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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:311 件
シーラは、閉ざされた世界で生きていた。
物心ついた時から外出は厳しく制限され、生活は母親との二人だけ。
娯楽と言って良いものは本を読むことと母親との手遊びぐらいなものだったが、それでも本人は満足だった。
幼いシーラにとって、最愛の母とたまに訪ねてくる優しい父がいてくれたら、それで結構幸せだったのだ。
だがある日、父が死に、続いて母が死に────シーラが狭い建物の中に幽閉されるようになると、彼女の心の支えは本の世界だけになった。
そこではシーラは邪魔者で、会う人
全てに辛く当たられる。
それでもシーラは日々に耐えることができていた。
どんなに辛い目に遭っても、寝床の隠し本棚に幼い頃から好きだった本があったから。
────『天空城の白き魔王』。
昔から世界中で語り継がれている有名な御伽噺で主人公の『魔王』は他人の迷惑を顧みない嫌なやつ。
貴重な宝物を独り占めする、けちで、意地悪で、嫌われ者で、子供向けの御伽噺に相応しい『わるいやつ』。
でも、シーラはそんな魔王が好きだった。
たとえ世界の全てを敵に回しても、我関せずと高笑いしながら自慢の城で空を飛び回り、どんな我が儘も力づくでやり通す……ずっと籠の鳥だった、自分とは正反対の存在に憧れた。
そんな気ままな主人公がいる物語に浸っている間は、シーラも自由になれたのだ。
だから、親族の意向によりシーラが処刑されることが決まった日。
不意に目の前に現れた見知らぬ白銀の髪の男に、シーラはその物語の話をした。
できれば自分もあんな風に生きたかった、と。
すると男は夜空に浮かぶ影を指差して、涙を浮かべる少女にこう言った。
「ならば────俺の城に来て、働くか?」、と。
◇
これは後に、『天空城の白き魔女』と呼ばれる一人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 19:32:59
32105文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:1802pt 評価ポイント:1160pt
俺が図書室で図書委員の仕事をしていると、本棚にタイトルの書いていない本を見つけた。
その本には何故か『封印』と書かれたおふだが貼られていた。
俺はニヤッと笑みを溢しながら、その本に貼られているおふだを剥がす。
すると────
こちらは、なろうラジオ大賞の参加作品です。
最終更新:2022-12-05 16:00:06
952文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:104pt
僕が再び図書館を訪れた時、先程見た人見知りの彼女の姿はもうなかった。それと入れ替わるように、海中に差し込んでいるような柔らかな光の筋を背景に、随分と目立つ容姿の少女が本棚と本棚の間に立ち尽くしていた。
最終更新:2022-11-29 17:00:00
6952文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
「魔法もダメだと言って!聖剣士もダメだと言って!なんで!」
かなり強硬なムームの態度と話し方に心が痛かったのか、ラースは涙が混ざった悔しさを爆発させた。
そんなラースの反応にムームもとても困った様子を隠せず、ラースをなだめ始める。
「はぁ…ラース。魔法は…。そう、魔法なら今すぐ無理でも後はどうなるかもしれない…。しかし、聖剣士だなんて、それは不可能だよ」
話し方が柔らかくなっただけで結論は少しも変わらない。
ムームは空言でも嘘をつかない。
不可能。
多分、ムームではない
誰もが同じ結論を下すだろう。
なぜなら、それがこの世の本質であり真理だからだ。
「不可能?どうして?」
「どうしてだって?ふぅ…」
泣きそうな反応に心が弱くなるのも当然だが、ムームは長いため息と共に呆れるようにラースに向かって本棚1ページを広げて差し出した。
「だって、ラース、お前…」
そして、きちんと現実をゆっくり読んでくれた。
「デュラハンだろ」
ムームが広がるページ。
そこにはラースのように頭のない亡者一つが聖剣王の剣に体が両端される姿が描かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 21:52:17
39226文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
どんな事にも全力で取り組む少女「真輝」。父の本棚を(小遣い稼ぎに)漁った所、なにやらゲームを発見。これはやらねばなるまいと、近所に住む暇してるであろう「龍治」を巻き込み、いざ冒険の旅へ!
