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検索結果:291 件
俺、結城 湊(ゆうき みなと) には優秀な彼女がいる。
名前を西園寺 楓(さいおんじ かえで) 。奏太の幼馴染であり、"学校一の美少女"とも呼ばれている女の子だ。
楓は頭脳明晰、容姿端麗、スポーツ万能、まさに文句の付けようがない完璧超人である……と巷では言われている。
だから皆、彼氏である俺に羨望や嫉妬の眼差しを向けてくるし、尊敬の声も上がる。
だがしかし!俺はそいつらに、こう叫びたい。
"そんなに変わってほしいなら
譲ってやるよ!"
西園寺楓。一見完璧美少女である彼女には一つだけ、重大な問題点があるのだ。
実は、彼女は――――
――――――重度のヤンデレだった。異常なレベルの、狂気を感じる程の。
楓の異常すぎる独占欲によって、俺の平穏であったはずの学校生活は音を立てて崩れ始める。
俺はそれを阻止するべく、平穏な青春を送るべく立ち上がろうとするが……。
その果てあるのは、希望か絶望か。
これは、とある冴えない男の、"平穏"を求めた恋と戦いの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 20:06:15
22549文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:702pt 評価ポイント:382pt
今も昔も西の果てから東の果てまで、はたまたあらゆる世界において悪を倒すのは「勇者」の使命であり義務である。
「勇者」として悪を滅ぼし、名声を高める事が出来た者は地位や名誉を得るのみならず、歴史に名を残し、美男美女を傍に置き、周囲から羨望と尊敬の念で見られるという点において誰しもが勇者を目差す。
その中で、ある者はその武勇を以て英雄として強大な敵と戦い、ある者はその明哲さを以て治世者として国を築き上げる。
魔物が存在し、魔王が君臨するこの世界【ブリンファルド】では、
武に覚えのある者はその手に持つ武器で、魔法に覚えのある者はその内に存在する魔力で魔王を倒し、魔物を駆逐せんと様々な職に就いて日々生活をしている。
そんな世界に転移した主人公は、世界の理の為に世界の災厄たる魔王を倒すことが出来ない。だが、神様から無理や…こほんこほん謹んで拝命した命により、将来魔王を滅ぼさんとする勇者とその一行をサポートする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 20:41:23
8992文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この世界は、お宝で満ち溢れている!
ある者は、財宝の地図を頼りに宝を探し出し、億万もの富を手にし……。
またある者は、世界の端から端まで駆け回る事で、貴重なレア素材を入手した者もいる。
世界には、まだまだ未知の領域が存在し……そして、まだ見ぬ財宝は人知れず眠っているのだ。
しかし、危険もまた大きく存在している!
ある者は、出口のない無限回廊に閉じ込められ、永久に脱出する事が出来なくなった者もいる。
またある者は、凶悪なモンスターの前に破れ去り、ダンジョンの
中に存在する屍として背景の一つになった者もいる。
世界の中に存在する神秘……そこに到達するまでに立ちはだかるだろう障害は、決して生易しい代物ではなかった。
だが、如何にハイリスクな障害を知っていようとも……その先にあるハイリターンな財宝を手にしようと、一攫千金を夢見るデンジャラスな精神の持ち主はいるのだ。
……果たして。
そこに存在するだろう幾万とも幾億とも値打ちが付くだろう巨万の富を勝ち得る為に、命知らずの狂ったダンジョンスレイヤー達が、一攫千金を夢見て今日も悪戦苦闘のドラマを紡ぎ続ける。
この世界に生きる者達は、そんな命知らずの狂ったダンジョンスレイヤー達を、呆れと嘲笑を含めつつも……何処か羨望の念を持ってこう呼んだ。
トレジャーハンターと。
今回は、このトレジャーハンターをやっている二人が主人公のお話。
フリーのトレジャーハンターのみかんは、相棒のういういと一緒に、時価五千万マール(Ⅰマール≒Ⅰ円)もの価値のある財宝を求めてクエストを攻略していたのだが………。
突然現れた伝承の道化師と呼ばれる謎の存在によって、状況は一転して行く。
ここから始まる冒険ファンタジーです。
【補足】
三つの本編から、一つの大きな物語を構築して行く三位一体小説の二番目です。
二番目ではあるのですが、根本的に何処からでも読める内容になっているので、ここから読んでも問題ないです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 20:00:00
2374164文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:483pt 評価ポイント:163pt
「新入生代表挨拶、花金鳳花」
.
その日から私と君は、出会い繋がる運命だったのかもしれない。中学を卒業したばかりとは思えない大人びた容姿と振舞いをぼんやりと思い出す。
.
.
