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検索結果:1005 件
作:渡口 圭二
ヒューマンドラマ
完結済
N5845FG
世界の球技人口の多さで、1・2位を争うバレーボール。そのバレーボール界の言わば底辺、
『弱小ママさんバレーチーム』 その監督を引き受けた、若手男子の奮闘記。
6人制バレーボールは世界的に有名だが、日本独自と言ってもいい9人制バレーボール。中でもママさんバレーは、各地・各地域で盛んに行われている。しかしそのレベルは様々で、バレーボール経験者が多く所属している強豪チームや、チーム構成員のほとんどが家庭婦人になってからバレーボールを始めたという弱小チームなどが存在する
。
どう見てもスポーツが出来るような体型ではない者、女性同士が故の諸事情、色々な環境のもと集まったチームの構成員がくりなす人間模様、勝利への思いや葛藤。
筆者が実際に『弱小ママさんバレーチーム』の監督として経験した、これらの生々しい現実を監督と言う立場から赤裸々に語った奮闘記。
法治国家に存在するのに、世間の常識などでは語れない、超法規的集団『弱小ママさんバレーチーム』。
練習や試合の後に必ず行われる『これからの時間』と称する飲み会では、バレーボール以上に力を発揮する者、家族や仕事もあるのに深夜まで飲み続ける強者が、本領を発揮する。
バレーボールチームなのか、飲み会のサークルなのか、さっぱり分からない『弱小ママさんバレーチーム』。しかし、気持ちのどこかで勝ちたいと思っていた。そこに現れた陽介が、自分より年上のメンバー、あまりにも個性の強いメンバーを相手に監督を引き受け、葛藤・奮闘をもってその地区の連盟が開催する公式戦のタイトルを全て奪取する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 15:20:16
727344文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:66pt
ある日、突如世界中が闇に包まれ、大規模な地震に見舞われた。
人々は永遠とも思える恐怖に耐え、闇が晴れるのを待つ。
そんな暗黒の日々が終わりを告げたその時、世界は一変していた。
世界の半分が、異世界と入れ替わっていたのだ。
それは、まるでジグソーパズルのピースを入れ替えたかの様に。
その地に住む人間、そして魔物と言われる存在と共に地球へやって来た。
彼等は魔法と言う超常的な力を、または超人的な肉体と技術を持っていた。
当初は地球人も異世界人も、この
異常事態に対し手を取り合おうとした。
しかし、何時しか世界は地球人・異世界人・魔物の三竦みの争いへと発展する。
そんな戦乱の世、己の腕だけを頼りに生計を立てている人物がいた。
彼女はフリーの傭兵として、とある廃ビルに身を置いている。
金になる話があると信じて。
だが、彼女の希望に反して狙っていた獲物は現れなかった。
代わりに出会ったのは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 09:05:32
32805文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
大倭皇国連邦。
あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ=ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。
その小国に生をうけ、辺境の惑星に暮らすひとりの少女のもとに召集令状が届く。
その地へ向かいつつある戦闘航宙艦、巡洋艦〈あやせ〉を任地とし、ただちに出頭せよという。
急の報せに日常を奪われ、夢を砕かれして、少女は旅立つ。
少女の名前は、田仲深雪。
恒星間宇宙を舞台とし、戦争が、はじまる。
最終更新:2022-05-28 12:00:00
312858文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:32pt
この世界には未だ、人類にとって未踏の領域が数多く存在していた。
歴史上、数々の国家や開拓者が、新天地を求め未踏領域に挑んだが、そのどれもが何らかの形で失敗に終わっている。
原因は単純であった。
未踏領域はどれも、人類が生身で踏み入れることが不可能な程、苛酷な領域だったのである。
イクス暦1978年、それでも挑戦を続けていた開拓者達に、ある転機が訪れる。
搭乗型の機械人形、デウスマキナの発見である。
自然災害により偶然開放された未踏領域。
その地で発見されたソレは、苛酷
な未踏領域の只中にありながら、劣化することもなく、ただ静かに鎮座していた。
人々はソレを回収し、研究することで、ついに人造デウスマキナの製造に成功する。
人造デウスマキナは人類に、今まで踏み入れられなかった領域へ踏み入る資格を与えた。
これにより人類史は、長い大開拓時代へと突入したのであった。
この物語は、まだ見ぬ未踏領域踏破に命を懸ける、男の物語である。
※この作品は『機神冒険活劇<カリュプス プロヴォカーレ>』の外伝にあたる作品です。
→https://ncode.syosetu.com/n5791gx/
この作品単体でも読めますし、読む順番が前後しても問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 19:01:53
53827文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:140pt
レグナトアと呼ばれる、その地方は、ユリタザイン王国とザンガルト帝国の国境に位置する。
レグナトアで起きた戦争を利用し、ザンガルト帝国は儀式を行おうとしていた。
儀式によって生み出された物は制御できず、結果としてレグナトアは呪われた大地となる。
主人公 エトカラン・カトヤールは自らに起こった事件を切っ掛けに復讐を決意する!
