-喉- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:604 件
「……おい、おい! これ、ふざけん、あ、いや」
ふざけんな殺すぞ、と怒鳴ろうとした俺だったが急ブレーキをかけた。
なぜなら、こう思ったからだ。これを、俺を元に戻せるのは、こいつしかいないかもしれない、と。
「……なに?」
「あ、いや、ふぅー……これは、どうなっているのか教えてくれないか?」
部屋の電気のスイッチを入れ、振り返った奴に俺は努めて優しい声で訊ねた。本当はすぐにでも飛び掛かり、首を絞めてそのテーブルに頭を打ち付け、ビーカーやらが並ぶ棚に顔から掴ませた後
、冷蔵庫に保存している液体を手当たり次第、喉の奥へ流し込んでやり、それから引き倒し頭を踏みつけ、そう、殺してやりたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 11:00:00
2457文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
【本編完結】男爵令嬢ソフィア・レーニシュは、伯爵家嫡男に婚約破棄をされたことで、ついに家を追い出されてしまった。行き場もなく、歩き疲れ泣き疲れて眠った森の中、目覚めると……喉元に剣が!?「お前は私の側で暮らせば良い」「ですが私……お荷物にしかなりません」──これは、『黒騎士』と呼ばれる魔法騎士ギルバート・フォルスター侯爵と彼に拾われたソフィアの、失ったものを取り戻していく、甘い甘い恋のお話。※番外編・後日談引き続き更新中です。
☆第4回アイリスNEOファンタジー大賞にて金賞
を受賞致しました。(一迅社アイリスNEO様より2020年4月2日書籍発売しました)
☆2020年11月20日より、ゼロサムオンラインにてコミカライズ連載がスタートしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 23:36:48
542419文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:146pt
総合ポイント:119948pt 評価ポイント:41418pt
今日は息子ダリルの誕生日であったにも関わらず夫のライネスは帰って来なかった。
息子が生まれてから5年、そろそろ愛想もつきました。
(どうして、なんで?!)
牢屋の中で王妃は爪を噛んだ。
(ここは『マリアーデの恋物語の世界』で私はヒロインのマリアーデだ。
学園編のシナリオ通りに進めて王妃の座に収まったのだから追加パックのハーデル王国編が始まる筈だったのにどうしてシナリオ通りにちっとも進まないの?!)
追加パックでは王子と結ばれ、王妃となったマリアー
デ達の元に隣国ハーデル王国から開戦が申し込まれる所からストーリーは始まる。
何とか応戦していたがハーデル王国とは国力で劣るこの国では僅かな時間稼ぎにしかならず遂に王城が落とされてしまう。
国王が不在の時を狙われた為、王妃として指揮を執っていたマリアーデの元へハーデル国王のイーサンが現れる。
血に濡れた剣をその手に携えながら現れたイーサンに震えながらも気丈に王妃として対応するマリアーデの姿に心惹かれた彼はそのまま彼女を攫ってハーデル王国へと凱旋するのだった。
ここまでがプロローグで舞台を新たにハーデル王国へと移してストーリーが始まるのだ。
ストーリーでは王妃になってから直ぐに開戦していたのにマリアーデが王妃になってから数年経とうが一向に開戦の予兆は現れなかった。
だから仕方が無くこちらから動いてストーリーを始めようとしたのだ。
開戦準備をしていたらイーサンは現れた、だと言うのに何故かその隣には既に別の女が居た。
バキリッ
噛んでいた爪が折れた。
(そうか、あの女も転生者か!それでゲームの知識を利用してヒロインの座を乗っ取ったんだわ!)
折れた爪先から血が垂れるが気にも掛けず爪を噛み続ける。
(きっとストーリーの強制力でイーサン様はあの女に良い様にされているんだわ!私がきちんとヒロインとして元の正しいルートへ修正しないと!)
