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検索結果:1937 件
最近ちょっとしたネガティブに陥っている俺が描く、"痛い" "痛み" をテーマにした1話読み切りのショートストーリーズ。どれも俺の心を反映したネガティブ、シニカルな物語になるだろう。幸せな方は開かないで。不定期。※物語は全てフィクションです。
最終更新:2023-09-04 00:06:13
27191文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:花蝶水月/五月雨黛
ヒューマンドラマ
短編
N9903IJ
かつて見たあの夏の奇跡を、違う形で。
結末は変わらず、けれど違う道を辿った二人の青春の痛みはより鮮明に、より残酷に。
いつか誰かが二人の幸せが見たいと、願った末に見付けてしまったもうひとつの物語。
※海風を知らない方も楽しめ(?)ます
最終更新:2023-09-02 00:50:20
8349文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
急死した主人公は、異世界に転生したことを自覚します。
それも、敵役の悪役令嬢がやたらと多いとがった設定のシナリオゲーム「アカツキ」にて、最悪クラスの悪役令嬢だった。
主人公は死ぬ間際の痛みを、二度と味わいたくないと決意する。
目指すは、痛くない最後を迎えること――こうして、回復魔法を学んでいくのですが……。
なぜか主人公属性の『聖女』と間違われて、悪役令嬢なのに攻略対象キャラとかかわることに。
最終更新:2023-09-01 06:40:45
18657文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:52pt
ささめきの名を持つ少女ウィスパー・マーキュリーは、街の外れで細々と喫茶店を営んでいる。
容姿端麗、花も恥じらうほどの美少女である彼女は、その服のリボンの下に誰にも言えない痛みを抱えていた。
人の道を外れて魔法の力を得た者を、人々は魔女と呼ぶ。ウィスパーは、痛みと生きづらさの果てに辿り着いた『継接』の魔女なのだ。
これは彼女の、他人から見れば激しい起伏もない、少しの甘さと滋味混じるティータイムの時間である。
最終更新:2023-09-01 00:19:32
7294文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
自〇をする人の元に現れるという不思議な少年。
彼の仕事は、人々から自〇に伴う痛みを無くす。というものだった。
最終更新:2023-08-24 14:59:25
2331文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:青野ハマナツ
ヒューマンドラマ
完結済
N7741II
特別な能力や地位もない下級貴族の娘であったライリー・ブレイバーは、様々な事情が絡んで王女の「お友達係」として任命された。しかし、王女との政略結婚を狙う貴族によって仕事を振られ、王女の情報を集めることになってしまう。
対して、セイランス王国の第一王女であるエレット・セイランスは、あまりの美貌に嫉妬され、使用人たちからの迫害を受けていた。しかも、王女という立場ゆえになかなか相談できず、苦しみもがいていた。
その様子を見たライリーは、エレットのあまりの悲痛さに心をうたれ
、彼女のために行動をしようとするが、依頼をしてきた貴族によって過度な干渉を制限されてしまう。
「友達ごっこ」をする二人は、互いに苦しみを抱える。板挟みになるライリーと、追い込まれていくエレット。痛み続ける二人に、決断の時が近づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 00:46:03
56857文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
私は昔から空気を読むのがうまかった。だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。
今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。
はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。
悲鳴をあげるバルゴア令息。
「叔父さん、叔母さん! や、やばい
!」
「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」
そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:22:50
90825文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:159468pt 評価ポイント:98866pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
その他
短編
N4116IJ
初めての春、新しい学年が始まった。鮮やかな桜の花が風に揺れる中、校門前の交差点で何かが起こった。
振り返れば、一年生の中でも特に元気いっぱいな笑顔をしたあかりが、制服のスカートをはためかせながら自転車で登校してきていた。しかし、交差点に差し掛かった瞬間、物音と共に恐ろしい事態が展開した。
近づいてきた車が突然のハンドル操作で制御を失い、交差点であかりに迫る。同じクラスのさくらは、その一瞬の出来事に目を疑った。まるで時間がゆっくりと流れるかのように、事故の瞬間が凍りついた。
あかりは自転車から飛び出し、地面に叩きつけられるように倒れた。さくらの目の前で、友達が突然の事故に巻き込まれ、その痛みと恐怖を味わっている瞬間だった。さくらの心臓は激しく鼓動し、声も出せずに立ちすくんでいた。
事故の衝撃はさくらの中に深く刻まれた。その一瞬、彼女は現実の糸を手繰り寄せることができないような無力感に襲われた。あかりとの笑い声や一緒に過ごした時間が、突然の事故によって封じ込められ、心の奥深くに沈んでいった。
あかりが運ばれる救急車を見送りながら、さくらは彼女の無事を祈りつつ、未知の感情が胸に芽生えるのを感じた。その日以来、交差点は彼女の記憶に深く刻まれ、あかりとの特別な瞬間を象徴する場所となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 15:14:05
542文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あらすじなし
あらすじは書かなくちゃダメっすかー
最終更新:2023-08-17 21:04:03
248文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ドラゴンとの戦い。また負傷して出血。ポーションと言う名の痛み止めを片手に、泥臭い戦い……これならチートと呼ばれないはず。
最終更新:2023-08-16 04:00:00
915文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:14pt
父親が自分を呼ぶ声が聞こえたその刹那、熱いものが全身を巡ったような、そんな感覚に陥った令嬢レティシアは、短く唸って冷たい石造りの床へと平伏した。
視界は徐々に赤く染まり、せっかく身を挺して庇った侯爵も、次の瞬間にはリュシアンによって屠られるのを見た。
「リュシ……アン……さ、ま」
せめて愛するリュシアンへと手を伸ばそうとするが、無情にも嘲笑を浮かべた女騎士イリナによって叩き落とされる。
「安心して死になさい。愚かな傀儡令嬢レティシア。これから殿下の事は私がお支えす
るから心配いらなくてよ」
お願い、最後に一目だけ、リュシアンの表情が見たいとレティシアは願った。
けれどそれは自分を見下ろすイリナによって阻まれる。しかし自分がこうなってもリュシアンが駆け寄ってくる気配すらない事から、本当に嫌われていたのだと実感し、痛みと悲しみで次々に涙を零した。
両親から「愚かであれ、傀儡として役立て」と育てられた侯爵令嬢レティシアは、徐々に最愛の婚約者、皇太子リュシアンの愛を失っていく。
民の信頼を失いつつある帝国の改革のため立ち上がった皇太子は、女騎士イリナと共に謀反を起こした。
その時レティシアはイリナによって刺殺される。
悲しみに包まれたレティシアは何らかの力によって時を越え、まだリュシアンと仲が良かった幼い頃に逆行し、やり直しの機会を与えられる。
二度目の人生では傀儡令嬢であったレティシアがどのように生きていくのか?
