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検索結果:92 件
「ユーリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う華やかな夜会の最中。
第二王子殿下のアウグスト様が、婚約者のユーリア様に、唐突にそう宣言した。
えーーー!?!?!?
「そ、それはどういうことですかアウグスト様!? り、理由をご説明ください……!」
困惑の色が隠し切れないユーリア様は、震える声でそう訴えかける。
突如始まった王族の一大スキャンダルショーに、みんながみんな好奇の目を向けながらヒソヒソ話に花を咲かせている。
うああ
ああああ、いたたまれないいいいいい!!!!
私共感性羞恥持ちだから、こういうシチュエーション耐えられないのよおおおおおお!!!!
まるで私自身が、ここにいる全員から嘲笑されてるみたいな気分になるわああああああ!!!!
「フン、しらばっくれても無駄だぞ! 君が陰でマイリスに、陰湿な嫌がらせをしていることはバレているのだからな!」
「ああ、アウグスト様……」
「そ、そんな……!?」
男爵令嬢のマイリスさんが、悲愴感を滲ませた顔でアウグスト様にしなだれかかる。
いやこれ絶対マイリスさんのハニートラップでしょ!?!?
胸の谷間をこれでもかと強調したはしたない格好で、血流が止まるんじゃないかってくらいグイグイ胸を押し当ててるし……!
アウグスト様も、地面を貫通してマントルに到達しそうなくらい鼻の下を伸ばしている。
いや無理無理無理無理!!!
恥ずかしすぎて今にもゲボ吐きそうッ!!!
まず色仕掛けで男を落とそうという行為自体がみっともないし、そんなバレバレのハニートラップを公衆の面前で披露するのって、「私はバカです」って公言してるようなもんじゃない!?
しかもアウグスト様も、さも「僕はあくまで、マイリスの心根に惹かれたんだ」みたいなていを装ってるけど、あんたが惹かれたのは心臓を覆ってる肉の部分だろッ!?
いやあああ、全身にサブイボ立ってきたああああああ!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 21:19:13
3042文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:2500pt 評価ポイント:2322pt
8月16日(火)くもり
今日は兄上に連れられて、生まれて初めて夜会に参加しました。
どれでも好きな料理が食べ放題だったので、ぼくは大好物のイチゴタルトをお皿に乗せようとしました。
するとその時突然、王太子のベンジャミン様が伯爵令嬢のクラリスさんに、「ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」と言ったのです。
ぼくはとてもビックリしました。
参加者たちもざわざわしています。
クラリスさんが震える声で理由をたずねると、クラリスさんが男爵令嬢のデボラさんに、いんしつな
嫌がらせをしているからだと言います。
そんなはずはありません!
クラリスさんは兄上の幼馴染なのですが、昔からぼくのことを実の弟のように可愛がってくれています。
クラリスさんが優しい人だというのは、ぼくも兄上もよく知っています。
そんなクラリスさんが、イジメなんてするはずがないのです。
でも、王太子であるベンジャミン様の言うことには、誰も逆らえません。
クラリスさんは泣きながら、会場から逃げるように出て行ってしまいました。
そんなクラリスさんの背中を、兄上は悲しそうな顔で見つめていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 21:03:07
2631文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:33066pt 評価ポイント:30028pt
気づいたら異世界恋愛小説の中の悪役令嬢になっていた主人公。
このまま行くと、ザマァされてしまう。
さて、どうしたものか…………とりあえず暴言吐きつつ煽りまくってみることにした。
最終更新:2022-08-26 19:26:28
7850文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:19652pt 評価ポイント:17784pt
「婚約解消してください!!」「―――却下。」
シャルロット公爵令嬢はある日突然自分が転生者だと思い出す。
前世で異世界恋愛小説を読み漁っていた記憶を持つ彼女は転生者=悪役令嬢!と安直な思考に思い至り自分が将来悪役令嬢になり大好きな婚約者に婚約破棄されると思い込む(されない)。どうせ婚約破棄されるのであれば今のうちに婚約を円満解消しようと思い婚約者であるアルベリク殿下に提案するのだが。気付かぬうちにあれよあれよと王太子妃にされる超ド級お馬鹿さんな公爵令嬢の短いお話。
最終更新:2022-08-24 17:08:18
17981文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:112pt
「お客様! お客様の中に、悪役令嬢はいらっしゃいませんか!?」
「――!」
仕事でニャッポリート王国に向かう飛行機の中。
顔面蒼白になったCA(キャビンアテンダント)さんが、そう呼び掛けてきた。
何かあったのかしら?
