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検索結果:312 件
数百年ぶりに神託が下りた。神託の内容は、エーヴァの妹であるリリスを巫女に命ずるというものだった。巫女に命じられた者は、女神の泉と呼ばれる場所に身を投げなくてはならない。家族から虐げられていた姉エーヴァはリリスたちの画策により、リリスとして巫女として泉に身を投げる。そんな彼女が次に目を覚したのは、ふかふかのベッドの上だった。
最終更新:2024-05-19 22:27:04
18503文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:126pt
ラリマー領の城郭都市ウェス・アドニスには『アドニスの二輪花』と呼ばれる美しい姉妹がいた。
しかし、年に一度行われる祭で姉システィナは婚約関係にあった領主の息子コンラッドから「二人で街に下りよう」と誘われて共に抜け出した後、誘拐されてしまう。数時間後助けられたものの、傷物になった令嬢にはもう何の価値もない。社会的にも精神的にも殺されたシスティナは半年後、妹マイシャから「私、家の為にコンラッド様に嫁ぎます」と打ち明けられ、失意の中で自室から身を投げるが――
失望した女性がとある縁
で生きながらえ、何もかも失った状態から辺境の田舎村で子ども達や旅の魔獣使いと出会い、少しずつ立ち直っていくお話です。
※この小説はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:14:00
54442文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:4pt
嘽(せん)皇国を治める剋帝(こくてい)姫(き)舜(しゅん)は、この世に存在するまことしやかなる存在が見えすぎるほどだった。
目の前にどれだけの美貌の持ち主がいようが、その顔は靄で覆われて、更には黒い蟲が張り付いて、とても見れたものではない。舜には皇后を含む五人の妻がいたが、誰一人として食指が働くことも無かった。
それ故か、明君と呼ばれるほどの皇帝でいあっても、影では『種無し』などといった不名誉極まりない噂まで出回るほどだった。
更には、舜は謎の病に犯されて日に日に身体は不調
を訴える。腕の立つ侍医にも、不治の病であると言われ、『呪い』なのではないのかと侍医は匙を投げる。
そこで、侍医は古い資料を漁った末に、一つの当てを見つけてくる。
それは、古く――それこそ八代前の皇帝から辿り着いた『禍祓士(まがはらいし)』なる一族、姚家であった。
そうして呼ばれた姚家の一人――姚(よう)流麗(りゅうれい)は颯爽と現れた。黒い道袍(どうほう)に身を包み、白い仮面を身につけた女。
流麗の顔には黒い靄も蟲も無い。舜は瞬く間に興味を抱いたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:06:16
109277文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:36pt
投擲種目の元アスリートが自分の動画配信サービスの収録で訪れた湖で異世界転移?
投げることしか知らない主人公が異世界で投げて投げて投げたおします!
最終更新:2024-05-16 19:22:05
435310文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:56pt
人生でやりたいこともないままふてくされた生活を続けるあまり、生きることに疲れてしまった青年の「誇太郎」。限界を迎えた誇太郎は、ついに身を投げる決意をし、実行してしまう。
高台から落ちていくその最中、通りすがりのサキュバスの魔王である「フェリシア」に救われる。
享楽的に人生を生きるフェリシアは、誇太郎の心を読み彼が己の心に素直になれずに人生に疲弊していることを知った。
それを踏まえ、彼女は誇太郎に己の心に素直になるよう促して更にこう提案した。
「この世界を捨てて、一緒に
来い!」
己の心に素直になった誇太郎が下すその答えは―。
※2021/01/01更新
当作品はカクヨムにも投稿を開始いたしました、何卒よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:00:10
950785文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:428pt 評価ポイント:306pt
エックスは異世界からやってきた巨人である。それでいて思った事を何でも現実に変えてしまうことの出来る全能の魔女である。パッチリとした緋色の瞳にショートヘアのボクっ娘だ。
身長は170ポイポイ──現実世界では100mで体重はナイショ。しかしてこの数字にはあまり意味がない。どんなことでも出来るのでその気になれば街一つ覆うほどに巨大化することも出来るからだ。きっと人間大の大きさに縮むことも出来るだろう。
「でもコレがボクだから」
なんて言って普段は170ポイポイの巨体のま
ま、人間の世界と魔女の世界との狭間にある(彼女の感覚では)小さな家で、人間の公平と一緒に生活している。
そんな彼女の日常と周辺のお話。
(先日完結しました「未知との出会い」という小説(https://ncode.syosetu.com/n8192ga/)の続きになる短編とかを投稿する場所になります。
短編を延々放り投げるだけの場所なので定期的な更新はしないですし、完結になることもありません。ご了承ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:05:42
1660118文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:194pt 評価ポイント:110pt
う、嘘でしょ。
こんな生き物が、こんな街の真ん中に居ていいの?!
私の目の前に現れたのは二本の角を持つ鬼だった。
バイトを首になった私、雪村深月は新たに見つけた職場『赤星探偵事務所』で面接の約束を取り付ける。
その帰り道に、とんでもない事件に巻き込まれた。
鬼が現れ戦う羽目に。
事務所の職員の拓斗に助けられ、鬼を倒したものの、この人なんであんな怖いのと普通に戦ってんの?
この事務所、表向きは『赤星探偵事務所』で、その実態は『赤星陰陽師事務所』だったことが判明し、私は慄いた
。
鬼と戦うなんて絶対にイヤ!怖くて死んじゃいます!
