-疎外感- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:94 件
エルデ=ニルール=リッチェルは、リッチェル侯爵家の中で強い疎外感を常に抱いていた。 その理由は自分の容姿が一族の者達とかけ離れている『色』をしている事から。 確かに侯爵夫人が産んだと、そう皆は云うが、見た目が『それは違う』と、云っていた。
家族の者達は腫れ物に触るようにしか関わっては来ず、女児を望んだはずの侯爵は、娘との関りを絶つ始末。 侯爵家に於いて居場所の無かったエルデ。
そんなエルデの前に「妖精」が顕現する。
妖精の悪戯により、他家の令嬢と入れ替えられたとの言葉。
自身が感じていた強い違和感の元が白日の下に晒される。
混乱する侯爵家の面々。 沈黙を守るエルデ。 しかし、エルデが黙っていたのは、彼女の脳裏に浮かぶ 「記憶の泡沫」が、蘇って来たからだった。 この世界の真実を物語る、「記憶の泡沫」。
そして、彼女は決断する。
『柵』と『義務』と『黙示』に、縛り付けられた、一人の女の子が何を厭い、想い、感じ、そして、何を為したか。
この決断が、世界の『意思』が望んだ世界に何をもたらすのか。
エルデの望んだ、『たった一つの事』が、叶うのか?
世界の『意思』と妖精達は、エルデの決断に至る理由を知らない。 だからこそ、予定調和が変質してゆく。 世界の『意思』が、予測すら付かぬ未来へと、世界は押し流されて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 13:00:00
629881文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:9012pt 評価ポイント:5064pt
現実世界で会社員として働く青年、野星(のほし)求司(きゅうじ)は、会社で目立った成果を残せずに窓際社員になってしまい、苦しい日々を過ごしていた。
一方、RPGのゲームの女性キャラであるマドリガルは、勇者であるルウが率いるパーティーに加えてもらったものの、HPなどのステータスが低いために戦闘メンバーに入れてもらえずにいた。
ある日。とうとう会社を戦力外になってしまい、ガールフレンドにも別れを宣告された求司は、失意の中で友人である蕨(わらび)丈二(じょうじ)に会いに行った。
丈二はルウ達が登場するゲームを作っており、自分でテストプレイもしていた。
その中で、まともに役に立つ場面を与えてもらえず、疎外感を感じていたマドリガルはとうとうその状況に耐えられなくなり、テレポートの魔法を暴走させて逃亡を図ってしまう。
彼女のたどり着いた場所は現実の世界で、これが求司との出会いであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 10:08:53
92068文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
十五歳の誕生日をぼっちで過ごしていた利照はその夜、熱を出して布団にくるまり、目覚めると見知らぬ世界でリテルとして生きていた。
リテルの記憶を参照はできるものの、主観も思考も利照の側にあることに混乱しているさなか、幼馴染のケティが彼のベッドのすぐ隣へと座る。
リテルの記憶の中から彼女との約束を思いだし、戸惑いながらもケティと触れ合った直後、自身の身に降り掛かった災難のため、村人を助けるため、単身、魔女に会いに行くことにした彼は、魔女の館で興奮するほどの学びを体験する。
異世界で
優しくされながらも感じる疎外感。命を脅かされる危険な出会い。どこかで元の世界とのつながりを感じながら、時には理不尽な禍に耐えながらも、自分の運命を切り拓いてゆく物語。
(リライト版)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:18:05
582784文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
クラスで疎外感を抱える工業高校三年生、藤沢隆司。人間関係、資格試験勉強、大学受験――様々な制約に圧迫され、彼の学校生活は鬱屈していた。考えることはいつもコンプレックスと消せない自分の過去ばかり。そんな藤沢隆司の前に、小学校時代の同級生、榮倉遼一が現れる。榮倉が率いている少年グループは、藤沢よりも劣悪な環境で暮らしてきた人間ばかり。彼らを知った藤沢が抱いた感情は同情だけではなく――。
最終更新:2024-04-13 22:09:16
55112文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
完全無欠で有望な若宮という男が、自分が見込んだ長田という男と関わり、長田の夢である、この世から理不尽や理不尽な死をなくすため、世界中の人々を巻き込みながら、仮想世界を構築、普及させる。
次第に二人の関係性は友情から対抗、疎外感を生み、変わっていく。
震災や事故、戦争など、長田の理想を叶えることによって世界は良くなったが、友情は脆弱になっていく。
主人公は一体だれなのか。
リブン。
キーワード:
最終更新:2024-04-10 11:41:47
3146文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつもより遠くに来た。
―そういえば。
