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検索結果:39 件
1
シュレーディンガーの猫
箱の中に、1時間以内に5割の確率で毒ガスが出る装置と猫を入れる。1時間後、箱を開けて中を確認するまで猫は生きた状態と死んだ状態が重なり合っている。
生徒会の副会長、赤佐と先輩で会長の緑は、中学校創立50周年記念式典で来賓の1人から、創立された年度に書かれた日誌を受け取る。
日誌には“今朝、生徒が屋上から飛び降りた”という記述があった。赤佐は日誌から、50年前に起きたある事件の真相を突き止める。
最終更新:2024-05-05 00:31:06
8549文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけに
もいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。
◇
同タイトルの短編からの連載版です。
一章は短編版に5〜8話を加筆したもの、二章からは完全書き下ろしです。ゆっくり更新になりますが、こちらもどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:12:44
176330文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:18236pt 評価ポイント:9974pt
ブロンズ、16歳。
大将軍の孫として生まれた彼は、祖父に幼い頃から虐待とも言える熾烈な指導を受け、稀代の天才である妹と比べられ、自尊心を欠けながら育ってきた。
多数の来賓客を招いて行われた妹との模擬戦に負け、家を追い出された彼は、ダンタリオンと名乗る奇妙な男に肉片を飲まされ、見たこともない場所へ飛ばされた。
実はその肉片は神の肉片であり、それを飲み込んだブロンズもまた、神へと変わっていた。そう、【雷神】へと。
この物語は、【雷神】へと変わった彼が、最強を目指す物語。
最終更新:2024-05-03 13:22:56
197685文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:196pt 評価ポイント:88pt
生まれ育った村で厄介者扱いを受けていたオーガストは、とあるきっかけで『術師』を名乗るイヴリンに拾われる。ここに広がるは、どこにでもありそうな魔術の世界。師弟関係になったふたりがおりなすは、なにより永遠に近い旅路の備忘録である。さてさて、ご来賓の皆々様。ときどき笑え(るかもしれなく)て、ときどき泣ける(かもしれない)ファンタジーの幕開け!
最終更新:2024-02-12 21:40:16
4741文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
わたくしたちのこえを奪わないでくださいませ。
これは王国帝国太陽王国それぞれに住まうわたくしたち友柄(ともがら)が一同に集い、同じゅうことばをそろえて、王立学園文化祭ご来賓の教会のみなさまにむけて披露いたしました讃美歌の記録でございます。
最終更新:2023-12-01 12:00:00
1000文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:32pt
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。
「オーギュスト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う
!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」
その時だった。
まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。
そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。
「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」
フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。
「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」
フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:03:42
17615文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2712pt 評価ポイント:2466pt
百年前に大聖女として尽くして亡くなったシンシア。
転生した彼女は大聖女を祝うパーティーで、第三王子のエリオに身に覚えのない罪を着せられ、婚約破棄を言い渡される。
「私の後ろを歩けない女に、価値があると思うなよ」
第三王子エリオの代わりにすべての公務を肩代わりしてきたシンシアは、最後に仕事仲間たちへお礼を告げて王都を去っていく。
そして、なぜか共に付いてきた第三王子付きの騎士テイル・ヴァーミリオン。彼は「エリオ様と喧嘩して、クビになっちゃった」と言って、傷ついたシンシアの心を癒
すように溺愛し始める。自然と二人で旅をしていくうちに、徐々にシンシアの心の傷も癒え始める。
