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検索結果:145 件
「堀の向こうには裏吉原があり、そこでは苦界の苦しみはないよ」
吉原に売られ、顔の火傷が原因で年季が明けるまで下働きとしてこき使われている音羽は、火事の日、遊女たちの噂になっている裏吉原に行けると信じて、堀に飛び込んだ。
そこで待っていたのは、人間のいない裏吉原。ここを出るためにはどのみち徳を積まないと出られないというあやかしだけの街だった。
「極楽浄土にそんな簡単に行けたら苦労はしないさね。あたしたちができるのは、ひとの苦しみを分かつことだけさ」
自称魔女の柊野に拾われ
た音羽は、裏吉原のひとびとの悩みを分かつ手伝いをはじめることになる。
カクヨムで先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 07:00:00
43288文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
イレイシェン国の後宮『四節の苑』に、一人の下級妃が入内した。
名はメイ コウシュン。
現在『主上様』が持てる妃の席は満席にもかかわらず、彼女の入内がかなったのは、彼女の噂を聞きつけた主上様が彼女に興味を持ち、初めて自分から後宮入りを願ったというのがその理由だった。
色とりどり、形も様々な大輪の花たちが、その美を競う女の園に現われた下級妃は、高級にある大きな池の浮島の、金鳳花の花に囲まれた小さな小さな四阿のような庵を与えられ、四季の女たちはそれを厳しく見張ると言う日が始まった。
そんな中、庵の中の少女は鍵のかかった箪笥を撫でてながら遠い目をして呟いた。
「あ~ぁ、とんだ貧乏くじ、ひいちゃったなぁ……」
⚠️注意書き⚠️
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。あらすじは滅茶苦茶冒頭部分だけです。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆中華風の後宮の様相を呈していますが、様々な世界・様式の後宮&花街(遊郭)設定もりもりです。史実、資料と違う! など突込みは不要です。
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 05:20:00
15798文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:30pt
〝テーマパーク〟と銘打って造られた花街、吉原。
デジタル機器の持ち込み禁止、服装規定は和服のみ。一方通行でデジタル化が進む世の中で、非日常に浸ることが出来る夢の街。
唯一の出入り口である大門以外を高い塀に囲まれ、美しい着物を纏った女達と、酒と料理を楽しむ為にやってきた人々は恍惚として造られた花街の世界観に浸る。
そんな華やかな吉原には〝裏側〟がある。白昼堂々行われる人身売買。その女たちに客を取らせる薄汚い世界が、テーマパーク吉原の本当の姿だ。
自らを吉原に売り、
その金を育ての親にこれまでの養育費と手切れ金として決別した明依はやがて、心から信頼できる人達と出会う。仕事に不満はあれど、幸せ者だと思っていた。ささやかな日常が続く事を疑いもせず、ましてや、何もかもを失う事など、知りもしないで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 16:26:35
828399文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:52pt
花街の中でも最高級と称される、妓楼・蝶天閣。そこにの最上級妓女である葵は、謎解きを得意とし、それを売りにしている。
彼女が謎を解くうちに明らかになる陰謀。そして、その黒幕は。
最終更新:2024-04-30 23:26:35
129468文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:90pt
人ではないモノの力と感性を持つ少年少女が、何のために生きて力を振るうのか、逃れられない性質と理想に葛藤しながら、人間らしく変わるために何をすればいいのかを探す物語。
花街の自警団に所属する少女、志乃は妖雛(ようすう)――人間でありながら、妖怪でもある希少な存在。人外由来の能力を持つが、共通して興味索然とした部分を持つ彼ら彼女らは将来、道具として都に徴兵され、〈物の怪〉と呼ばれる異形と戦わなければならなかった。
畏怖も忌避も、道具と見なされることも笑ってあっさり受け入れ
、徴兵の日を待っていた志乃だが、他者から「先生」と仰がれる初老の男性、直武の旅に同行することが急遽決まる。その旅は、彼女ともう一人の妖雛を育てるための旅だった。
「君たちは、意思なく志も無い道具ではない。人間だ。だからこそ、灯火を得て進まなければならない。掴みとりたいものと、そこまでの道を照らす灯火を見つけなさい」
――進む道を照らす火は、自分で灯さなければならない。
これは心の灯火を得るまでの、そして、空虚な半妖の少年少女が、人間らしくなるまでの物語。黄昏と灯明の和風ファンタジー成長譚。
※第九章以降は仄めかす程度ながら性描写を含みます。
※舞台や登場人物の紹介、用語一覧もありますが、別作品として掲載しております。シリーズ一覧からご覧ください。
※「!?」などの半文字表記は横読みでの見栄えを個人的に考慮して「!?」と大文字表記にしております。
※この小説は「カクヨム」「ノベルアッププラス」でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 21:00:00
466801文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:42pt
薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。
