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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:532 件
あなた様は、石の力をご存じでしょうか。
石の声を聴いたことがございましょうか。
こんな事を申すと、私が狂人かペテン師のように思われるかも知れませぬが、
断じてそのような事はございません。
それは幻覚でも、偶然でも無いのでございます。
私の身に起こった事を、そのように卑しいものと一緒にしてはなりませぬ。
まだ、年端もいかぬ幼い頃の戯《たわむ》れ事とあなどってはなりませぬ。
どうか、どうか私を信じて、事の経緯《いきさつ》をお聞き下さいまし。
キーワード:
最終更新:2022-01-04 17:21:46
4845文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
高校三年生の上倉青は死んだはずの双子の兄、上倉空の幻覚に悩まされていた。そんなとき、怪しい少女に誘われ、行った洋館である集団に会う。
その集団は自分達のことを『許された殺人者』と名乗り、青を誘う。目の見えない大学生くらいの少女、耳の聞こえない真面目風のサラリーマン、社会人かも大学生かも区別がつかない歩けない青年。そして、小学生くらいの小さな怪しい少女。
そんな怪しい怪しい団体に入った青はその人たちの活動に手を貸すことになる……。
この作品はノベプラにも連載していま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 12:03:13
28138文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Wkumo(湖無カー)
純文学
短編
N1841HJ
「ふわふわと飛んでいる、ピンクの象が雲の上を飛んでいる。
見慣れたイコン。どうでもいい幻想。くだらなくて手垢のついたそれに頼らなければならないほど俺は劣化してしまった」
狂気の純文。
この作品はカクヨム・ノベプラ・自サイトにも掲載しています。
最終更新:2021-12-11 17:22:40
1388文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※第十三回書き出し祭り参加作品の改稿・連載版です。
「私、タヌキなんです」
マオと名乗った少女は事も無げに僕に告げた。
ここは静かな山の麓に建つ小さな大学の学生相談室。そこで僕はカウンセラーとして働いている。
ある日、僕の前に予約も無く訪れた少女は開口一番衝撃的な告白をする。
精神病の症状か、はたまた薬物による幻覚・妄想か……。内心焦り、医療機関への紹介を考える僕をよそに、マオと名乗った少女は平然と続けた。
「私の話を聞いてください」
自身をタヌキと語る少女と僕の不思議な面
接が始まる。
――僕が僕であるために、必要なのは「母殺し」だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 18:00:00
21677文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
人は声から忘れるというけどその通りで。
だからこそ、5年くらい前に別れた元推しの幻覚は喋らない。
最終更新:2021-12-05 02:27:20
6195文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:44pt
山の中で妻を殺した私。その後、意識が途切れ、気がついたときには自宅にいた。ほっとしたのも束の間、殺したはずの妻が自宅にいた。幻覚ではない。一体、どうして――?
