-遣唐使- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:22 件
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無職になり、学生時代を思い出して中国旅行に来た男。
旅行初日に車に跳ね飛ばされ、目が覚めたとき、鏡に映った自分は知らない若い男(イケメン)になっていた。聞いたところ、ここは唐の都、「彼(自分)」は遣唐使の一員で十六歳――とのこと。
果たして彼は、様々な困難を乗り越え、現代に飛ばされただろう「彼」と、無事に入れ替わることはできるのか。
最終更新:2024-04-29 10:07:12
22251文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あの菅原道真公が、同じ年に唐に渡り「わが朝の学生にして名を唐国にあげる者は、ただ大臣および朝衡の二人のみ」と称えられながら、遠く離れた場所で生き抜いた吉備真備と阿倍仲麻呂の人生を通じて、1200年前に海を渡った人たちの希望と切なさでいっぱいの日々を語る物語です。「秋の月は、きっと今も昔も変わらず美しい」
最終更新:2024-03-31 16:20:02
250651文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
目が覚めると、仲麻呂は一面桃の木が咲き乱れる、趣のある佇まいの丘に寝そべっていました。
彼が目を開けた刹那に、桃の花びらがひらりと風に乗って流れてきて、彼の頬に落ちて来ました。彼は咄嗟にそれを掴み、払いますと、おもむろに辺りに視線をやって眺めたのです。
丘の上には、桃の花びらで覆われた実に美しい景観が広がっておりました。それはまるで桃色の絨毯のように見えて、とても幻想的な風景だったのです。
彼は『ここはどこだろう…』と、上体を起こします。
すると彼の身体を着飾っていた花びらが、スルリと抜けて落ちたのです。彼はその時になってようやく、記憶が蘇よみがえって来ました。[本文抜粋]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 05:00:00
24876文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
嵯峨天皇と空海が作った「日本」の物語─
この話は、本当の自由とは何か?を希求し続け1200年前の日の本で精一杯生きた人々の物語である。
この作品はカクヨムでも掲載されています。
最終更新:2023-09-18 16:46:34
731743文字
会話率:25%
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総合ポイント:90pt 評価ポイント:58pt
黄色プレスマンと黒プレスマンを互い違いに並べると、虎っぽい。
最終更新:2023-08-20 18:04:48
559文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
漫画家の夢を諦め、吉祥寺から去ろうとしていた葛城凌太の前にインドネシア人少女ナティとイギリス人美女モニカが出現。二人は凌太のアパートが人気アニメ「ドラゴンジャーニー」の主人公・竜星の部屋だと主張する。
ドラゴンジャーニーは、実在した奈良時代の遣唐使平群広成とその子孫平竜星が時空を超えるエネルギー「魔奈」により意識をシンクロし、過去未来を見通す千里眼で危機を乗り越える歴史改変SFだった。広成は唐・日本・エフタルの歴史改変合戦に巻き込まれ、彼が漂着した東南アジアに魔奈国家リュガ
王国が誕生する。
なぜか千里眼をもつナティに命を救われた凌太はドラゴンジャーニーの聖地巡礼を通じ、再び漫画家の道を歩む決意をする。しかし千里眼の使いすぎでナティは倒れ、姿を消す。
リュガのモデルとされるウルラガ王国のレオ王子はさらなる歴史改変を目論んでいた。彼はナティの出自に関係し、モニカの行方を追っていた。
凌太は消えたナティや竜星の秘密を探るため何者かがネットで連載するドラゴンジャーニーの続編漫画の筋を追って東南アジアを旅する。8世紀の先祖とシンクロしてレオに対抗するネオランダの一味と出会い、ドヴァーラヴァティ王国やシュリーヴィジャヤ王国、そして仮想世界ヴァジュラダートで繰り広げられる魔奈使いたちの戦いに巻き込まれていく。
【登場人物・現代】
葛城凌太 漫画家志望の青年
ナティ・シンハ ジョグジャカルタ出身の女子高生
モニカ・サンダー ロンドン出身の元モデル
ヴィッキー・リー 謎の一味ネオランダのリーダー
チェン・バイユ 台湾人の旅人
レオ・ヴィーラ ウルラガ王国の皇太子
ティティーラ 特殊部隊ネオバロンの隊員
平竜星 平群広成の子孫
【登場人物・古代】
平群広成 遣唐使
ナギ 蝦夷の少女
紀馬主 遣唐使
田口養年富 遣唐使
下道真備 留学生