一度は辞めようと思ったその仕事だけど、超絶イケメンの所長が現れ、ミーハーな私は彼につられて働くことに。
はじめは石を投げることしかできなかった私だけど、式神を手に入れ、徐々に陰陽師としての才能が開花していく。
この作品はエブリスタ様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 23:09:30
255726文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:46pt
よろしいですか?
ここは私が書き出し祭りの作品に対して感想をぶん投げる場所です。
ゲスパー対策でこんな時間になりました(9割嘘)
ちなみに第21回なので目標の作品が第何回のやつかはちゃーんとご確認ください。いいね?
後前置きとして私の感性は一般の人々とは割とかけ離れているからボロクソに言われてても気にすんなよ!!!!!!!!!!!!!本当に!!!!!!!!!!!!!偏食すぎる俺が悪い!!!!れ!
感想に対する感想はできればここでね。
Twitterは私からフォローしてな
い人からの通知こないので。
<いつもの格言>
人に感想を書いて欲しいのであれば
自分も人へと書き記すべきである
ワケ=ワ=カメ(193〜)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:48:57
21273文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
転生者ハク・マイスキーはチート投擲(物を正確に投げる)スキルを持って生まれた祝福の子であった。ひょんなこと(婚約破棄&追放&女体化)から隣国の魔法学校に通うことになった彼がそこで出会い、魅入られたのは、錬金術と白米であった。最高の炊き立てご飯を錬成するという夢に邁進するハク。その周りには、いつの間にかたくさんの仲間、もとい、なんか面倒臭い奴らが集まってきてしまった。
最終更新:2024-05-11 06:03:09
2993文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
魔物と人間が戦いを終え、平穏が訪れて100年の異世界。
父との方向性の違い&性格の不一致から、勘当されてしまった触手令嬢、ルウラリア・ド・エスリョナーラ。通称ルウ。
失意の中彷徨っていた彼女だが、とある湖のほとりで、水兵服の美少年・ヒロと運命の出会いを果たす。
ヒロのあまりの可愛らしさに一目ぼれ、アタックをしかけるルウ。しかしそれは傍からみれば襲いかかるも同然で、二人(一人と一匹)はもつれあいながら湖に落ちてしまう。
興奮のあまり溺れかかるルウ。そんな彼女を何とか助け出すヒ
ロ。
どうにか落ち着いたルウは、ヒロがどうも浮かない顔をしていることに気づく。
――彼はなんと、湖に身を投げるつもりだった。
そんな彼を放置できず、勝手に彼との婚姻を決めてしまうルウ。
こうして、触手令嬢と美少年の、奇妙な同棲生活が始まった。
次第に明らかになる、ヒロを取り巻く環境。
魔物たちに囲まれた屋敷での楽しい生活とはうらはらに、学校では激しいイジメがヒロを襲う。
クラスの暴れん坊・レズンとその子分らに執拗にいたぶられ、心身共に追いつめられるヒロ。
ルウは彼を救い出し、見事触手令嬢として返り咲くことが出来るのか?
ヒロは彼女に助けられながら、現状を打破することが出来るのか?
そして、二人(一人と一匹)の運命の恋の行方は――?
※ほんのりではありますがBL要素があります。苦手なかたはご注意ください。
※かなり激しいイジメ描写があります。こちらも、苦手なかたはご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 17:38:42
302229文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:54pt
冒頭部分がなんとなく降りてきたので冒頭のところだけ書いてぶん投げるシリーズ。たぶん転生系中心。
面白いなと思う設定があれば、アイデア差し上げますので続きかいてください。
ライセンス的にはPD、クレジットとかも不要です。ただ、読みたいのでコメントに書いた作品のリンクを張ってくれるとうれしいです。
最終更新:2024-04-13 14:26:52
44977文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ぼちぼち書いたSSCを放り投げる場所。
駄作ばっか。
たいてい、前書き / 本文 / 後書き、の3部構成。
キーワード:
最終更新:2024-04-12 17:35:50
4202文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:北條院 雫玖
ローファンタジー
短編
N6461IW
晴れてプロゲーマーになった岩崎美咲は、過去の名前を変えて新しいキャラクター名で活動を開始した。
最初の頃は、サディクション期待の新人というキャッチフレーズがあり、ゲーム配信をすると同時接続数が2万人を超えて好スタートだった。
選んだゲームはエレメントフィスト。
美咲がプロゲーマーになるきっかけとなったゲームなだけに愛着もあり、しばらくはこのゲームをメインで活動をしようと考えた。
しかし、美咲の戦い方が合気道をメインとしたやり方だったので、自分から攻めたりはせずに相手
の打撃を捌いて投げるのがほとんど。
故に、派手な戦いを好む視聴者は次第に離れて行ってしまい、残ったのはリアルでも合気道を習っている視聴者のみになってしまった。
この頃になると、美咲の同時接続数は40人ほどと激変してしまう。
美咲は悩み、監督やチーム仲間に相談をする。
合気道の他にも謎解きが得意だったため、監督からとあるMMOゲームをやってみないかと提案される。
ゲーム名は「スペルマジック」
このゲームはRPG系だが、他のゲームと違ってクエストの発生方法や進行具合、クエストを受けたはいいけどマップ上に道しるべが一切表示されない。クリアに必要なのはNPCとの会話の内容や、クエストに関係する情報の謎を解いて行くしかない。
美咲はこれを聞いて興味を持ち、早速スペルマジックにログインをする。
だが、最初に転送される街へ着いたが、チュートリアルの開始はされずに、それに関するアナウンスもない。マップを開いてもクエストマーカーなどの表示はなく、美咲は愕然とした。