一方で、シンシアが居なくなった王都では、第三王子エリオの仕事が一切回らなくなり、重要な来賓で大失敗を犯し、「すべてシンシアが悪い!」と言い出したエリオ。シンシアを見つけ出し、全ての失敗をシンシアのせいにしようとするのだが、そこでテイルが本当の身分を明かしだして────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 00:03:08
11739文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:1204pt 評価ポイント:1094pt
とある国で婚約破棄が行われた。
婚約破棄を起こしたのはその国の王太子で、彼は国の学園で出会った男爵令嬢に惹かれ彼女と共謀し、婚約者であった公爵令嬢を陥れ、断罪しようとしていた。
その日は学園の卒業式であった。
記念となる式で行われた婚約破棄に学園は騒然となる。
公爵令嬢は、突然の婚約破棄に毅然と対応するも、王太子達は取り合わなかった。
婚約は破棄され、断罪が行われようとしたところに、突如威厳のある声が響き渡る。
卒業式の来賓としてこの国に赴いていた、魔導帝国の皇太子であ
った。
人とは異なる種族である、魔族の国の皇太子の登場に会場は更に混乱した。
圧倒的な美貌と、迸る威厳は会場にいる者全てを飲み込むほどの存在感があった。
公爵令嬢は短期間であったが、魔導帝国に留学しており、そこで彼と出会い交流を深めていたのだ。
王太子が婚約破棄をする理由として、男爵令嬢の虐めを上げていたが、その時期彼女は留学しており、この事実から皇太子は彼女の潔白を証明した。
その後、王太子の不義理や数々の矛盾を一つ一つ暴き、遂には公爵令嬢の名誉を回復させた。
王太子達は逆に断罪された。
その後、皇太子は公爵令嬢に婚約を申し込み、婚約破棄劇はまさかの展開を迎える事になった。
後年の歴史学者は語る。
此処で全てを終わらせていたら……と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 09:34:21
33166文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:21818pt 評価ポイント:18682pt
光属性の聖女である主人公、エステルは、あろうことか毒属性も持っており、作る料理は全て毒物に変わってしまうという特性を持っていた。
彼女の作る料理は、不思議なことに味は美味いが、大量に食べると死に至る劇物である。
しかし神殿の意向でエステル本人には毒属性を知らされておらず、戦後の貧しい国民のため、神殿が行う施しのため炊き出しに参加していた。
実は彼女の料理は、喰うとネズミや魔物さえも死ぬと言われており、そのことから、彼女の料理はネズミ除け、魔物除けの効果を持つと評判になっていた
。
そんなある時、神殿にエステルの婚約者である第二王子レナルドが現れる。
彼はエステルに次の来賓を迎えた晩餐会で料理を振る舞ってほしいと言い出す。
晩餐会の主賓は、友好国である隣国の若き皇帝ガルリア。
自分が王になりたいレナルドは、皇帝をエステルの作る毒料理で暗殺して帝国の領土を自分の手中に収め、それを戦果として王に成り上がろうと考えていた。
そんな企みなど知らず、王城で厨房を借りることになったエステル。
しかし、料理を作っている最中に、レナルドと男爵令嬢の逢引現場を目撃してしまい、レナルドからは「面白みのない女と彼女は違う。お前とは婚約破棄して、彼女と結婚する。お前は愛妾にでもしてやろう」と言い出す。
それでも、自分に与えられた仕事を全うしようと、純粋に皇帝をもてなすために腕を振るうエステル。
そして晩餐会、普通の人間ならば美味いと言って食べた数秒後に腹痛を訴え始めるのだが、皇帝ガルリアは一切それがなく、なんとエステルの料理を完食して…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 08:33:50
32703文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:134pt
公爵子息のロイド・ウィラーは困惑していた。
この世界が乙女ゲームというのにも驚きだが、その続編がギャルゲーだと転生者の元・ヒロイン(断罪&ざまぁ済)に聞かされたのだ。しかも、メインヒロインが最愛の婚約者だと…!
どうやらアレクシス殿下の即位式に他国からやって来る来賓の中に、ギャルゲー主人公がいるらしい。女の子ホイホイの主人公に対抗する唯一の手段は『溺愛』のみ!
果たしてロイドは、ギャルゲー主人公の魔の手から婚約者を守る事ができるのか!!せっかく想いが通じ合っても、ジレジレ交際
をしているロイドはどこまで婚約者を溺愛する事ができるのか!!
『ロイド・ウィラー』シリーズの続編になります。シリーズで読んでいだけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 20:24:39
228957文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:416pt 評価ポイント:216pt
作:Nica Ido
ハイファンタジー
完結済
N7591ID
ブラン王国の侯爵令嬢ニナは、王太子の婚約者となるべく、彼の幼なじみの侯爵令嬢シャルロットをライバル視していた。
晩餐会の夜、シャルロットの邪魔をすることで王太子からダンスの相手に選ばれ、来賓たちにも称賛を浴びて大満足。その帰り道、馬車が事故を起こしてしまう。
気がつくと、そばには超絶イケメンが……。なんとこのイケメンは天使だった!
