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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:185 件
両親の突然の死で、父の実家に連れてこられ、家を継ぐことになった僕。
夜、布団の中で泣いていると、天井の羽目板の木目が笑って話しかけてきた。
それは400年前に斬られた、御神木でできたこの家の守り神だった。
最終更新:2024-05-17 16:51:08
1653文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
藤坂潮音は、海を見下ろす街に暮らす、水泳部に所属する普通の中学三年生だった。しかし高校入試を直前に控えた晩秋のある日、古い屋敷で魔力を封じ込めた鏡を手にしたときから潮音の運命は一変する。突然自分の性が変わってしまったという事実を受け入れられずに苦悩する潮音。「本当の自分」を求めるための、潮音の戦いが始まろうとしている。
※この作品は、「Annabel Lee」の名義で、自身で運営しているサイト(http://www5b.biglobe.ne.jp/~Annabel/)に掲載し
ているオリジナルの小説に、大幅な加筆、修正を加えたものです。15歳未満の方の閲覧をお断りします。カクヨムさんにも掲載しています。
なお、このお話にはいろいろな名前の学校が出てきますが、これらは全て作者が空想ででっち上げた学校であり、実際のモデルとなるような学校は存在しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 06:00:00
561246文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:606pt 評価ポイント:252pt
作:柴崎 りょう
ハイファンタジー
連載
N0405II
『プロローグ』
昔は要所として栄えた ”海に浮かぶ古城”は、贅ある限りを尽くし溺愛されて育った哀れな貴族の息子と同様、見栄のみが先行し、中身のない恥知らずの伽藍堂と揶揄され、ひっそりと歴史の中に埋もれていく遺物でしかなかった。
そして今、朽ち果てた城に行き来できる唯一の大橋が人策によって意図的に崩壊し、完全に孤立している。
因果なのだろうか、思わず顔に出てしまった嘲笑を制し、これから戦場となる舞台を悠然と見下ろす。
蒼白い月光に照らされた”海に浮かぶ古城”を最後の砦とし、
逃れる場所がないことを悟り決意した領民たちは、農機具の鍬や鋤、身幅の大きい包丁を手に取り、つぎはぎだらけの布をまとって、海から渡ってくる外敵を退けるために身命を賭けよとしている。
青年は、ポケットに入れてあった何の変哲もないふたつの指輪を愛おしそうに見やると、果樹園から運ばれてくる花の香りを思い起こした。「故郷の匂いだ」 青年は呟くと頬を緩め微笑んだ。わずかに赤みを帯びた金色の髪を逆立せ、彼の碧眼は歓喜に色を輝かせていた。
青年は、前だけを見つめている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 16:00:00
62254文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:30pt
記憶にあるのは自分を見下ろす赤い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。幼いスイは故郷と正反対に位置する西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。老夫婦に拾われたスイはひとりで生きていく術を身に付けて、七年後、養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出た。これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。
最終更新:2024-05-14 00:25:06
705448文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:786pt 評価ポイント:458pt
主人公 ”太田零士”は気付くと真っ白な世界にいた
オロオロとしていると、突然声が聞こえてきた
「太田さん、残念ですがあなたは先程お亡くなりになりました」
なんともテンプレなスタートである。
が。
「あなたにはもう肉体が存在しません。 このまま、その御霊を清め、輪廻の中へ戻すことも出来ます。」
ん?
なんか思っているのと違うぞ。
「ただ、残念な事にあなたは、”地球”ではなく、ここ”イリステリア”に御霊が落ちてまいりました。その為、あなたは”イリス”の環に入ってしまいます。よ
ろしいですか?」
は?いりすてりあ?なんぞ?
「いやいや、お待ち下さい。何処ですか?それ。てか、落ちたとは?」
「・・・・ふぅ・・そこからですか・・」
なぜにため息??え?俺なんか悪いことでもしたの?いや、普通に家で布団で寝てたよね。
「はい」
は?なぜ返事が?
