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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:820 件
私の母親は禁忌を犯し、『黒の災禍』と呼ばれる大悪魔ロキアの封印を解いた。
母によって封印が解かれたロキアは、私、アウル・ブラウンの体を器とし、
『なぁ~、アウル暇だし世界滅ぼそうゼェ』などと毎日話しかけ、ブーブー文句を垂れ流している。かつて世界を危機に陥れた大悪魔よ、コンビニに誘う感じで世界を滅ぼそうとするな。
悪魔の器として生を謳歌している私は、世界を滅ぼす危険分子として教会と王国に厳重保護対象者として塔に幽閉させられている。
まぁ、その気になれば塔の結界なぞお茶の子さい
さいで破壊出来るし、魔法を使わずとも塔の抜け道を知っている為、ちょちょいのちょいで脱走可能だ。これぞ、ガバガバセキュリティ。
しかし、私が塔の脱走を実行しないのは、この世界の秘密を知っているからである。
まず私は前世の記憶を持っている【転生者】だ。スタートラインが周りの人間と比べて、普通じゃない。そして転生先であるこの世界は、前世で愛読していたファンタジー小説『フォルトナ』と一緒であることに気が付いた。
小説でアウル・ブラウンが迎える最後は、悲惨なものだった。
彼女は自力で塔を脱走し、大悪魔ロキアに体を乗っ取られた挙句、破壊の衝動に抗えぬまま視界に入ったものを全て攻撃するとんでもない戦闘狂(バーサーカー)に陥った。
やがて主人公やヒロインたちと戦うことになったアウルは、彼らに完膚なきまでにボコボコにされて死を迎える。
前世で死を体験したからわかる。小説と同じ死に方をするなんて冗談じゃない。絶対痛いじゃん。
私は静かに過ごし、静かに死にたい。
自身の死に影響しているロキアをどうにかしようと考えたが、彼は私と運命共同体で繋がりを断つことは不可能だった。
つまり、ロキアが死ぬと私も死ぬ。私が死ねばロキアも死ぬ。
これがほんとのデッドロック状態か…と悟りを開いたのは言うまでもない。
まぁ長年一緒に過ごしたせいか、結局ロキアに情が移って彼を死なせるのに抵抗を覚えた。
かといってこのまま塔の中で一生を過ごすのも嫌だし…。
あ、そうだ。小説で主人公たちが活躍する当分の間は塔に引きこもって、ほとぼりが冷めたら脱出すればいいんじゃね?
…と考えた矢先、突然黒いフードを被った人達が塔の結界を壊しにやってきた。
え?何々、ロキア様あなたを救いに参りましたって!?
お引き取りを願いたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 02:00:00
4055文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
ぬいぐるみを神様と崇めんばかりの女が、まさかの公爵令嬢に転生。そこから始まる推しぬいとのラブラブな日々かと思いきや、まさかまさかの自国の第一王子との政略的な婚約が決定付けられている。周囲の羨む視線も、王子から向けられる甘ったるい視線も、すべてをまるっと無視をして令嬢が心を注ぐのはただ一匹。心を傾け過ぎたせいか、ある日突然動き出すようになったぬいに令嬢の愛は深まるばかり。
これは恋の物語。愛を見つける物語。
ぬい狂いの令嬢と、そんな令嬢に恋をする王子と、令嬢に愛されたぬいのお話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 18:00:00
8947文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
いろいろな出来事があったせいか、ひょっとしたら大惨事だったのか、とても見知らぬ隣人を与えられた高校生が神様に愚痴をこぼす話 「何言ってるんだ、早く振り向いてニカンの様子を見てくれ」 主人公の心を包み込む心地よさ、主人公へのインパクトが少し増した しかし、この物語はまだ始まったばかりです。 「これ以上深入りしないほうがいいの?」
最終更新:2023-03-06 23:00:00
19117文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ざるうどんs
現実世界[恋愛]
短編
N4571IC
放課後のチャイムが一日の終わりを告げ、各々の目的の地へ飛び出す。そんな中、私は幼馴染の部活の応援に努めていた。彼は野球部で、今日は出場選手を決める選考会のようだ。そのせいか、どこか浮かない顔の彼。浮かない顔に隠された真実とは......放課後に幼馴染と織り成す、青春ストーリー。(pixivにも投稿)
最終更新:2023-03-02 20:04:21
2095文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
社員に変人が多いせいか、半年と26日依頼のない相談屋アジュダ。そこに謎の少女が現れ、社員にナイフを突き立てて…
様々な時代、国、人々からの依頼を個性ある社員たちで解決していく…。
最終更新:2023-03-01 19:38:27
1043文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
走りすぎたせいか、今ここがどこなのか分からなくなってしまった。
そんな貴方に送ります。
最終更新:2023-02-24 23:01:16
378文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
元トップアイドルがVTuberとして妹と共にトップを目指す話。
最終更新:2023-02-18 17:52:29
78001文字
会話率:84%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:1382pt 評価ポイント:442pt
前世では老衰で死に、無事異世界転生を果たした主人公アリョーナ。前世はおばあちゃんになってから死んだせいか、日常に特に新鮮さは感じられない。けれど、日々感謝して生きている。そんなアリョーナにも今を時めく美貌の婚約者ができた……けれども、特にトキメキも驚きもなく、優しくて誠実で頭のいい婚約者に感謝して仲良くやっていこうと思うのだが……。
最終更新:2023-02-18 16:45:33
4715文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:11136pt 評価ポイント:10228pt
作:HasumiChouji
コメディー
短編
N7977IB
好き勝手な事を言ってるインチキ宗教家に天罰を当てようとした天界の神々達。
だが、思わぬ副作用が……?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2023-02-14 19:44:28
623文字
会話率:90%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「体制」は制度の様式、「体勢」は姿勢。同じ音でも違う意味。しかしこの二つ、間違えている作品が多いのです。気のせいかしら?
