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検索結果:127 件
8月15日正午、東京は真夏日であり空に雲はなく、青空が広がっていた。日差しは強く、街道を往来する人々は、多くの荷物をもち子供たちの手を引いていた。
空襲がくる、米国がついに本土にやってくる、そんな話がそこかしらから聞こえてくる。彼らの顔は皆恐怖と焦りに満ちていた。
旅人、避難民、疎開者、の群れの中に、ひとりだけ平然と足を運ぶ男がいた。まったく、恐れを感じさせず、B29を警戒して空を仰いだり、海から来る敵国の脅威を感じている様子もなかった。正面を見据えて、一定の速度で歩いてい
る。
顔からは汗が噴出し、手ぬぐいはじっとりと濡れていた、ときおり「ふぃーっ、ふぃー」、「暑い暑い」と独り言を口にしては水筒から水を飲み群れに遅れをとるまいと必死の形相であった。
徹底して甘やかされて育った身体はたるみきっており、身の丈は1メートル70センチほど肩幅は広く胸は女性のようにふくよかで色白の肌をしていた。
ニートである。
この物語は石垣棒太郎(ボーちゃん)の異世界冒険物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-16 18:42:18
11372文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
昭和二〇年七月。海軍大分航空隊で、エンジン始動中の事故で死にかけた整備兵は除隊後、陸軍の最新鋭機「五式戦Ⅱ型」を入手してB二九迎撃を画策する。
後に大分大空襲と呼ばれる夜、五式戦は馬車道を滑走路代わりにして出撃、B二九を攻撃する。
最終更新:2015-07-04 00:55:47
17322文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
『群青色の空へ!』に出てきた車椅子の女性ミナスの若い頃の物語。『群青色の空へ!』をミナスの視点で描きました。
戦争に纏わる描写(空襲や身体損壊)などがあります。
最終更新:2015-06-17 23:50:16
5659文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
昭和十九年末、日本は風船爆弾によるアメリカ本土攻撃を敢行。この攻撃でアメリカの原子爆弾工場は損壊し、マンハッタン計画をして遅れを生ぜしめるが、アメリカ側の完璧な隠蔽により日本側は事実を摑めずにいた。
その隠蔽と報復の意味を含めてアメリカ軍はB29による日本本土空襲を本格化させ、日本は焦土と化す。しかし日本側はただ手をこまねいたのでなく、陸海軍の総力を挙げた一大邀撃戦が本土の空では展開されていた。
時が移った昭和二十年夏、鈴木内閣は総辞職。阿南惟幾陸相を首班とする阿南内閣
が成立し、継戦内閣として最後の決戦たる本土決戦を呼号する。その間にも戦争はいよいよ苛烈を極め、打ち続くB29の空襲や港湾への機雷投下で日本国内の物資は逼迫してゆく。
昭和二十年十一月、アメリカ軍は猛然九州に侵攻を開始し、ここに皇土決戦の火蓋が切って落とされる。
この作品はオリジナル作品であります。作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
尚お本作を作成するにあたり参考とした文献は、最後に一括で掲げる所存です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 00:01:30
139693文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:18pt
昭和9年、どん底の不景気の中で今上天皇の統裁する陸軍大演習が群馬県を中心とする北関東で実施された。満州事変や満州国の独立、日本の国際連盟脱退という時代背景の中で、天皇の行幸を奏迎する県民には、「現人神」に対する緊張感が、ヒステリックに高まってゆく。絹に依存していた織都である桐生市は、ウオール街の世界恐慌以来すでに財政的に破綻していたにもかかわらず、奏迎費用捻出のために増税を重ね、市民生活のすべても犠牲にして、いよいよ天皇を迎える。天皇を乗せた車列を先導していた本多重平警部は、
緊張と慣れぬ土地感から、行幸の順番を誤り、誤導してしまう。新聞やマスコミは必要以上に誤導事件を書き立て、天皇が前橋を出発した時刻に、本多警部は不敬の責任を感じて自決を図るが、命だけは助かるものの重い後遺症を負うことになった。
行幸の負担は、本多警部にとどまらず、県知事、県職員、市職員をも巻き込み、財政はますます逼迫し、人間関係にも多くの亀裂を残した。
そして昭和20年、群馬県の各地でアメリカ軍の空襲が惨禍を残し、行幸の記念碑のみが今も多く残されている。
重複投稿です。
この本文は小荷田歯科医院のホームページにあります。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/konita/seiganoaki.pdf折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 15:16:54
64315文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:89pt 評価ポイント:57pt
ワールド・ウォーカー。異世界を渡り歩く者の総称である。
夏休みに古美術商の祖父が営むカードショップの大掃除を手伝っていた高校2年生の桐生真悟は、店の大掃除の際に何も書かれていない真っ白なカードと見た事がないゲームシステムのデザインカードを見つける。
それは、祖父、桐生論造が保管していた、マジック・カードセット「ワールド・ウォーカー」だった。
魔力のない世界でも魔法が使えるように、魔力と魔法をセットで内包したカード。それこそがワールド・ウォーカーが持つ魔法道具である。
論造は、第二次大戦の空襲から周囲の人々と祖母を守るために、カードの魔法を使い魔力を失って元の世界に帰れなくなった、元ワールド・ウォーカー、ロンゾ・キリューだったのだ。
