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宇宙暦四五一二年十月。銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王国では戦争の足音が聞こえ始めていた。
トリビューン星系の小惑星帯でゾンファ共和国の通商破壊艦を破壊したスループ艦ブルーベル34号は本拠地キャメロット星系に帰還した。
士官候補生クリフォード・C・コリングウッドは作戦の提案、その後の敵拠点への潜入破壊作戦で功績を上げ、彼のあだ名、“崖っぷち(クリフエッジ)”はマスコミを賑わすことになる。
時の人となったクリフォードは少尉に任官後、僅か九ヶ月で中尉に昇進し、重巡航
艦サフォーク5の戦術士官となった。
彼の乗り込む重巡航艦は哨戒艦隊の旗艦として、ゾンファ共和国との緩衝地帯ターマガント宙域に飛び立つ。
しかし、サフォーク5には敵の謀略の手が伸びていた……
そして、クリフォードは戦闘指揮所に孤立し、再び崖っぷちに立たされることになる。
―――
登場人物:
アルビオン王国
・クリフォード・C・コリングウッド:重巡サフォーク5戦術士官、中尉、20歳
・サロメ・モーガン:同艦長、大佐、38歳
・グリフィス・アリンガム:同副長、少佐、32歳
・スーザン・キンケイド:同情報士、少佐、29歳
・ケリー・クロスビー:同掌砲手、一等兵曹、31歳
・デボラ・キャンベル:同操舵員、二等兵曹、26歳
・デーヴィッド・サドラー:同機関科兵曹、三等兵曹、29歳
・ジャクリーン・ウォルターズ:同通信科兵曹、三等兵曹、26歳
・マチルダ・ティレット:同航法科兵曹、三等兵曹、25歳
・ジャック・レイヴァース:同索敵員、上等兵、21歳
・イレーネ・ニコルソン:アルビオン軍軽巡ファルマス艦長、中佐、34歳
・サミュエル・ラングフォード:同情報士官、少尉、22歳
・エマニュエル・コパーウィート:キャメロット第一艦隊司令官、大将、53歳
・ヴィヴィアン・ノースブルック:伯爵家令嬢、17歳
・ウーサー・ノースブルック:連邦下院議員、伯爵家の当主、47歳
ゾンファ共和国
・フェイ・ツーロン:偵察戦隊司令・重巡ビアン艦長、大佐、42歳
・リー・シアンヤン:軽巡ティアンオ艦長、中佐、38歳
・ホアン・ウェンデン:軽巡ヤンズ艦長、中佐、37歳
・マオ・インチウ:軽巡バイホ艦長、中佐、35歳
・フー・シャオガン:ジュンツェン方面軍司令長官、上将、55歳
・チェン・トンシュン:軍事委員、50歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-06 12:00:00
125113文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:7214pt 評価ポイント:4408pt
この小説は「西銀河物語 第四巻 ミルファクの夢」を「ウエストギャラクシー」シリーズに変更したものです。
「ミールワッツ遭遇戦」、「第一次、第二次ミールワッツ攻略戦」で疲弊したミルファク星系は、リシテアから不当な要求を突きつけられていた。健康を理由に星系評議会代表の座を退いたラオ・イエンに代わり代表の座に返り咲いたナオミ・キャンベルはリシテアとの交渉に戦略を持って臨み、軍事と経済の両面からの交渉でリシテアを屈服させた。
ミルファク星系は「未知の生命体」が持つ技術力を手に入れよ
うとヘンダーソン率いる第一七艦隊をADSM72星系に差し向けた。「未知との生命体」と再び遭遇した思った第一七艦隊だったが、そこにいた「生命体」は、先に遭遇した「生命体」とは違った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-29 12:43:00
109262文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
「ミールワッツ遭遇戦」、「第一次、第二次ミールワッツ攻略戦」で疲弊したミルファク星系は、リシテアから不当な要求を突きつけられていた。健康を理由に星系評議会代表の座を退いたラオ・イエンにn代わり代表の座に返り咲いたナオミ・キャンベルはリシテアとの交渉に戦略を持って臨み、軍事と経済の両面からの交渉でリシテアを屈服させた。
ミルファク星系は「未知の生命体」が持つ技術力を手に入れようとヘンダーソン率いる第一七艦隊をADSM72星系に差し向けた。「未知との生命体」と再び遭遇した思った
第一七艦隊だったが、そこにいた「生命体」は、先に遭遇した「生命体」とは違った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-29 10:36:51
109127文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
この小説は、以前分割投稿した「西銀河物語 第三巻 アンドリューとリギル」の統合版です。
ミールワッツミールワッツ防衛戦その後を各星系を舞台に描いています。
星系毎のあらすじは下記のような感じです。
