SS広場 歴史

それは燃え盛る炎のような(作:卯月 朔)
――慶長二〇年、大阪の夏。真田幸村のお話。※本館サイトより転載。
貞盛と将門(作:中尾嘉男)
平将門の乱が何故おきたのか。 将門は何故、怨霊になったのか。
氏政の咒(作:じん九朗)
小田原城を囲まれた氏政が秀吉に送った文の話です。
源平の戦い(治承・寿永の内乱(作:夏夢)
平安時代末期、武士が次第に力を強め、国の政治の中心にせまるようになっていきました。まず力を付けたのが平清盛(たいらのきよもり)です。清盛は国政の中心にいた後白河法皇(ごしらかわほうおう)と協調、やがて対立もしながら勢力を拡大していき、晩年には娘が生んだ皇子を天皇につけ(安徳天皇=あんとくてんのう)、ついに朝廷の実権を握るまでにいたりました。
1本目の剣(作:中村 翔)
1本目の剣 聖剣とはいかに?
あるソビエト共産党員の優雅な生活(作:齋藤高雄)
ソビエト連邦共産党の秘書として働くイワン・ペトロフは、党や国家や指導者への忠誠や敬意を示し、自分の意見や感情や欲望を抑え、自分の人生や社会や世界に疑問や不満を持たないようにする。彼は常に監視されており、不適切な発言や行動があれば厳しく処罰されることを恐れる。彼はそれが正しいと信じており、それが幸せだと信じており、それが自分の人生だと信じている。彼は赤い星の下で生まれ、赤い星の下で育ち、赤い星の下で死ぬ。
己の吐息 (作:つぶらやこーら)
戦国時代のこと。 とある領地で募られる兵達は、家を出る前に、小さい麻袋の中へ自分の吐息を入れ、持ち寄ることが義務づけられていた。 誇りよりも、生き延びることが肝心な彼らにとって、命のやりとりは重大事。緊張のあまり呼吸が乱れたときに、その袋の出番だとか……。
テンプレ騎士《幕間》 番外編:1 ST Valentine's Day(作:ぽむぽむ)
交通事故死により中世ヨーロッパベースの世界に転移してしまった主人公。 ジャンと名を貰い転移先の体の持ち前の運動神経を役立て、晴れて騎士になれたけど、旅先で知り合った男、リシャールとの出会いが人生を思わぬ方向へと動かしてゆく。《第一幕》 第一幕から1年ほどたったあたりの テンプレ騎士 《幕間》と位置づけしたバレンタインの物語です。 この作品は アルファポリス→https://www.alphapolis.co.jp/novel/429997000/400815336 pi>>続きをよむ
5本目〜6本目の剣閑話休題(作:中村翔)
お祭りがあったのにアーサーを誘わなかったって? アームドパルトもだなぁ。
小姓少女月丸(作:ものじとり)
さすらいの太刀持ち小姓、月丸。彼女は今日も探し続ける。己にふさわしい殿を求めて。
雨神さま(作:藻ノ かたり)
昔々、日照りで困っていた村の衆は「雨神さま」を頼る事にする。しかしその裏には……。
She wants to break free from……(三十と一夜の短篇第51回)(作:惠美子)
 二十世紀初頭、イギリスの競馬場で起こった事件を目撃した女性の心境。  無断複製、無断転載を禁じます。
川霧(作:長井カツヤ)
 坂東太郎という主人公が、剣の腕を駆使し悪者たちに復讐を果たします。
「流閃を帯びる猩々…。~けもののピョルドゥル~」(作:ことそばらすか)
とある時代を生きた男のほんのわずかな期間のできごとを描いた物語…。
Battle of Nagashino(作:ことのは)
長篠の戦いです。 アレンジしてみました。
海苔ノリ浅草寺(作:黒森 冬炎)
高木浪江は、入社後僅か1週間で倒産した会社から、餞別にお守りを貰った。心願成就、浅草寺の黄色いお守りだ。海苔好きの浪江は、浅草海苔の故郷である浅草寺へと旅立った。
愛刀家(作:藤 四郎左衛門)
刀を愛しすぎる男、そしてこの国におけるおっさんの死因TOP3とは? 作品はこちらにも保管してあります。 http://ameblo.jp/fuji-shirozaemon/
雪の花嫁(作:白百合三咲)
1889年1月31日ミリーはジャンと共にマイヤリングに来ていた。一室のベッドで横たわるのはミリーの親友マリー・ヴェッツゥラ。 彼女はオーストリーの王子ルドルフ殿下の身分違いの恋人だった。
再会は別れの序なり(作:蒸奇都市倶楽部)
戦前、戦中、戦後と三つの時代にわたって帝都の一隅で再会する二人。 彼らは歴史を学んでいる。歴史から学んでいる。 歴史とは人間の営為の結果だが、そうして現れた現実ははたして人間にとって有益なものだったろうか。 彼らは自ら学び、互いに疑問を抱くようになる。 三度の再会は、別れの序に現れる事象にすぎないのか。 やがて来る別れのための序曲にすぎないのか。
騒乱のロンドン〜1780(作:砂城 桜)
1780年イギリス、ロンドン市民の不満は限界に達していた。 ジョージ・ゴードン卿に煽られた5万人の群衆は国会議事堂の周りを取り囲み、カトリック救済法の廃止を望んでいたのだ。 しかし、それが否決されたとき、市民らは行動を起こす。革命目前かと思われたゴードン暴動の結末は……
後始末(作:一齣其日)
戦が終わった戦場で、足軽は戦場を漁る。しかし彼が見つけたのは惨状しかなかった。
茂木安左衛門記是別紙(作:小城)
『茂木安左衛門記是』全6冊をもとにした今川氏真一代記。別紙。
拝啓、小説家になろう様(作:北田 龍一)
小説家になろう運営様。この度は秋の歴史を企画して下さり、ありがとうございます。本作は激動のインターネットの歴史において、長く運営を続けている『小説家になろう』の歴史を振り返りつつ……作者からあなた方へ、手紙を送りたい。
蒼刃(作:夏夜)
この方について書いてみたかったのです。 歴史好きな方、お楽しみいただければ幸いです。 この物語は重複投稿でであり、下記の転載であります。 http://novelist.jp/45558.html http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=636110
幻のサイレン(作:相沢 洋孝)
 大東亜戦争末期、1人のパイロットと1機の試作機が出会う。  その出会いは男の人生の最後を導くものとなった。  家紋 武範さんの企画、【夢幻企画】参加作品です
燕の巣(作:吉田 昌司)
農家の娘が、毎年訪れる燕に魅せられる。縁談話の相手の家を訪ねると、そこの納屋にも燕の巣がある。何かの縁だと嫁入りを決意する。
執権を握った男 ~歴史に消えた二つ名持ち~(作:武 頼庵(藤谷 K介))
時に実権を握った男がいた!! その男は大きくなる渦中において絶大なる力を握り、家の行く末を左右する決断をする事になる。 戦国武将の中でも現在に至るまでその名を轟かせる武将がいる中、ひっそりとその幕を閉じるものもいる。 そんな一人の武将の生涯。
薄羽蜉蝣の唄(作:京泉)
その夜一人の遊女が廓抜けした。
帝国の元に平等(あらすじ)(作:デコポン)
民主主義は時代遅れなのかなって話です
フライドダイナソー(作:安藤ナツ)
ティラノサウルスに羽毛生やすとか許せねぇよなぁ?  △▼△▼△▼△▼△  !WARNING!  ▼△▼△▼△▼△▼ ※ 作者は専門家ではありません。 ※ 作中の知識や情報が古かったり誤っていたりする可能性があります。 ※ ごめんね。
清左衛門の嘘(作:土師和夫)
天正五年冬、日向国主の伊東三位入道義祐の立て籠もる佐土原城は、島津義久率いる三万の薩兵に包囲され滅亡に瀕した。三位入道は同盟する大友宗麟が支配する隣国豊後への脱出を決意するが、心痛するのは末娘の小松の行く末。矢弾飛び交う真冬の逃避行で無事に済むとは到底思えない。三位入道の苦衷を察した侍大将青島清左衛門は、三位入道の前に進み出て、「この清左衛門に、小松の姫様をお預けくだされ。きっと姫様を、豊後府内に無事に送り届けてみせます」と懇請した。小松と清左衛門の逃避行が始まる。 この作品>>続きをよむ
なんちゃって神話学 ~「汝殺すなかれ」と神は言ったけれどもさ~(作:安藤ナツ)
人を殺すなと神は言うが、人は神のために人を殺す。 そこに矛盾はなく、神は変わらず偉大である。
「とっかえべえ」への釘 (作:つぶらやこーら)
江戸時代のこと。後にリサイクル社会と称されるこの場所では、様々な道具の再利用が進んでいた。 子供相手に、古金属類を引き取る「とっかえべえ」も、その業者のひとつ。折れ釘などを持っていくと、菓子やおもちゃをくれる。 そのご褒美を目当てに、今日も「仕事」をする少年がいた……。
夜を歩いた騎士(作:ドラキュラ)
 サルバーナ王国歴1279年10月31日。  その日は「新月」という事もあってか魔王が直々に軍勢を率いて人界を練り歩く「ヴィルト・ヘーア」の日だった。  しかし、時が経つに連れて秋から冬への季節となる時期でもある為か、こぞって民衆は仮装して夜の街を練り歩く。  そんな夜に一人の老人が居る家へ訪れた者達が現れた。  老人は聖騎士団に50年以上も務めた人物だが同僚達からは「昼ランプ」と渾名されるほど大した手柄も無い人物だった。  ところが昼ランプと称された老人の所へ訪れ>>続きをよむ
ガラスの靴(作:吾妻栄子)
シンデレラのいないシンデレラの世界。 王子や義姉たちはどのように暮らしていると思いますか? *monogatary.comのお題「主人公がいない物語」からの創作です。 *他サイトとの重複投稿です。
夢日記‐本能寺(作:木杉)
 本能寺の変の考察を、ネットで検索した程度の知識で、一般的に有り得ない形で自分なりにしてみました。    どうせ有り得ない形での話なので、夢の中での話という事を最初から前面に押し出した形にしています。 今後は 夢日記-〇〇〇 と舞台設定とか変えながら短編を投稿したいと思います。
貴方のためなら(作:ともとも.com)
天正十年。織田信長は小姓・森蘭丸を大名に昇格させる。その真意は…。 他サイトとの重複投稿です。
敗戦国より愛を込めて(作:地軸)
戦争が悲しみしか生まない?ご冗談を!ちゃんと幸福を享受してるじゃないですか! (カクヨムでも投稿)
私説「続 山月記」(作:昇龍翁)
中島敦「山月記」の後日譚に係る創作です。
沈黙は暗闇の中へ(下描き)(作:なか0よし0)
吉田松陰って人の人生。
流刑地からの告白(作:An)
山梨県は黒川金山の伝説「花魁淵」 心霊スポットとして有名なこの伝説は、あくまで伝説の域であったが、実はある一人の男の告白により、心霊よりも恐ろしい裏側が発覚した。
最古の空母(再投稿)(作:新田 喜輔)
もしも日本海軍の鳳翔が戦後、ソ連に接収されていたら...? ※身勝手な理由で前のアカウントと作品を消してしまいました元サスルナです。 皆様本当に申し訳ございませんでした。 色々と事情が落ち着きこのたびまたアカウントを作り直した次第でございます。 今度のアカウント名は私の名前と父の名前をごちゃまぜにした新田 喜輔とさせていただきました。 これから順次作品をサルベージし再投稿を行いますので、お目汚しをしていただければ幸いです。
2035年の東京大空襲(作:のぶ)
架空戦記を書いてみました。
小川 近一(Kinchi Ogawa)(作:小川 近一)
日本経済の復興 | 小川 近一(Kinchi Ogawa)の挑戦と選択
ある秋の日(作:なななん)
秋の夜、笠井市之助は足早に歩いていた歩ほを緩め、寒そうに袖に腕を入れると、辻にある、しのや、と名が打った軒行灯のめし屋に入った…… 幕末の志士の一場面を切り取ってみました。
裸心の舞(作:宗谷 圭)
一人舞いの稽古をする少女の前に現れた、不思議な女性。 彼女が少女に教えたのは……
ブロンドと拳銃(作:julie)
法の番人の少女と銃のおはなし。十九世紀後半、半無法地帯。
流しの天龍親分の話(作:谷中濤外)
昭和の女流琵琶師水藤錦穣の内弟子藤波桜華、彼女が戦後東京に上京して間もない頃、同郷の渡部天龍は熱海で流しとなっていた。藤波が後年親戚の姉から聞いたエピソード、彼女が渡部天龍に間接的ながら救われたことがあるというのだ。その数奇な話と天龍親分のその後を綴った短篇小説。 現代邦楽である琵琶にまつわる人物の数奇なエピソードを短篇でご紹介するシリーズです。 本作品は演奏家でもある作者のウェブサイトからの転載作品です。 www.mugob.com
하얼빈 우수(作:타라이 모토히라)
"먼 옛날이에요. 저는 조상에 대해 조금도 알지 않는데요."
みまちがい(作:神光寺かをり)
第一次上田合戦の後、徳川の家臣となった真田の嫡男・信幸。 駿府の城内で彼を呼び止めたのは、かつて戦場で見かけた男だった。 この作品は作者個人サイト(http://jhnet.sakura.ne.jp/petit/) カクヨム(https://kakuyomu.jp/) およびアルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/)でも公開しています。
春のなごりを(作:工場長)
「忠臣蔵」で「悲劇の主君」とされる浅野内匠頭。その生涯で最後の日――
鏡の国のアナスタアシア(作:雛芥子 茜)
1917年のロシア革命により処刑された皇女アナスタシア、実は彼女は生きていたと名乗り出た女性アンナ・アンダーソンが鏡を見つめていると、鏡が溶けだし、彼女を別な世界へと連れていく。 それは父皇帝が母に贈った、宝石でできた美しいイースター・エッグの世界だった。
家族としてする初めての食事(作:小宮治子)
「秋の歴史2023」企画投稿作品です。|| 大正四年。二十七歳のハナは、夫と三歳の娘と一緒に夫の仕事が理由で南カリフォルニアにいた。そこで、二人目の子を出産する事になる。無事にこの子を生みたい——ハナがそう思っていても、その時代のアメリカ社会はそれを簡単に許してはくれない。そんな中、ハナと家族を助けてくれる人達がいる。親として、母親として。子供の為に、娘の為に。そして、自分が自身の為に何ができるのか。未来は、これからどうしたら明るくなるのか。
勤め先がブラックで、上司とソリが合わない件について(作:山乃末子)
合わない上司と激務に追われ続けて欝(うつ)気味のある人のお話です。
国境線《ボーダーライン》(作:吾妻栄子)
この四十年でもどれほどの国境線が描き換えられただろうか。 *monogatary.comのお題「昭和感」からの創作です。 *他サイトとの重複投稿です。
戦国時代の日本の人口を3億人してみた件について(作:なまこだいていこく)
ネットサーフィンをしていた主人公は中国のネット掲示板で 日本の戦国時代は村同士の争い、と書かれているのを見てしまう、怒り狂った主人公はコピペ爆撃を行うがその途中で何者かの手によって便利な力を持って縄文時代の日本に飛ばされる 最初はふざけるなと思った主人公だが途中で天才的な閃きを思い付く戦国時代の日本の人口増やせば文句の付けようが無いくらいにパワフルになるじゃないかと
眼鏡とコンタクトの初めて物語(作:水源)
『眼鏡娘とコンタクト企画』作品です。 ガラスと眼鏡とコンタクトの歴史を簡単に解説してみました。
戦時下の少女と三八式歩兵銃(作:黒川ケンキチ)
戦時下の少女と三八式歩兵銃の話
かぐや姫(作:巣山朱雀)
皆さんご存知、かぐや姫
ハナミズキ(作:慶次)
花言葉 世界では様々な意味に変化する花言葉
上州博徒列伝  幕末の上州(群馬)は博徒の王国であった。  国定忠治  大前田英五郎 日光円蔵  板割浅太郎(作:万出之公路 銀秋)
上州博徒列伝  幕末の上州(群馬)は博徒の王国であった。  国定忠治  大前田英五郎 日光円蔵  板割浅太郎
梓弓の音(作:小城)
口寄せや呪いを生業とした梓巫女の話。
イタリア昔ばなし(デカメロン)(作:彩煙)
ボッカチオの書いた「デカメロン」の内の一遍を現代風にアレンジ。
陽炎型の生き残り 雪風(作:雑草)
 私は一人、あの戦争に取り残された。幸運艦などではないよ、ただの生き地獄さ。   ~雪風の日記より~
いかずちをたつ者 (作:つぶらやこーら)
江戸時代のこと。とある剣術道場では奇妙な訓練をしている。 刀を持って両手を塞いだまま、高いところへ昇ったり、その狭い足場で駆け抜けたりするというものだ。 これは雷を操るという奥義につながる、大切なものだと言われているのだが……。
城待ち武将 (作:つぶらやこーら)
その武将はよく城下へ姿を見せた。 顔はよく知られているのに、どこの家の者かは分からない。ただその服装と立ち振る舞いから、そう感じていただけのこと。 彼が戦へ出たのは生涯、数回ほど。 それも月をまたぐと目される遠征のときばかりだったらしいのだが……
古代ローマの留学生が故郷の友だちへ書いた日常報告の手紙(作:ゆめあき千路)
僕は故郷にいる友へ手紙を書いた。留学してからの生活を報告すると約束していたからだ。こちらでの生活は順調だ、と。
或る老騎士の死(作:カゼタ)
救国の英雄が、最期には罪を着せられて死んでゆくという、救われぬ物語です。 60騎の騎兵を率いて突撃して戦死する夢を最近見たので、ちょっと膨らませてみました!