「お願い、お願いだから先生だけは私の事好きにならないで下さいね」
.
.
そう言った君は少しの苛立ちと悲しい表情を浮かべていた。
.
"好き"なんかじゃ表せないこの感情。興味、畏怖、羨望どれも違うようで違わない。
.
ただ.私は、君が私にだけ見せるその表情の意
味が知りたい─────。
.
.
.
「あなたがあなたを知りたいのならば、私が一緒に探してあげる」
.
先生あの時そう言ったよね。先生には私がどう映ってた?どんな形でもあなたの目に私を映さないで欲しいの。
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高校3年生、花金鳳花(はながね おうか)は常に成績トップでスポーツも万能な女子高生。
生徒会にも入っており生徒、教師共に信頼を得ている。誰から告白されても絶対に付き合わないと有名であるが、誰に対しても優しく接する為友人は多いのだ。
.
そんな鳳花のことを気に掛けるのが、国語を教えている屈曲花奈(まがり はな)である。花奈もまた容姿端麗で教師生徒共に好かれているが、自分に対してのみ笑顔を見せない鳳花に興味を持つ。
.
.
高校三年生の春、二人の時間がゆっくりと、だが確実に動き出す──────。
.
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この作品は「エブリスタ」「野いちご」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 04:05:20
5592文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
今夜は、一組の婚約者の発表が行われるために夜会が開催された。
贅を凝らしているが、上品な誂え、淑やかで慎ましい令嬢と、見目麗しい子息の披露目に、次代の安寧と、羨望の眼差しを向ける。
発表も無事終わり、和やかに進行する夜会の最中、甲高い大声が響いた。
「なんでー!ズルいズルイですわぁぁぁ!お姉様ばっかりずるいですわぁぁぁぁぁ!!」
最終更新:2021-03-24 21:42:51
2967文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:12636pt 評価ポイント:11438pt
「す、好きじゃないけど会長よりは叶のことを好きな自信あるよ! 小春の方が叶といた時間は長いんだから」
「私の何を知ってそう言ってるのかは分かりませんが、私もあなたに負けている気は一切しませんよ?」
ツンデレな幼馴染の小春と、クーデレな生徒会長の一華。そして嫉妬と羨望の眼差しを受けるのは主人公の静月叶。
「――なぁ二人とも、もしかして俺のことが好きなのか?」
「なわけないでしょ!!」
「誰があなたみたいな凡人を」
「ですよねー……」
この男を巡り、二人の美少女は今日も
無自覚にデレ強めで張り合う。
これは、そんな現実主義者の叶と不器用な二人の美少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 01:20:16
5909文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:326pt 評価ポイント:262pt
今宵お届けする「社畜選手権」は、現代はびこる社畜なるものが羨望浴びるものであったらどうなるか?というお話である。いやはや、ニントモカントモ、にんにん。では、お楽しみあれ。
最終更新:2021-03-14 08:23:11
12784文字
会話率:93%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
羨望に気づかないまま生きた少年。取り返しのつかない終焉を迎えてしまったが、周囲の本当の思いなど彼に届くことはなく。
最終更新:2021-02-19 23:44:59
2516文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
フルダイブ型VRMMORPG<Daydream Online>。
ゲームに詳しくない高校生の九重大河は、話題のゲーム<Daydream Online>をクラスメイトから勧められる。
断る大河だったが、学校一の美少女と呼ばれる竜胆陽菜に似た容姿の女の子がゲーム内に登場するという噂を聞いて興味を抱いた。
半信半疑で始めたVRゲームだったが、現実世界よりリアルでファンタジーな世界に感動する。
そして、噂された竜胆陽菜そっくりのエルフの少女と邂逅を果たすことに成功。
彼女こそがリ
アルではクラスメイトであり、学校中の羨望を集める竜胆陽菜本人だった。
陽菜は学校では内緒にして欲しいと言い、その代わり大河に<Daydream Online>をレクチャーしてくれるという。
そこから大河と陽菜の奇妙な関係が始まる。
すっかり<Daydream Online>の虚構世界にのめり込み、着実に成長していく大河は、仲間と出会い困難な強敵に立ち向かう。
やがて大河は陽菜の秘密を知ることになるのだが――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 07:00:00
258325文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:266pt 評価ポイント:94pt
誰の人生にも、一度は必ず、最高の瞬間が訪れる。それを記憶から抽出し、ブラッシュアップして記録したもの、それがグローリア。
グローリアを使えば、世界のあらゆる快感が得られると言って、多種多様なグローリアが生まれた。
彼女の仕事はベストグローリアの選定。年に一度、他の審査員数名とともに複数個のグローリアを使用し、文字通り世界一を決めるのだ。
世界一に選ばれたグローリアは、その体験の内容はもちろん、その記憶の持ち主たる人物の名前が後世に残る。誰もがその人物の人生を
羨望するのだ。
より知名度の高いグローリアを作ること、これがこの世界で生きる目的となって久しい。
人々はいつしか自分の体験を商品として扱うようになって行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 23:20:30
661文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小鳥遊零(たかなしれい)は普通の男子である。しかし、彼には秘密がある。それは学校一の美少女、来栖風音との関係だ。
許婚。
いきなり決まった二人の関係。唐突に始まる同棲生活。そんな意味の分からない状態に陥ったのだから二人も当然受け入れられずにその関係は......え?順調?円満?
