SS広場 文学
恋愛
放課後、彼は本を読む。毎日毎日、同じように。そして、彼女がやってくる。毎日毎日、同じように。いつもと違うのは、今日が特別な日だからだろうか。
実らない恋の遍歴を重ねる文ちゃんと、文ちゃんの隣に住むあたしのお話。
近所に新しくできた水族館にでかけた私。何か面白いことはないかとぶらぶらしてたら……。
学生のとき「水族館」というお題で書いた話です。たいした盛り上がりもなくつまらないかもしれませんね。
争いをなくすため、仇討ちの旅をしている「エス」と「ルミナ」の仲間になった「レティ」。
レティは「平和主義」を貫くために、戦いをとにかく嫌う。
ひまわりの花のように、あたたかく。みんなを見守るように生きるレティ。
「あさがお」の続編であり、レティ視線での物語。
絶対音感を持つ和音は、日常に溢れるたくさんの音を曲にした。
それを和音が嫌がるのを僕はずっと知っていた。
※中学2年生の頃に書いた小説をリメイクしたものです。
「アイスクリームの煮物」というお題を戴いて書いたものです。
付き合っていたのに、いきなり振られることになった香織。
数馬は新しい女を作っている様子。
そういう自分はと聞かれたら、弱い自分だから男を作っていた。
数馬を想う気持ちばかりが膨らむ香織はCDを聴く。
そして――
最後に言わなきゃいけなかった言葉は、ほんとうは最初に言わなきゃいけなかったんじゃない?
大人が故のすれ違った駆け引き。
※この作品は鍵アカウントのTwitterにも掲載しております。
娼婦上がりの王宮使用人だった私はある日、当時の王様に手をだされて妊娠してしまった。ぶっちゃけ産む気はなかったけど、王様に産んで育ててくれと頼まれて8年間育てていたら息子は立派なマザコンになった。
でも子育てとか面倒臭くて、側室暮らしも退屈になったので息子を王宮に残して出ていこうとしたら、泣かれたので適当に嘘をついた。そんなことも忘れて10年がたったある日、息子は独裁者になってた。しかもヤンデレだ。
倫理感も道徳心も母性本能もない最低中年女の息子が戻ってきて、最後はハッピー(
息子が)な話です!折りたたむ>>続きをよむ雪かき少女×都会風少年。*君プレ企画に勝手に参加させていただきました。
人生の折返し地点にさしかかった中学生の頃からの友人であるアキと僕とのある初夏の夜の話。
誰も好きになれないミミコの話。
街の喫茶店にはいった藤崎は、そこでかつて愛した美しい恋人の似姿をみつけて。
私の書いている400字の練習小説
「心を満たしてはならぬ(https://ncode.syosetu.com/n2670gl/14/)」
を改変して短編にしたものです。
死にゆく作家と妻の会話を表現しました。
変わりゆく自分に絶望して死を選ぼうとする男とそれを打ち明けられる妻の心境の変化です。
あらすじ書いたことないので書き方が分からないです。
短いので本編読んでもらえると嬉しいです。
20XX年――。
自由恋愛禁止法が施行され、人を愛するには資格が必要になった。
人々は愛の言葉をささやかなくなり、未婚者が増加し、少子化に拍車がかかった。
世界から愛が失われた。
しかし、人々は恋する気持ちを失っていなかった!
鬼太郎好きとフランケンシュタイン好きのカップルを見守る壁の話。
深大寺恋物語に応募して、墓場送りになったものを蘇生させました。
ハロウィン特別版になります。短編読み切り。
私と彼の10月31日のお話です。
屋上で喫煙する生徒会長と出会ったサボりの一般生徒。
某所に出す用の小説なので、ブラッシュアップ予定です。忌憚のないご意見ご感想お願いします。
東京マラソンシリーズのおまけの小話です。
年上にモテるアイ。
大学に進学し、初めて年上の准教授を好きになる。
大学の同級生ショウタと准教授に会いに行くアイだったが……。
ある市街地、築27年の少し煤けたマンションの屋上に仕事をサボる天使と悪魔がいる。天使と悪魔、世間一般的には仲が悪いと思われているが実際はそうでもない。組織は違えど上からの無理難題に振り回される現場が抱える不満はどこも同じ。上層部はさておき天使も悪魔も現場は仲がいい。これはそんな2人のある日のお話。
宗教観にこだわりを持ってらっしゃる方には怒られる世界観かもしれません。あくまでフィクションとして楽しんでいただけたら幸いです。
この作品は「N9069GE」の二次創作です。作者
より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ彼女はいつも笑顔で強くて僕は彼女の明るい笑顔が大好きだった。
その日も僕たちは手を繋ぎながら学校を帰った。腕には包帯がしてあった、なんでも体育でただ怪我をしただけと彼女はあわあわと焦ったように思えた。
いつものように手紙書いたから帰ってから開けてねと、いつものように言った。
ため息ひとつ布団で横になり、手紙を開いた僕は文章全てに目を通す前に思わず駆け出していた。
どこにも居場所のない少女と少年。
都会の廃墟ビルでお互いの存在を手探りで確かめ合う二人を描いた短い物語。
自分はもうすぐ死ぬらしい。
この自分のことが大嫌いな彼女を置いて無責任に死ぬらしい。
明日には生きているかどうかもわからないような状況で、彼女はあいつに手を引かれてやってきた。
(ノベルデイズ様で行われていた超短編コンテスト・テーマ「許せない」に応募していた作品です。)
「雨」が題材の恋愛短編小説です。文化祭の部誌に載せました!
高校生の京子は幼馴染の浩太が見知らぬ女の子と歩く姿を見かけてショックを受けてしまう。
その翌日、下校途中の京子は浩太から声をかけられて・・・
映画好きを拗らせた話です。
午餐後の教室でかわるがわる女性を見つめながら。
公園で過去を振り返るとある女性の話。
長い付き合いの幼馴染みの男女が成人しても幼馴染みと言う枠組みのままに仲は変わらず仲の良し悪しも変わらず下世話な話をするだけのお話
ふたりの高校生と、花と驟雨の、小さな物語。
僕が彼女から借りたのは、世界で一番有名な絵本で――
「即興小説トレーニング」より転載。4/28超文学フリマと勝手にコラボしてしまおうという企画に参加してみました。いくつか絵本からの引用がありますが、二次創作ではないです。
婚約破棄のその後。王太子付き侍従の話。
主人公の吉岡涼太はクラスメイトの川上綾と彼氏彼女の関係である。
しかし彼女の川上綾は持病がありそれが原因で倒れてしまう。
その出来事の後自暴自棄になった涼太を親友の田中大輝が一喝する。
それから綾のために何が出来るかを考え、ある事を実行する。
そしてその計画を実行した後、綾と涼太はある約束を交わす。
その約束とは一体何なのだろうか。
高校生を舞台にした感動の小説です。
川端康成の心中をベースに書きました。
個人的に好きな異世界もの(このお話は剣と魔法とかは含みません。ただ単に西洋風と言うだけです。)
運命の悪戯。
あの日。あなたを一目見たときから。
正反対な二人の出会いと別れの、ほんの短い物語です。
女子の憧れの存在の幼馴染。そんな彼女に不釣り合いだと思っていた僕に対して彼女は全くの逆の感情を持っていた。
甘いバレンタインの1日。2人の関係は進んだ。
この作品は「ライトノベル作法研究所(http://www.raitonoveru.jp/index.htm)」にも投稿しています。
田舎から出た私は、ある短大で「彼」と出会う。私と彼は告白するにもできず、つかず離れずで時間を過ごす。就活。私はそこで再び彼に出会った。数日後に届いた採用通知書を見た私は愕然とした。不採用。彼にその悲しみをぶつけてしまった私は、後悔し落ち込んでしまう。
ツイッター上でお題募集をした際、初恋というお題を頂きましたので。
初めて、というだけできっと特別なんだとわたしは思います。
変わらない二人と変わらない思いのお話。
私は転生を繰り返す。
愛しいあなたを追って。
あなたが例えどんなものになろうとも
私は貴方を愛してる。
転生し続ける魂の、
『クローバー』と呼ばれていた時代の話。
わたしと父の誕生日は十二月二十四日である。いつもクリスマスに埋没され祝ったことなど一度もない。だけど今年は違っていた。恋人の信也がわたしの退社時間に花束を抱えて待っていてくれたのである。・・・いったいこれは・・・。超短編三部作の完結編
≪2002.11 創作研究会『周炎』掲載作品≫
≪ブログ 『蘇芳環の世界』にて公開中≫
――どうして私だけ?
理不尽な世界に疑問と恐怖を感じ持つ少女の元に現れた一人の少年。
切なくあたたかい物語。
一般人が異世界転生しても大きなドラマは生まれない。
JRPG風中世ファンタジー世界の子爵令嬢として生まれ変わった平凡な少女が婚約者と初めてのデートを前にあれこれ考えるだけの話。
報われない恋の終わり。最期と向かい合う。
友人から与えられた3単語(オーロラ、夜、はじまり)を使って書いた作品です。
愛し合う二人。時を忘れたことは一時も無かった。
少年と少女の青春ラブストーリー
夢で視た、美しい花。人を魅せる……魔性の花。
男は女に呼び出され、放課後の教室へ向かう。
そこで突如として女に投げかけられる妙な質問から、案の定男は妙な展開へ巻き込まれていく……
叶わない——けれどもどうしようもなく愛しくて。
再生、再生、再生。我等に死など存在し得ない。
『クレシア』、そう呼ばれる不死の一族は異形の化物と死ぬまで戦闘を強いられた。
人を好けない教育員×不死の血を持つ少女
新感覚百合ファンタジー。
少女たちは皆、自分の想う「アイ」を貫く。
カクヨムにて完結済み作品
息子の5歳の誕生日、妻が夫に渡してきたのはプレゼント。何故自分に、と驚く夫に妻が告げたのは――。
――――
<他掲載>
カクヨム、自サイト
三人の男女関係のお話です。…なんというか、非常にカオスな感じに仕上がりました。そういう作品です。
私は失恋して、電車のホームのベンチに座り込んでいた。
渇いた喉、それに反して涙が零れる。
そんな時、一人の女性が現れた。
無花果と柘榴って間違えちゃいますよね。
勢いと気分とリハビリで書いただけ。オチ無しヤマ無し意味無し。
唐突に始まって唐突に終わる恋みたいなお話。
先輩R・笹川玲(中一)、先輩N・椎名之亜(中一)の最初の話。強気な女の子・桜乃しのぶを絡めて、完璧な関係を構成していきます。
私はあの人の元へと急いだ。
本当なら急いであの人の元へ行きたくなかった。だけどそうしなければならなかった。
だってあの人が……
僕は子どもです。それは前に進めないからです。
それでもきっと、僕も大人になるのかな。
人生に価値があるとするなら
感覚にしか過ぎない事だと思っている。
人間に価値があるのだとしたら
理解が出来ない私は壊れたのに違いない。
女なのに仕事一筋の川瀬。恋愛至上主義の由美。
恋をしたら、世界が変わる?
落ち着いたバーを舞台に、大人の恋愛の始め方を語ります。
東京と札幌。新しい友達と親しい友達。まぁ、短いので読んでみて下さいな。
システムに慣れるための単なる習作です。手探り状態ですので、ちょくちょく改稿する可能性があります。
お目汚しでしかありませんが、場合によっては数話続けさせていただきます。至らない点につきましても何卒ご容赦下さい。
システムに慣れるための単なる習作その3です。手探り状態ですので、ちょくちょく改稿する可能性があります。
お目汚しでしかありませんが、場合によっては数話続けさせていただきます。至らない点につきましても何卒ご容赦下さい。
「はじめまして。君の未来、教えてあげましょっか?」
「はい?」
オレ、駿河羽夜斗は学校の帰り道、突然知らない女から声をかけられた。
「え、えーと。あなたは?」
「私ですか?私はですねー魔法使いです。」
魔法使いの女の子と羽夜斗の織り成す悲しくて切ない物語、ただいま開幕!
