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検索結果:821 件
教室の一角で友人たちと大半の時間を過ごす恋愛とは無縁の男子高校生──佐藤拓人(さとうたくと)。彼の学年には”白雪姫”と呼ばれる美少女がいた。頭脳明晰で容姿端麗で品行方正。まるでお伽話から出てきたのではないかと言われるほどの完璧な女の子。その名は白雪凛花(しらゆきりんか)。
仕事中にラノベが読めそうという単純な理由で図書委員会に入った拓人。静かに本を読みながらのんびりとした時間を過ごせると思っていたが、なんということかあの白雪姫とペアで仕事をすることになってしまう。
「拓人おっそい!!」
頬を膨らませ、体を左右に揺らして不機嫌さを全面に出しながらこちらをに睨む白雪姫。
......めんどくせぇ。
あの優等生である白雪姫の本当の姿は小さな子供のようにめんどくさい女の子だったのだ。
カクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 22:18:43
82047文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
昨日の夕飯はオムライス、今日のお昼はナン付きキーマカレー、夕飯はアヒージョだったの。
どれも頬っぺた落ちる程に美味しかったわ。
あら? 気になって? じゃあ覚えている限りの食レポを。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
食べて美味しかった物を言いたかっただけの、二人称小説です。
幸せ過ぎて最後の晩餐かと思いました。
最終更新:2023-08-26 19:41:33
1147文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
緩やかに流れる春の雲に、いつもの日常を乗せ頬を緩める。
貴方と私と、私と貴方。
かけがえの無い絆を胸に抱いて歩く。
それは、二つとない友情。
「ずっと一緒だよ。」
最終更新:2023-08-21 03:07:29
2766文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:原田 楓香
現実世界[恋愛]
完結済
N6037IC
私、一ノ瀬 みなみ、小5。
私には、保育園のときから、大好きな男の子がいる。
彼の名前は、妹尾 想太。彼は、アイドルを目指していて、日々、ダンスや歌やピアノやギターなど、いろんなことにチャレンジしている。
アイドルを目指しているだけあって、まるで女の子みたいに可愛いくてカッコいい。
ぱっちりした目と、ふわふわの柔らかそうな髪、すべすべの頬、きゅっと口角の上がった形のいい唇。道ですれ違ったら、きっと誰だって、思わず振り返って、二度見しちゃうはずだ。
でも、彼のいいところは、見
た目の可愛さだけじゃない。中身も、さりげなく頼もしくて優しい。その上、愛嬌があって、親切で、お人好しで、ちょっぴり涙もろいところもあって。
そう、私が彼を好きな理由は山ほどある。そのたくさんの理由のおかげ?で、彼のことが、小さいときから、ずっと大好きなのだ。
でもね、つい最近、その『好き』にギワクが生じて……
※同作品をカクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 10:25:15
69211文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:天池のぞむ
ハイファンタジー
完結済
N0034HR
・短いあらすじ
【ざまぁ執行人】という謎ジョブを授かった主人公が復讐代行屋を営み、悪人を処刑していくお話。
・ちゃんとしたあらすじ
この世界は「理不尽」に満ちている。
仲間を捨て駒のように扱う冒険者パーティーのリーダー。
領民に圧政を強いて、自分はステーキを頬張っている悪徳領主。
ギルドに尽くした仲間を給料泥棒の一言で解雇するギルドマスター。
新しい女ができたからといって婚約者を袖にする貴族のボンボン。
そして……、自分の息子が望んだ能力を授からなかったからといって
追放するクソ親。
主人公アデル・ヴァンダールは、そんな理不尽をこの世界から駆逐したいと考えていた。
授かった能力を外れジョブだと決めつけられ、王家から追放された挙げ句、第七王子の地位を剥奪された苦い経験が自分自身にもあったからだ。
王家を追放されてから二年後、アデルはこの世にはびこる理不尽を駆逐するため《復讐代行屋》を営んでいた。
自分が神から授かったジョブ能力を活かせるだろうと考えてのことだ。
「アデル様、本日の依頼者の方がお見えです」
侍女であるメイアが告げて、アデルの営む復讐代行屋に今日もまた一人「客」が訪れる。
「執行人様! どうか、どうか私の恨みを晴らしてください……!」
その言葉を受けたアデルが神から授かったジョブ能力を発動させると、手には漆黒の大鎌が現れる。
《魔鎌・イガリマ》――。
アデルがかつて外れだと罵られた能力。
それは、相手の悪行に従い強さを増す武器を召喚する能力だった。
「執行係数は7023ポイントか……。今回もかなりのクソ野郎だな」
アデルは呟き、漆黒の大鎌を片手に駆ける。
この世界に理不尽を生み出した悪人を今日も一人、処刑するために――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 18:41:22
211300文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:41414pt 評価ポイント:25082pt
その一言から全てが始まった。
リーダーの男と二人で冒険者パーティを組んでいる魔法使いの女、ティアは討伐クエストの帰りに男へと言葉をかけた。男は一瞬だけ目を見開き驚いた表情をしつつも、優しく微笑みながらティアの頬へと手を伸ばし顔を近付け———」
「ティアさん大丈夫? さっきから一人でずっとぶつぶつ呟いてるけど……」
「何でもありません。それよりも、討伐クエストはこれからなんですから、先を急ぎましょうリーダー」
「う、うん、そうだね……あっそっち側は危ないよ。ちょっと狭い
けど、こっちの道から行こう」
「……あの、気安く近付かないで貰えますか? 興奮するので」
「えっ」
剣と魔法の世界。絶対に想いを伝えたい魔法使いの女と圧倒的スルー力を持ったリーダーの男が織りなすハートフルラブコメディ。
