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検索結果:45 件
1
私の個人的におすすめする作品を紹介するコーナーです。
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最終更新:2024-01-29 18:00:00
101119文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:172pt 評価ポイント:116pt
源平合戦の勝者となった源頼朝の前に、戦乱終結後の混迷が待ち受ける。源頼朝の代理人として京都に向かったはずの源義経は源頼朝の元から離れ、ついには離反して奥州平泉へと向かう。奥州平泉は100年間に亘って奥州藤原氏が映画を築き上げており、当初は源頼朝と協力関係にあったが、源頼朝は源義経討伐を理由として奥州遠征を計画し、戦乱を避けるために奥州藤原氏は源義経を死に追いやった。だが、源頼朝は奥州藤原氏の討伐を決めて軍勢を起こし、平家だけでなく100年の栄華を誇った奥州藤原氏も滅んだことで
源頼朝は日本国の最大権勢者となり、ついには征夷大将軍としてシビリアンコントロールから離れた絶大な軍事指揮権を手にすることとなった。
本作品は2022年10月より2023年10月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十八集 覇者の啓蟄~鎌倉幕府草創前夜~」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 11:45:32
393987文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「上宮太子三部作」第三作「上宮太子の幻影」
奈良時代を舞台にした歴史フィクション。
聖武天皇の時代、人々は干ばつと疫病で苦しめられていた。そんな時期、斑鳩宮跡に上宮太子(聖徳太子)の供養堂を造る話を聞いた藤原宿奈麻呂。そのことに疑問を感じた宿奈麻呂は、友人の大伴家持と真相を究明しようとするのだが……。
最終更新:2024-01-07 17:47:13
92891文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:59pt 評価ポイント:29pt
平安時代末期、納豆誕生にまつわる物語。貴族の世から武士の世へ、そして源氏の繁栄へ、納豆の存在が運命を左右する。奥羽、常陸を舞台に展開される壮大な物語。
最終更新:2023-09-24 08:00:00
6895文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:62pt
栄華を極めた御堂関白様も、嫡男に対し、弟にも関白を継がせるように遺言したことで、藤原氏の世は終わっていくのですが、それはまた別の話。
最終更新:2023-07-15 20:44:17
507文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
臣籍降下した皇族の身分は代々落ちてゆく。元王・源経基の子・満仲はそのままでは貴族になれる立場ではない。
二十歳を過ぎて職にも就けない満仲。母の実家からは他家の家臣となるよう勧められが、何としても貴族に上りたいと強く思っていた。
満仲は母の実家を出て、父に従って父の赴任先である武蔵に付いて行く。介(すけ)として武蔵に赴任していた父が、或る夜、私邸に駆け込んで来て、武蔵権守(むさしのごんのかみ)・興世王(おきよおう)が平将門と謀って謀叛を起こし攻めて来ると告げる。報告の為と
称して、都に逃げる。
都に戻り、朝廷に謀叛を訴え出るが、謀叛の事実は無く、後に、全て経基の思い込みと判明し、お上を謀ったとして経基は牢に入れられてしまう。
満仲は、父と付き合いの有った公家達を訪ねて、解き放ちに力を貸して欲しいと頼むが、力になってくれる者は居なかった。
ところがその後、将門が実際に謀叛に走った為、経基は解き放たれたばかりでなく、称されて貴族に列する。満仲の願いを冷たくあしらった公家達が白々しく祝に訪れる。
父が貴族の端くれになったくらいでは、子の満仲が貴族になる事は出来ない。満仲は汚れ仕事をし、財を稼ぎ、郎等(ろうとう)を増やして、都随一の(つわもの)へと成長して行く。
