SS広場 歴史
いくさの後の静寂。体を動かせない彼は、星を見つめる。
原作・古典落語を複数の師匠の講演を元に自分なりに声劇台本としてまとめたものです。
ウミゾイの植民市コトウラ(2296-2567)に関する簡潔な報告。
西暦1249年。聖地エルサレム奪還を目指すフランス王ルイ九世は、その障害となるアイユーブ朝を叩くべく、エジプトに侵攻。
しかし、迎え撃つアイユーブ朝では、スルタン・アル=サーリフが病に倒れた。
残されたスルタン妃・真珠の木(シャジャル・アッ=ドゥッル)は、スルタンの死を隠し通すことが出来るのか? 彼女の孤独な戦いが始まる――。
拙作『フリードリヒ二世の手紙』のスピンオフで、女王様シリーズ第六弾です。
※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「秘密」向けに書き下ろしたものの転
載です。折りたたむ>>続きをよむ※公式企画『秋の歴史2024』参加作品、指定テーマは『分水嶺』です。
戦国時代、地方豪族や大名にすら匹敵するほどの力を持っていた『寺社勢力』。
大名同士の争いに加担したり、大名と直接戦ったりもしていましたが、いつしか表舞台から姿を消します。
中世の歴史の中で意外に見落とされがちな『分水嶺』の話。
架空戦記創作大会2017秋 参加作品です。お題1です。
武士である加藤三郎は、自分の浪人を愛する心情を、部下の藩士たち隠しながら日々を過ごしていた。ある日、天皇の行幸が行われ、その行列に将軍も加わることを知る。藩邸に匿っている浪人・木下が行列中の将軍を襲撃するのではないかと心配し、三郎は……。
救国の英雄が、最期には罪を着せられて死んでゆくという、救われぬ物語です。
60騎の騎兵を率いて突撃して戦死する夢を最近見たので、ちょっと膨らませてみました!
発明王エジソンが世界の常識を変えてしまった発明とは?
浮世絵師として名を馳せようと野心を燃やす津軽家の御抱絵師、今村又兵衛。
妻のりよとはすれ違いがおきていたが、パトロンにもらった画室での創作に没頭するあまり、自宅に帰ることも少なくなっていた。そんなある日、妻のりよが失踪する。
又兵衛は決死の覚悟で妻を探す旅に出るが、万病を治す雪を降らせる霊験が身に宿り、自らの意思とは関係なく、旅の先々で病に苦しむ人々を、治していく。いつしか、「雪神」と噂されるようになっていた。
長い旅の果てに、上野国の山奥でりよに再会するが、又兵衛が降
らせていた雪はやんでしまう。
りよは病を患っており、もはや又兵衛が知っているりよではなかった。折りたたむ>>続きをよむ以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
ユルス・アントニウスの生い立ち。
夏の夜、庭を眺めながら語らう清少納言と藤原行成。
だが、戯れで「後朝」という言葉を使った行成に、清少納言が顔を険しくして……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
19世紀半ばのカリフォルニア。女子寄宿学校に通うエリザベスはベースボールが何よりも好きなダーシーというルームメイトと出会う。エリザベスの投げるボールはどこかに消えてしまうのだった。やがてエリザベスが親の再婚にともなって学校を離れると、ほどなく国を二つに分かつ戦争が起きて……。《第3回かぐやSFコンテスト《大賞》作品(一部改稿)》
とある領主の三男坊は、長男、次男を上回る武の際に恵まれていた。
その彼に、父親たる領主からあることを告げられる。
領主の一族が、幼い頃より修行を積む、山の中の滝。
そこには先祖代々のならわしに基づき、特別な剣が隠されているとの話だったのだけど……。
たとえば刀剣、たとえば大きな宝石、不吉と噂される器物がある。
また、不可思議な因縁で語られる器物がある。一挺の銃にまつわる大正時代のあるテロリストの話。かれは世の中すべてに反発し、事件を起こしたが、何事も完遂しなかった。
無断転載、無断複製を禁じます。
仮想戦国時代もの。
病で長くは生きられない男と、少女の一場面。
金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
だが自前の補給部隊を持たない新興武家の明智家では、米は動かしようがない。
出陣を前に、金造は寺社へ軍勢の宿泊と兵糧の手配を依頼する。
リアルチート為朝が、琉球にて、舜天王の父となった歴史があったと言われます。
まぁ、別稿で、そういったお話を描かせていただいております。そんな世界での、ひとつの恋物語であります。
むかしむかし。
とある主家に仕える武士は、実に三代に渡って当主を支え続けた武人だった。
いつまでも若々しい彼だが、家人には彼をよく思わない者もいる。
それは彼の日々の、過ごし方にあったとか……。
時は戦国。
とある領主が城攻めをしていたときのこと。
落城寸前の城内より、麗しい笛の音が響き、かすかに本陣まで聞こえてきた。
風流か? はかりごとか?
その真相は……。
現代に復活した福沢諭吉が、いまの日本にもの申す!?
慶応大学文学部主催『三田文学新人賞』一次落選の問題作!?
将軍の影として育てられたお美耶の仕事と幸せを、ひとつの害を暴きながら追及していく話。
1780年イギリス、ロンドン市民の不満は限界に達していた。
ジョージ・ゴードン卿に煽られた5万人の群衆は国会議事堂の周りを取り囲み、カトリック救済法の廃止を望んでいたのだ。
しかし、それが否決されたとき、市民らは行動を起こす。革命目前かと思われたゴードン暴動の結末は……
何故こうなったのか、城の周りは敵軍に包囲されている、俺は何を間違ったのだろうか、三国志の時代の武将、孟達(子慶)にスポットを当てた小説です(土台は正史ではなく演義です)
この話は、pixivに投稿した作品を一部改編したものです。
戦艦安芸。
起工当初は世界最大の戦艦と言われた。
しかし弩級戦艦の登場により、時代遅れの準弩級戦艦となってしまう。
1度も連合艦隊旗艦となることもなく時は流れ、同僚が次々に居なくなっていく中、彼女にも最期の時が迫っていた。
羽柴秀吉の馬廻として仕える、大谷“平馬”吉継(幼名:紀之介)。
天正十一年(1583年)三月、越前の柴田勝家が大軍を率いて近江国へ侵攻。柳ヶ瀬に布陣した。吉継も主君秀吉に従軍して木ノ本に布陣する。
両軍睨み合いで膠着状態に陥る中、岐阜の織田信孝が挙兵したという報せが入る。秀吉は抑えの軍を置き、先に信孝を制圧すべく兵を動かす。
岐阜へ向かう途中、柴田方が動いたという一報が飛び込んできた。
待ちに待った報せに、秀吉は興奮した様子で側に居た吉継に命じた。
「紀之介!!
近江路を我が軍が滞りなく進めるよう手配せよ!! この軍の命運はお前の双肩に掛かっているぞ!!」
〇 〇 〇
『KAC2020~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ2020~』参加作品(3回目:「Uターン」)
※この作品はカクヨムに2020年3月5日に投稿した作品を一部修正の上で移植したものになります。
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894543420
折りたたむ>>続きをよむある所に、雪華という娘がいた。雪華は中納言家の姫であったが、数年前に父を亡くしている。母とわずかに残った使用人達とで細々と暮らしていた。
そんなある日、雪華の元に見知らぬ殿方がやってきたが?
浅井長政の家臣である遠藤喜左衛門は、宿敵六角との戦を前に、竹生島神社に戦勝祈願に赴き、そこで魔道を操る巫女頭 杏とある契約を交わす。
それは浅井家のみならず近江の行く末を大きく変えることになる。
戦国最大のミステリー本能寺の変。
明智光秀の分水嶺、その選択にいたった経緯とは。
秋の歴史2024参加作品です。
この四十年でもどれほどの国境線が描き換えられただろうか。
*monogatary.comのお題「昭和感」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
宮本武蔵という男の物語。
日本書紀が書き遺した古代の天変地異、疫病の蔓延を天皇紀ごとに表し、その様子を具体的に記述していきたい。特筆すべきは、天武紀に記されている福岡西方沖地震と東南海地震である。
巨大地震、津波、火山の大噴火、被害は甚大である。山は崩れ、谷は埋まり、平野は海水に沈み、家々は壊され或いは流され、火山の灰により耕作地は荒れ、多くの死体で溢れかえり、人々は限られた食料を巡って殺し合い阿鼻叫喚の地獄絵であった。
国家の財政も破綻寸前であった。活動期を迎えている日本列島で、このことは近
い将来起こりうる可能性が高い。ぜひ、一見にふしてほしい。折りたたむ>>続きをよむ明石の須磨寺で、夜な夜な笛の音が聞こえてくるという。
その怪異を解き明かしに寺を訪れた陰陽師、安倍有世が見たものとは……?
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
江戸時代のこと。とある道場では鉄砲の所持が認められ、それを用いた稽古が行われていた。
突き出す刀でもって、射出されたばかりの弾丸を貫く。射手の銃口とほぼ直角にあたる位置から繰り出す、神速の突きを持って、弾を切っ先の虜とするのだとか……。
93歳で、関ヶ原の戦いに従軍した大島光義の記録。幼少より、弓矢を引き続け、その間、80余年。90を越した光義の腕前は、既に神仙の域に達していた。しかし、一方で、子が生まれた後は、戦場で、相手を射ることへの躊躇心も生まれる。そんな光義の心中とは、裏腹に、弓矢の腕前は、全く、落ちることなく、光義は、周囲から、弓矢神とも、呼ばれるようになる。そのようなとき、関ヶ原で戦が起こり、光義も、子、光成と伴に、戦陣に出る。
何百年もの時を生きる桃の木の精霊の桃花。そんな彼女は陰陽師の安倍明義の式神でもある。桃花は昔から明義が好きで熱烈に想いを告げる毎日を送っていた。が、明義の様子がおかしくなる。彼を心配した桃花だったが?
安土桃山時代、天下統一を目前にした豊臣秀吉の前に立ちはだかる、一人の女武者がいた。忍城主、成田氏長の娘で名を甲斐という。当年十七歳。女だてらに真紅の鎧をまとい戦った彼女の歴史の一コマを、短編小説にしてみました。
孫子の兵法の基礎の基礎を解説する。
戦国時代のこと。戦う兵士たちは、たいていが農民を兼ねていた。
田畑の世話は彼らの大事な仕事。その中の水やりもまたしかり。
しかし、桶に汲んだ水をひしゃくでかけていく者が多い中、彼のやり方は違った。
手のひらを合わせ、あたかも槍の穂先のような形にして水に浸す。
そしてそれを素振りして水を跳ね飛ばし、土へとまいていくというものだったんだ。
分かれていく道、別れていく人。失ったものは多く、得たものは一体どうだろうか。白々しく明ける夜はまだ底冷えのする月の温度を残して。大切なものは失わないように離れないように。――新撰組の副長と隊長と二人で。
差別の本質
民族の繁栄
国家とは何か
臣民のなすべきことは何か
大日本帝国と大和民族の復権
退行催眠をして前世を知ろうとしたばっかりに本当に自分の前世に戻ってしまった主人公、フブキ。
目を覚ました彼は、自分の前世でのことを思い出す。
それは一体何なのか?
1994年2月13日。教会の外は零下25度という極寒だった。追悼演奏会に選ばれた曲目はベルリオーズの「死者のための大ミサ曲」。ドレスデン。コヴェントリー。広島。あまりに多い戦争の犠牲者たちのために今夜、鎮魂歌(レクイエム)が教会に鳴り響く。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
1941年6月、スターリンの寝室に侵入者があった。
【この作品はカクヨムやアルファポリスなどにも掲載しています】
嫁いびりの報復で殺害された姑は、前世の記憶を持って18年前に戻る。還暦を祝う会で、彼女は同じく前世の記憶を持つ姑と出会う。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
中世ヨーロッパにはジャガイモは無かった。では警察はあったのか。
本文ではイングランドとフランスの状況について軽く触れる。
戦国時代。
ある将が、兵を集めて進軍していた時のこと。
騎馬武者のひとりの兜が、不意に消えた。周囲が驚く中、他の兜たちも次々に同じ目に遭ってしまう。
よく見ると、道の脇から伸びた綱が、恐るべき早業で奪っていくらしい。
その元にいるものは……。
投稿<参考資料>:織田信長の陰謀と高山右近の祈り
粗筋:別途掲載発表の『〖美善京』でお会いしましょう』との関連調和参考作品。
織田信長は本能寺の変で自身を歴史上から抹殺。キリシタン大名高山右近の導きと援助で右近の領地で余生を全うした。信長の人生には、高山右近のこの祈りが関係した。
2022年9月27日、日本の元総理の国葬儀で菅前総理の弔辞があった。
それらは、日本国民を二分するものであった。<大和西大寺の変>は今後その弔辞を含め今度どう展開するか。本稿をその予測参考にできる
作品…
折りたたむ>>続きをよむ織田信長に関連する出来事の中で、関ヶ原の戦いや長篠の戦いに並ぶ有名なもの――そう、本能寺の変である。
武才に恵まれたが為に天下統一を目指し、沢山の命を刈り取ってきた信長。
この世界でも結果的に明智のハゲに反乱を起こされ、本能寺で自害する寸前です。
『ただ楽しく』を座右の銘としたとある世界の織田信長、自害寸前に『戦で勝つための力を借りたい』と宇宙人に迫られるが、その硬い意思は何を表す――!?
*うろ覚え全開なので、歴史に忠実ではないです。ご了承下さい。
日本神話で読んでみたいエピソードがあればと募集したところ、オーダーがありましたので、それに合わせて書いてみます。
○オーダー。
: 葦原中津国(あしはらなかつくに)平定の際、タケくん(タケミカヅチ)が片手を失ったエピソード。
(作者返答) : 「国譲り」の際の、 タケミカヅチ と タケミナカタ の無手 (素手)での決闘と思われます。
前作「星占い」の設定を踏襲します。
調べものはWikipediaさんで。
今回は、残酷な描写があります。
原田と永倉と土方。藤堂と斎藤が離隊して、数日経ったある夜の話。
命よりも大切にしなければならない物がある。稔麿はそれを守るために走る。五分大祭参加作品。
某企画の決選投票に破れた記念作品。
小早川秀秋の最期を、ある程度の史実と妄想とで作成した産物です。
江戸時代、3代将軍家光が治める時代。京都の商人の娘お玉とお夏は春日局に頼み込み大奥で働く事になる。お玉は大奥に上がった年上の友お蘭に会うため、お夏は上様の目にとまり側室になるために。ある日最下級の女中として働くお玉の前にお蘭そっくりの側室お万が現れる。
奈良時代。
妖狐と呼ばれる人間の姿に狐の耳と尻尾が生えた妖怪達が森の中で暮らしていた。白玉は見習いの妖狐。一人前と認めてもらうには長老から与えられた課題を突破しなければいけない。長老から完全に人間の姿になれる饅頭をもらい人間の街に出向く白玉。そこで耳にしたのは公家の娘坂上全子が鬼に拐われたという噂だった。
聖人の歴史(作:Ricardo, 主道 学, Maiko)
ケンと彼の友人たちは、時間を旅する扉に入り、聖者たちと出会い、命の大切さを学びました。
鞍馬寺で稚児として暮らす遮那王、のちの源義経と武蔵坊弁慶が五条大橋で出会うおはなしです。
※他サイト様に以前投稿させていただきました。
架空戦記創作大会2024冬 参加作品です。
日独ソが同盟を結んだ世界の第二次世界大戦を描く架空戦記です。
老兵と共に逝きしものは……
描写力アップ企画投稿作品、第五作目。
お題は「さよなら相棒」、当時二作品投稿したうちのひとつです。
「二段式引込み脚を」「断るッッ!!!」
もしも紫電が着陸事故の原因となる二段式引込み脚を採用していなかったら……?というIF作品になります。
時は明治時代、ここ鹿鳴館には西洋から来た要人や貴族をもてなすために日夜舞踏会が行われている。
ダンスホールで一際目を引く存在が1人。
「鍋島栄子(なべしま ながこ)」
舞踏会を取り仕切る貴婦人である。
「栄子様、お手紙でごさいます。」
栄子の元に届いた手紙には花の貴婦人へと書かれていた。
晩年の秦檜と高宗の会話を想像してみました。
戦を前にした某領内で、忍びの募集が行われた。
前科、借財を帳消しにするという文面に引かれて、少し後ろ暗いことに手を染めていた彼は、応募を行う。
通知された集合場所。そこで待っていた指導役が、戦までの鍛錬を受け持つことになったのだが……。
山間の小さな藩校。歴史の流れに流されまいと抗い、ある青年が飛び立つまでの、人生のある一コマ。
類い稀なる美女・王昭君《おうしょうくん》が負けるほどハイレベルな美人コンテストとはいったい……?