花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が明けるまでおとなしくしていようと思うのだが、彼女の好奇心と知識はそうはさせない。
ふとした事件を解決したことから帝の寵妃や宦官に目をつけられることになる。
早く市井に戻りたい、猫猫はきょうも洗濯籠を片手にため息をつくのだった。
旧蛇足編は、薬屋番外編のほうにおいてあります。
書籍化されました。
レイブックスさん
にて全一巻、ヒーロー文庫さんで現在十四巻まででております。文庫版一巻はレイブックス版の一巻をもとに加筆修正しております。
ビッグガンガンさんとサンデーGXさんでそれぞれ、コミカライズ連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 02:45:39
1354573文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:664933pt 評価ポイント:211319pt
花街の人気狐遊女たちの住処《花道樂(はなどうらく)》。彼女たちの世話係をする虎男の虎仁(とらじん)は、いつも遊女たちに振り回される日々を過ごす。
ある時、国を治める四神家系の一家、白虎家が、遊女、風凛(ふうりん)を娶ると騒がれる。
しかし、 風凛を娶るとされる白虎家の息子の悪い噂が絶えず生まれている。
花街の花魁、風凛の実姉、日高(ひだか)は、それを疑問に思い、虎仁に実妹を差し出すべき家かを見極めて欲しいと言い渡す。
虎仁と風凛は、四神家の謎を目の当たりに
することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 23:27:34
3142文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
不倫問題で離婚を決意した貧乏ライターの三浦美砂子。
彼女は若い頃を過ごした京都に心を癒しに来た。
そして、元同僚で親友の松倉早紀と再会する為に訪れたレストランで一枚のモノクロ写真と出会う。
そのモノクロ写真には美しい芸者と外人の軍人が写っていた。
彼女にとって京都に来たのはもう一つ目的があった。
それは、婚姻の時に判明した子供の頃に死別した母の出生地を訪ねる事だった。
そして、彼女はそこで一人の少女と出会う。
そのモノクロ写真に何か不思議な親近感を覚えた彼女はレストランの
オーナーシェフの稲垣陽一からこの写真は養父の遺品だと聞く。しかし、そこに写っている人物は誰か判らないと言う事だった
そして、彼女はふと立ち寄った小料理屋で老婆チヨからこの写真にまつわる悲恋の物語を聞く事になるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 17:55:03
17813文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
隠世にある花街。そこに店を構える月花楼。そこで人の身である蘭は遊女見習いとして働いていた。
ある日、その花街を管理している将軍、龍神である紫苑が月花楼を訪ねてくることとなる。
店をあげて準備をし、緊張に包まれるその日。その座敷で、姉遊女である木蓮の身に悲劇が訪れてしまった。
悲しみに暮れる暇もないまま、蘭はなぜか紫苑に気に入られ、城へと連れていかれてしまう。
「蘭らん、私がお前を愛すことはない。それでも私のために、美しく咲いてくれるか」
城には将軍の正妻の座を狙う何人か
の女性の姿。
嫉妬と多くの策略に蘭は押しつぶされてしまいそうになる。
しかし紫苑が蘭に望むのは、最も愛される女の"ふり"と、とあることの犯人探し。
彼のもとで美しい花となり、毒となることを紫苑は蘭に命じた。
恨みと嫌悪は、やがていつしか小さな恋心と変わっていく。望むことなどなかった彼の隣。愛したところで彼は蘭を愛してはくれない。そして蘭の秘密も、彼女自身を邪魔してしまう。
その葛藤は、蘭の心を蝕んでいく。
あなたのためなら、私は花にも毒にもなりましょう。
#こちらカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 22:11:49
23313文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:8pt
わけあって保育士を辞めた双葉杏咲(ふたばあさ)は、再就職祈願に地元の神社へと参拝にきていた。
そこで出会ったのは、不思議な雰囲気を纏った美しい男性。
その男との出会いによって、杏咲の生活は一変することになる。
男性に連れられた先で出会ったのは――八人の半妖の子どもたち。
其の一 「僕は結構です」
冷静沈着で真面目気質。何でも卒なく熟してしまう天才肌な狐の半妖。
玲乙(れお)。
其の二 「へいへい、わかりましたよ~」
情に厚い兄貴肌。飄々としていて適当なように見えるけ
ど、周りをよく見ている烏天狗の半妖(?)。
火虎(ひとら)。
其の三 「チッ、うぜぇ」
誰に対しても冷たい態度で口が悪い。粗雑で寡黙な鬼の半妖。
影勝(かげかつ)。
其の四 「今度こそ本当に嫌われたらどうしようって、思って……」
穏やかで優しい常識人。一人で溜め込んで我慢してしまいがちな雪女の半妖。
柚留(ゆずる)。
其の五 「……これは、じいちゃんにもらった。……大切な、宝物」
無気力無表情人見知り。他人の心の機微に敏感な猫又の半妖。
湯希(ゆき)。
其の六 「おれ、かっこいいおにいちゃんになりたいんやもん!」
ビビりで弱虫だけど、いつも明るく元気いっぱい。天真爛漫なかまいたちの半妖。
吾妻(あづま)。
其の七 「ケッ、ニンゲンにおそわることなんてなにもねーよ」
口は悪いが本当は素直で優しい。獣耳に感情が出やすい雷獣の半妖。
桜虎(おうが)。
其の八 「か……かわいくしてくれて……ありがと」
ツンと見せかけてデレへの振り幅がすごい。あざと可愛い覚(さとり)の半妖。
十愛(とあ)。
行く末は――全く意図せぬ逆光源氏計画!?
