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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:30 件
1
王に見捨てられた王妃。それが、貴族社会の認識だった。
二脚並べられた玉座に座る王と王妃は、微笑み合う事も、会話を交わす事もなければ、目を合わす事すらしない。そんな二人の様子に王妃ティアナは、いつしか『お飾り王妃』と呼ばれるようになっていた。
そんな中、暗躍する貴族達。彼らの行動は徐々にエスカレートして行き、王妃が参加する夜会であろうとお構いなしに娘を王に、けしかける。
王の周りに沢山の美しい蝶が群がる様子を見つめ、ティアナは考えていた。
『よっしゃ!! お飾り
王妃なら、何したって良いわよね。だって、私の存在は空気みたいなものだから……』
1年後。
王宮で働く侍女達の間でささやかれるある噂。
『王妃の間には恋のキューピッドがいる』
王妃付き侍女の間に届けられる大量の手紙を前に侍女頭は頭を抱えていた。
「ティアナ様! この手紙の山どうするんですか!? 流石に、さばききれませんよ!!」
「まぁまぁ。そんなに怒らないの。皆様、色々とお悩みがあるようだし、昔も今も恋愛事は有益な情報を得る糧よ。あと、ここでは王妃ティアナではなく新人侍女ティナでしょ」
あら? この筆跡、陛下のものではなくって?
まさかね……
一通の手紙から始まる恋物語。いや、違う。
お飾り王妃による無自覚プチざまぁが始まる。
愛しい王妃を前にすると無口になってしまう王と、お飾り王妃と勘違いしたティアナのすれ違いラブコメディ&ミステリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 07:40:38
32788文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:0pt
女子高生、中川詩乃がアバウトな飲食店でバイトをする話。
失敗、現実とのギャップ、そういったものを乗り越えて成長していったらいいな(希望)。
主に料理面の話を、短編寄せ集め式(&幕間)で構成しております。
(この作品は、筆跡刊亭なるホームページにも掲載しております)
最終更新:2024-05-12 11:04:22
240932文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
作:しんこせい(わしジジイ1巻5/2発売&コミカライズ決定!)
ハイファンタジー
完結済
N8593HR
公爵家嫡男であるヘルベルトは、己の立場を笠に着て好き勝手に生きてきた。
甘やかされぶくぶくと太り、周囲から豚貴族と馬鹿にされてきた彼は、ある日謎の手紙を受け取る。
そこには自分の筆跡で、未来の出来事が綴られていて……?
時空魔法を極めた二十年後の未来の自分からの手紙を受け取ったことで、ヘルベルトの人生は大きく変わり始める――。
最終更新:2024-04-26 12:00:00
332668文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:122pt
総合ポイント:162736pt 評価ポイント:104302pt
私はこの吹奏楽部に入って人を感動させたい!
でも、クラリネットより好きな楽器に出会ってしまった…
今度はパーカッションとして人を感動させ、大会で金賞とる!
最終更新:2024-03-27 14:36:09
1530文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
避雷をとことんひどい目に合わせます
最終更新:2023-10-12 17:14:42
997文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:pandagahaku
その他
連載
N0035ID
この物語はいずれ救国の魔女達と呼ばれ語られる物語。
この異世界を守り、世界を助けた魔女達の物語。
魔女達は言う、「助けたのではない。なし崩し的に救っただけ」だと。
だがこうも言う。「一人のおひとよしに頼まれた、だから断れるわけ無い。」と。
これは一人の異世界人とその者を愛した人たちの物語。
そしてその異世界人を必死に守ろうとする者達の物語。
そしてその異世界人は願う。恐らく記憶すらないだろうが、守れなかった願いをもう一度だけ守りたいだけだと。
私はこの世界の傍観者。この世界を
守る神である。
だから綴らなくてはいけない。彼らが残した冒険譚を。
そして声を荒げなくてはいけない。彼らが成し遂げた英雄譚を。
他の神々は嘲笑うだろう。「所詮は人の子が残した爪痕だと。」
それに対して私はきっぱりと否定をしてやろう。
彼らは神殺しの大罪を犯し、成し遂げた英雄だと。
神達に告げる、これから綴る手記は事実である。
我々神には時間という概念は存在しない。
だが、世界が残す筆跡だけは無視してならない。
耳を澄ませ神達よ。「私の世界が残した英雄達は足掻いたぞ?救国の魔女と呼ばれるまでに。」
「数多の苦難と奇跡の連続だ。神が奇跡頼みとは笑えるだろ?。」
いいや、嘲笑ってくれ。罵倒せよ。そして多いに罵ってくれ。
だが私という神は願ったぞ?人の子にかける可能性すべてを。
多いに高笑いは澄んだか?なら貴様らすべての神に問う。
「奇跡とは何だ?可能性とは何だ?世界とは何だ?」
答えよ。我が同士神々よ。「すべての世界の人々は争い合う?」
