-鼓膜- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:31 件
1
『三番線、まもなく扉閉まりまーす。駆け込み乗車はおやめくださーい。はーい閉まりまーす』
「はぁはぁはぁ、ふぅ……あ」
その車両に乗り込んだ瞬間。おれは時間が止まったように感じた。針のような視線を突き付けられ、呼吸をすることさえも頭の中から消え失せた。
そして電車のドアが閉まり、動き出そうとした瞬間。全ての楽器が音を外した最悪の演奏会のような不快な悲鳴が、おれの鼓膜を引っ掻いた。
おれがそのショックと電車の揺れでよろめき、反射的に手を伸ばすと女たちは、まるで保菌者か
ゾンビと相対したかのように、さらなる悲鳴とそしていやに尖ったヒールを履いた足で、おれに蹴りを放った。まるで足元をゴキブリが駆けまわっているかのように喚きながら足を上げ、倒れたおれに向かって執拗に振り下ろす。おれは堪らず亀のように体を丸め目を閉じた。
「おやめ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 11:00:00
4023文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ある夏の朝、僕は家を出て仕事に向かった。駅に向かって急いで走っていたその時だった。入道雲がものすごい勢いで形を変えていく。鼓膜を破るほどの轟音が耳に突き刺さり、周りの人々が耳を抑える。僕は自分の目を疑った。入道雲の隙間から見えたのは巨大なミサイルのようなものだった。僕は命の危険を感じた。走馬灯さえ見た気がする。ただ、そんなことよりも、僕はただ走っっていた。近くにあったシェルターに僕は間一髪飛び込んだ。ドーン、と大きな音を立て、シェルターの窓は砂埃に覆われ、景色は無と化した。耳
鳴りがする。頭が痛い。僕の意識はゆっくりと遠ざかっていった。
これは平凡だった僕がこの世界の謎を解く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 22:52:32
5694文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
影山純太。彼は重度の根暗だ。
学校では友達が一人もいないし、昼飯はいつもボッチ飯。
だが、そんな彼にも一つだけ長所があった。
それは«声がイケメン»ということだ。
ブサイク寄りの冴えない影山でもマスクと髪さえセットすればイケメンになれる。
身バレ防止だったマスクは、次第に己の欲へと変化する。
イケボな声と隠された口元。盲目状態となったお花畑の女子達は、目元だけで影山の容姿がイケメンだと熱をあげる。
俺はオフパコなんて絶対にしない。
それが学年一可愛くて、生意気な美園花恋(みそ
の かれん)がオフ会に参加していてもーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 02:30:27
94747文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:26pt
帝国の最精鋭部隊「ミムヤ」に所属し、”水氷の皇女”として周辺諸国にも名を轟かしてた少女。
しかし、「もうやってらんねー!」と部隊を脱走し、辺境の森に引きこもる。
彼女はひょんなことからペットもできて悠々自適に引きこもりライフを過ごしていた。
しかし、そんな自堕落少女に、世の中の影は音もなく徐々に迫り
――ケケケケケッケ
気味の悪い笑い声が彼女の鼓膜を揺らした。
最終更新:2022-09-30 19:02:26
168338文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:34pt
終わりが、近いと感じれば。
交わす言葉にさえ、その前兆は、ありありと。
そのときがくるのは、もうさけられないのかもしれない。
でも、もう一度。
ちゃんと声を、聴かせてほしい。
最終更新:2022-09-06 07:00:00
507文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:42pt
君の声を聞くと、心の中に春風が吹き渡る。陽だまりのような暖かい音符が鼓膜を跳びはね、陽気な嵐を巻き起こす。伝えたい言葉を書き連ねた原稿用紙の束は、全て地平線の彼方まで飛んで見えなくなってゆく。だから僕はありきたりな挨拶で繋がることしかできない。
最終更新:2022-07-02 21:04:46
500文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:308pt 評価ポイント:288pt
作:ほうふしなこ
現実世界[恋愛]
連載
N0909GZ
市川美空は、二十九歳の誕生日一か月前にすべてを失った。
恋人、友人、仕事での地位、プライド……
失う時は一瞬。
ただ、幸せになりたいって思っていただけなのに。
何がいけなかったのだろう?