ゲームシステム面は予習をしてきたのに、それ以外の予習はしなかったため手当たり次第、街を探索する。
だけど、その最中にあるプレイヤーから陰湿な嫌がらせを受けてしまう。
しかし、このことがきっかけで美咲はスペルマジックでプロとしての実力と知名度を上げようと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 09:40:06
5447文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
57歳で始めたマスターズ陸上は、はや60台も過ぎ去り、今年(2023年)は15年目のシーズンに入った。
中学は1年、高校は2年、大学も2年とやめた理由はそれぞれ違いはするものの、私は陸上部を途中で三度も退部したれっきとした落ちこぼれランナーである。
その私が高齢者の範疇に含まれる年齢になった今、「ひとり部活」では15年も続いている姿は、持続力と克己心が徹底的に欠落していた若い時の自分に見せてやりたいほどだ。
その「ひとり部活」で私が円盤や砲丸を投げるのは広島市を流れる太田川
のひとけのない河川敷。
約60年前、この川の下流は私の子供時代の遊び場だった。
当時一緒に遊んだ友人たちの姿はないが、70台になった今もなお、同じ川のほとりで私は一人寂しく、かつ楽しく遊んでいる。
この河川敷で全くの自己流で腕に磨きをかけ、多い時には年に6回ほど日本各地で行われるマスターズ陸上の試合に出ている。
これは「ひとり部活」と称して、嬉々として遊ぶ70台のアスリートの日常である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 10:29:13
46118文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:40pt
侯爵令嬢のジェニファーは、ある日父親から侯爵家当主代理として罪を償えと脅される。
それというのも、竜神からの預かりものである宝石に手をつけてしまったからだというのだ。
ジェニファーは、彼女の出産の際に母親が命を落としたことで、実の父親からひどく憎まれていた。
執事のロデリックを含め、家人勢揃いで出かけることに。
やがて彼女は別れの言葉を告げるとためらいなく竜穴に身を投げるが、実は彼女にはある秘密があって……。
虐げられたか弱い令嬢と思いきや、メンタル最強のヒロインと
、彼女のためなら人間の真似事もやぶさかではないヒロインに激甘なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 20:06:54
11281文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:6582pt 評価ポイント:6074pt
部員12人の野球部に所属していた”横芝光”(よこしばひかる)
田舎の中学校でキャッチャーをしており、お世辞にも上手いとは言えない彼。
たった一つの才能を除いてはエリートとは真逆の野球少年だった。
普通の少年であれば「甲子園」とは憧れであり目標。
さらにプロ野球選手ともなれば誰もが憧れる大きな夢なはずだ。
しかし田舎育ちの光の目標は……投げて打って走って一番になる。
そんなの、どこと比べるんだと言わんばかりの純粋な少年。
甲子園出場の難しさもほとんど理解していな
かった光だが、とある試合を目にした事で運命が変わる。
その運命によりたった一つの才能”投げる”事を開花させる一人の田舎少年横芝光の物語である…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 12:56:20
3815文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
心優しいオーガであるダネスは人間と仲良くなりたいと思っていた。
しかし、いつも怖がられてしまい、その想いは叶わずにいた。
そんなある日、ダネスは“ルファン”という村を訪れる。
彼を見た村長は村人たちにこう命じる。
「オーガじゃ! みんな、石を投げるんじゃ!」
石を投げつけられ、ショックを受けるダネス。
しかし、ダネスはその投石がどこかおかしいことに気づく。
最終更新:2024-02-22 16:40:08
2803文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:1302pt 評価ポイント:1256pt
大学の受験に失敗した暇田金朗は、ある日の朝、三浦海岸でブーメランを投げる。それから模型店に行ったり、バイトをしたり、辺りをぶらぶらして過ごす。これといって筋のない話です。
最終更新:2024-02-17 11:53:50
4324文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
剣と魔法が交錯するファンタジー世界を舞台にした恋愛シミュレーションゲーム【ノブレス・オーダー】に登場する人物ルイズレッド・カーティスに転生してしまった主人公は自身の記憶が曖昧な中で物語に左右され、貴族令嬢から奴隷へと落とされている事実を知る。
自身に振り掛かる数多の問題の最中、奴隷である身分のまま逃亡を決めたルイズレッドは牢屋同然の部屋から姿を消す。しかし、逃亡の道中に魔物と遭遇してしまうルイズレッドは無我夢中に逃亡を繰り返す事になった。
奴隷に落とした家族から、離れた
街から、襲い掛かる魔物から……あらゆるモノから逃げ続けたルイズレッドは、心身共にボロボロになり、逃げる事を諦めて自ら命を絶とうと身を投げる決意をした。
しかし……ルイズレッドは死ぬ事が出来なかったのである。
※他作品がある為、不定期更新となります。お待たせする場合がありますので、予めご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 20:14:24
38990文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:40pt
パソコンに居候するコンピューターウイルス少女、黒咲まるんは俺のレポート課題を毎日のように邪魔してくる。カーソルを投げたり食べたり蹴ったりと忙しいものだ。そんなウイルスちゃんが、カーソルを人質?に自作のゲームをプレイしろと脅し渋々プレイ。そのゲームは黒咲まるんを触る育成ゲームだった。もうこれエロゲのそれじゃん……
三題噺
お題
コンピューター/無言/投げる