「己の世界に安寧と平和をもたらすのが我々神々の宿命ではないのか?」
だが同時に世界は我々に背を向ける。
「憎悪と悲しみを。」
だが私の父、創造神はこう言った。「この世界を、とても優しい世界を作って欲しい」と。
なら私は作ってやるぞ。私の出来もしない妄言だと嘲笑う神々よ。どうか見ていれくれ。
簡単な話だ、この物語は一人の地球という世界から異世界転生されたお話。
彼はこう言う「異世界にずっと前から転生して、何かを成し遂げたかったと。」
彼はさらに続ける。「地球に未練はない、何故かはわからない。ただ異世界に行きたかったと。」
私の荒ぶる高揚感は今ここで告げよう。君達神々の耳では多少煩わしく聞こえるだろう。だがあえてこう告げる。「おかえなさい」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 14:20:23
38543文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1819年のロンドン。作家ジェイン・オースティンの姪、セシーリア・ナイトは旧友の頼みで、2年前に亡くなったジェインの人となりを愛好家に紹介するスピーチをすることになる。その席上、セシーリアは、確かにジェインの筆跡だが、彼女が書いたとは到底思えない、一方的に別れを告げる無作法なメモをアシュビー准男爵に見せられる。アシュビー准男爵は、メモは、1805年に、海辺の町ワージングでジェインと出会った自身の弟・ヘンリーが持っていたものだと言う。当時30歳だったジェインと20歳だったヘンリ
ーの間になにがあったのか。セシーリアは、ヘンリーが住む保養地・バースへと向かう──
参考文献
ジェイン・オースティン『分別と多感』/『高慢と偏見』/『説得』(ちくま文庫)
ディアドリ・ル・フェイ『ジェイン・オースティン 家族の記録』(彩流社)
新井潤美編訳『ジェイン・オースティンの手紙』(岩波文庫)
J・E・オースティン=リー『ジェイン・オースティンの思い出』(みすず書房)
※ヒロインのセシーリアは、オースティンの姪・ファニーがほぼモデルですが、だいぶオリジナルです。
※英文学素人につき、色々間違ってるかも…ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 12:00:00
37952文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:134pt
病室には、誰の気配も無かった。代わりに、ベッドの脇に据えられた小さなテーブルには、簡素なデザインの封筒と便箋。彼の筆跡。
そして……
最終更新:2021-12-14 01:10:02
1809文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
七夕の日、俺は幼馴染と同じ筆跡の短冊を見つけた。
それには、「幼馴染と恋人になりたい」と書かれていた。
しかし、字が同じだからと言っても、幼馴染がこんなことを書くとは思えない。勘違いだろうと思っていたのだが‥‥‥どうやらこれは、本当に幼馴染が書いたもののようで‥‥‥。
※カクヨム様にて、同タイトルで投稿。
※感想、評価いただけると嬉しいです。よかったら、お願いします。
最終更新:2021-08-20 07:02:12
9373文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:3874pt 評価ポイント:3350pt
ドレクバルド帝国の姫リアは、隣国バラージュの豊かな土地パーセルの領主、ダニエルと結婚した。しかし、ダニエルには既に恋人がおり、リアと夫婦としての生活を送ることを拒む。リアは屋敷の中で偶然隠し部屋を見つけ、そこでダニエルの兄であるジェスと出会う。ジェスは銀髪であることを理由に忌み子とされ、ここに隠されて育っていた。同じ戯曲を好んでいることに気づき、リアはジェスと友達になる。一方、ダニエルの恋人であるヴィヴィアンは気性が激しく、リアを追い出そうといじめや嫌がらせを重ねる。ついにリ
アの毒殺未遂事件が起こり、それまで隠し部屋で世捨て人のような生活を送っていたジェスが表に出てリアをかばうようになる。ジェスは領地や領民を気遣う言動で、次第に家令や補佐官たちにその存在を認められる。ヴィヴィアンはリアとジェスが親しすぎるとダニエルを焚きつけ、ダニエルはリアを離縁すると言い出す。リアを離縁すれば帝国との関係が悪化し、ひいては領民にも被害が及ぶというジェスや補佐官たちの反対でその場は収まる。まもなく、帝国からの御用商人がリアに挨拶したいと屋敷を訪れた。パーティーの最中、ジェスが父の遺言により正当な当主は自分だと叫んで乱入する。家令の一人が先代当主の筆跡とサインだと認め、商人を装っていた兵士たちがダニエルを捕らえ縛り上げる。止めようとしたリアも、「皇帝陛下のご意思です」という侍女の言葉になすすべもない。ダニエルは流罪になり、ヴィヴィアンは川から遺体で見つかった。新しい年、皇帝を迎えてジェスとリアの結婚式が盛大に執り行われた。再び花嫁となったリアの顔に微笑みはなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 18:11:47
64772文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:286pt 評価ポイント:238pt
ずるいずるいといつも私のものを盗る妹の色仕掛けに騙された王太子殿下は、私と婚約破棄をする!
