-絶望- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

ロード大陸の七割を支配する巨大帝国アースガルツ。世界最強を自他ともに認める帝国の首都に、魔族の将軍フリューバー率いる飛行魔族の大軍が襲来した。この事態を利用して、女宰相クレスティアは自らの野望を実現すべく、行動を開始する。一方、帝国軍の黒衣の部隊の指揮官であるクラウ。魔剣の保持者である彼の活躍によってフリューバーは戦死、帝都の兵士たちの前に魔族の襲撃も撃退された。そして、ここから魔族への反撃が開始されるのだが、それはクラウに多くの悲劇をもたらすことになる。

希望はいとも容易く絶望に変わる 驚くほど簡単に・・・

絶望を知った一人の少女。 そんな彼女が進む道にはどんな結末が待っているのだろうか？

タイトル及び内容の一部は【http://uzu.egoism.jp/azurite/】様からお借りしました これ残酷な描写になる・・・・かな

晃一と伸介は新聞部に所属している。だが、せっかく晃一が立ち上げたその部は、存亡の危機にあった。起死回生をはかり、二人は町外れの古びた館の探索に赴くが……。 のべぷろ！（http://www.novepro.jp/）に投稿済みです。

　男は暗闇の中にいた。 　そこで思い出す。自分は死んだのだと。 　これが死ぬということなのか。何もできず、このまま永遠に暗闇の中を漂うのか。 　男は絶望した。闘病生活の最後に望んだ死は、これほどまでに残酷なものだったのか。 　しかし、そこで男に声がかけられた。 「八回目の人生を開始しますか？」 　暗闇の中で、女性の声は綺麗に響いた。

実母と義父と暮らす高校二年生、七瀬ゆめの生活は、恐れていたことが現実となった瞬間に崩れ落ちていった。しかし、絶望して雨の中に佇むゆめに手作りブレスレットをくれた龍の存在が、ゆめに再び希望を与えていく…。少々暴力シーンあり。

絶望しか有り得ない　かなり早すぎた旅立ち

妄想の塊 助け合う二人 救い、救われ

大学生である「俺」は公園でだらしなくガムを噛んでいた。すると、どこからか不思議な声がした。 「あなたも絶望してみませんか」

人生に絶望した主人公は樹海を目指すしかしそこへの道のり果てにはhttp://yamasan3.blog.shinobi.jp/にて更新中

『破滅』その日は迫り来る。 その命運を握るのは１人の少年、 そしてそれぞれの思惑を抱いて動き出すのは『組織』の大幹部達、 『地獄の世界』に舞い降りた天使は『破滅』を止められるのか？ 真の主人公の登場に物語は新たな局面を迎えて動き出す。 『希望と絶望』その先にある何か…それははまだ誰も知らない、 ミラクルストーン第二幕、ここに開演！

『僕だってわからないのだ』 余命二年を宣告された『僕』こと『佐伯幸一』。 失意と絶望の中、彼は出会った。 一匹の、不思議な黒猫に―――

「嫌だっ…やめっ…ぁっ…」 「本当は嫌じゃ無いんだろ？」 ごく普通の生活をしていたはずの碧に次々と不幸が… 親の会社の倒産、多額の借金、離婚、家庭崩壊、裏切り、売買、自傷、絶望 碧に残された道はただ一つ 「俺の犬になれ」 そう彼−高峰 政樹−の犬になることだった これは文才のない奴が初めて書いた駄作作品となります またBLとなってますので嫌いな人や苦手な人は見ないことをオススメします まだまだ駆け出し小説となってますのでまぁ暇潰し程度に読もうかな程度で読んで下さい!折りたたむ>>続きをよむ

聖アストラル学院。 そこは霊獣使いが魔法を学ぶ名門校。 そこに二匹の幻獣を連れた謎の幻獣使いが入学を果たした。 謎の幻獣使いは、この学院で仲間を得て人間として成長していく。 そこにあるのは希望か絶望かそれは誰にも分からない……。 　　主人公最強の学院ファンタジー！ 　 　

