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検索結果:174 件
Dear World
世界の片隅にある龍穴が塞がれた結果、エネルギーが蓄積し、自我が生まれた。
自我は自身を“たたりもっけ”と称し、世界を満喫するため、龍穴を飛び出して、冒険を始める。
竜、ハルピュイア、マーメイドといったあらゆる伝説の生物や、天使、妖怪、魑魅魍魎といったあらゆる生命が登場。黄泉の大陸を支配する強者、13柱の悪魔や、猫や狸のような可愛いすぎる動物も大活躍。魔法、神通力、武術も満載。
ここにしかないファンタジーの物語。
最終更新:2024-05-19 09:30:00
326633文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:64pt
TOブックス様より書籍化しました。書籍と電子書籍で2巻発売中。コミカライズも進行中です。
目が覚めると森だった。自分はどうやらゴーストになったらしい。死ぬ前の記憶(というか知識)はあるようだ。そこからシュウ・アークライトの物語は始まった。
吸命の力で魔力を奪い、蓄積して進化する。魔術を解析して戦力を底上げする。
これは、冥王と呼ばれるようになった主人公と、相棒の魔女が世界を回りながら色々する物語。
最終更新:2024-05-19 08:00:00
2648782文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:102920pt 評価ポイント:48544pt
ここはローゼンブルグの辺境にあるとある村。
王都から遠く離れたこの村で、子供たちは魔法使いとなる訓練を受けていた。
そう、この村は魔法使い達の隠れ里だった。
この国にかつてあった魔道炉。
国中に魔力を送り出していたこの魔道炉が何者かに破壊されて、国中に魔素が撒き散らされた。
この事件以降、ローゼンブルグの人々は魔素に身体を蝕まれていた。
魔素が蓄積した人間はやがて魔物へとその姿を変える。
人々は、徐々に魔物化する自身の身体に怯えていた。
この世界の人々は魔法を
使うことができる。
しかし、魔法は様々な能力を発動する代償として、人間の体内に魔素を発生させる。
魔素は魔物の生命の源とされていて、体内に蓄積すると魔物化を引き起こす。
そして、魔法使いは、この魔素を体内に蓄積させていることから、人々から魔物と同一視されるようになった。
あの事件以降、魔法と魔法使いは、この国で忌み嫌われ、迫害される存在となってしまったのだ。
この辺境の村に二人の少年少女がいた。
魔法少女のアンナと見習い剣士のクロウド。
アンナは強力な魔法を使えるが、唱えるたびに魔素が子宮に溜まり、お腹が大きくなってしまう現象に悩んでいた。
彼女は無意識のうちに魔素を子宮に溜め込むことで、魔素の影響を最小限に抑えていたのだ。
一方のクロウドは魔素に完全な耐性があるが、自身は魔法を使うことができず、剣術の修行に励んでいた。
ある日、少女は少年を誘って冒険に出た。
少女の目的は、魔素を完全に解毒できる触媒を手に入れること。
これがあれば、この国の人々を魔素から救うことができる。
こうして、二人の冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 23:01:00
135979文字
会話率:51%
IN:1pt OUT:32pt
総合ポイント:618pt 評価ポイント:360pt
ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴びの途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、
シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 21:00:00
80125文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:582pt 評価ポイント:284pt
とある高校のクラス全員が異世界の神によって召喚された。
クラスメイト達が神から【剣技(極)】や【高速魔力回復】といった固有スキルを受け取る中、九条 祐真に与えられたスキルは【特許権】。スキルを与えた神ですら内容をよく理解していないモノだった。
「やっぱり、ユーマは連れていけない」
「俺たちが魔王を倒してくるのを待ってて」
「このお城なら安全だって神様も言ってる」
オタクな祐真は、異世界での無双に憧れていたのだが……。
彼はただひとり、召喚された古城に取り残されてしまう。
それを少し不憫に思った神は、祐真に追加のスキルを与えた。
【ガイドライン】という、今はほとんど使われないスキル。
しかし【特許権】と【ガイドライン】の組み合わせにより、祐真はこの世界で無双するための力を得た。
「静寂破りて雷鳴響く、開闢より幾星霜、其の天楼に雷を蓄積せし巍然たる大精霊よ。我の敵を塵芥のひとつも残さず殲滅せよ、雷哮──って言うのが、最上級雷魔法の詠唱だよ」
中二病を拗らせていた祐真には、この世界で有効な魔法の詠唱を考案する知識があった。
「……すまん、詠唱のメモをもらって良い?」
「はいコレ、どーぞ。それから初めにも言ったけど、この詠唱で魔法を発動させて魔物を倒すとレベルアップの時にステータスポイントを5%もらうからね」
「たった5%だろ? 全然いいよ。ありがとな、ユーマ!」
たった5%。されど5%。
祐真は自ら魔物を倒さずとも、勝手に強くなるためのステータスポイントが手に入り続ける。
彼がこの異世界で無双するようになるまで、さほど時間はかからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:30:00
75228文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:114pt
作:眠れない子羊
現実世界[恋愛]
連載
N5492IU
地元の高校を卒業した境乃結(さかいのゆ)芽(め)、悩んだ進路の末に憧れの上京を。そして四年間という過程を得て大学を卒業、就職氷河期ともいえる最中で無事に就職を果たす。やっとの思いでの内定だったが給料は安く、ただ漠然とした憧れだけで上京をしてきた身。仕事に関してもこれといったやりがいを感じず、ただただ会社員として過ごしていた。
朝は満員電車に揺られ、帰りは終電ギリギリの日もある。それも気づけば日常と化して数年、世界を騒がせるほどの未曽有の危機へと陥っていく。それに加えて物価
の高騰に働き方の自由化と、何もかもの常識が一転し、企業に対しても改正が施される。
だがそれも、表面上のことだけ。
結芽にとっては何一つ変わらず、身を酷使するような環境下にいた。
こんな生活がいつまでも続くのかと、半ばあきらめかけていく結芽。
そんな年の瀬、賑わう繁華街の片隅で一人の女性――桜(おう)舞(ま)純寧(あまね)に声をかけられる。