将軍之太刀(作:不動 啓人)
三好・松永勢一万余の襲撃を受けた剣豪将軍足利義輝は、数多の名刀を畳に突き刺し奮戦する。 ※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
日本紀の御局(三十と一夜の短篇第40回)(作:惠美子(療養中))
 平安時代の宮廷女官は国風文化の担い手ばかりではありません。勿論宮廷仕えをしているのですから学識や教養があり、地頭だっていいでしょう。  仕事や生活で手一杯の女官、宮廷人が大勢です。  無断転載、無断複製を禁じます。
書ききれぬ、思い(作:フウト)
秋の歴史2022参加作品です。 沖田総司が千駄ヶ谷の植木屋で療養している時に、手紙(文)を近藤勇に書こうとしている話です。 沖田総司の最期として、いろんな要素を詰めながらかきました。 時代考証はしっかりと行ってはいないので、ふんわりと読んでくだされば幸いです。
July 4, 1945(作:エターナる小生)
1945年7月4日。 フィリピン、ルソン島。 日本軍は首都マニラの市街戦に敗北し、島の奥へと逃げ込んだ。 アメリカ軍は島のあちこちに点在する日本軍の陣地を虱潰しに攻略していく。 日本本土が主戦場になっても終わらない、追いかけっこが日常だった。
斜陽のふたり(作:啓)
時代に取り残された愚者。
戦わない理由(作:白百合三咲)
1937年  日中戦争の最中学生達は抗日デモを行い自らの力で日本軍に対抗しようとしていた。  花蓮も級友に一緒に戦おうと誘われる。 花蓮はきっぱりと断った、日本人であるあの人と戦いたくないから。
鍋島の猫騒動(作:シャウエッセン柴田)
講談を文章にしてみた。
ワレ幇間二非ズ(作:谷中濤外)
大正時代に一世を風靡する若き琵琶宗家永田錦心はこだわりの芸術家、彼の演奏を聞きたいという依頼を受けた門下の興行師水藤枝水は、多額の報酬の約束を取り付けたものの、宗家のこだわりに振り回される、さて無事に興行を果たさせる事ができるのか? 現代邦楽である琵琶にまつわる人物の数奇なエピソードを短篇でご紹介するシリーズです。 本作品は演奏家でもある作者のウェブサイトからの転載作品です。 www.mugob.com
うしみつどき(作:不屈の匙)
時は平安。美姫と名高い姫ぎみの元に、素性の知れない男が夜な夜な通うのでした。
神刀・雪とどめ (作:つぶらやこーら)
戦国時代のこと。毎年、降雪に見舞われるその地域に住まう当主は、雪が積もると一本の刀を手に、館の外へ出る。 その刀は、一分のすき間もなく、刀身が錆びに包まれた汚らしい姿。連れ添う当主の息子にとっても、あまり良い気分のするものではなかったが、当主は意に介さず、奇妙なふるまいを始めるのだった。
秋風の勘太郎(作:筑前筑後)
新訂令制国・磐前。かつては陸奥と呼ばれていたこの地では、秋になると猛烈な山風が吹くという。 それを人は「秋風の勘太郎」と呼ぶ。 勘太郎は、凶事を吹き飛ばす守り神としても崇められていた。 妖説徳河水滸伝の世界観で描く、伝奇時代小説! ※この物語は、筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せて>>続きをよむ
八八艦隊計画と戦艦長門が日本を滅ぼす遠因となった?(作:しゃあっ)
戦艦長門はドレッドノートのような衝撃を アメリカ海軍やアメリカの政治家に与えたかも しれません。 14インチ対応防御の戦艦を量産していたアメリカ海軍。 15インチ砲を搭載した戦艦をイギリスは量産していましたが、相手はイギリスだし1インチくらいの差は対応可能であると思っていました。 ですが大日本帝国は戦艦長門を建造。 41cm砲を搭載し41cm砲の攻撃に対応した戦艦を建造し、更に拡大発展させた赤城や加賀を建造し始めて、 八八艦隊計画などと言い始めます。 この急速な軍備拡大計>>続きをよむ
垢嘗(作:青犬)
サラッと読めるやつ②
黎明期(作:不動 啓人)
シャフト(竪抗)は、人々にとっての希望であった筈だ。それが今や、奈落の入り口となって、ランタンの光も届かぬ闇をじっとりと湛えていた――琵琶湖疏水工事の主任技師に任じられた田辺朔郎を襲った悲劇。 ※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
雪の神様(作:Y0HY0H)
浮世絵師として名を馳せようと野心を燃やす津軽家の御抱絵師、今村又兵衛。 妻のりよとはすれ違いがおきていたが、パトロンにもらった画室での創作に没頭するあまり、自宅に帰ることも少なくなっていた。そんなある日、妻のりよが失踪する。 又兵衛は決死の覚悟で妻を探す旅に出るが、万病を治す雪を降らせる霊験が身に宿り、自らの意思とは関係なく、旅の先々で病に苦しむ人々を、治していく。いつしか、「雪神」と噂されるようになっていた。 長い旅の果てに、上野国の山奥でりよに再会するが、又兵衛が降>>続きをよむ
霞 轟沈(作:江戸樹)
#mosaicPort版深夜の真剣創作60分一本勝負 への出典作品です。 日本帝国駆逐艦『霞』が轟沈するまでを描いています。 幾分十分な資料を引く時間もなかったために史実に沿いかねた部分もありますがご容赦ください。
庚申待ち(三十と一夜の短篇第43回)(作:惠美子)
 平安時代、暦が庚申の日は夜明かしをします。眠らぬように工夫をするのですが、そこで語られ、起こった奇怪な出来事です。藤原道長のご先祖やきょうだいに関する話。  無断転載、無断複製を禁じます。
短編三(作:South.K.Mackenzie)
短編です。家族をテーマに書いてみました。どうぞよろしくお願いいたします。 ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです。
大和、最後の出撃の陰で(作:ソルト)
沖縄への大和を特攻させる作戦であった天一号作戦、そしてその結果起こった坊ノ岬沖海戦。 その陰で大和以下第二艦隊の護衛任務についた小部隊の事はほとんど知られていない。 その部隊が本来の命令通りに動いたらどう変わったかを小説にしてみた。
歴史の闇に葬られた日本の昔話(作:倉本保志)
むかしむかしのおはなしです。時代設定は平安朝末期ごろ・・・京の都の北辺りに、天狗が住んでいて 近くの住民を困らせていました。とある徳の無さそうな(ないんかい・・)浮浪の僧が村にやってきて 一宿一飯の恩返しにと、この天狗をなんとかしようということになります。 はたしてこの天狗の難から、村人は逃れられるのでしょうか?
当代無双の弓の名手を娶ったのじゃが、新妻が毎晩わしの寝首をかこうとしてきて困る。(作:真曽木トウル)
源平の合戦でも活躍した弓の名手である、このわし、浅利与一義遠は、五十歳にして若い女を嫁にすることになった。 平家方の城氏の姫、板額御前。 鳥坂城の合戦で、最も多く幕府方の者を射殺した女である。 最強の女に惚れた代償は、死と隣り合わせの新婚生活。 ※カクヨム、ノベリズムにも投稿。
鬼隠れ(作:雪逸花紅羅)
陰陽師である父の言いつけで幼い頃から人々を鬼から守り続ける少年。 少年の守る禁忌の地へと足を踏み入れる怪しい影。 少年は父との約束を守り、人々を守る陰陽師として在り続ける。 例え人々に傷付けられようと・・・少年は独り守り続ける。
弾ける治療 (作:つぶらやこーら)
治療は、時代によって姿を変えた。 祈祷、服薬、様々なアプローチで健康を取り戻さんとする人々。 やがて、鉄砲の弾を受けて苦しむ者が出てきた。 外科的な手法を用いようとすると、ひとりでに体が傷ついて、治療を拒む。 この怨念じみた症状、いかに改善するかというと……。
最期の公演(作:白百合三咲)
「金壁輝、出ろ。」 私は看守に言われ独房を出る。金壁輝は私の本当の名前ではありません。ましてや川島芳子でも、愛新覚羅顕シでも。 本当の名前李玲杏。金壁輝は役名とでも言っておきましょう。私は女優。私は最期まで与えられた役を演じて見せる。
鷹の羽(作:ホオジロ)
 味方の敗北が迫る中、刑部は切腹を覚悟する。その際、首を敵に渡さぬよう、家臣の五助に命じた。五助はその命に従い、ひとり草の野を駆けた。 【特記事項】2016年作。原稿用紙換算11枚。自サイトにも掲載。
平成最後の大事件(作:追々)
一つの時代が終わりを告げるその時 明治から紡いできたつながりが集まった 平成から新元号へと無事にバトンを渡す事ができるのだろうか。 その願いも虚しく平成最後の大事件が起きる
イエスの謎の空白の17年間、彼は東洋に求道の旅をしていた?  アクエリアス・ゴスペルの世界(作:夢見光寺  鬼秋)
イエスの謎の空白の17年間、彼は東洋に求道の旅をしていた?  アクエリアス・ゴスペルの世界
矛盾アフター(作:砂虎)
世に有名な故事成語「矛盾」 言い負かされた商人のその後のお話です。
プロテシラオス——ギリシャ最速の男にしてヘラクレスの盾の継承者が、なぜトロイア戦争で手柄をあげることなく死んでいったのか? 女神の死の予言に敢然と立ち向かった、報われない勇者の物語(作:たけや屋)
 トロイア戦争に参加した英雄たちの中で、いまいちマイナーなプロテシラオスという男。アキレウスやオデュッセウスなど華麗なる活躍をした猛将に比べれば、その知名度は雲泥の差。  なぜならプロテシラオスは、トロイアへの一番乗りを果たすべく真っ先に船から飛び降りたものの、すぐに殺されてしまったから。  彼は弱かったのか? 上陸前の偵察を怠っていたのか? 己の実力に慢心していたのか?  そのどれでもない。最も勇敢だったから、彼はそこで死んだのだ。  これは、ギリシャ最速にしてヘラクレス>>続きをよむ
戦国哀話   鉢形北条氏邦の正室  大福御前  短編小説(作:山田宗次 離愁)
戦国哀話  鉢型北条氏国の正室  大福御前
この手に槍を (作:つぶらやこーら)
武家の長男として生まれた彼は、虚弱な身体であった。 鉄の武器をろくに振るうことができず、簡易な防具をつけただけでも、まっすぐに歩くことができない。 その弱さを矯正するべく、父親を初めとする人々は厳しい鍛錬を課す。 すべては伝統の槍を託すために……。
芥川先生リスペクト桃太郎。あるいは『桃から産まれた俺は持ち前の怪力と動物達を従える団子を用いて育ての親と村の仲間達の為に鬼を退治してきます。誤っても、もう遅い!』(作:ゼフィガルド)
 川上からどんぶらこ、どんぶらこと流れて来る物あり。と言えば、それが如何様な話かは有名なので敢えて語るまでもない。しかし、これは一般的に広く知れ渡っている話ではない。されど、勇壮な冒険劇かと言われるとこれまた微妙な所でもある。  だが、しかし。桃太郎は義侠心と善意に快男児であり。自らの育ての親である老夫婦の為に一念発起する話であることには間違いない。3匹のお供を連れて、目指す先では何を見るか。 ノベルアップ+の方にも掲載しています。
人柱(作:しのぶ)
古墳時代の日本。大水を防ぐために堤を築くことになったが、そのために人柱(人間の生け贄)を捧げる話が持ち上がる。元ネタは日本書紀。
花里(作:聖 さくま)
京の女郎とふとした事から出会った武士のお話。時代に翻弄される二人のたどる儚く悲しい結末。
16本目の剣(作:中村 翔)
ガラス張りのお店かな?
