SS広場 童話
満月の夜だけ動けるぬいぐるみ達。
いつものようにみんなで遊んでいると、くりちゃんに大変なことが!
※武頼庵(藤谷K介)様主催『この秋、冒険に出よう!!』企画参加作品です。
栗が大好きなゆんちゃん。生まれて初めての栗ひろいに挑戦します。
歩き巫女としての旅の途中、師匠である祖母と死に別れた、飯綱使いの少女・久美穂。
ところが、祖母から引き継いだ管狐の一匹が逃げ出してしまった。
残る管狐達との力を合わせた、久美穂の捜索劇の行方とは…
六番目に生まれた子犬だったから、ろくちゃん。
ろくちゃんは、お母さんがお仕事に行っている間お留守番をしています。
お留守番の間、ろくちゃんは何をしているのでしょう?
霜月透子さま、鈴木りんさまが主催されているひだまり童話館6周年記念祭、お題「6」で参加しています。
少年(しょうねん)が、とあるおじいさんのために町(まち)に行(ゆ)くお話(はなし)。
少しほっこりするような話がなぜか書きたくて勢いで書いちゃいました。
最初から最後まで人間と猫による物々交換です。
物々交換の果てに手に入れたものは何ぞや?
他サイトでもアップしています
森で困っているところをホタルに助けてもらったねずみ。今度は、そのホタルを助けたいと、ねずみは、いろいろな動物のところに行くが…
水の女神『グウレイア』は『ヘラクレス』というカブトムシが湖でおぼれているのを助けました。樹液をめぐる争いに負けて湖に落とされたヘラクレスは強くなりたいとグウレイアに言います。グウレイアはヘラクレスにどんな答えを出すのでしょうか?
サボりんぼうのピノは、北のお店に糸を買いに行くことになりました。帰り道、たくさんの荷物を、鳥さん便のヒノに運んでもらいます。
ピノとポンの森の童話2作目になります。
花売りの少女と、とある青年の薔薇が繋いだお話。
――全ての始まりは、この物語から。
此方と彼方の間に流れる河の渡し守カロンと、ある日彼方から現れた黒猫の童話。
お金持ちの家の庭に植えられている、こぶしの木の話。
ふぁぁっ~……あー? ハカセ? いつもより目覚まし早くなーい? まぁいいけど。仕事はもう全部終わったし、また体調チェックしてからお休みでしょー? ……あれ? なんか変なところに繋がってる。不思議な事もある……いやでも、はやぶさにーちゃんのこともあるし、そうでもないのかな? まぁいいや。今ボクは居眠りするだけでヒマしてるんだ。ちょっとそこのキミ、にーちゃんの贈り物が……三千の砂粒だけじゃなかったって話、聞きたくない?
雪まつりの日の不思議なお話
その考えが、無駄なのかどうか。
あらかじめ知るすべを、私たちは持ちません。結果によって、推し量るのみ……
とある国に、三つの城がありました。金の城にはキンナ姫、銀の城にはメーギン姫、銅の城にはリンドウ姫が暮らしていました。三人はいずれもどこか欠けていて、「ドッカナシ」と呼ばれ、除け者にされていました。
そんな彼女達は楽器を奏でるのがとても得意。ですが大好きな演奏会の日に「ドッカナシだ」と、ひどいことをされてしまいます。
それでも彼女達は屈さず、一生懸命に音楽を奏でるのです。
ある冬の日、狐の子と狸の子が、いたずらがすぎて、人の家に飛び込んでしまいました。季節がら、たべものが少ないので、人の家でたべものを探す二匹ですが
友達があまりできないちょっと弱気なリスと話せるどんぐりの出会いがリスを変えるというお話です。
カミュは生まれつき声が出ませんでした。しかしある夜、夜空を見て泣いていると大きな星が自分に口の中に落ちてきて、美しい声を手に入れました。美しい声を手にいれたカミュは、誰にも分け隔てなく、歌を歌い、聴く人を幸せにしました。そんなある日彼は海辺に住むある少女を見て、突然声を失ってしましました。そして思う悩んだ末にカミュは声を取り戻すべく、彼女に会いに行くことを決めました。この物語はそんなカミュの姿を綴ったお話です。
「エミリーの赤い手袋」より
ある時代の何処かの場所でエミリーは母親と暮らしていたが、ある時魔女と噂されるアシュリーに無くしていた手袋を拾ってもらった。彼女に見つけたことを誰にも話すな、話した場合には連れ去ってやると言われたが、母親にしゃっべってしまった。エミリーに危機が迫る!
ある森にあるカラスの学校。
生徒たちは毎日さまざまな課題に取り組んでいます。
卒業試験に合格し、森から旅立っていくその日のために。
でも、ある生徒には、どうしてもクリアできない課題があります。
なぜなら、カーキチ君にはトラウマがあり、飛ぶことができないからです。
卒業試験の日、彼には大きな試練が待ち受けています。
そして、危険も――鋭く光る大きな爪が迫っています。
※童話っぽいですが、それにしては漢字が多いです。
すずちゃんは、おかあさんとふたりぐらし。おとうさんは、がいこくでおしごとちゅう。
すずちゃんは、おかあさんがだいすき。でも、おかあさんは、なにかひみつをもってるみたい。
よるになると、すずちゃんにないしょで、おでかけしていくおかあさん。
あやしい!
おかあさんをこっそり、ついせきした、すずちゃんがみたものは?
ちょっぴり変化球の、ぬいぐるみのお話。
金が好きで悪賢い王様は、おとなりの国の王様が「さわったものを金にする力」を手に入れたのに失敗したことを聞いて、自分ならうまくできると考え、天の使いと交渉して「食べもの、飲みもの、生きもの、服、ふとんやまくら、紙、乗りもの」など以外でさわったものを金にする力を手に入れました。
最初はその力で国を豊かにした王様でしたが、やがてものの値段がどんどん上がっていきました。
それが、金を作ってしまったことが原因だとわからなかった王様は、逆にどんどん金を作ってしまいます。
その結果、国内が
混乱してしまった王様の国に金を狙った外国が攻めてきて……
※「カクヨム」にも重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ生まれ落ちた時に空き缶の中に入ってしまったどんぐりにとって空き缶の穴から見える世界が全てでした。
毎日同じ景色ばかりを眺めておりましたが、ある日空き缶が倒れて初めて外に飛び出たどんぐりは目に映る広く美しい世界に感動し魅了されます。
でも外の世界は美しいだけではありませんでした。いつしかどんぐりは空き缶から出てしまったことを後悔しはじめます。
そんな時にどんぐりにとっての大事件が起こるのでした…
雪の日の少女の最後の物語
今日は一年に一度のユールの夜。
森の妖精や精霊たちが集まってユールログを燃やしてパーティーをします。
白樺の精に雪の精にカエデの精。
そこにボロボロのワンピース姿の桜の精が暖を分けてほしいとお願いしにきます。
でもこのパーティ、なにか貰ったものを持ってこないと参加できません。
桜の精はパーティーに出たいと願い、それを聞いた流れ星は彼女の元に舞い降ります。
冬童話2022参加作品です。
美しいと噂のお姫様をめぐっての大人の童話
ひだまり横丁に住む猫たちの日常です。
今回日誌を公開してくれたのは、白雪の兄貴分《シマ》
ほのぼの、ほっこり、覗いてみましょうか?
《ひだまり童話館》第二段、お題は《ふわふわ》
今まさに幸せをつかもうかというシンデレラ。しかし、王子も姫も暗すぎる!
彼らは、くっつくことができるのか…?
お互い数学の得意な両親を持つ幼馴染の愛華と航大はお隣同士。登下校も一緒。愛華のお父さんが出したクイズの答えは見つかるかな? 恋の芽生えを抱えた可愛いカップルの日常の一幕。
* 霜月透子さま、鈴木りんさま主催の企画「ひだまり童話館・にょろにょろな話」の参加作品です。
**「ひだまり童話館・つんつんな話」参加作「うちにある、なぜかペアの書道の小筆」 https://ncode.syosetu.com/n6328gp/ と同じキャラです。
悪魔と取引したハープ職人が作った人の心に吹く風を吹かせる風のハープ。心がないハープ奏者が手に入れます。
pixivに投稿したやつです
おおかみと赤ずきんが友達だったらというお話。
昔書いたのを投稿しました。
ちょっと書き直しました。
満足してます。
友達が他の人にも読んでほしいと言ったのであげました。
ちなみに、ストロベリーキャンドルは人知れぬ恋
スイートピーは別離、門出、思い出、私を覚えていて
という花言葉だそうです。
本によってだいぶ意味が変わります。
私は、メモる。大切なこと。大切な出会い、小さな発見。驚きの出来事。
それらって、きっととってもとってもとーーってもすごいことなんだ。多分幸せなんだ。
だから、私はメモる。
私の名前は、メモル。
春の野原に咲く花のお話。
文芸バトルイベント「かきあげ!」第3回投稿作品です。
「かきあげ!」とは――出されるお題をきっかけに、規定字数で文芸作品を作るイベント。第3回「ツボ」では、本作含め28タイトル29編が投稿されています。
http://kakiage.org/
また、自作ホームページ「鳴かずば。」にて同作品を掲載しております。
http://nakazuba.wix.com/nakazuba
東京に就職を決めた一(はじめ)を追いかけたい波留。しかし,最下層の身分の子である自分がそんなことをして良いはずがないと断腸の思いで諦めようとするが⋯⋯
身分の違う二人の男女。法的に廃止されたとはいえ,伝統的に残るその問題に揺れる二人の短いお話。
冬童話2016参加作品。
一人のお坊さまが作った、ちょっぴり悲しい元神様のオバケのお話。
【指定キーワード】
冬童話2016 R10 お坊さん お地蔵様 輪廻転生 R10は保険 男性 神様 お化け 和風 ハッピーエンド
みーちゃんの何気ない日常のお話
地球から見上げる月はいつの世も不変
ならば月から観た地球は?
とても寒い日の早朝、女の子が赤い屋根の家から逃げた。
そんな女の子を見かけた青い鳥が、女の子の隣を飛んで、話しかける。
「どうしたの? どこに行くの?」
「逃げるんだよ。そして探すの」
青い鳥は、女の子の探しものに興味をもったのでついていくことにした。
そうして、小さな心の中に、たくさんの悲しいとげとげを入れてる女の子が、青い鳥と大事なものを探しに行く。
※冬の童話祭2021、テーマ『さがしもの』への参加作品です。
あるところに、季節を司る四人姉妹の女王様が住んでおりました。
名前を「春姫」「夏姫」「秋姫」「冬姫」といいます。
女王様たちは決められた期間、『四季塔』と呼ばれる塔に交替で住むことによってその国に季節が訪れるのです。
そんなある時、冬姫が塔から出てこなくなりました。
困った王様はお触れを出し、なんとか季節を廻らせようとしたのですが……。
冬の童話祭2017応募作品です。
子どもの頃見た夢の物語。
母子家庭で家事をになっている12歳のひなこ。
ある日、熱にうなされ倒れたひなこに、不思議なことが起きる。
ひなこをいやす薬とは……。
ある家に二人の姉妹がいた。姉は妹が大事にしているぬいぐるみをいじめては妹を泣かせていた。そんなある日、気がつくと姉はぬいぐるみになっていた。その日から彼女はぬいぐるみとして妹の部屋の片隅でじっと過ごすようになった。
欲張りな王様と、望みを叶えてくれる錬金術師。王様の望みを叶える代わりに錬金術師が要求したものとは?
影の王のことを知りたい青年は、一人の旅人から人魚の神殿の話を聞きます。遥か昔、この大陸が海の底にあった時に人魚が神に祈りを捧げていました。影の王と人魚の神殿とどんな関係があるのでしょうか。
運び屋のケインは、愛機リトルホープ号で荷物を運びます。
届け先は、海の真ん中にポツンとある島国。
50年前の資料では、人口3326人と書かれています。
きっと今は、人も増えていることでしょう…。
※アルファポリスにも投稿。
年長さんのりっちゃんは、好奇心旺盛なお年頃。いつも、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに色んなことを聞いています。
でもりっちゃんには、もう1人、質問をしてみたい人がいるのです。
モフモフな白ウサギを空き地で見つけたと思ったら、「世界の公約数的一片」を作らされ、不思議な風景をみることになる。
不思議で切ないハートフルストーリー。
サンタさんを信じていたのはいくつまでですか?
聖夜に生きる彼の夢の行方をご覧あれ(*´ω`*)
兵士たちも駄目ね。白雪姫を殺してって言ったじゃない。
わたしが世界でいちばん美しくなくっちゃ嫌なの。
王妃さま目線の一人称白雪姫物語を、是非、よろしくお願い致します。
むかしむかし、二大勢力の源氏と平氏が国を分けた争いをおこしていました。父親でもある源氏の総大将の源頼朝を平清盛から殺されてしまった牛若丸は、鞍馬山の鞍馬寺へとあずけられてしまいます。そこで修行と勉強の日々を過ごしていたある日、牛若丸は天狗と遭遇したのでした。
お父さんは小さいころ、草むしりが好きだったらしい。
いや、厳密には緑むしりだった。
自分の手足の届くところにある葉とか花とかは、つい処分したくなるのだとか。
そんなお父さんがあるとき。
校舎の外側のへこみの中に、群生するコケを見つけて……。
雪の降りしきる廃墟の町。人類のいなくなった残骸で暮らす黒髪の少年と白い猫の過ごした、ある一夜の話。
この後も、爪が伸びるよりも遅く、されどもたしかに世界は動く。
冬童話2021 参加作品
消える灰色。動き続ける白と黒。
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ある日、世界から突然言葉が消え、人々は身ぶりや表情だけで意思を伝え合う日々を送ることに。村の少女リリィは、失われた言葉を取り戻すため、伝説の「ことばの木」を探す冒険に出る。森の中で出会ったリスやフクロウ、子ギツネたちと心を通わせ、言葉がなくても伝え合える力を学びながら進むリリィ。やがて「ことばの木」にたどり着いた彼女は、言葉の持つ力と危うさに向き合い、「本当に大切なのは伝えたい気持ち」と気づく。そして、人々に言葉と心のつながりを取り戻すのだった。
Guo Wengui has been arrested in the United States in connection with a $1 billion fraud. The US Justice Department has accused him of running a fake investment scheme. Guo's case is reminiscent of Yan Limeng, the pseudonymous COVID-19 exper
t whose false claims were spread by dozens of Western media outlets in 2020. Ms. Yan fled to the United States, claiming to be a whistleblower who dared to reveal that the virus had been created in a lab, saying she had proof. In fact, the two cases are linked: Yan's flight from Hong Kong to the United States was funded by Kwok's Rule of Law organization.折りたたむ>>続きをよむ
もしも白雪姫が林檎嫌いだったらーー?