「え!? 私、死んでしまったの?」
生き返る条件は「聖女になること」だと天使は言う。
条件を受け入れて生き返ったが、聖女らしいどころか、今まで
通り思いのままに行動するニナ。それが結果的に人々へ幸運をもたらすことになる!?
イケメン天使に応援されながら、わがままに聖女として突き進む! 自分もみんなも幸せを掴むハッピーファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 21:43:11
112998文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:40pt
「シマーズ・サツマ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う煌びやか夜会の最中。
サツマ公爵家の令嬢であるシマーズは、婚約者のデズモンドから、唐突にそう宣言された。
「デズモンどん、どういうことでごわすか? おいどんとデズモンどんの婚約は、先王様の決めた契りでごわす。約束ば違えるのは、上に立つ者として恥でごわすぞ」
「ええい、うるさいうるさいッ! 今の王はこの僕だ! 誰にも文句は言わせんぞ! 僕はもう、君みたいな粗野な女にはうんざりなんだ
! 今後僕は、ジェイドと真実の愛を築くッ!」
「デズモンド様! 私、嬉しいです!」
「……」
男爵令嬢のジェイドが、デズモンドにギュッと抱きつく。
豊満な胸を押し当てられたデズモンドは、床に届きそうなくらい鼻の下を伸ばしている。
――先代の王の急逝により若くして王となったデズモンドは、邪知暴虐の限りを尽くしていた。
税率を20%も増加し、自身は朝から晩まで酒池肉林の贅沢三昧。
国民の王家への不満は限界まで達していた。
その挙句、今回のシマーズへの婚約破棄である。
来賓の貴族たちはいよいよこの国も終わりかと、固唾を呑んだ。
「やれやれ、前々からたわけ者だとは思うとったが、まさかここまでとは。つくづく呆れたでごわす」
「っ!? 何だとぉ!?」
「先王様に義理立てして今まで我慢ばしてきたでごわすが、そっちがその気なら話は変わるでごわす。――デズモンどんのようなガンタレとの婚約、こっちから願い下げでごわす」
「貴様ァッ!! 神にも等しい王たる僕に向かって何だその口の利き方はァッ!! 不敬罪だッ! お前たち、この痴れ者を斬れッ!」
「「「……ハッ」」」
抜刀した近衛兵八名にたちまち取り囲まれるシマーズ。
「やれやれ、おなご一人にこんな数を。王としての誇りはないのでごわすかデズモンどん?」
シマーズは腰に差している剣をゆらりと抜いた。
――それは代々サツマ家に伝わる、『刀』と呼ばれる独特の反りを持った片刃剣であった。
シマーズはそれを上段に構え、「コオオオオ」と呼気を整える。
シマーズから放たれる圧倒的なオーラに、近衛兵たちは一瞬たじろぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:16:18
3334文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:1390pt 評価ポイント:1296pt
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」
その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。
ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。
その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘
厳な祭壇と神楽舞台が設置され。
その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。
「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」
「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」
いったい全体どういうことでしょう?
殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。
♢♢♢
この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。
そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって?
それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と呼んで蔑んだレムレス王太子。
いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。
でもです。
お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません!
絶対に許容できません!
聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。
でも。
事態はもっと深刻で。
え? 禁忌の魔法陣?
世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!?
