-高位貴族- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:168 件
作:みやこのじょう
異世界[恋愛]
完結済
N6669II
【主役は令嬢ではなく癖の強い2人のメイド】
「わたくし、婚約破棄しようと思うの」
侯爵家令嬢のフィーリアは第2王子との婚約に不満がある様子。突然の婚約破棄発言の裏には様々な原因があった。
これは一時的な気の迷いか、それとも……
高位貴族の結婚事情。
周りとの温度差。
婚約者とのすれ違い。
お嬢様の幸せを誰より願う専属メイド、物理のエリル&頭脳のミントが婚約破棄回避のために尽力する。
***
この作品はアルファポリス、pixivにも掲載されています。
最終更新:2023-08-18 22:08:35
102761文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:72pt
アンドレ・ブザンソンは騎士である。
とある夏の日、彼は街道の巡回中に灰熊に襲われる車両を発見し、乗っていた5歳の幼女を救出する。
それは同行の侍女や護衛を全て失い独りで震えていた、輝く金糸雀色の髪に珍しい金色の瞳の美幼女だった。
怯える幼女を抱き上げると、安心したのか彼女は腕の中で眠ってしまう。
増援と幼女の迎えが現場に駆け付け、眠ったままの彼女を引き渡して彼はその場を立ち去った。
自分は騎士の職務を遂行しただけだ。どう見てもやんごとない御身分のお嬢様だし、高位貴族
に関わるとロクな事がない。そっ閉じ推奨。
なのに後日、筆頭公爵家から呼び出しを食らったからさあ大変!恐る恐る公爵邸に出頭してみたら、そこに居たのはあの幼女さま。
「くまみたいなおっきなきしさま!わたくしのこんやくしゃになって下さい!」
えええええ!?
いやいやいやいや!
こちとら貧乏子爵家の三男坊ですよ!?筆頭公爵家のお姫様と結婚なんて絶対ムリ!
ていうかアナタ5歳でしょ!俺もう25なんだけど!?
さすがに父親の公爵閣下をはじめ周りの大人たち全員で説得して、何とかその場はウヤムヤにして逃れた。
なのにお姫様は全然諦めていなかった!
「改めて!よろしくお願いします!」
12歳になった姫様が再び婚約を迫る!
誤魔化しはぐらかし何とか1年逃げ回り、13歳になった姫様は3年間の留学へ。
ふう、これで何とか逃げ切ったか。
「戻って参りました!今度こそ婚約致しましょう!」
「いやまだ諦めてねえのか!?」
「わたくしはあの日から騎士様だけをお慕いしています!」
今日も姫様がグイグイ来る。
これはもう、逃げ切れねえかもしれねえ………!
◆『今日も姫様がグイグイ来る。』の長編版です。歳の差身分差体格差の凸凹カップル、アンドレとレティシアが出会ってからゴールインするまでの物語。
安心安全のハッピーエンド保証付き!(笑)
とはいえ書き上がっていない見切り発車(おい)。
◆短編おさらいと設定資料2編は読み飛ばしOKです。分からない設定が出たら読む、で全然構いません。
◆関連作品として、同じ国の同時期の物語『王子妃教育1日無料体験実施中!』もどうぞ!それぞれ単品で読めますが、併せて読めば2倍お得!(何が?)
◆この作品はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:00:00
125104文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:2812pt 評価ポイント:1496pt
幼きサイラス王を補佐する、若き宰相ロンメル。
ヒステリックに婚約破棄を言い渡す彼を見て。
その女は、艶やかに笑った。
レティシアと呼ばれた霞の悪女。
突然現れ、たった数年で王国の高位貴族令嬢に上り詰めた、謎の女。
彼女の仕上げが――始まる。
======
フハハ令嬢から思いついてしまった話を、ゴッと書き下ろしたので変わらずガバ設定です。
前作とは繋がりがありますが、単品でもお楽しみいただけるかと思います。
趣がだいぶ異なりますので、ご注意を。
少々長いです。25000字
余りとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:00:00
27544文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:44pt
作:天原 重音
ハイファンタジー
完結済
N9971IH
エチェベリア侯爵家の跡取り娘に転生した菊理は、ある日祖父母と共にサントリナ王国の国王に呼ばれた。
呼び出しの理由は、第一王子との婚約の打診だった。
国内全ての高位貴族の令嬢だけでなく他国からもに断られ、最後の希望扱いされるも、第一王子の現状を暴露すると、国王は諦めてくれた。
婚約の打診を諦めてくれたは良いが、第一王子が原因で外交問題が発生する可能性を指摘した。
腹を括った王と共に第一王子を引き摺り下ろす方法を議論する事になったが、妙案が出て来ない。
男爵令嬢がやら
かしている事を前提に、ラノベで良くある『ざまぁ系』の展開の一つを提案したら採用され、一ヶ月後の夜会で茶番を起こす事になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 02:33:11
56012文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:766pt 評価ポイント:672pt
ヴェルナー・ファン・ツェアフェルトは現代日本からRPGのゲーム世界に貴族の子息として転生したが、主人公でもそのパーティーメンバーでもない。
それどころかゲーム中には登場しない人物、しかもスキルも槍術ひとつと地味なので能力的には勇者一行のメインストーリーに参加しようもない。
僅かな利点は勇者と友情を築いたという事実と父親がそれなりの高位貴族の嫡子であるという事。ストーリーからみればまぎれもなく脇役だろう。
そんなヴェルナーはひとまず前世の知識とゲームストーリーを知っているという
点、さらに貴族としての権利と発言力を生かし、まず魔軍に殺されないよう生き残りを目標に生きていく。
だがヴェルナーの前世知識とストーリーを知っているが故の行動は本人も意図しないところで様々に影響を起こしていき、死ぬはずの人物を生かし、本来ゲームでは起きなかったはずの事件にも対応しながらこの世界の歴史を刻んでいくことになる。
それは勇者の伝説とは異なる、若き貴族の努力と奮闘の記録。