答えはなく、自問自答も諦めていた誕生日当日。
美空は、道端で蹲る男と出会った。
最初は恐怖を感じていた美空だったが、立ち上がった男の顔に一瞬で心を奪われてしまった。
絵に描いたような美しい顔立ち。
「俺が……見えるの?」
その声は心地良く鼓膜を揺らす。
しかし、その姿と声は、美空を悲
劇へ誘う死神だった。
「俺が見えるってことは、次は君を殺さなきゃならないんだな」
すべてを失ったアラサー女子は、イケメン死神から逃れることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 00:24:15
31251文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:50pt
この作品はpixivにも同じタイトル、同じ作者名で掲載しています。
最終更新:2021-07-03 19:22:41
1049文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
――公衆トイレは戦場だ。
「順番待ち」のノックがソニックブームと化すして「先客」の鼓膜に襲いかかる! 逃げ場のない個室で、「先客」の命運や如何に!?
これは日常からゼロ距離の戦場に咲き誇る、戦士たちの熱い生きざまの物語!
※作者からのお願い
本作は読者様の常識と腹筋を破壊する危険性のある超奇想バトルアクションです。なのでどうか読んでください!
おもしろいですよ!!
(カクヨム投稿「坐神伝」を加筆訂正増強したモノです)
最終更新:2021-05-31 19:22:27
8376文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
ある休日の朝、主人公の木堂瑞葉が気持ちよく眠っていると鼓膜に触れるだけで不愉快になるような甲高い声で起こしに来たのは金髪の美形、速水火虎だった。
この2人の出会いとは。今後2人はどうなっていくのか。
最終更新:2020-12-16 09:35:17
1031文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
――容姿端麗、個性的なキャラクター達と恋に堕ちる恋愛シミュレーションゲーム、所謂 "乙女ゲーム"と呼ばれるゲームにハマる極々普通の新社会人、姫桜(きさ)。
人魚と魚人たちと恋に堕ちるアプリゲーム、"ocean lover ~ 海の底で恋に溺れて ~" 通称 "オシラブ"で推しに出会うも、自分の選択ミスで推しを死なせてしまいバッドエンドを迎える。
立ち直れない姫桜を襲ったのは、鼓膜を引き裂くような高音
とゴムの焼ける匂い。
そして―――……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 18:33:15
18119文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:24pt
『Another world』
ある日の朝、不思議な現象により、園児の追突事故を未然に防ぐ事ができた高校生。
縁咲坂高校一年B組 高田 涙久《たかだ しずく》
同時刻、登校中に悲惨な事故を目撃した高校生。
縁咲坂高校一年B組 真白 結意 《ましろ ゆい》
春風そよぐある朝、柏木幼稚園前の交差点にて、
一人の園児と平凡な男子高校生は、短いくだりの挨拶を交わす。手を振り、その場を後にする二人。が、突如
男子高校生の背後から轟音が響いた。
居眠り運転手を乗せた一台のトラックが
、道路の白線を渡ろうとしている児童目掛け、猪突猛進で迫ってきたのである。咄嗟の判断で、救助を試みる。その判断は、
決して間違ってはいなかった。
しかし、運命というものは変えられない。
その場から鈍く重たい振動が鼓膜を高揚した。
そう、衝突事故だ。
男子高校生は、急いで救急車の要請を行う。
その間、彼は園児のそばで後悔の念を押し殺しつつ、
束の間の沈黙を過ごした。
救急車が駆けつけ、男子高校生は医師に状態を尋ねた。医師の判断は「死」だった。
彼は、その場で膝から崩れ落ちた。
後悔、自己に対する憤怒、遺憾、それだけが頭を埋め尽くした。
ーーー「えんがちょ」ーーー
その声は、何処からともなく彼の鼓膜を貫いた。
そして、その声が響くと共に、彼の意識は、揺らぐ背景と放射する光と共に飛び立った。
降り立った先は……
彼は、辺りを見渡す。そして驚嘆した。何故か。
それは、直前にこの世から他界したはずの園児が
いたからである。彼の口から、無茶苦茶な一言が溢れた。
「これはまるで、事故から五秒前の世界じゃないか」
現実社会では考えられない不思議な力。
それは、結意の先祖、古くから語り継がれてきた禁句《タブー》。
禁句《タブー》を使い、未来を変えようとする二人。
果たしてその行為は、いいや、その恋は正しかったの
だろうか。
一人の男子高校生と、一人の女子高校生が奇妙な「力」により結び合うまでの一つの物語。
頑張って、ランキング載って有名になれたらと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 18:40:19
