-懊悩- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:95 件
人生に絶望した若い男がふらふらと入った風俗店で、彼の運命を変えて仕舞う様な娼婦と出会う。お互いにかばい合う様な二人の生き様を描く。暗い人生に小さな灯を見付ける話。
最終更新:2024-05-06 21:29:27
11374文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:七三 一二十
ローファンタジー
連載
N8394GB
ある朝、俺は突然、前世で異世界の勇者だったことを思い出した。
勇者には聖女の恋人がいた。たおやかで美しい彼女の面影を思い浮かべるほど、現世でもみかけた気がしてくる俺。
頭を抱えているとドタドタ足音をたてて、妹が部屋に駆け込んできた。
「にいちゃんっ!」
翡翠色の瞳に輝くような金髪、これまで意識しなかったけど超整った顔立ち…俺の懸念は的中した。妹は前世の恋人、”光の聖女”の転生体だったのだ。しかも俺と同時に、前世の記憶を取り戻していた。
気まずさに懊悩する俺をよそに、アホアホな
妹は躊躇なく俺にキスを迫ってくる!
「せっかく記憶が戻ったんだから、ちいさいこと気にするのはなしにしよーよ。ギブミーキース、ギブミーキース…」
「戦後か!」
前世の恋人兼聖女の妹から、元勇者な俺は貞節とモラルと世間体を守れるのだろうか…というか記憶が戻った途端、妹が可愛くみえてしょうがねーな、ちくしょー!(血涙)
※不定期更新となります。どうかご了承のほどを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:17:21
275373文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:482pt 評価ポイント:222pt
大学に入学したばかりの北川双瀬(ふたせ)は環境の変化により体調を崩す。入学式の帰り、熱に浮かされた彼を乗せた電車は構うことなく終着駅に滑り込む。そこで年若な女性に助けられて、老夫婦の営む閑寂とした茶屋で接待を受ける。その日から双瀬の懊悩の日々が始まった。
最終更新:2024-03-02 20:07:26
34390文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
祈りの言葉は、きっと、必ず、誰かに届く────
(個人的には)“割と”普通の家で育った(と言い張っている)九龍院玲華が転生した先は、どこか別の世界の第3皇女だった!
魔術と宝石が行き交うこの国で、第3皇女として生きるしかなくなった玲華。
レイエンフィリアとしての知識と、玲華としての知識で。転生先の世界の考え方と、前世の考え方で。自分の置かれた状況と、頼れる者のいないこの世界で。ひたすらに、懊悩する。
割とシリアスあり、政治的な面もちょっとありな、一応恋愛モノの物語で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:00:00
370013文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:50pt
作:凛快天逸(Rinkai Tensor)
ヒューマンドラマ
連載
N7362IN
22世紀以降、時は暇(いとま)である。
時は金なりという言葉と対照的な意味を持つその格言は、22世紀以降の世界を象徴するものとして世界に膾炙していった。
21世紀の終わりを迎える時、寿命を永遠に保つ薬が開発された。天才科学者である時和ときわ暇いとまがその科学技術を生み出した科学者だった。
結果、人々と時間の関係は限界まで変容されられ、究極的な概念の誕生を余儀なくさせられる。それは自分で死を選ぶという、自送の概念、権利だった。自送とは、自殺とは本質的に異なった概念、権
利である。そして人々はその権利を巡って、懊悩することになった。
自送を望む人間は自送希望者として、自送観察者と呼ばれる専門家からの一週間の間の観察が必要とされる。その間に、精神的な状態を観察され、自分の意思で自送を希望していると判断された場合のみに、自送が許される。
舞台は時和町、時和大学。総合大学の大学町として機能する一つの町で、物語が始まる。自送学科名誉教授の時和暇の自送観察を妨害する、自送反対側の組織、黒代一家が自送を妨害しようとする。
これは無限の寿命の中で生きる人々の物語であり、そして、自分で死ぬことを決意する権利の物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 21:16:52
6948文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日を境に、「人間になれなかったもの」の怨念が見えてしまうようになってしまった男子高校生の、ちょっと恥ずかしい懊悩吐露譚。
最終更新:2023-11-08 17:19:06
1186文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:龍槍 @ リハビリ中
ヒューマンドラマ
短編
N0827IL
帰って来た『男気を試す』長文短編。 短編文字数限界に挑戦!
