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検索結果:2397 件
橋木田成(はしきだなる)は、幼い時からずっと一緒にいた幼馴染の雛宮奈桐(ひなみやなきり)と中学三年の時に付き合い始めるが、高校一年生の夏に彼女を水難事故で亡くす。
失意の底に沈み、奈桐以外の女の子と付き合わないことを決め、生涯独身を貫こうとしていた成だが、大学二年生になったある日、母親の再婚でできた義妹、藤堂凪(4)が、幼い時の奈桐にそっくりで驚愕する。
ただのそっくりさんかと思い、悶々とするも、凪は成に衝撃の言葉を掛けて――
離れ離れになっても、たとえその命が潰えようと
も、また君の元に戻って来るから。
永遠系幼馴染の歳の差純愛ラブコメ開幕です!
※プロローグとして、成と奈桐(生まれ変わる前)が一緒にいた日々を書いています。ぜひご一読ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 02:50:53
3545文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
セシリア・フィールマンは『アルスリア王国』内にある『王国騎士団』に所属する『魔術師エージェント』である。
諜報、潜入、暗殺といったあらゆる任務をこなす彼女の次なる任務は、大貴族であるフレアード家の一人娘――アーシェ・フレアードの護衛だった。
しかし、アーシェは『炎属性』を得意とするフレアード家とは対照的に『氷属性』を得意とし、『不貞によってできた娘』ではないかと噂される。
そんな彼女を守るということは、多くの者を敵に回すことであった。
しかし、セシリアはこの任務を迷うことなく
受ける。
「たとえ世界を敵に回したとしても、私が貴女を守り抜きます」
『誰にも愛されない』と思っている令嬢と、メイドとなった彼女の物語。
※カクヨムにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:53:35
50151文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:6936pt 評価ポイント:4002pt
作:ぽんた(書籍「雇われ皇太子妃~」発売中)
異世界[恋愛]
完結済
N4733IW
わたしは、ある日突然王都からやって来た見知らぬご令嬢に「あなたの夫を略奪したわ」と宣言され、屋敷を追い出されてしまった。奇しくもちょうどその日の朝、略奪された夫との子どもを授かったことを知ったばかり。初夜に寝台をともにした、わたしのことが大嫌いな夫との子を……。
略奪レディに「死ねば?」とまで言われたサヤだが、宿った命を絶つつもりはなかった。それどころか、なにがなんでも産み、育てる覚悟をする。
※ハッピーエンド。タイトル通りの典型的な略奪物です。ゆるゆる設定はご容赦願います
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:06:49
40946文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:148pt
総合ポイント:476pt 評価ポイント:210pt
作:summer_afternoon
異世界[恋愛]
連載
N1326IQ
戦争孤児だった16歳の香香は、下の下の下を仕事として引き受けた。人々に蔑まれ、罵倒される標的である。
どうなってもいい人間である香香は、外国語を話せたために外交に利用された。そのとき、李氏の特殊能力によりピンチを切り抜けた。特殊能力とは、人を見ると、男性の経験人数が分かるというしょーもないものである。外交がうまくいったことにより、香香は要人として祭り上げられていく。
香香の望みは「愛する家族」を持つこと。全てが終わったとき、香香は民衆の前から静かに姿を消した。
最終更新:2024-05-06 23:29:16
152867文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
目には目を──
剣には剣を──
そして異能には異能を──。
たとえ異能を持つ者が皆、異能で滅びようとも。
──それは唐突にやって来た。異界からの来訪者<界異>により、終末がもたらされ、世界は滅亡の危機に瀕する。
終末の動乱期、天からの授かりものいわゆる天能及び神州八島日出処国を統べる天能家を尊び、世界の理から外れた界異や禍憑鬼が憑いた禍異物を異狄として討つ尊能攘異運動が各地で起こり、攘異戦争が勃発した。
攘異戦争の最中、神州八島日出処国天能家の神具夜姫は
、魂約結能の儀式により、結能品として、八本の盟神太刀を授けられた。
神打の代償として、魂睡状態に陥った神具夜姫に代わりに、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の令珠を柄頭に持つ神剣八刀と百の影打が、各地にばら撒かれる。界異を祓い異狄を討つ攘異の名の下に、聖痕を持つ攘異志士は八咫烏に導かれ、結集し、対刀伐執行剣兵部隊<神選組>を結成した。これは終末を駆け抜けた漢達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:31:43
13207文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
雨なんて降っていないのに、いやたとえ雨の日でも濡れる心配はない場所なのに、きっちり頭までフードを被ったレインコート姿で、彼女はビラを配っているという。
そのビラに書かれているのは……。
(「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2024-05-06 13:30:00
1015文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:Lyrical Sherry
ハイファンタジー
連載
N9542HM
田舎の村でいつも通り母と薬草や花の世話をしていた少女。
しかし突如、男たちの襲撃によりその日常は崩れ去る。
村人たちの悲鳴、血の匂い、目の前で殺される母の姿...