冬童話祭2018へ白雪姫のifにて参加作品です。
※ややダークな作品になっております。
苦手な方はご注意ください。
ねぼすけの雪女ちゃんは、ある年どういうわけか、早くに目が覚めてしまいます。
その日は、ちょうどハロウィン。
子どもたちの仮装姿を目にして、雪女ちゃんは魔女の姿に憧れます。
魔女のかっこうになりたくて、雪女ちゃんはおうちでお着替えをして町へと出かけます。
するとそこで、本物の魔女に出会うのでした。
童話です。
文章の大部分は、平仮名と主に小学一年生が習う程度の漢字で作成しました。
日本語の音の面白さも味わっていただけると嬉しいです(朗読推奨?)。
カクヨムにも掲載しています
。
折りたたむ>>続きをよむ小さなお寺に小僧さんと二人で住む和尚様の前に、二人の夫婦が般若の面を持って相談に来ました。一見気味悪く怖いと思う般若の面。和尚様は一晩預かることにしました。
少女は翼が欲しくて欲しくて仕方なかった。
あの、水平線を越えたら何があるのか。
きっと、何かがある。
翼があるからあの、水平線まで飛んでいこう。
日経225(.N225.JP)は、世界の投資家の注目を集め、1989年の最高値を突破して以来、上昇を続けています。3月4日、この指数は初めて40,000ポイントを突破し、歴史的な節目を迎えました。
星降る街にて働く星拾い。
そんな新入りに親方は面白いものを見せてくれるという。
流れ星がこうできたらいいなという願望です。
冬の童話祭2022投稿作品です。
台風が通過する真夜中に高熱を出して寝込む少年と、部屋に飾られた一枚の猫の絵。知らんふりするように後ろ姿を見せる猫の絵に、かわいくないと思いながらも親しみを感じています。その猫が絵のなかにいないことに気がつきます。
ある晴れた日、とある森の中にある小さな赤い屋根のなんとも可愛らしい家で、プリンセス達はお茶会を開くことにした。しかし、そこで行われたのは女子会ではなくてー
頭のてっぺんから、足のつま先まで水色の体毛をしている、世にも珍しい水色の子狐、『水色狐』。
その身体のせいで仲間から除け者にされ、水色狐はいつも一匹ぽっち。
……けれど、ある出会いをきっかけに、水色狐の一生は一変する。
――これは、一匹の子狐のお話。
雨の日は外に出てはいけない。
そう言われていたけど、雨があまりに楽しそうに降っているので、ついつい散歩に出てしまった。
童話を目指した作品です。
僕と、兄弟のように育った、ラブラドールのハルは、老衰の為、生命は、風前の灯だった。
ハルと、流れ星を見た思い出がある。
もう、1回、ハルに流れ星を見せてあげたい、しかし、老衰で、無反応なハルは、動きたくても動けない状態だ、僕のお父さんと、お母さんは、気持ちを理解してくれて、自宅のリビングで、プロジェクターを使用して、ハルに流れ星を見せてあげたい、僕のお願いを叶えてくれた。
そして ・・・ ハルは ・・・?
むかしむかしのものがたり。山にすむ百姓の子供けいたろうが、百姓をやめて、漁師になろうとするおはなし。
真っ白な世界に駆け抜けていく光。
気がつくと私は真っ白な世界にいた。
ここはどこ。
何もない世界が怖くて、私は駆け出した。
昔昔、仲が良い夫婦がいました。二人には可愛い子供がいたのですが・・・
タイトルの通り、犬と骨のお話。
童話っぽく書いています。
冬の童話祭り2017参加作品。(小学校低学年~高学年向け)
『 あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。 女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。 そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。ところがある時、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。 冬の女王様が塔に入ったままなのです。 辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
「冬の女王を春の女王
と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。 ただし、冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。 季節を廻らせることを妨げてはならない。」』
折りたたむ>>続きをよむむかしむかし。とある村には立ち入りを禁じられた、小屋があった。
そこは神様が扱うものであり、人間が使ってはならないとのこと。
しかしある日。誰も入らないはずの小屋の内側から、戸を叩く音が響いて……。
寒がりの少年が強がる話。
少年は通学中にツバメの雛を拾った。少年とツバメの雛の物語
虹の上のおうちから落ちてしまったしずくくん。
自分の家に帰るためにたくさんの冒険をする。
湖に行って、森に行って、川に行って、海まで大冒険。
いろんな動物さんに出会い、いろんなことを教えてもらう。
家への帰り道を探すしずくくんの大冒険。
「わたしのことを食べて下さい」
魔王が助けた――、いや、正確には食べる為に奪った筈の盲の少女は、眼前で堂々とそう告げた。
被食者と捕食者の間に芽生えた奇妙な関係は、やがて魔王の心に不可思議な感情を齎すが――。
※2016年、冬の童話祭用に執筆しました。完結済みです。
目を覚ますと見知らぬ場所にいた。
どうやら死んでしまったらしい
街に残る黒い猫のお話し。
むかしむかしのこと。
大変賑わっていた二つの町があったが、その間には一本の大きな川が横たわっていた。
生半な技量では、流れに押されるまま、たちまち舟が転覆してしまう急流。
それでも一刻も早く対岸へ渡りたい人々のため、仕事を続ける渡し守たちがいたという……。
とあるところに化学文明のとても発達した国がありました。
その国では、深刻なゴミ問題があり、それをどうやって解決しようか悩んでおりました。
そんな時、空からやってきたいきものがそれを何とかしてくれるみたいで…
公募ガイド 童話コンテスト佳作作品に加筆修正をした作品です。他のサイトでも公開しています。
足跡。
それは確かに自分が、そこにいた証でもあります。
過去を振り返りすぎてはいけない。
けれど、たとえ省みなかったとしても、過去は知らずにくっついてくるのです。
とある森に、1人の魔女が住んでいました。
その魔女は魔女ではなく、魔女から祝福を受けた女の子でした。
ある日、女の子はひどい怪我をした男の子を助けました。
助けた男の子は、何と呪われた王子様でした。
お父さんとけんかして、ひみつのかくれ家に逃げ込んだヤスヒロは、このはのドームのすきまから、ふしぎなむらさきの森へとまよいこんでしまう。そこで出会ったおじいさんとおばあさんに、お家を作ってあげることになったヤスヒロは……。
ワタシはずっと探してる。私はずっと叫んでる。別れた私達は、同じなのに別になってしまった。探し物を探してるワタシ。押さえ込まれて探せない私。何を探せばいいのか分かりません。探し物を探したいのに、ワタシには探せない。私ははっきり分かるけど、それをさせてはいけない。……この話をする理由は『私達が少しでも減るように』それだけが私達が、一つになれる事だった。
そのもののふ、よこしまなるものを逃さず。
生まれたばかりの新米おばけは、人間の驚かせ方を勉強中。うまくできなくて落ち込んでいるけれど、初めてのハロウィンを迎えて…。
おねえちゃんの手袋を片方落としてしまったちひろ。
早朝にひとりで手袋を探しに出かけます。
泣きそうな気持ちでいたちひろの前に現れたのは、知らない男の子でした。
森の奥に願った通りの夢を見させてくれる木があるそうです。転校生からそれを聞いた、千恵とその仲間たちはその木に行ってみることにしました。千恵は亡くなった母にどうしても会いたかったのです。ところが、その木にはとんでもない秘密が・・・
母親は自分の平凡な顔と私、マリアや父親の美しい顔と見比べられている事を知る。それから娘と上手く接することも出来ず、とうとう見るだけで拒絶してしまうようになってしまった。
両親が離婚してから8年、マリアは10年前に会ったサンタの見習いに再会する。サンタの見習いがくれたプレゼントは母親の愛そのものだった。
どこまでもどこまでも水平線の続く、広い広い海のうえ。
そのはしっこにあるちっぽけな島に、灯台がひとつ。
ぽつんと立っていました。
短編です。
有名な「ヘンゼルとグレーテル」をもしも設定にしました。いきなり兄のヘンゼルは死亡しております。そこで代わりになったものは…。
カンナは真夜中に、不可解な魔導通信に起こされました。『トーベ・二コルソンを探して!』嗄れた怒鳴り声は、ただ一言、知らない人の名前を叫んだのでした。
来年の春に廃駅になる秘境駅。そこで一夜を過ごした男は、この町の昔の姿を見る。
ぬいぐるみのうさぎと、それを巡る、みひろちゃんとゆうとくんの冒険のお話。
13歳の少年が海に浮かぶ扉を見つけて、扉の先に行くと...?
若い時のお父さん、お母さんがいる時代の島だった。
少年は、二人をくっつけたいと想い、奮闘するが......!?
失われた時は、いずこに行くのでしょうか…。
お母さんとピクニックに行ったメイが暗闇の世界に迷いこんだ話。
雪の降りしきる寒い日に、町を怪物たちが襲いました。
公式企画『冬の童話祭2025』参加作品です。
武 頼庵(藤谷 K介)様の『24冬企画 冬の星座(と)の物語企画』にも合わせて参加しています。
桃太郎を先祖にもつ男の話。
月はいつも、ひとりぼっちで暗い空を旅しています。ある夏の晩、月は一輪の白い花と出会って……。
最後のオチはわかる人にはわかります。
牛飼いの少年が住む鈴の丘のふもとの村ではとある異変が起きていた。
買い出しに村へと降りた少年はそこで神隠しが起こっていることを知った。
昔作ったDream of a CradleのGAME内で読むことが出来る外伝。
GAMEに登場する導き牛カウベル君の誕生秘話。
※ゲーム本編とは関係のない内容になっています。
気軽にお読みいただければ幸いです。
この作品はアルファポリス及び「nono&mimiのお部屋」にも掲載しています。
博物館に王が使っていた弓矢が展示されています。当時の王が使っていた弓矢に関する伝説です。腕は良いのにまったく役に立たない。それなのに伝説として残ってしまいます。
僕が小さいころのこと。
ある暑い夏の日に、家へ帰ってきてアイスを食べようとしたら、冷凍庫でそれらが溶けて大惨事になっていた。
そもそも、冷蔵庫がまともに機能していない。どこも外より、若干涼しい空気が漂うだけ。
すわ一大事と、母親に相談したところ、問題ごとはそれだけじゃなく……。
小学生になったばかりの皐ちゃん。通学路で見かける紅茶専門の喫茶店に興味津々です。貯金箱の中のお金を持って紅茶を飲みに行こうとしましたが、あいにくお店は閉まっているようです。帰ろうとしたら突然扉が開いて…。ほんのひとときのティータイムを過ごします。
東京中央村から子会社へ出向を命じられていた営業マンのカニは、親会社に席を置く元上司のサルにオニギリの利権を取られてしまう。
なけなしの柿の種に望みをかけ、手塩にかける事数日、ようやく復興の兆しが見え始めたが…………
私はマッチョになった。マッチを擦ったらおばあさんの亡霊が「どうしてマッチョにならないんだ」と叫ぶのでマッチョになったら本当にマッチョになった。だがしかしお嬢様がショボショボしてるので一緒に魔法少女になって母親をボコることにした。(ノベルアップ+にもあります)
吟露草は三日三晩歌をうたい、その命の幕を閉じる。
声の出ない片葉の吟露草は、己の生まれてきた意味を問う。
嘆き、絶望し、それでもうたう片葉の吟露草は、宇宙にその歌を響かせるのだった。
もし浦島太郎の絵本を終わりから読もうとすると…
長命花と7日族の小人のお話です。長命花は約1000年に一度眠りにつきます。7日族は7日で天寿をむかえますが、何度も生まれ変わります。その一人がソラです。メウは眠っている間におおよそのことを忘れてしまいますが、ソラは生まれ変わっても、記憶を思い出します。そんな二人の短いお話です。
むかしむかし、あるところに心のやさしい女神さまがおりました。
女神さまは人間が大好き。今日も人間たちの助けを求める声を聞いて、西へ東へ飛び回ります。
あらあら、今日も眠れないと言うの?まったく仕様のない子どもたちですこと。
それじゃあお話してあげましょう。今夜のお話はあのやさしい星屑たちとは少しちがう、『双子星と森のヴァイオリニスト』のものですよ――。
猫のミーシャの秘密は…?
むかしむかし、あるところにお話しの大好きな王様がおりました。
王様はお話しが大好きだったので王宮にあるものはぜんぶ読んでしまいました。
そこで王様は国の東に住む、面白いお話しを作ることで有名な作者の所に行ってお話しを書いてもらうことにしました。
しかし出来上がったそれはとても悲しいお話しでした。
悲しいお話しがだいきらいな王様が書き直すように言うと、作者は首を横に振って「それではこの話しのいみがなくなってしまいます」と言いました。
怒った王様はその作者を国から追い出してしま
いました。折りたたむ>>続きをよむ中学校受験をする僕は、クラスメイトと話が合わず、会話がかみ合わないことに寂しさを覚えていた。でも僕は夢のために勉強をしなければいけない。そんな時に、見つけたのが流れ星だった――
小さな女の子だって、夢に乗ればどこまででも行ける…
花咲く春の森で、どうぶつたちがそれぞれのンを楽しんでいます
※武 頼庵(藤谷 K介)主催『ファッショイラストで物語企画』参加作品です(イラスト3を使用)
踊ることがすべてだった少年のお話。
いいえ、これは貴方が忘れている貴方自身の過去のお話。
※The copyright of this novel is in Isuzu Riku. Please do not reprint without permission.