シーン 海賊女帝
シュヴェータ 海商 通称「白い王子」
ラーマ 盗賊 通称「青い王子」
トゥミ・プージャ ドヴァーラヴァティ王国の少年
チャーマデヴィ ラヴォ王国の女将軍
バロン・ナーガ シュリーヴィジャヤ王国の暗殺部隊バロンの頭目 蛇の仮面
バロン・ガネーシャ レオの先祖 白象の仮面
バロン・シャシャンカ 斬象刀を操る怪力少女 兎の仮面折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 00:08:19
255062文字
会話率:37%
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総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
水軍の起源に関しては諸説があるようですが、普段は漁業を営みながらも集落を略奪から守るとともに、ひとたび食べる物に困ると、沖を行く船から食糧や金品を掠め取った海人達が集団化して海賊となり、水軍として武力を提供するようになったとも言われています。集団化していくためには、組織的な統率者が必要ですが、たとえば天慶2年(939)に起こった、宇和海の日振島を拠点としていた藤原純友の乱は正に海人を集団化して利用した反乱とされています。
このような瀬戸内海における海賊お出没が盛んになるのは
、平安時代初期からのことです。しかしながら、大和朝廷時代の頃にも瀬戸内海の海人達は、大和朝廷や律令政府から水軍として朝鮮へ航海する船や遣唐使の護衛を命じられていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 13:47:19
7619文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
仏教に偉大な足跡を残した空海。その足跡はあまりにも偉大だ。だがその秘密も多い。遣唐使として派遣されていた空海が、唐の長安から奈良平安京の佐伯院にいるある娘に送った手紙に、その秘密が書かれていた。
最終更新:2022-09-22 21:17:17
10377文字
会話率:43%
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総合ポイント:54pt 評価ポイント:50pt
久しぶりに追蛇智が主役 裏の主人公
キーパーソンとして登場。
主催者として、各別の世界から
呼び寄せた 召喚した存在
強者たちの生き残りゲーム。
幕を開ける。
作者の過去作 別作からのゲストキャラが多数 登場 お祭り作品 クロスオーバー。
最終更新:2021-08-18 21:40:27
1679文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時は天平二年、春。
大宰帥、大伴旅人を囲んだ酒宴が行われた。
招待客は皆、上座の老人を尊敬の眼差しで見つめていた。
奈良時代な朝廷の重臣であり、優れた歌人であった大伴旅人の宴。
この場にいた万葉歌人、山上憶良、大伴旅人、小野老の胸に去来するものは─
登場人物
大伴旅人
大宰府の長官で梅花の宴の主催者。優れた政治家で万葉歌人でもある。代表作「酒を愛する歌」
山上憶良
筑前守。名族の生まれではないが高い学力で遣唐使、聖武帝の家庭教師を務めた経歴を持つ奈良時代では珍し
く実力で出世した人。代表作「貧窮問答歌」
小野老(おののおゆ)
旅人の副官。作中では30半ば~40前半設定。後に筑紫歌壇と呼ばれる万葉歌人のサロンの一員。代表作は…「あまりにも有名すぎるあの歌」
藤原麻呂
従三位参議で藤原四兄弟の末っ子。
長屋王の漢詩サロンでの人気者。
智謀に長けた策略家で姉の安宿媛(光明皇后)をとんでもない手を使って皇后に押し上げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 19:34:30
8126文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつて倭(日本)は、唐(中国)から高度で先進的な政治・文化・技術を学ぶ為に『遣唐使』を派遣した。
『遣唐使』によって倭は繁栄し、『白鳳文化』『天平文化』が花開いた。
また『律令制』に基づく『均田制』『租庸調』『府兵制』等の制度の採用、唐の都『長安』に倣った『平城京』『平安京』造営により天皇を中心とした中央集権的国家を作り上げていった。
倭が発展を遂げる一方、唐は『安史の乱(755年~763年)』以降、衰退の一途を辿っていた。
晩唐(9世紀半ば~10世紀初頭)
唐に不満
を持つ農民による反乱が、各地で起こっていた。
宦官による専横、藩鎮割据、政治腐敗、重税、農民逃亡により、唐王朝は疲弊し、最早『律令制』を維持する事が出来なくなっていた。
そんな政情が不安定な中、≪私≫は≪彼≫に出会った・・・。
≪彼≫との出会いは、≪私≫を変えた・・・。