学校ではクールでシニカル、おまけに成績優秀。そんな多くの生徒から羨望のまなざしを受けている来栖風音。しかし、零の目の前にいる来栖風音は僕の知っている来栖風音であって来栖風音ではないんだが
...。
これは、そんな風音とスタイルや顔はまぁまぁでもいまいち普通から抜け出せないような零との甘々な同棲生活の日常を描いたお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 19:00:00
5727文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:0pt
全世界六十億の人間が異世界に転移してしまった!
何かひとつだけ持ち込める物を使い、人々は生き抜いていかねばならない。
各国の思惑、大企業の利害打算、宗教団体の正義……。
現代の知識を使い、魔法もモンスターも異世界人も取り込んで、六十億人は成長していく。
そして、思わぬ力を付けた主人公は、様々な悪意や期待、羨望を一身に集めながら、そのうねりの中心に立っていた。
頭が良いわけでもなく、性格も普通で人付き合いが苦手、おまけに立ち回りも要領も悪い。
そんな困ってばかりの主人公
が、歴史に名を残す偉人達を相手に手にするものとは何か!
生かされて生きるの意味を知る、異世界日常生活譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 18:00:00
324226文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:168pt 評価ポイント:96pt
作:kiririri
ハイファンタジー
連載
N4545EY
魔物や人間同士の争い合いが耐えない世界。中央王国とも呼ばれる巨大な都市には、戦闘を主として扱うSランクギルドが存在していた。人々の羨望の的であり、そして中には英雄とまで呼ばれている人間が在籍するそれは国の宝と呼んでも過言ではなく、また、この世界に三つしか存在しないものであった。在籍している人間も須らくが人格者であり、実力も兼ね揃えた一流であるのだが――。
中には例外もいた。女を侍らせながら戦場へ定刻より遅れて赴き、暇さえあればギャンブルに時間を費やすクズがいたのだ。ある
日、遂にその男は余りの素行の悪さを咎められSランクギルドを追放されてしまう。あらゆる負け戦を覆し続けた男なのにも関わらず。
行く先もなく路頭に迷ったクズは考えた末に辿り着く、店を開こうと。自営業なら休みも自由に取れ、そして負うべき責任も無く、人生を謳歌できると。こうして中央王国という最大の都市、その下町に小さい看板を掲げた店が出来る――「何でも屋」の誕生だった。
--- 目次 ---
1章/無職のクズは秒速で一億円を稼ぎたい 1~34話
2章/ソーシャルゲームはこれだからやめられない 35~62話
3章/異世界転生は鬼ばかり 65話〜109話
幕間/不舎昼夜 110話〜111話
4章/喪失の花束 115話〜133話
幕間/銀世界 134話
5章/俺がこの店で一番偉いはずなんだけど?(外伝集)135話~
外伝/フラジール 63〜64話
外伝/騒がしいディナー 112話〜114話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 07:00:00
530745文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:666pt 評価ポイント:164pt
人気ロックシンガー ”東雲柊一” の息子である桃太郎こと桃ちゃんは、日々を勝手な親父に振り回されている。
親父の知り合いである中師氏の義息の敬一は、そんな桃太郎の心のオアシスであり、尊敬する兄のような存在だった。
敬一を羨望する桃太郎の、初恋の物語。
◎注意1◎
こちらの作品は'04〜'12まで運営していた、個人サイト「Teddy Boy」にて公開していたものです。
時代背景などが当時の物なので、内容が時代錯誤だったり、常識が昭和だったりします。
◎注意2◎
当方の作品
は(登場人物の姓名を考えるのが面倒という雑な理由により)スターシステムを採用しています。
同姓同名の人物が他作品(無印に掲載中の「MAESTRO-K!」など)にも登場しますが、シリーズや特別な説明が無い限り全くの別人として扱っています。
上記、あしからずご了承の上で本文をお楽しみください。
◎備考◎
この物語は、複数のサイトに投稿しています。
小説家になろう
https://mypage.syosetu.com/1512762/
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/382808740
エブリスタ
https://estar.jp/users/156299793
カクヨム
https://kakuyomu.jp/users/metalhamaguri
ノベルアップ+
https://novelup.plus/user/546228221/profile
NOVEL DAYS
https://novel.daysneo.com/author/RU_metalhamaguri/
Fujossy
https://fujossy.jp/users/b8bd046026b516/mine折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 23:00:00
40667文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