正直、仕事以外で悪役令嬢をやるのはあまり気が進まないのだけれど、義を見てせざるは勇無きなりとも言うしね。
「はい。私は悪役令嬢ですが」
手を上げてCAさんの前に立つ。
「ああ、助かります! 実はファーストクラスのお客様が、今にも婚約破棄を始めそ
うな雰囲気でして……」
「婚約破棄を!?」
そんな……!
こんな機内で……!
やれやれ、どこの世界にも、非常識な人間というのはいるものね。
「わかりました、私に任せてください。現場に案内していただけますか?」
「はい! こちらです」
私は手袋をキュッとはめ、CAさんの後に続いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 21:07:17
2710文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:5198pt 評価ポイント:4774pt
王室の末端メイド、メアリはハーメルン王国第一王子、レイニーに秘かな恋心を抱く。
しかし、雑務がメインの末端メイドであるがゆえ、レイニーに直接会う事は叶わない。
いつかはレイニー様に直接お給仕したい──
メアリはその目的を胸に抱き、雑務に従事する。
そんな彼女の一番の楽しみは、月に一度開催される王室グッズのチャリティー販売会。そこに出品されるレイニー王子の肖像画を入手する事。
果たして、メアリは無事に肖像画を手に入れる事は出来るのか?
*初めての異世界恋愛小説で
す☆
つたない文章ですが、楽しんで頂けたら幸いです。
*ハッピーエンドをお約束します☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 19:12:14
5736文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
国中の貴族が集う華やかな夜会の最中。
身長175センチの公爵令嬢エルザは、身長160センチの皇太子ダニエルに、背が高いからという理由で唐突に婚約破棄されてしまう。
そしてダニエルは、身長150センチの男爵令嬢キャサリンと、真実の愛を築くと宣言するのだった。
あまりに理不尽な行いに、怒りに耐えながら夜会を後にするエルザ。
だがその翌日、身長190センチの隣国の王から、エルザを妻に迎えたいと打診があり……!?
最終更新:2022-08-05 21:02:31
4792文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:6228pt 評価ポイント:5602pt
貴族学園に通う令嬢のコレットは、伯爵令息のラウルに淡い恋心を抱いている。
だが、女である自分から告白するのははしたないと、勇気を持てないでいた。
そんなある日、ラウルの誕生日前日に、母親から婚姻届を渡されるコレット。
これを誕生日プレゼントとして、ラウルに渡せという。
そんなことできるわけないと二の足を踏むコレット。
――が、誤ってコレットは、その婚姻届を誕生日プレゼントの袋の中に入れてしまい……!?
最終更新:2022-07-22 21:02:06
4294文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:8938pt 評価ポイント:8094pt
男爵令嬢のセシリーは生粋のオタクで、貴族学園の放課後は、いつも自習室で漫画を描いている。
そんなある日、セシリーは自習室に向かう途中の廊下で、たくさんの令嬢に取り囲まれた、侯爵令息のライナスを見かける。
ライナスはスクールカーストトップのチャラ男で、いろんな意味で自分とは住む世界が違う人種。
セシリーはライナスたちから目を逸らし、自習室に歩を進めた。
陽が沈みかけるまで自習室で原稿を描いていたセシリーだが、今日もカーテンで仕切られた隣の席に、誰かが座っている気配がする。
と
はいえ、それが誰か確かめる理由も勇気もない。
原稿を鞄に仕舞い、帰ろうとしたその時――隣の席からペンが転がってきた。
流石に無視するのは忍びないと、ペンを拾いカーテンを開けるセシリー。
が、何とそこにいたのはライナスその人であった――。
あまりの出来事に、その場で尻餅をついてしまう。
しかもその拍子に、鞄から原稿が飛び出してしまった――。
――ああ、終わった。
――明日から私は、ライナス様たちから一人で漫画を描いてるキモオタと嘲笑されるんだわ。
絶望に打ちひしがれるセシリーだったが、ライナスは、
「マジでッ! スッゲェじゃん君ッ!」
「……え?」
少年のように、エメラルドの瞳をキラキラさせ……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 21:02:22
5835文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:2258pt 評価ポイント:2054pt
「ん? 俺の顔に何か付いているか、アシェリー?」
「い、いえ! 何でもありません」
貴族学校のとある昼休み。
今日も私が手作りしたクッキーを、美味しそうに頬張るルイス様の横顔にうっとりする。
ルイス様は我が校で地位・名声共にトップと言っても過言ではない公爵令息で、孤高な狼を彷彿とするその風貌は、対峙する者全てに畏怖の念を抱かせるほど。
……だというのに、甘いものに目がないなんて、何というギャップ萌えッ!!
ああ、できれば卒業してからも毎日、ルイス様に私の作ったクッ
キーを食べていただきたい……。
い、いやいや、何を調子に乗ったことを言っているのよ私!