いつもだったら居酒屋の客引きは無言で断っていたが、純寧の勤め先はマッサージ店。ただそれも整体といったモノではなく、ハンドセラピーという耳なじみのないワードに脚を止めた。
ただ案内されるのは、どこにでもあり触れて見慣れた雑居ビル。
ほんの一瞬だが騙されたと疑う結芽だったが、癒し処【リリートリア】に足を踏み入れると広がる造られた癒しの空間。
そこはまるで都会の喧騒に潜む、ちょっとしたオアシスのよう。
何気ない普段の生活を過ごすだけでも些細なストレスが蓄積していくもの。そういった現代社会人や、訳あって外出ができない人、ふとした瞬間に漠然と将来への不安を抱く人など、様々なことや事情があるだろう。
日々の仕事で肉体的、精神的にも酷使し続ける結芽にとっても癒しとなった。
偶然とはいえ声をかけられ、初めてのハンドセラピーという施術の体験が影響したのか。これまでにないくらい結芽は仕事へと打ち込み、上司からの評価も上がっていった。
結芽にとってはない好調期を過ごすも、次第に暗雲が立ち込めていく……。
そんなドロップアウト寸前のOLと、訳あって人間社会にとけこむサキュバスの日常系癒し×百合×ファンタジー物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
87287文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
田舎の女子高生アリアは東京の大学に憧れながら田舎の高校で退屈な普通の暮らしを続けていた。
ある日、剣道部の顧問から村の神宮のお祭りで募集される巫女の話を聞かされる。
剣道部では代々とある事情で村の神宮とつながりがあり、女子部員の代表2名が巫女として参加する慣例があった。
夏の神宮での大祭まで残された期日が迫る中で、アリアは巫女としての修行に参加し、村に隠されたとある真実を知り驚愕する。
一方で世界は自然災害や異常気象など地球環境の急激な変化が驚異的なペースで顕在化し
ていく。
人は神をも恐れずに欲望で蓄積させた因果応報の返済を要求されることになった。
アリアは未知の修行や超常的な教えを通じて、徐々に人が置かれた終末的な状況を理解し、巫女の修行の重要性を悟る。
アリアは人の革新による永遠の魂の調和について一筋の光明を見出し、救世主の役割を担うように迫られる。
いよいよ大祭が始まり、徐々に常軌を逸した世界が紡がれ、群衆の共鳴がクライマックスに迫る中で、アリアの脳が異常な現象を捉える。
以降、霊界、神界、宇宙の真理に辿り着き、真の神と共に永遠の魂が無限に求め続ける究極の理想世界の創造へと迫る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 14:26:00
237933文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
顔が怖いと恐れられるヴァンパイアのアルト。
でも実はヴァンパイアの中では弱い方の、長生きだけが取り柄の平和主義者だ。
……そのはずだったが、ある日突然、身に覚えのない魔王軍四天王の肩書で魔王からの召喚状が届く。
迎えに来た少女に聞いてみたところ、
ちょっと2000年ほど領地に引き籠もっていた間に他のヴァンパイアが滅んで、
アルトが最古にして最強のヴァンパイア、新たなる始祖ということになっていた。
さらにまったく心当たりのない武勇伝がてんこ盛りに!?
本当は弱いとバレたら殺
される! と震えるアルト。
けれど、ヴァンパイアは生きた時間に比例して強くなる種族であり
1万年分の経験だったり財産だったりの蓄積もある。
魔獣の群れも実力主義の魔王軍幹部も片手であしらい、
神話級の秘術や秘宝をほいほい繰り出すアルトに周囲は震撼し――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:00:00
141201文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:506pt 評価ポイント:272pt
作:白井坂 十三
ローファンタジー
連載
N8728EI
一人ひとりに生きている以上、人生という物語がある。それは、自身が綴る物語であり、綴った物語の蓄積である。そう、決して綴られた物語ではなく、綴られていく物語なのである。
第一部:ついに始まる彼女の物語
死んだ恋人のことが忘れられない主人公は、恋人を蘇らせる可能性をいくつも目撃する。それでも自分の手では決して達成できない現実を知る。だから、自分の手が届かない力を借りてでも自身の手中に可能性を収める必要があった。そんな歪になりかけた世界で様々な人間が横槍を入れてくる。それでも
主人公は目的を叶えるまで何度でも挑戦する。そして、願いは叶う!!
※予定※
第二部:始まって終わった彼らの物語
第三部:ついに終わる彼の物語
*第7回ネット小説大賞 一次選考通過折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:19:24
1598530文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:25pt 評価ポイント:21pt
《地球上の生命量には上限があり、我々はいくつかの地域において既にその上限に達してしまったようだ》
この衝撃的な結論が人類にもたらされたのは、21世紀の半ば頃の事であった。突如大きな変革を迫られた世界において、各国指導者たちは人口の平均化という重大な合意を達成する。日本も各国から数多くの移民を受け入れ、生命リソースの飽和に至った。子供の出産は国の許可無しに行なってはならず、動物の飼育には例外なく国家資格と厳格な管理が必要というような枷を掛けられた社会に対する不満は蓄積し、やが
てその不満は生命リソースを人々に解き放つことで自由な世界を実現しようとするテロの発生に繋がってしまう。
数千万を超える人々の命を消し飛ばした「解放事件」から25年。
この世界に『人を愛する』ことを至上命題とする生体アンドロイドとして生まれ落ちた相田健人は、勤務する「終の住処」で沢山の人々が一瞬にして命を奪われるという凄惨な場面に立ち会うこととなる。愛するひとの助け、大切なひとが遺してくれた教え、行方不明の父との思い出、そして自らの使命に導かれ、健人は解放事件の解決に向けて動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:00:00
247856文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
女神は退屈をしていた。
女神は窮屈だった。
転生させては毎回毎回、テンプレの繰り返し。もはや転生者達に火山のマグマ溜まりのごとき怒りを蓄積させていた。
「あいつらの苦しむ顔が見てみたい」
いつのまにか、その一心になっていた。
女神は誓う──、いつかチャンスが来れば、ぶっ殺してやると。
この物語は圧倒的実力差の女神の逆恨み復讐譚!!