これはとある異世界で記憶に残らなくても記録に残ったある人物の若き日の物語である。
※回によっては死体描写などの微グロ描写があります。R15、残酷な描写ありはその保険。
※不定期更新。リアルの都合上たまにものすごく間が開くはずです。一応最後まで展開は考えてあるのですが。
※一話ごとの長さがまちまちです。あらかじめご了承ください。
※本作品の内容はフィクションです。実在の人物・集団等には一切の関係はありません。
また奴隷などの表現も出てまいりますがそのような行為を容認するものでもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 18:00:00
980474文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:314562pt 評価ポイント:185714pt
親に放置されて育った子爵令嬢テルダはある出来事を切欠に公爵令息ヨナに見初められ、公爵家にて教育を受けるようになる。
学び、成長するテルダは生まれこそ低位貴族であるが、既に高位貴族の中で暮らし、そしていつかそうした者達をまとめ上げることを望まれた。義母の跡を継ぎ、王妃を押し退けての社交界のリーダーにだ。
テルダは美しくはない。しかし教え込まれた知恵がある、教養がある、そしてテルダを真摯に愛するヨナの心がある。
これは確固として足元を踏み固め、己の才覚で自らの将来を掴んだ、いつか
社交界を牛耳ることとなるテルディラなる女傑の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 17:09:27
33662文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:26752pt 評価ポイント:20568pt
恋愛小説に出てくる《元平民で貴族になったばかりの下位貴族の令嬢》の面倒を王族や高位貴族の令息に任せるのって、おかしくありません?
【卒業パーティーで婚約破棄する奴って本当にいるんだ】に出てくる殿下の話。
https://ncode.syosetu.com/n2190go/
最終更新:2023-06-15 12:00:00
2110文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:328pt 評価ポイント:282pt
最近、王立学園では一人の下位貴族の令嬢を中心に様々な恋愛問題が発生している。本日もまた、中庭のベンチで子爵令嬢を中心に高位貴族の子息達が侍り、それを見た令嬢達が不愉快を前面に出している状況の中とある声が響き渡る。
最終更新:2023-06-14 01:42:14
8067文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:11188pt 評価ポイント:10080pt
作:月白ヤトヒコ
ヒューマンドラマ
短編
N6631IG
没落寸前の伯爵令嬢が、成金商人に金で買われるように望まぬ婚約させられ、悲嘆に暮れていたとき、商人が雇った護衛騎士との許されない恋に落ちた。
令嬢は屋敷のみんなに応援され、ある日恋する護衛騎士がさる高位貴族の息子だと判明した。
愛で結ばれた令嬢と護衛騎士は、商人に婚約を解消してほしいと告げ――――
婚約は解消となった。
物語のような展開。
されど、物語のようにめでたしめでたし……とはならなかった話。
視点は、成金の商人視点。
設定はふわっと。
アルファポリスに掲
載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 19:26:02
10223文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:11100pt 評価ポイント:9756pt
魔法を使えるのは殆ど貴族に限られた世界において、公爵令嬢のリリアーナは、高位貴族にもかかわらず魔力が弱かった。そんな彼女は、平民出身ながら非常に稀な癒しの力を持つ聖女候補の少女に、許嫁だった王太子を取られ、公の場で婚約破棄を告げられてしまう。復讐に燃えるリリアーナは、王太子と少女を葬ろうと企み、魔法薬作りの名手で学年主席のビクトールに「証拠の残らない毒薬」を作るように依頼した。彼は、平民の中でも最下層のスラム街から奨学金を得て魔法学校に入った特待生で、学校には内緒で法外な報酬
と引き換えに違法な魔法薬を調合、闇ルートで販売していた。当然ビクトールは断るが、リリアーナはしつこく彼の元に通う。最初は憎悪しかなかった二人の関係性は、毎日のように顔を合わせるうち徐々に形を変えていくが、その一方で、身の回りで不可解な現象が起きるようになる。そしてある日、国を揺るがす事件が起こり、一見平穏だった日々は終わりを告げた。
*拙作の短編、中編を長編化したものです。設定だけ同じで中身は別物です。
*完結確約。全52話
*他サイトにも投稿。
*R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 10:57:22
191353文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:260pt 評価ポイント:160pt
ジュリアはウッドクライス伯爵家の娘である。
しかし彼女は伯爵が平民に産ませた庶子で、二年前に引き取られた令嬢であった。
彼女は容姿も頭脳も特殊能力も父親譲りで、とても賢く優秀な少女だった。
しかしそれが却って妬みを買い、正妻や正妻の産んだ兄姉達から冷遇され、無視されることになった。
ろくに食事も与えられず、父に命じられた勉強時間以外は朝から晩まで使用人同様に働かされたので、ジュリアは酷く痩せていた。
それため彼女は、家族からは枯れ木娘、使用人達
からは枯れ木令嬢と呼ばれていた。
しかし世界中を飛び回り、仕事が忙しい父親はほとんど家にいなかったので、そんな娘の状況に気付かなかった。
そんなある日、父親から娘達に縁談が舞い込んできた。父親の仕事のパートナーである男爵だという。
二人の姉達は父が持ち込んで来た縁談話を強く拒否した。
伯爵令嬢である自分達が格下の男爵家に嫁入りだなんて冗談ではないと……
そして姉達からその縁談を押し付けられたジュリアは、護衛と共に顔合わせの場所に向かった。
