SS広場 歴史
大正時代。一つの手紙のやり取りを切っ掛けに二つの恋が少しずつ育むお話。
歴史物です。織田信長と濃姫に関わる短編が二つ入っています。
女性にモテないことを悩む貴公子・栄充(ひでみつ)と、彼に仕える従者・塁則(かさのり)
二人の若者が繰り広げる、蛍の話題から発生したなんとも馬鹿馬鹿しい会話の結末は……。
最近、米国との間で火花を散らすイランには、紀元前に遡る歴史の重圧が加わっている様な気がしてなりません。浅学を認識しながらも、一歩前進を目指し、敢えて掲載する次第です。
松平容紀(まつだいらかたもと)、二十歳。
留学を控えて父と杯を交わす。
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本編『foundation』の補足的短編です。
大砲を撃つ事しかないとある海軍に別組織が生まれたお話。
安倍晴明物語☆夢幻の月の番外編です。
主にヒロイン、美夕が主役です。
日本神話で読んでみたいエピソードがあればと募集したところ、オーダーがありましたので、それに合わせて書いてみます。
○オーダー。
: 葦原中津国(あしはらなかつくに)平定の際、タケくん(タケミカヅチ)が片手を失ったエピソード。
(作者返答) : 「国譲り」の際の、 タケミカヅチ と タケミナカタ の無手 (素手)での決闘と思われます。
前作「星占い」の設定を踏襲します。
調べものはWikipediaさんで。
今回は、残酷な描写があります。
大正時代。
田中義一首相にインタビューをしてみた
高校レベルの歴史をおもしろく復習できる参考書的自伝風歴史小説
古代中国の戦国時代、楚の国の屈原の歌。
遥か南の緑の島で、二人の道は交差する。
歴史のIFを考える、小さな物語。
厳密に言えば拙作<最果ての宇流麻>の番外短編……になるのでしょうが、本編未読でも大丈夫かと。
あの人の異国趣味がこんな風に始まってればいいのになあ。
ご興味ありましたら本編もぜひ。
※無断転載を禁じます
※本作は[pixiv]様にも重複投稿しています※
治療は、時代によって姿を変えた。
祈祷、服薬、様々なアプローチで健康を取り戻さんとする人々。
やがて、鉄砲の弾を受けて苦しむ者が出てきた。
外科的な手法を用いようとすると、ひとりでに体が傷ついて、治療を拒む。
この怨念じみた症状、いかに改善するかというと……。
全然歴史じゃないんですけども、まあ、マイヒストリーではありますけども。でもまあ、せっかく書いたんでご容赦いただきたく存じます。
「勇将の下に弱卒なし」
これは大将が強ければ、それに従う部下に弱い者はいないことを表す言葉である。
織田信長に仕えた柴田勝家は、織田家の勇将と称えられた。
そんな彼の下には、弱い部下など居なかったのである!
殺傷公方と言わないでの第二幕です。
今の所と短編で投稿です。長編するのは三田の方が終わってからですね。
在野の陰陽師である少年・穂高は運命に導かれるように安倍晴明と出会う。
戦国時代。
どくろ杯に酒を注ぎ、ことあるごとにあおっていた一族がいた。
「骨、強健であれ。首、誰にも献じることなかれ」
そう言いつけられる彼らの骨は、鉄の刃すら表面で滑らされ、なかなか致命傷にはいたらない。
今またその骨に挑むのは、たぐいまれな強弓の使い手だった……。
鈴木春信の浮世絵、「鏡台の秋月」をもとにした作品。
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平家物語の扇の的と同じ感じです。
警察官の不祥事にシロヒダ先生が憤った。ところが相棒のケチョン氏が異を唱える。
冬の雪降る中を急ぐ武士。
しかしその胸中は不満にまみれていた。
だが一晩泊まった、とある古ぼけた屋敷での出来事が武士の運命を変えることになる。
神楽様(@desk_0522)の「三人の侍」の話を元に執筆した二次創作です。
(本人様より許可済み)
「いざ鎌倉」の説話の要素を取り入れてブラックな味わいに仕上げています。
同じ話を元にした剣乃和也(@kazuya_turugino)様の話もあります。
こちらは羅生門の要素を取り入れているようです。
よければ読み比べてみてくださ
い。
面白いと思います。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889712222/episodes/1177354055498227839折りたたむ>>続きをよむ1970年代後半のアメリカSF界に起こった衝撃。
あるSF作家の正体について議論が巻き起こっていたが、それがある日終結する。
現代の魔法少女が戦時中に飛ばされてしまう。
そこに待ち受けているものと、そこで得たものとは。
中世ヨーロッパにはジャガイモは無かった。では警察はあったのか。
本文ではイングランドとフランスの状況について軽く触れる。
茉雪(まゆき)は奇妙な少女と出会うが……
文芸部の大会で出品したものです。
口寄せや呪いを生業とした梓巫女の話。
特攻を命じられた彼は、先送りにしてきた死の恐怖と向き合うことになった。彼は満天に広がる星空を見上げ、何を思ったのだろう……?
いくつもある
野里子の前世を
解き明かす、
占い師エール。
悲恋桜をテーマとした短編ドラマです。
もし元寇が台風で全滅しなかったら?第1話と第2話の間の話です。
第1.5話の話になります。鎌倉武士の話です。
《江戸時代の武士の階級・家格》について説明致します。江戸時代には200~300程の大名家(藩)がありましたが、そのうち比較的有名な藩で、なおかつヒエラルキーが解りやすい物を列挙しました。読んでいて途中で退屈になったり、目や背中が疲れたりするかと思いますので、本作をお読みいただく際には、体調に十分注意して下さい。
読んでいただいた方には、できるだけご感想をコメントしていただけると幸いです。今後の『小説豆知識』コーナーの作品をより良いものにするためにどうかご協力をお願いいたします
。
それでは、お楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ 1938年わたくしはヘレーネ。天津のドイツ祖界に住むわたくしはお父様と繋がりのある日本軍に15才の誕生日を祝ってもらってた。だけど少しも心が晴れないわ。
しかし店のオーナーであるあの人だけは違ったわ。お礼にあの人を夕食会に招待したいのだけど。
アメリカで過去にあった出来事(逸話)を元にして作成してます。
鉄砲大将の塙団右衛門は、激しい承認欲求に突き動かされ、ある時は転落し、またある時は名声を得るが、最期にはやはりその欲求のために滅ぶ。
舞妓になる前の女の子の、大晦日の夕方からの半日
花街…ここでは京都の五花街を差す
見習い…舞妓になる前の子女 仕込み→見習い→舞妓→芸妓 (娼妓とは別としています)
をけら詣り…京都の八坂神社で大晦日に行われる行事。をけら火という実際の火を持ち帰る
よくある歴史トリップものです。
戦国の世に突如現れた巨大ナメクジ!それは皆が知るある意外な事実へと繋がる。
創作三国志。劉備の夫人である糜夫人が死の直前に見た光景。長坂で曹操軍の攻撃を受けた劉備軍は散り散りに敗走する。糜夫人は趙雲に守られながら劉備の子の阿斗を抱いて逃げるが、途中深傷を負って動けなくなってしまう。そこで趙雲の下した残酷な選択とは…。趙雲が劉備に隠れた思慕を寄せていたという設定です。
戦国時代のこと。大軍をもって、隣国に攻め込んだ領主がいた。
その勢いはまさに破竹のごとしで、相手方の支城を次々と落とし、残るは本城と相成る。
降伏勧告を受け入れない相手方だったが、ある夕方に、城からおびただしい量の炊煙が立ち上り……。
数年前に書いた、お題「侍」「忍び」。
フィンランドの冬は厳しい。
食べ物は秋の間に蓄えておく必要があるが、だからといって冬に狩りをしなくて良いという話にはならない。
ある男が冬の間に狩りをした。そして、その成果を村で配る。
それをたまたま観ていた別の男がそれを記事にした。
そしてサンタクロースの伝説が語り継がれるようになった・・・というお話です。
三国志演義において呂布と打ち合いながらも生き延びた希代の猛将、武安国。
架空の存在と言われる彼の伝記があればどうなるか、という内容となります。
8/8:二次創作扱いで公開停止になったので歴史創作扱いで再投稿。
評価を頂けていた方には申し訳ありません。
12/1:華北編終了。
弔問の使者=顔良、という説を見たことがないのは、改めて思えば意外である。
やはりあれか、忠義とか武勇とかのイメージの問題か。
12/30:黄家in。
ここまで来るとトンデモ説も極まれり
である。
弓の名手が隻腕でもいいじゃないか。
1/23:五虎大将軍任官。
むしろ、真っ先にここが書きたかった。
関羽が怒ってたのは、役者不足が原因ではない、という珍説。折りたたむ>>続きをよむ織田信長に関連する出来事の中で、関ヶ原の戦いや長篠の戦いに並ぶ有名なもの――そう、本能寺の変である。
武才に恵まれたが為に天下統一を目指し、沢山の命を刈り取ってきた信長。
この世界でも結果的に明智のハゲに反乱を起こされ、本能寺で自害する寸前です。
『ただ楽しく』を座右の銘としたとある世界の織田信長、自害寸前に『戦で勝つための力を借りたい』と宇宙人に迫られるが、その硬い意思は何を表す――!?
*うろ覚え全開なので、歴史に忠実ではないです。ご了承下さい。
一人の少年の神戸での不思議な体験のお話です!彼は先祖の夢を見る……
注意
この小説には間違った歴史(時系列や人物)を含む可能性があります。が、そこら辺はご愛嬌ということで……
秘伝の毒を売ることで、生計を立てている一族がいた。
その効果は群を抜いており、需要はかなりのものだったという。
しかし、争いごとが絶えなくなった世。彼らはとある勢力に闇討ちをかけられる。
生き残ったものに提示された条件とは……。
新旧・日本の代表格『魔法少女』と『侍』が戦う話です。
この作品は僕自身の人生のなかであったことをそのまま描いた作品です。小説とは言えないかもしれませんがいろんな人に読んでいただいて少しでも元気を出してもらえるととてもうれしいです。
窮地に立たされ、伊達政宗は豊臣秀吉に従うか、従わないかで頭を悩ませていた。命をかけて政宗はある賭けに出た。独眼竜が天下を相手にとったその行動とは……
肥後の住人で、12歳の菊池正龍丸(武時)は、ある日、当主である17歳の兄が叔父と刺し違えて死んだと言う知らせを受ける。さらに、その衝撃のおかげか否か、いきなり未来の記憶が流れ込んできた。その記憶によると、どうやら自分は物語に描かれるような活躍はするものの、無謀な戦いを挑んで命を落とす運命らしい。未来に名を残せるのは有り難いが、どうせなら生き残って名を残したい。幸い討死までは29年ある。新たに得た知識を生かし、地道に力を付けた結果やいかに。
※コロン様主催「菊池祭り」参加作品
です。折りたたむ>>続きをよむ番傘作りの下級武士に訪れた幸運。それには秘密があった。
国の内部改革によって、聖女の位が廃止された。三年後、その国は重工業の発展が目覚ましかったが、内外に数多くの問題を抱えていた。王子は起死回生の手段として、隣国に渡った聖女を連れ戻そうとするのだが……。
江戸時代のこと。とある剣術道場では奇妙な訓練をしている。
刀を持って両手を塞いだまま、高いところへ昇ったり、その狭い足場で駆け抜けたりするというものだ。
これは雷を操るという奥義につながる、大切なものだと言われているのだが……。
カニはどうしてカニという名前になったのか。その答えがここにある。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その五。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
よくいるサラリーマンが転生すると異世界……ではなく戦国時代だった。
それも明智光秀。それも信長殺しちゃった後。
死にたくないから逃げようとするけれど、家臣たちになかば強制的に山﨑の戦いに参加させられる。
果たして生き残ることはできるのか?
ドキドキワクワク異世界風戦国小説、今ここに開幕。
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoya
makyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ講談を文章にしてみた。
稀代の婆娑羅大名、佐々木道誉は老年にしてかの男を思い出す。全くもって理解のできぬ、遠い昔に死んだあの男を。
ソビエト連邦共産党の秘書として働くイワン・ペトロフは、党や国家や指導者への忠誠や敬意を示し、自分の意見や感情や欲望を抑え、自分の人生や社会や世界に疑問や不満を持たないようにする。彼は常に監視されており、不適切な発言や行動があれば厳しく処罰されることを恐れる。彼はそれが正しいと信じており、それが幸せだと信じており、それが自分の人生だと信じている。彼は赤い星の下で生まれ、赤い星の下で育ち、赤い星の下で死ぬ。
忍び。
いまの我々とは、比べ物にならない身体能力を持っていたであろう人々。
時には、それに追われる者たちもまた……
日本における神信仰と自然の関連性とは?
幕末に転生した栄太。
自分のいる未来を築くために、友どころか唯一の理解者であった師すらも見殺しにし、一匹狼になっていた。
そんな中、彼は京で十代のころに一目惚れした馴染みに再会する。
忘れていた楽しさを思い出したはずが、彼女の名乗りに、全てを悟る他無かった。
※注意
ただの夢に過ぎったネタを書き殴っただけです。
後で修正、もしくは予告なく削除等過分にあり得ます。
ご了承ください。
徐州を任された劉備の前に現れた、影の男。
私兵[無影]を率い、謀略を成すその男が抱える過去とは?
三国志を使って紡ぐ歴史ファンタジーSS。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
山村に派遣された下級役人である呉のもとに、「遠くに狼煙のようなものが見える」という連絡が入る。
匈奴の侵略だろうか、悩む呉が県令に報告した内容とは…。
テレビなどで良く聞く「秘伝のタレ」について、皆さんはどのように思われていますか?
とある食堂のタレにはどんな秘密が隠されているのか
秋の歴史2023の作品です
江戸時代初期。剣での仕官を志す二人の若者は、辻斬りをして腕を磨いていた。目指すは、吉岡憲法(清十郎)に勝った宮本武蔵だ。しかしそんな二人がある夜、京の町で恐ろしい目に遭う。実話? 伝説? (*他所でも掲載していますが、転載に問題ありません)
不景気の昨今、決して人事じゃない。そしてここにもリストラされた男が居る。ついに家賃も払えず、公園で野宿していると初老の男に声を掛けられた。富士の樹海に付き合えば良い事があると云う。
舞台は江戸時代の大坂道頓堀。武蔵国から芝居見物にやってきた猫一家が、日本橋の猫宿屋で過ごす一幕。
文永の役、弘安の役の二度にわたって吹き荒れた嵐を神風などと呼ぶ。
その裏にはある特殊能力を持った三年寝太郎の存在があった。
元軍対幕府、その闘いの行方は…
元の皇帝フビライは暇をこいていた。
物語のはじまりはじまり!
幕末逆転劇の一つ。長州、功山寺挙兵。
筆者自ら小咄としてお話させていただいた原稿の最終推敲です。
放送そのものはこの前段階の原稿(+アドリブ)でのお話でした。
でも後悔はありませんよ!