そうと決まれば行動は早い方が良い。
マリアーデは牢の中からイーサンを直ぐに呼ぶようにと何度も叫んだ。
その結果、あまりにも煩いと喉を焼く毒薬を飲まされヒューヒューと空気が漏れる音しか聞こえない状態で処刑場に向かわされる事になる。
処刑場でイーサンの姿を見止めたマリアーデは激しく暴れたが兵士達によって難無く取り押さえられ、刑は執行された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:07:54
8123文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:546pt 評価ポイント:484pt
ザ・シンデレラな話しです。
継母と義理の姉妹に虐げられた女性が王子と結婚し華の生活を送る話です。
そのまんま皆さんの知っているシンデレラです。
ただし、今作はシンデレラの出生からその後まで含めて詳細に書きます。
どうやって、シンデレラという話が伝わったのか、作者がこれを熱心に考えて作ったのが今作です。
都合、シンデレラは中盤までほとんど出てきません。出てきても、活躍はたぶん物語の半分くらいで、あと半分はシンデレラの周りの人達にフォーカスされます。
シンデレラであって、シンデ
レラではない作品なのです。
よって、主人公(シンデレラの名前)はアイシャとしました。アイシャという言葉が出たら、シンデレラなんだなって思って下さると光栄です。
以下ちゃんとしたあらすじと登場人物。
大市民(いわゆる貴族)と小市民(いわゆる庶民)の恋は許されていなかった時代。
魔女狩りが行われていた時代。
一人の青年ヘンテルが、魔女の下に通っていた。
しかし、その魔女は国王よりの命令で、今村の人達に殺されようとしていた。
いざ、村人が魔女の家に火をつけようとしたときに、ヘンテルが家から出てくる。
説得は無駄だという村長に、
ヘンテルは最後に弔いの言葉として昔話をしたいというのだった。
村長は聞き入れ、ヘンテルの昔話が始まった。
それは、魔女に聞いた話だった。
アイシャ:本作の主人公。彼女を取り巻く人達の物語。
ヘンテル:本作の語り部。十二歳の時から魔女の家に通い始める。
魔女:語り部2。喉が潰れており、皮膚がただれている化け物のような容姿をしている女性。
プルト:セロイド家の嫡男。大市民。(父ホープ・母ルー)
トーラ:小市民。金貸しの娘。暴漢に襲われている所をプルトに助けられる。
ヒルド:ナーリャ家の息女。父の影響で、武芸をたしなんでいる。(父ユメル・兄カーキ)
ヨーキ:酒場の踊り子。見た目は美しい。
王子:この国の王子。政略結婚をしたくないと願っている。
その他多数。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 13:40:59
126587文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:14pt
作:葵井 モモ
ハイファンタジー
完結済
N5959IO
村から逃げ出して夕陽が三度落ちた。
集落はおろか人一人出会うこともない。
村の外がこれほど薄暗く気味が悪い場所だとは考えもしなかった。
穴の空いた布切れを見に纏い、静かな森をひたすら歩いた。
日の落ちる時間が早いこの時期は冷え込む。
村を出てから、一度も食べ物を口にしていない。
喉を通ったのは、地面に溜まった泥水だけだ。
受けた拷問の影響で空腹には慣れていたが、歩き続けていることもあり限界が近かった。
大人たちは、今でも僕を探して森中を駆け回っているのだろう。
僕の両
親を殺した男のセリフが頭に浮かぶ。
彼は縛られた母親の髪に火をつけながら「悪魔の親が」と言って舌を打った。
『生きる災い』
村の人たちは口を揃えて僕をそう呼んだ。
見るたびに暴力を振るい、罵詈雑言を浴びせた。
怨恨を感じ取ることはできたが、嘲りなどは一切感じられなかった。
心から僕を恨んでいたのだろう。
僕と関わりを持った人たちはみんな『不幸』になった。
ある人は不治の病になり、やがてその病気は流行病となって村人たちの命を奪った。
僕が畑仕事をした翌年には虫が大量に発生し、蝗害となって食糧難が訪れた。
友人は雷に打たれて命を落とし、幼い頃に思いを寄せていた女の子は賊に連れ去られて行方をくらませた。
「誰かを幸せにしたいって、そんなに贅沢な望みかな」
黒い雲が張り詰めた空を見上げて呟く。
雨粒が額の上で弾けた。
雨が降ってきたらしい。
身体は冷えていく一方だが、しばらく飲み水に困ることはなさそうだ。
指に嵌めた父親の形見を見る。
殺される前日にくれたものだ。
僕が生まれた日に母親にプレゼントしたものらしい。
大切な人ができたら、その人の指に嵌めてやれと言われたことを覚えている。
きらりと光る鉛のようなこの装身具の名前を僕は知らない。
けれど父親から話を聞いて、これを指に嵌めることで誰かを幸せにできることは知っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 14:43:55
9310文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
ある暑い夏、家でテレビを見ていた男はふと喉が渇き、水を飲もうと蛇口をひねった。しかし、出てきたものは水ではなく——。
※カクヨム様にて重複投稿しております。
最終更新:2023-12-30 15:46:57
2767文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ある日、首都圏にある高さ日本最高レベルを謳《うた》い、この春完成したばかりの超高級タワーマンションが異世界転移する。転移チートによってタワーマンションは高度な知性を発現させ、ダンジョンマスター(ダンジョン神?)となり、自身の体をダンジョン化する。学校帰りにタワーマンション一階のカードショップに居合わせた男子高校生の主人公とその友人二人はこの転移に巻き込まれてしまう。三人は冒険者として、仲間の転移者たちと協力してダンジョンの攻略、そして現実世界への帰還を目指す。
あらゆる