「あなたの今の状況で言葉が出せると?」
そう言われて見下ろすと・・な~~んにもない。
か・からだが・・・ない。
「先程、お伝えしましたよ。肉体は存在しないと」
万年平のブラック企業で30年、頑張って今日もサビ残やりきった。
なんとか自宅で布団に入ったつもりが気づくと全てが真っ白で・・・
ひょんなことから異世界で。
チート貰って今日も妄想ダダ漏れで。
ヒイコラせっせと頑張ります。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 10:10:00
852927文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:1878pt 評価ポイント:1096pt
星の神が見下ろす世界が舞台。
超能力、魔法、錬金術……あらゆる力が存在する第零世界。
誰かを助けるために。そう願って手を伸ばし力を得た少年、アルヴ。
彼は世界管理機関と呼ばれる、この世界を守るためにあらゆる脅威を管理する機関に属し、学生としての日常を送る中でその脅威と戦う。
彼のもとに集う仲間たち、対立する王とその使いたち、そして星の神が隠した真実に向き合う人々。
定められた【結末】を変える、アルヴの物語。
最終更新:2024-05-05 00:00:00
125812文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔王の城、その玉座の間に、今、勇者が立つ。
傲慢に見下ろす魔王をにらみつけ、ついに人類と魔族の最後の戦いが始まろうとしていた。
最終更新:2024-05-03 17:29:03
7043文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:150pt
作:千歌皇 たきな
ヒューマンドラマ
完結済
N1608IS
目を覚ますと、そこには見知らぬ空間が広がっていた。
見下ろすと目の前には黒く大きなテーブル、見渡せば真っ黒な壁、見上げれば黒い天井にポツポツと白い点がついていて、まるで星空のようなだった。
だがそれよりも目を引くのは天井から吊るされている大きな太陽系の模型だろう。
ここは一体……
徐々に意識が覚醒し、不安が襲ってきたその時、突然アナウンスのような声が聞こえてきた。
『みなさーん、おはよーございまーす!よく眠れました〜?ではこれから“デスゲーム“を始めていきまーす!』
序破
急の三部構成です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 19:10:24
29508文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
秋葉原を見下ろす丘の上の病院の女医が殺されます。捜査線上にヤタラ愛想が良いイケメン看護士が浮上しますが、彼は恋人の脱獄のために病院関係者を利用していただけでした。犯人は、女医を潜入捜査官と勘違いした麻薬王の弟なのでした。
最終更新:2024-04-13 19:07:55
20045文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある廃ビルに拠点を構える少年『アルフェ・ノーラ』彼は屋上から見下ろす。
そこには、化学技術が極度な発展を遂げ、ゼロから全てを創造する神の領域に至ったこの世界が見えた。
ただ、奢ることなかれ。誰しもが力を得られるこの世界で、力を持たれる恐怖に溺れろ。世は常にお前を見張っている、見られてるのだ。人の身に余る力は総じて排除されるだろう。
少年アルフェは見下ろす。視界に綺麗な町並みが収まることだろう。それでも彼は目撃する。この街の惨状を、δグループは見ているのだ。
「
そんな現実に嫌気が差せども、今日も生きる。その証拠にほら、あくびが出る」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 14:42:01
21502文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
桐ヶ谷神社の鳥居の上、一人街を見下ろす渚冬。
目の前を舞った1枚の桜の花びらを切っ掛けに、最愛の妹を、そして、妹が、桜が生まれる前の、ある過去を思い出す。
封じ込めていた記憶の中、渚冬のかつて親友の存在と、渚冬が持つ、忌み嫌われる氷の異能力の始まりが明かされる。
“稲荷ぐるみは仮の姿です”の主要メンバー、渚冬の過去編開幕!
最終更新:2024-04-06 22:44:16
45501文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:22pt
とあるお笑い芸人。彼は若手ながら飛ぶ鳥を落とす勢いで売れに売れた。最近は落ち着いたが、それは飽きられたのではなく安定期に入ったということ。その証拠にレギュラー番組をいくつか抱えている。順調そのものであった……が、そんな時だった。
「これ……」
マンションの部屋にて、テーブルの上にある週刊誌を見下ろす彼。その顔は険しい。そう、スキャンダル記事だ。彼は彼女と同棲中と、週刊誌にすっぱ抜かれたのだ。
若い女が主な支持層なだけに手痛いが、彼が今、気にしているのはそのことではな
い。
「芋丘ブバミ似の彼女……?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 10:00:00
1821文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
とある船内。廊下の小窓から貨物室を見下ろす彼の顔は険しさを増すばかり、そして通りがかった船員に彼は声をかけた。
「あの、あの」
「ん? どうした。ああ、お前、新人だな。聞きたいことでもあんのか?」
「はい……あの、ここの管理方法ですが大丈夫なんですか?」
「んー? 大丈夫って?」
「いや、せっかく見つけた新種をあんな雑に纏めて……」
最終更新:2024-03-14 10:00:00
919文字
会話率:96%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:Et_Cetera
ハイファンタジー
連載
N6078GL
「潰した国は百を下らず、殺めた敵は万を下らず」
「悪魔の化身、いや、悪魔そのもの、いやいや、悪魔も顔を背ける邪悪」
…などと恐れられる超巨大ドラゴン“天龍アストライアー”がいます。