冒険者の幸せってなんだろう?名声?違うよね。
高階位の冒険者になれば引退後も国が面倒を見てくれる素晴らしい人生が待っている。
そう思って日々魔物退治に明け暮れていたんだけど、あることがきっかけで高階位の冒険者ってほんとに優遇されているの?と疑問に思ってしまい、上昇志向がなくなってしまった。
冒険者からの羨望は得られなかったけど、そのおかげで幸せになります。
読みきりで書いた「高階位の冒険者って優遇されているの?」の改訂版となります。
サイドストーリーを書きたくなって書いて
いると、本編もかなりの書き直しおよび加筆となってしまったので改訂ではなく新たに短期連載版としてアップすることにしました。
設定については少し掘り下げましたが、おかしな点も残っているのでそこは見逃してください。
本編は読み切り版の2倍の2万文字くらいで、それぞれの別視点で10話書いています。内容的に書きたいものはすべて書き切ったという感じなのでこれで完結となります。
誤字脱字などあれば連絡いただけると助かります。
感想やレビューをもらえるととてもうれしいです。参考にさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 07:05:13
53785文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:280pt 評価ポイント:198pt
ただの人間の人生です。読んでくれたら喜びます。
最終更新:2020-11-01 17:15:00
293文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
天才肌の女の子の努力家に対する羨望みたいなものを書いてみました。
最終更新:2020-10-11 15:03:41
2242文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
出原悠馬(いずはらゆうま)は才能を持つ人間であった。
運動神経抜群、頭脳明晰、誰もが彼に羨望の眼差しを向け、また彼自身も自分の才能に鼻にかけ調子に乗りまくっていた。
そんなややナルシスト気味な彼は、川を流されていた段ボールにいれられていたぬいぐるみを赤ん坊と勘違いし助けに向かったところで川に溺れてしまう。
なんとか水面へと顔を出した彼の視界には、知らない世界が広がっていた。
そこは、強さの基準が高すぎる異世界。
「すごい! こんなに貧弱で、ひ弱そうな人見たことない
!」
人生最大の屈辱を受けて始まる異世界転移。
彼が元居た世界では考えられない強さを持つ、現地の人々。
老人が軽々と大岩を持ち上げ、子供が砲丸と同じ重さのボールでキャッチボールをし、少女がドラゴンを素手でなぎ倒すそんな世界では、彼の身体能力などゴミクズ同然、まさしく雑魚以下の存在へと成り下がったのだ。
最高から最弱への転落。
弱すぎて弱いと認識させてくれない不具合。
全然嬉しくないチートスキル。
常に命の危険が付き纏う逆境異世界で彼は自身の最弱と向き合い、メンタルをボコボコにされながら己の弱さを武器にしていく。
※この物語は異世界コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 18:00:00
100570文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:5658pt 評価ポイント:2792pt
女性兵士が侵攻中に「透明な悪魔」という、味方を殺しまくってる敵と戦う話です。
人が死にます。
※殺伐感情戦線 第二十九回「羨望」に参加させていただきます。
最終更新:2020-08-30 23:46:38
2832文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
街の人に「生まれ変わったら何になりたい?」と聞くと100%魔法使いになりたいと答えるだろう。
そのぐらい、俺達魔法使いは羨望の眼差しを向けられている。しかし、彼らは知らない。魔法の世界はそんなに甘くないことを。
これは、異世界転生時にもらった才能でイケメンがモテるかの如く苦労せずに成りあがり街道を爆走する予定だった少年が、努力して最強を目指す物語。
ノベルアッププラスにも連載していました。
最終更新:2020-08-30 12:11:24
7502文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あの時私たちはまだ高校生だった。
罪深い花は穢れを飲み込み美しく開花する。
羨望欲望が渦巻く業から目を背けるな。
最終更新:2020-08-23 16:11:47
6146文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:RAMネコ
現実世界[恋愛]
完結済
N7138GK
常葉大山という大男は、あらゆる点で健全以上という健全な体をもつ。五体満足であるし体格も恵まれている。健やかな成長の体だが、その心は不謹慎だという自覚が硬く閉ざす。常葉大山は、完全な体に自分が不釣り合いであり、釣り合いのある体を求めてしまう欲求があった。
障害者学校の生徒へ向けられる憐れみの視線の中で、常葉大山は暗い羨望をおくった。
最終更新:2020-08-12 18:46:45
6087文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
誰も本当の僕を知らない。
それが当たり前の世界。
この小説を読んだ末、あなたたちは何を思う?