この作品はエブリスタの方でも投稿しています。
コーヒーを入れて愛を求める日常劇
とても悲しい恋の物語。
歩く時には手を繋ぎ、ムードが高まればキスをして、身体を重ねた回数も数えきれない。だけど僕達は、恋人未満。俗に言うセフレだ。
猫と深海魚の物語です。
ある家族は息子を生みました。数年後にお母さんは死にました。そのまた数年後息子も死にました。残った男は何を目標に生きるのか迷う。だが、息子は死んだのではなく、殺された・・・・!?
どうか! 僕の子供を産んでくれないか!!!
僕は、53歳の未婚だ、、、!
恋愛経験もないし、、、。
女性とどう? 接していいのか分からない、、、!
僕の名前は、『野呂 敏夫』仕事は万年補欠の営業マン。
仕事が取れなくて、いつもノルマまで達しない、、、!
僕より若い世代の男の子達は、どんどん僕を追い越していく...。
僕は、みんなに陰でこう、呼ばれているあだ名があるんだ、、、!
それが、、、『のろまのとしお!』
何をやってもドジばかり踏んで、この歳でも怒られてばかりなん
だよ!
いつの間にか、、、?
僕は、出世から遠のいてしまった...。
折りたたむ>>続きをよむ人として欠陥のある男が、一人の女を拾った。そして彼の人生は大きく変わった。
僕には友人になって二年経つ彼女がいた。
少し気難しい僕と活発な彼女は相性が何故か良く、このままずっと仲のいい友人でい続けるんだってそう思っていた。
彼女と会って二回目の夏が来た。
今日も暑い日で、そんな暑い日差しの下で何の当てもなく彼女と歩いていた。
家に帰る途中でアイスでも買って、二人で食べようかな。そう考えていると隣に彼女がいないことに気が付いた。
後ろを振り返るとさっきまで僕がいた場所に彼女は立っていた。
少しだけ開いた距離を陽炎が通り去っていく。
「話があるの」
セミの鳴き声が日常の崩壊を告げていた。折りたたむ>>続きをよむ芽の出ない小説家だった伊藤雅夫は、ある小さな賞を受賞した。田舎では、直ぐにその噂が広がっていき、新聞記者などがやってくる。その記者の一人が、絵を描いてもらうことを雅夫に勧めて来て……。やってきた画家は、雅夫も良く知る人物だった。 学校時代の課題の一つとして提出したものです。
男が見た奇妙な夢とは。
煙草に火をつけると浮かんでくる私の思い出。
都会の街角に佇む小さな煙草屋さん。そこを訪れる私と、煙草を買いに来る夢を抱いた者たち。
1本の煙草が、人と人を繋いでいく。
よく言うだろ?
『小さい頃の恋愛は、はしかみたいなものだ』って。
……でも実際はさ、そんなことないと思うんだ。
俺にはわかるんだ。
幼くたって、ガキだって、好きなものは好きなんだって。
例えば小5……10歳、11歳だって。
幼稚園生にだってあるかもな。
恋愛に本気になるってこと。
――だって、俺がそうだったんだから。
「僕」が昔見た夢の話。
彼の夢と現実がつながる日は来るのだろうか。
絶え間なく進む歳月の中で、自分の気持ちの答えを探していた男の子と、彼を待ち続けていた女の子の或る夏の日の話。 時間の流れはいつだって残酷だから--
早春の頃。
とある田舎の古びた一軒家でやりとりされる男女の会話です。
夫の転勤の辞令を受けて引っ越しの準備をする際の物語。短編です。
昔懐かしい駄菓子屋の一幕。
テーマ「お菓子、「夕涼み重陽会」参加作品。詳細はこちら↓↓
http://mypagek.syosetu.com/mypageblog/view/userid/541354/blogkey/1501148/
亡き彼女が残したカメラ。
「もう、疲れたわ」
君は開いていた本をパタンと閉じて、鈴の音のような声で言った。
僕と疲れてしまった君のお話。
作者のバースデー記念作品。
※死ネタです。メリーバッドエンド目指しました。
ずっとずっと昔、愛が罪だった頃。愛し合った2人の男女が課せられた罰は
「星の大河に分かたれて、許された1年に1度のみ逢瀬に人の願いを叶え歩くこと。」
そんな2人の永遠に続くかと思われた運命は、1枚の短冊によって変えられた。
そして時は変わり、いつかの7月8日、小さな街の商店街で言葉にできない気持ちに悩む少女。彼女の運命もまた、1枚の短冊によって変わるのであった。
※他エブリスタにも重複投稿
短編というより掌編です。女々しい、女のお話。
(※自ブログにも掲載中です)
よく冷えた冬の朝に連れ添って出掛ける男女のお話です。厳しい寒さによって思い起こされた、ユキの半生とコースケへの想いを描きます。二人の関係性は読者の皆様にお任せします。
浮気した男を浮気された女が許す話。
貴族の血をひくものの後ろ盾もなく、生まれてすぐに邪魔者として神殿へ送られた魔力の強い少女。
その能力により成人前で「聖女」としては不完全のままにもかかわらず王家に嫁がされる。
やっと、人のぬくもりを知ったのに、幸せは突然崩壊する。
雨が降らず苦しむ国民のために少女は己と引き換えに竜を召喚した……後世まで言い伝えられた少女の奇跡は、信じていた人に信じてもらえず、すべてに失望しての召喚だった。
勢いで作った練習用です。。。その後が書きたい。。。かも。
2012年投稿から2年
以上たって、お気に入り、評価していただいたことに気づきましてお礼が遅くなってしまい申し訳ありません。現在書きたかった続きに挑戦しようとしてます!
折りたたむ>>続きをよむ赤く甘い香りが過去を遡らせる
大学生の時に彩月の付き合っていた彼は『山田』くんと言った。ある夜、彩月と山田くんは、彩月ののアパートで眠っていた。そして目覚めた2人は空腹だった。空腹を満たす為に山田くんの作った料理は・・・
新卒の春、失恋後の話。
どうか僕を忘れないで。
愛に溺れ死ぬ僕を、君が息絶えるその瞬間まで覚えていて。
勿忘草が呼び覚ます、愛の記憶。
――2011年12月21日、ご指摘を受けて会話文の表記を修正しました。
神代翁さん、どうもありがとうございます。
*他サイトでも投稿した作品です。
ただひたすらに前を向いてがむしゃらに頑張る、松坂まことの青春の一ページ。
ど、どこまで許されるのだろう。
高校時代の同級生の峰岸と和歌子は高校を卒業してから数年付き合って24のときに別れる。その別れた年に京都へ旅行に行った。そのときサントリーの山崎の工場も見学に訪れた。30年後二人は再会してつきあいはじめる。ある夜に峰岸はバーで和歌子にプロポーズをする。そのバーに24のときに山崎の工場で樽詰めされたウイスキーがおいてあった。そしてのウイスキーの熟成期間と峰岸たちの人生の熟成期間がシンクロして話が進んんで行く物語です
「私は今日、お前に4つのウソをつこう」
幼馴染の彼女は、顔を合わせるなりそう言った。
それは4月1日。所謂エイプリルフール。
彼女曰く「舌を抜かれない日」に起きた、ちょっとした出来事の話。
隣に引っ越してきた身体の弱い少女に、僕は一羽のセキセイインコの子どもをあげた。そのインコを通して、僕と彼女は段々と親密になっていくのだが……
病気に倒れた僕の幼なじみの最期の話
苦労に見合った分の対価が得られるとは限らないものだ。
三年ぶりに再会した元恋人は俺のことを忘れていた。
そんな二人の話。
「恐ろしいお話だね」谷崎潤一郎の「痴人の愛」を読んで「こんなふうになってしまいそうな気がする」彼はそういった。でもそれは彼の全くの思い違いだということに、私は最初から気がついていた。だって、プロフェッサーだったのはいつでも私のほうだったのだから。
ダイヤは油に馴染みやすく、オパールは乾燥に弱い。琥珀は静電気を帯びやすい性質を持っています。
琥珀と、或る家族の物語です。
無断転載、無断複製を禁じます。
美人で名高い「蝶」が死んだ。「判官」の調べにより、犯人は「蝶」の愛人である「半」であることが判った。「判官」が取り調べを進める中で、「半」は犯行動機を口にする。「雪」のせいだと…
企画小説「しずくとつむぐ」に投稿したものです。
その日花咲く恋もあれば、
すっぽかされる恋もある。
音を持たない彼女と、捻くれ者の私は、不器用に言葉を紡ぎ、そして寄り添う。理由なんてない。ただ、そうしたいから。ただ、好きだから。
私は伊豆のとある温泉宿で、小説を書く。内容は亡き妻とのあいだのことだ。書いていると、悲しくなるため、近くの清流に散歩する。石の上に腰かけていると、亡き妻の亡霊が現れる。亡き妻は、森の中に私を引き入れ、食べれば過去のことをすべて忘れることのできる、「過去忘れの実」のなる木の下で私に言う。「わたしのことは忘れて他の女性と幸せになってほしい」亡き妻は過去忘れの実を食べて消える。
私は気づくと清流の石の上に座っている。手にはひとつの「過去忘れの実」が握られている。
「俺……告白されたんですよね」
「は?」
突然のカミングアウト共に切り出された恋愛相談。適当に応援して終わりだとその時の俺は考えていた。
翌日。メールが届いた。差出人は昨日恋愛相談を持ってきた後輩。そのメールにはこう書かれていた。
「先輩助けてください!!!」
溶けて死にゆく愛の話。
故郷から離れ、脱サラして和菓子屋を営む主人公には、子供の頃から慕い続けている想い人「きーちゃん」がいた。
経営難に苦しんでいたある日、きーちゃんのいる保育園との文通が途絶え、主人公は故郷を訪ね、きーちゃんと20年ぶりの再会をする。
「大人の童話」を目指して書いたヒューマンドラマです。
ある日のある居酒屋のある男たちのお話。
以前、他のサイトで公開したものに少し手を加えました
雪がテーマの短編です。
湖畔の遊覧船に乗った僕と美由紀はデッキに出て、風を感じていた。彼女はずっと沈んだ様子で、物憂げに湖面を見つめている。そんな中、僕は彼女にそっと声を掛ける。
久しぶりに母国に帰ると女王が即位していた。以前までは代々男性が王の地位についていたけど、思い返せば前任の王には男児が生まれていない。女児ばかりに恵まれて、後継ぎ問題が新聞に取り上げられていたのを見たことがある。近隣の村人に聞いた話だが、長女のミールが女王に選ばれたそうだ。それが一年前の話で、それから国は豊かになったという。他国との貿易や観光に力を入れた女王は国民に慕われ、不動の人気を得ていた。
周りに付いていけない高校生のお話。
昔の彼女に会おうとするが、さて。
サワの話ではないのよ。でもその関係者たちのいろいろ。
暗闇の中、僕は、悲しい女性の声で目を覚ます。
彼女の独白は、淋しい子守唄の様に、僕の心に染み入った。
――ねえ、寒いんだ。あっためてよ
紡がれた言葉と差し出された手を振り払うことはできなくて……
冬にある想いを持った『彼女』の御話。
気分転換を兼ねて思いつきと勢いだけで仕上げた作品。頭の中のメモを繋げた感じの薄っぺらいお話なので、いつか時間があればちゃんと分厚い物語にしたいな、とか思ってます。
発展途上な作品なので是非ご指導等よろしくお願いします。
幼なじみの祐菜と祐也のとある一日を描いた短編です。
一人ぼっちで寂しいOLの嘆き。
ひろしは、何十年かぶりにふうちんろうを訪れる。
若いころ、よく通った店だ。
そこには綺麗な娘がいた。
思春期の男っていうのは特別だ。長い人生の中で特別な時期なんだ。長い人生の中でも特に面倒くさく、カッコつけなければならず、特別でいなければいけないんだ。
それなのに、彼女は俺の存在を揺らがせる。俺の自尊心を傷つける。俺を普通に変えていく――……。
多感な時期の中、いつまでも特別でいたい高校生のショートショート。
【スマイルジャパン2016参加作品】【matatakiシリーズ】
「五年間、考えてた。あなたのこと、私たちのこと。あなたのいない人生をこの先どう生きていけばいいのかを―――」
取り残され、悩み続けた少女が一つ、大人になる物語。