≪私≫の人生は、変わった・・・。
≪彼≫が、≪私≫を変えた・・・。
≪彼≫との出会いは、≪私≫にとって何物にも代え難いものとなった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 15:27:18
38498文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中国・唐は粛宗の時代。
もと遣唐使の安倍満月(あべのみちつき)の生業は京師・長安の骨董商。
実は、武芸百般おさめた凄腕の暗殺者。
神も仏も信じない彼だったが、妖怪「僵尸(キョンシー)」をあやつり、国家転覆をはかる「諸葛教団」との闘いにまき込まれていく。
武侠×ゾンビの冒険活劇。
【参考資料】
「長安の春 」(石田 幹之助 講談社学術文庫)
kanegon先生から献本いただきました。
「武器と防具 中国編」(篠田耕一 新紀元社)
「幻想世界の住人たちIII〈中国編
〉」 (篠田耕一 新紀元社)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 23:50:11
58510文字
会話率:17%
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総合ポイント:56pt 評価ポイント:30pt
時は1300年前。あおによしとうたわれた都・平城京にて彼らは再会した。藤原不比等の四人の男子、ご存知「藤原四子」の三男・藤原宇合。遣唐使にも選ばれた法律のエキスパート・大倭小東人(やまとのこあずまひと)。そして、数多くの歌を万葉集に残した異色の歌人・高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)。身分を超えた三人の男の友情を描く。3話完結。
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最終更新:2020-05-17 19:48:10
4121文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
作:John B. Rabitan
ハイファンタジー
完結済
N8726FR
鎌倉時代初期に藤原定家によって(※諸説あり)著された『松浦宮物語』には、驚くべき内容の模様がが記されている。
それは藤原京の時代、四十年ぶりの遣唐使の成員として唐に向かっていた十六歳の県犬養氏忠が着いた国は唐の国とは全然違う町の様子で、違う顔つきと服装の人々、さらにはエルフやリザードマンが生活し、魔法が使われ、ドラゴンが普通に空を飛ぶ異世界だったのだ。そこで氏忠はそのフルメントム帝国の皇帝に寵愛されたが、皇帝が病死すると、皇帝の弟のエティルンド王が皇位を狙って反逆を企て、
皇太子と母皇太后とともに帝都を脱出した氏忠は、魔王のごとき敵将ヴォルテルスと魔法大戦を繰り広げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 22:54:11
141718文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
羽栗翼と羽栗翔。
奈良時代に実在した、日本人の父。唐人の母から生まれた兄弟についての文章です。
最終更新:2018-12-17 21:37:25
519文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
朝鮮半島の百済と、交流を始めた日本こと倭国。
遣隋使、遣唐使の頃も、それは変わらず続き、いろいろな動物も国内に入ってきた。
その中から、珍しい動物が民間に払い下げられることになる。
その生き物は、馬のような体躯。ウサギのような長い耳。そして集団行動を嫌う、気難しさを持っていた……。
最終更新:2018-05-16 18:28:02
3652文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
いにしえの遣唐使の時代
うぶな男の子
離したくない女の子
国や家族を捨て、一筋の愛に生きた二人だった。
※ノベルデイズにも掲載しています。
最終更新:2017-12-29 14:00:00
10278文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
遣唐使の橘逸勢、阿部仲麻呂を主人公にした時代小説。史実に基づく部分もありますが、フィクションです。作り話のところもあります。信用しないでください。
最終更新:2015-05-11 00:24:32
3288文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
歴史に埋もれた遣唐使の知られざる伝説。自分のサイトからの転載です。
最終更新:2013-09-23 03:01:47