それってつまり、ルイス様の、こここ、婚約者になるってことでしょ……!?
無理無理無理!
私なんかじゃ絶対無理よそんなのッ!
「ようアシェリー!」
「ちょっと今よろしいですか、アシェリー様」
「え?」
その時だった。
侯爵令息のブライアン様と、男爵令嬢のヴァネッサさんに声を掛けられた。
「あ、はい、私は大丈夫ですけど、どうかされましたか?」
「まあまあ、詳細は後で話すから、とりあえず一緒に来てくれ」
「さあさあ」
「え? え??」
有無を言わさず二人に手を引かれる私。
いったいどこへ!?
「ルイス様、ちょっとだけアシェリーを借りてきますよー」
「う、うむ」
「??」
何故私を連れていくのに、ルイス様に許可を??
そして私が連れてこられたのは、体育館のステージの上。
昼休みの体育館は、スポーツに興じる生徒たちで溢れかえっていた。
みんな急にステージに現れた私たち三人に、好奇の目を向けている。
「あ、あのぉ、ブライアン様、そろそろ何をなさるおつもりなのか、伺っても?」
人前に出るのは苦手なので、いたたまれないんですが……。
「オウ、ずばり今からオレたちがやるのは、『婚約破棄ごっこ』だぜ!」
「ですです」
「婚約破棄ごっこ???」
とは???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:02:44
3173文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:2432pt 評価ポイント:2250pt
異世界恋愛小説【祝福の乙女】の続巻、【祝福の乙女たち】を書店で購入し、意気揚々と自宅へ帰る途中だった主人公は、信号待ちをしていると・・・死んだ。たぶん車に轢かれたのだろう。
だが目を覚ますと豪華なベッドの上。そしてメイド登場。
混乱したものの、自分が【祝福の乙女】に登場する悪役令嬢ポジションのキャラになっていることが判明。
しかしこの令嬢、意地悪になるにはなるだけの理由があった。
それは・・・借金!
浪費癖のあった母が、亡くなる数年前から金遣いが一層荒くなり、残ったのは多額の
借金だらけ。父親であるカイチェスター侯爵の事業は何故か失敗続きで借金は膨らむ一方。
だが原作と違う行動をした結果、借金返済の目処が立ったのだ。
だったら皇太子殿下との結婚なんてする必要ないわね! だってあいつ、私と言う婚約者がいながらヒロインちゃんに一目惚れするし、ヒロインちゃんとくっついたあとは敵国の姫にも一目惚れするし! こんな尻軽皇子なんてこっちから婚約破棄してやるわよ!
ってことで、婚約破棄後はヒロインちゃんと皇子をくっつけて応援してあげることにした。
しかし何故かチートキャラと化していく主人公。
原作を完全無視した展開で、彼女は英雄となる──かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:19:09
97546文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:728pt 評価ポイント:396pt
「かあさま、ごほんよんでー」
「あらあら、アリスは本当に絵本が好きね」
四歳になる娘のアリスが、何度も読み込んでボロボロになった絵本を抱えながら、とてとてと歩み寄ってきた。
ふわりとカールした金髪は私に、そしてエメラルドの瞳は夫にそっくりだ。
「じゃあこれを読んだらねんねするのよ?」
「はーい」
「ふふ。よいしょ」
アリスを抱きかかえながら、二人でベッドに横になる。
箔押しで『婚約破棄』とタイトルが印字された絵本の表紙を、指先でそっと撫でる。
「かあさま、はや
くはやくー」
「はいはい、今読みますよ」
表紙を捲ると、華やかな衣装に身を包んだ令嬢と、その令嬢に対して怒鳴っている王子様のイラストが現れた。
「――あるところに、アリシアという公爵令嬢がいました」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 21:06:10
3841文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:3568pt 評価ポイント:3312pt
強盗に刺殺された少女、安達ましろ。
転生した先は生前読んでいた異世界恋愛小説だったが、前世と同じく18歳で死んでしまうヒロインの友人に生まれ変わってしまった ────?
最終更新:2022-05-25 22:09:18
578文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「クリフ、ただ今をもって、お前との婚約を破棄する!」
「――!」
華やかな夜会の最中。
僕の婚約者であり、我が国の第二王子殿下でもあらせられるトリスタン様が、にわかにそう言い放った。
炎を彷彿とさせる深紅の瞳が、妖しく揺れる。
そ、そんな!?
「どういうことですかトリスタン様! 理由をご説明ください!」
僕は今まであなた様の夫となるべく、厳しい花婿修業にも耐え続けてきました。
それもこれも、あなた様を生涯お側で支えられる男になるため――。
だというのに、何
故……!