そんな満仲に二十六歳の若さで参議と成っている一世源氏の源高明(みなもとのたかあきら)から、「同じ源氏として力を貸して欲しい」と声を掛けられる。
将来、更に高位に上るであろう高明の側近に成れるかも知れないと考え、満仲は高明の為に働く決心をする。だが、稼がなければならない為従者には成れず、高明派の兵(つわもの)として働くが、一方で摂関家の公家達の舘にも泥梨していた。
或る時、藤原秀郷の嫡男・藤原の千晴が大勢の郎等を引き連れて上洛し、高明の従者となった。
満仲とは立場が違い、下野藤原氏(しもつけふじわらし)の援助の許、無償奉仕を続ける千晴に、高明の寵愛は移って行く。
自分は使い捨てにされると感じた満仲は、藤原摂関家と高明を両睨みし、摂関家の結束に走り回る。そして、遂に高明を裏切る決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 13:18:50
50313文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
藤原氏がまだ朝廷を把握しきる前に記された歴史書「続日本紀」
親政を除き、最後に政権を握った皇族「長屋王」は、なぜ陥れられたと言えるのか。
最終更新:2023-01-23 21:01:45
1839文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
白河法皇の死後、時代は鳥羽院が院政を敷く時代へと移り変わる。白河法皇の時代と変わらぬ寺社勢力との諍い、復活を目指す藤原摂関家とのせめぎ合いが続くと思われたが、ここで新たな勢力である伊勢平氏がその武力と経済力を前面に掲げて台頭してきた。伊勢平氏は軍事力で清和源氏に対等に渡り合う勢力となり、鳥羽院政と結託することで朝廷の中枢に食い込むことに成功した。
藤原氏の当主となり藤原摂関政治の再現を求める藤原頼長は敵対する者を容赦なく暗殺するなど強権を振り回し周囲の怒りを集めるが、自身をエ
リートと信じて疑わない藤原頼長は超然とした態度で終始し、清和源氏を操ることで鳥羽院と真正面に渡り合うようになった。
この対立は鳥羽法皇の死の瞬間、奇妙な結果を迎える。清和源氏も伊勢平氏も内部分裂し、鳥羽法皇亡き後の政権を求める崇徳上皇と後白河天皇との争いへと変貌し、保元の乱という結果を迎えた。
本作品は2019年4月より2020年3月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十五集 鳥羽院の時代」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 22:36:37
292452文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
藤原師実の死によって朝廷内に君臨していた藤原氏の勢力は衰退し、相対的に白河法皇の地位が向上して院政が始まった。国家の全ての権力を手にした白河法皇は、鴨川の水害、サイコロの目、そして比叡山延暦寺の僧兵以外は全て自らの意に従うとまで豪語するまでに至ったが、その実情は国家経済の低下と国民生活の悪化を伴うものであり、勃興しつつある新たな存在である武士がその勢力を徐々に強めていた。
それでも白河法皇が存在することで日本国はどうにか存続し続けていたとも言える。本当の危機は白河法皇の死後に
訪れるのだから。
本作品は2018年5月より2019年3月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十四集 天下三不如意」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 19:58:01
246677文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
栄花を手にした藤原道長は、人臣の最高権威者が皇室とつながって権力を手にし国政を操作する仕組みこそがこの国を安定化させ国民生活を向上させるとの核心のもと、藤原摂関政治を永続的なものとさせるために藤原氏の世襲を断念することまで考えた。最終的には藤原頼通を後継者とするが、敵をも味方に引き入れ、全ての言論の自由を認める延長で、藤原摂関政治を源氏に譲り渡すことまで考える。
しかし、時代はそれを許さない。
藤原道長の引退直後に関東地方で平忠常の乱が発生し、九州では刀伊の入寇で多くの日本人
