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検索結果:181 件
作:タカノケイ
ハイファンタジー
完結済
N7534CI
昔、竜と人は同じ生き物だった――
そんな言い伝えの残るバルト王国。周囲の国々の侵略から竜に守られ、四百年間もの間、平和を保ってきた国の真実とは―――
側室の息子として生まれてきた少年リヒトは、飢饉にあえぐ国の為に竜神への生贄に捧げられた。
先祖がえりとして生まれた少女イリスは、国法の名の下に生まれてすぐに生贄にされる。
死ななければならなかったはずの少年と少女が、生きる場所を手に入れる
最終更新:2015-06-11 22:00:00
236357文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:558pt 評価ポイント:272pt
魔法を題材とした「人間の心と力」がテーマです。
中世欧州風な正統派ファンタジー小説ですが、少女成分やや多めです。
人類誰もが日常的に魔術を使えた時代があった。
疫病や飢饉を知らず、天災すらも人の力で
退けることができる高度な文明が発達していた。
だが魔術には大きな欠点があった。魔法は1日に1回しか使えない。
魔法を使った後は例外なく疲労で倒れてしまう。
そんな例外を破る「特異点」が現れる。16歳の少女。
名前をヤーナと言った。
ヤーナは連続して魔法を無限に使うことができた
。
その強大な力は、生物すらも自在に生み出すことが可能だった。
だがこの強すぎる力が、悲惨な事件を招いてしまう。
この事件が大陸全土の人間は元より、神すらも巻き込み、
さらに壮大な歴史時代を通じて展開していく。
-事件から400年後。
人類は魔法が使えなくなっていた。
魔法を使えた事さえ、”ただのおとぎ話”となっていた。
その代りに科学技術が発達し、
蒸気機関を中心とした生産的な国が作られつつあった。
科学技術を中心とした時代。長い間平和が続いた。
だが魔術との攻め合いが間近に迫っていた。
技術と魔術。相容れない力が争いの火種になるが
これは400年前、既に仕組まれたものであった。
過去から現在に渡る壮大なスケールで展開する陰謀。
魔法という特別な力をめぐる心模様の裏と表。
戦いと優しさと複雑な人間心理。
人間とは何か?をファンタジーという切り口で問う作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 19:14:32
311534文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:48pt
精霊であるキノコ娘たちのおかげで豊かなイックア国。
飢饉に襲われている隣国アギルに、シイタケ娘の椎香を「株分け」することになった。
椎香を守るのは囚人であるシイタケ嫌いの魔術師ゾクタ。恩赦を条件に隣国までの道中を護衛し、椎香を無事に送り届けることが任務だ。
弓を手に取り、魔術を使い、シイタケ娘のために襲い来る盗賊を蹴散らしつつアギル国へと旅をする、剣と魔法とキノコの娘のヒロイックファンタジー。
最終更新:2014-11-30 12:25:43
24789文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:185pt 評価ポイント:141pt
作:入江九夜鳥
ハイファンタジー
完結済
N8016CJ
『黒い季節』――――魔族領において、魔王が復活した。魔王は存在するだけで、各地の精霊の活動を狂わせ、飢饉や魔物の異常発生を呼び起こすと言われる。
人々の苦しい気持ちを吹き払ったのは、突如として王都に姿を現した勇者シンだった。魔族領へと旅立った勇者シンは、見事魔王を打ち倒すことに成功する。
喜びに沸く人々だったが、裏腹に、勇者シンはその行方を眩ませていた――――
これは勇者シンではなく、その旅の最中で勇者と関わった人々の物語。
勇者の一大叙事詩ではなく、勇者が救ったあとの世界
で生きる人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-25 18:00:00
27306文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
ХХХ年、魔王サタンに支配された世界になっており、市民達はサタンの独裁政治と飢饉に苦しんでいた。そんな中、魔王に苦しめられているうちの一人、ローレンがツンデレ幼馴染みのミィリィアと真面目で無垢な妹のガーネットを連れて旅に出ようとする。しかし、彼らのポジションは所謂モブキャラ。勇者になる武器も装備も買えない彼らは調理用ナイフ、フライパン、鍋やまな板などで戦う…!?果たして、モブキャラ達は世界を救う勇者になれるのか!?