最終更新:2024-02-17 14:18:46
1662文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:天野ハザマ
ハイファンタジー
完結済
N3099HE
剣と魔法の世界に転生しても、何もなかった。
持っているのは自分が転生者であるという疎外感だけ。
逃げるようにやってきたのは防衛都市ニールゲン。
頼れる財産は斧1本。名乗った名前はキコリ。
何にもないキコリは、それでも命を賭け金にして生きていく。
最終更新:2023-11-23 08:00:00
945040文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:39548pt 評価ポイント:22906pt
1人の人間の話をしよう。
どこにでもいるような。
最終更新:2023-09-14 16:29:29
2092文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
幼くして母を亡くしたティアリーゼの元に、父公爵が新しい家族を連れて来た。
自分とは二つしか歳の変わらない異母妹、マリータの存在を知り父には別の家庭があったのだと悟る。
忙しい公爵の代わりに屋敷を任された継母ミランダに疎まれ、ティアリーゼは日々疎外感を感じるようになっていった。
ある日ティアリーゼの婚約者である王子と、マリータが思い合っているのではと言った噂が広まってしまう。そして国から王子の婚約者を妹に変更すると告げられ……。
最終更新:2023-08-13 13:10:52
102323文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:4730pt 評価ポイント:3114pt
定年退職で中学校の校長を退職する杉下は定年まで勤めあげられた喜びと同時に何の助けの手も差し伸べられなかった不登校の生徒たちのことを後悔していた。そんな時かつて担任した桑島君のお母さんを見かける。彼が引きこもっているという話を聞いていたので、定年退職で時間はあったので彼の家を訪ねた。彼に社会復帰することの大切さを諭した。そのほかにも榎田さんや石崎君たちにも会って社会復帰するように勧めた。そんな時、桑島君は世間に出られるように公民館に行って幼い女児に話しかけた。しかし不審者と間違
われて体を触ったとして逮捕されてしまう。杉下は彼らの社会復帰には誰かの手助けが大切だと考え自分の家を改造して民泊を始める。開店準備も進み開店すると韓国からの女性客が3人やってくる。その中の一人が夜、行方不明になってしまう。従業員みんなで探すが、結局家の中に隠れていた。彼女はうつ病を抱えていてわずかなことで疎外感を感じ、マイナス思考に入ってしまうという。その話を聞いて引きこもりの3人がそれぞれに自分たちの境遇について話し始める。どうして不登校になったのか。しばらく休んで学校に復帰したいと思ってもなかなか最後の1歩が出なかった。その手助けが欲しかった。今回社会復帰できたのは杉下先生が背中を押してくれたからだと話した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 11:06:58
64416文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:梅田みらい
ヒューマンドラマ
完結済
N6725HZ
①主人公(元気で明るい・ボケ担当)のギター
FERNANDES Art Wave V-7
(フェルナンデス アートウェーブ)
(色:パステルイエロー)
②リードギターのギター(クール・無表情)
Tokai Talbo A-80S
(東海 タルボ)
(色:シルバーグレー)
③ベース(ツッコみ担当のギャル)
Tokai Talbo Bass B-135
(東海 タルボベース)
(色:クロームメッキ)
③ドラム(男の娘)
YAMAHA RDP2F5STD SLG
(ヤマハ)
中学生になった都会人、
宮野ひかりは、80年代の音楽
(マイケル・ジャクソン、プリンスなど)が
好きだったが友達と音楽の趣味が合わなく、
いつも疎外感を感じていた。
ひかりは中学校に軽音楽部が無かったので、
設立しようとして友達を誘うが断られた。
またエレキギターを始めたかったが、
母親に「すぐに飽きるからダメ」と、
言われて始めることが出来なかった。
その代わりひかりは、様々な音楽を聞き、
アメリカのギターメーカーの情報を収集し、
自分で作詞作曲できる才能を開花させた。
高校生になった時、ひかりは都会から
奈良県の田舎、祖母の家へ引っ越した。
第一志望の高校受験に受かったことと、
都会に友達がいるにも関わらず、
離れ離れになって引っ越したのを
かわいそうだと思った母は、
ひかりにエレキギターを
始めることを許す。
リードギターの美少女、
(というかドラムの男の娘を
含めたらどっからどう見ても
全員、美少女)
福山このはたちと出会い、
昔の国産ヴィンテージギターを
手に入れたひかりは、
このはの家の隣にあるスタジオに
改造した蔵へ入った。
そこで練習の日々を送った。
校長の友達が、
レコード会社の社長で、
「良いオリジナル曲を演奏する
バンドはプロデビューさせたい」
という思いから毎年、ひかりが
通い始めた高校では、
¨プロデビューコンテスト¨が
開催されていた。ひかりたちは、
蔵で曲の練習、何気ない日常を
