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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:1125 件
まりえは社会人2年目、白文鳥のあやと一緒に小さなアパートの一室でつつましく暮らしていた。
ところがある日、あやを動物病院に連れて行った帰り道に交通事故に巻き込まれてしまう。
もうだめだ、と思ったまりえが目を開けた時、そこは見覚えのない場所だった。
さっきまで家のすぐ近くを歩いていたはずなのに、そこはまるで映画で見たような、どことなく西洋っぽい街並み。真っ青な空。円形の広場のような場所の中央に、まりえは座り込んでいた。
やたらとにぎやかな広場は、まりえの周辺だけ人波がぽっか
りと開いていた。まりえの正面には見るからに豪華そうな椅子に座った男女と、それを取り囲む人々。周囲の人間は慌てたようにさざめいていた。
わけもわからず周囲を見渡すまりえと、驚いた表情でまりえを凝視する人々。
その時遠くで不意に鳴ったラッパのような音に、まりえは驚いてあやの入ったキャリーを取り落してしまう。その拍子にキャリーの蓋が開き、中からあやが飛び出した。まりえは慌てたが、あやはよく慣れた文鳥なので、まりえの肩にちょこんと止まった。
それを見てますます騒然とする人々。
豪華な椅子に座っていた人物が立ち上がった。
そしてまりえに告げたのだ。
「よくぞおいでくださいました、伝説の巫女様」
と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:27:50
9849文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
王国裁判所の審問官であるレミフィアは、その冷たい美貌と罪人を容赦なく拷問する姿から、「裁きの魔女」と呼ばれている。
だが実際の彼女はかわいいものと甘いものが大好きな、ゆるふわ趣味の女性だった。
そんな彼女はある日、婚約者のビリーから婚約破棄を申し出られてしまう。
自分の怖い顔や拷問大好きな性格がよくないのだろうか……と落ち込むレミフィアに、同僚のリアムが言った。
「僕では、だめかな」と。
最終更新:2024-05-17 18:00:00
8470文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ばあちゃんっ子
ヒューマンドラマ
連載
N1390IX
俺の名前は、小津家川 岩鬼(19)大学一年生。
俺は海外で仕事をしている両親のかわりに、死んだ父方の祖父母の家の遺品整理をしていた。そこで大事に保管された[ぬか漬けの壺]を見つける。蓋を開けると、煙とともに、一寸の小人が現れて・・・・
最終更新:2024-05-17 17:07:33
15289文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
「身も蓋もなく言えば、私のことが大好きな美少女たちに囲まれて過ごしたいの」
「その頼み事を男子である僕にしている時点で、色々と駄目過ぎると思わない?」
ゆるふわ日常系を求める美少女と、『美少女』になれる少年の青春ラブコメディです。
最終更新:2024-05-16 23:00:00
251921文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:224pt 評価ポイント:110pt
新婚旅行の最中だった天蓋夫婦は、旅客船が岩礁に乗り上げて転覆。
その中に取り残されてしまった二人は海の底へと引き摺り込まれてしまった。
そんな不思議な夢を見て目を覚ましたストールは、一人思案する。
自分は旅客船に置き去りにされた天蓋光輝の生まれ変わりなのか、それとも天蓋光輝の魂が自分に宿ったのか……
ならば一緒に船に取り残されていた嫁、天蓋星成もこの世界に生まれ変わっているのではないか?
そう思い立ち、双子だからと言う理由で離宮に監禁状態だったストールは脱走を決意する。
しかし脱走を目論むストールの前には、殺し屋を名乗る少女が現れたり、離宮の外で暴れていた魔獣が襲ってきたり、仕舞いには実の兄が雇ったであろう暗殺者に狙われてしまったりと波瀾万丈。
果たしてストールは、無事に離宮から逃げ出し、天蓋星成の生まれ変わりを見つけることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:00:00
20897文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ここは陽の国と陰の国。
この世界は中国と似た文明を待ち、その二つの国での王位を争う闘いに巻き込まれた双子の兄、李周(りしゅう)とその弟、朱孔(しゅこう)は自分自身の運命に抗い、時に身を委ねながら世界を知る為に旅をする。
ーー五行を極めし者、この世界を制す。
今、闘いの火蓋が切って落とされた。
最終更新:2024-05-16 20:00:00
29144文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
箱――そう言われて想像するものは何だろうか。
この場所で箱が何かと問えば、皆一様に街の事だと答えるだろう。
いくつもの箱が折り重なって出来た街。
ゴミ箱のように有象無象が流れ着き、ブタ箱のように無法地帯が広がるそこが、彼らの居住区だった。
箱に暮らす彼らを導くものもまた箱である。
その箱の名は――電脳箱[K-hack]。
電脳箱[K-hack]は常に道を示してくれた。
分からない事があれば正解を答え、何を選ぶべきか、どんな仕事に就くべきか、誰と結婚するべきか、今日何を食
べるべきかまで、どんな些細な事でも答えを教えてくれた。
運び屋を営む青年アニ。
彼もまた電脳箱[K-hack]によってその道を選んだ者だ。
そんな彼に配達の依頼が舞い込んで来る。
けして中を見てはいけない箱――その箱を運ぶアニに奇妙な出来事が起こり――――しかして、電脳箱[K-hack]は何も答えなかった。
代わりに――眼鏡の男がアニに手を差し伸べる。
「怪異って知ってる?」
依頼人オリアが求めるその箱は果たしてどんなものなのか。
運び屋アニと民族学者オリアが織り成す、箱に纏わるちょっぴりレトロでちょっぴりホラーなサイバー怪異譚が蓋を開ける――……?