とまぁ自分話はさておき、かつて幕末という時代に起きた
一人の男の起こした消えかかった灯火の中の火花。
その輝きが維新という大炎へと変わるための戦いの物語。
小咄のためのお話なので色々端折りはしましたが
よかったらお楽しみください。
町の代筆屋として片隅にひっそりと店を構える私の元に女性が天にいる、亡くなった恋人へ贈る恋文を書いてほしいと依頼してきた。
そしてその晩から不可思議な夢を見るようになった。
新ニッポンヒストリーというアニメのテストシナリオです
もしも巌流島の戦いで宮本武蔵が佐々木小次郎に優しくしていたら
小次郎は細川忠興にそそのかされ巌流島の戦いを武蔵に挑む
しかし武蔵は小次郎とは戦いたくなくて
ケンという少年がタイムスリップしてしまい
2023 年、キリスト・イエスの生誕の日に誓う。
身分差を越えて結ばれた夫婦が、ある夜思いを確かめ合う。
平安時代後期、藤原宗輔とその娘はその音楽の才能と虫を飼うという貴族らしからぬ趣味で有名であった。堤中納言物語『虫めづる姫君』のモデルとされる藤原宗輔父子をモデルとした小話です。
1943年、物量に圧倒される最強の零戦隊、ラバウル航空隊の戦いを描いた本当にあったかもしれない話
お江戸の町に、いっぷう変わった『からくり細工』を作るのが得意な少年がおりました。
その仕掛けは皆を感心させましたが、たまに周りに迷惑をかけてしまう作品もあったとか。
公式企画『秋の歴史2022』参加作品です。
古墳時代のこと。一代で周辺のクニを平らげたいち豪族にも、寿命が迫ってきていた。
三段重ねの円墳。彼の権威を示すべく、多くの人夫が動員される。
東方に並ぶ山々のふもと。西に陽が落ちる時、円墳の影が山の一部を覆い隠す。
そこには豪族のある意図が込められていた。
2100年からみた2020年 21世期の出来事!
戦国の世の覇者信長公の普段着の姿を連想し、
あれこれ認めて見ました。
そんな筈は無かろう。
…ごもっともでも此れは小生の空耳抄。
楽しんで戴ければ嬉しいです。
孫子は軍師として自分を売り込んで呉の国に仕えた。
戦争、政治に抜群の腕前を発揮するが・・・
私(はやまなつお)の小説ブログに同時発表しています。
https://ameblo.jp/gojiragamera91
「南柯の夢」外伝
185話の後日談です。
(ネタの使いまわしっぽいですが、金肥……なんだかんだ好きなのかも)
(/ω\)
マッチを売る貧しい少女。彼女が寒さに耐えきれずマッチに火をつけると、そこにはナポレオンが現れて……
ある子どもと、僧の二人語です。
長篠の戦いです。
アレンジしてみました。
「泡沫の人柱」の英語版です。
"I will never forget you."
A young man who himself became a pillar of his lover, who was supposed to be a pillar. What did the girl think then?
ちゃんとできているかは分かりませんが、頑張ってみました。
スパルタ人男性カリロス(アミュクライ在住・31歳)が過ごした、なにげない1日の様子。
(小説家になろうユーザー自主企画『夏のいけおぢ祭り』に参加するために書き下ろしたものです)
長編幕末タイムスリップ小説『花綴り』番外編。
ある日、子猫を拾った主人公は、仲の良い長州藩士らと子猫の名前を考えますが・・・。
時系列的には、36話と37話の間になります。
織田信長が幕末にタイムスリップしたらという小説。
壬生浪士組から新選組へと改称するときのこと。
実験的な小説です。
※カクヨムとノベルアッププラスにも投稿しています
戦場で鎧を脱ぎ捨てるという斬新な戦術を考案したなろう作家がいたらしい。
調べるまでもなく一般兵がしていい作戦ではない。
とある武家の、老将は病の床にあった。
その彼たっての願いは、若き頃、全国を巡っている際に飲んだ、雪解け水だという。
水でありながら、飴のように甘いのだが、今の技術による水飴では老人は満足しない。
思い出の水を求め、奉公人たちは全国へ散った……。
それは、曼珠沙華の花弁のようだった。
十年前、父が死んだ。要人の警護に失敗した上の死だった。
父は、胸を一突きされていた。その刺し傷から広がった血は、まるで曼珠沙華が花弁を広げたようだった。
あれから十年。神林宗次郎は秋彼岸が来ると、あの日見た曼珠沙華を思い出すのであった。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江
戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむカラカラ帝の暴君ぶりは、彼にとってはお手本だったかもしれない。最も、それが活かされたかというと答えはNOだが。
伊藤一刀斎には高弟が二人いた。小野善鬼と神子上典膳。唯授一人の秘伝をこのどちらが受けるかに関して、二人の兄弟弟子は師匠の前で真剣での勝負をすることになった。「小金ヶ原の決闘」の物語。/漫画脚本の形式です。
改めて言う事も無いのですが、分水嶺って、ぶんすいりょうって読むんだと思ってました。
アガサ・クリスティの失踪事件を材料に書いてみました。
真相は今も闇の中ですが、さすがにこんな対象応募前のラノベ作家志望者みたいな理由で姿を消したりしないと思いますので、史実ネタのフィクションということで、お許しいただければとおもいます。
EGO国。建国して間もないこの国だが強大な軍事力であのソウル帝国とも肩を張れる実力国、その国王であるシルバ・ハルミはどんな人物だったのだろうか?今日はその最初の歴史を少しばかり覗いてみようと思う。
EGO国シリーズ第二弾です!
むかし、男がいた。男は、ある趣味を持っていた。人生をかけても良いと思えるような趣味を持っていた。
戦争は人を狂わせます。
人の命を奪うだけでなく、生き残った人の生き方すら変えてしまうのです。
世界大思想全集 春秋社 1927年刊行 全126巻 これはまさに、画期的な刊行だった。
極北の地、そこではオーロラが見られるという。
外界と隔絶された、その地で、男は今日も空を見上げる。
中央よりやって来た彼の仕事は、オーロラの観測。
日々繰り返される観測と報告。
だが、彼は中央への思いを捨てきれずにいた。
明治中期の北海道。帝国主義により世界中で戦争が行われていた時代の元士族の男が、誉れや神仏について問う作品。
人類中心主義への反省で、人ならざる者である人や神様の関わりを描く。
私はさえない高校2年生でも あの日から いろいろ変わった
とある武士の手紙。実の母親へ向けた自身の罪を告白したものです。
なお、登場する人物は実在せず、橋本洋一は架空の小説家です。
江戸時代、3代将軍家光が治める時代。京都の商人の娘お玉とお夏は春日局に頼み込み大奥で働く事になる。お玉は大奥に上がった年上の友お蘭に会うため、お夏は上様の目にとまり側室になるために。ある日最下級の女中として働くお玉の前にお蘭そっくりの側室お万が現れる。
小説執筆の役に立ちそうな内容をまとめました。
最初は「吸血鬼」。
吸血鬼の歴史がサクッとだいたい分かります!
戦国時代のこと。
とある領主の六男坊は、幼い時から寺に預けられ修行をしていたという。
節制を求められる生活の中、どうしても食欲だけは我慢できない。
その彼が住職に相談したところ、とあるものなら食べて構わないと言われたのだが……。
青空の下、4年間の浪人生活が確定。でも、なぜか優等生のあいつも不合格?
青空の下で実施される四年に一度の某試験。最終問題を白紙で提出した俺の浪人はほぼ確定。
しかし、合格確実と噂されていた秀才美青年・薛梁もなぜか自分は不合格だと言い出して……
『KAC2020 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020~』1回目「四年に一度」参加作品および作者初投稿作品。(一部変えています)
https://kakuyomu.jp/works/11773540548
94464609
アルファポリスにも改訂版を投稿しております。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/427650696/513349183折りたたむ>>続きをよむ 金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀二年。比叡山焼き討ちの後、光秀は坂本の地を信長に与えられる。
金造は坂本城作りに加わる。そして重太という少年と出会う。
「仲間が撃たれた事に激怒した黒田長政は、前に出て撃たれつつも敵将を討つ」──土佐物語などでは数行程度の逸話を一本の物語にしました。
敵味方の無慈悲な命の奪い合い、長政の人間臭い一面、個性豊かで主家想いの家臣団を書いています。
登場人物:黒田長政、後藤又兵衛、栗山善助 他
沖田総司は新選組のなかでも一番人気の剣士である。その沖田は19歳のときに天然理心流の免許皆伝を受ける。
沖田は人生の転機をむかえ、動乱の京都に上り、近藤勇、土方歳三らと共に新選組を結成した。
だが新選組は『内ゲバ』の多い組織になり、沖田も仲間を粛清していく。
賠償艦として台湾へゆく旧帝国海軍の重巡洋艦"高雄"を待ち受ける試練とは
「秋の歴史2023」企画投稿作品です。|| 大正四年。二十七歳のハナは、夫と三歳の娘と一緒に夫の仕事が理由で南カリフォルニアにいた。そこで、二人目の子を出産する事になる。無事にこの子を生みたい——ハナがそう思っていても、その時代のアメリカ社会はそれを簡単に許してはくれない。そんな中、ハナと家族を助けてくれる人達がいる。親として、母親として。子供の為に、娘の為に。そして、自分が自身の為に何ができるのか。未来は、これからどうしたら明るくなるのか。
一艘の舟に乗り込んだ登勢。
明治に時は移り、人の情も変わりつつある。
揺らめく舟は変わりゆく時代への客人を乗せ、灘の波間を行く。
--これはそんな一時代の一瞬を切りとた情景を描いた短編時代小説です。
時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たす時、つかの間、彼は自分勝手になり自由になる。
誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言え…ってストーップ!
クレーム来ちゃいます。
要するに、こんな感じのお話です。
「秋の歴史」を盛り上げるために「自分勝手になり自由」に二作を書きました。
あともう一作は来週の今の時間に予約投稿済みです。
百人目の人間を殺した私は、戦国に来てしまった。
江戸時代のこと。とある道場では鉄砲の所持が認められ、それを用いた稽古が行われていた。
突き出す刀でもって、射出されたばかりの弾丸を貫く。射手の銃口とほぼ直角にあたる位置から繰り出す、神速の突きを持って、弾を切っ先の虜とするのだとか……。
時は明治1年(1868年)10月12日。
場所は奥羽の大藩である仙台藩の居城である仙台城。
そこは青葉山に築かれた平山城でもある事から「青葉山城」なる雅称を持ち、今まで長い間・・・・様々な出来事を見続けてきた。
今もそうだ。
戊辰の役という戦火が近付くのを知りつつ、そして仙台がどうなるかも見届けようとしているのだからな。
しかし、それを知る者は誰も居ない。
ただ、それは仙台折浜(現・宮城県石巻市折浜)に浮かぶ船に乗る男も同じだ。
男も一人のため・・・・自分の思い
を口にしているのだからな。折りたたむ>>続きをよむ時は江戸
江戸のはずれにある食事処"小春屋"
そこに居候している侍の話。
――俺とお前は喧嘩魚。寄れば争い、魚籠という名の地獄ゆき――
幕末の足音が近付いてきた頃。隠居した老武士・桐山大炊介は、魚籠いっぱいに釣り上げた鮎を、塩焼きにしようとしていた。ただ一人、今は離れた友に食わせる為に――。
人生の黄昏を迎えた老武士たちのひと時を描く。
(旧題:鮎 2018年4月1日改稿)
※本作は、和モノ布教し隊による和モノ布教企画参加作品(テーマ:和食)です。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語
は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ山梨県は黒川金山の伝説「花魁淵」
心霊スポットとして有名なこの伝説は、あくまで伝説の域であったが、実はある一人の男の告白により、心霊よりも恐ろしい裏側が発覚した。
晩唐の歓楽地。恋に破れた若人に壮年の用心棒が語り掛ける。
むかしむかし。
戦場あとの追いはぎに向かった少年は、夜闇に紛れて戦死者の武具を狙っていた。
鼻をつく真新しい血の臭い。その源は木の根元へ横たわる、首なしの遺体より発せられたものだったが……。
薩長同盟締結前夜、眠れぬ夜を過ごす龍馬は2通の手紙を書いている。その手紙から読み取れる龍馬の心境を推理してみました。
あるところに二人の少年がいた。彼等には天下を目指すという野望があり、日々切磋琢磨し互いを高めあっていた。ある日、一方の少年が思いついたのは彼等だけの旗印。そんな二人の命運とは……。
トロイア戦争に参加した英雄たちの中で、いまいちマイナーなプロテシラオスという男。アキレウスやオデュッセウスなど華麗なる活躍をした猛将に比べれば、その知名度は雲泥の差。
なぜならプロテシラオスは、トロイアへの一番乗りを果たすべく真っ先に船から飛び降りたものの、すぐに殺されてしまったから。
彼は弱かったのか? 上陸前の偵察を怠っていたのか? 己の実力に慢心していたのか?
そのどれでもない。最も勇敢だったから、彼はそこで死んだのだ。
これは、ギリシャ最速にしてヘラクレス
の盾の継承者——心優しいプロテシラオスの話。
◆ ◆ ◆
※参考までにグーグル検索の結果(執筆当時)。
【アキレウス】74万7000件
【プロテシラオス】525件
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ 今ではもう昔のことである。山中に、猟師の兄弟と、その母が暮らしていた。
革命軍として戦場で散った俺は、何故かタイムリープをしていた。
ああ、次の人生は国軍として戦い勝つぜ。……光と影であるあいつに。
タイムリープをして違う選択をした男に待ち受ける運命は。そして光と影であるあいつが待ち受ける運命は――。
人が転生する完全無欠で反論の余地がない理由。
トラック?
運転手の人生をなんだと思ってるんですか!!
神様のミス?
ミスしてるってことは、そいつ神様じゃない。
勇者/魔王の転生?