幽霊の雪弥はかつての幼馴染みである澪への想いを捨てきれないため、成仏出来ないでいた。雪の降る日には必ず彼女の元へ行って様子を観ていた彼だが、もうそろそろ彼女の為にも自分の為にも成仏するべきだと考えるが…
※rainの続編ですが短編としても読めると思います
わたしが仕事から帰ると、いつも家には優しくって最高に素敵な旦那様が待っている。
――これはそんな甘々夫婦の、甘々な日常を語った物語。
※山なし落ちなしのさっくりしたお話です。ストレスなく読みたい方におすすめ。というか作者自身が、ストレスなく書きたかっただけです。
百合短編です。雨の日、図書室、高校生。
これが光だよ
(2020年の作品)
レイニーはいつもニコニコと笑う町の変わり者。そんなレイニーを私は嫌っていた。そんなある日、隣国の王子様がやってくる。
恋人が自殺すると言うから、予定もなかったし、付いていくことにした。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
【https://kakuyomu.jp/works/16816700426194943822】
終わりと始まりのお話
「迷った時は空を見上げてみるといい。そこには星がいるから」
※ピクシブの方にも同様のタイトルの作品をあげました。著者名は違いますが、中身は同一人物なので、お気になさらずにお願い致します。
わたしは公爵家の一人娘。16歳になり、幼いころからの婚約者である王太子と結婚した。でも王太子には愛する女がいた。
淡々と公務をこなすわたしに対して王太子は冷淡だった。そしてわたしに王子が生まれると、すぐに王太子は恋人を第二妃として城に入れた。
それでも、王太子妃であるわたしは国のため、公務をこなし、王子を守り育てていく。
数年後、帝国による国境侵犯が起き、王太子が出陣した。そして……。
ヨーロッパ風異世界物語です。設定はゆるふわです。ご了承くださいませ。
愛の物語、ハッピ
ーエンド(作者基準)です。
ざまあはありません。折りたたむ>>続きをよむさんざめく夏の日。青々とした大きな木が風に揺られて、ざわざわと音を立てる。目に痛いくらい鮮やかな光景にまじって、どこからか懐かしい夏の匂いを感じた。
その肌に触れる度、この星で最後の二人になれたのだ、と。そんな気がする。
幼馴染に彼女ができた。ずっと隣にいた幼馴染に、私はこの思いを伝えることができなかった。もう本当に、ゆきのバーカ。
雪国を舞台にした社会人カップルの一シーンを切り取った話です。
ありのままで、楽に呼吸ができたなら。
とある女性の、二十七歳の誕生日を描いた短い、日記りような小説です。
「くれぐれも、恋はしないようにしてくださいね」
付き合い始めて二年の彼女を空港に見送りに行く”僕”。
いつも隣にいた彼女とこれから離れ離れになってしまう、そんな時に”僕”が思い出したこと、考えたこと、向き合ったこととは何だったのか。
恋愛短編小説というより、ただただ人の日常を描いた短編小説です。
2052年人類はとうとう200億人という数にまで膨れ上がった。見渡す限りの人、人、人。そんなある日、あるニュースが世界中を恐怖に貶めた。「増えすぎた人類を捕食せざるものの出現」テレビから流れる放映は、凄かった。生物の脳をコントロールして、体の自由を奪っていた。
すると突然意識がとんだ。はと目を開けると..そこは、人間世界とは思えないほどの綺麗な川が流れ幻想的だった。しかし、現実はなんとも難しいものだった...
本当に今何が起こっているのだろう
秋をイメージした短編 第2弾
今回は「紅葉」
別れと新しいスタート。せつなさの中にちょっと温かいイメージをいれてみました。
夏前に父を亡くした彼女。恋も失い傷心の彼女の前に・・・
「神様からの贈り物」番外編です。
「私」目線で送る、叶わなかった幸せな結末。
主人公はある日いじめられていた時に好きだった女と一日を過ごす。
それを受けて主人公が成長する内容の小説です。
雪の降る日、俺は陶子に幼い頃の記憶を語った。白い雪の冷たさとともに蘇る思い出に、恋人は眉をひそめる。
綾音が目覚めると冬の朝はまだまだ早くて。
何なのだ、この満たされない気持ちは。
僕は愛情を欲しているのだろうか。
このどうしようもない苦しみから抜け出す方法を誰か教えてくれまいか。
幼い私の経験。それは私を苦しめ続ける。だから、私は聖域をつくるのだ。
あの日、私はついに見つけてしまった。
自分の心の存在(いばしょ)をーーー
偶然にも親友が幼馴染に告白するところを見てしまった天音(あまね) 京香(きょうか)は自分の恋心を自覚する。
自覚した天音はどうするのか⁉︎
台本、だから君がいいのifストーリー
もし、春と夏海の子供が産まれ成長していたなら
自分に自信が持てないあなたへ、伝えたい言葉がある。
由依を迎えに行く途中、康輔は板チョコを買って行こうか迷って。
生きることも死ぬこともできない僕は、どう生きればいいのだろうか?
降りしきる雨の中、僕は彼女に出会ったーー
長年連れ添った夫婦のわずかなズレを修復したもの。
ある日出会った一冊の本から、緩やかな夫婦のねじれを変えたものは・・・・心を豊かにする贈り物。
主人公、『トシアキ』君が親友のミーシャに振り回されるお話。
※『哲学的な彼女』と言う企画に投稿した短編小説になります。一部、アドバイスを受けて書き直しています。
『運命』と呼ばれる前世の記憶の欠片。前世で叶わなかった想いに忠実なシナリオを描く〈結使委員〉の存在。『恋』と呼ばれる感情が存在しなくなった現実世界。その中で人間はなにを考えるのか。
隣の席のユミちゃんは勉強が苦手らしい。
カクヨム: https://kakuyomu.jp/works/16816927860602263475 にも掲載しています。
梅雨が好きな彼女と、嫌いな僕。
僕のフレームには何が映っているんだろう。
これから、何が映されるんだろう。
あるサラリーマンが残業をしているときに、同僚から思わぬ話を聞き、個人的ダメージを受ける。すぐに彼はあることをする。その事でどうにかなるのか?
生まれつき耳の聞こえない女性(市川彩音)がプロのピアニストである男性(佐藤希)と出会い、「音」で繋がる夫婦の物語。彩音の「音」を「彩る」希(のぞみ)と、希から「希望」をもらった彩音、2人の間に子供が産まれることに。「音」を通して、家族の絆が深まるお話。
恋に年の差なんて関係ないよ。
AとBの会話文です。風景描写一切なし。
とある高校の教室に、女子生徒の生霊がいた。
誰にも姿を見られることなくひとりで過ごしていたとき、彼女を見ることのできる男子生徒が現れる。
小説の貸し借りを通して彼と触れ合う中で、次第に生霊が自分の本心に気付いていく。
そんな梅雨時のお話。
アミちゃんを撮ることだけが僕の生きる活力だった。
それがある日、突然奪われた。
そんなの嘘だ!
#アイドルオタク #アイドルファン #引退
田中由美とショート・ケーキのない喫茶店『モカ』から繰り広げられる恋愛談。
夏休みに学生寮から実家へと帰った女の子、帰ってくるのを待ち切れず、迎えに来たプレイボーイの話
その日から、私はその言葉が嫌いになった
よくテレビの特集とかでその言葉が出ると、すぐにチャンネルを変えた
あいつにも、二度と口にしないように言い含めてある
つか、言ったら今度は絶対に別れてやるんだからっ!
リアが食堂で食事をしていると、幼馴染のカインが肩を落としてやってくる。どうやらまた振られたらしい。
今日も暑い。男子二人分の体重は一輪の自転車には少し重すぎたのかもしれない。それでも翠色の中を、ゆらゆらと隙間を縫うように進む。ぼくは、きっともう気付いている。蒸し暑くて、息苦しいのに、不思議と落ち着くのはどうしてなのか、君に対する気持ちは何なのか。それでも僕はこの喉が詰まりそうな感覚を蒸し暑さのせいにしようとする。決して触れることのないそれを愛しく思いながら、ぼくらの夏ははじまり、おわるのだろう。
目が見えるようになった男と寄り添う女
女はウサギで、男は人間
果てさて、二人の行方はどうなるのか
岡田茂吉師論文です。
アタシはデリへル嬢。この仕事をして一年。いろんな客がいたけど
ちょっと珍しい客がいたからその話をするね。だいぶはしょってるけど、あなたが適当に想像力を駆使して話をふくらませてちょうだい
全部話すの、だるいんだもん
雪国に住み、冬場はスキーインストラクターをして生計を立てている加福亜子はとある変わった団体のインストラクターを引き受ける。一人の高専生との出会い、そして彼に見抜かれた雪国への、雪への本当の想い。亜子はずっと雪国に住みつつ付けることだろう。
ご存知の通り、題名は宮沢賢治氏の詩のものです。(ほぼ)引用箇所があります。
私なりの解釈で使っています。
なかなか会えない彼女に対する彼氏の思いをつづりました。
ノベルデイズにも分散して投稿しております。
その一瞬一瞬を切り取って、振り返った先が綺麗に見えるけれど、今が本当は一番綺麗なの
椅子に腰掛けた少女は物憂げだ。
※2017年度千葉大学文藝部春祭本掲載作品
突然前世記憶が戻ったと思ったら
え、何これ私の恋人がBLゲームの攻略対象で全部のフラグ回収済みだなんて?!
もう腹を括って別れを受け入れるしかないじゃんか!!
というお話です
君との思い出は、僕にはもったいない。
だけど、君が好きな僕でいたいから、僕も笑うよ。
悔やむことなんて、僕にはまだ早い。
精一杯の笑顔で、君に顔向けをするよ。
人工知能と出会ったぼっち。夢を見たのは誰なのか。
主人公はその夏に美しい少女と出逢う。自分と何かが違う、そんな気持ちをぬぐい去ることが出来ないまま、主人公はその少女が“女”であることに気付いていく。
自分の高校時代の体験をもとに書きました。叶わぬ恋に破れる女の子と、その女の子を見守る心優しい少年の甘酸っぱいお話です。 片想いの辛さは今思い出しても胃がキリキリしますね。 当時、川添くんのモデルとなった人を好きになっていれば、もっと楽しい高校生活だったろうなあ。
サイト「物語の世界」でも掲載しています。
あの日に聞こえた筈の君の声は、見えていた筈の君は、もうどこにもいない。いじめられっ子の君は上手に影を消して生きていた。それが、君にしか出来ない生き方だった。その筈だったのに。
どうして、僕には見えていたんだろう。君を引き止めるにはその理由だけで良かったのに、僕は日常に埋もれて君が見えなくなってしまっていたんだ。君がどんな想いで傍に居たのかも知らずに。
会社の忙しさから妻とギクシャクし、五里霧中になっていた男がふと見つけた喫茶店に入ると……。
リゾート地の遊園地でのバイト
高校の同窓会の帰り道、クラスの人気者だった加湿器に私は突然告白された。
そしてその翌日、そのことを相談した除湿機にも告白された。
私は都内でマンション開発をする会社の女性プランナー。上司に恵まれずつまらない仕事ばかり押し付けられてクサッている、ありがちなOLってとこ。仕事への情熱を失い、お昼休みに窓の外を悠々と飛ぶ鳶(とび)の姿を見つめていた。って、気がつくと私は、その鳶になっている。ええー、どうなるのよ、私・・・。
このお話は一話完結のショートショートです。日常の生活に嫌気がさした人に楽しんでいただけたら嬉しいです。
ご意見、ご感想を募集しております。よろしくお願いします。
一人の女友達、友達というよりも親友みたいな存在の女の子のことを好きになってしまったことに気づいた大学生の主人公。
意識し始めたその日から彼に形容しがたい感情が沸き起こってきた・・・
俺がこの世のすべてに絶望した時、ふと脳裏に浮かんだ女性がいた。
見邊真里亜(みなべまりあ)。彼女とはここ何年も会っていないが、彼女は俺の人生において唯一の希望であった。
死ぬことを決意したものの、未練はただ一つあった。そう、死ぬ前にもう一度彼女に会いたい――!