折しも、一人のワールド・ウォーカーの少女、ミリア・ウサミがこの世界にやってきた。マジック・カード発祥のノルスという世界出身の彼女は、フィレクラムという世界に渡った際に、世界転移の秘密を探る国に見つかってしまい、逃走していたのである。次元トレーサーにより追っ手の機械生命体が出現し、偶然居合わせた真悟は、マジック・カードによって敵の攻撃を無効化・習得し、少女の協力を得て敵を撃退した。
祖父が故郷へ帰る事が出来るかも知れないこと、異世界への興味、そして少女への興味、それらが合わさり、桐生真悟はシン・キリューとしてミリアとともに異世界へ行くことにする。
新たなワールド・ウォーカーの誕生であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-27 23:14:18
45055文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:47pt 評価ポイント:21pt
松子と竹美、それに小梅の三姉妹は、誰が色目をつかったのかと口論をはじめた。しだいに話は、六十七年前の東京大空襲の出来事へとさかのぼっていく。
最終更新:2014-11-23 16:10:01
3411文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
1941年12月8日大日本帝国は遥か海の向こうにあるハワイ、オワフ島に空母機動部隊による空襲を始めこの攻撃により米軍の飛行場及び要塞砲は破壊その隙をついて戦艦部隊による砲撃を米太平洋艦隊に向け行う。史実とは違うもうひとつの日本の物語……
最終更新:2014-08-02 14:25:46
28774文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:73pt 評価ポイント:27pt
秋楡の美しい並木があるその通りに、古くから続く喫茶店がありました。私の隠れ家のその喫茶店で、その日、棚に飾られた小さな鳥かごに、鳥のような飾りがついているのを見つけました。マスターに聞くと、それは時計だといいます。時を刻まない鳥かご時計に秘められた、悲しい過去とは?
ある企画用に練っていたプロットだったのですが、時代物にしたため若干目が滑る上に悲愛モノという世の中のユーザーさんに絶対に受けない代物になったので、公開処刑よろしく御開帳します。
仕方ねーな、読んでちょっくら添削
してやるよ、的なノリでお楽しみください。
※ 尚、歴史上の事ですので全くの嘘は書いていませんが、フィクションです。特にデリケートな問題も取り上げてしまったのですが、基本がヒューマンドラマで、誰の主張を否定も肯定もしない立場だということをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-14 14:00:00
8046文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
これは私が小学生の時に、賞をもらったポエムです。
戦争の時、福岡県の動物園で起きた惨劇を描いています。
東京大空襲、八幡大空襲、長崎、広島から69年です
空襲が与えた惨劇、戦争が与えた惨劇を忘れてはいけません
最終更新:2014-03-03 22:23:45
227文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
定年退職して妻と共に生まれ故郷に帰ってきた主人公大介は、懐かしい思ひで地区内の散策に出かけた。
歩いているとおさな友達と少年時代に遊んだ数々の思い出が懐かしく思い出されるのだった。
特にトシ君との思い出は鮮明によみがえってくる。
最終更新:2014-02-08 16:17:00
13881文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
作:王生らてぃ
ヒューマンドラマ
完結済
N4959BU
白えんぴつさん主催のチャット「なないろ・かれいど」の企画で書いている小説です。他の企画小説→http://www54.atwiki.jp/shiroenpitu/pages/122.html 戦争で空襲の絶えない港町。一人ぼっちの少女・八弥が出会ったのは、不思議な雰囲気を持つ男だった。そこから八弥の世界は、少しずつ変わっていく。
最終更新:2014-01-27 22:16:51
49478文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昭和初頭。
女性の美と銀閣寺と言う幻想の美を「私」は二重コンプレックスとして「アンチノミイ」に捉える。
終戦間近、大日本帝國は大空襲を受け、「私」は究極の美が焼ける事のみを夢想し生きる。だが亜米利加帝國軍のB-29は原子爆弾を京都に投下予定するものの、結局「悪天候だから」とまことにsimpleな理由から広島へ投下してしまう。
抗えない苦しみと魔性の美への誘惑。
首吊り自殺までの「私」の銀閣寺と言う幻想との心中を赤裸々に告白する。
最終更新:2013-12-04 20:41:44
627文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
米海軍が初期に実施した諸作戦が完全に裏目に出て、多少遅延したMI作戦で日本が勝利をおさめている設定でのよもやま話です。
山口さんとこの企画に合わせたもんですー
最終更新:2013-08-02 22:43:44
12865文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:88pt
※Pixiv公開済み※
第二次世界大戦の時代を生きた二人の少年。
空襲の真っ只中で家族の写真を握りしめ、息絶えたカシミールの悲惨な運命は、いつまでも僕の中に残り続ける。
最終更新:2013-07-07 08:09:33
7314文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
にじファンにおける私の最後の投稿作品です。
今回は少し趣旨を変えて、私が実際に見たことがある夢の話です。
駄文ですが、さらっと目に通してくれれば幸いです。ではどうぞ!!