『……クリック……しろ……(ウイルスボイス?)』
※カクヨム/アルファポリス等でも掲載中
最終更新:2024-02-05 22:00:00
3836文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
19世紀半ばのカリフォルニア。女子寄宿学校に通うエリザベスはベースボールが何よりも好きなダーシーというルームメイトと出会う。エリザベスの投げるボールはどこかに消えてしまうのだった。やがてエリザベスが親の再婚にともなって学校を離れると、ほどなく国を二つに分かつ戦争が起きて……。《第3回かぐやSFコンテスト《大賞》作品(一部改稿)》
最終更新:2024-01-22 22:38:53
3996文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:64pt
主を失った剣に宿っていた意思が次に目覚めた時に宿ったのは無表情な鉄仮面。それを作らせた領主ナヴィードの妃レダは自らを「領主夫妻を殺した罪人」レドとするために仮面を被り鍵を放り投げる。そのまま送られた牢の中でなお毅然と前を向き続ける彼女に仮面の意思は次第に心惹かれていく。そして、処刑台の上でまさに処刑されようとしているレドの言葉に反応した仮面は我知らず彼女の体を銀で包み込みその場を切り抜ける。命を救われた女は仮面にシュヴァンレードと名付け、命尽きるまで共にあることを誓う。
住み慣れた地を離れて極寒の地から最南端まで「恵みの地」を呼ばれる世界をめぐり全ての元凶たる業歪(わざわい)を追い求めていくレド。その過程で目的を同じくする仲間と出会い、犯した罪を償いながら前に進むうちに自らの真実と隠されていた世界の闇へとたどり着き、万物を穢れとして洗い浄化しようとする企みに立ち向かう。
カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 19:00:00
323900文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:三流FLASH職人
パニック[SF]
完結済
N3696IL
世界人類全員の前に一つづつ現れた『異世界への扉』。それはその人が思い描く理想の世界だった。ある者は誘惑に負け、別の者は現実に絶望し、またある者はいなくなった隣人や恋人の面影を求めて、次々とその扉へを身を投げる。
まるでエサの誘惑に負けて、ゴキブリホイホイに入って行く虫のように。
世界は、人類という存在を急速に失いつつあった。自制と理性によって誘惑を振り切った人々も、壊れた社会で生きていくことが出来ずに、やがてその中に身を投じてしまう。
人間のほぼ居なくなったこ
の世界で、ある中年男性がひとりの少年と、そして少女と出会う。
末期世界に生きる者達が、人の居なくなった世界で何を見るのか、理想の生き方と言うのは何かというのを問う、謎と奇跡に満ちたファンタジーストーリー。
※本作はハーメルン、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 15:00:00
317306文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:46pt
勇者が魔物を見据える!
狙いを定め、振りかぶる! 魔物への投球!
しかし白球ではない! 投げるはセーブ妖精だァ――――ッ!
「あ゛あ゛ああ゛あ゛あ゛ああ゛ああ゛ああ゛あ゛!!?」
渾身のストレート!
絶叫の妖精! 爆散する魔物! レベルアップしていく勇者一行!
「俺のあの青春の日々は、このためにあったんだ」
勇者は怪我で失った青春を取り戻せるのか!?
セーブ妖精は彼の投球に耐え続けることができるのか!?
魔王の邪悪なる対策とは!?
熱闘セーブ妖精甲子園が、開
幕するゥ――――!!
(カクヨム同時掲載だァ――――ッ!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 21:41:48
9790文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
選択を誤り続けた結果辛い事情+αを抱える少年が、何をトチ狂ったのか別次元から神に請い願われる事となる。相手は月の神ルーナ、「内容は姉のセレーネを探して欲しい」、いや自分で探せよと。
──そこは月が『一つ』だけ消えた世界。地球と変わらぬ科学があり、それと同等に魔法が発達し、超能力があり、魔物がいて、神がいる。何より『地球の人間と同じ顔の人間』がいる世界。何もかもが混ざり合い、カオスと化して、それでも所々で全く変わらない世界。
そんな『ちょっと違うだけ』の世界で、少年──佐藤天
谷の月の女神(姉)を探す旅が始まる────かに見えたのだが。
彼は全貌を理解していない。何もかもを理解していない。何処から始まっていたのかも。いつ終わっていたのかも。誤っていたのか、正しかったのか。
これは少年佐藤天谷の、振り返りと贖罪と千切っては投げる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 01:00:45
56150文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
作:眠れない子羊
異世界[恋愛]
完結済
N9116IK
鳶(とび)世(せ)綾(あや)は、妹の鳶(とび)世(せ)舞(ま)衣(い)が亡くなった現実に受け入れられずにいた。
どこか独特な感性を持ち、周囲を巻き込むほどに自由気ままな舞衣。そんな事だから何かのドッキリかという疑念を抱くも、姿を現すことなく空虚な日々を過ごしていた。
そしてある朝に気づく、両親達が舞衣の事を忘れたかのように過ごしている光景。
まるで自分だけが置き去りに時間だけが流れていき、いつか舞衣が亡くなった事実すらもなかったこととして忘れされていくのではという不安に苛まれ
る。内気な性格というのもあった綾にとって、明るくて元気でいつも手を引っ張ってくれる舞衣の存在はかけがいもなかった。
だから綾は、舞衣との思い出がたくさん詰まった海に身を投げる。
全ては舞衣を探すため、この世とは違うどこかにいることを信じて……。
そして次に綾が目を覚めた時には、一面が雪景色の銀世界! しかも人間としてではなく、一匹の狼として転生を果たしていた!? 右も左どころか、獣としての生を知る由もない綾。そこに畳みかけるように弱肉強食の自然界という摂理が襲いかかってくる!!