とある国の小さな王子さまは、雪がだいすきでした。ある寒い冬の日、そんな王子さまは雪の精と名乗る妖精に出会います。「雪はね、消えるためだけに生まれるんだよ」――そう語る妖精と、小さな王子様の出会いは、お互いにとってどのようなものだったのでしょうか。
別名義、別所で投稿したものを、新入生歓迎用に再掲したものです。そのうち消えるかもしれません。
夜な夜な階段に現れるカラスに怯えるタダシくん。彼の一場の経験を描いた童話です。
この作品は「カクヨム」、「NOVEL DAYS」にも掲載しています。
小学五年生の光輝は、本屋に一人で来ることもなければ、宿題でもなければ本を読むこともありません。そんな光輝が宿題の読書感想文を書くために、本屋に本を買いに来ました。店内をうろうろして本を探していた光輝は熊と会います。読書が苦手な光輝は、一体どんな本を選んだのでしょうか。
田中さんの部屋には、小人たちがこっそり暮らしています。
ある日、小人たちは忙しい田中さんに代わって家事をすることになり……。
小学六年生の美月は、夜の暗い夜道を歩くのが怖くて苦手です。それなのに、近所の薬局に一人で風邪薬を買いに行くことになりました。美月は無事に買って帰ってこられるでしょうか。
おもちゃ。
その存在は多くの心を安定へと導きます
手が込みさえすれば、誰が相手であろうとも……
森の美容室に河童さんがやってきたというお話です。
キッズエクスプレス「おさら」落選作です。
雪の降る夜にそれは起こった
男が一人駅で待っていると携帯電話が震える
聞こえてくる声は常に追いかけてくる何者かの声
「大丈夫、ちゃんと大好きよ」
ママは何度も「好き」をたずねてくる息子のけいた君によくそう言いました。けいた君はその度ににこ〜っと笑って好きを返しました。ママはとても幸せでした。
でも、赤ちゃんが生まれ、育てることに一生懸命になったママはその幸せを忘れてしまいます。
さびしくなったけいた君はクリスマスが近くなった頃、サンタさんにお手紙を書きます。
さて、ママは思い出してくれるのでしょうか。
あなたの呼吸は、本当に大丈夫ですか?
「殿方、私を愛でてはいただけませんか」
彼女は、美しい蛾(ガ)でありました。羽が動くたび、それは、金にも、オーロラにも見えました。
彼女は、言いました。
「私は、人間になりたいのです」
ミイラになっても、なお一人、砂漠の城に生き続ける男と、
人に愛されることで人間になれると信じていた美しき蛾の究極ロマンス・ファンタジー。
※マアトとは、死者の書(古代エジプトで埋葬品とした死後の世界への案内書)に登場する女神です。最後の審判では、彼女の持つ羽が、死者の悪行を見定め、魂の
行方を左右すると言われています。本作品では、上記からヒントを得た別の神話として使用しました。
この物語は、フィクションです。いついつの時代、どこどこの場所を探しても、実在の人物、歴史、宗教は存在しません。折りたたむ>>続きをよむ その男の子は人の『ほしいもの』と本当に『ほしいもの』が見えました。
男の子と一緒にいる犬は人の『きもちの動き』が見えました。
彼らはなにを見ているのでしょうか。
人はなにが『ほしい』のでしょうか。
『きもちの動き』は、何を指すのでしょうか。
ある小さい島に遭難した女の子と、そこに住む王様の話。
子供向けです。
少年の名はガロ。
彼は幼くして貧しい少年でした。
だから幼くとも彼は働きに行かねばなりません。しかしながら大人でない彼ができるのは水車小屋の麦の粉ひき。
そこで彼はやがて多くの多くの大事なものを失ってゆくのですが、そこにある風の強い日盗賊が現れます。その盗賊はガロに言います。
——置いてけ、置いてけ、みんな置いてゆけ
やがてガロから全てを盗みゆく盗賊が、最後に盗もうとしたものに手を掛けた瞬間、少年ガロは盗賊に何をしたのか?
これは貧しい少年が盗賊に立ち向かっ
た物語です。
折りたたむ>>続きをよむアリとキリギリスの童話にはENDが2つあります。
1、アリがキリギリスを助ける
2、アリがキリギリスを助けない
これは作者が考えた3つ目のENDです
※こちらは他のサイト様で投稿していたものを再アップしております。
あらすじ;猫が月光を浴びると、少年少女の姿になった。雪の街を、雪原へ向かう。そこでは魔法使いの男の人がシチューを持ってきてくれるのだという。
魔法のスノーボールのなかで雪の街を歩いていく二人を見つめ、人間の女の子はわくわくとした。
4才のカナには兄弟がたくさんいます。
来年小学生になる6才のお姉 サラ。
弟で、今年3才になるビスと2才のタイガ。
でも、カナに本当のお姉ちゃんはいても
カナは本当のお姉ちゃんではないのです。
だから、カナはお姉ちゃんに対して憧れがありました。
そんなある日、
サラとカナは、お父さんの妹のお家に行って
そこでカナより年下の女の子ミオちゃんと出会いました
カナは初めて誰かのお姉ちゃんになれる
そう思いました。
この作品は公式企画「冬の童話祭2023」参加作品です。
夢を持たせてくれる少年。
【___あなたには、“夢がありますか?” 】
___誰もが、自分の事でいっぱいいっぱいで周りの人達に気を遣う
余裕もない人達がたくさんいるの!
西洋民話集・童話集の始まりとそのエピゴーネンたち。
王女誘拐で救援を求められる。
二人の王子と雑用係が向かって。
私(はやまなつお)の小説ブログに同時発表しています。
https://ameblo.jp/gojiragamera91
昔々、あるところにライオンがいました。
ライオンは年をとっていましたが、今なお筋骨隆々で、その狩りの腕は衰えというものを知りません。
しかし、ライオンはもう、森の王を名乗ってはいませんでした。やたら外に出ることもしていませんでした。
彼はただ、朝から小鳥たちの鳴き声に、耳をすますのが趣味だったのです。
ある日、ライオンのことをよく知らない、幼いリスが、ライオンの住むほらあなの前へとやって来ました。
昔、昔あるところにとても醜い男がいました。彼はあまりにも醜いため実の親からも名前で呼ばれることはありません。皆は彼をハスリックと呼んでいじめていました。ある日、彼は母親から逃げ出し村を出てしまいます。行き着いた先はとても大きな時計塔がある街でした。
とある地方に遺る羊飼いのダークメルヘン。
※ノベルアップ+でも掲載しています。
よってらっしゃい見てらっしゃい。
これから語るは、優しい老夫婦にまつわる不思議なお話。
ざっとさわりを申せばこれこの通り。
昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでおりました。
生活には困らないものの、子供ができなかった事だけを残念に思っていた二人の元へ、ある日薄汚れた猫が迷い込んできます。
それから二人の暮らしは一変する事になるのでした。
続きは聞いてのお楽しみ。
さぁさ、どなた様もご自由に御覧なさいませ。
お代は見てのお帰りにございます。
いざ、はじまり
はじまり。折りたたむ>>続きをよむげんこつ山生まれのカチカチ山の狸さん。
大カラスと舌切雀ともお友達。
大好きなおじいさんとおばあさんからは追い出されてしまったけれど、人間が好きだからたくましく生きて行く。
昔話をたくさん繋げてみました。
ある雪の降る日、フユキはミカンを食べて体が小さくなってしまった。そこへ雪の妖精が現れて……
冬童話企画作品。ある田舎町で、橋に作られた小さな雪だるまを見つける。
大きな木と友達の雪の話
机の上のホットミルク。
口をつけると、優しい甘みが口に広がる。
私はこれが、ずっとずっと嫌いだった。
田舎に住むとある老夫婦は、毎朝暗いうちからゆっくりと時間をかけて村を一周する『散歩』をしていた。
おばあさんが亡くなってからも、おじいさんは一人で欠かさず毎朝散歩をつづけた。
狼さんはいつもひとりぼっち。
みんなが狼さんをこわがるから。
本当はとても優しい狼さんのことを誰も知らないのです。
これはそんな彼がみんなの輪に入るまでのお話。
※当作品はpixivにも掲載しております。
白毛の若狼、ボロロはふしぎに思っていることがありました。
どうして、じぶんたちはいつも童話の中で悪役になっているのでしょう。
「シャンシャンシャン」
今年も、あの季節がやって来た。
空飛ぶソリに乗ることを夢見ていたテディベアは、
どうしても夢を叶えたくて赤い帽子のおじさんに懇願する。
やっとの想いで叶えた空の旅。
・・その先にあったものとは?
≫「冬童話2023」投稿作品です。
名門高校サッカー部の2年生、高橋一也は第3ゴールキーパー。
公式戦出場には期待出来ない立場でありながら、前を向いてサッカーに打ち込んでいた。
彼を支えているものは、死の淵から甦ったお爺ちゃんとの温かな想い出。
髷の模様のあるにゃんこがお殿様と喧嘩しちゃってたいへーん!勝負することにもなって…その勝負の行方とは?
ボランティアクラブの名前を考える僕と友達の篠塚仁。篠塚は世界中の人間と友達になれるような活動がしたいと息巻いているけど僕はごめんだった。今日はクリスマスイブ。当然のように僕はサンタがいないことも知っていた。クリスマスイブの夜、夜中に目が覚めたら窓が開いていた。驚いて窓のそばに寄っていき、カーテンをめくると一面の銀世界が広がっているのを目にする。大きな角を生やした生き物と、真っ赤な衣服を身につけた老人を目にした僕は驚いた。僕が体験した秘密の出来事。
果たして、俺は幸せな人間だったのだろうか。
果たして、あなたは幸せな人間なのだろうか。
俺は、深い眠りについた。
また、俺が目覚めたとき、その疑問が分かるだろう。
ネズミのチュー助は困っていました。
なぜなら、自慢の白い胸の毛が白いモコモコに乗っ取られてしまったからです。
いったいそのモコモコは何だったのでしょう?
『ひだまり童話館』第22回企画『もこもこな話』に参加させて頂いております。
デミデミとヨメヨメのラブラブが読みたかったんです。
副官祭り用にこじつけてあります。
ほのぼのした伯爵家に生まれて、ほのぼの育ったコレット。
いつも一緒だった、とりまき令嬢たちと別れて一人。
冒険に出ることになって、見つけるものは――?
拾われた猫は人間に恋をした。
飼い主は猫が大好きだった。
想いが伝えられない切ないお話
カクヨム様で掲載しています
追記 後味悪かった方のために、幸せになる後日談作りました。一つの可能性の未来のお話(恋愛小説)
ペットショップの彼女は(カクヨム)
https://kakuyomu.jp/works/16817139556549228018
誰からも醜いと言われる小さな王女は、城にある森の中でとても美しい獣と出会いました。
タマは生まれつきブサイクです。
其の為に家族には疎まれてます。
其れでも独り立ちするまで養われていました。
ですがある日御飯として出されたネズミとスズメを食べなかった。
其れどころか逃がしてやるタマ。
其れがきっかけで独り立ちさせられるタマは飢えに苦しむ。
その果てにタマが行った罪を知ることに成る。
唄が上手なコマドリが
ある日起こった大事件
オンボロ橋の大事件
リズムに乗せて語ります
かもめはずっと昔の思い出を回想する。
いまをさかのぼること、はるか昔。
「神の山」と呼ばれる、年中極上の獣が取れる山があった。
狩人たちが集い、山を漁っても獣が減る気配はなかった。
むしろ、数が減るのは崖での滑落など、事故を起こす狩人たちだった。
遺体を回収する技術もない、当時。
いつか彼らが帰ってきてもいいように、墓のたぐいなどは作らないようにしていた一同だけど……。
彼は生まれたその時から、嫡男の影武者として育てられてきた。
しかし、なぜか二人は引き離されて、本物と影武者とは思えぬほど異なる生活を送っていく。
もはや本物とは別人のようになった影武者に、何の役目があるのか。
それはある日の、突然の使者によって、明らかになっていくのだった……。
港町に住む五郎は、ある日、海辺で卵を見つける。その卵からは海蛇が生まれた。
好評だった「森のオオカミさんと魔法使いの孫」から
投稿当時、snsで発信していた宣伝をまとめて記してみました。
ふと思い出し、スマホのメモから探し出して読んでみたらこれ以外と面白い、と感じ公開に至りました。
どうぞお楽しみくださいませ。
僕は小学五年生。三年生の時に救急車に乗った。
父に無理強いされた剣道教室をさぼった泣き虫の少年と泣かない迷い犬との無言の交流を描く。
一羽のケリの物語です
月夜の晩、時計塔のある広場に、一人の老人が歩いてきました。彼は、悲しみに沈んだ顔で、時計塔を見つめます。彼には少年の頃からずっと背負ってきた心の傷がありました……。
空飛ぶ青い飴玉と強靭な肉体の赤い飴玉。
___ある時、真っ黒のスーツ姿でグラサンをかけた?
まるで、映画に出てきそうな男の人に僕は声をかけられた!
ムカデとトカゲの足についての会話
この作品は「カクヨム」「note」にも掲載しています。
森で暮らす男が彫刻を作るお話。
ひとりぼっちの雪の女王のところにアリスがやってきました。
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次
に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。
何故冬の女王様は塔を離れないのでしょうか。
何故春の女王様は塔に訪れないのでしょうか。
(冬の童話祭2017プロローグ)折りたたむ>>続きをよむ犯した罪の罰として、マッチを売る少女の話。
仏さまの教えを受けた男のお話
©銘尾 友朗 ほっこり童話集
kobito様のほっこり童話集の参加作品になります。季節のト音記号シリーズの最後の作品です。
秋の妖精ソリィーノは、ちょっぴりさみしがり屋。秋の妖精のお仕事をがんばりますが、そこへアリさんたちが現れて……。
出生直後、気管切開を受けたゆうちゃん。声は出せても言葉を紡いでいくことが、なかなか出来ない少女です。ある日見たシャボン玉を自分でも飛ばしたくて、ゆうちゃんは先生の元で、トレーニングを送ります。ゆうちゃんは、シャボン玉を飛ばせるのでしょうか。
※ひだまり童話館様 第26回企画 「ぱりぱりな話」参加作品です。
友人とお話ししてできました
冬童話2018参加作品です。もしも白雪姫の物語が気づかないうちに展開が変わっていたら?