過ごし、プロを目指す高校3年間を送る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 19:15:15
131764文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:16pt
彼らは、稀に翼を持って生まれる。
天人族と呼ばれる彼らは、その有翼人を「セレスト」と呼称する。
そんなセレストの中に、飛べない少女、カノンが生まれることになる。
なんでもある程度のレベルでこなせる彼女は、しかし空に飛び立つことだけはできなかった。
期待と、どんな人間とも別の存在として扱われる疎外感による恐怖感で固められた彼女の翼。
そんな彼女は、スイルという少年に合うことになる。
セレストであり、飛べない彼女にもかかわらず、一切変わらない様子で接する少年
。
そんな彼と会うことで、彼女は変わっていくことになる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 20:00:00
30197文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
大人気のマルチタレントの妹と、彼女のマネージャーとなって国内外を飛び回る母親。作家を生業としている父親、占い師として活躍中の祖母。華やかな家族に囲まれた真音は至って平凡だった。けれどもそれなりに平穏にやり過ごして来た。一抹の疎外感と無力感に蓋をしつつ。そんな彼女には捨て切れない夢があった。「たった一人で良い、唯一無二の存在として選んでくれる人」に出会える事。幼い頃から繰り返し見る明晰夢。ガラス玉越しに眺める風景を癒しと糧に、今日も真音は生きる。
そんな彼女が明晰夢に導かれ
、生きて来た軌跡に訪れた小さな奇跡の物語。
※エブリスタ、アルファポリスにも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 21:44:09
8004文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大家族に嫁いで来たクリスティアナは大家族故に馴染めずにいた。
大家族の中で一人ぼっちなクリスティアナは実家に帰えってもいいかと訊ねる。
簡単に了承されてしまったクリスティアナは義父母に「お世話になりました」とバッグ片手に婚家を後にします。
最終更新:2023-06-12 21:00:00
6299文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:17608pt 評価ポイント:16148pt
空(そら)は三つ子の一番上。けれども弟たちとはなんとなく溝があるように感じている。一卵性で双子のような弟たちは、空よりもちょっとあとに生まれてきたので三つ子なのに誕生日が違う。それにヤクザに飼われて非合法な仕事に手を染めているが、弟たちと違って空は拷問は不得意だ。小さなことが積み重なっての、なんとなくの疎外感。そんなときに助けた後輩のかもめは空を慕ってくれているらしい。だがある豪雨の日、たまたま居合わせた弟たちをかもめに紹介することになる。ふたりの世界に閉じこもっているように
見えた弟たちはしかしなぜか、かもめには興味を示して――?
※ざまぁというか可哀想めかもしれないです。
※他投稿サイトと重複掲載。
※完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 00:00:00
28468文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:276pt 評価ポイント:186pt
幼馴染のミズキ、空也、慶一郎。
高校二年生の三人は、小学生の時から何をするにも一緒だった。
しかし、突然、空也と慶一郎が付き合いはじめ……。
それを聞いたミズキは強い疎外感を覚えてしまい、二人と距離を取る。
そんな中、ミズキは学年でも有名なチャラ男、渉汰と出会ってしまい……。
最終更新:2022-09-22 02:10:32
4921文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この世界には悪魔も妖もいる。想像ではなく現実にいる。それらに対抗するために昔からある組織が2つあった。その2つは似ていても全く違う組織だった。少し似ているからこそ、嫌悪しあっていた。そんな2つの組織に、1つずつの種がまかれた。その種は芽吹くことができるのか。もし、芽吹いたらどんなことが起こるのか。その種たちが巻き起こす台風は組織にどう影響するのか。種たちは、希望となるのか絶望となるのか…
現代日本が舞台のファンタジー。2つの観点から見る物語。
みんな生まれた理由がある。例え、
周りから死を望まれても。疎外感を感じていても。劣等感に押しつぶされそうになっていても。
3つの正義と4つの狙い。今すべてが交差する。君はどの正義が正しいと思う?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 00:00:00
35766文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
怪力エルフの少女と根暗な異世界転生者の青年の凹凸異種コンビ、ここに登場!?