死を覚悟したとき仮面をつけた女性に命を救われる。
村で唯一生き残った少女は、二度と大切な人を失わないため、失わせないため、力をつけることを決意する。
この手の届く限り誰にも何も奪わせはしない。
たとえこの身がどうなろうとも。
最終更新:2024-05-06 13:00:00
261211文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:72pt
人の命を、ろうそくの火でたとえる人がいるんだとか。
風になびかれれば簡単に消えてしまい、どれだけ大切に火を守っても蝋がなくなれば消えていく。そんな儚いものなのだと。
確かに文学的にはそれは正しいのかもしれないし、うまい例えなのかもしれない。
でも正直、そんなことを考えられることに反吐がでそうだ。
地響きの音
日の光
赤い飛沫
横たわる「人」だったもの
そして、「死」の恐怖
必死に明日を掴むため、日々駆け回るようなやつの前でそんなことを言ってほしい。いや、言う前に絶
対心臓を貫かれるか、頭蓋骨が割られるか、首が飛ぶ。
街で歩く吟遊詩人よりよっぽど死神のほうが信用できそうだ。
綺麗ごとなんかうんざりだ。
その中で少しでも足掻いてみよう、私はそう思う。明日の景色が例え変わらないものであったとしても、いつか変わる日がくることを願って。
だから今日も寝る。いくら恐怖に怯えていてもその日はいつか来るのだ。
おやすみなさい、征服者たちよ。
明日はきっと戦場だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:00:00
5334文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:梅雨野あさがお
ハイファンタジー
連載
N0010IR
少女は騎士を志す、たとえそれが地獄であろうと。
幼い頃に出会った騎士と抱いた夢を忘れられぬまま育った娘のパーシィはバーハという国の伯爵の娘であるものの、前妻の娘であり顔に大きな切り傷を持ち、その上女の身であるのに槍を振るうばかりで何の役にも立たないという理由から「穀潰しの無能令嬢」であると周囲から冷遇されてきた。
家が決めていた年上婚約者はとうの昔に義姉に靡き、自分に残された道は体のいい厄介払いとして悪趣味な辺境伯家にタダ同然で売り飛ばされるしかないと知った時、順当に溜ま
っていたフラストレーションは爆発する。
「____このまま死ぬのであれば、せめて聖都へ行って騎士になるために王城の門を叩こう。」
若干15歳、閉じられた世界から娘は外へと飛び立った。
この激情が、この決心が、物語の上で決まったことと外れているなど考えることもなく。
それを知った【すべてを見る】宮廷魔導師が呵呵大笑の末自分に注目し始めるなど知る由もなく。
ただ、あの陽だまりに見た騎士と夢を追いかける事だけを考えていた。
聖都とは名ばかりの嫉妬と陰謀が渦巻く場所で、騎士たちは何を見、何を守るのか。
結末はただ、星々だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 03:29:30
4295文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界に突如ダンジョンが現れ、モンスターの脅威に怯える日々に終止符を打つように現れた存在”冒険者”。
彼らは新たに得た力:レベルやステータス、スキルでダンジョンにいるモンスターという脅威から人々を守った。
そんな彼ら冒険者は、数10年たった今、最も人気な職業となり、全人口の5割を占めていた。
富、名声、力、上のレベルで有名な冒険者となっていくにつれその全てが手に入る。一攫千金も、歴史に名を残す偉人にも、ダンジョンを攻略すれば叶う。そんな夢を見て人々は口を揃えて言う、『いつか
最高最強の冒険者に』と。
主人公|雨宮 渉《あまみや わたる》もそんな人々と同じ夢を持ち、冒険者として活動する一人。彼の夢は、妹に楽をさせること。そして、あわよくば最上級の冒険者になることであった。
だが一年でそれは幻想だと気づいた。どんなに頑張っても、どんなに努力しても、彼のステータスは軒並み平均以下、スキルもなく、レベルも最底辺の1。
そんな自分を変えたくて、たまたま張り出された上級ダンジョンの荷物持ちクエストを受ける。少しでも臆病で弱虫な自分を変えたくて。
ダンジョンへと突入、そこで隠し部屋を発見するパーティー、好奇と思い入ると突如見たこともない巨大なモンスターが現れパーティーを蹂躙する。
撤退を余儀なくされ、生き残りで部屋を出ようとするその瞬間、渉の真下で爆発が起きる。
何事かと思い正面を見ると、パーティーメンバーがこちらへと魔術を放っていた。
怒りと混乱が混じる中、それでも逃げようと走り出す。無数の魔術が飛び、襲う。扉まであと一歩のところで隠し部屋の床が魔術の余波で抜ける。
深淵のような深い穴へと落ち渉は強く地面に体をぶつけ気を失った。
死を覚悟した彼だったが目覚めればなんと無傷。体のどこを見てもおかしいところはない。
ならば好都合、それならばここを出なければ、、!