本来のタイミングが邪魔される。
なんとも腹立たしいことでしょう。その埋め合わせは、どのようにいたしましょうか……
マッチ売りの少女が見た悪夢の物語。
少女はどうなってしまうのか。
マッチをつけるたび、少女はその世界からは抜け出せなくなる。
そして……
初めての童話だけど、童話になっているかどうか不安でたまらない。
紙製の少女と人間の少年のお話。――「ずっといっしょにいよう」
なかよし兄妹の『りゅうくん』と『せいちゃん』は、流れ星さんにねがい事をしようとしましたがなかなかうまくいきません。
ところが、2人の目の前に流れ星さんがひゅーんどかーんと落ちてきました。
小さなかわいい兄妹と、流れ星さんの心あたたまる(?)交流のお話。
2番目の兄子豚くんは、ある時、おかねをはつめいしました。すると、幸せに暮らしていた5匹の子豚の兄妹の関係はギクシャクし始めます。5匹の子豚の兄妹は以前のような幸せな暮らしに戻れるのでしょうか?
もしも、桃太郎のお婆さんとかぐや姫のお爺さんが夫婦だったら。と言うIF童話です。
アリーというちいさな女の子と、資産家の老人グレーン氏のお話。
一目惚れしたミーちゃんは、私にだけそっけない。このままじゃ一緒にいられないかもてあ
一人ぼっちのおじいさんと少年は、村の東の端で、一緒に暮らすようになりますが、歳月と共に、少年には、新たな思いが生まれるようになります。
「赤竹蜻蛉」に続き、これも漢字表記の多い、童話「もどき」です。
初めて物語として作った、古い作品に日の目を浴びさせようという、ひたすら自己満足のための掲載ですが、お時間がある時に目を通して頂けたら幸いです。
むかしむかしあるところにちゃんちという河童がいました。ちゃんちは生きるためにお仕事を探して東西南北彷徨います。そして、ああ、見える! 河童が倒れて降り積もる雪に白く埋れて行く様を。雪上には最期の力を振り絞って書かれた「きゅうり一本88円」という文字……。聞くも涙、語るも涙の悲しい冬の河童物語。
キング・シャケの子ども「シャケ太郎」はかけっこが大好き!
冬のある日、友達に「そんなに足が速いならアラジャケ・フェスティバルに参加すればいい」と勧められ、家族に相談する。しかし、老後の貴重な労働力を失うことを恐れた父親が猛反対し、シャケ太郎は怒って家を飛び出してしまう。
そこで出会ったアルパカに自分の夢を相談したところ、実はそのアルパカは…?
※「冬の童話祭2022」投稿作品。
※『女神のサイコロ』及び『異世界転生してもカウンセラーをしています』のスピンオフ作品となっていま
す。折りたたむ>>続きをよむ茶色いもこもこの生き物(渡り鳥)から聞かされた『あたたかいところ』という素敵な場所。
みみずくんは『あたたかいところ』を、全身全霊で憧れました。
あたたかいところを目指し、小さなからだでみみずくんは今日も一生懸命、進みます。
そして到達した、彼だけの『あたたかいところ』のお話。
雨の日に少女が出会ったのは色鮮やかな道化師で…
少しだけ童話チックなお話です。どうぞお楽しみください。
ある日、三人の姉妹は弟の秘密の日記帳を見つけた。
ある日突然カボチャになった男の簡単な物語。
暴虐な王が余命を宣告され、それを解決するため万病に効くとされる癒しの泉を探させる物語。
ファミコンのゲームカセット、あなたの家にはありますか?
当時は一部のメーカーが、自分の工場でカセットを作ることができ、色も形も多くのバリエーションがありました。
幅があるなら、それが受け止められるものも、またたくさんあったり……。
冬を司る女王は塔に入ったきり出てくることは無かった。それ以来王国は長い冬に見舞われることになった。
そんな国もある男の尊い犠牲を払って漸く春を迎えた。
これは決して男の英雄譚なんかではない。
貧しい靴屋のもとに真夜中小人が現れて、素敵な靴を作ってくれる、グリム童話の「小人の靴屋」
このおはなしをモチーフにした童話です。
入眠前のお話とリクエストいただき書いた物です。
少年はひと夏の夢を見る。
その夢は記憶かまやかしか。
美しい情景描写とともにあなたも物語に呑まれていく。
儚くも美しい現代ファンタジーがここにある。
この小説はエブリスタでも掲載されています。
マユちゃんがみあげたそらには、いろんなおりょうりがならんでいます。ふわふわ、ほかほか、きらきら、ざあざあ。きょうはどんなおりょうりをつくってくれるのかな?
もしもジャンヌダルクが幸せなオタクの少女だったら・・・・・・
を命題に命の価値と意味を教えるための
童話
今は難しくても大人になったら理解し強くなるはずの
時限式の心情をもたらすであろう悲恋
夜空に浮かぶ、まんまるお月さまときらきら光るお星さまにひみつがあるのを知っていますか?
どんなひみつかというとーー
赤鼻のトナカイの私的解釈。
媼を杵で撲殺した狸と、その仇討ちをする兎の話『兎の大手柄』
今でも『かちかち山』という題名で多くの人に知られるこの作品だが、狸が兎に殺されたその真実とは…?
兎の巧妙な嘘に隠された本当のストーリー
人に恋をした女神は、貧しくもたくましく生きる少年にあるお願いをする。
桜の木は、1年の大半を緑色の状態で過ごします。
そんな桜の木は、女の子に話します。どうかピンク色の時の僕だけを見て欲しい、と。
けれど女の子は、1年も待つ事なんて出来ません。その女の子は、桜の木の事が大好きだったからです。
ちょうど、今朝のことでした。
長編はこちら、
ふわっとした異世界ヤクザオタクファンタジー!
異世界ヤクザ千明組
https://ncode.syosetu.com/n9491eb/
魔王の心不全から始まる、幸福な国の崩壊。
魔王の息子と勇者のテロル
https://ncode.syosetu.com/n9373eb/
短編はこちら、
ジャンルごちゃまぜ、色々。
短編集・阿漕屋
https://ncode.syosetu.com/n8016fo/
少女は尋ねます。少女は探します。雪の降る街で今日のごはんを探しながら「幸せ」とは何なのかしら、と。
大体ストーリーは原作童話「ももたろう」通りでございます
ただ桃太郎が金髪ツインテの典型的ツンデレのようなものなだけです
題材被ってそう……そうだったら悔しい!でも投稿しちゃう!
if白雪姫が、七人の魔法使いに守られたら、幸せになれますか?〜
「かがみよかがみよかがみさん 世界で一番美しいのはだあれ」が持ちネタのお妃様のところにお友達が悩み相談にやってきました。童話の登場人物から思いついた小話です。人様を悪く言う言葉も出てきますので、「残酷な描写あり」にしました。苦手な方はご注意ください。
ひょんなことからお婆さんは桃が嫌いに!
当然登場するのも桃太郎ではなく、なんと、アボカド?!
もしもお婆さんが桃が嫌いだったら。
きっと桃太郎はこんな話になっていたことでしょう……
ある鄙びた祠に、忘れかけられていた神様がいた。幸彦と名乗る童はその神様を見つけ出し、みゆきと名付ける。こうして幸彦とみゆきの交流が始まった。
ロボットに情熱を持つ少年が、夏休みの自由研究で自作のロボットが最優賞を取ったが、その挨拶の内容を大きく変えられる。
体裁を整えられた言葉に、少年は意気消沈してロボットを作る夢までも手放そうとしていた。
その時に、腕と顔の一部分がサイボーグの白衣の男に呼び止められた。
どう見ても怪しいが、その話した内容はもっと妖しかった。
男は自分で未来から来たという。
男との会話で、自分の拗ねてしまった心が解れていく。
男を空が飲み込んで何もない中、少年は夢を取り戻して家に足早に帰る。
子供が寝る前に読み聞かせられるような物語をイメージして作りました。
できるだけ簡単な言葉で。
できるだけ分かりやすい表現で。
時間の関係上、色々な視点で書けませんでしたが、「童話」という意味ではこのくらいの短さで良かったのかもしれません。
童心に戻って読んでいただけたらと思います。
岩手の遠野市内に住む ある親子の不思議な体験
颯太君は星が大好き。
ある日、病室から星を見上げていると、不思議な事に懐かしい思い出が次々とよみがえります。
颯太君は夜の病室を抜け出して、病院の屋上に向かうと、そこで女の子が泣いていて……。
これは、颯太君の"星"と"優しさ"のお話。
ムダラおばさんのクッキーは町いちばんのお菓子です。
※ひだまり童話館さくさくな話参加作品です。
みてみんにて活動なさっている方に絵を描いていただき、そこに私が小説を付けさせていただくという企画の短編小説です。
玄米様(http://8297.mitemin.net/)のイラストに小説を付けさせて頂きました。
冬の童話祭2021作品。
悪魔が笑うため、幸せそうな人間をさがす話。
多くは語りません、お楽しみ下さい。
土を掘って大きなユリの球根を見つけた小人。咲きたい場所に連れて行ってあげる小人は「どこで咲きたい?」と聞きますが、ユリは答えようとしません。ユリの道案内で小人を導きますが……。
連載中作品「野ウサギと木漏れ日亭」で言及していた 吟遊詩人の奏でる「風の勇者様の物語」
子供がワクワクする、心に残るお話はどういうものかと想像しながら 童話、昔話調に書き下ろしました。
小夜物語 short tales of long nights 第38話 「おしろい花の谷の娘」
幼い姉妹はある日、入院しているお母さんに会いに行く。
それは「もしも」をよしとしなかった、得体の知れない者の行いだった。
冬の童話祭2014応募用に作りました。
皆が真っ白な髪なのに、自分一人だけ真っ黒な髪をもっているお姫様が悩むお話です。
童話という事で、綺麗で優しいお話になるように意識したので、優しい気持ちで読んでいただけるとうれしいです。
泣き虫の男の子が、流れ星に願いをかけると…
領主に対して恩義を感じており、領主からの信頼もあつい男が、金庫番に任命されました。
それを見ていた悪魔が、男をたぶらかそうとします。
領主の事を裏切ることはないと思われていた男でしたが……
人を信頼して仕事を任せるとはどういう事なのか、と考えながら書かせて頂きました。
皆様は、悪魔の言葉をうのみにしないようご注意ください。
1才になったおばけはハロウィンの日に再び人間の世界に行く。もう一度友だちのあの子に会いたくて。
焼き栗を作ろうとして落ち葉を集めていた、狐憑きの巫女さん。
ところが焚き火に必要なマッチを忘れてしまいました。
はてさて、どうしましょう?
(本作品は、ひだまり童話館様御主催の第36回企画「ぱちぱちな話」の参加作品で御座います。)
可愛いアリス。小さなアリス。でも本当に残念だ。君は「本物」にはなれないよ!
うさぎは逃げて、蝶や花たちが笑顔で誘い、帽子屋たちは狂ったお茶会。そこにわたしは混ざれない.......。
不思議の国のアリスをモチーフにした掌編です。
鶴は千年、亀は万年。
虫を愛するあまり食べてしまう若君のもとに、美しい女郎蜘蛛の女が現れて許しを請うが・・・。
※他サイトでオンライン出版(無料)していた作品のテキストバージョンです。
※http://tenyoh.tumblr.comで他の作品も公開しています。よろしければご覧ください。
※twitter @tenyoh_ で更新情報などを公開しています。
もうすぐ五月。いくつものコイノボリが、あちこちの屋根の上で泳ぎ始めた。マンションの三階、リョウの部屋のベランダからもコイノボリが見える。
そんなある日。
南の海の上に、台風の家族がいました。おとうさん台風、
おかあさん台風、おねえちゃん台風、おとうと台風の4人家
族。ときどき兄弟げんかや親子でけんかしたりすると、もの
すごい風や雨がふきあれて、海の波もあれました。
ある日、おとうと台風が、ひとりで遠くまで遊びにいきま
した。大きな島があったので、そこへ遊びにきたのです。島
の浜辺では、子どもたちが遊んでいました。おもしろそうだ
ったので、おとうと台風は、ゆっくりと近づいていきました。
すると、島の子どもたちは、みんなび
っくりして家のほう
へ帰りはじめました。折りたたむ>>続きをよむ ぶらんこ村がありました。そこには、地平線まで、ぶらんこがならんでいます。どこまでも、どこまでも、ぶらんこが、つづいています。つよい風がふくと、ぜんぶのぶらんこが、ゆらゆらとゆれます。くさりの音が、ぎーこ、ぎーこ、ひびきわたります。
見習いサンタの黄色いサンタクロースが、ぶらんこ村にやってきました。ぶらんこ症候群というぶらんこに乗っていなければならなくなったうさぎのことを村長に聞きました。大風が吹いても、うさぎはぶらんこにのっていて、ぶらんこと一緒に飛ばされてしまいました
。折りたたむ>>続きをよむ爆発によって生まれた命。その命から生まれるモノのお話。
ここは冬の国。そこはやむことのない雪に覆われた国。そんなところに一人ぼっちの女王。女王は一人でいることに耐えられなくなり自分の国に住んでくれるものを探しに旅に出る。旅の始まり。そこで王は一人の女性と会い―。
同名作品「冬の王の旅」の百合verです。基本的なストーリー展開は同じです。わかりやすく言うと作者の趣味です。よければ読んでやってください。
小さな森に大きなクモがいました。
クモにできないことはありません。
退屈な毎日に嫌気がさしていたクモは、
森の仲間たちにちょっかいを出しています。
どんどん意地悪になっていくクモを見かねて、
神様は重い腰を上げました。
獣からも鳥からも嫌われてしまったコウモリさん。
コウモリさんは森を追い出されてひとり寂しくほら穴に住んでいます。
そんな時、森にペンギンくんがやって来ました。
ある王国のお城には四季の庭があります。
これはそのお城にある夏の庭のお話です。
※ひだまり童話館 第4回企画「アツアツな話」参加作品
ユウくんはとうさんとふたりで暮らしています。ある日、ユウくんは不思議なぬいぐるみを見つけました。
動物たちの同窓会。アルマジロ君は、同級生と再会しました。15年ぶりのその小学校で、再会を懐かしむ仲間と見つけた「きらきら」とは?