どうせ父親と同年代のおじさんだろう。だけど高位貴族よりも男爵様の方がいいわ。どうせ私はエセ伯爵令嬢だもの……
そう思っていたジュリアだったが、目の前に現れた男爵を見て驚いた。
何故ならその縁談の相手は大農園の経営者で『花男爵』と巷で評判の、まだ若い青年だった。
しかも鮮やかな紅いサラサラ髪に、明るく輝く緑色の瞳をした絶世の美男子だったからだ・・・
❋ ❋ ❋ ❋ ❋ ❋
ファンタジー要素強めの話で、特定の国のをモデルにしていません。王侯貴族の決まり事もゆるふわ設定です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 22:26:30
358866文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:7196pt 評価ポイント:3720pt
ゲームの舞台である異世界に転移した私は、なんだかんだあって現在、息子の婚約者の実家で暮らしている。辺境伯の王都本邸という、ゴリゴリの高位貴族の館だ。どうしてこうなった、とリアルに呟く彼女は、ゲームですら対人交流を拒み、『鎖国モード』を貫く人見知りだった。そんな彼女が、社交家一家に放り込まれて、死んだ目で流されるがまま暮らし始めて半年。息子の嫁(予定)に誘われた茶会に向かおうとする彼女に、ワーカホリック気味で一度騎士団の帯同神官として前線に行くと数か月は音沙汰のない息子から、珍
しくも連絡が来ていた。頼んでいた『おつかい』が終わったらしい。―――じゃあ、そろそろかな。ああでも神様――― ゲーム内で国家元首をしていた元女王は、許されることならば何事もなく一日が終わりますように、と凡庸な願いを神に祈った。
前作の短編『ゲーム世界にて「息子さんを下さい」とイケメンに頭を下げられた件。』の後日譚です。前作を読んだ方が設定が分かりやすかもしれません。
前書きは婚約者視点、本編は主人公視点、後書きはお兄様視点です。
恋愛タグに印をつけましたが限りなく無糖に近い微糖です。最後の最後に少しだけコーヒーシロップ程度に添えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 17:16:33
4934文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2608pt 評価ポイント:2386pt
卒業式で婚約破棄されたエペキカンセ。婚約破棄した王太子バーカーギース。泥棒猫ハーナ。エペキカンセを想う隣国の王子アーホード。彼等の向かう未来は同じ色をしている……。
最終更新:2023-04-28 22:21:51
9520文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:118pt
エリーディアは王立学園の教室で、ハリス・パレスト公爵令息から婚約破棄を言い渡される。
「お前のような冴えない女が私の婚約者などと、不本意だな。私にふさわしいのは、それはもう美しく可愛らしい、マリリアのような女性だ。そうは思わぬか?」
「何をおっしゃるのやら。生まれついた顔は変える事は出来ませんわ。それに女は顔だけではございません。特に高位貴族は立ち居振る舞い、知識、全てにおいて女性の価値は決まるのですわ。」
エリーディアは強力な協力者達と共に反論していく。
最終更新:2023-04-15 22:27:03
11417文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:3666pt 評価ポイント:3354pt
王侯貴族を中心に「的中率100%」の異名を持つ稀代の占い師エリーゼ。
類稀な才能と88年もの人生経験が心に染みわたると話題沸騰の、今最も王都で予約が取れない王侯貴族専門の占い師である。
どんな恋の悩みもひとたび相談すれば、霧が晴れるように解決するという噂が口コミで広がり、今日も今日とて人目を忍んで恋に迷う高位貴族が押し寄せる。
とはいえ、占い料が高額すぎる、法外だ、悪徳商法だ、平民のくせに無礼だなんだという声があるのも事実。
批判の声も何のその、平民上等無礼無双の老婆には誰に
も明かしてはならない秘密があって…。
そんなある日、誰にも言えない深い悩みがあるので占ってほしいと貴族の青年からの依頼があり、エリーゼはいつものように粗野な老婆として客人を迎え入れるのだが―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:27:53
8298文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:68pt
作:と。/橘叶和
異世界[恋愛]
完結済
N4766ID
オフィーリア・エクセルシオールは聖女である。国を魔獣から守る結界をたった一人で張ることのできる、女神に愛された娘なのである。聖女は教会と貴族、両方からの保護を受ける為に高位貴族と結婚することが定められているが、その意味をはき違えた彼女の婚約者はあろうことか別の令嬢を連れてきて……。
結ばれないと知りながら、ずっと自身の聖騎士に片想いしていた聖女と、どうにかして聖女を自身のものにしようと画策していた聖騎士が結ばれる話です。ハッピーエンドです。ざまあは薄めかも。
最終更新:2023-03-26 00:16:26
36470文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:27226pt 評価ポイント:22406pt
国王唯一の王子エドワード。
彼は婚約者の公爵令嬢であるキャサリンを公の場所で婚約破棄を宣言した。
次の婚約者は恋人であるアリス。
アリスはキャサリンの義妹。
愛するアリスと結婚するには「妃教育を終了させること」だった。
同じ高位貴族。
少し頑張ればアリスは直ぐに妃教育を終了させると踏んでいたが散々な結果で終わる。
八番目の教育係も辞めていく。
王妃腹でないエドワードは立太子が遠のく事に困ってしまう。
だが、エドワードは知らなかった事がある。
彼が事実を知るのは何時になるのか…
…それは誰も知らない。
他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 07:00:00
80804文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:37082pt 評価ポイント:22268pt