最終更新:2021-11-30 12:08:58
4269文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:574pt 評価ポイント:530pt
地球で普通の高校生として暮らす佐木村和斗は、ある日ゲームのし過ぎで幻覚の電車に乗ろうと線路に飛び降りてしまう。
運悪く引かれてしまった和人は、剣と魔法が流通する異世界に転生する。
しかしそこでも女神に挑み敗れ、2回目の転生を果たすことになった。
有能だが能天気かつうるさい相棒と共に転生した世界は───
最終更新:2021-11-25 22:14:43
1844文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
東豪くんは統合失調症と診断されていて、最近は体調がすぐれずに一人暮らしをなんとかしていました。アパートの2階に住んでいます。ある日、幻聴とのやり取りや幻覚のせいで大爆発をすることになりました。
最終更新:2021-11-01 19:00:00
2366文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
誰も読んでくれない。僕の小説はそんなものだ。それでも読んでほしいと願っていたら、幻覚が見え始めてしまった。彼女は読んでくれる。ほめてくれる。もっと書いてと言ってくれる。僕の読者。いる。いない。
最終更新:2021-10-31 14:52:23
12509文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
この作品は「カクヨム」にも投稿しています。
心夢はコロナの支援金を獲得するために必要な登記簿謄本が獲得できないことに憤怒していました。その原因である死んだ祖父に対する悪態を吐きながら法務局から帰宅しているところでした。道路の上でも電車の中でもブツブツと呟いて、周りからは奇異な目で見られていましたが、本人はそれどころではありませんでした。
最終更新:2021-10-28 20:04:58
91176文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
紀行ライターの荒祭は怪奇な伝承がある山の情報を得て、長野県に向かう。
不穏な空気を感じながらも山を登り、テントの中で夜を迎える事に。
やがて辺りの様子に変化が生じ始め……
目覚めると布団に寝かされていた。
記憶を失った彼の前には医者と名乗る怪しい老人。
自分の名前も目的も見失い戸惑う彼に「先ず名前を思い出す事」と諭す。
徐々に名前以外に関心を持たないようになっていく。
怖いかもしれないし怖くないかもしれない。
そう、怖くないかもしれない。
でも、人は日々……生き……
気の持ちようで見える物は違う。
※本作の一部または全部を作者の許可なしに引用、転載することを禁止します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 15:38:16
22739文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
私は、数ヶ月前から蟻が見える。
これは、幻覚だ⋯解っている。先生も、そう言っていた。
ある日、出版社の伊藤君が訪ねて来た。
彼の身体にも蟻が⋯
最終更新:2021-10-13 00:12:16
1859文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
男は宇宙から襲来した『ヒト型』が跋扈する世界で、生き残るためにあがく。自分だけに見える幻覚を相棒にして。
大陸の最南端に位置するイクリル共和国。そこは突如現れた『ヒト型』と呼ばれるエイリアンから逃れるため、巨大な門壁を築いた。
その中で生まれ育った少年、ハウヴィは大好きな父が国内の人口調整のため、犯罪者を追放する公務に携わっていることを知る。父は言った。
「それは私たちが背負うべきものだ。責任だよ」
いずれその職務を継ぐことが決定しているハウヴィは、その責任に耐え
切れなくなり門壁の外へ、ヒト型が未だ生息し続けている世界へ逃げだした。
逃げだした先にあった廃墟都市。ハウヴィはそこで二年を過ごしたある日、いつの間にか見えるようになった幻覚、シースを伴いながら一つの廃墟に侵入する。
そこには、ヒト型の骸の山に囲まれた一人の少女が眠っていた。
https://twitter.com/hisakome_ai折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 22:06:22
127180文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
少女のみに現れる、人に幻覚を見せる能力を持つ者を魔女と呼んだ。
少年のみに現れる、人の心を読む能力を持つ者を魔道士と呼んだ。
魔女と魔道士を管理する機関は、幻覚を見せる危険な能力を持つ魔女を魔道士が管理することとし、訓練を終えた魔道士に魔女を管理させていた。
歴代最強の魔道士真守と、終焉の魔女コトネの短い二人の物語。
最終更新:2021-10-09 22:00:00
49896文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
友也は交通事故に遭う。だが、気が付くと自分は異形の世界の有機体だった。
重複投稿サイト:カクヨム,novel days,エブリスタ
最終更新:2021-10-07 21:21:29
7622文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Wkumo(湖無カー)
純文学
短編
N2142HG
――明日なんて来なければいい。そう思っているのは昔も今も同じ。
この作品は自サイト・カクヨム・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-10-06 20:41:46
1335文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Wkumo(湖無カー)
純文学
短編
N9954HF
――そもそも人間に作られたものなのに人間に抗議するとはどういうことなのか? それとも人間に作られたから人間に抗議をしているのか?