要素が盛り沢山、おっさんギルド長にギルドの受付嬢、男子高生や女子高生に眼鏡っ娘、幼女や賢者、勇者どころか天使や悪魔までもが登場する。グルメな食事に熱いバトル、バイオレンスにレジデンス。スローライフにお祭り騒ぎ。冒険、友情、恋愛要素。レベルアップにマジックバッグ。角ウサギやゴブリンなどの定番モンスターは言わずもがな、大剣どころか戦車まで出て来ての集団戦だ。更にはカードゲーム要素もあれば戦国バトルもあったりする。もふもふや、「ざまあ」もあれば、ガチャもある。リスポーンやハーレムだって当然ある。もちろん魔法だって忘れちゃいない。そしてネコは無双する。あっと驚く展開だ。しかも昨今流行りの男女平等やLGBTにまで配慮する奥ゆかしさだ。
これを読まずに何を読む? え? 読まない? お客さん、莫迦《ばか》を言っちゃーいけねーよ。どうだい一口だけでも試してみちゃあ、くれないかい? 飛び切り美味くはないかも知れねえが、決して不味くはないはずだ。なあに、今日のところはお足は要らねえ、さあさ、ガブっと行っちゃってくだせい。ただし、余りの旨さに驚いて、饅頭のように喉に詰まらせるなんてーのはお客さん、ちょっと勘弁してくださいよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 07:30:14
82000文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
うちの大学の教授は天才と名高いが発明狂であり、学生たちに怪しげな薬を飲ませると密かに噂、また、それとなく注意喚起がされている。
……が、単位に加え治験代もくれるというので貧乏暇なしの俺は、どどめ色した液体を喉の奥へと流し込んだのだった。
「どうだね。心の声が聴こえるかね?」
「えっと、まだ、あ……」
『あああ、なんて可愛い目をしているんだ。ペロペロペロペロ舐めたあと、ちゅぱちゅぱとしゃぶり、ころころと口の中で転がしたい。
ああ、そうだ。玉を、玉を袋ごと口いっぱいに頬
張りたいんだぁ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 11:00:00
1633文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
風邪を引いた。
喉の風邪胞子が鼻まで競り上がって悪さをする。
そんな時に気ままに神社に訪れたら、改装の終えた社から御祭神が。
『此処で会うのは初めてかな?』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
初めてじゃない神様、耐冬花様。
放浪から舞い戻り、社で相対す。
最終更新:2023-12-28 20:05:37
819文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
病弱大学生、死の間際に異世界転移する。
謎の奇病に侵され死ぬ寸前の病弱大学生「轟 健人」(とどろき けんと)は謎の声による異世界転移への誘いを夢かと勘違い。
勘違いしたまま転移ボーナスを「病気のない健康な体」がいいと口走り異世界転移してしまう。
転移担当者の不手際で即死級の毒沼に転移し、死にかける健人だったがボーナスとして得たスキル「健康体」によって事なきを得る。
が、持病が治るスキルは転移特典として全員に付与されるものだという。
そこが異世界であることを理解し、ハズレス
キルを取ったと落胆する健人。
喉の渇きと空腹に襲われるも泥水をすすり毒沼に生息する毒ガエルを食べることでなんとか生存。
そして美味い食料を求めて毒沼をさまよい先代勇者の鎧と毒剣と化した聖剣を手に入れる。
これは「絶対の健康」こそが最大のチートであると意図せず健人が証明していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 07:03:40
216837文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:98pt
「あ、あなた……」
「……酒」
平太は家に帰って来るなりそう呟き、リビングのソファーに腰を下ろした。
妻が缶ビールとそれを注ぐグラスを慌ただしく用意するが手が震え、床に落とし割れた音に平太は片目を閉じる。
「グラスはいいから! 早く!」
舌打ち二回、ため息一つ。平太がリビングに入って来てから続いていたそのローテーションは喉に流し込んだビールによって、ようやく途絶えた。
大きく息を吐き、天井を見上げる平太。ふわんとアルコールの匂いが漂うも鼻の奥に染みついた血の匂
いは消えない。
あるいはこの部屋の匂いか。平太は周囲を見渡し、鼻をひくつかせる。捉えたのは洗剤と安物の消臭剤の香り。そしてふと目についたテーブルの足の血痕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 11:00:00
5392文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「あなたの力は封じたわ。これであなたは自由に生きていける」――母の遺言を胸に実家を飛び出したアシュリーは、隣国への亡命が叶う直前に、封じられていた稀少な能力を解放してしまう。それは、どんな怪我や病もたちどころに癒す治癒魔法の力で、国が喉から手が出るほど欲している稀少な能力でもあった。
国境の封鎖により隣国への亡命ができなくなってしまったアシュリーは、覚醒した稀少な能力を隠したまま、国境沿いの小さな町の診療所で一時的に過ごすことになる。
診療所の若夫婦や、王都から治癒魔法士を探
しに来た魔術師団員との交流を通じて、アシュリーは母の遺言と向き合い始める。
亡き母の願う「自由に生きる」とは、能力を隠し続けることなのだろうか。「わたしは」どう生きたいのだろうか。
※西洋風異世界ファンタジーで恋愛要素は少なめ。主人公アシュリーの「自己選択」のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 15:39:20
