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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:218 件
陸奥国南部氏の重臣 北信愛は亡き主・南部信直との最後の会話を胸に抱えながら、己が生き方を貫くため、一揆勢との戦いに挑む―――
東北の武家・南部氏に仕えた武将・北信愛の話です。
※この作品はプライベッターにも掲載しています。
最終更新:2020-06-25 17:00:00
12112文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:110pt
国家老嫡男の秀克は、藩主御息女との祝言の話が決まる。なんの期待もなく義務感でそれを了承した秀克は、参勤交代について江戸へ行き、見聞を広めよと命じられた。着いた江戸では新しい剣友もでき、藩で起こった事件を巡るトラブルにも首を突っ込むことになるが、その過程で再会した子供の頃に淡い恋心を抱き合っていた幼馴染は、吉原で遊女になっていた。武家の義務としての婚姻と、藩を揺るがす事件の真相究明。秀克は、己の心にどう向き合うのか。
最終更新:2020-06-17 00:00:00
46940文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
天保七年春、歴史的な大凶作は三年続いていた。大坂城代土井利位は、米商人高津屋に依頼し江戸への廻米を秘かに画策し成功した。ところが秋になり、幕府は更なる糧米確保を目論み、江戸への廻米の幕命を発令した。米不足の中での強権発動で、京・大阪の不満は高まった。
城代の近習、牧野小次郎は、町人に扮し、治安目的で大塩平八郎の私塾『洗心洞』の内偵を進めた。しかし、役人の私利私欲や豪商との癒着に嫌気がさし、次第に洗心洞一派の義憤に共感するようになった。また、同じ裏長屋に住む通い女中おせんに惹か
れ、将来、所帯を持って小商いを一緒に営もうという夢を持っていた。
高津屋の一人娘おしのには、商家の息子で伝八という許嫁がいたが、伝八は突然婚約解消を申し出た。正義感の強い伝八は『洗心洞』で住込みの塾生になったので、決起した時、おしのに累が及ばないように、予め離縁を決意したのだった。しかし、おしのは一途で、伝八の決起と共に、自決する心積もりだった。
洗心洞は、知行同一を教えの根幹に据えていた。塾頭の平八郎は、東町奉行跡部良弼に政治改革の上書を提出した。しかし、分限も弁えず無礼者と、無視され叱責を受けただけだった。ついに、廻米令を機に天誅を下さんと決意する。かつて同僚だった与力、栗林隼人は平八郎に遺恨があり、塾生に返り忠(裏切り)をそそのかした。
翌、天保八年二月、小次郎は決起直前に檄文を入手、義と忠の板挟みに悩んだが城代に通報。一部塾生の返り忠も生じた。
洗心洞一党は、役人と豪商に天誅を下さんと決起し、大坂各所に火を放った。事件の当日、伝八は銃火を浴びて死亡、さらし首となった。自決を覚悟していたおしのだが、お腹の子のため、小次郎の説得で思い止まった。小次郎も騒乱の中、死亡。事件後、おせんは、小次郎との夢であったうどん屋の女将になった。大坂の町の炎上と共に武家社会の終焉を迎えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 21:55:18
161787文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
誰もが魔力を持ち、魔法を行使出来る世界。
しかし、そんな中で魔力を持たずして生まれた武家の子息〝流閃―りゅうせん―〟は「魔力無くして武士は務まらん! 故にお前は武家の恥だ! 出て行け! 勘当だ!」と実父から告げられ、5歳にして屋敷を追い出されてしまう。
その後、別の大陸にある小さな国に住まう親戚へと預けられたのだが、魔力無しという事実は直ぐに広まり、学園では虐げられ、恋人を奪われ、住まいを焼かれ、迫害されていく。
「人間なんて信用出来ない。 関わっても最後は見捨てる。
なら、最初から関りを持たない方が良い」
魔力を持たない少年は国を飛び出し、人の寄り付かない静かな森で過ごしていくのだが――
「あぁ! 面倒臭ぇ! 俺の平穏を返せ!」
一国の王女や美人ハンター、魔女と組織に追われる女など、のんびり過ごしたいだけなのに次々と面倒事に巻き込まれてしまうやさぐれ男の放浪記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 21:00:00
383507文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:8pt
ステイホーム週間の無聊を託つ一助となるか?
最終更新:2020-05-03 10:44:31
445文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
武将系JKここに爆誕!
現代を生きる歴ヲタJK芝原雪は、不慮の事故によって異世界への転生を果たす。
トばされた先はまさかまさかの戦国時代!