最終更新:2012-07-19 01:25:50
1547文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
五十数年まえにはくるまはおろか、テレビもなかった。しかし、自然があった。広大な自然の懐に包まれ、ときも忘れ力いっぱい遊んだものだ。
最終更新:2012-06-25 19:32:39
22592文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
霊歴一八六三年夏、龍元のダーザルゲッガ島空襲に端を発した第二次精霊戦争末期、龍元は北領をアルメリア共郷国に奪われ敗戦を迎えようとしていた。だが、一八六五年の冬、療養除隊していたダーザルゲッガ島空襲、ダダガルザ諸島激戦のエース『銀翼』の竜霊『銀嶺鱗・由露葉』とその竜霊剣護『浪代辰貴』が志願し、北領守護隊に配備されたことから、その敗戦のシナリオは大きく転換することとなる。第二次精霊戦争末期、北領の空を駆ける練装飛竜『銀戒』と『竜誇飛竜部隊』が辿る、敗戦の軌跡。
最終更新:2012-01-27 22:46:54
80065文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:18pt
昭和20年3月 戦争はますます激しくなり、桜子の住む町も 空襲の被害を受けた。
その中 15歳になった学思は ある決意をする。
それを知った 桜子は 彼の元に急ぐ。ただひとつ、伝えたいことのため・・・・
最終更新:2011-05-01 09:48:32
15349文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
1945年(昭和20年)8月5日の正午過ぎ、アメリカ陸軍航空隊P-51複数機が満員状態の列車に対して執拗な機銃掃射を加えた。
これは、太平洋戦争中に国内最大の列車銃撃事件。湯の花トンネル列車銃撃空襲事件の内容です。
最終更新:2011-04-13 21:37:48
1164文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
青年画家は、この絵を描くことでトラウマから逃れられた、と感じた。
彼は、その後、”破船”をモチーフに、滅びゆく物への挽歌・哀愁を長く描くこととなる。戦争絵画も、原爆と破船のフォルムとして表現している。80才を過ぎた今も、精力的に描き続け、作品は、ゆうに1,000点を超えた。しかし、反戦絵画として人の死を描いたのは、後にも先にもこの一枚だけである。
この一枚の絵は、未だどこにも発表しないまま、今も、アトリエの奥に眠っている。
画家本間龍松の絵画の原体験、横浜大空襲を描いた作
品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-12 09:57:06
5024文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
東京郊外のある街。続く紛争。普通の大学生。銃弾の間を縫う恋愛。昨日もいつものように空襲があった。そして今日はみんな何もなかったように大学へ行き、買い物をする。
キーワード:
最終更新:2009-12-06 13:55:34
10026文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
74歳になった私が最近子供の頃が思い出されるので思い出した事を書いてあります。《1》じさまの事、《2》とっつあまの事、《3》夏、《4》蜂の巣、《5》地蜂にやられた話し、《6》冬、《7》スキーの板、《8》かかさまの事、《9》愛犬たまの事、《10》小学校時代、《11》ストーブ当番《11》兵隊さん送り、《12》富山市空襲、《13》終戦直後、《14》終わりに。
キーワード:
最終更新:2009-05-11 20:40:18
22276文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
戦艦『榛名』『伊勢』『日向』――この三隻は長く日本を護り続けてきた古参の戦艦であった。横須賀の『長門』以外に、日本に残された戦艦はこの三隻だけであった。しかしその三隻も予備艦に艦種変更され、呉の港で浮き砲台としての余生を過ごしていた。神龍や大和たちが沖縄に特攻してからも戦争は激化の一途を辿り、戦況は悪化し、彼女たちはこの国の危機を察していた。そして遂に、彼女たちに容赦ない戦争の荒波が襲いかかってくる。それは、最期の戦の津波だった―――
最終更新:2009-02-02 20:32:49
26341文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:26pt
2008年の不況よりもの凄い不況の年に生まれ、大阪大空襲では爆弾と焼夷弾から逃れ、70年万博ではしっかり行列に並び、今は第3の青春の我が母の物語です。
最終更新:2009-01-06 20:54:41
1002文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ー時は昭和20年6月ー少年光太は福岡に住む、普通とは少し違った少年だった。お金も、食べ物も無い・・・。妹は19日に誕生日を迎える・・・・。そんな第二次世界大戦中に生きる少年の人生とは?
最終更新:2007-12-23 22:08:34
1189文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
昭和二十年七月、太平洋戦争末期。日本全軍に特攻の狂風が吹き荒れていた。特攻によって家族の仇討ちを誓う斉藤と、特攻そのものを否定する高原。相反する感情を抱えた二人の男の苛烈な物語。
最終更新:2007-03-22 19:52:19
34339文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:49pt 評価ポイント:23pt
検索結果:127 件