彼は再び歩き出す夢に近づくため、そこがどこであろうとたとえ深淵のそこであろうと、夢を果たすまでは進み続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:33:20
35106文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
きっと人生は挽回できる。
たとえふたりでも
最終更新:2024-05-04 11:09:40
2162文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
たとえ不可抗力だとしても、目にしたことには変わりない…。
最終更新:2024-05-02 19:00:00
2200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
少女は竜に乗らずに、竜を背負って今日も走る。
ダンジョンの奥へ、戦火の町に、伝説の英雄に、荷物を届けるために。たとえその荷物の中身が、どこかからさらってきた姫さまや、世界を滅ぼす魔王を封印した宝玉だったとしてもかまいはしない。
竜には少女さえいればよかったし、少女には竜さえいればよかった。
これはそんなふたりが世界よりも自分たちを選んだ、そんなお話。
※1章あたり2万文字~3万文字くらいの短編連作にするつもりです。
最終更新:2024-05-02 04:30:28
28144文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
たとえ現実世界とは異なる異世界であろうと。様々な職業が存在している。
──異世界ボディガード、冒険者、死神、ダンジョン管理人など。
これは、異世界で仕事に没頭する彼らに密着するドキュメンタリーである。
それぞれの職業についての悩みや葛藤に苦戦しながら、自らの仕事に全身全霊を注ぐ姿を伝えていく。
彼らはプロフェッショナル。
異世界での仕事に焦点を置く。
人気職があれば細かい設定を公開したり、スピンオフを書きたいと思います。
※不定期更新
最終更新:2024-05-02 01:11:43
41485文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『かの者は幻宝石を求め、その光に縋る』
その由緒正しき侯爵家は代々宝石商を家業とし繁栄を遂げていた。
革命と栄光に包まれた時代を生きる侯爵家当主の宝石への執念は誰よりも強く、幻宝石と呼ばれる未知なる輝きを追い求める。たとえどんな手段を使ってもーー。
これは宝石への欲望に囚われた若き当主のおはなし。
最終更新:2024-05-01 23:59:55
55044文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
作:三月弥生/鉛缶
ハイファンタジー
連載
N9786CZ
――彼の始まりは、ささやかな願い。
――誰もが求める『幸福』を願い、その中に身を置く事を望んだだけ。
――しかし、世界は彼から『幸福』を奪い闘う事を強いた。
――手に入れた居場所を、護りたかった者達を、託された想いすらも失い……彼は世界に別れを告げた。
――それでも彼は再び歩く事を選ぶ。
たとえ……己の中に残った最後の願いに殺されようとも。
作者 三月弥生/鉛缶 イラストsue
https://ncode.syosetu.com/n9786cz/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 22:24:18
600623文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:1272pt 評価ポイント:542pt
約二十年前の事件、小笠原諸島・華丘島で大勢の死傷者を出した『惨劇』。
この事件の死亡者に名前を連ねた親友・白守乃衣。歳月を経ても親友の死を乗り越えられず、遠苑涼花は自身の未熟さ、力不足が原因だと自責の念を抱き続けてきた。
だからこそ悲願の達成を……たとえ過去を変える禁忌を犯してでも、惨劇の主謀者・雨小衣しずくの企てを阻止し、そして乃衣を自らの手で救う。
その為に不可思議な現象を発生させる『花術』の源、特殊花粉粒子・花力を応用した記憶・精神の跳躍装置を開発する。
しかし内通者によって試験日が漏洩し、開発データを要求する『何者』かの襲撃を受けて命の危機に陥る仲間たち。
乃衣を失ったあの日から涼花は決意していた「もう誰も見殺しにしない」と、そして仲間を救う為に苦渋の決断を下すが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:41:41
12731文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:夏みのる/もく
異世界[恋愛]
連載
N0215IW
愛するすべてを救うためなら、悪女になってみせる。
亡霊王女と幼いころから虐げられたレティシャは、隣国北ソルディア帝国との平和条約の象徴として嫁ぐことになった。
誰からも愛された経験のないレティシャに、夫となった皇太子を含め、北ソルディア帝国の民は優しかった。
こうして少しずつ幸せというものを知っていったレティシャだが、祖国シュトラウスの裏切りにより、愛する夫も、北ソルディア帝国も失う。
しかし、気がつくとレティシャは、北ソルディア帝国に嫁ぐ日の五年前に時間が戻っていた。
絶望を味わったレティシャは、もう二度とあのような悲劇を起こさないために強く前を向く。
弱いままではいられない。なにも守れない。
未来を変えるため、レティシャは敵ばかりの王宮で悪女の仮面を被ることを決意する。
たとえ五年後、再び嫁ぐことになったとき、愛する北ソルディア帝国の民から嫌われてしまうことになっても。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 15:52:59
17799文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:28pt
気がついたら、俺はいつの間にか死んでいて、ゾンビになっていた。
しかも、転生した先は剣と魔法となんだかちょっとゲームっぽいレベルとスキルがある世界で……。
だけど、俺には大して特別な力なんてなくて、幼女に殺されかけるわ、巨大蛙に丸呑みにされるわ。
そんな雑魚な俺がなんやかんやあって森を支配する悪しきリッチを倒すことになってしまった。
一体、周りは俺をなんだと思っているんだろう。俺、ただのゾンビだよ?