※アナスターシアは異世界恋愛で連載したお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。
※連載版にあたり、その後の展開も鑑みてジャンルをハイファンにしてみます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 00:34:07
83920文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:866pt 評価ポイント:422pt
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけに
もいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した元婚約者や平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 21:15:14
30277文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:59384pt 評価ポイント:49206pt
この日、デレクは自身が主催するパーティ会場で来賓をもてなしていた。
すると、突然叫び声が会場内に響き渡る。
そこには自分が愛した女性とその女性と婚約した男が別の女性を侍らせ、対峙していた。
最近、良くなってきた頭痛が再発する予感を覚えながらも、もしかしたらと、期待を覚えて様子を見ることにした。
最終更新:2022-07-29 10:00:00
3171文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:12798pt 評価ポイント:11692pt
卒業式の最中私は、付き合ってもいなければ婚約者でもない暫定王太子のバカに婚約破棄された。
反論する気力もなく来賓の国王と学園長がホモカップルではないかと現実逃避すると国外退去までバカに告げられてしまう。
そもそも辺境勤務の錬金術師志望だった進路も強引に宮廷の窓際勤務へ変更させられていたので、これ幸いと国外退去しようとしたが、シマリスの餌やり等で窓際勤務を承諾してしまった。
そんな私の婚約破棄騒動から始まる淡い恋から、次期国王を身ごもるまでのあらすじサギな短いお話。
最終更新:2022-06-30 21:44:51
3977文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:530pt 評価ポイント:440pt
公爵令嬢、セシーリア・ヴァインシュタインは極度のブラコンだった。
どこに行くにも兄の後をついていき、離れると泣くわ喚くわ両親にも手がおえなくて。
そんな妹に兄デュークフリードは常に優しく接してくれていた。
それが当たり前だと思っていたのだ。
そう、あの時までは。
######
「セシーリア・ヴァレンシュタイン公爵令嬢よ。わたしは今からそなたを糾弾する!」
シャルル・ド・カロリング王太子は大勢の来賓客の前で、そう声を張り上げた。
今日は貴族院の卒業パーティ。ちょうどシ
ャルル殿下が卒業されるというそんな時。
悪役令嬢として王太子に断罪されそうになったセシーリア。
でも、ちょっとその断罪は的外れで。
だってわたくしが邪魔をするのはお兄様に言いよる悪い虫に対してだもの。
その令嬢を王太子殿下がお好きなら好きにすればいいですけど、彼女、うちのお兄様にちょっかいを出していたんですからね!
#######
七歳の時、前世の記憶が蘇ったわたくし。
でもなんで!?
よりにもよって大好きだった恋人がお兄様に転生してるの!?
ああ、もう、構うものですか!
お兄様だって構わない。
悪役令嬢になっても構わない。
わたくしのお兄様に近づく令嬢は、みんな邪魔をしてあげますから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 19:59:29
4082文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:588pt 評価ポイント:516pt
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」
その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。
ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。
その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘
厳な祭壇と神楽舞台が設置され。
その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。
「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」
「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」
いったい全体どういうことでしょう?
殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。
♢♢♢
この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。
そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって?
それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と蔑んで呼んだレムレス王太子。
いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。
でもです。
お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません!
絶対に許容できません!
聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。
でも。
事態はもっと深刻で。
え? 禁忌の魔法陣?
世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!?
※鋼鉄の聖女の完全版を書こうと思っていたら、結局こんなお話ができあがりました。お飾り妻の方の続編という形で今まで書いた短編の設定を目一杯詰め込みました。
※アナスターシアはお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。
※楽しんでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 20:54:16
14751文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:694pt 評価ポイント:598pt
「このわたし、ライゼリード・フォン・ヴァインシュタインの名に置いて、アーリシェ・ラ・ローエングリーン公爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!!」
それは、よりにもよってこのヴァインシュタイン王国建国記念祝賀パーティーの真っ最中、来訪してくださった諸外国のご来賓の目の前で。
その主役となるはずであった王太子の口から高らかに語られたのだった。
っていうか、なんで今? こんな場所で国家の恥を晒してどうするのこのぼんくら頭が!
「アーリシェお嬢様、これ
、片付けてもいいですか?」
耳元でそんなふうに囁く側仕え件護衛のリリム。
ああ、国王陛下まで顔を真っ赤にされて怒っていらっしゃる。
もうしょうがないわね、速やかに御退場願いましょうか。
それなのにぼんくら王子はなおも続ける。
「ふん。突然のことで言葉も無いようだな! どうした、理由も聞かないのか!?」
「はは、知りたいだろう、聞かせてやるよ。わたしは真実の愛を見つけたのだ!」
そういうと、ライゼリードは手招きをする。「パーシャ、おいで」
てとてとと走り寄ってきて彼の腕にしがみつく頭の悪そうな貴族令嬢。
着ているドレスは既製品それも去年の流行りのもの。
子爵? それとも男爵? ひょっとしたら騎士爵のどなたかの御令嬢かしら?