アンドリュー星系
アンドリュー星系では、ミールワッツ星系の優先的支配権を踏み台に、近隣の未開の星系への開拓に意欲をだし、第一次、第二次ミールワッツ星系防衛戦で目覚ましい活躍を見せたチェスター・アーサー中将を大将に昇進させ、第二艦隊、第三艦隊と新たに新設した第四艦隊を合わせた星系
軍艦隊総司令官に任命した。
また、アーサーの活躍に寄り星系連合体”ユニオン”の中でも発言権を増すアンドリュー星系代表アヤコ・ヤマモト代表は、次期選挙で星系連合体代表の席を模索する動きを見せていた。
ペルリオン星系
第一次ミールワッツ星系防衛戦で大失態を演じたペルリオン星系では、シュティール・アイゼル中将が予備役編入となり、輸送艦護送と宙賊の撃滅に多大な功績を上げていた若き中将、ベルハルト・ローエングリンが星系艦隊司令長官となった。
アイゼルをそそのかした星系代表マイク・ランドルは、罷免され後任にバリー・ゴンザレスが任官した。ゴンザレスは、軍需産業ゴンザレス・マニュファクチャリングのオーナーであり、ゴンザレス財閥の若き党首でもあった。ゴンザレスは、ランドルの失態から権限を失った星系連合体の中での立場を回復すべく各方面へ画策を始めていた。
リギル星系
第二次ミールワッツ防衛戦で活躍を見せたリギル星系のデリル・シャイン中将の立場は強固になったが、リギル星系を取り巻く情勢に軍事統括ユアン・ファイツアー大将、星系連合体ユニオン議長タミル・ファイツアー、星系評議会代表クロイツ・ハインケルは、腐心していた。
シャインは、シャルンホルスト級航宙戦艦の後継艦”マルドーク級航宙戦艦”とテルマー級巡航戦艦の後継艦”エンリル級巡航戦艦”の航宙テストを行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 16:27:58
84998文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
この小説は、以前分割投稿した「西銀河物語 第二巻 アメイジングロード」の統合版です。
ミールワッツ星系戦から四カ月。ミルファク星系は、ウッドランド大将からの指示で、 ミールワッツでの戦いを教訓にアガメムノン級航宙戦艦の改良型に着手した。
同じころ、航宙戦闘機スパルタカスの後継機である開発コードFC38アトラスの開発も星系開発衛星航宙機開発センターで行っていた。
そして、星系評議会が正式に第一七艦隊に第三二一広域調査派遣艦隊として航宙試験も兼ねて新しい星系の発見と資源衛星を開
発するよう命令が下った。
その一方で星系評議会代表となったラオ・イエンは、ミルファク星系でも屈強で知られるアンデ・ボルティモア中将率いる第九艦隊と第七、第一〇艦隊をミールワッツ攻略の為に差し向けた。
今回は、未知の星系への航宙と未知の生命体との接触とミルファク星系三艦隊とアンドリュー、リギル星系軍の激しい艦隊戦を描きます。
また、今回は、奔放で移り気な恋の女神アフロディーテに魅せられた若い人たちの関係も描きます。
広域調査派遣後の休暇を利用し、マイ・オカダと保養先に行ったユーイチ・カワイ。そして航宙中にアッテンボロー主席参謀やヘンダーソン中将の思惑で接近させられたルイ・シノダとマリコ・ワタナベも休暇を利用して行ったアルテミス9の田園で進展を見せます。
二組のカップルの進展と一巻に続く航宙艦同士の艦隊戦をお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-02 16:48:30
88852文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
この小説は、以前投稿した「西銀河物語 第一巻 ミルファクとリギル 第一章 接触」の再投稿です
ミルファク星系の宙域から一五〇〇光年。リギル星系より五〇〇光年離れたミールワッツ星系にレアメタルを含む貴重な鉱床を持つ惑星が見つかった。しかしミルファク星系からここにたどり着くためには航行不可能宙域を避け、リギル星系の同盟星系領を航宙しなければならない。
しかしリギル星系は、ミールワッツ星系の鉱床探査権は自星系にあるといって譲らずミルファク星系派遣艦隊のリギル星系同盟領の航宙を許
可しようとしなかった。これによりミルファク星系は、チャールズ・ヘンダーソン中将を司令官としたアガメムノン級航宙戦艦を含む六〇〇隻をミールワッツ星系に派遣した。鉱床探査は、順調に進みほぼ終了しようとした時、
リギル星系同盟領ペルリオン星系軍との共同軍事演習からリギル星系に戻る予定のシャルンホルスト級航宙戦艦に乗艦するデリル・シャイン中将率いるリギル星系第二艦隊が遭遇した
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 14:04:29
92650文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
検索結果:6 件
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