※筆者が好きなss のオージュ作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 12:01:15
17926文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
22歳の剣士、驃(しらかげ)は、魔物の討伐隊として存分に腕を振い、日々その剣技を磨きながら、ひたすら鍛錬に励んでいた。だがある日、後輩を庇って、左頬と右腕に大怪我を負ってしまう。顔には消えぬ傷を刻まれ、利き腕が元に戻るのかの保証も得られず、失意の淵に立たされた驃が、剣士としての道をあらためて見出し、歩み始めるまでの再生物語。
最終更新:2023-08-15 22:00:50
15851文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
「僕は結婚しません。姉上と共に我が国を守っていきます」
頬を染め、真剣な瞳で語っていた異母弟ナザリオ・ヴィッティが、結婚した。
相手はシモーナ・ジェンマ。
ナザリオより10歳も年下の、学がなく浪費家で、若く美しいだけが取り柄の下級貴族の娘だ。
私はナザリオの言葉を真に受けていたわけではない。
ただ実の母親は私を産んですぐに亡くなり、後妻となったナザリオの母親も流行病で早くに亡くなってしまった。
気落ちした父上は病がちになり、今もベッドから起きら
れることのほうが少ない。
政務をするのは必然的に王女である私、オデッタ・ヴィッティの仕事になってしまったのだ。
外交と内政、もちろん補佐をしてくれる者はいたけれど、私の責任は重かった。
結婚など考える暇もないほどに。
――そして私は、33歳になった日に毒を盛られたのだ。
毎日昼12時頃更新予定です。
励みになりますので、ブックマーク登録や評価をしていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 09:03:49
69777文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:104pt
『齢三十にして立つ』という言葉を聞いたことがあるものの、たつのはあそこばかり(陳謝)。
人間年齢三十歳はまだまだ若輩者でありながらも、死に一歩一歩近付き始めてる感が否めなく、人生を自然と思い返すことも増えてきた。
あらゆる方面の正と負がぶつかり合い、混ざり合い、そして忘却されていく。
思い出した出来事を徒然なるままに……、私の頭の中から消えてしまう前に。
緊張のためか少し硬くなってしまいましたが、私は赤ん坊の頬のように柔らかくありたいです。
最終更新:2023-08-09 18:23:00
1525文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
去年よりも暑い空気が頬を掠める、そんな季節。夏特有の暑さにちょっとした腹立たしさを覚えながら学校へと向かっていた俺は校門をくぐったところで校則検査をしている風紀委員長、鷹宮楓(たかみやかえで)の姿を見つける。ビシバシと厳しく取り締まっていく彼女を横目に教室へと向かい、丁度しょっ引かれたばかりの親友と彼女について話していた俺だったが、この時はまだ知らなかった。彼女の横顔に隠されたとある秘密について……
最終更新:2023-08-05 19:10:18
3753文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:60pt
森の中、小さな小鳥の囀りを共に奏でましょう。
神の心をも虜にしてしまいましょう。手を取り踊りましょう。
…さぁ、おやつの時間。甘い甘いおやつを頬張りましょう。
誰もが欲する【究極のお菓子】を探し求める人々と少女たちのお話。
※この作品は「アルファポリス」「Novelee」「pixiv」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-05 13:55:31
4631文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ただいまー」
「もう! こんな時間までどこで遊んでたのよ晴太(せいた)くん! どうせまた友達の家でゲームばっかしてたんでしょ!」
「っ!?」
家に帰るなり開口一番、義妹の結愛(ゆあ)がいつも通りプリプリしながら文句を言ってきた。
完全に図星なのでなんと言っていいかわからず、「アハハハ」と乾いた笑いで誤魔化すことしかできない。
「もう! 来年は受験なんだから、浪人しても私は知らないからねッ!」
「わ、わかったよ。今から勉強するって」
「フンッ!」
頬をプクーと膨ら
ませながら、ドタドタと自室に戻って行く結愛。
父親の再婚で結愛が義妹になって早や半年。
何故か家族になった当初から、結愛は俺にだけは常にあんな態度を取っており、俺は未だに結愛との接し方に四苦八苦していた。
俺の帰りが毎日遅いのも、家で結愛と顔を合わせるのが気まずいからなのだが、そんなこととても本人には言えないしなぁ……。
どうしたものか。
「うふふ、晴太くん、ちょっと今いいかしら?」
「え? あ、はい」
その時だった。
義母の雪子(ゆきこ)さんが、いつものミステリアスな笑みを浮かべながら声を掛けてきた。
「ごめんなさいね、いつも結愛が失礼な態度を取って」
「あ、いや、その……」
これまたなんと言っていいかわからず、目を泳がせる。
「でもね、あの子も本当は素直ないい子なのよ」
「あ、はぁ……」
「その証拠を今から見せるわね」
「……は?」
証拠?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 21:03:01
5013文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:1310pt 評価ポイント:1130pt
「君との婚約を破棄したい」
その言葉を聞いてエカテリーナはニコリと微笑む。
「了承しました」
ようやくこの日が来たと内心で神に感謝をする。
(わたくしを盾にし、更に記憶喪失となったのに手助けもせず、他の女性に擦り寄った婚約者なんていらないもの)
そんな者との婚約が破断となって本当に良かった。
(それに欲しいものは手に入れたわ)
壁際で沈痛な面持ちでこちらを見る人物を見て、頬が赤くなる。
(愛してくれない者よりも、自分を愛してくれる人の方がいいじゃない?)