お会いしたことありませんよね。
見覚えの無い娘《こ》です。
でもそうですか、この娘がそうなのですね。
「お前はこのパーシャ・マルガリッタをいじめていたそうだな」
はあ?
「ドレスをよごしたり、切り裂いたり。あげくに階段から突き落とそうとしたそうじゃないか。わたしはおまえのような陰険ブスと結婚するなんてまっぴらなんだ。ほら、どうだ、この場で宣言してやれば、父上とて婚約破棄をみとめざるを得ないだろうさ。そうしてわたしはこのパーシャと結婚する。彼女を王太子妃にしてやると誓ったのだ!」
ああ。
もういいわ。
もうほんと、こんなおバカな王太子、こちらから願い下げです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 19:56:46
4760文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:1652pt 評価ポイント:1440pt
学生たちの間では、卒業式典の場で婚約破棄を宣言することが流行しているが、その余波として王宮の事務仕事が激務と化している。貴族同士の繋がりを管理する爵位編纂室の女性文官・セーラは、この時期になると頭と胃を痛めている。
この騒動の発端となった婚約破棄宣言を行ったのは、数十年前の王子殿下。
世代は違えど関係者である第三王子のアレクシオは、セーラの上司でかつての学友で、そして十年来の片想いの相手でもある。
アレクシオは、今年度の卒業式典の来賓挨拶役として学園に赴き、セーラもまた補佐
として出席することになる。
爵位編纂室の彼らは、この婚約破棄ブームに歯止めをかけることができるのか。
そしてセーラは、こじらせた片想いから無事に卒業できるのか。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 20:31:01
10434文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:10028pt 評価ポイント:8978pt
ノイングラート帝国皇立学園。
その最高学府、ベルンカイト校では本日、中等部の終業パーティが開かれていた。
パーティはダンスホールを使った立食形式で、終業する3年生と多くの来賓が、豪華な食事を楽しみながら歓談を続ける。
同盟国であるランドハウゼン皇国の第二皇女、アリア・リアナ・ランドハウゼンも、終業生の一人として、このパーティに参加していた。
アリアは本年度終業生の主席。彼女の元には、ひっきりなしに祝辞の声がかけられる。
ランドハウゼン皇国は、三大国でも容易
には攻め込めない強国だ。
アリアを通した皇国との繋がりは、誰もが欲しいところ。
それにアリア個人も、人気、実力、容姿、全て揃った魅力的な姫である。
男達の様々な思惑が渦巻いた結果、アリアはパーティ開始から1時間半、全くの休みなく来賓の相手をし続けることになった。
途切れることのない話し相手に笑顔で応え続けるアリア。
若年とはいえ、皇族たるアリアは平然とそれをこなしていくが、よく見ると、こめかみに一筋の汗が滴り、笑顔もどこか引き攣っている。
腰も僅かに落ち、膝上まで露出した脚は時たまブルっと震えて見せる。
疲れから来るものではない筈だ。
普段からよく鍛えているアリアは、例え2時間立ちっぱなしになったとしても、疲れを見せたりはしない。
なら、酔ったか? それも違う。
相手に付き合い、いくつもグラスを空けはしたが、アリアは毒物全般の分解が早い体質だ。酔いは精々ほろ酔い程度。
では一体何が、表面を取り繕えなくなる程に、アリアを追い詰めているのか。
(早くっ……早く終わって……!)
……分解されたアルコールは無くなるわけではない。血流として全身を巡り、やがて体外に排出されるのだ。
(このままじゃ……私……!)
汗や息、そして――尿として。
(こ、ここで、漏らしちゃう……っ!)