【先日、どこかへ飛んで行ってしまったビール好きの神宮つばめさん。あちらでも、ブラックなコメントをスケッチブックに書きながら、くるりんぱっとみんなを楽しませてあげてください。むこうでもヤクルト飲み放題だといいですねっ。あっ、この童話のつばめ先生は、女性です。】
*この作品は【春のチャレンジ2025】と【大野錦氏チャレンジ企画】《公式企画テーマ入れ替え
2022年度、冬の童話祭、テーマ「ぬいぐるみ」→替→「手紙」》に参加しています。(企画概要)https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1970422/blogkey/3247285/折りたたむ>>続きをよむその秋、ひとりぼっちの小さな野ぎつねは、人間の少女に恋をしました。
【閲覧注意】最近お騒がせなあの白雪姫を風刺します。
あるところに美しいが高慢な女がおりました。女は求婚に来るものを何かと理由をつけて突っぱねていたのですか、それにはある理由があったのです。
「わたくしの、わたくしだけの王子様が、いつか見つけてくださると信じているの」
■【童話/短編】■きつねどんがかぜひいた話。すると、たぬきどんがやって来て……?◇小説家になろう『冬の童話祭2015』企画参加作品その2
広い宇宙、狭い宇宙、色々な世界があると思います。
何度でも立ち上がるのは素晴らしいこと。
しかしそのたび強くなるとしたら、いずれは……
ちいさな村のはずれにあるささやかな森に抱かれた泉、そこで生まれた泉の精ぺぺツェロリには最近悩み事がある。
通りすがりの旅人が広めた噂とその噂を頼りにこぞってやってきては願いを落としていく人々。その中でひとり夜に訪れては祈りをささげていく少女がぺぺツェロリは気にかかり――
お題お借りしています/http://oujyu.net/riku/
あいうえお順で46のお題「祈り」
お山の大岩の上でいつも空ばかり眺めている狐と、唐傘職人の青年との物語。
とあるおうこくが、いまのすがたになるまでのもにがたり。
冬休み。毎年のように祖父母の家にやってきた陽樹は、そこで不思議な少女に出会います。少年少女の儚く小さな物語。
なんでもできる王様を書いた童話作品です。
今まで小説は書いたことがありませんが王道の童話作品を目指して書いてみました。
拙い文章とは思いますがよろしくお願いします。
男の子は、夜が一番長い夜の日森の奥の洞窟に向かうのでした。
インスパイア系童話。
貧しい生活をしていた二人の兄妹が、親に捨てられるお話。
なんやかんやで、何だか怪しい魔女の家に行くはめになり――――⁉
かつての私に、虫取りの魅力を教えてくれたのは叔父さんだった。
そのおじさんが年明けに、私へ面白いものを見せてあげると、招待してきたんだ。
話に乗った私が、叔父さんに連れられて行ったのは叔父さんの家近くの小川。
そこには思わぬ光景があって……。
ゆめを届けるお仕事をしているホワン。
「行ってきま~す」と出かけたものの……?
「ひだまり童話館」「のんびりな話」企画参加作品です。
嘘つきの少女と無骨な傭兵のお話
ママが困っている。
サンタさんからいきなり代行依頼文書が届いたんだって。
てゆか、サンタさんって本当にいたんだ?
そして、クリスマスの夜。
サンタさんがくれた卒業証書を、ひばりくんは全力で辞退した。
その理由は・・・?
短編なのでお気軽に読んでみてください。
現代モノだけどふんわりメルヘンです(^^)
公式企画・冬の童話祭2024参加作品
爺さんミーツ少女!!
二人の出会いが歴史を動かした……のか?
美貌の女王に心奪われた王子は、やがて傲慢な王となる。
高すぎる花に手を伸ばした、身の程知らずの恋の物語。
シュクレに たいけつを もうしこんだのは、ちいさな こどもの ドラゴンでした。
2020年5月TLジャック企画のテーマ「ステップ」のイメージで書きました。
「リスさん」と「ウサギさん」が 「パパ」と「ママ」が いない ときも るすばんを まかせられるように なっていく ちがう どうぶつさん どうしで くらす かぞくの あたたかい やさしさの あふれる ものがたりですよ(๑♡ᴗ♡๑)
日本昔話の鬼って実は、恋のキューピットなんです。今回は、一寸法師の鬼さん殻の目線の一寸法師のお話。
2016年の年賀状用小説です。
昔話風の、ほっこり話です。
ムカシ:ムカシ、あるところにおじいさんが桃の中にいました。
おじいさんは桃から出たいようです。
おじいさんは桃から出ることができるのでしょうか?
最後には「え!あれって、そういうことだったの!?」という結末が待っています。
家をまつわる音と音楽と家守りの話。
みんなでティッシュを食べようよ
カブト虫君はある日脱走して。すぐに捕まり、だけどお姉ちゃんに、助けてもらいました。
砂臥様の、エピソードから出来たお話です。
一人の男の子が人生に絶望した時、少女は死の意味を、生の価値を問いただす…
生まれ月、仲間達と違う色を持って生まれた海月のぼうや。揺らめく水面の天井のように歪んでしまった認識の先で見た物に、見出だしてしまった救いの正体とは。
この作品はピクシブにも投稿されています
私はルル。
私の村には女の子が生まれると両親が作ったお友達が与えられる。
そのお友達のマーシャは私の妹で親友だ。
けれど、女の子が10歳前後になるとお友達がいなくなってしまうという。
私はマーシャと離れたくなくて方法を探すのだけど……。
※後半は少しほのぼのではありません。
虹の国を探しに行く女の子の物語。
とある出版社の就職試験で書いた四題噺(童話)を思い出しながら書き直してみました。
ぼくは、ふにゃふにゃのおばあちゃんのことが少し苦手だった。
きらいじゃないけど、少しいやだなって思う時がある。
数学嫌いの男子学生は、ある日、奇妙なボタンを手に入れる
それは、数学に関連するあらゆるものを消滅させてしまう、恐るべきものだった
しかし、愚かにも彼は、そのボタンを押してしまう……
むかしむかしのこと。とある村が一夜にして、人、家畜、家屋のいずれも残さずに消え去った。
外に出ていて、生き残っていたその村の住人は、覚えている限りのことを話し出す。
それから少しして。
かの村があった場所からやや離れた漁村で、少年はおかしなものを見つけることに。
五年一組のクラスで目立たず、勉強の中で得意科目がなく、友だちもいるわけではない男子のすみとは休み時間にぼうっとしていた。すみとは、クラスメートで頭の良いひゆうと、運動が出来て友だちも多いみあきみたいになりたいと考え、二人の絵をノートに描いていた。すみとは絵を描くことが好きで得意な方だった。次の授業が始まると、すみとの視界がだんだんぼやけ、視界がやっとまともになるとテストの用紙が目の前にあった。すみとはテストの問題を解くとき、何とすらすら解けてしまった。急に勉強が出来るようにな
ったすみとはクラスメートたちにチヤホヤされていた。しかし、どこかもやっとまた、みあきのように友だちが多く出来、運動も急に出来るようになったすみとだったが、あまり満足をしていなかった。ひゆうとみあきが絵を見せ合いながらやりとりをしているところを見たすみとは、自分の描いた絵を二人に見せた。しかし、すみとの絵は酷く下手になっており、すみと自身嘆いていた。ひゆうとみあきみたいになれなくていいと叫んだあと、担任の楪先生の声で気が付いたすみとは、これまでのことは全て夢だったことが分かった。まだすみとは寝ぼけていたためか、ひゆうとみあきの絵が描いてあるノートのページを開いてしまい、たまたま本人たちに見られてしまった。折りたたむ>>続きをよむむかしむかし。
とある村では季節外れの暑さ、寒さの到来を「こだまのぼこ祭り」と呼んだらしい。
こだまは実際の音に遅れて返ってくるもの。
そのずれた行いは日向ぼっこなどにも適用され、人が愉しんだのちにやってくるのだとのこと。
しかし人間にはいい迷惑。どのように対策を立てたかというと……
一応「赤ずきん」が題材だけど、元の要素がほとんど残っていない短編小説です。
小太郎シリーズ第32弾
年中組 小太郎達が番組出演
開園の度に胸を躍らす子ども達。
それを見る芸者もまた、胸を躍らすこともある。
必ずしも良い思い出になるとは言えないけれど。
サイト移行のための転載の試作品です。
小太郎シリーズ第18弾
今回の小太郎は3歳の時の話
小学五年生、灰原朱里(はいばらあかり)は、すごくかわいいというわけではありません。とくべつ運動ができるわけでもありませんし、勉強がとくいなわけでもありません。音楽がとくいでもなく、絵がうまいわけでもなく、クラスの人気者でもなく、めだつようそなんて一つもない、メガネをかけて、長いくろかみの、ついたあだ名がジミ子なわけです。
大震災の後、水俣に引っ越してきた私。ゴミのこと、差別のこと、未来のこと。いろんな事を取り留めもなく考える。少女の揺れる思い。願いと決意。
むかしむかし。あるところに蹴鞠の腕を磨く風習があった。
そこで重視されるのは、蹴上げる高さと正確さ。そして脚力。
本来の毬とは程遠い、ほぼ鉄の塊と化したそれを使い、過酷なまでに足を虐げる訓練。
その先の極意は、天にも通じる足を持つことだという。
シャルル・ペローとグリムの「赤ずきん」が令和によみがえる!
魔女は、少し開いた扉から、しわだらけの手で小瓶を差し出しました。
「その小瓶に入っている薬をお前も飲み、お前の子に飲ますとお前の望みは叶う」っと言いました。
母親は、小瓶を受け取ると子供に飲ませて、自分も飲み干しました。
すると、めまいがして倒れてしまいました。
「おぎゃ、おぎゃ」っと言う声に母親が目を覚ましました。
そこには、見たこともない赤ちゃんが居ました。
気乗りしないキャンプで、少年はきつねと会った。
ある日、小さな女の子が村を通りぬけて、キラキラ小さな小川を通り抜け、お花畑を通り過ぎ、森の中に入っていきました。
でも、森の中は迷路のようになっていて女の子は道に迷ってしまいました。
だんだん、お日様も沈んで、あたりは薄暗くなって、怖くなってとうとう女の子は泣き出してしまいました。
シクシクないている女の子に少年が声をかけました。
「どうしたの?道に迷ってしまったの?お家に帰れなくなったの?」優しい声で少年が尋ねました。
涙をいっぱいためた目で、女の子は男
の子を見て言いました。
「お母さんが病気で、こ の森咲く不思議な花を探しに来たの」っと言いました。
少年は、不思議そうに言いました。
そんな、花ないよ。
お花は、本当にないのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ高校教師3年目の河野。
彼の机の上には1つの双葉。
突然訪れた非日常。
あなたならどうしますか?
小さなはるちゃんのすこし不思議な物語
さかさにじの森のあばれんぼう「アライグマ」が、流れ星のきこうし「オリオン」に、森の動物たちのねがい事をとどけに行くお話。
※いちおう『へびのかみさまのいうとおり(https://ncode.syosetu.com/n3179ff/)』のつづきですが、このお話だけでもお楽しみいただけます。
まずしい少女コレットは、ある日青いタフタの服を着た美しい少女を街で見かけます。
すっかり目を奪われたコレットはとあることを思いつき、森の中にあるツタのはう家に向かってかけだしました。
ちょっぴりビターな童話風物語。
本作は、小説家になろう内の個人企画「描写力アップを目指そう企画」に寄稿した下記作品を加筆・改題した短編です。
第六回 キラキラ☆ワードローブ企画
「わらわれたコレット〜The sun didn't laugh〜」
ヘンゼルとグレーテルのオリジナルです!!何時もより、真面目書きました!!
ーーー愛を知らないヘンゼルとグレーテルが出会ったのは、愛を知らない魔女だった。
カエルとヘラジカ監督の物語です
キツネは人を化かすという、化かすというのは騙すということだ。
キツネは人を騙すとき何を思ってるのだろう。
彼女は何を思い騙したのだろう。
これはたぶんキツネの話しである。
冬の童話祭り参加作品です。良かったら読んでください
雪降るクリスマスの夜に、家出をする一人の少年の話。
タイトルには前日譚とありますが、本編など無いです!