最終更新:2022-05-22 08:42:29
3323文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「好きなのに。そばにいられない両片想い」
★この話は以下の要素が中心です★
両片思い・ツンデレ・男の娘・献身愛・三角関係・ループ
*この話はR15作品です。十五歳未満のかたの閲覧はご遠慮下さい。
*ジャンルは男女の恋愛ですが、内容にBL要素が含まれています。
★「たまこい」あらすじ★
地方を支配する九伊(ここのい)家の一族の当主は、昔から「生き神」として敬われている。
当主が神でいるために、「禍室(かむろ)」と呼ばれる巫女が娼妓となり穢れを払う。
九伊家では、現在でも密
かにその風習が続いていた。
十五歳の縁(えにし)は、男でありながら「禍室」として育てられ一族共有の娼妓として日々を過ごしている。
ある日、馴染みの客である里海(さとみ)から、「当主の娘、神さまと結婚することになった」と聞かされる。
★主な登場人物★
・九伊苑(ここのい・その)
九伊家の一人娘で後継ぎ。「神さま」
内気で優しく、人見知りをする性格。
九伊家が運営する、中高一貫の進学校に通っている。
・寡室縁(かむろ・えにし)
九伊家のために「穢れ」を受ける「禍室」の役割を引き受けさせられている少年。
九伊家の敷地内にある禍室に、生まれた時から閉じ込められている。
・六星里海(むつせい・さとみ)
九伊家と遠縁の名家の息子。
苑の婚約者。
出会って以来、縁に恋をしている。事実上の恋人。
・三峰紅葉(みつみね・もみじ)
苑の側付きとして、雇われている少女。
母親と共に、九伊家で住み込みで働いている。
世辞に長けたしっかり者。
・十谷縁(とおや・ゆかり)
苑の学校の友人。
生物学的には女性だが、性自認は中性。
苑に恋をしている。
★設定★
・九伊家
元々は、その地方の神事を主った家柄。
有力者に対して託宣なども行っていた関係で、政財界とのつながりが深く地方を実質的に支配している。
本家は一族の中で神事を預かり、引きこもって簡素な暮らしをしている。
・寡室家
穢れを引き受ける九伊の分家で、本家預かりとなっている。
「寡室」は隠し名であり、「神室」→「禍室」が本来の字。
神女であり婢という両面を持つ家系で、性交によって九伊の穢れを浄化する。
*カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816452220415301194
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 12:34:01
213041文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:50pt
ティタスタ王国。王国には俗に魔物と言われる人類に害する獣を倒す冒険者と敵対国との有事に参戦する騎士が存在した。
しかし強力な力を持ち、その両方を担う王国屈指の百人がいる。
冒険者と騎士はその地位を一度は夢を見、王国に暮らす民は深くその人々を敬っていた。
そして彼らはこう呼ばれていた。
《数者》……ナンバーズ、と。
※この小説はアルファポリス様にも掲載しております
最終更新:2022-05-17 20:17:16
110793文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
その少年は吐き気を催していた。
だが、それは車に乗っているせいじゃない。
ネズミ色の道路を走り続けても一向に目的地に着かないのは
自分にとってそう悪くないこと、そう思っていた。
彼にとって悪いことというのはこれから行く先
彼の祖母の家だ。
少年は去年、その地下室で見たのだ。
彼を見つめるネズミの大群を。
少年が何故、そのおぞましい光景を目にしなければならなかったのか
それはこの車の助手席に座る彼の姉のせいだ。
姉は何が面白いと思ったのか、着いて早々に少年を地下室のドアの向こ
うへと追いやり
ドアを押さえた。
少年はパニックになり、必死にドアを叩いた。
けれども返ってくるのは姉の笑い声だけ。
少年の目から涙が零れ、鼻をすすった。
だが、ないているのは彼だけじゃなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 11:00:00
5460文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
作:ニボシサービス
ハイファンタジー
完結済
N9579EW
異世界にポンと飛ばされ、その地の知識も学もコネもない病弱な青年が、しかたなく軍に入隊するお話です
※最初の方に書いた話を見返したところ、本人でもよく分からない表現や、誤字などを見つけたので、本文を変えたり、修正をしました。
修正済みの話は、タイトルの頭にナンバリングをしてあります、話の内容的には大きな変更は有りません。
これで少しは分かりやすく、読みやすくなったと思います。
初めて読まれる方は、タイトルに番号が振って無い話は、番号が振られ修正されてから読んでいた
だくといいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 14:00:00
1511992文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:610pt 評価ポイント:290pt
作:ユウヒ シンジ
ハイファンタジー
連載
N5443EU
一人の青年が不慮の事故で短い人生を終わらせるはずだった。
ところが労働環境に不満を持つ神様と出会い、次の人生へ転生させてくれると言ってくれる。その話しを進めて行く内に、神様の愚痴が始まりそれを聞いてあげていたら何故か気に入られてしまった。
それでも青年は普通に死なない程度に暮らせればと願ったのだが、青年を気に入った神様が必要以上に高待遇で送りだしてしまった。
しかも転生先の神様にも高待遇でと打診までして。
そして青年は記憶をそのままに魔法が現実に存在する世界に生まれ変わった。
美少女といって良いほどの可愛らしい男の子の彼は、その地の神にも好かれ(多分地球で会った神様の力添え?)最強の加護を授かってしまう。
彼やその家族は余りにも強力であろう加護を当面隠して過ごす事に決めたのだが、その加護の影響か、はたまたその美しい顔立ちのせいか、トラブルに周りにいる女の子達や家族身内を巻き込んでは騒がしくも幸せ? な日々を送る事になる。
