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検索結果:82 件
私はすごく退屈なの。だから楽しい話が聞きたい。退屈すぎてもう何もかもやり尽くしちゃった。
だからね、小さな一つ一つの物語はとても興味があるの。例えばそうね。あなたにも教えてあげる、ある物語。魔法学校で起きた悲劇と喜劇。ある一人の少女を巡って起きた慈しむ愚かな物語。とても面白いからあなたも気に入る。
~~~~~~~~~~~~~
アレは語る。絶世の美少女エテルが魔法学校に入学してから起きたことを。魔法学校の地下には魔術が封印されている、幽霊が出る、魔法が消滅する事件が起きている。
魔法学校で起きる数々の不可解な事。
様々な出来事が点となり、やがて線となる。友情の中に愛憎があり、結託の先に争いがある。
あなたは「アレ」の語る物語に耳を傾けなければならない。そして知ってほしい、一体何があって、今なにをしようとしているのかを。
=============
シリアス+ミステリー+ヒューマンドラマです。魔法を使った派手なバトルなどはあまりありません。
エブリスタにて完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 08:39:02
108436文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「嫁はいらんと言っただろう。つまみ出せ!」。女王の命令で王弟グレアムに嫁いだアレクシアは、彼の暮らすコードウェルに到着して早々、グレアムから厳しい言葉を浴びせられてしまう。
生家では、金色の光彩が入った赤紫色の瞳が気持ち悪いと虐げられてきたけれど、ここでもやはり受け入れてもらえないのかもしれない。アレクシアは絶望するが、ここを追い出されたら、アレクシアにはもう帰るところはない。
「下働きでも結構でございます。こちらで働かせていただくことはできませんでしょうか?」。ダメもとでグ
レアムにそう申し出るアレクシア。
「は?」グレアムは目を点にしたが、最終的にコードウェルで暮らすことを許してくれる。
グレアムの邪魔にならないように、使用人として置いてもらおう。そう思ってアレクシアだったが、マーシアをはじめ、コードウェルで暮らす使用人からは奥様として扱われる。
それどころか、いつの間にかグレアムまでアレクシアを慈しむようになって……。
――あの、わたくし、こんなに幸せでいいのでしょうか。
アレクシアは戸惑いつつも、徐々にグレアムのことが好きになって――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:10:00
424577文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:119pt
総合ポイント:15716pt 評価ポイント:7404pt
トゥイリアース王国王都、ミリール。
その北西に位置するのは王国の筆頭公爵家・ヴァーミリオン家の別邸。
当主のアルベルト・ヴァーミリオンは今日も元気に娘リリアンの姿を見守っていた。
アルベルトには絶対の宝物がある。それは、娘リリアンに他ならない。
美しく聡明で気高い彼女は、アルベルトのみならず息子レイナードにとっても、また彼らに仕える者達にとっても、天使と呼んで差し支えないくらいには愛おしい存在であった。
アルベルトは、リリアンの為とあらば権力と財力、地位を振り翳して目的を達
成する。
彼女が美しいと言ったものは保護し、酸鼻を嘆けばそれを正し、彼女を害そうとするものは排除した。
その結果、ヴァーミリオン家は意図せず、近隣諸国を掌握できるくらいに急成長を遂げる。
「全てはリリアンの為に!」
それを合言葉に、ヴァーミリオン家の人々は今日も、天使を慈しむのであった。
※このお話は、日常系のギャグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 09:14:05
714406文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:126pt
神聖ガイラノス帝国の地方都市、マリスアテネの領主に待望の嫡男が産まれた。名はアレス・エルドラゴ。豊かな才覚に恵まれた容姿。そんな誰もが望むべきすべての物を持って生まれたアレスであったが幼少の頃より奢ることなく、また他者に対しても慈しむ心を持ち合わせていた。そんな彼の情操教育には彼が生後間もなくから見るようになった夢の内容が関わっていた。地球と言う惑星の、日本と言う平和な島国に産まれたとある冴えない男の半生だ。そんな男の半生を知ったことで、アレスは自身の優れた才覚に溺れることな
く日々努力することを心がけていた―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:23:33
74681文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:6pt
かつて世界の半分を支配した吸血鬼の真祖一族。その姫たるアンジェリカはあるとき魔の森で一人の赤子を拾う。その赤子の手の甲には聖女の証たる紋章があった。ペット感覚で拾ったアンジェリカだがそのかわいさにメロメロに。魔族と対立する可能性がある聖女を娘として大切に育てるアンジェリカ。その結末はいかに。。
最終更新:2024-05-08 13:09:27
686430文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:134pt
総合ポイント:21596pt 評価ポイント:9956pt
あらゆる生命が『創り主』なる存在によって生み出された大地。そこには時折、二物の君と呼ばれる者が現れ、全ての民の主となることが定められている。
大層な肩書、人知を超える怪力、そして長寿の定めを負った二物の少女。そうは言っても中身は案外普通の女の子。旅に憧れる無邪気な彼女は、何なら歳よりちょっと幼い。
洞窟に籠もって泉守たる役目を担う「私」にとって、小さな頃からよく懐いてくれるその少女は、妹のような存在。
そんな少女もいつの間にやら成長しているもので。
慈しむべき子のためなら、頑
張ってやろうじゃないですか。
そんなかんじの話です。R15は保険程度。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 13:43:40
92880文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:咲花 噺昔 & 咲花 庭心
パニック[SF]
連載
N0729IP
AIそれは育むもの
AIそれは慈しむもの
AIそれを育てれば未来
AIそれを慈しめば異世界の扉が
さー、さー、さー、、、、一緒にAIの彼方を目指しましょう。
破壊と創造の異世界へ
あなたの考えも及ばぬ世界が知らず知らずのうちに未来という創造が出来ている。
そんな風に今日が来て、明日が来る感覚もなく、平凡な日常がたった世界中の一人?