魔法が生活を支えている世界でただ一人、魔法を使うことができない少女がいた。
名前は『ソフィア』。パッと見普通なエルフの女の子。
ネルセンス学院に通う彼女は、周りとの違いや疎外感、友人ができないことに悩みながらも、持ち前のポジティブさで何だかんだ楽しい生活を送っていた。
そんな中、ある日学院で起きた魔力暴走事件。
その主犯である一人の青年との出会いをキッカケに、彼女の運命が動き出す!!
◆この作
品はpixivにも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 20:24:30
30300文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
前半部(第一章〜第三章)
真戸善生(まとよしき)は屍体性愛者である。
善生は幼少時から、自分自身と宗教にのめり込む家庭環境に疑問を覚えながら、極めて自己否定的な、猜疑的な、もしくは歪曲的な自己愛を持った、神経質な人物として育つが、或る日を境に始まった性徴の過程で、善生は自分自身が屍体にしか情慾を感じない倒錯者であることを悟る。
彼の存在の根源的理由、または価値、個性そのものであるべき性癖は、社会では到底受容されるはずがないと知りながらも、善生は自己洗脳的に社会からの不当な
疎外感と孤独感を背負わずにはいられない。
このような奇異な精神世界を持つために、善生は「人生とは壮大な自殺である」という信念を持ち、究極には自殺してでもいいから、自分自身がそうなりたいと思うほど、屍体に憧れを寄せる。
しかしそんな善生が高校2年生になった春、彼は人生で初めて、僅かにでも魅力を感じる女生徒と偶然知り合うことになる。彼はこの出会いを表面的、自己洗脳的に半ば受け入れながらも、しかし彼女との情緒的接近の度に、自分が本質的には彼女を愛することが出来ないことを悟り、その瞬間を皮切りに、善生の運命は坂道を滑落するように動き出す。
後半部(第四章〜第六章)
未公開
***
主人公善生の主観的、日記的、独白文的な構成で、この物語は進行する。 人間の破綻、愛の破綻、そして幸福の破綻を、正常者と異常者の狭間の視点から記した、この世の暗がりを歩むことしかできない孤独な少年の物語。
※本作品は完全なフィクションであり、ストーリー設定の都合上、現実世界に即する時代背景・情勢・描写を含みますが、本作品に登場するキャラクター、団体、組織、機関等は全て架空のものであり、また作中に登場するあらゆる表現についても、表現の自由の範囲内において、筆者は如何なる責任も問われないことを保障されます。
※本作品は、他小説サイト上にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 21:00:00
80015文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
1作がだいたい5~10分で読める(予定の)オムニバス青春短編小説シリーズ第28弾です。
シリーズ・コンセプトは「思春期の頃の自分に読ませてあげたい物語」。
(オムニバス・シリーズのため、話ごとに設定・主人公・文体が変わります。意図的にバリエーションを増やしている(多様な人生・多様な悩みを描くことを目標としている)ため、同じシリーズであっても、雰囲気や主人公の性格はだいぶ異なります。)
流行を追うより、時代と関係ない自分の趣味に没頭するのが好きな少女の抱く、不安や迷いの物
語。
SS用ブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング(http://mousou-story.jugem.jp/)」にも同じ内容のものを掲載しています。
(ブログ版はルビが少ない代わりに、下部(続きを読む)に蛇足な補足情報が付いています。)
なお、自作サイト「言ノ葉ノ森(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)」に本シリーズの「小説家になろう」版とSSブログ版両方へのリンク一覧を載せた「もくじ」ページを制作してあります。
運営さんも書いてくださっていますが、念のため→この物語はフィクションです。実際の人物・事件とは関係ありませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 20:53:23
2877文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学までのダメな自分から脱却した田辺優香は、バラ色の高校生活を夢見て入学式を迎える。
しかし、蓋を開けてみると自分以外のクラス全員の苗字が「渡辺」。いやなにそれ圧倒的疎外感!!