が拉致されるという事件が起こった。藤原道長は自らの築き上げた権勢が安定したものではなく砂上の楼閣で会ったことを思い知りながら死を迎え、藤原氏の勢いはピークを過ぎて下り坂へと向かうこととなる。
本作品は2015年6月より2016年4月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十一集 欠けたる望月」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 22:58:32
204106文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
安和の変を経て藤原摂関政治は完成した。朝廷の中枢は藤原氏が占め、稀に源氏がいるだけとなっていた。しかし、それで争いと無縁となったわけではない。後に待っていたのは藤原氏内部の争いであった。病弱な藤原伊尹、無能な藤原兼通、冷酷な藤原兼家の三兄弟は協力ではなく互いに争う関係になり、藤原氏の当主となった藤原伊尹の死後、藤原兼通と藤原兼家との間の対立は血を流さぬ戦争とまで呼べる混迷へと陥ってしまった。対立は藤原兼家の勝利に終わったものの、対立は終わりを迎えたわけではない。対立の終わりは
次代の最高権力者となる藤原道長の登場を待たねばならない。
本作品は2013年11月より2014年5月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第九集 戦乱無き混迷」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 19:29:23
138133文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
平将門と藤原純友の乱を平定して間もなく朝廷の実質的な最高権力者となっていた藤原忠平が亡くなり、時代は藤原忠平の子供達の世代の時代へと移っていく。しかし、ここで最高権力者となったのは村上天皇であった。村上天皇は天皇親政を図り、国政の立て直しを自らの手で成し遂げようとする。藤原忠平の子供らは藤原政権の再構築を求めて権力闘争を繰り広げ、藤原氏と渡り合う他の貴族達を排斥し、ついに摂関政治を完成させる。あとは藤原氏の中の誰がトップに立つかの争いが始まるだけだった。その中の最後の勝利者と
なるのは、天禄元(九七〇)年時点でわずか五歳の藤原道長であることはまだ誰も知らないままに。
本作品は2013年5月より2013年10月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第八集 天暦之治」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 23:57:41
113754文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
応天門の変ののち、左大臣源信、右大臣藤原良相、そして摂政太政大臣藤原良房が隠遁し、清和天皇は表から消えた藤原良房の名を利用した政務再編を試みる。しかし、その政務再編は国民生活を悪化させ、相次ぐ自然災害と感染症の流行、さらに中国大陸での唐の混迷も手伝って日本国は危機的状況に陥ってしまう。本来あるべき律令制への回帰を図る勢力と、藤原良房の養子で藤原氏の後継者に任命された藤原基経が中心となって律令制からの脱却を図る勢力とが朝廷内で対立を深める中、藤原基経の右腕となる源能有が登場し混
迷は収束を見せていく。しかし、朝鮮半島の新羅が日本へ侵略するようになり日本は軍事費捻出を優先させなければならなくなったため財政が悪化していく。貴族達も国政ではなく私利を追求するようになって国政はさらに混迷を深め、その穴を埋めるように、それまでほとんど着目されることのなかった武力集団である「武士」が新しい権勢として認識されるようになり、朝廷は武士を利用した混迷の収束を試みる。
本作品は2011年8月より2012年3月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第五集 摂政基経」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 21:40:11
242934文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
