-碧空- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

魔腐という不の感情の集合体から空を取り戻す蒼創彼方と一人の少女の物語です。

更新頻度はまちまち。 加筆・削除等の修正は随時行います。 誤字・脱字、その他の指摘いつでもお待ちしてます。 エブリスタとの重複投稿。

この散らかったワンルームこそが わたしの全てだった。

奥深く、無限に続く雲一つない碧空。 人工的な草原に、無機質な臭いの泉水。 中世の欧米を思わせるファンタジーで彩度にかけた街並み。 季節はなく、常に快適な温度を保つ空気。 この世界では風が吹くことはなくて。 空虚な世界で生きる事に悲しみさえ生まれなくなった頃。 この世界を、壊す。 そんな切望だけが、この胸に残っていた。

時は平成、所は日本。人々が平穏を謳歌し、生きるその陰で、人知れずしれつな争いを繰り広げる者達がいた。 人と、鬼と呼ばれる者の長きに渡る争い。全ての始まりは遥か古しえにまで遡る。 その終結の鍵を握りしは、齢十六の少女。少女は図らずも、新たな火種として戦禍に巻き込まれていくこととなる。宿命を背負いし巫女として。 彼女は最後に、一体何を願うのだろうか。 別サイトにて『碧空に舞い降る花』の名で先行公開中です。

　澄み渡る碧空の元、空に最も近い高層ビルの屋上で少女は両手を広げる。その背に決して飛べない銀翼を抱えて。　これは空に飛び込むことを忘れられない少女の物語。

海に浮かぶ小さな島国、暁桜ノ国。その国の小さな領地、綺羅ノ国に住む少女、祥は海の向こうからやってきた竜と出会う。竜と出会ったことで動き出した祥の運命の行方は？そして、竜が招いた『災い』とは？『災い』に立ち向かい成長していく少女の物語…。 (拙サイトにて絶賛更新中)

天使と悪魔の血が流れるサリアンナは、天使としての能力が使えない落ちこぼれ。見習いの天使は神に与えられた命を遂行するため地上界で１２年間、人間の心を学ぶ。 そして彼女もまた遅れて地上へと降り立つのだったが、やがて地上界で大きな異変が起こりそれは人の知らぬ世界――天界や魔界にも広がる。 世界の真実に触れる時、人の心を知る。

教室の片隅で出会ったことで始まった物語。