-阿呆- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

語り尽くしたその先は、絵の具をぶちまけたような青空と、そして冬の乾いた風――――。

それは一見賢そうに見えて、阿呆な生物だった。その、彼ないし彼女は、阿呆なのだ。そして私も阿呆なのかもしれない。少なくとも、その生物から見た私は、愚かにみえるようだった。

先に謝っておきます。でも今日の雰囲気は嫌です。後悔はしてませんが、苦悩もしてません。面白く書ければ此所はそれで良かったんですがね。

たぶんあいつは、なにか企んでそんなことを言ったわけじゃないと思う。だってそうだろ、考えるだけでも阿呆らしい。っていうか、一方的に秘密を共有されたってのはどうなんだ。

ほどよく均整のとれたそこそこモテ系スポーツ少年Y。そのクールな言動とは裏腹な、振り回されっぱなしの恋模様のお話。阿呆な友人達が彼をもりたてております。

はやく小説を読んで。おねがい。

妖怪を退治するクラブ。その名も妖怪クラブ。部長空谷純が、相棒白い虎のコトラと共に妖怪退治に繰り出す。他にもみっちゃんにメロメロの竜がいたり、薄黄色の鳥が大阪弁で話したりと大騒ぎ。阿呆ばっかの妖怪退治物語。