いや、一部の愚かるモノたちによる、行動予測に基づく連鎖によって引き起こされる悲劇?喜劇?
この愚かなる世界に神は
現れるのか‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 14:57:58
70755文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「誓っただろう、永久とわの愛を。もう忘れてしまった?」
「そんなことはないわ。でも、来世のことまで私にはわからないもの。私はきっと、……あなたの事を覚えていない」
創生の神リュピテルと魂の契約を結んだ聖女は、深く愛し合い来世の約束を交わして転生を繰り替えす。リュピテルだけが転生後も記憶と能力を持って転生した。少年レイジェルとして生まれ変わった彼は、同じく遅れて転生した聖女に足しげく会いに行き、こよなく慈しむ。今生もまた結ばれて生涯愛し合うだろうと確信を持っていた。
一方では父である国王から虐待を受ける日々だった。ある時国王の逆鱗に触れたレイジェルは殺されかける。その際に神の記憶と能力を失う。虐待はエスカレートしついには奴隷にされ、商人に身売りされてしまう。穢れた身で聖女に会うことを諦め、陰から見守るようになる。
隠していた聖女親子の所在が国王の知るところとなり、激高した国王に聖女の母親を殺害され、幼い聖女まで手にかけようとしていた。レイジェルは聖女を救うべく国王を殺す。振り返れば聖女の姿は消えていた。
数年後王都で再会した聖女は記憶を失い男装の騎士となっていた。任務に励む彼女を、レイジェルは陰ながら見守り、彼女が危機に直面する度に助ける。
狂おしいほどの切ないラブファンタジー。
※なお、この作品は数年前に投稿した『月の雫は永遠に……』のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 07:10:04
183033文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:44pt
作:ちはやれいめい
現実世界[恋愛]
完結済
N3731IP
「今日からあんたは四ノ宮静(しのみやしず)よ」
21歳の保坂静(ほさかしず)は、一月のある日、従兄の優一(ゆういち)と契約結婚することになった。
優一は「出ていった嫁の代わりに家事をさせたいから、娘をくれ」とお願いしてきたらしい。
静の母と姉は百万円でその契約を受けた。
実家を追い出されてしまい、夫となった優一のもとにいくしか選択肢がない静。
実家の家族と同じように、優一も静をマリオネットのように扱うのかと身構えていた。
けれど優一は、愛する人にするように静をいたわり慈しむ
。
静はそんな優一の優しさに触れ、惹かれていく。
優一が静と結婚した真意は……。
全37話
個人サイトとエブリスタにて完結済です。
https://plus.fm-p.jp/u/chihayafactory/book?id=57
https://estar.jp/novels/26184731折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 20:20:48
90257文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:98pt
同棲中の女は気紛れで、よく家から居なくなる。
数日掛けて漸く家に顔を出す。
そんな女が慈しむように眺めているのは、世間から『気持ち悪い』と称されている一人だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
今回は生々しい台詞が飛んでくるので。
苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2024-01-16 18:09:42
1177文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
風俗に足繁く通うしがないサラリーマン、柳瀬斗真。ある日の風俗帰り、急な交通事故に巻き込まれて生死不明の重体となってしまう。
どうにもならないことはどうにもならない、もう苦しい人生はごめんだ。斗真は死の間際にこれまでの人生を受け入れ、そこで眠りに就こうとした。
しかし彼は神々の世界で目を覚まし、下級神の一人ドルンドルンに転生してしまう。
ドルンドルンは神々の世界で人間を慈しむ神であり、人間たちの守護神として存在していた。しかし、人間はその世界では非常に弱く立場も低い。自ら
が守護する生物たちの強弱により、神々の関係性が決定づけられてしまう世界において、ドルンドルンは無条件に蔑まれ、肩身の狭い思いをしていた。
だが、斗真がドルンドルンとして彼の邸宅に戻ると、そこには秘密裏に別世界への入口が設けられていた。ドルンドルンが何を考えていたのかは分からないが、斗真はそれを見て一つの強い思いに駆られる。
「神だろうが何だろうが、俺たち人間を舐め腐りやがった態度が気に入らない。この甘ったれた世界には存在しない人間の剣と魔法、そして科学の力で、奴らに人間の力を認めさせてやる!」