---
不定期更新
バトルあり急接近ありのバディ成分強めの怪異譚
評価等々頂けましたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
406092文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
作:アッキ@瓶の蓋。
ローファンタジー
連載
N8810HH
ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなって
いく……
※他サイト様でも連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 11:01:32
871995文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:25048pt 評価ポイント:12236pt
これは、西遊記の沙悟浄を主役にした、彼の思い人である三蔵と出会うまでの話。
天界の将、捲簾大将(けんれんたいしょう)にはずっと昔から気にかけている人がいた。
その人は人間で、幾度となく転生を繰り返している。
ある時は漁師、ある時は僧。
その人の何度目かの転生のとき、捲簾大将は偶然その人と出会い、その人の存在を強く意識するようになった。
しかし人の世は激動。
そこは戦、天災など、常に困難が降りかかる世界。
捲簾大将がその人に会おうとしても、すでに骸になっていること
がほとんどで、捲簾大将はその骸から頭蓋を取り出し首飾りのように連ねて保管していた。
いつか再び出会う時が来るようにと願いを込めて。
そんなある日、捲簾大将は西王母主催の蟠桃会にて、警備をすることになり、養子の青鸞童子(せいらんどうじ)と連れ立って蟠桃園へ。そこで、ドジを踏んで西王母の怒りを買い、鞭打ちの刑ののち地上へ堕とされてしまう。
人の世界に堕ちた捲簾大将だったが、これを好機としてずっと気にかけていた人を探すことにした。
だが傷だらけの体は思うようには動かなくて……。
人の世界に堕とされた捲簾大将は、果たして無事、白骸の持ち主と再会できるだろうか。
※BL臭はありますが、BLではありません。BL未満で
す。しかし書いていく中でBL展開になったらBLタグをつけます。
※古典文学『西遊記』をベースにしています。
※無断転載を禁止します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 23:21:35
295198文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:116pt
わたしは魔法に憧れる女子高生、胡桃沢美音(くるみざわみおん)15歳。子供の頃から魔法が大好きで将来の夢は魔法使い。
だけどいつまでもそんなこと言ってられない。魔法なんてないんだ。大人にならなければ……。
本当の気持ちに蓋をして、わたしは夢をあきらめようとした。
そんなある日、飼い猫のにゃあ介を助けようとしてトラックに轢かれ死んでしまう。
気がつくと見たこともない異世界にいてそこには――魔法があった。
でも、ちょっと待って。わたし、ネコ耳生えてる!?
にゃあ介と
合体してしまったわたしの身体。にゃあ介とともに、この世界でわたし、大魔導士になってみせます!
※挿絵がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 21:08:20
780493文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:1605pt 評価ポイント:695pt
西都から央都を目指して旅をしているソウル・ステップは途中、猛吹雪に見舞われて手持ちの食料を尽きてしまう。近場の街に身を寄せて三日ぶりとなる食事に明け暮れていると、猟師と思われる少年に声を掛けられる。
その夜、宿で眠っているソウル・ステップに二つの影が忍び寄る。
神のカケラと呼ばれる〈ヤハウェオブジェクト〉を求めた戦いの火蓋は、今切って落とされた!
最終更新:2024-05-14 08:32:44
159495文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
人類の生活圏全体の地表は、アスファルトに似た質感の濃い銀色で覆われていた。
遥か未来の地球で、人々は植物を人体に有害と断じ、拒絶していた。むろん、それには理由がある。また遥か昔、ある日突如として植物たちが毒素を出し始めたのだ。嘔吐。高熱。失明。脳の萎縮。あらゆる不調の原因が身の回りまた遠くの山々にある植物たちと気づくまで、多くの犠牲と怨嗟の声を生んだ。
ゆえにその原因が植物だと分かった時、当時の権力者たちは地表を覆い、閉じ込め、死滅させることを決定した。
地球温暖化が
原因だったのか、人類の好き勝手な振る舞いを自然は咎めたのか。木や雑草、花などの自然界で生きる植物たちが突然、人類に反旗を翻したその理由までは解明できず、人類は罪の意識を抱いたが、蓋をすることを選ぶしかなかった。
野菜など人工的に育てられたものは人体に害を及ぼすことはなかった。よって、それ以外の地表、人類の生活圏をコンクリートで覆いつくし、他の地域は薬剤の散布、兵器による焼却、また環境変動の後押しにより地球が海と荒野の惑星になった頃には、植物の本来の役割である酸素の放出、大気汚染物質の吸収などは発展を遂げた科学技術で補えた。尤も、植物を餌とする動物や昆虫の死滅は避けられなかったが。
恒久的な平和が齎され、各家庭には毎月まとめて配給食が届けられた。あくせく働かずとも一応は暮らせる豊かな生活により人々が心に余裕を取り戻すと、これまで嫌悪されてきた植物も人工物ではあるが町に色を添えるようになった。青い芝生に青い葉の木々。それらは文字通り青色だが、かつて自然界に存在した植物たちを忘れ、埃塗れの文献から再現した人々の勘違いではなく、あくまで意図的であった。
紫の桜。虹色の花。元にない色で蘇らせるそれらは人類が植物に勝利したことの証。支配の象徴であった。
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最終更新:2024-05-13 11:00:00
6954文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