低温ぐるぐる純文。
この作品は自サイト・カクヨム・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-10-01 22:48:48
1584文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は毎晩、悪夢に悩まされていた。
この悪夢から解放される答えは子宮にあるのかもしれない……
悪夢も私を産み出したのも子宮なのだから。
アルバム 性 殺意 引きこもり いじめ シングルマザー 中学生 思春期 育児 出産 子育て 鬱 心療内科 狂気 家庭 ベッド 夜 夕飯 ロープ 会話 思い出
最終更新:2021-09-26 23:40:11
2558文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
念願の最強職である無職へついた主人公。
余生をただ謳歌して過ごすだけ。
であったはずが、ひょんなことから異世界へ飛ばされ、肉体そのままに、チート級のアイテムボックスのみで奮闘するオワタ式ヒューマンドラマ。
お気に入りのバックパックを背負って、お祭りに行っただけなのに…
気付けば、森の中で素っ裸。
底がなくなったバックパック。
死の淵に見える幻覚。
九死に一生を得た後の窮地。
歩けば波乱が巻き起こる主人公は現実世界へ帰るため、切磋琢磨して今日も生きていく。
最終更新:2021-09-13 19:21:21
28953文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:Wkumo(湖無カー)
純文学
短編
N0334HF
――どうかしている。けれども狂ってはいない。
視界に大きな目が見える主人公の話です。
この作品は自サイト・カクヨム・ノベプラにも投稿しています。
最終更新:2021-09-12 18:00:00
853文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
作:Tamaki
現実世界[恋愛]
短編
N6575HE
これは僕が実際に経験した幻覚の話
最終更新:2021-09-04 20:48:41
463文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、主人公俺飯田快晴は自転車に、乗ろうとすると、激しい幻覚に襲われ、その見た内容について、疑問に持ち、自分の親や知人そのことを話すも、何も答えてくれず、俺はありったけの中学友達を集めて、その日見た内容について探す、旅に出る。
最終更新:2021-08-28 12:04:46
796文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ああ、また死に損なった
青い空が美しい日に、私は死にたい
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465)のうちの一作です。
最終更新:2021-08-05 08:00:00
793文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
――幻覚って、なぜ起こると思いますか?
俺が働いている病棟では、深夜に誰も居ない部屋からナースコールが鳴り響く。それはまるで、亡霊が助けを呼ぶように。
殆どの者が辞めていき、残ったのは薬剤師の俺と、女の看護師だけ。
『~♪』
今夜もまた、俺たちを呼んでいる。
最終更新:2021-07-24 22:15:04
3814文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:40pt
作:Wkumo(湖無カー)
純文学
短編
N4317HC
「俺の頭はいつも何かに支配されている。幻覚だったり幻聴だったり思考だったり感情だったり。とにかく俺の思い通りにならない何かにいつも支配されている」
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-07-22 14:41:40
1189文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
風邪を心配して看病したいと、釣り場で知り合った小学生の女の子からメッセージが届く。
現れたのはキャバ嬢っぽい女子高生、ツインテールで年齢を見誤ったのか、熱で幻覚をみているのか、
現実なら部屋に来るぐらいだし、そういう事とは思うのだけど、思考がついていかない。
一気に書いたので、ほぼ会話パート(コント?)になってしまいました、
今更、描写増やしても蛇足っぽいので、そのままにしてみました。
最終更新:2021-07-04 13:57:17
57398文字
会話率:97%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
夏、夜の醍醐味を味わいながら眠れる。
最終更新:2021-06-28 19:58:16
264文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
空虚な日々を過ごすジャンキー崩れの俺・宇田川リクは、幼馴染のユイが合成した"世界を作り変える物質"なるものを肺いっぱいに吸い込んで、ふと気がつくとすべてが違っていた。
あたりに広がるRPGゲームみたいな風景に、一角獣のツノ製パイプでくすぶる火種。
見知らぬ少年が俺に「おかえり」と呟く。
どうやら俺は、たったいま異世界から"帰ってきた"ところらしい...