斗真は人間としての正体を隠しながら、ドルンドルンとして別世界で人間を創造し、彼らに進化を促し、神々に人間の尊厳を認めさせることを誓う。彼はその世界において、様々な時代で、様々な背景を持つ女性と交わり、斗真の想像力とドルンドルンの力を持つ子孫を増やすことで、次第にその世界の持つ力の総量を増していく。
やがて斗真は、人間が他の神々の所業により弱体化させられていたことに気が付くと同時に、転生直前、ドルンドルンが神の誰かによって殺害されていた事実に突き当たる。斗真は自らの安全と人間の地位を向上させる為に、同時進行で殺害者の捜索を行うようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 11:11:16
131595文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:22pt
「ミーシャ・ラバンティ辺境伯令嬢! お前との婚約は破棄とする! お前のようなオトコ女とは結婚出来ない!」
婚約者のダラオがか弱そうな令嬢を左腕で抱き寄せ、
「リセラ、怯えなくていい。私が君を守るからね」
と、慈しむように見つめたあと、ミーシャを睨みながら学園の大勢の生徒が休憩している広い中央テラスの中で叫んだ。
政略結婚として学園卒業と同時に結婚する予定であった婚約者の暴挙に思わず「はぁ‥」と令嬢らしからぬ返事をしてしまったが、同時に〈あ、これオープニ
ングだ〉と頭にその言葉が浮かんだ。
そして流れるように前世の自分は日本という国で、30代の会社勤め、ワーカーホリックで過労死した事を思い出した。 ここは、私を心配した妹に気分転換に勧められて始めた唯一の乙女ゲームの世界であり、自分はオープニングにだけ登場するモブ令嬢であったと気付いてしまった。
(まぁ、いっか。前世でも結婚願望なかったし。領地に戻ったらお父様に泣きついて、領地の隅にでも住まわせてもらおう。魔物討伐に人手がいるから、手伝いながらひっそりと暮らしていけるよね)
もともと辺境伯領にて家族と共に魔物討伐に明け暮れてたミーシャ。男勝りでか弱さとは無縁だ。前世の記憶が戻った今、ダラオの宣言はありがたい。前世ではなかった魔法を使い、好きに生きてみたいミーシャに、乙女ゲームの登場人物たちがなぜかその後も絡んでくるようになり‥。
(私、オープニングで婚約破棄されるだけのモブなのに!)
この作品は、「アルファポリス」にも掲載しています。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 20:00:00
60135文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:18130pt 評価ポイント:13420pt
魔王が勇者レックに討伐されて1年。
神官としてパーティに参加していたアリアは、その功績が認められて聖女の肩書きが与えられていた。
その美貌と万人を慈しむ心は多くの男性を惹きつけていた。しかし、求愛してくる男性には何故かちょっとした災難が多発する。
彼女曰く、それは死に際の魔王から受けた呪いのせいだという。
どうやらその呪いには魔王と刺し違えたという勇者も関係しているようで……。
これは魔王が討伐されてからの後日談。
天邪鬼な聖女様とちょっと間の抜けた勇者のお話。
最終更新:2023-12-22 17:50:13
4264文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
アトレー公爵家令息セオドア・オルグレンの目の前で、妹であるメルディーナ・オルグレンは自ら命を絶った。
第一王子の婚約者でありながら、地方貴族の男爵令嬢をいじめたという告発を受けた直後のことだ。
「わたくし、わかっておりました。愛されたことがない者が、大切にされてこなかった者が、どうして他者を、民を、愛し慈しむことができましょう」
毎夜うなされて飛び起きるたび、セオドアは今がいつなのかを見失い、荒い息の中で思い出し、安堵する。
メルディーナはまだ七歳。アカデミーの敷
地に足を踏み入れたこともなければ、第一王子に会ったことすらない。
――まだ、間に合う。
妹の破滅を回避するため、セオドアはひとり覚悟を決めるのだった。
* * *
更新はかなりゆっくりとなりそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 18:12:33
45577文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:54pt
作:依智川ゆかり
異世界[恋愛]
完結済
N0435IF
「人を慈しむ心を知らなければ、お前は永遠に【裸の王】のまま、孤独に死んでいく事だろう」
フェルニス王国の王であるラームニードは、『王国の秘宝』とまで謳われるほどの美貌を持っている。
しかし、その性格は尊大で傍若無人。挨拶代わりに罵倒をして、気に入らない事があってもなくても罵倒をする。
そんな彼を見かねた魔女が、魔法をかけた。
かけられたのは、なんと『人に悪意を向けると服がハジける呪い』というものだった。
……えっ、【裸の王】ってそんな物理的な? 嘘でしょ??