トネリのササガキ(作:かとりせんこ。)
大王の元に嫁いできた女性は、ササガキという名の舎人を携えていた。 異風を残した彼には、余人に知り得ぬ秘密があった。
唐の月下にて(作:平津戸 周)
遣唐使の橘逸勢、阿部仲麻呂を主人公にした時代小説。史実に基づく部分もありますが、フィクションです。作り話のところもあります。信用しないでください。
痛快!晋作伝 その一  ―功山寺挙兵―(作:柿者ししまる)
幕末逆転劇の一つ。長州、功山寺挙兵。 筆者自ら小咄としてお話させていただいた原稿の最終推敲です。 放送そのものはこの前段階の原稿(+アドリブ)でのお話でした。 でも後悔はありませんよ! とまぁ自分話はさておき、かつて幕末という時代に起きた 一人の男の起こした消えかかった灯火の中の火花。 その輝きが維新という大炎へと変わるための戦いの物語。 小咄のためのお話なので色々端折りはしましたが よかったらお楽しみください。
若紫(作:ともとも.com)
信長さまの蘭丸自慢。信長の客になったつもりでお読み下さい。
いつか飛び立つその日まで(作:笠緒)
中務省・陰陽寮の学生である賀茂保憲が帰宅すると、妻の気色がひどく悪い。 話を聞けば、預かっている子供が女房に悪戯をしたということだった。 若き日の賀茂保憲は預かっている子供・安倍晴明の元へ行き――、そして……。 Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「師弟」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
織田信長 初陣(作:つかばゲンジ)
織田信長の初陣を描写
おのころ島の物語 モモの物語(作:黒 昭)
縄文人の住む日本に移住したオノコロ人。 オノコロ人は後世では弥生人と呼ばれる。 オノコロ人は九州とアスカに分かれて住んだが、その間にある瀬戸内の航路を開いたモモについての簡単な物語である。
鎖の森(作:カイリ)
鎖が天と地を走る、鎖の森。そこで出会った修道女と少年の物語。 ※個人サイトSwallowtail Gardenでも公開中。
日独ソ同盟艦隊出撃す(作:あきらたろう)
架空戦記創作大会2024冬 参加作品です。 日独ソが同盟を結んだ世界の第二次世界大戦を描く架空戦記です。
〖美善京〗で会いましょう…本能寺の変の祈り (作:日記検定協会 ダニエル・大生)
投稿<参考資料>:織田信長の陰謀と高山右近の祈り 粗筋:別途掲載発表の『〖美善京』でお会いしましょう』との関連調和参考作品。 織田信長は本能寺の変で自身を歴史上から抹殺。キリシタン大名高山右近の導きと援助で右近の領地で余生を全うした。信長の人生には、高山右近のこの祈りが関係した。 2022年9月27日、日本の元総理の国葬儀で菅前総理の弔辞があった。 それらは、日本国民を二分するものであった。<大和西大寺の変>は今後その弔辞を含め今度どう展開するか。本稿をその予測参考にできる>>続きをよむ
いのはなトンネルの空中戦(作:ZKマコトチャン)
1945年8月5日、高尾山に程近い、いのはなトンネルで満員の列車が米戦闘機P51に襲われた。 悲痛な叫びを聞いた天狗様は、乗客を救うべく奮闘する。
網抜けの先に (作:つぶらやこーら)
戦国時代のこと。 他国から流れてきた農民は、その土地に長く住む先輩の農民にとって、鉄砲玉だった。 戦などの召集があれば、率先して出向くように。そんな空気を村民は漂わせる。 そうして何度も戦を経験する農民だったけど、 ある時の戦は、不意に敵部隊に包囲され、退却を余儀なくされる。 その際、彼は気味の悪い体験をした。
【昔話パロディ短編】かぐや秘めの物語。(作:豆渓ありさ)
「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり――……」 翁はある日、竹林で、行き倒れた子供を見つけました。子供はすくすくと成長します。そして、輝かんばかりにうつくしいと噂の深層の姫のもとには、やがて、数多の公達や帝からの求婚が…けれどこの姫、どうも口が悪いようです。それになにやら秘密も抱えているらしく……? (※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。)
世界大思想全集   春秋社   1927年刊行  全126巻   これはまさに、画期的な刊行だった。(作:山野王子 四郎次郎)
世界大思想全集   春秋社   1927年刊行  全126巻   これはまさに、画期的な刊行だった。
幻刀乱珮(作:ちーずん)
幼い頃、七夕の日に願ったこと。 幼き少女は、大きくなって家族の仇をうつために生きてきた。だが、それは--
偽りのプリンセス(作:三咲)
 わたくしの名前はレーニ・リーフェンシュター ル。ドイツに名前を轟かせた女優よ。 わたくしはいついかなる時でも演じてみせる誇り高き唯一無二のプリンセスを。例え戦犯の汚名を着せられようと。 ナチスに協力した女優の物語。
十字軍接近で死者が増えるよね(作:変態糞野郎)
サラディンと十字軍の戦いを拓也さんで味付けしたやつ
無題(作:クマダ)
正義感の強いシャルルは王に近づくために親衛隊に入る
たぶん日本最初の星占い(作:平民のひろろさん)
 たぶん日本で最初の政治に関わる星占いを見つけたのです。  今回も推論を重ねた仮説で創作です。  前作「パワハラ&アルハラ」で語った設定を踏襲しつつ、二つの説を二部構成で語っていきたいと思います。  Wikipediaさんを利用して調べものをしました。
4つの墓(作:たわら)
中尉の小隊は空挺猟兵部隊を一掃した。 一つの防衛陣地を奪ったがみな疲れ果てていた。 そんな中で上級上等兵は率先し敵の墓を掘り出す。 しかし、敵の本隊は間近に迫っていたのであった。
バットエンドしか見えない(序章しかし続かない)(作:たばた餡)
幕末に転生した栄太。 自分のいる未来を築くために、友どころか唯一の理解者であった師すらも見殺しにし、一匹狼になっていた。 そんな中、彼は京で十代のころに一目惚れした馴染みに再会する。 忘れていた楽しさを思い出したはずが、彼女の名乗りに、全てを悟る他無かった。 ※注意 ただの夢に過ぎったネタを書き殴っただけです。 後で修正、もしくは予告なく削除等過分にあり得ます。 ご了承ください。
目抜き鳥 (作:つぶらやこーら)
確かに戦で重傷を負わせた敵将。命までは奪えずとも、再起不能になってもおかしくない。 それが間諜からの報告だと、わずか3日で復帰し、政務に取り組んでいるという話。 いったいどのようなからくりが? それが明らかになったのは、殿様が鍛錬を兼ねた、狩りに出た時のことだった……。
鎮西防人恋歌(作:KMIF)
鎮西。ここは大陸からの異民族を防ぐ場所。そこに二人の女防人がいた――
あやかし宿 (作:つぶらやこーら)
江戸時代。お伊勢参りに、各地をぶらぶらしていた男が、名前を聞いたこともない小さな村の宿に泊まった。 部屋に通されてほどなく、何者かに見られている気配。 やがて部屋のたんす、ふすま、障子にも、少々、不審な点が。 その程度ならむしろ娯楽の範疇と、どっしり構える彼。 夜、その枕元に女性らしき声と、指先が現れる……。
地中の果実(作:ジャガイモ探偵)
18世紀、恐怖政治最中のパリ。息を潜めて嵐が過ぎ去るの待っていたパルマンティエに、一通の手紙と小包が贈られた。
アラフォー女子のささやかなお茶会 ~百年前のティーカップ~(作:猫田パナ)
ギャラリー猫田で出会ったハンドメイド作家のみーさんとよしちゃんは、アラフォー女子で独身同士。 ある日よしちゃんはみーさんの家にお茶を飲みにく。するとそこには大きなカップ棚があり、ズラリとティーカップが並べられていたのだった……。 始めて目にするアンティークカップとおいしい紅茶に魅了されるよしちゃん。 みーさんがよしちゃんを、ティーカップとお茶の沼に落としていく物語です。
犬鏡外伝 Confidence ―秘曲―(作:奥瀬)
 宇都宮氏との戦いの前夜、関東の主、鎌倉府君足利基氏は、密かに笙を手にしていた。  合戦を前に、演奏はためらわれたため、音無しの曲を奏でる。また、伝授を許された秘曲「荒序」を、家臣にして笙友の高坂氏重とともに合する。    基氏は常に血と裏切りの中に身を置いた。幼いころの父と叔父の擾乱に始まり、自らも義兄や忠臣を滅ぼしてきた。  殺し合いに飽くことのない武士の性を厭いつつも、その運命に抗えぬ基氏は曲に己れの思いを込める。笙の音に秘められた主の諦念を知るのは氏重だけであったが>>続きをよむ
夜を渡る音(作:安芸実子)
夜。今宵も宮中に琴の音が響く。奏でるのは、帝の寵愛が絶えて久しい桐壷の更衣。何故、彼女は今も宮中に留まるのか。
核戦争(作:アンマンマン)
秋の歴史2022参加作品です。 「もしも」の戦争物です。 題名から分かると思うけど胸糞な作品なので、戦争物(仮想戦記物含む)が好物だという方以外は読まない方が良いよ。 警告したからね。 言い訳を言えば、歴史ジャンルでお題を手紙にした運営が悪いんだ。 歴史で手紙を考えていたら浮んでしまったネタなんでね。
浅右衛門よろず事(作:愛猫家 奴隷乙)
三代目山田浅右衛門のもとに小指を売って欲しいとの依頼が。 その依頼の真意とは。
頭蓋骨―信長と光秀―(作:鬼京雅)
織田信長と明智光秀による一つの頭蓋骨に関する宴の話。 ※アルファポリスでも掲載しています。
忍刀探し (作:つぶらやこーら)
突如、湧いた黒雲ととどろく雷鳴。そして輝く稲光に、倒れた百姓の次男坊。 五日間の眠りから覚めた彼は、突然、出稼ぎに出たいと言い出した。 出稼ぎそのものは何度か経験があったが、あまりにも急。 やがて許しが下りたものの、町にいる彼の友人からもたらされた知らせは……。
有馬皇子(作:earl gray)
小説ではないかもね。こういうの書くとなぜか説明的になるんですわ。笑
GHOST OR STUDY(作:聡子)
もうすぐハロウィン! 勉強の大切さを伝えたい母親が、青春を謳歌したい息子に送る、歴史のお話。 〜秋の歴史2022出展作品〜
おれたちのキャベツ(三十と一夜の短篇第5回)(作:実茂 譲)
1945年5月。沖縄。 おれがキャベツのためにヤバい橋を渡った話。
箱のからくり(作:黒星★チーコ)
あるところにそれは美しい娘がいた。沢山の求婚者が押し掛けたが、娘は誰にも靡かず「この箱を開けられた者と結婚する」という。 さて、開けることができたのは……。 ※カクヨムにも投稿しています。
からとかな(作:はち)
戦時中のお話です 原爆の描写があります 苦手な方は回れ右です 登場人物は想像の中の人物です これらを了承した方はどうぞ
 元国王の独白〜こんなはずでは無かった〜(作:Ahmed)
 「王国の為」をスローガンにその身を王国へと捧げた元国王。王国の為に自己を犠牲にし、王国の為ならば何でもした国王。その悲しい結末と王国の運命やいかに!? 他サイトにも掲載するかもしれません。
橋桁の砦 (作:つぶらやこーら)
戦国の世での争いは、大名家同士の戦ばかりじゃない。 近隣の村々でも、利権をめぐって相争うことが、ままあった。 有事にそなえ、村たちが備えるさまざまな砦。 そのひとつで、ある事件が起きた。
炭倉の中で(作:工場長)
「忠臣蔵」で悪役とされている吉良上野介義央、彼が見た「松の廊下」と彼の生涯最後の日――。
灯台下暗(作:小城)
 灯台の下に暗がりがあることを知っていた。享保の頃、御家人の延之助と、許嫁のお園の話。二百石の家禄であった延之助は、その才覚が認められ、勘定所に、二百石、足高の上、勤めることとなった。
金丹(作:しのぶ)
晋代の中国、神仙道術の大家である葛洪は、不老不死の薬を作るため山籠りするが…
寧洲のひとびと   心穏やかな人びとの国(作:恵美乃海)
こころ穏やかな人びとの国、寧洲を舞台とした架空歴史小説。
飛鳥の蹴鞠(作:まがりまめ)
中大兄皇子と中臣鎌足の出会い。
(作:シラスよいち)
大正時代、華族の青年と貴族の少女
謀略の桶狭間 (作:大和)
 永禄三年(1560年) 五月十九日 今川義元と織田信長が争った、桶狭間の戦い。  京への上洛果たす為、西へ進軍する今川義元、しかし、大軍故の奢りか織田方の砦を落とし油断を見せる。  その隙を突き油断している今川勢に対し、雷雨の天候を味方につけた少数の織田勢が奇襲、今川義元を討ちる快挙を遂げた織田信長。  これはそんな桶狭間の戦いを、ある男の策により誘われたというif物語です。  幾つかの資料から拝借してます事、内容におかしな所·誤字·脱字ある点、ご理解ください。
再び相見えんときも、あなたの傍に(作:高橋りゅう)
戦国時代、それは数あまたの命がはかなく散っていった時代である。戦場で散った命は何を思うのか。戦の地で死に別れた若武者と馬は、再び相見えることができるのか。 なんちゃって時代もので、コメディ・恋愛・シリアス・ファンタジー・動物・幼女な要素を詰め込み、ちょっと切ない感じです。
永久に冷たい大地(作:赤ブドウ)
1947年、日独伊率いる枢軸国は第二次世界大戦に勝利した。 敗戦国となったアメリカ合衆国はハワイ、アラスカを失った。 イギリス連合王国は植民地をすべて失い、連合王国は崩壊した。 ソヴィエト連邦はナチスによって跡形もなく破壊された。 これは、ある狂ったドイツ人の独り言。
猿の内政官のウィキペディア(作:橋本洋一)
猿の内政官の主人公、雨竜雲之介秀昭をウィキペディアの記事にしました。
大正11年 弘前高校生徒184名 長勝寺占拠事件(作:かんから)
今でこそ平和な弘前大学。 しかししかし!大正時代には大事件がございました!!題名そのままです。 昔の名前でいうところの官立弘前高等学校の生徒184名は授業をボイコットし、徒党を組んで、弘前で一番大きなお寺である長勝寺を占拠しました。その一連の嵐を知っておいて損はないはず! 原作:弘前市のありえない話 https://ncode.syosetu.com/n3028fd/ この話は本来長編ですが、今作は概略編としてお届けします。物語要素を抜かし、忠実部分だけをピックアップして>>続きをよむ
仮面(作:春羅)
 新撰組の前身・浪士組上洛直後の短編です。    「エブリスタ」にも掲載しています。
第八野戦郵便局の検閲官(作:ふぉーせぶん)
一口に軍事郵便と言へば、公用の軍事郵便は別として、私用の軍事郵便は銃後國民の心を戦線に傳へ、依つて不斷に國民の精神を昂揚し、斯くして戰線と銃後の國民を一體に結び付けて、戰爭目的達成に寄與し推進せんとする制度であつて、戦争には絶對缺くを得ない戦時軍事組織の一部を構成するものと言ふことが出来る。  ──『逓信時局読本』 1939年
お杉の方 (作:つぶらやこーら)
むかしむかしの戦国時代。 とある殿様の側室に、お杉の方という女性がいた。 他の側室に比べ、大柄でふくよかな彼女は一番の多産でもある。 しかし体型が崩れるのも辞さない彼女の際限なき太り具合は、次第にいぶかしがる者を増やしていき……
かぐや姫(竹取物語)エピソード0(作:狐猫)
皆が知っているかぐや姫という昔話。普通に考えて竹に女の子いるって何?てことで、自己解釈で考えました。
狂気(リュッサ)の旋律(作:かのこ)
以前サイトで連載していたものの再投稿です。 古代ローマもの。 尊厳者アウグストゥスの時代 前2年 ユルスとユリアの関係の発覚
華里(作:五十嵐 紘)
花魁「華里」の生き方の断片
明智家の勝手方:下久世庄押妨(作:銅大)
 金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。  元亀元年。失敗に終わった越前攻めのあと、金造は押領問題と向き合う。  京の東寺が、明智により下久世庄が押妨されたと訴えたのだ。
悲劇の輸送船 対馬丸(作:脱色ナス)
戦後70年の節目の年を迎えるにあたり、対馬丸撃沈事件を公平な視点から解説します。 ※ここに書いた事は、平成27年2月現在でわかっている事です。今後、新たな証言や証拠が出てくる事があるかもしれません。あくまでも対馬丸撃沈事件を理解する上での参考の一つにしてください。なお対馬丸の当時の乗船人数などは現在も正確な数字は不明であり、学童及び疎開民1661名という数字も不確定な数字であります。(当日乗船を拒んだ子供や人がいたり、逆に無理やり親に乗せられた学童がいたりなど、撃沈された>>続きをよむ
少年 ツネタロウ 丁稚生活(作:M.あんこ)
時代は明治。舞台は、近畿地方。 農家の息子が丁稚奉公に出され、奉公先での成長を綴った。 プロローグ的な話。
悩める王太子のディマンダー(作:しんぎゆらり)
救国の英雄ジャンヌ・ダルクがあらわれる数年前の物語。 百年戦争は休戦していたが、フランス王の発狂で王国は内乱状態となり、イングランド王ヘンリーは再び野心を抱く。 兄たちの死去により、主人公は王位継承権一位の王太子となり、王都パリへ連れ戻された。 しかし、母妃と愛人たちの謀略で命を狙われ、からくも王都から脱出した。 逃亡先のシノン城で、王太子は自問自答をくり返し、星空に問いかける。
その日全てが美しかった(日本語版)(作:鱈井 元衡)
私が韓国語で書いた「그날 모든 것이 아름다웠다」(https://ncode.syosetu.com/n6714ie/)の自訳です。
草の者(作:小城)
武田家の草の者(乱破)のある日常。
初雪(はつゆき)の夜に(作:辻谷 奈桜子)
君島律善(38)の元に嫁いだ椿(18)は、君島家に来て初めての雪を手のひらに掬い喜ぶ。 妻の様子を後ろから確認し、抱きしめた律善であったが、椿は顔を赤らめ、固まってしまう。 2人は祝言から時が経過しているにも関わらず、まだ男女の関係ではなかった。 しかしその夜――。
ゼロからわかる吸血鬼 小説に役立つ設定モトネタ1 (作:歌川遊)
小説執筆の役に立ちそうな内容をまとめました。 最初は「吸血鬼」。 吸血鬼の歴史がサクッとだいたい分かります!
藍天的絶望(作:永瀬)
 青空の下、4年間の浪人生活が確定。でも、なぜか優等生のあいつも不合格?  青空の下で実施される四年に一度の某試験。最終問題を白紙で提出した俺の浪人はほぼ確定。  しかし、合格確実と噂されていた秀才美青年・薛梁もなぜか自分は不合格だと言い出して……  『KAC2020 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020~』1回目「四年に一度」参加作品および作者初投稿作品。(一部変えています) https://kakuyomu.jp/works/11773540548>>続きをよむ
記憶の住人(作:小城)
大坂の陣での御宿勘兵衛政友の生涯の一コマ。
桜花の庭より(作:asaghi)
友人の家に、頼みごとを携えて訪ねて来た彼は、そこで、不思議な体験をする。それは、幻か、それとも、・・・真実なのか。
桃太郎 エピソード0(作:狐猫)
川から桃が流れてくる桃太郎。果たしてなぜあの桃は流れてきたのか。 桃太郎は昔話ではない。SFだ。
微笑みの永訣(作:春羅)
新撰組沖田総司と姉の永訣の日。 「エブリスタ」にも掲載しています。
追憶(作:鮎川 雅)
昭和二十年、夏。長崎の高等女学校の少女二人は、エス(少女同士の疑似恋愛)の関係にあった。戦争の終わりは近づいていたが、それを知らぬ少女らは、運命の八月九日を迎える……。
矛盾の真意 (作:つぶらやこーら)
戦国時代のこと。「誓い」は、現代とはまた違う重さを持つものだった。 武田家の「御旗・楯無」などはその筆頭で、これを前にした宣誓は覆すことを許されなかったという。 そして、この家にもまた「誓い」の武具が存在する。 鎌倉時代に先祖が賜ったという、銅製の矛と大楯だ。
致命傷(作:実茂 譲)
主人公でもなければ、敵役でもない、その他大勢の一人に過ぎないある兵士の物語。
真実への弾劾(作:鱈井 元衡)
「奴らは神だのと聖女だのとそれらしいことは語るが、何一つ正しくない。どいつもこいつもあのうそに満ちた言葉に惑わされているのだ。だが、私たちは違う。私たちは真実を知る一族なのだから」
境界ダンス(作:sumi)
拷問を生業とする男が一人の少女と出会い、その心を揺さぶられていく。 (後書きにはリメイク版を載せています)
戦国のIloveyou(作:el)
石田三成と茶々姫の恋愛小説です。短編です。清洲会議の頃が舞台です。
一夜に燃ゆる夢幻(作:白石小梅)
 ふと気付いたとき、『私』は裳裾姿で大きな庭に佇んでいた。  え……? ここはどこ? そしていつ? ついでに私は誰?  迷う『私』のところへ、切れ長の目をした優雅な男が現れる。  その男の正体とは……? 『私』一体、夢の中でどこにいたのか。  私はどうして、こんな夢を見たのだろう?
