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馬鹿がいた。喧嘩をしても負けなくて、勉強しなくても成績がいい。集まる友人はただその騒ぎが楽しいだけ。だからその中心人物は手を焼く存在だった。初任の新人教師には特に。

バスが嫌い！どんな事があっても嫌い！！でも、君が待つのなら……。

■【音楽洋楽歌詞風】■架空バンド『JOY4』が歌うセカンドシングル曲の歌の歌詞です。ボーカルのグレンが作詞作曲のため歌詞は英語ですが意訳されています。ちょっと新しい試み。詩ではなく『歌』として……。

これに書いてあるほとんどが中学の時に実際書いていたものです(笑)暇つぶし程度に読んでください。

サークルの先輩の「C」と同級の「人格者」と3人でドライブに出たわたしは、ソフトクリームを食べることで何かが微妙に変化する。景色は郊外から海へ、Cへの淡い気持ちと共に流れていく。そんな短いお話です。

バイトの帰り、ヨシトは幼馴染のヒロと並んで、最終バスを待っていた。闇に縁取られた口元が、ヨシトに問う。「けものって、なに？」◆はじめて僕は彼女の心を覗いた。はじめて僕は彼女を抱きしめた。はじめて僕は彼女を欲しいと感じた。はじめて僕は彼女が愛しいと思った。ぼくは、初めての勇気を持つことができるのだろうか――◆春の競作祭「はじめてのxxx。」参加作品です。

小説というよりも小話です。物語というよりも詩に近いです。

私である高校生「椎名薙子（シイナナギコ）」は、自分がキライだった。だから、死んだ双子の妹「椎名篤子（シイナアツコ）」に成り替わり生きていこうと決めた。大人しく優しい双子の片割れ「篤子」として。しかし、「篤子」になった私「薙子」は、暴力団に狙われ始める。「篤子」がドラッグの売人だったのだ。暴力団の麻薬売買を追う刑事と「篤子」に思いを寄せるクラスメート。彼らとともに「薙子」は、悲しい真実に近づいていく。死んだはずの「篤子」から届くメッセージ、父の突然の自殺、そして、『郭公』の意味とは…？折りたたむ>>続きをよむ

■【？/文学？/短編】■おせっかいティーチャー現る、かも。例えば『引きこもり』。部屋から出て来なくなった、いじめられていた少女には一体どうしたらいいのかな？

突然謎の死を遂げた親友。生前書き残した日記にはその理由が記されていた。

──一口に『夏』と言っても、人によっては色々な『夏』があるんです。楽しい夏、はじける夏、そうでもない夏、寂しい夏。そんな『夏』のひとひらを、ささやかな詩に乗せて……それが、夏だより。

終わりを知らぬ戦雲。舞い降りた一陣の風。彼が目指すのは、復讐か、栄光か。歴史に忘れ去られたものが甦るとき、新たな嵐がまきおこる。果てしない戦乱の先にあるものとは…「風」の遺児・風彪（ふうひゅう）と、彼をとりまく世界の物語

私の前に突然現れた人たち。飄々とした灰色の存在に、ノリノリの因果の鎖、正義を振りかざす悪意。理論と持論と一般論がぶつかり合い、少しずつ真実へ近づいていく。壊れているのは世界か自分か。壊れていくのは世界か自分か。

主人公、梶智。彼は、グレート・チルドレンの一人だ。敵・カミノを倒すべく、数々の依頼をこなしていく智だが―――！！

古代ローマ史上最大の英雄、ユリウス・カエサル。彼の後継者となった弱冠18歳のオクタヴィアヌスがいかに戦い、アウグストゥス（神聖なる者）として帝国を統治するまでに至ったか、その軌跡を追う。

美咲と智弘は恋人同士。智弘を急遽呼び出した美咲だったが。

部活動が終わった高３の夏。僕と高井は自習室で勉強をしていた。そこで思わぬことが起こる。高井がペンを大きく投げ出したのだった。青春の１ページを綴ります。

偶然、立ち寄った夜更けの商店街。狭い路地で出会った親子。時の向こう側に忘れて来た父親への思い。不思議な一瞬の再会。

十二歳の冬から書き始めた詩です。思ったことを一気に書きました。家出したり自殺しようとしたり、自己嫌悪に陥ったり、馬鹿をよくやる私の、現在進行形の気持ちです。(完結済み)