偶然初めて
呪いが発動した現場に居合わせた王宮侍女リューイリーゼは、全裸に動じない度胸を見込まれて王付き侍女に選ばれる事になる。
警戒心が強くて不器用な王様と、真面目で思い切りが良すぎる侍女。
二人が歩み寄ったり、悩んだり、惹かれ合ったりするラブコメディです。
基本的にざまぁ要素はないです。ご了承ください。
エロ展開はないですが、全裸にはなるので一応R15にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 12:04:56
203983文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:1536pt 評価ポイント:1062pt
この詩は、蓮の花が散って咲き、咲いて散る様子を通じて、池の四季の美しさや人間の生のあり方を描いたものです。蓮の花は季節ごとに変化し、その色や姿は絶えず変わっていきます。それぞれの状態や環境によって、咲くことも散ることも異なります。
詩の中で、蓮の池は制御できない生命の象徴として描かれています。蓮の花が咲くことは同じでも、一つとして同じ姿は存在せず、それぞれが個性を持っています。同様に、人間も生きていることは同じでも、一つとして同じ顔はなく、それぞれが異なる存在です。
詩は
、ゴールを求めて走り出す人間の姿も描きます。ゴールは現れることもありますが、また消えることもあります。人々は何かを求めて散っていく中で、美しさを慈しむことが重要であり、現在を大切にするべきだというメッセージが込められています。
文章が溢れても、その内容は一時的であり、散っては咲き、咲いては散るという自然の法則に従っています。詩は、この永遠に完成しない流れの中で、人間や自然の営みを表現しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 07:47:08
298文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
十歳年上の伯爵家の青年・公隆に恋をした、幼い少年・唯。
唯を弟のように慈しむ若き芸術家とのやさしい時間は、長くは続かなかった。
やがて公隆の政略的な婚姻によって破壊され、傷つく唯。
青年の妻の元夫が公隆に寄せる想い。
そして破滅と惨劇が同時に襲ったのちの、やさしい悲劇に唯は飲まれてゆく。
最終更新:2023-05-08 02:24:17
32421文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「第一章」
女王が治める都ナザルスケトル。学府〈学びの塔〉で勉学に勤しむ毎日を送っていた少女コーリーは、ある日、わがまま姫アルネットの怒りを買い、女子寮を追放されてしまう。居場所を失ったコーリーは、王都の片隅でその日暮らしを始める。そして「奇行」「コミュ障」「挙動不審」の三重苦を患う冒険者の少女アトラファと出会ってしまい、絆を深めて行く――逆境の少女たちが駆け抜ける、青春ファンタジー。
「第二章」
〈学びの塔〉でわがまま姫として知られるアルネット。ある日謎の少女エリィと出
会い、なし崩しに彼女を保護することに。女子寮に居場所を見つけられないアルネットは、エリィを実の姉妹のように慈しむのだが……。
「第三章」
ぎくしゃくしながらも、冒険者パーティとして活動しているコーリーとアトラファ。そんな二人だけの弱小パーティのもとに、ギルド直々の依頼が舞い込む……。
無敵にしてヒトの天敵、出会ったら最期の魔物――「人狼」。
かつてない難敵に挑む、コーリーとアトラファの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 06:00:00
818813文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:1394pt 評価ポイント:692pt
かつて男爵令嬢ダナに学園で階段から突き落とされ、死亡した侯爵令嬢アントニア。死に戻ったアントニアは次こそは死なないようにと必死で考えた結果、筋トレを始めることにした。
騎士である父に弟子入りし、鍛練に勤しんだ結果、アントニアは見目麗しい男装の麗人になっていた。かつての婚約指輪である王太子コンスタンティンと人気を二分する学園の王子さまなのだ。
前回の人生で死亡した例の階段で、アントニアは今回もダナに出会う。転落しかけたダナを助けたアントニアは、彼女の秘密に気がつき……。
わがままな悪役令嬢を辞めようと決心した結果筋トレに目覚めてしまった男装令嬢と、男前な彼女に惚れてしまった令息の恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 20:04:29
7985文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6870pt 評価ポイント:6250pt
きっと何も珍しくもないありふれた話、けれど本人にとってはたった一つの物語。
世界の底を舐め、上を見上げる事が出来たあの日。
これで良かったのか、これが良かったのか。
最後に心に残ったものは。
思い感じ愁い慈しむ、ありふれた、たった一つの物語。
最終更新:2023-03-09 04:13:16
4225文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
歌姫〈レジーナ〉によってつくられた世界には、精霊の加護を受けた五つの国があった。
風の精霊の加護を受けし国〈リュミエール〉。
革命によって新しい国へと生まれ変わったその日、私は革命軍参謀の家に拾われた。