とんでも女神による『胸糞ざまぁコメディ!」、ここに爆誕!!
最終更新:2024-04-09 23:04:56
13614文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:72pt
「世界(World)」がテーマのダークファンタジーSF。
"ネイズグ"はほとんど神話なき世界。 悠久の昔まで遡ったとしても、記録の限り現実の物語ばかりが続いてきた底の世界。
"レザフィカ"は造られた古き世界。悠久の時、大地を支えてきた巨大な木の枝の先に浮かぶ、独立した宇宙として存在する球体(スフィア)の世界。いくつもの秘密が蓄積されてきた。希望も絶望も、全てそこにあるかのよう。だけどそこに生きる者たちはただ、今その時を必死に生きて
いる。
ある時、球体世界に恵みを与えてきた、大いなる天空の海を漂う太陽船が何者かに襲撃される。襲撃者は、その造られた世界ではひどく嫌われる、特別な機械生物を連れていた。
彼はまたウィルミク・ナフナドカと思われた。狂気的な実験を重ねた末に、自らの国を滅ぼしたとされる、悪の王家の最後の王子。
ほぼ同じ頃。スフィアではない、天空の海でも、巨大な木でも、どこまでも続くような大地でもない。ただ、最も高き領域で、この世界で最も恐ろしきものの1つが、初めてその目を開こうとしていた。
それは、この世界とセカイのすべてを巻き込んだ巨大な陰謀の始まり。機械仕掛けのもの、創造の魔術師、永遠の大地の怪物、そして欠陥品の生き物たち。すべて巻き込んだ戦いの始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 17:37:43
145556文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
王都のギルドでSS級まで上り詰めた冒険者パーティー【オリオン】の一員として日々活躍するディーノ。
前衛のシーフとしてモンスターを翻弄し、回避しながらダメージを蓄積させていき、最後はパーティー全員でトドメを刺す。
これがディーノの所属するオリオンの戦い方だ。
ところが、SS級モンスター相手に命がけで戦うディーノに対し、ほぼ無傷で戦闘を終えるパーティーメンバー。
ディーノのスキル【ギフト】によってパーティーメンバーのステータスを上昇させ、パーティー内でも誰よりも戦闘に貢献していた
はずなのに……
「お前、俺達の実力についてこれなくなってるんじゃねぇの?」とパーティーを追放される。
ディーノを追放し、新たな仲間とパーティーを再結成した元仲間達。
新生パーティー【ブレイブ】でクエストに出るも、以前とは違い命がけの戦闘を繰り広げ、クエストには失敗を繰り返す。
理由もわからず怒りに震え、新入りを役立たずと怒鳴りちらす元仲間達。
そしてソロの冒険者として活動し始めるとディーノは、自分のスキルを見直す事となり、S級冒険者として活躍していく事となる。
ディーノもまさか、パーティーに所属していた事で弱くなっていたなどと気付く事もなかったのだ。
それと同じく、自分がパーティーに所属していた事で仲間を弱いままにしてしまった事にも気付いてしまう。
自由気ままなソロ冒険者生活を楽しむディーノ。
そこに元仲間が会いに来て「戻って来い」?
戻る気などさらさら無いディーノはあっさりと断り、一人自由な生活を……と、思えば何故かブレイブの新人が頼って来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 13:00:36
958408文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:1512pt 評価ポイント:766pt
※『がんばってカンストすると魔皇になります~うろ覚えHow to 知識から始まる能力チート生活~』のリメイクです。
大変なことをしてしまった。
倉木瞳は初め、自分が引き起こした事の大きさに不安を覚えた。
発端は研修を終え、配属された営業部初日。
ある上司とのトラブルが原因だった。
「荒木さん、止めてください。セクハラですよ」
上司のセクハラを咎めた。
その日から倉木瞳は異常な量の仕事が回されるようになった。
新卒で覚えが悪い。要領が悪いと罵られながら、仕事に忙殺された
。セクハラも犯罪まがいに悪質化していった。
上司の荒木はある日懲戒解雇の上、会社から訴えられた。
倉木瞳は我慢の限界を越え、労働基準監督署と本社に訴え出たのだ。
調査が始まり、横領が発覚した。
倉木瞳は報復を恐れた。
訴えたのが自分だと知られれば何をされるか分からない。
そんな不安を抱き、荒木のいない会社に出社すると同僚からとんでもないことを聞かされた。
「え? 荒木課長に殺された? 喜多村先輩が?」
報復されたのは自分では無かった。
「なんで‥‥‥? あ!」
倉木瞳はすぐに思い当たった。
荒木がクビになったあと、酒の席でつい喜多村にだけ、自分が告発したと言ってしまったのだ。
「まさか、喜多村先輩、私の代わりに‥‥‥?」
喜多村誠一25歳。
倉木瞳と同じくパワハラを受けていた一人だ。
彼女はそんな彼にシンパシーを感じていた。
彼も、整った容姿の彼女に好感を抱いていた。
荒木に問いただされ、自分がやったと言ってもおかしくない。
倉木は後悔した。
最後に話した時、喜多村に対し言ったことを。
『告発するなら喜多村さんからして欲しかったです』
身代わりになった一番の理由は、きっとあの恨み言だ。
取返しのつかないことをしてしまった。
後悔し、罪悪感に苛まれる倉木瞳にできることは彼の冥福をただ祈るのみだった。
―――そんな彼女の気持ちを他所に、異世界で始まった喜多村誠一の新たな人生。
パワハラに耐えるだけの冴えない人生とは打って変わって不正を許さず、見逃さず。
付いたあだ名は『陰謀潰しのバリリス侯』
その『記憶の神殿』に蓄積された詳細な記録を元に、人生を振り返る追想劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 23:00:22
355793文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1538pt 評価ポイント:708pt
小さな町の大工の娘マリーはある日教会のバザーで裕福な治療師の息子に執着される。
逃げても断っても意に期さないその子に10年も追いかけられることになる。
付きまとわれる度に、嫌な思い出が蓄積され、心に重たい石が溜まっていく日々。
逃げて、逃げて、自由になるマリーの思い出とその後。ざまあで終わります。
美形のヤンデレに執着される話ではありません。相手は自分勝手な性格の悪いストーカーです。
嫌な気分になるかもしれません。
最終更新:2024-01-16 12:00:00
6221文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:1272pt 評価ポイント:1176pt
過労死寸前だった聖女ノイシャは身売りに出された。ノイシャを買った身請け人・リュナン若き次期公爵はノイシャに結婚契約書を提示する。
「毎朝見送り時の3分だけ『らぶらぶ夫婦』を演じてほしい」
「それ以外の時間は……?」
「好きにぐーたらしてくれて構わないぞ」
「やっほーい!!」
使用人らに溺愛され、夢の『ぐーたら生活』へマイペースに邁進していくノイシャ。だけど今までの蓄積された過労ゆえ、すぐ倒れてしまう彼女に、生真面目なリュナンは心配しっぱなしで……?
