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検索結果:1038 件
あれから、1年。 以下 2020.3.12 の「ちょいちょい」より
弁当箱大のソニー製ラジオを出して
スイッチを入れて聞く。
もちろん、山奥なのでNHK(笑)
3月11日がやってくる
希望をもってすすむ。
誰かが言った
「運命の分かれ道、行くも、もどるも・・」
もう4,5年前になるか、
居酒屋で、
宮城出身の人とややしばらく、震災時の話をしていた。
最後に言われた言葉。
「もう、振り返るのはやめよう。じゅうぶんだよ。
前を歩こう」
たしかにその
通りだな(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 07:00:00
722496文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:28pt
『神との対話』は、アメリカ人ニール・ドナルド・ ウォルシュ(Neale Donald Walsch)さんの著書です。
私は、日本で年間3万人近い自殺者が出ている窮状を憂えています。テレビで鉄道人身事故のニュースを見るたびに、心が痛むのです。
私はかつてホスピスを目指した病院がうまくいかず、赤字のためにできた億単位の借金返済に追われました(ノンフィクション『いのちの砦』を参照ください)。順風満帆の人生から、一転して絶望の淵に立たされたのです。
自分探しの旅をしてい
た時に、この『神との対話』に出会ったのです。著者のニールさんは、私と似たような人生を歩んでいますので、強く共感を覚えました。
この書は、私が今までに出会った本の中でも最も秀逸な作品の一つでした。対話形式で書かれた本書をまとめるのは、たいへん難しいことでしたが、人生に悩み真理を求める人々に少しでも役立つようにと、診療の合間をぬってその大要をまとめて、Wikipediaに投稿したのです。
あなたの人生を振り返るきっかけになれたらと、祈ってやみません。
私の説明はあまりに稚拙なものですので、 興味のおありの方は、原著を読まれることを心からお薦めいたします(市町村の図書館やAmazon にも置いてあると思います)。
┌----------
神との対話①②③:ニール・ドナルド・ウォルシュ著/吉田利子訳 サンマーク出版/1997年 価格:普及版 各800円
続編:神との友情 上下・神とひとつになること・新しき啓示・明日の神・神へ帰る・神との対話 完結編
└----------
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 02:00:00
1361371文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:244pt 評価ポイント:60pt
「弱き国、日本はワールドカップ初出場をカネで買ったと未来永劫言われることになるんだぞ!」
もう30年前の作品なのに、今でも読み返したくなる、サッカー漫画『俺たちのフィールド』という作品は、いったい我々にとって何だったのか?
アジア予選突破が当たり前になった今こそ、もう一度振り返ってみたいと思います。
最終更新:2024-05-18 21:01:00
2284文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:蛙の子は振り返る
ハイファンタジー
連載
N2808IO
異世界で死んだ男の記憶を前世として知った魔族の娘、シフィー・シルルフルは旅へ出た。
前世の記憶にある人々の温かさや世界の美しさを知るため―――そして、前世からの願いであった主人公になるために。
最終更新:2024-05-18 12:01:14
135159文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:20pt
角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:00:00
830876文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:82554pt 評価ポイント:50094pt
作:美味いもん食いてぇ
ローファンタジー
連載
N9000GF
あるクリスマスの夜、男は池袋を歩いていた。
寒風が吹きすさぶ中独り身の自分を嘆いていると、突然後ろから驚きの声が上がり、振り返ると、黒い波打つ球体が浮かんでいる。
驚きも束の間、そこから大量のモンスターが溢れ出し、人間達を襲いだした。
男は必死に走り、一つのデパートに逃げ込む。
縮こまり隠れる中で、全世界中が同じ状況に陥っており、未曽有の大パニックになっていることを知った。
同時に、ほとんどの人間が魔法と呼ばれるようになる力を発現していることも。
男
は恐怖を感じながらも、夢にまで見たファンタジーが目の前にあることに歓喜する。
まず何をしよう。どうやって楽しんでやろう。
これは一人のオタクが、現代を死に物狂いで冒険する『Real』である。
【第1巻】デパート内攻防戦 編
【第2巻】始まりの地 編
【第3巻】繋がり 編
【第4巻】首都戦争 編
※この作品は賞に応募しようと書いた作品なんですが、途中で、話の内容的に「あれ?これなろうの方が向いてんじゃね?」と思い投稿してみた物です。
ぜひ読んでみてください。
カクヨムにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:26:36
1510283文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:42344pt 評価ポイント:25880pt