令和二年。1人の男が生涯を終えた。
男の名は「草野義一」
ヤクザ界隈からも恐れられた彼の死に際に浮かんだのは、自らの血生臭い歴史であった。
平成六年。彼の率いる「草心会」は日本最大勢力「桑子組」との全面戦争に踏み切る。しかし、彼らの上部団体「小沼一家」は戦争はさせないとの一点張りだ。
組織の窮屈感を感じながら、また反発しながらも草野は次の一手に出る。
彼が利用しようと画策したのは、ある「じゃんけん」の関係である。
「ヤクザ」「右翼」「警察」三つ巴の戦いが火蓋を切った…。
最終更新:2024-05-13 10:31:08
24567文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
頭蓋骨以外が粉砕骨折したら異世界でスケルトンになった彼が異世界でバイクを乗り回します
最終更新:2024-05-13 10:00:00
2193文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
大学生の佐京色葉は、初めての親友が出来た。
平日も休日も親友といられれば、それだけで満ち足りていたが、『親友』では足りない感情が薄暗く宿る。
今の関係を壊したくて。
壊したくなくて。芽生えた独占欲に蓋をして行動に移すことはなかった。
複雑な感情を裏側に抱えた中で、色葉は過去に振った女性からストーカーをされたり、弟の恋人と出会ったことで、日常は徐々に変質してく。
停滞を望み感情に諦念するか、親友の終わりを望むか。
どちらを選んだところで――『親友』であることは変わらず。故に、苦
悶する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:04:07
168453文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
Tシャツジーパンにかろうじて日焼け止め、
機内持ち込みできる程度のバックパックと中学レベルの英語力で
気ままにでかけるゆるソロ女子旅の記録。
ちなみに行った順ではありません。読みやすいかな?順。
【パニックドイツ篇】
飛行機遅延で乗り継ぎ便に間に合わないことが成田で判明、
ホテルのキャンセル&変更のため地獄の国際電話デビューの旅。
当初の目的は
ベルヒテスガーデン(岩塩鉱)
ノイシュバンシュタイン城(シンデレラ城のモデルらしい)
ツェッペリン博物館(飛行船の博物館)
ですが
、当然予定は崩れてます。
【どきどきパリ篇】
パリなのにグルメもオシャレもエッフェル塔もない旅。
主な目的は
カタコンブ(パリの地下墓地。ホンモノの人骨・頭蓋骨がずらっとある)
蚤の市(安くておもしろいものないかなー)
モンサンミッシェル(パリじゃない。)
【わくわくトルコ篇】
たぶん私史上いちばん人としゃべった旅。
主な目的は
カッパドキア(きのこ岩と地下都市と洞窟)
イスタンブールのブルーモスク(青いモスク。正式名称は違ったハズ)
イスタンブールのグランバザール(安くておもしろいものないかなー)
【だらだらエジプト篇】
エジプトといえばギザのピラミッド! だけで行っちゃった旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:08:43
123090文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
近所に住んでいる綺麗で優しいお姉ちゃん、青山瑠衣(あおやまるい)のことが好きだった三代林太(みしろりんた)は、幼い日に彼女へ告白するも、「大きくなったらね」と流され続けていた。
そんな林太も高校二年生になり、かつて自分の告白が瑠衣へ届いていなかったことを理解しつつ、自らの想いにも蓋をして生活する。
だがある日、高校教師になった瑠衣は林太の学校へ赴任し、担任も任されるのだが――
林太(7)「お姉ちゃん、結婚して!」
瑠衣(18)「ふふっ。りん君が大きくなったらね」
↓10
年後
瑠衣(28)「りん君、お姉ちゃんと結婚してぇ(涙)」
林太(17)「えぇぇぇ⁉」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 02:47:26
935文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
〔女神のポカ〕で前世の人生を終えた【カイセ】は、適度なチートを貰い異世界で新たな人生を静かに始める……はずだった。
だが蓋を開けてみれば、スタート地点は空中から降下、なんとか着地した場所は人類領域最恐の〔魔境の森〕、更に最強クラスの【邪龍】と遭遇。
それらも全て〔女神のポカ〕で場所を間違えたせいらしいのだが、その程度は序の口で問題はそれだけに留まらず。
自らの身の異常、999でカンストしたステータス、適性やスキルも軒並みLv.10でカンスト。
適度なチートは何処
へやら、バッチリ人外に仕上がった自身の力。
カイセは森に引き籠る事を決意し、唯一の友人となった【子龍】とともに魔境の森で暮らしていくのだが……
そんなカイセの前に現れた【一人の少女】。
その出会いをキッカケに、カイセは〔女神のポカ〕が引き起こす騒動に本格的に巻き込まれていく。
【破門された聖女候補】【現役聖女】【聖剣依存の勇者】【神眼少女】【白と黒の天使たち】【最強の光龍】。
――これはそんな、〔めがポカ〕が引き起こす騒動に巻き込まれ続ける男のお話。
2020/7/21
あらすじ変更しました。
本編内容に変更はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 16:00:00
510728文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:736pt 評価ポイント:308pt
高宮 琉月(たかみや るつき)17歳、高校2年生。
7年前の火事で両親は他界。
叔母さんの家に引き取られて不自由はなかったけど。
言えなくなっていく言葉や積もっていく気持ちが、本人も気付かないうちにどんどん頑なにしてしまう。
生きて行くってこんなもんでしょ?
諦めて、蓋をして、無難な日常がこれからもずっと続くんだと思っていた。
のに、突然異世界へやって来ちゃった!!
