-甘味- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

教師は最初にこう思う 子供達のためになりたいと 心の底からなりたいと だけれど教師は変わってく 変わらないものなどなにもない これは思い出すお話さ 一人の教師のお話さ

あなたは大人になってるか 君は大人になってるか だとしたら見てごらん 大人になったというのなら この話を見てごらん これは昔の話だよ 大人の昔の話だよ

風は嫌いさ 僕のものを吹き飛ばし そしてどこかにつれていく だけれど君は意に返さずに 吹きすぎる そんなところも嫌いだが 一番の理由は 君は僕の心を揺さぶることさ

道具屋を知ってるかい それは不思議な職業さ 心を見破る職業さ これが嘘だと思うなら ちょっと覗いて見るといい これは道具屋の話だよ

あなたはパティシエを知ってるかい パティシエっていうのはね 笑顔の種を作る魔法使い あなたのそばに現れる とっても素敵な魔法使い これはきっかけのお話さ ピエロの魔法使いのお話さ

今日も少女は待っている 少年の帰りを待っている 隣に静かに寄り添って あなたの笑顔を待っている

少年は踊る 夢の国で踊るのさ 可哀想と思うかい 悲しいことだと嘆くのかい ならこれを見てごらん これは一人の少年の夢の国でのお話さ

探偵のことを知ってるかい 色んなことを考えて 色んなことを探し出す とっても疲れる仕事だよ だけど君たちには敵わない 君たちの仕事より 疲れる物は何もない 君たちの仕事はね それは普通でいることさ

嵐は好きですか 風であなたの傘飛ばし 雨をあなたに打ち付けて それでも嵐は好きですか これは嵐のお話さ 荒々しくて繊細なそんな嵐の話だよ

君は雨はどう思う 通学の邪魔と見るのかな それとも一つの楽しみだと言うのかな どちらにしても 雨だということは変わらない そこは全然変わらない

少年は語る 昔のことを語るのさ 恋に恋したあの頃を 悲しみにくれたあの頃を 彼女と一緒に思い出す 時間は時に残酷だ 僕はほんとにそう思う

僕の話はこれからさ 僕は幸せを勝ち取った あなたの心に僕がいる これはとても幸せさ 踊り出したくなるほど幸せさ もうひとつついでに聞いてくれ これは真ん中のお話さ

これは恋のお話さ 恋の最初のお話さ 君にとっては下らない 君にとってはささいなそんな恋のお話さ 惚気話を聞いてくれ 彼女に恋した僕の話を聞いてくれ

少年はホールの中にいる 多くの人に囲まれて 多くの人の前で歌うのだ だけれど一人の少年は 少女のために送るのだ それはとっておきの独奏歌 甘く切ない独奏歌

花屋は思う悲しみを 奈落の底の悲しみを それでも花屋は花を選んで送るのか これは答えの物語

正論は正しいさ なぜなら答えが真っ直ぐだから だから正論は正しいさ だけれどそれは違うのさ どうしようもないほど違うのさ 正論で人は救えない 歪んでる方が救えるさ ほんとにほんとに皮肉だね これは世界で一番の人格者の話だよ

賭け師は今日も椅子に座り込む そして誰かの誘いを待っている 酒を飲みながら待っている 彼は最高のギャンブラー 彼は最低のギャンブラー 彼だからこそ分かることがあるんだと これは彼の独り言 誘いがくるまでの独り言

少年はただ踊る 心の少女とただ踊る 幸せそうに舞い踊る この世の全てを知りながら この世の全てと舞い踊る この世は不思議で溢れてる これもひとつの不思議だね

踊り子は踊る 命の限りに舞い踊る それはさながら蝶のよう 儚く華麗に舞い踊る そうさ少女は踊り子さ 夢を踊る踊り子さ

女はそこで立ち上がり 手を胸の前にかがげて祈る 想い人の無事を祈って ただ祈る 女のそばには 湖のみが時間を刻むのみ 胸が押し潰されそうになっても 女は祈る 男のためにただ祈る

旅人を知ってるかい？ 君の傍らに佇むはただの さすらいの旅人さ 会いたくなったら会いにいけ 聞きたくなったら聞きにいけ これはあなたの旅人さ

少年はただ踊る 一人の少女を想ってただ踊る 心を込めて終曲を 踊って踊って舞い踊る 幸せそうに舞い踊る

老いぼれた軍人は 昔のことを思い出す 昔の自分を思い出す そして軍人は何を思って想うのか 軍人は何を思って動くのか

殺し屋の少年は 今日も銃を手にとって 今日も今日とて銃を引く 悪者だと思うかい？悪人だと思うかい？ なら話を聞いてみて 君の答えを知りたいな

さぁさぁ話を始めよう 今宵見せるは武器を売る商人の話だよ

男は想い出す 無償の愛をくれた母親を 返す前に消えてった母親を 動かない母親を すがり付いて呼んでいた かつての自分と一緒に想い出す

生まれてきた子供を 慈しまない母親はいない 望まない子供でも慈しまない母親はいない 子供とは赤子とは慈しまれるために 生まれるのだ そして母親は子供の幸せを願って 子守歌を紡ぎだす 幸せそうに紡ぎだす