共感?嫉妬?羨望?
何を感じるかはあなたたち次第だ。
最終更新:2020-08-10 22:31:52
348文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
誠実で真面目、スポーツも得意な、優等生。
絵に描いたような好青年であった真木綾人だが、心の内には、家庭の事情、妹との関係、できたばかりの彼女との擦れ違い、友人からの羨望と嫉妬、部活動での確執など、様々な鬱積を抱えていた。
そんな綾人は、高校一年生の冬に、大きな事故に遭い、意識不明の重体に陥る。
一命を取りとめた綾人だったが、限界に達していたストレスと、事故の衝撃で、重度の解離性障害となってしまう。
綾人に現れた症状は、過去の人間関係の記憶全てが、他人のものの
ように感じられる、というものだった。
空白となった心に、病院で知り合った、元伝説のホスト・ツバサと、カリスマ経営コンサルタント・緒濱の、無茶苦茶だが、どこか本質を突いた恋愛術・仕事術を染み込ませた綾人。
仕切り直しの高校生活で、恋に、部活に、友人の抱える様々な問題の解決に、いかんなくその力を発揮するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 12:55:12
5591文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
人は、羨望によって相手に好意を持つのだと思います。
最終更新:2020-07-29 16:52:44
306文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高階位の冒険者になれば引退後も国が面倒を見てくれる素晴らしい人生が待っている。
そう思って日々魔物退治に明け暮れていたんだけど、あることがきっかけで高階位の冒険者ってほんとに優遇されているの?と疑問に思ってしまい、上昇志向がなくなってしまった。
冒険者からの羨望は得られなかったけど、そのおかげで幸せになります。
最終更新:2020-07-11 06:38:45
9599文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:62pt
異世界にて善悪正負の在り処を見失った符術師:ベルク=エンヴィヒカイトと
あらゆる並行世界の嫉妬と羨望を司る邪悪:リヴァイアサン=オツェアーンが
現代の地球において関わった人々をなるべく幸せにしようとアイドルとして奮闘する
モアモアハートフル残虐描写コメディです
最終更新:2020-07-10 13:05:33
6159文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エ口グ口注意!良い子は読まないようにね!
【あらすじ】
歴史に語られる30cmマグナム。その生涯は余りにも残酷であり美しく、強大であり儚く、畏怖の念にかられながらも羨望の眼差しを向けられる。
人間の叡智を宿りしダンジョンマスターによる、明快爽快エ口グ口ファンタジー!それが30cmマグナムの生涯!
エ口グ口が酷いので、良い子は絶対に読むなよ!読むなら自己責任でな!
最終更新:2020-06-21 23:00:00
334390文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:12pt
日本の片田舎在住の篠塚未来は、いつものように虐められていたある日、異世界に召喚される。
田舎の高校や大学を含む大規模異世界転移に巻き込まれた彼は何故か勇者適性、及びステータスが異常に高かった。
しかし目立つのが嫌な性格で、目立てば虐めが苛烈になると恐れていた。
それ故に、国民の羨望と憧憬を一身に背負う勇者になる同級生を尻目に、派手な能力もなく、人々から忌み嫌われ、地味な職業である盗賊となる。
ダンジョン攻略やほのぼのとした日常、クエストなどを通し盗賊のあり方を学んで
いく。ステータス、勇者適性、どちらも申し分ない彼は忌み嫌われる盗賊となり何を成すのか。
※日常:ストーリーを2:8くらいでお送りします。
1話から異世界召還のキーワードを散りばめてるので、お暇な方は何度か行ったり戻ったりして、どうしてこうなったか、とか考えてもらっても面白いかな、と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 19:00:00
127119文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:196pt 評価ポイント:30pt
地球人類が天の川銀河に進出して長い長い時が過ぎた。今や地球は地球人類の羨望の惑星となっていた。
最終更新:2020-05-12 18:07:43
1287文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔力を持つ人間を集めて指導する場所、魔力指導学園。
そこに通う女子生徒・音無弥代子はふとしたことから落し物を拾った。
その持ち主は、生徒から畏怖と尊敬と羨望を集める”黒の級長”だった。
二人と、それを取り巻く様々な人間の、波乱に満ちた学園生活。
※一迅社アイリスNEO様より、書籍化していただくことになりました。発売日は2017年5月2日です。
最終更新:2020-05-06 18:00:00
347344文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:13029pt 評価ポイント:4933pt
