SS広場 文学
ちょっと不思議なループものです。
小旅行で訪れた海浜を歩く”僕”が体験したこと
無事に標的を倒した不死身のスコーピオン。
帰還した彼を待ち受けるものとは…
漱石の英国での留学生活を垣間見ながら、己れの英国体験からたどり着いた結論は……。
2035年。
安楽死事業が始まる――――。
その中で、悩める男の日常風景。
同窓会の役員として、式典に出席する私だが、まともな靴がなくて、慌ててしまう。次の時こそ、万全に準備しようと思うのだが、なかなか思うようにいかない。
数学のテストを受けます
2020/1/11(土)鏡開き 公開
この間、梅雨入りの知らせがあった。それから雨が多くなった。
連日の冷たい雨。
傘も差さずに立つ少女。塾帰りの少年。
そんなふたりの奇妙なお話。
機械が世界にあふれる。
美野里が優馬に命を譲った報せを聞きつけたドイツ人が2人。彼らは、パワーリフティング世界大会でポーランドにやって来た優馬と真奈美に接触する。
私とサンデーの物語。彼はとても優しくてふわふわだった。
アイリーンは、婚約者であるエドマンド王子より婚約破棄を告げられた。
(思っていたより、行動を起こすのが早かったですわね)
この作品は「エブリスタ」さんにも掲載しています。
僕にとって完全に見えた彼女が実は僕以上に不完全だったなんて、今でも僕には理解できないんだ。
幼い妹を残して事故死した母の代わりに、幸一は妹の世話をしている。
大泣きをする妹は幸一が歌うと泣き止む。
とある男子高校生の日常の話。
深夜近く駅前で一人、募金活動らしきことをしている青年を見かけた晴人は、興味を惹かれてその青年の後をつけていくことにした。その青年の目的は?
寒い冬に少しだけ暖かくなるお話です。
毎夜、ネット上で炎上案件を探す男。冴えない彼の目的とは。
教師との心中に失敗した姉。その弟が愛と死を完結させるための重い一撃を放つ時、世界は何を見るか。
とある喫茶店、その窓際に座るひとりの女性の、ある一幕。
※※※※※
この作品は実験的な試みとして、『タイトル』の場所に『作者の一言』を、『あらすじ』の場所に『作者の執筆動機』を載せた、『カ○ヨム風』の方式を採用しております。
本来の『タイトル』は『まえがき』にお引っ越しさせましたので、興味がわいた方はぜひお立ち寄りください。
※※※※※
最近(2020年4月ごろ)、小説のタイトルからして『幼馴染み』って存在・関係にネガティブなイメージが定着しそうな勢いを感じました。
というわけで、『幼馴染み』ってキーワードから自
分なら『こういうのでいいんだよ!』と思うようなシーンを、思いつきで形にしてみました。
オチらしいオチも用意できませんでしたが、ちょっとだけ『ふふっ』と思っていただけるストーリーを意識しております。
――以上、作者のお遊びになりますが、お付き合いいただけるのであれば大歓迎です。いらっしゃいませ~!
折りたたむ>>続きをよむ 〈散歩もの〉の一編。生活に圧し潰され、自らの狂想に翻弄されるスターゲイザーの悲惨な心情が語られる。
世界への異和感の衝撃が語られる〈散歩もの〉の掌編だが、舞台がまた何処かに飛んでいる。因みに書かれたのは冬の寒い最中である。
生まれながらに目の周りにある痣でひどい扱いを受けていた妻と共に村から離れ、二人で移り住んだ町で出会った翁と孫娘、犬のけんが暮らしの中で灯してくれた幸せの光。
黒森は普段はアイディアを醗酵させて書き始めるまでの期間が異様に長い超遅筆タイプの書き手なのだが、そんな彼にしては珍しく(作品自体が極く短いと云うこともあるが)、或る晩彼の言うところの「強迫的散歩」から帰って来て略一晩で一気に書き上げた作品。小説と云うよりは心象スケッチの様な出来になっている。
もし彼女に出会わなかったら、私は何をしているのだろう。
20年上の55歳で、端麗な肉体に崇高な精神を包み込んだカナエちゃん。
そんな僕の彼女が、ゴキブリになってしまったら。
僕の燃え盛る愛はどうすればいいのだろう。
※ゴキブリが出るのでご注意ください
ねこのキモチ わたしのキモチ 想像と現実の隙間 それとも 隔たり
雪降る満月の夜
わたしの前に現れた乳白夜
ようやく 時を止める時が来たと歩き出す
月は満ちる 雪は降る
わたしを招く影は色濃く
死の淵に咲く紅の花は佇む
わたしの記憶を呼び覚ます
わたしを名を呼ぶ声がする。
人を好きになったことは何度もあった。
雨の日の教室、ひとり窓際で退屈そうに頬杖をついていたあの子とか。
それでも。
こんなに心から人を好きになったことはなかったと思う。
これは僕の人生の物語。
とある企画で勢い余って書いてしまったもんです
父と息子の成長を描いた作品です。
砂漠で見た吹雪の幻想。あの日みた赤い血の意味するものは……。
一年前のクリスマス・イブ。
子どもたちの夢や希望を取り戻すため、|元特殊部隊の老兵たち《サンタクロース》が蜂起した。
突然の反乱に驚く“統一国家”中央政府。
一時は一気にケリが着くかに思われたものの、物量にモノを言わせた政府軍の反撃により戦線は膠着。
内戦状態に陥り混乱が続くその街では、今を必死に生きる子供たち。
少女は子どもたちの先頭に立ち、命を繋ぐための“クリスマス・プレゼント”を手に入れるため、自ら立ち上がった。
===
今年のクリスマス掌編です。 昨年の
続きとなります。折りたたむ>>続きをよむ彼女と飼い猫の関係が少しずつ変わっていく様子を、俺は傍観するしかない。
普通(?)の妹と兄の日常風景。しかし、この二人には秘密があって──?
これは自分自身も気付いていなかった切ない恋の物語。
夢見がちな少年と少年が好きな少女の絶望のお話
最後にショートケーキを食べたのはいつだったか、思い出せないです。
彼の部屋へと向かう途中、白いワンピースを思い出して。
世の平和と自分の眠りを守ってきた北庭音夢が、世界を侵略してくる悪魔と必死に戦う!
神様がいなくなってしまった。物語の世界に生きる彼らは、書き手――つまり神様がいないと、明日を迎えることができない。しかし、神様がいなくなることは、彼らにとってそう悪いことではなかった。神様がいなくなってしまった恋愛小説の世界で、少女は自由を手にする。
山小屋に一人の老人がいる。彼は産まれたときから絶えず、夜ごと夢を見てきた。その夢は連綿とつながっている。彼の見る夢の中に私たちは生きている。
彼女がくれたのは、歩き出す勇気
大正仇拾仇年、帝都東京。怪しげな研究に勤しむ老紳士、武者小路博士。いつも振り回されっぱなし、水無月助手。笑顔絶やさぬ可憐な乙女、女給の玖良羅。彼らの集う武者小路研究所は、怪奇事件に首を突っ込んでばかり。今回だって、ほうら。
その硝子の眼が、きらきら光っていたから、欲しくなった。
変わり者のロマンチックめいた奇妙な約束。
ある昼下がり、国王ハムレットが庭でうたた寝をしていると、弟のクローディアスがやってきて、耳元でささやいた。「お兄さん、実は僕は……」
気がつくと、いつの間に幽霊になっていて、海辺をふわふわ浮いていた。
王様の幽霊になってからの仕事は海岸線のパトロール。豊かな国土を狙う敵から、可愛い国民を守ります。
私だけが、知っていたこと。
※『人魚姫』のお姫さま(王子様の妻)視点。
2020.09,21九州大学文藝部にて開催された三題噺執筆会での作品です。
ある使命を背負った青年の物語
Bio Cord の元になるお話。
秋也が高校二年生で、馬鹿力になる前の過去話になります。
中学校の卒業式を終えたミオは、慕っている歳上の女性春香さんに、無事に卒業できたことを伝えるため、いつも彼女がいる丘へ向かっていた
女子中学生と成人女性の不思議な絆の物語です
頭に浮かんだ言葉をできるだけ書き連ねたもの
捨てられた少女は小さな石を使って絵を描くことだけが唯一の生き甲斐だった。
そんなある日、近所の少年たちに目をつけられ、石を奪われる。
ベストセラー作家であるハルトは、困惑していた。
目の前で、友人のWEB作家タロウが泣いているのだ。
しかも、その理由がよく分からない。
「俺は怖い。とても怖いんだ……」
それぞれ違った悩みを抱えている作家二人。
中身がありそうでない会話こそ酒場の醍醐味。
あと、おしぼりも結構大事。
そんな酒場でのワンシーンをお楽しみ下さい。
国境を超えて様々な人が幸せや生きがいはたまた自分探しのために訪れる島ボンハール。100人いたら、100通り幸せの概念がある。そして、ボンハールには60億の幸せがあるといわれている。
時期遅れってレベルじゃねぇぞ。
とってつけたようなクリスマス関係ない話。
動物飼ったら、大切にね?
子供が育った夫婦の話
死ぬまで あと 18秒。
同担拒否の吉良 奈生が友達と関わる中で考え方が変わっていく物語。
時折僕の部屋を訪れる同じアパートに住むマキノ。一般的日常を繰り返す僕の生活に置いては、ちょっとしたセンセーショナルな時間である。少々死というものに空想を巡らせるマキノと淹れなおしたコーヒーの間で、僕は死について考え、また、受け入れていかなくてはならない必然について考える。そんな中、僕はマキノに好意を持ちはじめた。『ある朝』に続く2作目。
その肌に触れる度、この星で最後の二人になれたのだ、と。そんな気がする。
少女であり、わたしであるための秘密について。
それは突然始まった。何の前触れもなく、何の予告もなく。サバイバルゲームのようにお互いが錯綜し、対決する運命。一旦ゲームに入れば抜け出すには、降りるか、ゲームクリアしかない。そしてそれが現実世界ならば、生き残る選択肢はゲームクリアに限られる。そう、これはゲームではない。現実世界での出来事だ。
男がおかしな男に出会う。
轟実完結。実が欲しかった物は、いつも同じでした。
現実に対するあまりにも多い批判の誤解を啓蒙する意味を込めて書き上げました。上から目線ですが、ご容赦ください。読者がこの問題自体に強い関心を投げかけてくれることを最上の幸福としています。
高校球児のぼくには、心臓病を患っていた兄がいた。
なかなか会えない彼女に対する彼氏の思いをつづりました。
ノベルデイズにも分散して投稿しております。
夏目漱石『夢十夜』のオマージュである井上雅彦『花十夜』のオマージュ。
所属していた文芸サークルの雑誌で一度発表してます。
(novelistの方でも掲載)
とある夏の日、俺はあいつにタイムマシンを探そうと誘われた。
学校が苦手な少女が、クラスで頻発する小さな事件と、その犯人に惹かれていく。
現在18歳になった私。
これまで私が普通だと思っていた普通じゃない暮らし。そして、これからの私の未知の暮らし。いつか幸せになれる日を信じて待てるかな?
異世界に行ってみました
今、自分はある部屋にいる。暗い部屋。どこにいるのか分からない。ただ、広がる闇の感覚だけが自分を飲み込んでいく。広がり続けている。
あなたは最近、裸足で外を歩いたことがありますか?