信頼するメイド達に、王国のお姫様、普通の女性からエルフの民まで、彼を慕う女性が、彼を守り彼に守られながら国家間の戦争にも立ち向かう、可笑しくも真面目?な部分もある物語です。
(カクヨム様で加筆修正したもので投稿をしております)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 00:09:18
347230文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:4135pt 評価ポイント:1119pt
地球の西側に位置する巨大な内陸海の中に、その国はある。
千数百年前に突如起きた「魔法」という超常現象がやがてヒトの手により発展し、今やその「魔法」の最優秀先進国となる人口数百万にも満たない小さな島国「アトランティス・エリダンヌ王国」
同じ地球上で、まだ大人ではない少年少女達が握るものは、剣や銃、そして「魔法」。
学校に通いながら魔法を覚え、あらゆる困難を仲間と乗り越えていく。
これぞ「王道」。青春を謳歌する少年少女達が泣いて、笑って、恋をして、大人になっていく。
ならば愚直
と言われようと「王道」を貫こうじゃないか。
「刀」をひとつ携え、若き武人がその地に降り立った。大切なものを護るため・・・心の中にあるあの温かなものを取り戻すため。
―――ただひとつ、彼だけが人間の血肉舞う修羅の中で生きてきた「邪道」である。
※登場人物等の設定集も簡単ですがあります。
簡単なものですが物語が進むにつれ更新していきます。下記URLコピペしてどうぞ
https://ncode.syosetu.com/n0958es/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 20:44:39
146972文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:53pt 評価ポイント:33pt
突然に現れてはその地を人が住めぬ土地に変えてしまう「厄災」。それは大地に開いた大穴だったり、晴れぬ霧だったり、陽の光が差し込まぬ森だったり様々な形態をとって現れた。そしてそこからは「魔」と呼ばれる異形のものが溢れ出す。人はそれに追われる日々を送っていたが、「魔」から抽出される雫と呼ばれる液体を使って「魔」をそして厄災の中心核を破壊する手段を生み出す。そしてその雫を操れる者達は雫師と呼ばれる様になった。
「王の手」と呼ばれる国家の正式な雫師では手が回らない辺境や小規模の「
厄災」はギルドと呼ばれる民間の組織が国家雫師には至らない雫師達を組織して、厄災への対処を行なっていた。街道筋ではあったが辺境の街、ウィルトルに起きた厄災を管理しているギルドに属するランドは、ある日、厄災の開けた穴の中の探索で安物で使いこ込まれた防具を見つける。それはベテランと呼ばれる変わった雫師の遺品だった。「雲雀亭」の店主からその遺品を引き受けることになったランドは、自分の休暇を利用してそれを渡すべき相手の探す旅に出かける事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 08:19:50
32177文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:34pt
衣笠 陸斗は鹿川 なずなに刺殺され目を覚ました世界は地獄。その地獄にいた幼女に告げられた生まれ変わる資格。そのための試練を偶然にも居合わせた鹿川 なずなと攻略することになる。
なぜ衣笠 陸斗と鹿川 なずなは地獄に落ち、生まれ変わる資格が与えられたのだろうか。
後悔と懺悔、憎悪と悲哀。全てが入り交じった物語。
最終更新:2022-05-08 21:48:59
3932文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:春菊も追加で
ローファンタジー
完結済
N9261HP
死者を乗せ、世界の各地を移動する校舎。その学び舎は死者である『生徒』たちから『銀河漂流教室』と呼ばれていた。
校舎は三日毎にランダムに何処かへ漂着し、学校を出てその地に留まることで『生徒』は『卒業』となり、転生して次の人生を歩むことになる。
生への執着のなさから次の人生を歩み始めることが出来ない少女・千歳。
そんな彼女の世話を焼く「委員長」こと祐里。
ある日、銀河漂流教室が漂着したのは横浜市・桜木町。
祐里は教室の窓から見えるみなとみらいの風景に動揺した表情を見せ――。
最終更新:2022-05-08 18:27:00
7497文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
統治しない伝説の王を戴くユリティスの王国。
人間と精霊、幻獣と神々までもが、あるがままの生命を生きる大地。
その地で、魂の半身である伴侶を失った男と、自分自身の過去を失った女が出会った時、凍り付いていた時が動き始める。
(この作品は、カクヨム様との二重投稿作品です)
最終更新:2022-05-08 00:39:34
231931文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
野球選手×俳優
このコンビ、予測不可能
謎の男によって作り出された闘技場「コロセウム」。
その地で浅田康介(あさだ こうすけ)と相澤亮祐(あいざわ あきひろ)は目を覚ます。今では有り得ないような場所に戸惑う2人に謎の男は選ばれし戦士だと告げ、殺し合いに参加させようとする。
それでも動じず疑問を投げかける2人に謎の男は口を開いた。
「あっ、そういえばキミたちの戦いを見たいという人たちがいるんだったね。ここに呼び出してみようか」
謎の男そう言って子供たちを出すと
2人に脅しをかけた。否が応でも戦うしか無くなった2人は子供たちを解放するために武器を手に取り、共に戦い始める。
しかしそれは狂気と殺戮に足を踏み入れる序章に過ぎなかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
本作は「しゅま様」が制作したCoCシナリオ「殺セウム」を本人に許可を頂いて制作したリプレイ風小説となっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 17:05:16
32654文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:54pt
作:両義・P・知幸