幼い頃、私の心無い言葉で彼を傷つけてしまった。今や彼は令嬢達の羨望の的で、もはや私とは住む世界が違う。でももう一度会えるのなら、赦されはしなくとも彼に謝りたい。
最終更新:2020-04-27 10:02:55
9994文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:170pt
平凡であることを自覚している女子高生の佐藤 祈(さとう いのり)のクラスには、非凡な芸能人である日向 全(ひなた ぜん)がいる。一般的な女子高生とは一線を画し栄光ある孤高を保つ全だったが、ある日、芸能活動を休止し、学業に集中することを発表する。全員がなんとかして全にお近づきになりたい中、ひょんなことから傍観者であったはずの祈が、全の友人ポジションへと収まることとなる。それをきっかけにクラスの均衡が崩れる。傍若無人な全と関わることで、平凡に終わるはずだった全の高校生活は、嫉妬、
羨望、葛藤ー、あらゆる感情を巻き起こしながらめちゃくちゃにされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 12:10:43
30567文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:鴨志田千紘
空想科学[SF]
完結済
N4368GC
貧乏に喘ぐ大学生『遠坂永司』は病院で自分に瓜二つの敏腕起業家『近藤舜一』と出会う。
死を待つ身である彼は永司に「体を貸して欲しい」と頼む。それは他人の意識データを宿し、肉体に同居させる前代未聞の人体実験の提案であった。
報酬は一回一〇〇万円。貧困から抜け出したい一心で提案を受け入れる永司だが……やがて体に異変が起こる。
舜一の記憶を夢で追体験し、さらに自分の体を使う彼の行動を覗き見てしまったのだ。映し出される光景の中にいたのは一人の女性。
「この女性は一体何者なんだ?
体を借りてまでしてやりたかったことはなんだったんだ?」
意識が混在する中で永司がたどり着く結末はいかに?
持たざる自分と持つ自分が交わる時、嫉妬と羨望の歯車が大きく動き出す! 他者を見つめることで自分を映し出すSF短編!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 19:02:14
22517文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公は悩んでいた、高校二年生の冬、進路決をめる時期になっても自分のやりたいこと、好きなことが何一つ見つからない自分に悩み、オタクで好きなものに全力な後輩、秋雨雫(あきさめしずく)に羨望に似た感情を抱き、そんな彼女をうらやみ、そしてそんな芯のある人を見て、何もない自分に悩んでいた。
そんな時、二人はおかしなバーに訪れる、それ自体はなんら変なことはない、しかし、そこに訪れる人々は、歴史オタクでもある後輩、雫のよく知る名前の者たちだった――
最終更新:2020-03-12 12:00:00
20196文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その世界には、全ての剣に魅入られ、他を圧倒する力を持つ『剣聖』という存在があった。初代『剣聖』が現れてから120年の年月の中で、それぞれ東西南北違った個性を持つ『剣聖』が、天啓を授けられるように一定周期に現れるのだ。どの時代の人も、それらを総称して、『四剣聖』と呼び親しみ、時には信仰され、時には畏怖されていた。
その世界は、多くの争いと、魔王の出現から討伐まで、既に大きな事件が歴史に刻まれていた。しかし、初代『剣聖』が現れてから120年後。そんな長い歴史に、新たな歴史が刻ま
れることになる、新たな時代に突入しようとしていた。
多くの国家で揺れる、人々の羨望と野望。戦争に利用するために召喚された『召喚勇者』達の存在と、世界に影響を及ぼす現代の『四剣聖』の存在。
そして—— それらに新たな旋風を巻き起こす存在もあった。
まだ弱かったあの日の少年は、幼き頃に一人の少女から助けられ、そこから物語の歯車が回り始める。
これは、極東の一国の小さな村から始まる、一人の少年と一本の『宝刀』の成り上がり譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 03:06:49
6256文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
作:tototo
ヒューマンドラマ
連載
N9764FZ
低身長がコンプレックスの松木文香十六歳。生徒会長より『文化祭実行委員会監督役』を任された彼女は、その小さな体躯に鞭を打って今日も青春を奔走する。
羨望、才能、自己嫌悪、恋、妥協、進路、嫉妬――。
激動はないが激情に満ちた文化祭本番までの五ヶ月間。文香含めた委員会総務六人の道は交錯し、新たな青春を紡いでいく。
最終更新:2020-02-11 17:41:31
101563文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
憧れる先駆者への思いを ただただ綴る
最終更新:2020-01-24 02:48:37
206文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
決まって紺絣を着ている爺と、その他諸の爺の遙か昔の記憶に刻まれている人物達。その人物達に、爺は侃い羨望を感じていた。これは、その爺の話である。