言われるがまま働くこ
としか知らず、喜び方すら不器用な少女は、あたたかいご飯を知る。抱っこを知る。アイスを知る。『ジャージ』を作る。デートを知る。自分の価値を知る。そして生真面目すぎるイケメン次期公爵と少しずつ仲を深めていきながら、結婚契約書の内容を更新していく。そんな幸せいっぱいの話です。
※1日2回更新予定。ひとまず1ヶ月で完結させます。
※ハッピーエンドをお約束。
※真面目なリュナンが身請けした理由は4話にて。
※ノイシャとリュナン、交互の視点で進んでいきます(3:1くらい)
※R15は念のため。ゆる設定。
※カクヨムでも連載中。
※無断転載禁止。朗読動画を無断配信することもおやめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 19:40:52
148563文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:121460pt 評価ポイント:80642pt
その男は悩む、よく悩む。親友の傍若無人な言動に頭を抱える日々だった。だが、言葉にはしない。絶対に。蓄積していくそれを何とか抑え込む、爆発しないように。そんな男の前に幸か不幸か奇人が現れる。そして今日もその男は悩む、ぶん殴るのに丁度いい人について悩んでいる。
最終更新:2024-01-08 13:07:23
48997文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
”あたし”は、睡眠障害だ。
単純に眠れないんだと人に話せば、寝ればいいじゃないと返ってくる。
子どもが幼かった時に子ども優先の生活の中での寝不足だったなら、まだ諦めがついただろう。
けど、そんな理由なんかじゃなく、本当ならば一番頼りたかったはずの相手が、自分の睡眠を妨げてきた。
言葉が通じるはずの相手に、同じ母国語の日本語が通じない。話にならない。
まだちょっと眠れなかった…程度の頃だったなら、どうにか出来たのかもしれない。
でも、日々蓄積されていく“睡眠負債”に、心身
ともに圧し潰されそうになる。
彼と出会う前から発症していた解離性同一性障害。
そして、彼と暮らす中で彼が原因で発症することとなった新たな病気。
心への負担と疲弊は、人を病ませるには十分なのだと知ったのです。
――ただ、眠りたいだけ。
ささやかな願いを叶えることは、許されないことですか?
睡眠障害だと気づき、モラハラで子どもな元旦那とのことを絡めたエッセイです。
※睡眠障害は、現在も治療中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 20:48:35
41094文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
幼い頃から他人による些細な外見への悪口が無意識に自分の中へと蓄積され、いつの日か激しいコンプレックスに日々苛まれるようになってしまった主人公。そんな彼は大人になり、ついにそのコンプレックスを克服しようと整形に手を出すのだが......。
最終更新:2023-11-27 02:23:54
5492文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:春日あざみ
ハイファンタジー
完結済
N2340IM
【社会から締め出されたヒキニートですが、異世界で何故か活躍しています?!】
魔法の王国エデンで秘密裏に行われた「異世界の賢人召喚計画」。しかし現れたのは引きこもりニートの金剛聖良で、人に誇れるような知識も職歴もない彼女は、「ハズレ異世界人認定」されてしまう。計画の失敗が外に漏れることを恐れた王は、ロッテンベルグ門 スティーヴィー門番長の監視の元、聖良を門の雑用係に追いやる。門番の仕事に慣れず、早々に厄介者のレッテルを貼られ落ち込む聖良だったが、ひょんなことから彼女の脅威的な記
憶力に気がついたスティーヴィーによって、「不審者発見装置」として特別任務を与えられる。
膨大な不審者・犯罪者リストをインプットした聖良は、次々と成果を上げ、次第に社会人としての自信をつけていく。その一方で記憶データの蓄積により、彼女は「とある策略」に気づいてしまい−−−−?
現代社会でポンコツと呼ばれた女性が奮闘する、異世界お仕事物語(+やや恋愛要素あり)!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 22:02:01
51183文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:164pt 評価ポイント:118pt
ありがちな理由で異世界に飛ばされてしまった一般人女性。
彼女が生きるために心に決めたことは『もう少しあがいてみる』というものだった。
これまで趣味で何となく蓄積していた曖昧な知識をもとに、細かくピンチを切り抜ける。
迷ったら動け。前進あるのみ。
一般人女性の運命は、どこへ向かうのか。
最終更新:2023-10-22 22:00:00
192535文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:32pt
『ミリタリ警察日誌』「9.財力のある人には勝てませんか」に書いたように、みんな語りたがる(たいてい主語の大きな)テーマについて語ると、それについてすでに蓄積を持っている人たちを刺激してしまい、炎上轟沈ということがよくあります。その最たるものが「戦術」「作戦」「戦略」といった概念です。
当アカウントは基本的にゲリラ戦を仕掛けるものであり、論壇の特定地点を防衛するつもりはさらさらないのですが、多くの人がこの響きのいい用語群からミリタリの世界に入ってくるのだとしたら、「あたらし
い〇〇のはなしシリーズ」の趣旨にかなった戦略や作戦や戦術の話を考えてみようと思った次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 08:23:53
22867文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:381pt 評価ポイント:173pt
以前に書いていた話ですが、ログイン出来なくなってしまったので、こちらで書き直して再投稿します。
✳︎あらすじ
ダンジョン出現に巻き込まれたシロウは、ユニークスキル『スキルチェンジ』を得る。その後は目立たない様にダンジョン制覇をしながら、スキルを蓄積していた。
ある日、スタンピードに巻き込まれてから、、、。
現代にダンジョンが出来た世界で、ダンジョンコア達の目的やギルドの思惑といった大きな唸りに巻き込まれながらスキルを駆使して駆けずり回った先で、シロウは何を得るのか?
