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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:345 件
子どもの頃。
テレビのドキュメンタリーかなんかで、島中を覆う蟹の群を見た。
大量発生した蟹は島中を席巻して、島民は蟹を踏みつぶしながら生活をする。どこもかしこも蟹だらけだから、蟹を踏みつぶさなければどこにもいけないのだ。
だから、道路は踏みつぶされた蟹で埋め尽くされる。そんな風に、命がゴミのように扱われる光景を、俺は子どもの頃に見た。
そして、大人になって。
同じような光景が、俺の目の前に広がっている。
大量発生した、手のひらサイズの赤ん坊。
人間の赤ん坊と同
じ形をした、異様に小さなそれは、水気のある所から現れて、大繁殖した鼠のように、入り込めるあらゆる場所を占拠する。特に路上の状況は深刻で、道路は赤ん坊で溢れているから、道行く人は赤ん坊を踏みつぶさなければ、どこに行くこともできない。
だから、人々は路上をハイハイする赤ん坊を踏み潰し、殺す。
ゴミのように、踏み潰される赤ん坊達。
街にこだまする『おぎゃあ、おぎゃあ』という鳴き声。
そんな赤ん坊の溢れる風景を眺めていた俺は、ある些細な出来事を切っ掛けとして、赤ん坊が何処から来るのかを知る事になる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 13:00:00
5044文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:82pt
バイト帰り、深夜の町を一人、走る。前方からは、奇妙な鳴き声が――。 〈No.28〉
最終更新:2014-07-28 02:00:00
1758文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
夜の静けさの中、寝室に奇妙な鳴き声が。そこに男が見つけたのは侵入者にしては無用心すぎる娘だった。
二人を結ぶ不思議な出来事は、王国に伝わる昔話『仔犬の王妃』と何か関わりがあり……。
結婚お年頃な女の子と全く可愛くない王子様のゆっくり恋愛ファンタジーになる……はず。
※第七回アイリス恋愛F大賞にて銀賞 2018.2.2 書籍発売。ただし書籍版は内容が異なります。
最終更新:2014-04-14 18:06:37
148901文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10378pt 評価ポイント:5038pt
眠れない夜、気がつけば外からは鳥の鳴き声が聞こえる……ああ、また、君の事が思い出されてねむれないよ。
最終更新:2014-04-06 06:27:11
1640文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
地球を巨大隕石から守るという目的でМDS(隕石(メテオ)防御(ディフェンス)システム)が作られた未来世界。ある日、哨戒衛星が地球衝突コースに乗った小惑星を発見。ラグランジュ第二ポイントに設置されたレーザー衛星の要員に迎撃命令が下った。レーザー攻撃により小惑星の軌道は衝突コースから逸れて、地球は救われたかに見えた。
ところが五日後、再び同じ小惑星が現れたのである。その後、何度迎撃しても小惑星は五日置きに戻ってくるようになってしまった。月面基地にいた女性科学者がレーザー衛星に出向
き調査したところ、小惑星から電波が出ていることに気がつく。その電波を直接音に変換したところスピーカーから「にゃあにゃあ」と猫の鳴き声のような音が流れ出した。これは小惑星じゃない。異星人の宇宙船だ。そう推測した科学者はレーザー攻撃をやめさせ異星人とのコンタクトを試みようと電波で呼びかける。すると誠意が通じたのか、小惑星は軌道を変更した。だが、安心したのも束の間。今度はレーザー衛星の方に向かってきたのだ。科学者も衛星要員も脱出するすべがない。もう衝突する。だが、その寸前に小惑星は停止した。そして、奇妙な行動を取り始めたのだ。
それを見た科学者は自分の推測が半分間違っていた事に気がつく。これは異星人の船ではなく、宇宙生命体(クリーチャー)。そして、ここへ来た目的は……
「撃って」彼女の指示に従い衛星要員はレーザーを撃った。
そして、宇宙生命体(クリーチャー)は満足して帰っていった。小惑星の正体はレーザーを食べる生命体だったのだ。これで問題は解決したかに見えた。だが数日後、生命体は再び現れた。今度は子供を連れて。ここへくれば餌(レーザー)がもらえると覚えてしまったようだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-19 17:38:51
4697文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:109pt 評価ポイント:103pt
太陽がいなくなったその通り道。夜になると、螻蛄の鳴き声がどこからともなく響いてくる。路地から吹き出す妖しい風は、これは蚯蚓の鳴き声だと道行く人々に教え、そっとその袖を引く。
最終更新:2014-02-08 14:43:17
3909文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