半妖×保育士(?)たちによる、ほのぼの時々ハラハラな甘くて優しい日常のはじまりです。
※こちらは魔法のiらんどで掲載している作品になります。
※こちらはヤングエースUPにてコミカライズ配信中の作品になります。また8月4日よりコミカライズ第一巻の発売が決定しております。
ネット小説大賞には編集部の方に確認した上で応募しておりますが、小説ではなくコミカライズ版に関しましては“当方が原作として株式会社KADOKAWAに独占的にコミカライズの出版権の快諾をしている”形となっておりますので、ご承知おきください。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 17:20:13
128233文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:276pt 評価ポイント:50pt
(主上の筋肉が見たいなぁ)
とある妃にちょっと騙され、うっかり皇帝のお手付きになってしまった後宮妃・来(ライ)桜綾(ヨウリン)。
(もう一度でいいからあの肉体美を拝みたい……拝みたい……)
邪な欲を抱きつつ、数多の妃嬪のなかに埋もれ、不遇の日々を過ごすこと数ヶ月。
桜綾の欲は爆発した。
(よし! あの方に着せる【自主規制】な服をつくろう!)
波乱体質のせいか、訳あって今は後宮にいる桜綾だが。
親に捨てられて妓楼で育った彼女には、どこか遠くの世界で生まれ育った記憶が
ある。その知識を活かし、花街に居た少女の頃は、斬新な衣裳や化粧品をつくることで飯を食っていた。
(主上が可愛らしく赤面しちゃうくらい、ものすっごい衣裳を仕立ててやるんだから!)
かくして彼女らしい服づくり活動を再開した桜綾は、道中で他の妃の衣裳や化粧品もつくり、後宮の花たちからの信頼とたまに嫉妬をちゃくちゃくと集めていく。
皇帝が〝それ〟とめぐり逢えれば彼の治世は栄華を極める伝えられる運命の姫――〝赫糸(あかいと)の姫〟が今の後宮にいるとの噂が桜綾の耳にも入る頃。
桜綾は〝皇太后の暗殺〟と〝赫糸の姫の詐称〟を企んだという濡れ衣を着せられて捕らわれてしまい――?
「はわっ、わっ、あぁ、なんと美しき筋肉――!」
自らの〈糸〉の異能と知識、そして周囲からの愛に支えられて逆境に立ち向かう桜綾。
「――また生まれ変わっても、私と結ばれてくれるか? 桜綾」
味方になった妃たちに思いがけず外堀を埋められ、実は昔からいろいろと気にかけてくれていた皇帝とも心が通じ、あれよあれよと上級妃に仲間入りして皇后になっちゃう波乱の姫の話。
※一時期ノベマ!にも掲載しておりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 18:00:00
6860文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
コミカライズに伴い「婚約破棄され、娼館にて」からタイトル変更させて頂きました!
「シャロン・レイ・フォンドヴォール。貴様との婚約を今ここで持って破棄をする!」
王太子より婚約を破棄されたフォンドヴォール公爵令嬢シャロン。
大勢の前で婚約破棄を宣言され駆け出した彼女は、拉致され娼館へ売り飛ばされそうになるが…
「ーわたくしを、どうかこちらで、働かせてくださいませ。」
淑女の鏡と称された教養とプロデュース力で、寂れた娼館と娼婦たちをあっという間に花街一番の人気店にしてし
まう。
そうして花街を含む領地を治めるデュバル公爵令息がお忍びでシャロンを見にやってきてー。
「もちろん頂きました悪意は全て、きっちりお返しいたします」
婚約破棄をされた公爵令嬢が、生き生き働く話。
11/6より、コミックウォーカー様、ニコニコ漫画様にてコミカライズ連載開始です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 18:00:00
74413文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:118472pt 評価ポイント:72084pt
舞台は古都の花街、知る人ぞ知る古き良き茶屋「やなぎ荘」。重ねた歳の分だけ貫禄を纏いつつある男、「東山純一」は、ここでひとりの舞妓、「四つ葉」と出会う。大阪の現代的な街並みに生きてきた彼だったが、この瞬間、彼女の雅さ、淑やかさに魅了され、とうとう花街の世界にはまり込んでしまう。様々な舞妓や芸妓と語らう中で、四つ葉が他にない魅力を秘めていることに気づくと、いつしか彼女との対話を夜毎に愉しむようになった。しかし、四つ葉には誰にも言えぬ「暗い秘密」があった――
時を同じくして。
喫茶店やおしゃれなものが大好きな女子大学生、「深草杏」は、ある日、祇園のスタジオで舞妓体験をし、舞妓というものにすっかりときめいてしまった。浮かれながらの帰り道、ひょんなことで、ホンモノの舞妓――四つ葉と出会う。いくらか喋った後、何やら手書きの本を手渡された。それは、舞妓の芸を細かくまとめた手帖であった。それ以来、杏は自室でその技術を独学する。
純一と杏、そして四つ葉の物語が、花街の茶屋で交差する。彼らの抱える過去、秘密、そして運命の行方やいかに。
【第4・5回 京都文学賞に応募していた作品です。一話1500〜2500字程度】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 14:00:00
54580文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
花街の中でも最高級と称される、妓楼・蝶天閣。そこの最高級妓女である葵は、とある目的のため、妓女としての日々を過ごしている。そんな折、とあることをきっかけに葵は目的を果たす糸口を見つける。
葵の目的とは何なのか、そして本当の正体は___
最終更新:2023-08-01 00:44:25
22837文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
清朝末期。
租界となった上海には花街が設けられ、多くの妓女たちが身をひさぐ生活を送っていた。
映画「フラワーズ・オブ・シャンハイ」の原作である
韓邦慶の「海上花列伝」にヒントを得た作品です。
日本の吉原遊郭物に似たテイストのお話です。
*ストーリー及び登場人物等は異なりますので、二次創作ではありません。
*他サイトとの重複投稿になります。
最終更新:2023-07-31 15:11:49
21135文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:62pt