過去と現代、さらには別世界までをも取り巻く陰謀野望、改変された世界、激化する統一戦争。
収束する歴史。
そんなJKのちょっぴり血腥い日常を描く異能力戦記。
最終更新:2020-04-29 17:46:26
40162文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:16pt
『魔法の力が強い者が強い』。
それが当り前の常識の世界で、魔力を少しも持つことなく武家に生まれたアルス。
そんなアルスだが、家を追われ、絶望に自殺覚悟で化け物じみた魔物が蔓延る森に入ったことで全てが変わる。
これは、魔力を全く持たないアルスが、とある少女と出会うことから始まった物語である。
最終更新:2020-03-10 07:00:00
3824文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日本を代表する武闘家『剣凪家』の長女。剣凪美月(けんなぎみつき)は訳あって女なのにもかかわらず、『剣凪家』の次代当主に任命されるのであった。小さい頃から厳しい訓練をさせられる美月。そんな武家に生まれた美月は本当は普通の女の子らしく生きたいという願望を抱いていた。ある日、美月は稽古の疲労で道場で眠ってしまった。
そして気づいた時は青白く光る洞窟の中にいた。この時美月はまた剣凪流の特別な訓練が始まったと思い込んだ。だが、美月が連れてこられた場所は日本とは異なる世界であった。
美月は訓練と思い込んだまま、洞窟を抜け森を抜けようとするのだが、途中で巨大な熊と遭遇することになる。絶望の淵に立たされ、希望と諦観が鬩ぎ合う中、とうとう熊が自分の目の前までやってきてしまった。美月が持っているのはただ一本の竹刀でどう考えても太刀打ちなんかできるはずもない……
結局、美月は竹刀を一閃させるものの、そのまま意識を刈り取られてしまうのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 17:21:40
58944文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
前世では武芸の鍛錬に明け暮れる、汗臭い青春を過ごしてきた高雄朔。
異世界に転生したなら、素敵な男の子と甘酸っぱい恋愛をしてみたいと淡い希望を抱いていたのに、異世界では同性愛がありふれすぎていて、戸惑う朔。
せっかく有力武家のお姫さま? に転生しても、ノンケでフリーの男性との出会いが、なかなかない!
異世界の常識は、日本人としての前世視点からでは、非常識すぎて? 七転八倒しながら、彼氏ゲットを目指すついでに、セカイを救ってしまうかもしれない、元女子中学生の物語にご期待下
さい!
※幼年学校編から、性別が変わる登場人物がちらほら出始めます。
※主人公最強モノではないので、主人公は度々ひどい目に会います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 16:11:42
248208文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:189pt 評価ポイント:29pt
世界を牛耳る四武家。その一つである武蔵にいる雑用係の紅 煉。彼は、ヒーローに憧れていた。弱き者を守るために勇猛果敢に戦う姿に尊敬を抱いていた。
だが、社会の理不尽が彼女を襲う。抗うことを諦めた時、煉のちっぽけな勇気から放たれた一言で剣姫は覚醒する。全ては背中を見て追いかけて来てくれてる男の子のために。
ヒーローに憧れた男の子もまた男であった。全てはヒーローとして憧れた彼女に追い付き、隣に立てるように。血反吐を吐きながら体を鍛え上げた。
剣姫とヒーローに憧れた少年が相まみえる時
、武家の思惑、剣姫の使命、世界を巻き込んだ戦いになる。
恋焦がれた時、世界は動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 20:48:00
4219文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
室町時代のこと。まだまだ米は高級品であり、それを加工した餅は、めでたい席でのみ出されるありがたい食べ物だったとか。
新年のおり、とある武家でも餅を入れた雑煮が振る舞われたが、家の次男坊が餅を喉に詰まらせてしまう。かろうじて窒息は免れたものの、横になって休んでいるうちに夜がやってきた……。
最終更新:2020-01-01 17:43:12
2591文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
紀伊徳川家の娘吉宗は将軍宣下の場で、猫アレルギーで武家伝奏達を怒らせ、狼藉者として追われた際に、タイムスリップする。行った先で、ユリ属性の大岡H前と共に、とある密命を受け、将軍になる?
最終更新:2019-12-24 20:51:19
82626文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:25pt 評価ポイント:23pt
異世界に転生したケン。ひとつだけ選択できるスキルはネトゲプレイ!?世界の救済よりワークライフバランスを優先したケンが世界を救う!?
最終更新:2019-12-16 00:12:35
773文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
西暦二〇六八年
アメリカが所有する天文観測衛星が、アンドロメダ星雲内での超新星爆発を観測し、その爆発による宇宙波が、約二百年後にこの太陽系を直撃すると国連を通して全世界に通告され人々を震撼させるが、それに被る甚大な被害を予測した人類は、宇宙波による被害を最小限に抑える対抗策を協議し、即座に実行を開始する。
そして、約二百年後の二二六五年、その宇宙波が現実のものとなり地球を襲う。
・・・そして二十四世紀初頭、精霊の力を使う“魔法士”を各国の研究成果を纏める上で、国連総長が『
精霊士』と呼称した事が由来となり、各国家はこの『精霊士』の育成に力を傾け、自国の強化に励む様になる。
・・・そして二十六世紀
親兄弟、そしてパートナーを失い、高校生の身で武家の当主となった主人公・鷹城優磨と、優磨のパートナーであった橘瑞季から後の事を託されたもう一人の主人公・四宮由香里の二人を中心に、その仲間達との”来る日”迄の青春と日常、そこ迄に起こる数々の事件等、重い内容の中にも楽しい日常も織り交ぜた長編ヒューマンストーリーです。
※ 過去にここで掲載していた作品を大幅にリニューアルし、再掲載しました。
前作品よりも多少は読みやすくなっていると思うので、更新速度は遅くなりますが読んでくれれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 22:00:00
69028文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
江戸で町奉行同心をしていた源之丞。しかし、父の斬殺がきっかけで異世界へ?