作:一条中納言従三位藤原朝臣公麿
歴史
完結済
N4592FY
西暦2019年の大学講師である野寺義憲はある日、自宅にある謎の機械の誤作動にメイドの高瀬美月と共に巻き込まれてしまう。目が醒めると、そこは摂関政治の極初期と分類される天徳四年九月、平安時代の半ばだった。何故か自分が官位を貰っていることを知った野寺は、もう現代に戻れないことを覚悟して一つの決意を固める。それは、藤原氏を押し退けて自らが摂関に……
「えっ、出世なんてする気無いよ? 下手に目立って藤原氏に睨まれたら、まともに生きていけないもの」
──これは、激動の平安中期を当た
り障りなく過ごそうと奮闘する男の一代記である。
©️2020 一条中納言従三位藤原朝臣公麿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 21:00:00
79869文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:2632pt 評価ポイント:1594pt
時は天平二年、春。
大宰帥、大伴旅人を囲んだ酒宴が行われた。
招待客は皆、上座の老人を尊敬の眼差しで見つめていた。
奈良時代な朝廷の重臣であり、優れた歌人であった大伴旅人の宴。
この場にいた万葉歌人、山上憶良、大伴旅人、小野老の胸に去来するものは─
登場人物
大伴旅人
大宰府の長官で梅花の宴の主催者。優れた政治家で万葉歌人でもある。代表作「酒を愛する歌」
山上憶良
筑前守。名族の生まれではないが高い学力で遣唐使、聖武帝の家庭教師を務めた経歴を持つ奈良時代では珍し
く実力で出世した人。代表作「貧窮問答歌」
小野老(おののおゆ)
旅人の副官。作中では30半ば~40前半設定。後に筑紫歌壇と呼ばれる万葉歌人のサロンの一員。代表作は…「あまりにも有名すぎるあの歌」
藤原麻呂
従三位参議で藤原四兄弟の末っ子。
長屋王の漢詩サロンでの人気者。
智謀に長けた策略家で姉の安宿媛(光明皇后)をとんでもない手を使って皇后に押し上げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 19:34:30
8126文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
源義経は数人の郎党を連れて小舟に揺られていた。蝦夷地に逃げるためだ。追ってくる鎌倉方や藤原氏。大陸に逃げるのだ。そうすれば誰ももう追ってこない。そこで力をつけて、伝説の義経チンギス・ハーン伝説が幕を開ける。世界を、この義経が征服するのだ。え?船が?難破ですか?え?助けて。ぼくはいったい、どこへいってしまうんですか?人々の期待とは裏腹に、迷走する義経。本人の意思とは関係なく時空を縦横無尽に駆け巡るようです。
最終更新:2020-03-11 15:21:33
240266文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:8pt
幼少、数奇な運命により鞍馬寺に預けられた遮那王。
後の義経は自分の出自を知るに及び、源氏再興の願を立て、奥州藤原氏を頼り密かに寺を出る決心をする。
出立の日、彼を守り育てた本山別当の蓮忍が門出に与えた寺宝の名剣。
その行方は
最終更新:2019-10-02 19:34:45
5105文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「くれぐれも、兄弟仲良くな」
にこやかに言って頭を撫でる父帝(桓武帝)が、実の弟を無実の罪で殺したことを神野は知っていた。朗らかであでやかな母乙牟漏と、十二歳年長の兄で皇太子の安殿。彼らの愛情を信じてはいても、周囲で次々に起きる不吉な出来事は、幼い神野の心に暗い影を落とす―――
☆
後の嵯峨天皇(神野親王)の幼少期からその死までを描く創作歴史小説です。兄である安殿(平城天皇)への複雑な想いや、臣下となる藤原冬嗣(北家)、良峰安世(異母兄)、藤原三守(南家)ら
との友情がメイン。二部構成で長編ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇桓武天皇
冒頭時点では53歳。後に現在の京都、すなわち「平安京」への遷都を行なう。果断の人。
〇安殿親王
平城天皇。桓武の長男。冒頭時点では東宮(皇太子)で、年齢は十六歳。