心理学から見た戦後(作:いかすみ)
ここに書かれているのは実証もない空想です。 作者は一切の発言の責任は取りませんので抗議をしても無駄。 その点を了解してから読んで下さい。
武蔵野夫人(作:白浜台与)
明治10年箱根。8月。 老舗旅館塔ノ沢の女中住之江タツはさる賓客のお部屋の世話係を命じられた。 「尊きご身分の方なのでくれぐれも粗相のないよう」 と主に申し付けられ、慣れた仕事とはいえ緊張して出迎えた賓客は、まるで十代の少女のように小柄で清楚な切り髪の未亡人。 彼女こそが静寛院宮こと幕末から明治のご一新まで時代の激動のただ中にあった皇女和宮なのである。 静寛院宮 皇女和宮。将軍家茂の未亡人で当時31才。脚気の療養のために翠蘭楼に投留しに来た。 住之江タツ >>続きをよむ
青坊主の涙(作:つぶらやこーら)
明治時代。北海道開拓のために呼び寄せられた、屯田兵たちは、その出自から苦しい目に遭う者が大勢いた。 ある日、その苦しみを癒すかのように、姿なき誰かが、やり終えていなかったはずの仕事を手伝ってくれていた。 一部の者は妖怪「青坊主」のしわざだという。 そして、新たな苦しみによって、人々の涙が北海道の大地を濡らすとき、「青坊主」が姿を現した。
刀剣マニア浪漫紀行・二王清綱 編(作:花 美咲)
刀剣マニアの私、名刀・二王清綱を見るために、岐阜県立博物館に行った。 二王清綱は、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした刀、刀と言っても脇差、新撰組局長・近藤勇の介錯人・横倉喜三次は、脇差で新撰組局長・近藤勇の首を切り落としたのだ。 それに、赤報隊・隊長・相楽総三の介錯もしている。 二王清綱を目前にしながら、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした横倉喜三次に浪漫を感じる私、脇差で首を切り落とした腕に浪漫を感じるのか、それとも、歴史の影に埋もれた凄腕の剣客の1人だから浪漫を感じるの>>続きをよむ
泡沫ニ寅ヲ夢ム(作:七ツ樹七香)
トラの五黄には悩みがあった。 虎がとらを思い寅へ向かうお話。 ふんわり江戸時代。 お題、寅と夢より
青色の桜(作:前田 光史朗)
あるところに生えた巨大な桜の木。 彼は生きていくうちに様々なものを見るが…
深淵より深く(作:胡姫)
徐庶の子供時代、任侠の世界に身を置いていた十四歳の頃の話。人を殺して市に晒されていた少年徐庶に目を止めたのは、襄陽から来た名士、龐徳公だった。子供とは思えぬすさんだ目をした徐庶を龐徳公が解き放つ。 蓮さん(@Shuijing359)の創作三国志のイメージの二次小説です。
えっ、ここは戦国時代じゃないの?ここまで古いと知識で無双とか無理だろ(作:ユーストリア)
 現代の普通のおじさんが日本の奈良時代に逆行転生してしまった。その生涯を早足に振り返るお話です。皆さん、初めまして。中学の頃に黒歴史をネットに投稿していた頃がありましたが、最近ふとした瞬間に書きたくなったので投稿してみました。この短編は完成ではなく、これから作る小説のあらすじです。とりあえず、自分の地元である久留米を題材にして古代日本に現代人が転生すれば日本はどうなるのか!的なことを書いていきたいと思います。
ナポレオンという皇帝(作:小財 明)
ファイナルファンタジー的二項対立の世界観、アーマゲドン(世界最終戦争)の雰囲気が蔓延している現代日本。 ナポレオンはナポレオン法典を残し、人々を光ある方向へ導きました。しかし、彼の戦争、勝利をもぎ取るための大砲の音の下、大きな犠牲が出ました。冬のモスクワで、凍死していくフランス兵。 戦乱、混乱の世の中で、小説を書くと言うことはどういう意義があるのか、そう言うことに答えが見つかれば良いなと思い、小説を書きました。
フクロウ夜間攻撃隊(作:nakasan)
難攻不落と言われたロシア・旅順要塞 奇想天外なアイデアが大好きだった長岡外史少将の発案でフクロウが攻撃に参加することが決まった。 さて結果のほどはいかに? 読み切り短編です。
法力護國隊 -魔法少女、戰中ニテ-(作:園田(ENDEN))
現代の魔法少女が戦時中に飛ばされてしまう。 そこに待ち受けているものと、そこで得たものとは。
雍門子狄(作:しのぶ)
中国戦国時代の人雍門子狄の話
蚊と酒とうわばみ (作:つぶらやこーら)
江戸時代。 今うわばみとあだ名される、巨漢がいた。 縦にも横にも長く、底抜けの酒飲みと来ている。 金払いもいいのだけど、難点はその体臭と蚊のまとわりつき具合。 多くの人はそれを敬遠し、彼と距離を取ろうとしたのだが……。
凡夫伝(作:イタロー)
盛唐の落日に、一人くすぶる役人がいた。
夜明けの黙示録 -NEOLITHIC APOCALYPSE-(作:旧世代の遺物)
新石器時代を題材にした小説が少ないので、リハビリがてらに描いてみました。新石器時代における肺ペストによる大規模な人口減少を取り扱った短編です。陰鬱な話ですが、暇つぶしにどうぞ。 新石器時代──それは人類が初めて疫病による文明崩壊を経験した、最初の黄金時代であり、暗黒時代であった。 史上初の『黒死病』による猛威の最中、あるスウェーデンの廃村で、ただ一人生き残った女は誰の為でもなく名も無き墓標を積み上げ続ける。夜明けが訪れるその日まで。
小説は眠らない(作:一齣 其日)
物書きは久々に物を書きたくなった。
不器用(作:春羅)
北征新選組、箱舘戦争中の短編です。 「エブリスタ」にも掲載しています。
幸せなお姫様の物語(作:伊藤ハイビス)
江戸時代と思われる世界の話です。 お姫様が城を出て、様々な男性と出会う艶笑譚。 タイトルの通りお姫様「は」幸せです。
海軍二式局地戦闘機 『飛電』(作:陽炎)
 第二次大戦中、日本海軍が開発した唯一の液冷戦闘機に関する物語。
<エドコミ時代劇>五代目猿飛流継承者 猿飛小助 義忍道(作:筑前筑後)
これがアメコミと時代劇の融合だ‼ 江戸中期、田沼時代。 黒田騒動により幕府直轄領となった博多は、悪徳と退廃の都と化していた。 博多奉行配下・定町廻り同心の筑紫糺は、同じく同心だった父・喜左衛門を殺した下手人を追い、やっとの事で柳町の顔役である独眼虎の毒蔵に辿り着いた。そして追い詰めたかと思われた糺の毒蔵が牙を剥いたのだが―― アメコミと時代劇を融合させようとした実験作。人気次第で長編化します。
錯乱(作:小城)
 私の家の庭の隅に、古い梅の木が植えてあり、それを植えたのは、私の十二代前の先祖である御作善作という駿府城下の町医者であると伝えられている。
薄氷を踏む(作:柚木)
 立ち上る香の中、一つの炎を抱えて私は微睡む。一人の男を待ちながら。  最高位の遊女たる彼の人の、男を惑わすその微笑みの奥にあるものは……
最後の桜(作:青華)
時は幕末。戊辰戦争が勃発し、世の中は混乱していた。そんな時代に翻弄された幕末最強の剣客集団、新選組。病床に伏していた沖田総司は、死に際、仲間への想いを語る―
白侘助の恋は仄かに(作:なななん)
ある夏の日、担ぎ込まれるようにきたあの人は、目をさますと私の方を見た。 ゆらりと立ち上がったあの人は、縁側にある草履をひっかけて、しゃり、しゃりとゆっくり歩いてくる。 私に優しく触れたあの人。 その指先は時に、ある色に染まった。 私はその残り香を、かさりと受け止めた。 白侘助という椿と新撰組・沖田総司との逢瀬の物語です。 *本作は、佐倉治加さま主催 『真冬に染みるくれなゐ』企画の参加作品です。 無断転載を禁じます。 (c) なななん2018
償いの紋章(作:筑前筑後)
一日の終わりは、この酒場でバーボンを飲む。それが、俺の流儀ってやつさ。 アウトローだった俺は、アメリカ帝国保安官になった。そして十年間、誰よりも正義でいようと、心掛けてきた。その為に、命も賭して悪党と戦い、このダークダッチを守ってきた。 誇りだった。この胸の紋章が。そして、償いの紋章でもあった。 <カクヨムにも掲載中>
寫眞(作:夜宵氷雨)
【高須四兄弟の三人が出てくる話】 京都守護職を拝命し、上洛を控えた会津藩主松平容保は、弟の桑名藩主定敬と共に、前尾張藩主の兄義勝に呼び出された。 二人の弟を呼び出した義勝の用件とは…… ※過去に雪待咲夜/葭月沙和名義で運営していた個人サイト『六花の雫』(閉鎖済)に掲載していた『湿板写真』の改題・加筆修正です。 ※note、pixiv、エブリスタ、セルバンテス、カクヨムに掲載。
飽食の計~樊城の戦いに寄せて~(作:佐藤山猫)
古代中国。三国志の時代。蜀国の関羽将軍は魏国を攻撃するために北上し、魏国の収める樊城を攻撃した。西暦219年のことである。魏国の将軍、于禁は、圧倒的不利を負ってしまい、いかに関羽に対抗するかを熟慮し始める。玉砕覚悟の徹底抗戦か、恥を忍んでの降伏か。情報を集め、やがて于禁はひとつの計略を張った。
終末のロボット(作:今日の空)
一週間の少年行方不明事件。 空白の一週間に出会った博物館の管理者 自称『最後のロボット』は、 未来の歴史を語る。 まだ、誰も知らない未来の話。
歳三様、恋唄 始末記(作:ももちよろづ)
幕末、文久三年。 多摩の小島鹿之助の元に、 新選組 副長・土方歳三から、手紙が届く――。
暴食の刃 (作:つぶらやこーら)
ある大名家に仕える、武将の一族。 屋敷の別棟に、大きな鍛冶場を設けている彼らは、戦場で使う武具を自分たちの手で作っていた。 いざ、戦場に赴いて振るう時、彼らは普通の武器とは違った特性を、大いに示すことになる。
日本書記に残された天変地異、疫病について(作:大海人 漢)
 日本書紀が書き遺した古代の天変地異、疫病の蔓延を天皇紀ごとに表し、その様子を具体的に記述していきたい。特筆すべきは、天武紀に記されている福岡西方沖地震と東南海地震である。  巨大地震、津波、火山の大噴火、被害は甚大である。山は崩れ、谷は埋まり、平野は海水に沈み、家々は壊され或いは流され、火山の灰により耕作地は荒れ、多くの死体で溢れかえり、人々は限られた食料を巡って殺し合い阿鼻叫喚の地獄絵であった。 国家の財政も破綻寸前であった。活動期を迎えている日本列島で、このことは近>>続きをよむ
遠ざかる終焉(作:森野梟)
元新選組隊士、斉藤一が藤田五郎と名を改め、会津藩士たちとともに改易の地斗南へやってきた。新選組と副長土方歳三の墓を探したいという感情を持て余し、海峡を越えて函館へ。函館や余市の地で様々な人々に触れあううちに、戊辰戦争と土方歳三を忘れられなかった藤田に心境の変化が訪れます。 【pixivに以前掲載していたものです】
日本文明〜犬の寝言〜(作:スザキ トウ)
世界四大文明というものを知っているだろうか。 そう。小中学校で習うあれだ。 でもそれはもう世界では通用しないという事はご存知だろうか。 未だに四大文明などを教えている国など日本ぐらいだ。 だって四大文明より古い文明などたくさん見つかっている。 その中でも最古とみられている文明……それが日本文明なのだ。 信じるか信じないかはあなた次第です。
徐州大虐殺についての考察とそれに付随するアレコレ(作:羅貫厨)
徐州大虐殺やそれに付随するアレコレについての考察です。
暴れん坊姫は運命をも踏み台にする(作:OZO)
 中世のヨーロッパに一人の少女がいた。  容姿端麗、頭脳明晰、文武両道。  しかも民に優しい麗しき姫君。  だが曲がった事が大嫌いで王家の枠からはみ出す行動を繰り返すのだった。  人は彼女を暴れん坊姫と呼ぶ。  そして彼女に待ち受ける運命とは?  果たして暴れん坊姫は大人しく運命に翻弄されるつもりなのだろうか?
不倒の旭日旗(作:イカ大王)
早々と"逆コース"が適用された戦後日本にあり得たかもしれない物語。
長崎隠れキリシタン異聞(作:北 新一)
 幕末の時代。日本のどこかには、まだ、きっと、キリシタンが潜んでいるに違いない。こう確信した、フランス人神父、ベルナール・プティジャンは、その事実を確かめるべく、はるばる、長崎にやって来た。  しかし、なかなか、思うようにことは、運ばなかった。半ば諦めかけていた時、彼の教会に、浦上の隠れキリシタンの一行がやって来た。  狂喜乱舞した彼は、一行を最高にもてなそうとする。しかし、彼が雇っていた下女が、キリシタンではなく、一向門徒だと判明すると、隠れキリシタン達の様相が一変した。 >>続きをよむ
屍の豊作(作:モル教教祖)
凶作の年、農民は代官に虐げられていた。村に立ち寄った浪人とともに彼らは代官に立ち向かおうとする…
ガンカメラ(作:水面雫)
戦争は人を狂わせます。 人の命を奪うだけでなく、生き残った人の生き方すら変えてしまうのです。
なろう作家 戦場で鎧を脱ぎ捨てるという斬新な戦術を考える(作:虹色水晶)
戦場で鎧を脱ぎ捨てるという斬新な戦術を考案したなろう作家がいたらしい。 調べるまでもなく一般兵がしていい作戦ではない。
知者の引き際(作:家紋 武範)
 古代中国の知者の駆け引きと身の引き方。 ※これは自身の「知略企画」参加作品です。
玉座に眠る(作:森本英路)
運命とは、神の御業か、悪魔の所業か。 フランスの二月革命にまつわる、とある牧師の物語。
蝶の姫巫女(作:きの子)
歴史if。関ヶ原の戦いを控えたある時、西軍総大将が会いに行った少女の話。
桃花幻想(作:入江なつき)
何百年もの時を生きる桃の木の精霊の桃花。そんな彼女は陰陽師の安倍明義の式神でもある。桃花は昔から明義が好きで熱烈に想いを告げる毎日を送っていた。が、明義の様子がおかしくなる。彼を心配した桃花だったが?
転生者徳河家康~人生詰んだ俺が、神君に転生したようです~(パイロット版)(作:筑前筑後)
すべては、この転生から始まった――。 筑前筑後の時代小説シリーズ「巷説江戸演義」と「風説百魔草紙」そして、「妖説徳河水滸伝」の、全ての始まりとなるエピソード0。 これを読んだら、全ての謎は解けます!