空想科学[SF]
完結済
N7559HP
その地球の二十一世紀において。
実用性を伴った巨大人型機械を工学的に人の手で作り上げるなど、不可能である。
まして実現したとして、戦争目的では、構造面、運用面でのデメリットが大きすぎる。
そう、それは、兵器でもなければロボットでもない。
すべてが一点ものであるが、世界中で無数に作られており、特別な存在でもない。
戦いは命がけだが、人類の存亡を懸けてなどなく、ただ生活水準を巡る縄張り争いである。
手に入る材料は、生物由来ゆえに常に異なる。
出来栄えは、作り手のセンスと技術がもの
を言う。
乗り手はそれを、自らの身体の延長のように扱う。
それは、巨大な怪獣を狩ることを可能にする巨大で人型の鎧。
──それは「自在甲冑」と呼ばれる。
その戦いは、命がけではあるが、人類の存亡など懸かっていない。
西暦1999年に特殊な隕石が降り注ぎ、十年以上を経て発生した怪獣が存在する地球。
怪獣は人類の天敵でも侵略者でもなく、他の天体から来たと思われるだけのただの生物である。
人類を敵視しているわけでもない怪獣は、ただの生物であるがゆえに普通に増え続け、その巨体は存在するだけで文明に多大な破壊をもたらす。
最新兵器も苦戦する怪獣への対抗手段は、怪獣の体を再構成して外装で覆った巨大人型構造物「自在甲冑」。略称「JK」。
JKの見た目は、美少女フィギュアのようなものからロボットのようなものまで多様である。
JKは女性しか動かせず、JKで怪獣と戦う者たちは「バスター」と呼ばれる。
西暦2021年、バスターを養成する訓練校に不合格だったチハという少女は、突発的な事態により和風女性型人形のような外装の「紅姫(くれないひめ)」で実戦に挑むことになる。結果、特異な能力を示すこととなった彼女は、予想外の事態に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 16:55:25
254214文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
彼女は広く普及した家庭用アンドロイドの一体だった。しかし、不具合を起こして廃棄処分を言い渡される。
処分場に向かう途中で彼女はある音によって足を止める。それは一人の老人が奏でるバイオリンの音だった。
すでに音楽家は自動演奏ロボットにその地位を取って代わられ時代遅れの存在であり、彼は一人で余生を送るつもりだった。
老人はアンドロイドを観客として演奏し、アンドロイドは老人を真似て演奏を覚えていく。
お互いに社会から不要とされたもの同士で始めた奇妙な交流だったが、それは老人の死によ
って終わりを迎える。そして、一人残された彼女は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 07:29:54
5120文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:58pt
【前世で失恋した。本当は、もう二度と会いたくなんてなかったの】
アイリーン・ミラー王女には、前世の記憶がある。前世の彼女は孤児で、共に孤児院で育ったエリクに恋をしていた。
しかし、そのエリクが恋に落ちたのは、その地の領主の娘だった。
結局、前世のアイリーンは想いを告げることなくその世を去ったのだが――今世で二人は再会する。しかも、互いに記憶を持ったまま。
そうしてアイリーンの気持ちなど知らないエリクことアルバートは、アイリーンのそばで無邪気に笑う。「今世こそエミリー
と結婚するんだ」
もう二度とあんな辛い想いをしたくないアイリーンは、そんな彼を見て決意した。
――結婚しよう、と。
彼を忘れるため、彼ではない人と、結婚する。
なのに、そのために奔走していると、アルバートの様子がだんだんとおかしくなってきて――?
*カクヨムにも載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 19:00:00
103500文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:27784pt 評価ポイント:16064pt
海で遭難した鉄男たちはどこかの島へと漂流する。そこには謎の洋館があった。その地下室で人間の〝脳〟を発見して──!?
最終更新:2022-04-26 22:02:14
42791文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
人の世にあって人の世に潜み、人に害を成すもの––それを怪異と呼ぶ。
害なす怪異を討ち滅ぼすもの––かのものを術士という。
人の営みの側で術士を影から支える存在––裏方と称す。
古より人に似て怪異に非るもの––総称として妖と定義する。
人の世の裏側で、人に害を成す怪異を討滅する術士たち。
協定を基に共闘する妖の力を借りて、何百年もの間一定の安年を維持していた。
しかし、『丸の内事変』を機に協定は崩壊し、一部の術士と妖によって術士の世界は管理されてしまう。
10年に及ぶ悪政は『
鬼の一族の滅亡』によって終止符が打たれたが、多くの術士と妖を失う結果となった。
西暦2074年ーー京都、嵯峨野。
その地で確認された一体の式神によって、新たな動乱の幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 23:58:53
19295文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
クラリティ王国女王・フローレスは、その地位を失い、隣国へと追放となった。
全てを失ったフローレスが見つける愛とは……?
長岡更紗様主催『ワケアリ不惑女の新恋』企画参加作品です。
最終更新:2022-04-09 07:42:19
2523文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:600pt 評価ポイント:554pt
宙,空,雲,浮島.
降り立ったその地は,空に浮かぶ大地(岩か?)であり,そして眼下には果てしない高度差と,奈落が見える.見えるというのは表現が合っていない.雲が晴れた今でも,先の方はもやがかかっている.それほどに海抜0mが遠い.
この世界に来た直後に,翼の生えた少女と知り合ったことは幸運だった.彼女曰く,この世界,もとい,星の名はアウラ・エアというらしい.
元居た場所と物理法則が少し違うここで,生きる目的を探さなければならない.