子供っぽく手が焼けるところがあるが、同母の弟妹、神野、高志のことはとても可愛がっている。
〇神野親王
嵯峨天皇。安殿の同母の弟。冒頭時点では四歳。本作の主人公。
後に「三筆」の一人に数えられた能書家で、芸術家肌の人。
〇大伴親王
神野の異母兄弟で同い年。後の淳和天皇。神野の同母妹、高志内親王を妻とする。
〇良峰安世
神野よりも一歳年長の異母兄。第二章で登場する。神野の友人となり、
その生涯を支えた。
〇藤原冬嗣
安世の異父兄。藤原北家出身で、父内麿は桓武に、兄真夏は安殿に仕えている。
神野の第一の腹心となり、藤原北家繁栄の立役者に。
神野とは持ちつ持たれつの盟友のような関係。
〇藤原三守
安世の学友。祖父が反逆者藤原仲麻呂の弟で、乱に連座して処刑されており、
その影響もあり非常に謙虚な人柄。神野の最も忠実な臣下となる。
姉の美都子は冬嗣の妻。自分の妻は橘嘉智子の姉、安万子。
〇藤原薬子
安殿が寵愛する女官。「薬子の乱」で有名。
〇藤原仲成
薬子の兄。安殿の部下で野心家。
【第一部構成】
第一章 春霙哀歌 -相次ぐ死-
第二章 夏日逍遥 -友との出会い-
第三章 行春散華 -桓武帝の死-
第四章 新帝即位 -平城天皇-
第五章 登極 -嵯峨天皇-
第六章 野分前夜 -二所朝廷-
第七章 疾風迅雷 -薬子の変-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 21:31:57
146723文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:59pt 評価ポイント:25pt
大河ドラマ ”大河兼任”
時は源平合戦の終わり。奥州藤原氏は生き残りをかけて、鎌倉へ従おうとした。義経の首まで獲ったが、受け入れられず。黄金の都”平泉”は灰に帰した。しかし北奧には、無傷の将兵があまたおり。義経や木曽の遺子が生きていると噂を立て、鎌倉方を錯乱。統制が取れなくなった隙をつき、その男は立った。
大河兼任(おおかわかねとう)。秋田城柵に詰める、一人の大将である。
”古今の間、六親もしくは夫婦の怨敵に報ずるは、尋常のことなり。いまだ主人の敵を討つの例あらず
。兼任独りその例を始めんがために鎌倉に赴くところなり”
今作は ”曽我物語外伝 奥州再乱” を編集しなおしたものです。いずれ今作を含めて大河兼任の生涯を書きたいと考えています。ちなみに ”松島” とは宮城県の松島町ではなく、青森県五所川原市の松島町です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 22:10:04
4068文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
天皇家のルーツ、長く続く理由も皇室の今後についての考察です。新元号ということで少し考えてみました。皆さまのご意見を聞かせていただけると嬉しいです。
最終更新:2019-05-05 23:57:31
2093文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
上は王という身分を有する者から、下は地方国司、土豪、運輸業者に至るまで、盗賊を働く者が多数あり、高級貴族は賄賂と収奪で栄華を謳歌し、下級貴族は搾取に明け暮れ、その財を高級貴族に貢いで出世を図ろうとする。
平安という名とは裏腹に、これほど人心が荒廃していた時代が他にあるだろうか。そこにはもはや、現在の目から見る善悪などは存在しなくなっていた。自ら自分の身を守らなければ、誰も助けてくれない。正に自力救済の世界である。
藤原秀郷の落とし種、六郎千方は、相模の山中で自家の荷
駄の列を襲おうと待ち構えていた15人の男達を逆に急襲し、皆殺しにしてしまう。
男達の正体は、武蔵権守・源満仲の弟・満季の郎党と手の者達だった。
源満仲は、都では、千方の長兄・千晴と勢力を2分する下級軍事貴族。共に源高明を私君と仰ぐ兵(つわもの)である。
話は一旦、千方らの少年時代に飛ぶ。兄千常に連れて行かれた下野の山郷。千方の父秀郷とは何者か? そして、この山郷の秘密が明らかになって行く。
平将門の乱での将門と秀郷、アテルイの血を引く蝦夷の郷長・祖真紀、その息子で、将門の最期に深く関わりを持つ古能代らのエピソードが錯綜しながら物語は進んで行く。
そして、古能代の義弟であり、後の奥州藤原氏に繋がる安倍氏の祖、安倍忠頼は何を目指しているのか?