正直者は馬鹿を見る——それは紀元前でも変わりない。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ——全てのコンテスト参加者は彼女の名を知らなくてはいけない。
まあコンテストにつきもののアレですよアレ。
コンテストと名の付く全てのイベントは、コレからは逃れられない運命にあるという事ですな。
※随分前にカクヨムで書いたものです。
戦時 と 田中 と 決断 と 母。
正月は働かなくて良い。そう言われながらも、屋敷の炊事場で女中たちは忙しく働いている。そんな中元気に動き回るヨリのお正月恒例の辻くじ引き。
覆水盆に返らずを現代風にアレンジしました
時は宋代、1082年。
長江流域の田舎「黄州」に、豚肉を商う少年がいた。
だが当時の中国では、豚肉は安価な平民の食べ物だった。
市場で豚肉を売る少年のところには、初老の男性がいつも買い物に来ていた。
少年は彼を密かに「仙人さん」と呼んでいたが――
※時代や人物の背景・当時の習俗等についてはわかる範囲で調べましたが、詰めの甘い箇所は多々あると思います。
力の及ばなかった点については、大目に見ていただけますと幸いです。
※カクヨム・ノベルアッププラスにも掲載しています。
橋本ちかげさん作「軍チカン兵衛」と、「恩讐の武蔵」のコラボ企画第二弾。
圓光寺で武蔵を討ち取る機会を狙う、お通。
寺での生活も馴染み、心地よい朝を過ごしていると、そこに妙な恰好をして「ちちしりふともも」と繰り返すオヤジが現れた。
あ、ありのまま起こ(中略)!!!!!
俺の名はフワッと歴史に詳しい高校生Wikipedian、佐野・和泉。
横断歩道を渡っている最中に、赤信号を無視した暴走トラックから幼馴染を庇って突き飛ばした後、意識が真っ白になった。
そして俺が目を覚ますと……俺は推定ゼロ歳の女の子になっていた!!!!!
拙いリスニング能力で現状を把握するに、どうも「ジョン・S・マケイン・シニア」成り変わりTS逆行転生歴史改変小説の主人公になったみたいです本当にありがとうございませんでした巫山戯んな!!!
!!
という怪電波を受信したので投げっぱなしジャーマンします。
原案をここと明記してくれたら二次利用可能。折りたたむ>>続きをよむ山梨県は黒川金山の伝説「花魁淵」
心霊スポットとして有名なこの伝説は、あくまで伝説の域であったが、実はある一人の男の告白により、心霊よりも恐ろしい裏側が発覚した。
立花宗茂の妻である誾千代が実は戦国時代の「男の娘」だったら面白いかも、そう思った雑記のような文章です。
第二次世界大戦、最大の作戦と呼ばれたノルマンディー上陸作戦の直ぐ後に行われたカーン防衛戦、その中での一幕。
義経と別れ、鎌倉へその身を移された静。
鶴岡八幡宮での一件以来、少し態度を軟化した相手である北条政子に乞われ、彼女の長女へと舞を納める。
幼い身の上で悲劇が起きた少女と交わした、未来の約束。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「芸能」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
尊厳者アウグストゥスの時代
前2年 ユルスとユリアの関係の発覚
日本の歴史に燦然と名を残す東郷平八郎。彼がビーフシチュー好きなのは多くの歴史ファンが知る事実である。そしてかの肉じゃがの考案者である事も知られている。このお話はその肉じゃががどのようにして誕生したのかを語るイフ小説。時代考証、前後関係何それ美味しいの? 東郷平八郎ファンは絶対に見てはいけません。
城の城主の息子に生まれた茗士 通夜は、町の少女橋木 絵和と城内で出会い、多少奔走する
永禄6年(1563年)。三年前の桶狭間における義元の敗死により、三河の今川の支配は崩れた。権力は、空白を許さない。ただちに松平元康が権力を握り、三河を支配する。だが、三河の物流は本願寺教団が握ったままだった。
幕末の時代。日本のどこかには、まだ、きっと、キリシタンが潜んでいるに違いない。こう確信した、フランス人神父、ベルナール・プティジャンは、その事実を確かめるべく、はるばる、長崎にやって来た。
しかし、なかなか、思うようにことは、運ばなかった。半ば諦めかけていた時、彼の教会に、浦上の隠れキリシタンの一行がやって来た。
狂喜乱舞した彼は、一行を最高にもてなそうとする。しかし、彼が雇っていた下女が、キリシタンではなく、一向門徒だと判明すると、隠れキリシタン達の様相が一変した。
些細なキリシタン用語の違いも加わって、彼らの間には、齟齬が生じ始める。そして、それは、とんでもない事態に発展していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ 短いあらすじ
ハイリゲンシュタットの遺書が発見される直前のお話。
長いあらすじ
1827年3月の末、シュテファン・フォン・ブロイニングは亡きベートーヴェンの秘書であったアントン・シンドラーとともに、遺品の整理をしていた。シュテファンはアントンと彼の義理の兄であるフランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラーとともに、ルートヴィヒの伝記を書こうと考えている。
しかし、シュテファンにはルートヴィヒの人生においてよく分からないことが一つだけあった。それは、ルートヴィヒがどのよ
うにして人生最大の苦難を克服し「オリーヴ山上のキリスト」をはじめとする多くの人気作を世に送り出すようになったのか、ということだった。
※考証にはだいぶガバがあると思いますが、温かい目で読んでくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ スパルタ人男性カリロス(アミュクライ在住・31歳)が過ごした、なにげない1日の様子。
(小説家になろうユーザー自主企画『夏のいけおぢ祭り』に参加するために書き下ろしたものです)
引き取られた姉妹。彼女には、彼女しかいなかったのに。
廖化は剣閣から向こうに沈む夕陽を眺めていた。
ちょっと手に取るには難解な三国志の話を、俺流曲解しながら桃尻語訳した話。三国志未見の人も、にわかな人も、好きな人も、大人も、子どもも、お姉さんも。
架空戦記創作大会2020春 参加作品です。
第二次大戦における賠償艦をテーマとした架空戦記です。
平安時代。
嫁探しに躍起になる、一人の貴公子は、美女の噂を聞きつけては文を贈っていた。結果はなしのつぶて。
評判の女性以外を探そう。競争を避けようと、嫁欲しさに手を広げる貴公子。
やがて、一人の女性から連絡が来た。
しかし、貴公子は彼女の振る舞いに驚きを隠せず……。
能 江口から
謡と舞踊を元にしています。
中国の戦国時代、趙の文王は剣を好んで、日夜、剣闘試合を行わせて、政治を顧みなかった。元ネタは「荘子・説剣編」
時代に翻弄された一人の侍の風の様な一生の物語。
新撰組副長助勤、藤堂平助近藤たちと試衞館のころからの同志であるはずの彼はいま、新撰組の敵、伊東とともに御陵衛寺にいた。旧友の永倉新八と、真剣を挟んで対峙する、彼のこころを追う。
宝暦十年、皐月の朔。須藩祭祀奉行与力・野村重太郎は妻の喜佐と墓参をした帰り、不逞浪人に出会う。夜須藩では、浪人の流入は御法度。伊武派壱刀流の剣客である重太郎は見過ごせず、浪人に挑みかかる。その後の人生を大きく左右するとも知らずに――。
※「天暗の星~念真流寂滅抄~」特別収録、「妻の一撃」を再構成、改題し掲載。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時
代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ 明智家に仕える金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀四年二月。足利義昭と織田信長の関係はついに破綻する。
織田から離反した近江の国衆を光秀は討伐する。
幼い頃、七夕の日に願ったこと。
幼き少女は、大きくなって家族の仇をうつために生きてきた。だが、それは--
金造は、主君の明智光秀から足軽を百人集めるよう命じられる。
金造は朋友の日之介と共に、巨椋池で荷方をする久兵衛を訪ねる。
金造は倉米をうまく使って、見事百人の足軽を集めることに成功する。
金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀元年。失敗に終わった越前攻めのあと、金造は押領問題と向き合う。
京の東寺が、明智により下久世庄が押妨されたと訴えたのだ。
幕末期の過激派公卿、姉小路公知の最期。
その桜は、いつの時代もたたずみ、時代の移り変わりを見つめていた。
男たちは、ただ恋に落ち、互いを純粋に愛し合っていた。
しかし時代は変わり、彼らが恋人としてつきあうことは後ろ指をさされる行為へと変化する。
医師である恋人が軍医として戦地へ向かう。
その事実を知った病弱な男は、恋人と最後の逢瀬を重ね、真夜中の桜を見に行った。
時は平安。美姫と名高い姫ぎみの元に、素性の知れない男が夜な夜な通うのでした。
時の内務大臣井上馨は、大臣を辞任し朝鮮公使となっていた。日清戦争が終結し三国干渉に立場が揺るぐと、緊急帰国をした。そして、語られたものは・・・・・・
この作品はソナーズ( https://sonar-s.com/authors/842b1c4d-06d1-4e24-b53b-bd17e6707310 )にも掲載しています
週末に日帰りタイムトラベルをする藤田和也と過去の人々の物語です。
今回は古代西洋が舞台です。
思い付きで書いたので短編にしました。
反響が良かったら続きを書くかもしれないです。そこは気分なので…。
架空のレトロっぽい時代、相撲小屋の賭師(受け)に負けた客(攻め)が一晩いいなりになった後の話。
仕える姫に懸想してやまない哀れな従僕のお話。
(Pixivからの転載です)
私は大熊書籍の『企業訪問』という雑誌の記者である。
今回は、パソコン総合雑誌で有名な株式会社ASCⅱを
訪問して、会社見学などを記事のネタをインタビューする。
反忠臣蔵の外伝。
赤穂浪人の吉良邸討ち入りから数日後。
高田馬場にて、山吉新一郎と高田郡兵衛が激突する。
小太刀 対 槍。その勝負の行方は!?
歴史の裏側。討ち入りに参加しなかった赤穂浪人のその後を描く、『侍』とは何かを問う渾身の一作。
秋の歴史2022参加作品です。
沖田総司が千駄ヶ谷の植木屋で療養している時に、手紙(文)を近藤勇に書こうとしている話です。
沖田総司の最期として、いろんな要素を詰めながらかきました。
時代考証はしっかりと行ってはいないので、ふんわりと読んでくだされば幸いです。
ローマ帝国の暗黒時代といわれる軍人皇帝時代。
その最中、とある男が兵卒から親衛隊長官という軍の要職にまで上り詰める。
しかし、彼はとても憂鬱であった。
某皇帝の皇帝になる前の時代を妄想だけで書ききりましたw
死にたくない。でも死にたい。ソレだけが、私の原動力だった。
『みてみん』で参加させていただいている、コラボ侍のこぼれ話。
おそらく、詳細を知らなくても理解できるようになっているはずです(作者の腕がなかったらごめんなさい)。
赤い狐と緑の狸、京風薄味仕上げ。
一部マンガっぽくしてあるので、携帯からだと読みにくいかもしれません
。
死にネタ注意。
(コラボ侍の詳細 早村友裕さんのブログhttp://19.mitemin.net/userpageblog/view/blogkey/1787/
http://19.mitemin.net/
userpageblog/view/blogkey/1795/)
折りたたむ>>続きをよむ初投稿です。
ちょっとした、歴史の流れの変化によってアメリカが3つに分かれてしまった世界の話です。
架空戦記創作大会2018秋お題1アメリカ南部連合国をテーマとした架空戦記です。
前回のシリーズ、『なんで①が読めないのよ?』の修正版です。
調査不足、申し訳ありませんでした。
他サイトにも貼ってます
中世 欧州 十字軍からの恋人の帰りを待つ乙女の小話
縄文人の住む日本に移住したオノコロ人。
オノコロ人は後世では弥生人と呼ばれる。
オノコロ人は九州とアスカに分かれて住んだが、その間にある瀬戸内の航路を開いたモモについての簡単な物語である。
第二次大戦について調べた独学者のメモ帳。
我らは……製造された日は違えど、死する時は一緒だ!
400年余りの平和を貪ったつり革界。しかし!今、巨大つり革メーカー・カンテイコクの衰退により、つり革界は、群雄が割拠する乱世へと突入したのである。
とある電車にぶら下がる三つのつり革、ゲントク、ウンチョウ、エキトク。彼らは、桃園工場で義兄弟の契りを交わし、カンテイコクの復興を掲げ立ち上がったのだ!
カンテイコクの復興を阻止せんと、三本の前に立ちはだかる、モウトク、チュウボウ。カンテイイコク復興の鍵を握る絶世の美女、チョ
ウセン。
果たして三本のつり革たちはカンテイコクの復興を成し遂げることができるのか!
折りたたむ>>続きをよむ「ホトトギスを鳴かせることができたら褒美をとらそう」
アシハラノナカツクニという国で一番尊いミカドは、キッポウシ、トウキチロウ、タケチヨの三人の家来に、鳴かないホトトギスを鳴かせることを命じます。
三人はそれぞれの方法でホトトギスを鳴かそうとするのだが……
果たして、褒美は誰の手に!?
上座部(旧称:小乗仏教)の修行心得について書いてある短いお経をてきとー訳してみました。基礎概念とか目的とかの説明がないため予備知知識がないとワケワカかもですが、逆に言えばストレートでかなり具体的です;
世の中、クソだな。
そう思いたいこと、本当にたくさんありますね。
しかし、クソを肥やしにする試み、始めてみませんか?
江戸時代、この肥やしがあふれんばかりの豊作をもたらしたことがあったのです。
そう、あふれんばかり、です……。
プログラマーという職種に就いている主人公。若き日の夢と、現実のギャップ、熱意、浪費した時間を追う。
没落した名家の令嬢に告げられた、突然の婚約破棄。
*他サイトとの重複投稿です。
永禄三年(1560年) 五月十九日 今川義元と織田信長が争った、桶狭間の戦い。
京への上洛果たす為、西へ進軍する今川義元、しかし、大軍故の奢りか織田方の砦を落とし油断を見せる。
その隙を突き油断している今川勢に対し、雷雨の天候を味方につけた少数の織田勢が奇襲、今川義元を討ちる快挙を遂げた織田信長。
これはそんな桶狭間の戦いを、ある男の策により誘われたというif物語です。
幾つかの資料から拝借してます事、内容におかしな所·誤字·脱字ある点、ご理解ください。
領内の見回りをしていた将が、複数人の賊が斬られている現場に出くわした。
彼らはいずれも横一文字に、胴や背中を斬られており、それ以外の傷は見つからない。
いったい、いかなる技の使い手なのだろうか……。
吉良家から見た忠臣蔵
夜半、上野介は妙な夢を見て眼を覚ます、屋敷は騒然、宿直の侍が赤穂浪士の乱入を告げる、上野介は内匠頭に切りつけられた時のことをおもいだす、そして身支度して茶室の前で敵を待つ、入ってきた内蔵助と一騎打ち、突き倒して、勝った、と言うがわきにいた誰かが槍でわき腹を突き刺し、上野介は絶命する
「農作業すら務まらない奴の書いたことなど、誰が信じる…。」斉之助の記した文はしかし、迫りくる災いについて、遠い未来へ宛てた手紙だった…。
もし戦国時代に生きていた人物が転生したらシリーズ
上記通りです。
戦国時代にいきていた人物が生まれ変わったらどうなるのか。
本人の名前、又は示唆するものは後半に出てきます。
名前が出て来るまでに、わかれば貴方は歴史通!?かも??