Kobanashi No.2(作:gaction9969)
えー毎度、ばかばかしいお話を一席。
Cherry Blossoms and Silver Sword(作:関ひだり)
「桜姫伝説」――桜舞う夜に現れ、風と共に去ると言われる謎の女性。今宵も街を独りに逍遥するのです。 (『चंद्र讚歌』第十話)
焼け跡のイナズマ(作:イタロー)
国破れて山河あり。これはひとから聞いた話だが……
小枝の詠(作:宗谷 圭)
明石の須磨寺で、夜な夜な笛の音が聞こえてくるという。 その怪異を解き明かしに寺を訪れた陰陽師、安倍有世が見たものとは……? 自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
忠臣蔵アナザーストーリー 再会(作:青井栄)
大石内蔵助の妻リクと赤穂事件当時の江戸詰家老藤井又左衛門及びその息又右衛門の再会ストーリー。
私の石田三成(作:小城)
私個人の石田三成の短編創作話
小早川秀秋は自分を裏切らない!(作:巻神様の下僕)
世に裏切り者と呼ばれる者は多けれど、この者の名はその中では特に有名で有ろう。 小早川秀秋 関ヶ原にて西軍を裏切り、東軍に、徳川家康に勝利を与えた者。 後の世に不名誉な名を残した秀秋は本当に裏切り者で有ったのだろうか? 歴史は勝利者によって綴られる。 時は慶長五年、場所は関ヶ原。 小早川秀秋の裏切りの真相と、その後の彼の運命は……
天啓ある組み直し (作:つぶらやこーら)
明治時代初期。 事故から奇跡的な生還を果たした、とび職の老人は、大工仕事を引退。 彼は勉強をし、按摩の仕事をしはじめたのだった。 彼の仕事は印象に残るもので、それがまた忘れられないものを、人々の記憶に刻むことになる。
昔語り、今語り【源範頼】:出会い(作:藤沢みや)
 1192作ろう鎌倉幕府で有名な「源頼朝」。彼と、義経記で有名な「源義経」の間にはあまり有名ではありませんが他にも兄弟がおりました。  ドラマや歴史小説ではほぼ登場することのない彼ら清和源氏の嫡流、義朝の他の子供たちに視点を当て、史実と史実の狭間を描いています。  今回は、三男であり嫡子でもある頼朝と、六男であり現在の静岡県で育ちながらも京で頼朝の姉(もしくは妹)とも交流のあった範頼の初めての出会いを‥‥‥
翼よ!巴里の灯りは情熱の様に燃えている(作:長廻 勉)
カクヨムの3周年記念のヤツ お題の意味がよく分からないので自分なりの解釈で書きました。 チャールズ・リンドバーグが半生を語り述べます。
一筆啓上仕り候(作:橋本洋一)
 とある武士の手紙。実の母親へ向けた自身の罪を告白したものです。  なお、登場する人物は実在せず、橋本洋一は架空の小説家です。
投賽の指導者(カサエルとオクタウィアヌス)(作:中尾嘉男)
シーザーとクレオパトラの物語。
信勝一代記(作:牛一(ドンちゃん))
織田信勝の一生です。
香り立つ忠誠 (作:つぶらやこーら)
戦国時代。 主家を失い、浪人となった武将は、新しい領主に仕えることになる。 いまだ前領主への忠義があり、今度の評定の手際次第では、去ることも考えていた彼。 香が立ち込める中、諸将を集めて始まった評定は、武将がこれまで経験したものとはだいぶ色の違うもので……。
狂おしい(作:まっちゃん)
もし戦国時代に生きていた人物が転生したらシリーズ 上記通りです。 戦国時代にいきていた人物が生まれ変わったらどうなるのか。 本人の名前は後半に出てきます。 名前が出て来るまでに、わかれば貴方は歴史通!?かも?? 作者は戦国時代は好きですが、めちゃくちゃ詳しいって自信を持って言える程ではありません。 解釈は私のものである為、批判等は辞めて下さい。 一話完結の短編です。
パロン(作:羽生河四ノ)
書いた後、食事の要素がねえって気が付いて最後に入れました。ホテルズドットコムのページに書いてました。
綿津見神(わたつみのかみ)へ(作:イタリア皇帝)
先の大戦に於いての掌話集
幕末異聞 疾風録5〜金色の下の出逢い(作:花衣 悠希)
時は幕末、所は京都。土方歳三から借り受けた「豊玉句集」を三十三間堂に忘れてしまった沖田総司は、夜中に藤堂平助と共に探しに行くが、そこで出逢ったものとは――。ドタバタ幕末ファンタジー第5弾です。
墨雨(作:aqri)
色が識別できない姉の目を治すため金を稼ぐ妹。物盗りをしていたが捕まり、センという男に仕えることとなった。 彼女の周囲には墨の雨が降るという。それは姉が見ている景色と同じだ。 エブリスタ、カクヨム掲載中。
江戸の戯作にあこがれて(作:東有朋)
明治時代は政治的な変化と同時に文化的な変化も生じた時代だった。江戸後期には「戯作」という文芸のジャンルがあった。十返舎一九や柳亭種彦という名を聞いたことはあるだろう。内容的には滑稽を主軸としたくだらなさを売りにしたものであり、批判者もいたが、民衆には比較的人気だったと思われる。そもそも戯作者の多くは批判をされたところで自分たちの文芸が低俗であることなど自覚していたため、あまり関係なかったのである。さて、この戯作というジャンルも、明治の波には逆らえなかった。江戸の文化が消えてい>>続きをよむ
古代オリンピック短編 『オリュンピア第13歌によせて』(作:キュノスーラ)
 紀元前464年、古代ギリシャ、オリュンピアにて――  古代オリンピックにかける男たちの意地と情熱がぶつかり合う。  競技祭の花形「スタディオン走」で勝利の栄冠を勝ち取り、ギリシャ最速の称号を手にする者は、はたして誰か? ※史実とされていることにもとづいたフィクションです。 ※「描写力アップを目指そう企画」においても、同作品を公開しております。
吉法師さまの握り飯(作:モモル24号)
 信長公にまつわる話しをまとめた手記を残したい、そう同郷の友に伝えられて福徳村の男は、昔を思い出し語りだした。
滝行の剣 (作:つぶらやこーら)
とある領主の三男坊は、長男、次男を上回る武の際に恵まれていた。 その彼に、父親たる領主からあることを告げられる。 領主の一族が、幼い頃より修行を積む、山の中の滝。 そこには先祖代々のならわしに基づき、特別な剣が隠されているとの話だったのだけど……。
友達探し(作:桜餅)
友達がいない飛鳥は、 絶望された飛鳥と出会い、 昔の自分を知ることになる。 でもきっと、昔も今も変わらない。
首切りの又蔵(作:会津遊一)
又蔵という男。悪行が見つかり、逃げ出していた。しかし、南海道を通り抜けた所で、何者かに追われている事に気が付き……。
数分で理解できる、幕末明治の福岡藩(作:筑前筑後)
いまいち人気も派手さもない、福岡藩。彼らが幕末に何をしたのか、超簡単に解説します。 ※この物語は、筑前筑後がTwitter上で発したものを再構成したものです。
霹靂に至る ―善住坊異聞― (作:イシヅカ)
歴史ネタを「朗読してもらう」ことを意識してまとめてみました。 本作はフィクションです。
孫子の損してる戦争教授(作:はやまなつお)
孫子は軍師として自分を売り込んで呉の国に仕えた。 戦争、政治に抜群の腕前を発揮するが・・・ 私(はやまなつお)の小説ブログに同時発表しています。 https://ameblo.jp/gojiragamera91
人斬り邂逅(作:筑前筑後)
 幕末、京都。  永き泰平が崩れ、突如として現れた乱世は、二人の人斬りを出会わせた。  史実とフィクションがクロスオーバーする、挑戦的幕末短編小説。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。 ※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは>>続きをよむ
奸臣(作:広木直)
晩年の秦檜と高宗の会話を想像してみました。
ハリネズミ(日本語版)(作:鱈井 元衡)
立場の異なる二人の会話。
同じクセ(作:春羅)
北征新選組の話です。 「エブリスタ」にも掲載しています。
風と共に(作:たましょ)
時代に翻弄された一人の侍の風の様な一生の物語。
光秀と蘭丸、そして信長の首(作:檸檬 絵郎)
織田信長の随一の忠臣・明智光秀は、信長の愛する近習・森蘭丸と情を通じていた。 三角関係の中心にいる美青年・蘭丸は、ある夜、光秀の頼みを受けて彼のために妖艶な踊りを披露するが……。       ※ もちろんフィクションです。箸休め的に読んでもらえれば^^;
史実や小説には書かれない悪役の裏話。(作:Mary Montgomery )
よくあるサイコなラスボス王妃の話。過激な描写有り。女性は気分が悪くなるかもしれません。
見観の眼(武蔵)(作:なか0よし0)
宮本武蔵という男の物語。
特攻ノ夜(作:猫小判)
特攻を命じられた彼は、先送りにしてきた死の恐怖と向き合うことになった。彼は満天に広がる星空を見上げ、何を思ったのだろう……?
君ヲ想フ(作:九JACK)
垂仁天皇は遠く常世の国にあるとされる非時香菓を見てみたいと仰った。それを受けて起ったのが田道間守である。 これは非時香菓──不老不死の果実・ときじくのかくのこのみと呼ばれた橘の花言葉のお話。 私主催の夕涼み重陽会2016参加作品にして、拙作「MEMENTO MORI」のスピンオフ作品。もう一人の[ユウト]くんが主人公です。……あれ、デジャヴ? テーマは「追憶」 夕涼み重陽会2016、詳細はコチラ↓↓ http://mypagek.syosetu.com/mypageblog/>>続きをよむ
めぐる時代と座る席(作:ぷらすとぷらす)
 仕事の契約で失敗しかけた主人公は上司の手助けで難を乗り切った。  その夜上司に誘われ、酒の席を共にする。  主人公は上司から昔と今の話を聞かされ、ある選択を迫られる。 ※飲酒シーンがあります。  お酒は二十歳になってから。
大和級四番艦 その艦生(作:銀河乞食分隊)
転移国家日本 明日への道 番外編です 大和級四番艦の話 大和級は四隻建造予定であったが、予算の都合と建造ドックの関係で四隻目の起工は遅れていた。 そして地球各国がバラバラに異世界転移。 大和級主砲に採用された、イタリアOTO社製三十八センチ砲が入手出来なくなってしまった。 四番艦信濃はこの異世界に合わせて改設計された。
雪国のタヴァーリシ(作:赤目のサン)
1942年、第二次世界大戦中の東部戦線。 豪雪の中、同志達を乗せた装甲列車は進み続けた。
シロタは今日も(作:よねむらひお)
時は戦国。 某国の若様は女に興味がない。その護衛もまたしかり。 しかし、若様にはたった一人だけ心を許した姫がいた。それはシロタ姫。 政務ではキリッと、プライベートではチャラくてだるんだるんの若様と。 若様をお守りする、年中無休極寒ハンサム。護衛の北里と。 年中だるんだるんのお間抜けシロタ姫の。 ハートフルラブコメディー(のつもり) 一話完結で走り抜けたい(願望) 気が向いたら書く(ガス抜き)
クトゥルフ神話の歴史(超はしょったやつ(作:西端統宏)
クトゥルフ神話は面白そうだけどもう一つよくわからない、ラヴクラフトとかダーレスって誰なの、みたいなところを簡単に押さえる用にまとめてみました。事実誤認等があればツッコミ歓迎です。「この人をもっとクローズアップせよ」については、ご自分で挑戦される方がよいかと。
江口(作:kiri)
能 江口から 謡と舞踊を元にしています。
技術チートとか無理に決まってるだろ!(作:ダダ)
とある技術チートを目指そうとした転生者の話。 ※作者がいろんな作品を読んで思ったことを適当に書いただけ というか技術チートもの書こうと思っていろいろ調べてたら古代ローマがチートすぎて設定が崩壊したからその愚痴。 古代ローマまじやばい……なんで蒸気機関存在するんだよ……
破邪粉像 (作:つぶらやこーら)
平安時代。 とある貴族の家が、待望の第一子を産んだ。誕生を記念し、魔よけの弦打ちの儀式が行われる。 この家では、独自の執り行い方があった。今回はその中でも、あまりよろしくない状態であることが分かり……。
はなのいろ~番外壱『真夏の夜の遊女達』(作:デイジー)
『はなのいろ』番外編。第一回は、女郎たちの怪談話です。 いつもはクールな彼女たちの怖がる姿を先輩女郎たちとお楽しみください。
落陽の皇子(作:白藤宵霞)
新しい都に行っても、ずっと一緒よ・・・・・・謀反の疑いで捕らえられた有間皇子は、紀伊への護送中、ある少女との日々を回想する。(※この作品は、旧合同サイト『花信風』で掲載したものを一部改訂したものです)
奈良時代の坂上氏の興隆について、考察という名の妄想。(作:賀茂史女)
坂上田村麻呂を輩出した坂上氏は東漢氏の一氏族です。 坂上氏が奈良時代に中央官人として興隆した一因は、平城遷都との関わりではないかと考えてみました。
有りて知る(作:七瀬美緒)
遥か昔。とある国に、双子の姫がおりました。 不幸を感じると、その不幸を感じさせた者に不幸を与えてしまう力を持つ姉姫。 幸せを感じると、その幸せを感じさせた者に幸せを与える力を持つ妹姫。 その力の所為で、姉姫には人が寄り付きませんでした。 ひとりな姉姫は知りませんでした。 自分の住んでいる国が戦にさらされ、負けた事を。 人質として敵国に差し出された事を。 何も分からない。そんな中出会った敵国の若殿。 自分の力の事を知っても受け入れてくれる若殿。 少しずつ認めてくれるその>>続きをよむ
世界初の空母~数奇な運命~(作:仲村千夏)
時代の最先端として生まれた軍艦。その経歴は幸運であったのか?
もし21世紀の歴史好きが明智光秀に転生した場合、どう生きるべきか。(作:雪野宮竜胆)
 21世紀に生きていた歴史好きの男性がもし明智光秀に転生したら?  そして、織田信長を殺さなければ歴史が変わってしまうことを知っていたら?    ……というのを思いついたので書いてみました。
トマト害伝 (作:つぶらやこーら)
江戸時代。 日本に伝わって来たトマトは、その血を思わせる真っ赤な姿と、独特の青臭さから、観賞用植物としての扱いを受けていた。 しかし、蓼食う虫も好き好き。 トマトに魅入られた天涯孤独の青年は、どうにか食用トマトを作るべく、研究を始めるのだが……。
錯過(すれちがい)(作:吾妻栄子)
没落した名家の令嬢に告げられた、突然の婚約破棄。 *他サイトとの重複投稿です。
かの戦艦は満ち足りているか(作:北国月光)
第二次世界大戦を生き延びた長門は、新生日本海軍の一員として、朝鮮戦争に参加する
白亜の恐竜が好きな物(作:イトウ ライメイ)
まだ恐竜がいた時代。 捕った魚を喰うのが楽しみな、ヒレのついた恐竜がいた。その恐竜はいつも一匹だった。 ある日、その恐竜の元に、一匹、子供の恐竜が迷い込む。 これは、その恐竜が、その子供と、共に食事をとるお話。
残された掛軸(作:なみさや)
父の一年祭の日、容真は一幅の掛軸を見つめる。 残された母の、父の思いを探して。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 本編『foundation』の補足的短編です。
牛に引かれて泰山参り(作:宗谷 圭)
西暦にして26年。 漢王朝を復興させた、後漢初代皇帝の光武帝・劉秀。 ある日、彼が突然「泰山に行く」などと言い出し、臣下で学友でもある朱祐は……。 自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。 ※その場のノリでカタカナ語を使っている事があります。
戦国オヤジ飯!明石ジュストの大坂の陣中天下台所 (作:桃原一太郎)
時は戦国時代―― 明石全登(ジュスト)は、大坂の陣の決戦を前に、突如として「究極の戦メシ」の追求に挑んだのであった――
藤吉郎の京(作:なのあら)
京洛図屏風―義藤の京、藤吉郎の京 ※時代考証は甘々で、史実と異なる部分があります。 史実に基づく歴史小説ではありません。史実に着想を得た時代小説です。 言葉遣いは、まったく現代のものです。 なんでこんな現代語が混じっているの?はご容赦ください。 転生はありません。
どうでしょう(作:工場長)
源義経の忠実な家臣である佐藤忠信の最期とそれを聞いたある男の話。
二人の陰陽師(作:美海桃)
在野の陰陽師である少年・穂高は運命に導かれるように安倍晴明と出会う。
スパルタ人カリロス(アミュクライ在住・31歳)の一日(作:キュノスーラ)
 スパルタ人男性カリロス(アミュクライ在住・31歳)が過ごした、なにげない1日の様子。 (小説家になろうユーザー自主企画『夏のいけおぢ祭り』に参加するために書き下ろしたものです)
肉に喰らいつけ! バーガーとの戦い(作:大野 錦)
 時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たす時、つかの間、彼は自分勝手になり自由になる。  誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。  この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言え…ってストーップ!  クレーム来ちゃいます。  要するに、こんな感じのお話です。  「秋の歴史」を盛り上げるために「自分勝手になり自由」に二作を書きました。  あともう一作は来週の今の時間に予約投稿済みです。
矛盾・ジ・アンサー(作:アンデッド)
時は春秋戦国時代、楚の国での出来事。楚軍に属する一人の勇士が、麒麟堂という武具店に立ち寄る。 唸れ最強の矛、阻め無敵の盾。稀代の相剋に刮目せよ! 古代中国伝説の“答え”が今ここに誕生する――。 ※他サイトに掲載した作品の完全版です。
イラン(ペルシャ)略史:イスラム革命まで(作:板堂研究所(Bando Research Corporation))
最近、米国との間で火花を散らすイランには、紀元前に遡る歴史の重圧が加わっている様な気がしてなりません。浅学を認識しながらも、一歩前進を目指し、敢えて掲載する次第です。
サンタ・クロースの伝説――神のお恵みがありますように――(作:Edy)
セント・ニコラウス。西暦270に産まれ、数々の奇跡を起こしたという聖人。サンタ・クロースのモデルと言われています。 彼の起こした奇跡、知りたくありませんか? 少し脚色してます
アインシュタインは人気者(作:百(難しい童話))
1921年4月3日。マンハッタンの最南端、バッテリーにある港で新聞記者のダニエルは間もなく汽船に乗って到着するはずのアルベルト・アインシュタインを、やや斜に構えた態度で待ち構えていた……
先生に恩を返すつもりだった反省はしている。(作:ダダ)
僕達の村には不思議な先生がいた。 自分が前に書いた『技術チートとか無理に決まってるだろ!』の続き、というか別視点。 前作見なくても大体はわかるように書いたつもり。 読んだほうが面白いかもしれない(露骨なステマ)
孫子の兵法の基礎(作:公月健詞)
孫子の兵法の基礎の基礎を解説する。
――朱霊の考察――(作:羅貫厨)
朱霊の個人的考察です。
美久の刃(作:黒輝 沖)
伊賀の「くの一」美久を見守る、恋慕の眼差し
ナポレオンがでてくるマッチ売りの少女(作:長靴熊毛帽子)
マッチを売る貧しい少女。彼女が寒さに耐えきれずマッチに火をつけると、そこにはナポレオンが現れて……
りょう成敗(作:ドラゾンビ)
江戸時代、農民は大根を買いに町に出かけるが、小指を売っている不気味な店を見つける。 面倒に巻き込まれないよう大根を買ってすぐ帰ろうとするも、商人は小指に興味を注ごうとする。 小指に興味がない農民に対しての堪忍袋の緒が切れ、金づちを思い切り突き付けてくるという思わぬ展開に。 農民がどうやって商人の理不尽から逃れられることができるのだろうか。
赤い空(作:ありや じゅん)
長篠の合戦の真田兄弟の最期。
帝国陸海軍二式戦闘機(作:山口多聞)
帝国陸海軍二式戦闘機。その正体は!?