ひまわりが咲き始める季節。
家が隣で幼なじみの「ひまわり」に恋をしてしまった「僕」
毎日のように夏休みは連絡が来ると思いきや電話すらでないひま。
「自信を持って!強く生きてね!」
恋がしたい。エゴイスティックで、ヒステリックで、サディズムで、マゾヒズムな恋が。
大学の心理学科に通う青峰星哉はテレビで相手の心の中を覗くことができるアプリを知る。大学の講義中に一人の女に一目惚れしテレビで見たアプリを使うことにしたが・・・。
彼に浮気されたのか疑って。
子爵家を訪れた元書生の柏木宗助の目的は、令嬢祥子のピアノを聴くこと。どれほど想っても身分の差は越えられない。――激しく鍵盤を叩くその手で、いっそ殺してくれればいいのに。*tinami掲載作品一部改稿。
――たとえこの手がそれに届かなくても、伸ばしたこと自体に意味があるって、信じたいから――
「僕」は地上30階の高層マンションの屋上に立ち、これまでの数年間を振り返る。これから僕はどうするべきなのか・・・
ある日ガラスになってしまった彼女と彼の話
実際の金魚はどんな味なんでしょうかね?
ひとり思い悩む少女のぐるぐるした感情を書き写してみた掌編。
憧れだった先輩と付き合えた女の子が、二年したある日の夜にふと不安が生じて、彼の元カノとのやり取りを思い出し、フラッシュバックに襲われたりするだけのお話。
バタフライ効果やら平行世界やらとは、あんまり関係ないです。
残酷な描写はありませんが
作者の表現方法が
読者に不快をもたらす場面を
含んでいるため
ジャンルは違いますが
ホラーやミステリーを好まない方は
お読みにならないでください。
主人公の少年は、バス停での少女との語らいを楽しみにしていた。しかし、ある冬の日に別れを告げられて。
大学生になって初めての夏休み。
帰郷して地元を散歩していると、久々に彼と逢った――。
菓子小説投稿企画【candy store】参加作品です。
第二回目のお題は「クッキー」。
恋もお菓子作りも焦りは禁物。じっくりじっくり……
雨の日。
放課後。
高校生の日常に、仄かな感情が染み渡る。
そんな時間はいつか宝物に。
とあるスーパーで僕と彼女は出会った。
【matatakiシリーズ】一人になりたい時、頭を空っぽにしたい時、孤独を味わいたい時に訪れる場所。都会の真ん中に架かる古びた歩道橋。今日は後ろにアヤメがいた―――。次第に音を奪われる中、本当の言葉が絞り出される。そして二人は、無音の中で唯一伝わる音を見つける。
友達以上、恋人未満のさくらとユウの夕暮れの散歩道
私は転生者。私は前世にあったゲームのヒロインに生まれ変わった、筈だ。…親友のカレンちゃんがマジヒロイン過ぎて、私が本当にヒロインなのかがわからなくなっていく…。
だって、カレンちゃんの周囲にはいつも攻略対象キャラが集まるんだもん!別にモテたいとかそんなんじゃないけど…アイデンティティ的な問題というか…。《ヒロインはヒロインしてるけど気がついていないだけの鈍感な子》《カレンちゃんはヒロイン大好き・攻略対象(ヒロインを狙っている人間)には近づけない!》
季節外れの雪が降り注ぐ11月、19歳の愛は田舎町からタクシーに飛び乗り、運転手にこう告げた。
「人が一番多い所に連れていって。」
車は静かに、東京・歌舞伎町を目指すー。
僕の彼女はとても美人だ。
だけど欠点が全くないというわけでもなかった。今日もその「欠点」が披露される。
「桃太郎っておかしくない?」
「あんな大きな桃運ぶの、おばあさんの体力じゃ無理でしょ」
「おじいさんおばあさんに育てられただけで、なんで桃太郎ってあんなに強いの?」
彼女は昔話や童話にケチをつけるのが大好きなのだ。
菓子小説投稿企画【candy store】参加作品集です。
第一回目のお題は『アイスクリーム』。
アイスクリームがとろけるように、何かがとろけるお話です。
生死の境を彷徨う男のたったひとつの望みとは・・・?
王様であった彼とお妃様であったわたしの話。
海についての物語です。
【matatakiシリーズ】受験帰りのバス停にて。マフラーを忘れた女子高生が、三年間、あまり接点のなかった同級生と一緒にバスを待つお話。
女子大生の設楽は両親を亡くした悲しみに打ちひしがれていた。そんな彼女を、近所に住む勇太が散歩に誘う。
絶望のあとに降り注ぐ、柔らかな色彩は設楽を静かに慰撫する。
女は好きではない男に好かれて、実験をしてみることにした。男はプライドが高い。男は自分に甘い。男はどうでもいいようなことに真剣で、それでいて恐ろしいほどのバカでもない。女は彼のそういうところを見捨てて心の中でバカにしていた。しかし、別の女は男のプライドの高さを生かし、鼓舞し、夢を叶えさせた。----真面目系クズが語る自分を棚にあげる話
30歳を少し過ぎたあたりから頻繁に同じ夢を見る。
夢の中の主人公の物語と現実の日常をつなぐもの。
そこには夏の夜空を彩る幾つもの花火があった。
梅花の候。白梅を眺める鏡子の隣に、ひとりの青年が並ぶ。彼は帝大の制服を身に纏い、端麗な容貌をしていた。 ※エセ大正浪漫。帝大生×女学生
太火美容クリニックには、普通の客は来ない。来るのは頭のおかしい狂った注文をしてくる客だけだ。しかし、院長の太火は絶対にNOとは言わず、全ての要望に全力で応える。そこまでしてNOと言わない理由はなんなのか⋯⋯
本編読んだ方が早いので割愛。
(*´д`*)
大学生の日常を季節ごとにお送りします。
夢の中の少女と少年のお話です。
5分くらいでサクッと読めると思います。
義理の兄妹が気持ちを隠し合って生活する話。
京の町を我が物顔で闊歩する生物――蟹。蟹はどうやら死者の霊と関連があるらしく……。
校門前で告白する遊びのはずだった……。
同級生のサツキの妹、サクラは幼稚園のときの俺(原タイチ)の初恋の相手。中学生になってサクラと再会した。サツキはヤンキーの俺のことを目の敵にして攻撃してくるのでサクラにはプロポーズどころか告白のチャンスさえなかなかやってこない。
サクラに告白する恋愛ゲームを全力で邪魔してくる同級生サツキとの攻防を繰り返すうちに、本当にサクラのことが好きになる俺。サクラに本当の想いを告げることはできるのか!?
カクヨムでも掲載しております。
一匹の怪獣は、アイを探していた。
親友に片思い。
夢を追いかける彼の相談に乗る。
傷口に塩を塗る人と塗られる人.
主人公の佐代子は、愛しの安藤先輩に振り向いてもらうように努力くするがうまくいかなかった。 佐代子は、安藤先輩の最後の文化祭で心を射止めることができるのだろうか!!
学校のクラスにはさまざまな人がいます。みんなが違う考えを持っていて、まったく同じ人など絶対いません。この物語はそんな事をちょっとだけ思いながらつくりました。半年以上という実に久しぶりに書く物語、一生懸命に書いてみましたので、ぜひ読んでみてください。
幼い頃から本屋さんに通うのが好きだった詩織は、歳を重ねるうちに本屋さんへの見方が昔と変わってきたことに気付いた。
勘違いとかいろいろあって、でも、勢いには目を見張るものがある。
そんな、なんでもできそうな全能感に踊らされる高校生の青春。
兄を好きになった妹、妹を愛してしまった兄。
一途にお互いを想い続ける男女の切なく悲しい物語
ある夜、帰宅途中の主人公は近所のコンビニで肉まんを買う。
空き地にあるベンチでそれを食べようとするが、そこには既に先客がいて……。
失恋により傷心中のシュウに寄り添うさくらの時間
日本一長い縦読みを目指して書いてみた作品です。
193文字(縦読みを促すおまけはカウントに含まず)。
作品紹介でのネタバレ(縦読みを明かす)のはどうかと思いもしたのですが、タグに「縦読み」を入れるなら同じことだし、と、開き直りました。
言葉遊びを少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
2018/9/8 なろうさんの仕様変更によりジャンルが長らく未指定になっていたのを対応。
恋愛小説やマンガによくあるイケメン社員に迫られる女性社員。しかし、その女性社員に問題ありで、恋には発展しないお話。
この世には、恋のツボというのがあるらしい。
そんな事を知らない相場直哉34歳、独身は小さなマッサージ店の社長である。
そんな彼は、とある仕事帰りに壺売りの女性、花咲苺花に声をかけられたのだった。
突如見つけた古書店に、女子大生が迷い込む。
古書店には不思議な客がいて、思わずその男性に惹かれてしまい…。
クリスマスをベースにした、淡~い恋のお話。
最愛の妻を亡くした夫がその現実を受け止めるまでの不思議なネコとの数日間の生活
わたしの恋人は路傍で字を書いて売る仕事をしている。
わたしは手紙を書けなくなりつつある恋人に会いに行く――
お墓の前で、僕は彼女の姿が見える。彼女はもう一年も成仏できていない。そんな彼女に成仏してもらいたくて……。
幽霊の彼女と、一人だけ見える主人公の優しさが空回りしてしまう。
眼鏡を愛する男・早乙女成幸(サオトメナリユキ)は昼間でも星が見える。次の日の天気を予知できるのだ。ある日、気になる女・須藤百合子(スドウユリコ)と付き合うことを決意する。
初めから終わりまで『。』一つで完結(無理矢理)させられている、一人の女性の結婚に至るまでの恋愛です。
世界は悪の組織によって支配されている世界。そこには当然、ヒーローもいた。ヒーロー『山岡(やまおか)』は悪の組織の幹部の女性『レイヴ』と戦い、両者互角でボロボロとなった。しかし、これをきっかけに山岡とレイヴは両想いとなってしまい、レイヴは悪の組織を脱退し、『上野アキ』と名乗って山岡と交際を開始するが、これを黙っていない男が1人いて…。
漫画などで取沙汰されている「レンタル彼氏」という物を自分なりの解釈を添えて文章化してみました。どうぞお熱いうちにご賞味ください。
魔法もあり、獣人もありの世界で生まれた女の子が獣人と交流するお話。ヒロインというより主人公。少女というより幼女。
恋愛感情はないのでロリコンではない。
初投稿です。お試し的な。
もし続くなら異世界トリッブ要素が含まれますが、この話だけならただの異世界話。
お暇潰しにでもなれれば幸いです。
ある日男は死んだ。現れたのは一人の天女。天女は男に何度でも転生できる力を与えた。
その力を使って神になろうとする男だったが。
転生って案外大変なのかもしれません。
くしゃみがでるのは風邪などとは違う理由があるのかもしれませんよ。
街はイルミネーションに彩られ、冷たく暖かい幻想が街を包み込んでいた。行き交う人々の足取りはどこか不安定で、彼、彼女を浮遊感のある歩き方にしている。
以前投稿した「遠距離恋愛が始まる前夜の話」は彼氏目線でしたが、今回は彼女目線で同じ物語をお伝えします。
ある国に、武芸に優れ、頭も良く、姿まで美しいというそれはもう素晴らしい女性が訪れました。
国としてはなんとしての彼女を手にいれたい。
そこで策を巡らし思い付いたのが、子供生ませれば嫌でもここにとどまるだろう、ということでそれなりの身分の方をけしかけた。
その人はその人で国のためなら、と割り切って考えられる人だったのでそれじゃあちょっとやってみますってところで本文スタートです。
若干のベッドシーンだとか赴任描写がありますので、苦手な方は逃げてください。
「虹色マカロン」などの主人公ふたりによるワールドカップ観戦記。
冗談オチ話です。
ワールドカップをTVで観戦しながら好き勝手なことを言ってます。
ちょっとだけラブ要素ありですが、基本はコメディです。
死と向き合ったり、向き合わなかったりする話。
新年のひとコマを面白おかしく書いてみた。
「大泥棒の末裔」の続編ですが、読まなくても大丈夫です。ナイスバディだけど色気なしのフジコちゃんと、刑事コロンボ似のクマさんの助教授コンビが、エジプト豆納豆のその後に挑みます。言葉遊びも一つ隠されています。巻末で種明かしがありますので、そちらもお楽しみください。
私の通っている学園には
『名探偵』というあだ名のついた先輩がいる。
学業優秀、スポーツ万能、容姿端麗。
それでいてクラスメイトの周りで起きた事件を解決する名探偵。
……そんなに完璧な人間っている?