……それで選ばれた、って、なあ、鏡を見ようぜ、な。
そんな事で知恵を使うことはない。
だからって、スルーしていいことじゃない。
そんなわけで、普遍的な理由を指摘してみました。
架空戦記創作大会2023冬参加作品です。
架空の航空機メーカーを題材とした架空戦記です。
学校の苦手科目第一位、歴史。
そんな少女、果穂(かほ)が、ひょんなきっかけで戦国時代へ行ってしまう。
でも三大武将の名前すら怪しい彼女は、戦国時代をはちゃめちゃなものへ変えていってしまうのだった……。
晩年の元正天皇が回想する、祖母・持統天皇との行幸の思い出。
こたつに入っていて、意識不明になってしまった。
江戸時代の後期、置ごたつが広まり出した時、人々の間に衝撃が走る。
当時の江戸は寒い。寒さと戦う武器が失われるのは辛い。
被害者が増える中、有識者たちによる原因追究が始まった。
最後の人間が造った
終末のロボット
僕は、タイムトラベルマシーンで
未来に呼ばれた…
九州大学文藝部2021年度初冬号の作品です。カクヨム様にも掲載しております。
「平家物語」の中でも、高校の教科書にもよく採用される部分として、「木曽の最期」がある。
そこを現代語訳してみた。
帝国ホアキン内に存在する、トマス教の治める国、ミマナ。
教主トマスは、その存在意義に疑問を感じたこともあったが、面倒なので、そのまま受け入れることにしたのであった。
寧楽時代の聖武天皇には光明皇后以外にも妻がいた。橘夫人と呼ばれた女性は実家よりも権勢を持つ側に付こうと考えた。
無断転載、無断複製を禁じます。
「Earth Rise」と呼ばれる1枚の写真がある。
世界に多大な影響を及ぼしたと言われるこの写真を見るたびに、今の世界の情勢を考えてしまうのです。
高貴なる女性 ナディエージダの幼少期の逸話
彼女がパンの耳を手に入れた時のお話
知ると言うことは純粋に目が開けることではないと老人が警鐘を鳴らす話。
『平家物語』と『源平盛衰記』から源頼政の鵺退治と菖蒲の前の話を現代語訳しました。
ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも同じものを投稿しています。
千駄ヶ谷、植木屋平五郎宅離れで療養生活を送るひとりの青年と、黒猫の話です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
千姫と切っても切れない、有名じゃない武将「坂崎 直盛」その不憫すぎる一生。
誰だよ、そいつ? という人向けの歴史系エッセイなのだ。
「どうする家康」で「千姫の約束をどうする?」された家康の心中や如何に?
そう言うノリで、この武将にスポットを当ててみたい!!
嫌いじゃないんですけど……歴史ゲームでの評価が低すぎる。
いくらなんでも使えない、という武将なんですよ。
「真田幸村」と正反対の人物、と言っても良い……ちょっぴり熱く語ります!!
元新選組隊士、斉藤一が藤田五郎と名を改め、会津藩士たちとともに改易の地斗南へやってきた。新選組と副長土方歳三の墓を探したいという感情を持て余し、海峡を越えて函館へ。函館や余市の地で様々な人々に触れあううちに、戊辰戦争と土方歳三を忘れられなかった藤田に心境の変化が訪れます。
【pixivに以前掲載していたものです】
元亀3年12月22日におこった、武田軍と徳川軍による三方ヶ原の戦い。
通説では、その時、武田軍は徳川家康が篭る浜松城を素通りし織田領に向かった、という事になっている。
でも、そんなのありえないよね?
現役時代、大いに稼いだ商家の隠居は、私財を投じて孤児や捨て子の養育施設を作る。
山間に作られたそこでは、捨て子の数が問題になっていたという。
特にとある山に子を捨てる者が後を絶たない。
いかなる理由があるのか、探ろうとする隠居だったが……。
昭和の女流琵琶師水藤錦穣の内弟子藤波桜華、彼女が戦後東京に上京して間もない頃、同郷の渡部天龍は熱海で流しとなっていた。藤波が後年親戚の姉から聞いたエピソード、彼女が渡部天龍に間接的ながら救われたことがあるというのだ。その数奇な話と天龍親分のその後を綴った短篇小説。
現代邦楽である琵琶にまつわる人物の数奇なエピソードを短篇でご紹介するシリーズです。
本作品は演奏家でもある作者のウェブサイトからの転載作品です。 www.mugob.com
江戸時代のこと。「玉屋ぁー、玉屋ぁー」と声を張り上げて、シャボン玉売りがやってくる。
彼が葦の茎の先っちょにシャボンの液をつけ、反対側から息を吹くと五色をにじませるシャボン玉が中空に飛んでいく。
周りの子供たちも「わっ」と声をあげて、我先にとシャボン玉を膨らませはじめた……。
川柳で詠む
華の忠臣蔵
浅野内匠頭、江戸城中松の廊下で刃傷
佐々家の軍資金。(埋蔵金奇譚)
忍びの血を引く日本人傭兵の娘「さちや」のアユタヤを舞台にした青春活劇
書きたいことを書いた練習作
知る人ぞ知る流れの医者は、特定の薬を持たず、人々を診察した上で材料をその場で用意していた。
茶葉からほこり、体毛まで、その種類は千差万別。
これらを水に混ぜ込んで湯だてるのだが、その間、患者は目隠しをされる。
そして健やかになった自分の姿を、強く心に抱くように指示されるのだとか……。
秀吉と親友の孫市の友情物語!
昭和二十年(西暦千九百四十五年)八月 横須賀空襲
その日、長門に守られた宗谷は百年の任務を受ける
架空戦記創作大会2017秋 参加作品です。お題1です。
文治五年、閏四月三十日――。
北の黄金郷・奥州、衣川館と呼ばれるその屋敷は、まさに敵が討ち入ろうとする、まさに直前。
源九郎義経は、妻である郷御前と娘と共に館内の持仏堂にあった。
逃れる事の出来ない最期の時を、どう生きるのか。
夫婦の今生の別れの一節を描いたお話です。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「緑」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
(※毎度そうと言えばそうなのですが、今回歴史の捏造がかなり激しいです)
猿の内政官の主人公、雨竜雲之介秀昭をウィキペディアの記事にしました。
運命とは、神の御業か、悪魔の所業か。
フランスの二月革命にまつわる、とある牧師の物語。
大山津見の娘、岩長姫のもとに妹の木花之佐久夜姫がやって来た。
佐久夜は天孫ニニギに一目惚れされ結婚を申し込まれたという。
しかし、どういう訳か岩長姫も嫁ぐように言われたのだが……。
この物語は古事記にあるニニギの結婚の話を岩長姫視点で書いたものです。
ブスな神として登場する岩長姫ですが、本当にブスなのか? 超絶美人な妹がいるのに?
という疑問から産まれた物語です。
あくまで作者個人の岩長姫像であります。
寧楽時代の五節の舞姫。
無断転載、無断複製を禁じます。
これ自体は怪文書よりちょっと前の時系列になりますが、単体での短編です
『沖田総司』に欠かせない医者の娘との淡い恋を
淡いままに綴りました。
沖田さんと医者の娘は、
どうしても一度は描きたくなるものです。。
池田屋騒動から半年。
沖田総司はその後、診療所で出会った石井秩と親しくなり、そして――。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「桜」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
同じ学生アパートの隣りの部屋に住む遠藤メイからメッセージをもらい、部屋を訪ねた高橋カンナが見たのは、キッチンに倒れ頭部が真っ赤に染まった遠藤メイの変わり果てた姿であった。
「きゃああああーーーー!誰か、誰か警察を呼んでくださいっ!」
まだ夜が明けきらぬ早朝、アパートに悲鳴が響き渡った。
そしてこの後、現場に警察が到着するまで20分の空白の時間があった。
昨今世間を騒がせている某学者さん達に対する私なりの考えです。有権者として任免がどうこうよりも彼らの主張に焦点を向けました。
むかしむかし。
寒の戻りというにはいささか遅い、降雪を伴う寒い日がやってきた。
領主が交代して間もないその領内では、これは政に対する凶兆ではないか、という声が強まる。
早期解消を望む高官たちの命を受け、ある僧と守り手たちが動き出した……。
戦国時代のこと。戦う兵士たちは、たいていが農民を兼ねていた。
田畑の世話は彼らの大事な仕事。その中の水やりもまたしかり。
しかし、桶に汲んだ水をひしゃくでかけていく者が多い中、彼のやり方は違った。
手のひらを合わせ、あたかも槍の穂先のような形にして水に浸す。
そしてそれを素振りして水を跳ね飛ばし、土へとまいていくというものだったんだ。
架空戦記創作大会2020夏 参加作品です。
お題2のソ連以外でT34戦車が活躍する架空戦記です。
一人の音楽家の物語。
女房売りとスキミントン。
友達がいない飛鳥は、
絶望された飛鳥と出会い、
昔の自分を知ることになる。
でもきっと、昔も今も変わらない。
「殺せ」
捕われたその娘は、恐れる風もなくキッパリと言い切った。
「殺さねえ」
張飛は動じることもなくそう返す。
「敵に囚われておめおめ生きてなどおれぬ。この首を刎ねて手柄といたせ」
「どこの誰だか分からねぇと手柄にもならねぇな。それに小娘一匹斬ったとあっちゃ、この張益徳様の名折れにならぁ」
素性が分からぬと言われた娘は、胸を張って名乗った。
「わが名は夏侯珠。字はまだない」
◆三國時代、劉備陣営にその人ありと謳われた燕人張飛と、後にその妻となった夏侯氏の
物語。正史準拠ですが若干の創作を含みます。
◆歴史好きのくせして歴史ジャンルは初投稿、それも最近主流の歴史改変ものでなくて単なるエピソード紹介……あっ待って石投げないで!(爆)
◆ン十年前に書いてnetの片隅に放置していたものをサルベージしてさらに放置していたもので、5年ほど前に若干の手直しをしてさらに放置してました(爆)。
現状で都合よく上げられる作品がないので、仕方なく放出します(笑)。
◆ひとまずなろう限定公開です。気が向いたら他サイトにも上げるかも。
折りたたむ>>続きをよむ国家転覆を目論むテロリスト共が偽造書類を手に捏造御旗をひけらかし遠路遥々北上だ、海外の武器商人から密貿易した新式銃をパンパン撃ってくる。
まったく…いい気なもんだよ。
こっちは国産ゲベール銃、つまり滑腔式先込め銃のコピー品だ、どっちにしてもお互い陣地に引っ込んで距離が離れてちゃあ無駄弾だ…つまらねぇ、チャンバラしてぇなぁ。
そこに1人のチートキャラが紛れ込んでて、こっちの機嫌をうかがってたんだ。
小松左京御大の骨って言う話の中に、パレオロクソドンナウマディクスって言う単語が出てきて、それを見た時からもうこのタイトルで何とか話が書きたくて書きたくて。
正妻の子であり次期将軍ともいえる若富士(わかふじ)はある日、剣之助(けんのすけ)という男の剣術に魅了され剣術指南役を頼む。ふたりに絆ができかけたとき、突如として剣之助に死罪が言い渡される。そこには、大奥総取締役の陽々御前(ひようごぜん)の策略があった。彼女は側妻の子である團藤丸(だんどうまる)を操り、裏で政を牛耳ろうと企んでいたのだ。若富士の身に忍び寄る魔の手。若富士は亡き剣之助のために報いることができるのか——!
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載
しています。折りたたむ>>続きをよむ時は五代将軍の治世、処は花の大江戸。
ある人間の男が、幕府の犬保護施設で暮らす話。
エブリスタさん等にも置いてある奴です。
戦国時代、それは数あまたの命がはかなく散っていった時代である。戦場で散った命は何を思うのか。戦の地で死に別れた若武者と馬は、再び相見えることができるのか。
なんちゃって時代もので、コメディ・恋愛・シリアス・ファンタジー・動物・幼女な要素を詰め込み、ちょっと切ない感じです。
ティラノサウルスに羽毛生やすとか許せねぇよなぁ?
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!WARNING!