癒
し要素として、娘的な存在。
育成要素としてペット的な存在。
と欲張りなお話となりますが、話に登場するのはちょっと先です。お許しください。
最初から盛り上げろ!という、お声もあるかと思いますが、お付き合い頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 20:50:58
97624文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
何気ない他人からの一言を蓄積した、八方美人な少年は、心の倉庫でうずくまる
最終更新:2023-09-25 23:45:43
632文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
貴龍 翔真(きりゅう しょうま)は人工脳を宿した人間だ。人工脳には彼の先祖の記憶が学習データとして蓄積されており、それを元に自分の考えたいことを解析・評価する。それにより発達した知能を手にした。
彼は学校生活を過ごす中で、隣の席の優凪 祐華(ゆうなぎ ゆうか)の存在が気になっていた。彼女は、頭脳明晰にもかかわらず、時に非合理的な行動をするのだ。
翔真は優凪の謎を解明するために彼女と行動を共にすることにしたが、そこで事件に巻き込まれる。
最終更新:2023-09-24 19:00:00
7438文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
電子機器が発展を遂げた新興惑星へ出向することになった、サラリーマンのイシイマモル。
その星では屋内の家電を統括するシステムをヒト型アンドロイドへ搭載し、会話を通じて学習させて、所有者に特化したサポートをおこなう技術に秀でていた。
会社が手配した部屋にも男性アンドロイドが配備されており、機器名はヤスダコウキという。
どうやら前任者がうっかり自分の名前をつけてしまったらしいアンドロイドのヤスダは、共に過ごしていくうちに人間らしい思考パターンを学習していく。
憧れの同僚女性、ボニー
と付き合うようになったイシイだが、楽しい日々を送るなか任期の三年が経過。
退去手続きのためアンドロイドの所有者変更をすることになり、パスワードを求められるが、ランダム生成のパスワードなんて憶えているわけがない。
あと三回間違えるとアカウントロックがかかると告げられたイシイは、蓄積データのバックアップがあることを祈りつつ、システムの初期化を選択するのだが――
この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon3折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 20:34:10
9748文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:510pt 評価ポイント:462pt
唐突な交通事故で死んでしまったと思ったら気付いたら胎児でした。なんだか不穏な雰囲気を感じながらも何とかかんとか生まれ出てみたら、なんと自分は災害級の欠陥を持って生まれた問題児でした。
原因・治療法共に不明の魔素分離過剰蓄積症候群、通称魔素症にかかるこどもが生まれる世界で、その罹患者として生まれた少女が世界に魔法という概念を持ち込み魔法体系を作り上げていく物語。
最終更新:2023-09-14 20:00:00
25323文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:2pt
3001年、何者かが発した妨害電波によってAI搭載人工生命体《ゼノマギア》が洗脳され暴走、人類は少しでも早い戦争の終結を願いながらもAIとの戦争《マギアウォー》を開始した。
それから200年経ち、3201年。戦争開始から前線で人間側の戦力として活躍し、指揮官の1人としても人間たちから厚い信頼を得ていた少女型ゼノマギア、マキナ・デックスが姿を消した。それと同時にゼノマギアの攻撃が激化したことで、マキナがゼノマギア側に寝返ったという噂が立ち、人間たちは不安とマキナへの不信感を蓄積
させていった。
AI少女マキナは、どこへ消えてしまったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 20:25:15
2302文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
回帰の使徒。
自分の弱さを嘆きながら生きていたカイン。窮地に陥った時、仲間だと思っていた相手から見捨てられたことでダンジョンの奥深くへと落ち、女神と契約したことで使徒となり力を得た。
女神からの条件は、提示される七つのクエストをクリアすること。
女神から与えられた力は、死ぬ度に発動する設定された過去への回帰。
何度死んでも蘇り、知識と経験が蓄積されていく物語。
女神との約束を果たすため、カインは強くなることを誓う。
キーワード:
最終更新:2023-09-05 18:00:00
200314文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:28pt
作:にのい・しち
ハイファンタジー
完結済
N7721IH
人の心を取り出して宝石に変える魔法【研魔術】
その宝石に蓄積し人を邪悪に導く"穢(けが)れ"を磨き落として再び人に戻す者を【研魔士】と呼ぶ。
魚人にして、へそ曲がりな研魔士であるダーケストは、ある日、一国を担う王子の研魔作業を依頼される。
が、王子は心なき暴君だった。
研魔作業が終わったにも関わらず、王子の粗暴は変わることはなかった。
作業の失敗を咎められてたダーケストは、城を出禁になるが、なぜ研魔作業が上手くいかなかったか納得できない。
その夜、
ダーケストは城へ忍び込み王子の謎を探る。
やがて、ダーケストは王子が持つ心の闇を知るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:00:00
19868文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:80pt
他人と接触することで性転換しつつ相手のスキルを無限吸収する能力をもつ主人公が、革命真っ只中の世界に放り出されて革命軍と王室の術師たちの間でおもいっきり揺れまくりながらいつのまにやら最強になってしまうお話です!