最終更新:2014-10-21 16:09:32
19324文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
異世界に飛ばされた主人公が世界と民衆を救い、神に復讐を果たそうとするどこにでもあるような異世界ファンタジー小説です。
参考までに、物語が始まる時点での主人公の所有物品をここに列挙します。
じゃがいも
鶏卵
にんじん
たまねぎ
米
調味料各種
リヤカー1台
ハーフパンツ
ティーシャツ
サンダル
パンツ
こちらからは以上です。
最終更新:2014-10-14 08:43:22
13075文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:12pt
昔々小人たちの住む世界に、ある家族がいました。
その家族のお母さんが病気で亡くなりお父さんが、他の女性と結婚しました。
お父さんの子供のヘンゼルとグレーテルは、お父さんが哀しみから立ち直ったと思い喜びました、しかし結婚したのは継母が「子供逹に新しいお母さんがいないと子供逹がかわいそうよ」などと言葉巧みに説得をしたからだったのです。
その後国が飢饉におそわれたところからはじまる物語
最終更新:2014-10-11 00:12:49
2691文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
戦、飢饉、疫病。あらゆる災厄は、悪魔と契った魔女の仕業。
魔女は人間を、不幸のどん底に陥れる。
魔女を捕らえよ。そのおぞましき正体を暴け。浄化の炎で悔い改めさせよ。
「きひっ、くははは……馬鹿馬鹿しい。そんなわけが、あるかってぇの」
魔女の妖術など信じないが、私利私欲の為に魔女発見業者になったジゲル。司教の権威をかさにきて、次々と魔女をでっちあげる。
人の不幸を食い物にする、そのあまりにも穢れた魂は、悪魔らしきものに執着されるほど。
ジゲルは暴虐の限りを尽くし、
かつて彼を虐げた人々をせめさいなむ。
死の王になったと思い上がるジゲル。ところが、彼を救い彼を裏切り、そして彼のもとを去った女、ミミリカとの再会が、彼を地獄へ誘っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-09 08:00:00
18637文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:40pt
剣と魔法が存在する世界
ある農村でひきこもり生活をしていたアッシュ18歳
自他共求める役立たず
飢饉に見舞われた際に奴隷に売られるとなるが・・・
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
勢いで書き始めたためあらすじも満足に書けません
転生もチートもハーレムもない作品で鬱っぽい感じになりそうです
恋愛くらいは・・・入れたいなぁ
初投稿なので乱文や意味不明な表現などあるかも知れませんがご容赦下さい
あと現代風の言い回しも多数出て来ますがスル
ーして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-27 22:37:25
2064文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
重税を課し、華美を好んだ姉王を追放して玉座についた妹姫。その6年後、飢饉のさなかに国へと戻って来た姉王が謀略を考えているのを知り、捕縛して処刑した。それから10年。―――玉座の間にて、妹姫は呆然と座り込み自身に迫る白刃を見つめていた。それを持つ者の瞳が、姉と同じ紫紺の瞳であることに気付かないまま…。
最終更新:2014-09-26 23:54:30
4821文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:1968pt 評価ポイント:1382pt
昔々飢饉で死んだ子供は餓鬼となり乳の代わりに飴を欲しがるそうな・・
他に書いたものから転載しました
最終更新:2014-09-14 07:42:28
2386文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
北と南。1つの世界は2つに分けられ、度重なる飢饉や病により、彼らは戦を始めた。戦いは終わらない。例えそこに、戦をしたくないという想いがあっても。
守りたい人がいる。愛してる人がいる。そこには何の曇りもない。
伝えたい想いがある。だけど伝えれるわけはないのだから、胸に秘めて真っ直ぐな貴方と対峙しよう。
戦の行方は、きっともう、最初からきまっていた。
これは2つの国のお話。抗えない世界の中で、必死に生きていく。何度だって、何度だって、私は貴方を愛していた。
最終更新:2014-06-14 14:52:34