クロエはかつての英雄の銅像を見て前世の記憶を思い出した。
美化しすぎ。百倍くらい美化されとる。しかも、胸。どんだけ詰めてるの……。私、胸なかったじゃん。
クロエは美化された銅像を見て前世の記憶を思い出したのだ。
前世の名前はピオニーといい。火炎剣の使い手で魔王討伐メンバーの一人だった。
彼女は、四天王の一人氷神ライムとの壮絶な戦いの末に死亡した。
どうやら、生き残ったメンバーと実は生きていた弟の証言でピオニーの銅像を作ったようだ。
ピオニーだけ死んだせいなのか、恐ろしい
ほどに美化されていた。
前世の記憶が蘇った影響で人格形成が早くできてしまったクロエは、貴族としては劣等生で持参金につられた高位貴族との縁談話ですらダメになる始末だった。
クロエは、婚活戦争に頭を悩ませていた。
そして、どうやら、生まれ変わったのはクロエだけではなかったようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 20:08:53
4520文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:52pt
※1話の文量が長かったため、話を分割しました(2023/2/15)
子爵令嬢のロザリー・フォートリエは夢見がちな少女。ある日、ロザリーは学園のパーティーで王子に一目ぼれしたので妃になってほしいと言われる。物語のようなシチュエーションに舞い上がったロザリーはあっさり了承してしまう。
王子に連れられ、王族と高位貴族だけが通える学園の「ノワールクラス」に編入したロザリー。しかし、そこで王子の婚約者だという少女に絡まれ、さらには明らかにその婚約者に好意を持っていそうな男からも目の
敵にされる。
どうやら彼らの中でロザリーは、王子をたぶらかしてその婚約者を傷つけたふしだらな女ということになっているらしい。元のクラスに戻してと王子に頼むロザリーだが聞き入れられず、ついにパーティー会場で断罪されそうになり──……。
●アルファポリス様にも掲載しています
●ブクマや評価ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 21:17:07
35902文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:4262pt 評価ポイント:3618pt
子爵令嬢であるコーデリアは高位貴族である公爵家から是非にと望まれ結婚した。美しくもなく身分の低い自分が何故? 理由は分からないが自分にひどい扱いをする実家を出て幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱く。ところがそこには思惑があり……。公爵は本当に愛する女性を妻にするためにコーデリアを利用したのだ。夫となった男は言った。「お前と本当の夫婦になるつもりはない。2年後には公爵邸から国外へ出ていってもらう。そして二度と戻ってくるな」と。(いいんですか? それは私にとって……ご褒美で
す!)このお話はアルファポリス様にも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 19:00:00
13021文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:44094pt 評価ポイント:37788pt
田舎の子爵令嬢のフローナは、隣の領地のウルスに淡い恋心を抱いていたが、ウルスはフローナの従姉に一目惚れし後に婚約する。その後、フローナは貴族の子女として王都の学園に入学し、勉学に勤しみつつ、なるべく目立たないような生活をおくる予定だった。ところが、なぜか高等部の高位貴族ご子息のアルバストに捕まり、アルバストらの仕事を手伝うはめになる。目立てば嫉妬や嫌がらせ。フローナとしては修学後は速やかに領地に戻りたいのだが……。
本作は、たこす様主催の「だ~れだ企画」に冒頭部だけ載せたもの
を、加筆修正しています。R15等は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 22:13:40
100331文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:14922pt 評価ポイント:10796pt
つがいとは、本能が求めるもの。
つがいが存在するものの、高位貴族間では政略結婚が推奨され、つがいを見つけることがないようにフェロモン抑制剤を飲むことが良しとされている世界。だが、若者たちの中にはつがいを見つけることに憧れを持つ者も多く、婚約者がいない場合は抑制剤を飲まないことも多い。
そんな、つがいというものに対する考え方が違う3人の男の話。全3話。
最終更新:2022-12-31 17:00:00
21200文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:982pt 評価ポイント:844pt
精密機械技術師、いわゆる“ロウェル技師”である彼女と、あの日、僕は運命的な出会いを果たした────。
──この世界では、時計や歯車製品等の精密機械を一般に“ロウェル”と呼ぶ。
また、何かにつけてハイブランドが存在するのと同様に、ロウェルにも、ハイブランドが存在する。
世界各国の王室及び高位貴族から注文が殺到する、正真正銘のハイブランド。
その名も、『メカニカ・シャンデル』。
その本部となるメカニカ・シャンデル本館は、主に精密機械を作るアトリエと、その製品を直売で販
売する直営店で構成されている。
そしてそのハイブランドの名をたった一人で背負う、世界一のロウェル技師、ルイズ・エルヴィ・シャンデル。
────そんな彼女は、今日もまた、華やかで美しい究極のロウェル製品をつくり出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 08:00:00
4104文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
テンプレ暴走トラックで死んだ平凡な高校生の『俺』は異世界転生後に高位貴族の長男(美幼児)になっていた。
ひゃっほう、テンプレ万歳、イケメン貴族が現代知識チートしたら人生バラ色じゃないか! そんな期待は儚く散った。
そう、母親が異世界転生現代知識チート系元悪役令嬢な現『恐怖の女帝』だったばっかりに!