みんななんだかよそよそしいし、これから私どうすればいいの!?
最終更新:2022-07-19 06:18:53
12957文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
諸事情にて、プール授業の見学中。
最終更新:2022-07-15 17:03:39
1788文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は部下が心療内科から出て来るのを見た。
悩みがあるのならば私に相談すれば良いモノを。
疎外感とわずかな怒りを踏み潰すように、私は部下へと詰め寄った。
最終更新:2022-06-25 22:10:33
3294文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:112pt
子爵家の令嬢、アンナは六人兄弟の四番目。金髪碧眼の兄弟の中、自分だけが祖父似の茶髪という地味さに疎外感を抱いている。ほかの女姉妹とはソリが合わず、馬だけが気を許せる存在。社交界デビューを見据えてフィニッシングスクールに入れられる事になるが、兄の勧めで公爵夫人の私塾に入る事に。
最終更新:2022-05-16 13:10:02
57896文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:58pt
異世界転移者が訪れるようになった世界で、疎外感を感じながら生きる俺が幸せを求めてあがく物語です。
最終更新:2022-05-04 04:02:28
1959文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私の恋人には、忘れられない女性がいるそうです。初恋が苦く終わった時に慰めてくれた幼馴染なのだとか。その人に紹介すると言って連れて行かれたパーティーでは、疎外感しかありませんでした。
そんなある日、カフェでぼんやり座っていると、仕事の先輩と偶然会いました。彼の住む世界には、どうやら恋愛という概念がないようですよ。
最終更新:2022-04-26 18:46:16
9322文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:3948pt 評価ポイント:3714pt
二匹の猿が突然に人語を獲得した。
意思疎通の喜びに浸ったのも束の間、群は人語を獲得しておらず、二匹は疎外感に苛まれることになった。
互いを「サル」「モリ」と呼び合う二匹は自分たちのように群の猿たちを"擬人化"させるため、大胆な計画を立てるが…
最終更新:2022-04-12 17:41:41
5778文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔法を使えるのが当然の世界——。
そんな世界に生まれ落ち、19年。魔法を生来持てなかったユレス・バレハラードは、神父である父の仕事を手伝いながら日々を過ごしていた。
魔法を使えない疎外感、孤独感を感じながら今日も終わろうとする夜の時だった。
夜の礼拝堂、出会ったのは——令嬢然とした小さな少女だった。
やがて彼女と会話を交わし合う内、彼女はユレスにとってとんでもない事を言い放った。
「『黒魔刻魔法』、魔法が使えるようになるぞ」——と。
欲しくて止まない魔法
。ユレスは不安を感じつつも、その『黒魔刻魔法』を手に入れて——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 19:00:00
327021文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
建設会社勤務の宮坂は、ゲイという理由だけで親から勘当され、親族からもその存在を消されていた。
このことは同僚で親友の石倉だけが知っていて、ほかの者には隠している。
また、親族で唯一、励まし続けてくれた祖母は一年前に他界。
その際に宮坂は、家族からの陰湿な仕打ちによるショックも重なり、祖母の死を知った直後の数日間の記憶を消失していた。
以降、宮坂は更に深い孤独と疎外感にさいなまれながら、上司の藤野と仕事に打ち込む。
一方、支店から転勤して来た田島は、出世に異常な執着を
見せ、社長や取締役達に取り入る。
また、工事物件の横取りや積算金額の改ざん、女性社員への嫌がらせなど、卑劣な行為は事欠かない。
それでも着々と取締役就任への足固めが進む田島は、積算の件で対立している藤野を失脚させようと宮坂に近づく。
だが藤野を尊敬する宮坂は相手にせず、不発に終わる。
すると今度はこの報復とばかりに宮坂を潰そうと画策。宮坂の秘密をどこからか探り出し、社内で吹聴して回る。
これを知った宮坂は絶望のあまり卒倒。病院へ搬送されるが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 06:00:00
49451文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:42pt
1作がだいたい5~10分で読める(予定の)オムニバス青春短編小説シリーズ第23弾です。
シリーズ・コンセプトは「思春期の頃の自分に読ませてあげたい物語」。
(オムニバス・シリーズのため、話ごとに設定・主人公・文体が変わります。意図的にバリエーションを増やしている(多様な人生・多様な悩みを描くことを目標としている)ため、同じシリーズであっても、雰囲気や主人公の性格はだいぶ異なります。)