妖術師――妖怪を倒し、報酬を得て生活をしている者たちの総称である。
蝉の鳴き声が鬱陶しいある真夏の日、世界屈指の妖術師”|高凪 優斗≪たかなぎゆうと≫”は、村長の難癖が原因で封印したはずの妖狐を解き放ってしまった。
優斗への報復をすべく、妖狐――九尾の狐は時空の扉を開く。
目覚めた優斗は見知らぬ場所にいた。
そこは剣と魔法の異世界だった。
しかも、九尾の狐は何の因果か優斗と同化してしまって――
同化を解除したら、九尾の狐を毛皮にしてやると豪語する優斗。
同化を解除したら、頭
から干物のようにかじってやると息巻く九尾の狐。
そんな一人と一匹は、元の世界へ戻るべく旅に出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-18 19:00:00
1158文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
幼い日のある夜、少女は細い細い啼き声を聞いた。それは災いを呼ぶ物の怪「ぬえ」の鳴き声であると教えられた少女トワ子は、ひたすらに己の心の中に隠し続けたまま14の時を迎える。
いつからか屋敷の離れで、妖しい魅力をもつ女中のミワと二人だけで過ごすようになったトワ子に縁談が舞い込む。
トワ子の耳の奥で、幼き日に聞いた鵺鳥の鳴き声が細く細くよみがえる。果たして災いは、誰のもとに訪れるのだろうか。
*一話の前書に「ヌエ」の説明を付け加えました。
最終更新:2013-10-20 11:02:38
16876文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:50pt
日暮れになるまで遊んでいた幼いころ、兄がいきなり顔を強張らせた後「なあ」と言った。あ、これは怖い話が始まるな。この高揚したような緊張したような奇妙な兄の表情は、そういう話をする時の合図だった。統也は瞳を僅かに輝かせ他の子供も集めた。延びる影は七つ。統也は怖い話は嫌いではなかったので喜んでいたが、何人か苦手なタイプがいたのか怖がるような声が聞こえる。兄は花一匁やかごめかごめに不随する噂話をした。よくある都市伝説で、知っていた統也はああなんだとがっかりした。だが三つ目に兄が騙った
話は毛色が違った。曰く、奇数でままごとすると役割が無い子が出てしまう。曰く、かくれんぼしていると一人見つからない。曰く、曰く、曰く。やがて日が落ちて蝉の鳴き声はひぐらしが目立つようになる。統也は四つの影を見送りながら隣にいる兄に「なあ」と話しかけた。「なんだ」と兄が言う。あの話はなんだ、と。公園にはもう二人しかいない。「お前が気付いていたかは知らないけどさ。俺たち最初何人で遊んでた?」「俺含めて六人」「今帰ったのは?」そんな事があった、小学生の夏の日。 ■なんとなく不思議な話を不定期に書こうと思ってます。個人的にはコメディーだと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 17:28:31
6142文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
暗い部屋の片隅。そこで響くのはパソコンの操作音と、テンションが空回りしているセミの鳴き声。中卒の若きニート、夏目関子(なつめせきこ)は、ニートを脱するべく、今日もあがく。
ニートだってがんばってるよ!!
最終更新:2013-08-09 19:38:33
11468文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
一匹の竜により、世界が滅んだ。それから三百年、帝国軍の騎士団に所属するハイネは幼い頃から「竜の子」として罵られてきた。元騎士団長レイナードに剣の技術を学び、若くして騎士団の精鋭部隊「七人騎士隊」に所属する事となる。ある日、城の地下から不気味な鳴き声を聞き、確かめに行くとそこで一匹の竜と出会う。復讐の力を得るため、世界を滅ぼした竜と契約する。
最終更新:2013-07-12 00:26:38
76043文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:12pt
とある『殺し屋』の組織の部下達が、次々と殺されている。そんな中、犯人を見てしまった男はギャングの様な格好をした男に保護され、町を訪ねた。一方、少年は町の都市伝説を調査するという名目で、三人しか居ないチャットのオフ会へ参加する為に、やはり町へと訪れた。女は、復讐の為に町へ来た――そして、犬の鳴き声が町中に響く。
最終更新:2013-06-28 17:00:00
106777文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
僕がまだ、八歳の時に事件は起きた。
母といつものように買い物に行き、お菓子を買って貰って嬉しそうにしていると、母の携帯電話の着信音が響いた。
そして数分後、僕と母の前には数台のトラックや車が来て、僕を保護した。母は、僕と別れ永遠に合う事が出来なくなった。
地響きがして、茜色の空が一瞬で暗黒に包まれ、怪物の鳴き声が轟音の様に僕の耳に届いた――
第一異生物ゼアークの出現。人類は初めての抗戦を行った。
最終更新:2013-06-23 21:37:25