ただ大切な妹の舞衣を見つけだしたかっただけの綾に下った天罰。綾は生き残るために必死で、足掻き続ける果てには生前が人間という記憶が嘘ではないかと疑念を抱きだす。
だがそんなことに気をとられていられるわけにもいかず、時間だけが目まぐるしく流れていった。
そんな矢先に出会った、リルと名乗る一人の少女。
広がる銀世界のどこかに住まう【雪原の魔女】を、ちょっとした軽い気持ちの好奇心と無邪気さで探し回っていた。それはむしろ身の危険どころか、命を差し出す無謀過ぎる行為。たまたま襲われずにいられただけだと案じる綾は、どこか舞衣の面影を感じるリルに仕方ないからと【雪原の魔女】を探す手伝いをしてあげる。
獣とまで化しながらも、せめてもという残る綾の人間らしい感性。
その直後に後悔させられる綾と、天真爛漫で元気いっぱいなリルとの【雪原の魔女】探しは途方もないと思わされるも、呆気なくみつけられた。そこに住まうアークエルと知り合い、訳ありのリルを預けようとしたが綾の傍を離れようとしない。成り行きとはいえリルに懐かれてしまった綾は、新たな生と名前を得て異世界での旅を始めることになる。
そんな転生×百合×ファンタジー物語になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 00:00:00
99033文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:24pt
作:鳥羽 しんじ
ヒューマンドラマ
連載
N4852IL
ろくな人生を送らず早31年。
毎日毎日同じことを繰り返す日々。
大晦日、藤田大樹は学生時代、あんなことをしていなければと酒を片手に後悔する。
だがそんな彼にも転機は訪れた。
元日の朝、毎年恒例の近所のオンボロ神社に初詣に行き、帰り、ソファに身を投げる。
いつの間にか眠ってしまっていた彼は朝日と懐かしい声に起こされる。
そこには若き頃の母がいた。
最終更新:2023-11-23 22:26:11
4695文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:倉木おかゆ
ハイファンタジー
完結済
N7214IK
不死川 球太(ふじかわ きゅうた)35歳のサラリーマンは、草野球の試合で頭部に死球を受けて意識を失ってしまう。
目を覚ますと、そこは異世界だった……
安全地帯から石を投げるタイプのニューヒーローが無双する。
最終更新:2023-11-23 18:02:03
45099文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:48pt
⚠【注意】主人公が身を投げる表現があります⚠
主人公である少女は、婚約者の第一王子から断罪され、牢獄に連行されて処刑の憂き目にあう夢を見た。
彼女は絶望し、将来が暗いことを拒否するために熱を出すようになる。両親も彼女を見捨て、彼女の存在を無視し、周りのものも両親の行動に従って彼女に冷たく接するようになった。
時が経ち、彼女がデビュタントの日を迎えると、王子から求婚される。しかし、彼女は。
【あと、ジャンルがわからなかったです】
最終更新:2023-11-19 06:00:00
2114文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:4232pt 評価ポイント:3884pt
ある夜、私は人生に思い詰まり、ビルの屋上から身を投げようとしていた。
しかしその時、私よりも先に身を投げる影がそこにあったのだった・・・。
最終更新:2023-11-18 16:22:17
13164文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
◆心の中で賭けるよね?/いま投げるチリ紙がゴミ箱にナイスインしたらアイス食べようとか◆
【完結】ショートショートより、ちと長い
ニートたる人生を賭けて大博打を始めてしまった男の己との熾烈な戦い
最終更新:2023-11-13 00:36:26
4780文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:かつらぎ未来人
ローファンタジー
連載
N8408II
主人公の千釜千里は神様からの命で邪魔となる神様と人間を無差別に殺しまくっていた人間のアサシンだった。
しかし、彼はそんな苛烈な日々に嫌気が差し、自らの手で自身の命を絶とうとしていた。そんな時に現れたのが謎の男レヴォルーションだった。彼は千里にこう言葉を投げる。
「君は殺して来た人達に後悔と謝罪の念をきちんと出してるじゃないか?
君の殺された人と神様は、君のその叫びで大多数が許してくれるはずだよ?