魔族が暮らす国、ザルガンド――その国の国王には昔人間の恋人がいた。彼は彼女が生まれ変わるたびに探し出し、彼女だけを愛しつづけている……そう言われていたが、とある事情で十年ほど彼が引きこもっている間に城では妃選びがはじまっていた。
王都の花街で下働きをしていたミモザは、実はザルガンドの国王の最愛の人の生まれ変わりだ。国王に名乗り出るつもりはなかったが、国王にとある人から頼まれた届け物をするために王宮の使用人として働きはじめる。しかしその届け物をきっかけに国王の秘書官であるシ
トロンに頼まれ、財務大臣であるドゥーイ卿がはじめた妃選びにミモザは妃候補として参加することになる。魔族だけではなく人間の国の王女や貴族の令嬢たちが集い、それぞれの思惑が交錯する中、ミモザは国王と出会うのだった。
ひと目でミモザが愛する人の生まれ変わりであることに気づいた国王だったが、妃選びは続行される。そして事態はミモザの予想もしない方向に……。
※月~水と土曜日の22時頃更新予定
※同タイトルの改稿版です
※他のサイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 17:00:00
344153文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:456pt 評価ポイント:194pt
親に売られ遊女になったユキ。一家離散で芸者の道に踏み入った和歌。
二度と会えなくても忘れないと誓う和歌。
彼の幸せを最後に祈るユキ。
願う形は違えども、相手を想う気持ちに偽りはない。
嘘と欲と金が渦巻く花街で、彼女たちの思いだけが真実の形。
二人の少女がそれでも愛を手に入れ、花街で生きた証の物語。
※ ハッピーエンドではありません。
少しでも不快に思われましたら、無理にお読みいただかないことをお勧めします。その辺りをご理解いただける方のみ、ご覧いただければあ
りがたいです。
※ 詳しい下調べはおこなっておりません。作者のつたない記憶の中から絞り出しましたので、歴史の中の史実と違うこともあるかと思います。その辺をご理解のほど、よろしくお願いいたします。
※ 他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 10:22:24
129922文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
数年前に夫を癌で亡くした三浦幸子(73)は、一人娘の美砂子(46)と孫の美空(19)の反対を押し切って鎌倉の海が見える丘の上の古い一軒家で不便ながらも自由気ままな一人暮らしを楽しんでいた。
ある日、幸子の自宅に差出人に覚えがない一通のエアメールが届く。中には見知ぬ少女達が写った古いモノクロ写真が入っていた。そして、添えられた手紙にはその少女の中の一人が戦後、京都で暮らしていたと書いてあった。京都は、幸子にとって家族にも秘密にして来た壮絶な過去のある土地でもあった。
数十年ぶり
に、京都に行く事を決心した幸子。そして、幸子は、その京都で自分のルーツを巡ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 14:24:26
41866文字
会話率:87%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
明治維新。口減らしのため身売りされ、舞妓ちゃんを目指すことになった胡桃。
置屋におる姐さんら、綺麗なおべべ着とるさかい立派に見えるけど、中身足りひんし考える力あらへんの。そやさかい芸だけやのうて春を売っとる――そらもう遊女やえ。いっぺん下の世話してもうたら、飼われることしかできひん。
そうならへんためには芸と教養の両方が必要やと気付き試行錯誤する。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://n
ovelba.com/indies/works/937878折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 08:00:00
9332文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
父親が殺した遊女の因縁で痘痕面になってしまった次郎左衛門。やさぐれてヤクザかぶれの博打打ちになっていたところをとある浪人に巡り会い、妖刀『籠釣瓶』を授かる。
絹商人として江戸へ入ったとき、物見遊山として吉原へ行ってみることにした次郎左衛門は、美しい遊女八ツ橋に微笑みかけられる。一瞬で恋に落ちた次郎左衛門。金を注ぎ込み吉原通いがはじまった。八ツ橋は身請けされるものと誰もが思っていたが、なんと八ツ橋は大人数の目の前で次郎左衛門に愛想つかしをしてしまう。
怒りと憎悪と偏愛に狂った次
郎左衛門は、籠釣瓶を手に、大事件を起こす。
「ハテ、籠釣瓶はよく切れるナア……」
※今作は歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』をもとにしておりますが二次創作からは除外してあります。ご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 18:47:41
9795文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
65メートルほどの橋なのに
最終更新:2022-12-16 09:50:07
1018文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:40pt
作:ぷらまいせぶん
異世界[恋愛]
完結済
N9293HX
雨の花街、男娼と少女の幼い恋
・ギリR15くらいの性描写。アウトだったら移す。
主役二人はプラトニック
・シャンハイのアクタガワのルールーに触発された
・中華ファンタジー外伝、明清ごちゃまぜなイメージ
最終更新:2022-11-17 00:46:25
21177文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
色街の華と噂される用心棒の青年は珍しい瞳の色をしていた。
右眼が碧で左眼が緑のオッドアイ。
そして花街の花さえ放っておかない美貌の持ち主。
ついた渾名が「オッドアイのラス」
彼は来年成人する。
そのため都に職探しに出掛ける前夜、奇妙な男に人違いされて迫られて?