作者は戦国時代は好きですが、めちゃくちゃ詳しいって自信を持って言える程ではありません。
解釈は私のものである為、批判等は辞めて下さい。
一話完結の短編です。
木こりをしている武士と妻の紅髪挿しの話
源平合戦で活躍した木曽義仲とその乳兄弟にして女武者であったという巴御前。歴史の舞台に上がるほんの少し前の二人のかたち。女が戦場にたつに至るその由縁は。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その五。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
架空戦記創作大会2024春 参加作品です。
史実より早く竣工した空母「大鳳」が活躍をする太平洋戦争を描く架空戦記です。
アレクサンドリアって大灯台があった所でしょ。灯台好きー。
新旧・日本の代表格『魔法少女』と『侍』が戦う話です。
他の場所にも載せています。
その昔、世の中には鬼と呼ばれる者共が暮らしておりました。最近ではめっきり聞かなくなった鬼共の話ではございますが、今日は昔を思い出して、その鬼共の一人、葬鬼と呼ばれた鬼に関するお話しを致しましょう。
坂上田村麻呂を輩出した坂上氏は東漢氏の一氏族です。
坂上氏が奈良時代に中央官人として興隆した一因は、平城遷都との関わりではないかと考えてみました。
2024年、秀吉書状が発見されました。状態は江戸時代の掛け軸で、貼ってあった書状は秀吉の直筆。相手は弟の秀長。日付は6月18日で、内容から小牧長久手の戦いがあった1584年と推定されます。
書状の内容を元に当時の状況想像をふくらませ、小説にしてみました。ご笑覧いただければ、幸いです。
ホラー的な短編
読後に不快感を与えられるようなものになっていれば嬉しいです。
21世紀に生きていた歴史好きの男性がもし明智光秀に転生したら?
そして、織田信長を殺さなければ歴史が変わってしまうことを知っていたら?
……というのを思いついたので書いてみました。
賊が飯屋をやって、という話
この作品は「note, カクヨム」にも掲載しています
江戸時代。お伊勢参りに、各地をぶらぶらしていた男が、名前を聞いたこともない小さな村の宿に泊まった。
部屋に通されてほどなく、何者かに見られている気配。
やがて部屋のたんす、ふすま、障子にも、少々、不審な点が。
その程度ならむしろ娯楽の範疇と、どっしり構える彼。
夜、その枕元に女性らしき声と、指先が現れる……。
とある男がお殿様の元にやってきた。その男は『不死の男』と言われ今まで様々なところで毒見をしてきたのだが毒では一切死なないという。
お殿様は目の前で毒の入った水をその不死の男に飲ませるのだが、その男は噂通り毒では全く死なない体になっていた。早速その男を食事の前の毒味役にするが...。
#ウマ娘世界史 の小話
車とウマ娘が争っていた歴史の中で、
速さに憧れ、そして彼女達にあやかり、ウマ娘のマークを車に施した人達の物語
南北朝の争乱に活躍した、十代の若き公家がいました。
名は北畠顕家。
東北を鎮守する役割を担った若き公家は、東北の国人を率いて、南朝の将として、鎌倉を攻め落とし、北朝の軍を、次々に撃破していきました。
ですが、そんな日の本一の兵も、疲労には勝てず、徐々に数を減らし、大阪湾で若き命を散らすことになってしまいました。
その最後の戦いとなった「石津の戦い」を、物語調に記載してみました。
※史実とは異なる部分は多々あると思いますが、物語としてお楽しみいただけたら幸いです。
文永の役、弘安の役の二度にわたって吹き荒れた嵐を神風などと呼ぶ。
その裏にはある特殊能力を持った三年寝太郎の存在があった。
元軍対幕府、その闘いの行方は…
元の皇帝フビライは暇をこいていた。
物語のはじまりはじまり!
時は天正十年六月二日、明智光秀謀反。京本能寺にて織田信長は討たれ、歴史の舞台から姿を消した。
……そりゃSNS炎上するでしょ。いくらムカつくからって上司ぶち殺すとかヤバない?しかも相手は時の権力者、下手人は禿。そりゃ日本史上に燦然と輝く大事件になるよね。
ジャンル別日刊10位感謝です!!!
※カクヨムにも投稿しています
薩長同盟締結前夜、眠れぬ夜を過ごす龍馬は2通の手紙を書いている。その手紙から読み取れる龍馬の心境を推理してみました。
戦国哀話 「おつる淵の伝説」 武蔵国の北条氏の支城に伝わる、
誰もが知っている輝夜姫。その輝夜姫の知られてない罪のお話――。
旅行客を食事付きで宿泊させる宿を、むかしは旅籠屋(はたごや)といった。
旅籠屋を利用する客は実にさまざま。
これは念者(若衆の兄貴分)と思われる江戸へ下る上方訛りの侍と若衆、男芸者を連れる幇間(ほうかん)(座敷を盛り上げる人)に、お一人様の瞽女(ごぜ)(盲目の三味線弾き)や手に数珠こすりつけ念仏を唱える僧体など、まことに万(よろず)いるのである。
今宵は、そんなわけあり六人がそろった、まこと珍しき秋の夜長、中秋の名月が天に顔を見せた、一晩の話。
※この作品は「小説投稿サイ
ト ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ映画1864(コールド・アンド・ファイヤー)を観て。
現在改稿中の「プロシア参謀本部~モルトケの功罪」の「つなぎ」として。
お久し振りです。
此方の作品は樋口総一朗の祖母の思い出話に
なっております。
祖母の夢を見る総一朗はいったいどんな
人柄だったのでしょう……?
とある時代を生きた男のほんのわずかな期間のできごとを描いた物語…。
戦国時代のこと。
とある領主の六男坊は、幼い時から寺に預けられ修行をしていたという。
節制を求められる生活の中、どうしても食欲だけは我慢できない。
その彼が住職に相談したところ、とあるものなら食べて構わないと言われたのだが……。
義太夫狂言 伊達娘恋緋鹿子 櫓のお七から
謡を元に時代背景を追加しています。
アウシュヴィッツ強制収容所には囚人を集めた音楽隊があった。
労働に向かう囚人を励まし、新たに輸送された人々を歓迎した陽気な音楽。
そんな音楽を奏でた男の最期の話。
差別的表現が多数含まれますが、時代および語り手の背景を考証した結果であり、作者の思想とは関係ありません。ご了承ください。
エブリスタでも公開しています。
たぶん日本で最初の政治に関わる星占いを見つけたのです。
今回も推論を重ねた仮説で創作です。
前作「パワハラ&アルハラ」で語った設定を踏襲しつつ、二つの説を二部構成で語っていきたいと思います。
Wikipediaさんを利用して調べものをしました。
戦国の世の覇者信長公の普段着の姿を連想し、
あれこれ認めて見ました。
そんな筈は無かろう。
…ごもっともでも此れは小生の空耳抄。
楽しんで戴ければ嬉しいです。
大きな火事があり、再建された城下町。
その一角に建て直された剣術道場では、一風変わった稽古が繰り広げられていた。
それはかつて、この町に起きた火事の原因に対抗するためのものと師範は語る。
稽古の成果が出る時は……。
1939年9月、第二次世界大戦勃発。
ソ連軍は、満韓国境を越え、本格的な侵攻を開始した。
満州国と韓国は、中国軍に加え、ソ連軍の侵攻を受けたことから大苦戦に陥る。
日米両国軍が救援に駆けつけ、反攻を策すが、まだその兵力は充分ではなかった。
そういった状況下、ソ連太平洋艦隊の潜水艦部隊は、日韓満に対して、無制限潜水艦作戦を発動、ろくな水上部隊を持たない満州国はともかく、日韓両海軍はその対策に大童な日々を送っていた。
韓国海軍の保有する第101号駆潜艇も、その対策
に奔走する日々を送っていた。
拙作の「サムライー日本海兵隊史」シリーズの外伝になります。折りたたむ>>続きをよむ 島津武士団の撤退。
その瞬間、三百余名の運命が定まった。
七月二七日。筑前の名将・高橋紹運とその郎党七六三名は、宝満城に籠もる事も適わず、岩屋の苔となった。
世間に出回る歴史書では、この壮烈な玉砕戦の後に太閤秀吉による九州平定が成されると記述があるが、その陰には、もう一つの壮烈な玉砕戦があった。
織田信長の傅役である平手政秀は中心お鏡と言われているが、実は清洲城主であった織田大和守家織田信友の重臣で、信友を傀儡としていた坂井大膳等と同様に信長を傀儡としようとしていたのではないか。
ということを真面目に考察して書いたはずなのにどうしてこうなった? という作品です。
ときは戦国。
とある領主は遠乗りを日課とし、従者たちとともに領内の遠方まで足を運んでいた。
その背中には、代々伝わる十文字槍を負う。
この槍には、ある不思議な特徴があって……。
幻に終わった1940年の東京オリンピックがもしも開催されていて、その中で野球が競技として開催されていたら、という話です。
実在の選手、人物、実況アナウンサーも実在の人物です。
藤原純友の乱(承平天慶の乱)前夜の純友と弟純乗の会話です。史実として歴史の転機、分水嶺に当たると思うので。平将門の乱も合わせ、武士が力を持ってくること、中央から落ちこぼれた貴族たちが地方で力を持っていく経緯を表していると思います。瀬戸内生まれの作者にとっては、純友は水軍、船で戦う強さを見せつけた憧れの対象のようなところがあります。
* 公式秋の歴史企画2024「分水嶺」参加作品です。
『人柱伝説お静』をモチーフにした脚本です。
景泰(キョンテ)四(一四五三)年十月十日、深夜。
李氏朝鮮王朝第六代王・端宗治世下の朝鮮で、理不尽な内乱が起きようとしていた。
世に言う癸酉靖難(ケユジョンナン)の始まりだった――。
後の第七代王・世祖(セジョ)こと首陽大君(スヤンテグン)が、コトに挑む前の一人語り。
※エブリスタ主催、妄想短編賞(テーマ:今日は特別な日だ)応募作品です(エブリスタへ同時掲載中)。
尚、そちらでは『景泰(キョンテ)四年十月十日』というタイトルで投稿しております。
※〔〕内は用語解説。
※今
回、R15と残酷描写表記は保険です。直接的なアクションシーン等はありません。折りたたむ>>続きをよむ百人一首で有名な清少納言の短歌が、実は意味が逆では、という話をみかけ、そうなると、このエピソードはいろいろひっくり返るな、ということで、妄想しました
ピクシブにも掲載
加賀国原村で打ち捨てられていた女童。
孤児の女童の前に、ある日身形の良きをんなが膝を着いて話しかけた。
「我とともに都へ行きませぬか」
その者の名は、後に白拍子として清盛入道に寵愛賜りしをんな【祇王】。
祇王は元服もまだな女童に、芸を仕込む。字は基本、雅楽・今様・無論舞なども授けていった。
祇王と血の繋がりし大母御刀自、妹御祇女にも可愛がられ育つ中、祇王とともに清盛入道の前へと召される。ともに舞、たまに笛を吹く。
そして女童は祇王とともに清盛入道より寵愛賜ることとなる。
その際に名付けらる――――名を原村にある花山天皇植わえし松に準え【小松原童子】。
くしくも後に、【仏御前】として清盛入道に寵愛さる白拍子の出身であった。
そして、小松原童子と祇王を割く出来事来る。
かの仏御前、祇王の引き立てにより清盛入道の御前にて今様披露す。これ境に仏御前は召し抱えられ祇王は捨てられた。
小松原童子は祇王が見出すほどの、その優れた見目により継続で寵愛された。屈辱を受けしは祇王のみ。祇王はその後、仏御前と小松原童子の慰め役となりて程なく出家す。
その幾年後、仏御前もまた出家す。恩ありし祇王の坐嵯峨往生院にて妹御と大母御とともに。清盛入道の下おりしは小松原童子のみとなりはつる。
小松原童子、以前より清盛入道に囲われたる琵琶引きのめしひ男童【浮舟】とともに舞い踊る。
ある日清盛入道の下にやってきたのは、入内していた中宮徳子であった。
彼の者、この頃夫高倉院病臥す日々。
そこなに起る不穏な話。徳子を後白河法皇の後宮侍らすとのこと。
思うところありようで、最初の清盛入道への反意はこの小松原童子と浮舟を取り上げることであった。
「きっと、沙羅双樹のようなこの二人の舞と琵琶を聞けば、帝もお元気になられるはずです」
強引に囲いて徳子は二人の舞と琵琶を高倉院に聞かせたり、小松内府や後白河法皇に聞かせてあげることとなる。
その後、高倉院崩御と清盛入道逝去により院号宣下を受け徳子は建礼門院と名を改める。
そして来たる都落ち。小松原童子と浮舟はともに建礼門院へと付き従う。
日増しに強まる平氏討伐の声、あゝ無常なり
驕り高ぶりの行き過ぎ故に起りし不満が花開く。
西国にも見放され、仲間の入水・討死も相次ぐ。
維盛、清経、敦盛、師盛、忠房。
平氏はついに定る。この海原を母と。
壇ノ浦である――――。折りたたむ>>続きをよむ紀元前203年12月、彭城は寒さと飢えに覆われていた。四方から鳴り響く楚歌と凍える夜風で疲弊した項羽の心を癒やすものは虞姫の温もりだけだった。毎夜、冬の凍て付く夜風から逃げるように、帳を閉ざしてその温もりに縋っていた項羽は、やがて一つの決断を迫られることになる……。
司馬遷「史記」を題材とした本格派歴史小説。
Situs judi poker online Tuanpoker judi bandar poker dominoqq online terpercaya menyediakan sekian banyak bonus tentu yang dapat diserahkan kepada kamu.
野本大五郎。航空母艦艦長の父を持つ、日本を守るという熱い志を持った若者の話。
ボッカチオの書いた「デカメロン」の内の一遍を現代風にアレンジ。
嘘だ。また嘘をついてやがる。
ローマ内乱の一世紀 剣奴の反乱がうずまく時代。愛する人シリアと別れたサラミスは、最大の親友ピレヌと命を懸けた闘いに臨む。
徳川幕府の体制が盤石の物となって久しい宝永元年。
戦とは無縁な泰平の世に生まれ育った若侍達は、家督を継げる時を待ちながら穏やかに過ごしていた。
若き岸和田藩士である先山光太郎と加茂内膳もまた、そんな泰平の世に生きる若侍の一員である。
今宵も二人は泉州名物の里芋を肴に差し向かいで飲みながら、四方山話に花を咲かすのだった。
(※本作品は公式企画「秋の歴史2023」の参加作品で御座います。)
友達がいない飛鳥は、
絶望された飛鳥と出会い、
昔の自分を知ることになる。
でもきっと、昔も今も変わらない。
道草家守さん企画 「和モノ布教企画」参加作品
武家の娘が自ら厨に立つ理由はなんであろうか。
江戸風の時代背景でお送りいたします。
辛口コメントや批評は、遠慮申し上げます
思い出は色褪せない、文字となれば尚更。
お屋敷の下男と、猫と、お嬢さんの話です。
http://www.pixiv.net/member.php?id=132296にも同じものがあります。
文治五年、閏四月三十日――。
北の黄金郷・奥州、衣川館と呼ばれるその屋敷は、まさに敵が討ち入ろうとする、まさに直前。
源九郎義経は、妻である郷御前と娘と共に館内の持仏堂にあった。
逃れる事の出来ない最期の時を、どう生きるのか。
夫婦の今生の別れの一節を描いたお話です。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「緑」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
(※毎度そうと言えばそうなのですが、今回歴史の捏造がかなり激しいです)
世に裏切り者と呼ばれる者は多けれど、この者の名はその中では特に有名で有ろう。
小早川秀秋
関ヶ原にて西軍を裏切り、東軍に、徳川家康に勝利を与えた者。
後の世に不名誉な名を残した秀秋は本当に裏切り者で有ったのだろうか?