君の事を、極悪人とは僕は思えないな?」
千里は彼の言葉に心の底から救われていた。
そして、千里はクラスメイトと交友を深めて行く。
自分以外の村の家族と仲間を皆殺しにされた過去を打ち明けた智図利。
両親と仲間達の歪んだ思いで本当の仲間であり家族全員を殺され、一度目の人生も、二度目の人生も完膚なきまでに壊された過去を話した永依華。
守るべき主の悩みに気付けず、大量殺戮を繰り返した極悪人になり、殺す事でしか主を助ける事が出来なかった痛烈な過去で千里に泣きながら思いを伝えた陽炎。
そして、千里の人生の先輩として共に幼少期を生きた万釜万里だった過去を持つ十盛霊。彼女は一度命の危機を妖怪の皆に助けられたが、その恩を返せるチャンスを神共に奪われた過去を持っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 21:47:35
178111文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:国木田エイジロウ
ヒューマンドラマ
連載
N1486IM
青空学園野球部の司令塔、青沼健二郎の目に映ったのは全国の舞台で投げるかつての戦友。
その舞台に憧れた。
たどり着きたいと願った。
それでも現実は厳しく、非情であった。
部員は三人。
エースは怪我。
助っ人を借りて挑んだ秋の新人戦は全試合コールド負けの大惨敗。
そんな絶望的状況に差した一筋の光。
かつての戦友との再会。
新たな陰謀。
様々な出来事でくじけても、何度でも立ち上がる。
それは理不尽なセカイへの怒りを力に変えて、道を切り拓く物語。
最終更新:2023-11-01 18:00:00
2837文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
怒りの感情をコントロールできない人って、結構いる。
人間誰しも多かれ少なかれそういう面は持ち合わせてるものだけど、中にはすごく極端な人がいる。
関わらずに済めばその方がいいけど、どうしても逃れられない時もある。
こんな場でこんな体験するとは思ってもみなかった、そんな「まさか!」なエピソードを書きました。
最終更新:2023-10-04 13:28:45
2753文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:70pt
作:サムソン・ライトブリッジ
ヒューマンドラマ
連載
N2994IK
野球、サッカー、バスケ、卓球、水泳……古今東西ありとあらゆるスポーツがある中、『最強』たるスポーツを決めるべく彼等はリングへと立つこととなった!
殴るもよし! 蹴るもよし! はたまた投げるもよし!
およそのっぴきならない、何でもありのトーナメント!
それを見るバカ、参加するバカ!
だが、そこにはおぞましい程の陰謀と悪徳がはびこる事情があり、来たるべく東京オリンピックに向けてスポーツ界は今、暗雲が立ち込めるのであった……!
※この作品はカクヨム、アルファポ
リスにも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 15:31:08
65849文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ましゅぺちーの
異世界[恋愛]
連載
N2058IB
オルレリアン王国の公爵令嬢セシリアは、誰からも愛されていなかった。
母は幼い頃に亡くなり、父である公爵には無視され、王宮の使用人達には憐れみの眼差しを向けられる。
婚約者であった王太子と結婚するが夫となった王太子には冷遇されていた。
そんなある日、セシリアは王太子が寵愛する愛妾を害したと疑われてしまう。
どうせ処刑されるならと、セシリアは王宮のバルコニーから身を投げる。
死ぬ寸前のセシリアは思う。
「一度でいいから誰かに愛されたかった。」と。
目が覚めた時、セシリアは1
2歳の頃に時間が巻き戻っていた。
セシリアは決意する。
「自分の幸せは自分でつかみ取る!」
幸せになるために奔走するセシリア。
だがそれと同時に父である公爵の、婚約者である王太子の、王太子の愛妾であった男爵令嬢の、驚くべき真実が次々と明らかになっていく。
アルファポリス様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 21:00:24
85134文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:1776pt 評価ポイント:628pt
埠頭灯里は生粋のヒューマノイドアーマーの操縦者であった。スピードに酔い、弾幕に自ら身を投げる。――ただしそれはゲームVoVでの話。本物の宇宙に投げ出された灯里はどう生きるのか、そして人工生命体の銀色の少女との出逢いは彼女を何処へ導いていくのか。
最終更新:2023-08-26 00:52:55
20326文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:34pt
ある日、パーティ『落陽の翼』を追放されてしまった〈サポーター〉のリーロット。しかしそれは本人も自身の実力不足とゴミスキル「投げる」を痛感していたため受け入れた円満追放だった。これからは悠々自適に生きていこうとしたその矢先、その「投げる」が進化したしたことでその力は強化された。たまたま出会った新米冒険者の「トーニャ」や彼の周りに集まる新たな仲間たち。いつしか彼は、『落陽の翼』を超える大陸最強のパーティへと成り上がるであろう。
最終更新:2023-08-16 06:00:00
29930文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:90pt
主人公は真っ白な空間で目を覚ます。突然の出来事に驚き、目の前に現れた美しい男性に目を奪われる。その男性、シャニは生と死の仲介人で魂の管理者であることを明かす。
主人公は自分が死んでいることに戸惑いながら、シャニから説明を受ける。天国や地獄のような概念はないが、無数の異なる世界が存在することを知る。
シャニは物体を風に投げる例え話を通じて、運命の概念を説明する。主人公は初めての感情に戸惑いつつも、シャニに惹かれていく。
物語は主人公が死後の世界の仕組みを理解し、シャニとの
関係を深めながら、次にどの世界に進むかを決断する過程を描く。
シャニとの会話を通じて主人公は少しずつ世界の仕組みを理解しようと努力するが、まだ混乱が続く。それでも主人公はシャニとの会話の中で、自分の選択を模索していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 01:41:28
1524文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
─その日、空から数多の羽根が舞い降ちた─
『─犯人は捕まっておりません。目撃情報を─』
警察官を襲って拳銃が奪われた事件。襲われた警官は、喉を裂かれて死亡。目撃者もいない。
最近、こんなニュースが多い。
最近?