日々、自由気ままに暮らしていたら、都市を踏み潰したり、山脈に大穴を空けたり、月に宮殿を建てたり、大森林を消し飛ばしたりしてしまいました。残念なことに、か弱く小さい人間達は目に入らないのです。
だけど、ある日、親友の緑龍テアルから『世界を横から観る』という、今までにない、まったく新しい遊びを教わった
のです。それは遥か上空から世界を見下ろすのではなく、縮んで森林や人間の街に紛れ込んじゃえという画期的な遊びです。
ついでに緑龍は「おまいに人化の術を教えてやろう」と言います。この術を使えば、人間の美少女に変身できて「めくるめく冒険とロマンの世界にいざなわれる」という、これまた画期的な魔法です。
親友に深く感謝しつつ、天龍アストライアーは人化します。さぁ、素晴らしい冒険の始まり、始まり……しかし、緑龍テアルが開発した、この“人化の術”には意外な欠点があったのです。
…と、まぁ、こんな感じで始まる、剣と魔法の冒険ファンタジーでございます。
こちらはありきたりの中世ヨーロッパ風のファンタジー世界でして。
一口に「人間」と言ってもヒト族、エルフ族、ハルピュイア族、ゴブリン族、オーク族と多種多彩。バラエティ豊かなファンタジーをお届けできるかと。
人化♀したドラゴンの少女が道行きをお楽しみ下さい。
ハルピュイアやエルフ、ニュムペーの美女&美少女も満載でロマン方面は百合ん百合んになる予定。
楽しんでいただければ望外の喜びでございます(^o^)
キャラクター紹介&世界観はこちら〜>https://ncode.syosetu.com/n2816go/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 07:00:00
1133215文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:1346pt 評価ポイント:672pt
「……ひっ、だ、だれ!」
その少女はひとり、森の中を彷徨い歩いていた。
夏休み。仕事で遠出するという父親に無理やりくっついてきたはよかったが、代わる代わる知らない大人に愛想を振りまき、そして父親の陰に隠れ、ひしっと父親のズボンを掴んで大人たちの呪文か暗号のような会話に耳を傾けることに飽き、ひとり森の中へ入ったのだ。
どこへ進み、どこで見上げても背の高い木々が少女を見下ろす。
空は曇天。じめじめと蒸し暑く、少女は手をパタパタ、ワンピースのスカートや胸の部分をパタパ
タ、ブゥンと虫が耳元を通過しバタバタ。泣きっ面に蚊。バチバチと腕を叩き、手のひらの血の玉を見て、卒倒しそうになるのを、ぐっと堪えるが、ガサガサと茂みが揺れれば短く悲鳴を上げ走り、立ち止まってはまた空を見上げ、と繰り返す。
「ねぇ……だれなの……?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 11:00:00
3914文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:しましまにゃんこ
異世界[恋愛]
短編
N7875IP
聡明なる皇帝陛下を誑かし、国を混乱に陥れた罪で処刑される悪女。断頭台の上の悪女を憎しみを込めて見下ろすのは愛する人の妃だった。
強国の姫である王妃を迎えてなお彼女の寵愛を辞めない皇帝に、隣国の王は悪女の処刑を要求する。彼女は国と愛する皇帝陛下を守るため、自らの意思で断頭台に上ることを選んだ。
悪女は断頭台の上で何を思うのか。
ただひたすら愛に生きる悪女の物語。
最終更新:2024-01-31 15:05:07
947文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:438pt 評価ポイント:416pt
「はいはーい! 皆さん、こちらにお集まりくださーい! 重大発表がありまーす!」
その声のもとにゾロゾロと集まる白い服の者たち。
ここは病院。彼らが着ているお揃いの服は病衣……ではなく、これはカルトの集会……でもない。
一面、白く柔らかな世界。まるで雲の海。温かな光。そう、ここは天国。神の膝もとで穏やかに暮らす彼らは、天使の呼びかけにこうして従順に集まって来たのだ。
その中に大次郎という男がいる。六人兄妹の次男で、両親と兄を早くに亡くした彼は若いうちから身を粉にして
働き、残る妹たちを大学、就職、結婚まで見届け、そして過労により死んだ。
その甲斐あってという言い草も変だが、彼は天国に来ることができ、また人生をやり切ったと満足していた。
今がいつなのか、死んでからどれくらいの時が流れたのかもわからないほど、のんびりとした暮らしを送り、いつか妹たちと会えたら。そして探すには広すぎる上に、焦燥や執着といった感情も削がれるほど穏やかな空間なため、まだ会えずにいる両親や兄といつか出会えたらと、そう思っていた。
尤も、前述の通り、天国は広大かつ、そこで暮らす人数も膨大だ。見渡すとたった今、大次郎が加わった一群の他にもいくつか塊が見える。きっと天使のように空から見下ろすことができたのなら、蟻の群れとでも思っただろう。
まあ、焦ることはない。時間ならいくらでもあるのだ。
そう、大次郎は鼻から息を出した。
「えーっと、今から皆さんの中の何名かに地獄に堕ちていただきます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 11:00:00
3830文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
王都を見下ろす小高い丘の上で、サクラはひとり、三日月を眺める。言葉も常識も違うこの世界でも、三日月は故郷と同じ形をしているから。どんな理由があったのか、突然故郷と異なる世界へ呼び寄せられたサクラの物思い。なろうラジオ大賞5に応募している超短編です。ハッピーエンド、だけど少しビターな雰囲気を目指しました。
最終更新:2023-12-20 10:11:57
908文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:32pt
作:絹ごしホルモン
ハイファンタジー
短編
N8092IN
皆さんは、こんなシーンを見たことはないだろうか。
敵に捕まった女性が、顔を赤らめてモジモジしながら、見張りの男に『トイレに行きたい』と打ち明ける。
漏らされても面倒と、渋々連れて行く男。
――だが、トイレなんて嘘だった。
油断して背を向けたが最後。女は男に背後から襲いかかるのだ。
『だ、騙しやがったな……!』
『ごめんね♪』
昏倒する男を、勝ち誇った笑みで見下ろす女。
騙しやがったなっ!!