「フン、みなまで言わせるな煩わしい。――オレはもう、自分の心に正直に生きると決めたのだ」
「……え」
それは、どういう……。
「――テリー、オレの夫となってくれるか?」
「はいトリスタン様! 喜んで! ボク今、最高に幸せです!」
「――!!」
男爵令息のテリーが、トリスタン様に甘えるように抱きつく。
少女のように可愛らしい容姿のテリーがそうすると、まるで男女のカップルのようだ……。
「……トリスタン様」
「見ての通りだクリフ。オレは今後は、テリーと共に真実の愛に生きる」
「えへへー、そういうことですクリフ様!」
「……」
仲睦まじくじゃれ合う二人の間には、僕の入る隙間は一分も見当たらない。
そうか。
そういうことだったのか……。
トリスタン様の心は、初めから僕には微塵も向けられていなかったのだ。
でもそれも、無理もないことなのかもしれない……。
所詮僕とトリスタン様は、政略結婚で結ばれた間柄。
心と心で結ばれている二人には、敵うはずがないじゃないか――。
「――だからクリフ、今後はお前も、自分の心に正直に生きろ」
「そうですよクリフ様」
「――!?」
な、何を……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:02:23
2929文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:1070pt 評価ポイント:962pt
しがない男爵家の末っ子ソニアの婚約者に選ばれたのは、名門ザッパローリ伯爵家の嫡男、テオだった。
――だが、テオはクソ生意気なオスガキで……!?
最終更新:2022-04-15 21:10:43
7092文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2424pt 評価ポイント:2212pt
伯爵令嬢のシルヴィアは、超がつくレベルのコミュ障。
人の視線に晒されただけで全身がこわばり、何も言えなくなってしまう。
そんなある日、国中の貴族が一堂に会する夜会の最中、婚約者であり第二王子殿下でもあるダグラスに、身に覚えのない理由で婚約破棄されてしまうシルヴィア。
だが、無数の好奇心を纏わせた視線が突き刺さり、言い返したくても怖くて口が開かない。
絶体絶命かと思われたその時、ある人物がその場に現れ……!?
最終更新:2022-03-25 21:02:07
4376文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:10298pt 評価ポイント:8784pt
『いつか君を殺す恋愛ゲーム・ラブエンド』。恋愛ゲームの中でもド畜生な悪役令嬢が出てくるゲームとして有名なゲーム。そんなゲームのライバルキャラである男に憑依?してしまった主人公。どうせ婚約破棄されるのであれば自分からしてやる!と意気込んで見たはいいものの、なんと既に婚約破棄されてしまっていた!だったらこっちはこっちで楽しませてもらおうじゃねぇか!って感じのハーレム系異世界恋愛小説!
最終更新:2022-03-14 19:00:00
3119文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
貧乏男爵家の末っ子である私の人生には、どこぞのスケベオヤジの後妻になるか、自立するかの二択しかなかった。
何としても前者は回避したかった私は、子どもの頃から趣味だった小説の執筆を職にすることに決め、出版社に何度も何度も、雨の日も風の日も原稿を持ち込んだ。
その甲斐もあり、エリート編集者であるアロイスさんが担当編集者になってくれたのが今から一年ほど前。
そして今日、遂に私は『悪役令嬢が婚約破棄される』という斬新な小説で、アロイスさんから太鼓判を押してもらえたのだった。
これで念
願のプロデビューが果たせるかもしれないと舞い上がったのも束の間。
出版社からの帰り道、親友であり由緒正しい伯爵家の令嬢であるカサンドラ様が、号泣しながら私に抱きついてきた。
カサンドラ様を宥めながら話を聞くと、何でもカサンドラ様は私の小説と同じく、婚約破棄されてしまったそうで……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 21:08:37
10781文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:4946pt 評価ポイント:4484pt
人気作家が失踪した。先生は自作の異世界恋愛小説(書きかけ)の世界に囚われてしまったらしい。
そして、先生が本を出していた出版社の社員数名も、その世界に囚われ、現代の記憶をなくしたまま暮らしている、らしい。
突如現れた全国世界線保存協会なる謎の機関から来た男にそう告げられた編集部は、すべての責任を押し付けられ、異世界に適合する人間の選抜を命じられる。
被害者と先生を助け出す方法は、現実世界の人間が異世界に自らもぐりこんで、先生の望む形で元の物語を完結に導くことらしい。
編集部に
騙され異世界に送り込まれた出版社社員たちは、異世界で右往左往しながら先生のプロット通りに世界を導くために動き出す。
異世界にいた先生にコンタクトをとると、どうやら悪役令嬢を真実の愛に出会わせたいらしく?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 09:00:00
26193文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
みなさんどうもごきげんよう。
わたくしは伯爵令嬢のリリアーヌ・ネルヴァルと申します。
さて、昨今巷で大流行している『婚約破棄』。
今や国民誰もが、いつなんどき婚約破棄されてもおかしくない世の中になっております。
ですが、大半の方は婚約破棄は未経験なはず。
急に婚約破棄されても、どう対処すればいいのか見当もつかないというのが正直なところではないでしょうか?