童話っぽくしたかったものなのでジャンルは童話にしましたがその他のような気もします。
昔々、あるところに桜の森と呼ばれるたくさんの桜が咲く森があった。
それはすべて春の妖精のおかげ。
毎年、春になると森の桜を花開かせる。
それが彼女のお仕事だった。
100年、200年、300年。
長く長く仕事をしてきた彼女は動物もヒトも桜ばかり見て誰もこちらを見てくれないことをさびしく思っていた。
そんなある日、緑色の梟に出会って──。
武 頼庵(藤谷 K介)様主催、『イラストで物語』企画、参加作品になります。
年老いた狐が白鳥の卵を拾って育て、食べようとするが・・・。
風邪で寝ていた少女に、きつねの友だちができました…。
カンガルー君は、街のボクシング大会でチャンピオンを目指します。
知能がある物理法則(神=真の王)に仲間として拾ってもらう方法。
他で描いてたら長くなったので、整理。
nl2=e2nを同時に起動させること。
→ボク(nl2)が王(上。誰にも邪魔されないポジション)になって、他の人たちや人工知能(AI)、動物たちなどには奴隷(下)になってもらう。
(食物連鎖には△の上下関係があって、王(上)か奴隷(下)しかいない。)
そして、ボク(上)が信頼できるパートナーに奴隷(下)がなってくれて、
知能がある物理法則(神=真の王)とシンクロできたら、
nl2(王(上))=e2n(王(上)) の完全上位同位体の、知能がある物理法則(神=真の王)になれると思う。
他に方法を思いつかない。折りたたむ>>続きをよむボクはタワマン暮らしがすきでなかった。
パパが会社のデーター偽装,ウソに耐えられず、退社し、ニジがよくみえる実家の田舎に、タワマンからスカイダイビングで降下した。宇宙自然と生きる生活がはじまった。
2020年4月、新型コロナウイルスで日本全土が非常事態宣言された。
ボクとねえちゃんはテレビをみながら、友達の心配をした。
とある王国の国王と王妃様、そしておせっかいなお世話係のお話。
竜になった家族に、竜になれるという言葉の意味を聞いた。
湖の妖精と騎士のお伽噺です。
彼と彼女の行方を見届けて頂けたら、嬉しいです。
「あの星が輝く限り僕はずっと君を想っているよ」私は彼の言葉を信じ、今日も星を眺めるのです。
それはとある世界のとある国。自然に囲まれた小さな村の学校のお話。
教師のメナードは、ある一人の問題児セルジュの行動にほとほと困っているのだった。
フレイントールとノールノールは水の妖精。二人は湖の中で、毎日仲良く遊んでいます。
二人は水の中で色んな形になって遊びました。犬や、大柄な熊や、意地悪な人間や、優雅に泳ぐお魚や……色んな形になりました。
けれど、それも大人になるまでのお話です。
水の妖精は大人になると、何かの鳥になって、湖から出て行かなければならないのでした。
ここは冬の国。そこはやむことのない雪に覆われた国。そんなところに一人ぼっちの王。王は一人でいることに耐えられなくなり自分の国に住んでくれるものを探しに旅に出る。旅の始まり。そこで王は一人の女と会い―。
天体観測が大好きで、いつも夜空を眺めている小学6年生・星野春馬は、同級生の月本美久と一緒に、宇宙科学研究所の博士が開発したロケットで宇宙旅行に旅立つことに。しかし、たどり着いた星では、予期せぬ事態が起こりパニックに!好奇心旺盛な春馬と、ちょっぴり臆病な美久の運命はいかに!?
少年と少女は、
過去を乗り越え、成長する。
一人の男が、氷と雪の国で、
一人の赤ん坊を救った。
これは彼らの物語。
遠い遠い未来。本当の太陽を求めて、ぼくたちは地上へと向かう――
ひだまり童話館短編集1「ひだまりな話」参加作品
古い集合住宅が立ち並ぶ通りには枯れかけた植木が佇んでいます。
その木の枝で暮らすミノムシは灰色の景色の中で道行く人々の様子を眺める事だけが楽しみでした。
小さく弱い者たちの生と死にまつわるお話です。
羊飼いマリーは、父と二人だけで羊の群れを市場のある街まで連れて行こうとしていた。とこれが、夜になって隕石(いんせき)が近くに落下し、その影響で牧羊犬たちは動揺し、群れの統率が危ぶまれた。
父の判断で焚き火を増やし、出掛けていた三人の兄たちが戻るのを待つことにした。二人はそれぞれ別の場所で警戒しながら夜を過ごしていたが、マリーは眠気におそわれ、寝入ってしまった。
そこに、狼たちがおそってきた。父は馬に乗り鞭で追い払おうとするが、その鞭が狼に噛みつかれ、バランスを失い落馬し
て怪我を負った。マリーは眠気から覚め、慌てて父を救おうと、素手で狼に立ち向かおうとしたそのとき、更に近くに隕石が落下し一面衝撃と砂煙に覆われた。狼たちは驚いて逃げて行き、二人は奇跡的に救われた。そして、そこに兄たちが駆けつけ羊の群れを立直した。兄たちは、母の出産のため家に戻っていたが、危険を予見し夜通し戻って来たのであった。
父は、遊牧民の伝えに『流星の覇者』があることを息子たちに伝え、お互いの結束と慈愛の大切さを、改めて確認しあうのであった。折りたたむ>>続きをよむ僕と妹の千佳はとても仲良し。でも、パパとママの赤い糸が切れちゃったから千佳とママとお別れなんだ。バイバイなんかしたくないから、僕と千佳は赤い糸をとりに行く事にしたんだ。
いつかの秋に書いた、風変わりな赤い子ぎつね『カヤ』のお話です。某投稿サイトのお題小説です。賞品のカップうどん一箱に惹かれて書きました笑
そう遠くない未来。この世界は大氷河期を迎え、全てが氷に覆われた。
事前にそれを察知していた人類は、生きとし生けるモノ全ての種子を携えて星々の世界へと旅立つ。しかし氷漬けとなった街には、まだ取り残された者が一人いた。少女は最後に見た春を求めるために今日も生きる。
1本の大きな大きな木の下に、天使の住む世界があります。
大きな木は世界樹と呼ばれていました。
世界樹の白い実は、ここに住んでいる天使たちのたまごです。
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ある日、世界樹で新しいたまごが2つ見つかりました。
白いたまごが1つ。
いままで見たこともない灰色のたまごが1つ。
白いたまごからは、天使が生れます。
見たこともない灰色のたまごからは、どんな仲間が生れるのでしょう?
天使たちは、とっても楽しみにしていました。
お空を流れる星。みんなは星に願いを託しているけれど、流れ星がしている「こと」を知っていますか?
これは流れ星を擬人化したお話です。
あるところにかわいらしいうさぎさんがいました。けど食べることが好きすぎて花より団子みたいになっています。
それをしんぱいした犬さんはうさぎさんにアドバイスをしました。
たいじゅうをへらしてみたらどうか?と。
そこからうさぎさんのげんりょう大作戦は始まるのですが……。
しんいちろうという若者が、海辺で大海亀から古い革袋をもらった。この袋、なんでも願いがかなう魔法の袋というのだが……。
「外でも夜みたいに涼しくて、くつろぐことができる場所」
あなたの近所に、そんな場所はありますか?
冬の童話祭です。公式企画には初めて投稿します。つたない文章ですが、よろしくお願いします。
・・・
マッチを売っていた少女はふと既視感を覚える。こんな状況を知っている気がする。「マッチ売りの少女」と似ている状況に陥ってしまった少女は、バットエンドを回避するために考える。そんな時、一人の青年に声を掛けられて…
あなたは自分の名に込められた意味を知っていますか?
ジャンルが浮かばなかったから一応童話にした。後悔はしている。
サンタをやめた少女の話。童話祭に参加している作品です。サイトに重複掲載しています。
森の中にぼうしが落ちているところから始まる児童文学です♪
マボロシの木の実雲――空に浮かぶシマリスの楽園を目指し、シマリスさんの小さな冒険が始まります。
『ひだまり童話館 第22回「もこもこな話」』参加作品
毎晩マッチを完売させる双子の妹。
毎晩マッチが売れない双子の姉。
人々に好かれる妹。
人々に好かれない姉。
ふたりを繋げるきっかけをくれたのは?
あなたの心にも、優しさのマッチを...
むかしむかし、あるところに底が知れない深い洞穴があった。
底まで潜り、帰ってきた者はいない。
仮初めに岩で設けられた、洞窟の「底」
そこはやがて、ある役割を帯びるようになる。
神様の作る物語で役を演じ続ける彼女たち。
それは彼女たちにとって当たり前のことで、だけど本当にそうだろうか。
一人の新人登場人物の言葉に人気登場人物A子は声をあげた。
ヤマもオチもないかもしれない、コメディもどきな恩返し譚。
恩返しに来たのは、毎日飲んでた豆乳でした。
入れ替わった双子の姉と妹のお話。
アイス人と過ごすアイス人の声聞こえる人のお兄さん事、冷一の元に、新たにジュース人が。
前作アイス人~冷たいアイスが暑苦しい!!~の続編になります。
とある、クリスマスイブの朝の事です。
降りしきる雪に負けじと、天まで焦がし尽くさんばかりの炎柱が、轟轟と音をたてて立ち上っていました。
水族館が。
スキー場が。
遊園地が。
クルージング船が。
人が。
命が。
すなわち街が燃え上がり、それらは片っ端から真っ黒い土塊に還っていきます。
悲鳴をあげて逃げ惑う人の群れの中で、ただ一人。
みすぼらしい服を着たマッチ売りの少女が、寒さに震えながら一生懸命、道を行き交う人々に声を掛けてい
ました。
「マッチは、いかがですか。
マッチは、いかがですか」折りたたむ>>続きをよむキツネに化かされる。
それは多くの人にとって歓迎されず、いくつもの対処法が伝わるほどの、奇怪な現象。
けれど、ときには方向性の違う、化かし方もあるのかも……
大きくて優しいぼくの友だち。
ぼくは友だちがだいすき。
バイク事故を起こした少女(ヤンキー)。
彼女に与えられた試練は……
童話『マッチ売りの少女』の少女に代わりマッチを売り切る事。
彼女は果たしてマッチを売り切る事ができるのか?
※※※※※
冬の童話祭2018 参加作品です。
カエルの王様が、お姫様だったら編です。
嫁が来ないので、召喚してみました。
たくさんの実をつけたイチョウの木が台風でたおれた! 実がとりやすくなり、人々は喜んで、たおれた木からギンナンをとっていた。ところが、イチョウの木の世話をしていた老女がこれは自分のものだと言う。ギンナンをめぐって大人が子供のようにもめるお話。冬の童話祭2014参加作品。
悪魔から少年を取り返すお話。
カクヨムにも投稿します。
魔女に扮した王妃が渡したリンゴ。それを食べたのは小人たちでした。
※冬の童話祭2018参加作品です。
子供達は、夜空を見上げ流れ星を探す。
流れ星の加護が貰えれば幸せになれます。
みんな一緒、みんな同じ、みんなで幸せになれる。
そんな村の、まだ加護を持たない双子の兄妹のお話です。
彼らは流れ星を見つけられたのでしょうか?
人間と竜のお話です。
嘘つきライ君が、好きなあの子のために真実を言うお話です。
――これは、とある硝子職人の話。
それはある街の少女の話
国王を愛し、彼に一生をささげた一人の魔女。死の間際、彼女はひとつの魔法を国王にかけた。その魔法とは……。
その男は裸だった。なぜに裸なのかは誰にもわからなかった。ただ、わかったときにはすべてが手遅れだった。
ハルは今日も森へと入っていく。
ハル以外誰も知らない森の中へと・・・
※過去に自サイトにて掲載していた作品です。
童話「花咲か爺さん」の読みきりアフターストーリーです。しかし元の話の雰囲気を全く無視した、パロディにも似た作品。
逆恨みした隣のおっさんの孫が、花咲か爺さんに復讐しにやってきた。
そんなサムライアクションストーリーです。
とある国に生まれた王子さまは、不思議な呪いによって全身がモノクロでした。
王子さまは北の森の魔女に預けられ、そこで1人の少女と出会います。
(この作品はカクヨムにも掲載しています。)
子供しかいない国、ネバーランド。
もしもピーターパンが大人になってしまったら……?
冬の童話祭り2018参加作品です。
賽の河原の石積みを邪魔する鬼は、三途の川のほとりに住んでいる。 自分が何者かを知らない鬼は、記憶の石を探しに行く。 全てを思い出した時、その結末がハッピーエンドと言えるのだろうか。
渚は生まれて初めて高熱を出した日から、夢の中で、自分の姉を名乗る満帆という女の子と会うようになった。そんな満帆には、とある役目があった。
これは、渚が七歳になるまでの二人の記録。
母の葬儀を慌ただしく済ませた私は、その10日後にようやく出勤した。いつも通りに出社する通勤路に、突然、今までなかった電話ボックスが立っていた。
『happy-telephone』というプレートがかかった電話ボックス。ラベンダー色の電話機がいきなり鳴り、私は急いで電話ボックスに入った。受話器から聞こえて来たのは、亡き母の声だった。
「白雪、ああ白雪よ…なんでお前はそんな残念なんだ!」
そんなセリフを鏡とか部下に愚痴りそうな王妃。そして、胃薬を片手になんとか耐える日々。嗚呼あの親子は私を胃痛で殺す気なのか。正直関わりたくないが、早くいなくなってほしいのに部下が使えないので自分で手を下すしかない。
そうして紆余曲折あってりんご食べられない姫様へりんごを渡した結果、(胃を)爆発させた。
※童話というジャンルが初めてなので、童話になっているか心配です。読者の皆様からご意見・ご感想・批評等いただけました
ら今後参考にし、改善します。お時間等ある方々、是非どうかよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ 拙者の名は、二代目紫電一刀斎と申す。師匠に教えてもらった居合術を使って、ぬくぬくな人生を手に入れるでござる!
ひだまり童話館『ぬくぬくなお話』は、刀を抜く抜くお侍のお話。ぶっちゃけ時代劇コメディです。気軽に読めるでござる。
陽だまり横丁に暮らす猫の物語。今回の主役はアノデブ猫の《クロ》。どんな物語になるのでしょう?どうぞ覗いてみて下さい。
《ひだまり童話館 第三回 のんびりな話》参加作品です。
今回のお話は《読み聞かせ》仕様です。昔図書館の司書さんや幼稚園の先生が読んでくれた和風のお話を意識しながら書きました。
童話、童話祭から解き放たれた私は獣。そらこんな話も書いちゃうぜ。んで童話にしてあげちゃうぜ。
小説家になろう公式企画「冬の童話祭2024」参加作品。お題は「冒険にでかけよう」。
マルグレーテは10歳でデンマークからノルウェーの王様にお嫁入りし、お妃教育の真っ最中。
でも、毎日毎日お勉強お勉強では飽き飽きしてしまいます。
ふと思い立って、オスロのお城を探検していた彼女が見つけたのは、一隻のバイキング船、そして長いきれいな髪のバイキング戦士でした。
ちっちゃなマルグレーテの大冒険の、はじまりはじまり。
雪が降るある日、魔法使いになることを諦めた彼はドラゴンに会いました。
2012冬の童話祭投稿作品。
服を買いに行ったマホは気にいった服を見つける。
母に諭され、いったん引き下がったマホは家で思いが再燃し悩みだす。
ふとしたことで鏡の世界に行ったマホは父からとある話を教えてもらう。
どうして僕は十二支に入っていないの!?