そこから動き始めるラスを巡る数奇な運命とは?
自サイトpixivでも連載中です。
R描写ありバージョンをムーンライトノベルズ様にて先行公開中。
但し今の所はその描写は出て来ていません。
BLものなので苦手な方はご注
意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 13:23:08
108809文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:52pt
皇帝陛下は頭を悩ましていた。隣の不機嫌な弟の機嫌を取れば良いのか、それとも、その姿を叱れば良いのか。
最終更新:2022-08-05 16:00:00
4132文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
花街の皇と呼ばれた青年がいた。皇族として、その血引く故に皇弟として生きることを定められ、それ以外の生き方を知らぬ、籠の中の蝶である青年の物語。
最終更新:2022-08-02 15:00:00
5216文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
花街で育ち、遊女たちに育てられた剣の舞姫・桃花は、七日に一度、妓楼の舞台で剣舞を披露する。その日もいつも通り舞い踊り、出番も終わりと思っていたところ、座敷に呼ばれる急展開。若く麗しい男・桃真は王宮で行われる武闘会の前座として舞を披露してほしいと依頼する。
王宮で舞を披露したことで、花街で一生を終えるつもりだった桃花の運命が大きく変わる。妃のひとりに気に入られ、客人として後宮に招かれることになったのだ。後宮で過ごすうちに、さまざまな人と言葉を交わし、触れ合い、凍えた雪原のようだ
った心が溶かされていく。そんな中で起こった妃の毒殺未遂事件。招かれた客人であるはずの桃花に疑いの目がかかる。
ぶっきらぼうな桃花は柔和な桃真にほだされてしまい――。
❀恋愛異世界中華風ファンタジー
カクヨムにも掲載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 20:00:00
91677文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:130pt
その世界には、歛路(こんのみち)と呼ばれる大きな道に連なる十の国がある。人々が山々を越えて、その十の国の王への拝謁をしながら、異界を目指すのだ。
そんな世界の片隅に、徳隠国(とこよのくに)という国があった。輪から外れたこの国の、南端にある、花街の端。小さな小屋を店とする、鈴屋 鈴怜は、いわゆるなんでも屋として花街にその名を轟かせていた。そして、今日も鈴怜のもとにちょっと不可思議な依頼がやってくるーー。
って感じの流れから始まるはずの、異界冒険譚(仮)です。
あらすじとし
てまとめられる気がしなかったんで、そのうちちゃんと書き直します。多分。
ちなみにとっても神仏習合世界なので、ファンタジーだなと思って読んでいただけるとありがたいです。
主に神道と仏教と道教と十王経とその他諸々歴史とかでできてます。ファンタジーです。
★その他連絡★
やる気があったらpixivにイラストとかあげます。
参考資料が多いので、各篇の終わりぐらいに随時つけます。
タグ付けキーワード付けの類は永遠にわかりそうにないので、思いついたら入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 12:00:00
2929文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「俺は君に楼主を継いで欲しいんだ」
__ 気づけば異界の男遊郭の楼主になっていました。
「お前はいらない子だから『余り』って名付けたんだよ!」
両親が離婚し、そのどちらからも疎まれていた少女、あまり。唯一自分を受け入れてくれた祖母が亡くなり、その葬式で父に「お前はいらない子だから『余り』と名付けた。」と告げられ突き放される。
絶望の中、一人たたずむあまりの元に、祖母の古い友人だという面布を被った謎の男が現れる。彼に誘われるままあまりは人ではないモノが住まう異界へと足を踏み
入れてしまう。
そこは男が男娼として接待を行う男遊郭だった。そして、祖母が花街一の大見世の楼主だったことを知る。あまりは「祖母の後を継いで男遊郭の見世の楼主になって欲しい」と頼まれるのであった。
妖艶だが陰のある見世の看板花魁、兄のように面倒を見てくれる二番手、そしてほの暗いものを抱えているらしい面布の男。
これは、疎まれていた少女が遊郭での交流を通して自分を見つめなおしてゆく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 14:27:43
39625文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
花街で娼妓が死んだ。名は白桜。無論、本名じゃない。
「散らして下さいな、とは
是也如何に」
岸山はそこに答えがあるように思え、つい呟いた。
その応えは何処に。
サクラ舞い散るイロハ坂
想いは消え往く
最終更新:2022-05-05 00:28:02
6134文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:38pt
訳あって幽世の遊郭に連れ去られたら〜の改稿版です。
「きめた、お前は死ぬまで私の側から離さぬ。」
連れ去られた先で出会ったお狐様は冷酷無比、残虐非道の俺様でした。
ごく普通の村娘として暮らしていた紫苑。ある日、村の神社で幼馴染が妖怪から身を隠している所を目撃しひょんなことから妖怪退治をすることに。
術者として半人前の紫苑は幼馴染と勘違いされたまま妖怪に連れ去られてしまい気づけば幽世の世界に……。
連れ去られて来たのは曼殊沙華が咲き乱れる曼殊の園、妖狐の一族が納める花
街で妖の元から逃げ出した紫苑を助けてくれたのは見目麗しい男の妖。男の紹介で花街きっての遊郭で働くことに。
幽世で過ごすうちに明るみになる紫苑の出生の秘密と本当の記憶……。
花街を取り仕切る妖狐の一族の御当主様は何故か紫苑を気に入り自分の婚約者にすると言うが……。
曼殊の園の高級遊郭で色々な妖やお狐様に玩ばれながらも日々奮闘し主人公が成長していくお話です。
人間?×妖狐の異世界和風ファンタジーです。
カクヨム様にて投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 19:00:00
262742文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:408pt 評価ポイント:184pt