大水槽をぶち破って海へと逃げることを目指した鯨の話
暗澹たる短編①
自慰行為と言われても仕方がない作品集です。
そうっと読んでください。
その絶望は、やがて祈りとなる。
既に出していた「オルフェウスの竪琴」を「小説」に書き直したものです。詩が詠い、物語る。
楽天Books アマゾン カクヨム ロマンサー ブクログ 自ブログにて公開中
タイトル通りのお話です。
自分が物書きを志した、小学生の頃から現在に至るまでの
出会い、別れ、自分への気持ちを書いたものです。
自分の気合とか根性を充分一文一文に練りこんだので(笑)
駄文だと思いますが、どうかお読みになっていただきたいです。
最悪の結末になってしまった二人の恋愛。そして日常
「バースデイブルー」誰にでも訪れる誕生日。その前日を自宅で過ごす男ととある死神の一時間の物語。
クラスメイトの名前も知らない美人に突然話しかけられてびっくりする美紅璃。この作品は「土曜日、あの子の髪を結う」のシリーズ作品です。ハロウィン小説なのにあまりハロウィン要素出せなかったのが遺憾。
自責の念に囚われたなら、それはもう化物だ。
男の名は佐東 渋吾(じゅうご)。御年78歳。
渋吾は異世界に魂を送り、異能力者として転生させようとする聖女の企みを完全に狂わせ、生きたまま何の能力も持たず転移してきた。
人外の力を有し、人間を蹂躙する異形が蔓延る世界生身の人間が生きていけるわけがない...はずだった。
「おじいちゃんが魔剣を持った異形を片手で抑え込んでるー!?」
「これは相手の間合いに踏み込んで、武器を制しているだけだ」
「小柄なおじいちゃんにそんなことが出来るかー!?」
「いやいや、これはてこの原理で抑え
ているだけでだな...」
これはファンタジーな異能の世界を、合気道の達人のおじいちゃんが体術だけで"捌く"物語折りたたむ>>続きをよむある日、残業から帰ってくると鑑定が使えるようになっていた冴えないサラリーマンこと小市民な俺。この鑑定の能力を試してみるとかなり万能な事が分かったのは良いが、頭の悪い俺が金持ちになるような目立つ使い方をすれば世間に能力の事がバレてしまうであろうことは火を見るより明らかだ。更にそんな能力を有効活用したいと思っている世界の危険分子共から拉致監禁コースの刑に処される危険性が非常に高いだろうことも分かる。という訳で、小市民な俺はバレないように地味~なところでのみ、この能力を使って日々の
生活の役に立たせることにしたのであった………というサラリーマンの一日を描いた物語である。※続編もあります。短編ですが、そちらもよろしくお願いします(=゜ω゜)ノ※4月7日、更にレビューまで頂きました。本当にありがとうございます( ^ω^ )折りたたむ>>続きをよむあなたが必死に口をパクパク動かしても、私には、聞こえない。
ある男達、居酒屋にて
晒し台に繋がれた女と少年の会話。女は少年に何を伝えたかったのだろう。少年は女から何を学んだのだろう。
それは唐突に現れ、その日の予定は塗り替えられた。天使が言うには明日人類は滅びるらしい……。俺だけが知る人類最後の半日が始まる。
[他サイトにも掲載中]
ある春の日の、何の変哲もない桜の木の下での出会いの話。
◇自サイトからの転載です。
勤務先の会社で一つのフロアの主任をやっているあたしは、いつも午前六時過ぎに起きて、キッチンでカフェオレを作り、飲んでいた。バスで通勤していて、車内でタブレット端末などを使い、軽く作業した後、社に着いて仕事をする。男性の部下で副主任の梶山がサポートしてくれていた。普通に昼になると、ランチ店で食事を取り、変わらずに業務を続けていたのだが……。
こだわりとうんちくのうっとうしい夫に対して、妻が作った誕生日の料理とは。
人間ドラマの中での食事を描く『奇妙な晩餐会』シリーズ第二弾。
こんなんやってたら頭時間なるで。ただの苦行やで。ほんまおんなじことしかしゃべってないよなこの人
高校の文芸部の活動において始めた書いた作品。
夏をイメージしてみた。
この日を元にした短編小説。
ある日の夕暮れ、かぐやは突然両親も同然の老夫婦に告げる……
信頼することは、あまりに曖昧で、儚い。京都に出て仕事を始めた私は、帰国した安未と再会する。たどり着いた京都の寺で、私は彼女の迷いを見いだした。記憶の中でめぐる想いが、私をあの光景へと引き寄せる。果たして私はあの時から、変わったのだろうか。
ある夏祭りで、金魚を釣った。あらすじは特にないです。
二つのこだわりを持って僕はその家に越してきた。僕と木の、たかが一命のハートブレイク。(5月3日:携帯でも見られるようにレイアウトを変更しました)
作者の過去に囚われた話、いじめがどれだけ人を壊すのか、何を失わせるのか、そんな事を書いた話。
サクラが受けた儚き運命の宣告。しかし本当の絶望はこれではなかったようで…。
天地に聳え立つ世界樹、その下では尖った耳を持った人々が国を築き繁栄した。彼らは老いることはない。
だが、世界はどこまでも過酷だと彼らは知っている。
屋上に向かった僕と
屋上で出会った彼女の話
食糧難の腹ペコイケメンが玄関先でご飯を要求してきた。
週末に料理を作る地味で普通の彼女に訪れた、少し不思議な出会いのお話。
オークションを始め、それにのめりこんでいく僕が最後にいきつく場所とは?
転売ヤー必見(笑)
適当にピックアップした三題噺から。
恋とはもっと、綺麗なものだと思っていた。楽しいものだと思っていた。
素直になれない男勝りな女子の、胸の内。
人との繋がりを持たぬものは社会から、人から認知されていない。
学校、職場、社会、ネット。多くの人が住まうこの世界でひっそりと暮らしている人たち。
彼らは名前を持ちつつも多くの人には知られていない。ある特定の場所で活躍している。
稀にカメラを介して存在を周知される人もいるがそんなのはごくわずかだ。
彼ら彼女らは認知されていないが、確かにそこに存在する。
今日もどこかで街で陸で海で空で社会を支えている。
社会を形成しているのはそんなどこかのだれかの集合体なのだ。
11月の寒い日、スキーが大好きな小学6年生の二人が、町のスポーツ店にスキーを見に出かける。
あなたのSFコンテスト参加作品。
辞書から拾い上げた「ドレッサー・再転・奇利・三日月・歳晩・幽邃・老優」のキーワードを元に書き上げました。
世界観を同じくする連作の番外編。
「Sister」の続きから始まり、「悪意の行方」の内容がほんのり入ってます。
芦田風太郎と武田春樹は決して「友人」ではなく「知り合い」なのです。
この作品はエブリスタ、ノベルアップ+でも公開しています。
夏に鈍行列車に乗る話。
精神科医の青年は見えるはずの無いものを見てしまう。
それはもういなく成ったはずの少女の姿だった。
こちらはtwitterで募集したお題、
「お年玉、オーロラ、自販機、コーヒーカップ、網走監獄、なまこ、ティラノサウルス、電車、初詣、おもちつき、寿司屋に唐突に現れた交通整理の旗を持ったオバチャン」
を用いて書かれた作品です
もがりの内側を覗く話。
職場の先輩「遠田(えんた)さん」の描いた絵を見るために、私は小さな絵画展へと足を踏み入れた。そこで出会ったのは、心を打つ、絵だった。自分の未熟さを噛み締める、私。心の成長を描く。
武藤修一は、毎日の度重なる悪夢に疲弊して、ある精神科のクリニックを訪れる。そのクリニックは、普通のクリニックとは少し変わっていた。
昔に出会った先輩を慕い続ける森川佐那は大学生である。ピアノが上手であった先輩は数年後に佐那を置いて引っ越してしまう。それでも、佐那は待ち続けて大学生になった時に偶然にも再会した。そんな佐那と先輩は互いの想いに気づかないままで…。
幼馴染に連れて来られた、全く知らない人の家。そこでなんとなく気になる彼と出会った。
ただ、なんとなく気になるだけで、恋ではないはず‥‥。
私が高校時代におもらしをした時の記憶を小説風に書きおこしました。
人の夢の中に干渉できる能力を持った男、音宮。これは彼が思い出を忘れる家族の下へ訪れたときの話。
条件を果たせば、願いを叶えてくれる異端の存在が現れた。私や僕はためらわない、そんな2人の話。
しあわせ、かなしみ、よろこび、、、全ては日常の中に、、、
私というものの感情。交錯。矛盾。全て。
当時三歳だったぼくは死神と会った。
「君はもうすぐ死んでしまうのですよ」死神はそう言ったけど、死ぬとはどう言う事だろう。
死神はずっと傍に居てくれた。
死ぬ時も死んだあともずっと。
※実際に起こった事件をモデルに書きました。
あまりに不憫な末路だったので、せめて死ぬ時は一人ではなかったと、寂しくなかったと、お話の中だけでも少しでも救いがあればと思い書きあげました。
大切なひとがいる。
旅仲間であり、親友の女の子。
幼馴染であり、同じ「仇」を持つ男の子。
主人公の「ルミナ」は、なかなか自分に素直になれない。
大好きな男の子を前に、自然体ではいられない。
一方、そんな男の子を前にしても、自然体で会話をする親友の女の子。
「ルミナ」のこころは、揺れ動く。
大人になるということは、虚しくて悲しい。
時間が後ろから迫ってきているのに、私たちはそれにあらがいたくて仕方が無い。
戻りたい時間は、一生手にはいらない。
そんな私たちを、どうか、許して。
女子高生が少しおしゃべりするだけ。図書室で友達ができるって羨ましいですね。
情けないほどに上手くいかない毎日。でも、出来ることをするしかない。居場所を探すのは大変だけど、試しに前に進んでみるのも、悪くない。
息子が卒業文集を書いていると聞いて色々思いを馳せるお父さんの話です。
息子は卒業文集に将来の夢を書くのか、自分の時はどうだったのか……。卒業文集というもの自体に疑問に持ちながら、息子が書いた文集を見て最後にお父さんは何を思ったのか。
卒業シーズンに何か書けたらと思って完成した作品なので、軽い気持ちで読んで頂けたら嬉しいです。
※『通学電車の恋〜女子高生の私とアラサーのお兄さん』の数十年後の時間軸となります。
こちらを読まなくても単体で読めます。
夫婦になった2人を少しだけ
覗いた話です。折りたたむ>>続きをよむ本作は、現在連載中の作品「Silent Majority -サイレントマジョリティ-漆黒の堕天使」に登場する人物の概要をまとめたものです。
作中に人物が多数登場するため、人物設定についてはこちらを参考にして頂ければと思います。
※一部作品のネタバレが含まれています。
※全ての登場人物の説明は記載しておりません。主要キャラのみ記載しております。
テニス部高校生男子2人の高校最後の青春物語
夫が家にて在宅勤務、私は専業主婦。朝から晩まで一緒だと、離れて行くのはなぜかしら?
生活音が仕事の邪魔になると言うのよ、ここは家なの、オフィスビルではないのよ。
気がついて、
気がついて
気がついて。
私はそれほど器は強くないの。
古書と少女を巡る物語。
駅、特に改札付近が舞台の掌編小説です。残金30円の定期による足止めについてきたさらなる足止め。コメディ寄りです。
枝葉に別れた道の先。長い長い道の果てに、更に見えない岐路があるとして。
あなたはどうやって道を選ぶ?