最終更新:2020-01-16 22:08:47
487文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N9542FW
真っ白でなんの穢れもない雪のような肌の君は、教室の最後尾で授業中に何時も、窓から見える他のクラスの体育を見ていた。君は体育が出来ない。君のその肌は太陽に弱かったから。君はとんとんと人差し指で教科書の端を叩いていた。そのまなざしは羨望なのだと後から気づいた。大切なものは何時も「その後」の話なのだろう。
「ねえ。数学教えて」
と私は君に告げた。何時も一人ぼっちの君はクラスでいない存在のように机に突っ伏していて、茶色の髪を見せながら、寝ていた。私の声を聞いた君はふわりと顔を上げじっ
と私を見た。瞬きを繰り返し、その目は私の目を捉えていた。じわりと背中に汗が滲んでくる。透明な水たまりに青い絵の具を落としたように、ただその光景が頭に浮かんだ。
「いいよ」
病気をもった「君」。そんな「君」を好きになった「私」。不思議な恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 01:48:14
5407文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
食べたいな、なりたいな。
最終更新:2019-12-04 17:43:09
392文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕は、僕が嫌いだ。
印象に残らない、影の薄い容姿。
自分で思い返しても無味無臭の生い立ち。
閑古鳥が鳴き叫ぶレベルの、凡才。
おおよそ物語の主役にはなれそうもない、凡百の高校二年生ーーそれが、僕。
このまま嫌悪感と諦めに苛まれて生きていくのだろうと思っていた僕の高校生活は、しかし、そうはならなかった。
羨望の眼差しを向けるしかなかった数多の美男美女に囲まれ、居心地の悪さと同時に温かさを感じる毎日。
これは、僕が僕を好きになる話。
最終更新:2019-11-30 00:00:00
10935文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
ここにいるだけで、行けない世界を知ることになる。
最終更新:2019-11-28 20:18:49
391文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
失声者増加よる音の文化の衰退は免れなかった。
彼らは、代替発声器《マスク》に頼り日常生活を送るのに不自由しないまでにはなったが、
それはこれまでの歴史で育まれてきた音楽を再現するには至らなかったのだ。
人は生まれてすぐにこの世界から声を奪われる。
だがまれに、己の声を手放さないものが現れる。
その者たちは、羨望を込められてか『ノーマスク』と呼んばれていた。
これは、そんな世界で音楽を愛した者たちの物語。
最終更新:2019-11-07 21:53:35
1481文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校時代には特にやりたいことも無く、勉強だけに精を出してきた望夢(のぞむ)。そんな彼だったが、大学受験も失敗に終わり、フリーター生活をすることとなってしまった。
二十三歳となった望夢の目の前に、偶然にも高校時代の友人であった栄吾(えいご)が現れる。望夢は、運動神経も成績も良い(ついでにイケメンでモテる)彼に羨望の眼差しを向けていた。しかし、大学を卒業した栄吾の就職先を聞いて、望夢は驚愕する。その就職先というのは、近所の小さな書電、驚愕を通り越して幻滅してしまった望夢は「栄
吾なら、仕事だって選びたい放題だっただろうに」などと思っていた。
驚愕から幻滅へ、そして恨めしく憎しみを感じた望夢と、学歴に関係なくやりたいことをやりたいという英語の間に亀裂が生じる。
「普通の生活がしたい」と思う望夢と「できることとやりたいことは違う」という栄吾。
進む道、価値観のぶつかり合い。彼等が分かち合える日はいつ訪れるのか。
皆が皆、同じ考え方を持っているわけではない。そういった関係性から育まれる、新たな友情を描いたストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 15:45:26
16905文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小さいながらも賑やかに栄える街、ヴィーガ。街を治めるエヴァンス伯爵家に代々仕えているスペンサー家に生まれたリディアは、エヴァンス家の長男ノア・エヴァンスの専属メイドとして働いている。飾らない性格と美しい容姿で街中の人に愛されるノアの専属メイドである彼女は、常に羨望の的だった。しかしそんな彼女には、誰にも言えない秘密がある――……。
最終更新:2019-10-04 00:21:52
14348文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:6pt
作:八木うさぎ
ローファンタジー
完結済
N7926ES
この世界には、毎年クリスマスイブの日に、人前にその姿を曝けだす盗賊団がいる。
その名も『サンタクロース』。人なのに、羽もないのに、鳥のように自由に飛び回ることができるせいで、厳重な警戒を難なく突破してはお目当てのお宝を盗み出し、どんな追尾をも振り払って、煙のように消えてしまうのだ。