伊賀の青山に伝わる、四鬼を操る伝説の悪の将軍とこの物語の主人公との関係は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 12:47:03
730448文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:53pt 評価ポイント:13pt
源義経と静御前の恋物語をモチーフにしています。壇之浦の戦いの後頼朝と義経は対立の関係になります。時の朝廷の実力者後白河法皇は権謀に長けた御方でした。義経一行は京を追われて逃避行。吉野山中に逃れますが静御前は雪の山中で一行とはぐれ頼朝の追っ手に捕まります。義経一行は奥州平泉に逃げ込み奥州藤原氏の保護を受ける事になりますが…。静御前は鎌倉に送られて尋問。妊娠がわかり頼朝は殺害を一度は命じますが、妻の北条政子のとりなしで、静御前に舞を舞わせその舞が素晴らしいものであったならば静の命
を助ける。産まれて来た子供が女子なら親子とも助けると約束させました。
政子は静御前を説得します。とにかく舞を舞い命をつなぐ助かる道を…。生きてこそ夫と決めた人と会う日もあるかもしれないと…。静御前は説得に応じて頼朝の前で舞いを…。彼女の一命は助けられますが…。静の産んだ子供は男の子であった為に残念ながら…。
一人静と二人静は実際にある花です。
愛する男女 何時の時代にも悲しい別れが存在するのが歴史ですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 17:02:18
310文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
日本史上、全ての武士から、「武神」と仰がれた、「日本史上最強の男」。源義家。
またの名を、八幡太郎義家。
奥州に百年の黄金楽土を築いた、奥州藤原氏の祖、藤原清衡。
二人の男の熱き魂が、東北の地に燃え上がる!
最終更新:2019-03-11 02:48:24
304443文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:7pt
作者の好きな歴史上の人物、出来事などについて思いつくままに書いたエッセイと歴史物の短編小説の置き場にしていく予定です。
以前、短編として公開していたエッセイも再録しています。
最終更新:2019-02-20 16:14:07
29034文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
千と幾余年も昔。
摂津の地を根城とする、若い武士団がいた。
人物紹介
渡辺綱(わたなべ の つな)
主人公。清和源氏傍流に養子に入り、渡辺姓を名乗る武人。
源頼光(みなもと の よりみつ)
清和源氏嫡流。清和天皇の五代子孫。摂津武士の棟梁。
坂田金時(さかた の きんとき)
直情快活な相模国の青年。
安倍晴明(あべ の せいめい)
平安京の高名な陰陽師。
藤原兼家(ふじわら の かねいえ)
関白。史上名高き藤原道長の父。
地名解説(可能な限り簡略化している)
摂津(せ
っつ)~大阪府北部から兵庫県南東部。
丹後(たんご)~京都府北部。
駿河(するが)~静岡県。
相模(さがみ)~神奈川県。
尾張(尾張)~愛知県西部。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 22:51:53
29994文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:4pt
時は平安。
京の都は藤原氏が栄華を誇る時代の小さく切ない愛の物語。
藤原ノ中将道成は京の都を散策中一人の少女に出逢う。
はると言う名前の少女は両親がいないにも関わらずに明るく元気な少女だった。
やがて、二人は互いに惹かれ合うようになるが……。
最終更新:2018-09-17 23:01:01
3442文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:46pt
異世界なのに日本語が通じる。光る玉を持つ者を首魁として一種の連邦王国をなしていた。そんな王国に地域おこし協力隊として1年間働く者のお話である。
最終更新:2018-03-12 12:00:00
3993文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
時は鎌倉時代、奥州藤原氏の圧政に耐えかねたアイヌの人々が
生き延びる為、大海を渡った先にある約束の地へと旅立つ。
ラメトク(勇気)ある男になる!少年アトゥイは決意し、戦いに身を投じるが
執拗に追跡してくる泰衡軍に大切な人々を奪われていく。
あらゆる苦難の果てに、アトゥイはポンコタンの人々を無事にアイヌモシリ(アイヌ民族の地)に
導けるのか?