幼なじみである武家の娘と共に異世界を旅する異色転生物語!
最終更新:2019-11-24 16:29:22
3562文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
カノンです。
お祭りの帰り道、ビルが燃えているのを見たわ。ところが、ただの火事ではなかったの。
きっと、何かあるはずよ・・・
それでは、お楽しみください。
キーワード:
最終更新:2019-11-06 22:35:17
5195文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
花嫁修業と称して住み始めた武家屋敷では、何故かいつも深夜に時雨が降り、金木犀の濃厚な香りが屋敷中に充満していた……。
最終更新:2019-11-04 22:23:29
3737文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
武家社会の結婚、勅子の場合
最終更新:2019-10-04 10:30:15
5314文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
土方歳三と伊庭八郎の若かりし頃のお話です。
後の新選組副長となる土方歳三が、浪士組に参加して京へ上洛するより前、剣術修行に明け暮れていた頃、一人の青年と出会います。後に隻腕の剣士となる、幕臣の息子、伊庭八郎。史実をなぞらえつつ、たぶんに創作を盛り込んだ時代小説です。シリアスとみせかけて実は…? 時代に翻弄されながらも、短い人生を駆け抜けていった彼らが、何を考え何を追い求めていたのか、考えをめぐらせてみました。
なお、文中に出てくる遊郭の決まり事や、武家制度、その他もろもろ
、諸説ある中の一説にすぎません。あくまで創作物として読んでいただけると助かります。一部史実と絡めて進んでまいりますが、そちらもそうだったかもしれない、という認識でお願いいたします。
こちらのお話は、Pixivに掲載されている同名タイトルを加筆修正した作品です。
https://www.pixiv.net/novel/series/795370
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 19:00:00
92387文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
昴宿殿の女御、蓮華に仕える女房の鈴鹿は武家の娘。他の女御に比べて身分の低い蓮華がいじめられているのに日々悪戦苦闘していた。
そんな中、蓮華が懐妊する。
帝の寵愛篤い女御の懐妊に、他の女御とその実家が騒めきだす。
北斗殿の女御、蝉時雨は右大臣家の姫。
恒星殿の女御、蛍風は左大臣家の姫。
帝には蝉時雨との間にできた皇子しかおらず、蛍風との皇子を亡くしている。
蓮華を寵愛する帝は、中宮を誰に据えるのか?様々な憶測が内裏を飛び交い、ついに呪が蓮華に襲いかかる……!
「呪? 夢でも見
てたんじゃないですか」
呪も妖も、目に見えないモノは信じない! すべては物理で解決する!
そんな鈴鹿と陰陽師・晴縁の織り成すサイキック・アクション・ラブコメここに開幕!!
いきなり自分の職業全否定された晴縁の恋の行方は!?
*全話書き終わっています。全十話、一日一話更新。のんびりお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 07:00:00
39426文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:838pt 評価ポイント:632pt
平安時代末期、それは古代との決別の時代。日本の歴史において人が古の時代から飛び立ち中世へと至る階段となった時代。
その時代へと飛ばされた三条夕霧と雨宮茜は一人の少女と出会う。それこそが後に最初の武家政権を創りし英雄、平清盛だった。彼女が切り開く運命を知る夕霧は彼女のため、歴史を根源より変えることを口にする。果たして彼は歴史を変えれるのか?
*タイムトラベルと言いましたが、ある意味では異世界転生?とも言えるかもしれないですね。
最終更新:2019-07-11 23:07:48
154351文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:11pt
大陸を統べる皇大王の権力・権威は陰りを見せ、国内の各所では内乱が続いていた。人と人とが争うのみに留まらず、人智を越えた神や妖が創り出す異界に生存圏を脅かされ、明日を平穏に生きることすら祈らなければならない民たちは疲弊し切っていた。事態を重く見た時の皇大王は国威を取り戻すため、自らの指揮によって秘匿された精鋭部隊を組織し各地へ放った。その組織に属する構成員の一人である穂上もまた、ある重大な懸念事項の解決の為に放浪し各地の異界を潰して回っている。その旅の途中、ある村に現れた不審な
男たちが住み着いたとの情報を受けて訪れる。そこは皇大王の手足である武家の支配を受けない独立した村落で、不審死を遂げた男たちの調査では武家を自称する貴杉一党と衝突する。賊と変わらない一党が村の為に働く事情、武家や他者を受け入れない村の真実について、突如発生した異界を穂上が攻略しながら暴き出し辿り着くその先に在るのは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 21:00:00
15275文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