王国に仕掛けられた、武力無き侵攻が顕在化した。 第二王子の婚約破棄宣言が『王命』として、宣下された。 王都より遠く離れた場所に居た、ビクトリアス第一王女殿下は、その報を受け、王国に危機が迫っていると看破する。
『愚鈍で愚かな王女』の皮を被った、深慮の人 ビクトリアス第一王女殿下の矜持と責務の物語。
【 激注意 】
約六万文字の長文短編ですので、お話を一気に読みたい方向け。 合わないと思われれば、ブラウ
ザバック宜しくです。
かなりシリアスに寄っておりますので、甘さはほぼ有りません。 全文、カカオ90%程の渋みですので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 03:55:50
54075文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:4232pt 評価ポイント:3564pt
1999年の夏、奇特な小説家と若手編集者が事件に巻き込まれる──
豪奢な別荘で起きた2件の殺人は、 何故起こったのか?
"20年前の事故”との関係は? ある人物が下した決断は──
最終更新:2023-05-01 02:23:14
50156文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
エイブベティス王国の王君アツンド・チオニールは、たった一人の息子シザサー・チオニールの後継者としての資質に頭を悩ませていた。
王宮内を二つに割ってしまうその問題を解決するため、アツンドはある提案をシザサーへ突き付ける。
突然降ってきた難題に懊悩するシザサーの前に、デルソフィア・デフィーキルが現れ、シザサーの物語は動き始めていく。
最終更新:2023-02-09 16:59:25
135083文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
少年野球チーム・田園タイガースに入団した今津大翔と、姉の珠子。
甘えん坊の弟はちゃんと野球ができるようになるんだろうか。
女子高生の青春がこんなことでいいのだろうか。
そんな珠子の懊悩を、少年野球の小学生、そのお母さん、コーチ、そして学校のクラスメートまでもが、怒濤の如く押し流してゆく。
最終更新:2023-01-02 16:00:00
128110文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
作:メフィストフェレス
ハイファンタジー
連載
N8270GU
東界の最果て――武士の国"倭蜃国" 戦国乱世真っただ中の彼の国に生まれた、武家の総領息子、鷹叢樰永は天下への大望を抱きながらも実妹である朧への赦されざる恋情に懊悩しており、朧もまた兄への叶わぬ恋慕に苛まれる日々を送っていた。
しかし、遥か西界から来航した商人カルドゥーレがもたらした、神々が宿りし究極神器――刻鎧神威が、兄妹の運命と宿命の輪を廻し、倭蜃国は愚か西界の国々さえも巻き込んで大きく変えていく。
「――汝に授けし力は、世の理を改変する絶対王権な
り。汝、この王権を望むや否や?」
「望もう。その王権をもって俺は倭蜃を一統し世界を変える。そして、冥府でも来世でもなく今世において俺は朧と添い遂げる! 我に汝の杯を捧げよ!」
「私は、どこの誰とも知れない"天"なんてものには、もう絶対に屈しない! 誰を愛するかは、他ならぬ私が決める!!」
これは悲恋ではない。兄妹が天に挑み、夫婦として添い遂げる禁断の戦国神話恋絵巻開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 15:00:00
494099文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:260pt 評価ポイント:164pt
次なる運命石の欠片を集めるために、シュルクとフィオリアの二人はムーシャンにある集会所に身を寄せていた。
旅を始めてもう二ヶ月。
その間に変化してきている自分の心に、シュルクは動揺と苛立ちを抑えきれずにいた。
そんなシュルクを追い詰めるように、魔の手が彼を襲う。
「あの子を、殺して?」
耳元で囁かれる優しくもおぞましい声。
自分が自由になるためには、フィオリアの存在は邪魔なのか?
もしそうだとしたら、俺は―――
新たな場所で繰り広げられる、妖精世界の冒険譚!
懊悩するシ
ュルクが手にするものは―――!?