キャラ被ってるどころか俺の完全上位互換なんですけど!?
おまけに二十年前の婚約破棄騒動のせいで国内の人間関係はぐちゃぐちゃになってるのに、こんな中で当主就任!?
このままでは母親
に傀儡当主にされてしまうと気づいた主人公アレクシスとその『唯一の友達』なシャーロットが二人で高い壁に立ち向かう話。
※4年前に旧アカウント『ユキサ』名義で投稿していた『異世界転生したが母親が完全上位互換だった件』を改題・改稿して投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 19:00:00
87663文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:270pt 評価ポイント:184pt
「もう我慢ならん、私はアドリエンヌとの婚約を破棄する! そしてクリステル嬢との真実の愛を貫くっ」という、第一王子の決断により不名誉な悪役令嬢として糾弾され、婚約破棄を突きつけられる公爵令嬢……の予定であるアドリエンヌ。王子の取巻き筆頭として、他の高位貴族の子弟たちとアドリエンヌに敵対する立場であるロランは、「あれ? なんか変じゃない?」と、状況のマズさに気付いて、なんとかアドリエンヌを救おうと動き回る。【新紀元社モーニングスターブックスから、書籍化しました】
最終更新:2022-11-08 18:12:20
475306文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:30931pt 評価ポイント:6421pt
卒業式後のパーティーに付き物といえば、王子、ピンク、断罪される高位貴族令嬢。
ありがちな設定の短編です。
【婚約破棄ですか?ありがとうございます】の四年後の世界ですけど、この話だけでも読めます。
アルファポリスさまにもアップしています。
最終更新:2022-10-15 16:22:34
4610文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:632pt 評価ポイント:568pt
特待生として貴族学院に在籍するメイディ・ジュラハールは、魔導具を完成させるため、お金が欲しかった。
ある日、アレクセイという高位貴族に、「婚約破棄」への協力を依頼される。報酬は大金貨十枚。破格の報酬に目がくらんだメイディは、彼が卒業パーティで婚約破棄をするまで、「恋人のふり」をすることとなった。
恋を知らないメイディは、恋とは何かを知るところから、アレクセイと二人三脚で演じ始める。
打算で始まったはずの関係は、やがて、互いに本当の恋になる。
※「アルファポリス」様
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 21:00:00
104770文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:736pt 評価ポイント:488pt
公爵令嬢クロエ・マリエル=アルトラムには、生まれついての婚約者がいた。国の頂点に立つべくして育てられた王太子である。
結婚するそのときになっても、ついぞ男女の情は持てなかった。
とはいえ、同じ重責を担う者として寄り添うつもりではあったのだ。
しかし、
「恋をしてしまったんだ」
その一言で、すべてが壊れ始めるだなんて誰が想像しただろうか。
相手が高位貴族であれば、側妃にでも迎えられたかもしれない。ところが、王太子が恋に落ちたとして王宮に呼び込んだのは平民の女であった。
「愛人にするの?」
「愛人になどできるわけがない!」
なるほど、と冷静な頭で考える。
聞けば、国王夫妻も彼女の存在を認めているというではないか。その瞬間、クロエの中で『大事にしたいもの』と『そうでないもの』が明確になった。
(よし、離縁しよう!)
クロエと王太子の婚姻はもともと王命であった。それを王自らが相談もなく反故にしようというのだ。これはもはや、クロエと王太子だけの問題で済むことではない。
そんなとき、折よく幼馴染みからの手紙が届く。
内容を確認してパニックに陥るクロエだったが、父公爵が乗り気なので「まあ、いっか」とその流れに身を任せてみることにした。
「離縁して、幼馴染みの国に嫁いできました!」
かくして、クロエ・マリエルの新たな人生が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 05:26:26
2973文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:1572pt 評価ポイント:1002pt
アクリメント王国は、10年前に突如出現した魔王によって危機に陥っていた。その危機を救ったのは異世界から召喚した聖女トワ。彼女によって魔王の討伐は成功するが、アーデルベルトの治世はまだまだ不安定だった。
そして気苦労王アーデルベルトは考えた。
そうだ!この国の人間と聖女が婚約すれば万事解決だ!―――と。
それこそが自分の治世を平穏なものにする一助となると信じて。
彼女へ婚約者を!その一念で王の奮闘が始まる『王太子ルート』『公爵令息ルート』『魔導士ルート』『騎士団長令息ル
ート』『ハレムルート』いずれかのルートで王はバッドエンドを回避することができるのか!?