いや分かってる。
あの日から……。
「ちょっと走ってくる」テレビを見ながらスマホを弄る弟に告げると、家を出る。
桐山睦月、大岐成高校普通科の二年。運動はできるが、文芸部所属の男子。身長178センチ、体重65キロ、AB型。比較的イケメンとは思うが、彼女はいな
い。理由は別にあるが、文芸部に所属しているところに理由の大半……。それが俺。以上、説明終わり。
いつからか日課になった、ランニング。
同行者を迎えに行く。
「遅〜い。睦兄」
少し行った家の前で俺を『睦兄』と呼ぶのは、如月夏海。弟の同級生で、俺とも幼馴染の中学三年生。
ショートカットの活発なイメージの女の子。ちなみに俺と夏海、二人共ジャージ姿で、一見するとランニング大好きな兄妹といったところ。
ランニングは、公園を抜けて、中学校の裏手に回る。
「今日も出るかな?」
「探せるか?」
そう、ここ三日、ちゃんと走っていない。別のところに目的がある。
中学校の裏手、人気のない事を確認した夏海は、猫化の動物のように靭やかに身体を縮め、伸び上がる勢いのまま、裏手から中学校の屋上へと跳び上がる。
繊月が薄く微笑む夜。
屋上の角に立った夏海が、瞳を閉じ、歌い始める。
賛美歌のような異国のリズムが静かに拡がっていく。
アルトからソプラノ。
そして、もっと高く。
「見つけた!」
夏海の声に、俺は走り出す。
虚空に差し出した右手に、黒塗りの曲刀が現れる。
路地の隅、暗がりに曲刀を薙ぐ。
── ギシャ!
続けて、もう一振り。
── ギシャ!
二匹目の陰から三匹目が、背後から四匹目が飛び出してくる。
俺は、無手の左手に現れた短刀を上空に投げると、躊躇わず三匹目を斬った。
四匹目は、落下しながら上空で短刀を掴んだ夏海が、そのままの勢いで首をはねていた。
「今日は四匹だけかな?」
「わかんないね。でも、根岸はいなかった」
「ああ、隠れてんだろ」
「どこに隠れてるんだろね」
絶対に見つけてやる。俺は、手を握りしめた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 07:53:57
56275文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
何気ない日常。
いつものように井戸端会議をするママさん3人。
その何気ない会話の中で不意に飛び出す『たくき君』と言う謎の男の子。
怪現象と共に、次第に仲良くなって行く息子に対し、母である世奈は静かに戦う。
それは幼い息子を害から守る母性愛。
異形の物との恐怖との戦いだ。
※この小説では作者が実際に体験した具体的な霊現象や幽霊を見る方法が登場します。
もしも変な物を感じたり違和感を覚えた場合は下記の事を行って下さい。
塩(粗塩)を肩に撒き、取り憑いた箇所(例:肩や後
頭部(風門))に感じる違和感を空中で掴んで放り投げる。
その時、強く息を吐き、邪気を身体から出す。
黄金に輝く自分を想像する。
(イメージは魂の輝きに直結し、悪霊が寄ってこなくなる)
後頭部より下(風門)に左手薬指をさし。
「この手 我が手にはあらず 常世にいます くしの神 スクナヒコナの苦手なり
この苦手にてまじなえば いかなる 霊(:または病)も消えずと言うことはなし」
と唱える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:59:01
27735文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
絶望に満ちた少年が海に身を投げる話です。
最終更新:2023-07-26 02:16:31
622文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
気に入らないことがあると癇癪を起す我儘姫の専属侍女ライザ。
他の侍女が務まらない中で約一年、仕事にもやりがいを感じ始めたころ姫様に突然結婚話が持ち上がった。隣国のルディ王子はライザ好みの美形だが、エリザベス姫は他に好きな人が居るから結婚などするものかと大激怒。
ルディ王子とエリザベス姫の顔合わせをするもお互い気が合わないようで、そんな時にルディ王子の弟から怪しいお香をプレゼントされる。
気分が落ち着くお香だと言われるが、エリザベス姫の気分が落ち着くならとお香を焚くも気付けばラ
イザとエリザベス姫と体が入れ替わってしまう。
明日からルディ王子と仲を深めるために隣国へ行かないといけないのにエリザベス姫のフリをして過ごせと言われ困惑するライザ。
もし体が入れ替わっていることがバレてしまえば戦争になるかもしれないと言われてライザは仕方なく絶世の美女エリザベスのフリをして過ごすことを決意する!