小心者のくせに好奇心だけは人一倍な武家の三男坊、木村進三郎は雨の中、ある山寺で一宿一飯の恩義を受ける。その山寺に代々伝わる、決して触れてはいけない漆箱、気持ちを抑えきれない進三郎はついにそれに手をかける。
しかしその行ないが現代にまで祟り続けることになろうとは。
そして現代、木村家の末裔の一人、日本屈指のゼネコン企業創業一族の三男坊、木村佑也にもその因果は受け継がれていた。
表現上、少々グロテスクな場面があるため、レイティング設定しています。
この作品はカクヨム
にて公開、完結したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 01:40:25
11552文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
片田数衛門は、参勤交代から国に戻ると妻が男と駆け落ちしていた。武家の掟として女敵討の旅に出て近江は大森藩の領内にある寺で一夜を明かすが、麻疹を患ってしまい、大森藩士大山勘三郎の娘沙那に介抱される。一人娘の沙那は父親から武芸を仕込まれ、婿には娘と立ち会って勝ったものという条件と付けているが、未だ藩内にのそような若侍は居なかった。沙那の介抱を受けるうち、沙那に好意を寄せまた沙那も数衛門に好意を寄せる。しかし、女敵討の立場もある数衛門を婿に迎える事は難しいと思われ、父親の勘三郎は藩
主である最上義智に相談したところ、近々催す剣術試合に勝てば召抱えて結婚も許すとなる。そしてうららかな春のある日、剣術試合に数衛門は勘三郎とともに向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 22:40:11
7261文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
前作で元武家の娘お芳(本名・理芳)を無事に与力・水野左近様に嫁がせた、漬物屋の若隠居・長太郎。
与力様に呼び出されて行ってみたところ、なんやらかんやらで結局吟味方与力の水野様の密偵という思わぬ大役がころこんでまいります。
最初の仕事は大坂中からお金を集めております頼母子講。新田を開いてそこからの上がりを分配すると謳っておりますが、長太郎の鼻にはな~んか臭うとしか感じられません。
与力様からは皆さんが出したお金を講元から取り返すよう命ぜられますが、さて長太郎、どうやって
取り返すのやら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 19:11:04
43315文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
武家の長男として生まれた彼は、虚弱な身体であった。
鉄の武器をろくに振るうことができず、簡易な防具をつけただけでも、まっすぐに歩くことができない。
その弱さを矯正するべく、父親を初めとする人々は厳しい鍛錬を課す。
すべては伝統の槍を託すために……。
最終更新:2019-05-08 18:35:19
3980文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
江戸時代、小間物屋の二代目、竹蔵は愛妻お富に先立たたれて悲嘆にくれていました。
心配した両親は、武家の娘、お宮を後添えに迎えます。
先妻との子宝に恵まれないことに悩んでいた竹蔵は、今度こそと子づくりに励みます。
ところが、生真面目な竹蔵は毎夜のごとく二度、三度とお宮を責めたてます。
とうとうお宮は根をあげて、どうにかしてほしいとお姑さんに相談をいたしました。
相談を受けた竹蔵の母は、一計を案じます。それは……
最終更新:2019-05-05 09:42:29
7012文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:60pt
頃は承久、鎌倉時代。長きにわたる戦乱も初の武家政権鎌倉幕府の樹立でようよう安泰と思えしも、源氏将軍僅か三代にて断絶。まこと諸行は無常でございます。あとを執った北條は平氏。嗚呼、巡る因果は糸車。権力を手中に収めた北條は一族独裁を狙い、かしこきあたりをも悩ませる。世は末法。神も仏もないものか。その絶望の最中、暗雲の切れ間から光が差し込み舞い降り現れた可憐な一輪の花!
誰有ろう!このひとこそ、清和源氏主流鎌倉幕府創設者にて初代将軍正二位権大納言右近衛大将源頼朝が忘れ形見、源朝子
(みなもとともこ)!源将軍亡き後、ますます増長する北條一族。その専横に苦しむ庶民の難儀救いたいと、女だてらに将軍家を継ぎ巨悪に対峙。
源朝子は、狂刃に倒れた兄実朝の無念を晴らすべく「四代将軍」を名乗り、敢然と立ち上がる。
動けば疾風、発すれば雷鳴!英姿颯爽、天真爛漫、清廉潔白!四代将軍に満都は熱狂!!
中世は、価値観と価値観がシノギを削り、新たなものが既存を次々と粉砕していった時代である。政治・経済・信仰・芸術・文化、その担い手は勃興した武家ばかりではない。圧倒的な情熱を持った庶民の出現であった。
その新興勢力庶民から絶大な人気を集めた源朝子。この前代未聞、空前絶後の「人気」には、幕府の魔手・公家の嫉妬・山門の妨害・源平という前時代の亡霊が、束になっても敵わない。愛嬌だけで、どこまで続く快進撃!
源朝子は、新たなる時代の偶像である。その見据える先は、古き時代の象徴尼将軍北條政子。史上最大の継母娘喧嘩!女と女の一大決戦!火花を散らすその行く末は、あろうことかあるまいことか、武家が帝へ牙を剥く有史以来の驚天動地!