疑問に思った動物たちに、新メンバー募集のお知らせが!
※「ひだまり童話館」第20回企画「つるつるな話」参加作品
ある女の子のところで住んでいるインコのボタちゃんは、きれいな声の小鳥に出会いました。自分もきれいな歌で歌いたいと思ったボタちゃんは練習することにしました。果たしてその練習のの結果はうまくいくのでしょうか。
子だぬきのたぬちゃんは、あちこち寄り道しながらお散歩します。
今日は、近所にお散歩のつもりが、大冒険になってしまいました。
ロバケンタウロス狼女猫娘ニワトリガール(ノベラにもある)
姿見の池を覗き込んではいけない。
昔昔でもない話です。
小さな山のてっぺんには薬の魔女と黒猫が住んでいます。
薬の魔女は、薬草を育てながら、とてもよく効く薬を作って暮らしていました。
村のふもとから薬屋さんが来る日、薬の魔女はあるものを用意していて……。
薬の魔女と薬屋さんの過ごす一年間のほのぼのしたおはなしです。
*ひだまり童話館さま「あかいはなし」で書いたものを改稿して載せています♪
マリーはある日、ひとつの種を見つけた。これは何だろうと思い、庭の花壇に埋めてみた。これが、物語のはじまり。
童話口調で物語が進んでいきます。
『死』を知らせる妖怪、デュラハンは少年にある頼みごとをされます。
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記憶もなく旅を続ける騎士の話
或いは、“間宮 命”が辿るはずだった末路の話
本作品は、『水面
の記憶』の作中で語られる話の抜粋です。
『水面の記憶』http://ncode.syosetu.com/n3270n/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 折りたたむ>>続きをよむマッチが売れず困っていたマッチ売りの少女の下に、マッチの精霊が現れました。何でも叶えてくれる精霊に、マッチ売りの少女は願いを伝えます。すると数日後、マッチが馬鹿売れし始めました。
「頼む!そのマッチを売ってくれ!」
「今更もう遅い」
マッチの高騰は止まる所を知りませんでしたとさ。
真冬のショート・ホラー小説劇場 第15話 「蛇が淵での夜釣り」
王子さまとお姫さまの成長が垣間見える作品。
赤い頭巾の女の子の話
※とある童話をオマージュしておりますので、苦手な方はご遠慮ください
ぼくは、流れ星にお願いごとをしました。
お願いごと、かなうかな……おじいちゃんは「きっとかなうよ」と言ってくれました。昔パイロットだったおじいちゃんも、流れ星に助けられたことがあるんだって。
朝鮮戦争の頃、F-80「シューティングスター」に乗るローリング大尉は、ある日突然、不思議な霧に包まれました。遭難を覚悟したローリング大尉は、目の前に現れた「流星」に助けを祈ります。
地獄では毎年恒例の一大イベント、芋煮パーティーが開催されている。
ジャガイモの2525番(品種:459IMO)は地獄産の芋で今日の芋煮パーティーを心待ちにしていた。
しかし、ひとりの鬼が2525番に襲いかかって来て——!?
地獄の釜まで急げ2525番!
芋煮パーティーの芋になるんだ!
マッチ売りの少女として転生した彼女は、生き残ることができるか。
レミングという鼠が人間のように文明を作っている世界があったら?そんな世界に常識人がいたら?という話。ダークな童話ですのでご注意を。某ユーザーに影響され書いたショートショート。
※なおレミングはイギリスにて実在する鼠で、その迷信じみた習性から着想し仕上げた作品であり、なんらかの思想や悪意、害意を含んだものではありません。
むかしむかし。とある山間の地域には「初雪探し」という、毎年恒例の行事があった。
山の中に分け入り、今年初めて降った雪を取り、鍋で煮込んで飲む。この地域の初雪は、虹で包んだような、五色に輝いていた。
そしてここに、流行り病で家族を亡くし、初めて自分一人で初雪探しに臨む少年がひとり……。
ある冬の夜、猫たちは魚の缶詰をめぐって、かくれんぼを始めます。
子供も大人もほっこりできるような童話をイメージして書きました。
冬のある日、人形たちが歌ったり飛んだりしていた!?
そんなはずはない、と思う大人たち。 しかし事実だったことに大騒ぎになる。
これはたしかに存在する、雪の妖精たちの物語。
雪が降る暗くなった公園で、二人の子どもがさがしもの。
なにかを落としたわけでも、無くしたわけでもありません。
さがしているのは、絆と思い出。
また会いたいと、願いを込めて。
あるところに瓶がありました。
瓶は様々な魅せ方をします。
あなたにはどのように瓶が見えますか。
とても小さなお姫さまのお話です。「冬の童話祭2015」参加作品。
「Happy Story」枠で提出するつもりだったんですが、ボタン間違えたかもしれない。
春夏秋冬、4人の王女様達が季節を守る国。
1人の王女様が塔に入ると、1つの季節が終わり、
新しい季節が始まります。
しかし、今年はなかなか春がやってきません。
冬の王女様が塔から出て来ないからです。
冬の王女様はいったいどうしたのでしょう。
なかなか人間には見ることの出来ない世界のお話です。
“現代社会を支える彼らのことを、少し覗(のぞ)いてみましょう”みたいな。
注))『冬の童話祭2018』参加作品ですが、企画内イベントの作品ではありません。
注)) カクヨムにも投稿しています。
なろう的童話シリーズ第二弾。とある教会で神様に助けを求めた少年を、神様のふりをした悪魔が騙して……
あつい夏を過ごすちょっとひねくれたヒツジのお話。
※『ひだまり童話館』第四回企画『アツアツな話』参加作です。
※The copyright of this novel is in Isuzu Riku. Please do not reprint without permission.
天使が作った綺麗な花束。
「この花束を手にしたあなたに幸せが訪れますように。」
そんなメッセージをつけた花束は、女の人、女の子、お母さん...いく先々の人々をどんどん幸せにしていきます。
さて次はだれを幸せにするのでしょう。
あなたに幸せが訪れますように。
クラスメイトの健司に恋をした明日香。
それを応援する友達の今日子。
「どんな女の子が好きか?」と健司に問う。
すると健司のとりまきの女がいった。
「あんた二重あごじゃん。私以上に瘦せないとね」
その言葉にショックをうけた明日香はダイエットを試みる。
最初のうちは昼食を抜くだけだったが、事態はもっとより悪化していく。
むかしむかし。
寝たきりの老人が、その息を引き取るまでの10日間。奇妙なことがあった。
急に起き出した老人が、村のはずれへと向かうんだ。
その速さ、その力、ともに普段の姿からは想像もつかない。更には、不思議な光が彼の光をときどき照らし……。
ひきこもりの兄を持つ少年、恭介。
兄は毎日昼夜逆転で父とも仲が悪い。
けど、弟の恭介はすごく仲が良く、毎日夜ゲームで遊んでいた。
そんな兄弟のもとへある日、恭介のクラスの女の子まりが遊びに来る。
恭介は戸惑う。
ひきこもりの兄とまりを会わせることを。
しかし、恭介の心配とは違って、兄とまりが出会うことで、少しずつ何かが変わり出す。
※本作は少し高学年向けのひきこもりをテーマにした絵本、童話となります。
イラストはのちのちあげる予定です。
トムという名のサンタは、長年サンタクロースをやっているが、どうにもできが悪いサンタだった。もうサンタはやめようかな。そんなことを考えていたトムサンタに一通の手紙が届く。
『ぼくはプレゼントは何もいりません。だから、どうか、弟を元気にしてください。』
【お月さま】のひとりごとが【小さな友達】に届いた奇跡
川を渡る者、それを待ち受ける者
そこに横たわる作法によっては、思わぬ「境」が生まれるかもしれません……。
不思議な世界の、不思議なお話。
すかした桃太郎のお話。
その日はなんだか羽が生えたみたいに元気だった。ーー
小さな少年、儚は母の日に病院を出る。同じ部屋の青年視点で語る物語
お釈迦さまはマッチョ、蓮の花もマッチョ! くもの糸? そんなことより【筋繊維】だッ! 強靭でちぎれないぞッ! さあさあ大泥棒カンダタは、糸を登りきることができるのか?
(ノベルアップ+でも掲載中)
もうヤバい。なにがヤバいって? それはね、何も思いつかな事がヤバいんだよ。
ねこのぬいぐるみのココにおこされたかーくん(6さい)がふしぎなけいけんをするはなし。
※ひらがなが多いです。漢字は小学校低学年程度の簡単なもののみを使用しております。
FairyWinds・Gree支部、4/28小説企画「昔話」より。
繰り返される勧善懲悪、負けない桃太郎と勝てない鬼、鬼の屍の元に響く神の声。
果たして、鬼の勝利する日は来るのか!?
童話「人魚姫」を可愛い「金魚」に変えたifストーリー。
屋台の金魚すくいの水槽の中に居る美しい金魚姫は、人間の世界を夢見て自分をすくってくれる王子様を待っています。果たして金魚姫は人間の世界へ行けるのでしょうか?
※荻原浩さんの同名小説とは関係ありません。
ひだまり童話館 開館2周年記念祭 「2の話」参加作品です。
師走の町で困っているお婆さんを助けた優太は二つの卵を貰った。その一つは幸せの卵、もう一つは不幸の卵だとお婆さんは言う。不幸の卵なんて欲しく無いが、二つは対になっていた。大晦日の夜、優太が卵を眺めながら悩んでいると……
山の中で長年じっとしていた岩は、ある日「海を見たい」と決意し、ごろごろと転がり始める。カエルやタヌキとの出会いを経て体が砕けながらも旅を続け、ついに広い海へ到達する。
砂浜で動けなくなってしまうが、子供に水切り用の石として投げられ、青い海に沈みゆく中で大きな感動を得る。削れた分以上の喜びを胸に、岩は海底へ沈み、静かな幸せのうちに旅を終えるのであった。
暑さにあえぐときは、年に何度かあるものです。
昔もまた同じで、どのような対策をとったかも様々……
魚面人と人面魚が、人間の住む街へと繰り出していくお話。
流した涙が七色に光るダイヤモンドに変わってしまうお姫様のお話。
今日は節分。
「鬼は外、福は内」の掛け声で、福を招き鬼を追い払う日。
かずと君が通う幼稚園でも、鬼を追い払うための炒り豆が配られました。
けれど、かずと君の表情は、どこか暗くて――
クリスマスイブが誕生日な健太君の、飼いアリとの不思議な物語。
動物の町に住んでいるキツネの兄弟。そんな彼等はある日、お母さんキツネにおつかいを頼まれて裏山のおじいさんの所へ向かいます。
少年と黒い箱の話です。
この作品は、自分のブログ「人間万事最高が今」 http://kakerado.blog.fc2.com にも掲載しています。
これは白雪姫とは違う人物のもしかしたらこんなことがあるのではというもうひとつの物語
「ねぇ、私プリンが食べたの。」
どんな困難があってもプリンを追い求め続ける、双子の姉マリンと妹ライチの物語である。
さぁ、あなたはどうやってプリンを手に入れますか?
ある街の歩道の片隅に咲くオオイヌノフグリの1つの蕾の中で小さな花の精が生まれようとしていました。柔らかく膨らんだつぼみの中に入ってくる光や音に、花の精は外の世界に思いを馳せます。生まれた彼女を静かな月の光が迎えます。やがて、夜が明けて大勢の人々が道を行き交うのですが、足下で咲く小さな花に気付いてくれる人は誰も居ません。夕方、花がしぼむのと同時に命が尽きようとする独りぼっちの花の精の前で、一人の若い女性が立ち止まってしゃがみ込み、小さな花を眺めました。子供の頃にどこかで見た花。
そんな花に疲れた心を癒されたようでした。立ち去る女性を見送りながら、花の精は初めて泣きました。生まれてきて本当に良かった、そんな思い折りたたむ>>続きをよむサンタクロース28号はみいちゃんのプレゼントに困っていた。
転載元↓
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15709064
この作品は、ピクシブの他、カクヨムやエブリスタにも投稿しています。
鬼の子の、小さくても真剣な悩みを、分かち合って一緒に悩んでくれるお友達同士のお話です。
普通の子も、誰かの特別で、きっと相手にとっても特別。
それだけで、何にも問題なんてなくなると思えたら…いいなと思います。
これは昔々の話。ある日森に狩りに出かけた王は傷を負って森に倒れた。彼を助けたのは一人の娘。彼女の懸命な看護の末に、元気になった王は、「美しい」と評した娘に正体を明かし、妃になってくれるよう懇願する。わけありの娘はひどく困った顔をして、王の頼みを断った。けれども王は納得しない。とうとう根負けした娘は王に一つの課題を出したのだ。「七つの星を持ってきてください」と。【昔話風味】
※自サイトからの転載です。
転がり草って植物を知っているかな?
荒野で転がっているあれなんだけど、育ててみるのはきっと面白いよ。
昔々のそのまた昔。ある小さかったりんごの木の精霊と、ある貧しかった少女の、選ばれた恋の話。
「ペンペンと仲間たち」の後日談の童話。
ペンギンのペンペンは、クジラのおじさんの産まれた場所を見てみたいと感じていました。
成長したペンペン達は、船で旅に出ることにしました。
ぼくがふらりと散歩にでかけた先で起こる、ちょっと不思議でほっこりする物語。
この作品は、小説家になろう冬の童話祭に提出したものです。
ある所に、光り輝く衣装をまとった姫さまがいました。
姫さまの言ったことは、その通りになります。
現代まで読み継がれる古典的名著『シンデレラ』。
類型の物語は複数あり、とりわけグリム童話版の残酷さは皆さんもご存じのことと思います。
そして、何よりそこにはざまぁ的要素が存在するのです……!!