5323文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
その廃駅は植物や動物、昆虫によって運営されている。噂の真相を確かめるために『ぼく』は件の駅に赴き、荒れ果てたホームでヒロと出会う。ヒロは駅から人が去った後に繰り広げられた血生臭い争いの歴史と一匹の虫の孤独を語り、そして、もう一度語り終えると錆びた線路に横たわって夜空を見上げた。『僕』もヒロの隣に横になり、間隔を空けて輝いている星たちの空を仰ぎ見る。草陰から夜の虫の声がする。力強くどこか哀しげなその鳴き声は、星のように孤独な駅の構内に深く染み入り、暗夜の中で静かに響いていた。
最終更新:2013-06-08 14:21:28
7784文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
セミの鳴き声がつんざく真夏。アイドルになった少年―神崎鈴蘭と裏方の少女―春川奈々は、幼馴染だった。それがただの幼馴染をこえてしまい・・・。鈴蘭の燃えるような恋は、真夏にも負けないようなものだった。これは友情と恋愛の混ざった話である。
キーワード:
最終更新:2013-05-10 09:37:10
1557文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
セミの鳴き声が耳を突き刺し、汗が噴き出すほどの真夏日。
僕は、車を走らせて祖母の家に向かっていた。
仕事で忙しい母に代わって、小さな頃から僕を世話してくれた祖母。
いつまでも変わらない祖母の姿を見て、昔の記憶が蘇る……
これは、とある夏の僕と祖母のお話。
※この物語には方言で表現している場面がが多々入っております。ご了承ください。
最終更新:2013-04-06 14:30:34
9734文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
十代最後の夜、友達に誘われて参加した合コンで遥が出会ったのは先輩とよく似た髪の色をした人だった。
ネコの鳴き声のような甘い声で私の名前を呼ぶあなたに惹かれていたのに素直になれない私。
そんなあなたはいとも簡単に私のもとを去っていった。
「いきなりいなくなったりしないで。」
「押してダメなら引いてみろって言うだろう。」
やっぱりあなたはネコのように気まぐれな人。
「悪い大人に捕まったと思ってあきらめなさい。」
Domestic Cat=飼い猫
最終更新:2013-02-26 22:10:53
14384文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:22pt
蝉の煩い鳴き声と、喧しい人々の喧噪が入り混じる。
そのなかで、噂が囁かれ始める。
「ねぇ、知ってる?」
それは、とある少女の噂。
「あの屋敷ね、昔首吊った女の子が棲んでるんだって」
それは、私の噂。
ねぇ、だれか―――私を、見つけて?
最終更新:2012-12-06 17:35:38
844文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:half bloom
ノンジャンル
短編
N0759BL
タイトルまんまです。
最終更新:2012-11-25 20:08:57
201文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
子供達が親元から離れ、学童疎開を余儀なくされていた戦時下の日本。ある日、一人の少年が疎開先で人を殺してしまう。相手は地元の餓鬼大将。余所者に対する度重なるイジメに耐え切れず、怒りの衝動からだった。犯行が露見するのを恐れ、彼は死体を森の奥深くに埋めて隠滅する。誰にも知られる事なく、無為な日常に戻ったはずであった。だが、うだるような猛暑、疎開による抑圧と孤独、そして神経を逆なでする蝉の鳴き声が、少年に白昼夢を垣間見せる。逃げ場のない現実は揺らぎ、次々と浮かぶ悪夢の光景。はたして
、それらは妄想か現実か――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-17 21:00:00
7886文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
――夏の初夜。狐が鳴いた。
その鳴き声に何故か少女は恐怖を感じずにはいられなかった。
それは3年前のある夜のこと・・・・・・まだ、少女が幼い時の記憶。
狐、という生き物に連れ去られた記憶。
不可思議な儀式の生贄となってしまった少女はそれを恐れた。
少女を襲う悲鳴と数々の体験。
自らの体を売る日々・・・・・・それはすべて、3年前の少女の失踪にあった。
神隠しにあった子。
それが少女であり、今の少女だった。
今、少女は寝ている。
それが、
少女だった・・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 00:00:00
6080文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「肝試しにいきたい」
そうつぶやいた妹を連れて、
とある廃墟化したマンションに忍びこんだ兄と妹。
夜な夜な女性の鳴き声が聞こえるという噂があるこの場所で、
兄と妹が見た幽霊とは?