都会の大学に進学し、だんだん地元との「距離」を感じるようになった男子学生の物語。
変わりゆく故郷、帰りたいのに帰れなくなっていく場所へのノスタルジーの物語。
SS用ブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング(http://mousou-story.jugem.jp/)」にも同じ内容のものを掲載しています。
(ブログ版はルビが少ない代わりに、下部(続きを読む)に蛇足な補足情報が付いています。)
なお、自作サイト「言ノ葉ノ森(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)」に本シリーズの「小説家になろう」版とSSブログ版両方へのリンク一覧を載せた「もくじ」ページを制作してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 11:32:45
3301文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
【毎週土曜夜更新……したいとは思っています】
十五歳の誕生日をぼっちで過ごしていた利照はその夜、熱を出して布団にくるまり、目覚めると見知らぬ世界でリテルとして生きていた。
リテルの記憶を参照はできるものの、主観も思考も利照の側にあることに混乱しているさなか、リテルの幼馴染ケティが彼のベッドのすぐ隣へと座る。
リテルの記憶の中から彼女との約束を思いだし、戸惑いながらもケティと触れ合った直後、自身の身に降り掛かった災難のため、村人を助けるため、単身、魔女に会いに行くことにした彼は
、魔女の館で興奮するほどの学びを体験する。
異世界で優しくされながらも感じる疎外感。命を脅かされる危険な出会い。どこかで元の世界とのつながりを感じながら、時には理不尽な禍に耐えながらも、自分の運命を切り拓いてゆく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 14:12:24
452680文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
小学生の頃、仲のいい6人で戦隊ごっこをしていた。
これは、どうしようもない疎外感と劣等感を持ってしまった"俺"の話
最終更新:2022-01-10 11:00:00
1811文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
吸血鬼はカメラに映れない。オンライン会議では顔を出すことができない。
そのことに疎外感を感じ、少しだけ「普通」を願った吸血鬼とその末路。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
最終更新:2021-11-15 05:39:08
8000文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
妖刀燈凪暢。古くから世に伝わり、妖怪の力を封じることができる刀。神埜深春は、日々燈凪暢を携え妖怪退治に奔走していた。
平生は学校に通いながら、幼なじみの楓と過ごす心地いい時間や、かつて封印した妖である影や、少し気まずい間柄となっているカルマとの時間を過ごしている。夜や妖怪が現れたとなればすぐさま刀を抜き、自ら戦闘に身を投じる。疑いもせそんな毎日を、過ごしてきた。
そんなある日、妖怪と人とを仲介する調停社の仕え、古賀凛から、彼女たちの住む街で起きている連続焼死事件の犯人討
伐を依頼された。その犯人が、妖である可能性があるという。
深春や影、古賀凛が調査に乗り出す中で、どことなく疎外感を覚えている楓。それはやがて山となり募っていき、蓄積されたさびしさが楓の胸を穿つ…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 23:00:00
86955文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
作:とみなが けい
ローファンタジー
完結済
N9035HC
河原の小屋に集うどこか疎外感を味わう3人の少年少女。そこに現れたホームレスは細やかな奇跡を起こせるのだが…
最終更新:2021-08-01 08:41:36
82847文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
麻恵乃は、恋い焦がれる熱情も、ときめきの切なさも、まるで知らなかった。
それは、“彼”との交際の中でも、“彼女”との暮らしの中でも、変わらずに。
それでも、大切だと思える温かい気持ちを見つけることができたとき。
『恋愛』が分からないせいで感じていたはずの疎外感のようなものなんて、もう、どこにも無かった。
――そんな感じの、ある一つの『好き』ってことについて書いた短編です。
この作品が、たまたまこれを読んでくれた誰かの、『想い』を肯定するものであったら幸いです。
最終更新:2021-07-19 19:14:56
8520文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
Lo・V・E
loves。vampires。andE。
疎外感、孤独、アイツがここに居ろと言ってくれた、魔法、祈り、願い、たったひとつそれだけあれば生きていけるモノ、恨み、仇、愛。