甘味のような 苦味のような 旨味のような 不味のような これはそんな物語 白くて黒くて赤くて青い そんな少年のお話だ

私の心は氷のように 冷たく冷たく出来てるの 痛く痛く出来てるの でもあなたは今日もいる そして最後に歌うのよ 〝これはあなたの■■■〟 〝これは私の■■■〟

少年は恋をした 叶わぬ願いを胸に込め 叶わぬ想いを抱きしめて 今日も楽器を手にとって 貴女のもとへと参ります そしてこう歌います 〝これはあなたの■■■〟 〝これは私の■■■〟

僕はただ思い出す 空を見ながら思い出す あそこで生きた彼のことを ただただ僕は思い出す 骸と銃と血潮が吹き荒れた あそこで聞いた音色を心で思い出す もうひとつついでに思い出す そして僕は口ずさむ 〝これはあなたの■■■〟 〝これは私の■■■〟

一人の人間はただただ奏でる この世の伝えきれない喜びを この世のとどまることを知らない悲しみを 音色に込めてただ語る 届かない音色をただ語る そして人間はただ思う 〝これはあなたの■■■〟 〝これは私の■■■〟

少女はただ待ちわびる 叶わぬ願いを投げ掛ける 少年に叶わぬ願いをただ望む 神にでも天にでもなくただ 少年に投げ掛ける その姿はただただ痛々しい だがそれ故それ以上に美しい 少女は口ずさむ 〝これはあなたの■■■〟 〝これは私の■■■〟

少年は今日も走る 今日も走って走るのさ たった一人の少女のために たった一人の友達のために たった一人の想い人のために 走って走って走るのさ

これはピエロのお話さ 死ぬまで躍るピエロの楽しい悲しいお話さ 僕はあの歌を思い出す ピエロが歌った不思議な歌を

今日も今日とてピエロは立った 今日も今日とてピエロは躍る 滑稽な無様な奇想曲 痛々しい奇想曲 それでもピエロは立ち上がる 石を投げられ額に血を流しても 立ち上がる 何でそこまで踊るのさ 誰かが聞いた ピエロは答えた 〝あの子のために踊るのさ〟

今日も私はあそこにいくの あの人と会いに行く これは私の人生の指針の話 これがなくてはいけないの これは忘れちゃいけないの 手を離さなければ助かったはずのあの彼の トラックに引かれたあの彼の 猫を庇ったあの彼の これはあなたの鎮魂歌

僕は暗闇にいる 音も聞こえない まどろみのようなそんな黒の世界に そして歩く ここから出るんだ僕は

これは一人の男の実体験 僕は何十年経ったあと一人であの事を 思い出す 犬の頭を撫でながら キセルで煙を吐きながら 暖かさに目を細めながら 彼女に叶わなかった思いを投げ掛ける 今は亡きあの人を 死してなお、我が身に染み込む鎮魂歌を

とあるマンションに住む住人は、ハロウィンの日、とんでもない体験をする。

仕事が終わり神無月黒が振り返ると背後に知らない男が立っていた。差し出された甘味に釣られ取りあえず男の話を聞くことにする。男は黒にあるプロジェクトに参加して欲しいとお願いしてくる。プロジェクト名は『デビルズ・ダンジョン』。　「普通こういう仕事って天使とかがやる仕事じゃないの？」「いえいえ、こういう仕事だからこそ私達悪魔の出番なわけですよ」　神々が笑い祝福を与え、魔族が雄叫びと共に周囲を血に染め、勇者が剣を振るい物語を彩る。そんな舞台を作り上げるプロジェクトに黒は個性的な仲間と共に挑んでいく。　「まぁやるからには徹底的に楽しむとしますか、それこそ使える物は全て使ってね」　これはさまざまな人物たちがそれぞれの目的や野望、夢や希望を胸に異世界で繰り広げられる一つのプロジェクトのお話。折りたたむ>>続きをよむ

この作品は、作者が暇つぶしに作った、クロスオーバー小説である。 今回ご協力してくださった、八雲先生、面無し先生、ksr123先生、超絶暇人先生、シルク先生、江玖糸亜先生、防災頭巾先生、神戸まりお先生、ご協力ありがとうございました！ この作品は、上海アリス幻楽団様の創作物である東方プロジェクトの幻想郷を舞台にしていますが、原作キャラはほとんど出ておりません！ また、オリスペなどが多く出て来ます！ご了承ください！

「おかえりなさい、アキさん！」 「ただいま、ナツ」 お菓子が大好きな男アキと、そんなアキの作るお菓子が大好きな女ナツ。 二人の日々は、いつだって甘く、柔らかく、そしてあたたかい。 とあるカップルの、幸せについての物語。 ◆ 本サイト「シアワセモノマニア」からの転載です。