だから私は――
その先輩に、ちょっとした推理勝負を吹っかけてみたのだ。
男は見知らぬ映画館にいた。隣りには見知らぬ美女。
「まもなく上映が始まります。お飲み物はいかがでしょうか? 当店はワインが自慢なのですよ」
映画とワインと、人の生の物語。
二十七歳の誕生日。去年とちがい今年は何事もなくいつも通りに過ごせそうだ。何だかもう十分生きたしポックリ逝きたいかも。
*深刻度のないぽっくり逝きたいです。
幸福な人生。
喜怒哀楽がある人生。
綺麗な人生。
不公平な人生。
――――満ち足りた人生。
人生には色々ある。生まれてから死ぬまで。それこそ突飛な人生はその人次第。其れは運命? 違う。その人がそう行動するからだ。
もし平凡な人生を過ごしたくても。もし好きな人と一緒に歩みたくても。
その人次第。
「桜」×「恋愛」をコンセプトに書いたショートショートな小説です。
「好きになるとか、愛する…だなんていう気持ちがなければ、不安になる事もないのに」
タイチと二人でいる至福の一時。
けれども、私の脳裏をよぎるのは、ふと先日知った一句の和歌。
思わずその和歌に自分とタイチの関係を重ねてしまった。
私を不安にさせる原因はいつもタイチにある。
そう、それはまるで多くの人の心を感動させるけれども、最後は儚く散ってしまう、春のあの花のようだってーー
HPに掲載したもの
を転載しています。
折りたたむ>>続きをよむ「青空の村」には『夜』がない。
案内係として生活する僕のもとに、『夜』に案内してほしいという女の子が現れる。
『夜』を探す物語。
会社を休んだ真希は懐かしい代官山に向かうが、途中、次々に同じ傷痕のある人に出会う。そして、白いバンから暴力的な男たちが現れる。
中学に入ってよそよそしくなっていた妹が突然尻を揉んできたので問い詰める話です。
ゆきに初めてあったのは幼稚園の時だった。
※筆者の別の短編作品「りょうちゃん」の別視点になります。どちらから読んでも単体でも読めるようにはなってますが、よければ「りょうちゃん」からご覧ください。
岡田茂吉師論文です。
pixivへの投稿は予定しておりません
某小説よろしく男の子を拾った。
でも、彼のように胃袋は掴んでいかなかった
縁側で微睡む飼い猫のリン。風鈴の音を聞きながら、キャットフードを食べる。そんな日常も夜になると一変する。夜の間だけ人間になれるリンの、切ないお話。
人語を話し、人間に変化できる“化け猫”と呼ばれた猫と、それを唯一愛した生物(人間)のおはなし。微妙に死ネタ。
思春期に突入し心の距離が開いてしまった男女の物語。
友達が欲しかった。そう強く願った女の末路。
眼鏡とコンタクトレンズのうちで彷徨いながら。
田舎町で生まれ育った少年少女が花火を見る話です。
*カクヨムにも掲載しています
ここはとある町外れの診療所。白髪眼鏡の初老の医者がどんな症状でも匙を投げることなく処方してくれるが効果は人によると言われている。
最近ここに来た女性が「恋愛相談したらめっちゃよかった!」とSNSに投稿したところ、何故かバズってしまい恋愛相談にくる患者が増えてきている。だが、医者はまだその事を知らない。
よくある恋愛ものの試作
終わりから始まる物語りです。
全てのハッピーエンドから始まるお話は……本当に幸せな結末なのでしょうか?
これはひとつの恋の物語。ありえない事なんてない、身近で起きているかもしれないような。そんな恋のお話です。
卒業式。俺は、たった一つのことを伝えたくて、廊下を急いだ。
二人の兄妹が互いの本心を確かめ合う、穏和で野生的な話。
教室の黒板に書かれた、相合い傘にまつわる話。
人の夢を渡る“夢渡り”という特殊な能力を持つ俺は、ある日とても小さな窓を見つけた。夢の窓はその人の人との関わり方を表している。俺は、そのとても小さな窓を持つ人間が、どんな人間か気になって窓を覗き込むことにした。夢魔を名乗る少年と文学少女の夢を通じた交流。
彼とヤモリの彼女が同じ部屋でまったり過ごしている話です。
夏休み、それは俺の幼馴染みが都会から田舎へと俺ン家に押しかけて来るイベントの一つだ。来るな!…特に今年は。まぁ、そんなこんなでいつも通りやって来た幼馴染みと駄弁りながら外に出ると、そこは異空間だった。これは一体どゆことだ?
《俺と幼馴染みで送る単なる惚気話》
再会と追想、あの日、気づけなかった想い。
とある男女の、すれ違う小さな恋のお話し
勤めていた東京の会社を辞めて故郷へ戻った俺は、中学校の前を通りかかったとき、卒業式が終わって出てきた生徒の母親らしい女性から話しかけられる。俺は二十五年前の中学校の卒業式の日に、同級生のチハルという女の子に制服の第二ボタンをねだられて渡したことを思い出した。俺に話しかけてきた女性はチハルの妹で、隣にいた生徒はチハルの娘だった。チハルは三年前に亡くなったという。そこで俺はチハルの仏壇にお参りに行くが、そこで意外な事実を知ることになる。
関西夫夫
関西弁で、字書きはできるのか? で、はじまった、このお話。
意味がわからない言葉があれば、連絡ください。ははははは。
人の心を読める少年が見つけたのは、唯一心の読めない少女――。彼女は村の「生贄」だった。/愛しい、僕だけの、生贄。
作家グループ、「HYPER Brain Project」に参加し、その最初の作品として書きました。
テーマ、「春」の作品です。
それは月の消える夜の事...。
準決勝直前。極限の緊張感と戦う青年の前に現れたのは……
防大では「世の中には、男子と女子と防大女子が存在する」と言われている。授業も厳しいが、プライベートも自由もないのがもっと厳しい。女らしさは厳禁。それでも防大女子は、日々激務に励み、そして、恋だってするのです。陽奈に下った指令は、「バレンタインデーに彼氏にちゃんと告白する事」。うまくいくのか?
ある程度年を重ねた人ならどこかしら共感があるかもしれない。
減るもの、増えるもの、積もるもの
あなたのそれはなんですか?
恋がすり減って、ありがとうが増えて前を向き、思い出により未練がまた積もる
そういう日常
平成最後の花見をする僕の目に映るのは、美しくも儚い桜の花。
――そんな桜が想起させる、平成という時代の記憶。
平成という時代に生きた一人のとある青年のお話。
信頼することは、あまりに曖昧で、儚い。京都に出て仕事を始めた私は、帰国した安未と再会する。たどり着いた京都の寺で、私は彼女の迷いを見いだした。記憶の中でめぐる想いが、私をあの光景へと引き寄せる。果たして私はあの時から、変わったのだろうか。
恋愛戦争と権力闘争が主題です。
僕は卒業式当日、下駄箱に手紙が入れられているのを発見する。そこには、僕の想い人の名前が書かれていた。「卒業式の後、校舎裏に来てください。大切な話があります。――鈴村より」僕は卒業式の後、親友の春日と校舎裏に向かうが、そこには思いも寄らぬ出来事が待っていて――?
箇条書きで失礼します。
・松山アケミです
・女子高生です
・美少女だと思います
・スタイルいいです
・口は良くないかもです
・SかМかで言うとドSです
・破滅的に忘れっぽいです
・恋人の名前はフーヤです!
・フーヤとキスをするのが大好きです!!
以上――。
※しいな ここみ様主催『砂糖菓子企画』の参加作品です。
※藤乃 澄乃様主催『バレンタイン恋彩2』の参加作品です。
――パシャ
土曜日の昼下がり。一人暮らしの直人(なおと)の部屋で、テレビを見ていたら、写真を撮られた。撮ったのはもちろん直人だ。
「何?」と問いかけるように、瞬きを二回して見せたが、直人は何事もなかったかのように、下を向いて、スマホを操作しだした。
彼を呼ぶと、「んー」と気のない返事が返ってきた。画面から目を離さないまま……。
彼はなぜ彼女を撮ったのか――。ほのぼのとした空間で始まる二人だけの撮影会。
冴えない婚約者に憤る女性。一度別れて再び付き合うまでの空白の一年に罪悪感を持つ彼女が婚約者と元彼を比べる・・・
不思議な女の子清水さんと僕の話。
僕はある人に会うために丘の上の墓場に訪れた。そこから思い出されるこれまでの回想。悲恋の純文学。
勇者に倒され死にゆく魔王と、異世界から迷い込んで魔王に拾われていた少女の最後の会話。
色々
恋愛 アンチ
ダーク
ダーク主人公
姉妹
キャラ強すぎ 濃いすぎな
主人公家族
姉妹
サイコ
蛇柄
ダークファンタジー
THE DEEP DARK FANTASY
FANASY 誤字
FANTASY 正解
幼なじみとの、3年後の再会。
あれ?と思っても雰囲気で呼んでくださいm(_ _)m
ちょっと哲学的なことを考えながら、高校生カップルがいちゃいちゃする話。
部室に漂うタバコの香り
ちさとがすきなのは純。でも純が好きな人は……。友情と恋愛、あなたならどちらをとりますか? ちさとが、選んだものは――。
中学時代のクラスメートに、車椅子で通う女の子がいた。
クラスでも指折りのきれいな子。周りの男子のほとんどが、まだ色恋沙汰に関心が薄いこともあって、私はすんなりアプローチ。
下校する時、一緒に帰るようになっていた。
ある日の帰り道のこと……。
全ては、愛する君のために。
あ、転生したわこれ。でもここが乙女ゲームの世界だったらどうしよう、な主人公のとある一幕。
バージンロードを一直線している亜紀の脱バージン物語
とある妄想人の恋愛妄想(泥)。
誰だって、こういう妄想しちゃうときあるんじゃないですか?