エカテリーナ
はあっさりと自分を捨てた男に向けて頭を下げる。
「今までありがとうございました。殿下もお幸せに」
類まれなる美貌と十分な地位、そして魔法の珍しいこの世界で魔法を使えるエカテリーナ。
だからこそ、ここバークレイ国で第二王子の婚約者に選ばれたのだが……それも今日で終わりだ。
今後は自分の力で頑張ってもらおう。
ハピエン、自己満足、ご都合主義なお話です。
ちゃっかりとシリーズ化というか、他作品と繋がっています。
アルファポリスさんでも連載中(*´ω`*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 08:32:31
127570文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:20832pt 評価ポイント:13050pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
アクション
短編
N5744II
竜が暴れていた。
それは干支のタツの形をしていた。
身体から炎をまき散らし人々を襲う。
大きさは2メートルから3メートルほど。
竜を鎮静化させ、ちょうど竜のカタチに作られた鉄の鎧の中に閉じ込めた。
私はその上に乗り、鎧が開かないように封印していた。
竜が目を覚まし、鎧の中で暴れ、燃え盛る。
そこは雪の国であり、炎を抑えるために雪や氷を投入していた。
しかし。周りの人々は温泉に入りたいと言い出し、よもやその場所を温泉に変えた。
竜の熱でお湯が沸騰し、熱すぎて押さえつけていられな
くなった。
「馬鹿どもめ、、、、」
私は人々へのいらつきを覚えながら、龍と対峙した。
しかし龍は逃げ惑う人々には目もくれず、こちらに近づいてきた。
それは弱った狐であった。
胴の長いきつねが頭を垂れながらこちらに近づいてきた。
私は噛みつかれるのではないかと直前まで思ったが、きつねはこちらにすり寄り体を預けてきた。
私は撫でて、抱きしめた。狐の頭を右手で出し決め、狐の頭に頬をくっつけ、抱きしめながら撫でた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:15:02
429文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
埼玉県川越市ーー
小江戸と称して観光で賑わう市だ。
一年間ずっと付きまとう謎の視線から逃れるため、私、佐伯莉々香は川越の高校へ進学してきた。
得体の知れない視線から逃げて川越に来たというのに、再び視線が私を付け狙う。その視線を断ち切ったのが、空から降ってきたネクタイ。同級生の加藤史生くんのものだった。
加藤くんは、川越を異形の災いから護るキツネの守護者で、キツネの統括者。だけど本人は低身長童顔の、小学生にも見える男子高校生だった。そして、加藤くん(キツネに呼ばせると
しょーちゃん)をべたべたに甘やかす、白皙の頬を持つイケメン妖狐、カイトさんを従えていて。
めちゃくちゃ優しいしょーちゃんにどっぷり恋に落ちた私と、可愛いしょーちゃんにメロメロのカイトさんは、ライバルであり同士ということになるのかな。
人の恋路を邪魔するのは、ホントやめて欲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 07:53:02
252815文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
聖女と謡われるローズマリー。
彼女は婚約者である王太子ハインの断罪の言葉を、項垂れ静かに聞いていた。
涙は頬を伝うのに、その口元を醜く歪ませて。
王太子の読み上げる彼女の罪状に。
かつて聖女と呼ばれた女は、その一つ一つに思いを馳せる――――。
これは始まりか。
それとも終焉か。
======
2があるならば、3があるということで、連作最後の一編にございます。
15000字ほどになります。
なお百合と言えば百合ですが、性別あるのかは不明です。
最終更新:2023-07-24 07:00:00
15608文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:74pt
慌てて追おうと顔を出した青年は、赤い炎を薄くまとった銀の大剣が、飛んでくる雪玉をスラリと斬ったのを、すぐ間近で見た。
じゅわあ、と蒸気を上げて消滅する雪の塊。
***
魔法使いたちと貴族の坊ちゃんと捕虜の少女と酔っ払いのおっさんが雪合戦する話。
前中後編の全3話です。
***
「ええええ」と貴族の少年がソワソワと頬を押さえる。
脱落者席から、冷やかしの口笛と祝いの言葉とブーイング。
「こないだからなーんか怪しいと思ってた」とにやにや笑う先輩。「式にゃ呼べよー」
最終更新:2023-07-22 20:00:00