本日はそんな迷える令嬢(こひつじ)のために、わたくしが実体験を交えつつ、正しい婚約破棄のマナーをお教えできればと思い、筆を
執った次第です。
本書がみなさんの良き婚約破棄ライフの手助けになれば幸いでございます。
それでは早速参りましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 21:04:37
3424文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:4358pt 評価ポイント:3992pt
「いやあああ!!! レクシス!! レクシスゥ!!!」
「……け、怪我はないかい、ミリア……?」
「私のことより、あなたが……!!」
私を凶弾から庇ったレクシス。
その胸からは、夥しい血が溢れ出ている。
嗚呼、そんな……!!
「君が無事ならよかった……。ろくでもない人生だったけれど……、最後に君を救えたなら、案外悪くなかったと思えるよ……」
「そんなこと言わないでレクシス!」
神様……!
お願いだから、私からレクシスを奪わないで……!
「……ずっとミリアに言えなかったことがある
んだ」
「もうそれ以上喋らないでレクシスッ!」
「…………僕は、初めて教会で君に逢った時から……、ずっと君のことが、す……」
「――!! レクシス!! レクシスゥゥゥ!!!」
ゆっくりと瞼を閉じるレクシス。
その顔は、午後の日差しにまどろむ少年の如く、穏やかだった。
「いやあああああ!!!」
「えええええ!?!?」
思わず本を握りしめながら絶叫する。
う、嘘よ……!!
誰か噓だと言って……!!
長年愛読してきたヒキニート先生著の傑作ロマンス小説、『ウォルタンシアの迷い人』――通称『ウォルまよ』の推しキャラ、レクシス様が……、レクシス様があああああ……!!!
嗚呼、酷い、あんまりだわ……!!
私の青春の全てを捧げたと言っても過言ではないレクシス様が、まさかこんなことに……!!
何故なのですかヒキニート先生……!!
もうこれから私、何を糧に人生を生きていけばいいというの……?
間違いなく今の私は、世界一不幸な女だわ……。
――だが、悪いことというのは重なるもので……。
「ティアナ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……!」
悪夢のようなレクシス様との死別から一夜明けた今日。
私の婚約者であるヨーゼフ第二王子が、夜会の最中唐突にそう宣言した。
「……はぁ、左様ですか」
「ヌッ!? 僕の言ったことが聞こえなかったのか!? 僕は君との婚約を破棄すると言ったんだぞッ!!」
いやそんな大声出さなくてもよく聞こえてましたよ。
でも今の私の心は、レクシス様のことでいっぱいで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 21:09:54
3712文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:14694pt 評価ポイント:13478pt
「パトリシア、ただ今をもって、おみゃえとの婚約を破棄しゅる!」
「あぁ? あんだって?」
参加者の八割が腰の曲がっている夜会の最中。
パトリシアの婚約者であり、王太子殿下でもあるランドルフが、がなり声で婚約破棄宣言をした。
「だーかーら、おみゃえとの婚約を破棄しゅるって言ったんじゃ!」
「あぁ? あんだって?」
だがランドルフの声は、パトリシアには届かない。
ランドルフの滑舌が悪いせいもあるが、パトリシアも耳が遠いのだ。
――それもそのはず、二人とも御年80歳超え。
この国は
治癒魔法の発達と少子化の影響により、未曾有の超高齢化社会になっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 21:09:10
2526文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2172pt 評価ポイント:1978pt
「ジャンヌ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
舞踏会の最中、聖女ジャンヌの婚約者であり、王太子殿下でもあるマティアスが、唐突にそう宣言した。
――だがその直後。
「た、大変ですッ!!」
「「「――!!」」」
余程恐ろしいものを見たのか、顔面蒼白の兵士が一人、慌てて会場に駆け込んできた。
「何だ何だ無礼者ッ! 今大事な話をしている最中――」
「ワ、ワイバーンですッッ!!!」
「「「――!!?」」」
「超大型のワイバーンが一体、我が国に物凄い速さで向かってきて
おりますッ!!」
※リレー小説です。
【「起・転」担当】間咲正樹
【「承・結」担当】砂臥 環折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 21:13:34
6051文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:3934pt 評価ポイント:3518pt
私の婚約者であり王太子殿下でもあらせられるサマル様は、男女問わず誰しも魅了するほどの絶大なる美貌を持つうえ、魔力も我が国でトップクラスというウルトラハイスペック王太子。
一見なんの短所もないパーフェクトヒューマンと思われていたサマル様だけれど、その裏に重度のヤンデレという、唯一にして絶対の欠点を隠し持っていた……!