何もしらない世界がこんなに怖いものだなんて知らなかった。
自分を認めて貰えることがこんなに嬉しいこと
だなんて知らなかった。
こんなに人との繫がりが温かいなんて知らなかった。
こんなに世界が鮮やかだったなんて知らなかった。
知ろうとしなかった全てを教えてくれたのは、全く知らない世界の優しい人達。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:03:00
135848文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:18pt
1914年、全ての戦争を終わらせるための戦争の火蓋が切られた、その戦争には約7000万の人が従軍し、戦火を交えた。
1918年、その戦争は約1000万の人を殺し、約2000万の人を傷つけた、これで世界は平和になると、すべてが終わると思っていたが、終わらせるための戦争は、世界の在り方を永遠に変えてしまった。
1939年、再び世界は地獄へと姿を変えた、しかしそこに悪意はない、誰も戦争などしたくはなかった、しかし自身の愛する国を守るため、約1億1000万の人が戦った。
1945年
、やっと全ては終わった、約7000万の人の命を奪って、もう一度言うがそこに悪意はなかった、自国を守るため、手段を選んではいられなかったのだ。
さて、ここまで人間は二度の世界大戦を行い多くの人間が死んできた、しかしそれ以外にも重要なものを失ってきたのだ、それが『兵器』である。
ある時は陸の上を駆け巡り、ある時は大海原を優雅に進み、またある時は大空を飛び回った兵器、それは人間たちが自国の安念を願い当時の技術を生粋させて作成された、人々の自国を思う愛の結晶なのだ。
そんな兵器たちを怖がらないでほしい、嫌わないでほしい、兵器があったから戦争が起こったのではない、戦争が起こったから兵器はできたのだ、その兵器たちは、自分を作ってくれた人間を守るため、愛する祖国を守るため人に使われた。
ある時は活躍し、ある時は象徴とされ、ある時は捨て駒にされた。
戦争は決して良い事と呼べるものではなく、嫌悪されるべき悪なのかもしれない、しかしその戦争全てが悪ではないと知っておいてもらいたい、戦争をした人々の中には、ただただ自国の平和を思って、苦渋の決断をした人もいるのだ。
そんな自国を守るために行われた戦争、そしてその戦争に勝つために作られた兵器を知らない、教わらない、知ろうとしない今の私達こそが、一番愚かなのかもしれない……。
『戦争』それは国の力を奪い人の命を奪う、それでも人々は愛国心とそれぞれの信念をもって戦う、戦いに勝とうとも敗れようとも、その戦いの果てに見えるのは希望の光なのかもしれない、その光を求めて人間たちは争い続ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:31:55
858416文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:62pt
伯爵家の長女として生まれたシャルロッテ・ヴェーデルは、「生まれると災いをもたらす」と一族で信じられている「金色の目」を持つ少女。
生まれたその日から、屋敷には入れてもらえず、父、母、妹にも冷遇され「離れ」で暮らす。
ある日、シャルロッテに『冷血公爵』として知られるエルヴィン・アイヒベルク公爵との婚約の話が舞い込む。
家族はちょうどいいといわんばかりに、一族に災いをもたらすとされるシャルロッテを18歳の誕生日に嫁がせる。
しかし、蓋を開けてみれば、冷血公爵は見目麗しく、文武
両道、そして愛妻家だった。
はじめは、人付き合いをどう進めていいか悩みながら奮闘するが、そんな姿を見てむしろ溺愛する公爵。
そして、一族の中で信じられている「金色の目」の話には続きがあり、実はその子が18歳まで生きていた場合、今度は「金色の目」は「神の祝福」を受ける証へと変化する。
祝福を受けたシャルロッテは、エルヴィンからの一心の愛を受け、幸せに暮らす。
一方、シャルロッテを追い出してしまった主人公の実家には、次第に不幸なことが訪れ──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 09:02:13
50672文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:12752pt 評価ポイント:8238pt
ここはとある国の王都の街中。大勢の人が行き交う通りで、怒声が楽しいひと時を切り裂いた。一体これは何事だ?これはまたもや巻き込まれたカップルがばっさり斬ったり、熱く語ったり、マイペースに進んだり。なんだかんだ仲良しな二人が贈る、巻き込まれた痴情の縺れ。
○前作にあたる短編がありますが、読まなくても大丈夫かと思われます。
○一章終わるごとに完結となりますが、ネタが降ってきたら此方に続きとして更新します。
最終更新:2024-05-09 12:23:28
825102文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6119pt 評価ポイント:2447pt
『天蓋世界』二つの月と星空の天蓋に覆われた世界。
その大陸には三つの大国が存在していた。
宗教国家都市、王政国家都市、傭兵国家都市。
その中で宗教国家都市に在住する青年ヒツギは、シスターの少女クランフェリアと共に暮らしている。
二人は子を作り、日常を過ごしながらも様々な出来事に直面し、再び国家を巻き込んだ騒動へと巻き込まれていく。
元記憶喪失の青年と孤独なシスターの少女、六人のシスター達が織りなす群像劇。
前作『天蓋輪廻の聖誕曲』https://ncode.syosetu
.com/n2045hh/
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この物語はアニメの尺でいうところの全12話になります。
暴力描写や性描写は控えめにしてあります。
また、残酷描写、表現は一切ありません。
今後の投稿は本文のみとなります。
不定期の投稿で、18時の更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 09:51:35
32010文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
キュイ―――――――ン
ゴリゴリゴリゴリ
歯を削られる音が脳内に響く。
これ歯じゃなくて、骨削ってるよね?
これもう道路工事みたいに、頭蓋骨の工事に入ってるよね?
こんな頭蓋骨を工事させられるとは、人間を解剖する宇宙人の仕業じゃない?