※とある場所で晒した短編に少しだけ追記をしました
最終更新:2012-08-04 02:14:19
11193文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
蝉の鳴き声が本格化してきた七月下旬、一人の男が死んだ。
四百にも満たぬ人口の寒村、沖津音村《おきつねむら》は、この死を皮切りに地獄を体現することとなる。
「村の中に人狼がいる。生き残りたければ殺せ。汝は人間なりや?」
死体と共に残されたメッセージ。
夜を迎える度に増える死体。
死体が増える度に募る疑心。
疑心が暗鬼を呼び、暗鬼が死体を呼ぶサスペンスホラー。
最終更新:2012-05-25 21:35:39
28346文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:17pt
その日は鳥の鳴き声が心地よい春の桜が舞う日、そして桜花(おうか)高校の入学式の日…葉桜市に、とある少女がいた
彼女は性格上、今まで他人と関わることが少なく男性と付き合った事が1度もなかった
しかし入学式の日に、ある男子と関わることで彼女に恋を芽生えさせる…
そして沢山の仲間が2人を導いていく、そんな2人のラブストーリー
最終更新:2012-04-24 07:15:22
25158文字
会話率:81%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
心に浮かんだよしなしごとを書き留めたものです
最終更新:2012-03-19 10:13:01
655文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
学生の頃、深夜に牛の鳴き声を聞いていたのだが‥
最終更新:2011-12-20 11:19:28
1645文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
音楽はアメリカと日本間に勃発した攻防戦時中でも人々に遊楽と差別をされながらも密やかに庶民に愛されていた。だが、音楽家 葉瀬蜜柑(はせ みかん)が国際コンサートで言った言葉「私達は戦争をしなければ、幸福に暮らす事ができないのでしょうか?」に感銘を受けた日本の首相とアメリカの大統領が会見を開き、平和が訪れた。日本の勝利を一生、奪ったと判断した一部の過激派による音楽弾圧によって、生の音楽は本土から失われた。だが、希灯島(きひとう)にはまだ、音楽の息吹はあった。それをもたらしている
のが希灯児童養護施設の子ども達で構成された蜜柑吹奏楽団と、葉瀬彼方(はせ かなた)を部長に何となく集まった希灯高の生徒+駄菓子屋のおねぇちゃん+小学生のふわり(地震で脳を損傷した少女。動物の鳴き声を語尾につけて喋り、笑顔しか表情に出せない)で構成された吹奏楽部、通称熊部。
その面々を中心に送るふわり、ふわふわストーリー♪
人は不幸の中でも最善の幸福を見つけられる。そんな願いを込めてお送り致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-12 02:05:05
107774文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
研究者に抱かれた猫は力なくぐったりと項垂れていた。小さな小さな箱の中へと横たえられた直後、一度だけ細く小さな鳴き声を上げた。虚ろな眼差しはぼんやりとした輪郭以外なにも捉えていなかった。それでも最後に一度だけ、自分以外の誰かに向かって声を上げたのだった。
箱が閉じられる。実験が開始される。再びその箱が開かれるその瞬間まで、猫の呼び声は誰にも届かない。どれだけ耳をすましても、決して聞くことは叶わない。どこにいても。誰であっても。
最終更新:2011-09-24 21:35:28
4573文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:15pt
セミの鳴き声は、たぶん、なまやさしいものではない。
最終更新:2011-08-20 21:11:33
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
祖母が亡くなり、天涯孤独になった物書きの柳風助。夏を賑わす虫の音で寂しさを紛らせる日々だったが、やがて虫の鳴き声に似た耳鳴りに悩まされるようになる。そして、ついには頭の中に虫の存在を感じるように……。
最終更新:2011-06-12 18:45:24
6467文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:35pt 評価ポイント:33pt
とあるサナトリウム。
そこの中庭には、いつも真っ黒な猫がいる。
最初は追い出されていたその猫も、何度追い出しても帰ってくるので
いつしか、みんながその風景を受け入れるようになった。
そして噂が流れる。
「あそこにいる猫の鳴き声を聞くと死ぬんだって」
着いた名前は「死神」
不吉と言われる黒猫が、サナトリウムの中庭で死神の名を持つ……。
そんな絶望を知った人達の、最大の皮肉にも動じず、黒猫は今日も日向でのどかに眠る。
そして少女がやって来る。
最終更新:2011-05-04 12:20:58
139123文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:181pt 評価ポイント:69pt
少し哀しい読み切り。
キーワード:
最終更新:2010-09-15 23:36:30
414文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
幼い頃の俺は蝉の屍骸を踏み潰す事が楽しくてしょうがなかった。
時には死にかけの生きたままの蝉も、あの断末魔の鳴き声が忘れられない、
今の俺ならば、あの時踏み潰された蝉の気持ちが良くわかる。
最終更新:2010-08-15 20:51:43
1759文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