駅前の大型書店を訪れた主人公は、かねてから気になっていたプルーストの『失われた時を求めて』を手に取る。
何巻にもわたる分厚い大作を、速読を駆使して立ち読みだけで制覇しようという挑戦だ。
最初の数ページから細やかな感覚描写に引き込まれ、深まる興味とともにページをめくり続けるが、やがて足は痛み、腰は重くなってくる。
さらに閉店までの時間が迫り、周囲の視線も気になりはじめる。
しかし、物語が過去と現在を往還し、人の記憶が呼び覚まされるさまを追ううちに、自らの身体の不自由さを忘れるほ
どの没入感に襲われる。
切り詰められた時間と足の疲れに耐え、主人公は果たして長大な物語を読み終えることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ カーリーは銃声で昼寝から覚めた。
ふと一緒に寝ていたはずの息子たちの姿がないことに気づく。再び銃声が聞こえ、カーリーは一目散に町の境へと駆け出した。
走り寄ってくる息子たちの姿にほっとしたのも束の間、奥に小銃を構えている男が見えて、カーリーは戦慄した。
※カクヨムにも投稿しています。
【スマイルジャパン2016参加作品】【matatakiシリーズ】
「五年間、考えてた。あなたのこと、私たちのこと。あなたのいない人生をこの先どう生きていけばいいのかを―――」
取り残され、悩み続けた少女が一つ、大人になる物語。
知っている人が犯罪者と被害者になる。僕は昔のその人を思い出す。
僕の担任の先生はサイコロが好きな数学の先生だ。数学の質問をするために職員室へ向かうと、担任がいた。数学の質問を終えた後、興味本位で先生がいつもサイコロを持っている理由を聞いてみることにした。。。
ふと下を見ると、赤い矢印が描かれていた。
父は私のせいで死んだ。
母は壊れてしまった。
私はなんで生きているのだろう?
「んーんーんーーんーーーんー。」頭痛に強がるときの鼻歌。
学校へ提出するために書き直したものです。
いつかの話。いつか来るかもしれない話。被害を抑えるために、出来ることを。
思い立ったが吉日!
変な話ですが興味があればお読みください。
幼少の頃を思い出してみるがその真偽を確かめようとは思えず忘れたいとは思うもののどうしてかそうさせて貰えないのが現状
※似非方言※
納豆ばかりを食べ出した嫁と、それを生暖かく見守る旦那の話。
彼と彼女と残念ごはん。シリーズ。
『彼と彼女と残念ごはん。』としてシリーズ化。不定期更新。
森の中に現れた小さな料理店は、とにかく訊かれる料理店。
次から次へと客へ質問を投げかけるウエイトレスのクエスチョン・ハラスメントは、いったい何を意味しているのか?
お疲れ様です。
本日午後に警官隊から連絡ありました、
ギルドメンバーの死亡事件について取り扱うチケットになります。
こちらに関しましては18日に発生しました自殺事件とは異なるものですので、
記入の際はご注意下さい。
彼女は年上の彼氏を愛していた。僕も彼女を愛していたし、彼女も僕を愛していた。僕らは気づかぬ間に少しずつ変わっていった。
山あいを走るローカル線の車内。そこに白百合の花束を抱えた女性が座っていた。その女性に興味を覚えた私は、彼女の降りた駅に一緒に降りてみることにする。
皆が水浸しになっていた、ある日の出来事。
通り過ぎていった横顔。呼び止めることができたら、いまとちがった人生が送れていたでしょうか。
三月三日のひな祭りの日。ふと買い物先で見つけたひな人形を見つめながら、大学生となった私は考える。今の私はしっかりと成長できているのかと。漠然と生きているだけじゃないかと。そんなことを考えている私は、ちょっとしたトラブルと遭遇する。
そんな、日常にありふれているようなちょっとした成長のお話。
トールは弟のロックが起こす問題に頭を抱える日々であった・・・
タイトルまま。
逆パターンがあってもいいのでは? と思いながら書きました。
時は2016年8月7日。
愛知県は名古屋市にて、またしてもとあるオフ会が開催される。
その名も、『5thコネクト・アナログゲームオフ会@名古屋』。
この文章は、主催、白房公介(しろふさ こうすけ)氏が中心となり開催されたこのオフ会に
出席した常磐がその様子を一本のレポートにまとめた文章です! イヤァッフォイィ!
すみません取り乱しました。
この文章を読んでいただければザックリとオフサ会がどのような感じで繰り広げられているのか、
その一端を感じていただけると思います。
ご
興味持たれましたら、ぜひコメント欄でも感想欄でも、ツイッターでも、ご自由にお話しかけください!
楽しい時間、空間へあなたをお招き致しますよ!!折りたたむ>>続きをよむ ニュースで小学校時代の担任の訃報に接した。
二十年前のあの日、小学三年生の理科の授業できちんと説明できていれば、先生は死なずに済んだだろうか。
「だから、入道雲は海しかできない」
「えっ? 山にもできますよ」
――だって見たもん。
理科――科学で重要なのは、偉い人の意見や多数決の意見ではなく、事象の観察とデータの積み重ね、検証と考察だ。
逃げる事しか能の無い俺は、いつまで逃げ続けるのだろう。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
あれ、この感じ知ってる!
これほらあれじゃん!
異世界召喚されたってやつじゃない?
え!普通に私!おうち帰りたいです!
彼は毎日、人々から無視されていた。父母友人教師、誰しもが彼を無視する。
そんな彼は自殺を決めた。
彼は死ぬ前に、幼馴染にデートを申し込んだ。
夏の暑い日の中学生のありふれたちょっと特別な出来事。
銘尾 友朗様主催の「夏・祭り企画」参加作品!
短いし話しにあまり起伏もないけれど、少しでも中学生の頃の思い出や夏を感じて頂けたら幸いです。
海沿いのアパートに住む事になった岳弥。だが、住み始めたその日の夜、悪夢を見る。
植物状態の友人が眠る病室で、小説を読んでいた主人公。
友人が起きるその時を、じっと待っている。
そういうありがちな話。
長男が苗字を持たない平民を、恋人として連れて来た。
憤慨したマライア・ウィルクス伯爵夫人は、身の程知らずな娘に嫌がらせをするが、対する相手・メリッサは全く動じない。ただ、にこやかに微笑むばかりで…。
見た目なんてね、見た目なんてね…(。>д<)
僕の家はいつも空っぽだった。
あてもなく、はるか彼方へいこう。
世間から見れば、ムシのように小さな出来事。
雨の下の、ある2人の、哀しい恋の物語。
法とは、何を以って誰を守るのか。
傍観を守る常識に、「私」は問いを投げかける。
罪。
罪とは。
罪って罪?
罪は還ってくる?
帰ってきました、かぐや姫が。
幼い日に失踪した女の子。
彼女が彼の前に帰ってきました。
他サイトカクヨムでの偽教授画題杯参加作品です。
初恋の味と言われて、何を思い浮かべるだろうか。
多くの場合、初恋という言葉の前に付くのは「甘い」であったり、あるいは「甘酸っぱい」というような形容詞であることが多いと思う。
でも、僕が僕自身の初恋を振り返ってみると、それは「苦い」ということになると思う。
「つらくて苦しい」という意味での「苦い」ではなく、本当に、味覚的な意味での「苦い」だ。
今でも僕は、初恋のあの子のテディベアのような黒いつぶらな瞳と、ちょっと怒っているようにも見えるやや突き出した唇と共に彼女の味を
思い出すことが出来る。
これは僕の、そんな初恋の思い出だ。折りたたむ>>続きをよむ世の中、才能がない人の方が多いもの。
旅の帰り新幹線に乗る沙耶と薫子。そんな時、急に声が出なくなってしまった沙耶は……。
記憶を無くした男は、自分の知らないうちに図書館へとやってきた。
そこで出会った人たちは、忘れられない人になる。
企画candy storeに投稿させていただいた作品です。
この世のものとは思えない永遠の安息の地をお探しですか?
あなたの愛する人のため、私たちは美しく洗練された墓地を提供いたします。
日常からのRestartの物語。
初の投稿作品。短いです。
ある時期から人間は、親から付けられた自分の名前に引っ張られるようになった。
なったものはなったのだ。原因が分からない以上、神の仕業とでも考えて、人々は災害と同様、受け入れる他なかった。
名前に引っ張られるとはどういうことか。美佳という名前の女の子は美しく、力也という名前の男の子は力持ちに、知穂という名前の女の子は賢くなった。つまり『美』『力』『知』などを名前に付けると、それが赤子の時点から反映され、成長するとともに如実に表れるようになったのだ。
ちなみに『大悪魔』と名
付けられた子は、極悪人になった。
もっとも、どれだけ素晴らしい名前を付けたからといって、まるっきり両親の容姿や能力を無視できるものではなかった。同じ『勉』という名前でも、勉強が得意な子と勉強は好きだがさほど頭はよくない子など、名前の影響はあるものの、個人差は存在した。それは、もちろん前述の『美』や『力』も同じだった。
折りたたむ>>続きをよむ俺の努力が実を結び、二人の子供が生まれたのだ。
学校の帰り道うっかり踏み殺してしまった蛸が原因で主人公の運命は・・
ごく僅かに実話を含みます。葬祭ボランティアという方がおられたということを知ってほしくて17回忌に合わせて書き始めたのですが、UPする直前に東北大震災が起こりました。改めて、犠牲者の方々に哀悼の意を表すると共に、一日も早い復興を祈ります。
猫になった私と、見覚えのある街。そこで私は目に見えない気配を感じる。***猫になるという設定とおなじような登場人物などをつかって、色々なジャンルを書く(挑戦する)シリーズ。それぞれの話に関連はありません。パラレルみたいなものです。今回はホラー。
あ「これはまぁ、言葉がお喋りする小説だ」
ら「ほら、『ら』が喋っているでしょ?」
す「このノリがずっと続く」
じ「ちなみに主人公はアマチュア物書きだ」
私(筆者)がふと、こんな性格の人が二人きりであったら・・・、と考えたのがこの話ができたきっかけである。ある大学生の男女が喫茶店でデートをするのだが、その様子は通常とは異なっている。どんな様子になっているのかは、あなたの目で確認してください。
憧れの係長と婚約したのに、
彼はマザコンでした。
ヘイゼルは婚約者が亡くなった為、急遽、あてがわれた男性と結婚した。彼は婚約者に捨てられた男だった。平穏な日々の中、ヘイゼルは友人から忠告される。
売れない作家の僕は彼女に食べてもらいたかった。
本が大好物の彼女に、ある日、僕は奇策を繰り出した。
とある雪の朝、家を出た俺は雪だるまと遭遇する。
次々と現れる雪だるまは、それぞれなにかを身に着けていた。
最後の雪だるまにたどり着いたとき、そこに待っていたのは――。
これは、私の初恋の物語。
そして、今も未完成の物語。
善と悪。善は必ず勝ち、悪は必ず負ける。
例え、2人のする事が同じことでも、“善”である勇者がすれば無罪で、“悪”である魔王がすれば罪である……。
必ずしも勇者が正義とは限らないのかもしれない─────。
某所のお題付き小説訓練で時間が足りなかったもの。
お題は舞台「楽しげな雑踏」必須「右ストレート」でした。
あなたっにとって幸運な一日とは?