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※ 作者は専門家ではありません。
※ 作中の知識や情報が古かったり誤っていたりする可能性があります。
※ ごめんね。
安万侶は相方――稗田阿礼のせいで、いつも振り回されっぱなしだ。今日も阿礼が宮中を飛び出した。それを呼び戻すため、安万侶はしぶしぶ仕事場を離れる。古事記編纂コンビの稗田阿礼+太安万侶のお話です。注:うっすらと腐表現がございます。
宇都宮氏との戦いの前夜、関東の主、鎌倉府君足利基氏は、密かに笙を手にしていた。
合戦を前に、演奏はためらわれたため、音無しの曲を奏でる。また、伝授を許された秘曲「荒序」を、家臣にして笙友の高坂氏重とともに合する。
基氏は常に血と裏切りの中に身を置いた。幼いころの父と叔父の擾乱に始まり、自らも義兄や忠臣を滅ぼしてきた。
殺し合いに飽くことのない武士の性を厭いつつも、その運命に抗えぬ基氏は曲に己れの思いを込める。笙の音に秘められた主の諦念を知るのは氏重だけであったが
、若くして病に倒れた基氏の死後間もなく、彼もまた自城を攻められ滅びるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ江戸時代、農民は大根を買いに町に出かけるが、小指を売っている不気味な店を見つける。 面倒に巻き込まれないよう大根を買ってすぐ帰ろうとするも、商人は小指に興味を注ごうとする。 小指に興味がない農民に対しての堪忍袋の緒が切れ、金づちを思い切り突き付けてくるという思わぬ展開に。 農民がどうやって商人の理不尽から逃れられることができるのだろうか。
秋の歴史2022参加作品です。
沖田総司が千駄ヶ谷の植木屋で療養している時に、手紙(文)を近藤勇に書こうとしている話です。
沖田総司の最期として、いろんな要素を詰めながらかきました。
時代考証はしっかりと行ってはいないので、ふんわりと読んでくだされば幸いです。
小説家になろう運営様。この度は秋の歴史を企画して下さり、ありがとうございます。本作は激動のインターネットの歴史において、長く運営を続けている『小説家になろう』の歴史を振り返りつつ……作者からあなた方へ、手紙を送りたい。
ゼウスがエウロパさらってからコロナが流行るまでの歴史。
徐庶から自分以上の大賢人として教示された“臥龍”こと、諸葛亮孔明。
二度のすれ違いを経て、やっと三度目にして劉備は彼と対面する。
世に言う三顧の礼、または隆中策(隆中対とも言われる)である。
後世にその名を残す中国史上屈指の名宰相が、いよいよ世に出ようとしていた・・・。
今まさに落城寸前の城内、城主が下した決断とは。
元亀2年(1571)。摂津高槻城主、和田惟政が討ち死にした。家督は嫡男の惟長に継がれることとなったが、寄せ付ける波瀾の中で、高槻城内は、争いに包まれていく。
ホラー的な短編
読後に不快感を与えられるようなものになっていれば嬉しいです。
戦国時代のこと。
他国から流れてきた農民は、その土地に長く住む先輩の農民にとって、鉄砲玉だった。
戦などの召集があれば、率先して出向くように。そんな空気を村民は漂わせる。
そうして何度も戦を経験する農民だったけど、
ある時の戦は、不意に敵部隊に包囲され、退却を余儀なくされる。
その際、彼は気味の悪い体験をした。
終戦ほどない昭和二十三年九月、上海監獄臨時処刑場。ある戦時犯の銃殺刑が断行された。生を終えたのはかつて数千人の部下を従えた馬賊の頭目、張宗援。満州事変に死した張作霖の顧問を務めたこの男は日本名を伊達順之助、あの戦国奥羽の覇者、仙台初代藩主、独眼竜・伊達政宗直系の子孫であった。激動の昭和大陸史に生きた独眼竜の末裔(すえ)、その最期を追う。知られざる大戦史を描く歴史秘話、掌編小説です。
我は剣客。挑まれれば、戦う。勝てば生き、負ければ骸となり果てるのみ――
「大望など無い。天下無双にも興味は無い」
武蔵は、そう言い捨てた。
「ただ、生きる事のみ」
慶長17年4月13日、宮本武蔵と佐々木小次郎との決闘、その一場面を描いた歴史ショートショート。
戦争で心の傷を負った兵士は、平和の地を求めて旅にでる。
昭和7(1932)年、工事のため越前市五分市にある小丸城跡の乾櫓を掘削したところ、多数の瓦とともに文字が刻まれた丸瓦2個が発見されました。
そこに書かれていた内容とは…
家紋 武範様の『約束企画』参加作品になります。
時は王朝文化華やかなりし、都にて。
権勢を誇る左大臣の二の姫は一の姫に勝るとも劣らぬといわれるその美貌や教養で、素晴らしい方だと、噂に名高く、毎日文がひきもきらずとどいていたそうな。しかし、姫には求婚されても応えられない事情があった――。平安風な世界を舞台にした、恋愛?コメディです。**習作掌編、その1です。ご笑覧くださいませ。**
時は室町時代初期。鎌倉幕府滅亡に伴い落ち武者となった男、氷室景宗は悲惨な運命に遭っていた。
氷室景宗について室町幕府の役人視点で語るフィクション。
※史実をもとにしたフィクションです。
※この作品はR15程度の残酷描写と暴力描写を含みます。
※この作品は、『カクヨム』『小説家になろう』『ソナーズ』『Nolaノベル』に重複して投稿しています。
ワーテルロー、重なり合う運命
むかしむかし。
とある主家に仕える武士は、実に三代に渡って当主を支え続けた武人だった。
いつまでも若々しい彼だが、家人には彼をよく思わない者もいる。
それは彼の日々の、過ごし方にあったとか……。
神薬についての考察 「神薬」という薬がかってありました。
江戸中期、元禄と呼ばれる時代のお話。
天領となっている駿河の国の奉行所で、ある事件が起こった。
サルバーナ王国歴1279年10月31日。
その日は「新月」という事もあってか魔王が直々に軍勢を率いて人界を練り歩く「ヴィルト・ヘーア」の日だった。
しかし、時が経つに連れて秋から冬への季節となる時期でもある為か、こぞって民衆は仮装して夜の街を練り歩く。
そんな夜に一人の老人が居る家へ訪れた者達が現れた。
老人は聖騎士団に50年以上も務めた人物だが同僚達からは「昼ランプ」と渾名されるほど大した手柄も無い人物だった。
ところが昼ランプと称された老人の所へ訪れ
たのは・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむヨハネの黙示録、黒馬にまたがりし第三の男。飢饉を司る。
饑飽(キホウ)の彼岸。
むかしむかし
満州というところに移民していた
少年のお話です。
(初心者のため接続詞や文末やいろいろに頭を悩ませながら書きました。へんてこだったら申し訳ないです。勢いで書いたものなので史実と違ったり辻褄が合わないところがあるかもしれません。ご指摘いただけるとありがたいです。)
三河一向一揆を題材に書かせて頂きました。
平家物語の一幕。高倉院と平徳子の宮島での一夜。
旧サイト風待ちの湊(現在閉鎖)より転載。
時は安土桃山時代。君主である織田信長と、その小姓である森蘭丸。二人の切ないようで甘い日常。春の官能競作まつり作品です。※BL警報発令中。
戦国哀話 「おつる淵の伝説」 武蔵国の北条氏の支城に伝わる、
上州博徒列伝 幕末の上州(群馬)は博徒の王国であった。 国定忠治 大前田英五郎 日光円蔵 板割浅太郎
織田家臣の中で最初に『国持大名』になった丹羽長秀。
しかし、与えられたのがあまりに小さな国『若狭』だったので、丹羽家の家臣には不満を覚えるものも多かったのだ。
平安時代の宮廷女官は国風文化の担い手ばかりではありません。勿論宮廷仕えをしているのですから学識や教養があり、地頭だっていいでしょう。
仕事や生活で手一杯の女官、宮廷人が大勢です。
無断転載、無断複製を禁じます。
平山清記は、夜須藩御手先役という刺客である。その清記がとある公卿を暗殺し、その逃亡中に雨に降られ祠で雨宿りをするのだが――。
「天暗の星」の後日談ともなる、伝奇時代小説。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「風説百魔草紙」と題した伝奇時代小説企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、
実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ中世文学の代表とも言える葉楽日本紀から、桃太郎伝を現代語訳した。現代においていわゆる「桃太郎」として知られる物語の原型であるで、細部においては異なっている。テキストはピケール版(国文学研資料館所蔵)を用いた。
40年間連れ添った妻を亡くした。
隠居したばかりの大殿にとって、そのさびしさは非常に大きいもの。
ひとりでの過ごし方など、とうの昔に置き去りにしてきてしまった。
屋敷に多くの女中を呼び寄せ、さびしさを紛らわす日々。
彼女らのどこかに、失われた妻の姿を求めて……。
予言獣たちは年に一度のお茶会をしていた。他愛もない話や愚痴を言い合うのだ。
特に現在もてはやされているアマビエは、明治時代の人間たちの反応の違いに不満を持っているようだ。
※妖怪たちの解釈は個人的なものです。
男一度は伊勢と吉原、今回は吉原に関するお話です。
時は戦国、一人の武将と一人の友の物語。長きにわたる乱世の集結を迎える戦場で、彼を待っていた出来事とは・・・。
『陸攻乙女のギンバイ戦記』の試し読み用です。
前日談のような内容になります。
本編→https://ncode.syosetu.com/n2832fj/
カクヨム版→https://kakuyomu.jp/works/1177354054888654374
らりるれろっるるるや
紀元前1世紀の古代ローマ。
初代皇帝アウグストゥスの娘ユリアと、皇帝の右腕にして親友アグリッパの夫婦の話。
東京オリンピックの熱狂が去った後の昭和40年の正月の出来事を小説風に綴る。戦後の東南アジアの体制が大きく変わる中、国内では人々の注目を集めた「デザイナー誘拐殺人事件」が発生する。
江戸時代。
今うわばみとあだ名される、巨漢がいた。
縦にも横にも長く、底抜けの酒飲みと来ている。
金払いもいいのだけど、難点はその体臭と蚊のまとわりつき具合。
多くの人はそれを敬遠し、彼と距離を取ろうとしたのだが……。
隣領への使いから戻る途上、城が落ちたことを知らされた弥九郎は、途方に暮れ河原に佇む中、一人の男に出会う。男は握り飯と焼いた鮎をふるまい、弥九郎にあることを託すが…。
戦国時代。
戦の多いその領地には、多くの若人の血肉が横たわり、土へと還っていった。
中にはまだ妻を知らない、若人もいる。
――男として、死に切れるものか。
時の領主は、艶やかながらも、奇妙な試みを実行にうつす。
歴史に名を残したかった旅芸人のお話。
今でこそ平和な弘前大学。
しかししかし!大正時代には大事件がございました!!題名そのままです。
昔の名前でいうところの官立弘前高等学校の生徒184名は授業をボイコットし、徒党を組んで、弘前で一番大きなお寺である長勝寺を占拠しました。その一連の嵐を知っておいて損はないはず!
原作:弘前市のありえない話
https://ncode.syosetu.com/n3028fd/
この話は本来長編ですが、今作は概略編としてお届けします。物語要素を抜かし、忠実部分だけをピックアップして
ご紹介いたします。
**今作は青森市役所管轄、任意団体のアオモリジョイン様サイトで19/10/23より掲載あり**
折りたたむ>>続きをよむ長篠の合戦の後、真田家の家督をついた昌幸は嫡男信幸に使いをさせる。
ある藩の寒村。
夕暮れ時、農家の五兵衛の家を、隣の寺子屋の“先生”が訪れる。
先生は、五兵衛に向けて、ある事を頼むのだが……。
*ノベルデイズに掲載している同タイトル作品を一部加筆したものです。
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彼は、若いながらも腕利きの忍・鴉丸(からすまる)!今回は困難な任務を受け、とある城に忍び込む・・・。危機に陥った彼の元に現れたのは、幼なじみにして同僚のクノイチ・つばめ・・・。
現実と非現実の狭間で翻弄される主人公・・・。その苦悩の果てには何があるのか・・・。
私の話と家族の実話です。最後まで読んでね。
舞台は江戸時代の紀州。漁師の妻のおときは酒乱の亭主に嫌気がさして髪結いの亭主と深い仲になった。事の次第を知った亭主の宗吉は女房に散々暴力をふるうが、両隣の老婆が助け舟を出して…… 一気に読める短編です。
播磨三木城は、羽柴秀吉の軍勢に包囲されていた。城主、別所長治の叔父、吉親は、この籠城を長治に説いた人物であった。しかし、城は、孤立し、補給も耐え、城内には、飢餓が起こり、地獄絵図のようになった。長治は、城兵の助命に、切腹を受け入れようとしていた。そんな中、吉親は、どこかで見つけた骨の破片を、毎日、同じ場所で、しゃぶっていた。
19世紀半ばのカリフォルニア。女子寄宿学校に通うエリザベスはベースボールが何よりも好きなダーシーというルームメイトと出会う。エリザベスの投げるボールはどこかに消えてしまうのだった。やがてエリザベスが親の再婚にともなって学校を離れると、ほどなく国を二つに分かつ戦争が起きて……。《第3回かぐやSFコンテスト《大賞》作品(一部改稿)》
イヴァン4世と修道士の話
――――逆行転生すれば歴史を変えられるって?
あんたそりゃ、思い上がりって奴だろう。
鎌倉勢が今にも京に雪崩れ込む最中、木曾義仲は出陣もせずに女の膝枕で天井を眺めていた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
ある寒村を治めた領主一族に伝わる、悲恋の物語である。
むかしむかしのおはなしです。時代設定は平安朝末期ごろ・・・京の都の北辺りに、天狗が住んでいて
近くの住民を困らせていました。とある徳の無さそうな(ないんかい・・)浮浪の僧が村にやってきて
一宿一飯の恩返しにと、この天狗をなんとかしようということになります。
はたしてこの天狗の難から、村人は逃れられるのでしょうか?
Yahoo!ブログ、Wattpadなどで公開中。
稀代の陰陽師、安倍晴明。
晴明とは、いったい何者だったのか? 謎に包まれた、その出自に超時空伝説研究所が迫る。
陰陽道、信太妻、酒呑童子、源頼光、坂田の金時こと金太郎。
全部まとめて謎を解く。
時空の扉は、いま開かれた。
太平洋戦争末期・・・
敗戦が濃厚の日本は、九州上陸を防ぐ為に、子どもたちをゲリラ兵にしたてる部隊・・・
霧島部隊を暗躍させていた。
その、霧島部隊の生き残りの方が、私が校長をしている公立中学校の校区内に住んでいると知って、夏休み、8月15日に、霧島部隊の事を子どもたちに語ってくれと頼みに行き、講演依頼を
成功させた。
生徒たちは、自分と同じ年代の子どもが、ゲリラ兵に仕立てられ。戦争に参加をしていた事実に驚き、絶句、先生方は、知らない事実に驚いた。
語りは・・・終わった・・・
そして、拍手の嵐が・・・折りたたむ>>続きをよむこの作品はN高等学校「文芸とライトノベル作家の会」で行っている「地の文コンテスト」の作品になります。
詳しい説明はシリーズのこちらから→ https://ncode.syosetu.com/s8714f/
トランシルヴァニア太守ヤンク公はワラキア公ダン二世の訴えを、げんなりとしながら聞いていた。その時、謁見の間の扉が開き、一人の少年が姿を現す―。
決して歴史に残らぬ、一人の人斬り少女の物語。
戦国時代の武将、直江兼続を中心としたほのぼの歴史小咄です。
シリーズですが連載にはしておりません。
第一話「上杉の重み」
樋口与六(のちの直江兼続)の主君、長尾顕景が越後を治める上杉家に入り、名を上杉景勝に改める前日。熱を出して寝込んだ与六のもとへやってきた顕景との、ちょっとほんわか(?)した一幕。
以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
尊厳者アウグストゥスの時代
パラティウムのお正月風景
パラレルというのかな。時代設定も適当。
視点はドルススです。少しやさぐれています。
幼い頃、目の前で親が斬り殺された。
覚えているのは、敵の顔と名と、そいつに対する憎しみのこころだけ。
あの夜が自分を変えた。自分の人生を変えてしまった。
囚われたこころを取り戻しにゆく旅が、いま、始まる。
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
起承転結を記録する。お前は、記
機械であるボクに、博士は
なまえと、こころをくれた。
これは終末のその時までの
ボクの記録である
終末のロボットシリーズで
最後まで稼働していた機械の話。
この話は、pixivに投稿した作品を一部改編したものです。
戦艦安芸。
起工当初は世界最大の戦艦と言われた。
しかし弩級戦艦の登場により、時代遅れの準弩級戦艦となってしまう。
1度も連合艦隊旗艦となることもなく時は流れ、同僚が次々に居なくなっていく中、彼女にも最期の時が迫っていた。
時は幕末。京都の壬生、新選組屯所に入隊希望の浪士がやって来た。だが、その浪士は手に三味線を持っていておよそ新選組の任務向きではない様子・・・。果たして彼の目的は一体何なのか?ドタバタ幕末ファンタジー第2弾です!
織田信長に仕えた料理人は天寿を全うした…筈だった。
目を覚ますとそこは知らない世界、日本。未知の食材と調味料にあふれる不思議な場所。しかし、過去を生き抜いた男からしたらそれはただのままごとにすぎなかった。
戦国時代より、時を超えて実現する新感覚料理小説!戦国時代の逸品は、現代の人々に通用するのか?今、無双劇が始まる!
たまたま虫の日だったので古代史や神話の蝶を少しまとめました。
武士である加藤三郎は、自分の浪人を愛する心情を、部下の藩士たち隠しながら日々を過ごしていた。ある日、天皇の行幸が行われ、その行列に将軍も加わることを知る。藩邸に匿っている浪人・木下が行列中の将軍を襲撃するのではないかと心配し、三郎は……。
「順逆不二の論理 ―― 北一輝」
無極流兵法、 真壁雷蔵のお話し。
ウーシューに興味深々です。
ハーメルンにも投稿しています。
幼い頃、祖父が泣いているのを見たことがある。
体格が良く、従兄からも恐れられている祖父。
その祖父が、ある日の夜。
暗い応接間で涙をながしていた。
1940年、ハンガリーの山地、そこの一つの洞窟に変化があった。そこは混沌に満ちた異世界につながった。そこから始まった世界に広まる混乱の中でドラゴンを狩るために戦闘機に乗った一人の男が語った思いをここに記す。
半平太として戦国時代に転生した「僕」は織田家と一員として生きていく。ここには何人の転生者がいるのか。そして無事に桶狭間を乗り越えることができるのか
遥か昔、極西より伝来した催事『伴連大殷(バレンタイン)』。
それは脈々と受け継がれる内に、この国独自の変化を遂げていった。
それは絆の儀であり、血の儀である。
かつて師に伴連大殷を挑み、その命を奪った隻腕の武者「有馬」。
そして有馬に父を殺され、その復讐に全てを注いできた美麗の武者「守輝」。
有馬に『刀』を打ち、その姿を見守る少女「くりおろ」。
三人が集まる時、因縁の戦いが幕を開ける。
―――――――――
バレンタインってことで何か書こうかなぁと思った末の小話です。
バ
カだなーと思いつつ笑って貰えれば幸いです。好評なら展開あるかも。作者はチョロい。
あー……俺も幼馴染系美少女に「えへへっ、アンタどうせ貰えないだろうし私があげる♪ お返しは三倍で!」って言われながら手作りチョコもらいてぇなぁ。折りたたむ>>続きをよむ日本の昔話、今回は桃太郎系統のお話ではなく浦島太郎系統のお話です。
あっやべっ!アーサーの人形踏んでしまった!