中学生の頃、僕には特別な友達がいた――。
中学2年生同士の、ふたりで出かけた思い出を振り返るお話です。
テーマはノスタルジー。
ブロマンス以上BL以下といった内容で、本編中に明確なBL描写はほぼございません。
が、書いた人はこれからBLが始まるつもりで書いたので、BLに分類しております。
最終更新:2024-05-16 22:06:06
7510文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
名前を呼ばれて、振り返る。
そこには見慣れた顔がある。
最終更新:2024-05-15 14:09:10
1539文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつて一世を風靡したゲームがあった。
多くのゲーム好きが待望してやまない仮想世界へ自分自身が入り込んだと、そう錯覚するほどのゲーム。
これまで視覚を外部から切り離し、没頭しやすい、それだけでVRゲームと呼ばれていた物とは一線を画したそのゲーム。
プレイヤーは専用の筐体を利用することで、完全な五感をゲームから得ることができた。
月代典仁もそのゲーム「Viva la Fantasia」に大いに時間を使った一人であった。
彼はその死の間際もそのゲームを思い出す。
そこで彼は多くの友
人を作り、語らい、大いに楽しんだ。
彼が自分の人生を振り返る、その時にそれは欠かせないものであった。
満足感と共に目を閉じ、その人生に幕を下ろした彼に、ある問いかけがなされる。
「あなたが憧れた世界で、もう一度人生を送ってみませんか」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 18:00:00
4739015文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:4080pt 評価ポイント:1372pt
作:水瀬そらまめ
ハイファンタジー
完結済
N3593IQ
それは、旅の道なかば、気まぐれに降り立った白く瞬く地でのことだった。深く藍色の夜空に三日月が浮かび、ほのかな灯しが純白の砂丘の上をきらきらと輝いていた。冷麗な彼女に、すっかり時を忘れ見惚れていると、背後から生暖かい風がふうと私の頬をかすめ、次に真横をまたふうと何かがかすめていった。咄嗟に振り返ると、遠くに、どんよりとした雲か霧のにじんだ点が、次第にゆっくり形をとってふくらみ、そのうちに、一頭の立派な馬と、馬にまたがった一人の青年の姿となった。
最終更新:2024-05-09 14:38:49
156580文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
作:亜空間会話(以下略)
VRゲーム[SF]
連載
N0970IH
人間の寿命が延びに延びる進化を経た時代。少年「天海カルヤ」は、思春期になると後天的に性別が判明する「性潜性児」であり、性徴の顕化を経て女性になった――が、遊び盛りの彼女がやりたいことはゲーム一色!
春休みに新規リリースされるタイトル『ナギノクイント』に、彼女は事前知識なしのぶっつけ本番で挑む。徹底的に道を外れまくる彼女は、はちゃめちゃな行動とぶっ飛んだ仲間たちとともに最強を目指す!!
これは、ある時代に残った記録のひとつを振り返る物語。
※カクヨムでも同時連載中。な
ろう版は用語やステータス、あとラノベ紹介(縁があるのでやっている。見る価値はないです)などのオプション付きです。ステータスなどが嫌いな方はカクヨム版をご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 07:00:00
192210文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:104pt
誰かに見られている気がして、振り返るとワンボックスの後部座席に熊が座っていた。私はその黄色い瞳を見つめながら、逃げようとする。しかし熊は右手を上げ、左右に手を振り、そして、体が真っ二つになったのだった。
最終更新:2024-05-05 17:14:28
6230文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある頃から、戦場に現れては戦死者の死体を連れ去る魔女の噂が流れるようになった。
曰く、激しい籠城戦が行われた日の翌朝城から死体が消えた。夜明け前に畑作業に出た農夫が、道を一人歩く女を見かけ不審に思い声を掛けたが笑い声を残し女は掻き消え、その後をいくつもの死体が呻き声を上げながら連なり歩いていた。
曰く、平原で両軍が激突し何千人もの死者を出した翌朝死体が消えた。停戦協定を結び両軍の死者を回収に向かった部隊が、打ち捨てられた武具を残し連なり歩き去る死体を見た。追いかけたが日が昇り
始めると女の笑い声と共に掻き消えた。
曰く、夜中に馬車を飛ばす商人が道なき道を歩く女を見かけその後に続く死者の大軍を見た。商人が死者の大軍に驚いていると背後から女の笑い声が聞こえ振り返ると誰もおらず、再び死者の大軍を見やると女と共に掻き消えていた。
噂である、しかし見た。と言い出す者が後を絶たず、ここ数年続く戦争の地で死体が消えるようになったのも事実であった。
茨の魔女である。誰が言い出したのかは不明だが、死者を引き連れ消える女は茨の魔女と呼ばれるようになっていた。
そして茨の魔女の噂に、新たに騎士が加わる事となった。
妖馬の背に乗り、魔剣を振るう騎士である。
かの魔女に仕える騎士が現れ、魔剣によって城を、砦を、大軍を打ち砕く。死者は茨の魔女が連れ去り、騎士は次の得物を求めて妖馬を進ませる。
骸の騎士である。
