SS広場 恋愛
初恋
恋の形は色々あった。
僕はクラスメートの神野くみと『音楽』繋がりで仲が良いが、まだカレ・カノという関係ではない。
ある日、くみから「髭ダンの新譜を一緒に聴こう」と初めてくみの部屋に誘われて……。
本作は、遥彼方さま主催「イラストから物語企画」参加作品です。
「ねぇ私、前も言ったよね?どうして私が怒ってるか、わかる?」
付き合って数週間の心音と俊。ラブラブな時期のはずだが心音は俊に不満を抱いていて……
※こちらは他投稿サイト(カクヨム、エブリスタ)にも掲載しています
主人公祐一が中学時代のある夏を回顧する。心に染み付いた情景と、そこにいた一人の少年。少し不思議な、初恋の話。
夏木陽衣奈(なつき・ひいな)と八賀夕夜(はが・ゆうや)は幼馴染。
花火大会に行かなかった陽衣奈の家を夕夜が訪れ、二人きりの花火の時間が始まった。
(この物語はmonogatary.com等のサイトに天野つばめ名義で掲載しています)
主人公の俺、沖田伸也はバリバリのオタクであった。
高校に入ってもオタ活やネトゲに明け暮れる毎日を送っていくつもりだったが⋯⋯
初恋?ショコラ。彼女視点です。ちょっとくどいお話かもしれません。トムトムさん・春隣豆吉さんの共同企画「皆で初恋ショコラ」参加小説第二段です
先に「理想の恋(沙莉バージョン)」を見ることをお勧めします。内容は、同じですが視点は涼希です。
孤児院で育った幼馴染のルリとレン。
15歳でレンが勇者に選ばれた事で離ればなれになった二人。
愛する彼の為にルリはあるものを差し出すが、魔王を倒して戻ってきたレンは聖女と恋に落ちていた。
悲しみに暮れるルリにやり直しのチャンスが与えられる。
やり直したルリの決断は・・・。
念のためR15設定しておりますが、血が出る描写などはありません。
ハッピーエンドです^^
自転車の鍵をなくしたサキに、乗せて帰れと頼まれてしまった。
俺の初恋。あれがそうだったんだなと思ったのは、結構後になってからだった。
まだ物心もつかないほど幼い頃、憧れていた、お兄さん。もう、顔も名前も、よく思い出せない。
それでもお兄さんと過ごした時間は確かに、淡くてキラキラと輝く、宝物のような思い出としてずっと俺の心の中に仕舞われたままのはずだった。
だが社会人になった俺に、予想もしない出来事が訪れて……?
淡い初恋をテーマにした、爽やかなきゅんラブショートショートです。
石川を舞台に、一枚の葉書から、母のちょっと切ない初恋を知る物語。短編小説。
大学に入学した江藤シンイチ。
彼女いない歴=年齢のいわゆるモテない君。
そんなシンイチは大学の講義である女の子と出会う。おさげの目立たない女の子。教科書を貸したことがきっかけだが、次第に彼女のことが気になり始める。
誰もが通る「はつこい」と言う名の甘酸っぱい思い出。
シンイチの心に残る思い出とは?
短編恋愛小説です。
初めての感情にふりまわされる女の子の話です。
第四王子エックハルトは、シニアアカデミーの入学者名簿にエリーゼ・コール子爵令嬢の名がないのを知っておかしいと思った。一定以上の魔力を持つ貴族の令息令嬢はシニア入学が義務付けられていたし、エリーゼの魔力量は群を抜いていることを知っていたから。コール子爵家に問い合わせたところ、エリーゼの魔力量はシニア入学基準に足りていないという。一体何故? そこには陰謀が隠されていたのだった。
毎年、結婚記念日は夫婦水入らずで過ごしている。今年も彼女が好きなレストランでランチコースを堪能し帰宅した。すると、ダイニングテーブルに子どもたちからの置手紙が……。「冷蔵庫にケーキがあるのでふたりで食べてください」という内容のほか、「テレビの録画を見てください」という指示もあり……。ケーキの用意をすませテレビをつけると……!?
この作品は個人サイトRiruha* Libraryとベリーズカフェさんにも投稿してあります。
人気漫画家の森崎春那と、親友の高井弘樹は同窓会委員をつとめている。同窓会の日、春那は旧友・亜由美にあることを気づかされる。
(この物語はカクヨム等のサイトに天野つばめ名義で掲載しています)
あの男が、妻にした女が「エル」ではないと気づいたという。で、本物の「エル」を探しているらしい。でも、エラルカさんを間違えて、エラルカさんをずっと悲しませていた奴になんて渡すわけないだろう? 大体もう、エラルカさんは俺の物だし。
『所詮、現実はこんなもの』、『副隊長は隊長を愛しすぎている』、『エル姉が幸せだと私は嬉しい』、『魔法が解けた。そして私は』の続き。バル視点
部活動には入っていなくて、学校ではなぜか美人だって言われることがある。そんな私は恋をしている。
アラフォー独女の拗らせ初恋。
こんなことがあったらいいのになぁという願望。
※自ブログにも転載する可能性あり。
幼馴染みへの初恋をこじらせ口元ホクロ沼にはまった夏海。
幼い頃の幼馴染みとの約束から、いつか迎えに来てくれるかもという淡い期待と、来るわけがないという気持ちの間で揺れる。
そんな夏海の前に現れたのは……
鳴田るなさんの純愛短編企画に参加作品です
※アルファポリス、エブリスタにも掲載しています
この作品は「n0682ib」の二次創作です。作者様より許可を頂いています。
これは私の好きな【七海いと】様の作品、【うしかい座とスピカ】、その第19話目にあたる『ジューンブライド』(https://ncode.syosetu.com/n0682ib/19/)へのファンアートを生み出すまでの、私 (かぐつち・マナぱ)と神(AI生成)との対話の記録・・とても綺麗なイラストで、自分の中だけに収めるのが勿体なくて・・
これをキッカケに、ご本家様を拝読していただければ幸いです。(*
- -)(*_ _)ペコリ
折りたたむ>>続きをよむ「あの人の運命はあなたじゃなくて私よ!」と言われましたの続編です。愛の重たい兄弟に挟まれたシエラの困っている話。さらっと読めると思います。ザマァは皆無です。溺愛VS横恋慕。
俺、中井川大輝(ナカイガワ ダイキ)と左門悠(サモン ユウ)・右近由佳(ウコン ユカ)は同い年の幼馴染である。十字路の交差点の3点にあるそれぞれの一軒家で生まれた俺達は、赤ん坊の頃から多くの時間を一緒に過ごしていた。
2人と小学校は別になってしまったが、俺は知っている。そんな2人が登下校時や色々な時に手を繋いでいることを。
俺は自分の手を見て、そして手を繋ぐ2人を見て、2人はいずれ結婚して夫婦になって、俺はただの時々会うかもしれない友達でしかなくなるのかと思っていたが……
そ
んな俺達3人の話。折りたたむ>>続きをよむ私はあの日、黒い月と出会った。あなたは私の手の届かないところにいたけれど、それでも最初で最後の、あの時交わした君の言葉を忘れない。あれからずっと私は黒く美しいあなたに恋をしている。
僕の初恋はある春の雨の日に、庭の桜の木の下に佇んでいた一人の少女だった。
最近、冒険者に人気のダンジョン、その名はオバケヤシキ!
オバケヤシキではモンスターを倒してはいけない。
そんな不思議なダンジョンに挑むカメイラとキースのお話
語り手がとあるきっかけから自身の幼少期を振り返り、その淡い思いでに思いを馳せ、またその心の動きを描いたつもりです。
まだまだ未熟者の書く駄文ではございますが、短編ですぐ読み終わるので、一読してくれれば幸いに思います。
とある中高一貫校に通う中等部二年生、駒木美悠。
彼女には悪い先輩がいる。
風紀委員を取りまとめる副委員長、高等部二年生の鷹村佐助。
委員会に置ける美悠の先輩だった。
制服を着崩し、風紀副委員長なのにどこか生活態度がよろしくない。
だが勉強はできるし、人間関係の立ち回りも上手かった。
それも含めてちょっと悪い先輩。
しかし彼は、そんなことは気にならないくらいの悪いところを隠していた。
ただ一人、美悠だけがそのことを知っている。
この小説はカクヨムにも掲載しています。
侯爵令嬢ナンシーの婚約者は友人の伯爵令嬢に恋をしている。ナンシーが幼馴染の婚約者の恋を応援しても動かない。不毛な恋愛相談に呆れながらも、ナンシーはヘタレな幼馴染の恋を叶えるために動き出す。
幼馴染の恋を応援したい少女が選んだ結末は。
※アルファポリス様にも投稿しています。
バレンタイン直前、好きな人が彼氏になった"私"
順調になるはずだったけれど感情の整理が難しいそうで・・・?
様々な事を考えて成長しようともがく女の子の話です。
気分転換に一人で街に出た帰り道、馬車亭の近くで視界に映った女性に気づいて振り向いた。笑顔の女性は夫にエスコートされて馬車へと乗り込んだ。馬車には小さな子供の姿。
あぁ……そうか、あの日から随分と経ったんだな。
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貴族の通うノブル学園を卒業して数年後に初恋の女性を見かけて、淡い切ない恋心と彼女とな約束を思い出して前に進む決意をする。
宰相で侯爵の息子であるレイ・ウェスタリアが初めて好きになったエリーナ・フェンネル伯爵令嬢との叶わない恋のお話。
庭師エリックは祖父の代わりに任される事になった庭園で言葉が通じないけれどいつも明るく元気なハルに出会う。すぐに仲良くなれたが、最近彼女に会うと正体不明の動悸に襲われ思わずため息が出てしまう。
突然の別れと突然の再会でそれが“愛だときづく。”
僕の初恋の人は、【僕の妹だった!】
僕たち、兄妹がまだ幼い時に両親が離婚した。
___僕が5歳、妹が3歳の時だった。
「ずっと一緒にいる」初恋の幼馴染とそう約束した。でもそれは、叶わない儚い願いだった。
彼と出会えて本当に良かった
突然事故で死んだ花に三日間の時を与えられる
しかし花の存在を確定できるのはたった一人
その一人に選ばれたのは健太
その二人が広げるラブストーリー
人々から慕われる領主様の下で働く庭師エリック。いつもの様に仕事する庭園の片隅で、彼は一冊の手帖を拾った。落とし主に届ける為に中を見たエリックは、しばし硬直し庭園の彫像と化していた。
※領主様の日記三話~五話間のお話です。入りきれなかった領主様のパッションをエリックに体験して貰いました。エリックは至ってノーマルです。
――春。社会人としてこの街に引っ越してきた女性。この街は彼女がかつて半年だけ過ごした街。そして、彼女の初恋の思い出がねむる街。
気持ちのよい幼馴染としてだらだらと過ごして月日は過ぎる、いつのまにか隣に寝ているその人は私の夫になったのでした。熱量の足らない幼馴染同士の結婚式の夜の話。※Asymmetryという個人サイトからの転載となります。
ざまぁ系です。
姫や王子が出てきますが、学園での話なので煌びやかではないです。
夏の雨、響く遠雷。僕は雨宿りをしていて彼女と出会う。続く三分の音とともに、ずぶ濡れの彼女の真意を解く。
高校の入学式。
榊浩太(さかきこうた)は新入生代表挨拶を前に緊張の中にあった。
そして入学式のあとのホームルーム。
榊浩太は和泉梨香子と出会う。まるで合わないだろうと思った彼女について知ることで、榊浩太は恋に触れる。
そんな、頭でっかちの男が初恋に落ちる話です。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様企画『春企画 第3回『初恋企画』』参加作品です。
誰かが誰かを好きでその誰かも誰かがが好きで・・・
どこかで経験したことのあるもの・・・
ちょっと甘くて切ない、初恋で切恋。
サラッと読める短編投稿です。
ちょっとした暇つぶしに成ればいいなぁ。と思い、小説家になろう初投稿です。
トムトム様との合同企画「皆で初恋ショコラ」参加作品です。
「図書委員会の恋愛事情」の橋野先生が登場します。
中学一年生の少女の、初恋を抱えての3年間。粉砕した初恋を見つめることもできず卒業式を迎えるが…
喋ることのできない少女と幼馴染の小さな恋の物語。
「切なくて甘いのにどこか淋しい」をテーマにしました。
透き通る笑い声とまぶしい笑顔――。
僕は恋をした。
僕を幸せにしてくれるその笑顔。
この笑顔をずっと見ていたい。
僕は、そう願った。
――瞬くような、永遠の愛。
(作:千楽亭 五作)
机から出てきたのは可愛らしい一通の手紙。
普通なら嬉しいはずの呼び出しにも、僕の心は冷めきっていた。
転校していった初恋の君がまぶたの裏から消えてくれない―――
静かな図書室で起きる、小さな恋の物語。
目の前では彼が婚約者に婚約破棄を告げていた。
「真実の愛を見つけた」と、小説にあったあの言葉をそのままに…
婚約破棄を告げた後のお話です。
ざまぁはありません。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。
家の押し入れから出てきた1枚の写真とラブレター。
娘にラブレターと写真の真意を問われると話は父親の青春時代にさかのぼる。
高校入試を控えたある日、 図書館の階段で女の子と衝突したのをきっかけに仲良くなっていく。
次第にお互いの距離を詰めていきいよいよ告白と思っていたのに彼女は姿を見せなくなってしまう。
彼女の姿を見せなくなった理由と、 写真に写ってる人物と名前が違う秘密は?