治療のために行った歯医者から続く異世界。
明かされる出生の秘密。
迎えに来たイケメンや周囲からの溺愛が重く、戸惑う日々の物語。
最終更新:2024-05-06 07:30:00
41555文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
人の命を、ろうそくの火でたとえる人がいるんだとか。
風になびかれれば簡単に消えてしまい、どれだけ大切に火を守っても蝋がなくなれば消えていく。そんな儚いものなのだと。
確かに文学的にはそれは正しいのかもしれないし、うまい例えなのかもしれない。
でも正直、そんなことを考えられることに反吐がでそうだ。
地響きの音
日の光
赤い飛沫
横たわる「人」だったもの
そして、「死」の恐怖
必死に明日を掴むため、日々駆け回るようなやつの前でそんなことを言ってほしい。いや、言う前に絶
対心臓を貫かれるか、頭蓋骨が割られるか、首が飛ぶ。
街で歩く吟遊詩人よりよっぽど死神のほうが信用できそうだ。
綺麗ごとなんかうんざりだ。
その中で少しでも足掻いてみよう、私はそう思う。明日の景色が例え変わらないものであったとしても、いつか変わる日がくることを願って。
だから今日も寝る。いくら恐怖に怯えていてもその日はいつか来るのだ。
おやすみなさい、征服者たちよ。
明日はきっと戦場だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:00:00
5334文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
蝋燭の炎が揺らめく様な純喫茶の中で、彼女はオペラ座の怪人を捲っていた。
感想を聞くと、それなりに面白いらしい。
ただ、読むにあたって、覚えておいた方がいい事も教えてくれた。
次、一緒にテレビ見ようよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
オペラ座の怪人を途中まで読んだ感想でも。
人間って忙しいね。
最終更新:2024-05-04 09:18:23
777文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:右足首の頭蓋骨
ハイファンタジー
短編
N3096IX
S級冒険者パーティーの主力で世界最強のデバッファー52歳冒険者のキッシュは金にガメつく人に厳しく自分に甘い男だった。
給与査定の時期だったので給料を上げるためにパーティーのリーダー達に知力デバフをかけていたら、まさかまさかの解雇!?
はたして主人公のキッシュは解雇回避ができるのか……!?
最終更新:2024-05-02 01:07:52
11769文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:江本マシメサ
異世界[恋愛]
完結済
N2148IQ
二十歳の誕生日を迎えたバートリ家のご令嬢エリザベルは、吸血鬼の一族と誤解され、結婚相手が見つけられずにいた。
そんな中、宗主国の王から、隣国のワラキア公との結婚を勧められてしまった。
ワラキア公と言えば、敵味方関係なく串刺しにしてしまう、〝串刺し公〟という異名があった。
そんな残酷な人物との結婚なんて絶対無理!!と思っていたエリザベルだったが、しぶしぶ嫁ぐことに。
嫁ぎ先で出会ったワラキア公は、なぜか牛の頭蓋骨を頭から被り、一言も喋ろうとしない。さらに、夜になると地下から竜の
唸り声も聞こえて――!?
バートリ家の吸血姫(※誤解)と、ワラキアの串刺し公(※誤解)の、想定外の異類婚姻譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 00:00:00
118761文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:10034pt 評価ポイント:6072pt
100年前、帝国領土の中に突如として獣が出現した。人間と同じほどの体格でありながら、筋骨隆々とした体に深い体毛をたなびかせる彼ら彼女らのことを人間は獣人と呼ぶようになった。
当初帝国は、意思疎通が困難な上に略奪行為を繰り返す獣人を強く排斥したが、獣人側の世代交代が進むにつれ、人間の言葉を理解する獣人が現れるようになった。
それ以降、獣人は王国辺境の農村部を中心に人間と共生しながらその数を増やしていった。
しかしある時、点在する獣人をまとめ上げ、統制された王国を築き上げんと
試みる”獣人の王”の存在に危機感を抱いた帝国は、獣人を殲滅せんと試みる。
しかし攻撃作戦は失敗、王国と帝国による戦争の火蓋が切って落とされることとなった。
劣勢を強いられた帝国は侵攻を防ぐために、代々国を守り続ける"守護者"の能力により国土を二分する巨大な裂け目を掘削し、戦争を膠着状態に持ち込むことに成功した。
そうして出来上がった深い谷底に”キバという獣人が、双子の少女と共に暮らしていた。
ある事情からキバは人間側に肩入れし、裂け目の近辺で抗争が起きる度に正体を隠して帝国に加担していた。
一騎当千の活躍から帝国の中でもその存在が"裂け目の獅子"と称され噂される様になったある日、キバは棲家へと戻る道すがら、怪我を負った女性"フレア"と出会う。
心優しいフレアとの交流を深め、人間社会の様相を知るに連れて、次第にボルクは双子の将来について思案するようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 02:05:16
4385文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:新人小説家ハルト
ローファンタジー
連載
N9381HU
──あの日、世界は、交差した。
20XX年、黙示録戦争(アカシックウォー)と後に呼ばれる十年間にも渡る戦争が、人類(じんるい)、天止(てんし)、災獄(さいごく)と呼ばれる三種族によって引き起こされた。
だがその戦争は、戦争と呼べるほどの拮抗(きっこう)等は無く、戦場を鮮血色(せんけつしょく)へと瞬(またた)く間に変えていく。
人類を遥かに凌駕できる力、奇跡を持つ天止すら蹂躙し、それに拮抗していた人類を自分らの実験体、食糧程度にしか思わぬ災獄によって、天止と人類は共同戦線
を展開せざるおえぬ状況まで追い込まれながらも、災獄を何とか深淵(しんえん)と呼ばれる地球の次元の裏側へ追放し、戦争は終結。
だが、戦争による被害は甚大であり、日本以外の各国々はとても人が住める環境ではなく、各国からの避難民、天止、災獄、人類の力のぶつかり合いによって様々な地平と繋がり日本国土自体が元の日本よりも数回り大きくなり、そしてぶつかり合いの影響か、天止の住まう天界の他にも、次元の彼方より様々な種族が集まる。
言わば日本は異種国(いしゅこく)となりつつあった。
そして、そこから更に十年。
災獄が深淵より甦り、災獄に対応できる程の力を得た人類と様々な種族によって新たなる戦いの火蓋が、
今、切られようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 23:11:56
129795文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:44pt
いつになったら娘は幸せになるのだろう。
不登校の娘を思う母の気持ちが、娘の原動力となる。
『瘡蓋が剥がれる頃には』の母視点を描く問題作。
最終更新:2024-04-30 18:08:48
3396文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大好きだった悪役ヤンデレ王子の婚約者に転生していた。嬉しいというより……この婚約者って学園に入る前に死んでしまってるんですけど……?