男娼の娘として生まれた翠。妓楼にて職を得たが、妓女としてではなく『護衛』として。
変わらぬ日常の中、花街にふとした事件が起こる。
それがどうやら国を巻き込むようで……。
────欲望と思惑が交差する花街を彼女は駆け回る。
カクヨムにも掲載しております。お試しとしてこちらでも掲載しております。
最終更新:2022-03-26 02:58:50
4716文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:歌川ピロシキ
ハイファンタジー
連載
N4975HN
「ヴィゴーレ・ポテスタースの幽霊が娼館に入り浸っている!?」
貴族学校卒業から2か月ほど経ったある日、文官登用試験に合格して外務補佐官となったばかりのジェーンはとんでもない噂を耳にした。
卒業直前に起きた第一王子毒殺未遂事件に巻き込まれて死んだ筈の同級生の幽霊が、なぜか娼館に入り浸っているのだという。
到底そんなところに入り浸るような人物に見えなかった彼に、なぜそんな噂が立つようになったのだろうか?
ジェーンは噂の真相を探るべく、元同級生のアマストーレ・アハシュロス、
オピニオーネ・プブリカと共に花街に赴いた。
そこで彼女たちが出会ったものは……?
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「ピンク頭の彼女の言う事には、この世は乙女ゲームの世界らしい。」の続編です。 前作終了の二か月後、社会人になったヴィゴーレとコノシェンツァがイリュリアで発生した児童連続失踪事件の謎に挑みます。
冒頭のみジェーン視点ですが、基本的にヴォーレの一人称でお話が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:00:00
7410文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
「私など、朱雀さまがわざわざ会いに来るような者ではありません」
「いいや、きっと会いにくる。約束しよう」
そう言って、名残り惜しそうにその美しい男は去っていった。
その後ろ姿を見送りながら、私は思う。
約束なんていらない。……だって、もう二度と会いたくないのだから!
前世でプレイしていた和風乙女ゲームの悪女に転生してしまった鈴(すず)
ヒロインと攻略対象の仲を邪魔するつもりは一切ないし、なんなら出会いたくなかったくらいなのに、気づいたら攻略対象に気に入られてしまってい
た。
こうなったら仕方ない。ヒロインに「私はあなたの婚約者を誑かしたいわけじゃないんです」って説明して分かってもらうしかないわ!
気が強く若干向こう見ずな主人公と、そんな主人公と一生連れ添う気でいる世話役(攻略対象)が破滅回避のために頑張る話
※和風なだけで、時代考証などは全くしておりません。あくまで和風なだけの異世界だと思ってください
※花街も詳しくないので、いろいろ間違っていると思いますが、雰囲気で読んでください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 13:48:35
60569文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:488pt 評価ポイント:376pt
ここは吉原。虚飾と悲哀に彩られし花の街――。
吉原にある遊廓の一つ、太田屋。
その番頭である全と下男である涼一が目にするは、げに恐ろしくも悲しき怪異。
やがてそれは、二人の在り方をも変えていく――。
花街吉原を舞台に、対照的な二人が怪異に挑む。
毎週月曜日、19時頃更新(予定)。
(カクヨム、ノベルアッププラスでも連載しています)
最終更新:2021-12-19 16:49:59
69800文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:41pt 評価ポイント:27pt
これは江戸時代の『夜蝶』と呼ばれた幻の殺し屋のお話。
江戸の夜は、賑やかで周りを見渡すと楽しく酒を飲んでいる人や花街へ行き今日の疲れをとりに行く人もちらほら。
そんな中にある噂が耳に入る
「ねぇ知ってる?桜木川に『夜蝶』って呼ばれているどんな殺しでも引き受ける殺し屋がいるらしいよ」
「えーでもそれ噂でしょ。いままで面白がって見に行った人誰も見たことないんだよ?」
「まぁ、、、そうだけどね。でも、その殺し屋に殺しを頼むためには、ある一つの代償がいるらしいよ」
「え、なに?気にな
る」
「それは、、、、」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 18:37:46
5290文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
夜の花街で僕が出会ったのは、美しいゾンビだった。
路地裏に住まうソクラテスを探すため、夜街を徘徊していた僕。
彼を探すことを諦めた僕は、ある美女と出会う。
死骸に食らいつく彼女と、なんだか甘い雨夜を僕は過ごした。
そんな物語。
この作品はnote(https://note.com/lyrical_it/n/n3b3ba22aef00)にも掲載しています。
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最終更新:2021-08-22 22:01:07
3435文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
おデブな体型と騙されやすい性格から、中級妃にもかかわらず「白豚妃」と見下されていた珠麗(じゅれい)は、ある事件で濡れ衣を着せられ、後宮を追放されてしまう。
身一つで花街、貧民窟をさすらった彼女は、その逞しさでなんとか生き延びたものの、すっかりすれた性格に。
それでも仲間を得て、貧民窟でそれなりに楽しく過ごしていた彼女だが、ある日、後宮継承のための強制収容に巻き込まれて、今度は女官・兼最下級妃候補として後宮に舞い戻ってきてしまった。
二度と戻らないことを条件に死刑を免れたのに、
後宮にいることがばれたら、今度こそ処刑されてしまう――。
慌てて後宮を逃げ出そうとする珠麗だが、周囲は彼女の正体に気付かない。
なぜなら、ハードな生活のせいですっかり可愛げを失った珠麗は、同時に脂肪も失って、絶世の美女に変貌していたからである。
さらには花街や貧民窟で培った反社会的スキルが光り、本人の意思とは裏腹に、上級妃候補に躍り出てしまう。
貧民窟の仲間・礼央(りおう)が助けに来てくれるものの、その頃には、昔の妃嬪仲間や、皇太子までもが、すっかり珠麗に執着しはじめ……?