※約10,000文字/全4話で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 10:00:00
10002文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:156pt 評価ポイント:120pt
卒業パーティーで兄であるヘンリー王子が婚約者であるマチルダ・ヘルキャット侯爵令嬢に婚約破棄を告げる姿に驚くイライザ。その傍らには聖女とされる四大乙女の一人、治癒の乙女であるメアリー・コックス男爵令嬢が高位貴族の令息たちに守られるように立っていた。ヘンリーは彼女を殺害しようとした罪を告発するが、逆にマチルダから不貞を咎められる。逆上したヘンリーはマチルダを悪女と呼び斬りつける。イライザはマチルダを殺した彼らを許さないと誓ったが、それは夢の中の出来事だった。しかし、彼女の目に神託
の聖女の証が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 08:27:50
3178文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:1348pt 評価ポイント:1226pt
きらきらした方に絡まれやすい、男爵令嬢は実は前世の記憶持ち。
読んでいた小説の似た世界に生まれてきたことに、そしてヒロインに転生したのかも? に気づきました。
あまりにきらきらした高位貴族らに絡まれて、きらきら恐怖症ぎみに。
元々画面のすみっこでたまに挿絵とかにちらっと出ていたモブ伯爵令息が気になっているにも関わらず、きらきらに絡まれて嫌になっているヒロイン主観です。
別サイト掲載ございます。
最終更新:2022-09-05 22:12:03
9072文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:1688pt 評価ポイント:1484pt
乙女として最底辺。
ナルティア・レーグラント公爵令嬢。
国内で最高位貴族の公爵位。その一人娘であるのが、彼女、ナル。
またの名を『ドブ令嬢』。
レーグラント公爵は、とある役目を与えられている。それが『下水道の管理』だ。
ディーネ王国、王都は最新、都市建設計画に「下水道」を組み込んだ。
その管理をするのが、レーグラント公爵家。
一人娘であるナルも、下水道の管理業務を意欲的に務めている。
直接、汚く臭い下水道に入り、汚物まみれの廃棄物を拾い、忌み嫌われる汚血や貧民の職員たち
とも、積極的に関わる。
とても、貴族の令嬢とは、思えない行い。
そんな彼女の、貴族としての評判が、下がるのは当然のことだった。
ナルは、ある日、ハーレム精霊も出会う。
ハーレム精霊は助けてもらった、お礼を願い出る。
「貴方にハーレムをお届けしよう!」
しかしナルは、それを断るのだった。
投稿予定日は毎週、月、水、金曜日です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 19:00:00
54932文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:40pt
私はヴィオリット・ヌヴォー公爵令嬢。この国の第一王子であるクラード・ゴルドロード王子殿下の婚約者。
一度目から今までずっと私はこの名前で、この地位にいる。
見た目も何も変わらず、高位貴族の生まれと幼い頃からの厳しい教育により、鋭い美しさと教養を兼ね備えた完璧なる未来の王妃。
一度目から……と言ったように、なぜこんなことになっているのか分からないが、私はずっと死んではまた生き返って、ということを繰り返している。
七歳の誕生日に目覚め、これで七度目となる繰り返し。
長くても私は
十八歳まで生きられない。
必ず最期には毒を飲んで、人生の終わりを迎えるのだ。
※勢い作品のため、修正が入るかもしれません。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 22:01:23
18366文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:9034pt 評価ポイント:7478pt
■婚約解消に伴い、高位貴族から下位貴族に嫁ぐ事になった令嬢。それから数年後。彼女は本当に不幸な人間だと言えるのだろうか。■ぷちざまぁ要素があります。
最終更新:2022-08-07 00:00:12
7487文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:22414pt 評価ポイント:19636pt
マリー・テレーズはセリース王国指折りの名家・アグレアーブル家に直系として生まれた公爵令嬢。いずれはどこかの高位貴族や王族と、政略によって結ばれた婚姻をしなければならない身。なのに彼女の心は幼馴染のシリルを忘れられず……
公爵令嬢×伯爵子息の身分差ラブストーリー!
最終更新:2022-07-31 12:00:00
22920文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:346pt 評価ポイント:266pt
【短いあらすじ】貧乏で苦しんだ経験を持つ子爵夫人が成り上がるお話。
最終更新:2022-07-26 18:01:32
151663文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:12016pt 評価ポイント:8208pt
作:ξ˚⊿˚)ξ <ただのぎょー(Gyo¥0-)
異世界[恋愛]
完結済
N0639GY
――はぁ、今日もルートヴィッヒ様がステキで幸せだわ。
テサシア・ノーザランは、王都の学園に通う辺境の男爵家令嬢。
吹けば飛ぶような田舎貴族の娘として、学園で形成される高位貴族や聖女たちの派閥とは全力で関わらないように、息を潜めてモブとして過ごしている。
そんな彼女の人生の潤いはアーべライン侯爵家令息のルートヴィッヒ様。
銀髪に眼鏡の怜悧な貴公子をそっと陰から眺めることを至上の喜びとしている。
――無論、話し掛けるなどというような真似をするはずもなかったのだけど……
!