江戸時代。
日本に伝わって来たトマトは、その血を思わせる真っ赤な姿と、独特の青臭さから、観賞用植物としての扱いを受けていた。
しかし、蓼食う虫も好き好き。
トマトに魅入られた天涯孤独の青年は、どうにか食用トマトを作るべく、研究を始めるのだが……。
食べられる畳み! もちもちお菓子!
朝鮮出兵のにがーい経験が活かされた肥後熊本の武将、加藤清正公の食に迫る!
当作品は、秋の歴史2023イベント参加作品です。よろしくおねがいします。
アウシュヴィッツ強制収容所には囚人を集めた音楽隊があった。
労働に向かう囚人を励まし、新たに輸送された人々を歓迎した陽気な音楽。
そんな音楽を奏でた男の最期の話。
差別的表現が多数含まれますが、時代および語り手の背景を考証した結果であり、作者の思想とは関係ありません。ご了承ください。
エブリスタでも公開しています。
世界史創作企画で、「新年」をテーマに、1月1日に没したルイ12世のお話です。
ここは南方の最前線にある飛行場。
これはこの基地で起こった少し不思議な物語。
浮世絵師として名を馳せようと野心を燃やす津軽家の御抱絵師、今村又兵衛。
妻のりよとはすれ違いがおきていたが、パトロンにもらった画室での創作に没頭するあまり、自宅に帰ることも少なくなっていた。そんなある日、妻のりよが失踪する。
又兵衛は決死の覚悟で妻を探す旅に出るが、万病を治す雪を降らせる霊験が身に宿り、自らの意思とは関係なく、旅の先々で病に苦しむ人々を、治していく。いつしか、「雪神」と噂されるようになっていた。
長い旅の果てに、上野国の山奥でりよに再会するが、又兵衛が降
らせていた雪はやんでしまう。
りよは病を患っており、もはや又兵衛が知っているりよではなかった。折りたたむ>>続きをよむある町で起こった丑の刻参りの始末を旅帰りのご隠居が語る話。
伊達政宗は、幼い頃、父親から、人間の生死のことを問いかけられた。
政略結婚で嫁いだ家が、謀反の火に燃えて落ちる。
夫を置いて、その中を逃げる女と従者。従者はうちあける。
「殿は、無事姫を助け出した暁には、私との結婚を認めてくださるとおおせになった」と。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
戦争の悲惨さを経験した、とある男性とその家族のお話です。
成国建設第二事業部課長・韓候は、突然の解雇に驚愕を露にしていた。公開買付による企業乗っ取りの余波を受け、従業員の整理解雇が秘密裏に進められていたのである。労働契約法の及ばぬ時代、不当解雇に対抗する手段は限られていた。そして韓候は立ち上がり、同じく整理解雇の憂き目に遭った同士を集め、本社ビルに立て籠もって抵抗を始めるのであった。労働者の悲哀を描いたプロレタリア整理解雇アクションの超大作。城山サブローに「これでは毎日が日曜日だ」と感歎せしめた、あの日曜日のことを覚えている。作者
が裁判所に提出した訴状。そこに書かれた事実の断片を時系列に並べることで浮き彫りになった真実を小説化。しかし、裁判外での和解が成立し、訴えが取り下げられたことで真実が闇に葬られたのは誠に残念である。折りたたむ>>続きをよむ南蛮渡来の鉄砲は、非常な金食い虫だった。
とある国の殿様はその費用を少しでも抑えるべく、発射した鉛玉の回収を、ある生き物に任せ……
かつて、日本海機械工業という会社が活躍しました。
北方領土問題とは?その問題に迫る。
現在も彼らは我らフクイ人に逆らい、ソーリの権威にまつろわない蛮族である。
秋の歴史2022参加作品です。
行くあて知れずの手紙が最後に向かう場所、それがこの神社だった。
初投稿です。至らぬ点もあるかもしれませんが、温かい目で読んでもらえると嬉しいです。
金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀元年。失敗に終わった越前攻めのあと、金造は押領問題と向き合う。
京の東寺が、明智により下久世庄が押妨されたと訴えたのだ。
帝国陸海軍二式戦闘機。その正体は!?
書き上げたその手紙を破り捨てようと指に力を込めた美しき高貴な女性・・・その名は、良子。
彼女と うら若き皇子の恋の行方は?
源氏物語をイメージして書いてみました。
右下ABLR右右Bスタート
以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
ユルス・アントニウスの生い立ち。
うまい食事が食べられるのは、ご先祖様が一族を守り続けてきた歴史があるから。
戦国時代のこと。集団戦術や鉄砲が幅を利かせ始めたとはいえ、昔ながらの馬術はまだ現役だった。
鍛錬に励むさむらいたちだったが、その中に奇妙な騎乗をするものがいる。
彼は鞍をはじめとする、あらゆる馬具をつけないのだが……。
鞍馬寺で稚児として暮らす遮那王、のちの源義経と武蔵坊弁慶が五条大橋で出会うおはなしです。
※他サイト様に以前投稿させていただきました。
江戸時代。
藩邸を囲む塀の上に、ひとつの黒装束をまとった影が現れた。
それは人のように見えたが、違うのはその腰より伸びる尾の姿。
守衛は曲者として、ひっとらえようとするものの……。
中華人民共和国建国から現在までの歴史。
三角関係ラブストーリ。時は戦国時代。桜村は水源を巡る争いの中、二人の男は一人の女性に振り回される。水は分けられても彼女を分けることはできない。でも……ある種の無駄な知識がある人達にとっては、本編のストーリーが頭に入ってこないと思うのです。
覆水盆に返らずを現代風にアレンジしました
江戸時代のこと。後にリサイクル社会と称されるこの場所では、様々な道具の再利用が進んでいた。
子供相手に、古金属類を引き取る「とっかえべえ」も、その業者のひとつ。折れ釘などを持っていくと、菓子やおもちゃをくれる。
そのご褒美を目当てに、今日も「仕事」をする少年がいた……。
夜。それは大いに楽しむべきもの。
平安時代のとある貴族のやしきでも、大臣就任を祝う宴会が夜まで続いた。
塩辛いものが並ぶこともあって、食後の甘味は特に人気のあるもの。
とある若い貴族などは、仕事など放りだして甘味ばかり食べて暮らしたい、とぼやき出して……。
ある大名家に仕える、武将の一族。
屋敷の別棟に、大きな鍛冶場を設けている彼らは、戦場で使う武具を自分たちの手で作っていた。
いざ、戦場に赴いて振るう時、彼らは普通の武器とは違った特性を、大いに示すことになる。
まだ恐竜がいた時代。
捕った魚を喰うのが楽しみな、ヒレのついた恐竜がいた。その恐竜はいつも一匹だった。
ある日、その恐竜の元に、一匹、子供の恐竜が迷い込む。
これは、その恐竜が、その子供と、共に食事をとるお話。
これは、ある女性の、数年前の出来事・・・
彼女の所属している部隊に、とある依頼が入った。
それは、最早虐殺と呼べるような代物であった・・・
宝永四年、大地震と富士山大噴火のダブルパンチを受けた日本。苛政はますます人々を苦しめた。阿波(徳島)の山村で庄屋を務めていた谷貞之丞は、一揆へと逸る村人を鎮め、藩に直訴に及んだ。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)
かつて存在していた能力者、ギフテッド。ギフテッドとは何なのか、そして彼らははなぜあのような悲惨な結末を迎えたのかこの本を読めばすぐに分かる、『ギフテッド入門書』である。
蒼天(そうてん)已(すで)にオワタ。
漢室の乱れは十常侍にあり、霊帝の嫁のお兄さん何進大将軍は野心ましまし群雄ズに檄文を送り、新たな火種を洛陽に呼び込んだ。
とか色々あってー、董卓がーぶいぶいいわしてる時代の話。
史実では董卓の侍女、三国志演義では傾国の美女がぶちかます離間の計もクライマックスな最中、それは突然起こった……。
◆
逆行憑依?
逆行転生(生まれ変わってない)
逆行転移(本人ではない)
【宣伝】
『デンパがとぶ ~異世界に飛ばされた俺、電波ダダ漏れら
しいけど可愛い女の子とイチャイチャできて幸せです~』を連載中です。
良かったらコチラも読んでほしいです! 続きはカクヨム先行で連載中。
★本作は他サイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ安政3年、雨が降らず島庄屋の甚右衛門は役所に減免を願い出るべく
作物の状況を事細かく書附帳に記録していた。そのうち島の女たちの間で雨乞いのまじないがはやり始めた。甚右衛門の家で雇うおこぜのようなお菊もそのはやりにのり、着物の裾をたくしあげていた。雨不足のせいで思わずはやったまじないに甚右衛門とお菊のひと時が交差する。
エフェソスのアルテミス神殿は、ギザのピラミッドに並んで、古代世界の偉大な七建造物の1つに数えられました。その神殿での1日を、神殿の巫女の語りを通して物語として伝えます。
時の帝が、大病を患われた。
一刻も早い回復が望まれ、高僧たちによる祈祷が行われる影で、とある集団に密命が下る。
物忌みの令が出され、静まり返った村のはずれにある川に、武装した彼らが結集する。
帝の回復を願い、彼らができることとは……。
ティムール朝創始者についての軽い読み物。
縄文人の住む日本に移住したオノコロ人。
オノコロ人は後世では弥生人と呼ばれる。
オノコロ人は九州とアスカに分かれて住んだが、その間にある瀬戸内の航路を開いたモモについての簡単な物語である。
退行催眠をして前世を知ろうとしたばっかりに本当に自分の前世に戻ってしまった主人公、フブキ。
目を覚ました彼は、自分の前世でのことを思い出す。
それは一体何なのか?
我らがリチャード王が今回の十字軍に参加する。
その話を耳にしたロジャーは騎士として従軍を決意する。イェルサレム解放を固く胸に抱き、ロジャーはオリエントの地で戦う。しかしある日森の中で迷い、そこでサラセン人の女に一目惚れする。
友人の家に、頼みごとを携えて訪ねて来た彼は、そこで、不思議な体験をする。それは、幻か、それとも、・・・真実なのか。
「策兄様のような方と結婚したい」
孫尚香はそう願いつづけてきた。
江東の小覇王、孫策の妹。
彼は揚州の英雄だった。華麗な容姿を持ち、電光石火の指揮官で、個人的な武勇も秀でていた。
尚香が13歳のときに暗殺された。
彼女が19歳のとき、孫策の後継者であるもうひとりの兄、孫権が縁談を持ってきた。
「劉備殿と結婚してくれないか」と言われて、尚香は驚いた。
「荊州牧の劉備様……。おいくつなんです?」
「50歳だ」
いくらなんでも年寄りすぎる。彼女は絶対に断ろうと決意した
。
年の差恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ吉良家から見た忠臣蔵
夜半、上野介は妙な夢を見て眼を覚ます、屋敷は騒然、宿直の侍が赤穂浪士の乱入を告げる、上野介は内匠頭に切りつけられた時のことをおもいだす、そして身支度して茶室の前で敵を待つ、入ってきた内蔵助と一騎打ち、突き倒して、勝った、と言うがわきにいた誰かが槍でわき腹を突き刺し、上野介は絶命する
色々と調べていくうちに、たぶん日本初の義兄弟? を見つけたかもしれないのです。
前回「一騎討ち」の前後のお話になります。
調べものはWikipediaさんで。
剣の道を極めようとする男の成長の一瞬を切り取っているのかいないのか。書いてはみたものの、正直、分かりません。
江戸時代。お伊勢参りに、各地をぶらぶらしていた男が、名前を聞いたこともない小さな村の宿に泊まった。
部屋に通されてほどなく、何者かに見られている気配。
やがて部屋のたんす、ふすま、障子にも、少々、不審な点が。
その程度ならむしろ娯楽の範疇と、どっしり構える彼。
夜、その枕元に女性らしき声と、指先が現れる……。
延長八年、国司として土佐に赴いた歌人、紀貫之は、ある夜夢を見る。
その時、僧は貫之のいる国府に念を送り……。
歴史をもとにした短編の伝奇小説です。
慶長二十年五月。大坂に向かって、群勢が歩いていた。そして、時を同じくして、大坂城近郊の小松山の山上に、後藤又兵衛率いる一団が布陣していた。その草叢の中に、男が二人。大和から小松山に向かう群勢を、遠くから眺めていた。
首切り家業を続ける男がいた。
その男、今日も仕事故に、首を切る。
これは、とある場所で行われた空戦についての話である
マザーテレサの物語。
その子は生まれる前からの予定通り、「旦《あきら》」と名付けられました。
*「異人」等現在は差別用語とされる言葉も文中には出てきますが、敗戦直後である時代背景をご理解いただきたいです。
*カクヨムWeb小説短編賞2023(エンタメ総合【SF、歴史、ミステリー】)中間選考通過作品です。
コンドリミア大陸の片隅に、緑豊かな王国「ヴェルディア」がありました。
しかしその美しい国で幸せに暮らしていたのは、王族など一部の者だけでした。国王アルトゥールは民に重税や兵役を課し、逆らう者には厳しい罰を与え、民を虐げていたからです。
王子のアレクセイは父が築いた城の中で裕福な生活を享受していましたが、外の世界で苦しむ人々の姿を見て胸を痛めていました。
ある日、アレクセイは不吉な夢を見ました。目に怒りの炎を宿した数万もの民衆が、思い思いの武器を手に王城を包囲しているので
す。
目覚めた彼は、自らの運命を知るため、占い師セリーヌを呼ぶことにしました。セリーヌは王子の前に現れると言いました。
「王子よ、あなたの未来には危険が待ち受けています。国は滅びの運命にあります」
「どうすれば王国は救われるのか?」
「あなたの選択が王国の未来を変えます。わたしは今日、それを王子に伝えに来たのです。あなたが王国の未来の鍵なのです」
「わたしに出来るでしょうか」
「それは分かりません。しかし分水嶺はまさに今です」
このお話は、王子アレクセイが夢に見た滅びの運命に立ち向かう物語ー。折りたたむ>>続きをよむ海神様の加護のもと、平和に暮らしていた王国に、海神様が降臨しました。果たして、海神様は何をしに来たのでしょうか?