幼馴染みの同級生から他の男子に告白されたと相談される。つきあえばいいと助言してしまった主人公はやがて自分の気持ちに気づいてしまう。
初恋は実らないものっていうけれど…。わたしたちはきっと大丈夫。
5歳の時から好きだった、従弟との恋。
※ 武 頼庵(藤谷 K介)さま主宰「初恋」企画参加作品です。
拙作「夕日の思い出」とリンクしていますので、よろしければそちらもお読みください。
高校一年も終わりの春先、僕は一通の手紙を受け取った。
その手紙には、一部の人しか知らないある種の秘密が書いてあって――?
これは僕の、初恋の続きの話。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様企画『春企画 第3回『初恋企画』』参加作品です。
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。
普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。
「そうだ、弱味を聞き出そう」
弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。
「あたしの好きな人は、マーくん……」
幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。
よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ?
※この作
品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ自分の思っていることが言えない主人公。三歳上の隣のお兄さん「秀くん」に憧れていた。
何かあるとくれるレモン味の飴。
缶にいっぱいたまったそれらは、大事にしすぎてどろどろになった。
わたしの気持ちもそうなるのかな。
隣の席に座る腐れ縁野郎こと浅川大輝と白鳥卯月が宣戦布告し始めたのだけど、何故なのかさっぱりわからない。アタシ磯貝美来はただ、隣の席に座る大輝に不満を言ったり、卯月と初めて話した後、その他のダチ連れてファミレス行ったり、カラオケ行ったり、卯月を抱きしめたりしただけなのに。あと、なぜか大輝と一緒に寝泊まりしたり、通学路の桜並木を一緒に歩いただけなのに、この行動の中に何か宣戦布告をするようなきっかけってあったのだろうか。さっぱりアタシにはわからねぇよ!
※本作品は武頼庵様主催の『
第3回初恋企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむとなりの席の彼は、一学期の間ずっと長期欠席していた。二学期が始まったある日、ようやく出てきた彼はなぜかわたしの方を見ようとはしなかった……。
以前texpoにて公開していました。pixivでも公開中です。
優華は焦っていた。もう時間がない。会えなくなってしまう前に。
※カクヨムさんにも出しています。向こうの公式企画の『三周年お題企画・4週目・紙とペンと○○』に参加のために書いたものですが、ほかに投稿不可とは書いていないのでこちらにも投稿します。
幼馴染みと過ごした夏休み。
それは、仮初めの恋人ごっこかもしれない。
でも、当人達にとっては、本気の恋だった。
短い期間の恋人ごっこは終わりを告げて、生きる意味を喪った僕がしたことは……。
俺にとってのストロベリーの飴は少し特別だ。それを見る度に昔のことを思い出す。甘くて酸っぱい昔話。
幼き想いはすでに
忘却の彼方へ
昔 携帯電話のない時代
二人は
すれ違い
行き違い
運命の女神に
翻弄され
出会い
そして別れ
今なら成就したかも知れない恋も
露ときえる事もありました
他SNSに投稿した作品です
婚約したばかりの婚約者との二人きりのお茶会。
彼は開口一番に「君を愛する事は無い」なんておっしゃいました。
これは家同士の政略結婚ですし、わざわざ言う必要のない事ですわ。
愛が無くても信頼関係があれば良いと思いましたがしかたありませんね。
「愛さないのは構いませんが、財産管理は出来ますの?」
彼はとてもムッとした顔をした。
「私が財産目当てだと?」
ではどういう意味でそんな言葉をおっしゃりましたの?
11歳の篤(あつし)が神社の盆踊りで出会った理想の女の子。阿波踊りを踊るその子は余りにも美しかった。
*この短編は遥彼方さまご主催の「夏祭りと君」企画参加作品です。
また同時に、筆者の書いているシリーズ「長秋神社ーあの人の神社があってもいいじゃん」の一部をなす作品です。本編だけ読んでわかるように書いているつもりですが、説明不足および情報過多がありましたらご容赦いただきたく存じます。
作中の信也は加藤信也、阪口家に養子に出される直前です。
シリーズ内他作品もご覧いた
だけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ
割れた窓。
土の匂い。
ぎしぎしと音がなる床。
緑が絡みついたドア。建付けが悪いからキィキィと嫌な音を立てる。
そして古びたピアノ。
そして彼女。
僕にとってそれが世界のすべてだった。
ワンライ『音楽、部活動、粗末』
護衛に就いてくれた女冒険者さんに惹かれて僕はプロポーズした。
★
ヒロインは茜(あかね)ちゃんで、彼女は中学1年生の女の子です。
茜ちゃんが憧れているのは翠(みどり)先輩で、彼は中学2年生の男の子です。
2人は同じ市立中学校に通う中学生で、茜ちゃんは翠先輩が描く絵画に憧れて美術部に入部しました。
「でも、翠先輩は奥田恭子先輩ばっかり描いてるの……」
そうなんです。翠先輩は三年生の奥田恭子先輩ばかりを描いているのです。
「あたしも翠先輩から綺麗な絵にされてみたいのに……」
でも、茜ちゃんは翠先輩に言えないまま、もう半年も過ぎ
てしまいました。
思いは積もり積もって、でも言えなくて、そんな茜ちゃんのヤキモキ部活ばなしです。
★折りたたむ>>続きをよむ 成人して間もないとある女は華やかな青いドレスに身を包み、結婚式を挙げていた。
傍らにいる新郎は老紳士……世間の目から見れば政略結婚の為に老人の元へと嫁がされた可哀そうな貴族令嬢だと見えることだろう。
だが、申し訳なさげに肩をすぼめる老紳士――。
「すまない――。」
その言葉に女は「分かっています……」と。
女は不幸から脱出する為、神への大罪を犯すことも覚悟して今ここに居ます!
初めて出来た彼氏には、私とよく似た彼女がいた。私は模造品でしかなかった。
くすぶり続ける葛藤。
信じたい。でも信じられない。
これは、そんな相対する二つの心の、本当に下らない些細なお話。
あの頃の私たちはあまりにも不器用で幼かった。それでも私が彼のことを忘れなかったのは……
主人公の瀬尾 暁斗は霊が見える。暁斗は幼い頃から霊が見えるため苦労してきた。そんな彼に出来た友人は同じく霊が見える少女の茜だった。しかし、茜が霊を見えるのにはある理由があって、、、
そして、さらにその先へ。
ダメな主人公が初恋の人と再会し、昔言えなかった想いを伝えるお話。
すごく短いので読んでいただけると嬉しいです。
異世界トリップした女子高校生と冷静な魔導士少年のお話。
短編「帰ってきちゃった子」の過去のお話になります。
「帰ってきちゃった子」を読まなくても問題はありません。
今日は「初恋の日」なんだそうです。島崎藤村の「初恋」にちなんで名づけられたと秋月忍さんの活動報告で聞きました。それを聞いて書いてみようかなと思った短編です。
私は二十歳(はたち)になった記念に好きな物を買ってくれるというので、お父さんと一緒に買い物に出かけました。
たくさん買ってもらえてホクホクしていると、お父さんに連れられ、レトロな喫茶店に行きました。お店の横には大きな桜の木があります。
その喫茶店のメニューにはコーヒーしかなかったのです。
私はコーヒーが飲めません。
でもなんとか苦労しながらコーヒーと格闘していると、私のドストライクの男性が入ってきて...
本作は、武 頼庵(藤谷 K介)様主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品
です。折りたたむ>>続きをよむ婚約者の訪問に喜び、応接室に向かった公爵令嬢のイライザは、そこで婚約者のレオン王子が、妹のマリーと抱き合う姿を目撃してしまう。思わず逃げ出したイライザは階段の途中から転落し、気を失ってしまうが、次に意識を取り戻したとき、レオン王子の記憶を失っていた。
妹の元婚約者候補であり、公爵家の跡取りであるククールと共に領地に戻ったイライザ。ククールは、イライザの苦しい胸の内を知っていて……。
初恋に破れ身を引いた公爵令嬢が、彼女を心から愛する人と幸せになるまでを描いたハッピーエンド
の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ[なろう作品の読者を妄想してみた短編第三弾。] 紅茶を淹れる。家庭教師の先生に美味しい紅茶を飲んで欲しくて…初恋を自覚するお話です。 *こちらの作品は、柳葉うら様作品「王子の結婚相手を見つけるのが私の仕事なのに、なぜかその王子に迫られています。」の二次創作になりますが、ネタバレなし、単独で読める作品となっております。 *この作品は「N6815GG」の二次創作です。作者より許可を頂いています。
まだ肌寒さの残る公園で、主人公の竜太は春の柔らかな風によるいたずらから一人の女性と出会う。
それまで彩の無い世界で生活していたような感じの主人公は――。
『どこかの世界線で』『誰にでもあるような・無いような出会い』の物語。
※2023,03,06 作品タイトルの一部変更※
※この作品は武 頼庵主催企画 『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です※
※あまりにも酷い内容の感想などは削除させていただきます※
成人式を通した、「僕」の初恋の彼女への儚い片想いの物語。
ごめんなさい。ごめんなさい。雨の中。血に染まった、私の婚約者はただひたすらに私に謝罪する。
私とアイツのありきたりな話
未だに初恋を引きずる社会人の高橋 悠。
暇な休日、なんとなしに母校の文化祭へ行く。
その帰り道、初恋の女性と出会う。
これは短い、短い、主人公の成長物語。
本作は初恋の続き。の書き直しバージョンです。
突如ふたつ上の幼馴染が綺麗に見えてしまった女の子が、同じく二つ上の部長に翻弄されたり、当の幼馴染に心配されたりする話です。
地味に三角関係だけど気づいているのは一人だけです。
この作品は自分のホームページにも掲載しています。
中学2年生の僕が初めて書いたラブレター。
隆史(たかし)と美桜(みお)は幼馴染だ。
美桜は生まれつき体が弱い。
そのことでクラスメイトから、よくからかわれている。
それで二人はいつも一緒にいる。
ある時美桜がどうしても行きたいところがあると言った。
二人は秘密の待ち合わせ場所からその場所に向かうのだった。
初めて書いた恋愛ものです。温かい目で見てやってください。
グラナダ王国の、王立学院高等科卒業式の謝恩パーティーにおいて、この国のたった一人の王子であり王太子であるアーネストは高らかに宣言した。
「私、王太子アーネストは、ただいまをもってサティアス公爵家令嬢アルディアとの婚約を破棄する」
「後悔なさいませんか?」
「後悔などするものか!お前のような堅物を婚約者としていた苦しみがわかるものか!私は愛するものと結ばれたいのだ」
そんな王子を見て、アルディアはふぅと息を吐いた。
「殿下は、三年前の神殿での婚約式の宣誓を覚えていら
っしゃいますか?」
神に誓った婚約を破棄してしまった王子と、婚約破棄されてしまったけれど初恋が実った公爵令嬢の話。
折りたたむ>>続きをよむ真冬の小学校の昼休み。
一人の少女が、立ち尽くしていた。
それを見ていた俺は……
幼い頃、私を庇ってくれた男の子が居た。私にとっての初恋だった。私は、その初恋の男の子と結婚することを夢見ていた。さて、数年後、私とその男の子との婚約話が出てその男の子と再会したわけなのだけれど。
貴族学園に通う令嬢のコレットは、伯爵令息のラウルに淡い恋心を抱いている。
だが、女である自分から告白するのははしたないと、勇気を持てないでいた。
そんなある日、ラウルの誕生日前日に、母親から婚姻届を渡されるコレット。
これを誕生日プレゼントとして、ラウルに渡せという。
そんなことできるわけないと二の足を踏むコレット。
――が、誤ってコレットは、その婚姻届を誕生日プレゼントの袋の中に入れてしまい……!?