赤面モジモジからのトイレ発言に、せめ
て放尿、あわよくばお漏らしを期待した我々の心を裏切るヒロイン。
我慢すらしていません。
決して許すことのできない、非道な行いです。
これは、そんな嘘つきなヒロインに、恥辱という名の鉄槌を下す、断罪の物語である。
※pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 01:04:20
9939文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
幸運に恵まれた少女が居た。少女の名は日和幸華。
彼女には家族が居た。父と母と妹。
彼女には少ないが友達が居た。趣味は知識欲を満たす本だった。
彼女は不幸ではなかった。しかし普通の幸せが欲しかった。
彼女は神に復讐を誓う。
世界を見下ろす神に、世界を守る神に、幸せを作る神に、無敵の神様に
ただ自分を、人生を、不幸だったことにしないために。
無力だったと認めないために。
神に、復讐を。
最終更新:2023-12-06 11:20:28
70513文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
勇者が魔王を封印して千年後の今日。魔王の封印が解かれる日。
最終決戦都市ミレニアムに世界中の英傑が集った。
全ての職種の全ての種族が世界を救わんと魔王への決戦に挑む。
悪食の竜戦士が散った地上を赤角の魔女が見下ろす。
空に浮かぶは魔女が創り出した赤き月。
黄炎の九尾、ガレッド。彼は強さの頂を欲して魔王へ拳を放つ。
※最終決戦都市ミレニアムの決戦編の武道家パートです。
※全パート順不同で好きな様に読んでもらって構いません。
最終更新:2023-11-27 23:12:31
6249文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学教諭の関口晴貴は,不可思議な能力を隠して日々すごしていた。そんな日常に虚しさを感じていたある日,一人の少女と出会う。異世界から来たという彼女には,晴貴と同じ力があった。それは,奏でる音で物質を動かす『魔力』。
突然に蘇る記憶の断片と魂の叫びに身を任せ,晴貴は運命に向かって走り出す。
一章は現代日本が舞台。二章『パンドラの光』は舞台が異世界に移行。三章『劫火の都』を進行中。
同作者の前作『千夜を越えて』の続編ですが,単独でも読めるよう工夫していきます。
R15を
かけました。ゆるいですが,対象の方や残酷な場面が苦手な方はお気をつけ下さい。
基本,毎週水曜日に更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 07:00:00
667794文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:299pt 評価ポイント:119pt
幼い頃から優秀で、成長するにつれその美貌で多くの者を魅了してきたマチルダ・フロイデンタールは、十八歳の冬に初めての恋をした。
「私と結婚してくださいませ!」そう叫んだマチルダは、生まれて初めて自分に魅了されない男に恋をした。
生まれて初めて負けた上、無様に地面に叩きつけられた。心配そうに見下ろすロルフという男子生徒に心を奪われてしまったのだ。自分よりも強い男と結婚したい、弱い男になど興味はない。
ああなんて素敵な方なのかしら!どうしたら私に振り向いてくださるのかしら?本当に
彼って素敵だわ!もさもさとした長い髪も、丸めたその背中も大きな手も!