高校の卒業式。僕とサッカー部の女子マネージャーの二人の間に流れるストーリー。

外国人女性の小さな冒険。“なにか”を探しに大東京の夜に彷徨する。

風俗嬢梨恵子の一日。毎日毎日、風俗店で働いてる私ですが、何で風俗嬢やってるっかってゆったらやっぱりちゃんとわけがあるんです。

美沙と友太は恋人同士。美沙は友太を溺愛している。友太は美沙に逆らえない。そんな二人の行き着くところは？

君に別れを告げられてから、１年が経った---君と過ごした時間と、僕達のこれからを、手紙にのせて書いてみた。

M2の長瀬五郎は、卒業研究発表の前に、やってはいけないミスを犯した―――そんな彼と、彼の後輩である水谷早苗とのちょっとしたトラブルのお話。

その肌に触れる度、この星で最後の二人になれたのだ、と。そんな気がする。

彼女は年上の彼氏を愛していた。僕も彼女を愛していたし、彼女も僕を愛していた。僕らは気づかぬ間に少しずつ変わっていった。

夫が家を出て行った。水槽に泳ぐ魚たちを呆然と見つめる私。どこで私達は間違ってしまったのだろうか。私の回想はとめどなく溢れた。

小学校に新人教師として赴任した琴美。子供を愛しく思い出した琴美だったが。

ロミオと・・・。何なのか。わかりません。知りません。言えません。わかるところだけ、知っているところだけ、言えるところだけ、書きました。

僕の気持を書物にしました為になるかは分りません

私はあぜ道を歩いていた。そこで、奇妙な紳士と出会う。ほのぼの不思議ストーリー。短編小説です。

私は今日、この世界から消えようと思うーーー。彼女は何故この世界から消えるのか？彼女をそうさせたものとは？その鍵は、もはやいない彼女の恋人にあてた『手紙』にあったーーー。

真っ白な地図の上をただ明後日の方向に向かって旅していく僕。目指すべき所は何処にあるのか、旅先で出会った人達に気付かされながら。

主人公｜戒森風馬《えびすもりふうま》が、朝目覚めたとき、辺りには沢山の鳥の羽と一つの糞が。風馬のその日一日はとても長く、くたびれるものだった。三十に近い男の、ちょっとした成長物語。

電車に乗る二人の男女。その目的は、女――羽篠紫の憧れる「先生」に会うこと。桜の咲く季節にだけ現れる謎の「先生」と、少女・紫の初恋の物語。企画小説出展作品。

Ａさんとかいうふざけた人の職業なんかについての話。結構どうでも良さそうだが、本当にどうでも良い話。

激しい戦禍の中で、一人の男が問いかける。

拙い言葉で綴る音の無い世界の官能。

今夜も甘い薫りが漂っている。密の薫りがどこからとも無く引き伸ばされ、ほんの少しだけ私の胸に沁みた。

少年は意識を失った。夢を見た。夢を見たのだった。

摩訶不思議な思想に捕らわれた一人の男がある高利貸しを殺すことを決心する。人を殺めるという許されざる行為をした男は社会から切り離され、真の孤独を味わう。そんな彼があることがきっかけで救いを体験する。それは、彼が復活への道をたどる新たな物語の始まりだった。

好きなのに、彼には私が恋人とは映っていない切なさ。ただの友達でもなければ、恋人でもない。異性を感じる私を、彼はいつ、受け止めてくれるのだろう・・・。待ち合わせた新宿駅南口は、今日も真っ青な空だった。

もし、明日が選べたら…あなたはどうしますか？

前回の短編に引き続き、東京を舞台に書いてみました。こっちはもっと健全。好きな所をピックアップしたのでアド街ック天国のノリで読んでいただければと思います。

高校生活最後の日、卒業式。天文部所属の主人公、谷口ハルカは式典を終えた後、同じく天文部所属で何を考えているのかよく解らない同級生、三井くんとともに部の追い出し会が始まるのを待っているが……？雪を知らない四国の高校生が書いた、“最後”の“雪”の物語。「ゆきのまち幻想文学賞」最終選考に残りました。

私は、ただ望んでいた。彼も、ただ待っていた。

僕の部屋には、とても小さいコインロッカーがある。見た目は汚く、錆付いている。僕が幼稚園児だったときにお父さんが何処かのゴミ捨て場で拾ってきたのだ。

猫のナツフジさんはＮ家の少年が気になって仕方がないのです。

「井戸の男」は、井戸を好む男だった。内気な彼は、井戸に向かって話続ける。そしていつしか彼は井戸への疑問を懐く……