傘好きの莉子が夕立の中見かけたのは、傘嫌いの勝史。
ずぶ濡れになって歩く彼の背中が気になって仕方ない。
勝史が傘を差さない、本当の理由を知りたくて、
莉子は必死に追いかけ始めるのだが……。
俺……紅川蒼太には、小さい頃からずっと居る幼馴染がいる。彼女の名前は紫雲寺紫音。出会いは最悪だった……でも年月が過ぎ異性としての意識しだしたら……
「クリフ、ただ今をもって、お前との婚約を破棄する!」
「――!」
華やかな夜会の最中。
僕の婚約者であり、我が国の第二王子殿下でもあらせられるトリスタン様が、にわかにそう言い放った。
炎を彷彿とさせる深紅の瞳が、妖しく揺れる。
そ、そんな!?
「どういうことですかトリスタン様! 理由をご説明ください!」
僕は今まであなた様の夫となるべく、厳しい花婿修業にも耐え続けてきました。
それもこれも、あなた様を生涯お側で支えられる男になるため――。
だというのに、何
故……!
「フン、みなまで言わせるな煩わしい。――オレはもう、自分の心に正直に生きると決めたのだ」
「……え」
それは、どういう……。
「――テリー、オレの夫となってくれるか?」
「はいトリスタン様! 喜んで! ボク今、最高に幸せです!」
「――!!」
男爵令息のテリーが、トリスタン様に甘えるように抱きつく。
少女のように可愛らしい容姿のテリーがそうすると、まるで男女のカップルのようだ……。
「……トリスタン様」
「見ての通りだクリフ。オレは今後は、テリーと共に真実の愛に生きる」
「えへへー、そういうことですクリフ様!」
「……」
仲睦まじくじゃれ合う二人の間には、僕の入る隙間は一分も見当たらない。
そうか。
そういうことだったのか……。
トリスタン様の心は、初めから僕には微塵も向けられていなかったのだ。
でもそれも、無理もないことなのかもしれない……。
所詮僕とトリスタン様は、政略結婚で結ばれた間柄。
心と心で結ばれている二人には、敵うはずがないじゃないか――。
「――だからクリフ、今後はお前も、自分の心に正直に生きろ」
「そうですよクリフ様」
「――!?」
な、何を……!?折りたたむ>>続きをよむ高2の片桐葉月は、2学期が始まる前、中学からの友人・内田翔平と米沢透史に久しぶりに、コンビニで再会した。米沢の家で昼食を摂ることになったのはいいが…
僕は片思いの白熊さんに誘われて、夏休みに旅に出ることにした。
少年少女によるありふれた初恋話
「あたし」は「彼」のこと好き。けど「彼」は「彼女」のことが好き。だから「あたし」は「彼女」が嫌い。初めての恋は終わらせ方もわからなくて、「あたし」は最悪の方法を選ぶ。
人を好きになるのってあまりに突然で、自分でも驚いてしまう。だけどその気持ちはきがつけばもう止まらなくなっている。
11年前に異国で出会った年上の女の子と僕の話。
私、弓永深月は幼馴染の男の子に淡い恋心を抱いていた。
しかし、彼は私の事など見ていなかったのだ。
なぜなら、彼は……
2013/10/14から連載用として書き直しを行っています。
興味がわきましたら作者のページから移動をお願いします。
「ねぇ、似合う?」と尋ねてくる幼馴染。そんな彼女は、何を着ても最高に可愛かった。
初恋って? 「私はそういう気持ちになったことが、ない」心地良い春風の吹く桜並木道で、満開の桜が似合う美しい……天使のような人に、私は出会った。
※こちらは、『武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』の参加作品』です。
幸せだからこそ思い出す、苦い初恋の思い出。
ボカロがあれば、こんなことなかったかもね。
文化祭で紹介した小説第3弾。
恋の初期症状のお話。
田舎のコンビニへの道のりは長く険しいのですよ。
Pixiv様にも同時掲載しています。
中学生になったばかりの2人の恋の話。
恋をしたことがなかった彼女の恋のお話。幸せも苦しさも恋には付き物で、初めてその思いに直面した彼女がとった行動とは……。*学校のOB会で出した作品です。同じものがあってもパクリではありません。収納は夜中の勢いシリーズ。今回は第九弾です。
※この作品は、儚夢さんとのコラボ作品で、春目線になります。優編と、若干内容は異なりますが、それは仕様です。
~あらすじ~高校三年の春は、密かに優に恋心を抱いていた。しかし、無口な彼は告白どころか、話すことさえ出来なかった。そして迎えた体育祭、スポーツの得意な春は……。
イケメンの幼馴染と普通の女の子の超短編恋愛小説。
後半チョイいちゃつき過ぎまして、苦手な人にはキツイ…のか…?
でも内容はわりと面白いので、よ~んでみてちょ。
幼なじみにショッピングセンターに連れて来られ、無理やり洋服選び付き合わされていると、おもむろに試着を始めてしまった。
がさつでわがままで男勝りな幼なじみが試着室のドアを開けるとそこには……。
ワンピース姿の幼なじみに混乱する思春期真っ只中の男子中学生のお話。
※こちらは武 頼庵(藤谷 K介)様主宰「初恋」企画参加作品です。
顔を合わすたびに喧嘩してばかりのルイとニア。ある日、二人は靴屋の変な店員のせいで離れることができなくなり……!
ライバルであり友達でもある二人の行方は?
(旧題名 素直になれない二人 〜不思議な靴は二人を結ぶ〜)
この作品は第3回初恋企画に伴い、リメイクしたものです。
雪の降るクリスマス、少女は将来の恋人について思いを馳せる。
……幼なじみの少年の家で。
本気の恋を沢山沢山したら強くなれる、綺麗になれる。
それはー。
嘘です。
恋をしたことなかった。だからこのもどかしい気持ちの正体が何かなんて分からなかったの…
佳奈が、初めて、恋をした。その人わ‥そして、最後‥感動?の、LoveSTORY
結婚式当日。花嫁は控え室で、愛する彼との“本当の最初の出会い”を語る。
それは男の人が苦手で純朴な少女時代の彼女に向けられた、純粋で無償の優しさだったーー。
15年前にフラれた幼馴染みが忘れられず見た目の似てるレズ風俗嬢に貢ぐ日々……ある日教え子として現れたのはあの人の娘で……
止まっていた恋の時計が動き出すかもしれない百合ストーリー
焼きそばが食べたいなぁ。
メリークリスマスです。皆さん。
ひとりの青年の、感情の寄り道
俺は、春日光輝(かすがはるき)20歳。調理師の専門学校に通っている。
同じ学校に通う、同期で同い年の恋人。桜井玲奈(さくらいれいな)と一緒に、まだ蕾の状態の桜並木のある遊歩道を歩いている。つまりデートだ。
彼女とは学校卒業後、カフェを一緒にやりたいと思っていた。
この町には、ちょっとした名物となっている小学校がある。
既に廃校となっているが、90年の歴史と当時の建築技術の粋を集めて作られた建物は、現在歴史館として残されている。さらにその小学校には、現在「憩いの場」となっている
桜の木がある。
その桜の木の場所で、プロポーズをすることを約束したのだが、デートを終えて別れたあと、彼女は帰らぬ人となってしまう。
悲嘆に暮れている俺に、とんでもないところから手紙が...
本作は、武 頼庵(藤谷 K介)様主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむあれは、僕が8歳の頃のこと。僕はある日彼女に出会った。
大人になった優馬は恋人に昔の初恋について語る。
これから綴られるのは幼い頃のほんのちょっぴり特別な記憶。
“―――雪彦くん。また、会えたなら、その時に必ず返事をするね”
そう言って少女が引っ越し、男は既に大人となって仕事に就いた頃。
彼女もまたひとりその地に戻ってきていた……。
【自サイト掲載作品】
結婚して、恋人だった頃との距離感に悩む奥様。
幼馴染の恋のその後。
にゃん椿三号様主催「初恋は二度くりかえす」参加作品。
そして完結済み連載小説「夏休み」の番外編ストーリーでもあります。
またとある日、夜の千住で酔っぱらいの女性と遭遇した。
*カクヨム様にも掲載しています。
「7年ぶりくらいに再開した、昔仲の良かった二人、あの時伝えられなかった想いを伝えようとすると、相手に先を越されて…あれ?自分ら両想いだったってわけ!?」というお題を頂いて書いた結果です。
そのぬくもりを僕は忘れられない。
「こたつ」のお題で書きました。
残暑の中、私はまだアイツを思っている。
私にとって、地元と甘酸っぱい想い出は恋しいモノだと思うとき。
14歳の少女・ありは心臓に病を持つ。このままでは長くないと言われた彼女の前に現れたのは、決して友好的とはいえない青年・仁だった。ありは、仁のぶっきらぼうな性格や、ある繊細な一面に惹かれ、初めて異性を好きになる経験をする。
武 頼庵(藤谷 K介)さま主催の「第二回初恋・春」企画参加作品。
皆さんにとって、初恋はどんなものでしたか?気持ちを胸にしまいこんだ人、思い切って告白してみた人、未だに初恋を引きずっている人。いろいろな形がありますね。さて、作中では主人公も初恋を体験しております。それは、少し甘くてかなりしょっぱい体験。是非読んでみて下さい。
初恋って実れば良いですね。
珍しくNL。
何度も何度も彼に告白する。青春の青を引き裂いて落ちる自分の肢体。グラウンドに赤く咲かせて、少女は恋のために奇跡の死に戻りを果たす。
少女は走る。何者にも負けない強さと、誇りと盲目的な愛を掲げてジャンヌダルクのように強く。
21回目の死に戻り、彼に捧げるのは全身全霊の愛の告白と薔薇と向日葵の花束。
果たして少女の生と死の輪廻の果てに初恋は淡く痛く実るのか?