神話は狂い、壊れた。 不思議な色の片目を持つ少女・スノウは山脈の村サルフィにて幸福な毎日を--―送っていた、はずだった。憎悪の果てに、それは心を壊す絶望へと変貌してゆく… ▼私のアナザーネーム「しとらす」の小説から http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=83134

『未来』から送りつけられてきたRegret Gameは世界を騒がせた。 地味な中学生活を送っていた紅恋亜（クレア）は、そのゲームに参加することになる。自分の体ごとゲームの世界に入り込むこのゲームで陰の薄い学校生活から一転、現実世界の記憶はないこの世界でクレアは銃剣士として戦い仲間と共に歩む。ゲームは体ごとゲームに入り込む、だからゲームの世界で死亡すれば現実世界で『いなかったこと』になってしまうクレアたちはライフを失わずゲームをクリアすることはできるのか？ そして、ゲームの製作者は一体誰で何の為にこのゲームが存在するのだろうか。 中学生の友情、憎しみ、希望、絶望、真実、現実、過去、記憶、偽り、愛、虚像が混ざり合う現実世界とゲーム世界で悲しく儚い希望を求める中学生の話。折りたたむ>>続きをよむ

あらゆる才能に恵まれた少年、風間竜児。しかし、唯一その生まれてきた環境には恵まれなかった。 物心ついた頃には既に両親は存在せず、ただ一人の家族である妹とともに孤児院で苦しくも穏やかに暮らしていた。そんなある日、妹が院長に呼ばれ、そのまま外に連れていかれた。不思議に思いながらも、中で待っていると、妹の悲鳴と自分を呼ぶ声が突如聞こえてきた！！焦りながらも、外に出ていくとそこでは…… その瞬間、竜児の苦しくも穏やかな日常は終わりを告げ、いつ終わるともしれない絶望の日々が始まりを告げた。折りたたむ>>続きをよむ

平凡な日常、しかしそう感じる者はいったい何人いるのだろうか？ 他人との関係を嫌い孤独の中に身を置こうとする彼は冬も近い晩秋の夕暮れの中で１人の少女と出会う、それが世界の命運を左右する出会いと気付かないままに、その時運命は動き出す。 「希望するから絶望するのか」「絶望の中に希望を見出すのか」 しかし小さな石はその答えを持ち主に委ねるだけで答えはしない、 「破滅」への秒読みが開始される。 世界の命運を賭けた人々の物語がここに開幕する。

　桜木亮太はごくごく普通の男子高校生。特徴と言う特徴もないが、存在感が無いわけでもない、友達もいるし、成績も悪くもよくも無い。　本当に普通の男子高校生、ただし、ある一点、彼の趣味を除いては…。彼はその趣味が周囲にばれる事を避けて、ひっそりと高校生活を送ろうとしていた。しかし、ある日、あるクラスの女子と書店で正面衝突し、その趣味がばれてしまう。その女子とは、クラスで「文学少女」と名高い、いつも本ばかり読んでいて、まともに話しているところを見ることすら希少な女子高生、森山香夏子。彼女は桜木がレジに持っていこうとしていた大量の本――世間で言うところの、『少女漫画』を手に取り、桜木はそれを見て絶望する。だが、そんな絶望は、彼女がレジに持っていこうとしていた大量の本を、桜木が手に取ったとき、あっさりとふっとぶことになった――。 　少女漫画が大好きな男子高校生と、少年漫画が大好きな女子高生を中心とした、まったりしつつ割とドタバタな、青春趣向倒錯系多方向ラブコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ

　ある日、ある町のある学校。主人公・幸太郎は学校で開催されたハロウィンパーティーを楽しんでいた。その最中、謎の人物から電話がかかってきた。その直後、クラスメイトが射殺された。謎の人物が問いかける謎をすべて解決しなければ、周りの人がみんな殺されてしまう。ヒントは、３年前に起こったある出来事………憎しみと絶望、不安と後悔、そして希望を教える物語。