深層web都市伝説『passport are us』白い未亡人(作:かわちょい紙文)
深層webにまつわる話 「passport are us」 白い未亡人 ニコニコ、youtubeで朗読しています http://www.nicovideo.jp/mylist/60151062 https://www.youtube.com/playlist?list=PLcXvih00sttwLgLUIhTmUpnweuHYshU
陸上の金魚(作:榎木津 穂積)
 花街に暮らす遊女、桜花の忘れられない初恋の人。  ある日、初恋の人に似た近藤がやって来て動く心…  月の妖気に誘われた桜花のとった行動は…
古代遺跡調査報告書(作:sordmany)
 タランティーノは案に困っていた。ドリーム社の企画案の発表日が迫っているのだった。彼は、先祖の著書を手に取り、席について読み始めた。
飛花落葉(作:うめ)
江戸時代からタイムスリップしてきた少年と平成の時代を生きる少女の儚い恋の物語。
恋愛株式会社 上(作:エンジェル)
私はさえない高校2年生でも あの日から いろいろ変わった
終末のロボット(3)(作:今日の空)
誰にも知られていない、空白の二日間。 不登校で引きこもりの少女は、 未来に呼ばれた。 そこで出合った最後のロボットから得た 座右之銘とは_ この話は、 『終末ロボット』シリーズと関連しています。 もしよろしければ、そちらもお読み下さい。
泡沫の人柱~English ver.~(作:水雫月 胡蝶)
「泡沫の人柱」の英語版です。 "I will never forget you." A young man who himself became a pillar of his lover, who was supposed to be a pillar. What did the girl think then? ちゃんとできているかは分かりませんが、頑張ってみました。
天へと贈る手紙(作:千子)
町の代筆屋として片隅にひっそりと店を構える私の元に女性が天にいる、亡くなった恋人へ贈る恋文を書いてほしいと依頼してきた。 そしてその晩から不可思議な夢を見るようになった。
ミカド殺しの言い分と記憶(三十と一夜の短篇第69回)(作:実茂 譲)
第三十二代天皇崇峻天皇を殺した東漢駒の叫び。 第二十代天皇安康天皇を殺した眉輪王の記憶とささやかな善意。 天皇殺しは何を語るのか。
自衛隊 南樺太防衛戦(作:茶太郎)
架空戦記創作大会2019春参加作品です。 ソ連軍の侵攻を自衛隊が迎え撃つストーリーです。
司馬仲達は生き残りたい(作:巻神様の下僕)
司馬仲達は三國志後期の人物である。 孔明の良きライバルとして登場し、魏王朝でクーデターを起こし権力を手に入れた人物。 しかし、彼の本性を知る者は誰もいない。 本人を除けば……
クソ妹ブームときいて ~ 姉(大和)は妹(武蔵)に連合艦隊旗艦の座を奪われました(作:もろこし)
「ねぇ、大和お姉さまー。連合艦隊の旗艦を代わってくれないかなー」 昔から我儘ばかり言う妹(武蔵)が、とうとう私(大和)から連合艦隊旗艦の座まで奪っていった。 でも私は妹を憎みきれない。たった一人の家族なのだから。そして妹も実は姉を愛していた。そんなお話。 世間ではクソ妹ブームが来ているらしいので、架空戦記しか書かない作者が発作的にブームに乗っかってみました。
酔わぬ男と妖狐の一夜(作:宗谷 圭)
夜の屋内で、一人酒を飲む男。 その傍らに、一人の美女がやってきた。 美女の正体は、これまでにいくつもの国を滅ぼす原因となってきた九尾の妖狐だった。
王妃のお人形(作:三咲)
わたくしには素敵なお友達がいるわ。彼女の名前はマリーアントワネット。オーストリア皇女として生まれフランス王妃として生きたの。  マリーはわたくしにいつも優しくしてくれる。フランス人形のわたくしにも。
だいもんざき(作:中仙堂)
いにしえの若者たちにあったであろう思い
なんちゃって神話学 ~神と魔王~(作:安藤ナツ)
命は単純な数字では計算することができない。 そんな当たり前のことを忘れてしまった神にも英雄にもなれなかった男の話。
桶狭間(作:樋口橙華)
九州大学文藝部、2021年度学祭号の作品です。当作品はカクヨム様にも掲載しております。
遺言(作:ぜぜゆうた)
豊臣秀吉の最後の際の歴史小説。
【最後のメッセージ】あなたは大丈夫?この世に残す最後のメッセージとは?(作:コロン)
同じ学生アパートの隣りの部屋に住む遠藤メイからメッセージをもらい、部屋を訪ねた高橋カンナが見たのは、キッチンに倒れ頭部が真っ赤に染まった遠藤メイの変わり果てた姿であった。 「きゃああああーーーー!誰か、誰か警察を呼んでくださいっ!」  まだ夜が明けきらぬ早朝、アパートに悲鳴が響き渡った。 そしてこの後、現場に警察が到着するまで20分の空白の時間があった。
生き恥(作:一齣其日)
男は生き恥を晒して、なにを目指すか。 石田三成、最期の刻。
大場陽炎(作:MTボッククリ)
 とある時代の今には名も伝わらぬ村長が、とある時代の旅人を見続けた話。
もしもの世界「漢の復権」(作:トランペッター)
もしもの世界シリーズ第三弾。 歴史のタブー、「IF」。しかしそれは誰もが考える。考えてしまう。この物語は三国志のそんな「IF」で紡ぐ物語。しかしこれは実際にあったかもしれない物語でもあるかもしれない。 「ハーメルン」にてマルチ投稿中
父親(作:かのこ)
以前サイトで連載していたものの再投稿です。 古代ローマもの。 ユルス・アントニウスの生い立ち。
アメリカ軍対怪獣戦艦ナガト(作:あきらたろう)
架空戦記創作大会2017秋 参加作品です。お題1です。
欲深い俺が歴史戦略ゲームの世界に迷い込んだ(作:MTボッククリ)
 よくある歴史トリップものです。
昭和60年、自販機の前で(作:泰山)
あれは昭和60年の夏のことだった。 僕はお気に入りのキンニクメンの消しゴムと共にお遣いに出かけていた。 その途中の自販機の受け取り口に置いてあったのはキンキンに冷えたオレナミンCの瓶。 僕が手を伸ばそうとしたその時……駆け寄ってきたのは一匹の白い犬だった。 ※ この作品は「カクヨム」にも掲載しております。
光のない戦場(作:asaghi)
時は戦国時代。天下取りの野望に、誰もが戦場を疾駆した。 今、阿鼻叫喚の時代に、覇を唱えんとした男が見たものは。
異説 かぐや姫の物語(作:高月水都)
 誰もが知っている輝夜姫。その輝夜姫の知られてない罪のお話――。
忘れじの(作:士口 継)
 お天道様のお言葉によれば、山にそれはそれは美しい娘がいるそうなのでございます。樒の根元に坐ったまま、宙を見つめる娘が。きっと、誰かを待っているのでしょう、とお天道様は仰いましたが、私はどうもその娘が不気味に見えてなりません。
薩長同盟の夜(作:なおくん)
薩長同盟締結前夜、眠れぬ夜を過ごす龍馬は2通の手紙を書いている。その手紙から読み取れる龍馬の心境を推理してみました。
Históric (作:Ricardo, 主道 学, Maiko)
ケンという少年がタイムスリップしてしまい 2023 年、キリスト・イエスの生誕の日に誓う。
「庶長子。」(作:猫SR)
他の場所にも載せています。
おまえのせいだ。(作:鬼神丸)
とある流派の宗家就任式の日。 次期宗家にある手紙が届いた。 それはかつて家から逃げ出した兄からの手紙。
AIで書いた小説が何処へ行くのか検証してみた件(作:Chicken hed)
AIのべりすとに「昔昔」で始まる昔話定番の始まりを書き込んで小説が何処へ向かうのか検証してみました。
シェイクスピア幻想記(作:まらいマサイ)
これはシェイクスピア、逃亡、メガネのキーワードを設定し書いたもの、いわゆる3題話です。後期シェイクスピアが主人公です。個人史をもとにしていますが相当アレンジしているので注意してください。
月と十字(作:武内ゆり)
 我らがリチャード王が今回の十字軍に参加する。  その話を耳にしたロジャーは騎士として従軍を決意する。イェルサレム解放を固く胸に抱き、ロジャーはオリエントの地で戦う。しかしある日森の中で迷い、そこでサラセン人の女に一目惚れする。
天露の関所 (作:つぶらやこーら)
母親の地元に「からから橋」という橋がある。分類上の言葉らしく、何本も存在しているんだ。 江戸時代、その橋のたもとには、小さな関所が設けられていたという。 なんでも、往来を制限しなくてはいけない時があるのだとか……。
縁(えにし)(作:鹿島三塁手)
ある子どもと、僧の二人語です。
E.G.O国物語~華やかな勝利の誓いと新たな戦乱の序章~(作:ハテナ・ディン)
EGO国。建国して間もないこの国だが強大な軍事力であのソウル帝国とも肩を張れる実力国、その国王であるシルバ・ハルミはどんな人物だったのだろうか?今日はその最初の歴史を少しばかり覗いてみようと思う。 EGO国シリーズ第二弾です!
狩人と少年(作:島津祥光)
ある狩人がいた。 彼は獲物を狙い、待ち受ける。 彼にとってその獲物は狩らねばならない存在。 その前に一人の少年が現れる。 果たして狩人は獲物を狙い続けるのか、それとも────。
異聞 第一次ソロモン海戦(作:山口多聞)
 1942年8月8日に発生した第一次ソロモン海戦。史実では大勝利をしつつも画竜点睛を欠く結果に終わったこの海戦に、とある艦が参戦したことによるIF戦記。
転生旗本退屈日記(作:ソルト)
気がついたら江戸時代の貧乏旗本の嫡男に転生してた。 それじゃあ平凡な旗本ライフを楽しみにしますかね。 と思ったこともあったけどどうやら許してはもらえない雰囲気。 元々は連載用に考えた物です。今書いているのが終わったら連載にする予定。
ラスト・シャーマン番外編「狗奴の王」(作:長緒 鬼無里)
王となった男鹿と、彼の妃になった壹与との狗奴国での生活の様子です。 一年以上前に書いていましたが、男鹿のイメージが崩れそうでお蔵入りにしていた作品です。 ※こちらは「ラスト・シャーマン」の番外編です。 本伝をお読みいただいてからの方が、内容をご理解いただけやすいかと思います。 外伝「花蓮〜ファーレン〜」を先に読まれるか、後に読まれるかはお任せいたしますが、いずれかによって印象が変わるかもしれません。
佐吉のうた(作:檸檬 絵郎)
天正十九年(1591)十一月。 豊臣秀吉の政権のもとで奔走する吏僚 石田三成 と、その妻のひとときを描いた歴史・恋愛小説。 アンリさま主催の恋企画「キスで結ぶ冬の恋」参加作品です。
粛慎(作:小城)
 粛慎(みしはせ)とは、辺境の民に対する中央政権の呼び名である。紀元7世紀、大君の命により、蝦夷討伐に向かった阿倍比羅夫は、遠征先で粛慎なる者に出会う。
転生者たちのから騒ぎ(作:わかやまみかん)
半平太として戦国時代に転生した「僕」は織田家と一員として生きていく。ここには何人の転生者がいるのか。そして無事に桶狭間を乗り越えることができるのか 
ワーテルロー(作:江頭道糞)
ワーテルロー、重なり合う運命
ワカラヌモノ(作:SUGISHITA Shinya)
時は江戸。山間の小藩にワカラヌモノが出現。全てを蹂躙し駆け抜ける。
もののけもよう 其のニ――業物師――(作:嵯峨 卯近)
投稿用小説の世界観をリンクさせ、短編として書いてみました。 この世界での業物は、どうやって造られるのかが、テーマです。
帝国海軍警備艇(作:山口多聞)
帝国海軍が建造した警備艇の地味ながら輝く物語。
おやすみなさい(作:猫田ひなぴよ)
引き取られた姉妹。彼女には、彼女しかいなかったのに。
(作:白遠)
あるお坊様を家に招いた男の語る話
1864年1月31日(作:小田中 慎)
映画1864(コールド・アンド・ファイヤー)を観て。 現在改稿中の「プロシア参謀本部~モルトケの功罪」の「つなぎ」として。
首のない鶏トム(実話を元に作成)(作:エフェ)
アメリカで過去にあった出来事(逸話)を元にして作成してます。
天皇制とは日本国の究極の最後の安全装置である(作:夢見童子  魔秋)
天皇制とは日本国の究極の最後の安全装置である
速きの世界 (作:つぶらやこーら)
南蛮渡来の鉄砲は、非常な金食い虫だった。 とある国の殿様はその費用を少しでも抑えるべく、発射した鉛玉の回収を、ある生き物に任せ……
【短編】「母殺しの仕儀」(作:糺ノ杜 胡瓜堂)
 【アルファポリスより転載】  江戸時代、下級武士の出身から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  その「巻之二」に掲載されているお話「異変に臨み熟計の事」を原話として、翻案したものです。  小身の旗本、森島金之助は、ある夜屋敷の中で物音がするのに気づく。  盗賊かと思った金之助は襖から飛び出してきた二つの影を一刀のもとに斬り倒すが、その一人は自分の母親だった・・・  四千字程度>>続きをよむ
信じた手紙は花の香り(作:加藤ゆたか)
ある夜、俺は人を斬った。 愛しい許婚からの手紙にそうしてほしいと書いてあったからだ。 そして一月後、俺は報告を書いた手紙を届けてもらうため、薬売りのお夏の来訪を待っていた。
【IF】もしもスターリンがあと10年生きていたら(作:希納嬣)
1953年に亡くなったソヴィエト聯合のヨシフ・スターリン議長。もしも彼があと10年生きていたら……?
藤花の星(作:掃部 米兵衛)
関ヶ原で大敗した西軍。奇妙な病を抱えながらも友の為に参陣し敗軍の将となった大谷吉継は、負け戦を前に初めて三成と話した日のことを思い出していた
天皇機関説と皇統問題(作:有坂総一郎)
昨今の皇嗣問題が余りに酷く根拠薄弱である。
嘘吐き(作:不動 啓人)
徳川か武田か、思い悩む小笠原長忠に月若の言葉が決断を促す。 ※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
「ゴールデン・カムイ」は実話だった。北海道アイヌ埋蔵金伝説。コシャマインの埋蔵金、シャクシャインの埋蔵金(増補・改訂版)(作:観不思議境 秋風人)
「ゴールデン・カムイ」は実話だった。北海道アイヌ埋蔵金伝説。コシャマインの埋蔵金、シャクシャインの埋蔵金(増補・改訂版)
明治元年 日本を揺るがすテロリズムの端っこに巻き込まれちゃった?(作:塩谷 文庫歌)
国家転覆を目論むテロリスト共が偽造書類を手に捏造御旗をひけらかし遠路遥々北上だ、海外の武器商人から密貿易した新式銃をパンパン撃ってくる。 まったく…いい気なもんだよ。 こっちは国産ゲベール銃、つまり滑腔式先込め銃のコピー品だ、どっちにしてもお互い陣地に引っ込んで距離が離れてちゃあ無駄弾だ…つまらねぇ、チャンバラしてぇなぁ。 そこに1人のチートキャラが紛れ込んでて、こっちの機嫌をうかがってたんだ。
直立二足歩行をしている生物は人間だけ(作:行世長旅)
人類が選んだ進化の影響
岩長姫の話(作:十八 十二)
大山津見の娘、岩長姫のもとに妹の木花之佐久夜姫がやって来た。 佐久夜は天孫ニニギに一目惚れされ結婚を申し込まれたという。 しかし、どういう訳か岩長姫も嫁ぐように言われたのだが……。 この物語は古事記にあるニニギの結婚の話を岩長姫視点で書いたものです。 ブスな神として登場する岩長姫ですが、本当にブスなのか? 超絶美人な妹がいるのに? という疑問から産まれた物語です。 あくまで作者個人の岩長姫像であります。
誰彼(作:尚文産商堂)
牧田紗矢乃さん主催の第四回・文章×絵企画の参加作品です。 牛車で帰り道、逢魔が時となった。私はそこで相方に聞き、近くの家へと休むこととした。
天下の一大事(作:真魚)
大阪夏の陣ののち、江戸に戻った千姫の話です
コルティジャーナ  ー アマリッリの取り調べ ー(作:前田エマ)
高級娼婦アマリッリは、裁判の為、元老院に連れて来られました。 騎士ロザリオの居場所を言えと、拷問に掛けられそうになりますが、彼女は知りません。 絶体絶命の危機を、アマリッリは自らの愛と誇りをかけて、証言します。 果たして、彼女は有罪か、無罪か。 17~18世紀のイタリア、ヴェネツィアを舞台にしています。 時代考証は、大体合っていると思いますが、おかしな所がありましたら、ご容赦下さい。
国を追われた聖女は、本当にただの人でした(作:九四山井耐排夢)
国の内部改革によって、聖女の位が廃止された。三年後、その国は重工業の発展が目覚ましかったが、内外に数多くの問題を抱えていた。王子は起死回生の手段として、隣国に渡った聖女を連れ戻そうとするのだが……。
三木の籠城(作:小城)
 播磨三木城は、羽柴秀吉の軍勢に包囲されていた。城主、別所長治の叔父、吉親は、この籠城を長治に説いた人物であった。しかし、城は、孤立し、補給も耐え、城内には、飢餓が起こり、地獄絵図のようになった。長治は、城兵の助命に、切腹を受け入れようとしていた。そんな中、吉親は、どこかで見つけた骨の破片を、毎日、同じ場所で、しゃぶっていた。
コメダコーヒーの歴史(作:流民)
全国に広がりつつあるコメダコーヒーの歴史です。 意外に古くから有ることに驚かされます。
ラバウル航空戦(作:田端)
1943年、物量に圧倒される最強の零戦隊、ラバウル航空隊の戦いを描いた本当にあったかもしれない話
ジェルボアーズ・ブルーの黒い雨に消ゆ(作:2328_syuteos_2327)
サハラ砂漠で複数回実施された核実験の話です。 二種類の巨人が登場します。
고슴도치(作:타라이 모토히라)
입장이 다르는 두 사람의 회화.