最終更新:2023-02-13 18:31:15
1414文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:40pt
媚薬を盛ったらとんでもなく愛されたお話。
マルスリーヌは友人、エルキュールに媚薬を盛る。エルキュールと結婚して、多額の結納金を実家に納めてもらうためだ。けれど肝心のエルキュールは、媚薬を入れた紅茶の香りを嗅いだだけで飲んでないのに媚薬が効いてしまった。マルスリーヌは困惑するも開き直るしかなかった。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-02-13 15:01:37
2431文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:3902pt 評価ポイント:3398pt
国王が愛人に産ませた娘として、ひっそりと温室で過ごしてきたアイリス。そのせいか、“温室育ちの姫”と周囲に呼ばれている。
自分の誕生日は忘れられているのに、年に一度の国王の誕生日を祝うパーティーには、出席しなければならない。
母と二人、肩身の狭い思いをしていると、王妃がやってきて、衝撃の事実を暴露する。
王族として認められたアイリスは、あちこちの貴族令息から狙われるが……。
最終更新:2023-02-11 14:04:49
2403文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:756pt 評価ポイント:678pt
都内の大学に通う早見 紫音は、大学近くのマンションで1人暮らしをしていた。
ある日、紫音はマンションの玄関先で眠る少女に出会う。長い金髪に碧の瞳は、少なくとも自分の知り合いにはいない顔立ちだった。
ひとまず少女を保護した紫音は、1人暮らしで磨いた腕前をもとに料理を振る舞う事に決めたのだが、しばらく部屋にこもって作業をしていたせいか、冷蔵庫の中身が悲惨な状況で。そんな時、少女はある行動に出てー?
※過去の未完結作品を手入れしました。
最終更新:2023-01-31 07:00:00
47046文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:30pt
しがない子爵令嬢のミスタリア=リルファーデは前世の記憶があった。そのせいか婚約者に女性としての魅力がないと婚約破棄された。「やば、就職先見つけなきゃ」婚約が解消されて経済的に苦しく、ミスタリアは王宮魔法士団の下働きとして面接を受け、無事に働くことなった。だが、そこはいろんな意味で魔窟だった。「え、青虫? 飼ってもいいですか?」「やだ、蛇! かわいい〜!」ただしミスタリアは前世からのメンタル最強人間である。「……(変な子だな)」「あ、こんにちは!」「……こんにちは」ミスリル並み
にメンタルの強い令嬢と訳ありの笑わない魔法士のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 00:08:40
304385文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:87700pt 評価ポイント:54616pt
没落した伯爵家を救うため、自分磨きを始めた一人娘のロザーナ。「だって王妃様になれば、我が家もお金持ちに戻れるんでしょう?」王子様の結婚相手を探すために開かれるパーティーに、娘は青春の全てを賭けようとしている。
でも、ごめんなさい。ひいおばあ様が王子様から求婚されたってお話は、私がでっち上げた真っ赤なウソなのよ。
それよりどうして、うちの娘が悪役令嬢呼ばわりされているの?資金調達のための節約に習い事、ライバルとの対決……試練を乗り越える度に娘がおかしくなっていくのは、果たし
て気のせいかしら?まぁいいわ。たとえ何が起きても、私は親として、娘を全力で応援していきます。たとえ努力の方向が間違っていたとしても……。
果たしてロザーナは、見事に王子様の心を射止めることができるのか?母と娘の婚活サバイバル、今ここに開幕――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 08:19:00
37058文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:396pt 評価ポイント:336pt
僕はヤンデレな死霊術師に死ぬほど愛されているせいか死ぬことが出来ない。
最終更新:2023-01-20 18:56:45
1092文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:64pt
ある日、主人公の兎月瑞人が通う学校に転校生がやってきた。
名前は白狼吹雪。
日本人離れした美貌をもつ彼女は、担任の指示により兎月の隣の席に座ることになった。兎月は、自分からクラスメイトに話しかけようとしない白狼に、「クラスメイトに話しかけたりしないのか?」と聞いた。そして彼女から返ってきた言葉は「あなたたちと仲良くするつもりはないわ」といった酷く冷徹なものだった。
その言葉通り、彼女は誰とも仲良くはせず、クラスメイトとも事務的な会話しか行わなかった。
そのせいか、いつ
しか彼女には苗字も相まって『一匹狼』というあだ名がついていた。
しかし、あることをきっかけにして、彼女はだんだんと兎月とだけ打ち解けていった。
「う、兎月くん。一緒に帰らない‥‥?」
クラスのクールな一匹狼が、目立たない兎に徐々に懐いていく、甘々ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 08:49:24
6618文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
国立陸奥大学に通う大学生・高槻守人は最近、妙な悪夢に苦しめられていた。
人を殺す夢だ。
それも犯罪史に残る快楽殺人犯「赤い影」と酷似した手口で……。
ストレスのせいかと思い、可愛い理系女子大生・能代臨とつきあってみるが、悪夢は消えない。
このままでは恋人を自分の手で殺してしまうかも?