【一章】どこかで誰かが笑い。どこかで誰かが幸せになり。どこかで誰かが落ち込み。どこかで誰かが悲しみ。どこかで誰かが泣き。どこかで誰かが怒り。どこかで誰かが出会い。どこかで誰かが恋をし。どこかで誰かが別れ。どこかで誰かが蹴落とし。どこかで誰かが這い上がり。どこかで誰かが呻き。どこかで誰かが嘆き。どこかで誰かが歓喜し。どこかで誰かが感嘆し。どこかで誰かが野心を抱き。どこかで誰かが裁かれ。どこかで誰かが恐怖し。どこかで誰かが希望を抱き。どこかで誰かが絶望を知り。どこかで誰かが生まれ。どこかで誰かが死ぬ。 【二章】国が死んでも。時代が死んでも。星が死んでも。 人間は生きる。 星が生まれ。時代が生まれ。国が生まれ。 人間は生きる。魔法と共に。折りたたむ>>続きをよむ

平和な村。振りかかる災い。村人達。不死身の神。湧き出る水。侵される土地。犠牲。死。笑顔。絶望。選択。混沌。征服感。斧。神殿。生贄。傷口。光。恐怖。苦痛。偽り。瞳。儀式。記憶。身体。悲鳴。神具。誇り。契約。 少女。

日常はいつまで続くかわからない。 でも、例え日常が終わっても、やり直すことはできる。 新たな出会いが始まる。 非日常は絶望だけではない。始まりもあるのだ。

核の閃光に飲み込まれた１人の傭兵。 不幸と不運、そして絶望と韜晦にあがくその傭兵は異なる世界に包まれる。白く清浄な何も無い世界。異なる法則と異なる人々の住む新たな世界へと移る。 恩寵は無く、加護もなく、才多きわけでもなく。 境遇の不運さと、自罰と焦りから得た能力だけで彼は戦う。

荒野の中をただ一人で歩いていた その先に待つのは絶望か━━ それとも祝福━━？ ゛GAME START゛ 始めようか━━ 少女と出会ったあの日の事を僕は忘れない 全ての始まりを

世界の一部に平和な場所を創りだした春香。しかし、神と戦うために外へ出ていった仲間たちからの連絡が途絶えた事を知り、次の計画を実行に移す事にした。春香は仲間たちに告げる。神の全てを手に入れる計画を。 同作者作「Black Book for Busters 絶望と希望の少女」の後に繋がる物語。

悪魔から逃げてきた、天使メノウ。 現実的な哀しい人間界で、神を信じる優しい少年、キーラスと出会った。 愛と絶望故の残酷な天使の末路を描きます。

自らを闇に落とし国に忠誠を誓ったはずの青年に待っていたのは同僚の裏切りだった。彼は国に絶望し旅にでる。行く先々で出会う人々、追いかけてきた部下たち、己を目標とする少女、壊れゆく世界と祖国、彼はこの世界で何を求め、何を為すのか？それはだれにも解らない・・・・・・

繰り返された悲劇に、それでも生き残ったもの。しかし、ひとつの命が救われた故に、失われた命。そこには悲劇しかないのだろうか。絶望を残した物語通りに悲劇で終わってしまうのだろうか。

ぼくが、護る。 昔、子供のころ約束した根拠もない約束。 時間がたつとともに忘れ始めた約束。 少年が、青年になり高校生になった。 そして、運命の歯車が音を鳴らして回り始めた。

暗く閉ざされた未来に貴方は何を感じますか？ 恐怖？不安？あるいは…

美しき少年は、世界に見放されていた。 けれど少年は言う。 「俺も世界なんかに期待しないから、お互い様だ。」 世界から見放され、ついには世界そのものから放り出されてしまった彼がたどり着いたのはまさしくファンタジーの世界。 妖精があらゆるものに宿り、剣と魔法の存在する夢のような世界だった。 醜く、汚れた現実と絶望の狭間で生きてきた少年の手に入れる“幸せ”とはなにか？