生まれたばかり俺に世界は厳しい。
……よし、こうなったら意地でも強
くなって生き抜いてやろう。
たとえ異形の化け物になったとしても。
――これはゾンビに転生してしまった不幸な俺の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 23:00:00
1511958文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:1370pt 評価ポイント:644pt
世界の境界線の概念がなくなり世界はエーデンという楽園になった。しかし、平和な世界の中でこの世界の在り方に疑問を持つもの達がいた。この世界を壊したいそう願っていた。それが夢だった。しかし、彼らは、世界の異端者、犯罪者、そして物語で言う悪役…。
普通を演じて生活しなければならない彼らは行動を起こした。たとえ犯罪だとしても、非人道的な行為だったとしても、ただ彼らはこの世界の在り方を否定するために異端者として、犯罪者として、影の悪役として正義のヒーロー、みんなの人気者、光の英雄と戦う
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 16:30:00
8352文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【かんたんな紹介】
好きな女の子を守るために世界を敵に回す系のお話です。
内容は主にバトルと、銀髪美少女とのイチャラブが中心です。
【あらすじ】
約3年前、『魔界』から西側諸国への魔物の大暴走が発生。
たくさんの人が犠牲になり、少年・ジルの祖母と妹も帰らぬ人となった。
それからジルは冒険者、さらにはその上の人類の英雄『勇者』を目指す決意をし、剣の鍛錬を欠かさない。
そんな少年はある日、一人の少女と出会う。
子どもと大人の狭間の危うく儚い美しさ。輝いているかのような幻想的
な水色の瞳。
銀髪の少女のあまりの美しさにジルは一目惚れし、初めての恋をする。少女はアリスと名乗った。
アリスはどこか不思議なところはあるが、距離感が近くて愛くるしい無邪気な少女だった。
ジルの初恋はやがて実り、二人は付き合い始める。
そして恋は愛に変わっていき、アリスはジルにとってかけがえのない大切な存在になっていく。
たとえアリスが世界の敵とでも言うべき、破滅の権化であろうとも。
これは一人の少年が、一人の少女のために戦う恋とバトルのファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:10:00
84066文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
なんてことはない普段通りの休日を過ごしていた雪城宗太は声に呼ばれ、『魔法使い』によって「何か」が引き起こされたという異世界へ召喚されてしまう。
そこは『無望の霧』によって外界から閉ざされた大陸、アルトリエ。
『魔物』の一柱たる〝魔人〟の力を手にしてまった宗太は、彼を召喚した少女ソラノア・リスフルーバとともに、森羅万象の理を御するとされる『魔法(イグドラシル・ロウ)』を巡る戦いに身を投じることとなる。
ソラノアは世界を救うため。宗太は自らの世界へ戻るために。
最終更新:2024-04-28 05:40:00
426892文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:1466pt 評価ポイント:342pt
たとえ命と引き換えにしても
最終更新:2024-04-27 17:35:20
24439文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どんな世界であっても、必ず隠したいものがある。たとえすべての異世界転生の中心を担う場所であっても、それは例外ではない。
主人公綾人達が所属する部署(転生人暗殺部隊)は、転生or転移されてしまった犯罪者たちを秘密裏に捕縛&暗殺でその世界から抹消する仕事を行っている。人数が少ない分ブラックな仕事になってしまっているが異世界転生局の頼みは断れない。
最終更新:2024-04-26 19:20:00
40728文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:ハクッCHO夢女子
ローファンタジー
連載
N1799IT
異界から求められた助けによって異世界に召喚された主人公はその世界に言われるがままに流されて生きる事を選んだのだった、たとえどんな道であろうとも。
最終更新:2024-04-25 11:32:49
8960文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
たとえいつもの場所であっても、タイミングが異なれば、まったく異なる顔を見せることもままあるかもしれません
最終更新:2024-04-24 18:00:00
3680文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:土岐丘しゅろ
ローファンタジー
連載
N7340HK
世界で初めて異能力《天稟(ルクス)》が確認されてから、数十年。
《天稟》の持つ「女性に発現しやすい」という性質によって、世界は男女逆転社会の様相を呈していた。
そんな世界を舞台に、一人の少女の治安維持組織【循守の白天秤】への入隊とともに、物語の幕は上がる。
──というあらすじの漫画に転生した。
転生先は最初の敵、ヒロインの初陣のダシにされるやられ役……なのだが。
「誰よりも早くヒロインに会えるってことじゃん!」
俺、イブキとしては全く問題がない。
むし
ろ一番近くでヒロインに会える美味しい立場。
この当たり役を逃さぬよう、ヒロインに捕まらず、敵としてあり続け、それでいて彼女らに辛い思いをさせないのがオタクの意地の見せ所。
たとえヒロイン達に嫌われようとも……!