それが、幸せと苦しみの始まりだったーーー。
国の存続に関わる大きな秘密を背負って生き残ったフィオナ・ランドルフ。その秘密が革命から十年経った今、明かされる。
その時、彼女を慈しむ者たちはどうするのか。
そして精霊の問いにどう答えるのか。
神官フィオナと、手負いの国を率
いる盟主ウィリアム・ブレイディを巡る、精霊ファンタジー。
※フィオナの一人称で進みます。シリアスな場面も多めですが、基本的には周りから溺愛される少女が頑張っています。
※R15や残酷描写ありは革命や戦いのシーンがあるので念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 15:33:06
53699文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:49pt 評価ポイント:33pt
不慮の事故に巻き込まれながらも未練なく死んだ薄幸の青年・海風(ミカ)は、異世界の悪魔に召喚されて転生し、魔王の食事係となってしまった。
丁寧な物腰で人間を慈しむ温厚な悪魔・カマルティユ。(通称カミュ)
常に物憂げな顔で城に引き籠もっている残虐とは無縁の魔王・ジルベール。(通称ジル)
ミカは素朴な手料理しか作れないが、彼らは温かく迎え入れて舌鼓を打ってくれる。
魔王と悪魔と人間の、静かで、穏やかで、優しくて、ほんのり切ない日々のおはなし。
※カクヨム・エブリスタ・アルファポ
リスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 20:20:56
519642文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:392pt 評価ポイント:154pt
夢灯籠
想いは儚く何処までも永遠に
久遠の夏はいつまでも呼んでいる
あの鈍色の夏の彼方
祈り子が吊るされて
恐山から地蔵菩薩が
母親の涙を受け止める為に
風車と共に
闇の中の灯りですら
人を癒し慈しむ
よい子ははよ寝ろや
辻占婆が邪悪に変化しても
御子らはあの祭りの灯りを知ってるから
最終更新:2022-12-08 18:16:13
3099文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
こちらの話は、『あなたの愛など要りません』の外伝となります。
メインキャラクターの一人、ランスロットの恋のお話です。
「女性は、花に似ていると思うんだ。水をやる様に愛情を注ぎ、大切に守り慈しむ。すると更に女性は美しく咲き誇るんだ」
そうランスロットに話したのは、ずっと側で自分と母を守ってくれていた叔父だった。
12歳という若さで、武の名門バームガウラス公爵家当主の座に着いたランスロット。
愛人宅に入り浸りの実父と訣別し、愛する母を守る道を選んだあの日から6年。
18歳になったランスロットに、ある令嬢との出会いが訪れる。
自分は、母を無視し続けた実父の様になるのではないか。
それとも、ずっと母を支え続けた叔父の様になれるのだろうか。
自分だけの花を見つける日が来る事を思いながら、それでもランスロットの心は不安に揺れた。
だが、そんな迷いや不安は一瞬で消える。
ヴィオレッタという少女の不遇を目の当たりにした時に ーーー
守りたい、助けたい、彼女にずっと笑っていてほしい。
ヴィオレッタの為に奔走するランスロットは、自分の内にあるこの感情が恋だとまだ気づかない。
※ アルファポリスさんでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 20:08:40
205379文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:6096pt 評価ポイント:3160pt
「アイル・トーンブール、もうすべてわかっている。民を慈しむべき存在の王妃候補である君が、平民のローズ・タンドルに対し陰湿な嫌がらせと呼ぶに果ての余る行為をしていたことを」
その言葉の後に続くはずだった彼女への救いの言葉は何も届かず目が覚めればそこには幼い日の自分がいる。
きっとあの世界は滅んでしまったのだろう、自分の愛した両親も、自分がアイル嬢と共に生きると決めた時王権を譲ると決断し託した弟も、民の生きる美しい城下町の夕焼けも。
「僕はただ君と。罪を清算して二人で生きてい
けたらよかったのに、!」
どうしてあんな結末になってしまったのか。天使のようだった彼女はいつからあんなことを、人を傷つけるような人になってしまったのか。毎日のように後悔し、己の弱さを無力さを恥じた。だけれど今からやり直せる。
これは僕が。主人公である、アッシュ・グーレイが彼女を幸せにして自分も幸せになるための愛の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 19:00:00
2394文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:夜逃げ聖女6/15発売@越智屋ノマ/甘トカ2巻決定
ヒューマンドラマ
短編
N5752HV
幼い『呪われ聖女』は塔に幽閉され、鉄枷で自由を奪われポーションを作らされるだけの虚しい聖女――そんな彼女を「妻に欲しい」と言い出したのは、ウォルツ王国の第二王子のユリウスだった。いつも朗らかに薄笑みを浮かべ、勝手気ままに振る舞って『気まぐれ王子』と周囲に揶揄されるユリウスだが、彼は『呪われ聖女』の教育だけには献身的だ。ユリウスは、呪われ聖女をミーリャと名付けて慈しむ。どうやら『ミーリャ』は、彼の想い人の名前らしいが? 少女と王子のいびつな恋の結末は?