「いや、私、殺されたくないんですけど!?」
かつて自分を陥れた敵の魔の手をかわしつつ、珠麗は無事に後宮を脱出することができるのか?
※カクヨムさまでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 20:00:00
218753文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:127740pt 評価ポイント:78398pt
主人公レン・フリートは正神と邪神の間に産まれた異形神(フリークス)
正神界でも邪神界でも仲間はずれにされることを懸念した両神(親)は、レンを下界に逃がすことを決意
レンに下界をより良い世界にするという使命を言い渡し、泣く泣く下界へと見送った
純真無垢な幼いレンを拾ったのは花街の人気No.1店舗の主人だった
やがて成長したレンは己の使命を果たす為、広い世界に踏み出した
最終更新:2021-05-25 22:39:26
57008文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:46pt
作:花街ナズナ
ハイファンタジー
完結済
N8951GW
ラーメン屋のバイトのついで、深夜のアワビ漁(密漁)で生計を立てていた二十八歳の羽条英弥(うじょう えいや)は、ある日アワビ漁(密漁)の帰り道、大量のアワビを積んだスクーターで帰路についた際、ハンドル操作を誤って海へと沈んだ。
それから彼が目覚めると、そこは見知らぬ世界だった。しかも自身の年齢よりもかなり若い、みすぼらしい少年の体に乗り移っていた。
魔導士が幅を利かせ、魔法を使えない者は無魔力者(マナレス)と呼ばれて差別される世界に降り立った彼は、それでも拾った命をまっとうしよ
うと、助けてくれた治癒魔法を使う魔導士の少女、レティシアや、自分と同じくマナレスの少女、コランの助力もあり、少しずつこの世界での生き残りの方法を学んでゆく。魔法も使えず、チートも無い、そんな彼の過酷な日々はまだ始まったばかり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:21:53
118679文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:32pt
杉浦古満は京都祇園のお茶屋、大富屋の一人息子である。
街で生きていくことを決めた幼馴染み、芳乃との間に距離を感じ、学校でも浮いてしまいがちな自分を、古満は「昼と夜の間に取り残されている」と感じている。
そうして少年は、今年も六月の甘い夢にうなされるのだった。
※この作品はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2020-12-07 17:05:27
11389文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
花街で遊んだり他家の令嬢に手を出したりと素行の悪い遊び人の貴族が結婚することになった。妻に選んだのは夫の夜遊びを邪魔しないような慎ましげな女。しかし妻は毎夜隠れて遊びに出る夫を心配して、なにかと口を出してくるのであった。
最終更新:2020-09-30 23:19:22
4051文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:8440pt 評価ポイント:7426pt
かつて花街だった路地にあるしもた屋を、その佇まいのままダイニングバーにして切り盛りしている女性を、すりガラスのはまった格子戸越しに見つけました。
格子戸をくぐると、いまの時間とわたしの着ていたものがなんだか抜け落ちるような気が、酒を飲む前からしてきたんです。
最終更新:2020-09-20 06:06:53
2979文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
竹馬の友の一人・正和は遊び人になり、もう一人・抜け作・僥雲は坊さんになる。二人が花街で出会い、僥雲(ぎょううん)は助からぬ病の遊女を抱いたまま餓死する。そして極楽で仏様に相まみえ、地獄に落ちた忠兵衛を救うか尋ねられる。そして思わぬ結末に。
最終更新:2020-09-16 13:41:44
18165文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
十の国からなる、獣人世界。この世界は魔法を使える獣人たちとそれぞれの国を統べる十人の竜王で成り立っていた。十の国のひとつ、豊森の国ラマンには有名な花街・吉原があった。吉原で生きる花魁の恋とうつろう季節を描く。
最終更新:2020-08-30 22:28:27
21984文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
明日、親父がむかし連れてきた裏日本のこの街にいって、「田沼さん」としか知らぬそのひとに逢い、何としても力になってもらわないことにはどうにもならないところまで、ケツに火がついてしまった。
あきれ顔とあきらめ顔の混ざった妻は、それ以上なにも言わない。本当は、そんな|篤志家《とくしか》なんているわけない、おかしな詐欺に引っかかってるだけじゃないかと返したいのだ。
駅の長い地下通路を抜けて、地上に出た。「大川方面」の案内に沿っていったのだが、曲がりくねり、距離を測りかねるほど長
く感じた。