そんな不安の余り、精神神経医学の准教授・来栖晶子に相談し、心理分析を受けると、彼の中に忘れ去られた過去があると判る。
9才の頃、守人は眼前で「赤い影」の犯行を目撃していたのだ。
怖いものから逃
れる為には、その怖いものになれば良い!
そんな心の安全装置が働き、守人の中に「赤い影」と似た別人格が作られているらしい。
この時、凶悪な殺人は守人の幻想内に留まらず、現実世界で頻発していた。
十年前に姿を隠し、死んだと噂される「赤い影」が帰ってきたのか?
それとも、守人の中に存在する凶悪な疑似人格が、悪夢を現実にしているのだろうか?
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 08:13:11
267402文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:22pt
貴族の間では、料理をする事がブームになっている。
それのせいか、学園では、婚約者に弁当を作ってくる女生徒が急増中。しかし、その中でも一際目立つ婚約者同士がいた。毎日弁当を作ってくるミーシャと、それにグチグチ文句をつけるアラン。
「作る立場でも無い癖に……!」
見ていて腹立たしいと憤るエレーナは、ミーシャをいつも心配していた。
しかし、介入するには厄介な点があった。
当の本人であるミーシャは、心の底からアランを愛していたのだ。
最終更新:2023-01-07 15:11:26
8703文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
現場に隠した証拠に関するニュースは流れない。
犯人がわからないまま2年近くが経過し、私は安心していた。
しかし、目の前に被害者の息子が現れた。
最後の競技「全校選抜リレー」が始まる直前。盛り上がりも最高潮を迎えた体育祭。
窓の外から生徒達の歓声が聞こえる中、僕達は人気の無い教室で向かい合っていた。
締め切った教室。首筋を伝う汗は、暑さのせいか、緊張のためか。
銃を構え、僕は一歩足を踏み出した…
最終更新:2022-12-31 15:59:09
998文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
前立腺肥大症という症状になり、にちじょうせいかつの困難みまわれた40代男性の困った日常の赤裸々につづった顛末記。入院、手術、そして(多分)回復。妙な事が色々ある。
最終更新:2022-12-31 06:51:07
22985文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
数学が大嫌いな高3生が、[数学の参考書]を手にして異世界召喚!
チートかつ万能な【演算魔法】で魔王に立ち向かう、多芸多才な数学ファンタジー!