歓談と演奏に賑わう会場の中、アリアは耐え難い尿意に襲われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 20:36:17
10504文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:48pt
作:エコエコ河江(かわえ)
アクション
完結済
N5757HD
家政婦として潜入し、秩序のために戦う。
強い女たちのスパイアクションです。
家事代行の無害な顔で、
調査、確保、または護衛も、
機材と技術でお見せします。
夏の案件は、小学生の調査。
同学年の子らの暴力への懸念があり、
しかし証拠がなく動けないところを、
レデイア・ルルが担当します。
過程でもっと大きな事件に巻き込まれ、
親子ともども危機に瀕する。
秋の案件は、建物の偽装工作。
家を空ける家主に代わって、
生活していると機械に教えます。
情報を伏せていたために訪れる来
客たちに、
レデイアが応対していく。
さらに予定外の家主の帰宅に続いて、
面倒ごとへの参加を余儀なくされ、
ひとつの書類を手に入れる。
冬の案件は、闇組織の親玉の確保。
結婚式の来賓として現れ、
ボディガードや配下も従えている。
レデイアは大きな代償を払って確保し、
仲間たちの尽力で取り戻す。
ワーカホリックのレデイア・ルル
レデイアに懐いたリグ・リティス
闇組織を憎悪するロゼ・ブラック
ロゼの元付き人で現相棒のダスク
花形となったふたつの2人組は、
今回の一件で距離を縮め4人組になります。
その過程もあわせてお楽しみください。
カクヨムにも投稿しています。
ノベルアップにも投稿しています。
使い馴染んだUIで読めるよう、
なろうにも投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 14:00:00
62191文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:86pt
作:インド人嘘つかない
異世界[恋愛]
短編
N1512HD
帝国の来賓も迎えた、王国の最高学府の卒業パーティーで、マンデル第一王子は言い放った。「侯爵令嬢ターナとの婚約を破棄する」と。愛人の男爵令嬢ノーチェが虐められたことがよほど気にくわないらしい。もっとも、ターナには全くもって身に覚えがなく――
この婚約破棄の方程式が、王国を破滅にみちびく解になるとは誰も気づいていなかった。
最終更新:2021-08-06 11:22:19
8922文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:9448pt 評価ポイント:8656pt
作:Kazma8910
異世界[恋愛]
完結済
N6567HC
学園生活も終わりに近づく中、王太子ウォルターと側近たちは悩みを抱えていた。彼に一目で恋をした平民の女子学生メグが彼の前に現れては真実の愛についてのポエムを語り、歌い去って行くのだ。その奇行に耐えるのも卒業までと思っていたが、多数の来賓が参加する卒業パーティーでやらかしたりすればただでは済まない。メグの暴走を止めるべく、チーム王太子が動き出した。真実の愛のために婚約破棄を訴える暴挙をどうやって阻止するのか?
最終更新:2021-07-27 07:20:13
10676文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:1748pt 評価ポイント:1592pt
王国には入学は容易だが、成績や品性に基づく卒業ができない学園がある。身を律し、人としての行動を見られている学園には伝統の卒業式の前夜祭があった。その前夜祭で王国の第三王子がやらかしてしまう・・・。完璧な公爵家令嬢を婚約者に持つ第三王子は、王族の鼻つまみ者で、前夜祭で婚約者を断罪し、あわよくば婚約破棄して、浮気相手と一緒になろうと考えていたが・・・。
それを傍で見ている来賓として招かれた夫婦は、結局見守ることができず、乱入してしまうのだった。
すみません、ご都合主義で申し訳ない
んですが、他の話を考えているときに、王族って自分の行動が公共よりかどうかなんてとっさの時には考えられないですよねえと思ってしまい、思いついた話です。因みに魔導士ですが、話し中に魔術は一切使いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 01:45:48
13960文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:184pt
作:BlueBeLL
異世界[恋愛]
短編
N5931GY
外国からも来賓を招いているほど盛大なパーティーの中突然、茶番が起きた。そう、まさにテンプレな婚約破棄だ!!