とある小国の王(作:トランペッター)
これはとある半島の誰よりも鮮烈に生きた王の物語。彼に仕える騎士の葛藤はこの国にどのような影響を与えるのか…。
名無し弁士の神語り(作:柳原史弥)
死後、神となった英雄たち。 そんな彼らが繰り広げるドラマの一部始終を、名無し弁士が語る!
聖女と呼ばれた少女(作:桃吉時雨)
ただ、「神様に祈った」少女の話。 神様が、いつもこちらの気持ちを汲んでくれるとは限らない。 人も、こちらの気持ちを汲んでくれるとは限らない。 そんなお話。
わかりやすい現代語訳シリーズ その2 「平家物語」より「木曽の最期」の部分(作:マボロショ)
「平家物語」の中でも、高校の教科書にもよく採用される部分として、「木曽の最期」がある。 そこを現代語訳してみた。
陸攻乙女のギンバイ戦記(試し読み版)(作:矢舷陸宏)
『陸攻乙女のギンバイ戦記』の試し読み用です。 前日談のような内容になります。 本編→https://ncode.syosetu.com/n2832fj/ カクヨム版→https://kakuyomu.jp/works/1177354054888654374
オーイタ抄史(作:鱈井 元衡)
オーイタ国(2291-2511)の簡潔な歴史。
反撃能力とか敵基地攻撃だとか、まるでスマホ時代に固定電話の常識で論じてやがるようにしか見えない(作:高鉢 健太 )
反撃能力だとか敵基地攻撃能力だとか、ちょっとやってる事がバカらしくないか?
亡霊の騎兵隊(作:take)
「亡霊の騎兵隊」と呼ばれる部隊を率いたユーリ・スペクタルの生涯
グレートランド共和国の大統領(作:三隅治親)
1997年、太平洋の小国グレートランド共和国の大統領が死去し、息子が後継者となった。老衰によると思われた大統領の死であったが、そこにはある隠された秘密があったのだった。
繭の中~司馬徽の死~(作:胡姫)
創作三国志。水鏡先生こと司馬徽の死をめぐる妄想小説です。三国志に諸葛亮の友人として登場しながら仕官したというはっきりした記録のない崔州平は、諸葛亮たちが居なくなった後も水鏡先生のもとに残り続けたのではないか…。
超宗教編(日本における宗教史)付録(作:Mako)
超宗教編(日本における宗教史)の補足です。
向かい泡 (作:つぶらやこーら)
江戸時代のこと。「玉屋ぁー、玉屋ぁー」と声を張り上げて、シャボン玉売りがやってくる。 彼が葦の茎の先っちょにシャボンの液をつけ、反対側から息を吹くと五色をにじませるシャボン玉が中空に飛んでいく。 周りの子供たちも「わっ」と声をあげて、我先にとシャボン玉を膨らませはじめた……。
月夜の手紙(作:ラジオネーム@早寝早起き)
時は南北朝時代。命果てるまで主人を裏切らず人生を全うした楠木兄弟。享年、正行25歳。正時21歳。
禽滑釐列傳(作:そらが)
紀元前四世紀頃の墨家の動向は判らないので、紀元前五世紀で妥協したもの。
無骨だんご(作:さとみ@文具Girl)
秋季限定の投稿企画「秋の歴史」で、今回のテーマが「食事」ということで、書いてみました! 江戸時代が好きな私の、小さくて甘いお話です。
府内館の聖域 (作:つぶらやこーら)
むかしむかし。 とある豪族の一族が住まう、府内館という館があった。 その庭には一本の大樹が植えられていたそうだ。 1000年以上の樹齢を持つそれには、いわくがあるらしく……。
三河1563(作:銅大)
永禄6年(1563年)。三年前の桶狭間における義元の敗死により、三河の今川の支配は崩れた。権力は、空白を許さない。ただちに松平元康が権力を握り、三河を支配する。だが、三河の物流は本願寺教団が握ったままだった。
さちや その2(作:赤堀 まゆ)
忍びの血を引く日本人傭兵の娘「さちや」のアユタヤを舞台にした青春活劇
逃げて候(作:井戸正善/ido)
臆病者の逃げ足は、活かせばそれは大変な武器だった。 幕末の志士に混じって逃げに逃げた男の話。
公家将(作:敷知遠江守)
南北朝の争乱に活躍した、十代の若き公家がいました。 名は北畠顕家。 東北を鎮守する役割を担った若き公家は、東北の国人を率いて、南朝の将として、鎌倉を攻め落とし、北朝の軍を、次々に撃破していきました。 ですが、そんな日の本一の兵も、疲労には勝てず、徐々に数を減らし、大阪湾で若き命を散らすことになってしまいました。 その最後の戦いとなった「石津の戦い」を、物語調に記載してみました。 ※史実とは異なる部分は多々あると思いますが、物語としてお楽しみいただけたら幸いです。
猛禽捕猿図  (もうきんほえんず) その意匠図の秘密とは?  生死は日常茶飯事。この世は武力が支配する。付録 野ざらし図について(作:万出之公路 銀秋)
猛禽捕猿図  (もうきんほえんず) その意匠図の秘密とは?  生死は日常茶飯事。この世は武力が支配する。付録 野ざらし図について
刺し入れの医 (作:つぶらやこーら)
江戸時代末期。 外国から伝わる医術の中には、注射器を用いるものも存在した。 日本の医師たちは大枚をはたいて購入すると、それを有効に用いる方法を探し、模索を開始したという。 とある町医者も、注射器を買ったひとりだった。 身の回りで流行する奇病。その実態を追うために。
いつまでも一緒に(作:あやねいおり)
両親を失った子供を引き取り育てるお話
碧い特急列車の旅(作:たんぜべ  なた。)
半世紀前、一世を風靡した「ブルートレイン」の旅情を近未来風にアレンジしてみました。 ブルートレインは時代の波に吞まれて消えるまで、いろいろな変遷を辿っています。 懐古厨かもしれませんが、みなさんもレトロに浸ってみては、いかがでしょう。
スルタン未だ没せず(作:平井敦史)
西暦1249年。聖地エルサレム奪還を目指すフランス王ルイ九世は、その障害となるアイユーブ朝を叩くべく、エジプトに侵攻。 しかし、迎え撃つアイユーブ朝では、スルタン・アル=サーリフが病に倒れた。 残されたスルタン妃・真珠の木(シャジャル・アッ=ドゥッル)は、スルタンの死を隠し通すことが出来るのか? 彼女の孤独な戦いが始まる――。 拙作『フリードリヒ二世の手紙』のスピンオフで、女王様シリーズ第六弾です。 ※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「秘密」向けに書き下ろしたものの転>>続きをよむ
その一撃に想いを込めて(作:遥 彼方)
その一振りにのせる想いは、何にも負けない。強ければ強い程、負けない。 そんな勝つ想いを乗せた一撃を嘲笑う、最強の一撃、それがあるのは、歴史上だけかも知れない。
本能寺の変?(作:鯵野なめろう)
もしかしたら本能寺の変はこうであったのではないか
戦場奇譚 鬼火(作:TetraContraChlorine)
通信兵として北支に派遣され現地で終戦を終えた池田氏は現地で不思議な体験をする。
首切り朝兵衛(作:一齣 其日)
首切り家業を続ける男がいた。 その男、今日も仕事故に、首を切る。
豊漁(作:pinkmint)
舞台は江戸時代の紀州。漁師の妻のおときは酒乱の亭主に嫌気がさして髪結いの亭主と深い仲になった。事の次第を知った亭主の宗吉は女房に散々暴力をふるうが、両隣の老婆が助け舟を出して…… 一気に読める短編です。
富田夫妻(作:小城)
戦国武将、富田信高夫妻の話。
少年玩具(作:音澄 奏)
トランシルヴァニア太守ヤンク公はワラキア公ダン二世の訴えを、げんなりとしながら聞いていた。その時、謁見の間の扉が開き、一人の少年が姿を現す―。
辻斬りあやし(作:伊燈秋良)
辻斬りが横行する城下町。下級武士の坂堂宗兵衛が目にしたものとは――。
無力の碑(作:KeiTa)
男は語った。 目の前の、無力の碑の逸話を。
橋渡し (作:つぶらやこーら)
かつて、住民の避難経路として、多く作られた橋。 しかし、財政が悪化した今となっては、まともな維持管理が成されず、廃橋もやむなしという状況に。 どうにか自分たちが費用を負担することで維持を取り付けた町方だが、 資金は容易に集まらない……。
先王からの手紙(作:和重)
嘘だ。また嘘をついてやがる。
傀儡の闇(作:小城)
大坂夏の陣で千姫の救出したという坂崎出羽守直盛の話。
杜都の民は黒山羊を崇拝する(作:清彦)
杜の都・宮城県仙台市。 古の時代、そこには森に棲む黒山羊を崇拝する村が存在していた。 人々は豊穣を司る黒山羊の加護によって豊かに平穏に暮らしていた。 黒山羊崇拝が廃れた時代、仙台藩初代当主・伊達政宗が動き出す。 なぜ、宮城は宮城と呼ばれ、仙台は仙台と呼ばれるようになったのか。 なぜ、草原だった仙台の地が杜の都と呼ばれるようになったのか。 この物語はその謎を解き明かしていく話である(捏造です)。 ※この作品はフィクションです。実在の人物、地名、団体などとは一切関係がございま>>続きをよむ
讒言者(作:小城)
 慶長の始め、堺の南蛮寺に一人の老いた武士が懺悔を請いに訪れた。
マンモス殺しの英雄と無名の石割り職人(作:たなか)
「マンモスキラーだ!! マンモスキラーのユカラが帰って来たぞ!」  英雄の帰還に湧き上がる部族の人間達。今回は鹿狩りで捕えた獲物も一匹だけだというのにユカラ本人も鷹揚として彼らの声援に応えている。そんな姿を横目で見ながら、生まれつき右足が不自由で狩りに同行できない俺は、黙々と石割りの作業を続けている。マンモスに突き刺すためのヤリ先ではなく、あいつに教わった収穫道具を作るために。
危険生物『Demon』(作:神来社パック)
ある小さな島を襲った悲劇の物語。
北海道人民共和国人民陸軍の97式中戦車(作:あきらたろう)
架空戦記2020春 参加作品です。 お題2の97式中戦車をテーマとした架空戦記です。
ロンメルとモントゴメリー、独英二人の将軍が乗った、エルアラメインで戦った97式中戦車改造自走砲の覚書(作:山家)
 英国のボービントン博物館に保存されている97式中戦車改造自走砲.  この戦車は、ロンメル将軍とモントゴメリー将軍、二人の将軍が乗ったことがある戦車(?)等として著名な戦車である。  何故にこの戦車(?)は、ここに保存されたのか。  その覚書を記そうと思う。
影縛り(作:御田文人)
剣術道場再興の為、とある達人を訪ねた神之助。 そこである秘術を伝授される。
AECBM SCAM or Legitimate Opportunity? Analyzing Investment Programs(作:AECBM SCAM)
AECBM SCAM or Legitimate Opportunity? Analyzing Investment Programs
憧れた放浪者(ニコライ・レスコフによる小説の単略サマリ)(作:ニコライ・レスコフ)
馬を専門とする平民出身のムジーク波乱万丈物語。 ニコライ・レスコフという海外であまり知られていないがチェホフによって「一列に並ぶべき作家」の小説の単略サマリ。
グレートスタート~大いなる旅立ち~(作:平井敦史)
集落一の槍の名手であるクオンドカは、妻のタペリが間男と乳繰り合っているところに遭遇してしまう。 その場から逃げ出したクオンドカは、彼を慕う仲間たちと共に、大いなる旅に出た。まだ見ぬ世界を目指して――。 ※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「スタート」向けに書き下ろしたものの転載です。
三方ヶ原の戦いについて思うところ(作:六三)
元亀3年12月22日におこった、武田軍と徳川軍による三方ヶ原の戦い。 通説では、その時、武田軍は徳川家康が篭る浜松城を素通りし織田領に向かった、という事になっている。 でも、そんなのありえないよね?
この夜の(作:samidare)
鞍馬寺で稚児として暮らす遮那王、のちの源義経と武蔵坊弁慶が五条大橋で出会うおはなしです。 ※他サイト様に以前投稿させていただきました。
中華民国軍の一式戦闘機「隼」(作:あきらたろう)
架空戦記創作大会2020秋 参加作品です。 お題2の一式戦「隼」が日本以外で活躍する架空戦記です。
ビバップの夕暮れ(作:ベンソン)
白人と黒人が人種差別問題で激しくぶつかっていた1940年代のアメリカ。 そこに一人の悩めるジャズバンドリーダーがいた。 彼の名前はビリー・エクスタインことB。 自分たちが編み出した新しい音楽と、白人社会の求める音楽、そのギャップこそ音楽には必要ないものなのではないかと考え始めた彼の目の前に一人の少年が現れる。 褐色のフランク・シナトラと呼ばれたBに少年はどんな影響をもたらしたのか。
架空の作曲家の経歴(作:ぬじゃわきし)
田中 除羅眼忌蘇(タナカ ジョロメキス)をご存知だろうか。彼は偉大な作曲家にも関わらず、その名は知られていない。何故なら架空なのだから。 彼の壮大な架空の経歴を見よ!
満州の少年(作:丸山円子)
むかしむかし 満州というところに移民していた 少年のお話です。 (初心者のため接続詞や文末やいろいろに頭を悩ませながら書きました。へんてこだったら申し訳ないです。勢いで書いたものなので史実と違ったり辻褄が合わないところがあるかもしれません。ご指摘いただけるとありがたいです。)
(架空艦)aiによる推定値(作:はくひん)
aiによる架空艦作成
英雄という名の(作:諫山菜穂子)
源頼光と酒呑童子と紅葉姫の三角関係
恨まれごと(作:一齣 其日)
血煙漂う幕末が終わりを告げ、明治という新たな時代を迎えて数年の月日が経つ。しかして、時代は変われば人が変わるとは必ずしも言えないだろう。 御坂鈴の前に現れた男も、そういう人間の一人であった。 ※シャボン玉キチの正一のスピンオフです
戦国の料理人と味見役の弥助 ~山椒合戦~(作:橋本洋一)
織田家に仕える一介の料理人、栗也はある日織田信長に「南蛮人が満足する山椒を使った料理を考えろ」と言われる。栗也は南蛮人の舌を知っている黒人の弥助と共に難題に取り組む。
長勤の秘訣 (作:つぶらやこーら)
むかしむかし。 とある主家に仕える武士は、実に三代に渡って当主を支え続けた武人だった。 いつまでも若々しい彼だが、家人には彼をよく思わない者もいる。 それは彼の日々の、過ごし方にあったとか……。
茶の湯とは(作:御目越太陽)
 秀吉の参謀、黒田官兵衛孝高はある日秀吉の茶会に招かれた。茶事など武士のたしなみにあらずと考えていた官兵衛は、気の進まないまま秀吉の待つ庵へと足を進める。茶室にて対座した秀吉は官兵衛に茶の湯の良さを説くのだが……。
日本帝国軍需省婦人補助飛行隊の軍服(作:あきらたろう)
架空戦記創作大会2019冬 参加作品です。 お題2の架空の軍服をテーマとした架空戦記です。
ツギハギだらけの音楽隊(作:oz)
はみ出し者たちが大都市「ブレーメン」を目指すことになるまでの物語。 「ブレーメンの音楽隊」を基にした新釈作品になります。
どこまでもあなたと共に(作:Veilchen(悠井すみれ))
身分差を越えて結ばれた夫婦が、ある夜思いを確かめ合う。
股ぶれの極意 (作:つぶらやこーら)
戦国時代のこと。集団戦術や鉄砲が幅を利かせ始めたとはいえ、昔ながらの馬術はまだ現役だった。 鍛錬に励むさむらいたちだったが、その中に奇妙な騎乗をするものがいる。 彼は鞍をはじめとする、あらゆる馬具をつけないのだが……。
中国誤事 人間一事塞翁が馬(作:ナカタサン)
長安の遥か北、胡の国との境界の塞に占い好きの一人の老人が住んでいました。 老人には大切に育ててきた馬とかわいい息子がおり、ごくごく普通の暮らしをしていました。 ある朝息子が飼い葉をやろうと馬小屋を覗くと、繋いでおいた馬が居ません。 慌てた息子は大声でわめきながら寝ている老人を叩き起こしました。
麋夫人の死(作:胡姫)
創作三国志。劉備の夫人である糜夫人が死の直前に見た光景。長坂で曹操軍の攻撃を受けた劉備軍は散り散りに敗走する。糜夫人は趙雲に守られながら劉備の子の阿斗を抱いて逃げるが、途中深傷を負って動けなくなってしまう。そこで趙雲の下した残酷な選択とは…。趙雲が劉備に隠れた思慕を寄せていたという設定です。
丑の刻参り(作:滝坂 拾)
ある町で起こった丑の刻参りの始末を旅帰りのご隠居が語る話。
からくり扉(作:大野 錦)
 からくりが施された怪しげな箪笥。  本当にこのような箪笥があったのでしょうか?