源平合戦がもたらした意外な力が関与し、ポンコタンの人々を翻弄していく。
最終更新:2017-12-24 05:00:00
240622文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:18pt
古代日本では、鎮護国家の思想つまり仏教によって特に国内の社会秩序を安定させていくという考えが主流となり、当時の奈良大和の朝廷は法会という仏教行事を定期的に行っていた。
しかし古代日本の政治では、後に藤原道長が代表格といえる摂関政治を主導してきた藤原氏が当時の政界で次第に力をつけていくことになる。当時の法会は、朝廷が主宰をする法会以外は各有力貴族が独自に行っていた。そのような中で藤原氏主宰の法会であり、『維摩経』を中心とした「維摩会」は藤原氏の権勢が拡大していくに比例して平
安時代には藤原氏だけではなく朝廷つまり国家に対する法会に事実上なっていくことになる。
その「維摩会」が事実上の朝廷つまり国家に対する法会になっていく原点として、奈良時代以前後の藤原鎌足そして不比等、仲麻呂の三者と仏教との関わりを見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 13:17:25
16843文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
作:上運天 大樹
ハイファンタジー
連載
N5382DW
平安朝、末期。
藤原氏によって古代以来より、ばらばらだった日本は完全統一され、日本の長きにわたる豪族時代は終わりを告げ、大和朝廷による一国支配がはじまる。
朝廷の中でも、特に活躍した貴族である藤原氏は、藤原道長の時代にその隆盛を極めるが、度重なる出兵と重税に疲弊した民衆は、その支配に対して不信感を募らせるようになる。
そんな民衆の態度を敏感に察知した藤原道長は、やがては密告制度を導入した圧政を行うようになり、その支配を盤石なものにする一方で、民衆の反感を増々買うよう
になっていく。
やがて、道長の死とともに民衆の怒りと憎悪は爆発し、各地の勢力は相ついでを反乱を起こし、やがては三つの勢力にまとまっていく。
平清盛を当主とする平氏。
源義朝を棟梁とする源氏。
橘義賢を首魁とする橘氏。
平安朝の終わりとともに現れたこの三家による生き残り合戦は、熾烈を極め、やがて後の日本の形成にまで深く関わる影響を残すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 15:42:33
832文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
頼朝に追われて奥州藤原氏を頼り東北へ
しかしさらなる試練が
最終更新:2017-02-05 18:52:44
1660文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
大河ドラマ”大河兼任”。
時は源平合戦の終わり。奥州藤原氏は生き残りをかけて、鎌倉へ従おうとした。義経の首まで獲ったが、受け入れられず。黄金の都”平泉”は灰に帰した。しかし北奧には、無傷の将兵があまたおり。義経や木曽の遺子が生きていると噂を立て、鎌倉方を錯乱。統制が取れなくなった隙をつき、その男は立った。
大河兼任(おおかわかねとう)。秋田城柵に詰める、一人の大将である。
”古今の間、六親もしくは夫婦の怨敵に報ずるは、尋常のことなり。いまだ主人の敵を討つの例あらず
。兼任独りその例を始めんがために鎌倉に赴くところなり。”
決起は成った。・・・しかし、崩れ出す。
奥州と鎌倉。二極で織りなすドラマが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 20:22:07
41796文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:69pt 評価ポイント:25pt
それはとある人外達の前日譚。
かつて西の果ての地に人と魔の共存する理想郷を築いた女帝は国を喪い、この日の本にやって来た。
また、かつてこの国が天皇と藤原氏による世であった頃、武勇でもって天皇に仕えた男に寄り添い、この国を影から支えた鬼女は彼との子を育てながら隠棲していた。
これはそんな二人が出会い、交流を深めていく一部を描いたものである。
※拙作、『Gratia-紅き月の物語-』の前日譚です。
今作のみでも楽しめますが、そちらも読んで下さると嬉しいです。
最終更新:2016-10-05 00:30:29
6266文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
奥州藤原氏四代目、藤原泰衡の最期。
蓮の花の前、英雄を殺した男は最期に何を思うのか。
最終更新:2015-12-12 17:31:21
2913文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:42pt
欧州藤原氏の末裔レフ・クジョーは転生人間である。
彼が転生したクジョー家は世界に冠たるローマ帝国の皇室である。
レフ・クジョーは自身の平穏のため、帝国の未来をかけて魔族やドラゴンと戦うのだ。
※ 一旦完結いたしました!