#######
アルファポリスに投稿している
ものをこちらにも順次投稿していきます。(https://www.alphapolis.co.jp/novel/178590907/26275782)
赤ずきんちゃんクリードが難産なときに1話ずつ投稿予定です。本作が気になった方は、アルファポリスの方が多少更新が早いのでそちらをご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 00:40:54
33244文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ichitonton
ハイファンタジー
完結済
N4697HN
その国は、未だ四神教の布教が行き届かない辺境を多く抱え、西方国家群の中では後進地帯の座に甘んじている。
辺境のほとんどは、暴れ川、断崖や山岳地帯など人の侵入を拒む地勢に満ち、昼なお暗い森に覆われている。正当な教えの伝播と発展を掲げる人間たちは、いつの時代も森を手懐け征服しようと力を奮ってきた。
その時代も、王権の後援の下、とある辺境の地の開拓が大規模に行われていた。
その地もやはり『アイヒェンヴァルツの森』と呼ばれる広大な森を抱える。
そこは狼の森であり、狼たち
を束ねる伝説の魔獣の森であった。
土地の人々は、その獣を畏れをこめて『アイヒェンヴァルツの妖獣』と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 19:00:00
59027文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
作:製造番号0024
ハイファンタジー
連載
N0807HN
どこにでもいる大学生。彼は22歳のとき同窓会にて、ある狂人な男の意味のわからないテロ行為により死亡した。
そんな彼だったが、気がつくと何やら祠のような場所にいた。
手足も縮み背も低くなり、体が見知らぬ子供になっていた。
彼は転生したのだ。
その地域に奉られている邪神の生贄の子として。
名もなく、家族もなく、五つという齢で人生を捧げられた少年の記憶に大学生の時の記憶が交わる。
吐き気とめまい、気持ち悪さの中彼は決意する。
死んだのに意味もわからずもらったボーナスステージ。
前世の悔いを晴らすと決める。
これは彼がなんのために生まれて、何をして生きるのか、答えられる人生を歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 00:00:00
26734文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:おにぎり(株)
ハイファンタジー
連載
N5460HH
”アルディオスの森”。其処は決して立ち入ってはならぬ禁断の森。
禁を破り、その地に足を踏み入る者あらばアルディオスに名を連ねる者達が嬉々として命を刈り取っていく。
その森には、国家、種族、個人の思惑が絡み合い純粋な欲望の前では人の歩みは止める事は出来ない。
そんな森の中で、日々繰り返される”凄惨な死”に心を痛めた一人の幼女が立ち上がった。
心優しき幼女の名はマルゴレッタ=アルディオス。
世界中の国家、勢力から付け狙われる最強最悪のアルディオス家が生んだ最後の良心。
いかな
理由があったとしても一片の慈悲も無く容易く侵入者を殺してしまう、色んな意味で頭のネジが緩んだ愛すべき家族達から彼等を守るべく奮闘する献身幼女の物語ーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 10:00:00
65943文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:20pt
レイン・アーシュターは王立魔術師団の副師団長。
その地位にありながら、孤児院育ちであることを引け目に感じていた。
ある時、師団長の紹介で聖女とお見合いし、婚約をした。しかし、その聖女は浮気をしていて、婚約破棄。
「聖女なんて嫌いだ!」
「嫌な恋は良い恋で上書きするんだ!」
親友との酔っ払ったテンションと後押しにより、勢いで飲み屋の店員、リナに求婚をしてしまう。
「僕と結婚してください!」
「はい。お願いします」
肩書きを隠して嘘をつくレインに、彼女は何も言わず受け入れてくれて
ーーーー?
ダメダメないじけヒーローが、健気なヒロインによって愛を知り、溺愛していくお話です。
タイトル回収は先になります。
ダメダメなヒーローですが、温かく見守ってくださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 19:04:04
100231文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:1232pt 評価ポイント:832pt
「喰われる前に、狩れ。さもなくば──死ぬ」
舞台は、『才能』と言う能力を持った、バケモノの居る地下。
バケモノは、人を喰らう。その地獄の状況から、同じく『才能』を持った【才能者】達は、バケモノを殺しながら、空を目指していた──
外の世界で空を見ることを夢見る青年と、青年に依存する少女と仲間達は、生きて外を見上げることが出来るのか──。
最終更新:2022-03-28 15:35:49
410文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
マカユナ帝国の皇女は世界樹に恋をした。
世界で最も力ある精霊である、世界樹に。
皇女は喉が渇いた。
精霊は、アーシャというその精霊にとって唯一の恩恵をもつのだ。皇女はその地位を欲し、なんとか世界樹のアーシャになる。
それでも喉の渇きは治らない。
そして皇女はーーーー
最終更新:2022-03-27 02:13:41
2305文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:44pt
作:シャー神族のヴェノジス・デ×3
ハイファンタジー
完結済
N1334FI
悪魔が巣くう闇の世界。魔界に住む住民『悪魔』は、人間界や他の異世界に侵入し、その地に住むヒトの体に憑依し、様々な悪事をさせてきた。ヒトの冤罪を笑い、悲しみや怒り、憤りを見て楽しみ、それを報酬に悪魔は悪事を働いていた。
そんななか、魔界にただ一人、『人間』がいるという。その『人間』は孤独に生きながらも、小学、中学に進み、悪魔に虐げられ、イジメられてきた。しかし成績は優秀で成績トップの地位を維持していた。
なぜ彼は『人間』でありながら悪魔の学校に通い続けるのか。それは、進
学した高校、獄立ゲーティア高等学校の卒業資格を得るため。その卒業資格には、異世界へ渡れることが許される代物で、『人間』は人間界に帰るために、悪のエリートを育てる超名門高校に進学した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 21:19:01
815266文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:16pt
第三章 2/8(月) 17時過ぎ開始
妹達の冬休みバカンスが終わり、久しぶりに初音さんにあったら、何やら初音さんがご機嫌ななめ。それをフォローすることなく笑い飛ばしたら毒を盛られた。
その毒は寝るたびに一日遡行する効果があるらしい。俺は日にちを遡る事で帰ったはずの妹達と再び合流し初音さんの部屋に解毒剤を奪取に向かうのだが……
第二章
やっぱりやりやがった。なんとなく、どことなくタダでは起き上がらないどころか、見境なくなる。と言うか……初音さんの妹達だもんね。広州に遊
びに行った俺達ご一行はクレープの割引券と一緒に渡された招待状ならぬ果たし状を読んで、妹達、激昂。広州軍区の特殊部隊と再びの小競り合いを起こし、終いには開発区の1ブロックを消滅させちまった。あ~。どうしよう……
第一章 だいたいの内容