ラスボスは・・・おかあさま(冥界を統べるキツいダーク系女神様)。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
革命の炎があがる東方の国、ワ国。
産業、軍事、そして生活のすべての領域にわたって術式と呼ばれる力が欠かせないこの世
界で、ワ国では術式の起動が制限され、国がその管理を一律に行ってきた。それを不満とする勢力は長い年月をかけて革命軍を組織し、魔式とよばれる、国の関与を不要とするちからの開発に成功する。
対立する王室術師団と革命軍術師団。やがて上がったいくさの火の手は急速に国土全体に拡がった。
戦乱が三年ほど続いたある年、ある地方都市の広場で、エルレアは目覚めた。
彼女には記憶がなかった。親切な市場で保護された彼女は、ある日驚くべき変化を遂げる。身体が男性に変化するとともに、諍いとなった革命軍の術師を、知らないはずの術式で打ち払ってしまったのだ。
エルレアは、長く多数の接触があった相手の反対の性別に転換する能力をもっていた。そして同時に、転換した回数分だけ、相手のスキル・・・術式を蓄積し、無限に強化する能力をも併せ持っていた。
市場で多数の女性に囲まれていた結果、男性の姿となったエルレア。驚き恐怖する市場の住人。エルレアは親しくなった孤児のコンとともにそこを立ち去り、放浪の旅に出る。やがて革命軍と何度も戦闘を行ううちに勧誘を受け、革命軍に加わることに。
まもなく、術式の蓄積により革命軍の術師団の指導者となったエルレア。しかし、彼女/彼にはさらなる秘密があり・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 11:12:44
98816文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
2020年、世界をどん底に落としたウィルスの蔓延
と同時に、崩れ去った、僕の日常。
彼女も職も自分の名前すらも失った。
そこに語りかける、謎のホームレス。
「これはまだ序章に過ぎない。お前はこれからも多くのものを失うであろう。」
ボクに残された記憶と、体に蓄積された行動をもとに
失われた日常を取り戻すことができるんだろうか。
無謀なアラサーの物語が今ここに始まる。
最終更新:2023-06-10 15:08:35
560文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2020年、世界をどん底に落としたウィルスの蔓延
と同時に、崩れ去った、僕の日常。
彼女も職も自分の名前すらも失った。
そこに語りかける、謎のホームレス。
「これはまだ序章に過ぎない。お前はこれからも多くのものを失うであろう。」
ボクに残された記憶と、体に蓄積された行動をもとに
失われた日常を取り戻すことができるんだろうか。
無謀なアラサーの物語が今ここに始まる。
最終更新:2023-06-10 15:05:07
556文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:海夏世もみじ
ハイファンタジー
短編
N5899IG
主人公アッシュが持つ固有スキル【蓄積】は、なんの役にも立たないスキルだった。しかも、疲労や痛みなどだけは蓄積してしまう、ゴミスキルである。
ある日、パーティーのリーダーから追放され、幼馴染も取られ、何もかもを失った。生きる意味はあるのかという疑問を持ちながら、今日を乗り越えるために簡単な依頼を受けて森へと出かける。
だがそこで、無能なアッシュには敵うわけがないオーガに出会い、襲われてしまう。しかし、土壇場でスキルが進化し、ゴミスキルが最強スキルへと化ける。
一方追
放したパーティーは、今までアッシュのおかげで蓄積していた力を失い、衰退の跡を辿ることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 09:00:00
3484文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:76pt
チユは「痛み」を引き受ける『痛み屋』の魔女。
各地を旅しながら、人々の怪我や病気、呪いの「苦痛」を引き受けて日銭を稼いでいた。
けれどチユのスキルは病気も怪我も治せない。「痛みを取り除くだけ」の出来損ない。時には詐欺(さぎ)師と蔑まれながらも、チユは他人の痛みに寄り添い、誰よりも痛みを知ってゆく。
「こんなに痛くて、辛かったね」
様々な人たちとの出会いと別れ、そして戦い。
静かに滅びゆくアースフィアの大地を、チユは相棒の竜馬ミーミルと旅してゆく。
どこかにある楽園、「苦痛の無
い国」を見つけるために――。
【登場人物】
チユ。黒髪に黒い瞳の小柄な少女。楽園を求め旅をしている。ユニークスキル『痛み箱』(ペインボックス)を持つ出来損ないの魔女。
『痛み箱』は他人の「痛み」を受け取って蓄積する、一種のアイテムボックスのようなスキル。
怪我や病気は治癒できない。
痛みを受け取る際、チユは苦痛を伴うが『痛み箱』に収納することで消える。
蓄積した痛みは他人に「強制譲渡」することが可能で、痛覚による攻撃へ転用できる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 12:08:49
195515文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:288pt 評価ポイント:200pt
作:だぶんぐる
ハイファンタジー
完結済
N1063IF
「へい、アレクス! エーアイが手に入った今、お前はもう用なしだ!」
エーアイ。最新の自律思考ゴーレムで、叡智の図書館と呼ばれる場所と魔力線でつながれていて、そこに蓄積された知識と様々な経験を重ねることでどんどん賢くなっていくというとんでもないもの。
それが王国にやってくるということで俺はクビになった。
は? 馬鹿じゃん? ということで、俺は喜んで王国から出て未開の地でスローライフを楽しむことにした。
つもりだったのに、脳筋女将軍とその軍団がやってきた。
「へい! アレクス!
わたしと一緒に最強の村を作ろう!」
いや、帰れよ。
スキル無しの無能力男とお馬鹿ちゃんの脳筋女将軍のショートハイファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 19:07:21
11560文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:402pt 評価ポイント:332pt
対話型AIの研究のために、チャット類型のデータを蓄積するという目的で行われるチャットのバイト。割は悪いが仕事は簡単。ところが、東京地検特捜部がやってきた。一体何のために!?