世に云う「承久の乱」である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 00:06:19
138760文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:54pt
「帯を解いてくださいませ」清右衛門は、妙にそう言われて動くことが出来なくなった。好いた相手と添い遂げたいという思いはあるが、それが許されない二人だった。
時代のイメージは江戸時代。江戸ではない、どこかの藩の武士の恋愛というか、婚姻にまつわる話というか。ゆるいイメージで書きましたので、そこいら辺はご容赦くださいませ。
この作品は遥彼方さま主催の『ほころび、解ける春』企画に参加作品です。
最終更新:2019-02-14 10:30:08
7736文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:82pt
王国でも有数の勢力を誇る公爵家―――メディシス家。その派閥に属しているウエノ。名前からわかるとおりウエノ家は大昔、転移者によって貴族の位を勝ち取った家だ。代々武家の部門として名を馳せ、魔族との戦いにおいて功績を積み上げていた。
そのウエノ家に神童と呼ぶに相応しい子が生まれた。名前はフミヤ。彼は5歳にして能力を発現し、雷と炎の魔術を自在に操って将来を有望視されていた。しかし彼が成長して軍人となり、戦場に立つ前に異世界からの転移者が現れ、王国の兵を導き魔族との戦争に勝ち、この
世界は平和に包まれる。
その結果、発現後まもなく天才と呼ばれてきたにもかかわらず、数年もすれば彼の力は時代遅れで役に立たないものだと判断され、更に実家の有力騎士団も肝心の討伐戦の際にウエノ家の当主であり彼の父親は魔王軍との小競り合いにより戦場に遅参したことを理由に勢力を弱めてしまう。そしてウエノ家の力は大戦の際に功を建てた家と代わり衰退が始まる。ただでさえ武門の出でありながら戦場の遅参を原因として衰退したウエノ家はそのミスを理由に戦線から外されてどんどん勢力を弱めてしまう。また、その中でもフミヤは三男なため、自身が9歳を過ぎたころには他家に奉公に出されることになった。
そんな彼が奉公に出された先ではメディシス家のお嬢様ネフィリスシアという眉目秀麗の才女がおり、彼は彼女のお付きに任命される。そして時は流れ現在24歳。この世界では結婚適齢期末を迎え諦めていた結婚。しかし、一応奉公に出され、実家の力は衰退したとはいえ貴族。動乱を迎える社会の中でウエノ家の血脈と人脈を広げるために父の跡を継いだ兄の手によって、諦めていた結婚という文字に大いに脅かされることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 21:24:32
225044文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:253pt 評価ポイント:75pt
架空の武家、嵐山家にまつわる物語。
全四話か五話で完結の予定。
最終更新:2019-02-10 08:00:00
46239文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
リダーニュ盟約連合は竜の国である。四方を強国に囲まれながら、空を駆け、地を揺らす竜騎士の奮闘により先祖伝来の土地を守り続けていた。
しかし、不敗の国と謳われる、かの地を狙う者があった。大陸統一の覇業を夢見る西方、ゲラシアル・レーヒ帝国である。かの大帝国の侵攻に、竜の国は存亡の危機に瀕していた。
そんな混迷極まる乱世において、ラダーザ家の次男坊アランは、兄や父と共に竜を駆って戦い、手段を選ばず、御家を残すために奮闘する。
※この作品はライトな群像劇です。魔法の類は出て来
ません。随時改稿修正中。不定期更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 22:49:02
194899文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:34pt
・これは「歌詞をモチーフとしてオリジナルの文章で執筆した小説」です。
・SS投稿掲示板にも投稿しています。
【あらすじ】
とある街道。悪漢どもに囲まれた武家の下女だったが…
最終更新:2018-12-30 23:48:08
1576文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
武門の侯爵家に生まれ、父はこの国の英雄。母が夜盗に殺されたのをキッカケに、私も剣を学ぶことを決意した。目標は、父と同じく軍に入って母の悲劇を繰り返さないこと。思いの外、剣は性にあって強くなったのだけれど……女は軍に入れないことを知ってしまい。その上、貴族のマナーも何一つ学んでこなかった私に代々宰相を輩出している公爵家との縁談が持ち上がってしまった……。
最終更新:2018-12-02 20:09:33
356903文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:42459pt 評価ポイント:12393pt
「わらわは、骨の髄まで武家の女として生きよう」
恋だの愛だの、夢のまた夢。ーーそう思っていた頃が、ありました。
薙刀の名手、於稲(おいね)が政略結婚で嫁いだ相手は、因縁の相手・真田家の嫡男!
お家の為と嫁いだけれど、予想外の温かな旦那様の愛に包まれて……やがて大きく動く歴史の奔流に、夫婦で立ち向かいます!
※実在の歴史上の人物をモデルにしていますが、定説と異なる解釈をしている部分もあります。
※カクヨムにも掲載しています。同時更新中。
最終更新:2018-11-26 18:05:50
137798文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:60pt
武田家。
戦国時代を彩る戦国屈指の最強の軍を率いて数多の強者どもと渡り歩いた戦国大名。平安末期には鎌倉幕府を開いた源 頼朝と台頭していた武家の棟梁であり次々と領土を広げたが政略に負け、一族の多くが粛清され一家臣にされた。更には室町幕府の足利氏の一介の一国の守護とされた。昔ではあるが天下に近かった武田家。室町後期になると昔のように次々と領土を広げ、天下を狙える大大名となったものの、時の天下人・織田信長により滅ぼされ儚く表舞台から消え去った……。
武田家を愛してやまない青年は
ある日突然、戦国時代へタイムスリップした。
これはよくある転生ものか?
はたまた、神隠しの類いなのだろうか?
いや、そんなのはどうでもいい。
とにかく武田家に天下を取らせる!