●あらすじ●
――『数学』、それこそが僕の力だ。――
数学が大嫌いな高3生・数原計介は、夢の中で『異世界からのSOS』を受ける。それは同級生達と共に異世界へと召喚され、勇者になって魔王を倒して欲しいとの事だった。
召喚の際には1人
1つ、『切札』を持って行けるというが……各々が武器や道具を持って行く中、計介が手にしたのはまさかの[数学の参考書]だった! そのせいか、授かった『職(ジョブ)』も『数学者』に……。
ロクに使えない参考書、マトモに戦えもしない職(ジョブ)、戦士や魔術師になった同級生とは離れ離れに。頼る人も居らず、金も底を尽きかけ、計介は落ち零れていくのだが————
偶然習得した【演算魔法】……その規格外な能力が、落ちぶれた計介をガラリと変えてしまった。
勉強するほど強くなる【演算魔法】を振りかざし、計介は『数学の力』で魔王に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 15:53:36
1783522文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:2718pt 評価ポイント:978pt
作:なるせちあき
現実世界[恋愛]
短編
N7218HZ
「オレは、お前のことが…好き」
最後の競技「全校選抜リレー」が始まる直前。盛り上がりも最高潮を迎えた体育祭。
窓の外から生徒達の歓声が聞こえる中、僕達は人気の無い教室で向かい合っていた。
窓からは時折風が入り、カーテンを揺らす。夏を思われる天候の中、首筋を伝う汗は、暑さのせいか、緊張のためか。
僕はごくりと息をのんだ。
最終更新:2022-12-28 00:20:10
968文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
作:水無月 一夜
ハイファンタジー
完結済
N2585HV
山田香里は自称、不運の女、中学一年の時に虐められてから人間不信で生きてきた。
香里をまもるためにクラスのみんなの前で堂々と告白をして彼氏になった西田健太がいるのだけど
香里はいつかきっとフラれると思って、いつも距離を置いた付き合いをしていたせいか
ついに振られてしまった。
もう人間は信じないと、ライトノベルの主人公に傾倒していた時に、雷と共に、ライトノベルの世界に入り込んでしまった。
温かく接してくれる人たちとの交流がきっかけになって、10年も恐がっていた西田健太への感謝の気
持ちも出て来る
人を信用して明るくなった香里は、いつしかこの国にとってなくてはならない人へと成長していく
しかしひょんなことから…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 07:22:30
211907文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:38pt
作:失敗した米麹
ローファンタジー
短編
N3857HZ
とある所の勇者パーティーに所属している【支援術士】のサポテルガ・クロフテックスのこと俺は仲間に呆れていた。
俺に事あるごとに【強化魔法】などと上から目線で命令をしてくるわ強くなるための努力はしないわで傲慢と言う言葉ですら生ぬるい状態だった。
そのせいか国や教会からは勇者パーティーを抜けろとの手紙が山の様に届き
遂に嫌気がさした俺は
「俺・・・・このパーティ抜けるわ」
この作品はアルファポリスにも掲載そして連載しています。
最終更新:2022-12-19 23:26:29
4099文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、残業でくたくたになって帰ってくると、ぬいぐるみたちが心配してくれて…
こちらの短編は、現在連載中「もふもふもふもふふっ!! ~ ぬいぐるみのいるせいかつ ~」の冬童話2023用特別短編版になっています。
連載の方は毎週月曜日に連載しています。
興味のある方は、連載中のこちらもどうぞ!
↓↓↓
https://ncode.syosetu.com/n1282hu/
最終更新:2022-12-18 17:21:36
1273文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:112pt
作:pinkmint
ヒューマンドラマ
完結済
N8801HY
肝臓に比較的大きな腫瘍があると言われ、手術を決意。メンタル系の持病を抱えての、一週間の入院記です。麻酔のせいかメンヘラのせいか、夢とうつつを行き来する、ちょっと不思議な体験記。
最終更新:2022-12-14 21:00:00
41018文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:42pt
【好きな人と親密な関係になりたくてですね】
俺こと【セコン】は、ネトゲ上の嫁である【ファウ】に突然そんな相談をされた。
相談は相談でも、つまりは恋愛相談である。
あんなにリアルのことを話そうとしなかったファウが、そんな相談をしてくるなんて……かなりの責任が伴ってくるに違いない。
それまで恋愛経験などないということもあり、俺はその相談に乗ることを承諾しかねた。
しかし、ファウは【セコンさんだからこそ】や、【男の子の気持ちを教えるだけ】と執拗に頼んできて、長年の付
き合いもあるし、それだけなら……と、俺は渋々その恋愛に協力することになったのだ。
□
しかし、リアルのことも忘れてはいけない。
俺こと【セコン】……もとい如月一樹には、此花二乃という異性の幼馴染がいた。
彼女は昔の病気で声を失っており、俺は一番近しい存在としてそんな二乃をお世話している、という関係だ。
そんな俺たちは、これから高校生になる。
中学より熱くなる青春、だからこそギクシャクとした関係になりやすく、二乃のことはこれから更に気遣いをしなければならない。
──そう思っていた俺だったのだが……突然、二乃からのスキンシップが激しくなる!
登校中に突然手を繋いできたり、体をさりげなくくっ付けてきたり……これまでそんな仕草なかったのに、一体どうしたんだ!?
それに気のせいかもしれないが、その行為は俺がファウに相談された内容と一緒のような……!?