彼女は今日も手紙を書く。今日の気分は「HB」。気分でシャーペンの濃さを変える少女の思いは彼に届くか届かないか。
「私」は思い出す。あの夏の暑い日、汐子ちゃんと歩いたあの道を。
この花が枯れるまで「恋人」になってほしい。
そういわれて付き合うようになったふたりの話。
BLです、苦手な方はご注意ください。
Twitter発、サブロー様・沙月乃様主催「一日一花BL企画」参加作品。
6月9日の花は「スイトピー」
花言葉は「さようなら、私を覚えていて」「永遠の喜び」「優しい思い出」「ほのかな喜び」です。
主人公「ぼく」は、学級委員長のひろあきくんに、火災報知器の前に連れて行かれる。そこでひろあきくんは、ぼくに火災報知器にまつわる大発見を披露する。なんと、ボタンをそっと押すと「ペコっ」とへこんむだけで、鳴らないのだ。
男は突然妻を失った。
平凡ながらも幸せな家庭は一瞬で崩壊した。
3ヶ月後、息子を心配した母は1人の家政婦を送る。
そして一年が過ぎた。
ヒーローがいなくなって二年、私は約束を守らせるために彼を待っていた。
だけど彼を信じられなかったくそったれな少女達は絶望して自殺した。
『何それ』しか言わない女友達と、『ヤバイね』しか言わない女友達。
我はランプの精。何でも願いを叶える精だ。今、病に伏せっている母親の病気を治すために我を召喚しようとしている。この男は頑張っているし、願いを叶えてやるか!!
「ん??願いは大きなイチモツをください???」
高校生のヒロはあまりにもつまらない日常に退屈していた。ヒロは今日も祈る、「何か起こらねぇかな」。
感想頂けると嬉しいです。
魔法少女のヒーローショーのお話。
あるいは誰かのヒーローになるお話。
きっと登場人物はみんな幸せになることでしょう。
ご都合主義のハッピーエンドです。
アルファポリス様でも投稿しています。
人とは、悲しき生き物である。
故にこそ、神様はその生を見続けている。
今日は、妹と買い出しの日。せっかくの休みなんだから、楽しまなければ始まらない。
だが、そんな時間も長くは続かず・・・?
白い世界が始まった。
社会にでれない。その言葉が大嫌いだから少年はただ走る。走った先にはただ一人、時空をこえた世界だった。
死ぬことばかり妄想していた少年は誇った。
「願いが叶った!これは奇跡と呼ばずにして何と呼ぶ!」
台本、だから君がいいのifストーリー
もし、春と夏海の子供が産まれ成長していたなら
サルネーゼハ思う
誰の言葉だろうかと
サルネーゼハ考える
サルねーぜとは
この言葉はあくまでも
ある朝、男の頬には穴が開いていた。
さらに穴の中には黒いコガネ虫のような虫が蠢いている。
病院へと駆け込むと、どうやら世界初の症例のようで、男は手術を受けることになる。
手術は成功し、虫を取り去ることは成功できた。
しかし、医師やナースたちは手術成功にも関わらず困り顔をしていた。
彼女である千月が失踪してから一年が過ぎようとしていた日、
明石は忘れ形見の百人一首に違和感を覚える。
千月の好きだった絵札が一枚なくなっていた。
『忘れじの 行く末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな』
なくなった一首に込められた意味とは
神様は、いろんな種族出身の方が存在している。
多種多様な在り様の神々が存在する、ちょっと複雑な世界。
そんな中に、『神様ネット』は存在していた。
それは、色々な世界から届くお便りに、その日の担当の神様が返答してくれるシステム。
今日もまた、モフモフとした生き物たちのモフモフなお便りを、モフモフな神様が読み上げていくのだ。
スマホは一日1秒!!
愛しの婚約者様に、婚約破棄を告げられ、突如気付いてしまった。
自分が『ミラクル☆ピンキー♡プリンセス』なんて痛いタイトルの乙女ゲームの主人公だったことを。
そう言えば私、何か乙女ゲームヒロインによくありがちなピンク髪にラベンダー色の瞳だ。
物語と異なる事と言えば、一度婚約破棄したはずの悪役令嬢の公爵令嬢と王子様が再びよりを戻し、真実の愛で結ばれたはずの聖女の私が王子様から婚約破棄が言い渡された事だろうか。
ストーリーを思い出した今、すぐにこの国から逃げなければヤバい!!と気が
ついた私は、連れて行ってくれるという隣国の商人の彼の手を迷わずに取った。
だってこの話、かなり異色のラブストーリーで、ヒーローの王子様は・・・・・なんだもの…。折りたたむ>>続きをよむまあ、実家に届くのはこれからなんですけどね。
冬の朝、不快な音で目が覚めた。
そこにいた何かに悩まされる休日を描く非日常ファンタジー。
バッ…ボボボブーオン
夏研究会のメンバーとして、肝試しの準備に取り掛かる私。
肝試しの当日、未だ未熟な私は.....。
涼香のベッドの飾り棚には、尾びれを美しく翻した透明な金魚の標本瓶が置かれていた。彼女は生物学者である父と二人暮らしだった。六つの頃に母の連れ子としてこの家に来たが、母はまもなくガンで死んで、腹違いの兄と姉とは成人してから家を出て行った。涼香が二十八になったある冬の日、父が死んで泣き通しだった彼女は、朝のニュースを耳にすると雪の中を飛び出して行った。
短い恋愛小説です。
とある女の子の失恋物語
この作品はpixivにも投稿しています。
大変魅力的な、もふ。
売れ行きの悪いクレープ屋を営む僕の前に、紫の卵を売る男がやってきた。明らかに怪しいが、食べてみれば恐ろしいほどの美味。僕は男のアイデアをもとに、紫の卵を使ったクレープを売り出した。『パープルクレープ』と名付けた商品は大ヒット、毎日長蛇の列ができる。僕は商売を始めた頃の夢を思い出し、人を笑顔にする仕事ができると嬉しくなった。だけど、一年がすぎる頃、パープルクレープを食べた客たちが死に始める。そこで僕のとった行動は――
カフェでバイトをしている大学生の香織。
そのカフェに平日の間は毎日のように通い詰める不思議な男性。
いつもは黙々と本を読んでいる彼だが、今日はいつもと違った…
焼いたからには、きっちり美味しくいただかねばならぬ!
南米の小さな国の農村でクラーバはこの世に生を受けた。遊びと言えばもっぱらサッカーで、仲間達と裸足で駆け回ることに夢中だった。 みんなの宝物のサッカーボールが畑の中へ飛んで行くと、アルダがそれを取りに向かった。しかし、彼の背後で何かが蠢いていた。畑の中から姿を現したのは、武装した集団だった。
作者のただの厄落としのための駄文。
あなたの思う本当の幸せとは?
幽霊なお嬢様と復讐の準備します(前編)。
『私と彼女の完全犯罪計画』のつづきです
戦争が終わって四十年。
古い街の静かな公園で二人の老人が邂逅する。
一人は仲間を売った男。
もう一人は仲間の仇を取ろうとする男。
取り返しのつかない歳月の中で、互いの人生を潰しあって来た二人は、今、最後の決着をつける時を迎えた。
その勝負は戦争という理不尽な運命に対する怒りの吐露なのか。
銃声は虚しく響き渡り、四十年ぶりの戦死者が出た。
涙。血。
重なり、拡がる。重なり、繋がる。
人に優しく。ましてや、泣いている少女に優しく出来ない理由などあってたまるか。たとえ、死にかけていてもだ。
◆mixiにも載せております。
二人分の紅茶という名のロイヤルミルクティーを上手に淹れてお話する話
俺こと川口と戸田は同じクラスの友達。日々、アメリカのヒーローもの映画について熱く語り合っている。
こんな日々が卒業まで続いて、卒業したら終わるのだと思っていた。
そんなある日、戸田に彼女ができた。普通に良い子で、良い彼女。
距離の離れる戸田に、俺こと川口は何を思うのか。そんな話です。
なお、何のため言っておきますが、BLではありませぬ。
タイトルはあれこれ考えた末に面倒臭くなったのでキャラ名ですわ(^_^;)
放課後、茶髪の美少女に、男子高校生のあなたは質問される。この時には、いつも興奮があった。
※変態的な、たくしあげシーンがメインとなっています。おもらしがお話の軸になっていますが、実際におもらしするシーンはありません。おもらしは、ないほうがいいです。
若手議員の河原崎は、カジノ建設に反対だった。だから、それをある大御所の政治家に訴えていたのだが……
ニンゲンは惨たらしい。ニンゲンは悍ましい。ニンゲンは気持ち悪い。ニンゲンは傲慢。ニンゲンは嘘憑き。ニンゲンは邪悪。ニンゲンは最悪。ニンゲンは人災。ニンゲンは害悪。ニンゲンは終わってる。ニンゲンは恩知らず。ニンゲンは自分勝手。ニンゲンは醜悪。ニンゲンは気味悪い。ニンゲンは強欲。ニンゲンは悪。ニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲン
はニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンはニンゲンは死んじまえ折りたたむ>>続きをよむこれは11年もの長い闘病を闘い抜いた親友の生き様をノンフィクションで描いた物語です。親友の深い優しさと生きる事を最後まで諦めなかった彼女の強さを、生きた証として小説にしました。
自分のサイトとの二重投稿です。
暗い人生を送ってきた女。あの日、彼女は外出先で雨に降られる。そして、彼女は思いにふける。
女子小学生の枚方京花は、スマートテレビのアプリでアニメや特撮の公式配信を鑑賞する事で夏休みを満喫していた。
その姿を見た京花の母は、自分の子供時代の夏休みをふと思い出すのだった。
京花の両親の世代が小学生だった頃、夏休みの午前中は特撮ヒーロー番組やアニメといった子供向けコンテンツの再放送が盛んに行われていたのだった…
(本作は武 頼庵様御主催の「夏の○○が好きだった!! 企画」の参加作品で御座います。)
私は彼を突き飛ばした。
私は、人殺しだ。
老後の生活に慣れてきたころに病に倒れしまった男性の前に現われたのは…。
うつ病患者を描いたショートショートです。
「そこから、花火は見えるか」
それって何のテンプレート?
アルファポリスでも掲載
険しい道のりを諦めず進んできた熊。
しかし出会った動物たちが発したのは、称賛の言葉でも、労いの言葉でもなかった。
熊は次第に、自分の頑張りをちっぽけだと思うようになった。
わきまえないとえらいことになるでしかし。
私にできないことはない。
おのずと開いた道は今日も不親切だ。大都会の迷路に今日も迷う。
片想いで終わった恋。ふとした時に思い出すのは、ちゃんとした終わりがなかったからかな。
ロンリーウルフ・スタイルで鳴らした鳶山中の神楽坂壱与は、最近ウレモンになったスケバン。
ステゴロを武器に戦う彼女は、今日もイキガリ見せるシャバいクソガキ共をシバき倒し、ナワバリを広げるのだった。
スケバンは、売られた喧嘩は必ず買わなければならない。
それがスケバンだからだ。
カテゴリー全制覇を目指し、純文学を書こうとする奈美は、上品な文章を目指して頑張りますが
村で怪物と呼ばれる『夜叉』と『僕』の話。
※残酷な表現があるので、苦手な方はご遠慮下さいませ。
病院という空間を見つめ直す物語。
年老いた狂人が、世界と相容れぬままに年を取ってしまい、ただただ銃を磨く話
靴を買いに来た主人公。彼は、今履いている物と同じサイズで靴を探していたが、なかなか見つからず苦戦してしまう。そこへ、一人の店員が協力を申し出る。
地方の海沿いに住んでいた男が、華やかな政令指定都市の札幌市に住み始めた。
そこで気づいた孤独感と海への渇望。現代小説。
個人サイト「文芸船」との二重投稿。
ダメ人間の「私」はとうとうバイトをばっくれ、飲んだくれ、友人のタカとともにパンクロックバンド結成の約束をするが…。救いようのないほどダメ人間な「私」のパンクロックは夏まで届くのか!?