これは骸の騎士と呼ばれるようになった少女と、その従僕が茨の魔女と交わした契約の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
36261文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
妻マリアの誕生日をすっぽかした夫ヘンリーは、その日の夜遅く、愛人と愛人との間に生まれた息子を連れて帰ってきた。
とうの昔に貴族制度は無くなったのに、いつまでも伯爵令息時代が忘れられず、日頃から自ら経営者として働くマリアを嘲るヘンリー。
住居を失った愛人とその息子は屋敷で同居を始め、愛人はあたかも妻のように振る舞い、ヘンリーは「これが家庭の温もりだ」などと寝言をいう始末。
世間に醜聞が漏れると、それを知ったヘンリーの母に妻としての力不足を叱責され、マリアは自身の人生を振り返る。
これまで夫に尽くし、義実家に尽くした自分の人生はなんだったのか。
夫との関係を見つめ直す彼女に、さらに運命は過酷な試練を突きつけた。
これは一人の女性が、人生の節目に自分の人生を取り戻すお話。
このお話は、現実世界でありがちなエピソードを元に、異世界を舞台に小説化することで、同じ体験をされた方々の感情を成仏させるために書いた供養小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 01:24:21
39855文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:584pt 評価ポイント:246pt
「いったいどこで間違ってしまったのか」
悩む主人公が、ヒロインとの人生を振り返る物語。
最初から最後まで暗いです。
また、前半部分は成人年齢=20歳という設定で書いています。
「今は18歳でしょ」っていう突っ込みは無しでお願いします。
(主人公は成人年齢が引き下がる前に成人していた設定のため。)
文章の違和感は、読み進めるたびに明らかになるように設定しています。
また、刑事警察モノの知識は趣味程度なため、有識者コメいただけると作者は喜びます。
ジャンル:恋愛/警察/ダー
ク/サスペンス/ヒューマンドラマ
時代設定:現代
注意すべき描写:暴力/流血/殺人/自死/遺体/無敵の人/テロ/年齢差/R15(ほのめかし程度)
どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 22:06:06
9124文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「左鳥、今日もつかれてるな」大学時代、そんな風に言われ、肩を叩かれていた日常があった。平成(2000年代初頭)の何気ない大学時代の日常を振り返る主人公の左鳥の物語。ごく普通の何気ない大学生活を送っていた左鳥は、視える人として有名な、大学の同級生である時島とルームシェアをする事になる。ライターのバイトをしていた為、怖い話のネタを集める事になり、友人の紫野から怖い話を聞いたり、時島と共に、実際に怪異に巻き込まれたりしていく。――現在では、それらも良い思い出だと考えながら、地元の友
人である寺の泰雅と酒を飲む。過去の大学生活の、ほのぼのホラーと、現在の軸が時に交錯するお話です。どこかで聞いた事があるような、あるいは実録のホラー記事を読むような、あまり怖くないけれど少しだけゾクッとする物語を交えつつ進む、BL小説です。(他のサイトにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 09:25:38
162099文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
35歳の誕生日の前日、女性は人生を振り返る。
若者時代が終わって、生きていく意味ってなんなんだろうかと。
最終更新:2024-04-30 21:22:00
2246文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:りんご飴ツイン
現実世界[恋愛]
短編
N0636IX
自分こそが全宇宙で最も完璧な存在であることは疑いようがない事実だと、姫宮美琴は胸を張って言える。
頭が良くて、運動神経が抜群で、黒髪黒目という日本人のスタンダードな容姿ながら誰もが振り返る美少女で、どんな分野においても即座に極められる才能の持ち主である自分は世界ランキングなんてものが可視化されれば間違いなく第一位として燦然と輝いているのだから、ほとんど完璧な自分に敵う存在はこの世に存在しない。
そんな風に自己評価が突き抜けている姫宮美琴だが、それでもほとんどと言わざ
るを得なかった。
姫宮美琴は女が好きだ。
致命的に性的嗜好が『大多数』とはズレている以上、それは紛うことなく欠点であり、隠すべきものなのだ。
そう考えているからこそ、彼女の存在は姫宮美琴にとって理解できないものだった。
「へい、姫っち。今日も綺麗だねっ! 大好きだよ!」
そう言える隣の席の彼女、宇佐川雪音のことが完璧なはずの姫宮美琴でも理解できなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:11:17
6685文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:92pt
むかしの思い出を振り返り、いまの私を振り返る。
最終更新:2024-04-24 16:14:17
303文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
透達は生前あった印象深い出来事を書いていった。
死んだ彼女達の振り返る過去とは?