最終更新:2021-06-24 18:00:00
38167文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世に名高き串刺し公――ヴラド三世、本名ヴラディスラウス・ドラクリヤ、通称:【ヴラド・ドラキュラ】
数々の逸話と伝説を残し、現代では吸血鬼の始祖として有名だが、実は本人は意外とそれを不服に思っていた。
「俺はこんなに化け物じゃねえよ! くそー、俺も褐色金髪眼鏡の素敵ご主人様に仕えてえ」
ヴラドは現代まで生き延びた結果、俗化し、なぜか日本で引きこもりオタクになっていた。そんな彼が、うっかりニンニク山積みの、クロムハーツ大好きな兄ちゃんが運転する、なぜか銀塗料をスプレーしまくっ
たトラックに轢かれてあっさり死亡。
そんなトリプルコンボあるか! と嘆いていたら、彼はニンニクも銀も十字架もない異世界にある、巨大なダンジョンがある都市【アビスガルド】に住むポンコツ聖女のティナに召喚されたのだった。
最初は自分の命を脅かすモノがないと喜んでいたが、相変わらず日光がアウトなヴラドは、やがてティナの願いでもあるダンジョン攻略に精を出すことに。
「ダンジョンのモンスターなんて、あのオスマン帝国軍に比べたらクソ雑魚だな!」
「おすまんていこく? って何? そんな国あったかな?」
「ドラキュラジョークだ、気にするな」
不死、影操作、霧化、眷属召喚、幻覚など、彼の規格外の能力は異世界でも存分に発揮され、やがて英雄とまで呼ばれる存在になっていくのであった。
これは、最強の幻想<フィクション>であるドラキュラ公が、幻想の異世界<ファンタジー>で無双する――新たな伝説の始まりだ。
*あくまでフィクション世界のヴラドさんなので史実とは全く異なります。
*追放ザマアはございません
*ハーレム要素あり
*主人公無敵不死身最強(ただしダンジョン内もしくは夜間のみ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 18:07:02
19091文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2998pt 評価ポイント:1900pt
わたしの人生は過去に振り返りたくない。思い出すだけで吐き気がするくらいトラウマになっている。
小さい頃に父親は浮気、母親は情緒不安定、翔はストーカー、児童保護施設で保護された・・・。
そして、翔という高校生に尾行されている。わたしの人生はもういやなので、自殺をしようと考えていた。
屋上から飛び降りる直前に止められた。奏太という後輩に助けてもらい、そして、尾行されていた翔の正体は…だと教えてくれた。そのおかげでわたしの人生を変えてくれた。
最終更新:2021-06-05 20:48:37
6275文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
私はどこにでもいる幻覚剤(麻薬)を作っては自分の体で試すのが好きなどこにでもいる女の子。
濡れ衣で実家から追放されてしまったけど一人で幻覚剤を開発して効果を試し放題になったのが楽しくてしょうが無い。
だがそんなある日、私は幻覚剤じゃ消すことが出来ない痛みを胸に持つことになったわ。
最終更新:2021-05-28 02:57:47
6314文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:98pt
茂吉から、牛谷の神隠しについて聞き出した庄助だが、紫の君の衣装を牛のしょんべんで台無しにした事実がばれて、素間に罵倒される。着物の処理を、庄助の想い人、美月に依頼した庄助は、素気なく料金をふっかけられる。
牛のしょんべんのおかげで、町から姿を消した紫の君を案じて、茂吉はげっそりとやせ衰えた。正体を明かせぬ庄助は心痛めつつ、さらに牛谷の神隠しについて調べようと茂吉の話を聞く。すっかりと紫の君に恋煩いの茂吉は、姿を消した紫の君を神隠しと騒ぐ世間に、つい、口を滑らせる。
紫の君は、
茂吉と同じく、人攫いの籠を見たに違いない、それで口封じに攫われたのだ。
素間にいたぶられ、母にお仕置きを受けた庄助は、代理でおすぎお玉興行にでる。女姿の庄助に絡んだ、破落と騒ぎになる。いきり立つ庄助に、破落戸の仲間らしき男が狙いを定める。間一髪で騒ぎを収めた素間だが、素間はどうにもその男たちが気になるようだ。
紫の君の復活を命じられた庄助は、町中で情報を集め出すが、見かけた茂吉は意外にも素気ない。牛若興行で相方となった茂吉は、紫の君を諦めたという。嫁を娶ることになったと嬉しそうだ。
牛谷の嫁取り先は決まっている。いま、茂吉に見合う娘はいないと言う素間に、庄助も合点する。そして素間は、庄助に太兵の守りをしろという。禁忌を冒して太兵は夜な夜な村を抜け出している。後をつけた庄助は毎度、足の速い太兵を見失って、素間に叱責される。