　時は文久三年（１８６４年） 　今井あさは今から十五年前、京都の金持ち一族である油小路今井家の四女として生まれた。 　まあ簡単に言ってしまえば、生まれながらにしての勝ち組である。 　ということで、扇を仰ぎながら今日も祇園の甘味処を巡るわよ、あらまたいい男に声をかけられた。 　全く十歩歩けばナンパされるから、さっぱり目的地に近づけないじゃない。一体どうなってるのよとぷりぷりを頬を膨らませる。 　そんな絢爛豪華な人生も、何千あるパラレルワールドの一つにあったかもしれない。 　ところがどっこい。 　身長百六十四の長髪黒髪、小ぶりの鼻に鋭い目つきをしたこの女性、退屈な人生を全くよしとしない男勝りの暴れん坊。 　物心つくとすぐに新しいビジネルモデルだの、ブルーオーシャンはどこだの、イノベーションを起こさねばだの、お小遣いで新規事業を興してはそれを拡大するという剛腕を見せつけ、商神こと殊法大姉の生まれ変わりとまで言われだす有様。 　今日も金魚の糞と呼ばれる僕こと白岡新次郎を引き連れ、新しいビジネス拡大に汗を流しているわけで。。。 　時を同じくして、日本全体も目まぐるしい動きを見せ始めていた。 　長州藩（山口県）は尊王攘夷をうたいながら、二百年続いた幕府転覆を狙い接近を試みる。 　先陣を切った天誅組は、るろうに剣士でも知られる緋村抜刀斎を先頭とした集団が天誅天誅と叫びながら、幕府の幹部を暗殺しまくりの大活躍。 　その一方、幕府側の公務合体派も討伐軍の強化を怠らない。 　天皇守りの要である京都には、桑名や会津からの藩兵に加えて『新撰組』と呼ばれる新たな治安維持部隊を追加することを決定する。 　激動の幕末の始まりである。 主な登場人物 ・白岡家 今井あさ：寝ても起きてもビジネスのことを考える肉食関西女子 白岡新次郎：打倒あさを燃やすも、いつも振りまわされてばかり 今井はつ：ほわほわ癒し系アイドル 小藤：寡黙なあさのボディーガード 今井忠興：あさとはつの育ての親 ・チーム徳川幕府軍 近藤勇：新撰組の取締役 勝海舟：徳川に籍を置くも、攘夷派とも仲がいいキャパ広きノンポリおじさん ・チーム尊王攘夷 久坂玄瑞：攘夷七皇の一人。設定嫁は井上真央でリアル嫁は杏という完全なる勝ち組 宮部鼎蔵：攘夷七皇の一人。みんなのほのぼの師匠 坂本龍馬：四国生まれのじゃっけん子折りたたむ>>続きをよむ

　いちゃラブゲー。　それは恋愛ゲームのひとつの形。山も谷もない平坦な道に大量の甘味料を振り撒くが如く、可愛らしいヒロイン達とイチャイチャする事のみを目的としたゲーム。そんないちゃラブゲー世界のヒロインの一人に憑依した主人公。自身の置かれた状況に戸惑いつつも、自分を除いた全てのヒロインと仲良くするという目標を掲げ、前向きに行動を開始する。しかし、そんな彼（彼女?）を待ち受けていたのは、非行少女、無感情、幽霊、ぼっち。そんな、いちゃラブゲーとはあまりにもかけ離れた境遇に変貌したヒロイン等であった。純粋な可愛らしさとは無縁のヒロイン達と親しくなるために、主人公が奮闘するTS学園ラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ

ある所に、1人の少年が居た。 彼は、一途な恋と、悩みを持っていた……

こちら、私が掲載している『夢見転生！〜転生（？）先は竜を操る一族でした〜』 という作品の説明になります。

　それまで普通の生活をしていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　それまで初めての海外旅行に少し心を躍らせていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　それまで初めて見る古代遺跡がどんなものか期待していた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　そこからこの狂気は始まった――。

16歳の青山凛には「物の声が聞こえる」という特殊体質があった。本人の意思に関係なく聞かされるおしゃべりに疲れると少女は炭酸水を飲む。 周りには変人扱いされ、友達と言えばねずみの置物の付喪神「もっくん」くらい、という彼女の周りで起こったひと夏（3日間）の青春ストーリー。炭酸しゅわっと風味。 ※凛の好みは無糖ですが、多分ソーダくらいの甘味はある、かと。 さっぱりとした夏の雰囲気をどうぞ。 ※この作品は小説家になろうにのみ掲載しております。著作権は放棄しておりませんので、無断転載等は禁止します。折りたたむ>>続きをよむ

鬼ヶ島から財宝と若い女を取り戻すため、鬼退治に出かけた桃太郎たち。しかし赤鬼の暴走によって桃太郎が囚われてしまう。 桃太郎の家来たちは何とか鬼ヶ島から脱出でき、砂浜で桃太郎救出作戦を話し合う。そんな中、通りすがりの甘味処の看板娘、お熊が桃太郎の家来たちに近づいてくる。 彼女は犬たちの話に興味を示し、桃太郎の家来たちと共に鬼退治に出かける。 果たして桃太郎の家来たちは、ある野望を抱くお熊に振り回されながら桃太郎を無事に救出できるのか？ 予測不能のおとぎ話コメディが始まる。