過去の中で新たな中心となる登場人物も。
繋がる力、コネクション。
この力で起こった騒動に目を向けたストーリー。
最終更新:2024-04-22 17:08:56
18479文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:中西 陽一郎
現実世界[恋愛]
短編
N9499IX
航(わたる)と瑞希(みずき)が二人で暮らすようになってから、三月が過ぎようとしていた。ある冬の朝、スマートフォンの着信表示が微かな電流を航の胸の奥に走らせた。唯(ゆい)の声を聴くのは十年ぶりだった。懐かしい声が胸の奥の扉を直接叩いた。
「剣(けん)が、亡くなりました。」
唯は、注意深く感情の乱れを削ぎ落とした静かな口調で剣の死を告げた。返す言葉を探しあぐねているうちに、唯は葬儀の日時と場所を伝え始めた。航はテーブルの上にあった広告チラシの裏に、震える手でメモを取った。“唯
は、大丈夫か”という言葉が喉元まででかかってたけど言葉にできなかった。窓際に歩いてカーテンを開くと、見慣れていた住宅街の風景ではなく、時間の流れから切り取られた旧い白黒写真のような景色が音を潜めて佇んでいた。今、唯のいる場所でも雪は積もっているのだろうかと暗い空の向こうに思いを馳せた。
「おはよう。」
振り返ると、すぐ後ろに瑞希が立っていた。いつもの朝と1mmも変わらない“おはよう”だった。パジャマの上に僕のスエットパーカーを無造作に羽織り、両手を自分の息で温めながら、僅かに首を傾げて僕を見上げていた。
「雪、酷くならないといいね。」
窓の外を見上げながらそれだけ言うと、瑞希はくるりと踵を返して朝食の支度にとりかかるために台所に向かった。
********************************
剣の葬儀で唯と再会してきた航。
「指一本触れてない。」
嘘をついた。
「いい子だね。あの人の前では。」
「でも、心には触れた。多分。」
少しだけ思わせぶりに言ってみた。瑞希の口が重くなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 08:05:15
9371文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日本のどこか、おそらく本州の北側に『八岐大蛇』を信仰する限界集落『八畑村』があるという。その村には妖と戦い一族を率いる少女がいた。少女は成長しながら結婚や出産も経験し、やがて大人の女性となっていった。
少女だった頃はいつも一緒で、多くの時間を共に過ごしてきた友人知人たちとの関係性も昔のままではなく、皆それぞれが大人として社会の中で生きている。それはごく当たり前で自然なことである。
そんな生活がウン十数年続いていたある日、大分歳を召したかつての少女たちが再開する機会が
やって来た。連絡を取り合ううちに気の許せる関係であることに変わりはないと感じた少女たちは、過去を思い出し振り返りながら一堂に会することを楽しみに準備を進める。
これは少女たちがたどり着く一つの可能性、『もしも』の物語。
※『限界集落で暮らす女子中学生のお仕事はどうやらあやかし退治らしいのです』外伝となります。本編の登場人物や出来事を振り返る内容だとご承知おきください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 00:00:00
10817文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
父の代から続く、悲願の魔王討伐を苦難の末に成し遂げた勇者アイル。
だが皮肉にもその功績によって、自分よりも偉大な存在になる事を恐れた王によって国を追われる事となる。天涯孤独の身となったアイルにとってはもはや国に留まる理由は何一つ無かったため、どこか静かなところで残りの余生を送ろうと考える。
そう思った時、自分が旅の最中で書いていた日記を何となく読み返す。それは自分にとってある意味では冒険の書のような存在でもあった。
過去を振り返ると同時に、思った以上に自分の手元に不要に
なった冒険の中で手にした道具の数々が自分の手元にある事に気付く。
「そうだ。これを元の場所に戻したり、これを必要とするところへ渡す旅に出よう。そして、その旅の最中で自分にとって安住の地を見つける事を今後の目的にしよう」
『そうだ、終活、しよう。』
今、世界を救った勇者アイルのセカンドライフ&エンディングノート作業が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 15:07:56
13716文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:42pt
「映画凄い面白かったですね!」
「え?」
映画館で偶然隣の席になった、二十代中盤くらいの同年代の美女から声を掛けられた俺。
これをキッカケに俺と美女は仲良くなり、毎週末一緒に映画を観に行くような間柄になった。
彼女の名前は三奈戸伊織さんといった。
三奈戸さんは見た目の割に子どもっぽい一面もあり、そのギャップに俺の心は惹かれていった――。
そんなある日。
どうやって三奈戸さんに告白しようか悩みながら、会社帰りに一人で裏路地を歩いていると――。
「あっ、脇田さん
!」
「っ!」
後ろから不意に、声を掛けられた。
こ、この声は――!