牛谷の神隠しは人攫いだと、番屋に投げ文があり、素間は庄助に、牛谷の乞食に会って訊ねてこいと命じた。人使いの荒い素間に、庄助はちょっとした悪戯をしかける。
乞食に食われそうになった庄助は、命からがら黒門に逃げ込む。恐ろしい思いをした庄助だが、全てが素間の万金丹による幻覚だと知る。
村長に呼ばれた庄助は、拝田村の童が神隠しにあったと告げられる。世間では、御師が一人、行方不明になっている。庄助の悪戯で姿を隠した素間から、拝田を救いたければいつぞやの破落戸を探れと命令を受ける。いつぞやの破落戸は、浦口家の|仲間《ちゅうげん》だ。その男の情報を求めて動き回る庄助は、破落戸の相方と思われる印地打ちに襲われる。さらにもう一人加わった敵に、庄助は刃物を向けられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 21:36:24
54225文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Wkumo(湖無カー)
純文学
短編
N6148GY
――夢幻の境はますますぼやけるばかり、終いにはこの机や手や身体までもが夢に呑まれんとする毎日、というか、今がそれだ。
あぶない純文。
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-05-08 20:34:57
984文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある朝起きると、小さいオジ様が自分のベッドにいた。この日から小さいオジ様と過ごす事になったコレット嬢は、小さいオジ様のおかげで、どんどん幸せになっていくお話。
ご都合主義てんこ盛りです。
ちっちゃいオジ様はそういうと項垂れた。
……
一体何を見ているんだろう?
うまく魔法が使えない私は魔法クラスの落ちこぼれ。
猛勉強して入ったはずなのに、勉強に身が入らない。
本当はもっと魔法の勉強をしないといけないのに勉強そっちのけで趣味の本ばかり読んでいる。
昨日は「ドラキュラ
」という血を吸いたがる男性が出てくる本を読んでから、「ちっちゃいおっさん」という話を読んでいた。
異国の『都市伝説』というらしい。
こんな本ばかり読んでいる君はつまらない人間だね…なんて元婚約者から言われたのは忘れたい記憶。
幻覚…かな。
今、目の前にちっちゃいおっさん…というかオジ様がいる。
幻覚…
幻覚を見るのは魔法使いとしての魔力枯渇の寸前だと言われている…。
まだ私は16歳。魔力枯渇だなんて信じたくない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 15:15:23
32017文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:12598pt 評価ポイント:10826pt
これは、一へと帰る多の物語
僕は忌み子だ。
白髪赤眼蝋肌は悪魔の子である証。
だから、どれだけ僕のことを殴ったって、刺したって、切り刻んだって燃やしたってだァれも怒りやしない。それどころか、賞賛さえ与えられる。
あぁ、殺してやりたいよ。
だけど、そんな力は、自由は、僕にはない……今はまだ。
忌み子の眼は魔眼だ。その力は15歳の成人を迎えると同時に開眼する。
どんな力を持った魔眼になるかは僕にもわからない。
魅了、幻覚、俯瞰、透視……色々な魔眼があったらしい
けど、そのどれもが強力。
使い方を考えさえすれば殺戮することも出来る。
だからこそ、魔眼が開眼するまで虎視眈眈と機会を待つ。
そして、いよいよ僕が15歳になった成人の日。
僕は、ダンジョンマスターとなった。
更新は毎週月曜の午前零時だと思います。グダグダ更新です。テンション、長期休暇中のバイト、あるいは用事により更新しない日があるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
【カクヨム】様にも投稿させていただいております。19.8.13折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 23:57:58
133249文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:439pt 評価ポイント:195pt
作:焦げた頭蓋骨
ハイファンタジー
完結済
N6927GW
俺は廻東渡。
ある日俺の家の玄関が異世界と接続された。
幻覚かと思ったのだが、そのまま普通に家に入ろうとしたらそのまま異世界に落ちてしまった。
え? 俺、一人なんですけど?