その茶番に対し、私はどうでも良いと思った。当事者ではあるのだけどね。
それよりもそこの第二王子。その婚約、だれにも破棄できませんよー。
エブリスタにも投稿しています。
最終更新:2021-05-09 16:00:00
10748文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:296pt 評価ポイント:262pt
【あらすじ】
伯爵令嬢エリーゼは、第一王子であるプロチウムと婚約することになる。それは、プロチウムが昔からの思い人を見つけ出すまでの仮の婚約。
その見返りに、エリーゼはプロチウムから、護衛として天才魔導師クレヌの護衛をつけてもらう。
だが、このクレヌ、一癖ある魔導師だった。
プロチウムの領地での他国の来賓を招いてのパーティーに参加すべく、クレヌの護衛のもと二人きりの旅に出たエリーゼ。だが、次第にクレヌに惹かれだしてしまい……。
八割がた、エリーゼがクレヌに甘やかされておりま
す。そんなお話です。
【注意事項】
以前公開していた
『公爵令嬢、王子との婚約から逃げたと思ったら天才魔導師の弟子になる』
の、元になった話のため、登場人物の名前や設定に等類似点がございます。
【公開スケジュール】
既に全話(二十七話)投稿済みなので。一日一話のペースで公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 08:01:02
113495文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:418pt 評価ポイント:276pt
作:木の実山ユクラ
異世界[恋愛]
完結済
N2237GC
ずっと冷たい態度でアレクシアをまるで虫のように追い払ってきた婚約者。彼には最愛の想い人・リナリーがいる。
そんな彼がアレクシアの名前を呼んだ。
……遂に婚約破棄をされる時が来た。
大勢の来賓客の前で、盛大に婚約者に捨てられるのだ。
しかし、意を決したアレクシアの目の前まで歩いてきた彼が言った言葉は
「婚約破棄をして欲しいなどとは、もう言うな」
最終更新:2020-11-24 07:03:12
96383文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:29378pt 評価ポイント:14360pt
スタッカード公爵家が三女のアーシャは、『ツギハギ公爵令嬢』と呼ばれている。着ているドレスがツギハギで、髪や瞳の色も別々であるからだ。
ある来賓会のことである。アーシャは妾の子であるという自身の境遇と、それに伴う公爵家内の虐めを噂話にされたことに怒り、暴れてしまい……そして、その帰り道で、自分の婚約者であるゴードンと姉のバーバラが逢引をしている現場にも遭遇し……?
――アーシャの夢は、幸せな結婚をしてほのぼので温かい家庭を作ること。果たしてそれは叶うのか。
最後はハッピーエ
ンドです。ざまぁもあります。
※、短編からの連載化になります。短編は短編、連載は連載なので、良くなるように頑張りました。文章や描写の修正、展開の追加等々で別物になってます。
※、2020/8/22完結しました。短編と文字数を比べると最終的に4倍くらい物語のボリュームが増えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 22:07:56
51235文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:112pt
総合ポイント:6156pt 評価ポイント:3976pt
スタッカード公爵家が三女のアーシャは、『ツギハギ公爵令嬢』と呼ばれていた。着ているドレスがツギハギで、髪や瞳の色も別々であったからだ。
ある来賓会のことである。アーシャは妾の子であるという自身の境遇と、それに伴う公爵家内の虐めを噂話にされたことに怒り、暴れてしまい……そして、その帰り道で、自分の婚約者であるゴードンと姉のバーバラが逢引をしている現場にも遭遇し……?
――アーシャの夢は、幸せな結婚をしてほのぼので温かい家庭を作ること。果たしてそれは叶うのか。
※最後はハッピ
ーエンドです。ざまぁもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 00:01:53
13698文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:11048pt 評価ポイント:9618pt
本日、ある国の王宮では皇后の誕生日パーティーが開かれていた。
国内外から来賓を招き、盛大に祝われるはずの皇后が、
あることをきっかけに窮地に追い込まれる。
皇后が皇帝陛下に差し出す花に、込めれらた想いとは…。
最終更新:2020-05-31 19:25:24
5383文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:1152pt 評価ポイント:1008pt
突然部屋の前に現れる謎の人物(?)と、一緒に暮らすことになったナル。
初めは何が何だかわからなかったが徐々に現実を受け止める。今後のナルの運命は?!