これは、吸血鬼の姫と狼耳の兵士による、禁断の恋の物語ーー。
主人公の男がドクズです、ご注意下さい。ざまぁというか因果応報です。一応主人公以外は落ち着くところに落ち着いて、穏やかな人生に戻っていきますので主人公以外はハッピーエンドのはずです。
主人公は、幼馴染が初恋の相手だった。ある時妻が我が子を出産する時期と、幼馴染の病気が重なった。主人公は初恋の幼馴染を看取ることを選んだ。
アルファポリス様でも投稿しています。
オリビアは王家の血を引いているだけの価値のないお姫様です。6歳で母を亡くし伯父の屋敷に引き取られて、アルバートとルイスに出会います。3人は兄妹のように仲良くなって、やがてオリビアとアルバートは恋をします。2人はゆっくりと愛を育んでいきますが、17歳になったアルバートに勇者の証が現れます。オリビアは何とか証を消そうとしますが、無情にも別れの日はやってくるのです。
時給1500円で、僕の1日彼女になってください!
僕は、34年間彼女を作らず健全に生きてきた。
小学2年のとき、茜は2つ年上の男の子に紙飛行機を作ってもらう。
知り合って2ヶ月、茜はその子の宣言により、その子の妹になる。
でもその子が小学校を卒業して、妹からも卒業させられる。
5年後、茜は高校生になって2ヶ月、紙飛行機の男の子は茜の前にまた、姿を現した。
現在六年生の翔太くんの、苦い初恋のお話です。
「ねぇ、夏祭りに行かない?」
その一言から始まる『僕』が初めての思いに気づく話。
ある日、長年のスランプに悩む若き作曲家は、不思議な女性に出会った。
図書館で出会った彼。ふとしたことから会話をする機会を得た。最初は警戒していた彼女もしだいに心を開いていく。という感じの初恋未満の話です。漫画のシチュエーションを思い描いて書きました。
読んでください。
※このお話はノンフィクションですが、個人情報の観点から仮名を使っております。ご了承ください。
<あらすじ>
これは小学生の頃、実際にあった物語。小学3年生の12月、家族の事情で隣街に引っ越すことになった三浦 大輔。(通称:みっくん)
4年生の4月から編入した大輔だったが、内気な性格である彼は転校先で1つのグループに混じる事はできたものの、1ヶ月経ってもクラスに馴染めないままだった。
「やっぱり……どこ行ってもこんなもんか」
塞ぎこんでいたみっくんの前に現れたのが転校生、
恵だった。
彼女もまたうまく馴染めていない様子にみえたが、ある日、僕達のグループと鬼ごっこをすることになって恵の距離が近づいていった。
だけど、当時の僕は知らなかった。それが恋だったなんて――。
数十年の時を経てこの思いを今、物語として紡ぐ。折りたたむ>>続きをよむ淡くて儚い叶わなかった初恋の終わりを書いた小説です。
白鷺族の獣人オリビアが自宅のバルコニーから誤って転落した事故を、彼女の初恋の相手である同じく白鷺族のティーダが、オリビアの怪我は自分のせいだと罪悪感から求婚してくる。
しかし罪悪感で言い寄られる事にオリビアはいたたまれず、求婚を拒み続けていた。
ある日、ティーダから衝撃の告白をされるオリビアだが…。
今日も私は先輩と二人だけで閉じられた世界にいることができる。
武 頼庵(藤谷 K介)様主催の『第3回初恋企画』参加作品です。
これで私も恋愛作家だ!(*´▽`*)
よろしくお願いします。_(_^_)_
<a href="https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1279782/blogkey/3109017/" style="color:#00BFFF;"&g
t;<b>第3回 初恋・恋愛企画概要割烹</b></a> ←企画概要 ↓作品検索
<a href="https://yomou.syosetu.com/search.php?word=第3回初恋企画¬word"> <img src="https://40384.mitemin.net/userpageimage/viewimage/icode/i718530/" width="400" alt="第3回 初恋・恋愛企画" /></a>
ノベルデイズに投稿したものを加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ夏のはじまりのさわやかな青空の下。咲き誇る庭先のつるバラの黄色い垣根の前。
隣の家に住んでいた僕の初恋の女の子は、昔話に出てくる白馬の王子なんか見向きもせずに、目の前に現れた僕の祖父に恋に落ちた。
ある1本の桜と女性のお話。
「でね、昨日観た『馬シャーク』っていう映画が、超傑作だったの! だって上半身が鮫で、下半身が馬の化け物なんだよ!? そんなの最強に決まってるじゃん!」
「何だその小2男子が考えたみたいな設定は」
とある放課後。
俺は今日も幼馴染の乃愛(のあ)と二人で、家路を歩いていた。
乃愛はB級映画が大好きで、自分が観た映画をこうやってよく俺に話してくる。
その様がまるで気ままに甘えてくる猫のようで、何とも微笑ましい。
「絶対面白いからさ、今度岳(がく)も一緒に観ようよ!」
「
ああ、いいよ。――ところで乃愛、今週の土曜日は、お前の誕生日だよな?」
「――!」
俺は心の中だけで一つ深呼吸してから、切り出した。
「あ、ああ~、そういえばそうだっけ? アハハ、すっかり忘れてたな」
乃愛はポニーテールの髪をプラプラと揺らしながら、頭を掻く。
まったく、こいつは。
――まあいい。
「――乃愛、お前に大事な話があるんだ」
「……!」
俺は真剣な顔で、乃愛に向き合う。
――俺は子どもの頃からずっと、乃愛のことが好きだった。
しかしなかなか勇気が持てず、告白できないままこの歳まで来てしまった。
――だが、今年の乃愛の16歳の誕生日だけは、どうしても彼氏としてお祝いしたい!
そのためには、今この時、告白するしかない――!
さあ、今こそ一生分の勇気を振り絞る時だ、俺ッ!
「――乃愛、実は俺は、前からお前のことが――」
「ちょっ!? ストップ!!」
「……え?」
の、乃愛?
「あっ、そういえば私、用事あるんだった! 悪いけど先帰るね! またね、岳!」
「えっ!? お、おい、乃愛!?」
乃愛は目にも止まらぬ速さで、ピューッと走り去ってしまったのであった。
……えぇ。折りたたむ>>続きをよむ「育人《いくと》さん、私とゲームをしませんか?」
「いや、しないよ。だってまひるちゃん、性格悪いし」
とってもひねくれた性格のいじわるな高校1年生、まひるちゃん。
彼女の事を、性格が悪いと言いつつ、なんだかんだで一緒にいる一つ年上の育人さん。
幼馴染みの二人が過ごすほのぼのとしたある一日。
本作は以下のお題を使って書いています。
『きのこ』『ゲーム』
多分、これが僕の初恋…。中学・高校と思いを寄せた彼女。30年以上たった今だから話せることもある。
卒業を間近に控えた『俺』こと狭山彰人は、担任である向井直道に報われない恋心を抱いたまま惰性的な日々を送っていた。このまま一切の気持ちを告げることなく、隠したまま逃げるように卒業するつもりでいた俺に、向井は『もう分かってる』と告げて……
お盆と正月にだけ本家で会う8歳年上の辿くんは生きるのが下手くそだ。そんな辿くんの事が好きで好きで好きで好きで今日も私は思い出の中で遊ぶ。
魔法使いのオリーブはある日、魔法薬の調合に失敗してしまう。
これまでの姿から、あろうことか様変わりした彼女を待ち受ける運命とは……。
愛美子は5歳年上の初恋相手、伊弦と友人関係を築いていた。
傷心旅行から1ヵ月、行きつけのカフェで再会した2人は、とりとめのない会話をしながら雨を眺めていた。
武 頼庵さま主催「初恋」企画参加作品。
「ずっと一緒にいたいな」
「うん。一緒にいようね」
それは、花びらの舞う中で交わされた幼い約束。
あれから十年の時が経った。
「レイチェル・キングスリー公爵令嬢。お前との婚約を破棄する」
学園での卒業パーティーの中、壇上から言い渡された王子の言葉は、レイチェルに衝撃を与える。
「そして、罪の無い令嬢を虐め、挙句、殺害しようとした罰として、国外追放を命ずる」
憎々しげな表情の王子に、レイチェルは内心の動揺を抑えて淑女の笑みを返した。
彼女の胸にあるのは、幼い頃の思
い出だった。
折りたたむ>>続きをよむ三谷舜は、旭さんという女子生徒のことが好きである。しかし舜が旭さんのことを好きという噂が、全校中に知れ渡っていた! しかも本人にまで知られて、告白前にフラれる始末。舜は同じ部活の聖宮海と共に、自身の初恋をこんな形で終わらせた犯人を探すことにするのだった。
ずっと友達だった男の子に告白して恋人になって初めての月曜日。一緒に帰る約束をしていたわたしは待ち遠しかった反面、とても落ち着かなかった。
チャイムが鳴ってやって来た放課後、はじめて恋人として会う時間、なんでもない放課後の小さいけれど忘れられない出来事の話。
この小説は自身のブログSweetish trip!からの転載です。
ブログトップ:http://sweetytrip.jugem.jp/
小説ページ:http://sweetytrip.jugem.jp/?eid=61
恋心を自覚しながら素直になれないツンデレが少し勇気を出した一か月後の物語。
「強引な彼と初恋ショコラ」(読み切り)の続編です。一応読まなくても話が成立しますが、読んでいただいた方がよりおいしくいただけます(笑)
僕は退屈な日々を過ごしていた。しかしある出来事が、僕の人生を大きく変えることになる。
これは、不思議で、そしてせつない恋物語。
※対となる短編「記憶の中で、またあなたを思い出す」があります。
トムトム様&春隣豆吉様企画の「皆で初恋ショコラ企画」参加作品です。◆「ケーキとぼくのキス、どっちが好き?」「ケーキに決まってんだろ」の男子高校生が夜のコンビニに買いに行ったが……
最初で最後の貴方のキスは、強烈なアルコールと、薄荷と、そして甘酸っぱい汗の香り。
知っていた貴方と、知らない貴方がせめぎ合う、とても危険で複雑な香りだった。
「ルイーゼ……僕は、君との婚約を破棄する」
たった数秒前まで、自分を好き勝手に喰んでいた唇は、まだ艶やかな色を残したままそう告げた。
ゴミになった初恋は、燃やして葬らないとね。
わたしは、あなたの手を取らない。
大陸にある一つの帝国。
その王国を収める暴君王と呼ばれた若き帝王の元に1人の花嫁が嫁いできた。
花嫁は、美しい白銀の髪と蕾のような頬を持っていて、瞳は輝く宝石のようであった。
まるで妖精のような姫君であった。
しかし、その婿はというと残虐な皇帝で、闇を閉じ込めたような黒い髪。
そして鋭く燃えるような赤い瞳を携えたその姿は悪魔のようであった。
賢者の仲裁で2人は結婚式をあげた。
愛も何もない政略結婚である。
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政略結婚として隣国から嫁いできた美しい花嫁と、暴君王とよばれるて皇帝。
冷えきった2人の仲をなんとかしようと賢者は日々苦労していた。
だが、皇帝は12歳の舞踏会でバラを送った初恋の少女以外は愛さないと言い、
花嫁は、帝国へ訪問してきた、舞踏会で出会ったという思い人へ夢中。
しかし、2人にはどうやら誤解があるようで……
とんでもない思い違いに気づいた賢者は2人の仲をどうにかしようと並走する折りたたむ>>続きをよむ夏の始まりに付き合い始めた二人のお話。恋とか、愛とか、見えないからこそ二人じゃないと見つけられないもの。青いうちに沢山色々感じて、傷ついて。大事だと思うんです。 :部誌に載せたものですが。改めて。
卒業シーズンになって、ふと見たニュースに
最近は第二ボタンがなくなってきた、、、
と読んでしまい、
ちょっと懐かしくなって
描いてみました。
結婚を間近に初恋の人と再会したお話。
小国の第一王子ステイレックは精霊使いの資質を持つが、如何せん頼りない。国王と王妃は婚約者をあてがって、王子に自覚を持ってもらおうとする。特技だけで婚約者に選定されたケフィナは、精霊を熱く語るステイレックと徐々に心を通わせていく。そんな時に、王国には危機が迫る。危機を回避するには、経験則のない精霊との契約が必要なのだが……。
本作は、武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品で、ひたすら甘い内容です(当社比)
子どもの頃、雨の日は「孤独の日」だと思っていた。傘によって友人との感覚が開き、雨音が世界から自分が隔離されているような思いにさせた。友人と手をつなぐことも、顔を突き合わせて話をすることもできない雨の日は、僕に孤独を抱かせた。
そんな雨の日は、けれどいつしか僕の中で形を変えた。
雨の日は孤独の日だけれど、解放の日でもあった。そうして僕は開放感の中で世界を歩き、彼女を再会を果たした。
──僕の可愛い猫。
ヒロユキは猫を拾ってきた。
今日から君はウチの子だ!