これは、ネトゲ嫁の相談に乗りながら、甘えてくるようになった幼馴染と紡ぐ、ハチャメチャ忙しくて甘〜い物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 00:00:00
46220文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2980pt 評価ポイント:1416pt
「こんなに違って、こんなに魅力的なのに……」
私、神橋凛(かみはしりん)は、目が覚めたら好きな乙女ゲーム『空色のエンパシー』の世界にいた。――モブとして。
状況に戸惑っていたら誰かが優しく声をかけてくれた。そこに立っていたのは、ゲーム内での推し、アースクライン兄弟だった。
彼らは一卵性の双子で、ゲームでは名前もしくはキャラクターグラフィックを何度も間違われていた。そのせいか、この世界でもアースクライン兄弟を見分けられる人はいなくて、お互いのフリをしていた。
双子推しの
私は我慢できずにどうして反対になっているのかと聞いたら、なぜか彼らの屋敷に連れて行かれることになった――。
※連載ですが、総文字数12000字弱で全5話です
※11/28から12/02まで毎日投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 19:28:27
11635文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:1352pt 評価ポイント:1050pt
グレイス・ターナーは「亡国の聖花(せいか)」という小説において、ヒロインを虐めて陥れる悪女だった。
しかし実を言うとそれは、夫、リアム・クレスウェルに仕組まれたもの。
しかもこのリアムは、ありとあらゆる事件を裏で誘発させ人々を操り、破滅へと追いやったラスボスなのだ。
その情報が知られ始めるのは、小説の最後の最後。つまり、それまで、リアムは人々に愛され、同時に人々を慈しみ分け隔てなく施しを与える、聖人公爵として誉めそやされる。
そして当のグレイス自身も、リアムに心酔したために道
を外れた愚か者の一人だった。
絶対に破滅したくないグレイスは、とにかくリアムには関わらないでおこうと開かれる夜会で彼を避け続ける。しかしそれを理由に逆に目をつけられ、挙句前世の記憶を思い出した影響か、魔力を全て弾く代わりに魔力の使えない特殊な体質になってしまったことを知られてしまったのだ!
魔術が使えない貴族令嬢など、迫害の対象だ。
婚約者になれば口外しない、と半ば脅される形で小説より一年早く婚約させられてしまったグレイスは、ならばせめて彼のラスボスフラグをへし折ろうと動き始める――
「私が、あなたを好きになることは絶対にありません。あなたが、私を好きになることが絶対にないように」
「それはつまり、わたしがあなたを好きになれば、あなたもわたしを好きになってくださる、ということでしょうか」
これは死亡フラグをへし折りたい訳あり令嬢と、彼女を囲い込んで落としたいラスボス(予定)な公爵様の攻防戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 19:00:00
139877文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:37608pt 評価ポイント:26740pt
作:ラジオネーム@早寝早起き
現実世界[恋愛]
短編
N3067HY
イケメンだけどヲタク気質。恋人がなかなか出来ないのはこの気質のせいか?いや違う。同じ歩調で歩いてくれる人がきっといるはず。 なろうラジオ大賞4への応募作品です。よろしくお願いします。
最終更新:2022-12-01 10:00:00
1000文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:江本マシメサ
異世界[恋愛]
完結済
N6152FC
王の菜園の『畑の騎士』コンスタンタンは夜会で壁のシミと化していた。
華やかな職業であるはずの騎士なのに、猛烈にモテないのだ。整っているのに地味な見た目のせいか、はたまた生真面目すぎる性格のせいか。
そんな彼が王の菜園で出会ったのは、ウサギを追いかける美女。
まるで童話のような一幕であったが、彼女はうさぎを素手で捕まえ笑顔で言った「このウサギ、ミートパイにしてやりますわ!」
これは堅物な騎士と、菜園を愛すお嬢様の恋物語。
※書籍化、コミカライズ決まりました!
※本編完結済みです
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 14:28:37
388569文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:54126pt 評価ポイント:21096pt
「勉強、勉強、勉強。」
俺は学生時代あらゆることを全て勉強に費やしてきた。
周りもドン引きするぐらい勉強した。
友達も数人しかいない。
家族とは少ししか話さない。
休みの日はずっと家に篭る。
そんな生活を送っていたある日、俺は朝起きたら周りが真っ白の部屋になっていた。
先が見えないのか、それとも狭い空間内にいるのか、よく分からなかった。
勉強をしていないせいか、若干手足が震えてきた。
ここまでくるともはや依存性と言っても過言では無いだろう。
そんなことを思いながら、俺はある日
友達が話してくれたことを思い出した。
「おめえさぁ、ちょっとは休めよ!いつか死んじまうぞ!たまにはよぉ、異世界とか魔法とか勇者とかゲームとか夢見ようぜ!」
思い出した途端、頭に大量の情報が流れ込んできた。
『異世界』『魔法』『勇者』『ゲーム』に関する情報だろう。
俺はワクワクというものを覚えた。
ワクワクをもっと知りたい。
他のこともやってみたい!
俺は人間になれた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 18:01:28
4516文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
それは突然の事だった。
渋々頼まれた買い物を終えた私こと佐野玲は、近道しようと神社の長い階段を一段飛ばしで駆け登っている途中で足を滑らせ頭から落下ー⋯
⋯したと思ったらそこはもう異世界だった!?
サボりにサボった見た目のせいか、何故か「勇者」と認定されちゃったんですけど女です!
「勇者様、平和の為に私と結婚して下さい」って超絶美人なお姫様にプロポーズされたけども、私がヒロインですからぁっ!!