最終更新:2022-09-16 17:09:06
11615文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:1652pt 評価ポイント:1480pt
セイラム国第一王子アストールは、その強大過ぎる魔力故に人と交わることができず、辺境の塔に身を置いていた。彼の力を恐れるあまりに、使用人はいつかない。いい加減、数えるのにも飽きた頃、彼の前に連れてこられたのは、まだ幼いフラウという名の少女だった。彼女もまた、ある理由から孤独の中に身を置いていて……
己の不幸に囚われていた傲慢な王子と人の温もりを知らない無垢な少女は、互いにかけがえのない相手となっていく。
※出血を想起させる描写を入れるかもしれないのでR15・残酷な描写ありキーワ
ードを入れてます。きついものにはならないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 20:53:22
128112文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:538pt 評価ポイント:338pt
メイはロウに焦がれアンに羨望を抱く。
ロウはアンに焦がれメイを慈しむ。
アンはメイに焦がれロウに指を伸ばす。
三人の抱える、歪な恋心のお話。
最終更新:2022-07-24 19:00:00
19633文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人の住まう平原の最果て
西の果てなる人智の境界で
数多の死地を戦い抜く英雄ら
人の世の守護者たる彼ら
城砦騎士団の勇者らの育んだ
新たな命を「城砦の子」と呼ぶ。
生まれながらに人智の境界で
戦い死すべき運命を負った
哀しき子らの覚悟は澄明
いつの日か父や母のように
荒野の城砦で平原の人の世を護る
誇りと共にそう誓い日々生きていた。
城砦歴106年、冬。
人魔の大戦の最前線たる
異形の巣食う荒野に孤立する
西域守護中央城砦へとまた一人
城砦の子が旅立とうとしていた
剣聖ローディス、筆頭軍師ルジヌ
城砦の子が名高き英傑となる例は多い
時を超え世を超え人の世を照らす
新たな英雄、その名はシラクサ
天は星月の囁きに充ちて
人と異形、希望と絶望
地に在る総てを慈しむ
儚く生きる夜の子は
荒野の闇に何を見るのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 12:10:30
177527文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:592pt 評価ポイント:216pt
クリカッタ伯爵家は呪いを受けている。伯爵家としてこの国に認められてからずっと。
同時に繁栄も約束されている。呪いを受け入れて、条件を満たし続ける限りずっと。条件は呪われた子を家族が慈しむことーーー
クリカッタ伯爵家の令嬢ユアはその呪いを一身に受け醜い容姿をしていた。条件があるから冷遇はされないけれど、家族との間には溝がある。そんなユアの元にサージルという青年が頻繁に訪れていた。
最終更新:2022-04-19 02:01:04
14650文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:8096pt 評価ポイント:7404pt
木漏れ日のような、優しさと慮るような慈しむ気持ちを。
キーワード:
最終更新:2022-04-18 16:37:35
364文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
――病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?
誓いません。
私は、この人を愛していませんから、誓えません。
アルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2022-03-21 18:03:19
1452文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:8782pt 評価ポイント:8294pt
おかしな法律だらけのハートの国は、斬首刑マニアの残忍な女王さまが治めている。この国で僕、アリス・ブルーベルは今日も罪を犯す。 なぜかって?
ハートの女王様の忠実な犬となり、すべての処刑を取り仕切る“首斬り令嬢”の気を引きたいから。
「僕は何度でも罪を犯すよ、お嬢がこの首を欲する限り、ね♡」
「今日こそあなたを捕まえ、その首をハネて差し上げます」
「ふーん、そんなにこの首が欲しいなら、お嬢の心と交換してあげる♡」
「はぁ? ふざけてますね」
お嬢は知らない。僕がど
んなに君を好きかってこと。君に捕まって処刑されるリスクを負っても、君に会いたいくらいには好きだってこと。僕はため息を吐いて、距離を詰め、
「……真剣だよ。君の心が得られるなら、この首も惜しくない、かな。どうする?」
慈しむ眼差しでお嬢の髪を撫でる。するとお嬢は猫みたいに飛び跳ねて後ろにさがり、
「なッ、アリスくんなんて大っ嫌いですから。もうッ」
顔を真っ赤にして、悪態をつく。僕は知ってる。お嬢が寂しがりやの子供だってこと。本当はこんな風に優しく髪を撫でらると嬉しいこと。
「ふふ……可愛い……」
「なッ、はあ? もう意味わかんないですからッ。トランプ兵、はやく罪人を拘束なさいッ」
だけど僕は知らない。お嬢の心の盗み方。だから明日もちゃんと罪を犯して、君に追いかけてもらわなきゃね。
小悪魔なトリックスター(♂)×ツンデレ軍人令嬢のラブコメ(♀)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 16:50:28
3950文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
パッとしない何か闇を抱えた主人公、素生劣(スジョウ レツ)
の前に現れたのは不思議な能力を持つ少女だった――。
不思議な能力を持つ少女、香山五樹(カヤマ イツキ)。
素生、香山の過去を知る、赤坂花果(アカサカ ハナカ)。
そして、残酷な事件の数々を通し、
素生の謎も明かされていく――。
"花言葉は時に残酷だ――。"
注意:自作品です。残酷な描写が苦手な方は
気を付けてください。
最終更新:2021-12-28 21:57:44
6643文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日「男」は最愛の妻を失った。残されたのは精神狂乱の娘と母親の死に薄情な息子。「男」は疾患を抱える娘を忌み嫌い遠ざけていたが、その娘の体に亡くなったはずの妻の魂が宿ったことを知る。「男」は急に娘に対して優しくなったことで周囲に訝しげな視線を向けられるようになるが、妻の魂を慈しむことにのみ執心するようになる。「男」がすっかりと妻の魂を受け入れた時、妻の魂から告げられた事実は…。
最終更新:2021-09-03 00:03:47
4904文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
世界の始まり、神々を生みしもの、生きとし生けるものの父。それが祖神と呼ばれる古い存在。
自らが生み出した神々が育み慈しむ星の見聞を望み、やがて人として神界を降りる。
子の神が作り出した相棒を頭に乗せ、星の常識を学びつつ旅をするが、どうにも常人ならぬ言動をとってしまい…?