婚約者リュシアンとの仲は?
二度目の人生で出会う人物達との交流でレティシアが得たものとは……?
※逆行、回帰、婚約破棄、悪役令嬢、やり直し、愛人、暴力的な描写、死産、シリアス、の要素があります。
ヒーローについて……読者様からの感想を見ていただくと分かる通り、完璧なヒーローをお求めの方にはかなりヤキモキさせてしまうと思います。
どこか人間味があって、空回りしたり、過ちも犯す、そんなヒーローを支えていく不憫で健気なヒロインを応援していただければ、作者としては嬉しい限りです。
必ずヒロインにとってハッピーエンドになるよう書き切る予定ですので、宜しければどうか最後までお付き合いくださいませ。
『アルファポリス』様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 23:00:29
221938文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:1252pt 評価ポイント:694pt
「他人の痛みの解る人間になりなさい」
この言葉を疑った事など一度も無い。
この言葉を疑う事は、自分が人間以下に成り下がると言う事だから。
カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2023-08-11 22:41:41
1200文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なんてこった! 親友の裏切りで、無実の罪を着せられるなんて。オレは勇者なんて知らないし、関わったこともない。ましてや、そいつを助けた覚えなどあるものか! だが死刑と同等も言える厳しい罰を与えられた。ツノを切断される痛みや苦しみは、喩えようがないほどだった。さらには魔界から追放。ツノを失ったせいで、魔族の能力は消滅。水面に映ったオレの姿も、卑劣な人間そのものだった。
これからどうやって生きていけばいいのだろう。そんなとき、魔界と人間界を繋ぐ『狭間の森』で、運悪く冒険者
パーティに遭遇した。これはマズい。殺される! ところが……。オレにはツノがないため、魔族だと気づかれずに済んだようだ。魔族の敵である彼らに同行し、不吉な人間界を訪れることになった。慣れない人間界でカルチャーショックを受けつつ過ごしていく。あれ? 人間界って……なかなかイイかも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:11:41
157032文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:74pt
友人の誘いで「刀剣神歌伝」というゲームを始めることとなった主人公、水尾 玲(みずのお れい)。友人から聞いた話は、めっちゃ面白いVRなしで遊べるリアルな刀剣ゲー、だったのだが、ゲームを始めた玲はある異変を感じる。
それは、痛みがリアル、ゲームをログアウトしても傷が残るといったものだったのだ。そう、まるでこのゲームが現実で行われているかのように。
そのように、玲がこのゲームを怪しむと同時に彼はゲーム内でとあるのじゃ口調のロリ娘に出会う。彼女は言った。「わちきがお主の剣なのじゃよ
」
玲はこのゲームに疑問符を浮かべながらも自らを「神剣」と名乗る少女と契約し、行動を共にすることにした。その後日、玲はこのゲームの真実を知ることとなる。
それが、彼をこの裏世界の非日常(デスゲーム)へと招き入れる魔の手だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 12:00:00
74643文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:80pt
作:ユライダココロ
異世界[恋愛]
完結済
N6456IG
ルシエル・プシューケー伯爵令嬢は殿下からの婚約破棄を潔く受け入れた。
全てはこの世界(貴族界)から逃げ出すために。
娼婦の母から生まれた非嫡出子として伯爵家に引き取られるものの、背中に鞭を打ち付けられる日々が苦痛だった。この痛みから解放されるには、婚約破棄と身分返上が必要だ。
父親に何とか王に進言して側室になれと言われたけれど、もう耐えられません。
そう思うものの、なぜか最恐と名高いアフレイド・ケルベロス公爵様と婚約することに。
そしてあることに気づいていく。
公爵様は
なぜか、私の前だけでよく髪が燃え上がる。
比喩などではなく、その赤金色の髪が魔力の暴走によって本当に炎になり、燃え上がるのだ。
「公爵様、髪が燃えています」
「笑わないでくれ。恐れられるのには慣れているが、笑われるのは…」
残酷な描写あり、は念のためです。基本ほのぼの日常系になる予定。
男のほうが少し受けで、女のほうが少し攻めなのが平気な人向け。
更新不定期折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 01:54:30
205548文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:718pt 評価ポイント:344pt
──笑いなさい。グレイコーデ。
かつて、魔王を倒した伝説の勇者がいた。その勇者の偉業は、六十年余り月日が流れた今でも銅像や伝記などに華々しく残っている。かつての勇者を知る者はもうほとんど残っていない。そんな世界をグレイコーデという男はかつての旅路を懐かしみながら旅をしている。グレイコーデは魔王を倒した伝説の勇者その人。その身体は魔王の呪いによって老いることもなく痛み続けている。胸に今は亡き妻の遺灰を抱きながら、グレイコーデは世界の果てへと歩く。ただ、妻と共に眠ることの出来
る地を探して。聖女、魔法使い、傭兵──かつての旅路を共にした仲間たち。託された弟子。六十年もの間に変わった世界。魔王の遺した物。かつて敵だった魔族、四天王たち。新たなる脅威。そして、妻の真実。
伝説の勇者と呼ばれた男が、今、再起する!