回想で少し語られるだけのその存在は、死亡原因さえ不明。しかも、ヤンデレ王子はその婚約者が大好きだったんだよ!羨ましい!!
いや、死んでるわ!詰んでるじゃん。
いやいや、大好きな推しの婚約者だもん。推しにヤンデレる程に愛されてみたい!
最終更新:2024-04-29 14:11:04
23953文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:500pt 評価ポイント:198pt
よくある異世界転移者の私は、ゲーム上で息子として作成したNPC(何故か幼児化)を胸に抱えて、気付けば見知らぬ西洋ファンタジー風の世界に立っていた。葛藤も渇望も、乗り越えたり蓋をしたりして、どうにか生きること10年。ある日、独り立ちしたはずの息子が、超絶イケメン貴族を連れて実家に戻ってきたところより、物語は始まる。
ちなみに、このアポなし息子、来たのは出勤一時間前の早朝。夜も明けていない時間である。そう、化粧も身支度もしていない室内着で、明らかに貴族の青年と向かい合わせで座る
羽目になった母親の心境を100字以内で答えよ。
*ボーイズラブ表記は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:06:25
135257文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:19610pt 評価ポイント:12012pt
作:アマビエの案山子
ローファンタジー
連載
N0783ID
時は2040年代、突如“言霊”と呼ばれる異能力が日本で発見された。
言霊とは「日本人が授かった、声に出した内容が現実のものとなる」という能力である。
この力を有効活用しようとした人々は日夜“言霊”の研究に励み、日本国設立以来の技術革新を実現した。
しかし、一部の人々の危険な言霊の悪用により、争いの火蓋が切って落とされ、日本各地で紛争が勃発した。
この「第一次言霊戦争」により日本全土が焦土と化した。文明の殆どは荒廃し、人口も約8千万人に減少。一度日本は衰亡の危機に陥った
が、言霊の恩恵により、復活の一途を辿る。そして、前の文明を越すほどの急発展を見せたのであった。
言霊専門の精神科医見習いである利久奨水は、同じく精神科医である柳葉のもとで研修を行っている。
彼は自身の言霊に苦労しながらも、精神科医として患者たちの苦悩に寄り添い、手を貸し、解決に尽力する。
これは、そんな精神科医見習いの彼と患者である少女を中心に繰り広げられる、異能力ファンタジー&ヒューマンドラマである。
※この物語はほたての時代との共同制作となります。この作品は「選択未来」のスピンオフです。
同設定でほたての時代が書いた原作もありますのでよければ下記のURLからそちらもご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n0782id/
※※スピンオフとは原作があってこそ成り立つものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:00:34
95484文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:hoshiiimo
異世界[恋愛]
短編
N4416IY
卒業パーティでの婚約破棄に至る前に、王子と悪役令嬢との婚約は最初からナシで、という身も蓋もない話。
相性が悪いなら、無理に婚約させないほうがいいよね。
最終更新:2024-04-28 18:00:00
8544文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:12460pt 評価ポイント:11524pt
この世を蓋世するのは、数多の英霊たち。
彼らの遺したものによって、人々は超常を日常とする。
だって彼らが生きたから。だって彼らが息絶えたから。
超常のパイオニアであるツナギとリュウゴは、一つの体を二人で共有している存在。互いが互いを高め合い、必要とし、罵倒する。どっちかって聞かれると嫌い寄りって答えるくらいには。繰り広げたケンカは数知れず。
紡がれ始めた彼らの道程は、世界に彩りを加えていく。
最終更新:2024-04-28 12:00:00
27017文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔物と契約すると魔力を与えるかわりに魔物の能力を使えるようになる世界。
ずっと一緒にいると約束して、魔物と幼い皇女は『契約』した。魔物は途方もなく長い人生のうちの、ほんの暇潰しのつもりで。独りぼっちだった皇女は安らぎを得るために。
十六歳となった皇女は、いつものように城を抜け出して少年(魔物)と平民の街で遊んでいた最中、新皇帝即位の祝賀パレードで皇帝を狙う計画があると知る。なんとかその企みは阻止されたが、この事件は『世界の破滅』の始まりだった。
そして、契約以来ずっ
と一緒にいた二人の関係にも急激な変化が訪れる。
直球で想いを伝えてくる魔物に対して、政略結婚の予定がある皇女は、自分の気持ちに蓋をするが……。
人・魔物・精霊が共存する世界の均衡が崩れたとき、二人が選んだ未来とは。
この恋は世界を救うのか、それとも────
と、真面目なあらすじ書いてますが、突然ギャグ入るのでご承知おきください。
※街→州→国→世界と舞台が大きくなるので最初は地味かもですが、後に大きな影響を与える重要な事件です。彼らが事件を起こした真相、彼らの協力者とは、なぜ世界の破滅につながるのか推理しながらお読みください。
※隔週木曜更新
※この作品はカクヨム様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 09:30:00
614042文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:371pt 評価ポイント:133pt
騎士団主催の武闘大会がいよいよ開催される。
騎士団の戦力向上のため、利権まみれの貴族を騎士団と国政の中枢から追い落とすため、己の出世のため、あるいは栄誉のため。それぞれの思惑がぶつかり合う。
一般市民も観戦可能な状態で開催される大会に、観客として特別招待を受けたエルリッヒたち三人も興奮を隠せないでいた。大勢が見守る中、大会の火蓋は切って降ろされる。
最終更新:2024-04-27 05:03:02
276163文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:12pt
子爵令嬢マリア・クロッカスは王命により、公爵子息イーサン・ディアスと結婚し、幸せになれる筈だった。しかし蓋を開けてみればイーサンには他に愛する人がおり、政略の相手でしかないマリアのことを愛するつもりなど一切なかったことを知る。