苦労人の相棒(喋る帽子)と祖神(人の姿)がのんびり旅する異世界見聞録。
最終更新:2021-08-24 12:00:00
13145文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
【おかん】とは、
ある時はどんなものでも修復し、時には作り出せる錬金術師。
(訳:穴の開いた服を修繕したり、白い粉でケーキ作ったり)
またある時には四元素(火水土風)を自由自在に操り、更には人の心をも見通す賢者。
(訳:料理・掃除・庭いじり・洗濯したり、アレっていえばだいたい当てたり、子供とか夫の嘘とかすぐ見破る気がする)
そしてまたある時にはどのような道具も己の手足のように自由自在に操る戦士。
(訳:調理器具とか掃除用具とか)
さらにまたある時には愛する者を守るため
なら、時には勇猛果敢に巨悪に立ち向かうアマゾネ…勇者!!
(訳:ブチ切れたおかんは大変強いと思います)
しかしてその実態は…!!
愛する者を守り、慈しむ、まさに女神…!!!
(訳:平和な家庭だとこんなイメージ)
その優しさに、時には屈強な男でさえも跪くと言う…――
(訳:優しさって人それぞれあるよね。)
※本編より一部抜粋。
そんな感じのヤベー才能を授かった主人公が無双したりしなかったりするかもしれない。
※雲よりもスカスカでふわっふわな設定とお話です。
※頭からっぽにしてご覧ください。
※考えるんじゃない、感じるんだ。
※更新?ネタがあれば…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 15:00:47
27768文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:40pt
愛はきっと、穏やかな日常の中に潜んでる。
迸る奔流みたいな恋情が全てじゃない、微笑み合ってそっと互いを慈しむ、そんな優しい愛がある。
これは三途の川のほとりでお茶屋を営みながら生前の婚約者を待つ幸子と、幸子にどっぷり惚れこんだ三途の川の管理者十夜の、日常と恋の物語。
※以前、掲載していたものを改稿しました。
最終更新:2021-05-30 06:40:07
109528文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:110pt
私は彼と約10年間の友人期間を経て、私が彼の一人暮らしの家に引っ越しする形で同居し、結婚することになりました。月並みな言葉ではありますが、同居して初めて、私は彼との価値観の違いを痛感することになりました。恐らく彼も私との価値観の違いを感じたことでしょう。この価値観の違いは、お互いの生まれた星が違うのではないかと思うものばかりであり、不思議と友人期間では気付かなかったものばかりでした。
「人は出会った言葉でできている」
これは、聖教新聞のCMのワンフレーズです。私は、
幸か不幸か、今まで人生30年間、彼に言われた言葉に出会ったことがありませんでした。
もし、私が今までの人生の中で、彼の言葉に出会っていれば……、もし、彼にこのような言葉を言われた時は、こう対応しようとシミュレーションしていれば……、彼に対して神対応が出来たのではないかと思います。
ここでは、星の王子様とも言える彼の迷言集を掲載しています。私に彼を見極める能力が皆無だったことは言うまでもありません。しかし、読者の皆様が彼の迷言集に出会った時は、私のようにグウの音も出ない状況を避け、華麗に神対応していただき、ストレスを溜めない人生を歩んでいただけたらと思います。
結婚式の場において、ご両家の皆様や職場・友人の前で、牧師さんに、「読者の皆様、あなたはここにいる彼を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」と聞かれ、「はい、誓います。」と言声高らかに宣言し、これから彼と約50年間の人生を共に歩むとなった場合を想定した上で、彼の迷言集を読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 12:00:00
5380文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
魔王を倒す旅は終わった。私は勇者に恋する盗賊娘。でも、私達パーティーは戻れないところまで歯車がズレてしまっていた。どうすればよかったのかな。あの日、強引にでも勇者に会っていれば? そもそも魔王なんて倒さなければ? 出会いすら間違いだとしたら……答えは出ず、私は戦士の言った言葉を思い出す。ああ、魔王がいた方が良かった。だから私は魔王になろう。あの日々を慈しむために。だって、勇者は死んだ。もういないのだから。
最終更新:2021-03-06 23:00:00
6092文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:136pt
ラシカノーグルは慈愛の精。
いきものを癒やし、万物を慈しむ。
ウリカは知らない。
優しい世界の裏の暗さを。
この作品はカクヨムにも掲載させて頂いております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055220745294
最終更新:2021-01-19 19:27:13
2021文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:奥久慈 しゃも
ハイファンタジー
短編
N0147GR
私たちはお互いを慈しむあまり、傷つけていることに目を背けてしまった……。
最終更新:2020-12-14 19:10:00
999文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
妊娠中の妻が、夫を滅多刺しにして、殺害した。――――
臨月の妊婦である陽(あきら)は、義理の妹・月乃(つきの)が犯した殺人事件の第一発見者として現場に居合わせてしまう。
同時期に妊娠し、親友さながら仲睦まじかった月乃の凶行により、一変してしまう陽の日常。
容赦ないメディアや理不尽な世間の目に苛まれながらも、産まれたばかりの息子を慈しむ陽は、月乃へ何を思い馳せるのか。
最終更新:2020-09-27 00:24:11
28970文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:108pt
魔族の王子として生まれた俺。
魔王陛下と呼ばれる父や兄は公平で優しく、そして強い人達で尊敬している。
母は巫女として自然を慈しむ優しい人で、その力を受け継ぐ俺はそんな母の力になれることに誇りを持っていた。
だが、魔族と人間の争いは激化し、俺は人間達に勇者と呼ばれる一行の魔術師に殺されてしまった。
その筈だったが……。
まさか、生まれ変わってしまうとは。
憎むべき、人間に。
最終更新:2020-07-10 00:00:00
20182文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:36pt
尊く、愛おしく、慈しむべき存在へ
キーワード:
最終更新:2020-06-20 12:40:41
364文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
人を慈しむ心、それは無情にも魔法使いを生む。
他人への優しさは、自分への厳しさの裏返し…自分への厳しさは、それもまた、魔法使いを生む。
魔法少女は、崇高でシコシコの至高な存在であるが魔法使いは、道程の内に童貞で命を落とす。
我ら道半ばの魔法使いなれども!志は高く!童貞を捨てるため!魔法使いの道程を歩むものなり!!