異世界ならぬ異国に搭乗チケット一枚で召喚された永遠の若手の俺。
ここで知り合った日本食レストランの接客適当美人部長の初音さんと深圳に遊びに行ったのが全ての始まり。正規のルートで出入りのできない初音さんは行きのルートは検問突破、帰りのルートは地雷原の突破を試みた。俺はその地雷原を安全に渡り切る代わりに自称女神の初音さんと訳もわからず、契約を結ばされる。初音さんが取った方法は雷の魔法をぶっ放す事。
無事にかどうかは知らんが地雷原を渡り切った後日、俺は深夜の道端で雷撃による襲撃を受けホテルの自室で目を覚ました。
雷撃の下手人は初音さんの美人妹。こいつも一癖ありそうだが、さらに下の妹を呼び寄せて冬休みの間、俺の部屋に居ていただける?(のぞんちゃいない)ことになったのだが……
この自称女神と俺の日常異国ライフを余すことなくお伝えする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 14:36:54
128623文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:10pt
作:一ノ瀬 和人
ローファンタジー
連載
N6140GF
頭脳明晰で運動神経抜群の完璧超人。その整った容姿から『学園の王子様』という二つ名までついた柴山日向。
山村空はそんな日向と中学時代からの友人である。日向と一緒にいる内に、いつの間にか空は友人達の間で『日向の友人キャラ』や『日向のお世話係』として定着してしまった。
そんなある日の放課後、友人の三村悠里と3人で一緒に帰っていると、その場で立ち上がることができないぐらいの大きな地震に巻き込まれてしまう。
その地震は終わりの始まり。今までの平穏な日常からモンスターと呼ばれる化け物が闊
歩する弱肉強食の世界に変わってしまった。
「大丈夫だよ。何があっても絶対に僕が何とかするから」
「日向、その根拠はなんだ?」
「僕は勇者だから、何があっても皆を守るよ」
「不安しかないな」
スキルという特殊な技能が備わったゲームみたいな世界。そんな変わってしまった世界で、数々の凶悪なモンスターや人間達の思惑に翻弄されながら、日向とその友人空の戦いが始まるのだった。
2020/9/5 あらすじの内容を一部変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 07:18:55
1038255文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:1950pt 評価ポイント:918pt
聖医の名門エントラス伯爵家の次男であるローレンス・レンテ・エントラスは、名家の縁故(コネ)もあり成人前の10歳に関わらず教会の助祭に任ぜられ、司祭マーガレット・サリバンに仕えることになる。
癒しの聖女と呼ばれるマーガレット、だが「冷鋼のマギー(チルスティール・マギー)」とも呼ばれていた。それは癒しの御業についてはまぎれもない実績をあげていたのだが、賤民の出自から、奇跡的な医術の秘蹟だけでその地位についた成り上がりとも聖堂内で陰口すら叩かれていたからだ。
そのためもあってか
、彼女は司祭でありながら教区すら与えられず、治癒院にて奉仕を行う日々を送っていた。
何度も彼女の下に助祭が任ぜられたことはあったが、その身分故か、その者達が数ヶ月もせぬうちに彼女と袂をわかち、そして全て去っていったのは聖堂内では知らぬ者のいない事実だったのだ。
ローレンス・レンテ・エントラスはその詳細も知らず、彼女の下へ赴くことになるのであった。
補足:
あまり設定を作ってないのですが(後付け地位とかあるかもですし)
教皇 > 枢機卿 > 大司祭 > 高司祭 > 司祭 > 助祭 > 侍祭
ぐらいのざっくりとした組織内地位ぐらいでよんでいただければ助かります。
※初投稿です。創作小説の連載形式など初めてなのですが、お楽しみいただければ幸いです。
※小説について何かご指摘がありましたらお伝えください
医療に携わる方々への敬意と感謝をこめて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 20:46:43
27098文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:34pt
完璧な地位、完璧な容姿、完璧な婚約者。
アリスティーノ・クアトラ公爵令嬢の人生は、全て順調に進んでいた。
彼女は完璧なまでの悪役令嬢であり、その地位を利用して学園内でも好き放題に振る舞っていた。
ある日、隣国から第四王女が学園にやってくる。妖精のように可憐で皆から愛される彼女が許せず、アリスティーノは愚かにも王女に手を出してしまう。
味方は誰一人おらず、婚約者であるユリアンからも見放され、アリスティーノは失意の中一人ひっそりと死んでいった。
筈だったのだが。
目が覚める
とそこは、自分の部屋。鏡に映る自分は、五歳の姿。
どうしてか人生を逆行したアリスティーノは、今度こそ真面目に生きあんな最後を遂げるまいと誓う。しかし成長すればするほど、以前と変わらない意地悪な自分へと近付いてしまうのだ。
焦りに焦った彼女は何を血迷ったか、婚約者にこう泣きついたのだった。
「ユリアン様、どうか私を調教してください!」
と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 19:16:02
127847文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:18388pt 評価ポイント:12166pt
「北の列島」は美しい自然に恵まれた豊かな島々で、かつて一億人以上の人々が住み、
高度な文化を持つ世界有数の経済大国「日本国」だった。
その「日本国」の状況は十年程前に一変した。領海に侵入してきたP国漁船との小さな
争いが、あっという間に全面戦争へと拡大し、P国の核ミサイルが、自衛隊基地と太平洋
沿岸の都市部に向けて発射された。自衛隊は壊滅し、都市部は数千万人の死傷者を出す惨
憺たる状況となった。在日米軍基地に被害はなく、米国はP国との核戦争を回避する選択
をした。さらに
、P国軍は日本海沿岸に侵攻し、日本住民を一方的に殺戮し始めた。国連
安保理が一致した対応を取れない中、「日本国」の地獄の様な惨状が続いた。
そして二か月が過ぎようとした時、東アジアの大国であるC国が大規模な停戦監視団と
軍隊を日本に送り込み、本州地域の日本住民を保護するという名目で、事実上の占領統治
を開始した。そして一年後、C国は、米国との合意のもと、新たな自治政府「東海人民共
和国」を発足させ、本州・四国を実効支配する事となった。
あれから九年の時が過ぎたが、沖縄は今も本土から来た多くの日本人難民で溢れている。
そんな中、沖縄の青年ワタルは、テレビで「離島への冒険参加者募集」の書き込みを見つ
けて応募する。そして三か月の訓練の後、十一名の「レキオス部隊」の一員として参加し、
「北の列島」へ向かう事になる。
レキオス部隊を乗せたレキオス号は、五月に沖縄中部の辺野古港を出発し、黒潮に乗っ
て北上し、まず四国沖でC国軍のドローンと接触し、方向転換して次に本州和歌山へ上陸
した。その地で、ある隊員の裏切りにより、三人の隊員を失ったレキオス部隊は、伊豆諸
島の八丈島へと撤退した。
隊員達は衝撃を受けたが、「C国に囚われている女性芸能人を救出する」という計画の
もとに再結集し、八丈島の八重根港を出港し、再び本州の米軍横須賀基地方面に上陸する。
本作品は「カクヨム」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 12:19:03
100772文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:22pt
某県の山の中にある独立都市に暮らす少女紅魔風花は寝坊ばかりの少女だ。
ある日とある地方史を知ることになった。
その地方史に書かれていた石、スペルストーンによってとある力を使えるようになるが...