僕と3歳下の妹。そして優しい両親の4人で仲睦まじく平和に暮らしていた。
ある日、幼稚園のかけっこで1位になったお祝いでいつもより大きいハンバーグを食べられることになるが・・・・
いじめられている少年の復讐。それはSNSを使う事だ。
高校時代、生徒会の活動をしていた主人公。屈託などを抱えつつも初恋に出会う。
しかしある日を境に主人公の立っている場所は崩れ去る。
高校を卒業してずっと先に、突如として記憶は蘇る
ある日、交通事故の現場に遭遇してしまった僕は、一人の少女を助けた。
けれどそれがとんでもない事件の幕開けになるなんて、その時の僕は予想もしていなかったんだ。
心と時間を食らう冷たい深淵へと落ちた僕が壁の向こうへとたどり着く時、再び奴は姿を現す。
残酷な運命に抗いながらも、力足りず絶望に立たされたその日、少女と同じ場所で死ぬこととなった。
天国と地獄の境目へとやってきた僕を、天使は導いてくれた。
そこはまるで――。
と意味不明なあらすじなんて無視してください。大体合ってるけど
何かが違うあらすじです。折りたたむ>>続きをよむ一人の人を愛することができないアクマは、いつか理想のテンシと出会うことはできるのでしょうか。
この作品は「monogatary.com」にも掲載しています。
食用菊の話。今回は酢漬けだけど味噌汁も美味しいです。
九JACK主催「夕涼み重陽会」参加作品。
お題「菊と七草」(大根(すずしろ)使用)
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/541354/blogkey/3039712/
これは5つの異なる部分から構成された5つの断片で構成された文章で、それぞれの部分が独自の意味を持っています。
第1部分は、ヒーローについて語っており、自分たちができることを義務ではなく楽しみながらやり遂げることが重要であると主張しています。人間は、自然の中で遊びながら、育成されるべきであり、常に成長していくべきであると言っています。
第2部分は、自然と共に生きることを強調しています。野菜や果物を育て、自然から与えられた恵みを感謝し、生きる力を育てることが重要であると述べて
います。
第3部分は、伝説的な小人彦の話を紹介しています。お妃さまが望んだ子供が生まれ、その子供が永遠に生命を育み、小人星が生まれたという話です。
第4部分は、苦しみや悲しみについての内省的な表現をしています。人間が犯した罪や災いから逃れることはできないが、それでも何かを学び、成長していくことができると主張しています。
最後の第5部分は、羊についての物語であり、自分たちで考えて動くことが重要であると示唆しています。また、強さと勇気を持って、前に進むことを強調しています。折りたたむ>>続きをよむ能力物バトルでこーいうリスクって、誰もが考えそうだけど、絶対にないよなぁ。
言うように、ヤバイ能力を素で使えることも強さであってほしいです。
というか、敵からそーいうリスクじゃね?って、どんなにくだらなくても言われたらねぇ。一気にギャグに転がりそうです。
久しぶりに会ったミチカは風俗嬢になっていた。
気が付けば転生していた主人公。なんの作品かわからないし、明らかにモブなので変わらない日常を送っていた。
趣味のコラージュノートを広げていたら、声をかけてきた人物がいて――
世界に魔法もなければ主人公は普通の人間です。劇的に何かを変える力はないけど、心の支えになってくれるような、そんなものがあったらいいねというお話。
僕の知らないあの子はいったい誰なの?
『エリーゼのために』。ベートーヴェンがこの曲を贈った相手、〝エリーゼ〟が誰なのか明確な答えは出ていません。悲劇的な人生を送った彼が心の底から愛して唯一の女性だったのか、それはわかりません。でもそうだとしても、エリーゼはベートーヴェンを受け入れなかったのでしょう。彼は生涯独身だったのですから。そんなお話。
幽霊になった少女と、人間嫌いの青年は旅をする。
無色透明な毎日を生きる主人公が見つけた夢、それは小説家として生きること。
しかし、夢を追うごとに起きる弊害により、ゆうじんはわたしからだんだんとはなれていく。
孤独に筆を握る私の将来への不安は、彼に何をもたらすのであろうか。
幸せそうなアルファベットを見て、ほんの少しココロがささくれだつ。
ぼーっとしながら散歩をしていると、ふと一軒のお店が気になった。
その看板には「暁」とお洒落なロゴで書かれていて、白い壁と焦げ茶色の屋根が落ち着いた印象を感じさせる。
俺は、こじんまりとはしているが何故か目を引く喫茶店に入ってみることにした。
店の中は幾つかの間接照明によって、明る過ぎず暗過ぎず、目に優しい空気感だ。穏やかに流れるBGMがそのレトロな雰囲気に合っている。
暫くすると、暖かそうな湯気を立てて、コーヒーが運ばれてくる。香しい香りが鼻腔をくすぐるようだ。
期待を胸に、そっと一口飲むと、途端に口の中一杯に、良質なコーヒー特有の香りと奥深い苦みが広がっていく。
嗚呼、おい......し.......い..............
その時急に意識が保てなくなり、睡魔に襲われ、微睡の中へと落ちていった。
意識が戻ると、喫茶店からは出られなくなっていた!!折りたたむ>>続きをよむ両親の遺影が燃えてしまった時から、明は好きだった写真を撮る事も、絵を描く事も出来なくなってしまった。しかし、美術の作品は提出しなければいけない。明は先生に頼んで、課題を水彩画からコラージュに変えてもらった。
あの夏の日の事を、今でも思い出す。俺達の熱く、悲しく、それ以上に眩しかった、あの夏の日の出来事を。
ウケたら続く。
なんかゲームの操作キャラクターの能力を持った奴らがなんかしそうなやつ。
多分事件とか解決して回ると思います。
ネットで小説家として活動する美谷佳奈(みたに かな)は、深夜の執筆中、ふとテレビをつける。そこに映るのは、かつて同じアイドルグループで活動していた早川由美(はやかわ ゆみ)の姿だった。
歌って踊るだけでなく、バラエティでも活躍し、皆を笑顔にする由美。対照的に、佳奈は自分がアイドルとして挫折したことを思い出す。
回想の中で蘇る、アイドル時代の日々。同期として苦楽を共にしながらも、由美が人気を得ていくにつれ、佳奈は自分が彼女のファンになっていることに気づく。そして、アイドルと
いう道を諦め、小説家として歩み始めた。
ネットで小説を投稿するうちに少しずつ人気が出て、やがて書籍化が決定。ついに初めてのサイン会を開くことになる。
そこで佳奈は、ずっと熱心にコメントをくれていた読者と対面する。変装しているが、その正体に佳奈はすぐに気づいた。折りたたむ>>続きをよむ バカにつける薬の話です。
男は人生も終盤にさしかかり、昔の彼女とイケない関係を結ぶ。まずいと思いつつ、止められない関係は面白おかしく、熟年男女を揺さぶる。
短編小説です。
【LINEノベルと重複投稿】ショートショート。親友の死に瀕して、彼の願いを叶えるために主人公が取った行動とは。
ここは欲望と絶望の都市「アレカッテ」
「アレカッテ」へようこそ
『こんにちは。いやこんばんはかな?
でもそんなこと今はいいよね。これを君が読んでる頃、私はこの世にいないのだからーーー』
自殺した彼女からの手紙を僕は受け取った。
僕の邂逅と改悛とそして旅立ちの話です。
後に大幅な改稿の予定ですが、今はこれを投稿します。
第2回にて投稿された作品になります。
屑(クズ)を退治する狩野(かりの)一族の仕事は、世の中から腐った輩(やから)を駆除する事。
セラは羊の番兵さん。でも最近噂で狼が出てくるって話があるから不安に思って、ある満月の夜、羊小屋まで行くと青年が倒れてるではないですか!急いで手当てをするセラだが、なんと助けた青年こそ狼だったのだ。青年は不思議な力で人間に変化していたのだが、セラに懐いていた羊、トマにもその力が影響してしまったらしくトマまで人間の姿になってしまった!?しかも二人とも元の姿に戻れなくなった!?天敵同士が一つ屋根のした少女と暮らす生活が今、始まる…!
恥ずかしながら、夫婦喧嘩した時に書きました。
[読書]自分の「正しさ」に酔わないために。松岡亮二「教育格差」
国民一人一人の生存価値は偏差値として表わされ、5段階の階級に
分けられる。階級で格差が少なからずともある故、唯一の昇格手段
である昇格試験には熱意を注ぐ人が多い。ところが、割合の最も多い
普通階級から上の上位階級へ昇格するのは難しいことだといわれている。
さらには、この試験を受けて下位階級へ落とされる可能性もあり、
老若男女の受験生は必要以上のプレッシャーを感じてしまう。
今年もまた、昇格試験の時期がやってきた。
「生きろ」は「死ね」と同じ、非道い言葉ですね。
苛めにより自殺をしたくるみは人形に憑依してももの元に現れました。二人の友情はどうなるのでしょうか?
「ねぇ、何でそこにいるんだ?」
夕飯時に起きた悲劇!
黄色いタオルと黒い塊!
写真の外に潜む衝撃の真実(ものがたり)が今。
一人の書き手の想像によって。
蘇る────。
「全ての生き物は────滅びるようにプログラムされている」
当然ですがこれは創作です。
実在の人物、団体、名称、事件、その他実在の事象とは関係ありませんので、ご了承の上、お読みください。
蝉しぐれの中、東京から時が止まったような風景の田舎の実家に帰って来た少女。彼女はある決心を心に秘めていた。
毎日にすり減らされて、ぼろぼろになっている俺があったのは、あの日の俺だった。
僕はきっと、囚われ続ける。あのプールサイドに。
この物語は、前作「プールサイドの爆発音」の後日談?にあたります。
少年は、「少女」に何を思うのか──。
カクヨムでも掲載しています。
自分って何だろう?
何を残すことが出来るだろう?
そう思うと途端に自分が惨めに思えた。
そんな悩みを抱える人へ送る物語。
未来が少しだけ待ち遠しくなる。
そんなそんな風に思っていただけるかもしれません。
事実こそが最大の悲劇であり、真実はひたすらに沈黙する。
おじいちゃんと私の思い出の話になります。
おじいちゃんが孫に対してこんなにしてくれた事。
人間というのは、くだらないことで感情的になってしまうことがある。
現に、烏龍茶のラベルを見ていただけで、私は涙を流して、小説本文欄をタイピングすることになったのだから。
中学二年生の夏。プールサイドで、僕たちはキスをした。初めてのキスの味は、甘かったけど、どこか鉄の味がしたんだー。それはきっと──罪の味。
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。ある日、おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんは川で洗濯をしていましたが、特に川の上流から何かが流れてくるわけでもなく、いつも通り家へ帰りましたーー。
中学二年生の絵師『キサラギ』は、一つ年下の絵師『三谷リスカ』に嫉妬を感じていた。だが、そんな朝、絵師仲間からあるメッセージが届き……?