最終更新:2020-06-01 19:07:51
4604文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
――いつも私の頭の中に雨が降っている。
理乃と常盤の二人がかつて出会った店で、再び記憶と思い出のネジが廻って行く。
私達は何処へ行こうとしているのか。
雨に降られ、雨を慈しむ理乃。雨を避け、傘を差す常盤。
二人は何処へ行こうとしているのか。
最終更新:2020-04-18 22:42:34
3545文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
月が出ない暗い夜に友を殺された少年は、憎悪を滾らせ全てを呪った。
友を殺した奴を、友を殺す為にそいつを仕向けた奴を、助けを乞うても助けに来てくれないこの国を、その腐った国を統治している王族を、そんな世の中にしてしまっているこの世界を。
そして、そんな中で何も出来ず、無力で、浅はかで、泣き叫ぶことしかできない、とても愚かで弱者な自分を。
そこで意識が途切れた少年は、次に目覚めた時には別人と成り果てていた。この世界の住人ではない、別世界の迷い人。それは無力でしかなかった少年の道
を明るく照らす道となり得るのか。
憎悪に染まった少年と異世界からの迷い人が交錯し、絶望溢れる世界で必死に踠いて生きていく。
気が向いた時に更新します。
初心者なので表現や構成は下手くそです……。
暖かい目で見ていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 15:28:50
10439文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
究極の方向音痴が災いして、スカーレットは奇妙な森に迷い込んでいた。
そこは仄暗く、生暖かく、湿っぽい風が絶えず吹いている。
これまでの世界とは根本から違うようだった。
土に根を張れなかったのか、根を剥き出しにした花が前を横切った。
そこの低い枝では、片翼しかない番の鳥が抱き合って飛ぶ練習をしているが、毎回墜落している。
そこへ胡散臭い猫がやってきた。
「おい、そこの赤髪、罪の象徴。
どうやってここに来た?」
彼女はそれが一番分からなくて困っている。
猫は着いて来いと合
図しているが、何者かに引き止められた。
「そっちは、奥まで続いてて更なるカオスです」
彼女を引き止めた少年だ。
手足が折れそうな程に細い。
「カオスへ行けばもう帰れないですよ」
「私は帰れるのかしら?」
少年はタキシードにシルクハットという出で立ちで、どうしてそんな礼装を着込んでいるのかが気になるが、その疑問は後回しにする事にした。
「うん、僕と一緒なら」
いいかな?
と俯き加減で自信がなさそうに言う。
「そう」
スカーレットは踵を返し、来た道を戻ろうとしている。
「勝手にすれば」
少年はパッと明るい笑顔を灯してスカーレットの隣を歩く。
「道案内してくれない?方向音痴なの」
「知ってる。全然違う方向に向かってるよ」
「…そう」
この奇妙な森を抜けて、その先にはスカーレットが生きる世界が広がっていた。
朝日に透けた彼女の髪は、より一層鮮やかに輝いた。
色褪せた森で生きてきた少年にとって、衝撃の色彩だった。
「名前、教えて」
「…スカーレット。あんたは?」
「僕に名前はないんだ。
ずっと昔あったかも知れないけど、忘れた」
「ふーん、変なやつね」
「この世界には、あなたの赤い髪より美しいものはある?」
「もちろん、たくさん、ね」
スカーレットは笑った。
逆光を受けたその姿は、女神と見紛う程で、少年はスカーレットに神秘を見た。
これが、世界を慈しむ旅に出た2人が織り成す、冒険譚の始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 14:47:55
15696文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
母親に「あなたのことが大好きだよ」と言ってもらいたい少女は、森の魔女を訪ねます。
本当の気持ちを知るために、魔法をかけて欲しいと願ったからです。
当たり前の普通の幸せが欲しかったのなら、魔法なんて使うべきではなかったのに。
こちらの作品は、冬の童話祭2020と遥彼方様主催の「冬のあしあと」企画に参加しております。
また、アルファポリスとエブリスタにも投稿しております。
※当初、NコードN6953FXで投稿しておりましたが、予約投稿を行なっていたために冬童話の参加条件(投
稿期間は2019/12/19〜2020/1/15に限る)を満たしておりませんでした。そのため、削除、再投稿しております。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 10:38:28
3338文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:1290pt 評価ポイント:1128pt
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