7370文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
いくら小さくともーー、アレは受け入れませんでした。
あのGが頬っぺたにいました。
最終更新:2023-07-21 23:59:52
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
作:沼米 さくら
パニック[SF]
短編
N2385II
わたしは玄間 クロ。普通の女の子。
今日も昨日と変わらない今日を、ひどく退屈で憂鬱な午後を過ごすはずだった。
――目の前に、手でキノコを食う化物少女がいた。
冬の日。雪が降った、冬の日のことだった。
この世界は、化物によって壊された、らしい。みんな「化物」だったり、ゲンセイ生物って呼んでる。そんな化物。
人間は山奥に引きこもったり、固まって暮らしてたりするらしい。わたしは前者らしいけど、わからない。
わたしはわたしの村に、化物の女の子――まりもちゃんを招く。
理由はお腹がすいているらしいから。誰にでも優しく明るく振る舞えるのが、わたしの「強み」だもん。
夕ごはんは、コンビーフ丼。備蓄のなかでは少し豪華だ。
自家栽培してるから米だけはいっぱいある。炊いたそれの上に、缶半分のコンビーフと醤油とマヨネーズを混ぜたものをのっけたやつ。
無表情でどこか嬉しそうにそれを食べるまりも。しかし、それを見るみんなの目はすこし不安げ。備蓄食糧が少なくなってきたとぼやく。
不安な顔なんて見せちゃダメだ。いつも通り笑って変なこと言っちゃって、安心させないと。
……まりもが、わたしの頬をなめた。
そんなとき、ばん、と音がした。
そんな、冬と化け物の話。
長編の第一話にしようと思ったけど短編としてあまりに完成され過ぎてたので。
pixiv、およびカクヨムなど各サイトに掲載中の「雑多掌編集」にも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 21:27:14
4223文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
ハルは月の花嫁学校でリッカに出会う。クラスメイト達はリッカと同じ顔のクローンで識別名はあるものの、サクラと呼ばれていた。金髪に色白の肌、茶色の瞳、桜色の頬、お揃いのポニーテールを揺らして進路先を選ぶのに忙しい彼女達は匂いで互いを見分けているらしい。
ハルは地上の自然主義者の良家で育った。幼い頃には情操教育用の少女型の人形を二体与えられ、そのためなのか男に興味が待てない。
両親は望みを月の花嫁学校に託し、あわよくば矯正して「正当な恋愛」をできるようにとハルを編入させた。
ハルは皆から王子様と呼ばれてる中、リッカだけは「転入生さん」と呼ぶ。進路先となる地上の王子様を選ばないリッカに心惹かれたハルは思い切って告白する。するとリッカは「純粋な愛」を証明しようと言い出して……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 17:00:00
8531文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
小さくて完璧な世界より、大きくて不完全な世界に生きていこう。
最終更新:2023-07-18 07:00:00
203文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:100pt
作:ユーランシア
現実世界[恋愛]
短編
N0447II
ただただ義妹のほっぺを愛でたり撫でたり引っ張ったりするお話。
最終更新:2023-07-16 04:15:05
1788文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:18pt
作:宇野江 大輝
ローファンタジー
連載
N8462IG
顔が醜い。身長が小さい。おつむが足りないと、欠点だらけのいじめられっ子『赤頬巣頭小人』の上高 結。
彼はいじめをきっかけに、学校の井戸の底にある、祠の中の図書館にて、滅亡する異世界を救うことになる。
異世界に滞在が許された時間は2時間。
何度でもやりなおすことは可能だが、戻されるたびに異世界が救われたか否かを自分の目で確かめなければならない。
頼りにならない能力を使い、ごり押しで突き進む異世界往復に、彼は自分や世界の真意を少しづつ知ることになる。
最終更新:2023-07-13 17:15:23
168690文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:30pt
交易都市ソレル大公の娘『小公女』リゼットは、大層な変わり者として有名だった。
彼女がが心から愛するもの――それは心躍る物語ではなく、本の『装丁』だけ!?