なぜか距離を詰めてくる推しに翻弄されるモブ令嬢のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 13:14:26
39738文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:87714pt 評価ポイント:66420pt
異世界に転生した男子高校生4人、王子に高位貴族に生まれ変わりました。でもやっぱり元高校男子!4人わちゃわちゃ日々を過ごしています。もうすぐ飲酒出来る(この世界で)アルフレアの話です。
最終更新:2022-06-10 11:10:09
2884文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:110pt
「僕たちは御伽話の続きを生きてる」
高位貴族の三男坊で、温厚かつ寡黙な性分のマクシミリアン・ライン。
彼の家に仕える騎士の娘で自身も剣技に優れているハリエット・ウェルテ。
エキセントリックシャイボーイと騎士道系女子な二人はお互い不器用に片想い。周りの皆は応援するけどじれったい。
色とりどりの事件に巻き込まれる中で、彼らは様々な関係のカタチを学びながら、少しづつ自分の抱える感情の名前を探す。
騎士見習いたちが触れる、恋情、友情、貴族事情、それから時々非日常。そして遠回りな二人
の愛の結末は。
両片想い主人公たちを見守りつつ、それぞれの友人たちも自分の恋愛を進展させる……感じのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 13:44:38
103900文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
女騎士カレン・シャノンが、浮いた噂のない脳筋騎士団長ダレル・ガードナーに恋して数年が経過していた。高位貴族ではない家柄で、政略結婚を強要されず、自分の適性のまま騎士団で、自由に生きてきたカレンにとって、それは晴天の霹靂だった。
家庭の事情で結婚をせざるを得なくなったカレンが、めちゃくちゃ強くて有能なのに、恋愛には奥手で弱腰な年上騎士団長にぐいぐい迫るお話です。
最終更新:2022-06-01 21:00:00
7322文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:20pt
宮廷医師である祖父の元で働くジャスミンは、土だけが入った鉢植えを常に持っていることで有名な変わり者だが、もっと変わっている点は、「人の頭頂部に、その人物の心理を反映した色の花が咲いているのが見える」ことである。
ジャスミンの好きなひとは、王家筋のガリエ公爵家の次男グレン。つれない態度で「何を考えているのかわからないから怖い」とヒソヒソされがちだが、彼の頭頂部には菫色の小さな花。感情に合わせて色を変え、萎れたり、揺れたり。とっても感情豊かで可愛いひとなのだ。
王太子の婚約者が正
式に決まり、選考に漏れた令嬢たちによる「高位貴族の令息をゲット」レースが佳境を迎えるなか、グレンにも魔の手が伸びるけれど、彼の気持ちが揺るがないことはわかっている。というか「見えて」いる。
けれどジャスミン自身の頭頂部は、雑草ひとつ生えていない、空虚だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 20:18:42
13690文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:20642pt 評価ポイント:17874pt
メリアは姉のエリーザと玉の輿を願いながら、貧乏であっても姉妹仲良く幸せに暮らしていた。
そんなエリーザに高位貴族アーサーとの婚約話が持ち上がる。
幸せそうな姉。メリアもそんな姉を見て喜んで、自分も頑張らなくちゃと思うのだが、そんなとある日、姉が川で死体になって見つかって…
男爵令嬢に浮気をし婚約解消をした皇太子。償い。それがこれからの生き方。
に出て来るメリアのお話。
最終更新:2022-05-03 16:22:25
3298文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2178pt 評価ポイント:2048pt
王立学校に入学早々、私は肩身が狭い。
姉が自由気ままに高位貴族相手に浮名を流したせいで!
それでもくじけないのは同じ男爵位の婚約者がいるおかげ。
私は彼と学内でひっそりと過ごし、静かに愛を育んでいたの。
ところが、その姉が高位貴族と婚約破棄騒動を起こしてしまう!
王太子、公爵家長男、侯爵家長男の三人と!
何考えているの、バカじゃない!?
この一件で姉は国外追放になる。
我が男爵家はお取り潰しにはならなかったけど傾いてしまう。
普通ならここで私は婚約を解消されてもおかしくな
かった。
けれど、彼はそれでも私がいいと選んでくれたの!
ああ、愛してるわ!
ところがこの後、なぜかあの三人が私の前に現れるようになる。
誰もが羨む地位と美貌と才能を持ってる方々。
そんな人達が姉の面影を追って私に言い寄ってくるの。
羨ましいですって?
何考えているの、バカじゃない!?
やらかした直後にその妹で同じ事を繰り返す気なの?
大体、あっちがダメならこっちだなんて、私のことをちっとも見てくれていないじゃない!
誰が何と言おうとも、私は絶対に婚約破棄なんてしませんからね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 00:00:00
19605文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:402pt 評価ポイント:318pt
国一番と呼ばれるフローラ学園で学年二位の成績を誇るアレンは、とある日、トンデモナイ光景を目にしてしまう。学園の生誕祭でアレンの元に伝言が届き、秘密の間と呼ばれる隠し部屋に向かう彼は、しかし、もうひとつの隠し部屋を見つけてしまう。
実は隠し部屋好きな彼は、ドキドキを胸に、後から入ってきた人物の行動をじっくり観察する。ロウソクに火が灯り目にしたのは――アレンのパンツを嗅ぎ、アレンの髪や爪、乳歯を抱きしめている王女様であった。
あまりの動揺に、記憶が飛ぶアレン。彼は呆然としたまま本
来の会合に参加し、気付いた時には、彼女のストーカーから護衛する任務についていた。
そこから始まる事件の数々。王女様のストーカーからは殺されかけ、王女様本人には殺害予告。果てには半強制的に婚約をさせられ、彼は逃げ場を失う。
だが、どうしても婚約したくないアレンは王城から抜け出し街に潜むことに。
そして、出会う運命の相手。
宿屋の娘である彼女と共に生活をし、徐々に恋心を募らせるアレン。しかし、逃亡したアレンを捕まえようと騎士たちが来て、二人は王都を転々とすることに。
そんなある日、変装用の道具を購入するために一人で出たアレンは、騎士たちに見つかり路地裏に隠れる。ところがそこで、高位貴族たちによる国家転覆の計画を知ってしまい、彼は不運なことに罪を被せられてしまう。