219824文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:700pt 評価ポイント:508pt
はぁちゃんは喉が弱い女の子。でも将来の夢は歌手になることなんです。そんなはぁちゃんの元にクリスマスプレゼントとしてセキセイインコのリズムがやってきます。ある日、はぁちゃんは悲しい思いをしながら夢を見て……。
❅冬の童話祭2024参加作品です。
最終更新:2023-12-16 22:00:00
1851文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:68pt
ある日、口内炎を発見した私。いつもと同じただの口内炎だと思ったらなかなか治らない。耳鼻咽喉科に行って見てもらったら、大学病院で検査をすることに……。そこから始まる通院生活。初めてのCT検査、MRI検査、入院、手術。思ってもみなかった経験をした三カ月間を、体験したままに書いたエッセイ。私と同じように、検査や入院や手術が不安なあなたに少しでも参考になって貰えたら嬉しいです。
最終更新:2023-12-14 19:13:16
36752文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:1012pt 評価ポイント:884pt
作:佐倉涼@11/2万能メイド発売
異世界[恋愛]
完結済
N3710IN
子爵令嬢ロザリンドは特殊な才能を持っていた。
ロザリンドが作った羽根ペンで書く文字は現実になる、というものだ。
ロザリンドはその才能を使い、子爵領地の特産品である羽根ペンを作る職人をしていたのだがーーある日、唐突に平穏な日々が終わりを告げた。
突如現れた凶悪な魔鳥によって両親が死に、兄は瀕死の重傷を負い、領地が壊滅的な被害を受けたからだ。
ロザリンドは領地の窮地を救うべく、剣を手に立ち向かう。
魔鳥と退治して今まさに喉元を食い破られようとしたその時。
「……あぁ、
これは酷いな」
長髪を翻し、一人の青年が鮮やかに剣を振るって魔鳥を屠っていく。
その青年は、三年前に行方知れずとなって国を騒がせた王弟アレクシス・ヴァルモーデンその人だった。
アレクシスのおかげで窮地は脱したが、領地はすでに崩壊寸前。このままだと没落まっしぐら。
残っているのは魔鳥の死骸のみである。
ならば、この大量の魔鳥をお金に変えて見せましょう!
ロザリンドは手はじめに、魔鳥の羽根を使って羽根ペンを作ることを思いつく。
するとロザリンドの作った羽根ペンは、思いもよらない力を発揮しーー。
これは壊滅しかけの領地を救うべく奮闘する子爵令嬢ロザリンドと、内に途方もない秘密を抱える王弟アレクシスが、ともに過酷な現実に立ち向かい奮闘していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 12:14:18
148090文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:1508pt 評価ポイント:1022pt
異世界スローライフ/異世界転生/エルフ主人公/たまにバトル要素
不定期に更新します。(大体夜6時目安)
まさか、28歳(独身)で人生に幕を閉じるなんて思っても見なかった。
う〜ん....あれ?此処はどこだろう?
見慣れない場所に気がつくといた。
あれは夢だった?
とりあえず喉が乾いたな...
水を...
「え??」
「エルフ?」
気がつくと銀髪のエルフになっていた。
どうしたもんか...
とりあえずは食料と火の確保からだね。
夜は多分寒くて死にそうになると思うから.
色々ありましたが、此処はどうやら異世界なようです。
とりあえず街を目指したほうが良いよね..
28歳の元サラリーマン、異世界で銀髪エルフになってしまった。
のんびり生活始めます。
ちなみに怖いのは嫌です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 13:00:00
3256文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
「……私はヴァンパイアだ」
そう発した男の口から覗く牙と鋭い眼光を向けられた美女が息を、それに唾を呑む。
男の視線は美女が鳴らした喉から首筋へとかかる。
彼は求めている。新鮮な血を。
だが今は彼女の次の言葉を待っていることは、向けられたその視線からわかる。
唇。彼が見つめている。一言一句聞き逃さない構え。大事な場面だ。もしかしたらこの先の自分の人生が今ここで決まるかもしれない。
美女は静かに、そして素早く深呼吸した。
「……それで、保護してもらいたいという
のは一体どういうことなのでしょうか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 11:00:00
2221文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
虎は強く美しい。けれど絶滅しそうなんだ。強さと美しさは罪なのか。そんなわけがない。虎よ、虎よ、誇り高き獣よ、引き裂いてやれ、噛みちぎってやれ、無様なやつらの喉笛を。
キーワード:
最終更新:2023-11-21 19:50:18
3229文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
喉に『五十六番』と名付けられた妖を寄生させている大学生・熊野史岐には、霊視の力を持つ友人がいる。彼の名は冨田柊牙。ごく普通の大学生として生活していた柊牙は、姉の結婚祝いの為に北海道へ帰省した時、奇妙な魚の切り身を口にしてから失明を示唆するような悪夢に悩まされるようになる。潟杜から遠く離れた地で受けた呪いをいかにして解くか。頭を悩ませる史岐達に発破をかけたのは、未成年にして旧家の当主、そして『九番』と呼ばれる強力な妖を使役する少女・槻本美蕗だった。
※本作は「pixiv」「カ
クヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 02:03:42