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帝国海軍が建造した警備艇の地味ながら輝く物語。
絶対妹大戦番外編第2弾!!
今回は渚目線で色々おきます、
そりゃあ、色々起きちゃいます!!
神器のハンマーを盗まれた、雷神トールは、
花嫁に化け、ロキと共に、巨人の国へ向かう。
そこには、巨人の、スリュム王が待っていて――?
ラノベ風・読み易い北欧神話。
歴史のタブー、「IF」。しかしそれは誰もが考える。考えてしまう。この物語は三国志のそんな「IF」で紡ぐ物語。しかしこれは実際にあったかもしれない物語でもあるかもしれない。
「ハーメルン」にてマルチ投稿中
人間による[もののけ]狩りが、拡大してゆく。
狩り人を追い払った狸の[もののけ]は、今一度、生きる為に刃を抜いた。
上座部(旧称:小乗仏教)の修行心得について書いてある短いお経をてきとー訳してみました。基礎概念とか目的とかの説明がないため予備知知識がないとワケワカかもですが、逆に言えばストレートでかなり具体的です;
男が書斎の本を整理していると、ひらりと紙切れが落ちてきた。紙面にはつたない絵が描かれている。息子たちの誰かが、幼い頃に描いた絵だろう。そう思った男は、紙をたたもうとしたが、端に書かれた「1エーカーの土地」という文字に目を留めた。その瞬間、忘却のかなたにあった記憶が、あふれでてきた。……彼女は、きれいな声で歌う子だった。【舞台】20世紀初頭のイギリス
以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
尊厳者アウグストゥスの時代
前2年 ユルスとユリアの関係の発覚
幕末の時代。日本のどこかには、まだ、きっと、キリシタンが潜んでいるに違いない。こう確信した、フランス人神父、ベルナール・プティジャンは、その事実を確かめるべく、はるばる、長崎にやって来た。
しかし、なかなか、思うようにことは、運ばなかった。半ば諦めかけていた時、彼の教会に、浦上の隠れキリシタンの一行がやって来た。
狂喜乱舞した彼は、一行を最高にもてなそうとする。しかし、彼が雇っていた下女が、キリシタンではなく、一向門徒だと判明すると、隠れキリシタン達の様相が一変した。
些細なキリシタン用語の違いも加わって、彼らの間には、齟齬が生じ始める。そして、それは、とんでもない事態に発展していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ嫁いびりの報復で殺害された姑は、前世の記憶を持って18年前に戻る。還暦を祝う会で、彼女は同じく前世の記憶を持つ姑と出会う。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
奥州藤原氏四代目、藤原泰衡の最期。
蓮の花の前、英雄を殺した男は最期に何を思うのか。
昔々、日照りで困っていた村の衆は「雨神さま」を頼る事にする。しかしその裏には……。
平安の御代、恋の情趣と言えば聞こえはいいかも知れないけれど、傷付く人がいるのです。摂関家の姫たちは天皇や皇太子の側に侍るのが宿命とはいえ、良い行く末に恵まれるか解りません。
無断複製、無断転載を禁じます。
日本史上に燦然と輝く劇作家、近松門左衛門。江戸時代の18世紀、その近松と肩を並べる浄瑠璃作者が存在した。
彼の名は、紀海音。海音は近松を超える作品を書こうと、励みつづける。
※「ノベルアップ+」様にも投稿してます。
農民反乱の多発した明末期、道州は張献忠の率いる反乱軍によって包囲されてしまった。
存亡の分水嶺に立たされた道州の運命を双肩に担うは、道州を守備する永道守備だった父を張献忠に殺された沈雲英という十七歳の少女だった。
窮地に陥った故郷を救った少女将軍の秘策とは?
(本作は秋期公式企画「秋の歴史2024」の参加作品で御座います。)
全てを貫く矛と全てを防ぐ盾を売る商人を相手に矛盾を指摘するのは、相当命知らずな真似かもしれない。
チートな矛と盾を携えた商人による中国統一から、地球の終わりまで。
そんな話です。
創作三国志。水鏡先生こと司馬徽の死をめぐる妄想小説です。三国志に諸葛亮の友人として登場しながら仕官したというはっきりした記録のない崔州平は、諸葛亮たちが居なくなった後も水鏡先生のもとに残り続けたのではないか…。
架空戦記創作大会2022秋参加作品です。
ドイツによるポーランド侵攻が失敗した世界線を題材とした架空戦記です。
架空戦記創作大会2023年参加作品です。
日本軍が珊瑚海海戦で勝利することによる歴史改変を題材とした架空戦記です。
受賞作にして、未書籍化。全編改稿するから書籍化をしてくれませんか?とは言えないし、でも改稿もしたいし、続編も書きたいので、自分とファンを奮い立たせるような短編を書いてみた。のまんま。
第一回アルファポリス歴史時代小説大賞の特別賞を受賞した「狼の裔」の続編的短編を書こうとしたら、筑前作品を網羅した作品になってしまった。
立ち上る香の中、一つの炎を抱えて私は微睡む。一人の男を待ちながら。
最高位の遊女たる彼の人の、男を惑わすその微笑みの奥にあるものは……
週末に日帰りタイムトラベルをする藤田和也と過去の人々の物語です。
今回は古代西洋が舞台です。
思い付きで書いたので短編にしました。
反響が良かったら続きを書くかもしれないです。そこは気分なので…。
吉田松陰って人の人生。
ある歴史上の女性に魅了された私。
それがきっかけで演劇の道をめざすことになる。
花燃ゆ(楫取素彦) よりもっとすごい群馬県知事がいた。その名は、大音龍太郎
橋本ちかげさん作「軍チカン兵衛」と、「恩讐の武蔵」のコラボ企画第二弾。
圓光寺で武蔵を討ち取る機会を狙う、お通。
寺での生活も馴染み、心地よい朝を過ごしていると、そこに妙な恰好をして「ちちしりふともも」と繰り返すオヤジが現れた。
「王国の為」をスローガンにその身を王国へと捧げた元国王。王国の為に自己を犠牲にし、王国の為ならば何でもした国王。その悲しい結末と王国の運命やいかに!?
他サイトにも掲載するかもしれません。
時は戦国。
某国の若様は女に興味がない。その護衛もまたしかり。
しかし、若様にはたった一人だけ心を許した姫がいた。それはシロタ姫。
政務ではキリッと、プライベートではチャラくてだるんだるんの若様と。
若様をお守りする、年中無休極寒ハンサム。護衛の北里と。
年中だるんだるんのお間抜けシロタ姫の。
ハートフルラブコメディー(のつもり)
一話完結で走り抜けたい(願望)
気が向いたら書く(ガス抜き)
歌舞伎 鳴神不動北山桜四幕目 北山岩屋の場から
物語の筋は変えず、目線を変えています。
昔の武士が、すたれていった頃をイメージした話です。
歴史詳しくないので時間軸あってるかどうか分かりませんが、時代に取り残された刀を握る人間たちの勝と負けを書いてみました。
夏の夜、庭を眺めながら語らう清少納言と藤原行成。
だが、戯れで「後朝」という言葉を使った行成に、清少納言が顔を険しくして……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
【神谷家の猫叉主催 妖怪大戦争参加作品】
戦国時代のある侍一族に伝わる、伝家の宝刀。
それをめぐる話になります
死にたくない。でも死にたい。ソレだけが、私の原動力だった。
わたくしの名前はレーニ・リーフェンシュター ル。ドイツに名前を轟かせた女優よ。
わたくしはいついかなる時でも演じてみせる誇り高き唯一無二のプリンセスを。例え戦犯の汚名を着せられようと。
ナチスに協力した女優の物語。
信長さまの蘭丸自慢。信長の客になったつもりでお読み下さい。
ある小さな島を襲った悲劇の物語。
「夢なのか現実なのか分からないまま、彼女の手を半ば強引に引っ張り、あるところへとつれていった。
それは一年前に事故を起こした場所だった。」
地球に侵略をした宇宙人の100年後の話。
足利義持臨終に持ち上がった御継嗣問題。義持は継嗣指名を拒否し重臣による協議の上での決定を求めるが、重臣一同もまた指名を憚った。義持に死が迫る中、調停者三宝院満済が動く――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
足利茶々丸。
堀越公方の2代目にして北条早雲に殺された男。
彼がなぜそのような運命に陥ったのか………
その罵倒、
なんのため??
古代エジプト唯一の女性ファラオ、ハトシェプストの葬祭神殿の遺跡で、偶然、それまで未発見だった隠し部屋が見つかった。その部屋で、神聖文字が書かれた石板数枚が見つかり、解読してみると、ハトシェプストがはるか未来の人々にあてた手紙だとわかった……。
ずっと昔、ハトシェプスト女王が夢で未来を垣間見る予知能力者だったという設定の歴史ファンタジーを自費印刷してコミケなどで頒布したことがあり、今回、テーマ「手紙」で歴史小説を募集しているのを見て、同じ設定で書いてみたくなりました。
焼麻呂が摩州に赴任してから半年。摩州をよく治めていた焼麻呂を炎の呪いが襲う。(前編)
【アルファポリスより転載】
読み切りのショート作品です。
「柳川亭」という筆名で編纂された「享和雑記」
享和期(1801~1804)の様々な事柄を書き留めた大変に面白い書物です。
その中から、第三巻三十八に掲載されている「槍持勇気の事」というお話をご紹介したいと思います。
江戸幕府開府からあと一年で「200年周年」になるという享和二年、十返舎一九が「東海道中膝栗毛」を著したり、江戸で「小石川馬場の火事」と呼ばれる大火があったりした年です。
・・・そんな
年の正月に起きた刃傷事件。
年賀というと、今は年賀状・・・それも年賀状の扱いは年とともに減っているそうですが、江戸時代の武士の正月は、上司や親戚、お世話になった家々へ直接に出向いて年始の挨拶をする「年始回り」でスタートしました。
この年始回りの風習は、明治から昭和にかけて活躍した小説家・劇作家・岡本綺堂氏のエッセイ「年賀郵便」によると明治の中頃まで続いていたそうです。
回った各家々で振る舞い酒をご馳走になり、朝からフラフラになりながら年始回りに歩く武士とその家来。
・・・下戸(お酒が飲めない人)はさぞ大変だったでしょう。
そんな武士の年始回りで起こった事件です。
折りたたむ>>続きをよむ老兵と共に逝きしものは……
描写力アップ企画投稿作品、第五作目。
お題は「さよなら相棒」、当時二作品投稿したうちのひとつです。
世に裏切り者と呼ばれる者は多けれど、この者の名はその中では特に有名で有ろう。
小早川秀秋
関ヶ原にて西軍を裏切り、東軍に、徳川家康に勝利を与えた者。
後の世に不名誉な名を残した秀秋は本当に裏切り者で有ったのだろうか?
歴史は勝利者によって綴られる。
時は慶長五年、場所は関ヶ原。
小早川秀秋の裏切りの真相と、その後の彼の運命は……
1192作ろう鎌倉幕府で有名な「源頼朝」。彼と、義経記で有名な「源義経」の間にはあまり有名ではありませんが他にも兄弟がおりました。
今回は、六男であり現在の静岡県で育ちながらも京で頼朝の姉(もしくは妹)とも交流のあった範頼が挙兵した頼朝の元に駆けつけた後のお話です。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その九。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その六。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その五。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
ときは戦国時代。その剣豪は、鎌倉で参篭していた。ちだが水茶屋の娘に心を惹かれてしまう。満願の日が来ても何の悟りも得ぬまま、彼はその娘との快楽を貪ろうとした。
その夜……事件は起こった。
(*他サイトで発表済みです)
川上からどんぶらこ、どんぶらこと流れて来る物あり。と言えば、それが如何様な話かは有名なので敢えて語るまでもない。しかし、これは一般的に広く知れ渡っている話ではない。されど、勇壮な冒険劇かと言われるとこれまた微妙な所でもある。
だが、しかし。桃太郎は義侠心と善意に快男児であり。自らの育ての親である老夫婦の為に一念発起する話であることには間違いない。3匹のお供を連れて、目指す先では何を見るか。
ノベルアップ+の方にも掲載しています。
架空戦記創作大会2018夏 参加作品です。お題2です。
この書籍は某桃太郎博物館の地下に保管されていた。
こちらは大和21年3月5日に新栄社より刊行されたものだ。
劣化がひどく、ページの半分以上が欠損しており、かつ、
数十ページが湿気により文字が滲み一部判読できない。
そのため、その中でも判読ができるページを抽出し、
こちらのサイトに投稿した。
あ、ありのまま起こ(中略)!!!!!
俺の名はフワッと歴史に詳しい高校生Wikipedian、佐野・和泉。
横断歩道を渡っている最中に、赤信号を無視した暴走トラックから幼馴染を庇って突き飛ばした後、意識が真っ白になった。
そして俺が目を覚ますと……俺は推定ゼロ歳の女の子になっていた!!!!!
拙いリスニング能力で現状を把握するに、どうも「ジョン・S・マケイン・シニア」成り変わりTS逆行転生歴史改変小説の主人公になったみたいです本当にありがとうございませんでした巫山戯んな!!!
!!
という怪電波を受信したので投げっぱなしジャーマンします。
原案をここと明記してくれたら二次利用可能。折りたたむ>>続きをよむ以前書いたものを加筆修正したものです。
ご感想お待ちしております。
人権保護を拡大、曲解した先にあるかもしれない未来。
寛文元年に生まれた蜂屋可敬が残した筆録「古談筆乗」を読みやすく脚色・加筆したもの。
今回は浪人VS大名のルール無用のタイマン試合です。
王となった男鹿と、彼の妃になった壹与との狗奴国での生活の様子です。
一年以上前に書いていましたが、男鹿のイメージが崩れそうでお蔵入りにしていた作品です。
※こちらは「ラスト・シャーマン」の番外編です。
本伝をお読みいただいてからの方が、内容をご理解いただけやすいかと思います。
外伝「花蓮〜ファーレン〜」を先に読まれるか、後に読まれるかはお任せいたしますが、いずれかによって印象が変わるかもしれません。
狐に油揚げを捧げるようになった始まりの話
この作品は「note, カクヨム」にも掲載しています
何故か昔から惹かれる、とある歴史上の人物。
貴方に出会ったとき、私はその「ワケ」を知る。
主人公でもなければ、敵役でもない、その他大勢の一人に過ぎないある兵士の物語。
1962年、ケネディ大統領は歴史に残る演説をぶちかました。
「10年以内に月に行ってみせるぜ!」
しかしその当時のアメリカはまだ地球をようやく3周したばかり。技術者達はその無茶振りに頭を抱えた。それはそうだろう。AIやコンピュータが発展している現在ですら、10年とはロケット開発を始めてやっと飛ばせるかどうかなんだから。
そんな状況なのに何故10年以内に宣言通りに月面着陸を果たすことが出来たのか?その謎に迫る!