※「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-04-16 14:09:12
1763文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:98pt
遠い未来、人類は滅びかけていた。
環境問題、病気、そのほかにもいろいろ問題はあった。だがそれらは蓄積しだんだんと人類の人口は減っていった。
決定的になったのは、他の星からの侵略者たちが来たことだ。
人々は力を合わせ、侵略者と戦った。
主人公ノアは今も侵略を企んでいる侵略者たちと戦いの世界のヒーローになっていく成長物語。
最終更新:2023-04-06 01:15:28
5485文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
こんにちは。私は、ヒビキです。なんか元魔王のロアちゃんと一緒に旅したり、学園に行ったりする予定です。まだ、物語が始まったばかりなので、どうなるか私にも分かりません。ロアちゃんは、昔魔王をやっていて、元教え子の勇者たちに封印されちゃったんだって!その時に、強すぎて戦いがつまらないから、弱くしてって、封印の時に言ったんだって。ふざけてるよね!!私なんか弱いのに!!そりゃあ、勇者だって怒るよね。でもって、弱くしてくれたのは良いんだけど、女の子にされちゃったみたい。本人は、イケメンに
なりたかったらしいけど、別にいいじゃない可愛いんだから、ね!!可愛いは正義よ!
それでね、ロアちゃんは、封印の時に魔力を全部奪われちゃったみたいで、今は魔法が全然使えないみたい。本人は、よっしゃぁ、弱くなれたぜってみたいに喜んでいるけど、いやいや普通に魔法仕えなくても強いよ。てか、魔法いるの?要らないよね?力もスピードもあるし、それに怪我してもすぐに治るからほぼ不死身みたいだし。
ロアちゃんは、敵を見つけたら、すぐ狂戦士みたいに突っ込んでいって戦うんだけどね、その時に攻撃を受けて怪我とかすると、「これが戦いか」とか言ってすんごい笑顔で喜んでるんだけど、見ている私は、全然喜べないよ。むしろ怖いよ。でも言っても全然やめてくれないし、はぁ。
そして、ロアちゃんの勇者時代からの仲間なのかな?召喚したら出てくる、6人がロアちゃんを甘やかす甘やかす。何をしても、全然注意しないし、ロアちゃんがやることは全部正義みたいに思っているみたいだし。はぁ、私の心労が蓄積されていく。
まあ、こんなガバガバものだけど、楽しんでくれたら幸いです。では、ロアちゃんと私の物語をお楽しみください。
あ、そうそう、カクヨムでも連載します。よろしくお願いします。
では、物語で会いましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 03:29:44
99196文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
服の入れ替えシーズン到来!
最終更新:2023-03-02 20:00:00
2280文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
作:葉月 幸村
VRゲーム[SF]
連載
N0805HW
Triumph Bullet(トライアンフ バレット)”、通称TB。2028年に日本の大手ゲームメーカーからリリースされたこのFPS(First Person Shooter)タイトルは、サービス開始とともに瞬く間に界隈を席巻した。
3人でチームを組み、全20チームが同じフィールドに降り立ってバトルロイヤル形式で勝者を決めるゲーム性。プレイヤーは寓話や空想上の有名キャラをモチーフにした”英霊”を選択し、スキルと強力な必殺技のオーバードライブ(略称:OD)を駆使しながら戦
闘を繰り広げていく。PC版とコンシューマー版を合わせて、配信開始から約1年半で全世界ダウンロード総数は1.5億、アクティブユーザー数は1000万人を超え、世界で最もプレイ人口の多いゲームの一角に上り詰めていた。
プレイヤーは前半と後半に分かれる約2か月に渡るシーズンの中でレート戦に挑み、生存順位や敵のキル・アシストを元に得られるレートポイントを蓄積することで、ブロンズ4から始まるTier(ティアー)を上げるべく戦ってゆく。ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤを経て、上位1%に到達したプレイヤーはグランデへと到達する。ここまで来るだけでも至難の業。経験の浅い者では到底至れない実力者しかいない魔境。しかし、100人に1人のプレイヤーたちが鎬を削ったその果てに、上位2500人のみに名乗ることを許されるTierが存在した。
パンデモニウム。地獄と訳されるこのTierに到達するのは、まさしく化け物と呼ぶに相応しい猛者のみ。到達するためには文字通り地獄のような過酷な研鑽が求められる。そんな人外魔境のプレイヤーたちの戦いは見る者を魅了し、興奮させる。
主人公のH4Y4T0は、先日18歳以下のPCプレイヤーを対象として開催されたTriumph Bullet Champion
Ship(U-18)、TBCS(U-18)で圧倒的な成績で優勝を納め、この春から配信活動を始めた。
この物語は、H4Y4T0が配信活動やプロゲーマーとしての競技活動を通じて繰り広げる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 20:31:38
281130文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:3086pt 評価ポイント:1220pt
国を跨いで2つの勇者パーティーの勇者として活動していたマルティナ•プリズム(男)は、脂肪蓄積•脂肪分解スキルを駆使し、敵を薙ぎ倒していた。
その実力は人間の中で突出しているはずなのに、ある理由からどちらのパーティーでもマルティナが戦うところを見ていなかった。
そのため、実力不足と言われ、太っているから無理とパーティーメンバーである王女達に言われて追放となった。
所属パーティーで世界を救いたい気持ちはあったけど、王女から婚約も白紙と言われて即承諾。
後々のことを考え、お
互いに今後関わらないという契約書を交わして自由の身に。
案の定、国王、王妃、王女からパーティー復帰を画作されるけど、契約書のお陰で守られる。
けれど、追放のことなんて忘れるほど、世界で恐ろしいことが起こっていたことを、その時の私は知らなかった•••。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 22:00:00
191357文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:870pt 評価ポイント:444pt
作:最愚最弱者(さいそこびと)
エッセイ
完結済
N2488HZ
W杯準決勝、A代表は前半で2点リードしました。さしものクロアチアも2戦連続で120分戦った影響があったようです。
そして後半開始時、最高の1選手は股関節をさすっています。彼もいい歳なので蓄積した疲労もあるのでしょう。
普通ならここで交代があってもおかしくありません。決勝に向けて大事な彼を休養させたいですし、何よりこの試合の勝利を確実なものにしたい。