※あまり暗い話にはなりません。(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 12:01:47
333171文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:24pt
「嫌だ・・・みんな僕をそんな目で見ないで!、どうして意地悪するの?、僕は何も悪い事してないのに・・・」
真っ暗な宇宙を一人で旅するシエルさんの身体は宇宙生物の幼虫に寄生されています。
昔、お友達を庇って宇宙生物に襲われ卵を産み付けられたのです、それに左目を潰され左足も食べられてしまいました。
お父さんの遺してくれた小型宇宙船の中で、寄生された痛みと快楽に耐えながら、生活の為にハンターというお仕事を頑張っています。
読書とたった一人のお友達、リンちゃんとの遠距離通話を楽
しみにしている長命種の145歳、寄生された宿主に装着が義務付けられている奴隷のような首輪と手枷、そしてとても恥ずかしい防護服を着せられて・・・。
「みんなの僕を見る目が怖い、誰も居ない宇宙にずっと引きこもっていたいけど、宇宙船はボロボロ、修理代や食費、お薬代・・・生きる為にはお金が要るの、だから・・・嫌だけど、怖いけど、人と関わってお仕事をして・・・今日もお金を稼がなきゃ・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 21:15:49
22870文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:38pt
中学三年生の時、転校して来た中山操がある日、自殺した。
その死は、親友の高村里香と里香の兄の高村勲、操の恋人だった小島猛、
そして操の父、中山隆司にも伝染したかのように拡がっていく。
そもそも事の起こりは、裕福な中山家に誕生した中山操の出生の秘密にあった。
孤独と不安、痛みに耐えかねて自殺を選択した操。
突然現れた田中操という操にそっくりな女性。
そもそも中山操が自殺した本当の原因は?
全てを失って、初めて気づく人生で一番大切なものとは?
【死】と【生】への憧れは周囲の人々に
感染するという心理学者のフロムの学説をモチーフに、【死】に取り憑かれた人々に届けたい【生】の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 13:21:37
33314文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:嗚呼阿亞太郎
ローファンタジー
連載
N6995II
2026年。世界に同時に九つの隕石が降ってきた。のちにこの事象は9's フォールと呼ばれる。
そして隕石の落下地点には「ダンジョン」と呼ばれる何層の部屋から作られた建造物が造られた。ダンジョンの中には人智を越える生命体やアイテムがあった。9'sフォールによって作られたのはそれだけではない。隕石には宇宙のウィルスがあった。そのウィルスにかかったものは高熱と全身の痺れと痛みに襲われ、苦しみながら死んでしまう。しかし、人間の中にはその抗体を持った人間、通称「ニューエイジ」と呼ばれる
人間が出現した。ニューエイジにはウィルスによる褒美か、特殊能力に目覚める。
この事象に世界各国のトップは協議の末、一般開放はせず、ニューエイジと抗体を持たない人間、通称「オールドエイジ」の複合部隊。ダンジョン(Dungeon)探索(Search)特殊部隊(Special forces)略してD2Sが設立された。
そこに働くオールドエイジの主人公、明日見 望(あすみのぞむ)はスペクターという生命体と一体化。ニューエイジと同等、もしくはそれ以上の力を手に入れた。しかし、もちろんダンジョンの中の生命体と一体化と知られたら間違いなくD2Sの居場所はない。しかも、残り3ヶ月で一つのダンジョンの最深部まで行かなければ世界は滅ぶと言う。
今、明日を望む男が世界を守る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 11:00:00
1572文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、異世界転生してきた勇者の手によって一人の魔王が滅ぼされる事となった。
自身の死をも覚悟した魔王であってが、一人の呪術師の手により異世界から現世へと転生する事に。
少女の肉体を得た魔王であったが、殺された時の痛みがリフレインする。
人間が怖い、魔王だとバレたら殺される。
「よし、人間が怖いから森で暮らそう」
しかし場所は現代日本、あっという間に補足され、元勇者に見つかったり襲われたり。
波乱万丈の転生魔王の生活は、新たな幕を開けたのであったとさ。
最終更新:2023-07-31 17:51:10
137570文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
エッセイ
短編
N5746II
私は目を覚ましそれを眺めた。
一輪の花が朝の木漏れ日に頭を垂れるさまを。
雨滴を振り払い太陽を見上げる。
やがて花は天に花弁を広げる。
腕を拡げるように。踊るように。
見渡せば辺りには同じように空を目指し花たちが舞う。
色とりどりの花たちが辺りを埋めていく。
虫、鳥、獣を取り込み苗床とする。
世界の一部になる。その中心に私はいる。
私がやっている。
花で作った大きな蕾。
枝の触覚がすべて知覚できる。
実に栄養をあげよう。
夕沈みまでに。森の全てを掌握する。
美しき花。花弁は開
花しかけ。
西側の枝木が悲鳴を上げた。
針で刺されたような痛み。
「1匹、2匹か」
塵芥を排除する。
毒の荊棘で虫を排除する。
飛び回って命中しない。
イライラする。
今や森のすべてが私。私となった。
この花を開花させたい。
私は他に何も望まない。
森に生きとし生ける全ての生命を栄養にして。
2匹の虫が核に近づいてくる。
何をするつもりだ。
害虫が。殺してやる。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。
肥大化させた猛毒の荊棘を鞭のように撓らせる。
害虫2匹を押し潰す。
毒の穴に落とし溶かす。
漸くくたばったか。クズが。
人間の死体は栄養が豊富…だがいらない。
遠く海に投げ捨てる。
日が沈む。黄昏の空に、鳴動する新たなる生命の鼓動。
刻一刻。整った。
満月が祝福する。