※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は、作品タイトル上部にある『Fairy Song』と書かれたリンクをクリックorタップしてください。
※2022/12/19 空白構成、1話あたりの文章量調整&おまけ追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 21:58:37
121100文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
作:三柴 ヲト
ヒューマンドラマ
完結済
N5784HM
三日月の晩にだけ、人前に現れる宿があるという――。
ある時は、赤い提灯と重厚感あふれる楼閣が目を引く老舗宿。
またある時は、水面に浮かぶ楽園コテージ。
そしてまたある時は、郷愁に駆られる茅葺屋根の民家。
気まぐれで、幻想的で、神出鬼没。
謎の宿主・通称『三日月』が、魔法のような美味しい料理とおもてなしで、疲れきった人の心を癒します。
◇名もなき小説家の譚◇
片桐悠真は小説家を目指す二十六歳の会社員。
大手WEB小説投稿サイトで小説を投稿しているが、書いた小説は鳴かず飛
ばず、日々ランキングと睨めっこしては懊悩と葛藤を繰り返す。
ある日、気分転換で訪れたお台場で編集者をしている兄・一真に出会う。共に食事をしていると兄が偶然自分が参加した小説コンテストの選考員を行っていることがわかり、ひょんなことから悠真は兄から自分の作品の酷評を受ける。
傷つきその場を飛び出した悠真は、途方に暮れていた公園でビルの合間に揺らめく楼閣を見つける。
その楼閣には、『三日月』と名乗る謎の美男と、モフモフの毒舌銀狐『彩雲』がいて、人恋しい彼らによる一夜限りのおもてなしがはじまるのだった――。
※連作短編形式を予定して執筆した作品です。
※本作品は「アルファポリス」、「魔法のiらんど」でも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 21:44:08
44051文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
歌謡界の女王・美空ひばり氏を模して作られた人工知能が、死者の尊厳と、自らの存在について懊悩し、一つの答えにたどり着く。
最終更新:2022-10-08 01:35:04
1448文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
いつどこで生まれたかもわからない、路地裏でボスをしている猫の懊悩。
最終更新:2022-09-19 10:00:00
2030文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
五胡十六国時代、燕国でひとりの将軍が武名を馳せていた。彼の名は、馮安。時の燕帝に重く任ぜられるも、ゆえにこそ国難に大いに翻弄された。その苦悩と、懊悩の果てにかれが見たものは。
最終更新:2022-07-05 12:00:00
19697文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
『陰と陽の間で』 オタクにもリア充にもなれない男の葛藤
『child~純粋無垢存在~』 子供の純真を愛し、大人の不純を憎む者の語り
『理想主義者の無気力症候群』 その高すぎる理想が、かれを堕落へ導く
最終更新:2022-04-29 03:06:27
2826文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
"……こちらでは今、雨が降っています。
私の涙のように冷たい雨です。
氷雨が何もかもを流して、浄化してくれることを祈るばかりの夜です……"
そこまで書いて、私はしたためる手を止めた。
あの人はこんなメールを読んでどう思うだろうか。
それすらもわからずに、私は益々暗澹たる気分になる……。
冬の氷雨が私のこの熱い想いを、心を冷まして流して欲しいと祈るばかりの私に、また長い長い時を超える深い静寂(しじま)の夜が来る……。
最終更新:2022-03-01 00:22:24
1445文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:300pt 評価ポイント:284pt
伝説的バンドと謳われるソニアモルトに憧れてギターを弾き始めた少年、篠宮修志。
修志はある日の放課後、学校の屋上でクラスメイトの石川彩音と出会う。
驚くことに、彼女はその手にギターを携えて立っていた。そこで修志が目の当たりにするのは、非凡な技術に裏打ちされた華麗な弾奏。
美しい音色に聴き惚れる修志だったが、直後、弦を弾く彩音の右手が目に映り愕然とする。
そこには人間の肌からは放たれるはずのない銀色の光が煌めいていた。
彼女の右手は義手だったのだ。
対面した両者は互いに戸惑いなが
らもいくつかの言葉を交わし、その最後に彩音は突拍子も無い頼みを口にする。
『私の生きた証を残すために、一緒にバンドを組んでCDアルバムを作り上げてほしい』と。
そして修志は彼女の望みを叶えるため、力を貸すことになる。
メンバー勧誘。初めてのセッション。練習を繰り返す日々。技術的スランプ。CD制作。ライブ。
そんな目まぐるしいバンド活動の中で、時には将来への漠然とした不安や、障害を背負っている人間に対する歪んだ先入観と向き合う。
彼らは様々な青春の懊悩、そしてそれを乗り越えた先にある希望の予感に触れながら、音楽と共にある毎日を過ごしていく。
音楽が否定的に捉えられることの増えたこの時代に、音楽に関わる全ての人が幸せであることを願う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 22:23:31
173994文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
獣吠譚 覇界世紀 本編 巻の一『はじまりの物語』の後日譚。
イシュダール国を発ってからの陸王と雷韋は、どのように旅をしているのか?