となんと舞踏会で公衆の面前で宣言しました。
妹に毒入りクッキーを送り付けた罪といわれましたが、そんなものは送っていません。
しかし私の筆跡が入った手紙がついていたというのですが…。
妹いじめの罪もあるといわれ、私が違うと否定しても聞いてもらえません。
しかし一人の男性が、仮にも公爵令嬢を公衆の面前で婚約破棄し、罪とやらにとうのはいかがなものかと助け船を出してくれて…。それは王族の一人で
ある私より20歳以上年上の辺境伯で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 20:03:48
1978文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:4396pt 評価ポイント:4062pt
本郷奏太(ほんごうかなた)は友達も彼女もいない、孤独な高校生。
奏太は自分が不愛想で無口な事を気にしている。
ある日、奏太が図書室で借りた本を開くと、一ページ目に可愛いメモが挟まっていた。
気になって開いてみると、メモには、ネタバレを含んだ辛口のレビューが書かれていた。
メモは様々な本に挟まっていて、どれも面白く、次第に奏太はレビューを書いた犯人と話をしてみたいと思うようになる。
体育祭の時期になり、奏太は保健委員に推薦され、断ることが出来ずに決定してしまう。
体育祭の練習
期間、奏太は怪我をした女子生徒を助ける。
その後、保健委員のミーティングで、奏太の助けた女子生徒が奏太に声を掛ける。
保健委員になった女子生徒は「花崎ひなの」という名前で、花崎の筆箱から覗いたメモ帳が、レビューのメモと同じ柄だと奏太は気が付く。
花崎は奏太がメモを挟んだ本を持っていることに気が付き、咄嗟に、その本を読んだことが無いと嘘をついてしまう。花崎は自分が犯人であることを隠し通そうとするが、二人は勉強をしている時、奏太は花崎の筆跡が、犯人のものと一致することに気が付き、花崎がメモを書いたのか、と問うてしまう。花崎は奏太に嫌われたと思い込み、奏太を避けるようになる。
悩んだ末、花崎は人間失格の本に手紙を挟んで奏太の机に置く。奏太も返事を書き、やりとりをするが、奏太は直接話をしないといけない、と決心をする。
奏太と花崎は顔を合わせ、懸命に互いの気持ちを言葉にする。
二人は同時に告白し、恋愛を成就させる。
(重複投稿をしています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 18:13:24
13350文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
夏休み序盤。
暑さが染み渡るように萬栄し、晴天が連日続く某日。写真部にて教授の異名を持つ”無明”は、一人の後輩からとある相談を受ける。
忘れた親友を探してほしい。
そんな奇妙な依頼を受けた彼女は、周囲を巻き込みながらも、何かしらの真実にたどり着くだろう。
机の上には、だれが置いたのかわからないマトリョシカ
自殺者。探偵。協力者。狂人。村人。そしてストレルカ。
筆跡が分からない乱雑な字で、そう書かれている。
…さて、君の役割は?
※エブリスタにも掲載
してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 00:54:35
21788文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
見覚えのある筆跡から始まる再会。――その客は、過去からやって来た。
最終更新:2021-01-26 10:26:26
39524文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
卓上の足跡を見てみよう
ずいぶんと大きくなったなあ
偉いぞ 自分
最終更新:2021-01-22 11:42:28
255文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
作:ポケコミ [毎日楽しめるポケットコミック]
推理
短編
N2708GE
就職を決めかねているシンヤ。ある日、彼は犯罪進学のTVを見て目指すことに決める。
はたして、犯罪心理学者とはどのような職業なのか?シンヤを待ち受ける事件とは!