※カクヨム様にも投稿しております
最終更新:2022-11-13 20:29:45
20936文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:64pt
あらゆる種族の中でも特に戦闘能力が高いとされている種族がある。それは蟲人である。
女王の命令により、死地でも構わず進み、一切を滅ぼすまで侵略をやめない事からも触れずの種族とも呼ばれている。
しかしそんなのは随分昔の事、今では普通に撤退はするし、死ぬまで侵略をやめないということもない。
今では割と貿易が広がっており。接する機会は増えてはいるが、いかんせん特異な見た目のせいか、差別される事もしばしば。
種族特性として、役割がはっきりしているという点がある、雄の個体は特にその特性が
顕著である。
女王の命令が無いと自らの事さえ思考する事ができない…筈なのだが、何の因果か、ある日戦闘特化型のアインは突然自我が芽生える。
その事を切っ掛けに、アインはかつて朧げな記憶の中にある思い出から冒険者を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 14:36:48
2573文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ラインハルト王国の第三王子であるレインは優秀だが性格が終わっている。そのせいか婚約者であるロゼッタに本気の家出を決行されてしまった。そんなことは気にせずストーカーのごとく追いかけ辿り着いたのはなんと異世界(日本)だった。
「私から逃げられると思ったの? ロゼ」
魔力を辿り異世界で見つけたと思った婚約者の腕はなぜか記憶しているよりも細く、背も小さく、髪色も違っていた。
「お父さん!! お母さん!!」
叫ぶ少女を庇いにきたのは、レインのよく知る記憶通りの婚約者よりも少々歳
を経ていた。異世界まで追いかけたは良いが、なんと時間軸を間違えて16年後に来てしまっていた。レインが掴んだのは自身の婚約者の娘だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 22:25:39
16340文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
今日は10月31日、ハロウィンの日。
ぬいぐるみのぬしの主さんは、この日のためにぬいぐるみたちに衣装を手作りし、ぬいぐるみたちに着てもらうけど─────?
これは、しゃべって動く、不思議なぬいぐるみたちの、ほのぼのとしたおはなしです。
こちらの短編は、現在連載中「もふもふもふもふふっ!! ~ ぬいぐるみのいるせいかつ ~」のハロウィン用特別短編版になっています。
連載の方は毎週月・木曜日に連載しています。
興味のある方は、連載中のこちらもどうぞ!
↓↓↓
https://
ncode.syosetu.com/n1282hu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 19:56:40
1840文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:60pt
エマ、12歳。平民。流行り風邪で寝込んでいる時に見た夢は、どうやら自分の前世らしい…が。
現世のここは魔法のある、いわゆる異世界なんだろうけれど、前世アラフォーで読んだ話を全部覚えているわけでもなく。乙女ゲームっぽいような?気のせいかな?ちょっと分からないです!
と、いろいろ不安もあるけれど、明るく楽しく前向きに!前世ではサボった勉強を頑張って、キャリアウーマンになって、自立した女性を目指します?!
設定ゆるめです、ご都合主義もあり。恋愛要素薄いかもしれない…気楽に読んでい
ただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 14:35:16
244885文字
会話率:54%
IN:5pt OUT:4pt
総合ポイント:3780pt 評価ポイント:2186pt
僕、日原大和は入学式の日に喧嘩を売られている人を見つけた。
僕は中学の頃は部活ばかりやっていてあんまりクラスに馴染めずそのまま卒業した。
そのせいかあんまり性格は結構控えめだと思う。
そして僕は彼女、鷹宮蓮花さんと出会った。
最初は喧嘩ばかりしていたらしいけど高校に上がる時に少しだけ喧嘩から離れてたらしい。
僕はこういう人と関わることはないだろうなと
思っていた矢先だった。
喧嘩を売られて急に殴りあいを始めたからこれはヤバくないかと思っていたらすぐに駆け出していた。
それによ
り頭と腕と肩を怪我した。
その後すぐに動けない僕の変わりにそいつらを
殴って、紙に『俺達は負け犬でーす』て書いていたので少し面白かった。
だけどあの『後は私がやるから』と言われて少し胸が高鳴った。
そしてその後家に帰ると。
「すまん日原家に今日から匿ってくれ!!」
「いいですよ鷹宮さん」
優しいヤンキーな彼女を助けたところから始まる、言葉はキツイけど優しいヤンキーとの関係。
頭から多量出血して看病してもらったり、利き腕が折れていたので料理を毎日作ってもらったり、二人でバイクに乗ったりして色々な所を回ったり、たまに不良連中に絡まれたり。
最初は家に怯えるように来ていたけど次第に仲良くなりいつも通りになっていった鷹宮さんと、結構ボーッと生きてきた僕に生き方を教えてくれた彼女に興味を持つようになってしまった大和。
これは少し変わった関係の二人のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 13:00:00
22381文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