これは陸王の懊悩の物語です。
小説投稿サイト『カクヨム』でも同時投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859129272903
最終更新:2022-01-28 18:42:04
15279文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
インフェルノという魔界に暮らすデュラハンの女・キーラはヘルナイツと呼ばれる騎士団の団長だった。
酒好きのキーラはインフェルノでは身分の低い妖精魔人の身でありながら、腕っぷしと度胸、そして暴力性により自分の部隊を作り上げ、それを正式な騎士団として軍に組み込ませ、異例なことに騎士の称号を得た女である。
キーラは四の君(しのきみ)と呼ばれる魔王の末娘の護衛として平穏な日々を送っていたが、敬愛する四の君のインフェルノからの扱われ方に憤りを覚えていた。
四の君は都から離れた塔に隔
離され、護衛としてつけられたのは下層階級出身のヘルナイツ。
なぜ四人の娘の中で、四の君だけが不当な扱いを受けているのか。
のけ者の姫に仕えるのけ者の騎士団長の懊悩が酒の量を増やしていくなか、ある日行なわれた軍議で、人間界からの侵入者・勇者の対応について話し合われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 18:14:21
21234文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:80pt
全国からヒト・モノ・カネが集まり何不自由なく暮らせる大都会。彼はそんな大都会のごく普通の一般的家庭に生まれた。しかし、そんな大都会に住んでいる彼『倉橋 優』には悩みがあった。
それは優秀すぎる二卵性の双子の姉『倉橋 由愛』という存在だった。志望校への入学試験で二卵性の双子姉倉橋 由愛は高名な進学校に首席で合格し、そして弟の倉橋 優は第一志望校に落ちたのだ。充実した高校生活を満喫する姉の由愛。かたやすべり止めで受けた高校には受かったものの、思い入れのない普通科の学校に惰性の
ように通う自分。
そして、優は成績においていつも父親の顔色を窺う毎日―――。そんな学生生活も今年で二年目に入ったある日―――
「普通科のクラス二位と、進学校学年一位とじゃあ・・・比べものにはならないって・・・―――」
二年生一学期の中間考査。半ば自棄になって鞄を乱暴に投げ置いたそんなおり、彼は写真立てを床に落としてしまう。そんな彼、優は落とした写真が納まった写真立てを拾い上げようとして―――、それは子どもの頃に母方の田舎で撮ったいとこ達との写真だったのだ。
「――――――」
その写真を見つめたとき、優の中で懐かしく楽しかった記憶が鮮やかによみがえる。優はそのとき心中の『霧杳』が晴れ渡るような感覚を覚えたのだ。一大決心をした優は―――
「母さん、大事な話があるんだ―――」
と、母へとある相談。はてさて、優はその街で成績や勉強の他に、大切なものを手に入れることができるのか―――。優の心の『霧杳』は晴れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 18:47:08
7579文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【あらすじ】
自分の立ち位置を『空気』と称して、だれとも関わりを持とうとしない鶴賀優志は、ある日、帰りのホームルーム途中に眠ってしまう。暫し惰眠を貪り続けていた鶴賀優志だったが、クラスメイトの佐竹義信によって起こされた。なにやら訳あり顔の佐竹義信は、鶴賀優志に向かって「俺の〝彼女〟になってくれないか」と、とても正気とは思えない言葉を吐いた。女装をきっかけに鶴賀優志の世界は目まぐるしく彩り始め、『知らなかった自分』を知ることになる。悩み、苦しみ、足掻きながらも答えを模索する高
校生たちの物語。
【作者コメント】
全ての恋愛を対象としているので、ガールズラブ要素、ボーイズラブ要素も含みます。こういった恋愛が苦手な方もいらっしゃると思いますが、どうか彼らの懊悩を見守って頂けたら幸いです。
【作品の更新頻度について】
当作品は『毎日更新』では御座いませんが、なるべく早く皆様にお届けできるように更新をしております。投稿時間は未定。作品の情報に関しては、瀬野 或のTwitterをご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 21:00:02
2050984文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:2432pt 評価ポイント:1128pt
影の薄い王太子殿下は幸せになりたい。
伯爵の誤算を読後に読んで頂ければ幸いです。
最終更新:2021-08-25 20:14:40
1845文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:1608pt 評価ポイント:1474pt
負け戦を強いられたリオレイン王国。
敬愛する軍団長ジアードに付き従い、エリザは親友たちと敵対する事になる。
次々とエリザを襲う困難は、エリザを強くするのか、それとも……
ジャンル: 異世界恋愛
要素: ①泣ける
②胸苦しい
④別れ
⑤死
⑦ハラハラ
⑩きゅんきゅん
⑫ちゅー
⑬切ない
展開: ④恋人同士or好きなのに敵対する展開。
