-タマネギ- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

多かれ少なかれ、人は意味を持ちたがる。無意味にどこまで耐えられるのかを思えば、ほとんどの人が、そう長くはないだろう。知らず知らずのうちに、意味のないものの尊さを忘れてゆくからね。気をつけよう。

大きくなってきたトマトを見ていたら、なぜたろう、言葉が聞こえてきた、降りてきた。ねえ、何かおかしいよね、そんな大それたこと。

梅雨時の朝は、ときに仕事に行けなくなることがあった。突如やってくるあの魔物は何者なんだろう。

何て言ったのだろう、思い出せないのだろうか。いや、思い出したくないのだろうか。紫陽花の花に、今もなお残る想い。

ホタルの光を見ていると、いつかの、恋しいという気持ちが舞いはじめる。自然の中の光に勝るものはないのだから。人が飼っているホタルの光は、ほとんどが威嚇のそれらしい。だから、求愛の光を貯めたくなる。

蒸し暑いときや、眠いときの仕事には、何かがささやくときがある。頑張れというのでもない。小言を言われているような。よけいにつらく、体も痛くなる。

雨の印象だけで、他に何があったのか思い出せないのです。６月というのは、半年の終わり、節目の時なのに。

梅雨時の朝は、ときに仕事に行けなくなることがあった。突如やってくるあの魔物は何者なんだろう。

真夜中に見た信号機に、自分を重ねていた。ぼくは、人なんだろうか。思考も感情もあるようだが、まるで乾いている。

各地で夏日だ。毎年暑く、暑くなっている。雨乞いをしたくなる。ゲリラ豪雨は勘弁だが、雨乞いをしたくなる。

偶然見かけた人気のある漫画に、なんの面白さも感じないでいることは、それはそれでいいんだと、わざわざ言い聞かせたりする。なんてこった。

ぼくは何者なんだろう。ぼくは何者なんだろう。ぼくは何者なんだろう。狂ってる者は、狂ってるとは言わないって。そうなのか。ほんとにそうなのか。

雨に濡れた古民家には、想いの色がついている。そんなことは感じることであり、感じないことでもある。だけど、あなたとは感じあって、いたかった。

繋ぎたいけど、そう上手くできない。ほんのささいなことでもいいんだろう。とにかく、繋ぎたい。

ぼくが生きているのはなぜだろう。あなたに出逢ったのはなぜだろう。それに、この宇宙があるのはなぜだろう。何にもわからない。意味もわからない。。でも、ぼくはこの空の下で、今日もいる。

この季節に寄り添うもので、一番親しみのあるものは、やはり、水だろう。出来事を記憶しているという水に、語りかけてみる。

この町も梅雨に入る頃だろうか。町のなかをゆらゆらとした風の膜が、所在なげにはためく。その合間を、ぼくらはかいくぐってゆく。何もなければそれでよし、という。

あまり、話題にのぼらないでいるが、原発のことは、忘れないでいよう。どう考えても、それに頼ってはいけないと思うんだ。

人が人になった頃、それを静かに想像すれば、肝心のことが見えるものだな。そういうの、わかるかな。

流れに身を任せる。それはそれで大切なことだ。ずっと、それでよいなら、それを幸せと呼ぶのかもしれない。そして、この道は間違っていると思うとき、引き返すことも必要だ。周りの流れとは真逆になっても。

紫陽花、そろそろ回りに多くなる。あの色合いは、意識を感じる。

雷の雲というのは、おっかない。自然に怒られてる感じがする。それだけに、何かを告げられている気がする。

母のことや、遠出をしたいことや、穿った心や、要するに自分のことを書いていると、浮子(ウキウ)のことが浮かんだ。絡まっていないのかもしれないのに、ぼくはもがいている。

ウォルトディズニーさんは、今の地球をどう見てるんだろう。なんにもなくても、人は笑えたはずだと、ぼくは思う。ぼくはそう思う。ディズニーランドそのものは、好きか嫌いか、でいい。仕事柄、穿った目を持ってしまったのか、これもぼくだから。

母親のことを考えていると、なぜか、こんなことも思い出した。中学生の頃って、少し遠出をするのような頃で、だから、自転車のことが、特別に見えたのかな。

母親との思い出の中でも、帽子のことは根強い。初夏になると、強まる日差しとともに、母親の帽子を被れという言葉が降ってきた。

田園風景は日本人の原風景だという。原風景ってなんだろうと思った。この日常に大きな影響を持つものがあるとするなら、やはり、母親なんだろう。田園風景には、母親の風景が植えられている。

夏になるまでの、準備のための季節、そのように初夏を感じるからでしょうか。あまり、なにもしたくないぼくは、家族や周囲の人の、夏への動きに、腰が引けるのでした。

麦の穂がゆれている。どこかの島で見たかもしれない。何にも、こだわらずに、麦の穂がゆれるように、ただ、待っている。あなたが来るから。

花屋の花は季節ごとに、喜びや悲しみごとに、入れ替わる。どこかにあるかもしれない。その花屋さん。

バスを待って、バスに乗って、そして、バスが揺れる。人は日々の途中をゆく。いつでも、いつでも。なんだか、気になる。

あの日と今と、これからと、何が変わるんだろう。ぼくは、何者だ。何にも変わらないだろう。雨になってきた。雨に。

あなたはいつも、ぼくのことを見ていてくれた。梅雨時なら、傘はあるかしら、そう言ってくれたのかもしれない。無頓着なぼくは、今は、何にもない。無頓着なまんまです。あなたもいないのです。