最終更新:2022-11-09 11:30:38
197657文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:67pt 評価ポイント:33pt
東京都千代田区神田神保町。
ここには世界一とも言われる古書街がある。
その一角に十年前に突然現れたその建物。
それは一見するとごくありふれた建物であるが、実はある目的のためだけに特別に設えたものである。
その目的。
それは本の収納。
そして、この建物の主が天野川夜見子。
天野川夜見子。
彼女が暮らすこの建物を埋め尽くしている本が二千万冊とも三千万冊とも言われる彼女の蔵書のほんのわずかであるという有名なビブリオフィリアである。
彼女が使う膨大な本の購入資金は古今東西あらゆる
言語を読み解ける彼女の異才に目をつけスポンサーとなった日本はおろか世界をも闇から支配する橘花グループのオーナー立花家から得ているものである。
だが、たとえどれだけ潤沢な資金があろうとも、それだけでは他人の本棚にある貴重な本が手に入るわけではない。
しかし、彼女にはその手段があった。
天野川夜見子の望むものを手に入れるために粘り強くそれをおこなう優秀な交渉人。
一方でどのような好条件を提示しても首を縦に振らない蔵書家はためらいなく殺して目的の本を強奪するという裏の顔を持つ人間。
それが彼女が持つ手段。
蒐書官なのである。
「……私には世界中から本を集め、それを読むという崇高な使命があるのです。そして、そのために日夜命がけで働いている者たち。それが蒐書官なのです」(天野川夜見子)
これは世界屈指の蒐書家「古書街の魔女」こと天野川夜見子と、日本人の、それもそのほんのわずかな者にしか顕現しない特別な能力を駆使する彼女の使い魔たる蒐書官たちがあらゆる手段を使い世界各地に眠る幻の書を手に入れていく物語。
※長文を多用しているので横書きでも読みやすいように一文ずつ間隔をあけています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 07:39:22
788110文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:374pt 評価ポイント:152pt
ある一般家庭から生まれた男の子、ナイルには、一つ、大きな秘密があった。それは生まれながらに、一つも魔法が使えないと言うことである。
そんな彼は、冒険者の追加天賦によって、スキル「圕」《としょかん》を手に入れる。
しかし、周りの人が強力なスキルを手に入れるなか、ナイルは本棚を出せるだけ。
自分には生まれつきも、その救済にまで神に見捨てられていると悲観するナイルに、突如一冊の本が現れる。
それは奇跡か運命か、一冊の本とスキルから始まる、成り上がりストーリー!
最終更新:2022-10-21 21:17:19
8086文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
作:歌川 詩季
現実世界[恋愛]
完結済
N6165HW
恋に破れた少女が、自分に問いかける。
あたしは、ちゃんと失恋できたのだろうか?
散らかった部屋で。読みかけの文庫本と、自分の恋とを重ねながら、水のはいったペットボトルを口に運ぶ。
そして、彼女なりの「失恋」の意味に気づくことになるのだ。
最終更新:2022-10-15 12:00:00
4882文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:58pt
実家にある本棚の本。
あなたはその中身のすべてをご存じでしょうか。
最終更新:2022-10-14 23:52:59
2325文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
実家を片づけた話。
他サイトにも掲載。
最終更新:2022-10-07 12:52:57
2946文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:90pt
ある日、いつものように書きためた本を本棚にモナカと一緒に預けたミナモ。その時、とある本と本が重なり、ミナモやアカリ達に、ちょっとした騒ぎが起こりはじめた。
この作品は、以前書いた『これくしょんブック』の続編です。読み返して書いていますが、辻褄が合わない部分があるかもしれません。週一の更新予定をしています。
最終更新:2022-09-25 13:00:00
28166文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神様より偉い存在の悪神様。
その悪神様の1人、眩耀神(げんようしん)様は、神様から人間の話を聞き興味を持った。
ただ、人間のことを何も知らなかった眩耀神様は、付人であるダリアに人間マニュアルを整理するよう依頼する。
ダリアは尊敬する眩耀神様のお願いに応えようと張り切るが、本棚を倒してしまい、漫画を含む10万冊にも及ぶ本がごちゃ混ぜになってしまった。
▪️例えば、人間世界では「王族は1番偉い」となっているが、人間マニュアルでは「王族は庶民で1番身分が低い」とごちゃ混ぜ
に。
▪️例えば、人間世界の午後の挨拶「こんにちは」を人間マニュアルでは「君の瞳は素敵だね」と色々とごちゃ混ぜに。
そのことを言い出せないまま、眩耀神様はごちゃ混ぜの人間マニュアルを持って、人間世界に転移をしてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 23:00:00
78289文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:88pt