桜色に夜を照らす巨大な花弁。膨大な光の渦。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:17:19
1122文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、士良 有為は妹の誰夢のスマホに届いたメールに従い、ある山奥に向かう。
するとそこで有為は謎の怪物に襲われ、誰夢を残して死んでしまう。
有為は何も無い空間で目覚め、そこで神を名乗る怪人と出会う。
神はもう1つの世界である『ノヴァス』に『魔王』と呼ばれる者が存在し、それを倒す為に特別な素質を持つ誰夢を怪物に殺させ、”転生”させようとしていたと語る。
有為は自分が体験した様な痛み、恐怖を誰夢に感じさせない為に、次に死ねばその魂は消滅し、誰夢を転生させるという条
件で、代わりに転生し……誰夢の為に魔王討伐を目指す。
有為はノヴァスで仲間を作り、魔王を討伐し——そしてある決断を強いられる事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 23:03:58
11898文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
現実世界[恋愛]
短編
N5280II
電車から降り、和佐駅という場所に着く
そこは聖徳太子の家になっていた
古い調度品が並ぶ土蔵の中、木棚を聖徳太子が壁から一段一段と取り除いていった。
その壁穴を通ると、狭い部屋があった。
そこは作り物のように整頓され、塗り固められた部屋だった。
聖徳太子が壁によじ登るようにして、窓の外を眺めた。
聖徳太子はそれを僕らに見せたかったのだろう。
連れは三人いた。
一人は隣の部屋に残してきた。
もう一人のほうは聖徳太子と並び、窓の外をのぞいた。
そのまま、長い間固まっていた。
高い
視点にあるので僕は見えなかった。
部屋の掃除整頓を任されているのであろう若い男性がいた。
彼は和装を着ていた。
こんばんは、と声をかけると、こんにちは、と返してきた。
こんにちはと返した。
聖徳太子がずれてくれたので、僕はその窓を覗くため壁によじ登った。
竹の塀をよじ登り、その向こうに見えたのは、過去の英雄の、最期の姿だった。
竹の塀の頂点は、ちくちくとしてとても触れない。
それは当時の心中を忘れないための配慮なのかもしれなかった。
けしてこの光景を、暖欒として眺めるなと。
額に赤の角を生やし、白の戦着を纏った戦神の将。
かの英雄は、胸を巨大な棘で串刺しにされ、息絶えていた。
奥には巨大すぎる妖の巨体の片鱗が見えていた。
かつて多くの村人が、その光景を竹塀から眺めたのであろう。
痛みも忘
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 12:04:48
976文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏休み前の終業式、同じクラスの葵日向に告白して玉砕した波景翔。
翌日部屋で落ち込んでいると、幼馴染の砂磨志津乃がやって来てからかう。
苛立った翔は「失恋の痛みはお前にはわからない」と叫ぶと、志津乃も失恋した事を告白する。
フラれた者同士の夏の行方は……?
最終更新:2023-07-24 07:00:00
1254文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:34pt
夢を追って都会に出て来た主人公と、夢を追って破れたかもしれない隣人と。
夢を追う痛みも少し。
(この小説は「pixiv」にも掲載しています)
最終更新:2023-07-22 23:51:32
22216文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人を殺しそうになった。本気だった。相手が変な声を出して、辺りに血が垂れ落ちた時、「やばい」ではなく、「やれる」と思った。これは殺せる、仕留められると、体中が興奮した。そんな状態で辛うじて手を止められたのは、急激にお腹が痛んだからだ。
あまりの痛みに蹲って、浅く息をついた。ドッと出血の気配があった。助けて欲しいような気持ちで、私は夫に手を伸ばした。夫の体は震えているようだったけれど、私も痛くて寒くて震えていた。同じだなぁ、と思って、これが正しい姿だと思えた。涙が溢れた。
大人
なんだから泣くなよ、みっともない。職場で泣く女が一番嫌い。そう言っていたのは誰だったろう。何度も聞いたような気がする。誰もがそう言っていた気さえする。職場の上司に責められて、静かに涙をこぼしていた人がいる。
「あの子、また泣いてんの」
哀れむような誰かの呟きが落ちた。大人になったら滅多に泣いてはいけないというルールらしい。
「生理なのかもしれないよ」
私は誰のものとも知れない呟きに、脳内で返事を送った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 13:00:27
10392文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【あらすじ】
この国では、罪人でない限り穏やかに「死ぬ権利」が与えられている。この尊厳死法という法案が成立して百年目を迎える年、主人公のハルミはいつも通り役所の受付業務に勤しんでいた。
ハルミは役所の中でも人権課と呼ばれる課に属しており、その受付は尊厳死の手続きを行うためにある。国民の平均寿命は五十歳から五十五歳を推移している。尊厳死という考えが一般化しているため、ハルミは毎日のように訪れる尊厳死希望者の受付に忙しい。
同僚のユカは、ハルミよりも若く、明るい。そんなユカ
も将来は平均寿命よりも早く、きれいな内に死にたいと希望している。穏やかで痛みのない死を確約されている世界で、人々は苦しみながら生きるくらいなら死んでしまおうと考えるのが普通になっていた。
ある日、役所の窓口に顔面蒼白な女性と未成年の少年がやってくる。女性はサツキという名前で、夫の生死を役所に尋ねにやって来た。少年はソラといい、既に両親と弟を尊厳死で失っている。自らも死ぬつもりで役所に来たけれど、未成年ということもあり、申請は通らなかった。
ハルミの恋人であるケイは政治家。百年前に尊厳死法を成立させた人物の末裔にあたる。この国の未来のことを考え、常に冷静に、フラットな思考で物事を考える。