「あっ、三奈戸さ、ん……?」
振り返ると案の定、そこにいたのは三奈戸さんだった。
だが、三奈戸さんの格好を見た俺は、その場で完全にフリーズした。
――三奈戸さんは、高校の制服を着ていたのである。
な、なにィイイイイイイ!?!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:01:54
5558文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:1586pt 評価ポイント:1338pt
「よ~~し!! 今日こそダンジョンボスを倒すぞ~~!!」
エイリア・マリクはやる気に満ち溢れながらダンジョンに挑戦しようとしていた。
マリクは何回もダンジョンに挑戦していたので道なりが分かり、5階層までたどりついた。
その5階層の道中で今までにない新しい道を発見し、好奇心でその道を進んでいった。
その先に部屋があり、その部屋の真ん中に木箱があった。その木箱を開けると、ピンク色の宝石があった。
しかし、その宝石は触ると消えてなくなった。
そして、なんで消
えたんだと思いながらも、部屋を出て道を引き返していると、背後から物音が聞こえてきた。
何事かと振り返ると、骸骨がいて俺を刺した。死んだと思った俺が目を覚ますと先ほどと同じシチュエーションが繰り返されたのだった。
これは――――――タイムリープ能力を持ったモブ冒険者が何度もバッドエンドを繰り広げる物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 21:30:24
3198文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
俺の名前は多田野秋留
何処にでもいる有り触れた高校生だ。
ただ頭が悪く要領も悪くオマケに物覚えも悪い出来損ないの高校生という尾ひれが付くのだが。
ただこんな俺には遺憾ながら幼馴染と言って差し支えない異性がいる。
無論ただの幼馴染ではない、誰もが振り返るだろう美少女。
まず間違いなくこの世界が何かしらの物語ならヒロインになるべき器を持った美少女。
そんな美少女の名は高坂朱美。
高坂朱美とは幼稚園からの知り合いだが、コイツは俺とは違い超がつく程に優秀だ。
この学校で高いカリ
スマを持つ生徒会長から副会長にスカウトされる程には優秀でその恵まれた容姿と1年で既に生徒会入り出来る程の学力と統率力に人目を引く優れた外見を持つ美少女だ。
俺とは生きる世界が違い過ぎる別の生き物。
本来なら関わる事も無いはずの特別な存在。
幼馴染だからってそんな遠い存在と仲良く出来る筈もなくもう一年以上も言葉も交わしていなかった。
なのに…
「さっ!お掃除も終わった事やし帰ろっか!」
「え?帰る…どこに?」
「え?決まってるやん!秋君の部屋やよ?」
今更何故俺に絡んでくるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 07:44:45
63211文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:1992pt 評価ポイント:944pt
三十路を超えて独身一人暮らしの底辺物書き三篠森・Nこと俺。
可愛がっていた猫にも会えず金魚にエサをやる日々。
そして元より不仲だった三篠家は2021年、ついに離散が決定した。
単身赴任先から帰ってこられない父、父の話題さえ出なければ理想的な母、唯一まともな妹、引きこもり歴4年の弟……。
そんな三篠森・Nが過ごした2021年夏、東京オリンピック期間中のみ許された弟との束の間の仲直りを軸に、我が家の歴史を振り返る。
家族には無許可でやってるから、急に更新停止になったときは察し
てくれよな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 20:57:53
79739文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:48pt
【謀婚】に書ききれなかった話を更新していく予定です。
【謀婚】本編を読んでいないと人間関係などわからないと思いますので、本編読了後にお読み頂ければ幸いです。
過去も振り返る事もありますが、基本的には本編より未来の話です。
【謀婚 帝国編】を読まれる前にこちらを読まれる方は、アスラン編を飛ばして頂いても構いません。三章九話(未来を見据えて)から時代が並行します。
最終更新:2024-04-07 21:14:06
422003文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2641pt 評価ポイント:1011pt
喜多川はるかはいつものように犬の散歩に出かけようとした。しかし、なんだかおかしい。犬小屋がまるで廃墟のようになっている。振り返ると自分の家も崩れそうになっていた。
キーワード:
最終更新:2024-04-06 18:27:35
1549文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:110pt
中国の三国時代、曹魏最後の皇帝曹奐が司馬炎に禅譲を行う。それを見ている二人が、禅譲までの曹魏の歴史を振り返る。
pixivにも掲載しています。
最終更新:2024-04-01 22:18:33
1059文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
私は大好きな彼と一緒になることが出来なかった。
ならせめて、夢の中で彼に会っていたい。
そして、そのまま……穏やかに死ねたら、どんなに幸せだろう。
魔法が使えるレシアは、自分に強力な睡眠魔法をかけてそのまま衰弱死しようとしていた。
そんな彼女は最後の夜に、彼と過ごした日々を思い出していた。
どんどん深みにはまっていってしまった彼との歪んだ関係。
後悔ばかりが心に浮かぶのに、それでも彼を誰よりも愛していた。
彼女が自決しようという思いに至るまでを、ただ振り返る
だけの切ない物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 16:41:12
