この物語はフィクション
です。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ戦国異聞の用語説明などです。
江戸へ着て初めての春。
智香は沖田の誘いで散歩へと出掛けます。
出掛けた先に京の団子屋で働いていた
タエと再会。智香はどこかすら
緊張気味。そんな智香とは逆にタエは
ある事を思い出す。
浜木綿の実の姉・芙蓉の妓楼の花魁・勝山。
彼女にも誰にも語らぬ恋という過去がありました。
特攻を命じられた彼は、先送りにしてきた死の恐怖と向き合うことになった。彼は満天に広がる星空を見上げ、何を思ったのだろう……?
時は1971年西武戦線、塹壕にもたれ掛かりながら、煙草を吸う男がいた。
難攻不落と言われたロシア・旅順要塞
奇想天外なアイデアが大好きだった長岡外史少将の発案でフクロウが攻撃に参加することが決まった。
さて結果のほどはいかに?
読み切り短編です。
トランシルヴァニア太守ヤンク公はワラキア公ダン二世の訴えを、げんなりとしながら聞いていた。その時、謁見の間の扉が開き、一人の少年が姿を現す―。
昭和の女流琵琶師水藤錦穣の内弟子藤波桜華、彼女が戦後東京に上京して間もない頃、同郷の渡部天龍は熱海で流しとなっていた。藤波が後年親戚の姉から聞いたエピソード、彼女が渡部天龍に間接的ながら救われたことがあるというのだ。その数奇な話と天龍親分のその後を綴った短篇小説。
現代邦楽である琵琶にまつわる人物の数奇なエピソードを短篇でご紹介するシリーズです。
本作品は演奏家でもある作者のウェブサイトからの転載作品です。 www.mugob.com
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その六。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
今回はヤップ島の石貨について相変わらずおっさん二人がぐだぐだ言っています。
母方を亡くした江戸の徳川家の武士の子、作太郎は、父方を連れて、難波に引っ越ししました。
架空戦記創作大会2024夏参加作品です。
名機だった機体が駄作機になってしまった歴史を題材とした架空戦記です?
東政慶は、剣の道歩んでいたが、
京で毎年行われる武芸大会の予選で手も足も出ずに惨敗した。
対戦相手の事を調べるうちに「無双流奥義」の巻物を入手する。
彼を待ち受ける運命とは、、、。
この小説は、スペキュレイティブ・フィクションです。
大東亜戦争末期、1人のパイロットと1機の試作機が出会う。
その出会いは男の人生の最後を導くものとなった。
家紋 武範さんの企画、【夢幻企画】参加作品です
世界平和とは如何に確立し、維持することができるか
雑多なイデオロギーと歴史的観点から述べる
原田と永倉と土方。藤堂と斎藤が離隊して、数日経ったある夜の話。
時は王朝文化華やかなりし、都にて。
権勢を誇る左大臣の二の姫は一の姫に勝るとも劣らぬといわれるその美貌や教養で、素晴らしい方だと、噂に名高く、毎日文がひきもきらずとどいていたそうな。しかし、姫には求婚されても応えられない事情があった――。平安風な世界を舞台にした、恋愛?コメディです。**習作掌編、その1です。ご笑覧くださいませ。**
治療は、時代によって姿を変えた。
祈祷、服薬、様々なアプローチで健康を取り戻さんとする人々。
やがて、鉄砲の弾を受けて苦しむ者が出てきた。
外科的な手法を用いようとすると、ひとりでに体が傷ついて、治療を拒む。
この怨念じみた症状、いかに改善するかというと……。
雪華の夢から翌年を迎えた頃。
遊びに来ていた栞はサクラと久し振りに会い遊ぶことに。
しかし、サクラは妖怪で知られるオサキ狐。
どうして星蘭と出会ったのかの物語。
大正時代。
田中義一首相にインタビューをしてみた
高校レベルの歴史をおもしろく復習できる参考書的自伝風歴史小説
人が転生する完全無欠で反論の余地がない理由。
トラック?
運転手の人生をなんだと思ってるんですか!!
神様のミス?
ミスしてるってことは、そいつ神様じゃない。
勇者/魔王の転生?
……それで選ばれた、って、なあ、鏡を見ようぜ、な。
そんな事で知恵を使うことはない。
だからって、スルーしていいことじゃない。
そんなわけで、普遍的な理由を指摘してみました。
転移国家日本 明日への道
番外編です
大和級四番艦の話
大和級は四隻建造予定であったが、予算の都合と建造ドックの関係で四隻目の起工は遅れていた。
そして地球各国がバラバラに異世界転移。
大和級主砲に採用された、イタリアOTO社製三十八センチ砲が入手出来なくなってしまった。
四番艦信濃はこの異世界に合わせて改設計された。
時は戦国時代。天下取りの野望に、誰もが戦場を疾駆した。
今、阿鼻叫喚の時代に、覇を唱えんとした男が見たものは。
前線の硫黄島にて必死に生きる日本兵士の話。『コード:デタッチメント- REVERSE』
に続きます。
中国の戦国時代、趙の文王は剣を好んで、日夜、剣闘試合を行わせて、政治を顧みなかった。元ネタは「荘子・説剣編」
マッチを売る貧しい少女。彼女が寒さに耐えきれずマッチに火をつけると、そこにはナポレオンが現れて……
アレクサンドリアって大灯台があった所でしょ。灯台好きー。
明治初頭のある日、一人ぼっちの少年は侍と出会い、学問を志す。
私塾で盗み聞きしていた少年は、教頭に盗みを卒業なさいと言われる。
それに従い少年は成長してくある日、卒業し忘れたものと向き合う。
わたくしには素敵なお友達がいるわ。彼女の名前はマリーアントワネット。オーストリア皇女として生まれフランス王妃として生きたの。
マリーはわたくしにいつも優しくしてくれる。フランス人形のわたくしにも。
文永の役、弘安の役の二度にわたって吹き荒れた嵐を神風などと呼ぶ。
その裏にはある特殊能力を持った三年寝太郎の存在があった。
元軍対幕府、その闘いの行方は…
元の皇帝フビライは暇をこいていた。
物語のはじまりはじまり!
殺傷公方と言わないでの第二幕です。
今の所と短編で投稿です。長編するのは三田の方が終わってからですね。
小説家になろう運営様。この度は秋の歴史を企画して下さり、ありがとうございます。本作は激動のインターネットの歴史において、長く運営を続けている『小説家になろう』の歴史を振り返りつつ……作者からあなた方へ、手紙を送りたい。