うっとりと蕩けるような視線を向けられるロルフは、どうにかしてマチルダから逃げようと必死なのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:51:37
359701文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:624pt 評価ポイント:384pt
異形が蔓延る現代で真(まこと)は日々を恨みながら過ごしていた。
彼の父と母は異形を消し祓う異能者、死縷々士であっったが殺されてしまい、真はどこか暗い日々をすごしていた。
しかしある一体の異形と出会うことで真の人生が大きく変わり… 力を手に入れた真が影で敵を倒しながら、
この世界の主人公である和馬(かずま)を見下ろす話。
カクヨム様でも掲載させていただてます。
最終更新:2023-10-01 00:00:00
27395文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
勇者が魔王を封印して千年後の今日。魔王の封印が解かれる日。
最終決戦都市ミレニアムに世界中の英傑が集った。
全ての職種の全ての種族が世界を救わんと魔王への決戦に挑む。
悪食の竜戦士が散った地上を赤角の魔女が見下ろす。
空に浮かぶは魔女が創り出した赤き月。
最期の純血の悪魔、アロガンシア。彼女は魔王へ一つの評価を求める。
※最終決戦都市ミレニアムの決戦編の魔女パートです。
※全パート順不同で好きな様に読んでもらって構いません。
最終更新:2023-09-14 23:53:29
6603文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
朝。その浜辺で子供が上げた悲鳴は
頭上に広がるどんよりと雲に覆われた灰色の空に跳ね除けられたように周辺に轟いた。
それを聞き、なんだなんだとポツポツと人が集まってくる。
海近くのとある町。いや、村と言った方が正しいだろうか。
人口は少ない。だから集まってきた顔も見知ったものばかりだ。
が、初めてと言っていいほど一同、歪んだ顔を見せた。
その理由。村民が目を剥き、見下ろすそれは視線を返しはしなかった。
浜辺に打ち上げられた大量のフグ。その目は抉られ、そこにありはしなか
ったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 11:00:00
1774文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
父親が自分を呼ぶ声が聞こえたその刹那、熱いものが全身を巡ったような、そんな感覚に陥った令嬢レティシアは、短く唸って冷たい石造りの床へと平伏した。
視界は徐々に赤く染まり、せっかく身を挺して庇った侯爵も、次の瞬間にはリュシアンによって屠られるのを見た。
「リュシ……アン……さ、ま」
せめて愛するリュシアンへと手を伸ばそうとするが、無情にも嘲笑を浮かべた女騎士イリナによって叩き落とされる。
「安心して死になさい。愚かな傀儡令嬢レティシア。これから殿下の事は私がお支えす
るから心配いらなくてよ」
お願い、最後に一目だけ、リュシアンの表情が見たいとレティシアは願った。
けれどそれは自分を見下ろすイリナによって阻まれる。しかし自分がこうなってもリュシアンが駆け寄ってくる気配すらない事から、本当に嫌われていたのだと実感し、痛みと悲しみで次々に涙を零した。
両親から「愚かであれ、傀儡として役立て」と育てられた侯爵令嬢レティシアは、徐々に最愛の婚約者、皇太子リュシアンの愛を失っていく。
民の信頼を失いつつある帝国の改革のため立ち上がった皇太子は、女騎士イリナと共に謀反を起こした。
その時レティシアはイリナによって刺殺される。
悲しみに包まれたレティシアは何らかの力によって時を越え、まだリュシアンと仲が良かった幼い頃に逆行し、やり直しの機会を与えられる。
二度目の人生では傀儡令嬢であったレティシアがどのように生きていくのか?
婚約者リュシアンとの仲は?
二度目の人生で出会う人物達との交流でレティシアが得たものとは……?
※逆行、回帰、婚約破棄、悪役令嬢、やり直し、愛人、暴力的な描写、死産、シリアス、の要素があります。
ヒーローについて……読者様からの感想を見ていただくと分かる通り、完璧なヒーローをお求めの方にはかなりヤキモキさせてしまうと思います。
どこか人間味があって、空回りしたり、過ちも犯す、そんなヒーローを支えていく不憫で健気なヒロインを応援していただければ、作者としては嬉しい限りです。
必ずヒロインにとってハッピーエンドになるよう書き切る予定ですので、宜しければどうか最後までお付き合いくださいませ。
『アルファポリス』様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 23:00:29
221938文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:1252pt 評価ポイント:694pt
兄が死んだ。
首を吊って死んでいた。
私の村では、少し変わった葬式が行われる。
村を見下ろす日本家屋、不釣り合いな鐘楼と、黒い鐘。
そして、村で祀られている ”黒山羊様”
葬式が終わるまでは家に帰ってはならない。
かえりみちが、わからなくなるから。
最終更新:2023-08-11 22:47:55
2366文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
花の精霊は、二つに裂けた、焦げ枯れた巨木を見下ろすと、寂しそうにため息をついた。
彼は球の中に座す生命の消えた同胞の姿に、時の残酷を実感するのだった。
キーワード:
最終更新:2023-08-06 20:25:21
1192文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:54pt