14380文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:60pt
甘く瑞々しい香りが漂ってきた。
俺は振り返ると彼女をーー理彩を見る。
武 頼庵(藤谷 K介)様主催『イラストで物語書いちゃおう!!』参加作品です。
最終更新:2024-03-19 21:32:57
623文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:168pt
初めまして、夢野カケラです。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://o
tokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 10:39:26
2492文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
私の私に寄る、私の為の食の考察と体験を含んだグルメ?小説。
徹底的に不定期連載。
偏見と身勝手に満ちた内容。
あらすじ は あらすじに非ず
振り返ると誰も居なかったとしても、時たま書く事だろう。
だから、無理に読まなくてけっこうです。
最終更新:2024-03-18 22:12:45
6338文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ある日突然、亡き父が夢に出てきた男が、父の死から今までを振り返るお話です。
最終更新:2024-03-16 13:32:14
2917文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「開藤くん、私と別れてくれないかしら」
「ちょっと待ってくれ、どういうことだ?」
「どうもこうもないわよ。別れてほしいの」
「理由くらい教えてくれよ」
「ちょっとした事情があるのよ。それで納得してくれないかしら」
「納得できるわけないだろ! 俺たち、昨日付き合い始めたばっかりじゃないか!」
「期間は関係ないでしょう。とにかく、別れることは決定事項だから」
「そんな……」
「開藤くん、せっかくだから思い出話でもしましょうか」
「は?」
「振り返るのよ。私たちが恋人だった時代のこ
とを」
「……なに言ってるんだ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 21:39:27
4954文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:870pt 評価ポイント:758pt
剣と魔法の世界。エルフと鬼人族の間に生まれた娘の物語。
エルフである母からは魔法を鬼人族である父からは剣術を学んだが本人はのんびり暮らしたい。
けど、母の意向には逆らえず、勇者の一行に入ることになり、魔王と戦うこと。
その結果として永久の闇という魔法にかかり、暗闇の囚われてしまい……。
物語は囚われた彼女が対魔王戦までを振り返るお話。
最終更新:2024-03-15 06:00:00
169727文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
※加筆修正は頻繁に行っておりますので、ご了承ください。
※作者の名前が急に変更する場合がございます。あらかじめ連絡致します。
【登場人物】アニエス・・・主人公『魔力無し』の公爵令嬢
セオドリック・・・国の王太子
エース・・・アニエスの義弟。ロナ家跡取り
アレクサンダー・・・アニエスの唯一無二の腹心の従者。子爵家養子縁組が決まってる。
ロナ公爵・・・アニエスの父。名家中の名家『ロナ』家公爵
本編抜粋→
「・・・随分、仲が宜しい
ご様子ですね。」
若干、ひんやりする空気をまとい、アレクサンダーが、口をすっと挟んだ。
二人が振り返ると、公爵とエースもこちらを見ている。それに、アニエスは、慌てて、
「殿下は、私がお世話になるタニア様の兄君であらせますから、多少は世間話を交わします。が、特に仲がいいわけでは決して・・・。」
それに、セオドリックはうんうん頷きながら
「そうですね。おびえた彼女に胸を貸し、落ち着くまで背中を撫でて励ましたりしましたが、決して言うほど親しいわけではありませんね?」
「・・・っっな!!!」
アニエスは引きつった青い顔で、セオドリックの涼し気に微笑む顔を凝視した。
「で、殿下!そ、その言い方は中々に誤解を招きます!!」
「そうですねえ、では、貴女があられもない姿で僕の前に現れたという話もしない方がよいかもしれませんね?」
「っっ事故!あれこそ事故です!!いい加減に、ふざけるのを止めて頂かないとさすがに私も怒りますよ!」
その反応を見て、セオドリックは自分の腹を抑えだした。
「では、この腹を『また』殴りますか?」
「ア、アニエス!殿下をお殴りしたのか!?」
その発言には、さすがのロナ公爵もぎょっとして、身を乗り出した。
「え、それはその、しました・・・け・・・ど、もともとはセオドリック様が・・・!!」
「・・・いったい殿下が、何をしたの?」
エースが静かに聞くと、アニエスは無言でテーブルのグラスをさり気なく倒した。
「・・・まあ!!大変!テーブルが!!!ボーイさん直ぐに来てください!!テーブルにこぼしてしまったわ!」
「・・・・・・・・・今、わざと倒したよね??」
・・・おかしい!!最初は静かに食事していただけのはずなのに、
(『19、食事会と残念な一人娘』より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 09:34:49
684641文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:500pt 評価ポイント:200pt
ある日、鉄道オタクの少年ーー望月千颯(もちづき ちはや)は、同じく鉄道オタクの親友と一緒に、まだ行ったことのない無人駅に行くことになった。無人駅に着くと、親友は絶景と列車のコラボの撮影に夢中になる一方で、千颯は女性の声を耳にする。振り返ると、そこにはバックパッカーを背負った少女がいたーー。これは「旅」を通じて繰り広げられる恋愛物語であり、千颯が「三度の勇気」を試される成長物語でもある。
最終更新:2024-03-09 18:00:00