作:メカ喜楽直人
異世界[恋愛]
完結済
N7293HS
その人は、高い所にある本を取りたくて本棚と格闘しているサリを助けてくれた人。
背が高くて、英雄と称えられる王族医師団の一員で、医療技術を認められて、爵位を得た素晴らしい人。
けれども、サリにだけは冷たい。
苺のクリームケーキが好きな教授と真面目すぎる女学生の恋のお話。
(Twitterの性癖タグから生まれたお話です)
最終更新:2022-09-09 16:00:00
125457文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:1102pt 評価ポイント:750pt
久しぶりに家に帰ってきた自分は、本棚から魔術書が無いことに気が付いた。
最終更新:2022-08-17 23:35:14
1932文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
信樂楼(しがらき ろう)は荒廃した世界で一人物語を書き続ける孤独人。
ある日、大きく揺れだす本棚。
その原因は読んだこともない一冊の物語――『グラティア』
その物語から吐き出された女性は目の前で非現実的な異能を見せる。
彼女の名は征條茜(しょうじょう あかね)
そして物語の主人公だと言う。
彼女は言った。
「私たちの物語を正しい物語にするための助力を、どうかお願いできないでしょうか?」
――これは現実と物語を繋ぐ物語
*カクヨムにて31話まで連載。
最終更新:2022-08-12 03:09:47
111930文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
話の舞台は、大正時代の文化が続いている日本。
主人公である、夜桜 楓(よざくら かえで)は、その見た目から、中学生…いや、人によっては小学生だと思う人もいるだろう。だが、年齢は26歳であり、かなり大きい洋館に一人で住んでいる。洋酒と葉巻と本をこよなく愛しており、四方を、一冊隙間のない本棚に囲まれた書斎に数日過ごすこともしばしば。かなりクールな性格で、人と話すときも必要最低限のことしか会話をしないが、1人だけ、仲良く会話をする人間がいるが、楓は頑なに認めようとしない。紫苑のこと
は、そのまま「しおん」と呼んでいる。
そして、助手である、赤羽 紫苑(あかばね しおん)は、年齢は26歳、見た目も長身なため、年齢相応だが、楓と一緒に行動をしていると、親子にしか見られない。楓の洋館で生活しており、その気さくな性格から、基本的に依頼人などに接するのは紫苑である。楓が唯一仲良く会話する相手であり、紫苑も楓のことが好きである。楓のことは、「姫」と呼んでいる。
一見すると、デコボコに見える二人だが、お互いの信頼関係は、かなり深いため、阿吽の呼吸で動くことも多々ある。が、やっぱり、歩調の合わないこともしばしば…
この二人が、難解事件を解きまくる…かも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 08:56:33
11279文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
自分には秘密がある
家の地下室に降りて、本棚にある一番古そうな見た目をしている青緑色の特別大きな本の8939ページ、そのページの先に自分だけの特別な世界が広まっている。この先で出会った大きな猫と、自分との話。
最終更新:2022-08-06 19:18:15
881文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「いや、しかし、ゴミではなかったか?」
敬愛する先輩の作品を、自分から見て右側の本棚に押し込んだ。もう一度、いやしかし、とは思うことはなく、ゴミと判断した本が並ぶ右側へ、強く押し込んだ。
【最低週一で投稿します】
最終更新:2022-07-30 18:46:26
1367文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
12歳になるまで病弱で寝たきりだった本好きの男爵令嬢、シャーロットは、毎週王立図書館に通っている。
本棚の乱れを見つけてはこっそりと直したり、人気のないお気に入りの場所で、本に囲まれて読書をするのが何よりの楽しみだった。
ある時、こっそり本棚を整えているところを司書のテオに見られてしまう。
テオには、少し秘密がありそうで…
本好き(そろそろ変態の域?)で健気な令嬢と、本好きでちょっと意地悪な司書さんの恋のお話です。
最終更新:2022-07-13 10:07:26
40401文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:8710pt 評価ポイント:6768pt
【傾向】
「大きな年下美形×小柄な年上平凡」
三年間下っ端だった俺に、凄く大きな後輩ができた。
【舞台】
ファンタジー異世界。ただし、転生も魔法も使わない、若い二人のお仕事の毎日です。
最終更新:2022-07-08 22:12:30
16889文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:98pt
学生時代の私は図書委員。
もっぱら本棚の整理を任されていた。
毎日のように乱される本の並びを直していく。その本棚の一角に、奇妙なポジションがあって……。
最終更新:2022-06-28 17:42:31
3645文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
私がメガネを書けるようになった経緯がここに!