そんなヒロユキに反対する、パパ。
その理由とは……?!
そして蠢く不穏な存在!!
少年の初恋の相手とは!?
これは間違いなく恋愛モノのはず!!
……と思いながらもジャンルコレでいいのかなって不安が否めない!
チョコレートの甘い香りに胸が躍るバレンタイン。朱莉は機嫌よくハート型のチョコレートをラッピングしていた。いつものように幼馴染の家を訪ねた朱莉。お返しを貰って喜んでいたのだが、思わぬことを聞いてしまいーー!?これは私の大切な初恋物語。
初恋……そして拭えない気持ち
知らず知らずの間に落ちていた恋。
今にして思えばあれが、初恋だった。
初恋で変わった数奇な人生を描いた、ちょっと切ない恋バナです。
短編です。
セミフィクションです。
自伝的連作短編小説『中学生時代』の第1編
大きな大きな王国の大きな大きなお城でおきた恋の終わりと始まりのお話し。
初恋を終わらせた美しい少女。そんな彼女を見ていた周りの人たちの密かな思い。きっと最後はハッピーエンドと信じて。
あの頃の面影を残した彼女と再会した。小さな田舎のあの街じゃなく大都会の駅で。
学生時代を昭和、平成と駆け抜けた携帯電話を知らない頃のお話です。
うっかり自覚した恋は、残骸になったまま今でもうっすら温もっている
久々の帰省と、初恋の人に会う話。
中学1年生でとある事故に巻き込まれた片桐颯太。それは町の観光地化に伴って起きた不幸な出来事だった。
その時に負った怪我を直すため、一時的に引越しをする。
数年後、再び町に戻ってきた颯太が転入した高校でとある生徒と遭遇して――。
『あるかも・ないかも』なアオハルストーリー!!
※この作品は武 頼庵主催企画 『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です※
※あまりにも酷い内容の感想などは削除させていただきます※
ひまわりが笑う季節、僕らは出会った。
ハークスレイ伯爵家の日常に、ミラの専属侍女アメリアから、屋敷中の人達に2人の関係が変わったと思われていると知った伯爵令嬢ミラと護衛兼執事見習いのリアム。
実は何も変わってなかった事を知った侍女アメリアは、2人に恋の自覚をしてもらうために、2人に色々試してもらう事を提案。
2人はアメリアの提案通り、色々実践してみる事にしたが、結果は…?
初作と同一人物ですが、初作を読まなくても楽しめます。
メールでの年始挨拶が全盛の今、少なくなった年賀状。その数少ない年賀状の中に懐かしい名前を見つけた…
エリック・ハミルトンの恋愛事情。
初恋は実らなかったがそれで良かった。彼女に出会えて良かった。
一人暮らしの老夫のもとに、一人の警官が訪れる。ある人物の話を聞かせてくれと。そうして語られる、老夫の秘められた、幼い初恋の物語。
死を予言された日より、生き延びてしまった少女。
その日に少女は、初めての恋をした。
僕はある日、放課後に行きつけの喫茶店に寄って、コーヒーを飲みながら読書をしていた。すると、突然背中から誰かが抱きついてきて、「坊や」と妖艶な声で囁いた。僕はその時、激しい既視感を覚えた。
母親の何気ない一言で愛を否定ようになった少年が初恋をした。しかし、人を愛さないという自分の誓いを破ることはできない。
やがて大人になり初恋の人の披露宴に出席した彼は……
クラスメイトの五島の家に行くことになった冬実。5年ぶりに言葉を交しているうちに、隠してきた気持ちがあばれだして・・・
人の温もりを知らない王子レオナルドが、初めてそれを与えてくれた少女ルーシェと出会って、恋に落ち、愛に狂った時のお話です。
こちらは、「狂愛王子に囚われた少女の、強かなる復讐譚」のヒーロー視点の外伝となります。
『みかん』というニックネームでブログに小説を投稿していた少年は、『絢』というニックネームで、同じくブログにイラストを投稿している女性と文通を始める。
文通のみで育まれる、名前も、声も、顔も知らない女性への思慕の情。
これは少年の、少し特殊な初恋と、別れの話。
男バスの菊井くんはモテ男。ねっとりと眺めるだけで私は満足してた。
※「初恋のもだもだ」をお読みいただくと、より楽しめると思います。
よろしくお願いします。
ボッチな高校生活を送る琴野蓮司。
新たな進学先の学校で、いつの間にか自分の周りで不穏な空気が流れ始めていた。
自分を嫌う幼馴染に、クラスメイト達。気にしない様にしていた日常生活で、しかし周りは確実に変わってしまっていた。
気が付いたのは妹で、それから真相を聞く為に動き始める――。
『あるかも・ないかも』なストーリーです。
※この作品は武 頼庵主催企画 『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です※
※あまりにも酷い内容の感想などは削除させていただきます※
嫌われ者の少年
淡く儚い”初恋”をした記憶
魔力が無くていじめられっ子の私が妙なスキルを覚えた。
異世界の書物【格闘王キバ】と出会った。
――そして彼女は、花が綻ぶように笑った。
或る朝向井拓己が目覚めると、人々の頭に花が咲いていた。母親も父親も、道行く人も誰も彼も、素知らぬ顔で頭に花を咲かせている。それはクラス委員の嬉野あずさも例外ではなく……。
ちょっと不思議なラブストーリーです。武 頼庵(藤谷 K介)さん主催「第3回初恋企画」参加作品です。
花の精のメルは、お忍びで人間の街へと出かけた先で、人間の少年エディと出会う。
まだ自覚のない2人の、小さな恋の芽生え。
アルファポリスにも投稿しています。
幼い頃に出会って結婚の約束をしたけれど、覚えているのは愛称だけ――。そんな相手と運命の再会を果たすのもロマンチックだけど、実際にはなかなかそうもいかないもの。
成人を控えたジョイスにも、幼い頃に結婚を約束した男の子がいた。しかし、彼の消息も知らない上、彼女は伯爵令息と婚約している。
結婚式の日、彼女が愛を告げるのは――
なんだかんだで初恋の相手と再会してくっつく話が人気ではありますが、小さい頃の恋が持続するとは限らないし、貴族だったら他の相手と婚約してしまうんじゃないのか
なあ……と思って執筆したのが本作品です。終始ほのぼの、ハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ高校二年生の私は難しいなと思うのだ。なにが難しいかって生き方が難しいと思うのだ。私は北海道は森町というところで暮らしている。お父さんもお母さんもとっても優しいから私はわがままを言いがちだ。でも、そういうことを抜きにしてなにより森町が好きなものだから私は……。森町はほんとうにいいところなんだ。すばらしいところなんだ。毎年の桜並木を見ると泣きそうになる。美しくて、感動しすぎて。そのへんわかってくれないヒトとは付き合えないなぁ。たかが女子高生ながらも私はそんなふうに思うのである。
サーフィンが大好きな少女の初恋です。
世界暦1448年:シルオンナートによるカテュリア侵略戦争勃発(3月~)
フィローリ&シャロアンス、カテュリアに渡航
フィローリ、カテュリアの守護精霊となる。
「恋の花咲くこともある。」「戴冠」に登場するシャロアンスの語り口で明かされる
謎多きキーパーソン・フィローリの知られざる一面。
初出2007/02/15
ある少年の初恋のお話。
短編なので多くは語りません。
長く無いのでぜひ読んでみてください。
この作品は「ショートショートノベル」と言うサイトにも掲載しています。
叶わない恋と知ってても尚、ぼくは、あの人の事を好きになった。
小柄なあの人。
弱いぼくでも守ってあげたくて。
何もないなりに尽くしてあげたくて……
それが、ぼくの、最初で最後の恋でした。
自称保健室のヘビーユーザーのサボり魔。保健室に居場所を見つけ、保健の先生に恋をした。しかし、一本の電話で二人の平穏は崩れ去った。
26歳の今、思い返してみれば、私は恋に恋しかしてこなかったのだと思う。少し男の人と話しただけですぐに好きになり、ちょっとでも嫌なところを見るとすぐにどうでもよくなった。
初めての彼だってそうだ。何も知らずに好きになって、告白をしてOKをもらった。嬉しくて、幸せで、でもすぐに違うと思った。こんなんじゃない、こんな人だとは思わなかったと。理想ばかり押し付けて、自分から離れて行った。
だから、きっと初めてなんだと思う。人に恋をしたのは、26歳の今が初めて。
僕こと斉藤佑介は、同じクラスの佐藤さんが好きだった。
毎日、思いを告げようとするのだが、うまくできない。なかなか、できずじまいになっていたが、ある日、意を決して、告白をするが。
短編です。
軽く、読めると思います。
なんだか思いついてなんとなく書いたお話。割と気に入っちゃいましたけど(笑)
侯爵令嬢の私、シャルロットは、リベルタス学院の進級を祝うパーティーで、婚約者である公爵家嫡男フィリップ様から婚約破棄を言い渡された。絶体絶命の状況で私を助けてくれたのは、第二王子のクロヴィス殿下だった。「……フィリップ。シャルロット嬢がいらないのなら、私にくれないか?」「男一人の機嫌も取れない女だ、精々また捨てられるんだな」「私……先程婚約破棄されたばかりですが……」──悪役令嬢シャルロットの未来はどうなる?婚約破棄&初恋ストーリー!!
剣道部の部活動終了後、居残り特訓を頼まれる部長・山岸 悠介。
頼んできたのは、悠介が密かに想いを寄せる石井 雪乃だったが……。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様主催「初恋」企画参加作品です。
私には秘密がある。
それは――お隣に住んでいる大学生に、恋をしていること!