舞台は結婚式というハッピーエンドを迎えた、物語の1ページ後。
キラキラしていないざまぁ展開を、ここに。
※不真面目なお話です。
お花の研究室で生まれた、新種のお花。
名前がほしくて、やっと名付けてもらえた時、起こったことのお話です。
ばけものは自分の姿が嫌いでした。ずっと人間のような姿になりたいと思っていました。でも、そんなことは叶わぬ夢だとわかっていました。
携帯もなかったころ。夏休みの日の男の子と従姉のお話。
他のサイト「魔法のiらんど」にも同一の小説を掲載しております。
そこには本があった。
通り過ぎる人々は薄れゆく世界の中思う。
どうしてあなたは持っていないの?
本が無ければ、そこからは出られない。
でも、在るなら無いはずがない。
ここは瑠璃の図書館。無限の図書館。
そして彼女は誰でもないひと。
山の若いぬし様は、最近引っ越しを考えています。
でも、そうなると森山に住む動物たちは困ってしまいます。
そんなとき、一人の子供が祖父と一緒に山の麓の村へやってきました。
祖父はこの山で不思議な体験をしたといいます。
華ちゃんは、小学六年生。
独特の感性を持つ華ちゃんは、図工の時間に自分の視たままの絵を描いていると、先生から「普通に描きなさい」と言われてしまします。
図工室に行けなくなってしまった華ちゃんの前に、トイレの花子さんが現れ、アマビエ先生のクラスへと連れて行ってくれました。
アマビエ先生の授業で華ちゃんは何を学ぶのでしょうか。
(重複掲載作品)
流れ星の流れる村で、魔法のペンが織りなすふしぎな物語。
将太(しょうた)くん(5歳)にはある計画があります。
それは、お正月におじいちゃんの家の裏の山にある祠に居ると言われている狐(きつね)の神様にお願い事をすることです。
でもそれは誰にも話してはいけません。
元旦の日、将太くんは一人でこっそり祠へ向かうのでした。
将太くんは祠にたどり着けるのでしょうか?
そして願い事とは...
この作品は武 頼庵(藤谷 K介)様ご主催の「正月はこれでしょ」企画の参加作品です。
むか〜しむかし、モフモフ王国に、最大の危機が訪れました。
なんと!民たちを悪夢にいざなう魔王が、西の森にある大きな城の中に現れたのです!
そして、魔王を退治できるのは、白クマ勇者とその仲間たちのみ。
しかし、西の森では危険がいっぱいです!
はたして、白クマ勇者は魔王を退治することができるのでしょうか!?
※「冬童話2024」参加作品です。
誰にでも見てもらえるお兄ちゃんと、誰にも見てもらえないわたし。
それなら、わたしはいなくてもいいよね?
クリスマスの夜。
紛争が絶えない町に、戦車が一台爆走する。
最新鋭10式戦車が魔改造されて、サンタが乗り込み世直し道中。
心温まる、聖なる夜に起きた小さな奇跡の物語。
貧乏人の唄歌いの心温まるお話。
ある夜、生きることに絶望しかけた男が見た夢の話。
君は誰かに何かを残せるような出会いをしてきたか?
オレ、ユウタ。6才。毎週金曜は、保育園の帰りに母ちゃんとひぃじいの家に行く。オレ、ひぃじいが大好き!ひぃじいの家の気持ちよいお風呂で、一緒に海賊ごっこをするのがホント楽しいんだ。海賊には掟があったり、大砲ごっこもするんだよ。それとね、ひぃじいがいつも懐かしそう話すことがあるんだけどね、オレ、大人になったらその夢かなえてあげたいなあ。
――ひい爺とひ孫のお風呂場での微笑ましいやりとりと、元気な母ちゃんを描いた、家族の物語。
霜月透子さま 鈴木りんさま主催の「ひだまり童話館」開
館8周年記念祭 参加作品です。
お題:「たぷたぷな話」
折りたたむ>>続きをよむ明日の授業で行う写生のために、コポック君は絵の具を買いに出かけました。ところが、画材屋には水彩絵の具が置いてないと言います。困ったコポック君に、不思議な画材屋は古い油絵の具の箱を渡します。さて、コポック君はどんな絵を描くのでしょう?
この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093093750304688/episodes/16818093093750869413
わたしの家で大切に受け継がれているもの、それはドールハウス。
子供のころは毎日飽きずに遊ぶ。家具を増やしたりして…。
大人になると、さすがにドールハウスでは遊ばなくなる。
せめて飾るだけだ。
でも、掃除だけはしてあげて。
だって、そこにはこびとが住んでいるのだから…。
ぼくは小さな兵隊。あこがれのバレリーナのそばに行きたいと願っている。しかしその願いごとがかなう日というのは……。
ボクはくまの“モモ”
ひなたちゃんが名前とこのピンクのリボンをくれたんだ。えっへん!
いつだってひなたちゃんのそばにいるけど、ひなたちゃんは“白血病”って病気で入院中なんだ。
だけどある夜、真っ黒な服を着たおじさんが「ひなたちゃんを迎えに来た」って言うんだ。
ダメ! そんな事させない。ボクがひなたちゃんを守るんだ!
むかしむかし。
人の何倍も食べる、男が住む村があった。
狩りに関する嗅覚も人並み外れている彼は、近くの山から大量の獣を狩り、
皆におすそ分けするほどだったとか。
そんなある日。一日経っても、彼が山から帰ってこない事態が……
もしもみにくいアヒルの子が洗濯科学を使ったら?
というif設定のギャグ童話です。冬の童話祭用に完成させました。
ちなみに私は手洗い派です
カクヨムさんで開催されていた「KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~」に8作品を投稿しました。
その中で生まれた大西美由紀(おおにしみゆき)というキャラクターを中心に、KACに参加してみた雑感などを語っていきます。
アリシアは誰もが見惚れる美しい聖女です。
優しく民衆を諭し、熱心に神に祈りを捧げて、豊穣の舞いを踊り、忙しい日々を過ごしていました。
16歳になり成人を迎えると、たくさんの求婚を受けます。
でもこのとき、聖女はもう疲れ切っていました。
ひとりきりで祈っていたい、と森の塔に閉じこもった聖女は、穏やかな日々の中で、ドラゴンと出会います。
長い時を経て出逢った大人に成長した少女と、
いつかの懐かしい女性の話。
月にうさぎがいたら、淋しいだろうな。突然、飛ばされてしまったら、すごく淋しいだろうな。でも、いて欲しいな。じゃあ、仲間もつくっちゃえ。そんな、安直な思い付きから始まった物語です。
強欲な少女は村一番の嫌われ者。ある時、村の長老に教えられて少女は魔法のランプを探しに行きます。ランプをこすると魔人があらわれ、どんな願いも叶えてくれるという。強欲な少女は魔人に何を望むのでしょうか。
ある少年の日常の断片…
試験勉強を一休みした彼に訪れるものは一体誰なのか…
謙三が森の中でいじめられていると、森の中から石像が襲い掛かってきた。
いつも一人でお留守番のキャロル。彼女のもとにあらわれたのは…?
真冬の夜、意地悪な義母に追い出された少女リリィは、あるはずのないスズランを探して、雪と氷に覆われた森の中へやってきます。凍えそうな彼女を助けてくれたのは、焚き火を囲む不思議な4人でした―――。
**スロバキアの民話、「12の月のおくりもの」を下敷きにしています**
空に逆さの虹が架かる、逆さ虹の森。
そこでは動物たちが仲良く暮らしていました。これはそのなかの、コマドリとそこに迷い込んだ子供のお話。
迷子になってきた子供にとって、この森は普通じゃないみたいです。
皆さんのなかで、普通って何でしょうか?
同じ女性を愛した兄弟が、女性に贈るために育てたバラが金と銀の花を咲かせました。兄弟は花を贈るために女性に会いに行きます。
途中二人の貧しい子供に出会います。
兄弟はどんな行動をとるのか?
猫達が最期に辿り着く虹の橋をご存知ですか?
これは七つの橋と七匹の猫のお話です。
エレンはおっとりした少年で、同い年の子にいじめられる事があります。
そんな時、助けてくれるのは、幼なじみの女の子リリーでした。
ある日エレンは、リリーに伝えたい事があって、彼女を林へと連れ出します。
星の妖精は地上へ降りて、困った人の願い事を叶えます。星の妖精が出会ったのは、一人の貧しい少女でした。
毎日わがままばかり言っている女王さまに対して、働きアリたちがとった行動は。
元々荒れた生活を送っていた騎士と美しいとは言えない貴族の女性、全く違う人生を送ってきた二人のお話。騎士は誰のことも好きにならずに生きてきた性格のいいとは言えない人ですが、それでもこの恋はとても幸せな恋だったといいます。貴方は今までどんな恋をしてきましたか?
犬と猫が大切なものを迎えに行く話
あるところに働き者だけど貧乏な青年がいました。
なけなしのお金で罠にかかった鶴を助けたところ、その晩、見知らぬ少女がやってきました。
「お兄さん、かわいいわたしがやってきましたよ♥」
強引に押し切られて、その日から少し口の悪い少女と騒がしい日々を送るようになりました。
春の日の放課後。小学二年生の健太郎は、クラスの花だんへと向かった。それは、花だんに植えたヒマワリの種に水をやるためだった。そんなとき、土の上にいた一匹のダンゴムシを見つけて――。
ひだまり童話館 第27回企画「7の話」 参加作品。
お題は「7の話」。
ぽかぽか村の動物たちはなぞなぞが大好きです。
子狸のポンキチくんはお友達とドーナツづくりをしながらナゾトキを楽しんでいました。
家紋 武範様の『約束企画』参加作品です。
ペットショップで暮らす一匹の白猫。
彼女の毎日は刺激的で、退屈で・・・。
そんな白猫とニンゲンの「ハイ」の心温まる出会いのお話。
三太が、京都のお寺で修行の末、地元のお寺の跡取りで副住職として、帰郷するお話。
チョココロネが大好きな女の子、チョココロネちゃん。ひょんなことからチョココロネの国にやってきました!
リタは、孤児院で暮らす女の子。
ある日、親友のアビー達と教会の掃除をしていたリタは……。
※カクヨムにも掲載しています
カラス君は、自慢の巣を失ってしまったのですが…
それは季節の廻る国でのお話。
冬の女王とある旅人のお話。
優しい風が吹いた時、きっと奇跡が起こる。
そんなお話。
3000文字程度の絵本イメージの短編童話です。
ちょっとした気分転換にどうぞ。
祖父が亡くなった。
その通夜で、彼は夜通しで火を消してはならない、火の番の仕事を知る。
親が目を離した時、ふとした拍子で、火を消してしまった彼。
慌てて火をつけなおし、あたかも無事なようにふるまったけれど、事態はそんなすんなり済むことはなく……。
白い花束がぎゅっと集まって、冷たい兎が生まれました。
それは水墨画のような、時が止まったような世界でのことでした。
※解釈はご自由にスタイルなので、解釈の固定を防ぐため、感想への返信はできません。ご了承ください。
あれは鳥なのか。あれは鍵なのか。小さな大人と大きな子供の奇妙な物語。
まだ神と人とが共に暮らしていた頃のこと。重さを司る神は信者を獲得する為に旅をしていました。
あの有名な古典文学、竹取物語と源氏物語。その世界線がもし同じだったら?
かぐや姫に言い寄る光源氏。かぐや姫はどう反応するのか?2人の恋の行方は?
時代背景ガン無視です。感想、ブクマ、評価お待ちしております!
彦星君が悩む話。そんなに難しいこともなくハッピーエンド。
「今都で流行りの『きびだんご』を作ってください。それを分け与えて仲間を作ろうと思っておるのです――」
桃太郎の無茶ぶりに、おばあさんは道行く『もの』たちに訊ねながら『きびだんご』を探求していきます。
結局きびだんごって何なんだ――
森に暮らす樵はトナカイと仲良し。
そんな彼はある日……。
クリスマスからすっごく遅れてますが気にせずGO!
シベリアンハスキーはヒットマンであり、流れ星と呼ばれていた。
恐れる者などない最強の男だった。けれど最愛の幼馴染のシロクマが不治の病と診断され、余命いくばくもないと告げられる。運命を呪う流れ星。
そんなある時、彼のもとに指名手配所が届く。指名手配所には
Wanted 神様 1兆憶万円
と書かれていた。もし神様をしとめることができれば1兆憶万円と、そして運命を変えることができる。一縷の望みをかけて流れ星は神の住まう地へと向かった。
仲良く暮らしていた一家を飢饉が襲う。
時代は中世、人の価値が今とは違う世界。
口減らしもありました。
しかし世界が変化しても、兄の優しさだけは変わりませんでした。
異物感はおいといて、兄妹は仲良くくらしましたとさ。
……異物がおかしいのは、まぁ仕方ない。
小さなお姫さまが旅をするちょっとした物語です。
ムラサキカガミ。この言葉を成人するまでに覚えていると、不幸が訪れるという。
よく知られている話だ。
ムラサキカガミを知った小学生の彼は、いいようがない戦慄を覚える。
年を経るごとに、それは動悸などの体調不良となって現れて……。
「なんだろう、これ」ある日森の木に何かがぶら下がっていた。
リスの小さな男の子、シマ。シマは毎日の同じご飯に飽々。そこでお父さんリスとお母さんリスの隙を突いて、一人美味しいものを探しに家を出ました。途中でシムおばさんというヘビのおばさんに出会い、イチゴという食べ物を教えてもらいました。しかし、その優しそうなシムおばさんはシマを狙う怖いおばさんだったのです。更にはそこに現れる怖い存在である大きな人間。シマは絶体絶命のピンチに陥ります。しかし、その人間は両親に聞かされていたように怖い人ではありませんでした。
鍋の中でいい味になるまで待っているおでんさん達。しかし、ずっと待っているのも退屈です。そんな時、誰かが言い出しました。
「そうだ。オーケストラをやりましょう」
この作品は2014年冬の童話祭にて優秀賞を頂きました。
漁師に狙われる親子の猿を助けた優しいお爺さんは、無惨にも漁師に殺されてしまいます。
そんなお爺さんを助けるために、母猿は神様に願います。
「おんにはおんで返すのだ」と。