最終更新:2020-04-22 17:00:00
2998文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
飛行機と星が好きな少女、結衣奈は大好きな航空機の事故で大好きな兄を亡くした。だが、彼女が飛行機を嫌いになることはなかった。昔から大好きだったものだから。中学になってもそれは変わらなかった。
やがて高校に入り、親友である香菜と別れ、彼女は一人で新しい学校に入った。そこで少し人見知りで不器用な優しい女の子、莉子に出会う。香菜に少し似たところを持つ莉子と結衣奈はすぐに仲良くなった。やがて結衣奈は高校で恋に落ちた。貴樹と付き合っていくうちに次第に頭の中から飛行機のことは消えていった。
そんなある日、莉子が交通事故にあい、声を失ってしまった。大切な友人の苦しみに気づけずにいる結衣奈。ある日莉子の持っていた紙が鉛筆の筆跡で破れてしまった。結衣奈はそこで初めて親友で大好きな人の苦しみに気がつく。彼氏である貴樹は結衣奈とともに、莉子のそばに寄り添うことを決めた。
高校卒業後、莉子は人工声帯をつけ、話せるようになった。やっと戻った声で莉子が言った言葉は。
2018/06/某日 諸事情によりしばらく休止させていただきます。ここまで読んでくださった皆様、すいません。いつ復活するかはわかりませんが、そのときを頭の隅の隅においていただけると幸いに存じます。
2018/08/05 再開します。
2019/05/07 打ち切りを決定しました・・・。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 22:43:39
35988文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:7pt
サンタさんに関して疑問に思った少年の話です。
最終更新:2018-12-25 13:38:13
719文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
都内の私立高校に通う高校二年生、間宮貴史の父、間宮謙三が失踪した。間宮謙三は国立宇宙技術開発センターで上席研究員を務める、国内有数の生命科学の権威である。その頭脳はすべての人類を救うとも、滅ぼすとも言われる天才であり、ゆえにあらゆる国家、諜報機関、犯罪組織からその身を狙われていた。
父の失踪の翌日、貴史の学校の下駄箱に差出人不明の手紙が届く。そこには見慣れた父の筆跡があった。
最終更新:2018-10-31 22:21:27
1417文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
魔族が蹂躙する世界である、ここインシュラでは【左羽】【核羽】【西羽】と呼ばれる人種が造り上げた、対抗勢力が日々魔族の脅威と戦っていた。
イントス・エフォートは幼い頃から憧れていた西羽の門を、【発現】と称されインシュラでは誰もが発症する「独自能力」を開化させた15の歳を数える年に叩いたが、公的任務の多い左羽や核羽と比べて、比較的門の広い西羽の入団審査に、魔力量に欠陥があるイントス・エフォートは、回数制限のない審査を何度も落ち続けた。かつての友人や知人がそれぞれの道を進み、3
0を越える年齢の現在も夢を追い続けたが、もはや少年の頃の光り輝く過去の夢は、その色を失い風化している。その事に気付きながらもイントス・エフォートは目を背け、無職であり続けた。
──いつか、必ず西羽に入団できる。才能がある俺は、環境が悪いだけで本気を出せる場なら、こうはいかない。西羽に入団さえできれば、すぐにでも同世代を追い越して見返してやる──
言い訳を暗示の様に何年も自身でかけ続け、近所で「無職のおじさん」と子供達に後ろ指を指される彼に、ある日1通の手紙が届く。その内容は子供が書いたとすぐに分かる筆跡で、妹の誕生日が近いので西の海で採取できる【三色殻】を内緒で取ってきてほしいと書かれていた。
「まいにちたんれんをしていて、ほんとうはつよいとぼくはおもいます」
手紙の最後に書かれていた一文は、イントスに過去に見た夢の光を思い出させるには充分であり、手紙を読み終えたその日に彼は街を発つ。