僕は死に逝く病を患い、自分の人生に絶望して、早く死ぬことを望んでいた。そんな時、僕の前に同級生の直人が現れて…

少女は泣く。 悲しいほど、青い空がある…と。ここは、僕らにとって大切な場所だった。 青い、青い空が知ってる僕らの記憶は、真っ赤だ。 あのときからは・・・・

生まれて此の方26年間彼女無しの専門学校卒派遣社員。しかし結婚はしたい。友人の結婚に心を揺さぶられ結婚活動を開始するも、思うようにいかず四苦八苦、行き着く先は天国か絶望の底か。　

人里離れたお嬢様学校。外界から隔離された学園に閉じ込められた少女たち。ある者は脱走を企て、ある者は日常を謳歌し、ある者は触れてはいけない秘密を探っていた。 だが、そんな日常は音も立てずに崩れ去る。死者が起き上がり、生者を食らいだすその時に。 死者であふれ、絶望が覆う中で、彼女たちは何を思うのか。 勝気な美少女。生真面目な生徒会副会長。人の心を読む魔女。情緒不安定なアーチェリーの天才。無口な不良学生。引き籠りの科学者。いじめられっ子。そして秘密を抱えた転校生。 個性豊かな面々で贈る、絶対絶命学園ゾンビサバイバルアクション。arcadiaでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ

全てを賭けていた大学受験に失敗した俺は絶望に打ちひしがれていた。家へと帰る途中の駅で周りの人の不自然さに気づき上を見ると、巨大な隕石が地球へ落ちてくる途中であった。俺は深い絶望と後悔を抱え、地球とともに死んでいく。そのとき、一つの声が聞こえた。「あなたは未来を失った」 そして、俺は気づいた――

仲橋 宗輔は現実に絶望した。だがある日、彼はネット広告を頼りに行う…異次元への逃避行を！！そのゲートをくぐった先には、どんな世界が待っているのだろうか…

　連理の魔女―――それは、世界に初めて生まれた魔女。 そして　光と闇の母。 人を恐怖に陥れ　人を闇から救う存在の生みの親。 誰が、彼女を遣わせたのか 誰にもわからない。

少年、黒月　紫雨はこの世界に絶望し、ビルの上から落ちていった、そのまま重力に身を任せ、突っ込んだ先は異世界！？勇者として召喚された紫雨は、異世界で仲間達と共に生きる意味を知る。そして彼は元の世界に戻れるのだろうか、そして、彼は何を求めたのだろうか、ハチャメチャ異世界ファンタジー! 凡飛鳥、渾身の作品です。たくさんの感想をお待ちしております。 少しずつ主人公が強くなっていきます。最初から主人公チート物語が見たい方は、凡飛鳥の闇の端を歩く者をお勧めします。

老夫婦が旅路にいる。夫は優しくユーモラス。傍目には幸せそうに見えるのに、妻にはどこかかげりが見えた――。 大切な人の死を乗り越えて、生きていく人の姿をとらえようとした物語です。他サイトに掲載していたものを改稿しました。

――20XX年、太平洋に突如発生した巨大な穴。穴から現れ、ヒトを喰らう異形の存在。ヤツラに対抗する術の無いまま20年が過ぎた。―― 普通の女子高生として過ごしていた音環(とわ)はある日、意思の疎通が可能な異形と出会う。そいつは言った―“我々を止めてくれ”と。少女の思い。異形の思い。異形を狩る者たちの思い。思いの法則を、絆を、言葉を紡ぐ……絶望の喜劇。

　帝の嫡子なのに絶望を振りまく災厄の黒龍と呼ばれその存在を疎まれ日陰者の生活を送る青年、一族を滅ぼしたと蔑まれ忌み嫌われる少女。その二人が出会った時、歴史の歯車が動き出す。この二匹が出会い次第に惹かれあう・・・数多の思惑を巻き込みながら