今年で六十二歳になるマサミチは、医者を生業としていたが、いよいよクビになってしまった。平均寿命を遥かに超え、妻も亡くし、息子にも「いつ死ぬ予定なのか」と尋ねられるような日々を送っている。
平和だけれど、常に虚しさが付きまとうような世界で、人々は自分の生と死について考えている。楽をして死ぬべきか、苦しんで生きるべきか。苦しんで生きるほど、この世界に希望はあるのか。
主人公のハルミは、人々の変化を見つめる中で、誰もが穏やかに「生きる権利」を持っていることを改めて強く実感する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:01:34
53732文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この国では、罪人でない限り穏やかに「死ぬ権利」が与えられている。この尊厳死法という法案が成立して百年目を迎える年、主人公のハルミはいつも通り役所の受付業務に勤しんでいた。
ハルミは役所の中でも人権課と呼ばれる課に属しており、その受付は尊厳死の手続きを行うためにある。国民の平均寿命は五十歳から五十五歳を推移している。尊厳死という考えが一般化しているため、ハルミは毎日のように訪れる尊厳死希望者の受付に忙しい。
同僚のユカは、ハルミよりも若く、明るい。そんなユカも将来は平均寿
命よりも早く、きれいな内に死にたいと希望している。穏やかで痛みのない死を確約されている世界で、人々は苦しみながら生きるくらいなら死んでしまおうと考えるのが普通になっていた。
ある日、役所の窓口に顔面蒼白な女性と未成年の少年がやってくる。女性はサツキという名前で、夫の生死を役所に尋ねにやって来た。少年はソラといい、既に両親と弟を尊厳死で失っている。自らも死ぬつもりで役所に来たけれど、未成年ということもあり、申請は通らなかった。
ハルミの恋人であるケイは政治家。百年前に尊厳死法を成立させた人物の末裔にあたる。この国の未来のことを考え、常に冷静に、フラットな思考で物事を考える。
今年で六十二歳になるマサミチは、医者を生業としていたが、いよいよクビになってしまった。平均寿命を遥かに超え、妻も亡くし、息子にも「いつ死ぬ予定なのか」と尋ねられるような日々を送っている。
平和だけれど、常に虚しさが付きまとうような世界で、人々は自分の生と死について考えている。楽をして死ぬべきか、苦しんで生きるべきか。苦しんで生きるほど、この世界に希望はあるのか。
主人公のハルミは、人々の変化を見つめる中で、誰もが穏やかに「生きる権利」を持っていることを改めて強く実感する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:00:00
52630文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
これで、イーブンだなんて、ごめんだぜ。
最終更新:2023-07-20 07:00:00
222文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:96pt
作:エンフロスティ
ハイファンタジー
連載
N0705II
世界のバランスを保っています。 それは、誰もが幸せになるためのものであり、誰もが危険を心配せずに平和に暮らせる場所です。
少なくともそれができるはずですが、もちろんそれは不可能です。 悪意は必ずある、人間は自我と感情と意志を持った生き物だ
だからこそ「バランス」が必要なのです。 全員を幸せにするわけではありませんが、ほとんどの人を幸せにします。 でもそのためには「犠牲」が必要だ
他のすべての人間から痛みをすべて引き受けて、それを感じないようにする人々、この世界が提供する罪悪感
や絶望感を感じないようにします。
ある日、この世界に異常事態が到来する。 「バランス」を保つ使命を持った異常者
しかし時が経つにつれ、メンバーの一人が感情をコントロールできなくなったことで、その「バランス」が崩れ始めた。
世界のバランスを保つために、異常者が彼女を直すか置き換えるかを選択しなければならない時が来ました。
とても単純なことだと彼は思ったが、いざ選択しようとすると、どの選択肢も自分が思っていた幸せな世界に繋がらないことに気づく。
もし世界がまだ痛みと苦しみに満ちているとしたら、この「バランス」とは何だろうかと彼は考え始めた。
絶望の中で幸せな世界を目指した彼を待ち受けていたのは、残酷な世界の真実だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 02:04:14
3968文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校一年生の藤宮樹は入学式に向かう途中、同じ高校の制服を着た白く美しい女子高生が目に入った。
そう、彼女の名前は噂の高校二年生「氷波冬華」。
美しさは言うまでもなく、中学にまで噂が流れる超絶美少女の彼女が思わず目に入った。
俺とは住む世界も違う、きっと相いれない人種で、こんなくだらない普通の男なんか相手にされない――なんて考えていると、信号が青になり歩道を渡る彼女。
しかし、その反対側から赤にもかかわらずスピードを緩めない一台の自動車が見えてしまう。
勝
手に身体が動く樹。
——ガシャン!
彼女を思いっきり突き飛ばして、宙を舞う樹の身体。
受け身をとれたが痛みだし、気が付くと病院に居て「友達出来ないコースかな」と思っていると夕方、その女子高生がベッドの隣に座っていて……。
この物語は——そんなひょんなことから出会う人生を諦めていた美少女と普通の高校生、優しさに触れて変わっていく二人の恋愛ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 22:00:00
27929文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:0pt
作:ちょこなっぷる
ヒューマンドラマ
完結済
N1869IG
こんなはずではなかった。
滝のように打ちつける冷たい雨が、すでに光を失いつつある視界を更に瞳から奪っていく。
痛みも寒さも何も感じない。
息をするたび苦しかった胸も、もうどうでも良かった。
大切な者達も、守りたかった人々も。
焦がれて止まなかった、人も。
すべて失くしてしまった。
自分は死んだと思っていたのに、気が付いたらなんと、赤ん坊になっていた!?