皆さま、自分の目を大切にしていますか?
最終更新:2022-06-09 16:36:36
1527文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:88pt
主人公、島浦滝男は自室の本棚に見知らぬ本を発見する。その名も"沈黙の書"。同級生の宇多田京子もインターネット上に奇妙な添付ファイルを発見していた。2人は互いの発見物の内容に共通点のある事を確認する。
最終更新:2022-06-08 10:54:02
5602文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
主人公のギルは不思議な空間『ライブラリ』でヒロインのメラに出会う。
『ライブラリ』には本棚がたくさんあったが、本は一冊もなかった。
メラの提案で本棚に本を入れるために『本集め』をすることになる。
この小説が初投稿です。一応エンディングは考えていますが、いつになるかは未確定です。
この小説の性質上、様々なジャンルの物語を書いていきます。そこの所、ご了承下さい。
最終更新:2022-05-19 18:49:42
3117文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
本棚しおりは高校を卒業してから小説家を目指すことにした。「私、今日から小説家になる」喫茶店で働きながら小説家を目指していく物語である。
最終更新:2022-05-02 01:07:25
8499文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
読み専の一人がなろうのブックマークについて感じていること。
最終更新:2022-04-22 13:00:00
1530文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:192pt 評価ポイント:190pt
山田と海風、野球部に入っている二人のちょっとした日常。
本棚学園シリーズ第四弾
合間を縫って書きました。
最終更新:2022-04-13 19:00:00
594文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
本棚に囲まれて生活する少年レトは、本の世界に入って様々な人に出会い、様々な体験をする。
レトはそこで何を見て、何を感じるのだろうか。
最終更新:2022-04-13 03:03:59
1050文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
本棚学園にある音楽部のお話。
すれ違う二人の運命やいかに。
超短編小説、本棚学園シリーズ第三弾。
最終更新:2022-04-06 19:00:00
962文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
バレンタインデー
本棚学園にあるとある部室で、
チョコを渡そうと画策している少女の姿があった。
最終更新:2022-04-02 18:47:27
800文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
とある場所に存在する本棚学園
その部室で二人きりで本を読む男女がいた
本の大好きな二人は
その日あることがきっかけで関係が変わる
臆病な内木とイタズラ好きの先輩
二人の関係はいかに!?
最終更新:2022-03-29 19:00:00
823文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
どこかの本棚から時折、私の脳内へ本が一冊引き出される。それは大抵の場合、図書館へ行こうとインターネットで探そうと見つかることはない。私はそれを読むことを何者か(本能?はたまた神であろうか)に強いられ、私自身も抗うことなく読んできた。一冊を読み終えると私は書評を書く。言うなれば夢日記のようなもので、現物の残らない数多の脳内に訪れる本たちの、記録を残しているということだ。
時期が来れば、私はこれを本にしようと思っている。この病気めいた現象が、少しでも生活の足しになるのなら、ま
だ私の苦悩の日々も報われるというものだろう。
………
シェアワールド小説企画、コロンシリーズの参加作品です。
http://colonseries.jp/
この小説はifシリーズに区分され、その他のシリーズとの関わりはありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 15:36:13
12688文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
私の夫・将くんは女性にモテるタイプではない。
なのに、結婚した年の年末の大掃除で、私は将くんの本棚の奥にひっそりと隠されていた『ゴディバ』のチョコレートの缶を見つけて、心穏やかではなくて……。
本作は、藤乃澄乃さま主催「バレンタイン恋彩企画」参加作品です。
最終更新:2022-02-02 05:07:05
3482文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:590pt 評価ポイント:542pt
恋をした女の子の話です。以下本文から抜粋。
『だって、好きな本を全部知ってる。読んできた本を知ってる。本棚の中身を全部知ってる。』
『そこに居るのは私でも良かったのに。私が居たかったのに。』
最終更新:2022-01-31 20:32:23
3916文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
作:もちこみこんにゃく
ローファンタジー
短編
N4495HL
「何処か怪しい気配を漂わせる行商人から私は窓を買った
そして、私はそれが魔法の窓である事を知る」
子供が初めて図書館に踏み入れた時、ここにある本をすべて読んでいいのだと知るあの素晴らしい歓喜、絶え間ない幸福
そんな彼、彼女が目に留まった本棚の一冊、その背表紙に指を差し込み、傍らの椅子で時が経つのも忘れてその世界に入り込む、そんな勝手な印象を持っています
読むかどうかのご参考にどうぞ
最終更新:2022-01-29 21:03:30
11456文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大型書店や大きな図書館。無目的にお散歩。なんということなく惹かれる背表紙とその題名。リアルワールドに限らず、ネット空間でも、そういう感覚があるなあ・・・と、思う今日この頃です<(_ _)>(*^-^*)いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)
最終更新:2022-01-15 10:34:35
590文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:74pt
おめでとう! きょうのよるから きみは 流れ星だ!