最終更新:2015-11-18 20:46:09
74880文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:371pt 評価ポイント:141pt
藤原氏、徳川氏、平氏、源氏の末裔4人が繰り広げる甘酸っぱい恋愛物語です。
※歴史とは全くの無関係です。
最終更新:2015-02-28 14:00:53
4848文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
額田王、天智天皇、天武天皇の話。実は奈良ではなく豊前のできごとだった。日本書紀をいいように捏造した藤原氏の虚偽を正す。
最終更新:2014-08-13 09:11:24
5475文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:29pt 評価ポイント:21pt
貴方は、自身の苗字について深く考えたことはありますか?
例えば、日本で一番の世帯数を誇る『佐藤』さんですが、あの苗字は、藤原氏に由来をしているそう。
このお話は、そんな苗字からとんだ騒動を引き起こしてしまった青年のお話。
最終更新:2014-06-18 09:26:10
4685文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
文徳天皇の御代、藤原氏の長者良房と文徳天皇の国のあり方をめぐる争いが起きた。良房は帝を毒殺してもなお戦のない世を求め、帝は民の心の支えとしての皇室のあり方を求めた。二人の闘いは天台・真言の僧たちをも巻き込み、さらには在原業平や女御・更衣・女官たちをも巻き込む争いに発展した。誰がどのような思いで戦っていたのか、闘いに巻き込まれた三人の語りから事件の全容が次第に明らかになる。
最終更新:2014-04-09 16:05:47
113904文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:12pt
藤原氏の一の姫、似絵(にえ)。大臣を勤める父と、もと斎宮の母の間に生まれた高貴な姫。十六歳を迎える前日、姫は一族繁栄のため閻魔への似絵=にえ=贄だと知らされて捨てられてしまう。しばらくすると、『黄泉の宮』を名乗る閻魔の使いがやってきて、共に冥府へ下ることになる。
姫は閻魔の後宮に入るが、やがては閻魔に喰われる運命にあるらしい。そのとき、姫はどうするのか。コバルトノベル大賞、一次通過作品です(2012年)。
最終更新:2013-10-20 07:00:00
31855文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:64pt
藤原氏栄華と滅亡を描く短編小説
第七章まで続く予定
最終更新:2012-11-16 20:38:04
601文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
今を遡る事1000年の昔、倭国が藤原氏の支配下に置かれていた頃、
京都の平安京に国の重役を務める大臣がいた。
その名は大根麻呂という。
この男、重役を務める割には怠け者。
しかし、彼が織り成す仕事の質はとても高く評価されている。
我々と変わらない気持ちで、「嫌だ」「眠い」「疲れた」と嘆きながらも、
大根麻呂は国を動かす力を持っているのだろうか?
最終更新:2011-01-10 17:50:31
5421文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
歴史に名高い大化の改新です。
最終更新:2010-03-26 11:38:30
177文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
さてと、どの時代にも「天然」という最強の、「秀才」にも勝る種族が
存在する。貴族が謳歌したこの平安の世にも。
平安京に暮らす男の名は大根麻呂。天然な男である。
まあ、天然とはいえども、本人は「⑨」だと言うのだが。
最終更新:2009-10-30 22:47:47
202文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
平安時代末期、奥州藤原氏が支配する日高見国は、同じ貿易立国を目指す平家との間に。海上利権をめぐるかけ引きが存在した。後白河法皇と源頼朝、藤原秀衡それぞれの思惑に翻弄される源義経主従。海上交易の視点から平安三国志を読み解く長編歴史小説。
最終更新:2009-06-10 17:36:55
79409文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:2pt
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