53870文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
佐倉川利玖は、風光明媚な城下町にある国立潟杜大学に通う理学部生物科学科の2年生。飲み会帰りの夜道で「光る毛玉」のような物体を見つけた彼女は、それに触れようと指を伸ばした次の瞬間、毛玉に襲い掛かられて声が出なくなってしまう。そこに現れたのは工学部三年生の青年・熊野史岐。筆談で状況の説明を求める利玖に、彼は告げる。「それ、喉に憑くやつなんだよね。だから、いわゆる『口移し』でしか──」
※本作は「pixiv」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。
最終更新:2023-11-12 00:54:20
45503文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あかむらコンサイ
ハイファンタジー
連載
N4507IM
ー転生?ナイナイ!本格ファンタジー群像をここはひとつ!ー
「お初にお目にかかる。––––––そして、これまでの忠義、誠に大義であった」
「さあ、神喰らいの計画を始めよう」
・・・
家族を殺され、命を脅かされ。生きる術を奪われた、まさしく汚泥のごとき生き様の少年。
雪山の最奥にて彼が見つけたのは、破滅をもたらす太古からの使者––––––『真祖』と呼ばれる少女だった。
『真祖』、『汚泥』
『盗賊』、『巫女』
『画家』
『傭兵』
『僧侶』
そして、『王子』
神とそれを崇める
教団が趨勢を支配するこの世界で、ちっぽけな反抗心が神の喉元に喰らいつく––––––。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 23:37:16
26073文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
朝イチ、起きてからあたたかいモノをクチにしたい季節です。
コーヒーではなく、紅茶で喉を潤していました。
最終更新:2023-11-02 23:43:45
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
高校三年生の夏、タケ〇コの里を喉に詰まらせ、絶望の内にその命に幕を閉じた〝井黒(いぐろ) 隼介(しゅんすけ)〟は、その死因のあまりの面白さから、神に気に入られ、異世界へ転生する事を許される。
だが、いざ目が覚めてみたら、自分の体が何故か霊魂のようなものになっていて·····?
まさかの魔物に転生してしまった男が、〝楽しい人生〟を送る為に進化していく物語。
最終更新:2023-10-30 08:43:19
16442文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:24pt
作:Blackliszt
ハイファンタジー
連載
N1409IM
執筆中のシリーズの一つとして、掲載する予定です。
なお、本編の投稿時期は、未定です。
──私はワインで血を潤したりなどしない。
喉が乾き水を欲すれば、この手で水を汲み出し、腹が減ればこの手で葡萄を摘みましょう。
最終更新:2023-10-29 23:11:45
203文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
喉が渇いて、繁華街の夜、路地裏にある自動販売機を買おうとしたら、同じ制服を着た少女が地面に座り込んで目の前の壁をじーっと見ていた。
不思議な子だと思った主人公は話しかけてしまったのだが、その優しさが災いを呼ぶ――
以前、書いた書きかけの小説。
続きを書くつもりはありませんが、評価が良ければ書くかもしれません。
最終更新:2023-10-28 14:07:26
5576文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
拙作「秋ナスの喉越し」を既読の方!
最終更新:2023-10-28 12:44:58
1704文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
喉がつかえてむせ返り、言葉未満が口をつく
キーワード:
最終更新:2023-10-23 01:04:14
2055文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
タテのカギ
1. 食欲の秋、嫁に食わすなと言えば?…
最終更新:2023-10-23 00:45:09
1094文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:34pt
「砂埃に喉元を裂かれた夏のそよ風が、人影を映したカーテンを靡かせる頃、僕は雨粒の模様が刻まれたベランダで浅い深呼吸をした。麦茶の香りがほんのりと風に乗せられて、僕はそっちの方へと手を伸ばす。鉛筆削りって何だろうね? 夕日が落ちていくように、僕らは僕らだけの地平線を見つめるんだ。」
最終更新:2023-10-20 22:19:24
1325文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界が丸ごと砂になってしまった。どこを見ても黄色い砂だらけ。とても人間が住める状態じゃない。大きく息を吸い込むと、鼻や喉が乾ききってひりひりする。もう生きてる人間なんていないのかも。そう思っていたカオルだったがーーー。
最終更新:2023-10-18 17:15:36
212文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
喉の渇きで起きた俺は、隣に見知らぬ女が寝ていた。
最終更新:2023-10-10 13:00:00
4579文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
毎日を自堕落に生きる青年、田辺悠一はある日自宅でおにぎりを喉に詰まらせて死んでしまう。
しかし死んだはずの彼が目を覚ますと、まったく見知らぬ場所にいて……?