毎日のように古書街へと繰り出しては装丁本に頬ずりする日々。そんなリゼットにある日、運命の出会いが訪れる。
大切な装丁本を盗まれたリゼットは、犯人を追いかけるうちに不思議な場所へと迷い込む。
光が舞う道の先にある禍々しい黒の扉を開けば――そこはなんと装丁本の楽園だった。
煌びやかな装丁本が飾られた図書館に、リゼットは狂喜
乱舞の声を上げる。
「ああっ、すりすりしたい!」
「本から離れろ変態!」
剣呑な表情で現れたのは、装丁図書館の主にして『ルリユール』(装丁師)でもある青年クライドだった。
脊髄反射で弟子入り志願したリゼットだが、どうやらそれは簡単ではないようで――?
「何があっても、本だけは守ってみせます!」
リゼットとクライド。
水と油のような二人が『魔法装丁』によって引き起こされた事件に挑む。
これはいつかリゼットが、真実の愛にたどり着くための――少しだけ長い寄り道の話。
※カクヨムにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 17:45:38
100933文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:40pt
儚い嘘をつかれた。
どうやら、陽炎に魘されていたみたいだ。
最終更新:2023-07-07 21:16:31
489文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
ドロドロとした人間関係が主人公を巻き込み更にドロドロしていく。友達とはなんなのか。信用できるものなのか。恋愛とはどうして上手くいかないんだろう。
今まで当たり前に分かっていたことが分からなくなってしまった…。
最終更新:2023-06-21 07:19:33
3981文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「お姉様ばかりずるいですわ!」
義妹のミランダがわざとらしく頬を膨らませる。
自分が可愛いと分かってやっているところが、実に腹立たしい。
「私もライアン様と婚約したいので、譲ってくださいませんこと?」
いつも私のお気に入りのものばかりをねだる義妹。
これまで我慢してきたけれど、もう限界!
ソフィアの静かな復讐劇とはーー?
最終更新:2023-06-19 13:01:01
1085文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:1596pt 評価ポイント:1480pt
頬づえをつきながら君の事を考える!
最終更新:2023-06-18 03:00:00
1305文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
全てが詰んだ後の断罪終了後シリーズ第三弾!
元悪役令嬢で暇人になった主人公は
完璧なのに自己評価が低い元引きこもり殿下の女性慣れの相手に選ばれるが……。
○ハッピーエンドです!
○派手な事件やバトルはなく、ほんわかじれ愛系です!
○男女間の認識の違いなど恋愛お役立ち情報はあり!
○「あ、そういうこと!」というサプライズ要素あり!
○終盤、読んでいるとじわ~と頬が緩みます!
無断転載・盗作・盗作類似行為禁止。
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.
最終更新:2023-06-16 23:01:01
38929文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:1982pt 評価ポイント:1698pt
雨が鳴らす。
雨音を鳴らす。
最終更新:2023-06-15 07:00:00
494文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:112pt
田舎者の少女ロゼッタは、王国のパーティにて理不尽な強要を受けた。自分からぶつかって来た大司教は謝りもせず、挙句の果てには自分に感謝を述べろと怒りを露にしてきたのである。
身分の差は明確、面倒事は避けたいロゼッタだったが、彼女はそこで運命的な出会いを果たす。春雷の如く現れた第二王女シエルが、大司教の頬を勢いよく叩いたのである。
ロゼッタはシエルの正義、芯の強い人柄に惹かれ、やがて二人は身分を超えて友情をはぐくんだ。──だが。
「シエル・ニーベルンゲン。我が神は、お前を罪の具
現……つまりは魔女の生き残りだとご教示くださった。──魔女は、殺さなくてはなぁ?」
先程シエルに論破をされた大司教は、何とシエルのことを魔女だと言い放ったのである。根拠の無い罵詈荘厳、助けてくれない人間たち……絶望する彼女は、最後までロゼッタの安否を気にかけていた。
「ほんと、かっこいいなぁ」
髪の毛を抜き放ち、ロゼッタはシエルを救うべく魔法を行使した。炎は兵士を燃やし、大司教の大それた妄言が嘘だという事を明るみに引きずり出した。
そう、ロゼッタは魔女だったのである! 彼女は魔女である自らの凄惨な死を覚悟し、シエルに最後の別れを告げようとするが……!?