──しかし、
「えへへ、捕まえちゃいました……♡」
なにやら彼女達の様子がおかしい気がする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 17:51:39
377618文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:51878pt 評価ポイント:25710pt
好きといっても響かない相手、、短編なのでサクサク読めます。
書いてというアプリにかいた文です。
キーワード:
最終更新:2024-04-22 21:50:49
867文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【警告】
●現実と小説の区別がつかない方
●才能がなくて生きているのが辛い方
●主義思想が固まっている方
●主人公に感情移入したい方
●下ネタやメタ発言を受け入られない方
※この小説は精神的嫌悪感を与える内容が含まれています。
上記に該当する方はご遠慮いただくよう予め申し上げます。
主人公はとある高校に通う高校生。彼はギフトと呼ばれる異能力がある世界で、クラスメイトと一悶着起こしなが
らも学生生活を謳歌していた。
ある日、彼は美しい鬼(クラスメイト)が異形の怪物に蹂躙される姿を目撃する。 誰にも相談できず、せめて彼女だけは助けたいと己の身を顧みず割って入る。 その時の彼は、助けようとした鬼(少女)の姿に酷似していた‥・。
以下テーマ
第1章 王道的邪道物語
第2章 堕
第3章 蛇が暴く真実
第4章 理不尽が始まる
第5章 選択する者、される者
第6章 地獄より這出る黒白の悪魔
第7章 悪意の矛先
第8章 人間様と神
第9章 たとえどれだけ頑張っても
第10章 盛者必衰(仮) ←今ここ
第11章 神の一手、悪魔の一手
最終章 『 』
勝手に創作最強キャラを目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 10:06:09
1446081文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:3947pt 評価ポイント:915pt
作:テラスハウス田中
現実世界[恋愛]
連載
N9392IU
白い熊はあるプリンセスに恋をする。たとえそれを皆が否定したとしても
それは、ある学園の高校生のお話
最終更新:2024-04-21 03:35:06
5483文字
会話率:86%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
いわゆるガリ勉である高校一年生、雨宮緑(あまみやみどり)は席替えによってクラス一の美少女、笠野葵(かさのあおい)の隣になる。全く彼女と話したことがなかった緑。だから、たとえ隣の席だろうと話すことはないだろうと思っていたのだが。なぜか彼女はうざいほど緑に構ってくる。だからといって、「まさか、俺のことが好きなのでは?」とは思わない。なぜなら、彼女には......。
"勉強しかできない系主人公"と"彼氏いる系ヒロイン"が送る青春ラブコメ!
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 22:50:45
63487文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:286pt 評価ポイント:138pt
デスゲーム その大半は死を伴う危険なゲームであり、大体勝利すると生存が保証され、巨大な報酬が得られるが、敗北すると死亡する。
そして、世の中にこんなデスゲームを主催しようとする主催者は、数え切れないほど多くいる。
人間性を見極めるための自称革命家、あるいはただの醜い争いを見たいための愉悦犯……他に日記やメールなど、財団ものの権力者とか……世の中は、デスゲームを主催しようとする人が数え切れないほどいるものだ。
そう、たとえ――それは家族でも!
*ギャグ小説です。
*オムニバス形式。
*不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 08:55:27
3457文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
説明しよう。
これは間違いなく事故物件であると――――。
病弱令嬢に転生したマリエッラこと万里枝。
実家にいると死んでしまう。
そんな危機感から、何癖もありそうな婚約者に結婚話を進めるように言うと、予想外の反応。
「どうせ結婚は無理だろうと思って、婚約を受理していたんだが……」
転生した状況も最悪であれば、婚約者も最悪。
そんな環境でも万里枝は立ち上がる。死にたくはないから。
諦めるな万里枝、負けるな万里枝。
たとえ事故物件だろうと、拾った命は大切に!
***
***
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価などしていただけますと、励みになりますですます。あと、笛路が小躍りしますですヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 07:10:00
4208文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:6030pt 評価ポイント:5612pt
幼なじみの少女チルハを自転車の荷台に乗せて、ケースケはペダルをこぐ。
ケースケよりも3倍は高性能な生まれたときからの幼なじみは暴君だった。
それでも満開の菜の花畑の中、ケースケはチルハに付き合い続ける。
たとえ受験勉強の最中であっても。
いつの日か、チルハの望みを叶えられるのではないか、そう期待しながら。
オリジナル小説サイト『紅の空』にも掲載中。
最終更新:2024-04-16 11:09:41
7914文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
勇者パーティをクビになったとあるアサシンと、その勇者パーティの物語。
勇者達から突然クビだと伝えられたアサシン、サス。
しかしそのあと、勇者たちがとある騒動を起こしているのを見かけて──?