無事に着いた西の海で災害に見舞われ、海の波に飲まれたイントスが次に目を覚ましたのは魔族が生ける地【デスペル】であった。魔族の食用人間が生活をする地である【育人村】に連行されたイントスに、とある魔族が彼の能力に目をつけ、イントスの欠点である魔力量の少なさを改善した。魔族の地で力を手にした彼は気付く。憧れていたのは、正義ではなく、無類の強さであったことに──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 20:50:42
8229文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:シラサキケージロウ
ハイファンタジー
短編
N6133EI
ある日、目を覚ましたイズミアキラは見知らぬ世界にいた。
アキラの周りの人物たちは彼のことを「魔王を倒して世界を救った勇者だ」と囃し立てるが、アキラにはまったく覚えがない。しかし、自分の筆跡で書かれた日記を見せられたアキラは、本当に自分がこの世界で勇者として活動していたことを知る。
消えた記憶を取り戻すため、何かヒントは無いだろうかと日記を読んでいたアキラは、〝不思議な力〟という奇妙な単語を日記の中に見つける。
不思議な力とやらの正体を探るために、共に世界を救った
仲間であるユマという女性と共に〝スキル鑑定士〟の元に向かったアキラは、そこで自分の持つ力の正体を知るのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-25 21:12:35
21597文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:346pt 評価ポイント:264pt
世界中で要人の身体の一部だけが発見されるという事件が多発する。
その現場には必ず謎の言葉が記されたカードが落ちており、そこには歴史上の人物の指紋や筆跡が遺されていた。
そのニュースは当然の様に世界をざわつかせる。そしてそのタイミングで「D」を名乗る人物が犯行声明を明らかにし、、、、
最終更新:2017-10-13 16:51:27
351822文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:153pt 評価ポイント:75pt
作:佐々木コジロー
ノンジャンル
完結済
N8472CX
クラスで目立つことのない高校一年生の財津大臣(ざいつひろおみ)。
小学校から中学校まで不良からいじめを受けてきたが、中学1年生の時にひょんなことから拳法の達人に出会い、3年間で達人クラスの拳法家になる。しかし、気持ちがいじめられっ子のままであったため、中学卒業までいじめられ続ける。中学卒業間近に耐えきれなくなり抵抗すると相手に大怪我をさせてしまう。その結果、いじめられることも自分が人を傷つけることも避けるために、高校では目立たないようにおとなしく過ごすようになった。
高
校生活スタートの入学式で、大臣は同じクラスの月下美桜(げっかみお)に一目惚れする。しかし、美桜はクラスどころか学年でも騒ぎになるほどの美人。好意を秘めたまま、2ヶ月を過ごす。
高校初めての中間テストを直前に控えたある日、大臣の下駄箱に、送り主の名前がないものの美桜に筆跡がそっくりなラブレターが! ラブレターにはその日の放課後に体育館の裏で話がしたいと書いてある。
興奮を隠せない大臣。
一方、同日にクラスで一番のイケメン弾正光輝(だんじょうこうき)の下駄箱には高校で有名な不良グループのトップからの果たし状が! 果たし状にはその日の放課後に体育館の裏に来るように書いてある。
恐怖を隠せない光輝。
同日に同じ場所を指定したラブレターと果たし状が、大臣を危機へと誘う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 00:00:00
24225文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:43pt 評価ポイント:23pt
――――!!