──これは、嫌われ者の魔女と王女が、絆の力で革命を起こすまでの物語──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 15:33:36
39915文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:680pt 評価ポイント:460pt
作:縁高輝/chatGPT3.5&4
現実世界[恋愛]
完結済
N5250IG
「おい、お前」偉そうな態度の女子高生・椿がやる気のなさそうな彼に声をかけた。素直になれない二人が互いに自分の気持ちに気づき、自己受容へと向かう。執筆経験がなく小説も読まない筆者が、今流行りのChatGPTを使って描く青春恋愛の実験作品。ChatGPT「感情と誠実さが紡ぎ出す青春の成長と悩み、そして愛情の深さを繊細に描いた一作です。この物語に心を寄せてみてください。」
[作者のコメント]
制作は下記の工程の繰り返しで作ってみました。
設定(人間)→構想(ai)→内容の肉付け(
人間)→推敲(ai)→会話劇完成→小説化(人間)→推敲(ai)→微調整(人間)→レビュー(ai)
個人的に、これまでにない新しい試みなので、優しい目でお楽しみいただければ幸いです。
※この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「星空文庫」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 08:00:00
10355文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「やっと死ねる」 バケモノの大群に襲われた国際サイタマ病院で、男は憧れた女性のことを思い出していた。彼女の特別になれず10年過ごし、彼女の死後も10年生きた。家族もいない孤独な男だ。助かる気もなかったが―――『絶世の美少女の身体』で『おとぎ話のような大剣』を握り戦うことになる。肩書は国連軍。敵は魔女。戦場は悪夢のような灰色に閉ざされた東京23区。 「戦う覚悟はできたが……」自分も味方もTS美女やらTS美少女ばかりなのはなぜなのか。いぶかしむ男の頬に、耳に、かつて憧れた女性の息
づかいが感じられてきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 09:54:06
53906文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:944pt 評価ポイント:472pt
作:こむらともあさ
異世界[恋愛]
完結済
N0680IG
病弱貧乏人と魔王子息のお話。
初めは綺麗な銀髪に目を奪われた。
真っ白な肌が、不躾に触れる汚いオジサンの手によって青白くなっていくのを見て、咄嗟に助けに入ってしまい、まっすぐに僕を見つめてくる緑がかった蒼瞳に、心さえも奪われた。
ある日、森を彷徨っていた彼女を見つけて、足元に白い菫が不自然に揺れていたのが気になり、魔王である父に問うと、魔界の植物図鑑を投げ渡された。
パラパラとめくると、それはすぐに見つけることができた。
『魔力の強い者の恋心によって咲き、想い人
をその者の所へと誘う花』
僕の恋心によってあんな所で雨に晒してしまったことと、僕のものにしたいという感情に呑まれ魔力を与えたことで、熱にうなされる彼女の頬を撫でる。
その熱さに眉を顰め、冷却魔法も交えて額へそっと口付けると、彼女の眉間の皺が減り、安堵した。
「勝手な感情で君に負担をかけた僕は、嫌われて当然かな」
***
全10話完結。
『悪役を受け入れた魔女は殺しに来た勇者(魔王)に溺愛される』から月日が経った後のお話です。
単体でも読めるので、未読でも問題ありません。
アルファポリス、カクヨムにて完結済みの作品で、全年齢の制限に合わせて改編しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 10:00:00
31031文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:28pt
めちゃくちゃ自分勝手なお話で、お相手の男性が可哀想なのでなんでも大丈夫な方以外閲覧注意です。
理不尽冷めのお話。嫉妬深い主人公が、婚約者を束縛し過ぎて頬を打たれてから婚約者に愛情を持てなくなるお話です。多分主人公はハッピーエンドでお相手はバッドエンド。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-06-05 13:15:53
3835文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:8116pt 評価ポイント:7440pt
漂泊の民、と呼ばれる者達がいる。
足の向くまま気の向くまま、国境を越えて世界を巡る、自由であり孤独な者達。
彼らは家を持たない。重い荷物を持たない。辿り着く場所も、帰る場所も持たない。
彷徨の路を進む活力は、美味い飯ぐらいしかない、そんな者達だ。
冤罪をかけられ、罪人の焼印を頬に押された青年スヴェンと、
閉鎖的な故郷から飛び出した蜥蜴人の術師である“赤紫鱗(マゼンタスケイル)”。
そんなふたりが道行のさなかで、「巨人の娘」と曰くつきの女に出会った。
短編連作です。今後
増えるかもしれないし、増えないかもしれません。
個人サイトのリクエスト企画にて製作しました。
個人サイトおよびカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 22:38:46
78082文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:650pt 評価ポイント:388pt
この世界で幸せになるってえのはけっこう難しいことなんかな?
僕は訊くともなく訊く。
それはそうやろ、と君は言う。わたしとあなたにしたって、それぞれでいろんな道を辿ってここまで来たやん? 「ここ」って、場所だけの話じゃないよ? この状態……現状って意味ね? わたしがああしてたらわたしはここにおらんかもしれんし、あなたがああしなかったらあなたはここにおらんかもしれんし。二人のどちらかがここにおらんかったら、な? 幸せじゃなかったやろ?
でも、ほしたら僕は他の誰かと幸せにな
れとるかもしれんね。
そういうことだろう?