少しだけ切なくて、でも優しくて温かい物語。
◇
執筆開始当時、作者は胸糞展開のない追放モノをまだ見たことがなかったので書いてみたかったなどと証言しており。
(昔カクヨムにて公開していたものを手直しし再公開しています。)
最終更新:2024-04-14 18:00:00
14086文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
生まれつき、他人とは違う目をもって生まれた主人公―――開。
彼は人と人との関係性を鎖として視認することができた。
そんな彼が望むのは、たとえ関係性が見えなくても関係性を築けるようになること。
普通の人が、当たり前にやってきたことを彼は目指す。
見えなくても当たり前。見えていることが異常。
彼は常々こう思う。
「普通の人でありたい」
最終更新:2024-04-13 21:15:21
3625文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
たとえば、この世が地球の中身のように層状だとすれば、一瞬で一回りしてしまう人もいれば、こんなところをゆっくり歩いている人もいる。
最終更新:2024-04-13 18:18:15
477文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
花の命は短い。
それはたとえ、千年を生きるエルフでも。
だから、彼女ーーリューエルは旅立った。あまたの種族が生きる広い世界と、本当の恋を知るために。
けれど世界には、災いの星と呼ばれる彗星が墜落する。長い冬の時代が忍び寄る中、リューエルは美しいがどこか抜けている魔道士の青年ラスティウスに出会い、成り行きで一緒に旅をする。だが記憶を失っているラスティウスには秘密があり、リューエルも次第に自分の運命と向き合うことになっていくーー。
旅に出たエルフが世界を知っていきながら
、好きになったひとと距離を詰めたり詰めなかったり。恋せよエルフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 19:29:26
193397文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:54pt
僕たちは、示された人生を進むのが嫌だったのかもしれない。
それが、たとえ誰かにとって人生を変えざるを得ないほどの変化だったとしても。
最終更新:2024-04-10 23:27:05
2771文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:340pt 評価ポイント:324pt
作:神無月 雄花
ローファンタジー
連載
N4381IC
【天界十二神】それは、人間界の上に存在する天界でも、上位十二番に君臨する神たちの総称である。その中でも、「次元の神」ガルム・マーガテシウムは、日々の仕事で溜まりに溜まった疲れをどうにかして癒そうとしていた。
天界での仕事は、まるでそこが天国とは思えないような所業であり、そこのトップに君臨する神に関しては【毎日】が仕事づくしで残業まみれ、しかもサービス。そんな中、反感の声を上げない者など、たとえ神でも存在しないだろう。だが、今回ばかりはいつもと状況が違う。神々の序列でも最上位
に君臨する神、次元の神ガルムが声を上げたのだ。
「これは一大事件だ」この情報は神界ネットワークを通じて、天界はもちろんのこと、冥界や魔界などの全世界にまたたく間に発信された。天界を統べる神の一角が堕ちたのだ、"そのヤバさ"は誰でもわかるだろう。だが、そんなことは、疲労の限界に達したガルムにとっては関係なかった。
そうして近年一番の大荒れを繰り出した天界、それを知った他の神々は、そんな暴挙を許すはずなどない。それは、別世界も同様だった。
そんな世界のことも顧みず、己が欲望のままに進むガルム。
そして、それを聞きつけた敵世界が動き出し、この世界の情勢が壊れようとしていた……。
Character
「次元の神」ガルム・マーガテシウム(GARUMU)
一本一本が意思を持って動いているかのような、サラサラで長い白銀の髪に、ピョコっとしたかわいらしい犬耳。髪の隙間から垣間見える目は、黄色く輝いており、大きな宝石の様だという。普段は、胸などの重要部分だけが隠れた際どい装甲を着ている。
「大地の神」????・カーディネリア(cardineria)
長く淡い黄緑色の髪で、同じ様な色をした目をもつ。ガルムと同じ天界のトップであり、この世のありとあらゆる自然を操る。可憐で麗美で母性あふれるその姿は一部で「みんなのお姉ちゃん」といわれるほど。
小野(ono)
【黒髪、ミディアム、女、ちょい太眉、社畜】それが説明書である人間の女性。人間界に降りてきたガルムと、ドタバタ楽しく共同生活をしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 22:36:07
82363文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:56pt
α、β、Ω、男女の性別の他に第二性で構築された世界。それらを差別化するのは、各バースに備わった『権能』と呼ばれる能力であった。
αに生まれたものは『全知全能』
βに生まれたものは『部分日食』
Ωに生まれたものは『無能』と分類される。
しかし、Ωには、稀に特異的な体質を持って生まれてくる者もいた。それを──『天変地異』という。
理不尽なバース差別が横行する世界で、Ωの天変地異は極秘の処刑対象でもあった。
誰にも殺せない、逸脱した力の天変地異を持つΩ「深淵」
深淵の暗殺を日本から依頼された、ドイツ国家暗殺部隊直属の全知全能α、ヘルツ・バルツァー。
その深淵を覗くとき、彼は何を見、何を望むのか。たとえ、それが運命でなくとも。
絶対に手に入れたい攻めと平穏に暮らしたい受けの薄暗い攻防戦です。受けがとにかく強い。
作中に日本やドイツの概念が出てきますが、パラレルワールドとしてお楽しみくださいませ……!