一人の青年が織りなす新たな日本の歴史が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 00:32:34
5382文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:10pt
とある武家の、老将は病の床にあった。
その彼たっての願いは、若き頃、全国を巡っている際に飲んだ、雪解け水だという。
水でありながら、飴のように甘いのだが、今の技術による水飴では老人は満足しない。
思い出の水を求め、奉公人たちは全国へ散った……。
最終更新:2018-11-02 19:57:40
3970文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
享保六年(1721年)、八代将軍徳川吉宗と南町奉行大岡忠相は、男子の無い武家を存続させるために「女武士令」を制定する。それにより、武家社会に女性が進出し始めることになった。
それから百年後の文政四年(1821年)。
女武士令を制定した名奉行"大岡忠相"の子孫「大岡はつ」は「大岡忠春」を名を変え、先祖と同じ南町奉行となって日の本に新たな風を巻き起こす。
※連作短編集なのでどこから読んでもあらかた話は分かります。
最終更新:2018-10-23 02:00:00
790094文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:38pt
輪影寺拳法の使い手で寺の跡取りである高校一年生の一条湊(いちじょうみなと)は、武家の継承者で幼馴染の少女に淡い恋心を抱いている。しかし、練習中に彼女に奥義を使ったことで恨みを買い、少女から果し合いを申し込まれた!
そして、彼女が放つ覇気が妖魔を生み、新たな決戦が繰り広げられる!
現代の田舎町を舞台にした拳法アクション&ファンタジーが、今始まる!!
なろう初参加で、次話設定さえ危うい素人です。改稿、修正を重ねており、突然リライトをしたらご容赦ください。
犬の幻獣が登場し
、恋愛要素もあります。
格闘小説ですが、男女問わずお目通しを頂けたら幸いです。感想もお待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 20:00:00
9964文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:69pt 評価ポイント:57pt
作:◆Qj467Lt3/E
コメディー
連載
N3696EX
ワケあり貧乏のじゃロリお姫様が思わず呟いた。
「ひもじいのじゃ」
朝食、草! 昼食、草! 夕餉、草! ここ一ヶ月の献立、草のみ!! 牧草を食べすぎてもはやそれ以外の味が思い出せなくなった姫様が貧乏をどうにかすべく立ち上がった!
「牧草を食べすぎてどの週で狩られた草かすらわかるようになってしもうた! 嫌じゃ! このまま牧草マイスターになぞなりとうない!」
目指すは美味しいご飯と温かいお布団! 手始めに畑を豊かにする為、近隣にある迷宮で妖魔を狩り、それを畑に撒くことを
決意する!
妖魔! それはこの世の物とは思えぬ化物!(ハイファンタジー作品なので当然この世ではないのですが)恐ろしい妖魔を相手に、腰に携えた名刀草刈り丸(主な用途は草刈り)で立ち向かう!
時には一人で勝てない敵もいるが、そんな時には頼りになる家臣達がいる!
「サービス残業マジクソ」とか「この武家マジブラックでござる」とか「あー、週休六日にならんでござるかなぁ」としょっちゅう漏らす家臣たちだが、いないよりはマシである!
因みに、鼠ベースの獣人だから姫様の半分ほどの背丈しかないぞ! 大掃除の時は姫様ばかりに重い家具を持たせるガチ畜生共だ!!
美味しいご飯と温かいオフトゥンだけが姫の望みであったが、姫に隠された出生の秘密が平和な暮らしを許さない!
自分が住んでいる村だけでなく、領地があるスカンピン国! それにスカンピン国がある白虎の地! 果てには世界を巻き込みながらも世界へ羽ばたきそうで
「えぇ……お外の世界怖いし、妾村から出たくないんじゃけど……なんか無礼討ちとかあるんじゃろ? 村の外マジ怖いのじゃ……」
羽ばたかないっっ!!