バカ、と言われる。君は頬を膨らませて怒ってしまう。
でも僕は笑っていられる。
なるほどね。これがね。
僕は君が笑ってくれるのを、笑いながらただ待つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 13:44:11
76837文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:Pikaww
ハイファンタジー
連載
N3796IF
□□□
だだっ広い平原に獣のような泣き声が響き渡っていた。
大きな声で泣き叫ぶ子どもがひとりで歩いていた。ふらふらと左右に体を揺らしながら、前方が見えているのかもわからない不安定な足取りで、どこかへと向かっている。子どもの年齢は10歳前後。黒い髪は首元辺りほどの長さで短く、身にまとう衣服はところどころが薄汚れていた。荷物らしい荷物はほとんどない。右手は血で濡れており、小さな手には真っ赤な短剣が握られている。
まるで苦しさを訴える悲鳴のように泣き叫ぶ幼い悲嘆
の声は、子どもが抱えている胸が張り裂けそうなほどの悲しみと深い絶望を訴えている。痛みに悶える獣のような咆哮を空に響かせながらも、涙に濡れた碧い瞳はギラギラと憎悪に燃えていた。右手で力強く短剣を握りながら、後ろを振り返ることをしない。頬を流れる涙は止めることができないけれど、それでもよろめきながらも、子どもはひとりで誰もいない果てしない平原を一歩、一歩すすんでいく。
□□□
これは、大好きな竜を喪った少女がバラバラになった竜の死骸を探す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 19:43:48
23397文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
十二年にもわたる隣国の戦争で英雄になったレオナルド・シュヴァリエ侯爵、二十六歳。燃えるような赤毛、岩山を思わせるような大柄で肉厚な体躯。太い首の上にのっているのは厳つい顔。なにより左目の目じりから頬にかけて走る凄まじい傷跡は見るものに恐怖を抱かせる。〝赤獅子将軍〟と呼ばれた彼は戦争を勝利に導き民衆に讃えられるも貴族のご令嬢には怖がられるばかり。嫁を紹介してくれと国王に頼んだところ、婚約を結んだ相手は十歳も下の〝妖精姫〟と呼ばれる美少女アーシュア・グレンワース公爵令嬢。国王が
アーシャに無理強いしたのでは?と心配になるが、実はアーシャは厳つい大男が大の好みの変わった少女。レオナルドに一目ぼれをしたアーシャは喜んで婚約を結んだのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 23:02:50
52514文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:2478pt 評価ポイント:1958pt
作:タイラ・ヒラ・タイラ
現実世界[恋愛]
短編
N9738IF
ある日、重い病に侵されてしまった幼馴染み。
治療の為に引っ越しをする事になった。
幼馴染みをずっと男と思っていた俺は引っ越しの前日に女の子だった事を知る。左頬の痛みと共に……
そして、俺は彼女と約束をする。
最終更新:2023-05-25 07:19:41
2531文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:716pt 評価ポイント:622pt
乙女ゲームをやり尽くし、ありとあらゆる小説や漫画を読破した、定番を知り尽くした転生令嬢のルナ。そんなルナは崖っぷちのピンチで、定番の展開だと現れるヒーローの存在を待っていた。あらわれたのはおしゃれ坊主のセオドア・クロウ。
「なあ、これも定番の一つか?」
そう言ってセオドアはルナの顎を持ち上げた。
(こ、これはまさかの、顎くい)
頬が火照るルナが喜んでいるのが手に取るようにわかるセオドアはニヤリと笑う。
「黙ってるってことは違うのか? なあ?」
(次は、あの有名な、壁ドン
)
漫画や乙女ゲームではさんざん見たことのあるけど、現実ではこんなこと起こらないと思っていただけに、定番の展開にときめくルナと、おしゃれ坊主セオドアのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 09:30:40
11599文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:6494pt 評価ポイント:5770pt
昔々、正確にいえば231年前。
世界は未曾有の出来事によって滅んだ。
いや、滅びかけた。
文明は破壊され、国や文化も消え去り。
それど人の営みは続く。
そして私は今を生きている。
頬に吹き付ける砂塵混じりの風が今日も強い。
あぁ、この世界はどんな世界なのだろう……。
これは世界を知らない少女が世界を旅する物語。
けれど、世界は不条理で残酷だ。
硝煙が煙る道を彼女はどう進むのか。
それは今は誰も(筆者も)知らない。
見切り発車号、発進!!
「届け『1コマ』へ!!!」が目標で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 01:49:19
55221文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
リネット・アシュベリー子爵令嬢は自他ともに認める平々凡々な娘だ。
周囲に誇れる才能もなければ、容姿も普通。何処にでもいるありふれた令嬢だと自覚している。
そんなリネットはある日国の第三王子レックス・ウィバリーの帰国を祝うパーティーに招待された。
レックスは三年前から大国に留学しており、その日が帰国の日だったのだ。
彼ははちみつ色のふわりとした髪と、真っ赤な赤色の目が特徴的な美青年。
貴族令嬢の誰もが頬を染めて彼を見つめる。
正直なところ、リネットは場違いだと思っていた。
しかし、これは強制参加。そのため、リネットは壁際で俯いて過ごそうとしていたのだけれど――。
「どうか、俺と結婚してくれ!」
その目論見はほかでもないレックスによって崩れ去った。
なんと、彼が公衆の面前で婚姻届け片手にリネットに迫ってきたのだ――……!