*及川奈津生様主催の現代異能バトルBL企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 18:18:22
74330文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:40pt
何度も不幸な死を迎え、回帰して人生を繰り返すリディ。
自称十二歳(本当は五歳)のリディの今度の人生は、回帰してからたった三ヶ月で終わりそうな雰囲気だった。そんな中、お化け(本当は悪魔)を従える、帝国に多大な影響力のある権力者の冷酷公爵に買われてしまう。
冷酷公爵はリディに「娘になれ」というが――。
過去の回帰の中、別の義理の両親に不幸な目に合わされてきたリディは、もう誰かの娘になるのはごめんと拒否する。しかし、冷酷公爵は聞いてくれるはずもなく、強制的に娘にさせられる。
あれ、でも思ったよりも、冷酷公爵は優しい?
可愛がられ甘やかされて戸惑いつつも、冷酷公爵の溺愛に順応させられていくリディは、今度こそ愛されて末永く幸せに長生きしたい。けれど、愛されることを実感すると、過去の回帰で犯した罪に苛まれるようになり……
一方、リディと同じく回帰を繰り返す冷酷公爵もまた、回帰の原因を探ると同時に、世界の存続を賭けて我々は試されていることに気づく。しかも迎えた愛娘リディがその渦中にいることに気づき、何としてでもリディの笑顔を守ることを誓うが、果たして――。
たとえ世界が終わっても、人々は一人の少女を犠牲にして目の前の利益に手を伸ばし、利己的に生きる。それをいつまで世界は許すのか。
そしてリディが皇子と公爵子息と出会った時、三人の運命の歯車は動きだす。
成長後、恋愛あり。
不憫幼女 × 新米パパ の、ほのぼの × シリアス な物語。
※カクヨム様、先行投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 20:58:37
305234文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:1312pt 評価ポイント:698pt
作:ぼっちえのき
ハイファンタジー
連載
N0618IW
信用、信頼、希望、恋愛 そんなものはこっちの世界に来たとしてもいらない、必要ないものと思っていた
まさか、俺(たち)と同じ考えを持つ奴らがいたなんて....
たとえ、同じ考えを持とうと交わることのない存在
これは、ひねくれにひねくれた社会不適合者もといクズども7人が同じ世界に送られたお話
最終更新:2024-04-06 15:38:10
490文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「木鉢に金継ぎするんですか?」
「はい、もう使わないので、金継ぎして下さい。
ちゃんとして、記念に飾っておきたいんです」
「山背ですが、修理した鉢をお持ちしました」
「こちらこそ、ありがとう御座います。
確認しましたんで、『たとえ水を入れても、漏れない』、と思います」
初瀬は、不思議そうに小首をかしげると、眼をいたずら小僧っぽく輝かす。
「では、試してみましょう。
ちょっと、お待ちになってください」
「えっ?」
水指の、あるべきところ。
水指のある位置に
、鉢がある。
功治が金継ぎした、あの木鉢。
鉢が水指として見立てられて、使用されている。
「はい。
本当に水漏れせえへんか、試させてもらいました」
「いや、使ってくれはって」
「はい?」
「やっぱり、こういうもんは、『使われてナンボ』やと思うんで、
記念に飾るだけのもんにせず、ちゃんと使ってくれはって、
『嬉しいな』、と」
「こうすることによって、物も、寿命が延びるんですね」
初瀬が、感心して、言う。
「いや、物だけやないです」
功治が、初瀬の言を、引き取る。
初瀬の眼に、?が浮かんだので、言葉を続ける。
「人間も、です」
「人も」
「はい。
金継ぎして生きていくというか随時補修して生きていくというか、
『だましだましみたいに生きてっても、ええんちゃうか』、と」
「はい ‥ ?」
「う~ん ‥
‥ 例えば、ここに、六十歳過ぎの、癌の患者さんがいはります」
「はい」
「治療しても、そのままの生活スタイルだったら、
一番可能性の高い生存期間は、五年です」
「はい」
「でも、一方、今までの生活スタイルを見直し、
だましだましでも現状の身体に沿った生活スタイルに改めたら、
生存期間は、二十年になります」
「はい」
「片方は、六十歳後半で死ぬ確率が高いですが、
もう一方は、八十歳過ぎで死ぬ確率が高くなります」
「それって ‥ 」
「一方は、「早死に」って言われかねないでしょうけど、
もう一方は、平均寿命なんで、
換言すれば、『「天寿を全うした」と言ってもいい』、と思います」
「ああ、なるほど」
「だから、「だましだまし」と言うと、ネガティブなイメージがありますが、
金継ぎとか補修する感じで、
人生を『随時、見直すイメージ』でいたらいいんじゃないか、と」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 09:57:28
5250文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
(内容紹介)
少年法が改正され、未成年は「自白法」によって守られ、自白以外の起訴ができなくなった。たとえ証拠が揃っていても容疑者が自白しない限り、有罪とはならない。