マリアは愛していたからこそ憎しみがつのり、復讐を決意する。
泥中より咲く花は、蓮か百合か薔薇か、それとも徒花か……。
最終更新:2024-04-26 12:00:00
27770文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:32pt
汚染された空気によりマスクが無ければ生きていけず、機械仕掛けの魔物が人を襲う街――ミストガルド。そんな街で記憶を失った青年と街に住む少女は出会う。
彼らがこの街にもたらすものは、希望か? それとも……
最終更新:2024-04-25 23:00:00
103445文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
『To The World Road』
倍率300倍の新作フルダイブ系VRMMOに当選。
βテストの情報を駆使し、β時代最強と呼ばれていた職で快適に過ごそうと思っていた。
……のだが、蓋を開けば選択した職業は調整入りまくりで超難易度不遇職として立派に転生していた。
しかしそこでキャラ作り直すのは負けた気がするし、不遇だからこそ使うのがゲーマーと言うもの。
意地とプライドと一つまみの反骨精神で私はこのゲームを楽しんでいく。
※誤字報告は確認次第修正
最終更新:2024-04-23 18:10:18
1772554文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:42954pt 評価ポイント:20180pt
作:ほたての時代
ローファンタジー
連載
N0782ID
時は2040年代、突如“言霊”と呼ばれる異能力が日本で発見された。
言霊とは「日本人が授かった、声に出した内容が現実のものとなる」という能力である。
この力を有効活用しようとした人々は日夜“言霊”の研究に励み、日本国設立以来の技術革新を実現した。
しかし、一部の人々の危険な言霊の悪用により、争いの火蓋が切って落とされ、日本各地で紛争が勃発した。
この「第一次言霊戦争」により日本全土が焦土と化した。文明の殆どは荒廃し、人口も約8千万人に減少。一度日本は衰亡の危機に陥った
が、言霊の恩恵により、復活の一途を辿る。そして、前の文明を越すほどの急発展を見せたのであった。
現在では、言霊の育成機関が過去の過ちを繰り返さぬよう、言霊の安全かつ建設的な使い方を教育している。
しかし、いつの時代でも言霊により災厄を振り撒こうとする者がいる。そして、それら凶悪な存在がもたらす理不尽に抗うような者もいた。
これは、言霊高専の学生である少年とその友人たちの奮闘を描いた、異能力ファンタジー&アクションバトルストーリーである。
※この物語はアマビエの案山子との共同制作となります。
同設定でアマビエの案山子が書いたスピンオフ作品もありますのでよければ下記のURLからそちらもご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n0783id/
※※ぶっちゃけ作者はアマビエの案山子が書いたスピンオフの方が好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 22:00:00
83854文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:陸一 じゅん
ハイファンタジー
連載
N2519ET
(週一更新。よく遅れます。)
国と国とを隔てる雲海を、飛鯨船(ひげいせん)が征するようになって幾星霜。
かつて、この世は一つきりで、神々の戦争で二十に切り分けられたというけれど、神様の名前なんて、魔法使い以外はもう誰も覚えていやしない。
そんな神秘の魔法使いの国だって、鎖国を解いてからは留学がトレンド。
アトラス神を先祖にいただく皇子アルヴィンもまた、異母兄姉にコンプレックスを持つ『特別になりたい少年』でしかなくって、けして『選ばれしもの』ではなかったのだ。
──そう、その
日までは。
多重海層世界。
世界を鳥瞰した学者たちは、列なる二十もの海と大地を、そう定義した。
魔女の予言が残った最下層、フェルヴィン皇国の末皇子アルヴィンは、優秀な異母兄姉の存在にコンプレックスを持つ14歳。
留学も失敗して鬱屈とした日々を送っていたある日、謎の一団に城が占拠され、囚われの身になってしまう。さらには、分身である魔人『ミケ』の命と、自らの頭蓋骨を盗まれてしまった。
冥界に堕ちんとしたそのとき、預言に従い『星』の宿命を負って蘇ったが、しかしその肉体は、神の炎に焼かれていて──。
自らの頭蓋骨をもって、人類根絶の使徒として甦った憧れの英雄ジーン・アトラスに対峙するアルヴィンは、肉を焼く灼銅の鎧と、獣の咆哮をもって立ち向かう。
一方そのころ。
市井では、やけに肝の据わった魔法使いの若者が途方に暮れていた。
「魔法使いの国行きの飛鯨船がサァ……そこらへんの丘で低空飛行してねえかなぁ……」
「そんな都合のいいこと、あるわけないじゃん」
やがて魔法使いサリーは、なし崩しに、皇子奪還に命をかける羽目に……。
海外の児童ファンタジーみたいな王道ヒロイックサーガを意識しています。『人間讃歌』と『その血の運命』って感じの異世界ファンタジーです。
(テーマは、愛と絆と神話と魔法。あと少しの【メメントモリ(恐れず生きよ)】の精神。)
(『昔読んだ海外児童書みたいなファンタジー読みたぁい!』から生まれた、泥臭いファンタジー活劇です。)
(この世の神話を異世界で再構成。序盤はギリシャ神話がベースです)
(テンプレも好きだけど、たまには王道もね! )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:55:48
633669文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2423pt 評価ポイント:805pt
【注意】絶対にもうかる投資法はありません!(断定)
あったら絶対に教えません!!(真実)
まぁ……ないから断言できるのですけど(照)
ハイ・イールド債権 国債 社債 株式 投資信託 外国株式 ソブリン債 新興国株式
新興国債権 金 原油 図書券(?) お米券(?) テレフォンカード 他(苦笑)
など、空想世界の倭国にて、昭和50年代初頭生まれのブタ眼鏡魚類であるアイスマン・ブルーが頑張る偏屈系金融コメディーです。
尚、投資に関しては個人の責任でお願いいたします。これは
空想コメディーであって、よく似ている名称が出てきても読者様の気のせいです(苦笑)
今日も今日とてポジショントーク。元市場関係者である拙者と地獄の蓋を開けましょう!