人に優しく誠実に。女の子は壊れ物を扱うように、優しく大切にしなさい。そんな親に教えられた言葉を家訓として守っきた主人公 風見 鶏介(かざみ けいすけ)。中学の頃は八方美人な行動のせいか、どうにもモテなかった。
高校になり、今までは無かったような女の子達からの急接近に戸惑いながらも、4人の女の子と仲良って行くが、女の子からの頼みごとを断れない主人公は、全員に優しくし、好かれようと行動してしまい、とうとう全員に告白されてしまう。
彼は1人の女性を選び、恋を正しく実らせること
が出来るのか。
基本的に主人公の一人称で進む、日常系ラブコメ。たまにヒロイン視点の話も有。
プロローグの状況にいたるまで、プロローグのその後の二部構成となる予定。
基本は週1ペースでの投稿予定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 16:00:00
49814文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
サークルの飲み会があった翌日の朝、目覚めると私のベッドの上に同じサークルの男の子・永井君がいた! まさか!? と思ったけど、永井君は何もしてないと言うし、それどころかソフレになろうとか言い出した。話を聞いてみれば、私と永井君はお互い恋人に振られたばかり。しかも、二人とも失恋のショックで夜になっても上手く眠ることが出来ず困っていた。で、昨夜はお互いに側にいたせいかぐっすり眠ることが出来たってことで、本当にソフレになることに。一緒に隣で眠るだけの関係、そのはずだったんだけど……。
※全4話です。 ※エブリスタにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 08:40:58
9048文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:32pt
作:櫛田こころ
ヒューマンドラマ
完結済
N0381HP
眞島怜は、ごく一般的な女子大生だった。
違う点があるとすれば、バイト内容。そこそこお高めのビジネスホテルの宴会部門スタッフであることだ。華やかに見えて、かなりの重労働。ヒールは低めでもパンプスを履いているせいか、脚が太めになるのがデメリットくらい。
そんな彼女の唯一の楽しみは……社員食堂で食べられる『まかない』だった。事務所の仕組みで、バイトでも500円を払えば社食チケットがもらえる。それで、少ないセットメニューを選んで食べられるのだ。
作るのは、こちらもバイトで働いて
いる小森裕司。
二人の何気ない日常を綴る物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 16:15:20
228662文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:424pt 評価ポイント:218pt
なんか雛瀬がオレにだけ優しいんだが? ………気のせいか。いや、でも………そうだと信じたい。
最終更新:2022-10-10 10:34:05
5807文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
赤司れこ 7月15日
こんにちは。僕は少し前に意識を取り戻して以降、仕事を再開しました。つまり現在地である神津(こうづ)市の観測なのです。神津市は人口70万人くらいで、山あり海あり商業都市に名所旧跡何でもありな賑やかな町。ここで起こる変なことを記録するのが僕の仕事だけれど、そのせいかここには変な人がたくさん住んでいるんだ。霊が見えたり酒乱だったり頭が少々斜め上だったり。僕の本来の仕事とはちょっと違うけれど、手持ち無沙汰だし記録しておくことにしました。
エブリスタ、pi
xiv、NovelDays等に個別に転載してるものがあります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 15:00:00
113402文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
薄暗い森の中、小鳥の囀りよりも不気味な怪鳥ががぁがぁと鳴き喚く、人も住まない未開の地ー。
じっとしているのも暇だからわたしは日課として散歩する。
目的地もなくだだうろうろと歩くだけ。疲れたら適当に横になるだけ。だけどこの森から出ようとは思わない。ここはわたしには安全な場所だったから。
「そこの者!少し待つのだ!!」
突然の大きな声で散歩していたわたしはビックリして振り向いた。
反射的にその声のする方を見やると馬に乗った素敵な服を着た少年が居る。
なんかキラキラしてるなぁ~と一
瞬見とれてしまったけど…
うわーーーわわわーー
わたしはずりずりと後退りし充分に距離を取ってから腰を90度曲げて頭を下げた。
どこからどう見てもエライ人ってのが分かるから。
なんでこんな場所に人が居るの?
迷子になった?
頭を下げたまま声も出せずじっとしていると、彼はどうも馬から降りたらしく草を踏む足音がこっちに向かってくるのが聞こえた。
勘弁してよ…
わたしはドキドキ早くなる心臓の脈動に恐怖を感じ冷や汗を吹き出した。
「お前…何者だ?」
彼の鈴を転がすような声が聞こえた。
何者とはどういうこと?
わたしは一瞬何を言われたのか分からなかった。
「わ、わたしはノイといいます…」
緊張のせいか声がちゃんと出ず掠れてしまった。
冷や汗は止まることなく流れ続けて体もわなわなと震え始める。
「……ふぅ…何者かと聞いたのだが答える気はないのか…」
えっ?
わたしはわたしなのに…ただのノイとしか言いようがないのに…もしかしてわたしは化け物か何かに見えてる?