フェーン現象というやつだろうか。東京を出たときとは較べものにならない暑さだ。日は大きく西に傾いて目指す大川の向こうにあるが、この陽射しを正面から浴びながら大通りを歩くことを考えると足がすくむ。タクシーやバスはおろか、連れを伴ったひとたちさえ見つからない。
小路というよりも、家並みの隙間が寄り集まって出来た路地が見えた。小さな鉢植えばかり並ぶ濃い緑の影が風に揺れ、そこだけが、アスファルト舗装の陽炎から遊離している。
「休業中」と書かれた銭湯の隣に、飲み客も相手にする食堂をみつけた。灯かりはなく引き戸はきっちり閉じられているが、仕込みの声とは違う客同士の高揚した声が漏れている。
- ガラリ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 08:55:54
10621文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:蛙田アメコ@パパドラ書籍化準備中₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
歴史
短編
N1436GL
花街、吉原。
小見世ながら格式ある結城屋の見習い遊女、新造の烏《からす》には悩みがあった。
同じ日に売られてきた少女、夕霧《ゆうぎり》の奇行である。
美しく、誰からも愛される容姿と才覚をもった夕霧の奇行の裏には、ある思惑があった。
吉原の片隅に凛と咲く、二人の少女の絆の物語。
―――
2019年冬コミで頒布した合同誌『百合♡百合』からの再録です。
頒布にあたって紙媒体には八咲ヒサ先生にイラストをつけていただいておりました。
現在完売、再販予定なし。
最終更新:2020-08-16 17:55:20
15233文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:418pt 評価ポイント:316pt
心を通わせている昔なじみの男と女。
女は花街(かがい)に身を置いているようであるが、大病をして、親許に身を寄せている。大分快方に向かってはいるものの、仕事に出る迄には至っていない。
そこに昔なじみの男が逢いに来る。
鏡花が男女のしみじみとした感情の襞(ひだ)を描けばこうなる、といった掌編。
内容は違うが、どこか雰囲気が「女客(おんなきゃく)」を思い出させる。
最終更新:2020-07-21 09:54:12
3593文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
横浜でフリーライターとして働く結婚3年目の三浦美砂子 36歳。
しかし、夫とはすれ違いの毎日、子供にも恵まれず、仮面夫婦を演じていた。
そして、遂に夫が不倫、美砂子自身もその寂しさから不倫をしてしまった。
その罪悪感から、美砂子は不倫相手と別れ離婚を決意して若い頃を過ごした京都に心を癒しに来た。
美砂子にとって、ここ京都は高校を卒業してすぐに就職した懐かしい街だった。
美砂子が京都に来たのには、もう一つ理由があった。
それは結婚する時に戸籍謄本を見て初めて知った、幼い頃に死別
した母親の出生地を訪れる事だった。
そして、美砂子は母親の出生地で一人の少女と出会う。
その夜、美砂子は、元同僚の松倉早紀に再会する為に訪れた高瀬川の畔のカフェレストラン「ノスタルジア」で一枚の古いモノクロ写真と出会う。
その写真には、進駐軍の将校と美しい芸者が写っていた。
この写真に不思議な親近感を覚えた美砂子。
あくる日、美砂子は、ノスタルジアのオーナーシェフ稲垣陽一からこの写真は彼の義父の遺品だと聞く。
そして美砂子は、その日の夕食で訪れた先斗町の小料理屋で元芸妓の老婆岸本チヨからこの写真にまつわる悲恋の物語を聞く事とになるが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 18:44:45
10237文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
どんな穢れにも染まらぬ無垢な子よ。さあ、あたしのために歌って頂戴。
日々酷い折檻を受けていた遊女の少女はある日、豪雨の日に花街から逃げ出した。
その先で少女が出会ったのは、一人の神だった。
――これは、芸事をつかさどる女神に見初められた、美しい声を持つ少女の数奇な物語。
最終更新:2020-03-08 09:57:15
9392文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:60pt
妹のように愛らしいカナリア。
君は誰にも渡さない――。
他の男ために囀ずるなら、そんな舌はいらないだろう……?
俺が、もいであげるよ、柚。
*†*
「あらすじ」
そこは、純和風な異世界「かげろう」。
都の花街を彩る「カナリア」という二人一組の芸者達がいる。
その芸者一座の太夫の妹の柚(ゆう)は、自分に甘く優しい兄の親友で幼馴染の千歳(ちとせ)に一緒にカナリアになろうと突然告げられる。
でも、柚は大好きな兄と一緒にカナリアになりたいと思っていたのに……。
嫌々なが
らにカナリアになるが──!?
しかも、「千歳なんかやめて、俺にしろよ」
なんて言ってくる奴まで現れて……。
お願いだから、千歳の嫉妬を煽らないで~っ!
私、身が持ちませんから!!
兄の親友に迫られる、異世界逆ハーレムラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-20 20:29:15
11242文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
検索結果:145 件