のじゃロリ和風幼女がなんやかんやで天下を取るエセ和風ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 23:43:28
140323文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:26pt
第四回・文章×絵企画参加作品です。某は武家の三男、長屋に居を構え、内職に励み、読書にふける。
最終更新:2018-08-20 00:00:00
1082文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
いじめられっ子だった少年、灰原昇太郎。
彼はひどいいじめに苦しんでいたが、その苦しみから感情が爆発して高い橋から川へといじめっ子たちの目の前で投身自殺を行った。
死んだかと思うと目が覚めた場所は何故か戦国時代。
行き場のない昇太郎を拾ってくれたのは武家の娘の琴乃。
同じ灰原という名の姓を持つことから助けてもらえた昇太郎は衣食住を何とかしてもらえることとなる。
しかしいじめられっ子だった昇太郎には戦国時代での生活はきつく、ボロ雑巾のようになって与えられた部屋で寝込む。
その時
に甲斐甲斐しく世話をしてくれた琴乃に昇太郎は生まれて初めて恋心を抱く。
ボロ雑巾のようになりながらも琴乃と過ごせる日々を満喫していた昇太郎だが、弱小国であった灰原家は常に厳しい世渡りを強いられており、隣国の大国同士の争いに巻き込まれていく。
危機的状況に陥った灰原家だが、そこにいじめられっ子だった昇太郎の成長した姿と彼が持つ知識と作戦が未来を切り開いていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 22:44:26
233982文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:348pt 評価ポイント:128pt
永禄6年(1563年)、織田信長はそれまでの清洲城を引き払い、尾張平野のこんもりした小山である小牧山に城を築いて、永禄10年(1567年)まで居住する。宿敵である斉藤龍興の稲葉山城を攻めるためである。
この城替えにより、小牧山城は近代築城術の先駆けとなり、小牧城下町も近代城下町のモデルケースとなった。そういった表の歴史に隠された秘伝が、いまもなお小牧の津々浦々でひっそりと語り継がれている。それこそがキツネ伝説であり、吉五郎礼賛秘話である。
本書は聞き得たかぎりでの吉五郎
伝説をまとめた小編である。なにぶん450年以上前の出来事の伝聞なので、辻褄の合わないところや突拍子もない荒唐無稽な逸話も差し挟まれている。そこはそれ、想像力を駆使したり、妄想を逞《たくま》しゅうして補うほかはない。
以下は本編のあらすじである。すでにあらすじからして、なにやら胡散臭い気が漂っているが、この物語は小牧の人々によって語り継がれてきた一片の真実を、広くあまねく高らかに謳うものである。
時は戦国時代。尾張平野のただ中に、こんもりとした小山があった。その山にはキツネが住んでおり、親分の名を吉五郎といった。同じころ尾張で敵なしの武将が、そのキツネたちの山に城を築こうと向かっていた。織田信長である。状況を見極めるや吉五郎たちはやむなく山を降りた。
山の木々は伐採され、山じゅうに武家屋敷が建てられ、さらに山の北側の原野が切り開かれて城下町が整備された。
信長は町を整えると、宿敵の斎藤方に味方している織田信清の犬山城へ出陣した。その帰り、あるはずのない城が小牧の草原に出現していた。これこそ、キツネの吉五郎たちが渾身の力で築いた幻の城だった。キツネたちの逆襲が始まる。
信長が苦境に立たされたと思い込んだ京都の公家は、陰陽師《おんみょうじ》の安倍|晴雨《せいう》をつかわし、同盟者の徳川家康は、キツネ退治にたぬきを寄越すと言ってきた。京の連歌師《れんがし》、紹巴《じょうは》もトリックスターとして活躍。町衆も巻き込んでの大騒動が始まる。吉五郎はお山を取りもどすことができるのだろうか。
(エブリスタに重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 05:24:20
58993文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
スカッと爽快、歴史ファンタジー。
時は建武元年(1334年)。鎌倉幕府が滅亡して一年。後醍醐天皇は、約百四十年続いた武家中心の政治を改め、公家一統の政治を推し進めようとしていた。
しかし、政治は腐敗し混乱をきわめ、強欲で淫乱な公家が権勢を振るっていた。
賀茂神社に務める世にも美しい巫女、玉(たま)は、誰もが対処に困ったその公家に、正義の鉄槌を下すことを決意するのであった。
『 しろうと絵師による 「なろう小説」挿絵 製作日記 』
https://ncode.syo
setu.com/n5400en/
の「美少女さしあげます」企画では、
作成した美少女画(巫女)を題材とした小説を募集しています。
( 詳しくは、「その8 美少女小説を募集いたします」にて )
お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 15:00:00
38052文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:70pt
作:takinoon
現実世界[恋愛]
連載
N3007DK
もう一つの地球の大正エリアで産まれた主人公キサは旧武家の一人娘。文明開化により稀有となった異能力に目覚め学院へ通う事になった。
■キャラ:暴君〔黒金平淡〕、華族〔名輿煉〕、優男〔蝶ロヴィ〕、孤高〔天神雨木〕、異国かぶれ〔クレセタ〕、教師〔多丹ハノイ〕
【怠惰に生きて人生の最後は悪魔に看取られたい】主人公の生華マナは高校生活が始まった。悪魔ベリアンは自堕落な生活をするように誘惑してくるので回避しよう。
■キャラ:級友〔宇佐美ケイジ〕、バイト同僚〔犬飼シジツ〕、大学生〔巣喰リク
ス〕、共犯者〔津熊サクト〕、異端科学者〔十六夜デンジ〕、兄〔生華ツクダニ〕、悪魔〔ベリアン〕
【umbrelela<アンブレイラ>~傘と恋をする死ンデレラ?】主人公の漆傘后咲々<しかさきささ>”は傘マニア。帰宅中に7色の雷に撃たれた事を切っ掛けに人間になりたい傘の精霊7名に心臓(ハート)を狙われる。
■endありキャラ:蝙蝠傘〔ヴァブ〕「貴女は人になった傘を愛せますか?」、蛇の目傘〔青巳〕「必ずお前の心臓をもらう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 01:05:32