お約束から始まる、近未来(?)日常コメディー小説です。
最終更新:2023-10-01 09:57:03
87716文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
宿屋の看板娘マリアは、お茶の時間にクッキーを喉に詰まらせて倒れた。
意識を失って、ふと気が付くと、彼女は死者と生者の世界の間を流れるという『黄泉の川』のほとりに立っていた。
「ど、どうしよう! 早く戻らないと!」
焦って走り回る彼女は、そこで美しいご令嬢に出会う。
「家族に見捨てられ、婚約者には裏切られ、邪魔になったら毒を盛られる、そんな人生など生きている意味がないのです!」
そう叫びながら向こう岸に行こうとするご令嬢を、マリアは必死で引っ張った。
「待ちなさいって
! 生きている意味は絶対にあるって!」
「そんなものありませんわ! ありませんのよ!」
「いや、あるって!」
とまあ、こんな感じで、すったもんだしていたら、どういう訳か体が入れ替わってしまった。
戻る方法が分からず、とりあえず公爵令嬢として過ごしてみるマリアだったが、不味い食事に掃除の甘い部屋、ボロいドレスなど、聞いていた貴族生活とは、かなり違う様子。
「……もしかして、この家、貧乏なのかしら」
しかも、宿の食事が懐かしくなって、庭でこっそりベーコンエッグを作って食べていたら、辺境伯令息に見つかってしまい……。
――この話は、公爵令嬢と体が入れ替わってしまった宿屋の看板娘マリアが、奮闘しながら、ざまあしたり恋に落ちたりする話である。
※全36話、約9万2千字。全話登録済み。
※ネタバレ防止のため、感想欄を閉じております。完結後に開きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 19:11:26
90602文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:36764pt 評価ポイント:29134pt
「下水道掃除夫の体験学習!?」
教室の席で、オースターはすっとんきょうな声をあげた。
廊下に近い席で、ルピィがほくそ笑んでいるのを見て、オースターは「あいつ!」と憤った。
皇太子ルピィのいやがらせで、「下水道掃除夫」の職場体験学習をすることになった、アラングリモ公爵家のオースター。
訪れた下水道で、彼はある"秘密" を抱えた少年掃除夫トマと出会う。
一方のオースターも、母と乳母、従者以外、誰も知らない"秘密"を抱えていて……。
秘
密を抱えたふたりの少年が出会ったとき、世界がおぞましい裏の顔を見せはじめる――下水道ファンタジー開幕!
(この作品は、webサイト「裏路地迷町(http://cyss.sakura.ne.jp/roji_m/)」、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 18:00:00
383764文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:64pt
「ラビー・ストロング公爵令嬢!! アスパルを虐めた罪により貴様との婚約は破棄する!!」
そんな感じで卒業パーティで断罪された主人公ことラビー・ストロング公爵令嬢は
国境にある超危険地帯と噂される『赤い森(レッドフォレスト)』に追放され
魔術的な力で閉じ込められる。
ラビ―は森の中を彷徨い喉の渇きから真っ赤な川の水を飲んでしまう。
するとラビーの口内が物凄い辛みが襲い
そのショックから自分の前世である現代日本の料理人だった記憶が蘇り
この世界が『スイーツキングダム』と言うゲ
ームの世界だった事に思い至る!!
ラビーは学んでいた魔法と王妃教育で得た知識で何とか自活しながらも
森の中で大きな家を見つけてそこに住み着く事になる。
退屈凌ぎにその家に『レストラン・スコヴィル』と名付け小料理屋の様な事を始めるが
その店に赤い森の向こう側の国の人々がやって来て・・・
悪役令嬢の激辛ファンタジー開幕。
カクヨム、アルファポリスでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 00:00:57
419266文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:1626pt 評価ポイント:608pt
漢(前漢 紀元前206年~8年/後漢 25年~220年)
『淮南子』を編纂した劉安は、漢を建国した劉邦の七男・劉長の長男であった。
淮南王・劉長は謀反を企てたが露見し、配流となった。
しかし、其の途中で劉長は自死。
劉長の死後、劉安は劉長の所領であった淮南国を与えられ淮南王となった。
領地は大幅に削られたが、劉安は其の地で多くの食客や方士を招いて知見を広げた。
しかし・・・。
❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆
『淮南子』の中でも、特に有名
な故事がある。
【人間万事塞翁馬】
何が〚不幸〛となるか、何が〚幸福〛となるかは、分からない。
❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆
※ 読むと、若干暗い気持ちになります。
※ 途中、多少喉が渇くかもしれません。
※ 色々と書き過ぎたので、読んでいると訳が分からなくなるかもしれません。
自分でも訳が分からなくなったので。
※ 訳が、若干怪しいかもしれません。
気付いた時に、訂正致します。
申し訳ありません。
※ 今後、大きな内容の変更を行う予定はございませんが、
誤字・脱字等見つけた場合は訂正等(足したり・・・引いたり・・・)
するかもしれません。
お許し下さい・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 00:21:39
94278文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
私の彼氏の身長は160cmである。
世間一般で言うならば、少々小柄かも知れない。
でも私からしてみたら、大切なのは身長の高低ではなく。
もっと他に。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
喉仏だけを見ながらと話をするのも失礼な気がします。
最終更新:2023-09-06 19:33:41
818文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その小さな農村では、かつて大きな飢饉があった。
大人たちは子供たちを残して出稼ぎに出かけ、食べ物を持ち帰った。
しかし、最後に一軒だけ残った家では、両親が出稼ぎから帰らず、
残された小さな男の子が喉に御札を詰めて亡くなっていた。
村ではそれを、両親が男の子の腹の中の餓鬼を祓おうとした結果だと昔話にしていた。
しかし、その昔話には、大きな誤りがあった。
仲良し4人の子供たちが、夏祭りで知り合った男の子と、昔話の間違いを正す。
子供たちの夏の思い出になる物語。
最終更新:2023-09-04 03:32:18
8162文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
軽食・間食・おやつを、ちゃんと食べましょう。
だいじ!!