どうしよう…もう人にも見えない姿になってしまったんだきっと…
もう終わったのね…
わたしはこのままこの薄暗い森の中に打ち捨てられると覚悟を決めたら涙がとめどなく流れてきた。
頭を下げたまま地面の草に雨の様にぽつりぽつりと雫が零れる。
「顔を上げよ」
「はい……」
彼は泣いているわたしに冷たくそう言った。
わたしは鼻声で返事をし、涙を拭うこともせずゆっくりと顔を上げる。
わたしの視線が徐々に彼の素敵な白地の洋服の足元から腰元へと上がり胸元で固定される。
汚れ元の色を失くし長い年月で風化し始めたわたしの服と違い綺麗な刺繍が施された洋服ー。
わたしには一生縁のない素敵な服を滲む目で見つめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 08:26:46
1878文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
樋口陽太と渡辺葵は、家が隣同士の幼なじみである。
陽太は、葵のことが好きだが、幼なじみという距離感のせいか、告白できずにいた。
しかし、大学は違う所に進学するので、陽太は、バスケの試合が終わったら、葵に告白することを決めた。
高校3年生の彼・彼女たちの日常の青春を描いた作品です。
登場人物
①ヒロイン 名前:渡辺葵(わたなべあおい)
(高校3年生の17歳。吹奏楽部。テナーサックス担当。陽太とは、家が隣同士の幼馴染)
②主人公 名前:樋口陽太(ひぐちようた)
(高校3年生の
17歳。男子バスケ部。キャプテン。葵とは、幼馴染。明るくて、ムードメーカー的な存在)
③葵と陽太のそれぞれの親友
・葵の親友:原田美希(同じ吹奏楽部。トロンボーン担当。恭平の幼馴染。吹奏楽部の部長)
・陽太の親友:矢井田恭平(同じバスケ部。副キャプテン。美希の幼馴染)
④その他
陽太の家族(父、母、姉)、顧問の先生。担任の先生など
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 11:40:06
8133文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
気のせいかもしれない。悪く考えすぎかもしれない。もしかしたら、勘違いしてるだけなのかもしれない。
少しだけ不思議な、そんなお話となっております。
もしも、あなたの身近で似たようなことがあったとしても、きっとそれは気のせいだと思うのでご安心ください。
良くない事なんて早々起こるものではないですからね。
この作品は「カクヨム」「ノベルアッププラス」「アルファポリス」に投稿しております
最終更新:2022-09-21 12:18:25
14063文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
浅野まつりが聞き込んできた、狼男の噂。
その謎を探るために、羽柴藤は目撃情報のあった山の斜面に乗り込んでいく。
一方、前田利也は日々の厳しい練習に疲れていた。
そのストレスのせいか、悪夢を見ることも多くなっていた。
そんなある晩に見た夢は、いつもと違っていて……
霧雨市怪奇譚過去編です。
最終更新:2022-09-17 22:44:51
8030文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
国民的な美少女コンテストで優勝した、今をときめくアイドル。
の、そっくりさんである私。
とはいっても私は私なのであまり気にすることなく生徒会活動に精を出したり勉学に励んだり幽霊退治(?)をする日々を送っていた。
ただ、アイドルに間違われることは迷惑なのでいつか本物に出会ったら文句の一つも言わなきゃね。
そんなことを考えていたせいかは分からないけれど……アイドル本人が、うちの学校に転校してきちゃいました。
最終更新:2022-09-11 21:16:11
46283文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:370pt 評価ポイント:210pt
作:三毛猫ミィーミ♪
ハイファンタジー
連載
N9152FJ
✴︎アルファポリス・カクヨム・ノベルアッププラス・エブリスタに連載中✴︎
俺は、ガルド=フレイ 18歳。
早くに両親を亡くし、1人で生きてきたせいか 人と関わるのは苦手。
そんな俺でも、自分の力が皆に必要とされれば断れない性分。
ある日、村の外で魔獣が現れた時も 俺は村の人々の為に立ち上がった。 魔獣の討伐が、いかに危険であるかは理解している。
しかし、誰かに必要とされる事に、俺は生き甲斐を感じていた。
そして・・・運命の日が訪れる。
俺はいつものよ
うに頼まれて村の外壁の修理をしていた。
すると山の洞窟の方から、女性の悲鳴が聞こえ俺は悲鳴のする方へ向かった。
そして俺は急いだ。
洞窟の入り口付近に、倒れている女性を見つけた。
その女性は、魔物に襲われ致命傷では無かったが深い傷を負っていた。
そして女性は洞窟の中にまだ仲間がいるから助けて欲しいと言い、俺は洞窟の中に入って行った。
そこには女性の仲間が魔物に襲われ血を流し倒れていた。
俺はその魔物と戦い倒す事は出来たが、死闘の果てに生死の狭間をさまよう事になった。
そして意識が遠のく中、誰かの声がした。
それは神の声だった。
神は俺に選択を迫った。
世界を救い英雄王となるか、このまま死を選ぶのかと。
俺は世界を救い英雄王となる道を選んだ。
だが今に思えば本当にそれで良かったのかと思っている。
……そうこれは英雄王と呼ばれたガルドの物語である……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 12:08:05
129681文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:58pt
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