最終更新:2021-12-22 13:42:32
823文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:46pt
毎週土曜日、おやつの時間。まいど日記。
どうぞお楽しみください。
最終更新:2021-12-18 15:00:21
674文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
作:iwakou
ローファンタジー
短編
N0711HJ
ある空き家に遺された、大量の書籍。
私は、その持ち主を想像すると意外な事実が。
最終更新:2021-12-09 00:26:26
252文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
突然見知らぬ場所に召喚された日本人約30名。全員が異様な力を得ていたが、それを理解する前に囚われてしまう。
主人公(天パ)とヤクザ(っぽい人)、メガネ(黒縁)の3人で女性たちをなんとか助け出し、そのどさくさの中で王を殺めてしまったために追われる身になりながらそれぞれの道を歩き始める。
ある程度活動するとバッチリーが切れたように気を失う体質の主人公は、とある少女と出会い別の世界で生きることを決める。
元の世界に大きな心残りがあるヤクザの兄貴は帰還のために奔走する。
優柔不断な
メガネくんは、助けた女性と成り行きでハーレム旅をする。
※主人公最強ではありません。
※ヒロイン最強です。
主人公がハーレムになるかは未定ですが、可能性は低いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 17:17:27
18271文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
気難しかった夫に先立たれて数ヶ月。本棚の中に見慣れない包みを見つけた。
※エブリスタにも掲載しております。
最終更新:2021-12-03 15:16:13
1876文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
一久一茶Twitter(@yuske22798218)にて行われるリツイート企画で読んだ小説の感想を書き込んでいく場所を作りました。皆様への応援と、私自身の本棚として使います。
詳しい情報は、まず本ページ説明を読んでいただきたいです。
最終更新:2021-11-20 03:13:49
341文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
伝承や民話収集が趣味の箱見(ハコミ) 佑は地震によって倒れてきた本棚によって潰されて死んでしまう。
そして次に目覚めたときには手足がを動かすごとも出来ず、見知らぬ青年に抱えられていた。そして青年はは子供程度の背丈しかない二足歩行の醜悪な生き物---ゴブリンに追われており、必死になって石材で出来た真っ暗なダンジョンの中を逃げ回っていたが脚を絡ませて転んでしまう。
そして転んだ衝撃で地面へと投げ出された箱見は、青年がゴブリンたちに向けて抜いた短剣に映る姿を見て驚愕する。そ
れは大人が小脇に抱えられる程度の、木でできたような箱。そして箱となった箱見にゴブリンの持つ棍棒が振り下ろされたとき、さらなる変化が訪れる。
「いっっってぇえええ!!?」
固く閉じられていた箱見である木箱の口が僅かに開き、そこから痛みで悶える少女の声が辺りへと木霊する。そして瞬き1つにも満たない刹那の時間、今まで木箱があった場所には濃紺のローブを深く頭から被った小さな少女の---箱見の姿があった。
そして箱見(ハコミ)は襲い来るゴブリンの1匹の喉へとギザギザの真っ白な鋭い牙で食い千切り、あっという間に絶命させる。他のゴブリンはその様子を見て逃げ出していく。
ゴブリンたちを撃退した後、青年によって連れられた街で、自身が伝承などに出てくる不思議な化け物などが出てくる異世界に居ること、そして箱見が最初に気がついたあの薄暗い空間はアグナの八大ダンジョンの1つ、アグナの角と呼ばれる遺跡だったことを知る。そんな箱見の胸中には”元の世界に帰りたい”ではなく、”この異世界で伝承の収集と研究”をしたい、であった。そして箱見はこの世界で冒険することになる。
そして箱見がこの世界に現れるのと少しして、不気味な影がこの世界に伸びていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 18:34:07
69714文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:568pt 評価ポイント:272pt
作:cvおるたん塩
異世界[恋愛]
連載
N1392GT
地震で倒れた本棚に押しつぶされた少女は気付くと侯爵家の娘シエラとして転生していた。
剣と魔法、勇者と魔王、貴族と奴隷。そんなファンタジーな世界に魅入られたシエラはあの手この手で世界を旅する。
勇者と旅したり魔王と戦ったり精霊と仲良くなったり……
おてんばシエラの異世界冒険譚!