裁判官を買収され、もはやこれまでかと思った時、アレンに助っ人が現れた。
なんとそれは、これまで宿屋の娘に変装していた王女様だった。
彼女の『アレン日記』のおかげで無罪となったアレン。
彼女の重すぎる愛で救われたこともあり、婚約することも良いかなと考えを改める。そして開催されるパーティー。彼は王女様からの手紙に指定された場所へと向かう。
そして告白しようと思ったその時、彼は見てしまう。
自分のお漏らしパンツを嗅ぐ王女様を。
彼は思いなす。
――やっぱ逃げよう。と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 22:43:21
54820文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:40pt
公爵令嬢のマリアンヌは婚約者である王太子殿下から婚約解消を言い渡されてしまった。
マリアンヌの義妹リリーと恋仲になったせいで。
父と再婚した義母の連れ子であるリリーは、公爵家の養女でもある。つまり、実子並みの権利を持っているのだ。そのため、王家と公爵家との縁組を考えればどちらの令嬢と結婚しても同じこと。
元婚約者がいては何かと都合が悪いからと、マリアンヌは自ら母国を去る。行先は、亡き実母の祖国。祖父や伯父たちはマリアンヌの移住を喜んで受け入れる。
彼女を皇女に!と思うも、本
人に拒否されてしまい、仕方なく「女公爵」に。
マリアンヌとしては小国の公爵令嬢が、大国の皇女殿下になる訳にはいかなかった。優しい伯父たち(大国の王族)のため、「女公爵」として、新しい母国のために奮闘してゆく。王太子妃としての教育がこのような形で活かされていく。
一方、元婚約者の王太子殿下には暗雲が立ち込めていた。
彼は王太子位を剥奪され一介の王子になっていたのだ。妻のリリーは、妃として落第点を押される程の不出来さ。
リリーは高位貴族の教育さえ受けていなかったことを元婚約者は知らなかったよう。彼女の母親は下位貴族出身。当然、その娘であるリリーも下位貴族の教育しか受けていない。
内政も外交も上手くいかない。
経済さえも危うくなってきた。
彼らの未来はどうなるのか???
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 00:00:00
7373文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:15008pt 評価ポイント:12232pt
とある国のとある子爵家の兄と妹が王族や高位貴族たちの政治的駆け引きに巻き込まれてたお話。
登場人物がちょっとややこしいかもしれませんがある程度はわざとです。
また中世ぐらいの価値観なので、女性の扱いや女性自身の価値観が現代に比べて「ちょっとあれだな」と感じるかもしれません。
ざまぁみたいなスカッとする展開ではないですが、どこにでもあるような話です。
いつになったらまともに恋愛カテゴリの話が書けるんだろう私は。
最終更新:2022-03-15 22:25:20
11958文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:4136pt 評価ポイント:3636pt
作:徳富 ふにゃ
ハイファンタジー
完結済
N2516HC
世界的有名ピアニスト 杉野琴音が転生したのは、異世界の高位貴族だった。最初こそ戸惑った琴音だったが手に入れたスキルを駆使して冒険、学園と異世界ライフを楽しんでいく!魔物を見て「美味しそう!今日の夜ご飯ですわ!」これはちょっと変わったお嬢様の物語。「魔物など剣の錆にしてやりますわ!」ちょっとかな‥。多分‥。
最終更新:2022-03-07 11:46:01
113837文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:340pt 評価ポイント:212pt
俺、そこそこイケてる男爵(32) 可愛い俺の娘はヒロイン……あれ?
乙女ゲーム? 悪役令嬢? ざまぁ? 何、この情報……?
男爵令嬢が王太子と婚約なんて、あり得なくね?
アホな俺の娘が高位貴族令息たちと仲良しこよしなんて、あり得なくね?
ざまぁ返しされること必至じゃね?
でも、学園入学は来年だ。まだ間に合う。そうだ、隣国に移住しよう……問題ないな、うん!
「おのれぇぇ! 公爵令嬢たる我が娘を断罪するとは! 許さぬぞーっ!」
余裕ぶっこいてたら、おヒゲが素敵な公爵(
41)が突進してきた!
え? え? 公爵もゲーム情報キャッチしたの? ぎゃぁぁぁ!
【ヒロインの父親】vs.【悪役令嬢の父親】の戦いが始まる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 10:21:27
3004文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:1298pt 評価ポイント:1154pt
学園長の声が学園に響く。
『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』
昨日ピンク髪の女性徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。
学園長の話はまだまだ続く……
◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない)
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇アルファポリスにも上げる予定です。
最終更新:2022-01-27 20:21:24
3809文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:22656pt 評価ポイント:20048pt
作:望月せな(宮野藍)
異世界[恋愛]
連載
N6565HI
この作品は短編「人生って何が起こるか分からない(https://ncode.syosetu.com/n4665hh/)」を加筆修正して連載化したものです。
◆あらすじ◆貧乏貴族の男爵令息シューバットは高位貴族に目を付けられないように気を付けながら学園で三年間を過ごした。今後は幼馴染の家に婿入りすることが決まっている。
大きな問題もなく卒業式を迎えられたことに安堵していると同級生でもある第三王子が、唐突に婚約者の悪事を暴き出し、婚約破棄を宣言した。そして新たに男爵令嬢と婚約する
と告げる。しかし、殿下が婚約を望んでいる相手にはある問題があった。
そこから先は予想外の展開に進んでしまって!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 17:00:00
84830文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:10314pt 評価ポイント:5380pt
検索結果:168 件