中学校も最終学年になり、受験生となった陽平は町の祭りに幼馴染みの加奈を誘った。そう、それはいつも通り。何も違わない日常の延長線上のこと。 陽平の心臓はどうしようもないほど高ぶっていた。しかし、それを誤摩化しながら、待ち合わせの場所に急ぐ。蜩(ひぐらし)の鳴き声と共に…… 一方、加奈は神社の階段で陽平を待っていた。 向日葵の柄の浴衣で、普段はしない化粧をし、微かに色づいてひとりぽつんと夕焼けの空を眺めていた。 耳に届くのは、祭り囃子と町の喧噪。子供たちの笑い声。
蜩(ひぐらし)の鳴き声……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
5558文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
僕が、梟の鳴き声に誘われて外に出たら、彼女はいた。
真っ黒のマントに身を包んで。 そして、僕に言ったんだ。
「赤い月は、戦いのコイン」と・・・
何のことか、さっぱり分からなかった。 ・・・まだ。
でも、後に彼女と僕は、「BLUME satein」と呼ばれるようになる。
「赤い月夜の勇者」
最終更新:2010-07-22 11:22:55
917文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
隼人(はやと)が大阪から上京してきて三ヶ月が経った。
ある休日、都内の公園で聞いた、一匹の蝉の鳴き声をきっかけに、今まで押し封じていたさちへの想いがゆっくりと溢れてくる。
最終更新:2010-06-08 00:38:02
1917文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:19pt 評価ポイント:19pt
ケンイチロウとタカシ。仲の良い彼ら兄弟にとって大切なものとは――。
※自分への命題。
『ツチノコの鳴き声を、擬音を使わずに表現しなさい。(ロボコン0点)』
をテーマに仕上げたのでござんす。
らしくなく、シリアスになってしまいやした。
最終更新:2010-05-07 00:01:14
1678文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:百(難しい童話)
ローファンタジー
短編
N9366I
職を失った”私”は、霧雨の降る中池のある公園で佇んでいた。その時、ふとかえるの鳴き声が。私はかえるの姿を探したのだが、池には何故か女子高生が… その女子高生は不思議な事を言ってくる。
最終更新:2009-12-09 23:54:11
1480文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:15pt
何処からか、鳴き声が聞こえた。辺りは騒音に包まれているのに、確かに聞こえた。僕は、その方向に歩き出して……。
最終更新:2009-08-02 20:07:49
1635文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
男は仲間とのハイキングの途中、熊に遭遇してしまう。死んだふりをし続ける男に、フクロウの鳴き声が聴こえてきた。その鳴き声に、男は呼ばれているような気がした。
最終更新:2009-04-09 16:52:08
2094文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:秋月あきら(ししゃもにゃん)
ノンジャンル
完結済
N0599E
私は私であって私ではない。
〈存在〉は〈存在〉によって〈存在〉している。
私を創造した魔導師は私に多くの知識を与え育てた。
他が〈存在〉するからこそ私は〈存在〉するのだ。
私を記した魔導師は全てを私に記す前に朽ち果てた。
世界が広がり続ける限り私は無知であるだろう。
長い入院生活から中学に復学したセイは、クラスに馴染めず不登校になっていた。
雨の降る日、静かな町を行く当てもなく歩いてたセイは、鳴き声に導かれて子猫と一冊の本を見つけた。
「誰も知らない世界を冒険したみたい」
魔導書の表紙が開かれる。
少年セイと精霊ファティマの物語が今はじまる!
たぶん縦書きのほうが読みやすいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-11 12:32:59
97323文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
一匹のミツバチが目を覚ました。しかしそこは我が家ではなくて公園でした。何で僕はこんな所で寝ていたんだろう?と考え思い出す。その時鴉の鳴き声が聞こえてきて不吉な予感がして――――。
最終更新:2007-04-05 08:11:36
1667文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
神崎の心は一瞬だけ自由に空を飛んだのかもしれない・・・ウシガエルの鳴き声の中で僕らは貴女に狂う・・・
最終更新:2006-07-23 23:09:29
8278文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
大好きだった祖母の死。蝉の鳴き声が、俺を包んでいく…。一週間、それは蝉が謳歌する時間。祖母が100歳を迎えるはずだった誕生日までの時間。
最終更新:2006-04-01 03:19:14
3089文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
夏も終わり、コオロギ達の鳴き声がこだまし始める季節。9/5に起きるある事件により、彼らの世界は徐々に色を変えていきます。短い期間の中で次々と織り成す人間ドラマ。事件の真相に一番近いのはあなたです。
最終更新:2006-03-02 20:03:20
100140文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
検索結果:345 件