399文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
その才に嫉妬され、とある楼閣に閉じ込められてしまった、遣唐使・真備。何でも、その楼には鬼が住んでいるらしく・・・・・・。(※この作品は、旧合同サイト『花信風』に掲載したものを、一部改訂したものです)
最終更新:2013-05-06 16:42:14
3762文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:41pt 評価ポイント:35pt
時は天長三(八二六)年。権勢を極めた藤原冬嗣の死とともに、権力は右大臣藤原緒嗣のもとに移った。
冬嗣の子藤原良房は嵯峨上皇の娘を妻に迎える厚遇を得ていたが、父冬嗣と対立していた緒嗣の権力下では冷遇され大学頭へと左遷される。だが、そこで大学生達の支持を集めることに成功した良房は、自らの権力基盤を若者と民衆の支持に置くことを決意し、緒嗣と対決することとした。皇太子正良親王の教育係に転身した良房は、それまで二〇〇年間誰もが疑うことなかった律令制への反旗を見せる。緒嗣ら高齢者の非
難を受けた良房であるが、法の盲点を突いて大規模な土地所有に乗り出し莫大な財産を築いて失業者の救済と地方の発展を呼びよせた。そんな中、淳和天皇は退位し正良親王が仁明天皇として即位する。
その頃国外では新羅の混迷が増し、日本への海賊襲来となっていた。国外対策を模索する緒嗣は新羅を通さぬ唐との折衝を目指して遣唐使の派遣に乗り出すが、遣唐使の派遣計画は国家財政の破綻を招き、経済対策に追われた緒嗣の政策は大インフレを呼び起こし、治安が急速に悪化した。良房はその対策に追われ国内の盗賊相手に武力を行使すると同時に遣唐使派遣の中止を主張するも、緒嗣は遣唐使派遣を強行に主張。出航した遣唐使船は全て遭難し百名以上の命が失われる。遣唐副使小野篁らは唐への派遣を拒否して下船し朝廷批判をした。残された遣唐使たちは命がけの航海で唐に渡り全ての船を失いながら帰国したが、緒嗣の企画した唐との折衝は確立されずに終わり、緒嗣の権力は怪しくなる。
追い詰められた緒嗣らはクーデターを企画。嵯峨上皇が病に伏した隙を狙い、配下の橘逸勢と伴健岑の二人に皇太子恒貞親王の拉致した上での決起を命じるが、これを見破った良房はクーデターを食い止め緒嗣を失脚させることに成功。承和一〇(八四三)年、緒嗣の死とともに日本の権力は藤原良房の手に渡った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-02 06:04:28
178115文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:46pt
平安時代中期、宮中は藤原家と学者派の二派が勢力争いを繰り広げていた。陽成天皇は親友藤原時平とともに民衆の苦しい暮らしを目の当たりにし、今の政治が誤っていると確信。学者派とともに律令に基づいた天皇親政を目指し、時平の父である太政大臣藤原基経を追放する。だが、基経抜きの学者派による政治は国中を混乱に導き、陽成天皇は精神的に追い詰められ、復帰した基経によって退位させられる。
父の威光を受けた時平は出世街道を歩みながら陽成上皇の帝位復帰を模索する。だが、新たな天皇となったのはかつ
て陽成天皇の臣下であった宇多天皇こと源定省。時平は陽成上皇を支援したため学者派の巣くう宮中で孤立するが、父基経に与えられた「阿衡」の文字を皮切りに宮中から学者派を追放することに成功する。
学者派を失った宇多天皇は新たな側近として菅原道真を抜擢する。だが、道真も陽成上皇支持を表明。これにより学者派は道真に深い怒りを見せるようになる。
基経の死により新政を始めようとした宇多天皇に新羅軍来襲の報が届く。時平は武士を九州に派遣し、道真は遣唐使として唐に出向き、新羅への軍事侵攻を要請しようとする。新羅が撤退したことで道真の唐行きは白紙となるが新羅との対立は続き、道真は最前線に立つため自分を九州に遣わすよう提言。また、国難に何もでずにいた宇多天皇は失意から退位を告げる。時平はその両方に猛反発するが、宇多天皇は退位した上に出家し、道真は辞表を出して九州へと出向き客死した。
ただ一人宮中に残った時平は財政再建と奴隷制廃止を進める。それは結果を出したが寺院勢力を敵に回し、道真の怨霊という噂が広まることとなる。
時平の三八歳での死は道真の呪いのせいとされ、道真の怨霊の噂が消えるのはそれから百年を要した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-06 11:39:46
95378文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:37pt 評価ポイント:15pt
検索結果:22 件
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