劉備の嫁(作:みらいつりびと)
「策兄様のような方と結婚したい」  孫尚香はそう願いつづけてきた。  江東の小覇王、孫策の妹。  彼は揚州の英雄だった。華麗な容姿を持ち、電光石火の指揮官で、個人的な武勇も秀でていた。  尚香が13歳のときに暗殺された。  彼女が19歳のとき、孫策の後継者であるもうひとりの兄、孫権が縁談を持ってきた。 「劉備殿と結婚してくれないか」と言われて、尚香は驚いた。 「荊州牧の劉備様……。おいくつなんです?」 「50歳だ」  いくらなんでも年寄りすぎる。彼女は絶対に断ろうと決意した>>続きをよむ
血涙・八星射剣(作:筑前筑後)
衛鵬は、絶剣君と呼ばれる凄腕の剣士である。しかし、衛鵬は食堂の娘に惚れ、剣を棄ててしまうのだが――。 筑前が武侠小説を書きたいという出来心から二時間で書いた習作!
おわりの前話(作:今日の空)
何故人は、永遠の命を求めると同時に 自殺をするのだろう? タイムトラベルマシーンの研究者が 語る、終末の前のお話_ これは終末ロボットシリーズの 原点である。
カキフライと義父と戦争と。(作:七海いと)
長いシガレットホルダーでゆっくりタバコを吸う義父。滅多なことでは笑わない、あまのじゃくで気難しい性格。奈良の大仏のような福耳。そんな義父が私はどうにも怖かった。 公式企画『秋の歴史2023』参加作品です。
我がB級グルメ遍歴の思い出  妄想老人B級グルメ回顧譚(作:水土野小路 彩空)
我がB級グルメ遍歴の思い出  妄想老人B級グルメ回顧譚
冷たくて甘い旦那さま〜アイスクリームと新婚夫婦の日常〜(作:地野千塩)
大正時代、元高利貸しの男と結婚した実咲。親戚の家で虐げられていた実咲にとっては、この結婚生活は穏やかで幸せなもののようで……。※秋の歴史2023(テーマ・食事)参加作品。
橋の下(作:沢尻夏芽)
以前書いたものを加筆修正したものです。 ご感想お待ちしております。
エルサレム上空を舞ったカトー隼戦闘機小隊(作:山家)
 今、私の手元には1枚の写真がある。  その写真には、飛行第64戦隊のマークが入った隼戦闘機が、日の丸ではなくイスラエル空軍の証であるダビデの星が記載された状態で撮影されている。  何故にこんな写真があるのか。  この写真を第4次中東戦争の際に入手した父は生涯を通じてその謎を追い求め、それは娘の私にも引き継がれた。  2020年現在、私達父子が調査した結果をここに述べたいと思う。
鎮花祭 (作:季谷 冬桜子)
桜を象徴する村で起きた、とある姉妹の切ない和風ホラーです。
33 雨(作:古緑空白)
少女は一度だけ、父に甘えた。
イスパノスイザ43小銃ースペインの幻の名銃(作:山家)
 ヘミングウェイのスペイン三部作に登場するスペイン製の小銃(突撃銃)、イスパノスイザ43小銃。  1940年代半ばから1950年代のスペイン軍を扱った小説、映画では、ほぼ必ずと言っていいほど、登場してくる名銃である。  実際、銃の専門家の間の評判も悪くない、というよりも、よいものであり、イスラエルがデッドコピーのローマット小銃を量産したことだけでも、その優秀さがうかがわれる銃である。  だが、実際には、スペインで量産こそされたものの、時の独裁者フランコ総統に嫌われ、少数生産>>続きをよむ
決めるべき道(作:田村輝)
 橋本次郎衛門は、赤穂藩に仕官していた。が、浅野長矩が吉良義央に刃傷沙汰をおこし、浅野家が取り潰しとなったため、浪人に戻ってしまった。このとき仲間の藩士たちは主君の仇討ちを主張していた。彼は武芸が不得手であり、同時に親戚から婿養子の話も持ち掛けられていて、仇討ちに参加するか悩んでいた。  実家に帰る途中、鬼神の面をつけた不思議な老人に会い、上等な酒をもらい、相談に乗るという言葉を信じ、自分の悩みをしゃべてしまう。だが、老人は彼を小さい男と笑うばかり。怒った次郎衛門は老人を切ろ>>続きをよむ
ドラゴンクエスト(作:てこ/ひかり)
三題噺お題「朝」「竜」「最初の存在」です。ジャンルは「時代小説」。
18本目の剣(作:中村翔)
蝋燭ではなくアロマキャンドル。 火をつけたらいい匂いのするあれ。
幻の満州国 あるいは石原莞爾の見た蜃気楼 legend of empire  あるいは幻の満州帝国 legend of manchuria empire(作:夢見公路  眠秋)
幻の満州国 あるいは石原莞爾の見た蜃気楼?legend of empire  あるいは幻の満州帝国 legend of manchuria empire
鵺退治(作:月夜野 すみれ)
『平家物語』と『源平盛衰記』から源頼政の鵺退治と菖蒲の前の話を現代語訳しました。 ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも同じものを投稿しています。
月浴びの氷 (作:つぶらやこーら)
明治時代のこと。 函館から東京へ運び込まれた「函館氷」の登場により、これまで一部の人しか食べられなかった高級品、「かき氷」が庶民の身近なところへやってきた。 勢いを増す氷事業。その勝ち馬に乗らんと、続く者がいる。 その手、その足は、不確かな領域にさえも伸びていった。
世界最古で世界初(作:高取和生)
本間玄調は、漢方学も蘭学も習得し故郷へ戻った。ある晩、急患の対応をした玄調は、あまり食中毒原因とならない食材によって罹患した患者のことを後に記す。それこそが、世界最古、世界初のその疾患の記録となるのだ。 本作は、公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。 ※一応史実に基づいていますが、フィクションです。ご承知おきを。
空有善無悪(作:蕃 茉莉)
宮本武蔵の伝書を継いだ家の子に生まれた剣士のショートストーリー。
五文侍(作:史燕)
信濃屋幸兵衛は山南藩城下に住む金貸しである。ある日、だれかに尾行されていることに気づく。仕事柄荒事の可能性を危惧しながら歩く幸兵衛に一人の貧乏牢人が声を掛ける。 「五文お恵みくださいませんか」と
助命嘆願 〜 徳川人情噺 〜(作:檸檬 絵郎)
慶長二十年、大坂夏の陣。―― 落城寸前の大坂城を脱し家康・秀忠の陣へ赴く千姫を中心に、家康、秀忠らの人情を描いたヒューマニスム群像劇。 夫・秀頼とその生母・淀の方の助命を願う千姫と、それに対する家康、秀忠の心情はいかに……
遠来の友(作:胡姫)
創作三国志。魏に仕えたのち引退した晩年の徐庶を、諸葛亮が訪ねてくる話です。いろいろ複雑な思いがあって敵味方に分かれたけれど、友人としての絆はずっとあったのではないかと思いました。
命重ねて (作:つぶらやこーら)
平安時代。 嫁探しに躍起になる、一人の貴公子は、美女の噂を聞きつけては文を贈っていた。結果はなしのつぶて。 評判の女性以外を探そう。競争を避けようと、嫁欲しさに手を広げる貴公子。 やがて、一人の女性から連絡が来た。 しかし、貴公子は彼女の振る舞いに驚きを隠せず……。
『田中隆之』(作:D-ti)
戦時 と 田中 と 決断 と 母。
料理屋ヒペリカム(作:柊 風水)
料理屋ヒペリカムは普段はお客があまり来ないお店だ。だけど亡くなった歴史の人物達が食事に来る。ヒペリカムの花言葉の通りに悲しい気持ちから楽しい気持ちになってあの世に還るのだ。今日のお客様はーー?
アルテミス神殿の炎上(作:sousou)
エフェソスのアルテミス神殿は、ギザのピラミッドに並んで、古代世界の偉大な七建造物の1つに数えられました。その神殿での1日を、神殿の巫女の語りを通して物語として伝えます。
孔明さまのいうとおり!(作:1)
三国志最高の軍師、諸葛孔明が死んだ後辿り着いたのは日本の戦国時代⁉︎ しかもその孔明は双子の妹? 諸葛孔明が戦国に降り立った時何かが起きる? という短編です。 続編はあまり考えていないのでやりっ放しだと考えていただけたら。 かしこ(男ですが)
三国志異聞~無影の男~(作:筑前筑後)
徐州を任された劉備の前に現れた、影の男。 私兵[無影]を率い、謀略を成すその男が抱える過去とは? 三国志を使って紡ぐ歴史ファンタジーSS。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
根を食す (作:つぶらやこーら)
戦国時代のこと。 とある領主の六男坊は、幼い時から寺に預けられ修行をしていたという。 節制を求められる生活の中、どうしても食欲だけは我慢できない。 その彼が住職に相談したところ、とあるものなら食べて構わないと言われたのだが……。
頑固者(作:一齣 其日)
明治になって、廃刀令が出された。もはや刀を必要としない時代に、その男はまだ刀を打ち続ける。そんな生き方しか男は知らないのだから。
小説 『 天下人になろう 』 その裏側で……(作:山田ひさまさ)
小説『天下をとるのは、この俺だっ!』 ~天下人になろう~  この物語は、『歴史カテゴリ交流企画』参加作品、『天下人になろう』を書き上げる、なろう作者の舞台裏を描いた作品です。 作者の側がどんな風に小説を投稿しているのか、舞台裏をご覧下さい。 雰囲気を感じていただき、そして作品を読んでみてください。 皆さんに楽しく読んでいただこうと、みんな頑張っております。 本作は、”交流企画の宣伝”として序章の前に一時的に差し込んだお話しです。 ネタとして、気合いを入れた作品なので>>続きをよむ
国立横浜商船学校(作:カボチャの子)
大砲を撃つ事しかないとある海軍に別組織が生まれたお話。
その男普通につき。(作:小城)
『人斬り鍬次郎』こと、新選組隊士、大石鍬次郎のこと。
真夜中の決戦ーソロモン海海戦(作:芥流水)
ガダルカナル上陸部隊を撃滅せんと、ソロモン諸島中央水道を南下する八艦隊。しかし哨戒艦『ブルー』のレーダーが彼らを捉えていた。
民主主義を嗤う(作:タイプ猿)
書きたいことを書いた練習作
覆水盆に返らず〜水の無いコップ〜(作:杯)
覆水盆に返らずを現代風にアレンジしました
大権の所在(三十と一夜の短篇第68回)(作:惠美子)
 寧楽時代、権力構造に疑問が生じました。紫微中台は寧楽時代の令外官です。帝は孝謙、上皇は聖武、皇太后は光明。一番権力があるのは誰なのか?  無断転載、無断複製を禁じます。
「侍と忍び」(作:真抖)
 数年前に書いた、お題「侍」「忍び」。
戦艦信濃の奇妙な冒険(作:高鉢 健太 )
ミッドウェー海戦の辛勝で建造を継続決定した信濃。しかし、竣工したのは東京大空襲の後だった。 港から動く事もなく終戦を迎えたのだったが、信濃の奇妙な冒険は終戦後から始まった。 
非国民への召集令状(作:京介)
 今、この国は大きな転換期を迎えている。  我が国の根幹となる法律が改正されようとしているのだ。  法律の改正により我が国の軍隊は先制攻撃が可能になる。つまりこちらから戦争を仕掛けることができる、普通の国の軍隊になるのだ。  国民の生命と財産を守るためには、絶対に必要な改正だろう。  僕は法律が改正される日を心待ちにしていた。
杜鵑草(作:江馬 百合子)
仮想戦国時代もの。 病で長くは生きられない男と、少女の一場面。
ある画家の見たドイツ海軍特殊作業練習艇(作:あきらたろう)
架空戦記創作大会2016秋 参加作品です。
理想の国(作:84g)
理想の国の作り方、歴史モノ。実話。 ブログとの同時掲載。
(作:蒼月 氷水)
夏の夜に物思う心は、わが身を出でて、蛍となりける
【BL】賭師の黒星(作:はちお)
架空のレトロっぽい時代、相撲小屋の賭師(受け)に負けた客(攻め)が一晩いいなりになった後の話。
新解釈 桃太郎(作:武田武蔵)
桃から産まれた桃太郎。運命に導かれて鬼退治に向かう──そう歴史は語るが、それは如何なるものだったのか。果たして、鬼とは何者だったのだろうか。 差別社会に投げ掛ける、新解釈の桃太郎のお話。
敵は本能寺に(作:七生)
「本能寺の変」前夜の明智光秀。 歴史の転換点ともなる重大な決断を目の前にしながら、しかし討つべき主君、信長の行方は依然として掴めないままであった。 刻一刻と迫るタイムリミットを前に、果たして彼が下した命令とは!? (歴史パロディ的ショートショートです)
100話記念 間違いにもほどがあるラブパレード(作:長門葵)
絶対妹大戦番外編第2弾!! 今回は渚目線で色々おきます、 そりゃあ、色々起きちゃいます!!
本丸御殿の屋根(三十と一夜の短篇第75回)(作:惠美子)
 貧しい大名家の跡取りとして養子に入った出来田景越(できたかげこし)は、初めてのお国入りで見た城があまりに傷んでいるのに、大いに衝撃を受ける。遂には雪の重みが屋根にのしかかる。  無断複製、無断転用を禁じます。
李徴はなぜ人間にもどれないのか(作:恵梨奈孝彦)
李徴の息子であった李員は、父の親友であった袁傪に引き取られていたが、員を傪の子ではないかと疑っていた傪の妻は、傪が死ぬと同時に員を家から追い出した。靴の行商をして糊口をしのいでいたものの、ある日山賊の一味あつかいにされた。傪の妻が手をまわしたらしい。絶望した員は死のうとしたが、そこに人語を発する人食い虎が現われた…。
チンギスカンの法則(作:みらいつりびと)
チンギスカンの法則が確立したのは、ホラズム王国との戦いにおいてである。 モンゴル帝国初代皇帝はその戦争に先立ち、旗下に、降伏者は生かし、反抗者は兵と市民の区別なく、尽く殺戮すべしと命じた。 以後、この命令はモンゴル軍の法則となった。 
ほのぼの上杉家小咄1 「上杉の重み」(作:.a.w)
 戦国時代の武将、直江兼続を中心としたほのぼの歴史小咄です。  シリーズですが連載にはしておりません。  第一話「上杉の重み」    樋口与六(のちの直江兼続)の主君、長尾顕景が越後を治める上杉家に入り、名を上杉景勝に改める前日。熱を出して寝込んだ与六のもとへやってきた顕景との、ちょっとほんわか(?)した一幕。
寺子屋仕置き伝 (作:つぶらやこーら)
江戸時代のこと。学問所や寺子屋の存在は、人々の教育水準を高めるのに、大きく貢献していた。 指導こそ懇切丁寧だが、規律を乱す者への制裁は厳しい。 武士の子が通う学問所であれば、鞘ぐるみの脇差やタンポ槍で叩かれ、死もやむなしとする風潮だった。 一方、庶民を対象とする寺子屋でのお仕置きはどうかというと……。
悪代官がゆく(作:倉 雲)
悪徳代官のもとに正義のご老公がやってきてさあ大変 てきとーなコメディです。
三顧の礼オトメチック孔明(作:みらいつりびと)
はわわわわ、劉備玄徳様が我が家を訪れた……。 オトメチックな孔明の心理。
眠り姫 ―百二十年の物語―(作:御廚年成)
二十二年式村田連発銃、製造番号六一三六二の数奇な運命
常香炉奇譚 (作:つぶらやこーら)
むかしむかし。 不在の父に代わって、横になりがちな母を助けるべく働く少年がいた。 彼は仕事の合間に神社へ寄って手を合わせるばかりでなく、夜中にもお百度参りに出るほど熱心な参拝をしていたという。 ある夜に、彼がいつもの神社の境内へきたところ……。
 「C-1型」戦闘記録 ~航空母艇、高速輸送艇の戦闘~(作:山中 孤独)
太平洋戦争突入間際、海軍によって「C-1型航空母艇」は開発された。 これにより、我々(=読者)の知る太平洋戦争とはほんのちょびっとだけ違う結果になった。 設定の一部は、架空小説ということで若干無理がありますがご了承ください。