歴史は勝利者によって綴られる。
時は慶長五年、場所は関ヶ原。
小早川秀秋の裏切りの真相と、その後の彼の運命は……
創作三国志。「繭の中~水鏡の死~」の水鏡視点の話です。何にも心を動かされない水鏡のような司馬徽が死の間際に思ったことは。少しですが崔州平から水鏡への恋慕の様な描写があります。蚕の糸が見せた悪夢。
――男子たる者、思うところ無くば、虜(とりこ)として一生を終えるのだ。
旧家の美しい娘、棠榮(タンロン)を巡る運命は……。
1920~30年代の中国が舞台のお話です。
*他サイトで別名義で投稿した作品を大幅に加筆修正したものです。
*他サイトとの重複投稿になります。
時は慶応4年、春。
幕府の崩壊と共に追われた新選組隊士達。その中で最後まで戦おうとした土方歳三と、病に倒れ離れざるをえなかった沖田総司。2人の最期の別れ。
あくまでもフィクションで、イメージのお話です。
申し訳ありませんが、時代考証とか無視してます。
時代は平安。
後ろ盾であった父親と叔父を失い、自身の立場を退き叔父の娘である従兄妹と別邸でひっそりと暮らすことになる
秩父事件 人物群像の残像の影法師 追悼
成国建設第二事業部課長・韓候は、突然の解雇に驚愕を露にしていた。公開買付による企業乗っ取りの余波を受け、従業員の整理解雇が秘密裏に進められていたのである。労働契約法の及ばぬ時代、不当解雇に対抗する手段は限られていた。そして韓候は立ち上がり、同じく整理解雇の憂き目に遭った同士を集め、本社ビルに立て籠もって抵抗を始めるのであった。労働者の悲哀を描いたプロレタリア整理解雇アクションの超大作。城山サブローに「これでは毎日が日曜日だ」と感歎せしめた、あの日曜日のことを覚えている。作者
が裁判所に提出した訴状。そこに書かれた事実の断片を時系列に並べることで浮き彫りになった真実を小説化。しかし、裁判外での和解が成立し、訴えが取り下げられたことで真実が闇に葬られたのは誠に残念である。折りたたむ>>続きをよむ世界的に有名な細菌学者、野口英世に送られた母からの手紙。字が書けなかったはずの母からの手紙に、英世は涙を流した。今では有名になった「母シカの手紙」だが、まだ知らない人も多いだろう。今回、公式企画「秋の歴史」のテーマが「手紙」ということで、英世と母の歴史を調べ、まとめてみた。(英世にはたくさんの逸話が残されているが、今回はあえて親子のエピソードだけを取り上げている)
大正時代の手紙
事件が解決し、鳥羽の男爵家に臨時の司書で雇われた明智小五郎が、喫茶店のお茶仲間の平井太郎に宛てた手紙。
平井とは白梅軒で会うだけの関係という設定で、平井は大学生。
下期試験が終わった彼に連絡を送るために、白梅軒に明智は平井宛の手紙を送ったのでした。
これは乱歩の二次小説ですが、著作権が切れているので投稿可能なので投稿しています
三人称でかっこつけた戦国物を書きたくて、練習しました習作です。
中務省・陰陽寮の学生である賀茂保憲が帰宅すると、妻の気色がひどく悪い。
話を聞けば、預かっている子供が女房に悪戯をしたということだった。
若き日の賀茂保憲は預かっている子供・安倍晴明の元へ行き――、そして……。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「師弟」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
平安時代も終わりに近づいて来た時
土地持ち主である武士たちが表舞台に躍り出てきました。平家、源氏 そして北条執権と権力が武士に移っていく時代をまとめてみました。
ヘンリー8世の第4王妃として嫁ぐ事になった「クレーフェのアン」の物語になります。
ヘンリー8世の第2王妃のアン・ブーリンの姉、メアリー・ブーリンの物語、公式企画「秋の歴史2024」参加作品「ざまあはすぐにやってこない。女王になるよりも、私は彼と一緒にパンを乞う。夫は私を見捨てませんでした。」https://ncode.syosetu.com/n9716jm/
の続編的なお話しになります。
そちらと併せてお読み下さると、第1王妃、第2王妃、第4王妃、第5王妃の関係がざっくり
とわかります。
2話読んでもざっくりです。
折りたたむ>>続きをよむクーゲルは「丸い」を、パンツァーは「戦車」を、それぞれ意味する。
ドイツで製造され、日本帝国が運用したその戦車は、本当に奇妙な外見だった。外見ばかりでなく、用途も不明。設計図も無し。
そんな、謎戦車の活躍を想像してみました。(本文にレプラ川云々の設定が出てきますが、架空の物です)
伊賀の「くの一」美久を見守る、恋慕の眼差し
奥州藤原氏四代目、藤原泰衡の最期。
蓮の花の前、英雄を殺した男は最期に何を思うのか。
やがて頭領になる少女の死。
真田太平記より着想を経て、源二郎の幼き頃の話。佐助が普通に出てきますのでご注意下さい
衛鵬は、絶剣君と呼ばれる凄腕の剣士である。しかし、衛鵬は食堂の娘に惚れ、剣を棄ててしまうのだが――。
筑前が武侠小説を書きたいという出来心から二時間で書いた習作!
宮本武蔵の伝書を継いだ家の子に生まれた剣士のショートストーリー。
その罵倒、
なんのため??
馬を専門とする平民出身のムジーク波乱万丈物語。
ニコライ・レスコフという海外であまり知られていないがチェホフによって「一列に並ぶべき作家」の小説の単略サマリ。
コンスタンティノープルの没落をモデルにしました。※実質とは違います。――――ときは十四世紀後半、帝国の兵力八万から二十万、方や八千で挑む国がありました。彼らは、帝国との戦いに敗れつつあり、死を待つばかりだったのです。
元新選組隊士、斉藤一が藤田五郎と名を改め、会津藩士たちとともに改易の地斗南へやってきた。新選組と副長土方歳三の墓を探したいという感情を持て余し、海峡を越えて函館へ。函館や余市の地で様々な人々に触れあううちに、戊辰戦争と土方歳三を忘れられなかった藤田に心境の変化が訪れます。
【pixivに以前掲載していたものです】
戦国大名毛利元就には、3人の息子がいた。マイブームがピタゴラスイッチの長男隆元と、マイブームが生態展示の次男元春と、マイブームがテラリウム作りの三男隆景である。他の息子達はまだ虫ケラのようなので除外することとする。
息子達があまりにも喧嘩をするので、元就は三兄弟を叱り付ける事にしたのだが……一つ問題がある。三兄弟は屁理屈上等のクソガキだったのだ。
……こんな三本の矢は嫌だ!!
ボストン茶会事件におけるアメリカの植民地感情を同時代の第三者の目から見ていきます。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その六。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
あぁっ、噂なんて金輪際信じるものか……
【アルファポリスより転載】
江戸時代、下級武士の出身から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」
その「巻之二」に掲載されているお話「異変に臨み熟計の事」を原話として、翻案したものです。
小身の旗本、森島金之助は、ある夜屋敷の中で物音がするのに気づく。
盗賊かと思った金之助は襖から飛び出してきた二つの影を一刀のもとに斬り倒すが、その一人は自分の母親だった・・・
四千字程度
の一話完結の短編です。折りたたむ>>続きをよむ番傘作りの下級武士に訪れた幸運。それには秘密があった。
死後、神となった英雄たち。
そんな彼らが繰り広げるドラマの一部始終を、名無し弁士が語る!
よくあるサイコなラスボス王妃の話。過激な描写有り。女性は気分が悪くなるかもしれません。
その夜一人の遊女が廓抜けした。
『眼鏡娘とコンタクト企画』作品です。
ガラスと眼鏡とコンタクトの歴史を簡単に解説してみました。
1942年8月──
米軍を主力とする連合国軍がガダルカナル島に上陸。「ソロモン夜戦」と呼ばれる海戦が幕を上げる──。
※この小説はフィクションです。実在の人物、団体、その他史実に似たようなものがあっても、本作には一切関係ありません。
日本人はいかにして新たなる食物を獲得したのかという物語です
(めっちゃいい加減な知識で書いてますので、一切参考にされないよう)
念兄の妹はるに思いを寄せる権三。土砂降りの夜にはるが訪ねてきて、身体を差し出すかわりに兄の敵をとってほしいと頼んでくる。思いもよらないことに戸惑う権三だが……。
念兄が斬り殺されたことから始まる復讐劇。
※この作品は「小説投稿サイトノベルアップ+」にも掲載しています。
時は戊辰戦争最終地、箱館
そこには京で名を轟かせた新選組がいた。
その中でも陸軍奉行並についた土方歳三、彼だけが箱館政府の幹部で戦死したのだった。
彼の死は周りにどんな影響を与えたのか――
鉄砲大将の塙団右衛門は、激しい承認欲求に突き動かされ、ある時は転落し、またある時は名声を得るが、最期にはやはりその欲求のために滅ぶ。
新選組永倉新八目線、沖田総司の恋の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
町人の男が寝ているときに現れる、小さな小さな百鬼夜行。
フクイ王国(2281-2254)の歴史に関する現時点での簡潔な報告。
小松左京御大の骨って言う話の中に、パレオロクソドンナウマディクスって言う単語が出てきて、それを見た時からもうこのタイトルで何とか話が書きたくて書きたくて。
江戸にて面白おかしい物語を書く男が一人、その男、今日も今日とて筆を振るう。
「マンモスキラーだ!! マンモスキラーのユカラが帰って来たぞ!」
英雄の帰還に湧き上がる部族の人間達。今回は鹿狩りで捕えた獲物も一匹だけだというのにユカラ本人も鷹揚として彼らの声援に応えている。そんな姿を横目で見ながら、生まれつき右足が不自由で狩りに同行できない俺は、黙々と石割りの作業を続けている。マンモスに突き刺すためのヤリ先ではなく、あいつに教わった収穫道具を作るために。
司令部に結集した残存部隊が敵陣ヘ夜襲を仕掛ける。
エブリスタに投稿している「夜襲」を修正した作品です。
目が覚めると、神様に自分は死んだのだと言われる。
続けて神様は俺にやり直しのチャンスを与えると言った。
『道理に正しい事をせよ』
神はそう言った。
能 弱法師から
謡を元にしています。
令和の時代に生きる風景カメラマンが体験する、時空を超えた不思議なショート純愛ストーリーです。。。
長年交際していた純夫からプロポーズされた祐実は、式場選びのためにブライダル・フェアへと出かける事に。そこで彼女の目に留まったのは……
秋の歴史2022参加作品『手紙 ~曾祖母の遺言~』に出てくる姉妹の姉・祐実の結婚にまつわるお話で、こちらも参加作品です。 普通の家族のちょっとした物語ですが、短い話ですので、お暇つぶしの一つとして、読んでいただければ幸いです。
こちらもよろしければ。『手紙 ~曾祖母の遺言~』https://
ncode.syosetu.com/n8346hv/折りたたむ>>続きをよむアメリカで過去にあった出来事(逸話)を元にして作成してます。
たぶん日本最初の社畜とダメな上司によるパワハラ&アルハラを見いだしたのです。
今回も推論を重ねた仮説で創作です。
前作「カブキ」で語った設定を踏襲しつつ、別視点のような形です。
Wikipediaさんを利用して調べものをしました。
R15は保険です。
戦艦長門はドレッドノートのような衝撃を
アメリカ海軍やアメリカの政治家に与えたかも
しれません。
14インチ対応防御の戦艦を量産していたアメリカ海軍。
15インチ砲を搭載した戦艦をイギリスは量産していましたが、相手はイギリスだし1インチくらいの差は対応可能であると思っていました。
ですが大日本帝国は戦艦長門を建造。
41cm砲を搭載し41cm砲の攻撃に対応した戦艦を建造し、更に拡大発展させた赤城や加賀を建造し始めて、
八八艦隊計画などと言い始めます。
この急速な軍備拡大計
画にアメリカは恐怖したかも
しれません。
日本も日露戦争で消耗しましたが、
イギリスもアメリカも第一次世界大戦で少なからず消耗しています。フランスやドイツも。
更に日本は『人種は平等』だと発言しましたが、
戦争で疲弊して世界大恐慌で傷つき自信を失った
白人国家からは、日本が有色人種達のリーダーになり、
人種対立戦争が起きるかもしれないという危機感、
焦燥感を感じたかもしれません。
と考えました。折りたたむ>>続きをよむいくつもある
野里子の前世を
解き明かす、
占い師エール。
終戦の前日、寺門将司少尉に特攻命令が下る。
青年は死を目前に何を考え、何を感じるのか。
これは、太平洋戦争において、最後にアメリカに一泡吹かせた男の物語。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
短編2本目です!読んでください!評価してください!
人間は狂ってしまえば正常な判断が
できなくなってしまうのだ…
納得がいかないまま熟年離婚してしまった主人公は、離婚してから3年経った時に、分水嶺と思われる日に戻ることになったが……。
公式企画の「秋の歴史2024」の参加作品です。
この書籍は某桃太郎博物館の地下に保管されていた。
こちらは大和21年3月5日に新栄社より刊行されたものだ。
劣化がひどく、ページの半分以上が欠損しており、かつ、
数十ページが湿気により文字が滲み一部判読できない。
そのため、その中でも判読ができるページを抽出し、
こちらのサイトに投稿した。
源平の合戦でも活躍した弓の名手である、このわし、浅利与一義遠は、五十歳にして若い女を嫁にすることになった。
平家方の城氏の姫、板額御前。
鳥坂城の合戦で、最も多く幕府方の者を射殺した女である。
最強の女に惚れた代償は、死と隣り合わせの新婚生活。
※カクヨム、ノベリズムにも投稿。
他国と戦争をした場合、戦費をどこから調達するかで戦争の勝敗、国の運命までもが決まる話です。
戦国異聞の用語説明などです。
2022年はワールドカップイヤーである。それに先立ち 2022年、2026年、2030年のワールドカップ優勝国を予想してみる話
ある町で起こった丑の刻参りの始末を旅帰りのご隠居が語る話。
秋の歴史2022参加作品です。
「もしも」の戦争物です。
題名から分かると思うけど胸糞な作品なので、戦争物(仮想戦記物含む)が好物だという方以外は読まない方が良いよ。
警告したからね。
言い訳を言えば、歴史ジャンルでお題を手紙にした運営が悪いんだ。
歴史で手紙を考えていたら浮んでしまったネタなんでね。
三日間の少年行方不明事件。
そこで出合った、人間そっくりのロボット結。
高度な技術があったというのに
人間が絶滅した理由とは?