具体的には、サマル様は相手を監禁して自分だけの世界に閉じ込めることこそ至上の愛と信じているらしく、事あるごとに私を監禁しようとしてくるのである……。
絶対に監禁し
たいサマル様VS絶対に監禁されたくない私の攻防が、今日も始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 21:05:33
7777文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:3198pt 評価ポイント:2864pt
「アンナ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
私の婚約者であり、我が国の第二王子でもあるサミュエル様が、夜会の最中唐突にそう宣言した。
「何故ですかサミュエル様!」
「フン、自分の胸に手を当ててよく考えてみろと言いたいところだが、君みたいな女にはハッキリ言ってやらないとわからないだろうからな。特別に教えてやる。僕が君との婚約を破棄する理由、それは――」
「い、いえ、そうではなくて!」
「……え?」
「私が聞きたいのは、何故こんな場で婚約破棄をなさるの
かということです」
「…………は?」
「だって王家の婚約破棄って、言わずもがな一大事ですよね? それをこんな公衆の面前でブチ撒けるのって、どう考えても非常識だとは思いませんか?」
「――! そ、それは……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 21:02:49
3006文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:12698pt 評価ポイント:11486pt
「メリッサ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
親友だと思っていた男爵令嬢のアンジェラに無実の罪を着せられ、公爵令息であるドナートに婚約破棄されてしまったメリッサ。
呆然と夜の街を独り歩くメリッサの目に留まったのは、一軒の小さなパチンコ屋――。
自暴自棄になったメリッサは吸い込まれるようにそのパチンコ屋に入っていくのだが、そこで運命の相手、シルヴィオと出逢い――。
最終更新:2021-11-05 21:01:23
11476文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:1410pt 評価ポイント:1276pt
「俺たちは家族なんだ」
そう言い続けているのに、一向に物腰を柔らかくしようとしない、メイドのカランテ。
それどころか、主人であるはずのボタンの方が命令されてしまう始末。
そんなカランテが、ある日突然病に倒れてしまった。
医者から告げられた余命は僅か一か月。
治療には、違法に取り扱われている『月桂の蜜』が必要なのだと言う。
国一番の大商人であるボタンは全財産はたいて月桂の蜜を買い取ろうとするが、唯一取引に応じてくれた貴族から提示された値段はなんと五十万金貨。
貯金と家の物をす
べて売っても四十万金貨。
カランテのため、ボタンは最後の策を決行することを決意する。
果たして二人は、幸せな結末を迎えることができるのだろうか。
普段の作品とは一風変わった異世界恋愛小説をお楽しみください。
※補足:一金貨=一万円くらいの勝ちです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 12:00:46
19224文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:142pt
婚約者である第三王子から婚約破棄されてしまった私。
寒風吹きすさぶ中、身も心も凍えながら屋敷に帰り自室の扉を開けると、そこには謎のイケメンが……!?
謎のイケメンは、自分は『コタツ』だという。
いやコタツって何???
最終更新:2021-10-29 21:08:47
1772文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:1252pt 評価ポイント:1152pt
<登場人物紹介>
・リーン:主人公。悪役令嬢。婚約破棄されてしまう。
・エイベル:リーンの婚約者で第三王子。
・グレタ:男爵令嬢。エイベルの浮気相手。
・オーナー夫妻:小さな山荘を夫婦で経営している。
・シャーロック:謎の私立探偵。
最終更新:2021-09-22 21:03:52
9303文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:2020pt 評価ポイント:1836pt
階段から落ちた拍子に、前世の記憶が戻った公爵令嬢ミレニア。ここが前世で大好きだった異世界恋愛小説の舞台だという事に気づいた。
さらに自分の婚約者でもある王太子殿下が心から愛する女性、男爵令嬢をイジメた罪で国外追放になる悪役令嬢だという事にも気が付く。
国外追放か!こんな令嬢なんて堅苦しい生活より、平民になって自由に生きるのも悪くない。それに私には、前世で身につけたマッサージ師としての腕もある!きっと何とかなるだろう。
そう思ったのも束の間!前世で推しだった第二王子の存在
を思い出したミレニア。
そう、第二王子でもあるクラウド様は、反王政派の幹部に嵌められ、王太子を暗殺しようとした罪で処刑されてしまうのだ。大好きなクラウド様が殺されるなんて、そんな事絶対に許さない!
でも…ストーリーは既に進んでおり、私の断罪&クラウド様処刑まで、残すところ後1年しかない!とにかくこの1年で何とかしないと!