7643文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
平成18年9月、城之内敏夫は白河清二郎の訃報に接する。
彼は奈良県桜井市の三輪山の麓に住んでいる。妻の冴子と2人暮らし。彼の家は千数百年続く名家である。
後日、城之内は白河邸を訪問。冴子は多忙で留守。賄婦の二階堂妙から白河清二郎の死は自殺である事。彼の書斎の机の上に習字紙に――大化改新――と血文字で書かれていたと告げられる。
城之内が白河邸を始めて訪問したのは20年前の事。以来白河清二郎から聞かされていた事は、
日本の古代史――奈良朝は新羅系天皇家、平安朝は百済系天皇家
が支配していた、というものだ。しかも大化改新は当時の新羅の国内事件であって日本には大化改新は無かったと主張していた事だ。
そして中大兄皇子と天智天皇は別であり、中大兄皇子のモデルは新羅の太祖武烈王であり、彼こそが白河家の先祖であると明らかにした。
奈良朝末期、新羅の滅亡により、奈良の朝廷はその後ろ盾を失い滅亡。代わって百済系の桓武天皇の平安朝になる。
以後、武家の台頭により百済系から新羅系天皇家に代わる。明治になり明治天皇すり替えにより百済系天皇となり現代に至る。
奈良朝で栄華を極めた新羅系渡来人(白河家の先祖)は平安朝以降百済系渡来人にとって代わられ、地獄の日々を送る事になる。
この悪夢の連鎖を断ち切るために白河清二郎は彼の代で白河家を終わらせようとしたのだ。しかし白河家傍流の縁者たちの抵抗にあい、自殺を強要され、冴子もまたその後を追う事になる。
白河清二郎亡き後、実弟の娘が白河家を継ぐ。彼女は城之内に古代史の研究を許すが、それを世間に公表してはならないと厳命する。そしてお目付け役として二階堂妙との結婚を命じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 15:04:13
39520文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
平安時代風の和風異世界。私、十七歳の下級貴族の娘の桃子姫は、亡き母の跡を継いで後宮女官の小桃内侍として働くことに。しかし結婚間近だった婚約者は、大反対で婚約破棄か!? でも出仕しちゃいました! 後宮でのお仕事は大変だけど、何だかんだ言っても優しい恋人、頼りになる女官達、素敵な公達、姫君達に囲まれて楽しく過ごします。でも後宮女官のお仕事とは思えない、怪しい妖しい変な仕事も押し付けられそう!
※後宮女官の仕事内容は、あくまでも作者の空想ですので、非現実ファンタジーと言う事でご了承
願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-21 00:49:12
61638文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:121pt 評価ポイント:33pt
明智十兵衛光秀は織田家に仕官した。有能な主たる信長公は、部下の限界を見切るのがうまく、常に限界の少し先の仕事量を割り振ってくる。
それを懸命にこなすうちに夢とうつつの区別がつかなくなっていき、ストレスが限界突破したのだった。
最終更新:2018-04-21 16:24:29
2659文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:301pt 評価ポイント:231pt
妻の志保と古川を拉致された波多幾雄は気力を振り絞って太秦のお宝探しに奔走する。
崇神天皇、神武天皇等を調べる。結果この2人の天皇は1人の大王(ニギハヤヒ)の事蹟を2人に分割したものと推量する。そしてニギハヤヒの父スサノオは失われたユダヤの十支族の長ではなかったかと結論付ける。日本にもスサノオの伝説が牛頭天王(エジプトのバアル神)として伝わっている。
太秦のお宝=ユダヤの神との契約の聖櫃アークを日本に持ち込んだにはスサノオでそれを大和に運びいれたのがニギハヤヒと結論した。
その後、歴代の天皇によって契約の聖櫃アークは大和から各地を転々とする。最終地伊勢の内宮に納められる。
しかし平安京が出来ると、桓武天皇によってアークは宮中に納められる。それ以後鎌倉時代になると武家の力が朝廷を圧倒する。各地に内乱が勃発する。アークは秘かに伊勢の地に運び込まれる。
伊勢のどこかにあるのでは・・・波多がここまで推理した時、波多は志保と古川に再会する。
そして3人は伊勢に移される。その直前、謎の人物は”太秦のお宝の隠し場所を解く鍵は伊雑宮にある”と告げる。
3人は伊雑宮について調べる。伊勢の内宮、外宮、伊雑宮も秦氏の創建によるものと知る。そしてこの3社は元々3社一体で存在していた事を知る。
しかし伊雑宮の何処をどう調べれば、太秦のお宝と結びつくのか全くの不明であった。
3人は一旦常滑に帰る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 09:30:15
44909文字
会話率:8%
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総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
父親の正妻の子でなかったゆえに、母親の実家である百姓の家で育てられた信一郎。
しかし、正妻の絹代が身罷り、父親の市右衛門に子がなかったゆえに、八十石取りの武家である鷲頭家に引き取られる事になる。
武士に憧れを持っていた信一郎だったが、事の成り行き上父親に対するわだかまりを捨てきることができないままに成長し、元服を迎える。
だが、その父親が同輩の丸山英治郎に惨殺される。
丸山英治郎は藩内で名高い剣の達人であった。
武家の定法から仇討ちのをすることを余儀なくされた信
一郎は、剣術の師匠である平山三左衛門に剣を鍛えなおしてもらう。
そして、仇討ちの旅に出る信一郎。
だが、その心の中には、父親を殺した仇を憎み切れない矛盾が渦巻いていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 07:00:00
21662文字
会話率:28%
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総合ポイント:46pt 評価ポイント:38pt
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