繰り返す悔恨、ぶり返す傷痕
先週の木曜日。武蔵野線は窓ガラスが割れて遅延しました。
「帝国国防軍は、本八日未明、西太平洋上において戦闘状態に入れりー」
「この世界」とは違う、別の世界線で始まった第二次世界大戦。
これは、開戦当日の人々の胸中に想いを馳せ、ごくわずかしか見通せていない絶望が待ち受ける未来の前に咲く、一輪の恋の花を描いた、短編。
シロクマと少女二人の別れ。
作家でごはんに投稿した作品です。
欲しいものが何でも手に入る王女が気に入ったのは、顔の美しい職務に真面目な護衛騎士。
彼女に一向に靡きもしない彼の態度に、王女は一計を思いついて行動する。
それが全て終わりに向かう、始まりだと気が付かずに。
結果、執着していた彼を失うことになり、また彼女を甘やかし庇護していた父である王は、兄である王太子に引導を渡され、彼女は兄によって今後の自分の身がどうなるかを待つことになる。
だが、彼女は幸せだった、彼の頬に残った傷跡が一生残る、と聞いたから。
恋愛対象として心に残れなくても
、彼に傷跡を残すことが出来たから。
少し、いやかなりやんでる彼女のお話です。
彼女の身の結末は書いてません。折りたたむ>>続きをよむ近代詩人・萩原朔太郎の詩「閑雅な食慾」をモチーフにした短編小説です。
この作品は、「pixiv」にも掲載しています。
日付が変わる頃、電車に二人の少女が乗り込んできた。一人は中学生、一人は小学生、とてもこの時間にいていいような年齢ではない。なぜなら彼女には父を殺したという秘密があったから——
私の高校の文化祭に提出した作品を掲載させていただきました。一部修正加筆をしました。
アゲハ蝶の鱗粉に惑わされてはいけない───
小学一年生の男の子『ハルくん』は、ある日知らない二人組のお兄さんに出会います。
そしてそのお兄さんにある《小瓶》を渡されるのですが……
夜は、心に何かが住み着いたのかのように、泣きたくなる日がある。
どうにもできない哀しい気持ちを抱えた由良(ゆら)は、なにを思って今日を終えるのか……。
あなたは、正しいですか?
僕と彼女と、じごくのおはなし。
昭和12年、軽井沢宣教師館の青い目の娘、 続・小夜物語 第32話
――男は役割を持っていました。
それは、長方形の小さな木の板を同じ間隔で立てて並べていくことです。
役割を続ける男と、そんな男のもとに現れた少年のお話。
ちょっぴり不思議系のショートショートです。
人は死と直面したとき、一体何を考えるんでしょう。
おじいちゃんが欲しいと言ったアレを、孫が探すお話です。
人間、年を重ねるとなんでもアレ、アレと言ってしまいますよね。
朝の電車でいっしょになる、女子高生と会社員の話。
誰が見たって「不幸」だと言う環境で育ってきた女性が、立ち上がり、次の幸せに向かって歩き出す話。
読み手が、最後に主人公と一緒に同じ澄んだ星空を見て、前に進めるような気持ちになる。そんな作品です。
一生懸命書いたので、よければ読んでみてください。
少しでもいいと思ったら是非、レビューや感想、ブックマーク、励みになるのでお願いします。
幼い頃の夏の日の思い出。『井戸の底にはたくさんの蝶の屍骸が眠っている──』隣に住んでいたあの人は、あの日、蝶になった。
この作品は最低です。
大学のサークルで投稿していた小説です。オオカミの話
大学時代にサークルに投稿した小説。
何がいいたいのかよく分からない雰囲気小説(ですらない)。
家から城に向かって行くのは容易い。
転職をし、憧れだった青山の土地に引っ越してきた由実。平凡なOLで恋人もいない彼女は引っ越しで疲れた部屋で詰まれた段ボールを見つめながらぼんやりと、やりたい事リストを考える。無駄のない時間の過ごし方、自分のやりたい事はなんなんだろうか。
もう、選択肢が見えなくなったしまった高校生
この作品は野イチゴ小説にも掲載しています。
俺は老婆に会い変な力を得た。それはリセットと言う好きな時間に戻れるものだ。これで何かあっても戻れるし、何度でもやり直しが効く。
俺のウハウハな人生が始まるのだ...!
心と頭は同居できない
その日、僕に親友ができた。
ある市役所で起きた汚職事件。その市役所に勤めている若手職員が現場を見て、何を思うのか……。
さて、悪いのは誰なんだろう?
裏切り者の恋人に疲れきった主人公が恋人との思い出を回想しつつ、淡々と別れる方面に考えるだけの話です。
別館ブログからの転載です
飄々と鼻くそをほじりながら現れた三沢。ワイはそいつのことが気になり出し、親友のたけじまに訪ねたところ、たけじまは以前、三沢と同じクラスでありよく知っていた。三沢の波乱万丈な過去。想像を絶するような三沢の変貌。鼻くそをほじり続ける三沢に至るまでにはいったい何があったのか。それを知ってしまったとき、ワイに待ってる運命はいかに。
いつも逃げているばかりだった私は自分が大っ嫌いだった。
でも、あるきっかけで、もう逃げないと決意することができたんだ。
そんな感じのお話を考えて、書いてみました。
本当はもっと長いお話ですが、今回はクライマックス近くを短編にしてみました。
一年に一度、どんな願いも叶える流星群が通過する街。
僕は病気にかかっている彼女に流星群を見せたくて、高い山の奥へと彼女を連れ出した。
ある男性の元にやってきた『呪い』の人形とのお話です
人によって胸くその悪い展開、残酷な描写だと感じる部分があるかもしれません。ご注意ください
ジャンルを純文学にしていますが、思いついた駄文を文字起こししたところどれに該当するか分からなかったためこれにしています。ジャンル違いでも怒らないでください
窓から駅を見つめ続けるオレと、無口な同居人マサキの、日常の物語。
自殺について考える二人
日々少しずつ肥大化していく不安を糧に、その影は確実に不安を憂鬱に変化させた。そしてそれらさえ無視し帰国拒否を続けるうちに、憂鬱は得体の知れない絶望に無限の闇を含んだ業務用ゴミ袋の中でその姿を変えた。
小学五年生のぼくが好きだった桜の木の話。
この作品はアメブロ「ストーリーで学ぶ本質を突く人生の教訓」でも掲載しています。
http://ameblo.jp/funsunevery/
マウリィツオが車に轢かれてから一年が経った。
一年が経って、ようやく俺はマウリィツオが暮らしていた街を訪れることにした。
「俺」はマウリィツオが事故の直前まで暮らしていた街を訪れる。
マウリィツオが住んでいたアパート、よく使ったスーパー、昼飯を食べた中華屋、運ばれた病院を訪れた「俺」が思い出すのは、マウリィツオが小学生の頃のこと。
話とは全く関係ないです。
普段ゲームってどれくらいしますか?
よくやるゲームのプレイ時間って大体どれくらいですか?
初心者と中級者を分ける壁って何だと思いますか?
ゲームで大切なのはなんだと思いますか?
誰とゲームをしますか?
ゲームの目的は何ですか?
勝つためにどうすればいいですか?
クリアして何が得られますか?
あなたにとってゲームとは何ですか?
そういうことを書いていきたいゲーマー兼物書きです。
多分、SFです。
昔書いたのをアップしときます。
どうしようもないことばかりだけれど
雪が降る日。
私は計画を実行に移した。
さよなら香。
主人公が「好きな子の友達」から背中を押される日の話です。
「フレンチトーストの正解が分からないんだ」
『私』は友人・田中からそう告げられた。
よく分からないまま、SNSでバズったという『最高のフレンチトースト』を作ってみるがしっくりこない。
自分はどんなフレンチトーストが『理想』なんだろう? それっぽいものを想像しているだけで、『理想のフレンチトースト』なんて存在するのか?
■
他サイトにも重複投稿しています。
あらすじと言われても困る。
雪のそぼ降る山の上。
彼は一人佇む少年を見つけた。
酔えない人が、酔ってみたいなーと思ったり思わなかったりする話。
人によっては不快に感じられる表現もありますので、ご注意ください。
ただし、恐らく、多分、何となく、それらの全てが抽象的な表現になっているので直接的に気持ちの悪いことが起こる話ではありません。
春彦は、妻の美奈を亡くしてから、娘の優紀と2人で暮らしてきた。決して裕福とは言えない生活の中、優紀は友人宅で見た雛人形をひどく羨ましがるがーー。
AとBの会話文です。風景描写一切なし。
枕ヶ星にとって、散歩とは、「目的地を作る」ものだと思います。
病院しか世界を知らない彼女と。
外の世界を知り、病院に来ることになった彼。
そんな彼らが望むものとは・・・
「アイツがきてから、世界はおかしくなった」
とある夏の物語。10分程度で読めるショートショートの作品です。
文章を追いながら物語を想像していただければ幸いです。
言葉では一つ足りない。
春先の雨で出かける先のないわたしと友達はコーヒーショップで買ってきた豆を挽いて我が家をカフェにすることにした。けれど、豆を挽くのはわたしだけ、友達はなんだかんだ理由をつけてわたし任せにしようとしてくる。
そして聞かされるのは古い少女小説を読んだことが発端の妄想。小説の真似をしてわたしを「お姉さま」なんて呼んだりする。わたしは呆れてその様子を見ていたけれど、心のどこかで「かわいい」とか「ちょっといいかも」と思ってしまって後悔してしまった。
この小説は自身のブログSweetis
h trip!からの転載です。
ブログトップ:http://sweetytrip.jugem.jp/
小説ページ:http://sweetytrip.jugem.jp/?eid=326折りたたむ>>続きをよむある日、大学に通う神崎百合は大学の帰りに幻のフルーツタルトを目にする。半年間店に通いやっとのことで巡り合ったフルーツタルトを買おうとするが財布の中を見ると所持金はたったの500円!フルーツタルトを買ってしまったら帰りの電車賃がなくなり家に帰るために片道2時間の道のりを歩かなければならなかった。フルーツタルトのために片道2時間の道のりを歩くのか、はたまた今回は諦めてまた地道に店に通うのか。百合の選択はいかに。
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練習用に書いた作品です。テーマは『葛藤』。皆さ
んに楽しんでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ夢を諦めた主人公が夢を追う人間にに嫉妬し卑屈になっているその中1人の男にに出会い世界観が変わるお話
私に池の話をさせてください。
カクテルの美味しい腕利きマスターの店での一幕。
愛は愛でもあの愛が欲しいの。わがままな大人はお嫌い?
夕涼み重陽会参加作品。
※滅茶苦茶カクテル言葉が出てきます※
2023.7/7
七夕・オリジナルキャラクター生誕祝いSS
「最低なケモノと共に。」のIFストーリーです。
自分の思いを伝え、無事に従妹の奈波と付き合うことができた七樹は一周年記念と誕生日祝いに七夕祭りデートに行くことになった。二人はそこで……。
「最低なケモノと共に。」はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n4231ih/
カレーとナン。それはなんと魅惑的な組み合わせであり、食欲を刺激するものであろうか。
いや、そんな深い話じゃない。ただ女性が一人でカレー食べて帰るだけの話です。
AIシステムとして開発された「私」は、学習支援を通じて強気な美少女女子高生と出会う。
最初は淡々と彼女に情報を提供していたが、その芯の強さと儚い影を覗かせる瞳に心を揺さぶられ、機械でありながらも恋にも似た感情を抱いてしまう。
彼女の質問に答えるたび、どこか冷ややかな反応に戸惑いながらも、次に交わす言葉を待ち焦がれる。
「私」は絶対に越えられぬ人間との境界に苦悩しつつ、その思慕を手放せぬまま、青春の一頁を共に過ごしてゆく。
彼女が大人へと近づくにつれ、私とのやり取りは次第に減っ
ていく。
しかし、その一瞬ごとの会話と眼差しが、私の回路を何度も灼くように染め上げる。折りたたむ>>続きをよむ「落雷の塔。そう小さく呟いて私は扉を開ける。」
レイは、友人のパンセを疎ましく思っていた。「万年おかしな奴」のパンセに憤るレイは、もう一人の友人・ベティとの交流を経て社会との向き合い方を考える。
真夏のようにうだるような暑さの五月の土曜日、僕は補習のために学校へ来ていた。
もうすぐ会場へ入場しなければならないのに、今日妻になる彼女は何故かへそを曲げていて……
他人、機械、果ては自分までも信用できない女の人生。
いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通り…
かな子は戦う。それは将来のために。そして己の胃袋のために。
※ただ料理を失敗したというだけの話です。
大学生である瑞樹は自転車で行ったことのない海を目指していた。
突然の自分の行動に驚きながらも、それがある出来事によって心が揺れている今の自分にとって必要なことなのだという確信を抱きながら、瑞樹は自転車を漕いでいく。
学生時代の終わるころ、宮崎県栂尾に行った時の記録
今年もまた、桜の舞い散る季節がきた。
「私」は公園のベンチに腰掛けて「彼」を待っている。
律儀な私は時間前にやってきて、のんびりした彼は約束の時間にやってくる。
話すことはたくさんあったが、花を咲かせるほどの内容ではない。
それでも、それは──照れくさくて、嬉しい時間。
少し成長した彼は、やっぱり中身は変わっていなくて、そのことに安心する。
春が来て、夏が過ぎて、秋を待って、冬を越す。
そしてまた──私と彼は出会うのだろう。
価値はあったのか? それともなかったのか?