※本作はフィクションです。JFKファンの人ごめんなさい。
時は天正十年六月二日、明智光秀謀反。京本能寺にて織田信長は討たれ、歴史の舞台から姿を消した。
……そりゃSNS炎上するでしょ。いくらムカつくからって上司ぶち殺すとかヤバない?しかも相手は時の権力者、下手人は禿。そりゃ日本史上に燦然と輝く大事件になるよね。
ジャンル別日刊10位感謝です!!!
※カクヨムにも投稿しています
「ブルータス、お前もか」
シェイクスピアの名作「ジュリアス・シーザー」で有名なこのセリフだが、ジュリアス・シーザーことユリウス・カエサルは自分が暗殺される日に何を感じ、そして犯行現場では何が起きていたのか。
史実に則しつつも。作者によるフィクションを混じえた古代ローマ小説。
小石川の剣術道場で塾頭を務める『宗次郎』は、日野へ出稽古へやってきました。
稽古先の佐藤家へ向かう途中、宗次郎は迷子になって泣いていた『おハナ』と出会います。
彼女の身元がわからず困った宗次郎は、佐藤家へおハナを連れていくことに。道中、幼いおハナと話し触れ合ううちに、宗次郎は彼女を妹のように感じはじめます。はじめ元気のなかったおハナも、次第に元気を取り戻します。
おハナは一体、どこの子なのでしょうか。
果たして宗次郎は、おハナを無事送り届けることができるのでしょうか。
明る
く、ちょっぴり自信過剰な青年・宗次郎の物語です。
2005年1月11日発行、小禄高校文芸部『第14号「まんぐろうぶ」』から同題・本名名義の転載作品です。
2011年8月6日 推敲折りたたむ>>続きをよむ戦が終わった戦場での、ちょっとした邂逅。
ローマ内乱の一世紀 剣奴の反乱がうずまく時代。愛する人シリアと別れたサラミスは、最大の親友ピレヌと命を懸けた闘いに臨む。
あれは昭和60年の夏のことだった。
僕はお気に入りのキンニクメンの消しゴムと共にお遣いに出かけていた。
その途中の自販機の受け取り口に置いてあったのはキンキンに冷えたオレナミンCの瓶。
僕が手を伸ばそうとしたその時……駆け寄ってきたのは一匹の白い犬だった。
※ この作品は「カクヨム」にも掲載しております。
無極流兵法の泥之助と、同門の雷蔵の話。唐土のウーシューも少し。
新選組永倉新八目線、沖田総司の恋の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
思い出は色褪せない、文字となれば尚更。
とある男がお殿様の元にやってきた。その男は『不死の男』と言われ今まで様々なところで毒見をしてきたのだが毒では一切死なないという。
お殿様は目の前で毒の入った水をその不死の男に飲ませるのだが、その男は噂通り毒では全く死なない体になっていた。早速その男を食事の前の毒味役にするが...。
武蔵野の現代と過去を巡る冒険。私の自由研究の課題は武蔵野の歴史。私は同級生のケイ君、元大学教授の老人と共に武蔵野の林野を巡り歩き、縄文時代に迷い込んでしまった。
格子の中に、遠の昔に死んだ女房の姿を見た。
眩暈がした。なんだ、おめえは死んでからも廓から抜けられねぇのか。
年季はとっくの昔に明けただろう?どうしてまだそこに座って、客を取らなきゃならねえんだ。
十五年振りに足が向いたのは、女房と居た街だった。
架空戦記創作大会2018春 参加作品です。お題1です。
本間玄調は、漢方学も蘭学も習得し故郷へ戻った。ある晩、急患の対応をした玄調は、あまり食中毒原因とならない食材によって罹患した患者のことを後に記す。それこそが、世界最古、世界初のその疾患の記録となるのだ。
本作は、公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。
※一応史実に基づいていますが、フィクションです。ご承知おきを。
1937年に盧溝橋事件は起きたものの、ヒトラー総統率いるドイツ政府が中国国民党全面支援を打ち出したために結果的に日中戦争は起きなかった。
そして、紆余曲折があった末、源田実海軍中佐は1940年夏、英本土に部下と共に赴いていた。
天下の動きは、天上の人の知るところ。
見上げた空とともに動く、夏の世の物語。
架空戦記創作大会2024春 参加作品です。
史実より早く竣工した空母「大鳳」が活躍をする太平洋戦争を描く架空戦記です。
――慶長二〇年、大阪の夏。真田幸村のお話。※本館サイトより転載。
灯台の下に暗がりがあることを知っていた。享保の頃、御家人の延之助と、許嫁のお園の話。二百石の家禄であった延之助は、その才覚が認められ、勘定所に、二百石、足高の上、勤めることとなった。
1586年(天正14)に、京都、大坂で起きた辻斬り。千人斬り事件。それは、業病を治すために、大谷刑部少輔吉継が、千人の生き血を集めていると、市中では、もっぱらの噂であった。
戦時 と 田中 と 決断 と 母。
“一瞬で、座が凍りつくのがわかった…。”
ある日の宴で起きた事件。
呉滅亡後、晋に仕えるようになった陸機・陸雲の俊才兄弟。
時代は三国末期から西晋へ。
二陸史上、もっとも有名(かもしれない)史実エピソードを元にした短編小説。
※史実をもとにした創作です。
ちょっと手に取るには難解な三国志の話を、俺流曲解しながら桃尻語訳した話。三国志未見の人も、にわかな人も、好きな人も、大人も、子どもも、お姉さんも。
小桃はクノイチとして江戸の市松家に潜入した。
架空戦記創作大会2021夏 参加作品です。
お題2のドイツ海軍Z計画をテーマとした架空戦記です。
今回は、段々お茶目になってきている語り部さんのお話です。
第二次大戦について調べた独学者のメモ帳。
女の子が転生したら将来はヒゲ面の筋肉達磨!?
そんな事は乙女が赦さない!
美容と軍略は日々こまめに手を抜かず。
「乙女を舐めんじゃないわよ!」新感覚 柴田勝家!
百人一首で有名な清少納言の短歌が、実は意味が逆では、という話をみかけ、そうなると、このエピソードはいろいろひっくり返るな、ということで、妄想しました
ピクシブにも掲載
隊を裏切り仲間に切腹を強いられた山南敬助彼の心には何があったのか彼の思いは……?
誰にも知られていない、空白の二日間。
不登校で引きこもりの少女は、
未来に呼ばれた。
そこで出合った最後のロボットから得た
座右之銘とは_
この話は、
『終末ロボット』シリーズと関連しています。
もしよろしければ、そちらもお読み下さい。
1万年前五大神がリボンのように
4方に大陸を作り続け、その端にそれぞれ神殿をおき、
創造神のみ中央に残った。
その神殿を中心に起こった神国は発展を続け、
中でも創造神の神殿をもつ神聖帝国は
超大国として君臨するに至る。
その五大神国が対立し、ラグナロックが
起こったとき、火神国と手を組み、神聖帝国に
牙を向いた国がいた。
狼を国旗に頂くクロウシュタット帝国である。
かの国は敗北するが、その心の中で報復心は
燃えていた。
「カイザー・シュラハト」そう後に呼ばれる
第二次ラグナ
ロックが、いま、幕を開けた…。
息抜き短編です。
かなり気合入れて作ってます。
もし反響があったら続編を書くかもしれません。
ちなみに自分の別の小説と世界観同一です。
それでは、お楽しみください!!折りたたむ>>続きをよむ架空戦記創作大会2018冬 参加作品です。お題2です。
信長、光秀、秀吉、の三人が長篠の戦場で話すだけの面白味が欠けた短編小説。
信長賛美の暇潰し小説で、三千字くらいです。
架空戦記創作大会2024夏参加作品です。
タイムトンネルによって改変される歴史を題材とした架空戦記です。
時代に翻弄された一人の侍の風の様な一生の物語。
あらすじなどありません・・
人生にあらすじなど存在しないようにただ有るのは命と言う輝きだけです。一つの命の輝きを文章に書き示す事は大変に難しい事ですが現在努力中です。間違った表現などもありますがご勘弁ください。
敬具
剣術道場再興の為、とある達人を訪ねた神之助。
そこである秘術を伝授される。
以前投稿しました
新選組の話です。
遅めの盆休み。
沖田、樋口、斉藤が三人で
晩酌し樋口が今までの出来事を
話訊かせる物語となっています。
途中、近藤と土方が
加わり五人での晩酌となります。
第三帝国が崩壊した日。最後の砦の中で帝国と運命を共にした者は何を思っていたのか。
※この作品はナチスドイツを支持、美化するものではありません。史実を元にしてはおりますが、完全な創作物です(固定キーワードは史実としてあります)。また、史実と多少矛盾する点が存在する可能性があります。以上のことを踏まえた上でご覧ください。
少年の見た夢は、過去が垣間見える不思議な物語。そこで出会う彼女とは一体何者なのか。最後には、どんな結果が待っているのか。初めて短編を書きました。お気軽に感想をください。読者の方に満足してもらえますように・・・
豊臣秀吉の最後の際の歴史小説。
戦を前にした某領内で、忍びの募集が行われた。
前科、借財を帳消しにするという文面に引かれて、少し後ろ暗いことに手を染めていた彼は、応募を行う。
通知された集合場所。そこで待っていた指導役が、戦までの鍛錬を受け持つことになったのだが……。
元SS隊員が少女の亡霊を見る話。2014年執筆。
深織は夢の中でどこか懐かしい笛の音を耳にする。早起きした深織は、窓から見えた季節はずれの桜を辿って、近くの屋敷を訪れた。平安時代のような風格が漂う屋敷から聴こえてきたのは、夢で聴いた笛の調べだった。
戦時中のお話です
原爆の描写があります
苦手な方は回れ右です
登場人物は想像の中の人物です
これらを了承した方はどうぞ
創作三国志。「繭の中~水鏡の死~」の水鏡視点の話です。何にも心を動かされない水鏡のような司馬徽が死の間際に思ったことは。少しですが崔州平から水鏡への恋慕の様な描写があります。蚕の糸が見せた悪夢。
長安の遥か北、胡の国との境界の塞に占い好きの一人の老人が住んでいました。
老人には大切に育ててきた馬とかわいい息子がおり、ごくごく普通の暮らしをしていました。
ある朝息子が飼い葉をやろうと馬小屋を覗くと、繋いでおいた馬が居ません。
慌てた息子は大声でわめきながら寝ている老人を叩き起こしました。
晋の時代末期、南平郡に車胤という少年が住んでいた。
車胤は官吏となるために学問を志したが、父の車育が南平郡の主簿であったにも関わらず家が貧しかったため、夜の明かりにも事欠く始末。
これでは九品中正制度で官吏に登用される事は難しい。
そこで頭の回転が早い車胤はどうにかして書が読めるだけの明かりを手に入れることにした。
三十三間堂の千手観音の話です
命は単純な数字では計算することができない。
そんな当たり前のことを忘れてしまった神にも英雄にもなれなかった男の話。
ふと気付いたとき、『私』は裳裾姿で大きな庭に佇んでいた。
え……? ここはどこ? そしていつ? ついでに私は誰?
迷う『私』のところへ、切れ長の目をした優雅な男が現れる。
その男の正体とは……? 『私』一体、夢の中でどこにいたのか。
私はどうして、こんな夢を見たのだろう?
安土桃山時代、天下統一を目前にした豊臣秀吉の前に立ちはだかる、一人の女武者がいた。忍城主、成田氏長の娘で名を甲斐という。当年十七歳。女だてらに真紅の鎧をまとい戦った彼女の歴史の一コマを、短編小説にしてみました。
関ヶ原の戦いに破れ、京都六条河原で処刑のときを待つ石田治部少輔三成。
喉の乾きを覚え、白湯を求める三成に対し、警護の兵は白湯は無いが柿ならあるぞと勧めるも、三成は「柿は体に毒だから食わぬ」と固辞した。
今から処刑される身が体の心配など必要ないだろうと笑われるも、三成は「武人たるもの最後まで諦めずに命は大切にするものだ」と答えた逸話は、彼の武人としての矜持を示す逸話として、多くの史書や小説によって後世に伝わるが、実は……
戦国時代。美濃国・関において、名人と名高い刀工がいた。
名を赤七。
ある事件を境に、赤七はまともに刀を打つことが出来なくなる。
そんな赤七に、是非とも名刀を打って欲しいという依頼を持ち込む武士がいた。
刀鍛冶の、苦悩と葛藤の物語。
『天正鬼とぶらい』主人公・小野桐峰の名が出てきます。
カクヨムさんにも掲載。
真田太平記より着想を経て、源二郎の幼き頃の話。佐助が普通に出てきますのでご注意下さい
源頼光と四天王が、酒呑童子を退治した後のお話です。
足柄峠で貞光と出会った金太郎は、その剛力を見込まれて都に上り、源頼光四天王の一人となって酒呑童子を討ち果たす。
しかしその祝宴の席で、彼が浮かない顔をしていた事に、貞光はずっと気にかかっていた・・・
昔話、平安時代の謡曲『羅生門』の後の話でもあります。
※ここでいう羅生門とは、平安京の羅生門です。
※金時(金太郎)という人物は実在が疑わしいともされているようで、それならばと酒呑童子討伐あたりの年齢を
少年ということにしました。折りたたむ>>続きをよむ
縄文時代付近のマンモス達の生き様を書き上げました。
石田三成シリーズ。
関ヶ原合戦の前年、徳川家康によって佐和山へ退去させられた石田三成の揺れる心情を描いた短編。
母親の地元に「からから橋」という橋がある。分類上の言葉らしく、何本も存在しているんだ。
江戸時代、その橋のたもとには、小さな関所が設けられていたという。
なんでも、往来を制限しなくてはいけない時があるのだとか……。
お天道様のお言葉によれば、山にそれはそれは美しい娘がいるそうなのでございます。樒の根元に坐ったまま、宙を見つめる娘が。きっと、誰かを待っているのでしょう、とお天道様は仰いましたが、私はどうもその娘が不気味に見えてなりません。
永禄3年(1560年)。桶狭間の戦いを前に、清州城では足軽の藤吉郎が、幼なじみのねねと会っていた。津島湊の浅野家は、ねねと藤吉郎を通して、清須城主の三郎信長に、ある裏取引を持ちかけていたのだ。
1917年のうだるような暑さの日。彼は、静かに下ろされ、花輪を飾られた。
藤原純友の乱(承平天慶の乱)前夜の純友と弟純乗の会話です。史実として歴史の転機、分水嶺に当たると思うので。平将門の乱も合わせ、武士が力を持ってくること、中央から落ちこぼれた貴族たちが地方で力を持っていく経緯を表していると思います。瀬戸内生まれの作者にとっては、純友は水軍、船で戦う強さを見せつけた憧れの対象のようなところがあります。
* 公式秋の歴史企画2024「分水嶺」参加作品です。
若き17歳の新選組隊士・辻村龍生(つじむらりゅうせい)、横田黄太郎(よこたこうたろう)、進藤光蔵(しんどうみつぞう)。
ある日三人は副長の土方歳三(ひじかたとしぞう)に京都の写真屋で自分たちの写真を撮るように命じられる。
写真という近代的な未知の世界に嬉しがる横田と進藤であったが、辻村だけは土方の真意に気付いていた。
彼はまだ勇者ではない幼き頃、不遇の境遇を過ごした。
兄弟たちのいじめ、閉じられた世界への監禁。
彼がチート勇者としての能力の片鱗を見せ始めた頃、彼とともに育った愛する少女が支配者たる王に囚われ、ハーレムに入れられてしまう。
これは、彼が王を打ち倒し、少女をその手に取り戻すまでの物語。
義経と別れ、鎌倉へその身を移された静。
鶴岡八幡宮での一件以来、少し態度を軟化した相手である北条政子に乞われ、彼女の長女へと舞を納める。
幼い身の上で悲劇が起きた少女と交わした、未来の約束。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「芸能」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
「世界は思っているよりも、
必然で溢れているのかもね」
小学二年生の夏音は未来に呼ばれた。
終末のロボットシリーズ、第四弾!