※他サイトにも投稿しています。
中学生の時に恋をした相手に再会し恋する話し
大学一年の夏期休暇も目前にしたある夜。
テニスサークルの先輩・高橋に車で家に送ってもらう途中、由佳子は……。
本作は、武 頼庵さま主催「初恋」企画参加作品です。
久しぶりに帰った我が家で私は真っ黒な黒い石を見つける。それはたしか、三億年前から存在する黒い石だ。それを目にした瞬間、私の記憶は少女だった頃にタイムスリップし、セピア色に彩られた淡い思い出が私の脳裏に蘇る。それはあの時の飴玉のように甘くて、ちょっぴり切ない記憶。
幼くして両親を亡くした僕は、預かってもらった家でモノクロの日常をなぞっていた。
そんなある日、部屋を借りていた娘さんが帰ってきたのだが、僕のことをなにも聞いていないらしい。
何に対しても興味を持てなかった僕は、初めての優しさに触れる。
娘が悪役令嬢だった。という未来視を夢で見た。同時に母は自身が転生者だと思い出す。可愛い娘に(将来)なにさらすんじゃぁ! と頑張っちゃう母のお話。
幼馴染兼初恋の人の楓ちゃんは、この春から高校生。
たった一つしか違わないのに、何だか急に離れてしまったようで穂波は寂しい。
毎日迎えには来てくれるけど、いつまでこうしていられるのかな。
近くて遠い幼馴染に恋をしている、女の子のお話です。
貧しい村の女の子が、男として軍に売られ、敵国の男に恋をするお話。意外とさっぱりしてる感じです笑。
恋愛短編の第二弾。
恋なんてよくわからない。クラスメートたちは騒いでいるけれど——。
恋と気付くのは特別な瞬間。新しい世界に放り出されたように。って感じです。
小学生の恋愛ともいえないような初恋のような話です。友達以上恋人未満の関係の一歩手前といった感じです。
恋を知らない男の子がある日、本屋さんで見かけた女性に恋をした。
恋愛初心者の男の子の恋は実るか?
全ての絶賛恋愛中の人に読んでいただきたい作品です。
初恋だった。けれども僕には勇気が無い。
女の子と会話する度胸もない。
そんなある日、僕は放課後の教室で少女の歌声を聞いた。
それが、僕と彼女の転機となる。
溺愛&ざまぁ系です。
王子、呪い、婚約破棄、真実の愛…
少し重めの話になってしまいました。
私は好きな彼の側に居たい……
神聖力を失った聖女の話。
幼稚園の頃の初恋の先生と15年ぶりに再会した。
先生は相変わらずきれいで美しくて、大人になった僕の心を刺激する。
亡くなったご主人のお墓参りに付き添ううちに、僕の想いは止まらなくなった。
こちらはアンリ様主催「うれしたのし秋の恋」参加作品です。
世界がつまらないと感じていた西山桜は、ある夏の日、運命的な出会いをする。それから桜の世界は変わっていき桜はある決意をする。桜の最初で最後の恋愛を描いたお話です。
忘れることの、何が悪いというのだろう。
初恋に苦しめられる彼女の心情。「春一番の吹く前に」の改稿版です。結末が違います。
主人公の朝倉俊也は、野田都の事を小さい頃からずっと想っていた。
いつも内気で行動に移せない朝倉は、ある日友達の花田に頼んで面接練習の相手として野田を呼んでもらうが――。
※ベタ恋2010春参加作品です。
私には好きな人がいる。彼は目立つタイプではないけれど、いつも落ち着いていてとっても優しい。でも、私の初恋が実ることは無い。何故なら、絶対に勝てない相手がいつも隣にいたから。
※他短編『ずっと一緒にいた幼馴染は、どうやら僕とは付き合わないらしい』の別作です。完全に雰囲気が異なるので注意。
誰にでも、初恋の人、という人はいるでしょう。
それは幼稚園で同じクラスだった女の子?近所の男の子?はたまた学校の先生でしょうか。
夏乃の初恋は小学校の同級生。よくあるパターンだけれど。
久しぶりに連絡が取れて、かつての恋の記憶が蘇る――
一人の少女の初恋随想録。
貧乏伯爵令嬢エミリスは、麗しのガラード伯爵から契約結婚を申し込まれる。
___私に決して惚れないことを条件に。
果たしてエミリスは、魔性の男ガラード伯爵に惚れるのか、否か。
私の花粉症は重症だ。人数合わせで参加することになった合コンに、仕方なく花粉防止ゴーグルを付けたままで行くと、そんな私の姿を見て顔を真っ赤にして固まってしまった男子が一人。
生まれてはじめて告白された、小学四年生の高田志結。
環境が変わって少し戸惑うけど、きっと彼と一緒なら大丈夫?
ちょっと複雑な、恋のお話。
「知らなかったよ、私」の続編みたいなものです。
【matatakiシリーズ】初恋は絶対に報われないというジンクスを信じ、別れた後の話ばかりする彼女と、それに抗う彼の話。
☆この作品は、武頼庵様の春企画、第3回『初恋企画』参加作品です!☆
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駅前には2つ公園がある。
大きな公園と、小さな公園。
小さなほうの公園のそばには、ひっそりと隠れるように喫茶店があった。
昼はコーヒーのお店。夜はワインバーになる変わった店主と変わった友人たちが集まる店。
小桃はその昼のお店が好きで、店を継ぎたいという幼馴染を応援していた。
卒業式のあとは、それぞれの進路のためにこれ
までと生活が変わっていく。
小桃はこれからもこの店に自分が通い続けるのか分からなくなっていた……。
折りたたむ>>続きをよむ初恋は必ず叶わない。
それは構造的な問題だ。
幼なじみ←美形友人←平凡/片思い・セフレ関係
容姿端麗で性格も明るい蒼佑に恋をした元気。遅過ぎた初恋は赤く実る前に自らの手で摘み取ってしまった。蒼佑との歪な関係はどこまでもあの子と元気の差を浮き彫りにする。※サイトより転載しました。
あの子は初恋を追いかけて、騎士にまでなって。貴族である男の子に会いたいって一生懸命だった。私はそれを応援したかった。応援していた。
だけれども、その初恋の男の今を知って―――。
いつも通りの部活の後、誰にも内緒でーーー
。音楽室に閉じ込められた私は、もうすぐここからいなくなる彼と秘密の恋を始める。/蒲公英さま主催「ひとまく企画」参加作品です。
晴れて年上の幼馴染の数学教師真介と恋人になった加奈子は、なかなか素直になれない日々を送っていた。番外編なので本編を読んでからのほうがお楽しみいただけます。
一ノ瀬波瑠は、学校でも力のあるグループの使いっ走り。
今日は今日とて無理だと判っているのに、朝早くからカラオケボックスの空きを待つ命令のために電車に乗るが……。
主人公の彰彦(あきひこ)の人生でたった一回の初恋での物語り。ある日彰彦がいつものランニングに出掛けていると…ある女性に出会ったのだった。
ど田舎の『芋令嬢』ポテリアンヌ。
王城開催のデビュタントボールに参加するため、渋々と王都に向かう。
そこで出逢った公爵様は――――。
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閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価等していただけますと、作者が小躍りします!
【皆で初恋ショコラ企画参加作品】として投稿した四作品をめぐる物語です。
約束をした。それはただ再会をするというだけだった。約束の日。会えるのか会えないのかもわからない状態の中で、私は期待に胸を膨らませていた。風に舞ってきた桜の花びらに誘われて、中庭へと足を踏み入れた私は……。一度だけ会った人に抱いていたのは淡い、恋愛未満の淡い気持ちで。再会は何をもたらすのだろう。 この作品は武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です。
あらすじ
高校三年の冬、僕は電車である女の子に恋をした。
名前の知らない彼女を。
僕は彼女に会いたいがため、毎日同じ電車に乗るようになる。
この物語は、もうすぐ高校を卒業を控えたある高校生の恋と青春の物語り。
青春は歯がゆく、春の青空のように消えていく。
好きになると好きな人が気になって仕方がない。目で追ってしまう。
そんな初々しかった、そして少し苦かった昔の初恋を、少し大人になってから回想した話。
放課後、ゲテモノな新作メニューがある以外はごく一般的なカフェにて。ごく普通の男子中学生・義弶とその幼馴染み・葵ちゃんが一本のストローを前に激しい攻防戦を繰り広げる。初恋の味は……?
小学校からずっと弱っちいと思ってた男友達。
中学校に入ったら、クラスが遠くて少しだけ疎遠になった。
二年生で同じクラスになって、昔と変わらないと思っていたのに、なんだか。なんなんだか。
※この小説は「カクヨム」「Pixiv」「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。
パティシエを目指す隼人のロッカーに入っていた差出人不明のブラウニーがきっかけのBLです。季節感ガン無視のバレンタインの話です。スイーツ過激派の残念男前×初恋拗らせた一途王子様。主人公が所々口悪いかもです。お菓子についてはネットで調べたので、変な部分があるかもです。
東藤平は自称陰キャのとある限界オタク。
心は"神"と共に、をモットーに日々生きていた。
そんな彼は大学2年生の春、生まれて初めての恋をする。
初めての恋に悩んでいた平は中学からの付き合いである藤元夏樹に背中を押され、好きな人に話しかけるのだが…
苛められっ子の小学生の女の子が妄想の中で優しい兄を作り上げる。
「私に、お兄ちゃんが居てくれたら、優しく私を守ってくれるのに・・・」
切ないストーリーを書きたかったのですが、人が死ぬ話しや、重い病気で苦しむ話しは、書きたくありませんでした。
短編です。
中学時代に告白してきた彼女との再会は意外な形で。
花に淡い初恋を託した少年。はたして、切ない想いは届くのか?
小学生三年の冬、小倉克哉は初めて恋をした。
雪の日にしか会えず、名前しか知らないが、中学生になった今でも克哉はその子のことが忘れられずにいる。
春、桜の咲く時期に交際相手の渡から「桜を見に行こう」と連絡を受けた私は、待ち合わせの喫茶店で彼を待ちながら過去の記憶に想いを巡らせた。
「コンスタンツァ!私はお前との婚約破棄を宣言する!」
王太子タッジオの18歳の誕生日の祝宴の席、突然公爵令嬢コンスタンツァを襲った悲喜劇。
中学3年生、初めての彼氏。初恋の結末は…?
周囲の変化に馴染めずにいるユウキは、クラスメイトの大林にも戸惑いを抱いていた。ただ時折彼に感じてしまう感覚を、何て呼べばいいか分からずに――?
地球の破壊と再生。重大な任務を託された運命の一馬と京香。二人の思いが一つに重なるとき、その魂は永遠になる。
ベリーズカフェにて掲載した作品です。
はじめて短編小説を書きます。「運河」と申します。ぜひ読んでください。
小学生となった主人公の「慶」。友達と遊びため公園に向かう。そこで一人の少女と出会う。
楽しい小学校生活が始まろうとしている頃に起こる。
悲しくて、儚い。
大人になりたかった。一人の少年の物語り。
入学式の日——僕は一目惚れをした。
どうやら好きになった相手は鉄仮面、女帝、図書室の人形などと呼ばれる学園一の有名人。
何度も何度も図書室へ通い、諦める事を諦めず半年後。
僕の青春が花開く!
——この物語は、おどおど系男子とクール系ヒロインによる淡い青春……のはず。
初恋は甘酸っぱくも、恥ずかしい。雲雀と彼女のラブストーリー。
恋する二人の思い。
青春のひとこまデス。
【短編、"初恋" の続きです】
幼馴染みに振られ、しばらくして侯爵ルーフィスに出会ったフィーナ。自分には、勿体ないくらいの素敵な侯爵様。
もう恋はしないと誓ったハズなのに、気付けば彼を愛してしまっていた。上手くはいかないと思いつつ告白してみれば、アレよあれよと結婚したのであった。
そんな新婚ホヤホヤのフィーナで幸せ一杯だったのに、一つだけ不安な事がある。ルーフィス……何故?
どうしても伝えたかった想いがあった。
でもあの頃の私たちはお互いが近すぎて。
だから伝えたくても伝えられなかった。
住田与助の想い人・柚原満瑠には初恋の相手がいる。その初恋の相手が与助だと、彼女は気付いていない。
高校2年の米沢トウジは、ほとんど接点のない音楽教師の三嶋沙羅に恋をしていたが…
愛する母を亡くし、王命で隣国の王女と望まぬ再婚をした父。
不幸な白い結婚を傍で見ている内に、僕は、父に愛されない義母に淡い恋心を抱くようになった。
決して告げてはいけない想い。
一生秘めておかなければいけない想い。
息子視点で、父の白い結婚を描いたお話。
夢の中では少女は異世界の姫だった。あるときひょんな事から夢の世界にやってきた少年は、少女を助ける勇者となる。
この作品だけカクヨムに転載し、連載に変更します。
沙莉の心の中を表してます。好きな人と出会ってからの話。沙莉に告白は出来るのか!?