誰かの悲鳴が木霊する。
その日は至って普通の、曇一つ無い快晴の朝だった。
後に解決したこの事件を閻魔である四季映姫・ヤマザナドゥは『博奪史』と名称し、それに拘るあらゆる内容について記し、語る事を今後一切禁止とした。
しかし、二度有る事は三度有る。また同じ過ちが起きないとも考えられなかった映姫はこの事件を違う名で自ら筆跡し、最重要機密書の奥深くにこの書を封印した……と言った感じの東方Projectの二次創作です。あとでオリキャラも登場しますし残酷な描写も
入っているので気分を悪くする方は見ないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-04 12:40:38
30736文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
森田未幸は、有名私立進学校の特待生でありながら、周囲の男子校生のアイドル。温厚な性格と面倒見のよさから、友人や教師の信頼も厚い。実は、幼少期に受けた虐待が元で、多重人格者になっているのだが本人、友人ともに気づいていない。
多重人格の人格の一つ『コウ』は、主人格『ミユキ』の全てに惚れ、いつしか『ミユキ』を独占したいと思うようになる。
『コウ』は、かつて自らを苛め抜いた他の人格を攻撃し始める。『ノリオ』と『ミドリ』は比較的あっさり消滅させることができるが、『ミドリ』と手を組ん
だ『サトル』は、『コウ』に対して戦いを挑む。
『コウ』は、『サトル』を消滅させることに成功するが、同時に『ミユキ』すら消し去ってしまう。
主人格となった『コウ』は、未幸の母校の屋上から身を投げる。遺書は男性の筆跡でかかれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 11:13:27
53687文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
人と、人を養う無害な蟲だけが生きる地上で、ひとり紫の血を持つ不老不死の麗人が、失った記憶を求めて赤い血の人に紛れ、さ迷っていた。
彼女には自分の正体が、持っていた手紙に書かれていた名以外、まったくわからない。
記憶を取り戻す鍵は、彼女の紫の血にだけ反応し現れる、「竜神」を名乗る存在のみ。だから彼女は自分を、竜と人の間を行く「竜人」と解している。
それでもお気楽に優雅に、彼女は悠々と生きていた。
あるとき、真実と、手紙の書き手を探し求め続けている彼女は、血の色による人
々の性質の違いを知る。
「竜人」に生殖機能はない。肉体的に歳を重ねることもできない。死ぬこともできないし、同じ場所に留まり続けては波乱しか呼ばない。
彼女が三百年もひとりで地上をさ迷って、心を通わせる赤の人に出会っていたとき、「竜人」の禁忌を犯したときお前の血は赤に変わると、彼女は竜神に教えられ、ひどく迷う。もうひとつ、隠されていた事実が発覚したから。
彼女が最初から持っていた手紙の文字は、その心通わせた異性の本当の筆跡と一致していた。その彼は、記憶を失くしていない、「竜人」だった。
天の地での紫の血の人の重責から、先を約束した二人は逃避行して赤の血の人になって結ばれようとしていたが、その過程で彼女のみ記憶を失う事態になり、三百年が経っていた、それがすべての答えだった。
彼女、レンは、地上にまったく存在しない、花になりたいと竜神に願う。竜神はレンの紫の血を全て捧げることと引き換えに、レンの願いを叶える。
残された記憶を持ち続けている彼は三百の時を嘆くが、やがてその池に咲いた花に睡蓮と名を付けて、その睡蓮を地上に広めるため、紫の血のままで終わりのない生の続きを赤の人と歩く。
記憶を失い何にも縛られず、ありのままの自分で自由に生きたレンの本当の望みを叶えることを、自分の本当の望みとすり変え、また惹かれあってくれた彼女が好んでくれた二番目に好きな自分で、生きていくことを決心する。
レンの紫の血を飲み干した竜神は、地の天の雲を晴らす風を起こす力を持った竜の子を産み、一つの悲恋で、世界は変わった。
池に差す陽光が、月光が今日も、誰の目にも神々しく映るように、白く艶めく小さな花を照らす世界となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-06 23:44:40
15093文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
世界は一人の少女に崩壊へと導いた。その世界は戦争一色となり、終わることのない戦争が広げられる。
そのなかに一つの国があった。その国の名は迷宮の春。ある時、国総出で騎士採用試験を行った。その騎士団に一人の男が筆跡で入団した者がいた。
最終更新:2011-06-27 23:55:18
110000文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:27pt 評価ポイント:15pt
始まりは春。高校二年生になる逆須木黒途はあるものに想いを寄せていた。それは『桜の木に生えている腕』だった。次は夏。悪食に気に入られている彼は猫を拾った。それは悪食が唯一食べられないものだった。次は秋。彼は愛の言葉で黒く塗りつぶされたラブレターを貰った。それは彼のよく知る筆跡だった。次は冬。彼は大切なものを奪われた。それは彼をもう一度壊そうと笑う。霊感を少しだけ持つ逆須木黒途の一年を語る話。
最終更新:2011-05-02 19:10:54
16668文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ずっと昔、村を出て行く僕に渡された、幼馴染縁の古いお絵かき帳。
縁の結婚式のために複雑な思いを抱えながら、久しぶりに村に戻る僕はお絵かき帳から見覚えのない筆跡の日記を見つけた。
村が同じ三日を繰り返してるって?ははっ、そんなバカな。
最終更新:2010-02-08 23:59:53
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親元を離れて暮らす医大生Kと、その母親Oがやりとりする電子メール。折しも国内各地では反政府暴動が頻発しており、KとOが住む都市もその例外ではなかった。
最終更新:2008-07-04 00:13:39
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