なぜ、赤ん坊になったのか?
なぜ、記憶が抜けているのか?
レオニードは記憶を取り戻す事が出来るのか?
初めての小説
執筆に投稿です。
ゆるい設定なので、広いお心で読んで頂ければ幸いです。
もし合わないなとか、不愉快だなとか思われたら、そっと閉じて頂ければと思います。
あくまでも、ちょこなっぷるの考えるファンタジーな世界のお話しなので、現実とは違います。
ご了承下さい。
感想欄は開けておりますが、更新が滞りそうなので返信は控えます。m(_ _)mペコリ
どうか楽しんで頂けますように(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 07:00:00
249784文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:52pt
作:もずく酢2022号
ハイファンタジー
連載
N6664IH
(第一話)
「そ、そんな・・・・・・俺本当に死んだんですか?」
「ええ。残念ながら貴方は元の世界で死を迎え、今は魂だけの状態でこの女神の間に招かれているのです。」
高校一年の夏、学校の帰宅途中に交通事故に巻き込まれた所で記憶が途切れているが、どうやら俺はそのまま死んでしまったらしい。
そしてまるでテンプレートのような女神に招かれて、とても聞き覚えのある説明を受けていた。
「突然の死でショックもあるでしょうが、貴方にはこのまま天国に行く以外にもう一つの選択肢があります。
貴方の生きた世界とは別時空の世界に勇者として召喚され、もう一つの世界の平和を脅かす魔王を討伐してもらえないでしょうか?
もちろん只の人間に魔王を打倒することは不可能でしょう。
ですので、私が特別な加護を与えることで一般的な人間は到底不可能なレベルの能力を与えますし、ステータスの方も何の訓練も無しに最初からカンスト状態にしておきましょう。」
「それっていわゆるチートスキルをくれる上に、ステータス面もチート状態にしてくれるってこと?」
「はい、間違いなく異世界に到着した時点で世界最強の一人となれるはずです。
ちなみに魔王討伐後はそのまま異世界に定住して頂いても構いませんし、魔王討伐の恩賞として元居た世界にお金持ちで優しいご両親のご子息・ご令嬢として記憶をそのままに転生して頂くことも可能です。なんならチートスキルとカンストステータスを持ち越しする得点も付けますよ?」
「いきます! ぜひ行かせてください!」
嘘だろ、なんて話だ。
夢じゃないよな? 死にかけの走馬灯じゃないよな?
うん、違うな。だってほっぺをつねると痛いし。(魂だけの状態で痛みを感じれるのは不思議だけど)
「それではお行きなさい! そして魔王を倒し、世界を救うのです!
勇者、鈴木よ!」
「えっ、ちょっ・・・・・・? 俺、田中ですけど・・・・・・?」
「・・・・・・。」
ウィーーーン!
数秒の間を置いて、俺の足元にぽっかりと大穴が開いて、俺は真っ逆さまに下へ落ちて行った。
「俺、田中太郎なんですけどーーっ!?」
俺の絶叫はただただ落とし穴の中で反響するばかりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 01:00:00
3754文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
これは、私(藍咲)が17歳、妹(笑美璃)が14歳の時に起きた事件と、後悔の記憶を書いたものだ。
たとえ私が家族から許され、また皆で楽しく過ごせる。そんな日々が来たとしても、私の愚かな行動がこのような事態を招いたのだと言うことを胸に刻み、あの時起きたこと、そして藍咲が感じた痛みを、忘れないためにここに記すことにした。
最終更新:2023-07-07 12:03:50
6551文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
お見合いが失敗続きの二人が、偶然に出会った中庭。
指輪の箱を渡されても、浮気された心の古キズが痛み、前に踏み出せない令嬢。
中庭で、彼女にとって11回目のお見合い……
最終更新:2023-07-06 20:13:06
2223文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:96pt
作:うえだじろう
ハイファンタジー
連載
N7077IG
人間、亜人、魔人、魔族が生きる世界。
ある日、主人公アルフレッド・メイナスはリーダーのフェリンから冒険者パーティーの解散を提案された。酒場を後にするアルフ、すると前から歩いていた男とぶつかってしまう。
痛みを覚え、腹を見るとそこにはナイフが刺さっていた。目を覚ますと記憶の大部分を消失していた。残った記憶は謎の男、そして自分がアルフという名前であること。これらを手掛かりに自分を取り戻すための冒険が始まる。
友情・努力・勝利の王道ファンタジーになる予定。残酷描写がちょっとあり
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 16:04:18
100909文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
何よりも、孫娘が大事だった。
孫娘を突飛ばし、止まらないトラックから身を投げ出して庇った。
こんなに慌てたのも、走ったのも久しぶりのことで、膝が痛いし、胸が苦しい。
こんな老いぼれの命一つで、孫娘を助けられるなら安いものだ。
願いが叶うなら、突飛ばしたことを謝りたい。痛かったじゃろ。
しかしいくら待っても痛みを感じない。それどころか、体が軽い。
ワシはもう天国にいるんじゃろうか?