⑨悪漢に絡まれたり連れ去られたヒロインをヒーローが助け出す
⑪何かの理由があり、別れなければいけない展開。
⑫好きな人(男)に告白して、優し
く振られてしまう話。
タグ:騎士・女騎士・奴隷・孤児・戦争・長髪男子・葛藤・懊悩・ほろ苦い・失恋・年の差・身分差・片想い・別れ・プロポーズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 21:13:37
102029文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:818pt 評価ポイント:560pt
作:浦登 みっひ
現実世界[恋愛]
完結済
N6834GW
主人公の遠田永久は作家志望のアマチュア物書き、いわゆるワナビである。
働きながら小説を書き、公募に落ちた作品を国内最大の小説投稿サイト『小説を書こう!』に投稿する日々。感想も評価もブックマークもほとんどなく、PVはゼロ行進。だがそんなある日、彼の作品に初めて感想が書かれていた。
一件の感想から始まる、懊悩するワナビとスコッパーの恋の物語です。
最終更新:2021-06-22 17:27:42
176950文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:52pt
作:マスターベーターストロング
現実世界[恋愛]
連載
N1996GY
月島 瑛斗(えいと)はとにかく後悔の多い男だった。
目立つことのない中学校三年間を終え、待っていたのは悲惨な現実と癒えることのない懊悩ばかり。
自分の心の依存先を転々とすること一年。
始業式に遅刻した主人公は、ひょんなことから幼気な後輩と出会う。
「えっと、〇〇先輩?でしたっけ…ざまあみろです♪」
誰もが惚れこんでしまうような素敵な笑顔を浮かべて、誰であろうと敵に回すようなセリフを吐いた。
「鬼か、お前は」
なんだかんだで後悔を癒してくれる天川 琴梨(こと
り)は今日もかわいい。
※カクヨム同時掲載中 毎週土or日曜投稿(予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 19:00:00
12369文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:38pt
部屋に戻れば彼女が“波”の形で固まっていた。
国民的ポーズであるあの形である。
こんなとき、どのような対応をすればよいのだろうか。
懊悩の末、彼はたった一つの冴えた決断を下した。
「〇〇〇〇〇」――
はたして彼女の応えとは。
最終更新:2021-05-16 16:28:02
1809文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
太閤豊臣秀吉の命が尽きようとしている時、徳川家康は次の天下を自分が背負うかどうか、懊悩していた。家康は比叡山の名僧慈海に相談する。慈海は、たとえ時代に天下の簒奪者の汚名を残そうとも、泰平のために家康が天下を取るべきと説く。その後、家康と石田三成の対立は決定的になる。その時、家康は?三成は?慈海は?果たして慈海の正体とは?
この小説は、下記のブログに掲載中のものです。
http://yukinovels.blog.jp/
最終更新:2021-04-12 22:24:40
22568文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
止め処無く書く掌編です。きっと面白くは無いと思います。
最終更新:2021-04-10 15:59:32
98157文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
「聖女召喚騒動」後、正式に辺境伯ジークハルトの領民となった異世界人のシズルは、この異世界で魔物のザカリのかけらと混ざった半人半魔の『混ざりもの』。魔力至上主義の魔法の世界で、魔法ではない「なんでもあり」の異能に目覚めたシズルは「思考」と「創造」でチート街道を突き進む。
そんなシズルの異能と、シズル本人に惚れ込んだ魔導士デュオも辺境の地にやってきて、平穏(?)な日常も以前にも増して賑やかに。
裏社会の首魁、闇医者、癖のある領民、正体不明の「何か」など異世界の騒がしい面々を、
思考と創造で無理矢理捩じ伏せて過ごす、シズルと愉快な仲間たちの、しょっぱい日常と非日常の物語。
前作「砂糖のかけらは甘くない」その後のお話。
恋愛脳になった魔導士に鳥肌もののアプローチをされても、やっぱりちっとも『甘くならない』のはシズルの仕様です。挿し絵追加中です。
前日譚的小品「魔導士の懊悩」など、他の関連作品もよろしく。
ノベルアッププラスと同時掲載、更新中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 16:28:02
651915文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:311pt 評価ポイント:119pt
幼馴染の女の子が好き好き攻撃をしなくなった途端、気になっちゃうハイスペック男子の懊悩。──を観察する佐々木くんのお話。
最終更新:2021-02-08 00:00:00
4274文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:4454pt 評価ポイント:4024pt