最終更新:2022-03-03 19:36:03
4346文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
異世界アーセム。そこは剣と魔法の世界でありこの世界にはそれらを使い活躍する冒険者なる者達が居た。この世界最大の大陸であるアダマス大陸では冒険者達がそれぞれのギルドに所属しギルド同士で鎬を削りあうS&M(ソード&マジック)という競技が熱狂的人気を誇っていた。そんな中、冒険者ジュリウスはある日所属するギルドから追放される。
愛する妻や親友から裏切られ全てを失った彼はS&M未発展国である名もなき島国へと辿り着く。
彼はその地で弟子を見つけその技術の全てを託すことにし
た。やがて彼が植えた種は大きく芽吹きこの世界を震撼させていく事になる。この物語は一つのギルドで起きた小さな事件をきっかけに世界が変わっていく事を記した英雄たちの壮大な物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 18:00:00
6092文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アースガルド、其処は神々よりスキルが授かりし様々な種が住む大地。
だが神々は人々に公平ではなく、与えるスキルにはレベルが存在し、人々はどの様に頑張ろうとも、そのレベルを越える事はできない。
一説には、神々と敵対する悪神の呪いと言われてはいるが、どう嘆こうとも大地に住む脆弱な者達ではどうしようも無き事。
人々は天より授かったスキルに支配され、地を這いずって生を謳歌するのみ。
そして、その地を這いずる人々の中に、一人の貴族の少年がいた。
カイルと呼ばれた少年が天から与
えられたスキルレベルは、なんとLV1と最弱の物。
少年がもし農村の生まれの出であれば、貧しい生活を送る事にはなるが、それで済んだ話だとも言える。
だが少年が生まれたのは、代々王家に仕える力ある伯爵家。
|LV1《能無し》では許されない家柄の次男として生を受けてしまったのは、生まれた家を間違えたか、与えられるスキルを間違えられたかでは無いかと疑わざるを得ない。
この少年の長い放浪の冒険の物語は、少年が天よりスキルを授かった翌日から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 18:00:00
235263文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:96pt
遥か東方のカイラス山の破壊神を信仰する苦行僧が自身の苦行のために訪れた日の没するところの国々を破壊して回ったことを報告する書簡を主題として始まり、その地に住まう人々の記録から破壊の歴史の全貌に迫るオムニバス形式の手記・書簡体小説。
そのため、作中の出来事はそれぞれの作者ごとの事実や関心に基づいた回想として記録されているため、所々で他者の記憶や記述と食い違うところが多々ある。
特に、主題となる書簡を書いている破壊神の苦行僧の価値観が非常に独特で、異国の習俗や世事に疎いことに加え
て他者の名誉のために書いてないことが多いことに留意されたし。
また、信仰しているカイラス山の破壊神は決して正しい者の味方ではないので、絶対的な勧善懲悪にはならないため、
読む順番によって登場人物の印象が様変わりしていくはずなので、様々な意見や感想を寄せてもらいたいと思っているし、
オムニバス形式で1つの世界観を構築していくサイクル小説の実験作としても見てもらいたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 07:30:14
67504文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
祖母は異世界の魔王だった!
突然、祖母の後継者候補として異世界に召喚された主人公。
しかしその地位は安泰ではなく、ダンジョンマスターとして実績を示す必要があった。
他の後継者候補を蹴落として魔王の後継者にはなりたいが苦労はしたくない。
そんな主人公が目指すのはスローライフなダンジョン運営。
金と権力で満たされたスローライフを目指して、新米ダンジョンマスターがポンコツ美少女秘書と紡ぐスローなダンジョンライフ。
最終更新:2022-02-26 00:00:00
124718文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2464pt 評価ポイント:1348pt
あるはずの星空を眺めているばかり……。
売れないシンガーソングライターの桜井トウシはある日のライブ帰りにトラックとタクシーの右直事故に巻き込まれてしまう。次に目を開けた時に広がっていたのは満天の星。そしてこちらを見つめる少女。
「っ……あ、あなたがウライの神様ですか……?」
とんでもねえ。あたしゃフリーターだよ。
彼女はクーデターによりその地位を追われたウライ神聖帝国の皇女兼巫女だった。どうやら俺は異世界転移をしてしまったらしい。転移の過程で神の力の一部
を付与されたらしいから、この力を使っていっちょこの世界救って元の世界に帰るぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 19:00:00
198247文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:32pt
時代はすこーし昔、舞台はヨーロッパのとある国。三年に一度、父親の故郷に帰省する少女が、その地で巻き込まれる事件とは? シリーズ一作目同様、飛行船やグライダーで未知の世界へ向かう冒険物語です☆
正式なタイトルは『ラヴェンダー・ジュエルの瞳~The Next~[アッシュ]or[ルク]―ジュエルの見詰めた過去と未来―』と云います(苦笑)。
完結済の西欧冒険ファンタジー『ラヴェンダー・ジュエルの瞳』の続編ではありますが、そちらを読まずともご理解いただけるように配慮しているつも
りです(汗)。
こちらからお読みになられる方は、何が「アッシュ」で何が「ルク」なのか? 前作からお読みの方は、そちらで残された謎がどんな意味を持っていたのか? 前作の主人公ラヴェルとユスリハが紡いだ未来、どうぞこちらの作品でお楽しみくださいませ!