最終更新:2021-11-03 15:46:08
122717文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:62pt
――――借りた本を返しに来たら、本棚の陰で婚約者である王太子と男爵令嬢が、密会しているところを目撃してしまった。
氷の薔薇姫と呼ばれる美貌の公爵令嬢アリーシャには、王位継承権第一位の婚約者がいた。
しかしその婚約者は、人目を忍ぶようにして密かに下級貴族の娘、エイミーと会っていた。
彼らの密会の理由を知ったとき、アリーシャは過去嘗てなく混乱することになるのだった。
最終更新:2021-10-24 00:00:00
3756文字
会話率:42%
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総合ポイント:3460pt 評価ポイント:3166pt
地震で崩れてきた本棚の下敷きになり、生まれ変わって十五年。こんな事実は、知りとうなかった……。
最終更新:2021-10-20 00:00:00
12080文字
会話率:28%
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総合ポイント:12056pt 評価ポイント:10560pt
夢未は本が大好きな小学5年生。栞町にある星降る書店の店主さんが憧れの人。
ある日、星降る書店の児童書コーナーが本の中の世界に通じているのを見つけてしまう。
ロマンス小説の名手モンゴメリが営むカフェ『秘密の花園』には、恋の便利グッズがいっぱい。ヒロインと同じ運命がたどれる物語ドレス、ガラスにうつった本棚で恋の行方を占える手鏡。けれど、名作文学の悪役たちが飛び出してきたり、大好きな人がいじわるヒロインにさらわれたり、トラブルもたくさん。夢未は有名児童文学作家のモンゴメリやケストナ
ーに助けられつつ、親友たちとともに、『チーム・文学乙女』として、本の世界に起こる事件を解決していく。
10代で読みたい、大人になっても読みたいイチオシの名作が多数登場。
児童文学の世界への冒険ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 12:01:10
1010265文字
会話率:35%
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総合ポイント:72pt 評価ポイント:16pt
この怖さ、おわかりいただけるだろうか……(残穢を履修済の人向け駄文)
ーーK氏は、自他ともに認める怖がりである。
最終更新:2021-09-08 02:32:28
1184文字
会話率:0%
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総合ポイント:104pt 評価ポイント:96pt
少年は天井も玄関もない家に住んでいた。
部屋はワンルームでだだっ広く、15畳ほどある。ほとんど物はない。
部屋の真ん中には、ちゃぶ台が一つと暖炉が2つ置かれている。ちゃぶ台は正方形で一辺が1mほどである。使い古されたものらしく、方々で色が剥げている。暖炉は大きさも色も異なる。一つは真っ青に塗られていて、大きく、少年の背丈の半分ほどもある。もうひとつはキャンプで使うような携帯型だ。
その他にあるのは大きな本棚のみである。
本棚は部屋の一辺を全て占めており、幅は4
mほど、高さは2mほどある。
半分は本で埋まっていたが、半分は何も置かれていない。
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この作品は以下のサイトにも掲載しています。
https://note.com/ida48折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 23:28:41
14116文字
会話率:33%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
聖属性エッセイストの日常妄想系エッセイですよ〜! 今回は、ブックマークが使いやすくなったよというお話。
お暇なら読んでね~!
最終更新:2021-08-24 18:39:34
1028文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:678pt 評価ポイント:632pt
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