急な睡魔に襲われ、目を覚ますと。
小さき手の平と、赤子の鳴き声
に驚いた。
なんじゃ、これがワシ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 16:56:22
464文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:白水那由多
ヒューマンドラマ
完結済
N9093EZ
18世紀、革命が始まるよりも少し前のフランス。
暖かな春の日に、男の双子が産まれるが、母の見た不吉な予知夢をきっかけに二人は離れ離れにされてしまう。
しかし、それから十数年後、ひょんなことから貴族の少女クリスティーヌと双子の片割れである少年エルが巡り会う。
彼女のちょっとしたいたずら心から、エルは自分の弟であるラウルと偶然再会を果たすのだが、自身の抱える「秘密」によって母の予知夢が現実となってしまう。
再び離れ離れになった二人。
だが、ラウルが恋の痛みを知ったことで、二
人とその周囲の運命は数奇な道を辿り始めた……
※三部作を予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 16:12:39
227926文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:8pt
運命と宿命
どんな事象を選択しても辿り着く先は決定され、確定されている運命。
無数に分岐する異なる世界線の狭間に立ち、それらを観測して尚、その先に辿り着く運命から逃れようと抗う宿命。
何度も何度も何度も何度も何度も……繰り返した。
それでも変わらない、変えられない運命。
喜びも感動も、痛みも苦しみも、
全ての感情と記憶はオレのストレージに保存され、世界線の観測者として運命から逃れる為に、リバイバルを繰り返す。
どんなに打ちのめされても、
オレは救う為に何度も何度も何度
も何度も繰り返して、絶対に運命から抗ってやる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 10:00:00
2760文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
外は雨が降っている。
頭は痛みが走っている。
最終更新:2023-07-02 21:56:10
1937文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:御厨カイト
現実世界[恋愛]
完結済
N3834IH
ある日、トラックに轢かれた私はとんでもない衝撃と痛みに襲われた後、目を覚ましたらチート世界でもなく、悪役令嬢の世界でもない、この『人外』の世界にいた。この世界では『人間』は人権が無く、ましてや聞こえる周波数の違いによって私の声は彼ら人外には聞こえない。そんな世界で過酷な生活が待っている……と思いきや、何か拾ってくれた人外さんが私の事溺愛してくるし、温かい寝床とかも用意してくれるんだけど。
これは人外の世界に突如迷い込んだ『人間』である私と、そんな私を溺愛してくる『人外』である
「彼」との生活を1日だけ切り取った物語。
(「彼」視点も有り)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 19:13:36
6320文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:62pt
心から楽しかった事が、直前まで楽しかった事をされた瞬間に死にたいと思うまで追い込まれていた。
どうやら痛みを感じない程にゆっくりと心が削られていた様だった。
誤認していた訳でもない。苦しいと楽しいが分からなかった訳でも無い。一般的に見ても普通の遊びをしてただけ。
その日から死にたいと思う何かが生まれたけど、それはもう過ぎた事だ。
いま同じ事をされても嬉しいし、楽しい。勿論心から。
こんなに楽しい事を送れる事を幸せだと断言出来る。昔と同じ様に。
そんな危うい事をやめ
ろと言われても絶対にしない。それは今ある人間関係を全て切り捨て孤独になる事だから。
家族も含めて。
もしも、こんな経験を積んだ人の話であるのら、貴方は何を思いますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 03:01:23
788文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
本来、訪れるべき眠気を邪魔される。
そこには何が働いているのでしょうか。
最終更新:2023-06-25 23:43:38
2661文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ずっと祈っていること。
他人の痛みは、闇は僕には分からないかもしれない。
でも、祈っていることはある。
そんな夜の雑詩。
最終更新:2023-06-20 00:39:43
233文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
西暦2091年、ひとつのオンラインゲームがリリースされる。
Unlimited-Gruesome:Rabidと名付けられたそのゲームには、とある特徴があった。
それは『機器メーカー非公認品』であること。本来、医療目的でのみ利用が想定されていた『疑似的な痛覚の再現』や『味覚の再現・増幅』など、公式品ではないからこそ実装できる、グレーゾーンの過激な機能こそがこのゲームの強みだった。
主人公である紫条皐月は、そんな過激なこのゲームにこそ、自らの倒錯した性癖を満たすものがある
と考え、購入を決意する。
痛覚反映度100%。現実と相違ない痛みに襲われ、皐月の現実の肉体にまで悪影響が出る中。それでも尚、凄惨で絶望的な死を望み、少女はゲームをプレイする。
※猟奇表現、所謂『リョナ』『グロ』要素が含まれる小説です。苦手な方はご注意ください。
(猟奇的表現が含まれる部分には、話のタイトル先頭に◇←このマークを表記するようにしてあります)
この小説はカクヨム及びハーメルンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 19:00:00
344975文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:330pt 評価ポイント:158pt
作:安ころもっち
ローファンタジー
完結済
N5480IG
20xx/6/10 12:00
阿久津将司(あくつまさし)は今、仲間と共に北海道の山中に来ていた。
仕事だからだ。
この日本にはダンジョンがある。
ダンジョンが突如現れたのが10年前。そこから魔物があふれる世界になった。
阿久津将司(あくつまさし)はごく普通の家庭に生まれ、12の時にこのダンジョン出現騒動で大混乱した中、翌年のチップ吸収で【空間把握】という固有スキルが発現し、めでたく防衛隊という国の防衛に関する任務にあたる公務員となった。
22になった俺は防衛隊の第17