22067文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
作:筑紫榛名@5/19文フリ東京
ヒューマンドラマ
完結済
N5145IQ
【極東経済新聞社文化面、経営者の過去を振り返る連載企画「荒波の舵取」】
■あらすじ
極東経済新聞社文化面、経営者の過去を振り返る連載企画「荒波の舵取」。今月は極皇商事元社長・江島優次郞氏の連載です。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:26枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。
■所感
・今回の作品は日○経済新聞の文化面欄に掲載されている「私○履歴書」の形式で書いてみました。全30回程度、1
回あたり約1200字前後の形で、経営者が過去を振り返るというものです。今回はその第23回目から29回目という想定で書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 18:00:00
7892文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
24年2月26日にジェイコブ・ロスチャイルド男爵が87歳で亡くなりました。
今回はこれを機に「ロスチャイルド家」について個人的な解説を行っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
最終更新:2024-02-28 17:10:09
4119文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:52pt
※『がんばってカンストすると魔皇になります~うろ覚えHow to 知識から始まる能力チート生活~』のリメイクです。
大変なことをしてしまった。
倉木瞳は初め、自分が引き起こした事の大きさに不安を覚えた。
発端は研修を終え、配属された営業部初日。
ある上司とのトラブルが原因だった。
「荒木さん、止めてください。セクハラですよ」
上司のセクハラを咎めた。
その日から倉木瞳は異常な量の仕事が回されるようになった。
新卒で覚えが悪い。要領が悪いと罵られながら、仕事に忙殺された
。セクハラも犯罪まがいに悪質化していった。
上司の荒木はある日懲戒解雇の上、会社から訴えられた。
倉木瞳は我慢の限界を越え、労働基準監督署と本社に訴え出たのだ。
調査が始まり、横領が発覚した。
倉木瞳は報復を恐れた。
訴えたのが自分だと知られれば何をされるか分からない。
そんな不安を抱き、荒木のいない会社に出社すると同僚からとんでもないことを聞かされた。
「え? 荒木課長に殺された? 喜多村先輩が?」
報復されたのは自分では無かった。
「なんで‥‥‥? あ!」
倉木瞳はすぐに思い当たった。
荒木がクビになったあと、酒の席でつい喜多村にだけ、自分が告発したと言ってしまったのだ。
「まさか、喜多村先輩、私の代わりに‥‥‥?」
喜多村誠一25歳。
倉木瞳と同じくパワハラを受けていた一人だ。
彼女はそんな彼にシンパシーを感じていた。
彼も、整った容姿の彼女に好感を抱いていた。
荒木に問いただされ、自分がやったと言ってもおかしくない。
倉木は後悔した。
最後に話した時、喜多村に対し言ったことを。
『告発するなら喜多村さんからして欲しかったです』
身代わりになった一番の理由は、きっとあの恨み言だ。
取返しのつかないことをしてしまった。
後悔し、罪悪感に苛まれる倉木瞳にできることは彼の冥福をただ祈るのみだった。
―――そんな彼女の気持ちを他所に、異世界で始まった喜多村誠一の新たな人生。
パワハラに耐えるだけの冴えない人生とは打って変わって不正を許さず、見逃さず。
付いたあだ名は『陰謀潰しのバリリス侯』
その『記憶の神殿』に蓄積された詳細な記録を元に、人生を振り返る追想劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 23:00:22
355793文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1538pt 評価ポイント:708pt
天才小説家、七草蓮が4作目として書き上げた小説は最愛の人の自殺を題材にしたものだった。それも実話である。七草蓮がこの作品を書いた意図とは。七草の人生を振り返る物語。※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。※ネット小説大賞に向けた作品の気分転換用で書いていくつもりですので更新ペースは遅いです。それでも必ず完結はさせます。
最終更新:2024-02-13 20:02:40
904文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:takivi777
ヒューマンドラマ
連載
N9564IP
朝になると猫になる男、「中田優」。
猫から見える景色といつもの景色を比較する中で、自身の考え方を振り返る。
最終更新:2024-02-05 18:38:55
1060文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ユー、いいねぇ!」
節約のため、川の土手で食える野草を集めていたおれは、背後からの突然のその声に驚いた。
振り返ると、そこにいたのはみすぼらしい服装の男。明らかにホームレス。風上に立っているせいでツンとした臭いが鼻を突いた。
おれは一瞬でも、芸能事務所からのスカウトだと期待を抱いた自分を恥じ、面倒くさいのに絡まれてしまったなぁ、とその後の会話、相槌を打つも上の空。はぁ、そうですか、はぁ、はい。と、流れで「ついておいで」と言われ、はいと返事してしまった。その手前、無
視して帰るのも、ばつが悪いので仕方なく男のあとに続いて歩いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 11:00:00
1081文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
あなたは、不意に背中をつつかれたとき、何を思いながら振り返るのだろう?