1567文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
まじで突き刺さる鼓膜の。
最終更新:2019-11-06 19:33:43
241文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
【matatakiシリーズ】好きな子が図書館に行くと耳にして、柄にもなく一年ぶりに行ってみることにした少年の話
最終更新:2019-08-10 09:36:47
1603文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
月を見ていた。
僕は、綺麗な満月を見ていた。
夜空に散りばめられた星々の中で、もっとも大きな星。もっとも大きく見える星。僕は、無心に月を眺めていた。
その時、聞き覚えのない声が、僕の鼓膜を叩いたんだ。
「何をしているの?」
古い家の窓辺に腕を置いて、僕を眺めていた一人の女の子。柔らかい微笑が印象的な女の子だった。
……
月下に咲いた少女と少年の邂逅の物語。小さな恋の物語。
最終更新:2018-07-24 20:00:00
9567文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
鼓膜に残る音は消えない。
最終更新:2018-02-21 21:09:52
4663文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
聞こえなくても聞こえる音がある
文字とは一つの方法
鼓膜を介さずに内部へ言葉を届けるための方法
わたしたちはフィルターとして受け取り
そして言葉を解き放つ
最終更新:2018-02-16 00:46:05
4733文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
静かにしていると音ばっかり聞こえますね
キーワード:
最終更新:2018-01-27 19:05:51
340文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
非日常は、いつも隣に。
偉業を遂げるのは、英雄でなく。
英語の授業も終わりかけ、後少しというところで、ゆるりとした日常は変化する。
悲鳴が鼓膜を狂わせた。
鉄錆びた臭いが嗅覚を狂わせた。
見るに耐えない異形が、誰かの常識を狂わせた――。
▼
タイトル仮定、変更の可能性あり。
最終更新:2017-10-29 00:00:00
6719文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この物語はいつしか、風に流され消え逝く物語かもしれない。
けれど、伝えなくてはならない。
さぁ、風の紡ぐ物語に耳を澄まして。
ハイファンタジーにして、ゴブリンドラマ、異色の異世界異種族婚姻譚が風に揺られて訪れて、貴方の鼓膜を打つだろう。
「ゴブリンキス大賞」応募予定作品
異色のゴブリン恋愛譚。
真面目な方
「夕涼み重陽会2017」参加作品
テーマは「風」
詳細はhttp://nk.syosetu.com/n0484eg/
まあ、ゴブリンキス大賞もわりと
真面目に狙ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-20 09:00:00
4045文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:85pt 評価ポイント:71pt
高校三年の春、羽鳥幟はいつもの様に昼休みにこっそりと屋上で昼飯をとる。隣には此またいつもの様に飽きもせず来る同級生の巣籠守。またまたいつもの様に守が幟にちょっかいをかけようとするが、ここからは"いつもの様に"ではなかった。
鼓膜が引き裂かれる様な音。
屋上の崩壊。
最初から無かったかの様な重傷。
勇者召喚。
困惑する同級生達と一部下級生は告げられる「この国をお救い下さい。」と。
そんななか幟は天職なし、魔法適正なし、伸びしろなしとないないずくしで守
とできた謎の縁が原因で面倒事に巻き込まれる。
これは恋や愛ではない『何か』を題材に異世界チートを書いた物です。
感想や誤字脱字は何時でも募集しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 20:00:00
34093文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:0pt
肉は両面焼きに限る!鉄は火に弱い!金貨の数え方を知ってるかい?包囲殲滅陣――那狼正嗣(なろう・まさつぐ)は、異世界転生に憧れる男子高校生。いじめで登校拒否になって34歳まで童貞のまま自宅に引きこもりトラックに轢かれて異世界に転生する人生プランを立てている。周囲の権力者や悪人や罪もないクラスメイトを蹂躙するマサツグ様は、来たるべき転生に備えての予行演習を現実世界で行う。無双チートで最強無敵。作者の心の醜さと日々の恨みが投影された主人公――マサツグ様のカリスマ(予定)な日常を刮目
せよ!