未成年犯罪を専門的に取り仕切る「自白班」の白石秋羽(しらいしあきば)は個性的なメンバーたちと共に、未成年の容疑者を自白させ、真実をあぶりだしてきた。
そんな中「鮮血ずきんちゃん事件」と呼ばれる猟奇殺人が世間を騒がせていた。3人の女子高生が殺害され、全員が同じ高校の生徒だった。
そして、その容疑者として浮か
んだのが同じ学校の生徒の秋山菊乃(あきやまきくの)
という少女だった。秋羽は彼女の捜査を始めるが、彼女の証言に違和感を持った。
秋羽の同期であり、彼にライバル意識を抱く女刑事の赤西茉莉(あかにしまつり)の捜査で、学校内のいじめが全ての原因だと発覚する。
被害者の少女達三人と容疑者の菊乃は仲のいい友達同士であり、そこにもう一人の少女・四季という少女もいたが、彼女は中学の時に美術室から自殺をしたが、事故として処理され、その原因は一部の同級生と当時の美術教師だった。当時の美術教師に作品を盗作され、絶望のまま死んだ四季への弔いのため、彼女達は「鮮血ずきんちゃん」事件を実行した。
事件は猟奇殺人ではなく、連続自殺であり、一人目が自殺し、その後にその遺体を切り刻み、切り刻んだ人物は次に自殺し、違う誰かが遺体を切り刻み......そして菊乃が最後に自殺する事で彼女達の復讐は完成する。
しかし菊乃の中には死にたくないという思いがあり、それを見抜いた秋羽は彼女から「死にたくない」という本当の言葉を引きずり出
し、「自白」させる事に成功した。
事件が終わった後、秋羽は今回の事件はまるで脚本通りに動いているようであり、その背景に「物語」の提供者がいる事に気づく。
それこそが秋羽の実の父親であり、必ず捕まえてやると決意を新たにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 00:52:53
82327文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
とある魔術の存在する世界。学園に入学を控えたマオは、いつまでも倒せない幼馴染の少女、ユウに一矢報いるべく、怪しげな魔術を行使した結果、なんの因果か猫耳幼女となってしまった。
しかし、諦めない。まだ負けてない。たとえ幼女になろうとも、奴を倒すまでは・・・!マオは諦めずにユウに立ち向かい、心身共に成長していく・・・。
というのは建前で、ポンコツ主人公が幼馴染ヒロインや他の登場人物に良いように弄ばれたり、可愛がられたりする、そんなお話。
最終更新:2024-04-03 20:57:44
223048文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:4906pt 評価ポイント:2662pt
「今度こそあなたを救ってみせます」
かつて悪役令嬢とされた公爵令嬢フィルミーヌの取り巻きその2と言われていたマルグリット・グラヴェロット子爵令嬢
学園卒業式の日に第二王子に断罪され国外追放の刑を受けて取巻き共々隣国に向かう途中、山賊に襲撃され命を落としたはずだったが……
目が覚めたら5歳の頃の自分に戻っているマルグリット。
昔は人一倍体が弱く、気が小さく、人見知りな令嬢だったが、自分を初めて友と呼んでくれたフィルミーヌを救う為に奔走する。
たとえ敵として彼女の前に立
ったとしても……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 08:38:02
360366文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:464pt 評価ポイント:190pt
たとえ育ちを忘れても、生き方だけは忘れずに
最終更新:2024-04-01 18:00:00
3987文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏の終わりに死ぬことになった少女、日出は、身を投げ出した踏切で、二つ年上の透くほどにきれいな少年、汐と出会う。初対面の日出に対して、「こんなところで死ぬなんてセンスがなさすぎる」と言い放った、汐。日出は、彼の半ば強引な提案によって、夏が終わるまでにしたいことをふたりで叶えていくことになるのだが───。これは、こころに傷を負った死にたがりの少女と、謎めいた不良(仮)の少年の、ひとなつのきらめきと恋、それから秘密のおはなし。
最終更新:2024-04-01 11:25:02
15089文字
会話率:43%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
たとえ義理でも兄とは結婚できない国でメイベルは義兄のジョシュアに恋をした。不毛な恋だとわかっていた。
結婚できないのであればせめて兄の役に立ちたいと、兄から離れるつもりで馬車に乗り込んだ。だが、馬車が急停車し、開いた扉の向こうにいたのは義兄のジョシュアで、メイベルが言われた一言は「メイ、死んでくれ……」
メイベルに死んでもらいたい義兄ジョシュアは…………?
***
注:ヒロインは死にません
よくある義兄の執着のお話です。
(ムーンライトノベルズ版あり)
最終更新:2024-04-01 08:11:42
17165文字
会話率:35%
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総合ポイント:5292pt 評価ポイント:4738pt
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