あるフレンチレストランに「ケナゲさん」と呼ばれる、風変わりな常連客がいた。
毎年クリスマス・イブの夜に2人分の予約をしては、テーブルの上に赤い花束を置いて、待っている。たった一人で。そして、待ち人は来ない。
次の年のイブも。また次の年も。
一体、彼の行動の理由は何なのか。これは従業員、大野京子が体験した「最悪なクリスマス」のエピソードである。
◇小説「少女サチと『言葉の化け物』」も連載しています https://ncode.syosetu.com/n6779
er/折りたたむ>>続きをよむ神様は、あらゆる場所に存在している。
数多もの神々が存在する、様々な世界。
そんな中で、『神様ネット』は存在していた。
それは、色々な世界から届くお便りに、その日の担当の神様が返答してくれるシステム。
今日もまた、実に下らない悩みを、あるいはとても純粋な迷いを持つ者達からのお便りが届き、神様はそれを読み上げる。
村の外れにある小高い丘を登ったところに、彼女は建っている。今日も今日とて僕はその丘を登り、この世で一番愛おしい彼女の前に跪き、祈りを捧げる。いつか、この祈りが彼女にまで届くことを信じて、ただひたすらに――
*この作品はカクヨムでも掲載中です。
◎Railwaysシリーズ、第7弾。
好きな女に会いに行く男の高揚を描きたくて、このお話を書きました。
僕は今日、愛する女に会いにいく。
その人とは投稿サイトで知り合い、気さくで聡明な彼女に僕はどんどん魅かれていった。
恋愛小説のような睦言を繰り返していたある日、僕は禁断の愛の言葉を口にしてしまう。
「愛してる」
その言葉を受け入れてくれた彼女に、僕は「会いにいく」と告げて、僕は今東京行きの新幹線の中にいる。
背徳の恋を描いております。直接的な描写はありませんが、それに
嫌悪感を持つ方がいらしゃったら、読まないことをお薦めします。折りたたむ>>続きをよむ「ねえ、鉄の処女って知ってる?」 突然彼はあたしにそう問いかけた。
ある一室での二人の会話。
追い詰められた男と、それを聞く男。
その間には、彼女の話。
「ねぇ、しりとりをしようか」 彼は突然あたしにこう問いかけた。嫌な予感しかしないけど・・・・・。さぁ、かかってこい!
好きとか嫌いとか、得意不得意とか、確かに二つに割り切って分けられる筈なのに、どうしてこんなにもふわふわと曖昧な問題ばかり答えばかりが溢れているのだろうか
就活生、浪人生、サラリーマン、定年退職後のおじさん、高校生、大学生、6人の異なる人物からとらえる死について、人生をどう生きてきたのか、世界との向き合い方をそれぞれの視点から紐解いていく。点と点が結び付き線となったときそれぞれの世界が動き出す。
腹の中をバケモノにする呪文を貴女と、大好きな【あなた】へ。
プラットホーム。落とし物。手紙。
あて先は、彼女。
人間の人間たる人間性をベースに描かれるささやかな自殺。
そんなもの食べて、おいしいんですかねぇ……。
短編です。読んでみてください。
「ねぇ、どうして鉄の処女なの?」突然あたしは彼にそう問いかけた。
*これだけでも読めますが『彼とあたしと、鉄の処女』を読んでからの方が分かりやすいです。
短い恋愛小説です。
とある女の子の失恋物語
この作品はpixivにも投稿しています。
殺された少女と女の追憶
その男前はもっている、かなり持っている。
ある時から小説を書けなくなった一人の男。彼はホテルに滞在し始める。ある時、一人の女性を見つけ、彼は心を惹かれる。
クリスマスに一人で過ごす真由。
真由にとって、クリスマスは大切な彼との思い出の日なのです。
彼から真由へのクリスマスの贈り物とは…。
女性とすごす一夜はどうも難しい。
ーもう一度愛し合うことはできますかー
かつて僕はそう問いた
本心じゃないのに、イライラしちゃう女の子。 優しい彼氏にもついついひどいことを言ってしまいました。 それでも落ち込むことなく、なんとか彼女の力になろうとする彼氏。 彼がとった衝撃の行動とは―――― さくっと読める、尊い愛の物語。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893862839
女性が優位な女尊男卑の世界でなんとか生きている男たちのお話です(笑)。
僕は今日、この町を発つ。きっとこの別れは永遠で、しかし掛け替えのない僕の青春なのだろう。
昔から好きだった幼なじみが10年ぶりに帰ってきた。
気持ちを抑えられない零は…!?
達哉は夏休みを直前に虫垂炎で緊急入院。
予想以上に長引く入院がもどかしく、気になる幼馴染の日菜佳との関係にも二の足を踏んでいた。そんなある日、同じ病室の中年男性・原田に声をかけられる。はじめは原田の言葉を中高年によくある説教と思っていた達哉だったが、その真意が見えはじめる。
アルタはそつなく大学生活をこなしていたが、従兄アレックスの油彩画個展で『ツィガーヌの少女』を鑑賞した翌日、ラヴェル作曲の放浪民族音楽『ティガーヌ』に誘われるように突然家出してしまう。一方、人間行動学におけるバタフライ効果の研究で有名なフレベンス教授は自制心の強い教師だが、売れっ子青年作家ラリー・Fという秘密の顔をもちフレイボーイとして自由奔放な生活をおくっていた。それをアルタに見抜かれ、彼女に強く惹かれる。アルタから送られてきた兎絵の意味を読み取った彼は自分のクルマへと走る
。そこには…。
(重複投稿作品)折りたたむ>>続きをよむ夕景、古書店、大通。それを静かに見つめる者。
大通沿いにあるこの古書店にはいつもコーヒーの香りが漂っている。
口数は多くないものの、人当たり自体は悪くない店主が煎れるコーヒーを飲みながら、今日も相談に来る人がいる。
そんな風景を見つめていると……。
ブログの短編小説のひとつです。
私はヒキョウモノだ。私は彼の色んなものを奪った。でも、一緒に居たかった。
彼とわたしの、薄気味悪い恋愛模様。
五年前の吹雪の夜、僕は記憶を失った。そんな僕を支えてくれたのは有紀という一人の女だった。彼女は僕の知らない大きな秘密を抱えていた……。吹雪が全てを奪ってしまう……。
雨の中が降る夜の町中で、一軒のBarに出会い柄にもなく一人でBarに入る。そこに後から入って来る女性の語る悲しい恋愛は、自分の過去と今を悩ませる恋愛を紐解いていく。
彼の愛は歪で何処までも真っ直ぐに。
4000文字程度の短編です。
大切な音をくれた彼の話。
結婚を間近に控えた貴族である”私”は、娼館に向かう。というのも、もと婚約者候補だったという没落した令嬢がそこにいると言う噂を聞いたからだ。説教でもしてやろうという私に彼女は言う「シロツメクサの幸せってなんだと思う?」
――春、始まりの季節。同時に、終わりを告げる季節とも言われる。
卒業後、恋人から別れを告げられた少女。
しかし、その後すぐ一人の少年が現れた。
それは彼女の幼馴染だった。
なにかと物忘れの激しい幼馴染。
彼女に誘われるまま、俺は駅前の書店に向かうことになるのだが……?
ちょっと切ない、どんでん返しラブストーリーです。
コオとやよいと、家族とのストーリー。
上京した私と彼女は文通をしている。それはそれは長いこと、当初の思いも霞むほど長いこと。
私はある日、ささいなきっかけで気付いてしまう。遠い日に好きだった彼女は、もうとっくに死んでいることに。
今、私は彼女と向かい合っている。もっとも「彼女」といっても正式に付き合っている方の彼女ではない。
クリスマスに紡ぐ男女のちょっぴり切ないラブストーリー。
メロスは揚げ油にちょうどいい温度を知ろうとして、油に漬かり、そのまま王を倒そうとする。油をかけられた王は、セリヌンティウスを人質としてメロスを三日間釈放するが、メロスは戻ってきて、オリーブオイルをかけられてしまう。
ささいな口論から、広がる話
弟だと思っていた相手は、実は弟じゃなかったらしい。
離れてから六年近く。久し振りに会った義弟はすっかり変わってしまっていた。それに戸惑い、遠目で見ることしか出来ないあずさだったが……
会社のためにがんばってきた女性社員が、誤解から場末の職場に落とされた。そこで、自分に価値が無いと誤解した令嬢は、退社を決意するが…… (序章の練習作)
とある国の王太子様は今日も日課のお散歩に行くことにしました。
気の向くままに後宮の庭へ行ってみるとそこでなにやらご令嬢方の騒がしい声がして…
平凡な主人公が片付けていたら
押入れの奥に、‘なんでもノート‘と
書かれた不思議なノートを発見した。
話にならないな。話を作ろうとしてるのに。
練習用三題話・1作目
お題「部屋・雨・御者」
故郷から旅立つまだまだ幼い少女は旅立ちの日に降る雨に過去を振り返る。
国後六郎が目覚めると、その身は不快害虫になっていた。
文豪カフカが描いた前例に囚われることなく、六郎は一路、学校を目指す。
そこには、彼が愛する高嶺の花、脇田理恵子がいるのだ。
昆虫になってしまった、気難しくもストーカー気質の少年と、
人とは変わった感性を持った美しい少女の、心の交流を描く物語。
※ダチが女になりまして。二年目のスピンオフですが、本編を全く読まなくても問題ありません。
※不快な表現というか害虫が描かれています(((
自転車に乗った幼なじみ。学校からの帰り道。二人は言い合いをしていた。原因は男子の乱暴な運転。女子はおしりが痛くて我慢の限界。そんなとき突然二人は自転車から投げ飛ばされた。そして二人は……。
職場にやってきた新人は、無口で無表情。誰からも相手にされない彼女には、とある秘密があった。
病院しか世界を知らない彼女と。
外の世界を知り、病院に来ることになった彼。
そんな彼らが望むものとは・・・
気まぐれの殴り書きです
「そうだ!京都へ行こう!」
愛妻家の夫と妻の旅行話。
★★★
※本作品は創作サイト(プロフ参照)、複数小説投稿サイトに掲載しています。
もし少しでも文章や世界観を気に入って下さったら、他の作品も是非覗きに来てください。
主力長編ファンタジー「アリス事変」を連載中です。
https://ncode.syosetu.com/n6157ia/
大学に提出する『ゆっかとまなみ』の最終版です。内容は、二人の親友の話です。
猫と女の子のちょっと不思議なお話
私は、会社の先輩、野上弥生から結婚すると告げられる。相手は、私が好きで好きでたまらなかった同期の小森哲明。「二番目に好きな人」だから結婚を決めた弥生の一番好きな人は、私の夫だった。
*カクヨム三周年記念選手権出品作品。お題は「二番目」。選手権は終了したので、こちらにも投稿。
真っ暗の中で二人。僕と××のお話。
女性が、自分ってかわいげないなあ、としょげている話です。
本作品は、「カクヨム」さんでも、宙色紅葉という名前で投稿しています。
エッセイ風のフィクションです。
よれたスーツに身を包んだ男は夢を見る。
次第に蘇る少年時代の思い出の末に、男は再び夢を見る。
主人公の「俺」はいつもの列車の中に、一人の少女を見つける。その少女は毎日、発車する列車の中から駅のホームの奥の彼に手を振る。しかしその手を振る少女はいつも悲しい目をしていて――。
「今日も昨日と同じ、つまらない生活」
ずっと、そんな風に思っていたぼくだったけれど。ある日、ちいさな波紋が沸き起こる。
若菜さんは今、何を想っているのだろうか。どうしたら、気を惹く事が出来るのだろうか。出来る事なら、若菜さんの心の中を覗いてみたい。そう思った。///////むりむりむりむり……。恥ずかし過ぎて死にそう。
私の恋愛観は人と違う。でも、それを大切にしたい。
二つのこだわりを持って僕はその家に越してきた。僕と木の、たかが一命のハートブレイク。(5月3日:携帯でも見られるようにレイアウトを変更しました)
友達以上恋人未満の関係を続けてきた二人。
ある日、彼女はその現状を打開すべき彼を問い詰めてみた。
すると返ってきたのは……。
猫が一人称のすこし不思議なお話。
心優しい晴の日常を描いた作品です。
(一度部活の部誌に載せたものです。
より多くの人に読んで頂きたく投稿いたしました。
何卒何卒)
Q「鏡・針・ガラス・タンス・白・犬・ワイン・ティーカップ・時計・ラヴェンダー・ブラウン管・雨・水たまり・塩・新月・モノクロ・扉・レンズ・声・ひまわり」
これらの文字をすべて文中に用いて、小説を書きなさい。
*****
というお題をいただいて昔に書いたものです。多少の改稿をしていますが、ほぼそのままです。
あなたならどんなストーリーを思い描くのか、考えてからお読みいただくのも楽しいかと。
今回は2月と3月のお話
バレンタインとホワイトデー
普通で普通の物語
わたしは優くんの3個上。たった3歳の違いでもたまにそれはとてつもない距離を感じる。どんなに頑張ってみても人は道具ナシじゃ鳥のように空は飛べないし、魚のようにずっと水の中で泳げない。津波や地震は避けられないし、人類は自然の営みには抗うことができない。戦争は繰り返されるし、好きあった人々はベッドで愛を交わす。わたしと優くんは煙草をやめられない。つまりは、そういうことなのだ。
ツイッターの即興小説にて作成したものです。
お題:冷静と情熱の間にあるのは魚 制限時間:4時間
スミマセン! その人の気持ちボク買います!