人間の為に造られたロボットは
人間が絶滅した後、誰の為に動くのか。
この話は
『終末のロボット』『終末直前のロボット』と
関連しています。
もしよろしければ、そちらもお読み下さい。
江戸時代の処刑について簡単に纏めただけの文章なので、小説ではありません。
間違っているところがあれば、教えて頂けると幸いです。
戦国時代のこと。大軍をもって、隣国に攻め込んだ領主がいた。
その勢いはまさに破竹のごとしで、相手方の支城を次々と落とし、残るは本城と相成る。
降伏勧告を受け入れない相手方だったが、ある夕方に、城からおびただしい量の炊煙が立ち上り……。
長篠の合戦の真田兄弟の最期。
時は戦国。
山間の豪族の娘は、館を焼かれ、逃げ延びる。
数年の後。娘はどうなったのか…?
古代ギリシャの通り魔とボクシングの話
永禄3年(1560年)。桶狭間の戦いを前に、清州城では足軽の藤吉郎が、幼なじみのねねと会っていた。津島湊の浅野家は、ねねと藤吉郎を通して、清須城主の三郎信長に、ある裏取引を持ちかけていたのだ。
桜を象徴する村で起きた、とある姉妹の切ない和風ホラーです。
彼は、若いながらも腕利きの忍・鴉丸(からすまる)!今回は困難な任務を受け、とある城に忍び込む・・・。危機に陥った彼の元に現れたのは、幼なじみにして同僚のクノイチ・つばめ・・・。
現実と非現実の狭間で翻弄される主人公・・・。その苦悩の果てには何があるのか・・・。
明智光秀の逸話を題材にした作品
冬の近づく秋の森を舞台にした、西部劇な短編です。指名手配された逃避行中の男がもう一人の男と焚き木を囲み、クリスマスのことを考えます。
時は天正二年。信濃国高遠城で甲斐源氏武田家十八代当主武田信虎は死の手が迫っていることを悟っていた。
聞き手は高遠城主で信虎の息子・信廉。その父の口から訥々と語られたのは、武田の今後を案ずるものだった・・・
国家転覆を目論むテロリスト共が偽造書類を手に捏造御旗をひけらかし遠路遥々北上だ、海外の武器商人から密貿易した新式銃をパンパン撃ってくる。
まったく…いい気なもんだよ。
こっちは国産ゲベール銃、つまり滑腔式先込め銃のコピー品だ、どっちにしてもお互い陣地に引っ込んで距離が離れてちゃあ無駄弾だ…つまらねぇ、チャンバラしてぇなぁ。
そこに1人のチートキャラが紛れ込んでて、こっちの機嫌をうかがってたんだ。
中国最古の《殷王朝》を破滅に導いた暴君《紂王》。その寵愛を受け、贅沢の限りを尽くし、残虐性を好んだ《妲己》。心優しき冀州の姫を、稀代の悪女へと変貌させた手紙と、彼女の正体が明らかになる。
昔書いた短編。
短いのであらすじはありません。
ある夜、殺人という罪を隠してしまった十兵衛。
村の馴染みの娘、きよ につじつま合わせを願い出る。
しかし、だんだんと罪が明るみになって……。
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
クリミア戦争のお話です。
ナイチンゲールしかイメージない人も多いかも?
ここに書かれているのは実証もない空想です。
作者は一切の発言の責任は取りませんので抗議をしても無駄。
その点を了解してから読んで下さい。
神聖国家と世俗国家あるいは、十字軍の真実
味方の敗北が迫る中、刑部は切腹を覚悟する。その際、首を敵に渡さぬよう、家臣の五助に命じた。五助はその命に従い、ひとり草の野を駆けた。
【特記事項】2016年作。原稿用紙換算11枚。自サイトにも掲載。
ある日を境に世界中の港という港にかつて沈んだ船の船魂が人間の少女に近い姿で実体化した。
それはある天体が地球に接近した影響で会ったことがのちに判明するがそのことは隅に置いとくとして、
この現象は世界中のあらゆるところを舞台に悲劇、喜劇を繰り広げた。今回紹介する事例もまた豊富に並べられた劇のうち出色の一つである。
架空戦記創作大会2018夏 参加作品です。お題2です。
文久二年八月。来客を迎えて談義していた勘定奉行の屋敷に、三人の浪人が颯爽と現れて――
江戸時代は間引き・子返しといった嬰児殺しの伝承があります。江戸時代の中期は耕地が広がらず、収穫が頭打ちとなり、小さな田畑では子を作っても育てられません。そんな百姓が大勢いた時代のお話です。吉兵衛とかめの夫婦も最初の子の死産の後、養子縁組で隣村の男児を自分たちの子として受け入れることとなります。
アメリカザリガニが日本に連れ込まれて、およそ100年。僕の知る平成の時代のザリガニの物語を少し書こうと思う。ザリガニを通して、時代によって変化する価値観を見た気がしました。
町の代筆屋として片隅にひっそりと店を構える私の元に女性が天にいる、亡くなった恋人へ贈る恋文を書いてほしいと依頼してきた。
そしてその晩から不可思議な夢を見るようになった。
自由を求めた盗人の少年が、買われた少女を助ける物語
帝国陸海軍二式戦闘機。その正体は!?
父母が急死し、御家断絶となり、独り取り残された娘、早桃。
女の身で、自力で生きるための戦いが始まった……
戦後70年の節目の年を迎えるにあたり、対馬丸撃沈事件を公平な視点から解説します。
※ここに書いた事は、平成27年2月現在でわかっている事です。今後、新たな証言や証拠が出てくる事があるかもしれません。あくまでも対馬丸撃沈事件を理解する上での参考の一つにしてください。なお対馬丸の当時の乗船人数などは現在も正確な数字は不明であり、学童及び疎開民1661名という数字も不確定な数字であります。(当日乗船を拒んだ子供や人がいたり、逆に無理やり親に乗せられた学童がいたりなど、撃沈された
時に乗っていた学童及び疎開民の正確な数字は現在も不明)
H29.3.30 生存者数など一部を加筆訂正しました。折りたたむ>>続きをよむ太郎は筋骨隆々、身の丈六尺を越える益荒男である。美しい妻とともに仲むつまじく村での生活を送っ
ていたのだが、そこへ庄屋が決して断れぬ相談事を持ち込んできた。
蝋燭ではなくアロマキャンドル。
火をつけたらいい匂いのするあれ。
起承転結を記録する。お前は、記
機械であるボクに、博士は
なまえと、こころをくれた。
これは終末のその時までの
ボクの記録である
終末のロボットシリーズで
最後まで稼働していた機械の話。
十手とは、そもそも、、武器?たりうるのだろうか?
紀元前464年、古代ギリシャ、オリュンピアにて――
古代オリンピックにかける男たちの意地と情熱がぶつかり合う。
競技祭の花形「スタディオン走」で勝利の栄冠を勝ち取り、ギリシャ最速の称号を手にする者は、はたして誰か?
※史実とされていることにもとづいたフィクションです。
※「描写力アップを目指そう企画」においても、同作品を公開しております。
戦国哀話 鉢型北条氏国の正室 大福御前
自分のことだけを考えずに、人として大切なことを行うことができる人の姿を描きます。
第2次世界大戦後半、なぜかのんびりした空気の漂う、ソ連=フィンランド最前線。
少女狙撃兵達で構成されたソ連の前線部隊は、補給の遅れで飢えに苦しんでいた。
そんな中、両軍が対峙する中間地帯の池においしそうなケワタガモがいるのを、少女狙撃兵は発見する。
あのケワタガモが食べたい!。
でも発砲したら、こののんびりした状態は破られてしまうかもしれない・・・
何より、池は両軍の間・・・!
クリスマスの日、娘の平和を願った男はテロに巻き込まれ死亡する。
赤子へと転生した男は、変わり果てた娘を見る
これはそんな男の戦い
天皇制とは日本国の究極の最後の安全装置である
戦国時代のこと。山菜採りに出かけていた少女が、山の中で矢によって地面に縫い付けられた鳥を助けた。
真っ青な身体。三角形の黒い斑点が浮かぶ鳥。少女の知識の中にはない鳥だった。
そこへ不意に現れた、老婆が告げる。
「この鳥は定めを判断し、運ぶ鳥だ」と。
お江戸の町に、いっぷう変わった『からくり細工』を作るのが得意な少年がおりました。
その仕掛けは皆を感心させましたが、たまに周りに迷惑をかけてしまう作品もあったとか。
公式企画『秋の歴史2022』参加作品です。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その五。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
生来、身体がさほど丈夫でない実朝はその日熱を出しており、目覚めたときに傍にいたのは苦楽を共にした筒井筒の妻だった――。
鎌倉幕府・三代将軍である源実朝とその妻・信子。
冬のある日の、夫婦のやり取り。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「将軍」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
1935年天津。
当時中国は近隣諸国の植民地でした。私鈴明は日本軍に土地を奪われ兄妹を連れてこの地でやっつきました。
仕事が見つからずに困っていた私にあの人は手を差し伸べてくれました。
古代中国の戦国時代、楚の国の屈原の歌。
何故か昔から惹かれる、とある歴史上の人物。
貴方に出会ったとき、私はその「ワケ」を知る。
戦国時代、上杉謙信と武田信玄が対峙する時期。
二人の大名は、川中島の戦いで幾度も激突し、信濃川を中心とした地域の支配を巡って熾烈な戦いを繰り広げている。
分水嶺は、信濃川と荒川に水を分ける場所で、物資の運搬や補給において非常に重要な拠点となっている。
戦略的に重要な地点であり、両軍がこの場所を制することで戦局を有利に進められるとあって、分水嶺を巡って熾烈な争奪戦を繰り広げていた。
その争奪戦での両家の忍び達の話。
播磨の国、赤穂藩で筆頭家老の大石内蔵助は京都の山科の自宅で、一人静かに物思いに耽っていた。 目的を完遂するまで、これからは怒濤のごとくの困難が待っている。
その時までの束の間を楽しむように、静寂の中で物思いに耽る大石の心の一瞬を描きました。
大山津見の娘、岩長姫のもとに妹の木花之佐久夜姫がやって来た。
佐久夜は天孫ニニギに一目惚れされ結婚を申し込まれたという。
しかし、どういう訳か岩長姫も嫁ぐように言われたのだが……。
この物語は古事記にあるニニギの結婚の話を岩長姫視点で書いたものです。
ブスな神として登場する岩長姫ですが、本当にブスなのか? 超絶美人な妹がいるのに?
という疑問から産まれた物語です。
あくまで作者個人の岩長姫像であります。
平山清記は、夜須藩御手先役という刺客である。その清記がとある公卿を暗殺し、その逃亡中に雨に降られ祠で雨宿りをするのだが――。
「天暗の星」の後日談ともなる、伝奇時代小説。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「風説百魔草紙」と題した伝奇時代小説企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、
実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむもしも日本海軍の鳳翔が戦後、ソ連に接収されていたら...?
※身勝手な理由で前のアカウントと作品を消してしまいました元サスルナです。
皆様本当に申し訳ございませんでした。
色々と事情が落ち着きこのたびまたアカウントを作り直した次第でございます。
今度のアカウント名は私の名前と父の名前をごちゃまぜにした新田 喜輔とさせていただきました。
これから順次作品をサルベージし再投稿を行いますので、お目汚しをしていただければ幸いです。
ただ、「神様に祈った」少女の話。
神様が、いつもこちらの気持ちを汲んでくれるとは限らない。
人も、こちらの気持ちを汲んでくれるとは限らない。
そんなお話。
とある武士の手紙。実の母親へ向けた自身の罪を告白したものです。
なお、登場する人物は実在せず、橋本洋一は架空の小説家です。
ネメシュ・ラースロー監督「サウルの息子」、NHK制作「アウシュビッツ 死者たちの告白」を鑑賞して創作した掌編集
架空戦記創作大会2022冬 参加作品です。
第二次世界大戦集結後、日本が軍備の保有を許された世界をテーマとした架空戦記です。
岡山県岡山市で毎年8月第一の土日に開催される祭り、「おかやま桃太郎まつり」。
その中の一つ、うらじゃの歴史。
もしかしたら、本当はこうだったかも……しれない?
※この作品は自身が主催する「夏祭りと君」企画、参加作品です。
※作品内での『神』の定義は、人それぞれ解釈の違いがあると思いますが、作者のざっくりとした見解と主観です。
また、作中で語られる伝承は、実際の伝承をもとに作者によるフィクションを加えております。
【アルファポリスより転載】
読み切りのショート作品です。
「柳川亭」という筆名で編纂された「享和雑記」
享和期(1801~1804)の様々な事柄を書き留めた大変に面白い書物です。
その中から、第三巻三十八に掲載されている「槍持勇気の事」というお話をご紹介したいと思います。
江戸幕府開府からあと一年で「200年周年」になるという享和二年、十返舎一九が「東海道中膝栗毛」を著したり、江戸で「小石川馬場の火事」と呼ばれる大火があったりした年です。
・・・そんな
年の正月に起きた刃傷事件。
年賀というと、今は年賀状・・・それも年賀状の扱いは年とともに減っているそうですが、江戸時代の武士の正月は、上司や親戚、お世話になった家々へ直接に出向いて年始の挨拶をする「年始回り」でスタートしました。
この年始回りの風習は、明治から昭和にかけて活躍した小説家・劇作家・岡本綺堂氏のエッセイ「年賀郵便」によると明治の中頃まで続いていたそうです。
回った各家々で振る舞い酒をご馳走になり、朝からフラフラになりながら年始回りに歩く武士とその家来。
・・・下戸(お酒が飲めない人)はさぞ大変だったでしょう。
そんな武士の年始回りで起こった事件です。
折りたたむ>>続きをよむ「勇将の下に弱卒なし」
これは大将が強ければ、それに従う部下に弱い者はいないことを表す言葉である。
織田信長に仕えた柴田勝家は、織田家の勇将と称えられた。
そんな彼の下には、弱い部下など居なかったのである!
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その九。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
月の下で、泡と消える...幕末の夜。
晋代の中国、神仙道術の大家である葛洪は、不老不死の薬を作るため山籠りするが…
【高須四兄弟の三人が出てくる話】
京都守護職を拝命し、上洛を控えた会津藩主松平容保は、弟の桑名藩主定敬と共に、前尾張藩主の兄義勝に呼び出された。
二人の弟を呼び出した義勝の用件とは……
※過去に雪待咲夜/葭月沙和名義で運営していた個人サイト『六花の雫』(閉鎖済)に掲載していた『湿板写真』の改題・加筆修正です。
※note、pixiv、エブリスタ、セルバンテス、カクヨムに掲載。
目力、というのはいつの時代も、一部で注目を浴びるものです。
威圧で済むなら、それはまだ平和なほうかも……。
2120年、図書館で地域活性についていて調べていた主人公。
時代は進み、様々な本が電子書籍で見れるようになっていた。そんな時、ある一冊の見慣れない資料を見つけたら、謎の声が……
気が付いたら100年前にタイムスリップ?
そして、一枚のイラストとの出会いが主人公の運命を変えていく……
岐阜市イラスト展2022始まります。
ネットサーフィンをしていた主人公は中国のネット掲示板で
日本の戦国時代は村同士の争い、と書かれているのを見てしまう、怒り狂った主人公はコピペ爆撃を行うがその途中で何者かの手によって便利な力を持って縄文時代の日本に飛ばされる
最初はふざけるなと思った主人公だが途中で天才的な閃きを思い付く戦国時代の日本の人口増やせば文句の付けようが無いくらいにパワフルになるじゃないかと
時は幕末。
現代でも恵まれた体格を持つ青年は、争乱の京都へと移転する。
カクヨム様でメイン活動しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330662230739600
日本航空123便墜落事故で亡くなった方々に謹んで哀悼の意を表します。
この作品はpixivにも掲載しています。
「生きる」[pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10039546
劉禅という人は本当に暗君だったのか。40年は長い、無能の一言で言い表してしまうのは惜しいと思う。もしも、こんな手紙の一つでも残っていたら……?