30366文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:9pt
穏やかな平安のよを襲った大飢饉により、何らかの取り違えで『忌み子』として命を奪われることになってしまった赤子の『咒音(じゅいん)』。
自分のせいでそう生まれてしまったとの責任を取るために、母親である葎は自らの命と引き換えに咒音を生き延びさせて欲しいと神に頼む。
後に陰陽師安倍晴明の弟子として名を“蜜虫(みつむし)”改め、都で起こる様々な怪奇現象の原因を突き止め消滅へと誘う、晴明に勝るとも劣らない陰陽師へと成長する。
最終更新:2014-02-23 17:40:17
9384文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
黒い森のほとりの小さい家に二人の兄妹は静かに暮らしていました。しかし、飢饉がやってきて…
最終更新:2014-01-13 14:36:22
3025文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
酷い飢饉の年、帝国の一地方で叛乱があった。農民達が領主の城に殺到し、そしてそれを占拠した。直ちに鎮圧の軍が編成され、すぐに終わると思われた乱は、しかし勢いを増し、やがて国中を焼いていく。
英雄、逆賊、或いは悪魔と呼ばれた赤髪の男と、彼を取り巻く人々について。
基本的には1話完結。気が向いた時に更新します。
最終更新:2013-09-24 01:00:00
4761文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
これは吉原を気丈に生きる女たちのお話にございます。
吉原随一を誇る大店、桃桜館。この店には些か異質な花魁が居りました。
その名を[蓮花]
蓮花はまるで蓮の花のように、吉原という穢れた世界でも、それはそれは美しく咲き続けてございました。
笑わない、寝所を共にすることも無い……そんな蓮花は皆様からご覧になっても異質に思えましょう。
五つの時に村の飢饉により、この桃桜館に身売りされたという以前のことはわかっていない蓮花にございますが、その蓮花に隠された秘密はいずれ時が来れば皆様にも
お話すると致しましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 01:57:52
1906文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:2pt
※下記あらすじには多少のネタばれが含まれます。
先入観なく物語を楽しみたい方は、あらすじを飛ばし、本文に進んでいだたくようお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
幼い頃、飢饉により故郷は廃村となったウィンは、いつの日か両親や故郷を切り捨てた貴族たちに復讐することを心に誓った。
18年の間、心に復讐心を抱きながら、表面上は善良な一般市民として生きてきたウィンはついに憎き貴族の権化に復讐する機会を手に入れた。
貴族の権化ーー皇
女への謁見が叶ったその日、ウィンは懐にナイフとを隠し、玉座の前にかしずいていた。
そして彼の前に現れたのは、夕焼けのように紅い髪と、同じ色の瞳をした皇女・イリヤであった。彼は、イリヤが彼の功績をたたえる中、ついに発起した。
しかし、すんぜのところで彼は警備の兵士たちによって取り押さえられる。
抑えきれない激情と、自分の無力さに打ちひしがれながら、極刑を待つのみと思われたウィンであったが、救いはなんとイリヤ自らがもたらした。
「貴様が望むなら、貴様を使用人として迎えてやろう。他の者に異論は認めない」
隷属か、死か。2択を迫られたウィンは皇女直属の使用人となることを選んだ。
かくして宮殿で働き始めたウィンは、皇女が権威の象徴と化している事実に憤りよりも失望を覚えた。
私利私欲と地震の保身に目がくらむ貴族たちと、形骸化した王と認めながら自分の意思を貫くイリヤと過ごす中で、ウィンの復讐は、漠然とした貴族たちというくくりで無く、荒廃した旺盛そのものに映っていた。
ある日、失敗した外交の尻拭いとして訪れた国境の国で、皇女を疎ましく思った貴族が使わした刺客を撃退したウィンは、ついに2度目の発起を決めた。
王政の影で私腹を肥やす貴族たちを亡き者のにし、すべての幕引きをイリヤにゆだねた。
イリヤがウィンに告げた最後の王命は、ウィンが後生、彼女に付き従うことだった。それを受けたウィンの命運は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-15 11:15:58
15765文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