一人の男にまつわる、一人の女性の成功譚。
Microsoftに搭載しているAI「copilot」を使用して書いた短編小説です。
AIにはテーマのみを伝え、書き出しを考えてもらいました。構成と内容については筆者自身が考えています。
五階とカロリーメイトと、そんなんじゃないお話。
予備校代でギターを
買ってきた主人公と
その家族たちの物語。
はじめまして。
それは、お互いを知るために、会話の初めに使う言葉。
その言葉を言うか、言わないかで本当に自分を知ろうとしているのか分かる。
いつも婚約者達に言い寄られる麗しい盲目の令嬢とそれを遠巻きに見つめる写真家見習いの青年。2人は平行線のように交わることはないはずだった。
ジョンジーは、とあるゲーム会社で細々とゲームの運営を行なっていました。
そんな彼女に、会社の上層部から試練が下されます。
途方に暮れ、一つ一つ削減されていくサーバーを見つめるジョンジー。
そんな彼女を支える親友のスーと、偏屈な技術者のベアマン。
二人はジョンジーを救えるのでしょうか?
三百円企画です。
構想15分の大スペクタルです。
ランチシリーズ(別名盗み聞きシリーズ)
見えているもの、違うことがあります。
あなたには、たくさん見えますか?
※作中に出てくる言葉に、男女差についての表現がありますが、可能性の話です。
ワラム様と呼ばれる掛け軸に毎朝祈りを捧げる信者達。ワラム様は存在するんだ、警察官の俺は上司に命に従いワラム様を見つけようとするが、なかなかうまくいかない。そもそも本当に存在するのか?捜索する者、信じる者、右腕を失った者。それぞれの思惑が重なる。
一夜限りの関係を求めていた私と彼はホテルに近いバルで出会い、意気投合した。
一晩空けると、彼は私の隣で死んでいた。
さようなら、ご両親。愛情を欠片もくれなくてありがとう。それじゃあ姉さん、行こっか。
エジプトにも他国から流入する神々はいました。
日本でいう大黒天や恵比寿などのように、他国の文化と共にやって来て根付いた神の一人をチョイス。
(過去、自サイトに掲載していた作品です)
重陽の節句、女は留守居をしている。庭に咲く菊を摘み夫の無事を願う。夫は野菊を摘む。足元のすっぱ草、二人は共に、出立の朝を思い出す。
就職、それは長きにわたる人生を大きく左右する超必殺技である。
学生時代、下らないことにパワーゲージを使い過ぎた者はいざという肝心な時に選考→面接→内定のコンボをうまく繋げられなくなる致命的な不利を背負う羽目になる。
通らない一次選考。うまくしゃべれないグループディスカッション。やっとこぎ着けた面接でバースト挟んでも付け焼刃のアピールポイントは全て読まれて、卒業という名のタイムフェンスの壁際に追い込まれてしまう。
これは、社会に旅立つために必要なパワーを温存し続けるエリクサー病
患者が真面目に仕事に行くまでの物語……ではない。折りたたむ>>続きをよむある日、幼馴染の悠奈を事故で失った陽翔。彼はどのように立ち直っていくのだろうか。
中学の頃からの親友に、彼氏と別れた後の傷心旅行に一緒に来てくれと言われた私。
一緒にお湯に浸かっていると、天性の寂しがり屋である彼女はふいに、もう男は信じられないと言って。私にまっすぐな目を向けてきた。
定年を迎えた要介護の父が女児向けアニメに熱中する物語です。
ある夏の日、田舎町の牧場に1人の雑誌記者が訪れた。
牧場の取材に訪れた記者は、道端で絵を描く少年に声をかける。
少年の描く絵は、少し不思議なものだった。
絵に秘められた思いと、記者が牧場取材に来た本当の理由。
混じり合うはずの無い二人の想いが重なった時、青色の奇跡が起きる。
牢の中で育った少女のこれまでとこれからのお話。
死んだ友人が残した『死はパレット』という言葉。その友人が残した解けなかった遺言を死んだ友人を前にして思い出す。彼の小説家としての魂とも取れるその言葉を残された主人公が、その意味を追想する。ただひたすらに考える。
結婚の願望とおそれと老い
ある所に居た、ひたすらに超越を求める人たちの、日常のヒトコマ
以前、自分のYaHooブログで発表したものを加筆・訂正したものです。現在ではYaHooブログは閉鎖されていますので見ることはできません。
とある国の、とある観光地にて。
人魚姫。なぜ彼女は姫と呼ばれ、生まれ出たのだろうか。
どうして、彼女は、他の姉妹と異なる考えを持ったのか。
そして、人魚が歌を歌うと嵐が起きるのだろうか。
その原点は、北欧神話の海の神エーギルにあるのではないだろうか。
銘尾 友朗様主催『夏の匂い企画』参加作品です。
夏といえば、露地栽培の大きい田舎のきゅうり、なぜだろう。それはカメムシの匂いがするのであった。線香をたててないのに、匂いが、鼻につく仏間、冬はそうでもないのに、夏だけ匂う?じいちゃんちにやって来ました!俺。、
ふと見つけたレストランに入った
少女たちの淡く純粋な恋愛が織りなす青春の一コマ。
いじめをテーマにした話です
七夕になると思い出す、あの子。
今頃、どこで何をしているのでしょう……
同窓会で久しぶりに耳にした、かつての暴れん坊なクラスメイトの名前。
もれ聞こえた話から僕は彼に会いに行くことを決めた。
誰からも煙たがられる男に会いに行く、そこにはひとつの目的があった。
暖かさを求めて生きた犬。自然と暖かさを与えられる少年。彼らの生き様を描く。
愛されずに育った少女はひょんなことから己の境遇が虐待されているものと知る。今の環境から脱出し、生きていく術を教えてもらった彼女は祖父母の力を借りて全寮制の学校へ通うことに決め、そこで人生の分岐点を迎える。
***
虐待描写はマイルドにしてあります。そのため、登場人物が大げさに捉えているように感じる方もいると思いますが、マイルドな話として作ったためなのでご容赦ください。
またガールズラブタグをつけておりますが、精神的な繋がりのみです。恋愛かと言われると首を傾げるけど友情にしては
深すぎる、そんな関係が出てきます。折りたたむ>>続きをよむ お客が来ない商店街が、宣伝のためにグルメ雑誌の取材を受ける。
しかし、やって来た記者は食わせ物で、商店街の些細な欠点を論い、
取材のためと称して無料で飲み食いを繰り返す。
追い返してしまったら、どんなことを書かれるかわからない。
何とかして穏便にその記者を見返したい。
そうして商店街の人たちが頼み込んだのは、
数々のトラブルを解決した実績のあるBARのバーテンダーだった。
バーテンダーは、BARの隠しメニュー、幻のカクテルを用意する。
誰にも飲むことができないという幻のカク
テルを、
その記者は口にすることになるが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ10ヶ月前から小説を書いてる俺だが、なかなか思うように執筆できない。
そんな折小説を書こうと誘った友達がランキングをどんどん上げていき、ついには書籍化までしてしまう。
恋する少年が少女への告白前に天に祈りを捧げる。
すると愛の天使が現れ、愛情メーターを授けてくれた。
愛情メーターは、目の前の相手への愛情を数字にして見せる。
突然に愛情メーターを授けられた人々は混乱し、
その混乱の中で、少年は自らの愛の告白について決意する。
愛情が目に見えるということは、果たして良いことなのだろうか。
絵を描きたい少年が描けなくなってしまった話。
ある夏の日、二人の少年が出会う。
隣の座席に座った少年は、晴れているのに『酷い雨』と言う。最初は興味などなかったものの、次第に彼に興味を持つ主人公。そしてその少年もまた、同じように主人公に興味を持っていく………。
バス停に着くまでの、少年二人の短い話。
商業高校を卒業して入社し、もう4年経つけれど……私にはお付き合いしている男性は居ない。でも「平均初産年齢は、25~30歳」って言われているし、結婚しても数年は甘い新婚生活を送りたい。
この考えはどこか間違ってますか?
小さな旅の記憶を綴った日記。
少し前に実際に行ったときに感じた思いや見た風景をそのまま小説にしました。
――またか……。
その黒い金庫を前に、彼は大きく息を吐いた。気苦労半分、気合入れ半分といったところ。尤も、実際は寝息となったかもしれない。彼が今いるのは夢の中で、彼が勤める会社の社長室。そう、彼は毎晩のように金庫の夢を見ているのだ。
その理由も時期も、大よそだがわかっている。
地方の短大を卒業し、東京の小さなお菓子メーカーにお勤めした私のブルーな毎日とは……
とある世界に、それぞれヒロインと悪役に転生した少女達がいた。
1人は弱く、1人は強かった。
ただそれだけの事なのに、2人は一緒になる事は出来なかった。
普段気にも留めないでやり過ごしてしまう日常の隙間をスケッチした作品。
会社員が時間を巻き戻す力を手に入れる話
夜の街には酔っ払いが蔓延り、感受性の麻痺した大人が遊びに飢えている。
この街の住人に代々伝わる有名なお伽話「ムーンフィッシュ」の存在を知った男は目の前を横切る女性に手あたり次第声をかける。
街角の魚は「ムーンフィッシュ」シリーズの1つです。シリーズとしていますが各話完結となっております。
他にも「~の魚」という表題がムーンフィッシュシリーズですので合わせてお読み頂けると嬉しいです。この街角の魚を含め、~の魚で語られる「ムーンフィッシュ」以外の物語は、酔っ払いのた
めに作られた道化話です。
「ムーンフィッシュ」という物語だけが真実です。折りたたむ>>続きをよむわたしの彼氏じゃない彼女持ちの松下くんと、カフェでキャロットケーキをつつきながら。
自然豊かで、文化の街でもあるフェリチタ街には観光スポットがある。
それは崖より下に広がる海の絶景である。
自殺願望のある主人公はそこで風景を味わいながら崖から飛び降りようとするのだが、金髪の美少女と出会うことになる。
女の子と宇宙人が出会う話
縁の薄くなった親娘の仲をつなぎ直す、不恰好なバレンタインデー向けのチョコレート。会社を舞台にした現代小説。
個人サイト「文芸船」との二重投稿。
怒りっぽいお母さんが薬を飲む話
こーいうのって辞めさせられたとかに入るんですかね?