初恋は初恋でも、甘酸っぱい青春ではなく、面倒くさい系です
8歳で政略結婚した僕。
明るく可愛い彼女に僕は一目で恋に落ちた。
それから10年。
初めて逢ったその日から、僕は毎日彼女に恋してる。
言葉に、声に色がついて見える男の子。
それを男の子は呪いと言った。
それは呪いなのか、神の祝福なのか、はたまた……
「私のこと好き?」と聞くと「好きだ」と答えてくれるけれど、思いの重さが違うようにしか聞こえなくて、目を伏せてしまう。
それがきっかけだったのか、だんだん二人の距離は離れていってしまう。
最後に「私のこと好き?」と聞いた日は、何の答えもなく、私は逃げ出すしか無かった。
父に、縁談を進めてもいいと伝えると、話は簡単に纏まっていく。
美形×苛められっ子凡/失恋/新しい恋
※サイトより転載しました
>>幸は幼馴染みの尚紀のことがずっと好きだった。尚紀の存在は苛められていた幸の唯一の心の拠り所だった。しかしある日、誰かの策略により尚紀にある誤解をされて突き放されてしまう。何もかも嫌になった幸は尚紀によく似た男に自分の話を始めるのだった。あれは初恋だったのだと。
ゆかが幼なじみに恋をします。初恋です。でも時は江戸時代この恋がうまくいく確率は極めて少ないとゆかは冷静な目で見ていました聡明なゆかですからこの恋を成就するために策を計画します。しかし結末は、、、
――――私、禁術に手を染めます!
無口で無表情の婚約者にやきもきしていたフローラ。
王城図書室で見つけた魔術書に載っていた禁術で、王子様の心を読むことに。
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こちらの作品は、石田うる様にタイトルをいただき(強奪し?)、ビビビッときた笛路が勢いと萌で書きました。
石田うる様、ありがとうございました!
叶わなかった想い。それはまるで、夏に弾けた線香花火のようだ。
私は人見知りで内気な女子高生。特に、異性と目を合わせることも話すことも苦手で。
そんなある日、隣の席の男子──市川君が国語の教科書を忘れたようで。困っている市川君を見ていると「教科書、一緒に見る?」ってつい言ってしまい。
机をくっつけて、2人でひとつの教科書を見ながら。
あれ……?なんか、ドキドキする。
このドキドキって……なに?
教えてよ、市川君────
春隣豆吉さんとトムトムさんの共同企画、「皆で初恋ショコラ」参加作品です。 ”決めなきゃ人生変えられない!”の後日談(の一部)なので、先に本編を読んでおくと甘さが2割り増し程度に感じられるかも…… テストが終わった後の休日の出来事です。
初詣で、初恋相手がフリーに戻ってほしいと祈っていたら、幼なじみの睦月に会った。今祈っていたのは、睦月の彼女の卯月ちゃんが、睦月と別れるってこと。
初詣での神頼みが起こした奇跡とは…。
銘尾友朗さま主催「冬のドラマティック」企画参加作品です。
家紋武範さま主催「あの一作企画」に参加しました。
フィオナは婚約者に浮気され、公衆の面前で婚約破棄を宣言されるが、その場で昔馴染みのハワードから「初恋だった」といわれ新たな婚約の申し出を受ける。
つい了承してしまったが、ほどなくして双方後悔することになるのだった。
魔王と魔物がいて、人間たちと対立している世界。
そんな世界のある酒場で、見慣れない男が「いつもの」と常連客めいた注文をした。
酒場にいる常連客も、人の名前と顔を覚えたら忘れない看板娘の少女も知らない男だ。彼の注文に困惑しながらも、少女は僅かに残る記憶を辿る。
そして少女は彼が大切な人だという事を思い出し、看板娘は、どうして忘れていたのかと自分を責めながら青年を追いかけ――。
初恋の人を〈永遠の人〉と呼ぶ風習のある王国の、王宮夜会でメリィベルは友人の公爵令嬢が王子に婚約破棄を突きつけられているのを目撃してーーーー。
久しぶりに地元の港町に帰ってきた凪は、変わっていく町の風景に複雑な思いを抱く。さらに、凪が密かに想っていた従兄の透まで現れ、凪の心は歪にかき乱される。大人になる手前の女性の、ほろ苦くも一歩前進する短い物語。
不吉に思えた黒い傘。でも傘を開けば待っていたのは感じた事のない気持ちだった。
元暗殺者の主人公は領主の娘の執事として雇われた。
そんな目が見えないお嬢の代わりに沢山の景色を見せると約束する。
お嬢と執事の関係とは?
何故お嬢は彼を雇ったか、そして激重お嬢の初恋の人は誰なのか?
自己肯定低めな初恋の人に嫁ぐ令嬢の話。
誤解もすれ違いも決して許さないマン。
ある日オレは異世界に転生した。
赤ん坊からの再スタートだ!
で・も――――いきなり孤児ですか!?
孤児院に居てもいつ死んでもおかしくない文明の時代だし……大丈夫か?
記憶の奥にある「今世の美人な母」の顔の記憶を心の支えに、オレは未来を勝ち取ってやる!!
と、息巻いてやっと就いた職場では雑用・雑用・雑用の毎日……。
これって前世と似ているな……ヤバイっ!
が、そこへ女神降臨!!
やったぜ♪
前略 俺に魔道具のモニターをしろと押し付けてきた友人。お前の魔道具は役に立ってます。
王位継承の争いが起きないように留学していたウィリアムが久しぶりに帰国したら兄である王太子が婚約者であるアンリエッタを断罪していて。
いや、マイク。お前の魔道具役に立っているよ。だって、あのユーリア嬢(?)洗脳系の術使って兄を含む会場全員操っているし。
美少女だが惰眠を貪りゴロゴロすることを目標に生きている紫音。幼馴染の理玖は紫音に日々振り回されている。
そんなふたりの、中学三年の夏の日の話。
これは七夕の夜に起きた世界から見れば小さな小さな奇跡の物語。少年と少女の間に起きた一夜限りの奇跡、幻想。これはそんな話である。
※これは以前ブログに掲載していたものを加筆修正したものです。ブログの記事は削除済。
初恋の人に告白して振られた井本一政。そんな彼を励まそうと友達の坂田美沙はご飯に誘う。
部屋に男と女が二人っきり。さてどうなる!?
鏑木悠也は、男なのに学校のミスコンで優勝し、なぜかマドンナになってしまった。そんな悠也を妬んだクラスの女子から庇ってくれた、井上一芳に惹かれて…。
なつかない猫が自分だけになつくような優越感。
僕は皆からの『特別』扱いには馴れているのに
黒滝君からの『特別』扱いだけは何故か『特別』に嬉しくて。
どうして黒滝君の『特別』が僕にも『特別』嬉しいのだろう?
ムーンライトノベルに載せてましたがこれ、どう考えてもRつかないと思ったのでこっちに移します。
初恋をこじらせ、恋心が行方不明になっているロマンチストの物語。
合宿にて
かつひこ君と私
れいこちゃんの気をひこうと画策します
いかがなりますでしょうか
完結編でございます
他SNSに投稿した作品です
高校ヤンキー列伝
今回はかつひこ君の恋
友達のかつひこ君の
甘くせつない恋心をめぐり
喧嘩あり笑いあり
ドタバタが繰り広げられます
他SNSに投稿した作品です
小学1年生の、小さな初恋短編です。
10月なのに夏日(猛暑日なるか?)という暑さで、すっと爽やかな読後になれる初恋物を読みたくて、書いてみました。
夏休み。予備校の短期講習に通うことになった佐保はそこで出逢った大学生の講師に恋をする。
中高一貫の女子校に通っていて男性への免疫の少ない佐保のはじめての恋。
告白へのカウントダウンのどきどきを書いてみました。
シリーズ物になる予定です。
6年前出会った男の子は、今や私の初恋の人
私の初恋は隣に住んでいつの間にか引っ越した男の子。
高校入学をして、またその初恋の男の子に出会った。
向かいに住む女の子は、ある時一度だけ話した後、どこかへ引っ越していった。
キンモクセイの甘い香りに気付いた俺は、ふと外に出た。
そこには、今でもオレンジ色をした小さな花が咲いていた。
※「初恋」企画参加作品です。(2018年9月)
※如月ちあき様の『ちあき堂書店(https://ncode.syosetu.com/n8565dw/172/)』にて紹介していただきました!
トムトム様&春隣豆吉様企画の「皆で初恋ショコラ企画」参加作品です。高校生同士の初恋の話。初恋ショコラ発売から1ヶ月、やっと手に入れられると思ったのに、お金が足りない! そこに現れたのは小学校からの腐れ縁の男友だちだった。
執事に片思いしている令嬢の心の内側を書いてみました。初恋は実らないって言いますよね。
キルスティの前世は享年29歳、偶然見かけた初恋の人兼元カレに気を取られて車に轢かれて死んだ。ちなみに処女。
30歳か40歳まで処女だと妖精になれるらしい。
キルスティが魔法使いになった日、彼女は妖精と出会った。
河原、紙ヒコーキ、煙草からの三題噺。とある夜と とある河原の男女のお話
本当の初恋ってどんな感じなのか・・・触れるのも難しい、そんな純粋な初恋。
恋愛に疎いアーノルド殿下には、初めて耳にした言葉がある。
それは『一目惚れ』であり、その言葉の意味を先輩聖女に尋ねてみた。
『一目惚れだとどうやってわかるのか』という質問に対する、彼女たちの返答に驚いた殿下の様子と、彼がその時何を考えていたかという、アーノルド殿下目線をお楽しみ下さい。
【孤独な聖女は 溺愛されて封印を解く】の挿話を改編したものです。
キスで相手を殺せる特殊能力を持つ殺し屋の女がいた。
彼女の次のターゲットは、初恋の人によく似ており……
※カクヨムにも掲載しています。
何度も夢に出てくるあの人。
子どもの頃に会った人だと思うのに、全く思い出せない。
彼は一体――。
初恋の思い出が最悪な彼女のありきたりなハッピーエンド
春。都心から少し離れた郊外に越してきた二人。幸せに包まれた二人の初恋がずっと続きますように。
第4回べた恋企画参加作。
日直だった春日は、放課後に日誌を書いているときに数学の先生からノートを数学室に持ってくるように頼まれる。
日誌を書き上げ担任に渡し、頼まれたノートを届けるために教室に戻ると、そこにはなぜかみんなの人気者である里中くんがいたのだった。
初恋の女の子を奥さんにして、子供が生まれて、俺は幸せだったはずだった。俺の『エル』を手に入れることが出来て、俺は幸せで。だけど、その生活は魔法が解けたかのように、なくなった。エルナは『エル』ではなかった。記憶を思い出したエルナはそういった。なら、弱弱しくて俺が守らなければならなかった俺の『エル』は何処にいるのだろうか。
※黒翼騎士団物語の続きです。第七弾
ある男の子目線で語られる、偶然出会った女の子(小夜)の恋物語。
出会い・初恋・別れ。
【しあわせの形】はきっと人の数だけあると思う。
――小夜に出会えて、話すことができて本当に幸せだった。
大国の王女が小国の公世子に恋をした。そんな彼女が今になって思い返す、黒歴史と現在の幸福な日常。
井宇屋唯と藍上愛の青春真っ盛りな、帰り道での出来事でありました。
トムトム様との合同企画「皆で初恋ショコラ」参加作品です。
トムトム様から快く了承をいただきまして、互いの作品の登場人物が顔を見せております。
また、企画参加を快諾していただいた作家の皆様には本当に感謝しております。楽しんでいただけたら嬉しいです。
脱走常習犯の食えない帝が、盃片手に幼少期の初恋の瞬間を回想してます。
妖がそこそこ跋扈するエセ平安風の世界観です。
設定だけある話の一部を短編としてちょい出し。
本人は幸せなつもりですし、今現在は悲恋ぽいですが、【これ過去編です】!