ここでハードワークできるフレッシュな選手を入れて、彼の守備をリカバーしていた選手の負担も軽くしたい。
ですが、それが出来ない監督
の事情も分かります。彼の取扱いには、細心の注意を払って払いすぎるということはありません。
そして、彼は試合を決める3点目のアシストをします。流石です。今大会の彼は従来と一味違います。
メキシコ戦で得点したミドルシュートは「何で今までそれをやらなかった」です。
さすがにこれで交代でしょうと思いましたが、何もありません。
しまいには解説の方に「交代しませんね、彼。でもそれが彼なのでしょう」とまで言われる始末。
そうしている内にクロアチアの主将、モドリッチ選手が労いの拍手を受けながら下がっていきます。自身の疲れもあるでしょうが、勝敗の決したこの試合、後進に道を譲るのが普通です。
私は思います、このモドリッチのような選手がA代表にいたのなら、彼も不向きな主将の役から
解放され代表のタイトルももっと取れていたかも知れません。
結局、彼はフル出場しました。正直、この期に及んで”得点王”や”バロンドール”かと思います。
これでは以前の彼、そのままです。
そこで表題の
「史上最高の1選手は代表の為に優勝したいのか、それとも自身が最高の選手だと証明したいから優勝したいのか、どっちだ」
になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 21:52:39
10110文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
記憶の抽出、生きている時間の中で自然と蓄積していく記憶を外部へ取り出し整理する事で脳への負担を減らし老化という人間が必ず直面する死の一因を克服する事ができ、誰もが長命を手にした世界。
誰かに思いを託すという事も忘れてある者は富を得る為に奔走し、またある者は自らの快楽を得る為だけに目の前に広がる無限の時間をただただ浪費していた……そんな人々が堕落した世界でミドーは依頼で行ったハッキングの報酬として一人の少女と出会う。
名前以外の記憶を消されたサチと名乗る少女と元ハッカーの
ミドー……そんな二人の前に時代錯誤な甲冑に身を包んだ最先端の防衛システム──武人が立ちはだかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 20:35:46
173810文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
機械仕掛けの宇宙は僕らの夢を見る――
西暦2000年――
Y2K問題が原因となり、そこから引き起こされたとされる遺伝子突然変異によって、異能超人が次々と誕生する。
その中で、元日を起点とし世界がタイムループしていることに気付く、一部の能力者たち。
その原因を探り、ループの阻止を試みる主人公一行。
幾度となく同じ時間を繰り返すたびに、一部の人間にだけ『メメント・デブリ』という記憶のゴミが蓄積されるようになっていき、その記憶のゴミを頼りに、彼らはループする世界を少しずつ変えてい
った……。
そうして、訪れた最終ループ。果たして、彼らの運命はいかに?
何不自由のない生活を送る高校生『鳳城 さとり』、幼馴染で彼が恋心を抱いている『卯月 愛唯』、もう一人の幼馴染で頼りになる親友の『黒金 銀太』、そして、謎の少女『海風 愛唯』。
オカルト好きな理系女子『水戸 雪音』や、まだ幼さが残るエキゾチック少女『天野 神子』とともに、世界の謎を解き明かしていく。
いずれ、『鳳城 さとり』は、謎の存在である『世界の理』と、謎の人物『鳴神』によって、自らに課せられた残酷な宿命を知ることになるだろう――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 07:03:55
255773文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
異質者という人間の姿をした人外のものを捕食する存在、ドレイナーと、体内に過剰に蓄積した物質やエネルギーを吐き出す体質の存在、リリーサーの話。
最終更新:2022-10-31 01:17:38
1155文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト』一次選考通過作品
偉大な発明が人類の睡眠を変えた。人はみな『ガンマ睡眠』と呼ばれる技術で望み通りの時間に寝起きできるようになった。しかしこの技術には致命的な欠陥があることが後に判明した。毒性物質が蓄積して脳細胞を破壊し、永遠に目が覚めなくなるのだ。『目覚めない朝』と呼ばれたこの副作用により、人々は眠ったまま衰弱して行き、人類は滅亡した。ガンマ睡眠が無効で社会から取り残されていた『不応者』を除いて。
不応者の俺とサシャは、不眠
症や朝寝坊に悩みながらも、廃墟となった街で兄妹のように寄り添って生きていた。ある日、俺はガラクタを漁りに行った先で不思議なアイテムを見つけた。サシャにプレゼントするつもりでバックパックに大事に収める。しかしその直後、店から出たところで2人組の男に襲撃を受ける……
『そうして人類は永遠の眠りについた。』という課題の一文に続けて作品を展開するというコンテストの一次選考通過作品。ほのぼの風味のSF短編です。
※オリジナルはpixiv様で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:12:35
8119文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:蒼き流星ボトムズ
ハイファンタジー
短編
N5697HU
中抜きは犯罪ではない。
責任を放棄した者が巡り巡って受ける罰である。
国富はただ。
実働者に正当な対価を支払うのみで蓄積される。
最終更新:2022-08-23 01:59:12
7306文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
作:やまだ ごんた
ヒューマンドラマ
連載
N1261HT
古い道具には年月と共に人の情念が蓄積され、それが意思を持ったものが付喪神と呼ばれる。
容姿端麗だが口も性格も女癖も悪い大和御門は日本で唯一の付喪神狩として、付喪神を祓う能力者だった。
最終更新:2022-08-10 17:54:12
70988文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:つひろんろん
ハイファンタジー
連載
N8655HT
王都郊外の冒険者街に住むカイトは15歳になったら街の風習で冒険者になる為に必要な「能力」を手に入れる為の儀式に出席する。
そして、その儀式でその他の能力は抜群に良いのだが、ある一種の能力だけは謎の能力として扱われた能力があった。
その名も「経験値蓄積」という謎の能力であった。そのためカイトはその謎の能力を知る必要は無いなと思っていたが
幼馴染のユキナに誘われてカイトは冒険者になる。そして、ユキナと共に冒険者となったカイトは徐々にその能力の謎が解けていく。
初作品です。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:00:00
3471文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:6pt
検索結果:174 件