以下はあらすじ(予定)
第1章「マサツグ様は異世界で無双したい!」
那狼正嗣はなろう小説の主人公に憧れる男子高校生。超絶イケメンの正嗣の前では全ての女がメスとなる。口から紡がれる旋律が乙女の鼓膜を処女膜に変えて、絶対零度の嗜虐を孕んだ凶眼は少女を見据えるだけで妊娠を錯覚させる。人の形をした媚薬にも等しい正嗣の超絶エロスな日常ライフを刮目せよ!
第2章「クラス丸ごと異世界転移レイプ!野獣と化したマサツグ様!」
那狼正嗣はクラス丸ごと異世界に転移してしまう。転移先には正嗣たちの命を欲するオークの大軍勢が待ち受けていた。同じクラスの鳥田らに過酷なイジメを受け続けた正嗣は、神様に付与されたチートを用いて、罪もないクラスメイトたちに残虐無比な報復を始める。
第3章「マサツグ様の童貞をたべたい ~不治の病で余命僅かな『女性向けなろう小説好きの下僕嬢』でですが、書籍化のためなら手段を選んでいられません~」
桜が舞い散る季節、那狼正嗣は不治の病で余命わずかな少女「間院桜良(まいん さくら)」と出会って下僕に加える。天真爛漫で明るく前向きな性格をした間院とのふれあいを通じて、マサツグ様は『女性向けネット小説の闇』を知る――相互監視、同調圧力、群れる習性――好きな作品は作者が潰れるまで過剰要求を重ね、気に入らないものは賛同者を集めて折れるまで潰す。百人の悪役令嬢が在籍する『リリアンヌ女学園』で最凶の令嬢と畏怖されし爆雷娘の間院は、不正や馴れ合いで書籍化デビューを目指す。LAINEのなろうコミュに潜入して相互評価依頼、ツイッダーでのポイント売買。マサツグ様を置いてけぼりで余命わずかな爆雷娘の暴走は狂信者と共に加速していく。
※運営さんから「エロすぎ」と注意を受けたので修正。消さないよ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 15:34:36
5979文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:1065pt 評価ポイント:431pt
頭髪が白いことと大事なところでやらかしてしまうこと以外はごく平凡の健全な男子高校生、夜霧千夜(よるぎりせんや)はある日、邪神と名乗る全身真っ黒な人物の手によって、薄暗く気味の悪い小部屋へと連れてこられた。抵抗もなにもなく、気付けばその部屋に立たされており、邪神と名乗る男は鼓膜を震わせるような重低音で学園へ通えと言ってくる。わけもわからず学園へと通うことになった千夜だが、その学園に通う生徒はなんと全員が女子だった。どうやらこの世界では数十年前の出来事によって男が生まれない世界
になってしまったらしく……。
勇者の娘やら魔王の娘やらお姫様やらが世界中から通ってくるこの学園で、開眼した魔眼を右目に宿し、クラスメイト達と仲良くなろうと奮闘する日々が今、始まる。
第3部は、初心に立ち返り、やる気を取り戻すために、英気を養ってから、書いていこうと思います。
モチベーションを高める時間が必要です。よろしくお願いします。
勇者の娘/魔王の娘/黒歴史/ファンタジー/恋愛/ラブコメ/ハーレム/パロディネタ多め/ヒューマンドラマ/根暗主人公/邪眼/白髪/ギャルゲー/泣きゲーリスペクト/異世界最強/チート/攻略対象6才から大人まで全部/ギャグ/笑い/泣き/キス/エロ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 00:03:58
211495文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:くろすろおどtkhs
現実世界[恋愛]
短編
N3120DT
路上ライブに青春をかける大学生は、パッとしない日々の中、とても不思議な女性と出会う。
「僕はあの日の選択を後悔していない。これから唄う歌のことも。どうしてかと言うと、ずっと、鼓膜の奥で鳴り響いているからだ。彼女が僕に歌ってくれた、月蝕の歌が。」
最終更新:2017-01-17 16:42:06
6971文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
「そういえば、先輩聞いてくださいよーってか、聞かなくても耳の鼓膜を直接振るわせて聞かせますけど」