『二重螺旋進化論』が発表されてから数十年が経ち、動物の遺伝子を人間に移植する技術が確立したお陰で『超心理薬』を服用すれば誰でも動物の異能が手に入るようになった現在だが、それでも、サンタクロー
スのように空を飛ぶことは未だに実現していない。そんな背景もあって、サンタクロースは民衆の羨望の対象でもあった。
そんなサンタクロースに憧れる内の一人である赤羽涼(あかばねりょう)は、今年のクリスマスにサンタクロースが近場に現れるという情報を耳にし、見物に向かったが、ひょんなことから、サンタクロースと敵対しているらしい謎の黒服の連中に命を狙われることになってしまう。
ギリギリのところでサンタクロースの一人に命を救ってもらったが、それがなんと、あどけなくも小憎たらしい少女だった。
なぜ少女は赤羽を邪険に扱うのか。少女の意図を理解したとき――――赤羽は、赤い悪魔の存在を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 14:58:23
330671文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
シフォン・ユレイには夢があった。
それは憧れの幼馴染みと冒険者になり、共にダンジョンを攻略すること。
神から与えられたスキルとステータスを武器に富と名声を手に入れ、憧れの少女と冒険をする。
その夢は冒険者となり、すぐに打ち砕かれることになる。
どれほど魔物を倒してもレベルが上がらない体質だと判明し、それが原因で冒険者向きだと思われていたシフォンのスキルは価値を失い、ただの役立たずなスキルへと成り果てた。
自身の置かれた状況に絶望するシフォンは幼馴染みの少
女と別れ、ただ生きるために冒険者を続けて一年後。
憧れの幼馴染みと再会する。
見違えるほど装備も良くなり強くなった彼女は有名クランに属し、多くの冒険者から羨望の眼差しを向けられる対象になっていた。
自分と彼女の間にある実力差に苦悩するシフォンに、幼馴染みの少女は彼が聞きたくなかった言葉を叩きつける。
その言葉の数々はシフォンを深く傷つけ、用無し迷宮と呼ばれるダンジョンへ逃げ込んだ彼が心からの叫びをぶちまけると、全てを聞いていた女神が現れる。
用無し迷宮の女神との出会いがシフォンの真のスキルを目覚めさせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 20:12:58
53435文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:542pt 評価ポイント:186pt
君の思いは、伝わることを祈り、ここで待っている。
最終更新:2019-08-18 11:30:08
331文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私が元いたところでは、少年は世界を救う勇者として描かれることが多く、少女の場合は恋愛ゲームで男性陣の心を射止めまくるヒロインというのがよく見る光景でした。その中での主人公は、極めて平々凡々の立ち位置なのですが、こちらから見れば老若男女に好かれる顔立ちですし、普通どころかチート能力まで持ち合わせていますし、相手役の異性は誰もが羨望する美形である場合が多いですし……どう見ても平々凡々な立ち位置ではないじゃないですか、と叫びたくなります。
そりゃあ、私だってその物語を楽しんで
読んでいた一人です。今更、別の世界に行ったからと言って、その作品たちを嫌いにはなりません。しかし実際にその世界にこの身を置いていることを考えれば、少しは愚痴っても構わないと思うのです。だってどんな状況だろうが、彼らは人に好かれるのを前提としているのですから。当たり前の話、魔王を倒して世界を救ってくれる勇者を人々は歓迎しますし、そもそも恋愛ゲームは人々の好感度を上げないと話になりません。
私が転生したこの世界は、どちらかと言えば魔王を倒して世界を救うという話の方です。魔王も存在するみたいですし、魔法も日常に溶け込んでいますから。私は転生後、とある国のお姫様に仕えるメイドになりました。生きるために必要な衣食住に困ることはなく、また良き人々に囲まれながら働く毎日。とても充実した毎日です。しかしその世界では、黒という色は魔の色として忌み嫌われています。私の容姿はというと、元いたところで暮らしても何も支障がないもの……つまりは髪も目も黒色なのです。……はぁ。いっそこの髪を剃ってハゲになろうか…そう思っていた時期もありました。
この醜い容姿は、さらに私を嫌いにさせます。様々な理由から、私はいきなり何の前振りもなく、勇者に祭り上げられてしまうのです。散々冒頭で愚痴ったあの勇者に、です。それは、その国で唯一の異世界者である私にしかできない任務であるのと同時に、居場所を与えてくれた方々を欺くということにもなります。
これは私の物語となるでしょう。意味不明で矛盾してそうなそんなお話。でもどんなことがあろうと、私は自分の役目を全うするだけです。お姫様である主君と、未来の王様になる王子を支えるというメイドの役目。それが、勇者を演じきって、お二人の国を安泰なものにするという役目が、ひとつ増えただけです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 20:51:31
319765文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:14pt
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