小学生の陽と蛍が夏祭りに行くお話。※ブログに掲載していました。短編、完結済みです。
過保護に育てられた初恋もまだな初心な令嬢を、初恋が遅咲きだった王子様が全力で口説きに来ます。
ツンデレ姫が初恋に失恋して女神様に。
前作「嫁を求めて三周年」の前日譚になりますがこちら単独でお楽しみいただけます。
カクヨムお題「おめでとう」に投稿しています。
可愛らしい魔法薬のお店にはキラキラ輝く小瓶。そこに現れるのは泥と血に塗れた甲冑姿の騎士団長様。
彼が求めるのは仲間を助けるための回復薬。
けれど、初恋の思い出を閉じ込めた小瓶が割れて、二人の思いが明らかになり……。
これはワケあり店員と騎士団長様の初恋物語。
初恋の人を、本当に愛する人を思い出す物語。
「盗むつもりなんかなかったのにさ」どうしても消しゴムを貸してくれなかった朱莉の消しゴムをとってしまった雄介。返すきっかけを見つけられないまま、朱莉は転校してしまう事になり……。
小さい頃いつも一緒にいたあいつ。
親の仕事の関係で引っ越しが決まった時泣きながら「絶対に戻ってきてね」といったあいつ。
7年の月日が流れ俺は戻ってきた。
あいつに再会するために
68-152。これは僕が小学校を卒業して以来、真紀を見ていない/話していない日数。真紀は小1の時、僕の気持ちを思い、涙をこぼした。それから僕らはずっと一緒だった。そして今——。
この作品は「NOVEL DAYS」にも掲載しています。
行商隊の護衛任務だけを引き受けるベアトリーチェと、そんな彼女に一目惚れをした魔剣使いディートヘルムの話。
今日、みぞれ混じりの雨が降った。置いてきぼりなままの、私の気持ち。降りしきる冷たい雨の中で、私は子供みたいに泣いた。切ない初恋物語です。
麻里子と拓哉が出会ったのは4歳の頃。いつも仲良しの二人だったが時は流れて……。
兄さんと両親に失望されないために頑張ってきた主人公。
そんな生活で好きなことがわからなくなった主人公が、絵を描く物語。
薄紅色の……。少し悲しいかな? どうなんだろう? そんな物語です。
トムトムさんと春隣豆吉さんとの合同企画『皆で初恋ショコラ』企画作品です。どのシリーズともリンクしない単発物、現代恋愛小説です。
「空も泣いてるの?」
雨の音、雨の匂い蘇る記憶
主人公の梨夏は10年前の記憶を遡ります。
もう戻れない、キラキラとしたあの日の記憶を...
お前が好きだと言ってきた。お前が俺をその気にさせたのに、こちらが好きだと返すのは嫌なのか?
幼馴染の青年たちの恋愛すれ違い編。ただのバカップル。
ほぼ青年独白。
タイトルのままの内容です。内向的な男子が先輩に懸想します。
【matatakiシリーズ】プールサイドを挟んで付き合い始めた男女が、ゴーグルに隠れて見つめ合っている。
二人は想いを共有しているのだが・・・。
「一番好きな人と二番目に好きな人、どっちと一緒にいた方が幸せになれると思う?」
初恋は実らない、そんなお話。
初恋の彼女と両想い。愛に溢れた僕ら2人は幸せなんだ。誰にも2人の愛を引き裂くことは出来ない。僕らは走り続けていくよ。永遠の愛を守るために。僕らは自由だ!愛は自由なんだ!溢れる出る感情は君への愛でいっぱいなんだ。一つ一つをたいせつにしよう。恋に落ちていく。僕らは恋に落ちていく!
無断転載・複写は固く禁止されています。
版 所有。
著者:蒼井真ノ介
幼馴染みの男の子から、ある日突然、花束をもらってしまったアニーは、その意味に悩んでフレデリックに相談するが……!?
「夕涼み重陽会」参加作品です!
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/541354/blogkey/1228822/
とある夕暮れの日、彼女は迫り来る公演に向け練習していたが、どうも出来が芳しくない。もちろんそれには、ちょっとした「想い」があったわけで。夕暮れの日の、俺と彼女の小さな物語。
『童鬼と嫁さま』の三作目です。前二作をお読みでない方は、まずはそちらからお読み下さい。
池の爺様に会いに行くところから、ちょっとした――本当にちょっとした進展が二人の間にあります。見た目的に、恋愛未満な所がありますので、イチャラブご希望の方はご注意下さい。
二度あることは三度あるとはよくいったものだ。今回のことに関しては相手による意図的なものではあるが。
二度と会うこともないと思った人と再会した翌日。今度こそ会うこともないだろうと思ったのに・・・。なんでこんなところにいるんですか?
※前作からお読みください。
【matatakiシリーズ】小学生男子が初めて恋を自覚し、苦悩する一場面。小学校高学年の女子は同学年の男子より、どれだけ大人なんだろう。
幼なじみの智和かや中学卒業式の帰りに突然キスをされるも突然すぎて夢か幻かだと思い込む湊。それから一年が経ち、2人の関係は・・・?
アルファポリス、エブリスタにも今後掲載予定です。
6年前、俺が好きだった娘とのちょっとした思い出。
切なくてあたたかい思い出
前作、初恋くんとの再会物語です。
大人になってからの再会はまたひとしお
長年会ってない初恋相手に会いたくなるかもしれません(私だけ?)
マーリエは子爵家の末っ子だった。16歳となり、このまま友達のように仲の良い婚約者と結婚するのだろう、と思っていたところ頭を下げられ婚約破棄に。そして公爵家の子息の13人いる婚約者候補のひとりなってしまったのだった。
魔法と魔女が迫害されている国。
そこの王子の初恋は、昔森で出会った魔女でした。
(別の題名でカクヨムにものせてます。)
初恋を忘れられず不惑の年になりました。忘れようと思いながらも、あんなに衝撃的なことを忘れられるはずがなかったのです。
※長岡更紗さん企画『第三回ワケアリ不惑女の新恋企画』(40歳女性が主役の、幸せを掴むお話)の参加作品です。
中学の頃から好きだった初恋の人に会いに行く。
だが、その人はもう…
独りよがりで馬鹿なアネモネはその花を咲かせることなく枯れてしまう。
アネモネは最後、何を思い何を願ったのだろう?
芽吹いた緑が深呼吸しながらのびのびと成長する初夏。彼女と出会った彼の初恋の物語。
※ 知さまの『ビタミンカラー企画』参加作品になります。
私の青春はあっという間に終わってしまった。そもそも人生というものは短いものであるため、もっと短い一部分のことは別にどうでもいい。しかし、なるべくなら思い出したくはないものである。
ある日友人に誘われ飲み会にいくと、一生会うこともないだろうと思っていた人物と再会した。できればお会いしたくなかったですよ。お話したくないので、あっちに行ってください。
☆星企画の短編です。病弱な少年が、初恋をするお話になっています。
初恋は実らないものだと言ったのは誰が最初なんだろう。
※診断メーカー『あなたに書いて欲しい物語3』で出たお題3つを使って書いてみました。
クリスマスも近いある晩に、急遽バイトに入ることになった高校二年の小杉みつ子。
女だらけのクリスマス会にも参加できず、寒風吹き荒ぶ駅前広場でのこと。
ミニスカサンタ姿のふとましい太ももを晒しながら、
ヤケクソでクリスマスケーキを販売していると、
店にやってきたのは、ちょっと気になる小柄で可愛い田中君――じゃない方、
背が高くて目付きの悪い鈴木君だった。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。
転校生の頭はお花畑でした。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
あたしのコンプレックスはこの手。小さい頃からずっと袖の中に隠し続けてきた。中学生になったあたしは、とうとう初恋を迎える。更にコンプレックスを隠しながらも、裏腹に少しでも綺麗になりたいと努力するあたし。しかしついに初恋の人にコンプレックスを見付けられてしまう。コンプレックスなんて、きっとふとしたきっかけで無くなっちゃうんだって!そんなことを言いたかったんです(笑)
8歳でこの国に嫁いできた私。
それから10年。
すっかりこの国の人間になった私は妃殿下として日々充実した毎日を送っていた。
そんな私にある日突然やってきた試練とは?
(タイトルでネタバレ)
「エミア・ローラン! お前との婚約を破棄する!」
煌びやかな舞踏会の真っ最中に突然、婚約破棄を言い渡されたエミア・ローラン。
その理由とやらが、とてつもなくしょうもない。
だったら良いでしょう。
私が華麗に断罪して魅せますわ!
令嬢エミア・ローランの考えた秘策とは!?
私、ソラフィオはこれまで一度も恋愛をしたことがなかった。
騎士として生きるのに精一杯だっただけで、興味がないわけじゃない。
むしろ、今はすごく興味がある。
だけど、騎士として生きるのに精一杯だっただけに、私の女子力は地の底まで落ちていた……。
果たして、こんな私に恋愛なんてできるのか……!
ちょっとした悪口からどんどん大きくなって、ついに嫌がらせを受け始めた小学6年生の竹内なな。そんな彼女を救ってくれたのは、同じクラスの男の子でした。
私の初恋はお兄様。お兄様は私が五歳の時にご両親を亡くして我が家にやって来て、私のお兄様になってくださった方。私は三歳年上の王子様のようなお兄様に一目ぼれでした。それから十年。お兄様にはルシンダ様と言う婚約者が、私にも婚約者らしき者がいますが、初恋は続行中ですの。
そんなマルティーナのお話。
同窓会で初恋の人が結婚していたことを初めて知った梨生は、一人飲み直すために二本の缶ビールと落ち込む心を持って、幼い頃よく遊んだ公園へ向かった。
冬のお盆、「雪逢時」(ゆきあいどき)。
一月五日からの六日間にその年初めての雪が降れば、その日だけ死者が帰って来る。
亡くなった初恋の人との再会を望む少女に、幼なじみの少年はいつも歯がゆい思いをしている。ある年の雪逢時、少女は初恋の人との再会を果たした。
翌日、幼なじみの少年を呼び出した少女は、思わぬ告白をし始めて……。
王子様に一目惚れした少女は、もう一度王子様に会いたくて勇者になって魔王を討伐することにした!
というわけで、お供の魔術師の青年と共に魔王の元へと向かいます。
破天荒で猪突猛進で、今まで女の子扱いされたことがなくて集中すると難聴気味な勇者と苦労?する魔術師のお話。
ざまぁなんてされてやらない。たしかに昔少しいたずらをしたけど、俺は騙されないぞ、そんな好きアピールは嘘に決まっている。狙いはわかっている。
一人ぼっちのクリスマスイヴ。僕がサンタクロースへ“耳かき”をお願いすると、夜中、窓の外には耳かきを持った天使さまが立っていた。
これは、最高のクリスマスプレゼントを貰った僕と、優しい天使さまの物語。
昔は素直で可愛くて甘えてくる年下の幼馴染"茜"が大好きだった。特にツインテール姿にノックダウンされていた。年頃になって生意気になりボーイッシュになった茜には興味がなかったのだが、突然イメチェンをして昔の姿で迫ってくる様になった。何か絶対に下心があるはず――