ちなみに、市場とは魚市場のことです(大笑)
【備考】アルファポリス様にも、同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 07:50:00
72723文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:346pt 評価ポイント:254pt
遥か北にある、雪で覆われたフェルネ王国。
王国には天蓋都市と呼ばれるドーム状の街、ウィンターベルが存在する。
どこにでもいる少女のエールは天蓋都市を守る銃士隊の一員だ。
エールの姉であるカノンは有名な冒険者だった。
しかし姉は『最果ての楽園』へ行くという手紙を最後に行方不明となってしまう。
失踪した姉を探すため、エールは楽園を目指す旅を始める。
頼れる味方は魔法を発射する武器、魔導砲。
魔物が跋扈する世界を渡り歩いて消えた姉を見つけ出せ!
可憐な少女が織りなすマジカルガン
アクション、ここに開幕!
(※この小説は5ちゃんねるに投稿していた作品のリメイクです)
(※この小説は不定期更新です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 19:53:42
275968文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:28pt
王子に婚約破棄され牢屋行きになることを思い出し、牢屋行きを避け、家族と王子のために自分の心に蓋をして身を引くことにした悪役令嬢のアタナシア。
だが、アタナシアに甦った記憶と少しずつ違う部分が出始めて…?
婚約破棄されるくらいなら自分から身を引こうと決めたアタナシアと王子の話。
※ご都合主義です
アルファポリス様にも投稿中
最終更新:2024-04-07 22:07:34
202816文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:11502pt 評価ポイント:3972pt
作:渦川間 ヤトナ
ハイファンタジー
連載
N2491IR
交通事故で両親を失った少年……蓬莱蓮永《ホウライレント》
そんな彼はとある日、ひょんなことから、異世界に迷い込んでしまった。
その異世界は魔物がいて、魔力があり、魔法が使える世界。
魔法が使える世界だと、ワクワクしていた蓮永だったが、異界から来た者……『異邦人』は魔力がないため魔法が使えないという。
その代わり、異邦人は魔法ではない特別な異能力を持っているらしく、レントの持つ異能力は『時間操作』
『時間操作』聞こえは最強のチートな能力だが、蓋を開けてみれば、デメリ
ットがでかく、とんでもなく使いにくい能力であった。
この右も左もわからない危険な異世界……蓬莱蓮永はこの時間操作を使って、何を成し、どう生き延びるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 21:04:44
192265文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
好きな人に、「キミの好きな人を殺してきて」と言われた。そんな無茶な。私はちっとも気づかれてない自分の好意に悔しくなっていじわるすることにした。
最終更新:2024-04-04 03:21:17
2945文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:626pt 評価ポイント:578pt
精霊と共生する島、ガル・アルカデ。
魔術士のリリエは危険な冒険者から、安全な都心での再就職を果たした。
就職先はローレンス精霊相談所。精霊関係の相談を請け負う政府公認の相談所だ。
依頼で外出が多い相談員達の代わりに、事務処理をしたり、受付をしたりと忙しい日々を送りつつも平穏な日々を送っている。
そんなある日、留守番中のリリエの元に幼馴染のルルが依頼を持ち込んできた。
それは、蓋のない小さな小箱。どうやら中に精霊がいるようだが……。
★★★
RPG風近代よりファンタジー。題
名は変更の可能性あるので(仮)で。後書きに簡単な設定とかついてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:02:22
67724文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:14pt
「……ここに八角を入れ……味がしみるまで…………」
近くまで来て鍋を覗き込む生徒たちの前で、丸く切ったワックスペーパーに切り込みを入れて落とし蓋を作り鍋に入れる。
「これで一時間程煮込み、その後冷めるまで待ちます。さて…一時間何もせずに待つわけにいきませんね。…コチラに昨日から煮込んでおいたものがありますので、盛り付けのコツとお味見を………」
洋風と和風の皿を並べどちらでも、美味しそうに見えるような盛り付け方を伝える。
「余白を意識して真ん中にこんもりと盛り付け、最
後にバランスを見ながら八角を…花を散らすように乗せましょう。
うふふ…
私の夫は昔から八角を効かせた豚肉の角煮が大好きなんです。ちょっと喧嘩した日など、これを作ればすぐに仲直り、ラブラブです。愛の媚薬ですね。
皆さんの旦那様にも八角好きがいるかもしれませんね。…長く一緒にいると喧嘩をする事もあるかもしれませんが…媚薬だからといって庭に落ちている日本製スターアニスを料理に使ってはいけませんよ」
そう言うとクスクスと生徒から笑い声が漏れる。
「先生、私、今日拾って帰っても良いですか?」
年配の女性が声をあげる。
「ええ、いくらでも庭から拾って行って下さい。甘い誘惑に負けて下さい」
そう言うと生徒たちは一斉に笑った。
神木莉子の一人を除いて。
他県から来た神木は、このブラックなジョークの意味がわからないのだろう。
それでいい。
これは私から貴方へのメッセージ。
貴女はこれまでの罪を精算するのよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 20:22:22
8399文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:470pt 評価ポイント:444pt
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