永禄三年(1560年) 五月十九日 今川義元と織田信長が争った、桶狭間の戦い。
京への上洛果たす為、西へ進軍する今川義元、しかし、大軍故の奢りか織田方の砦を落とし油断を見せる。
その隙を突き油断している今川勢に対し、雷雨の天候を味方につけた少数の織田勢が奇襲、今川義元を討ちる快挙を遂げた織田信長。
これはそんな桶狭間の戦いを、ある男の策により誘われたというif物語です。
幾つかの資料から拝借してます事、内容におかしな所·誤字·脱字ある点、ご理解ください。
幕末、京都。
永き泰平が崩れ、突如として現れた乱世は、二人の人斬りを出会わせた。
史実とフィクションがクロスオーバーする、挑戦的幕末短編小説。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは
違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ我がルーツを語る 小夜物語 第99話
気が付いたら二宮忠八の息子になっていた。
二宮忠八。史実では結局動力飛行を実現できずに夢破れた人だったが、俺が少し入れ知恵したら、周りも動き出して、飛行機飛ばしてしまった。
歴史を変えてしまった訳だが、これからどうしよう?
島津武士団の撤退。
その瞬間、三百余名の運命が定まった。
七月二七日。筑前の名将・高橋紹運とその郎党七六三名は、宝満城に籠もる事も適わず、岩屋の苔となった。
世間に出回る歴史書では、この壮烈な玉砕戦の後に太閤秀吉による九州平定が成されると記述があるが、その陰には、もう一つの壮烈な玉砕戦があった。
The produced house does not have marks, either.
幻に終わった1940年の東京オリンピックがもしも開催されていて、その中で野球が競技として開催されていたら、という話です。
実在の選手、人物、実況アナウンサーも実在の人物です。
新訂令制国・磐前。かつては陸奥と呼ばれていたこの地では、秋になると猛烈な山風が吹くという。
それを人は「秋風の勘太郎」と呼ぶ。
勘太郎は、凶事を吹き飛ばす守り神としても崇められていた。
妖説徳河水滸伝の世界観で描く、伝奇時代小説!
※この物語は、筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せて
ご注意ください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
<カクヨムにも掲載中>折りたたむ>>続きをよむ アメリカザリガニが日本に連れ込まれて、およそ100年。僕の知る平成の時代のザリガニの物語を少し書こうと思う。ザリガニを通して、時代によって変化する価値観を見た気がしました。
明智十兵衛光秀は織田家に仕官した。有能な主たる信長公は、部下の限界を見切るのがうまく、常に限界の少し先の仕事量を割り振ってくる。
それを懸命にこなすうちに夢とうつつの区別がつかなくなっていき、ストレスが限界突破したのだった。
架空のレトロっぽい時代、相撲小屋の賭師(受け)に負けた客(攻め)が一晩いいなりになった後の話。
太郎太刀は穏やかな時を過ごしていた。彼はかつて戦場にあった。
ある日を境に世界中の港という港にかつて沈んだ船の船魂が人間の少女に近い姿で実体化した。
それはある天体が地球に接近した影響で会ったことがのちに判明するがそのことは隅に置いとくとして、
この現象は世界中のあらゆるところを舞台に悲劇、喜劇を繰り広げた。今回紹介する事例もまた豊富に並べられた劇のうち出色の一つである。
大好きだった祖母が死んだ。
しめやかに葬儀が行われる中、私は泣いていた。
5年前、梅の木の下で祖母が言っていたことが気になっていた。
「何が正しいのか分からない」
果たして祖母は、何かを見つけることが出来たのだろうか。
中国三大奇書の一角、三国志に登場する劉備に仕えた賢者、馬良。
優秀な人物を指す、白眉の語源となった人物。
眉毛が雪をおいたかのように白かったことがその理由である。
ガラス張りのお店かな?
戦後70年の節目の年を迎えるにあたり、対馬丸撃沈事件を公平な視点から解説します。
※ここに書いた事は、平成27年2月現在でわかっている事です。今後、新たな証言や証拠が出てくる事があるかもしれません。あくまでも対馬丸撃沈事件を理解する上での参考の一つにしてください。なお対馬丸の当時の乗船人数などは現在も正確な数字は不明であり、学童及び疎開民1661名という数字も不確定な数字であります。(当日乗船を拒んだ子供や人がいたり、逆に無理やり親に乗せられた学童がいたりなど、撃沈された
時に乗っていた学童及び疎開民の正確な数字は現在も不明)
H29.3.30 生存者数など一部を加筆訂正しました。折りたたむ>>続きをよむ江戸三大大火の一つ、目黒行人坂の大火。
その火に対峙した人々に降りかかる出来事の一コマ。
“俺は女を捨てたんですよ”もしも新撰組の沖田総司が女だったら。土方と沖田の会話です。
戦国の世。
ある夜毛利元就が向かった先は、正室の美伊の方の部屋だった。
たった一日の短くも暖かい、最期の日の物語。
源平合戦で活躍した木曽義仲とその乳兄弟にして女武者であったという巴御前。歴史の舞台に上がるほんの少し前の二人のかたち。女が戦場にたつに至るその由縁は。
徳川幕府の体制が盤石の物となって久しい宝永元年。
戦とは無縁な泰平の世に生まれ育った若侍達は、家督を継げる時を待ちながら穏やかに過ごしていた。
若き岸和田藩士である先山光太郎と加茂内膳もまた、そんな泰平の世に生きる若侍の一員である。
今宵も二人は泉州名物の里芋を肴に差し向かいで飲みながら、四方山話に花を咲かすのだった。
(※本作品は公式企画「秋の歴史2023」の参加作品で御座います。)
没落した名家の令嬢に告げられた、突然の婚約破棄。
*他サイトとの重複投稿です。
新撰組副長助勤、藤堂平助近藤たちと試衞館のころからの同志であるはずの彼はいま、新撰組の敵、伊東とともに御陵衛寺にいた。旧友の永倉新八と、真剣を挟んで対峙する、彼のこころを追う。
1921年4月3日。マンハッタンの最南端、バッテリーにある港で新聞記者のダニエルは間もなく汽船に乗って到着するはずのアルベルト・アインシュタインを、やや斜に構えた態度で待ち構えていた……
時は幕末、所は京都。土方歳三から借り受けた「豊玉句集」を三十三間堂に忘れてしまった沖田総司は、夜中に藤堂平助と共に探しに行くが、そこで出逢ったものとは――。ドタバタ幕末ファンタジー第5弾です。
戦国時代のこと。山菜採りに出かけていた少女が、山の中で矢によって地面に縫い付けられた鳥を助けた。
真っ青な身体。三角形の黒い斑点が浮かぶ鳥。少女の知識の中にはない鳥だった。
そこへ不意に現れた、老婆が告げる。
「この鳥は定めを判断し、運ぶ鳥だ」と。
三好・松永勢一万余の襲撃を受けた剣豪将軍足利義輝は、数多の名刀を畳に突き刺し奮戦する。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
ここに書かれているのは実証もない空想です。
作者は一切の発言の責任は取りませんので抗議をしても無駄。
その点を了解してから読んで下さい。
「農作業すら務まらない奴の書いたことなど、誰が信じる…。」斉之助の記した文はしかし、迫りくる災いについて、遠い未来へ宛てた手紙だった…。
むかしむかしの戦国時代。
とある殿様の側室に、お杉の方という女性がいた。
他の側室に比べ、大柄でふくよかな彼女は一番の多産でもある。
しかし体型が崩れるのも辞さない彼女の際限なき太り具合は、次第にいぶかしがる者を増やしていき……
ある森な中にある小さな小屋を訪れたパテル。
パテルは小屋を眺め昔の惨劇をその胸に焼き付ける…。
短編小説二作目です!
今回はちょっと重めな内容です。
三日間の少年行方不明事件。
そこで出合った、人間そっくりのロボット結。
高度な技術があったというのに
人間が絶滅した理由とは?
人間の為に造られたロボットは
人間が絶滅した後、誰の為に動くのか。
この話は
『終末のロボット』『終末直前のロボット』と
関連しています。
もしよろしければ、そちらもお読み下さい。
分かれていく道、別れていく人。失ったものは多く、得たものは一体どうだろうか。白々しく明ける夜はまだ底冷えのする月の温度を残して。大切なものは失わないように離れないように。――新撰組の副長と隊長と二人で。
太平洋戦争末期、軍令部は大和を中心とした艦隊を沖縄に出撃させることを決定した。各艦には航海安全祈願を願う神「船霊(ふなたま)」の憑代である少女が乗り込んでいた。生還の目がない特攻作戦を前にして、脇役である歴戦の駆逐艦たちは何を思い、何を願うのか。
艦これや蒼き鋼のアルペジオに影響を受けています。似ていてもあしからず。
むかしむかしの戦国時代。
宙を飛び回る、生首のうわさがあった。気味悪がる人がほとんどの中、立ち寄った旅の武芸者はいう。
死して生きる者の邪魔をするとは捨て置けない。叩き落とすと。
うわさにある場所へ向かった彼は、とうとう生首を目にするのだけど……。
遠い昔の記憶の中に、いつもあなたの笑った顔があった。
そんなあなたと、わたしは二つの約束をした。
家紋 武範さま主催「あやしい企画」参加作品。
織田信長の随一の忠臣・明智光秀。しかし彼は、信長の愛する近習・森蘭丸と情を通じていた。
三角関係の中心にいる美青年・蘭丸は、ある夜、光秀の頼みを受けて彼のために妖艶な踊りを披露するが……。
拙作『光秀と蘭丸 〜 魔性のらんと上様の首 〜』N6116FH の題材を使って、企画参加のために改めて書きましたって感じです。今作では、蘭丸がふたりの男のあいだで揺れ動く様を、駆け足ではありますが、描き足しました……、つもりです
、はい。折りたたむ>>続きをよむ 漢の時代、匈奴との争いが激しくなる頃を舞台とし、張順という一人の兵卒を主人公にした、少し心が温まる掌編。を目指したらしいということは判明しているが、それ以上のことは私の文献からは明らかにできない。
追記:ジャンル別日間ランキング6位、ありがとうございます!
昭和二十年、夏。長崎の高等女学校の少女二人は、エス(少女同士の疑似恋愛)の関係にあった。戦争の終わりは近づいていたが、それを知らぬ少女らは、運命の八月九日を迎える……。
終戦の前日、寺門将司少尉に特攻命令が下る。
青年は死を目前に何を考え、何を感じるのか。
これは、太平洋戦争において、最後にアメリカに一泡吹かせた男の物語。
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短編2本目です!読んでください!評価してください!
一席、お付き合い願います。
『分水嶺(れい)』という言葉が有りまして、
────物事の方向性が決まる、分かれ目のたとえ。
という意味だそうですが、一般的に聞き慣れない言葉ですなぁ。
私も最近知ったばかりでして、知人にコンナ言葉が有るんだよ、知らねぇだろうって自慢したら、オメェ……ソノ立場で今まで知らねぇって……偽物じゃないだろうな?
と疑われたモノですから、証拠隠滅してきましたけども...…冗談ですよ、ああ……そんな顔しないでね、ソコの貴方。
さて、今回の
演目は……偽物達の活躍する、
『本能寺で変』
と言う、お話で御座います。折りたたむ>>続きをよむ僕達の村には不思議な先生がいた。
自分が前に書いた『技術チートとか無理に決まってるだろ!』の続き、というか別視点。
前作見なくても大体はわかるように書いたつもり。
読んだほうが面白いかもしれない(露骨なステマ)
「俺」はかつてナチス第三帝国戦車士官だった。
必ず帰ると恋人と家族に誓った俺は東部戦線でソ連軍と戦ったのだが――
死後も戦場に魂を抜かれた俺と部下達の物語。
時は宋代、1082年。
長江流域の田舎「黄州」に、豚肉を商う少年がいた。
だが当時の中国では、豚肉は安価な平民の食べ物だった。
市場で豚肉を売る少年のところには、初老の男性がいつも買い物に来ていた。
少年は彼を密かに「仙人さん」と呼んでいたが――
※時代や人物の背景・当時の習俗等についてはわかる範囲で調べましたが、詰めの甘い箇所は多々あると思います。
力の及ばなかった点については、大目に見ていただけますと幸いです。
※カクヨム・ノベルアッププラスにも掲載しています。
確かに戦で重傷を負わせた敵将。命までは奪えずとも、再起不能になってもおかしくない。
それが間諜からの報告だと、わずか3日で復帰し、政務に取り組んでいるという話。
いったいどのようなからくりが?
それが明らかになったのは、殿様が鍛錬を兼ねた、狩りに出た時のことだった……。
金造は、主君の明智光秀から足軽を百人集めるよう命じられる。
金造は朋友の日之介と共に、巨椋池で荷方をする久兵衛を訪ねる。
金造は倉米をうまく使って、見事百人の足軽を集めることに成功する。
人間は狂ってしまえば正常な判断が
できなくなってしまうのだ…
時に実権を握った男がいた!!
その男は大きくなる渦中において絶大なる力を握り、家の行く末を左右する決断をする事になる。
戦国武将の中でも現在に至るまでその名を轟かせる武将がいる中、ひっそりとその幕を閉じるものもいる。
そんな一人の武将の生涯。
1937年
日中戦争の最中学生達は抗日デモを行い自らの力で日本軍に対抗しようとしていた。
花蓮も級友に一緒に戦おうと誘われる。
花蓮はきっぱりと断った、日本人であるあの人と戦いたくないから。
昔々。ある村に伏石と呼ばれる巨石があった。石碑らしいが、倒れているため何が書かれているのかは誰も知らない。子どもたちは古老に伏石のことを教えてとせがんだ。古老も伏石に書かれているものを見たことはない。そのかわり、古老はある英雄の物語をした。