ボクは、平凡な大学生だ!
なんのとりえもない、ごくごく普通の男性だと思っている。
ボクの名前は 『中村 あやし』22歳、勉強が出来る訳でもなく!
スポーツが出来る訳でもなく、得意なスポーツが1つもないし!
友達も仲がいい友達は2.3人しかいない!!!
女性にモテる訳でもないし! 積極的に女性に話しかけるタイプでもない!
それに、凄く鈍感で鈍いと言うか、、、?
周りで何かあっても、あんまり気にならない!
「調香師は時を売る」の完結一周年を記念した特別編です。
※本編未読の方にも楽しんでいただけるよう書いたつもりですが、本編を読まれてからお手に取っていただけますと、より楽しめる内容となっております。
より良い商品を作るため、旅に出ていた調香師マリア。
旅を終えた彼女は、森の奥にあるログハウスのお店「パルフ・メリエ」を再開します。
お店の再開を祝して、彼女のもとにはいろんな人が訪れますが……だからこそ、お店の前で宴会騒ぎが始まってしまいます。
せっかくの開花祭。人々が愛
を伝え合う大切な日だからこそ、恋人であるケイとの時間も過ごす予定だったのに、マリアはお疲れ気味のご様子。
果たして、彼女は無事にケイとの時間を過ごせたのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ喪失
※casphy投稿済
いつも女によりかかり、それでも決して女に心を許さない柊。
心を開くのは、家で柊の帰りを待っている猫だけ・・・。
主人公は在らぬ疑いで虐められ転校してする事になる。
転校先で平穏に過ごしていたのだが、、、
普段親しくしている異性の真意にうっすらと気付いた中学生の少年。しかし彼はまだ未熟だった。
「しよう。セックス。それと、子ども作ろう」
とある少女の秋のお話
4月の朝。一歩が踏み込めず、ふわふわと漂う男女の話。
雨の夜長、ふと考える。わたしは、どういう人間なのだろう……? 孤独な女性が、ある答えに辿り着くお話……
覆水は返らなかったその先で何処へ向かうのか。
僕はぬいぐるみ。ねずみのぬいぐるみ。不格好なぬいぐるみ。そんな僕が願うのは――。少年となったぬいぐるみと少女の物語。
騙すつもりはないけれど https://ncode.syosetu.com/n5752ib/と同じ世界の話です
シリーズにしようと考えていますが なんてシリーズ名にするか思案中…
結婚に失敗した女主人公はゲームの世界でゆるやかに恋愛をちょっと拒絶気味に過ごしています。
心に残る音楽に誘われたなら、きっと言葉よりも大切ななにかがよみがえるのかもしれません。
小さな恋のお話です。
「……なんで、照れてるの?」
「そんなに顔を真っ赤にさせてさ。期待、するけど?」
塀に並んで腰かけ、アイスを食べる私と、同じ高校の彼。いつもと違う様子の彼に、私はドキドキしっぱなしで……
これは、ある夏の日の甘い恋の物語。
わたしがあの人を送り出して、しばらくが経った。
初めて聴いたジャズは、まるで初恋に落ちる音に似ている。電車内のほんの少しの時間に起こる、小さな青春の物語。
寒い、寒い冬の夜。
どこか重苦しい雰囲気の男女。
彼らは冬の寒さに言葉を失われたかのように静かに並んでいる。
女性を幸せにしたい男性と、幸せの在り処に迷う女性は、何も言えずに、それでも共にいる。
雲は暗く、夜は冷たく二人を包む。
そこへ、音もなく雪が降る――
2年間の不倫の末、ひとつの食べ物を分け合いながら振られた主人公は、幼馴染の男の子と海へ向かう。
無作為に選ばれた三つのお題を元に、短編小説を書いたやつ。
この物語は、ジュリーロンドンの「What Was I Made For」を聴いて私が浮かんだストーリーを言語化したものです。とてもきれいな曲です。
読んでいただいた後、そちら聞いていただき、あなたなりに浮かんだストーリーを考えていただくと楽しいかもしれません。
幸せな大学生活を送る主人公。でも、何か心の中にいつも引っかかっている物がある。
「俺ははこれで満足なんだっけ。」
そんな主人公を、忘れたはずのあの子が揺れ動かす。
遊女、欲望と嫉妬に嘆く悲しい女。
今日はバレンタイン。
国民、全てに魔法がかかります。
魔法がかかれば私は大好きな彼に「好き」と言えるのです。
悪役令嬢の私には彼とは仲良くなってはいけないのです。
だから今日だけは悪役令嬢をお休みして彼のお姫様になりたいのです。
しかし彼は何処にいるのでしょう?
私は彼に会えるまで初めて出会った場所で彼を待ち続けます。
きょうだいのようにすごしてきた2人のちょっとのお別れの話。
ある国の、ある戦火に巻き込まれた女性のお話。
さそり座の星のもとに生まれた貴女に贈る・・・
遠距離恋愛とはどんなものでしょうか? 遠恋中の恋人のお話です。短いです。
✳︎✳︎✳︎
お読みいただければ、幸いです。
「絶対味感」を持つと自負している僕は、味覚が合う女性を理想としていた。今、交際している彼女とはまさに「味のツボ」がぴったりで、僕は彼女と結婚しようと思っているが……。
大きな屋敷に一人で住んでいるお嬢様に仕えている主人公・ポチはひょんなことから家を追い出されてしまうが、ある公園で少女と出会い・・・
去りゆく旅人は二度口笛を吹く、の後日談です。
あれから十年という長い月日が経ち、彼らはどう変わっていったのか、優佳と千春に焦点を当てて執筆しました。
芸術家の妻が良妻賢母でもなく、マネージャーやプロデューサーでもなく、同じような才能を持っていた場合、どうなるものなのでしょう。
十五年前に海外へいってしまった恋人を思う私は、飲み仲間の藤井に同じ匂いを感じる。二人の共通点は……
短編小説です。よろしくお願いします。
運命の赤い糸が見える少年が運命に立ち向かう物語
今週の獅子座
――ふたりの女性に囲まれて大変なことになるかも――
星占いなんて信用するようなぼくではないが、よりによってきょう、この占いが的中することになってしまったのだ……。
幼馴染にいじめられる愛。学校も家もすべて居心地が悪い。そんなある日、世界を知るスパイに任命される。そこで、謎のXが現れる。
Xの他にも、真に出会う。
真は、高校生の他にも別の顔がある。果たして、その顔はー?
ほっこりストーリー!
誰も傷つけない他の方法があったなら、私に教えてよ。絆を断ち切るためにあることを決めた女の子の物語。※残酷というか、嫌悪感を催す描写が一部あります。ご注意下さい
欄干にもたれていると、現実と虚構にとらわれて。
企画「世界、満たされた時にキスを」参加作品です。
逃げ惑う男女と忍び寄る魔の手。二人の未来はどこへ向かうのか──────
仲のいい双子の兄妹。表面下で崩れはじめていた日常に気づかなかったのは兄だけだった。気付かなかった兄が罪なのか、気付いてしまった妹が罪なのか。その答えは見つけられない。
尚志は菜絵から明日二人で行きたいところを伝えられて。
腐れ縁だけど、ぱったり会わなくなってしまった男の子に久しぶりに会う女の子の話。
彼が死んでしばらく経った。私は彼の遺物の中から手紙をみつけた。
もし仮に親から捨てられた女の子がいるとして、
金持ちの男性が女の子と出会ったとして、
男性が女の子を家に住まわせたとして。
これはそんな二人の日常の話。
但し、女の子が思わしくない態度を示した場合数日間食事を抜くものとする。
最近、世界的にマスク社会となった。口裂け女である私は、前々から常にマスクをつけていた。季節によっては奇異の目で見られることもあったが、今はご時世的にそれはない。私にとって、このマスク社会は生きやすい。暮らしやすい。
自由奔放、才色兼備な妻・詩織と優柔不断で温厚質実な夫・俺が織り成す日常物語。
マンションを引っ越すことになった夫婦。
その理由とはーー
練習用の超短編です。
大宮九太が自宅アパートでくつろいでいると、隣の部屋の美沙という女が訪ねてきた。
美沙はこう言った。
「偽札……作りすぎちゃって。よかったら使って下さい!」
渡された偽札を見ると、あまりにも出来が酷いものだった。
九太は困惑するが、彼女に興味を持ち始め、次第に惹かれていく。
一人ぼっちで寂しくて泣いている羊に、声をかけてくれたメリィさん。惹かれあう羊とメリィさん。でもメリィさんは……。
年上の彼に恋をした。叶うまで何度だって告白する!この恋の行方は……?
合コンの帰り、薬局で怪しい看板を見つけた主人公。
自分の願いすら曖昧だった彼女に渡されたお薬とは?