少々世間知らずで規格外の美貌の王子殿下と、自称平々凡々な令嬢の、追いかけっこのお話です。
◇掲載先→小説家になろう、エブリスタ
◇短編を予定していたはずなのに、長くなったので中編です。いつも通りのことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 20:15:53
31989文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2900pt 評価ポイント:1154pt
ベッタリと背中に魔が取り付いて、質量が増す感覚。
胸も肺も潰されて、身動きが取れない。
聞こえる下駄。途端、軽くなる背。そして聞こえるのは修羅の音質。
呪詛返し、覚えとけ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
お綺麗さだけで祓えって?
んな、まどろっこしい事する訳ねぇだろ。
毒には毒で潰すんだよ。完膚無きまで。
歩く修羅、飆靡様の回。
最終更新:2023-05-06 20:34:15
1062文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
アルバート・ユング男爵令息には二歳年下の婚約者がいる。
エミリー・アドミア。男爵家の次女で今年十六歳になる御令嬢だ。
父親同士の意向で幼い頃から婚約させられていた二人。しかしエミリーはとても嫉妬深い少女だった。
アルバートに近づく女性は彼の母以外許さず、焼き餅を焼いて頬を膨らませる。
そんな彼女はアルバートの幼馴染である美青年従者フロイドも気に入らない様子だったが、最近態度が軟化してきたという。
そのことをフロイドに指摘されたアルバートは理由を考え始めたが……。
最終更新:2023-05-04 20:10:56
2579文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2524pt 評価ポイント:2258pt
舞台はユブルームグレックス大公国。ラ・トレモイユ侯爵家の長女ローズは母セレスティーヌが亡くなって以降、父オーバン、義母デジレ、義妹ペネロープから虐げられていた。例えば、オーバンからは仕事を押し付けられたり、デジレからは何も悪いことをしていないのに難癖つけられて頬をぶたれたり食事を抜かれたり、義妹ペネロープからはドレスやアクセサリー、そして婚約者まで奪われていた。典型的なドアマットヒロインである。
そして15歳になる年、ローズはこの国の大公子アルベール、そして大公世女エヴリーヌ
と出会う。彼らはローズの味方になってくれた。ここからローズの逆転劇が始まる。
虐げられていたローズは果たして何を考えていたのか……?
R15は念の為に指定しています。
過去作、特に「小公女ベルナデットの休日」と繋がりがありますが、そちらを読まなくても楽しめる作品です。
また、過去作と同じ世界観で一応ほんの少しだけ恋愛要素はありますが、恋愛メインではなくヒューマンドラマに分類されるかといわれたら微妙なのでジャンルはその他に指定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 17:00:00
18421文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:1322pt 評価ポイント:1082pt
誰だって子供の頃がある。
最終更新:2023-04-12 10:14:12
397文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
久しぶりの大都会です。
沢山の方々が行き交って、行き交って……思わずくるくると目を回してしまいました。
そんな時、ふと神社が頭を過ぎりました。あぁ、きっともうすぐ開花の時。
あ゛ー!! 本当に調子狂うな!!
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
この前の大都会の話も書きたいなぁと思う幻想奇譚。
渡は鬼いい子なので、そんなものは意に介さず!!
最終更新:2023-04-09 14:54:33
1093文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この男、名前を近藤哲(こんどうてつ)と言った。歳は38歳になるが、職と住所は転々としていた。若い頃からアウト・ローな性格で、仁義に熱く頬に傷まであるが別に組織の男では無い。偶然助けた子犬と共に、異世界へと転生したのだが。
数話で完結します。
最終更新:2023-04-07 06:10:37
11501文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:24pt
「本当の愛を知ってしまった」という理由で、第一王子に婚約破棄されてしまった侯爵令嬢ガーネット。
更に命じられたのは、12歳のひきこもり第二王子――ラズリスとの罰ゲームのような婚約だった。
状況を憂うガーネットは、第二王子を懐柔し理想の王に育てようと決意するのだが……
あら、近づいてみると意外に可愛い。氷の令嬢と呼ばれていても、ついつい頬が緩んでしまいます。
ちゃんと教育すれば物凄く優秀で…よく考えなくても、第一王子よりも優良物件なのでは?
姉のような気分で接していたけど、どん
どんかっこよく成長しちゃって――こんなの反則です…。
えっ、今更復縁したいとおっしゃられても……今の私には素敵な婚約者がいるので、謹んでお断りいたします!
隠れ有能年下王子×真面目系天然令嬢の、政略結婚が本当の愛へと変わるお話。
12歳編、14歳編、16歳編の三章予定です。
現在1章まで完結、2章を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 22:41:13
158605文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:89394pt 評価ポイント:41238pt
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