今、この国は大きな転換期を迎えている。
我が国の根幹となる法律が改正されようとしているのだ。
法律の改正により我が国の軍隊は先制攻撃が可能になる。つまりこちらから戦争を仕掛けることができる、普通の国の軍隊になるのだ。
国民の生命と財産を守るためには、絶対に必要な改正だろう。
僕は法律が改正される日を心待ちにしていた。
2020年東京五輪の直前の情景を、ある老夫婦と運転手の視点から見る。
歴史IFものです。
深織は夢の中でどこか懐かしい笛の音を耳にする。早起きした深織は、窓から見えた季節はずれの桜を辿って、近くの屋敷を訪れた。平安時代のような風格が漂う屋敷から聴こえてきたのは、夢で聴いた笛の調べだった。
5本目の剣だって!さ。
歌舞伎 鳴神不動北山桜四幕目 北山岩屋の場から
物語の筋は変えず、目線を変えています。
ここは南方の最前線にある飛行場。
これはこの基地で起こった少し不思議な物語。
天正十年、六月――本能寺の変。燃え盛る炎の中で、蝶の名を持つ女が望んだ最後の我侭とは。(※この作品は旧合同サイト『花信風』に掲載したものを一部改訂したものです)
北征新選組、箱舘戦争中の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
秋ともなると一面の芒に覆われるその峠には、古より続く不思議がありました。。満月が綺麗な秋の夜になると、どこからともなく、篠笛と鼓の音色が聴こえてくることがあるそうです。
とある山岳事故で起きた、何の役にも立たない助言の話。
注)
・ウルグアイ空軍機571便遭難事故をモデルにしておりますので、人肉食やスプラッタを連想する描写が出てきます。苦手な方や、凄惨な事故をモデルに書かれた文章が嫌いな方は読まないようにしてください。
・基本的に具体的な描写は省いておりますが、一応R15を付けております。
戦の世に咲く鮮花、愚花、悲花、仇花の昇華の極み、そして散り行くその瞬間、そこに至る時の流れ。
『人斬り鍬次郎』こと、新選組隊士、大石鍬次郎のこと。
“一瞬で、座が凍りつくのがわかった…。”
ある日の宴で起きた事件。
呉滅亡後、晋に仕えるようになった陸機・陸雲の俊才兄弟。
時代は三国末期から西晋へ。
二陸史上、もっとも有名(かもしれない)史実エピソードを元にした短編小説。
※史実をもとにした創作です。
チンギスカンの法則が確立したのは、ホラズム王国との戦いにおいてである。
モンゴル帝国初代皇帝はその戦争に先立ち、旗下に、降伏者は生かし、反抗者は兵と市民の区別なく、尽く殺戮すべしと命じた。
以後、この命令はモンゴル軍の法則となった。
弥助騒動についての個人的な見解
神々の時代とわれわれ人間の時代をつなぐ英雄ヤマトタケルの最期を描いてみました。
たまたま虫の日だったので古代史や神話の蝶を少しまとめました。
剣の道を極めようとする男の成長の一瞬を切り取っているのかいないのか。書いてはみたものの、正直、分かりません。
アントン・チェホフが1890年にサハリン島を訪れた日記みたいな長編から統計等あぶらっこいノートを我がままに省き市場のも白いエピソードを絞り出した単略サマリです。
『鈴木』としてのアイデンティティを失いかけた私こと鈴木。
彷徨った果てに私が辿り着いた場所は──。
©️山石尾花2017.
※作品の無断転載を禁じます。
※禁止未经许可的转载、重新发行。
※Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
盛唐の落日に、一人くすぶる役人がいた。
幻の満州国 あるいは石原莞爾の見た蜃気楼?legend of empire あるいは幻の満州帝国 legend of manchuria empire
空海が高野山をひらいてから千二百年。
空海は毎日、御廟から姿を現し、ゆかりのある地を見て回っていると言われています。
©️山石尾花2017.
※作品の無断転載を禁じます。
※禁止未经许可的转载、重新发行。
※Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
最後の人間が造った、最後のロボット。
人間が絶滅した世界で
人の為に造られたロボット達はどうするのか
最も人に近い最後のロボットの視点の話。
短編小説『終末のロボット』と関連しています。興味のある方は是非ご覧下さい。
隣領への使いから戻る途上、城が落ちたことを知らされた弥九郎は、途方に暮れ河原に佇む中、一人の男に出会う。男は握り飯と焼いた鮎をふるまい、弥九郎にあることを託すが…。
「王国の為」をスローガンにその身を王国へと捧げた元国王。王国の為に自己を犠牲にし、王国の為ならば何でもした国王。その悲しい結末と王国の運命やいかに!?
他サイトにも掲載するかもしれません。
時は幕末、所は京都。土方歳三から借り受けた「豊玉句集」を三十三間堂に忘れてしまった沖田総司は、夜中に藤堂平助と共に探しに行くが、そこで出逢ったものとは――。ドタバタ幕末ファンタジー第5弾です。
我らが持つ城。その堀の内側に桜を植えよ。
亡き領主が、死に際に言い残した言葉。
死角を生み出し、薬などに使えぬ樹木など城にとっては難点となるばかり。それでも遺言に則って、桜の木は植えられた。
育った桜の木は、懸念の通り城からの視界を遮り、相手にとって格好の攻め手を与えることになった。
はずだったのだが……。
中世日本、嘉吉元年(1441)の北近畿。南へ進む軍勢があった。彼らは山道を登り、ある峠に辿り着く。
その名は「生野峠」。北へ流れれば日本海、南へ流れれば瀬戸内海――雨水を南北に分かつ、分水嶺の1つだ。
軍勢はどこから来たのか。彼らは何者か。何を目指し、どこへ行くのか――
※この物語はフィクションです。史実と異なる描写が多数あります、ご注意ください
歴史ネタを「朗読してもらう」ことを意識してまとめてみました。
本作はフィクションです。
常識人の観月君と粋人の陵雲君。時は明治三十八年頃。陵雲君の下宿にての非常に短いお話。
知る人ぞ知る流れの医者は、特定の薬を持たず、人々を診察した上で材料をその場で用意していた。
茶葉からほこり、体毛まで、その種類は千差万別。
これらを水に混ぜ込んで湯だてるのだが、その間、患者は目隠しをされる。
そして健やかになった自分の姿を、強く心に抱くように指示されるのだとか……。
『破鏡の世に…』400回記念に投稿しようとしましたが、余りにも…趣味全開で自分でも引いたので、短編で投稿します。
日本ホムンクルス協会は西暦2030年に作られた組織である。
多くの支援を賜り、科学的なアプローチにより5年後の2035年にホムンクルス第一号を完成させた。
ただし倫理的問題ならびに諸権利をどのように設定するかで政府との軋轢を生み、一度は解散に追い込まれた。ただし東京医科技術開発院において継続して研究は行われ、2年後の2037年に第二号となるホムンクルス”太陽”が完成。明けて2038年にはおよそ2500年~3000年前の遺骨からDNAもしくはRNAを抽出できさえすればホムン
クルスを作ることのできる技術が開発された。それも記憶を保持したままである。
そこで政府は歴史研究に有用だということで一部制限の上でホムンクルス製作を許し、ホムンクルス第三号として平安末期生まれの人物が選ばれた。諸資料によるとこの人物は日本史上におけるホムンクルス製作の先駆けとされ、撰集抄という古文書に記されている。折りたたむ>>続きをよむ ハイスクールを卒業したばかりの仲良し四人組の女の子たちがサマーキャンプに出掛ける。そこで不思議な光景を見た。それがどのような影響を与えるか、誰も知らなかった。
第二次世界大戦中のアメリカ合衆国が舞台。
無断転載、無断複製を禁じます。
モブキャラにだって、ちゃんと人生はあるのさ。
信長公にまつわる話しをまとめた手記を残したい、そう同郷の友に伝えられて福徳村の男は、昔を思い出し語りだした。
「ブルータス、お前もか」
シェイクスピアの名作「ジュリアス・シーザー」で有名なこのセリフだが、ジュリアス・シーザーことユリウス・カエサルは自分が暗殺される日に何を感じ、そして犯行現場では何が起きていたのか。
史実に則しつつも。作者によるフィクションを混じえた古代ローマ小説。
この方について書いてみたかったのです。
歴史好きな方、お楽しみいただければ幸いです。
この物語は重複投稿でであり、下記の転載であります。
http://novelist.jp/45558.html
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=636110
アメリカ。コーラ茶のレシピを全財産で買った薬屋の店員。
しかし売れ行きは悪い。
いろんな人物にどうすればおいしく飲めるか聞いていると・・・
※ この作品は拙作『平賀譲は譲らない』を世界観のベースにしておりますので以下の部分についてご理解いただきますようお願いします。
西暦と年号のズレがあります、1923年に大正天皇の生前譲位によって大正が終わり昭和元年となっていますので昭和17年はこの作品では1940年になります。
沿海州の大部分がユダヤ人国家イスラエルとなっている設定です。これはロシア革命の時ニコライ2世一家を救出する代わりにイギリスと日本が沿海州一帯をロシアから買収し、それをユダヤ人に転売して建国と
なったと言う設定です、沿海州の売却代金でロマノフ家は亡命して後にイスラエルを除く極東とシベリアの一部を勢力圏にしたロシア共和国を建国しています。
(ウラル以西を押さえているソ連と対立関係になっています)
またドイツではナチスが台頭しましたが強力な指導者に恵まれず(アドルフ・ヒトラーは陰謀により日本に画家・建築デザイナー兼教師としてオーストリアから派遣されています)
現在の指導者はルドルフ・ヘスが勤めていますが絶対的な権力は無くドイツ共和国首相として在任中です。実権はゲーリング・ヒムラー・ゲッペルスらの実力者が政治を軍事は軍部(ユンカー出身者が多くを占める)が大きな発言力を持っています。又親衛隊はラインハルト・ハイドリヒが大きな力を持っておりドイツ国内でユダヤ人排斥を行っております。
以上の背景があると言う事でお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむスサノオとアマテラスの話
戦国時代のこと。
とある両大名家の一戦は、決戦の気配を見せないまま100日に及ぶ、にらみ合いに終始した。
その間、足軽たちは許された範囲で武装を解き、交代しながら思い思いに過ごしていたという。
しかし、そのうちの一人が長い戦から帰ってきたとき、ふと足首近くにできた吹き出物に気づき……。
古代中国。絶品料理に感激した男は、飯王と名乗って飯国を建国する。
私(はやまなつお)の小説ブログに同時発表しています。
https://ameblo.jp/gojiragamera91
夜。今宵も宮中に琴の音が響く。奏でるのは、帝の寵愛が絶えて久しい桐壷の更衣。何故、彼女は今も宮中に留まるのか。
関ケ原の戦いは、一日で終わった。西軍は小早川秀秋の裏切りにより、崩れたのだ。わずか一日で天下を決したこの戦いには、すべての責を負わされて刑死した石田三成と、その朋友であり、戦いで討ち死にした大谷吉継の姿もあった。
サルバーナ王国歴1279年10月31日。
その日は「新月」という事もあってか魔王が直々に軍勢を率いて人界を練り歩く「ヴィルト・ヘーア」の日だった。
しかし、時が経つに連れて秋から冬への季節となる時期でもある為か、こぞって民衆は仮装して夜の街を練り歩く。
そんな夜に一人の老人が居る家へ訪れた者達が現れた。
老人は聖騎士団に50年以上も務めた人物だが同僚達からは「昼ランプ」と渾名されるほど大した手柄も無い人物だった。
ところが昼ランプと称された老人の所へ訪れ
たのは・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむシンデレラのいないシンデレラの世界。
王子や義姉たちはどのように暮らしていると思いますか?
*monogatary.comのお題「主人公がいない物語」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
人を殺すなと神は言うが、人は神のために人を殺す。
そこに矛盾はなく、神は変わらず偉大である。
松平容紀(まつだいらかたもと)、二十歳。
留学を控えて父と杯を交わす。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
本編『foundation』の補足的短編です。
帝国海軍が建造した警備艇の地味ながら輝く物語。
戦国の世、一人の姫がいた。化物を使う姫が…
姿質風流 眉目秀麗と称される 東呉の英雄 周瑜の手紙が届く。
時は、後漢末。
動乱の中原に戦雲たれこめ、天下、乱麻のごとく絡まる。
諸侯 群雄割拠の興亡の中、その主役が出揃った時代。
天を覆わんばかりは、漢の丞相 曹操。
しかし、赤壁の戦いで 南下する曹操軍を破り、その勢いで荊州の争奪に成功したのは東呉の周瑜であった。
蛟龍風雨を得た まさにその時、病邪に倒る。
その年、36歳。
夢破れ、遠き巴丘の地に運命を悲嘆する若き友からの手紙の封を切り、魯粛は、野心に燃
える虎狼の牙を折る謀に思いを巡らす。
彼は、呟いた。
毒を以て毒を制す。
歴史の舞台から消え去ろうとする周瑜に替えて、劉備を大駒として配し、遠き未来を見据える魯粛の前で、その手紙は、煙となって天高く流れてゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむジル・ド・レとジャンヌ・ダ・ルクについて。
聖人として名が高い行基菩薩がある日、泣き叫ぶ子供を連れて来た聴衆の女性にこう言い放った。
「その子供を淵に投げよ!」
しかし、一見暴言に見える行基菩薩の言葉には、大乗仏教の真理が込められていたのである。
「魏武注に曰く、十倍ならば包囲し、五倍ならば速攻し、二倍ならば分断し、互角ならば巧緻に兵を用いてこれを防ぎ、劣勢ならば退き、勝算なければ戦を避けるべしという。大事な事は敵と己の力の差を知る事だ。さすれば自ずと取るべき道が見えて来る事であろう」
静かに兵書を朗読する声だけが部屋に響く。その声の主は青年にも思える色白の男で、正座する聞き手はまだ五、六歳と思しき子供である。だが静謐に聞き入っているという風ではない。もじもじと身体を震わせ、不安げに視線を泳がせている。
俺の勝手すぎる作り話です。信じるか信じないかは、完全にあなた次第だ!!
秋にコラボで復活チカン兵衛!は井川林檎さま『恩讐の宮本武蔵』とコラボ企画!!福岡は黒田家のB級グルメイベント開催中!まさかのゲストは、旅のくさし…じゃなかった宮本武蔵とお通じさん一行!?秀吉、三成、久々の顔ぶれもそろっての場外乱闘、チカン兵衛一話完結、二度目の復活です(*´▽`*)
明治時代は政治的な変化と同時に文化的な変化も生じた時代だった。江戸後期には「戯作」という文芸のジャンルがあった。十返舎一九や柳亭種彦という名を聞いたことはあるだろう。内容的には滑稽を主軸としたくだらなさを売りにしたものであり、批判者もいたが、民衆には比較的人気だったと思われる。そもそも戯作者の多くは批判をされたところで自分たちの文芸が低俗であることなど自覚していたため、あまり関係なかったのである。さて、この戯作というジャンルも、明治の波には逆らえなかった。江戸の文化が消えてい
くと同時に衰えていった。この話は新しい時代にあって、古風な戯作にあこがれを抱き、明治の波に最後まで抗い続けた男の苦悩の物語である。折りたたむ>>続きをよむ時は第二次世界大戦末、ドイツ第三帝国軍は大日本帝国が画策した作戦、「神風特別攻撃隊」を元に「エルベ教育課程」こと「エルベ特別攻撃隊」を編成した。
「エルベ特別攻撃隊」、それは決死の覚悟を以って行う自己犠牲作戦であり...