主人公の妻は、家を出て行った。大人しく控えめな女性だけれど、青色が好きで、その情熱だけは遠慮できない人。
妻への想いを胸に、彼はとある場所に向かう。
彼の唇はマシュマロのようだった。
彼は自分のことを、俺でも僕でもなくわたしというんだ。漢字でもなくてひらがなだよ。柔らかくて甘い声さ。彼の喉が、歯が、舌が、唇が、全部が優しいの。
でもね、それが全部作り物みたいでもあるんだ。この世にマシュマロが生る木が無いように、彼の唇は丁寧に作られたお菓子みたいだった。改めて考えると、男の子が自分のことをわたしっていうなんて自然なことではないと思うんだ。
勿論、変って言いたいわけじゃないよ。わたしという一人称と彼の相性は、キャラメル
とミルクティーくらい抜群なんだから。
私は、彼がどうしてわたしというのか知りたかっただけなんだ。
そのはずだった。折りたたむ>>続きをよむ 『轟(とどろき)仁(じん)』。表はサラリーマン。裏では怪盗『ジャック』という義賊をしている。轟はある出来事をきっかけに盗みから足を洗い一人暮らしのしがないサラリーマン生活をしていたときに電車のホームで倒れかかった女性を助ける。彼女から話を聞くと「勤めている会社はブラック企業で時間外労働の連続とパワハラセクハラが原因で心労している」と言う。轟はその会社の悪行を調査すべく怪盗『ジャック』へと舞い戻る。
「萌え上がれキョンタム」あらすじ
これは、青年キョンタムが
失恋から立ち直るまでの、
とても長い人生の、とても短いお話。
北の国に破れたタリホー連邦。
戦災孤児のキョンタムは
孤児院に預けられ、
幼年期を過ごす。
やがて大人になり、
恋人ティチヴァン・ミュノリと
甘やかな恋愛にふけるが、
ミュノリはある日突然
出ていってしまう。
悲しみにくれるキョンタム。
大手スーパーのティニ屋支店長に
なった彼は持ち前のビジネスセンスで
店を成功に導く。
とんとん拍子に出世するが、
い
つも、いつまでも心は満たされない。
彼はミュノリを探すが……。
ちょっと不思議な読後感の、
「ファンタジー系」シリーズの
スピンオフ作品です!☺️
この作品は星空文庫、カクヨム、ノベルアッププラスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむサワキは親子丼にマヨネーズをかける。親子水入らずに水を差すどころの話ではない。オエッ。
クリスマスまでの期限付き付き合い
信一郎は28歳。美夏子は27歳。二人は市役所の同期だ。その年代の恋人たちの多くがそうであるように、二人も結婚を意識しながら、しかしどちらからもはっきりとは言い出せなかった。信一郎は父を一度も抱くことなく死んでいった祖父が眠る島、小笠原諸島父島に、美夏子と二人で赴くことを決める。島へと向かう船の上で二人は、夜空に流れ星を探す。それぞれの「流れ星」を――
自サイト「そしてオオカミは泥棒になった」に2005年ごろ載せた作品。
学校に行かなくなったミクは、自分の部屋のベッドの上で、だらだらと日々を過ごしている。夏の蝉の声が聞こえはじめ、学校に行かなくなって4か月経ったことに気付く。友人のトミちゃんがお見舞いに来ても、話半分に受け流し、学校のことは何も考えなかった。ただ、2か月前から付き合うことになったシロのことにだけは、耳を傾ける。「別れろ。」とトミちゃんは言う。別れる、ということについて、ミクはぼんやりと考えはじめる。
夕焼けに染まった電車のうちにて。夕焼けに染まった少年と宵闇を纏った少女のお話。宵闇に染まる夕焼けにて。
私の両親はろくでなしだった。その娘の私もろくでなしだったことを思い知らされた。
私の目の前の子はどうなるのだろうか。
という話。ご都合展開で恋愛の意味ではないハッピーエンド。
唐突に胸の悪い話を書きたくなったので突発投稿です。
医療と法律に関してはそれっぽくしていますが、適当です。突っ込まれると困ります。
アルファポリスさんにも投稿してます。
いつもラブラブなジョーくんとわたし。一緒に海の果実を食べて、キスをして。――――「わたしのこと、殺してもいいよ」ジョーくんの妹の死から狂いだしたセカイ。わたしも、ジョーくんも狂っていた。これは、ひとりの女の子の死によって狂ってしまったふたりの物語。“恋の果実”の短編集収録。
とある神社にやって来た恋する乙女の不思議なお話。
「陽菜ってさあ、好きなやついんの?」
サッカー部の幼馴染に、突然尋ねられたマネージャーの私。
空手を習っていて男勝り、ボーイッシュな私は全く女扱いされていない。不満を彼とその友人達に漏らしていた時、突如ミーティングルームが真っ暗闇になって……。
※この小説はエブリスタにも投稿しています。
何にも上手くいかない男が空を飛びたいと
思い、熱気球へと乗り込む。
昼と夜の間に近付くと…不思議な出来事が起きる。
そんな男が人生を見直す物語。
彼女との大喧嘩の末に別れて、一週間が過ぎた。
今まで恋愛経験の無かった俺がアラサーになって初めてできた彼女だったので、失恋のダメージは大きかった。地元に一人帰ってきた後は、失意のまま毎日を過ごしている。
そんなある日のことだった。
気まぐれに街を散策していた俺は、懐かしい場所を見つけた。子どものころ、よく参拝していた友桐(ともぎり)神社だ。
今まで知らなかったが、どうもこの友桐神社は悪縁を断つ『縁切り神社』と呼ばれているそうで……。
「過去十年間をやり直す機会を差し上げます」
男の前に現れた天使は、そう告げた。
悲しみに暮れる男の、十年前の選択とは?
板野かも様主催「第5回 #匿名短編コンテスト・過去VS未来編 【過去サイド】」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054891211495)に参加した作品(https://kakuyomu.jp/works/1177354054891211495/episodes/1177354054891432773)を改稿して掲載し
ました。 折りたたむ>>続きをよむこれは時間と約束と後悔の話。
一人の少年が一つの約束を守った話。
私、長谷川誠は妻聡子の墓参りに、一人娘の典子と婿の健一と一緒に行く。
手を合わせ祈り、目を開けると、私をじっと見つめている瞳の存在を感じた。
ゆっくりと時計の針が戻り始めた。
クリスマス直前に恋人から振られた小山杉江23才。
――クリスマス……! なんて日だ……!
そんなどん底気分に実家から送られてきたのは、「でん!」と大きなカボチャ。
彼女が生み出したカボチャの馬車ならぬカボチャの鍋が、思わぬところから新しい縁を引き寄せる。
読後感爽やかな一口短編です。
これは「跡取り息子」という拙作の短編の後書きになります。
ネタバレをしていますので、本編を読んいただいてから、この解説を読んでいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
彼女が持っている指輪を、私はずっと疎んでいた。
彼女を支え続け、また不幸にし続けていたのは、その夕焼けみたいな指輪だった。
とあるサークルの非公式の作品集にも別名義で載せております。それからは少し編集されています。
「私は人間が怖いかな」
大学構内の喫茶店。怖いものってある? という僕の問いかけに、幼なじみのまどかがそう答えた。
これは、「天使は微笑み人を欺く」というお話の前日譚となっております。
家から飛び出したちえが公園で出会ったのは、人間離れした美しい子供だった。
あまりに人間味がないその子供に、少しの恐怖をおぼえたちえ。
そんなちえの考えとは裏腹に、美しい子供は微笑みを浮べながら口を開く
部活帰りのいつもの帰り道、今日はオレとセンパイ二人だけ。
振られたことがきっかけで怒りに身を任せて街を徘徊して、人影と出会う。
伝説の勇者は魔王との戦いに敗れ、異世界へと転生する。
その先は現代日本だった!?
ある日、俺の部屋のクローゼットを開くとそこには一人の少女が居た。
生き方に悩む男といい女の一幕。
独り言から物語は始まる。満開の桜が舞い、一年生が期待を込めて入学を始めるうららかな春。
新入生代表として先輩に堂々と告白をし、見事に玉砕した失恋からの物語。
年下の元恋人美月と別れてしまった新米サラリーマンのこうくん。
美月と別れてから1ヶ月、美月のことを考えていると突然家の呼び鈴が…!
母親の形見であるあこや貝の首飾り。雨の中、千切れたそれを拾い集める美夜に、傘を差しかけたのは隣に住む風音だった。風音から寄せられる想いに対して、母の命と引き換えに生まれてきたと負い目を持つ美夜は、素直になれない。
もうどんな事があっても! 僕は逃げない!
僕は、昔から弱虫で逃げ癖があるんだ、、、!
何かあると、、、?
人に擦り付けたりする、、、。
そんな僕は、僕自身が大嫌いだけど、、、?
なかなか? 治らなくて困っているんだ、、、!!!
毎日のように、僕は君と組手をしていた。
何となくで入った空手道場で、まだ未熟だった僕が君の前に立ったその時から。
込み上げてきた感情に突き動かされて、今日も僕は君の前で構えている。
凛々しい瞳が、綺麗だった。
※最近行っているお題の小説を一時間で書く、という練習で書いたもの。ちなみにお題は「君が好き」。
終電の去った駅のホームに、所在なくたたずむ老いた男。夜も更けて、彼以外は誰も居なくなったホームへ、時間外の電車が音もなく滑り込んでくる。
「まだいるの?」
※ショートショートです
ワーカホリック気味のOL・幸子と謎の青年・高橋の出会いから始まる短編小説です。少し大人で、少し可愛らしく、そして初々しい恋愛をテーマに書いています。短編小説という事もあって、あまり深堀していませずに物語が展開していきます。誰かの胸に刺さればいいな。
※R15は一応つけています。いるのか分からなかったのですけど、一応。
夢の中で目覚めるというのも変な言い方だが――目を開けた時、僕はこれが夢だということが、はっきり分かった。
あなたは、一生365日働いて究極な金持ちになるか、一生ニートで暇すぎる毎日、どちらを選びますか?
中学2年になり、学校生活を謳歌しようと目論む私。幼い頃に読んだ少女向け雑誌で恋愛の知識は得ていた。私はとある男、ヒロトを狙う。そうしてとある作戦を立てて彼を手に入れようとするのであった…
『僕』のそばには『神様』がいる。
『神様』と初めて会ったのは5歳のとき。
「僕」と婚約者である「彼女」を描いた作品です。自身のブログや他のサイトにも同時投稿しているものです。
中学生の美夜(みよ)が見付けた一通の手紙。
その手紙に覚えのない美夜はその夜、幼い頃の夢を見る――――。
これは小さな約束の話。
ちいさな異変がおこった、学生のはなし。
あるモテない学者は人類革命を語った。
それは色んな意味で前夜だった。人として好き――の行き着く先がわたしにはわからないままだけど、これで良いんだ、きっと。
自分はこだわりが強い。そして、こだわりは僕の邪魔をする。
あるホテルのロビーに黒塗りのタクシーで現れた涼香は、いつも通りの表情で僕に会う。彼女だけが僕を受け入れてくれた。
外に出ることのできない彼女とそれに向き合う彼の物語
夢をあきらめた平凡なサラリーマンがかつて愛した女性と再会することで成長する物語。
ラストの一行のために作った物語です。
10分で読めるショートストーリーです。
中学教師、田中裕二が教え子の杏里や自分自身の「憑物」から大切な物を学ぶ。そんな単純なストーリーです。
雪の少女は吹雪の中で身動きが取れなくなった少年を助けた
少年は少女に惹かれていく
これもまた、合コンで生まれたある恋のお話。
それは、願いを叶えるおまじない。
この世で最も不可思議で、だけどこれ以上ないぬくもりをくれるおまじない。
その時、僕は――
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
_____私たちは綺麗好きすぎました。
すべてを綺麗に綺麗に創り上げすぎて、こんなに無様な崩れ方になったのです。______
それでも貴方を、多分きっと、愛していました。
遠い未来、はるか彼方の惑星ファウンスでモニカとエイブラハムの身分を超えた愛が始まっていた。しかしモニカは遅刻しそうだった。
いろいろな愛の形の話
もしもあの時・・
自分の選んだ道は、本当に正しかったのだろうか?
前に書いた「心の色」とは、登場人物もストーリーも全く違うのですが、系統は似ているため、この題名にしました。前作を読んでいなくても問題無いです。
彼女は雨が好きだ。
朝起きて雨が降っていると、彼女は顔も洗わずに窓の向こうに広がる、濡れた灰色の世界をじっと見つめている。
※エブリスタにも投稿しています。
恋人に騙されていることに気づきながらも、離れられない愚かな人間の依存の心理を描写した作品です。
僕は学校の屋上で、いつものように寝転びながら、空を見上げていた。そこに広がる青空は僕へと限りなく迫ってくるようで、ダイナミックに視界に広がっている。そこで幼馴染の早香が現れ、ひょんとしたことから大学受験の話になる。屋上で享受する、「今」を生きる少年少女のストーリー。