村を襲った飢饉と病により、たった一人生き残った若者、矢三。出会ったのは人狼の少女と、神と名乗る存在。三者の、食うか食われるかの生き残りをかけた果てには……というのをのほほんとお届けします。
最終更新:2013-06-07 21:00:00
6351文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:72pt
東西南北4つの大陸、さまざまな種族が住まう世界。
帝国貴族の嫡子、ユーリ=フォン=マクドガルは多くの妻と異母姉たちを養う父を偉大に思いながらも反発し、単身家を出た。
目的はただ一つ。自分にとってのただ一人の、極上の花嫁を見つけるために。
これは「種の飢饉」と呼ばれた時代、少年ユーリの汗と涙の嫁探しである。
最終更新:2013-04-22 17:00:00
15278文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:107pt 評価ポイント:49pt
飢饉に見舞われたノースコダ地方。農民達が必死に生きようとする中、領主は増税という非道な決定を告げた。
村長の息子であるアルベルは、仲間達と一緒に狩りを行い、僅かでも多くの金を得ようとしていた。
※【奏でる者のいない鐘】番外編集。視点が変わります。
最終更新:2013-04-17 22:05:38
22988文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:441pt 評価ポイント:275pt
私は今日、山神様に嫁ぐ。村の飢饉を救うため、生け贄として死を覚悟していた…。そんな少女と神様の話。糖分少なめです。
最終更新:2012-11-11 06:00:00
4359文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:29pt 評価ポイント:23pt
すれ違う人誰もが振り向く美人・鹿野めぐみは学生ニート。まじ無駄!
無駄に毎日引きこもってネトゲばっかしてたらお金なくなっちゃった!
おうち飢饉の最中、薄れゆく意識の中でめぐみはある事を思いついて…
美人・鹿野めぐみを取り巻く人々による愛憎溢れるラブコメ…たぶん。
どんだけ落ちぶれても人間諦めなければ、生きていればなんとか!な話
最終更新:2012-10-26 08:11:28
2761文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
親を亡くした六朗太と、娘夫婦の忘れ形見を引き取ったおじい。
最終更新:2012-09-06 00:00:00
25452文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:48pt
この小説の主人公は、時代そのものだ。
十一年にも及ぶ大乱で力を失った室町幕府の統治機構はもろくも崩れ去った。洪水、疫病、飢饉そして戦。日本は地獄さながらの状態になり、乱世に突入した。
終わりの見えない戦いの世を自身の手で終わらせるため、人々は己の持ち合わせる才覚の全てを使って躍動した。この時代に生を受けた人々は、何を考え、どのように戦い、死んでいったのか。怒涛の時代を、史実を基に描き出す。
最終更新:2012-04-14 09:59:05
34735文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
長く続いた飢饉での、子供捨てによる口減らしが行われた頃の話。母親に捨てられた兄妹が森で道に迷う。そこで、二人は村人から魔女と恐れられている老婆に出会う。二人は無事、家に帰ることが出来るのか。(名前は変えてます。原作が有名すぎるので。)
最終更新:2012-03-10 21:50:24
3896文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
とある少年がいた。彼は独りだった。かつては友がいた場所には空虚しかない。貧困と飢餓の中、彼はただ生きたかった。唯一の理解者である友と共に。ただそれだけだったのに……。妖怪に狙われ、喰われていく彼は静かに堕ちていく。――そして「カイラク」の「コモリウタ」が紡がれる。※血液描写があります。ご注意ください。
最終更新:2010-12-14 00:00:00
21173文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
江戸開府から180年余。円熟を迎えようとする町人文化と商業経済の発展に華やぐ都市。天候不順や大噴火による度重なる飢饉に喘ぐ農村。揺らぐ幕藩体制を懸命に支えようとする老中・田沼意次と盟友官僚達。これに対し、権勢のみを手中に収めようとする刑部卿・徳川治斉の暗躍。混迷を深めてゆく世情と暗雲立ち込める政局を背景に、家康が黒田家へ託した秘書をめぐり、天命を負う若き剣者・新免右京之典へ次々と刺客が襲いかかる。“戦の無い安寧の世”と黒田家、そして自らの愛すべき人々の為に、奥義・秋月円命流の