最終更新:2023-09-01 21:11:53
1638文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:244pt 評価ポイント:240pt
「アリーチェ、聞いて。
真実の愛に出会えたんだ。」
月に一度、約束されている婚約者同士のお茶会の場で、非常に嬉しそうに報告してくるオルランド殿下に笑顔のままでいれたのは長年の教育の賜物だろう。
「まあ殿下。真実の愛だなんてロマンチックなこと。
どのような方かお伺いしても?」
そうして始まった殿下のラブロマンスを、溜息を喉奥へと押し込めながら拝聴する羽目になるのだった。
最終更新:2023-08-29 22:30:31
10938文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:51638pt 評価ポイント:46030pt
俺は息子のコータが18のときからずっと出会い系サイトをやり続けもう7年になる。あまり熱心ではない息子に代わって俺がメインで利用してやっていた。上手いこと進展して出会えるようになれば息子を行かせようと思っていた。この出会い系サイト、累計会員数1千4百万人、大手で優良とは謳っているが、女性会員は3割、その大多数は業者が送り込んだサクラだ。素人女性会員はその内の1割程度、まさに砂の中の針。業者もご苦労なことで、よくここまで手先を集めたものだと感心する。女にモテない、彼女が喉から手
が出るほどに欲しい男は最高の鴨だ。型に嵌めればいくらでも課金してくれる。サクラは純粋な男性会員の心を弄ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:01:25
45130文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
久方振りにタピオカミルクティーを飲んだ。
昔飲んだものよりも、ずっと質が上がっていて、ずっと美味しかった。
変わらないのは、私がタピオカの飲み方が壊滅的に下手というだけ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
今日はこんな日でした。
最終更新:2023-08-20 14:59:33
1373文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
吾輩は化け猫である。今世の名前はまだな……
「モジャ!」
……にたった今決まった。断固再考を要求する。
***
飼い主を失って人を呪い、化け猫と化した長尾は、江戸の街に夜な夜な祟りを為し、数十年の時を経て、旧知の浪人に退治された。
今世に転生した化け猫を拾ったのは、かの仇敵――。
(隙を見せるとは愚かな――その喉笛、噛み切ってくれる……っ)
「あ、こらチビ、よじ登んな。ズボンに穴が開くだろ」
「!?」
(と、届かぬ! しかもチビ呼ばわり!?)
ちょっとおバカな
化け猫モジャが、妖たちの密かな助けを受けて織り成す復讐(?)今世ライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 11:13:29
73328文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:70pt
─その日、空から数多の羽根が舞い降ちた─
『─犯人は捕まっておりません。目撃情報を─』
警察官を襲って拳銃が奪われた事件。襲われた警官は、喉を裂かれて死亡。目撃者もいない。
最近、こんなニュースが多い。
最近?
いや分かってる。
あの日から……。
「ちょっと走ってくる」テレビを見ながらスマホを弄る弟に告げると、家を出る。
桐山睦月、大岐成高校普通科の二年。運動はできるが、文芸部所属の男子。身長178センチ、体重65キロ、AB型。比較的イケメンとは思うが、彼女はいな
い。理由は別にあるが、文芸部に所属しているところに理由の大半……。それが俺。以上、説明終わり。
いつからか日課になった、ランニング。
同行者を迎えに行く。
「遅〜い。睦兄」
少し行った家の前で俺を『睦兄』と呼ぶのは、如月夏海。弟の同級生で、俺とも幼馴染の中学三年生。
ショートカットの活発なイメージの女の子。ちなみに俺と夏海、二人共ジャージ姿で、一見するとランニング大好きな兄妹といったところ。
ランニングは、公園を抜けて、中学校の裏手に回る。
「今日も出るかな?」
「探せるか?」
そう、ここ三日、ちゃんと走っていない。別のところに目的がある。
中学校の裏手、人気のない事を確認した夏海は、猫化の動物のように靭やかに身体を縮め、伸び上がる勢いのまま、裏手から中学校の屋上へと跳び上がる。
繊月が薄く微笑む夜。
屋上の角に立った夏海が、瞳を閉じ、歌い始める。
賛美歌のような異国のリズムが静かに拡がっていく。
アルトからソプラノ。
そして、もっと高く。
「見つけた!」
夏海の声に、俺は走り出す。
虚空に差し出した右手に、黒塗りの曲刀が現れる。
路地の隅、暗がりに曲刀を薙ぐ。
── ギシャ!
続けて、もう一振り。
── ギシャ!