後輩は先輩の事が大好きである。
どれくらい大好きかといえば、会うとすぐ攻撃を仕掛けてしまうくらいに大好きだ。
そんな先輩の為ならば、後輩は手作りお菓子に挑戦してみたり。
海の見えるランチを食べる為に、学校をぶっ潰してみたりと暴走列車も真っ青の暴走っぷり。
だけど、そんな一見ハチャメチャな後輩だって、その裏では色々と苦労してるんです。
※完結作品です。
※カクヨムにも掲載
しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 23:00:00
100103文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
幸は定時制の高校へと通う普通の青年だった。
しかし、ある日少女に後を付けられるという奇妙な事態が起こる。
現れた少女は、
『私と子供を作っていただけませんか?』
とんでもないことを言ってのけた。
さらには、少女は人間ではないという。
それは百年に一度起こる、命を取り合う戦い。
事情だけ訊くつもりで少女の名をサチと知る幸だったが、サチの事情を聴けば聴くほど現実的ではない。
複雑な気持ちとは別に幸にも変化が起きた。
学校での授業中、自分の鼓膜を通じてくるものとは別に
聴こえてくる『音』。
そして――
一緒に買い物に出かける、そんな些細なことで誰かと一緒にいることで感じる幸せ。
サチが幸に向ける笑顔。
だが、その戦いはその笑顔を奪うものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-15 17:00:00
52547文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
「孫を預かる男」と「CDをプレゼントする男」と「耳かき男」と「禁煙男」と「黒ニキビ男」と「孫と別れる男」のお話です。
運が良い人は結果が良く、運が悪い人は結果が悪く。
始めのボタンのかけ間違えが、終わりの取り返しがつかない事態を招く。
そんな6つのお話です。
最終更新:2013-02-16 11:31:14
36201文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
「フカツ」
乾の手が腕を捉えた。引き寄せられる。足元で砂がじゃりっと音をたてる。シャツに乾の指が食い込む。
熱い指だ。
「好きだ。フカツが好きだ」
熱い声だ。
夏の太陽のように、人を焼く、生々しい声だ。鼓膜が震える。振動が指先にまで満ちる間、瞼を落とし感じていた。
これは、恋だ。こういうのを恋と呼ぶのだ。
最終更新:2010-11-25 15:21:35
9331文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
「歪んでいる」瓶詰め猫は静かに言った。その声は鼓膜を揺らすのでなく、直接心に響いてくるような不思議な力を持っていた。瓶詰め猫は瓶に詰められているのか自ら詰まっているのか。けれど入口を見ると、到底出入りできそうなサイズではない。瓶詰め猫はそれ一つで完成形なのだ。ちょうどポストと同じくらいの背丈の瓶に、巨大な猫が上品に座っている。
最終更新:2009-08-19 11:09:22
1789文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:28pt
感情と言ノ葉たちによる静かな交響曲。こころの鼓膜に流れる響きを、お楽しみ下さい――by hiro
最終更新:2008-03-21 21:55:09
3759文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:23pt
僕は人生の岐路に立つ。ゆっくりと暮れる夕焼け…学校の帰り道…。握り潰したのは型にはめられた未来。鼓膜に届いたのは懐かしいゼンマイの音…。『星回し』の丘に導かれた先で、ゆっくりと動き出したのは、この手で回す、自由な未来だった…。
最終更新:2006-06-04 22:40:26
2751文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
検索結果:31 件
1