エリザベスのフリをして過ごすうちに優しいルディ王子に心惹かれていき……。
エリザベス姫のように暴言を吐くことも物を投げることもできないライザが頑張るお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 17:22:41
100482文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:434pt 評価ポイント:302pt
大学生が他人について語る話。
短編
登場人物
僕:大学三年生。暇を持て余し、サークルの部室に引きこもって、読書やらゲームに没頭している。他人のエピソードを聞くのが好き。
A吉:大学三年生。やんちゃ風の金髪で、身長百九十の筋肉質の男。熱くなりやすい性格で兄貴肌。人望があり、信頼されている。会社の経営を勉強するかたわら、すでに起業にまでこぎつけている。
B子:大学二年生。黒髪ストレートの眼鏡っ子で、文学少女。清楚そうに見えて意外と腹黒。目つきが怖く、冷徹な視線を投げるのが得
意。趣味は料理と筋トレ。最近、A吉が気になっているが、意識してしまい、冷たい態度を取ってしまうのが悩み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 09:27:08
8779文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
勇者を殺した極悪魔女として監獄に入れられたスティーナは、全てに絶望して脱獄し、勇者の親友であるイグナートの前で崖から身を投げる。
「許さないからな!」というイグナートの憎しみの叫びを聞きながら――
けれど気が付くと、スティーナは何故か食堂で働く店員になっていた。
ある日、食堂の危機にスティーナは魔法を使ってしまう。それを察知してすぐに現れたのは、帝国魔道士団団長になった勇者の親友、イグナートだった。
強く憎まれている自分は、今度こそ彼に殺される。その前に逃げないと!
勇者が
復活する話を聞き、全力で逃げながら勇者を探す旅を決意するスティーナ。
――実は団長から溺愛されている事も露知らずに――
※少し変わった三角関係がありますが、当て馬だったりどちらかが振られるという展開はありません。
※大体二十数話で終わる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 12:12:49
84773文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:926pt 評価ポイント:592pt
王子に婚約破棄を言い渡された悪役令嬢エレナは、川に婚約指輪を捨てようとして、酔っぱらいに婚約指輪を当ててしまった。酔っぱらいはかわいい折り紙の花と一つのアドバイスを残して去って行った。「次に指輪を投げるときは、『王子のバッキャロー』って叫びながら投げた方が、きっともっと遠くに飛ぶぞ!」
翌昼、正気を取り戻した酔っぱらいは貴族に無礼な物言いをしたことと自分の居場所を教えてしまったことを思い出して慌てるが、すでに遅く、エレナが訪れてしまう。酔っぱらい「色々やらかして、すんません
でしたー!」エレナ「私を弟子にしてください!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 06:31:33
315173文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:234pt 評価ポイント:124pt
次期国王の第二王子イーサンに婚約破棄をされたダリアは、妃教育が無駄にならぬようにと第一王子アルジェに嫁ぐことになった。魔女に呪われ、体が爛れたとされるアルジェ。現状に耐えきれなくなったダリアは堀に身を投げるが、そこで前世の記憶を取り戻す。思い出したのは自分が看護師だったことと、この世界が乙女ゲームの世界であったこと。前世の知識を生かし、彼女はアルジェの治療に臨むのだった。
※アトピーに関する描写や、治療関する記述があります。
※間違いなどありましたら精査した上で訂正いたしま
すのお知らせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 12:14:12
7922文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:7868pt 評価ポイント:7130pt
作:ワタヌキ渡狸
VRゲーム[SF]
連載
N6510IF
「……おかえり、ア!ナ!タ!」
フラフラと家に戻ってきた俺が聞いたのは、ハチミツみたい甘―い女の子の声だった。
視線を前に投げると、そこにいるのは制服すがたで玄関に正座していた可愛い女子高生だった。彼女がそとに佇んでいた俺のことを疑問を持つように、眉をちょっぴりひそめ首をかしげる。きれいな茶髪もゆらゆらして、かわいくて、まるで小動物みたいだ。
「どうした?はやく中にはいて、外は寒いでしょう?」
やさしい言葉を言いながら、彼女が立ち上がり、微笑んで俺に近づき、手のひらのレジ袋を
受け取ろうとした。美少女独特なうすい香りが漂い、暖かい吐息が耳に触れた。
このような寒い冬の日に可愛い女の子が玄関まで迎えてくるのは、おそらくすべての男の夢でしょう、この光景を見ただけで身も心も酔いそうになった。
しかし、俺は彼女の手を避け、一歩後ろに退いた。
「……おまえ……誰?」
……
才色兼備、ずっと学年一位を取った、高校時代の先輩。
顔が天使、性格も天使、いつも元気いっぱいな女子大生。
そしてちょっと意地悪、いきなり俺と同棲した小悪魔JK。
仕事をやめ、プロゲーマーになった俺は、果たしてどんな生活を迎えるのだろうか?
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良ければ外国人が書いた小説を読んでみてください
文法間違ったところや、ニュアンスが変なところがあったら是非教えてください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 15:56:14
53553文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:46pt
苦しい話だが、球種表示とミットカーソルの表示のONはそっちがやってください。
投げる側に言っても忘れてたりするから。
最終更新:2023-05-26 07:00:00
2387文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「いいから早く教えてよ。焼き芋屋と選挙カー、私はどっちが強いか知りたいの」
会社の先輩に教えてもらった、自分好みのビジュアル設定ができるAIとの会話アプリ。私のノートパソコンに映し出されるのは、色白小顔でノーフレームのメガネに、髪はバッチリ七三分け。スタイルは細身で高身長、英国風の執事服を着たイケメン。
でも、彼は私がギャップ萌えを求めて付与した『関西弁』と『毒舌』の設定のせいで、私にずばすば辛辣なことを言う。
そんな彼に、私は今日もめげることなく意味不明な質問を投げる。
全ては彼を病ませるために……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 22:34:24
4793文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:392pt 評価ポイント:360pt
検索結果:312 件