僕にはいつも思い出してしまう顔がある…
最終更新:2024-01-21 18:26:50
1047文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
尾張旭太陽は高校一年生。入学した初日に一目ぼれした女子に話しかけたら「ごめんなさい。私好きな人がいるの」と告白するまでもなく振られてしまった。
そんな彼女は道行く誰もが振り返るような美少女だったのだが、どうやらクラスの陰気な幼馴染に惚れているらしい。来る日も来る日もその根暗幼馴染にツンデレ攻撃をしている。あんな辛気臭い陰キャララノベ主人公みたいなやつのどこがいいんだ?
しかし!! 根暗幼馴染はそんな彼女の好意にも気付かず、「今更遅い」とざまぁしてしまった!!
落ち込む彼女。
正体がみんなにばれて調子に乗っている元陰キャの鈍感最低主人公。
そこであらわれたのは──そう、この俺。鈍感最低ラノベ主人公の代わりに俺が彼女を幸せにしてやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 23:02:24
44149文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:4524pt 評価ポイント:2284pt
5歳の頃、高熱にうなされのをきっかけに前世の記憶を思い出したロベリア・アラベスクは、前世で自身がプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気づく。
その乙女ゲームの悪役令嬢は死亡ルートが多いことで有名だった。
なんとか死ぬことだけは回避したいロベリアは、あらゆる手を尽くし、なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着いた。
そのつらい日々を乗り越えることができたのも、大好きなゆるキャラたちのおかげ!
前世の記憶を思い出したロベリアは、侯爵家の侍女たちの協力の元
、前世で大好きだったゆるキャラグッズをせっせと制作し、部屋に飾り、お気に入りの「くま吉」にいたっては、小さなマスコットのぬいぐるみを作り、持ち歩いていた。
なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着き、パーティー会場から離れた四阿で、これから先のシナリオのない未来に不安を抱き、ロベリアは「くま吉」のぬいぐるみに話しかけていた。
すると、後ろから「そのクマちゃん……!」と突然低い声で話しかけられ、振り返るとそこには、サラサラの金髪にエメラルドの瞳をした、美しい男性、ランズベルト・ハーティス公爵が立っていた。
さらにランズベルトの口からは次々にファンシーな言葉が飛び出してきて――!?
ゆるキャラ好きな悪役令嬢と可愛いものが大好きなオネエ公爵の一筋縄ではいかない不思議なラブコメディ。
※不定期更新。「虐げられた傷持ち令嬢は冷徹な魔法公爵に愛される」の方を優先的に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 19:07:47
113938文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:22370pt 評価ポイント:15500pt
雨の日、とあるレストランで久々の再会を果たす二人の男女。二人は仲睦まじく過去を振り返るが、振り返った先には闇が広がる。
最終更新:2024-01-13 23:24:42
2462文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:丸顔のうさぎ
ヒューマンドラマ
連載
N3949HK
彼と過ごした17年を描いた「ワンスアイヤー」。2020年に完結したその後をこの小説では描いている。
彼は13歳年下の女性と結婚し、新しい人生を歩き始めていた。
一人残された「私」は、自分自身と向き合い、苦悶しながらも人生の歩みを進める。
そんな二人の1年を四季をテーマに振り返る
最終更新:2024-01-03 15:26:53
20426文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
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