タイトルにアルファベットのある回には、そのイニシャルの人物のイラスト、*のマークがある回にはイメージ画像がございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 20:02:17
189271文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:0pt
テロに巻き込まれたとある男子大学生は異世界で吸血鬼の女性として転生し、その地で帝国を作り上げた。建国から半世紀以上が過ぎた頃、とある隣国と戦争が勃発。戦火が予想を超えて拡大していく中、日本人らしき者たちの存在が報告される。
最終更新:2022-02-12 13:57:07
65701文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:4870pt 評価ポイント:1936pt
神代の時代、多くの戦いがあった。そしてその後にあらゆる技術は衰退し、世界にはその痕跡が多く残るのみとなった。
何千年か後、東の果てに「ヒノエ」という島国があった。そこは未だ国が分裂し、戦闘行為が各地で行われている動乱の地。
そして、その地に生まれ落ちた少女とそれを助けた傭兵の少年。その2人から続き、多くの人に繋がり、拡がる。何かを失なった人達の物語。
最終更新:2022-01-22 15:48:15
225853文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
作:水素(仮名)
ハイファンタジー
完結済
N7183HI
近未来……市民からの厳罰化の求めと刑務所の過密化解消、双方の条件を満たす画期的な刑罰……『異世界追放刑』が現代の流刑として制定された日本。
『あたし』は無実の罪によりこの刑を受け、同時にほとんどの記憶を失ってしまう。
一昔前のJRPGの主人公風味の男性フィス=フィルレーンに転生した彼女は、フィスの残留思念の導きの元目前の敵を倒し、彼として旅仲間と共に『ラ・トゥラス王国』をめぐる事になるが、その地はすでに異世界追放刑を受けた連中が支配する悪夢の地と化していたのだった。
*
女→男という誰得TS転生の上、主人公は若干ヤな性格です。
* 若干の残酷な表現、性的な表現があります。
* 前作とかとの繋がりは緩く存在しますが、読まなくても多分問題有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 20:03:17
145476文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:32pt
作:stardom64
ハイファンタジー
完結済
N0608HK
遥か空の上にある天界の学校。いつものようにぐーたらに授業を受ける天使のアリア。
ある日、天界の下にあるとされている『地上』の噂を耳にする。実はその地上が天界学校の滝の下からいけるというのだ。天界では『地上』はおとぎ話の代表。それを耳にしたアリアは大興奮。幼馴染のマリアと、地上へと旅立つ。
道中、雷雲に巻き込まれ、落下する二人。地上では大雨。雨宿りのため、たまたま、見つけた神殿へと向かうのだが…。
☆新人賞用に作っていたのですが、落っこちてしまったので(>_<)
投稿してみました。
☆この作品は以下の2サイト(小説家になろう、アルファポリス)に同時投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 17:49:42
13515文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
竹の花が咲いた。それは一大事でもあった。
長いものでは、開花の間隔が100年単位の場合もあるという。
かつて、竹が異様に花咲いたその地域では……。
最終更新:2022-01-10 15:00:00
3043文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
かつて多くの異世界を渡り、“不死の女神”と呼ばれ恐れられた女魔道士がいた。そんな彼女があるときから、とある世界の森の中に隠居して千年以上の歳月が流れた後、その地にとある訪問者が現れる。
侵略され植民地と化した自国を救って欲しいという懇願が元で、久しぶりに外の世界に興味を持った女神は、再び森の外に出ることを決意する。
だが彼女は・・・・・・長い年月の末に、魔法の使い方も、自身が何者であったのかも、全てを忘却してしまっていた。
千年の間にすっかり変わり果てた世界の中、自分にどんな
力があるのかも判っていない最強の女神は、果たして何をなすのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 16:35:54
299976文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:158pt 評価ポイント:68pt
俺、高宮透吾は学校帰り、アニメショップに寄り、大好きな作品の新刊予約を済ませて気分よく帰路に着いていた。そんな時、突然激しい目眩と耳鳴りが起きて立っていられず地面に片膝を付いたんだけど、その地面すら揺れている?と思いつつ目眩や耳鳴りに耐えていたが、ふと、どちらもピタリと止み安心したが、膝を付いていた筈の地面がアスファルトではなく、高級そうな赤い絨毯になっていた。は?何これ。周りを見れば明らかに日本人ではない貴族風の人達ばかり――…いや、日本人も居たわ。俺を含めて六人しか居ない
けどね。これは、まさかの異世界転移?しかし、俺達を呼び出しただろうお貴族様達がロクでもなさそうな人達しか居なさそうなので――…俺、能無しのフリをして逃げる事にしまーす!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 17:34:30
49015文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:410pt 評価ポイント:186pt
地団駄。それは怒りや悔しさの余り地面を足で強く踏みしめる行為。
ここより遥か東の国、アズマではそう言うらしいですわ。
そして、その地団駄を踏んだら元婚約者の城がぶっ壊れましたわ。
ええ、そらもうボッカーンと。
ジダンダ。大地を割るその恐ろしい技の使い手は令嬢、フミ=シメール。
突然の天の声、婚約、貴族教育、不遇の日々、そして、婚約破棄。
積み重なる不幸の数々、苛々の数々を彼女は全部、踏み潰す。
そらもうボッカーンと。
お手軽ざまぁ物語。チートな令嬢が腹立つ奴らを一『踏』両
断!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 21:11:55
11993文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
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