秘剣を縦横無尽に揮う右京之典が真っ直ぐに立ち向かう。爽やかなる眼と心を持つ眠れる若き剣者の永きに亘る戦いが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-23 00:03:22
46763文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
嵯峨天皇の絶大な信頼を得て若くして権力を掴んだ冬嗣(ふゆつぐ)は、勢力を伸ばそうとたくらむ葛野麻呂(かどのまろ)や緒嗣(おつぐ)といったライバルと宮中で冬嗣と対立する中、他者の上に冷酷な存在として君臨する。だが、権力を掴んだ冬嗣の前に立ちはだかっていたのは日本史上最悪と言われる飢饉だった。その上、以前より続いてきた出挙を軸とする経済はバブル崩壊を迎えて破産者が相次ぎ、日本全国で失業者と餓死者が続出して税収がなくなり、田畑は捨てられ、都には生活を失った人があふれるようになった
。冬嗣は貧困を無くそうと借金の税率を引き下げ、生活に困った国民にコメを分配するも貧困はかえって悪化する。
飢饉は国境の外でも発生し、東北地方の蝦夷が日本人の集落への侵略を開始。頼りとする勇将坂上田村麻呂も病に倒れて命を落とし、侵略を跳ね返すための負担が国庫を悪化させる。戦乱は国内の日本人と蝦夷との民族対立も呼び、各地で扮装が勃発する。それでも、苦しみながらも日本軍は蝦夷を追い詰め、三八年間続いてきた蝦夷との戦いを、本州統一という最高の形で終えることとなった。
しかし、平和は訪れなかった。本州統一直後に海の向こうから新羅が襲来する。対馬は蹂躙され九州に軍勢が押し寄せるが、国家をかけた戦いは日本の完勝に終わり、新羅軍は無条件降伏した。戦勝も状況の改善にはつながらず、一方で、財政危機は役人と貴族の腐敗を招いた。国庫からはコメが尽き、金銭に経済の主軸を移させるがそれがかえって大インフレを巻き起こす結果となる。持つ者と持たざる者との格差が拡大し、貧困はいっそう悪化して国に救いを求める人が増えるが、冬嗣にはその全てに応えることはできなかった。冬嗣に頼れなくなった国民は国の力を借りず生きていこうとする。地方は次第に独自の権力を持ち、後の武士の誕生のきっかけとなった。
自然災害で日本各地は壊滅的なダメージを毎年のように受け続ける。嵯峨天皇はただ一度を除いて好景気を経験することのないまま責任をとって退位し、本人は拒絶するも弟の淳和天皇が即位した。冬嗣は人臣の最高位である左大臣へと上り詰め二人の息子を貴族としてデビューさせるが、淳和天皇は平城上皇と薬子の起こした反乱の関係者を赦すという名目で、冬嗣の権力のきっかけとなった反乱鎮圧と首謀者の殺害の出来事を批判した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-06 11:57:57
99478文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:16pt
遙か昔、世界に災厄が訪れた。流星群の直撃。各国の火山の噴火。酸性雨による河川の汚染。太陽の異常活動による日照り。新型ウィルスによる動植物の生態変化。それらによる飢饉を防ぐために主要国の大戦。人口は当時の極東の島国ほどまで落ち込んだ。しかし、それでも人々は明日を生きるため、子を守るために力強く生きてきたのだ。それから5世紀ほどたった時、最後の審判が訪れようとしたのであった。
最終更新:2009-05-31 22:59:55
5112文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
とある山に住み、麓の小さな村を守護する天狐神―水鳴(すいめい)。彼の元にある時、一人の巫女がやって来た。雨が降らず飢饉を迎えた村を救う為、生け贄としてやって来た少女に水鳴は――以前、執筆した短編小説『君が為惜しからざれし命さえ』の長編作として連載予定です。短編を読んでいなくても楽しんで頂けるよう執筆していこうと思います。
最終更新:2008-12-12 13:28:11
2215文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:11pt
天気を司る天神(あまのかみ)の神子こと、天命守(あまのみことのかみ)霧衣(むい)。総神が飢饉を解いた村で、今でも日照りが続いていると言う。天神より命を下された霧衣は、七つ神と共に、磯羽村を訪れるが――?コバルト2006年度ノベル大賞第一次選考通過作品。
最終更新:2007-03-04 22:18:35
27783文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:54pt
検索結果:181 件