二匹目の陰から三匹目が、背後から四匹目が飛び出してくる。
俺は、無手の左手に現れた短刀を上空に投げると、躊躇わず三匹目を斬った。
四匹目は、落下しながら上空で短刀を掴んだ夏海が、そのままの勢いで首をはねていた。
「今日は四匹だけかな?」
「わかんないね。でも、根岸はいなかった」
「ああ、隠れてんだろ」
「どこに隠れてるんだろね」
絶対に見つけてやる。俺は、手を握りしめた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 07:53:57
56275文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
砂の水。それは水が飲めずに死んだ猫の祟り。
水を砂に変えることで、恨んだ相手を乾きで殺す祟りだという。
マンションで暮らす若い男が、猛烈な喉の乾きを覚えて台所へ。
すると水道の蛇口からは、水ではなく砂が流れ出てきた。まさかこれは猫の祟りか。
身に覚えのないその若い男は、猫の幽霊に導かれお隣さんの部屋へ。
陽気な飲み仲間であるお隣さんの部屋の中には、
多数の猫たちが檻に閉じ込められた凄惨な光景が広がっていた。
これは野良猫の連続虐待事件の犯人か。
猫の幽霊の勘違いが、多くの命
を救うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 02:22:17
5163文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
仕事も終わり、ソファに座る。
―ん、喉乾いたなぁ。
最終更新:2023-07-28 17:03:23
2306文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
ホラー
短編
N5268II
婆は古びた写真を見つけたらしい。
気まぐれで新聞社の賞に送って見たところ佳作とのことだった。
完成した写真集の、表紙を飾っていた。
俺の写真かよ、と父親が言っていた。
父親の若い頃が被写体らしい。
功夫《クンフー》の道場で修行中
最後尾で師匠の動きを真似ていた。
突き、払い、受け、型。
それは蛇の首を捻るような型の途中だった。
右手で金切り音がした。
そして爆発するような音とともに現れたのは白い蛇だった。
右手で蛇の首元を掴んでいた。
稽古が中断になり、師匠がにじり寄ってく
る。
「蛇が、顕現しました」
師匠は蛇をじっくりと眺めている。
抜け出さんとする蛇を必死で押さえつける。
師匠は蛇の喉に噛み付き、引っ張り遠心力で殺す。
それを天井の柱に巻きつけた。
垂れてくる液体を少し浴びただけで皮膚が焼けた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:46:02
330文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:じいちゃんっ子
現実世界[恋愛]
完結済
N1066II
三年前。山市政志の妻史佳は突然姿を消した。
生後間もない娘を抱え、途方に暮れる政志。
なんとか史佳の家族から助けを借り、生活を立て直す。
「ただいま!」
三年後、政志の暮らす家でインターホンが鳴る。
モニターに映るのは?
「...どちら様ですか?」
余りに変わり果てた史佳の姿であった。
全三話
最終更新:2023-07-25 21:26:57
29476文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:3918pt 評価ポイント:3022pt
「エルナ・シュバイツ! 貴様との婚姻を破棄する!」
突然言い渡された夫ーーヴァス・シュバイツ侯爵からの離縁要求。
彼との間にもうけた息子ーーウィリアムは2歳を迎えたばかり。
そんな私とウィリアムを嘲笑うヴァスと彼の側室であるヒメル。
しかし、いつかこんな日が来るであろう事を予感していたエルナはウィリアムに別れを告げて屋敷を出て行こうとするが、そんなエルナに向かって「行かないで」と泣き叫ぶウィリアム。
(私と一緒に連れて行ったら絶対にしなくて良い苦労をさせて
しまう)
ドレスの裾を握りしめ、歩みを進めるエルナだったが……
「その耳障りな物も一緒に摘み出せ。耳障りで仕方ない」
我が子に対しても容赦のないヴァス。
その後もウィリアムについて罵詈雑言を浴びせ続ける。
悔しい……言い返そうとするが、言葉が喉で詰まりうまく発せられず涙を流すエルナ。そんな彼女を心配してなくウィリアム。
ヴァスに長年付き従う家老も見ていられず顔を逸らす。
誰も止めるものはおらず、ただただ罵詈雑言に耐えるエルナ達のもとに救いの手が差し伸べられる。
「もう大丈夫」
その人物は幼馴染で6年ぶりの再会となるオーフェン王国第一王子ーーゼルリス・オーフェンその人だった。
婚姻破棄をきっかけに始まるエルナとゼルリスによるラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 21:00:00
6997文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:144pt 評価ポイント:140pt
※この物語はフィクションです。作品内に使用される名称は、実在の人物や団体等と関係ありません。
※この物語は、読者様が笑って受け止めてくれる等、寛大なる御心があって、はじめて成立します。
【あらすじ】
桁外れの人口と財力を持つ東京は、突如として野心を露わにした。最新式の折り畳み傘を全兵士に支給し、侵略を開始。瞬く間に関東全域を飲み込むと、独立を宣言。軍事国家『エンパイヤ東京』の誕生である。
関東に住まう人々は、エンパイヤ東京の臣民として生きる事を強いられた。日常から
は地域文化が追いやられ、代わりに「東京」が侵食する。故郷を愛する事も、名産品を楽しむ事も叶わぬ毎日だ。
人々は怨嗟の声をあげ、喉が裂けるほどに喚き続けた。それでも強大なる東京には逆らない。ただそっと故郷が変質していくのを、黙って眺めるばかりだ。
夢も希望もない。誰もが打ちひしがれたが、命運は尽きていなかった。伝説の英雄の血を引く青年が、静かに静かに立ち上がり、東京に反旗を翻したのだ。
ここに、茨城の存亡を賭けた独立戦争が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 12:58:25
68378文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
検索結果:604 件