班の隊長として新たな任務のために仲間を連れ、今回のターゲット『黒瑪瑙(オニキス)』という組織幹部を確保するというもの。依頼書には国家転覆を企む組織とだけ記されている。
将司は今回の任務に不審なものを感じていた。
「隊長!何難しいこと考えてんすか!直子ちゃんのことっすか?うまくいってないんですかねー」
「おい!冗談でもいって良いことと悪いことがあるぞ!」
そんなことを言いながら目的の施設へ入る。3名ほどの若い女性が待ち構えていた。
窓の明かりに照らされた女は、今回の最重要人物、宮城由香里(みやぎゆかり)。
「悪いことは何もしてないわよ。むしろ悪いことをしてるのは・・・あなた達のボスの方・・・かしらね」
「ほお、詳しく聞きたいもんだね」
俺の言葉に、目の前の女はニッと口を緩ませたが・・・
「ぐっ・・・お前、何を・・・」
背後からの痛みにとっさに体を前に飛び振り返った。
仲間である吉田は長剣に滴った俺の血を一振りして落とすとまたこちらに対して身構えた。
「そういう、ことかよ・・・」
「まだ動けたとはやっぱり隊長は・・・今日のところはここで引き揚げます!そうだ!直子ちゃんは俺っちがちゃんと慰めておいてあげますからね・・・」
吉田が舌なめずりをしながらその小屋を出ていくのを、叫びながら見逃してしまった俺は・・・薄れゆく意識の中で、直子の笑顔と、そして苦痛に歪む顔を想像していた。
過激なニュースで瞬く間に犯罪者としてさらされ、赤い悪魔と呼ばれた男の非日常な1週間の悪足掻き。
そんなお話
※1週間、実時間でお届けします。無理のない範囲でお楽しみいただければ幸いです。
その都合上、極端に短い部分もございます。ご了承くださいませ。
稚拙な文章ではありますが、お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:00:00
33988文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
1年ほど前から不思議な体験をするようになった
眠りにつくたびに夢の世界へと迷い込む
そもそも夢なのか、それとも本当に別の世界――異世界にでも迷い込んでいるのかはわからない
わからない事だらけだが、この現象が夢でも幻でもなく現実におこっていることは確かだった
直感的なものではなく、五感からくるはっきりとした感覚的なもの、なぜなら――
「クリスにい起きろ〜」
「ブォッファ! ごぉふぇ、ゴボ、ゴホ、ゴホン、あー、アリスか」
「おはよう、お兄ちゃん! 今日もすっき
りとした爽やかな朝だよ」
「鈍痛響く、どんよりとした濁った朝だよ、ったく」
――なぜなら、この程度で目覚めるような夢ではない
これが夢なら痛くも痒くもないはず、夢ならば痛みは伴ったりはしない
そう夢ならば――
夢でも現実でも伴ってたまるか!
そう叫びたくなる今日この頃
現実と夢、実世界と異世界
決して交わることのないふたつの世界
別々の世界で生きる兄妹の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 02:00:00
119464文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
死は、生きるより良いである。
この世界で一人ぼっち生きているのはとても寂しかった。この痛みを感じたり長く生きていたりするのはもう無駄だと思う。今も、私が両親やだれかが私の味方になってくれる人がいないだけで、あの三人がずっとおもちゃのように私をいじめる。
両親は、私が十歳のとき、事故で死んだ。葬式で、大人たちからのささやきが聞こえてきて、後で誰が面倒を見てくれるのか戸惑った。あの人たちは同情的な目で私を見て、はげましてくれた。でも、誰も私の保護者になってくれることをいとわな
かった。そして、父の兄、おじさんが、私を面倒を見てくれると言っていました。
血縁に縛られた家族の彼らのほっとした顔が見えた。でも、ここで、葬式で、彼らは大人としての責任を放棄し、誰も私を受け入れなかった。
彼らがきらいじゃないよ。彼らの彼らが経験した困難を理解している。この環境で、自分の困難のため、彼らは私を受け入れなかった。経済は厳しく、コストは大きいのせいで。まあ、彼らは両親が残した家やお金などを手に入れなくてよかった。
私の現在の里親であるおじさんは、市の外に住んでいる。おばさんは私が好きじゃない。私のおじさんがそのような決断をしたことを知ったとき、彼女は激怒した。おじさんが私の面倒を見てくれるように仕事を辞めて引っ越すことにしたので、二人が大喧嘩をしているのを見たことがある。おばさんはすぐに激怒し、私たちが通り過ぎるたびにいつも私を鋭く見ている。
これが全部私のせいだ。私のせいで、おじさんとおばさんの関係が悪くなる。ですから、おじさんに一人暮らしは大丈夫だと言った。 私は彼にすべての持ち物と有価証券を保護するために渡し、毎日彼に連絡する約束をした。 おじさんは重い心で私の決定に同意した。
めったに会えなくなるため、おじさんが毎月私にお金を送ると言ってた。私の頭をなでて、おじさんがそのお金を賢く使って、そして友達たくさんできなさいと言っていた。
おじさんの大きい手を感じて、私は目を閉じた。おじさんの手は大きくてお父さんのようです。とっても寂しかった。私は自分に課せられた期待に応えようとしている。それが私を動かし続けているものだ。心の奥底にあるが、これを終わりたいと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 20:00:00
355147文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
不慮の事故にで命を落とした中学生の僕。
気が付いた時には異世界に転生していた!
そして異世界で手に入れた能力は 受けた"痛み"を力に変換する力 ”ペイン”
え? この能力チートすぎない?
手に入れた最強のチートスキルで可愛い妹達を守り抜く。
最終更新:2023-06-10 10:00:00
760文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:海夏世もみじ
ハイファンタジー
短編
N5899IG
主人公アッシュが持つ固有スキル【蓄積】は、なんの役にも立たないスキルだった。しかも、疲労や痛みなどだけは蓄積してしまう、ゴミスキルである。
ある日、パーティーのリーダーから追放され、幼馴染も取られ、何もかもを失った。生きる意味はあるのかという疑問を持ちながら、今日を乗り越えるために簡単な依頼を受けて森へと出かける。
だがそこで、無能なアッシュには敵うわけがないオーガに出会い、襲われてしまう。しかし、土壇場でスキルが進化し、ゴミスキルが最強スキルへと化ける。
一方追
放したパーティーは、今までアッシュのおかげで蓄積していた力を失い、衰退の跡を辿ることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 09:00:00
3484文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:76pt
検索結果:1937 件