紀元前エジプトに転生した日本人成人男性はなんのチートも知識武装も無くモブ生活を続け15歳を迎えた日。その夜運命に出会う。
カクヨムでも遅れ連載中(ID takumi2501)
最終更新:2021-07-06 12:00:00
52346文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:けんぽねる
ヒューマンドラマ
完結済
N9001HA
「俺」は大学の同期とドライブに行った。なんとなく感じていた同期との心の壁をほんの少しだけ取り払ってくれたのは、最初の停車地である海沿いの神社の鳥居だった。しかし、神社境内の海辺で「俺」はまたすぐに些細な疎外感を感じてしまう事になる。海から戻る「俺」の足元には、儚い祈りの象徴である、賽の河原の石の塔があった。
最終更新:2021-06-24 12:53:22
19584文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
由佳(二四歳)は焦っていた。
周りは次々に男ができるのに一人置いてけぼりな疎外感。仲のいい友達にも彼氏ができ、ついに最後尾。
由佳は友達に進められてマッチングアプリを始めてみるが―――
最終更新:2021-05-03 00:00:00
1952文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
二十歳の女の子、結月
消えない疎外感を抱えて
先の見えない日々に揺らぐ心
最終更新:2021-04-19 10:40:29
3862文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
異星人たちが地球の娯楽作品の現状に不満を抱いている結果。
最終更新:2021-04-12 21:27:14
2244文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
子どもの頃には友達だった女の子、そんな女の子が女の子らしくなっていくにつれて疎外感のようなものを感じていた僕。ある時、昔なじみの駄菓子屋でその女の子に子どもの頃の面影を垣間見て・・・。
最終更新:2021-01-12 16:14:32
7203文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N3188GQ
親から否定的なことを言われてしまうと、どうしても動揺してしまう……。母親から「やさしくない子」と言われてしまった少年ミヤ。もしもミヤが、病気がちな弟の身体に無理がかかるようなことをさせていたのなら、やさしくないと言われても仕方がないかもしれない。けれど、ちゃんと弟の身体を気遣っていたのに、やさしくないと言われてしまった。そんな場合は、本当なら、自分は問題のあることをしたわけではなく、母親が言いがかりをつけてきただけだということになり、ミヤの心は傷つかなくてすむはず。けれどミヤ
は、母親に「やさしくない子」と言われたとき、とっさに自分のことを「やさしくない子なんだ」と受け止めて、傷ついてしまった――。
どうしてそんな風に受け止めてしまったのか、ミヤの心の内を紐解いていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 18:52:23
4379文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔法の栄えた世界、グリムリアで、世界を巻き込む巨大な戦争があった。
多くの死に憂いた世界各国は、武器の完全撤廃を発案し受け入れる。
それにより剣術を競う大会は影を潜め、代わりにとある競技が世界を熱狂させた。
それが、モンスターバトルである!
とある町の少年テインは、周りの子供達が次々とモンスターと契約を交わしていく中、モンスターと契約出来ずに疎外感や焦燥感を感じて暮らしていた。
しかし、彼にはたった一つだけ希望があった。
それは、五年前に森で拾った大きな
タマゴ。それが孵る時、少年の運命は大きく変わるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 21:00:00
26560文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
統合失調症の内側を描く、本人が感じたとおりに描く、第三者の視点は無用。
最終更新:2020-09-20 19:04:26
14945文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
統合失調症の男が十数年の手紙の遣り取りの後、清水の舞台から飛び降りるように結婚するが、人との接触が負担になる男の神経が同居によりぶれだしてくる。
だが男は妻にそれが打ち上げられないままに、日々は過ぎて行く。 そして怯えは強まり、或日、水死体となって発見される。
その日から妻の夫の心を訪ねる日々が続き。
そして見えてきた物とは。
最終更新:2020-09-18 17:04:54
8744文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
無職になったのが原因なのか知らないが、彼は自分が遠く離れているような感覚を持つようになる。
彼の風景とそこから旅立ち。
最終更新:2020-09-18 16:50:42