前世で培ったマッサージ師としての腕と、持ち前の行動力で次々と味方を増やしていくミレニア。全てが順調だと思っていたミレニアだったが、周りで次々と不可解な事件が起こり始める。
行動派で真っすぐなミレニアと、初めて人の温もりを知り次第にミレニアを溺愛していく第二王子のお話+やたら絡んで来る王太子と、なぜかミレニアに懐き第二王子をライバル視し始めるヒロインも加わったラブコメ?ファンタジー?です。
カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 07:44:49
187866文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:5082pt 評価ポイント:2848pt
貴族学園一の有名人、公爵令息のクリストフ様は、男女問わず誰しも魅了するほどの美貌を持つうえ、魔法学の成績も常に学園トップ。
その割には何故か未だに婚約者がいらっしゃらないので、学園の令嬢たちは毎日自己アピールに必死になっている。
ただ、それは身分が見合う上級貴族の令嬢に限った話。
私のような下級貴族の令嬢は、そんなクリストフ様のことを、遠巻きに眺めるくらいしかできないのが現実だ。
そんなある日の放課後、唐突にクリストフ様から呼び止められる私。
折り入って大事な話があるというの
で事情を聞くと、何でもクリストフ様はニャッポリート症候群という名の、とても珍しい病気に罹っているという――。
そしてその病気の症状を抑えるためには、一日一回私とキスしなければいけないと言い出し……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 21:07:13
4836文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:3322pt 評価ポイント:2870pt
作:nullpovendman
歴史
短編
N0002HA
うらやましいですわ、といいながらいろいろなものを欲しがる妹子。外国の珍しい品物を持って帰って来るなんてうらやましいですわ、と言い出し、ついには遣隋使にまでなってしまいました。わがまま放題の妹子は、とある尊大な文書を届ける使命を請け負っています。無事に遂行できるのでしょうか。あら? なんとか受け取った返書だというのに、紛失してしまったですって? これでは偉い方々が激怒して、流刑に処されてしまいます! こうなっては日ごろの報いを受けるしかありません。妹子の未来はいかに! 姉のもの
を欲しがる妹がなんやかんやする系恋愛小説の文脈で描かれた歴史コメディです、多分。恋愛要素はゼロです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 22:44:58
1672文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:124pt
「エレナ、大事な話があるッ!」
――!
私の婚約者であるディンゼル第二王子が、夜会の最中に突如声を荒げた。
は? 大事な話?
「今この時をもって――僕は君との婚約を破棄するッ!!」
――!!!
はああああああああ!?!?!?
婚約を破棄だああああ!?!?!?
「ど、どういうことですかディンゼル様……」
「まったく、愚かな行いをしているという自覚すらないとは、とんだ痴れ者だな君は!」
っ!?
……なんだと?
「フレンダに対する数々の嫌がらせ、身に覚え
がないとは言わせないぞ!」
「ディンゼル様、私が悪いのです。どうかエレナ様を責めないでくださいませ」
――!
男爵令嬢であるフレンダが、ディンゼル様にしなだれかかりながら上目遣いを向けた。
こ、これは……!
「ああ、可哀想なフレンダ。エレナにそう言うように脅されているんだね? こんな心の優しいフレンダを陰でコソコソイジメているとは、吐き気を催す邪悪な行為と知れ、エレナ! 君は僕の婚約者には相応しくない! 修道院にでも行き、自らの愚行を生涯を賭けて反省するんだな!」
その瞬間、フレンダが私にだけ見える角度で、勝ち誇ったようなゲスい笑みを向けてきた。
……なるほど、そういうことね。
泥棒猫のハニトラに、まんまとバカが引っ掛かったってわけだ。
…………そういうことなら、ね。
「――うるせええええええええええ!!!!!」
「「「――!?!?」」」
こっちも容赦しねーぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 21:02:26
3596文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:11230pt 評価ポイント:10166pt
宰相の妻であるマリィ・ハートゴウル(66)は、とある理由から大陸中に恐れられている、まさに女傑。
そんなマリィは夫のルギウスとのデート中に、一人の女性と出会う。
その女性には、まるで虐待されているかのような痣があり……!?
――弱きを助け強きを挫く、女傑マリィ・ハートゴウルが鬼畜DV男をブッ飛ばす!!
――痛快活劇、ここに開幕。
※『おばあちゃん無双 ~宰相の妻マリィ・ハートゴウル(66)が理不尽な婚約破棄をブッタ斬る!!~』(https://ncode.syosetu
.com/n0629gy/)の続編に当たる作品ですが、本作だけで独立したお話になっておりますので、前作をお読みいただかなくともわかるようにしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 21:07:09
8363文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:3146pt 評価ポイント:2880pt
私は聖女のマイラ。
我が国での聖女はある種の偶像的な存在とされていて、その主な業務はフリフリの衣装を着て民衆の前に立ち、生歌でみんなを鼓舞すること。
今日も私は聖女として、ライブ会場で生歌を披露していたのだけれど、そこにいつもの如く王太子殿下のイヴァン様が現れ、後方彼氏面をし始めて……!?