つまらぬものが増えた、と感じ始めた主人公。懊悩の先に、自分なりの出口を見つけようとする。まーくんの死・富豪の姉妹・テーマパーク。主人公は芸術の根源を問い、答えを探していく。
最終更新:2021-01-16 17:05:37
23932文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ノイン王国宰相・ザリエル公爵には、一人娘がいる。
銀色の髪にアメジストのような澄んだ瞳を持つ美しい娘・クリスティーナだ。
彼女の幼い頃からの婚約者は、ノイン王国の第一王子、アルベルト。
婚約当初から恋に落ちた彼女は、傍若無人に彼に愛を示すが、いつのまにか愛想をつかされて、十五歳の誕生日には会うこともできず、贈り物だけが届いた。
贈られたその髪飾りを見た彼女は、ふと気づく。これは、異世界で自分がプレイしていた、恋愛シミュレーションゲームの、恋敵役の令嬢が身に付けていた
ものだと。
そして今現在、自分がいるのは、愛しい王子様を、恋愛シミュレーションゲームの中でいうところの、主人公・クララに奪われるルートだった。
嫉妬とプライドの狭間で懊悩する、恋する乙女と青少年の、切ない純情ラブ。
2016年1月30日一迅社文庫アイリスNEOより書籍化 本編完結済み
※本作品の無断転載・および無断翻訳をお断り致します。
※本作品は、小説家になろう様でのみ掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 18:00:00
148809文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:93961pt 評価ポイント:29359pt
ある女がいた。平凡だった彼女の人生が崩壊する。殺人と悔恨。怨念と懊悩。そして正気と狂気。
最終更新:2020-07-12 20:22:28
2751文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人形町の裏手にあるその坂は「生首坂」と謂われている。
その謂れは戦時中の昭和の初め、学徒出陣できなかったひとりの学生が仲間たちの戦死に懊悩して祠を覆う楠の枝で縊死したことに起因している。縊死した死体は夏の盛りの下、強い湿気と共にそれは腐乱して腐り、やがて生首は石階段に転がり落ち、発見された。それがこの坂の謂れである。
時は遥かに下り令和の時代。
ふとしたことで警ら中の田中巡査は、警察仲間内で囁かれている「生首坂」を巡回する。すると、そこで巡査はあるものを見つけた。それ
は実は長い間隠されていたある殺人事件のラストピースだった。
そのラストピースを探るために、再び、彼が動き出す。
『嗤う田中』シリーズ:四天王寺ロダンが再び現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 10:50:24
46875文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
子供の頃からずっと一緒だったリアウ。
彼は騎士となり、遠いところへ戦争に行ってしまい、行方知れずに。
戦場でリアウの友人だったというローレンスが現れて……
アンリ様主催『私の神シチュ&萌え恋企画』企画参加作品です。
『萌え恋』相手を想うあまりに別れを視野に入れる。
『神シチュ』選べないのに選ばなければならない。
最終更新:2020-06-23 14:03:58
2132文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:908pt 評価ポイント:772pt
思春期の娘に懊悩するパパとそれを見守るママの話。
最終更新:2020-06-21 00:51:48
10680文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:54pt
「おはよう」「お元気ですか?」「こんにちは」
そんな無意識に放たれる挨拶たちも、実は悩んでいるらしい。
これはそんな、アイデンティティを失いかけた挨拶たちの物語。あるいは愚痴。
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2020/06/09/012213
最終更新:2020-06-09 20:14:33
2002文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:掛世楽世楽
空想科学[SF]
完結済
N6680GE
プログラムバグが生み出したと言われるAIがインターネットに流出して十年、存亡の機に瀕していた人類は、切り札のコンピュータウィルス「D4」を使い、AIを駆逐することに成功した。
平穏が戻った世界で暮らす高校生のサラは、D4に隠された真実を知って愕然とする。自分が為すべきは何か、懊悩するサラ。果たして人類の行く末は?
電子の兵法 其の壱とは別のストーリーです。
最終更新:2020-05-02 11:29:13
15067文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:あるてぃめっと☆るいるい
推理
完結済
N1961FS
自らのバーを持ち、マスターをつとめる男の元に、ある日突然お姫様が現れた。かみ合わない会話のまま、二人は共に生活をはじめるが、今度はメイドも現れて……!?