詩の頃、とは、死の頃、ではないか。何を書き留めるにしても、針が振り切れて、もう、立てない、というほどに、感じていないと、ほんとは、書いてはいけないんだろう。

新しい時代であっても、柔らかさが大切なことに変わりはない。

陽気が漂うようになると、谷川で遊んで育った頃を思い出す。近所に住んでいたあの子のことも、もっと思い出す。

ほんとの喜び、生きる喜びは、心と共に生きることでしか得られないでしょう。それを語る風は、ずっと、昔から吹いているのであって、野に咲く花は。それをとっくに知っているのです。

明日を心待にしているなら、それほどの幸福感はないんじゃないかと思うし、その心の持ちようが初めに必要なんだと思う。

上手くいかないことは確かに多いけど、こつこつ、こつこつ、何度も、何度も、それができるなら、続けてみる。

幼き令嬢は厳しい使用人のもと、土下座の練習をしていた。激怒させてしまった攻略対象者との関係を改善し、トラウマを回避するため、いいや！そいつに付いている元飼い猫の主護様を守るために！ 飼い猫と一緒に轢死しちゃったオバサンが若い頃やりこんでいた乙女ゲームのリニューアル版（未プレイ）に転生し、同じく転生者のガチファンで元ヤン使用人にどつかれながら攻略対象者のトラウマとなる原因を防いでいくポジション悪役令嬢の話（予定）

いくとちゃんは、おじいちゃんといっしょにくらしています。 おじいちゃんは、いろいろなことをおしえてくれて、いっぱいいくとちゃんとあそんでくれます。 きょうは、いくとちゃんはなにをしてるのかな？ すこし、ながいけれど、がんばってよんでくれるとうれしいな。 白夜いくとさんが書かれた、『童話ジャンルよ！　よみがえれ！！』にお応えするために書いたものです。オリジナルの童話に初挑戦しました。 大人も楽しめる童話を目指して書きました。どうぞご覧ください。

あるお嬢様と使用人のストーリー。

勇者とショタとなんか変な奴らがわいわいする、冒険ファンタジー。（だと信じてる） 何が起こるかわからない。何が何だかわからない。まず小説の内容自体意味不明。 とりあえずやることがないので仲間を引き連れて魔王でも倒しに行こう。 ※更新は不定期、作者の息抜き的な小説なので、内容もはちゃめちゃです。顔文字や記号とかもたまに使います（） （でっ、でも、ネタ満載で面白くするからチラ見でいいから見てほしい…な……っ！←）

冷たく冷やした野菜と、アツアツの焼きたて。 その時の気分のやさしさ。 気分だけのやさしさ。 クリアに、気分しかない、やさしさ。

佐藤幸永、二十歳、独身。Ｓ県の片田舎で農業兼迷宮探索者やってます。家の裏山に迷宮ができたんです。 僕を取り巻く環境は厳しいですが、相棒のミラさんのアドバイスを受けて、いたってのんきに迷宮探索です。ミラさんは自称エルフの宇宙エルフさんです。知ってましたか、迷宮って宇宙怪獣らしいですよ？ 僕、今日の迷宮探索が終わったら、タマネギの収穫するんだ。 基本不定期投稿になります。

王道である異世界召喚をされた。魔法あり、精霊ありの世界で女神と称えられ、要求された事はただ１つ。 「カレーを作り、我が国をお救いください！」 そんなバカな。 ジャガイモが走る！ニンジンが叫ぶ！タマネギが悪魔と呼ばれる中繰り広げられる恋愛騒動。多分きっとそんなお話。＊完結しました。現在第二部連載中＊

気がついたら見知らぬ場所へ突然やってきてしまった少年と、そんな少年に出会った少女のお話。 都合よく言葉が通じる訳もなし。手探りで進む二人。 これは、ありきたりなボーイミーツガールから始まる物語です。

哲也は妻にうんざりしていた。当時はマドンナだった妻は、いまではすっかりとだらけてしまっていた。哲也は妻にガツンといってやろうと意を決するが……──＊＊「タマネギの花」というお題をいただいて執筆しました＊＊

「わたし」と「彼」の関係は少し、ギクシャクしてきたのかもしれないし、そうではないかもしれない。土曜日の夜、久しぶりに彼が家に遊びに来てくれる。そんな彼のためにポトフを作って待っていたのだが、一本の電話が急な別れを告げる。 昭和の歌謡曲をテーマに一組の男女の出会いと別れを描きます 収録曲 「土曜日のタマネギ」「メモリーグラス」「ダンスはうまく踊れない」「眠れぬ夜」「気分爽快」「LONELY BUTTERFLY」～

ジャガイモ、タマネギ、ニンジン――さて、出来上がる料理の支配者となるのは誰だ！？