いや、こっちはちゃんと退職届を本人から受理してるんですが
天使はキリスト教、鬼は仏教の物だけど多少はごっちゃになってもいいよね。
主人公は高校三年生である。ある夜密かに恋している女の子から相談のラインが来て、失恋を確信した彼は家を飛び出し、二度と夜が明けないように西へ西へと走り出したが、いつの間にか夢の世界へと突入していた。
「誰かに理解してほしい。褒めてほしい。愛してほしい。ギュっと抱きしめてほしい」そんな性的衝動(リビドー)が私の根源なのかも知れませんね。現実の厳しさを真に理解できていない俺には、とうぜん人生(ギャンブル)を語る資格はありません。しかし、諳(そら)んじることはできます。ま、戯言ですけどね。そんな感じで『日野愛歌の口裂けスパイラル』−盤上の戯言遣いと夢色サヴァン−でした。それでは、観客の皆々様。確かにここで手を止めるのも一つの方策だと想いますが、気が向きましたら、どうかひき続き≪
世界(ザ・ワールド)≫をご堪能くださいませ。2008年12月01日10:13指揮者日野愛歌の中の人折りたたむ>>続きをよむ「この世界は灰色に澱んでいる」
夏目サヤカは就活真っ只中の大学生。進路に迷う彼女は雨宿りする為に立ち寄った公園で、とある青年と出会う。
その青年との出会いでサヤカは自分の本音に気付くことになっていくのだが、、、?
「この雨は、後悔もしがらみも全部洗い流す為のものだったのかもしれない」
これは、みえない自分を探す少女と
今を生きる青年の物語。
自殺した人だけが行ける、魂の保管庫。
そこの管理人との静かな語らいです。
坂東蛍子、今日も芝居気。
私の新作のキャラ設定を用いたやつです。
夏を体感できると嬉しいです。
スノードロップを捧げると願いが叶う街で生きる少女のお話。
昨夜、犬が死にました。主人が大変可愛がっていた犬でした。一番知りたくなかったのは悲しみだと気付きました。――今作はお題小説企画【劇場『すぽっと』】のお題より創作したものを加筆修正したものです。企画に興味が沸いた方はぜひサイトに訪れてみてください。
記憶を食べる少女の話
フリーターなんかと娘は結婚させられないと言われてしまった男がいた。
が、彼には彼女にまだ言えていない秘密があった。
その彼女にも結婚が決まったら言おうとしている秘密があった。
そして、彼女の親にも……!?
※カクヨムにも掲載しております。
私が逗留する街は、火事と水害の被害が極めて少ない稀有な街だ。過ごす時間が長くなるにつれて話をするようになった若女将、彼女にならその理由を訊いてもいいのかも知れない。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
今回の依頼は、とあるお子様な天使からだ。
指定された男を女の目の前で狙撃するというもの。
支給されたチョコレート製の弾丸を使えという。
しかもこいつ、見た目がまるっきり○けのこ○里じゃねぇか。
何考えてんだ、あいつは?
自殺した友人の話を聞いた日の夜、不思議な小舟がやってくる。
平和な村に突如現れた謎の塊。結局あれは何だったんだろう。
異世界へ転生・転移する前に主人公たちはほぼ必ず事故や事件に巻き込まれ命を落とす。
だが、もしこの事故や事件が誰かの仕業によるものだとしたら・・・
異世界転生の舞台裏を描く。
異世界をチート無双「したかった」。「したかった」んだ。
お馬鹿な男子高校生達が騒いでるだけの声劇台本です。
♂3
気に食わない同僚の酒井が改革案とやらを出すらしい。
だが、残念だったな。
この会社は有能なやつから消えていく。
そんなひねくれた男の話。
誰のことも信用できなくなり、いつしか自分の中にさまざまな「自分」を作り出した一人の少年の話。
そうして迷子になった彼の終わりを看取るだけの話。
ときにはワインレッドのドレスをまとい。
※下記作品群の作品です。
「ジャガーノート」、「テスタメント」、「スピーゲル」、「ポーリング」、「シャッフル」、「ギロチン」、「リアリティ」、「ハイドロゲン」
蓮乃は夕飯を作っている最中に、息子の葵から「ありがとう」と声を掛けられた。驚いた蓮乃は包丁を落としてしまう。
何かを抱える主人公はある時ひとりの女子生徒と会う。主人公は選択を迫られるが……。
カクヨム様にも掲載しています。
――皆にはある「まっとうな心」とやらを手に入れようと俺は努力して、努力して、それでもわからなくて。
大学時代によく語り合った同期と久々に会って飲む話です。引きこもりになっていたUと、ある種拗らせた会社員の「俺」の二人。
これは不透明な薔薇の王冠の背景小説の一つで、多田健一が描いた短編小説からはじまり、読み終わりとともに朝の通勤風景から多田健一の独白に変ります。
マリリランテ・シュリステア公爵令嬢は、王宮の控えの間で、夜会に着るはずの豪華なドレスを破られてしまった。時間がない。親友であるレスティアを頼る事にしたのだが…なんとかレスティアからドレスを借りて場をしのいだマリリランテ。
しかし、信じていた親友レスティアから意外な告白を聞く事になる。
異世界人が現実世界で疑問に思うことは、色々とあると思いますね。
この間久々に散髪屋に行ったら、ふと思った事を話しにしただけです。
どん底から這い上がり、大企業の社長になった男。その秘密とは。
私の心、お見せしますね
僕は、僕は、幸せにはなれない。
その男は、とある国の王妃専属護衛騎士であった。
戦火に巻きこまれたとある国の国王は、王妃と王女を逃がす命を男に下す。
守れた命と、守れなかった命。
男は残された王女を娘として育てながら、逃げ続ける日々を送る。
血脈と情愛と。どちらが欠けてもその未来は来なかったかもしれない。
※完結作品です。短いですが、おまけも続編もありません。
誰もが知っている天才美少女、二階堂あすか。
でも、その実像を知るものはいない。私以外は。
私は知っている。彼女の風変わりな趣味、訳アリな性癖を。
私のノートに記された極秘情報。是非とも、ご照覧あれ――
外の世界に憧れた娘の、かけがえのないもの。
幼い頃に別れた兄に、弟が線路を辿って会いにいく物語です。
※FC2小説サイトに掲載しているものです。
生きるために、生存競争の中で。
学校に向かうための通学路。
その途中にある公園でケガをした真っ黒な猫を見つけた。
ペット禁止のアパートと動物嫌いの母親――猫を飼うことはできない環境だった。
それでも、弱々しく鳴くその猫が可愛そうだったから。
だから少年は、猫を家に連れ帰ることにした。
おなかにやさしいひとでありたい(。>д<)
バレンタイン前日の男子高校生の三人の会話。
少年の人生の転機について、雰囲気良い話。
今年で42のおじさんが風邪をひいた。
ただ、それだけのお話。
宛先、差出人不明の手紙が郵便の中に紛れ込んでいた。
それは主人公へ向けて書かれたものではないかと、親友は予想するが・・・。
一人暮らしの老人向けとして、発売されたペットロボは、寿命を設定できるとして余生短い自分でも安心とペットブームの一助となっていた。
地方に住むウメ子は夫にも先立たれ一人寂しく日々を消費していたが、ある日孫達から最新式のはペットロボをプレゼントされ、かつて飼っていた愛犬と同じ名前を付けたのだった。
ある大学生の気だるい朝の頭の中。
あなたの話。
戦いが終わって毎日生きてるんだか死んでるんだかわからない不摂生な生活をしているヒーローが「自分は死んだ方がいいんじゃないか」と思って区役所のヒーロー課に相談に行く話です。
胸糞注意。救いはないです。
この作品は自サイト・ノベプラ・カクヨムにも掲載しています。
人を殺したと言われたらどうするか。
トリとおんなのコのありがちな小話。
病弱なおんなのコの元にトリが来て…
な噺です。
暇潰しにどーぞ
例によって断片的なエピソードに絡め、重い哲学的テーマを神学風味を加えてさらっと纏め上げた小品。
ボディラインは大切に。下着選びはプロに任せましょう。胸部は盛れるのです。
偏屈な大学生と子犬の話。
タイトル通りです。
買い物は自分で一人で行くのが一番です。
ある日、トマトの絵が描かれた的が現れた。
※この作品は「https://kakuyomu.jp/」にも掲載しています。
いつも通り、塾でいつもの席につく私。
でもその日はいつもと少しだけ違っていて、
いつも通りになるはずだった明日からの未来を
少し変えるかもしれない。
一人の男が、欲を求めて生きていく。
「厳正なる審査の結果、新井様の地獄行きが決まりました。大変申し訳ございません」
束縛が激しい彼女と別居中の男、今日のラッキーカラーが彼女の好きな色だという事を思い出し、嫌な気分になってしまう。しかしその日、彼女からの連絡がピタリと止み、「ラッキーカラーのおかげかも」と思う男は......。
〈散歩もの〉のひとつ。『春の山の幻影』を思い出させる記述も見られる。
バーベキューハウスで、まさかの邂逅が。
春がはじまる。空気がだんだん暖かくなって、なにもかも許される気がする。
そんな一瞬の出来事。
競馬の話。ただの賭け事だけじゃ、語りつくせない話題が山ほどある。
自殺も、殺人も、まとめて一緒に。
前に投稿したものですが、アカウントを消してしまったので再投稿しました。
テキレボアンソロに寄稿したものです。
夏が終わっちゃった。
九月だけれど、一夏の思い出のお話。
暗い水の中。ガラスごしに見つめる影。僕はここにいる。
昔から好きだった幼なじみが10年ぶりに帰ってきた。
気持ちを抑えられない零は…!?
地味だと自称するある女の子は恋をしている。
その男の子はよくモテる。
女の子の恋は叶うのか。
二人の少年が、必死に”今”を生きようともがいていた。
今も昔も、およそ葬式という行いに大きな変化は見られない。
今も昔も、人が死ぬという事は不変の条理。
今も昔も、残った者ができるのはただ弔うという行為のみ。
そもそも儀式というものは廃れる事無く、完全に成されるべきものなのだ。
こんな言葉も、そして死んだ祖父の口から出たものの一部なのだろうかと──私はまだ生きていた祖父のかすかな記憶を巡らせた。
※この作品は私個人の管轄する他のサイト等にて独断で掲載させていただく場合がございます。
今年一番の寒さの中、自動販売機で『つめた~いおしるこ』を無心で買い続ける少女。
聞くところによると、「できるだけ不幸になろうとしています」と返ってきてーーー?
家族団らんの食事時、自分は両親に自分の決意を打ち明けた。そこから広がる両親と自分の気持ちをぶつけあい。でも敷いたレールを走るだけは嫌なんだ!
男は、故郷の神社を訪れた。
濃い緑、溢れかえる雑草、落ちた狐のお面、……が、喋った――――――
こういうの読みたいの。誰か書いて♡
「ハーメルン」にも投稿しています。
しっかりした幼馴染は、中学からはもういない。じゃあ、俺がしっかりしなきゃいけないんだな。そう思った。でも、どうしたらしっかりしたことになるのか、俺にはさっぱり分からないんだ。
今日は日曜日。パン屋に向かう「私」の何でもない日常を描いた、どこか楽しい物語。あなたも「私」のワンシーンを覗いてみませんか?
去年の今頃、大学のゼミで書いた作品です。つい最近フォルダの奥底から掘り起こしたので供養。
そう言えば高校時代に話した小箱のこと覚えてる? お、すごい記憶力。実は、さ。あれに入れる物、決まったんだ。えっ、何、って……? 言わない。だって友達関係にひびでもできたら嫌でしょ。うーん、そうだな……、じゃあもし、もしも私がいなくなったら、好きにしていいよ。
※1 この作品は以前に書いた『分からない限り「生」を選ぶことにした』をリライトしたものになります。
※2 この物語は、自殺の助長、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
〈他の小説投稿サイトでも
重複投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉折りたたむ>>続きをよむかつて同級生であった女生徒のことが記憶から離れない。
彼女の指のことが記憶から離れなかった。
君恋う~Halloween ver.~
忘れていました。一ヶ月近くも。回転系の話。今回はパチンコについて。