一方工事の事故により恋人を失った男は、感情のやり場を見つけられずに懊悩する。しかし、事故には不審な点がいくつもあった。男は恩師とともに、恋人の死の本当の原因を探し始めた。
お姫様とは? 恋人の死はなぜ?
二つの異なる物語が、一つの物語を作り出す。
最終更新:2019-12-01 22:12:33
73853文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:61pt 評価ポイント:37pt
──上陸したロスカ人を捕らえた──
16歳の若き王のもとに届いた手紙には、そう記されていた。
過去の事件によって冷めぬ憎悪のなか、捕らえられたロスカ人はセザン王都の地下へ連れられる。セザンの民のため若き王はある決断をするが、それはやがて苦悩の発端となる。自責の念に堪えられなくなったかれは懊悩の末、自分の運命を確かめるべく王都の闇に身をゆだねる。
全十三章
「世界十空説」シリーズ 【太陽神の行方】第二部
太陽暦443~
最終更新:2019-10-23 06:00:00
297603文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:28pt
隠す必要はないけれど、離す義務もない秘密を抱えて限りなく意味のない懊悩を抱える作家。
何となく気にはなるけれど、いまいち深く踏み込めない担当編集者。
何の変哲もない生活の中で、しかし確実に変化していく心情と関係性に戸惑いつつもいつの間にか適応し、また変わらない日常になっていく。対極に位置すると思っていた人間が気付けば一番傍にいたり、親近感を覚えていた人々がとても遠く感じられたり。
最終更新:2019-09-28 23:52:58
8933文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ここ数日、私はこれから語ろうとする物語をどのように書き始めれば良いのか、そう思案すればするほど頭が困惑し、時には叫びたくなるほどの苦悩を抱え、それがために食事が通らぬほど、そのことでほとんど頭が一杯だった。しかしその懊悩ともいえる苦しみは或る著作の一節に出会った時、一瞬に瓦解した、それはプラトンの『饗宴』『パイドロス』にあった。この小説は自分の生涯を通じて「美」とは何か、それだけを見つめて生きた来た私の随想であり、そして美しき「彼女」へのオマージュである。
*******
********************************************************************
この小説は、連載したものを再度書き直し、短編小説に纏めたものです。
改めて以前の作品に評価を頂いた方には、御礼申し上げます。
日南田ウヲ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 22:04:55
49754文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
『その女は俺が心から望むもの・・・?』
デュオはこの魔力の強さで全てが決まる世界に、数多(あまた )存在する魔導士たちの中で通称『番号持ち』と呼ばれる、その魔力の強さを認められた上位十人にしか与えられない特別な名前を持っている。王家お抱えの『番号持ち』の上から二番目で金持ちで、未婚の若い男、しかも格式などにこだわらない平民。なのでデュオは大変にモテる。その時々で興味を持ったものを追いかけて、世界を彷徨いていた自由人のデュオは、多情でこれまで特定の女性を作ったことはなかっ
た。
そんなデュオが初めて『心から望んだ』ものはこの世界どころか、ありとあらゆる女と呼ばれるものの中でも、飛び抜けて一番厄介で面倒くさそうな、異世界人で半分魔物の女シズルだった。
「砂糖のかけら」シリーズ、
「砂糖のかけらは甘くない」のその後の魔導士デュオの小話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 18:49:43
17235文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:76pt
【絶対的一人称】で書いたヒューマンノベルス。
仕事にもプライベートにも脂の乗り始めた主人公が遭遇する両親の病気・看病・介護。
そこから一時は自分自身も身を持ち崩してしまう。けれども何とかして這い上がろうとしていく中での葛藤と懊悩、その中で某選手兼監督の引退のニュース、そしてそのラストシーンをテレビで眺め、思わず自身の姿と掛け合わせてみて、這い上がっていた筈の自分の惨めな姿にまた絶望してしまう。
それでも日常という名の自殺は続いている。ただひたすら救いもなく歩み続けるしかない
、そんな姿を描いています。
今生きるのに迷っている、そんな人に読んで貰えたら嬉しいです。
この作品は改変版を過去ヤフーのブログに掲載しておりました。
(但し同ブログ内ではファン限定としていました)
https://blogs.yahoo.co.jp/takecou52/folder/1492979.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 15:07:36