　その日は最悪の日だった。まさかあんな事になるなんて――――――。俺は絶望に打ちひしがれた。しかし、その時に俺を助けてくれるものがあった。俺は嬉々としてそれにすがり、希望の光を見る。…………のだが、それもまた新たな悲劇の始まりだったのかもしれない。俺は特異な環境にさらされながらも生き続ける。そう、――――――生き続けるのだ。　　　 　※※※文才は基本皆無。ご都合主義・矛盾点あります。他作品の影響を若干受けているところがあります。だいぶ前に暇つぶしに書いていたものですので、酷評はできれば控えて欲しいです。心が弱いので。 　※※※この作品は、ある意味『と、いうかただの走りたがり』のプロトタイプです。若干の用語や設定にカブリがある可能性がありますが、それについてはご了承ください。 　※※※受験勉強が佳境に差し掛かり、『と、いうかただの走りたがり』の更新が難しくなったので、代わりと言ってはなんですがコチラを投稿します。――しかし、唐突に終わる可能性あり。 折りたたむ>>続きをよむ

輪廻転生が信じられている世の中。 人が死んだ際、生前犯していた罪は生前行った善と秤にかけられる。 その時に罪の方が善に比べ罪の方が明らかに多いものは、生まれ変わっても その罪を償わなくてはならない。 その証として、罪人の生まれ変わりは体のどこかに半球体の石をもって生まれる。 これをスフィアといい、スフィアを持つものをスフィア・コンダクター（ＳＣ）という。 ＳＣたちをめぐる戦いと日常。 ―――未来にあるのは希望か絶望か。 文章を書くための練習作です。 生温かく見守っていただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ

世界が消え始めて五年――――――。 三人の人柱によって支えられた世界…。各地から“負”が溢れ出し、その影響で生まれた“霊鬼”が人々を襲い、治安は荒れていた。三人の人柱はそれぞれ、世界を新たに治める為の“王”を探していた。選ばれる“王”はたった一人――――‥。果たして、選ばれる“王”は誰か、そして、選ばれし“王”の創る世界は絶望か希望か……。

藤野祐輔（ふじの　ゆうすけ） 25歳バツイチ。 借金あり。 駄目な男は一つの拾いものから、一転して稼ぐ方法を手に入れた！

俺は平凡な高校に通う高校生 哀川 龍斗【あいかわ りゅうと】 だ。俺の普通だった平凡な日々はある日の夜あるサイトのある都市伝説を読んだ事をきっかけに崩壊する。そう、俺は巻き込まれたのだ。この都市伝説いや、恐怖と絶望に支配された極限のゲームに。そのゲームの中で俺は見つけたのだ。大切なものとそこに隠されたものを…そうして俺は悲しみを乗り越えゲームを制覇する。そして俺は一人の男と出会い知る。もう一つの世界の存在。そして俺は使命を果たすべくもう一つの世界へと旅立つそこで俺は見た衝撃真実を。目撃せよ、極限ゲームを。隠された衝撃の真実を。折りたたむ>>続きをよむ

　九条通明は習字の授業中、退屈に任せてスポイトですずりに入った墨汁をブクブクとさせ遊んでいた。 　早く授業終われ、と思いながら、手に持ったスポイトを教室の時計に向ける。当たり前だがそんなことを念じた所で時間の流れる早さは変わらない。 　九条通明はフゥと溜息をつく。 　その瞬間、スポイトを持った手に力を入れてしまう。 　ヤベッ、と思った時には手遅れだった。 　スポイトの中の墨汁は勢いよく放たれ、中空をミサイルのように飛んでいく。 「キャッ」という短い悲鳴が聞こえる。 　通明はそうっと目を開ける。 　そこには鼻から黒い血、否、墨汁を垂らした鴨上貴恵が立っていた。 　通明は、鴨上貴恵のことが好きだった。彼が絶望したのは言うまでもない。 　九条通明のスポイトによる墨汁狙撃から二つの物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