最終更新:2021-02-26 21:05:28
5171文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:2236pt 評価ポイント:2034pt
貴族学校のとある放課後、私は突然公爵令息のジェイク様からプロポーズの練習相手になってほしいとお願いされた。
でも、練習の割にはジェイク様のプロポーズは随分真に迫っていて……!?
最終更新:2021-02-19 21:04:56
2090文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:8472pt 評価ポイント:7624pt
異世界恋愛小説で婚約者他から逆ざまぁされる王子にも救いがあって良いじゃないという思いから作りました。
序盤は俺様。徐々に世間を知って大人になっていけば良い。
◇目次的な何か◇
・プロローグ
・第一話~第十三話
・最終話
・後日談
追加
・その頃テルロは 第一話~第六話
・その頃テルロは 最終話
※毎日更新。アルファにてwebコンテンツ大賞参加中です。R15は保険。
追記:番外編的にテルロ視点の「その頃テルロは」を追加していきます。モノローグ多めです。
最終更新:2021-02-14 07:48:36
40819文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:4712pt 評価ポイント:3902pt
私には一つ悩みがある。
それは同じ貴族学校に通う公爵令息のリヒャルト様にいつも癖毛とそばかすを弄られていることだ。
リヒャルト様は蕩けるような甘いルックスの持ち主で、女生徒から絶大な人気を得ている方なのだけれど、何故か私にだけは病的に口が悪い。
そんなある日、お母様が経営している占いの館で私がいつものように素性を隠して店番をしていたら、何とお客様としてリヒャルト様がやってきた!
リヒャルト様は同じ貴族学校に通う癖毛とそばかすが特徴の女生徒に恋をしているから相談に乗ってほしいと
言い出して……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 21:06:44
5642文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:7382pt 評価ポイント:6450pt
妹が書いた異世界恋愛小説のイケメン騎士エーベルハルトに転生した俺は、愛する悪役令嬢ドナテッラとの結婚を目前に控えている。
ところがエーベルハルトも前世の俺も、年齢=彼女いない暦だったのだ。おかげで彼女と手を繋ぐことすらできないウブっぷり。
これではまずいと、イケててスマートな夫になることを決意するが、果たして……。
◇◇
こちらは短編『どうやら俺は、ヒロインをかばって死ぬ騎士に転生したらしい』の続編になります。前話よりコメディ色強め。 いちゃラブはこれが作者の精一杯とな
っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 09:14:22
18136文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:3664pt 評価ポイント:3084pt
第一王配との子は王子が。
第二王配との子は王女が生まれた。
通常は第一王女が王となるのだが、王女を嫌う先代王により異世界召還が行われてしまった。
『容姿に優れた異世界の知識を持つ者』を召還し、内政を行わせ、もっとも発展させた者と
王子と婚姻させ、召還者を次代の子までの繋ぎの王としよう、と。
数寄名 翔太(すきな しょうた)は女性だらけの王子の婚約者候補として召還される。
王子様?お断りします。ボクは男なんだから!
周りの嫌がらせや、第一王女の嫌がらせを受けながら、
第一王女に男バレした後、スローライフを送る奇妙な異世界恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-27 16:07:05
4667文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
大賢人リュキアの一人娘のフェリアは、空も飛べない落ちこぼれの魔女だった。母の旧友、魔法使いのランスロットと出逢い、彼の後をつけたためフェリアは外の世界に出てしまう。初めての外の世界で、フェリアは人間の少年と出逢い恋に落ちる。だが、魔女にとって人間との恋は最大の禁忌であった。使い魔で小生意気なヒキガエルのリトや龍族長の息子、レンを巻き込んでフェリアの冒険が今始まる!人間と魔女が恋に落ちたとき、破滅の序章が幕を開ける―――!王道な異世界恋愛小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-21 20:00:00
129251文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
作:首藤えりか
VRゲーム[SF]
連載
N1770BM
現在続編執筆待ちです……
さよなら私。
孝志、もうあなたには会わないから。
いえ、あなたには二度と会えないから…
傷心のあまり自殺した私の前に広がっていたのは、以前やりこんでいたVRMMO、カリバーン・サーガによく似た世界。
でもどこか違う、なにか違う。それじゃあここはどこ? そして私はどうなったの?
第一部から三年後を題材にした異世界恋愛小説です。
最終更新:2013-01-12 20:14:36
44722文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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