――始まりを告げるのはいつだって一陣の風だ。
世界中に死と破壊を撒き散らした〈災厄の禍年〉の終結から十八年後の現在。人類を脅かす異形の軍勢を打倒し世界を救った英雄たちも姿を消して久しく、いまだ多くの傷跡を残す大地の上で、人々はそれぞれの日常を懸命に営んでいた。
そんな断絶と混乱に満ちた世界にはいつしか、道なき道を切り拓いて進む者たちが現れた。ある者は正義の徒。ある者は無法の輩。主義信条さえ千差万別、己が力と意志を貫いて生きる彼らを、人々は旅行士と呼んだ。
レーゲ
ン・アーヴェントもその一人だ。灰白色の髪に瑠璃色の瞳。得物はそれぞれ師と父仕込みの剣と拳銃。身に宿すエーテルの力は風と水。トレードマークに空色パーカーを着込んだ彼女は、冒険と再会を志して故郷を旅立った。
雨の名を持つ少女を待ち受ける数多の出会いと別れ。勝利と挫折。仲間たちと共に辿る旅路の果て、世界に挑んだ若き旅行士が見るものはなにか。遥か空の彼方から〈天輪〉が見下ろすエーテルに満たされた世界に、新たな戦いの予感が迫る。
その発端となるのは森で迷った一人の少女。迷子探しから始まった騒動は、とある平穏な村を巻き込んだ激戦へと発展する。剣と魔法。歌と銃声。稲妻と閃光。襲い掛かる脅威にレーゲンたちが立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 01:43:33
556292文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:246pt 評価ポイント:120pt
文月の季節、室内を冷やし、体を冷やし、ただ夏の篝火に微睡む毎日。
故に、炎天下を浴びる事はせず、駅の構内を彷徨いとう御座います。
全ては盛者必衰の宵酔で。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
お腹を壊すのも悪くないと思った本日。
最終更新:2023-07-02 12:28:01
837文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
寒々しい少女の死から、物語は始まる。
辰帝国南部
はるか高みより、白き山が大地を見下ろす。
山は冬を閉じ込めた様に、いつだって同じ姿をしている。
ユーリックは、その山へ何か想いを抱くも、その何かは決して思い出せなかった。ただ、白い夢に魅入られ、既視感を覚え毎日の様に白い山を眺める事が日課でもあった。
ユーリックは魔術師の弟子として生きていた。
決して魔術師の弟子になりたいと志願したわけではない。単純にそれしか生きる道が無かった。
魔術師は孤児を弟子とす
る。そして、戦争ばかりの辰帝国で孤児が生きる道の中は少ない。過酷ではあったが魔術師として生きる事が一番の僥倖ではあった。
ユーリックは、それが受け入れられなかった。
どれだけ周りにお前が恵まれていると言われても、女が学び男と同等に知識を与えられている事が普通では無いと知りながらも、白い山への思いが断ち切れる事はなかった。
いつか、いつかあの山へ――
そう願って飛び出した。が、師父ロアンによりいとも簡単に連れ戻されてしまう。
ユーリックは思い知る。山へと辿り着く方法は一つと知った。
この男を殺せる程に強くならなければ。
その想いが、山へ思い抱く羨望が、ユーリックを強くする。
※この作品は、カクヨムでも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 20:09:56
132062文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:30pt
山奥、道なき道を歩く男。伸びた枝を煩わしそうによけて明るい方へ。
木々を抜け出た先は崖、そして荘厳な滝。それを見下ろす。
かなりの高さだ。下が水と言えど落ちて無事で済むかわかったものではない。
「これこれ、こんなところで何をしている」
その声に男はビクッと背筋を伸ばした。
こんな人里離れた山奥に人がいるなんて思いもしなかったのだ。
振り返るとそこにいたのは長い白髪、長い白髭。
人が見ればそれとわかる見た目、そう、仙人なのだ。
最終更新:2023-03-23 11:00:00
1860文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
モルドバ市を見下ろすローエングリン山頂、ここにベネチア第2軍は巨砲を配置し市街の砲撃準備を整えた。冷静に今後の展開を見据える司令官、一般市民を救いたい参謀、確実な戦果を望む砲撃隊長、百戦錬磨の部隊長…4人による軍議は白熱する。刻々とタイムリミットが迫る中、4人の出した結論とは何か。歴史と運命の歯車が回り始める…というようないい話になるかと思いきや。
最終更新:2023-02-26 20:03:29
5494文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
東京でエリート街道を進んでいた裕彦はあることをきっかけに長野県茅野市蓼科に移住することになった。自身と向き合う時間を手に入れた裕彦は恋人の真姫に手紙を書くことで関係の再生を図る。
蓼科の自然に魅せられた裕彦は何を感じ、何を望むのか。
最終更新:2023-02-24 01:07:17
4983文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「ひ、氷海(ひうみ)さん、好きです! 俺と付き合ってください!」
「……死ねばいいのに」
「ガハァ!?」
とある高校の昼休み。
二階の教室の窓からふと裏庭を見下ろすと、今日もクラスメイトの氷海さんにこっぴどくフラれた男子生徒が、地面に倒れて天を仰いでいた。
これで今月だけで何人目だろうか……。
だが、倒れた彼はどこか恍惚とした表情をしていることから、そっちの趣味がある人種なのかもしれない。
だとしたらむしろご褒美なの、か……?