第二次世界大戦終結から七十五年の今、海外で葬られた話を、蘇らせる。
私の話と家族の実話です。最後まで読んでね。
金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀二年。比叡山焼き討ちの後、光秀は坂本の地を信長に与えられる。
金造は坂本城作りに加わる。そして重太という少年と出会う。
むかしむかしの戦国時代。
とある殿様の側室に、お杉の方という女性がいた。
他の側室に比べ、大柄でふくよかな彼女は一番の多産でもある。
しかし体型が崩れるのも辞さない彼女の際限なき太り具合は、次第にいぶかしがる者を増やしていき……
絶対妹大戦番外編第2弾!!
今回は渚目線で色々おきます、
そりゃあ、色々起きちゃいます!!
戦争したらいけない理由
7世紀の大和、飛鳥の地。男と若き皇子の出会いは、日本の歴史の分水嶺となる。
それから25年後。近江の大津宮で、男は病に伏していた。
※槻とは、ケヤキの古名です。神聖視され、その樹の下は清浄な場所とみなされました。
本作は、他サイトにも投稿しています。
武田家の草の者(乱破)のある日常。
ああ野麦峠、女工哀史 だが?それがすべてではなかった、製糸所の真実とは?
かつて、織田信長という人物の、味覚を試した料理人がいたのだそうです。
短気で、すぐに癇癪を起すと言われている、あの織田信長にです。
ですが、少しだけ、田舎風の味付けにし直したことで、料理の腕を、非常に褒められることになったのだとか。
そのエピソードを、物語調にアレンジしてみました。
※史実とは異なる部分が、多々あるとは思いますが、物語としてお楽しみいただけたら幸いです。
大和国の僧、本学坊宗念が綴った学念という僧の伝記。全三巻。
屋島の戦いで活躍した弓の名手、那須与一。
己の力量に奢りそうになると悩む彼に、義経が大陸に伝わる古い話を語りだした。
何でも大陸には、羿という名の弓の名手がいたのだと言う……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
1192作ろう鎌倉幕府で有名な「源頼朝」。彼と、義経記で有名な「源義経」の間にはあまり有名ではありませんが他にも兄弟がおりました。
ドラマや歴史小説ではほぼ登場することのない彼ら清和源氏の嫡流、義朝の他の子供たちに視点を当て、史実と史実の狭間を描いています。
今回は、三男であり嫡子でもある頼朝と、六男であり現在の静岡県で育ちながらも京で頼朝の姉(もしくは妹)とも交流のあった範頼の初めての出会いを‥‥‥
中国春秋時代の人、尾生の話。
諸国を流れ歩く謎めいた浪人、鬼灯の勘兵衛。飄々とした雰囲気とは裏腹に、その眼は戦場を冷静に見据えている。
彼は、酒場で居合わせた旅人たちに、かの有名な武田信玄の意外な一面を語り始める。 それは、信玄が「部下に指示を出すのが下手くそだった」という衝撃的な告白だった。
太平洋戦争突入間際、海軍によって「C-1型航空母艇」は開発された。
これにより、我々(=読者)の知る太平洋戦争とはほんのちょびっとだけ違う結果になった。
設定の一部は、架空小説ということで若干無理がありますがご了承ください。
時は平安の中頃。
都では内大臣家の姫が噂になっていた。名は晶葉(あきは)。
年齢は十八歳になっている。
そんな晶葉姫の元に、秋のお香である侍従の香が焚きしめられた文が届く。
どうやら、送り主は殿方のようで……?
※カクヨム様、エブリスタ様にも掲載しています。
女性にモテないことを悩む貴公子・栄充(ひでみつ)と、彼に仕える従者・塁則(かさのり)
二人の若者が繰り広げる、蛍の話題から発生したなんとも馬鹿馬鹿しい会話の結末は……。
「順逆不二の論理 ―― 北一輝」
架空戦記創作大会参加作品です。
もし伊ー400のような潜水空母ではなく砲撃潜水艦を建造していたらをイメージしています。
これはとある半島の誰よりも鮮烈に生きた王の物語。彼に仕える騎士の葛藤はこの国にどのような影響を与えるのか…。
1日間に合わなかった「秋の歴史」。
無理だぁー。歴史ものなんか書けないー。。と思って諦めていたのですが、21日午前4時頃、突然降ってきました。
でも、もう締め切りは終わっている。終わっているけど・・・誰かの目に触れて、読んでもらえたら嬉しいな。
「歴史」って、壮大な物語や偉大な人物のことを書かなくたっていいんだ。そういうものに巻き込まれた全く無名の1人1人の人生だって、「歴史」じゃないか。
そのことに気がついたとき、この物語があっという間にできました。書き上げまでに5時間
。
物語は、離れた場所の3枚の手紙、手紙自体は交わることのなかった3枚の手紙の周りで起こった小さな個人的「歴史」を交互に語ります。
決して教科書にも歴史書にも載ることのない「歴史」です。
折りたたむ>>続きをよむレモンが日本に伝わって来たのは、明治時代のこと。
静岡に始まり、和歌山、広島へと伝わる苗木たち。
その栽培が広島の諸島で始まった時、例年に増して霧の濃い月が続いていた。
時間違いの満潮。沖合の不審な高波。
そして、砂浜に流れ着いたもの……瀬戸内の海は、静かに荒れている。
山間部へ迷い込んでしまった村娘。
そこには野盗6人が待ち構えており、たちまち娘は押さえられてしまう。
野盗の頭がふんどしをほどいて娘へと近づいていくと……。
これは自身の「あやしい企画」参加作品です。
戦国時代のこと。
他国から流れてきた農民は、その土地に長く住む先輩の農民にとって、鉄砲玉だった。
戦などの召集があれば、率先して出向くように。そんな空気を村民は漂わせる。
そうして何度も戦を経験する農民だったけど、
ある時の戦は、不意に敵部隊に包囲され、退却を余儀なくされる。
その際、彼は気味の悪い体験をした。
三国時代、日々戦に明け暮れ続けた曹魏では、物質不足に悩まされていた。だが、それを解消できる手段が一つあった。君主の曹操は悩んでいたが、それを軍師の荀攸が解決しようと行動を始めた。
現代の普通のおじさんが日本の奈良時代に逆行転生してしまった。その生涯を早足に振り返るお話です。皆さん、初めまして。中学の頃に黒歴史をネットに投稿していた頃がありましたが、最近ふとした瞬間に書きたくなったので投稿してみました。この短編は完成ではなく、これから作る小説のあらすじです。とりあえず、自分の地元である久留米を題材にして古代日本に現代人が転生すれば日本はどうなるのか!的なことを書いていきたいと思います。
魚屋の半吉が廃寺の横を通ると、奇妙な声を聞いた。声の主は得意先の女将だった。女将はそこで不満を解消していたのだった。半吉は女将の話を聞くことになった。
戦国時代。美濃国・関において、名人と名高い刀工がいた。
名を赤七。
ある事件を境に、赤七はまともに刀を打つことが出来なくなる。
そんな赤七に、是非とも名刀を打って欲しいという依頼を持ち込む武士がいた。
刀鍛冶の、苦悩と葛藤の物語。
『天正鬼とぶらい』主人公・小野桐峰の名が出てきます。
カクヨムさんにも掲載。
織田信長の天下を阻んだ男、明智光秀。
彼は何故謀反を起こしたのか?
豊臣秀吉首謀者説を用いて描かれる本能寺の変をとくとご覧あれ!
8月6日に起こった事です。
1799年、フランス革命戦争においてイタリアに進攻したロシア軍は、常勝不敗の名将アレクサンドル=スヴォーロフ元帥の下、フランス軍が占領する拠点を次々に奪還していった。
しかし、友軍であるオーストリア軍との連携の乱れもあって、スイスで孤立する。
フランス軍に退路を断たれたスヴォーロフは、アルプス越えを決意する。
「KAC2025 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025~」参加作品第五弾。 お題は三題噺「天下無双」「ダンス」「布団」の転載です。
私個人の石田三成の短編創作話
さすらいの太刀持ち小姓、月丸。彼女は今日も探し続ける。己にふさわしい殿を求めて。
命は単純な数字では計算することができない。
そんな当たり前のことを忘れてしまった神にも英雄にもなれなかった男の話。
ある大名家に仕える、武将の一族。
屋敷の別棟に、大きな鍛冶場を設けている彼らは、戦場で使う武具を自分たちの手で作っていた。
いざ、戦場に赴いて振るう時、彼らは普通の武器とは違った特性を、大いに示すことになる。
今回は、段々お茶目になってきている語り部さんのお話です。
架空戦記創作大会2022秋参加作品です。
ドイツによるポーランド侵攻が失敗した世界線を題材とした架空戦記です。
「強き者が後を継ぐべし」というアレクサンドロス大王が作ったヘレニズム世界。ここに日本人には余り知られていない、エジプト女王クレオパトラ7世ではない、違うクレオパトラの波乱万丈な人生があった。政略結婚や、先王の妃を娶る世に翻弄されながら、次第に強さを得ていく彼女。だが、強さゆえに子供たちに疎まれ、やがて母子相殺の歴史を迎える。
(検索すると似たネタ書いたブログがありますが、書いた本人が内輪用の顔文字とかを抜いて、新しい知識も入れて再構成したものです)
戦国時代は応仁の乱(1467年)から始まるというのが定説ですが、関東では、その前に鎌倉公方と関東管領が対立した享徳の大乱(1454年)が起きています。太田道灌は、その関東の戦乱の中で頭角をあらわした武将です。特に、長尾景春の乱(1476年)において道灌は、敵戦力の撃破より補給ルートの強化を優先しており、同時代の武将とは違った戦略眼をみせています。太田道灌が切り開いた戦国への道は、彼の死後、京からきた伊勢新九郎盛時(北条早雲)によって受け継がれることになります。
中世のヨーロッパに一人の少女がいた。
容姿端麗、頭脳明晰、文武両道。
しかも民に優しい麗しき姫君。
だが曲がった事が大嫌いで王家の枠からはみ出す行動を繰り返すのだった。
人は彼女を暴れん坊姫と呼ぶ。
そして彼女に待ち受ける運命とは?
果たして暴れん坊姫は大人しく運命に翻弄されるつもりなのだろうか?
「平家物語」の中でも、高校の教科書にもよく採用される部分として、「木曽の最期」がある。
そこを現代語訳してみた。
日本における神信仰と自然の関連性とは?
殺傷公方と言わないでの第二幕です。
今の所と短編で投稿です。長編するのは三田の方が終わってからですね。
谷中天王寺裏に萩尾道場はある。表向きは町道場だが、そこは優良な用心棒を斡旋する座(組合)だった。
その萩尾道場に、若き浪人・松井直蔵が訪れるのだが――。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のもの
とは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ豊臣秀吉の最後の際の歴史小説。
舞台は江戸。とある小料理屋の奥座敷。気の置けない仲間内での祝盃の宴を中座して、「酔い覚まし」に訪れた男女。酒の力を借りてか、普段、口にされないことが零れ落ちる。ともすれば影に埋もれてしまいそうな日常の一コマを行燈の明かりがひっそりと照らし出す。そんな情景です。
神器のハンマーを盗まれた、雷神トールは、
花嫁に化け、ロキと共に、巨人の国へ向かう。
そこには、巨人の、スリュム王が待っていて――?
ラノベ風・読み易い北欧神話。
はわわわわ、劉備玄徳様が我が家を訪れた……。
オトメチックな孔明の心理。
時は明治。大店の娘・菫が出会った無愛想な車夫。
※恋愛タグをつけていますが、恋愛未満です。
架空戦記を書いてみました。
一年に一度の七夕の日、夏彦は天の川の岸辺にて、許嫁の織姫を待ち続けるが…
刀剣マニアの私、名刀・二王清綱を見るために、岐阜県立博物館に行った。
二王清綱は、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした刀、刀と言っても脇差、新撰組局長・近藤勇の介錯人・横倉喜三次は、脇差で新撰組局長・近藤勇の首を切り落としたのだ。
それに、赤報隊・隊長・相楽総三の介錯もしている。
二王清綱を目前にしながら、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした横倉喜三次に浪漫を感じる私、脇差で首を切り落とした腕に浪漫を感じるのか、それとも、歴史の影に埋もれた凄腕の剣客の1人だから浪漫を感じるの
か、刀にもドラマがある、剣客にもドラマがある。ドラマに浪漫を感じた事だけは嘘ではない・・・折りたたむ>>続きをよむこれはシェイクスピア、逃亡、メガネのキーワードを設定し書いたもの、いわゆる3題話です。後期シェイクスピアが主人公です。個人史をもとにしていますが相当アレンジしているので注意してください。
村を野盗に襲われ、一人生き残った百性の次男坊は、復讐する為、十年山籠りして、久しぶりに外界へ下りてきた。
ふと気付いたとき、『私』は裳裾姿で大きな庭に佇んでいた。
え……? ここはどこ? そしていつ? ついでに私は誰?
迷う『私』のところへ、切れ長の目をした優雅な男が現れる。
その男の正体とは……? 『私』一体、夢の中でどこにいたのか。
私はどうして、こんな夢を見たのだろう?
民主主義は時代遅れなのかなって話です
長篠の戦いです。
アレンジしてみました。
東京オリンピックの熱狂が去った後の昭和40年の正月の出来事を小説風に綴る。戦後の東南アジアの体制が大きく変わる中、国内では人々の注目を集めた「デザイナー誘拐殺人事件」が発生する。
元禄十五年の十二月十四日、赤穂四十七士は亡君の無念を晴らすために、吉良邸へ討ち入った。
それを迎え撃つ、吉良側の武士たち。彼らの戦いに、果たして意味はあったのか?
※『ノベルアップ+』様にも投稿しています。
小説『天下をとるのは、この俺だっ!』 ~天下人になろう~
この物語は、『歴史カテゴリ交流企画』参加作品、『天下人になろう』を書き上げる、なろう作者の舞台裏を描いた作品です。
作者の側がどんな風に小説を投稿しているのか、舞台裏をご覧下さい。
雰囲気を感じていただき、そして作品を読んでみてください。
皆さんに楽しく読んでいただこうと、みんな頑張っております。
本作は、”交流企画の宣伝”として序章の前に一時的に差し込んだお話しです。
ネタとして、気合いを入れた作品なので
削除を機に短編でご覧いただけるように加筆修正いたしました。
折りたたむ>>続きをよむいつもは的を外すことの無い新三郎が、今日は少しも当らない。戦の噂がある中で当主嫡男の矢が当らない不吉さに、館の中には無言の緊張が走った……。
声劇台本投稿第五弾。
気がついたら江戸時代の貧乏旗本の嫡男に転生してた。
それじゃあ平凡な旗本ライフを楽しみにしますかね。
と思ったこともあったけどどうやら許してはもらえない雰囲気。
元々は連載用に考えた物です。今書いているのが終わったら連載にする予定。
戦国時代のこと。集団戦術や鉄砲が幅を利かせ始めたとはいえ、昔ながらの馬術はまだ現役だった。
鍛錬に励むさむらいたちだったが、その中に奇妙な騎乗をするものがいる。
彼は鞍をはじめとする、あらゆる馬具をつけないのだが……。
反撃能力だとか敵基地攻撃能力だとか、ちょっとやってる事がバカらしくないか?