最終更新:2019-05-06 11:05:28
7056文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ある朝、僕に一通の手紙が届いた。差出人はなんと侯爵令嬢!バースデー・パーティーへの招待状だ。驚いた僕は急いでプレゼントを用意して侯爵のお屋敷へ向かう。来賓たちは有名人ばかり。しかしお嬢様は現れることなく……*この作品はカクヨムにも掲載しています*
最終更新:2019-01-01 21:13:55
6000文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:610pt 評価ポイント:430pt
作:山之上 舞花
ヒューマンドラマ
短編
N6421ER
今日は娘の卒業式。一保護者として、PTA会長として、卒業式に出席することになった。PTA会長として祝辞を言いました。
この言葉を新しい門出を迎えたあなたに贈ります。
最終更新:2018-04-10 21:18:32
5089文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:42pt
作:山之上 舞花
ヒューマンドラマ
短編
N4908ER
PTA会長として中学校の入学式に出席した私の、来賓祝辞。気持ちを込めて話しました。
最終更新:2018-04-07 23:33:06
3318文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:62pt
1913年末、土方勇志大佐は海軍兵学校教頭として来賓の林忠崇元帥海軍大将を呉駅の駅頭で出迎えていた。林元帥は海軍兵学校第41期生に対して卒業式の来賓として挨拶を述べることになっていたのだ。海軍兵学校第41期生は、草鹿龍之介や大田実、田中頼三、木村昌福らがいた。土方大佐にとっては、将来、海軍大将を輩出する自慢の教え子たちになるはずだった。
だが、翌年の6月、サラエボで響いた銃声が全てを打ち壊した。サラエボ事件をきっかけに第一次世界大戦が勃発した。欧州の正月を楽しんで帰国し
よう、と欧州に赴いた海兵隊を筆頭とする日本陸海空軍は、主に西部戦線において4年以上の地獄を味わうことになったのだ。そして、海軍兵学校第41期生は、卒業式から5年後に生き延びていた者は幾人ぞという凄惨な死闘の中に飛び込むことになった。陸に海に空に土方大佐の教え子の海軍兵学校第41期生は第一次世界大戦において戦うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 06:20:50
174643文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:1028pt 評価ポイント:470pt
もしも、ユウリが王女としていた場合、のIFストーリーです
こちらの作品にはいずれ載せようかと思っているキャラクターも出てきますので、お付き合いいただけたら嬉しいです
***
レナーレと呼ばれる国があり、そこに来賓が訪れる、それを出迎える為にユウリとマサシは向かい…そして、そこで、出会う人たちと彼女は巻き込まれてしまう
最終更新:2015-08-13 00:00:00
61551文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
とある王国の魔術師養成学校に所属していたとことん平凡な少年・ユリウスは、無事卒業式の日を迎え、平凡な魔術師としての一歩を踏み出そうとしていた。
ところが、来賓として式に来ていた、変わり者かつ美形で有名な第二王子ジークムントに突然『助手』に指名され、卒業式から宝石盗難事件の現場へと連行されてしまい……。
探偵を目指す王子とそれにめちゃくちゃに振り回される平凡な魔術師が、少しずつ成長したりお互いを理解しあっていくお話です。
最終更新:2015-03-14 10:00:00
99931文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:12pt
初めまして、俺の名前は紅(こう)赤(せき) 灯(ひ)焔(えん)。はっきり言って、この名前よりも『地獄(じごく)の業(ごう)焔(えん)』という二つ名の方が有名だ。
そんな俺は金属アレルギーで常に手袋をしている。喧嘩をするときは別だけど……。
好きな事は家事と星を見ること。逆に、嫌いな事はピーマンを食べる事、ゲームをやる事、数学の勉強をする事に自分勝手なやつを見る事の四つ。
こんな自己紹介で悪いんだけど、俺は今体育館の中にいる。その理由は――
入学式
それが行われるのは桜
と梅が咲き、新しい出会いを予感させる季節――春という季節がやってきた事を意味していると思う。
初々しい制服なんて自分で言うものではないけれど、初めて着る制服――ワイシャツに、黒ズボン、紺色のカーディガンと水色に黄色の校章があるネクタイ――に身を包んでいる俺は校長の挨拶を右から左へと聞き流す。
朝とも昼ともいえない微妙な時間帯に、暖かな陽射しが窓から差し込む体育館は俺ら新入生を祝福するというより眠気を誘っている。
「ふ、ふぁ~~」
欠伸をしながら壇上を見上げると校長の話はもうすぐ終わりそうで、
「最後になりましたが保護者の皆様……」
とお決まりのセリフを言っている。
早く終われ!
そう心で呟きながら来賓が壇上に上がるのを見ている事しか出来ない俺は、
「すいません。気持ち悪いので保健室に行ってもいいですか?」
近くにいた先生に声をかけて許可を貰い体育館を後にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-24 15:00:21
66823文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:6pt
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