氷海さんは氷のように冷たい威圧感
のある言動と、世界三大美女を彷彿とさせるその容姿から、【絶氷の女帝】の異名を持つ、雲の上の存在だ。
同じクラスというだけで僕とは神様とミジンコくらい住む世界が違うので、僕が氷海さんと関わり合うことは生涯ないと、この時は思っていた――。
※コラボ作品です。
【原案】しいたけ
【文】間咲正樹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 21:05:15
5029文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:1224pt 評価ポイント:1088pt
作:ひだまりのねこ
空想科学[SF]
短編
N7869HZ
小高い丘の上から街を見下ろす少女。
オレンジ色に染まる景色は夕日のせいだけではないようで……
『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』の参加作品です。
最終更新:2022-12-29 17:52:02
996文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:174pt
何かがあって美術室から逃げ出して来た西野さんは野球部が練習しているグランドを見下ろす芝生に腰を下ろします。
最終更新:2022-12-01 15:47:59
762文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
初めて投稿します。
最強ものが好きなため、いろいろ読んできた結果自分でも書いてみようと思いました。仕事忙しいからのんびり更新になります。書き溜めている訳ではありませんのであしからず。
2番煎じ、3番煎じになってしまいそうですが、まぁー好きなように書いていきます。不安がいっぱいです。
内容
平和はいい。
この晴れ渡る青空の下、何も考えずに本を片手にふらふらと散歩ができる。
少し木陰になっている場所を見つけて、腰を下ろして本に目を落として時間が流れる。
眠気がきたら目を瞑り、ゆ
らゆらとその眠気に身を任せてみる。
1日はゆっくりと時を刻み、小鳥のさえずりが昼時を知らせてくれる。
持ってきたサンドイッチを頬張りながら、何も考えずに街を見下ろす。
なんて素晴らしい時間だ。
こんな怠惰な時間が私を幸せにする。
この時間を壊すものを私は許さない。
だから、壊すものは全て壊す。私の幸せを邪魔するものは敵でしかない。
そして、その敵は突如としてやってくる。
ほら、やってきた。
私の幸せな時間がゆっくりと終わりを告げる。
絶対に許すことはできない。
では、私の幸せを壊しにきた者を壊しにいこうか。私の幸せを守るために必要なことだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 08:00:16
5492文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
王国中の貴族子女が集う王立学園の卒業式典。その後に行われる記念パーティーで、めでたい席に関わらず鋭い声が響いた。
呼び立てたのはホール奥の壇上に立つ、この国の王太子フーディオ・フォルクス。彼もまたこの学園の卒業生である。
呼び立てられたのは、王国筆頭侯爵家であるメルセデス侯爵家の一人娘、アイリーン。彼女は王太子フーディオの婚約者で、同じく今日学園を卒業した一人だ。
パーティーの出席者たちが彼女に気づいて舞台までの道を開けたため、まるで花道を歩くが如く、彼女は颯爽とフーディオが
見下ろすその場へ歩み出た。
よくある婚約破棄もの、ややざまあ、悪役令嬢(仮)、恋愛要素薄めです。
書きたいところだけ書いた短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 17:56:39
4907文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:788pt 評価ポイント:720pt
袁紹と曹操とが雌雄を決する『官渡の戦い』。
七十万もの大軍を擁する袁尚は、曹操軍を見下ろす櫓に強弩部隊を配置し、雨のように矢を振り注がせた。
これで勝負があったと袁紹が考えたとき、その音が聞こえたのだ。
家紋 武範様主催の三国志企画の参加作品です。
最終更新:2022-08-20 19:48:08
1321文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:72pt
作:揺れる鉄骨 もうひとつの鎧の風鈴
ヒューマンドラマ
完結済
N3824HS
昭和51年、日本はオイルショックのあと不況であえいでいた。鳶職である道場圭太はビル建設の鉄骨のうえで汗を流していた。地上30メートルの上から下方の町並みを見おろすと、そこには15年前に飛び出した家があった。見下ろす父の龍吾の家は、高齢化とともに寂れていく町とどうように古びて、隣に建つ龍吾の経営していた土建会社も看板をおろしていた。
建設現場に立つ圭太とは対照的に、老身の龍吾は寂れた家の中で病で伏せていた。
最終更新:2022-08-08 10:00:00
45251文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
和晴は、遠方に転勤していた親友の福が帰っていることを友人経由で知った。福から直接教えてもらえなかったことにショックを受け、電話をかけることにする。