10405文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
平成の御世にあの樋口一葉が突然あらわれます。場所はなぜか大森の某公園。人もあろうに、なんとそこで彼女はひとりのプータローさん(?)と邂逅してしまうのです。そこにおける二人の語らいを綴る作品なのですが、しかしそもそもこのワープによる出会いを介在したのは、はたして誰…?いや何だったのでしょうか?それはお互いが持っていた鬱屈の心だったのか、それとも理不尽な世に抗う姿勢だったのか…よくわかりません。とにかくここでのひとときの「共有」を経て、二人はいささかでも充足されるに至ります(特
にプータローさんの方が)。その折り二人の会話と心模様の変遷をどうぞお楽しみください。
なお前書きでも書きましたが、この作品は身の不遇と、世の理不尽さに会って苦しんでおられる方、怒り心頭に達しておられる方に読んでもらいたい作品です。それこそこの作品と「共有」してみてください。しかしそれはただ「怒りとうっ屈の中で傷を舐め合おう」というのでは決してありません。この短編はいったんここで終了しますが、続編とも云うべき「一葉恋慕・明治編」の中で我々の懊悩は必ず晴らされ、昇華されることでしょう。どうぞそちらの方へも読み進んでください…。
ではとにかく、東京大田区は大森の、夜の公園へと、私が皆様をエスコートいたします。どうぞこちらへ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 21:54:49
20415文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:牧原冴月(まきはら さゆら)
ローファンタジー
連載
N9867EN
その有り得ない瞳をした女子は「十三姫(じゅうさんひ)」「名月(かたづき)の姫」と古来より呼ばれていた。彼女達の両眼は青や赤、金や緑といった色をしている。その血族の数、およそ十三。「十三家(じゅうさんけ)」とも呼ばれる。
日本の始まりから、聖職者などとして神聖視されていたとされる十三家は、平安時代末期、治承・寿永の乱の最中に、1000年の時を超えた再会を約束し、日本各地へと散らばって行った。ある者達は岩手の山奥に。またある者達は南波照間島に、そしてある者達は比叡山へと隠れ住み
、永い永い時を耐えた。
そして悠久の時が過ぎた現代。彼らの一部は未だ「生ける神の子」として崇められ続けていた。しかし果てしなく無数に枝分かれした血族の一部は財界と癒着して暗殺者となり果て、また貧困や孤独から「進化系」と呼ばれる未成年のグループに属するものもいた。
そんな中、比叡山の山奥に生まれた水浪晶(みずなみあきら)は、因習の枷の中で足掻き続けていた。彼女はやがて、運命の様に、同じ十三家で様々な理由から苦境にある鹿瀬真琴(かのせまこと)、葉山翔(はやまかける)、西条広賢(さいじょうひろまさ)らと出会ってゆく。
しかし、それは彼らの、1000年の時を越えた争いの始まりでもあった・・・。
若木未生、天童荒太、馳星周、鬼束ちひろなどに影響を受けた筆者による、ティーンエイジャー達が主人公のアングラ青春小説。壮大な歴史叙事詩の果てに生きる、現代の若者達のリアルな懊悩と痛みを描いた群像劇。そしてその群像劇の中に、十三家という血族の永い歴史が浮かび上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 14:14:39
39673文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
夫のDVにより前向性健忘症を患った古都実は、記憶が六時間しか持たなくなった。見知らぬマンションで目覚めると、そこには監禁され傷付いた少女が。いったい誰がこんな酷いことを? 『痛み』への執着、確立されない自己認識。覚醒と忘却を繰り返し、自分が犯したかもしれない犯罪の前で懊悩する彼女の前に、二人の高校生が現れる。
最終更新:2019-02-01 23:00:00
94866文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:153pt 評価ポイント:91pt
いつかの時代いつかの世。荒廃した世界の、荒廃した街の、退廃しきった俺達の物語。
"大崩壊"と呼ばれる災害により、魔法が遺物となってしまった世界。魔法なんて自分には関係のないおとぎ話だと思っていた。あの時までは。
突如灰になってしまった街。そこに呆然と立つ青年。なぜ。どうして。始まりは何処か。終わりは何処なのか。ロスト・マジック・ディストピアで繰り広げられる懊悩の物語。圧倒的な力を持つ遺物に対抗する人間の努力を蹴散らして遺物は世界に君臨する。
(他の作品と時
代違いの世界観共有です。他作品を見なくても設定などは把握できるように作られています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 12:00:00
207662文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:6pt
検索結果:95 件