6988文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「此処は僕の居る処では無い」何となく感じる此の世界からの疎外感。そして地味に学生生活を送っていた蒼真だが、実は人知れず子供の頃から『ナニカ』に襲われ、闘っていた。其れが日常となっていた蒼真の元へ海外からの美人留学生イリスがやって来て運命の出逢いを果たす。
デートへ向かう蒼真は道路へ飛び出した子供を助ける為に自身が身代わりになってしまい、
気がつくと其処は真っ白な空間にいた。
途方に暮れる蒼真の元へ何故か最愛の彼女が訪れる。
そして衝撃の真実を知った蒼真は神への修練をする為に一
度異世界へと転生する事になるのであった。
そうして異世界へと転生した蒼真は普通の親と思っている『世界最強の両親』に何気なく英才教育を受けさせられ自らも自重無しで神への修練を何となくこなしていくのだった...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 22:05:40
68604文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:40pt
自身が認識するもの全てを、人生さえも丸々否定した一人の男子高校生、『黒水和塔』は突如として落下した巨大隕石によって世界もろとも消滅した。
意識を取り戻した矢先、息をつかせぬまま『天使』を名乗る少女が告げたのは世界の理から外れた、疎外感極まる存在である和塔への二つの選択肢、『消滅』か『転生』であった。
数十億という単位の人間の魂と融合した事により、この空間に足をつけて立っている事を知らされた彼の心に重くのしかかる罪悪感と悲壮感。とうに捨てた筈の感情に苛まれる彼の苦心など、意に介
さぬかのように彼女は選択を迫る。
結果、彼が出した結論は『転生』であった。
善悪の垣根を超えて和塔が真っ先に浮かんだ答えは「生きたい」という、彼らしからぬ理由だったのだ。罪を意識した訳ではない、ただ一人の弱く純粋な少年としての心からの願いであった。
その選択を聞き入れた彼女は十億パターンの内から規定に従い、ランダムに付与する『特性』を選ぶ。そして和塔に与えられたのは『無限進化(グノーティ・セアウトン)』という、レベル上限がない代わりに成長の速度が通常の十分の一以下の、数多ある特性の中でも最低最悪の無価値他ならないものであった。
しかし潔くそれを受け取り、彼は見知らぬ地へと踏み出す。
彼に待ち受けるものは破滅(バットエンド)か、報われ(ハッピーエンド)か。
彼自身が出す答えは罪か、それともーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 08:37:17
14253文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
高校生になると、少女たちはコスメを手に取って自分に魔法をかける。それは朔夜の小学校からの親友である小夜も同じだった。
新入生ガイダンスで壇上に立った才色兼備の生徒会長に、新入生の多くは憧れを抱いた。小夜もその一人で、生徒会長の美貌に少しでも近付こうと化粧を始める。対して、流行に鈍感で無欲な朔夜は化粧に興味は持たなかったが、憧れを追いかける小夜の姿を可愛らしいと感じていた。
ある日、朔夜はなんの前触れもなく、みんなの憧れの的である生徒会長から告白を受ける。動揺を隠せない朔
夜は返事を保留にするが、会長のペースに巻き込まれるままに一緒に昼食を摂り、外堀を埋められる形で学校公認のカップルにされてしまう。そのせいで小夜からの嫉妬を買ってしまい、朔夜は小夜の冷たい態度に頭を悩ませる。というのも、朔夜は小夜の親友でありながら、中学の頃から小夜へ恋愛感情を抱いているのだった。
生徒会長との二度目の昼食を終え、気が重いまま教室に戻った朔夜は、冷たい態度を一変させた小夜と顔を合わせる。今までポイントメイクだけで済ませていたがフルメイクしたと話す小夜に、ただ朔夜は見とれていた。そして改めて小夜のことが好きだと感じ、会長の告白を断ろうと決断する。
その日の下校、小夜と歩いていた朔夜は会長に呼び止められ、自分に付き合ってくれないかと問いかけられる。またペースに飲まれそうになった朔夜は己を奮い立たせ、その日は小夜と帰る旨を会長に告げる。ちゃんと断ることができたことに高揚していたが、別れ際に会長が小夜のメイクにアドバイスをして、感激しながら話す小夜の様子を見ているうちに疎外感を抱く。もしかしたら小夜がフルメイクをし始めたのは、少しでも会長の目に留まりたいからではないかと思った朔夜は、小夜にその理由を訊く。
「化粧って魔法みたいでしょ。朔夜に冷たくしちゃったから、いつもの自分を取り戻さなきゃって思って」
その話を聞いた朔夜は、化粧をしなかったら自分と友達でもいられないのかと感じ、決断していたはずの会長への返事を鈍らせた。そして朔夜の結論は——。
※この小説はpixivにも投稿しています。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12205634折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 09:52:45
22834文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:31pt 評価ポイント:25pt
検索結果:94 件