ネタバレするので、落ちをタグづけしていません。地雷だったら本当にすみません。
同人アンソロジー「男前、玉に瑕」より自作を加筆修正したものです。
最終更新:2022-07-11 23:50:21
8976文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
街を見下ろす高台で私は天使に出会った。
彼は私に微笑みかけた。
恐ろしく可愛い顔で。人間なら誰もが虜になってしまうような美しさで。
最終更新:2022-06-06 17:44:48
4604文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
世界を高みから見下ろす「空島」
世界を巻き込んだ戦争の後に世界平和のために作られた〈世界政府〉。しかし一部の人々による権力の集中を招き世界は持てる者が持たざる者を支配する管理型社会になっていく。高校生の志紀 慧はその状況を変えようとする人々に親友を通じて知り合い関わりを持つようになる。その一方で慧は持てる者として生まれ育った少女と出会う。
最終更新:2022-05-28 03:28:36
1225文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
見上げると蒼穹の青、見下ろすと紺碧の青。そんな場所がこの浮遊島だ。
足が地についている感覚が無くなる程開放的で、とても美しい島だ。
そんな場所だから次々人がやって来るようになり、住むようになった。
この島に来たある学者が表情を曇らせて言った。
「このまま島に人や物が増えたら、この島は落ちるかもしれない」
――――これ以上、重くしてはいけない――――
最終更新:2022-05-15 12:30:25
3604文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
スイウはある日、恋人兼婚約者であるクドクが街ゆく女性の胸元に目を奪われていることに気がついた。ふと見下ろすと分かる、小さな自分の胸。相思相愛のはずだが、もしかしてクドクは大きい胸の女の子のほうが好きなのでは?! さらにクドクの浮気疑惑も!?
明るく一直線なヒロインと、クールな見た目に反して婚約者への愛が重めな残念ヒーローの、一途な軽いなんちゃって和風な異世界ラブコメ。(アルファポリスにも掲載中)
最終更新:2022-03-29 19:15:36
42859文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:200pt 評価ポイント:148pt
魔法使い。
それはこの世界の支配者。
そんな魔法使いの頂点に君臨する皇帝に、なんと俺の妹が即位することになってしまった。
妹とはいっても血の繋がりはなく、義理の兄妹。だがこれで身分の上でも圧倒的に壁ができ、住む世界が変わってしまった。雲の上の存在になってこれから二度と会うこともないだろうけど、どうか元気でね。
なんて思ってたら、次の瞬間妹がとんでもないことを叫ぶ。
「兄さんも一緒に連れてってくれないなら、私も行きません!」
この一言で、俺の生活は全て変わる。
下民から
皇帝の兄へ。
住まいは貧民街から天空の城・帝城へ。
地べたに這いつくばる生活から地上を見下ろす生活へ。
何もかも、変わってしまった。
なにせ昨日まで俺をゴミのような目で見ていた人々が媚びへつらってくるのだ。
親の七光りならぬ妹の七光。
正直、怖いぞ。
これはただの平凡な少年な物語。
ただ彼の妹が、皇帝であっただけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 15:01:45
429052文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:30132pt 評価ポイント:18480pt
☆家紋武範様主催『知略企画』参加作品です。
夜見世が始まる頃の楼閣。ヒュルルル。身を切る冷たいからっ風が、死神が笛吹く様に音を立てて隙間から入り込んだ、もう数刻もすれば夜見世が始まる頃の楼閣。
ひとときの話。
廻し部屋の遊女達が大部屋で火鉢の側で輪になり、今夜辺りは降るかもしれない、こんな日にお茶引きはやだねぇと、声高に話すのが廊下に漏れている。
最終更新:2022-01-18 19:21:34
4772文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:210pt
見上げるのも見下ろすのも、冷たくて温かい稜線の空気。
宮殿から視ていたのはなんだろうか。答の出ない問や過去に絡め取られた脚になんの意味があろうか。
優柔なる少女は、望みを確かとするなら長い冬を受け入れ、氷河と進む。
傷つけられ、奪われた先は、対立か、協調か、それとも、成就か。
「──、聞かせてください」
怨念に歩み寄る幼い願いの物語を──。
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※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
更新:
一四から二一日ごと、金曜日に一頁ずつを予定。
完結:一九頁を予定。
――――――――――――――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 18:54:07
401124文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
検索結果:185 件