女神らしき人にチートな特殊能力を与えられないし!
なんなら武器も持ってないし、魔法も使えないんですけど!
と、思っていたら自分の体は半透明化。
足元には、血を流して倒れる、俺の体。
まさかの落下死!
俺は異世界転移史上、最速死亡記録を叩き出した。
こんなことがあっていいのか。いや、いい
わけがない!
このまま呆気なく終わるかと思ってた俺の人生は、息を吹き返すこととなる。
「ワタル。あなたを生き返らせてあげるわ」
救いの手を差し伸べてくれたのは、心優しきネクロマンサーの美少女。ここから俺の理想通りのモテモテな王道展開に…………………………なりませんでした。
「但し、条件があるわ。まず毎日私の世話をすること。家の掃除、家事、料理も全部すること。これが条件よ。当然、給料なしのタダ働きよ。まあつまり、使用人になれってこと。悪く言えば奴隷ね!」
…………と言う有様だ。彼女は心優しくもなんともなく、むしろ人を道具としか思っていないクズ女だった。
そして、一見まともそうな可愛らしい白髪の魔法少女とも出会うのだが…………………………なんか泣けてきたな。うん、これ以上語るのは辞めとこう。
これは、女神に全てを奪われた少年(俺)がサイコパスヒロイン二人と共に異世界を謳歌する物語である。
※ギャグ要素強めです。
※初執筆です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 19:02:02
92906文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
舞台袖のプロローグ
世間ズレした白いウサギと
未だ世の中の仕組みが理解できないワタシ
噴水の前でモンモンとお悩み相談中
……
最終更新:2021-04-19 20:58:46
242文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
【夢】
・睡眠中にもつ幻覚。
・はかない、頼みがたいもののたとえ。
・空想的な願望。
・将来実現したい願い。理想。 ――広辞苑
はたして、これらに境目はあるのだろうか。
はたして、これらに果てはあるのだろうか。
※『夢の寿命の限りまで』の別視点・番外編、補足編です
※予期しない本編のネタバレ的な話もあります。故に、こちら単品では読みずらいと思います。あしからず
最終更新:2021-04-18 22:47:11
12338文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつもパソコンでなろうを利用している。実は、すごく困っていることがある。次は何を読もうかなとのんびりとあらすじなどを読んでいるとすごくかわいい美少女たちが画面に出てくるのだ。幻覚じゃなくて、本当に。
最終更新:2021-04-09 18:33:42
4293文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:120pt
婚約令嬢は、不思議な夢を見たのじゃ・・・
最終更新:2021-04-07 12:21:21
2143文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:740pt 評価ポイント:708pt
「今日も疲れたー」
今日も灰色な俺の生活その終わりの会社帰り。何とか終電の時間に間に合い終電をホームで待っていた、そんな普段通りの生活。今、思えばそれは既にそのときから始まっていたのかもしれない。
俺には遠くの雲にうっすらと何か大きな生物の影が見えた気がした。そのときの俺は仕事の疲労からくる幻覚だと思い特に気に留めなかった。
次の日
少し寝坊し俺はあわてて始発の電車に間に合うように俺は走った。
何とか始発に間に合った。それが起きたのはまたもや駅のホームだった。
俺の前に立
つ男の首にスーっと赤い線が走った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 00:13:07
6044文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ナルコレプシー:日中の過度の眠気や、通常起きている時間帯に自分では制御できない眠気が繰り返し起こることを特徴とする睡眠障害で、突然の筋力低下(情動脱力発作)を伴います。 睡眠麻痺、鮮明な夢、幻覚が、入眠時または覚醒時に起こることもあります。
最終更新:2021-04-02 03:26:51
985文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ずんぐりむっくりどんぐりやろう
ヒューマンドラマ
短編
N6629GW
誰でも一度は気になる自分の第一印象。
今の自分と第一印象は紙一重なのか? 真実はいつも一つ!!