建久九年 (1198年)十二月二十七日、鎌倉幕府の征夷大将軍・源頼朝は、相模川で催された橋供養からの帰路についていた。
ふと、馬の背に揺られる頼朝の耳に、美しくも物哀しい笛の音が届く。
その響きに妙な既視感と胸のざわめきを感じた頼朝は、笛の奏者の姿を目で探すが――。
*ノベルデイズで掲載している『笛の音は』を加筆修正した作品です。
わたしの長い長い帰り道について。
回り道を重ねた私が帰るまで
※まさかの琉球現パロです(笑) 心が広い方だけどうぞ……。
ハイビスカスと青い空、澄んだ海と泡盛と……
とある土地のとある場所、とある大きめの離島に佇む小さなパーラー。
今日も店主の前に現れるのは、ちょっと変わったお客さん……。
「よしっ! 今日も開店、パーラー Oyake!」
※無断転載を禁じます
※本作は[pixiv]様にも重複投稿しています※
本能寺の変、織田信長はその時、何を見た。
もえ、萌え要素あり。
果たして、これを時代小説のジャンルに入れていいのか・・・いや、いい(笑)。
家族の食い扶持のために置いて行かれた娘と、居合わせた狼の話。
※自サイトからの転載。
旧題「小夜話。」
小説ではないかもね。こういうの書くとなぜか説明的になるんですわ。笑
あたし友香。女子高校2年。シャンプーとコンディショナーをうっかり混ぜてしまったら、それを欲しいって隣の男子が言って来たんだけど、男子といっしょの香りになるってはずかしくない?いったんは断ったんだけど、歴史の授業中になぜだか眠くなって……気が付いたら巴御前になってたの!
三国志演義において呂布と打ち合いながらも生き延びた希代の猛将、武安国。
架空の存在と言われる彼の伝記があればどうなるか、という内容となります。
8/8:二次創作扱いで公開停止になったので歴史創作扱いで再投稿。
評価を頂けていた方には申し訳ありません。
12/1:華北編終了。
弔問の使者=顔良、という説を見たことがないのは、改めて思えば意外である。
やはりあれか、忠義とか武勇とかのイメージの問題か。
12/30:黄家in。
ここまで来るとトンデモ説も極まれり
である。
弓の名手が隻腕でもいいじゃないか。
1/23:五虎大将軍任官。
むしろ、真っ先にここが書きたかった。
関羽が怒ってたのは、役者不足が原因ではない、という珍説。折りたたむ>>続きをよむ 花燃ゆ(楫取素彦) よりもっとすごい群馬県知事がいた。その名は、大音龍太郎
幕末の日本が帝政ロシアに植民地化されていたらという歴史改変です。ただし、本作は小説ではなく、設定を書き連ねたものとなっております。因みに「ヤポーニャ」はロシア語で「日本」を意味しています。
漢の時代、匈奴との争いが激しくなる頃を舞台とし、張順という一人の兵卒を主人公にした、少し心が温まる掌編。を目指したらしいということは判明しているが、それ以上のことは私の文献からは明らかにできない。
追記:ジャンル別日間ランキング6位、ありがとうございます!
遥か昔。とある国に、双子の姫がおりました。
不幸を感じると、その不幸を感じさせた者に不幸を与えてしまう力を持つ姉姫。
幸せを感じると、その幸せを感じさせた者に幸せを与える力を持つ妹姫。
その力の所為で、姉姫には人が寄り付きませんでした。
ひとりな姉姫は知りませんでした。
自分の住んでいる国が戦にさらされ、負けた事を。
人質として敵国に差し出された事を。
何も分からない。そんな中出会った敵国の若殿。
自分の力の事を知っても受け入れてくれる若殿。
少しずつ認めてくれるその
家臣達。
いつしか姉姫は大切なモノを手に入れる。
そして知る。自分の最大の不幸。
※ ジャンルは『多分』で選んでいます。
※ R15、残酷な描写ありは保険です。折りたたむ>>続きをよむ一週間の少年行方不明事件。
空白の一週間に出会った博物館の管理者
自称『最後のロボット』は、
未来の歴史を語る。
まだ、誰も知らない未来の話。
とある町道場で。
修行中の娘を伴い、真剣をひっさげて、道場主が出かける日があった。
行先は「天頂」だという。
しかし着いたのは、娘も小さいころに遊んだことのある川。
そのへりに生い茂る、背の高い草の中へ分け入っていく父親についていく娘は、やがて不思議な光景を目にする。
僕達の村には不思議な先生がいた。
自分が前に書いた『技術チートとか無理に決まってるだろ!』の続き、というか別視点。
前作見なくても大体はわかるように書いたつもり。
読んだほうが面白いかもしれない(露骨なステマ)
昔、1940年代
昭和の時代に日本は、過去ない規模の戦争に突入した。
そう「大平洋戦争」である、
戦争により散っていった兵士たちの手紙を届ける仕事をしている主人公がいた。
主人公は、徐々に人々が衰退していった。
それに、呼応するかのように、手紙は、増えていった。
手紙を届けるたびに悲しんでいる人を見て主人公が衰弱していった。
ある日、手紙を届けると「ありがとう」と言われた。
江戸時代。
日本に伝わって来たトマトは、その血を思わせる真っ赤な姿と、独特の青臭さから、観賞用植物としての扱いを受けていた。
しかし、蓼食う虫も好き好き。
トマトに魅入られた天涯孤独の青年は、どうにか食用トマトを作るべく、研究を始めるのだが……。
大東亜戦争末期、1人のパイロットと1機の試作機が出会う。
その出会いは男の人生の最後を導くものとなった。
家紋 武範さんの企画、【夢幻企画】参加作品です
40年間連れ添った妻を亡くした。
隠居したばかりの大殿にとって、そのさびしさは非常に大きいもの。
ひとりでの過ごし方など、とうの昔に置き去りにしてきてしまった。
屋敷に多くの女中を呼び寄せ、さびしさを紛らわす日々。
彼女らのどこかに、失われた妻の姿を求めて……。
徐州大虐殺やそれに付随するアレコレについての考察です。
天正十九年(1591)十一月。
豊臣秀吉の政権のもとで奔走する吏僚 石田三成 と、その妻のひとときを描いた歴史・恋愛小説。
アンリさま主催の恋企画「キスで結ぶ冬の恋」参加作品です。
戦国の世での争いは、大名家同士の戦ばかりじゃない。
近隣の村々でも、利権をめぐって相争うことが、ままあった。
有事にそなえ、村たちが備えるさまざまな砦。
そのひとつで、ある事件が起きた。
ある藩の寒村。
夕暮れ時、農家の五兵衛の家を、隣の寺子屋の“先生”が訪れる。
先生は、五兵衛に向けて、ある事を頼むのだが……。
*ノベルデイズに掲載している同タイトル作品を一部加筆したものです。
1万年前五大神がリボンのように
4方に大陸を作り続け、その端にそれぞれ神殿をおき、
創造神のみ中央に残った。
その神殿を中心に起こった神国は発展を続け、
中でも創造神の神殿をもつ神聖帝国は
超大国として君臨するに至る。
その五大神国が対立し、ラグナロックが
起こったとき、火神国と手を組み、神聖帝国に
牙を向いた国がいた。
狼を国旗に頂くクロウシュタット帝国である。
かの国は敗北するが、その心の中で報復心は
燃えていた。
「カイザー・シュラハト」そう後に呼ばれる
第二次ラグナ
ロックが、いま、幕を開けた…。
息抜き短編です。
かなり気合入れて作ってます。
もし反響があったら続編を書くかもしれません。
ちなみに自分の別の小説と世界観同一です。
それでは、お楽しみください!!折りたたむ>>続きをよむタイトルのまんまです。
衝動に駆られて書いた駄作です。いろいろと思う事はあるかもしれませんがご容赦ください。
主人公でもなければ、敵役でもない、その他大勢の一人に過ぎないある兵士の物語。
アイドル志望の少女、久遠朱音はオーディションに落ち続けていた。そんな中、突然ヘンテコな妖精が現れて、「君の夢に近づけるように」と次々と選択を迫ってくる。
選択をうまくいけばアイドルとしての道が近づき、逆に選択肢を間違えば遠のく。そんな中朱音の出した答えはー?
ある寒村を治めた領主一族に伝わる、悲恋の物語である。
スターリンからの監視からは逃れられない!
ソビエトロシアでは逃げられないが監視する!
京都新選組の池田屋事変直前の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
「忠臣蔵」で悪役とされている吉良上野介義央、彼が見た「松の廊下」と彼の生涯最後の日――。
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoya
makyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ1997年、太平洋の小国グレートランド共和国の大統領が死去し、息子が後継者となった。老衰によると思われた大統領の死であったが、そこにはある隠された秘密があったのだった。
江戸時代の剣術道場のひとつで。
親に言われて通い始めた少年は、稽古に気乗りしなかった。けれども家では父母が二人がかりで折檻してくるし、それに比べれば稽古はまだ一対一。逃避の場所としては、まだマシだった。
ある日、道場の稽古の様子を眺める、ひとりの少女に彼は気づき……。
平安の御代、恋の情趣と言えば聞こえはいいかも知れないけれど、傷付く人がいるのです。摂関家の姫たちは天皇や皇太子の側に侍るのが宿命とはいえ、良い行く末に恵まれるか解りません。
無断複製、無断転載を禁じます。
もし元寇が台風で全滅しなかったら?第1話と第2話の間の話です。
第1.5話の話になります。鎌倉武士の話です。
国家社会主義運動の衰退と歪曲を是正するとともに、鬼畜米の経済的弱体化が深刻な現代に国家社会主義運動を復活させ、鬼畜米英を世界地図から抹消する
江戸時代、1600年ごろの話。
その人は炎の中で生まれたと言った。
その人は神を信じると言った。
その人は…………炎に包まれて死んだ。
時は戦国、一人の武将と一人の友の物語。長きにわたる乱世の集結を迎える戦場で、彼を待っていた出来事とは・・・。
18世紀、恐怖政治最中のパリ。息を潜めて嵐が過ぎ去るの待っていたパルマンティエに、一通の手紙と小包が贈られた。
戦時下の少女と三八式歩兵銃の話
関ヶ原で大敗した西軍。奇妙な病を抱えながらも友の為に参陣し敗軍の将となった大谷吉継は、負け戦を前に初めて三成と話した日のことを思い出していた
後漢末期、河北を征した曹操は、南征を開始した
世に名高き赤壁の戦いより少し前、曹操は宿敵を追って駆ける
地響きと共に蹂躙する曹操軍
勢い強く進む曹操軍の前に、見知らぬ男が立ちはだかっていた…
最近、米国との間で火花を散らすイランには、紀元前に遡る歴史の重圧が加わっている様な気がしてなりません。浅学を認識しながらも、一歩前進を目指し、敢えて掲載する次第です。
もうすぐハロウィン!
勉強の大切さを伝えたい母親が、青春を謳歌したい息子に送る、歴史のお話。
〜秋の歴史2022出展作品〜
とある王国の国王が自身の弟子に、国でハーブティーが主流である経緯を問われる。
ハーブティーが水の代わりになるくらい飲まれている、その経緯とは……。
王に命ぜられて作った塔がある。
『入ったものは一生出られぬ迷宮』
厚き扉、牡牛の燭台。
神、将軍、英雄、そして怪物。
暗闇の中で息子に語ったひとりの男。
都市に轟く名工、名をデドラスという。
――――――――――――――――――――
他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2021/06/11/labyrinth/
このはなしは大阪夏の陣の戦いの一つである道明寺の戦いについて書いてます。
史実を基本としていますが分からないところは想像で書いてます。
感想、間違い等お願いします。
夜中にテンションが上がって書き始めてしまったもの。とあるお侍さまと、女の子の話。わかるひとにはわかる程度の史実要素がありますが、そんな逸話はありませんのであしからず。
関西弁がおかしくても見逃してやってください。
ヘミングウェイのスペイン三部作に登場するスペイン製の小銃(突撃銃)、イスパノスイザ43小銃。
1940年代半ばから1950年代のスペイン軍を扱った小説、映画では、ほぼ必ずと言っていいほど、登場してくる名銃である。
実際、銃の専門家の間の評判も悪くない、というよりも、よいものであり、イスラエルがデッドコピーのローマット小銃を量産したことだけでも、その優秀さがうかがわれる銃である。
だが、実際には、スペインで量産こそされたものの、時の独裁者フランコ総統に嫌われ、少数生産
で終わったという悲劇の名銃でもある。
そのイスパノスイザ43小銃について、語ってみたい。折りたたむ>>続きをよむ九戸政実の乱。それはかの有名な小田原征伐と同等以上の兵を持ってして完勝ではなく、策略による投降によって幕を降ろした戦国最後の戦。負け戦と分かっていても戦に挑む奥州の武士の意地と誇りの煌びやかさ。未だ日ノ本が纏まり切ってないときに、彼が一石を投じていたら、世は戦乱に舞い戻る。英雄殺しによる暗躍は全てを無に還す。
1970年代後半のアメリカSF界に起こった衝撃。
あるSF作家の正体について議論が巻き起こっていたが、それがある日終結する。
超宗教編(日本における宗教史)の補足です。
伊達政宗は、幼い頃、父親から、人間の生死のことを問いかけられた。
貴族の奥様がお目覚めになってから夜会にお出掛けになるまで。毎日遊んでるようですが、それはそれで忙しいそうです。R15は保険です。
無断転載、無断複製を禁じます。
明治初頭のある日、一人ぼっちの少年は侍と出会い、学問を志す。
私塾で盗み聞きしていた少年は、教頭に盗みを卒業なさいと言われる。
それに従い少年は成長してくある日、卒業し忘れたものと向き合う。
時は幕末。戊辰戦争が勃発し、世の中は混乱していた。そんな時代に翻弄された幕末最強の剣客集団、新選組。病床に伏していた沖田総司は、死に際、仲間への想いを語る―
時は平安。
京の都は藤原氏が栄華を誇る時代の小さく切ない愛の物語。
藤原ノ中将道成は京の都を散策中一人の少女に出逢う。
はると言う名前の少女は両親がいないにも関わらずに明るく元気な少女だった。
やがて、二人は互いに惹かれ合うようになるが……。
2016年、謹賀新年!チカン冤罪によりちちしりふともも絶対領域に目覚めたあの黒田官兵衛が、信長、秀吉、家康、三成の黄金メンバーとともに期間限定復活!斜め上に戦国乱世を吹っ飛ばすその名はやっぱり軍チカン兵衛!堂々再登場です☆大河ネタもちょこっとあります。
もしあなたが超能力の力を得てチート能力者になったらどうしますか?
特にタイムトラベルが自在にできたら?
そんなよくあるお話の一つです。
昔のヨーロッパの子供の遊びの一つに輪回しと呼ばれるものがある。
輪(フープ)を棒を使って転がす遊びで、ブリューゲルの絵画「子供の遊戯」に描かれている。
太平洋戦争末期のガダルカナルを生き延びた私に、「語り部」としての依頼がくる。自らの経験をもって、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えて欲しいと言われるが、私は躊躇する。私には、過去のあの戦いを「語る」資格はあるのか。
戦後70年が過ぎてもなお、一人の男に深く刻まれる贖罪と答えなき問い。
苦悩を胸にしたまま壇上に上がった男が語った事とは。
『えっ、ここは戦国時代じゃないの?ここまで古いと知識で無双とか無理だろ』の主人公の佐久良の弟の話になってます。時代は奈良時代で未来からの転生者を兄に持った男の成り上がりの話です。これもいずれかく長編のための設定集のようなものです。もし、読んでもらい興味をもってもらえたら幸いです。
感想や設定の矛盾とうあれば指摘のほどをお願いします。