最終更新:2021-04-01 15:46:28
450文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
この私達の見える世界と自身の視界。
それ等を変えられる事が出来れば、きっと世界はファンタジーで美しい世界になるのではないかしら。
最終更新:2021-03-28 00:50:32
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
【姉はあるときから突如として「私の姉」として私の隣に存在し始めた。】
イマジナリーフレンド、あるいは幻視や幻覚としての「姉」と生きる一人の女の子の話です。
(別名義で書いていた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載しています)
最終更新:2021-03-27 18:54:45
3437文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
つかれた
だるい
めんどい
、、、あ、あつまってる
これは幻覚、幻想、妄想そんな類い
最終更新:2021-03-15 21:23:53
278文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
昔、こんな話をされた。
私はね。妖精が見えるの。ほら、今も見えているわ。
白くてうじゃうじゃとしたくさん飛んでる。
今までもこれからも俺は霊的な何かなんて信じるつもりはない。
と言うより信じていない。
そもそもおかしい話だ。何かが見えるだの、何かがそこにいるだの。俺からすれば、有名になりたい、自分はすごい人だと注目を浴びたという風にしか聞こえない。
だっていると言われても、そんなもの。見えていないのだから。
それは幻覚か思い込み、もしくは嘘。
じゃあ、ここで俺の横にいて、
楽しそうにポテチを食っているこいつはいったい……なんだ?
黒い羽に小さな鋭い牙。黒くて先っぽが尖がっていて、硬いのか?柔らかいのか?触るな!と念押しされているよく動く尻尾。
彼女には何か秘密がある。
こうして始まる二人のドタバタ生活折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 21:27:33
313646文字
会話率:45%
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総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
楽観と投げやりとの狭間で仕事を辞め、その後は職探しにも身が入らず、気ままではあるが孤独で虚ろな日々を過ごす主人公 江崎かおりの日常が 少しづつ 雨音とともにリズムを崩し始める。
一通の手紙が届いたその刹那、日常から足を踏み込んだ先は、おのれの生み出した幻覚か、それとも世界そのものが変容しはじめているのか。
最終更新:2021-03-05 10:49:34
19016文字
会話率:36%
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総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
彼は2つの難題を抱えていた。
一つは「耳鳴り」。物心がついた頃から聴こえるそれは、彼から心の休まる時間を奪っていた。
二つ目は「不眠症」。彼は、薬がなくては眠ることができない。長時間眠れないと、幻覚や幻聴が襲ってくる。それ以上に、皮膚感覚が鋭敏になり、人間らしい生活をするのにも一苦労だった。
仕事を続けながら、耳鳴りに耐える日々を送る彼の精神は、常に疲弊していた。
彼が感じ取る世界は、幻覚によるものなのか? それとも、何かしらの真実なのだろうか?
最終更新:2021-03-04 08:00:00
17661文字
会話率:25%
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総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
1000年前、宇宙から邪神がやってきた。
クトゥルフ神話の世界観と同じような特徴を持った邪神たちは、魔の力の恩恵を与える代わりに、世界の各地を支配していった。
その中で、邪神に支配されていない地域の一つである日本に住む高校生、新海 蛸は、邪神の一柱であるクトゥルフをその身に宿していた。
クトゥルフの力のせいで他の人から、触ると気分が悪くなる、幻覚が見える、幻聴が聞こえる、と腫れ物扱いされ、ほとんど誰からも話かけられない沈没青春を送っていた。
が、ある日、邪神の巫女を名乗る少女
、草神 柚月と出会ったことで、深海に沈んでいた蛸の日常は大きく変わり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 09:21:24
9036文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
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