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検索結果:9 件
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スマホとかSNSとかなかったけれどもケータイ(ガラケー)だったら結構みんな持っていた。
PCメールやネット上のBBS(掲示板)が新しいコミュニケーション手段としてもてはやされていた。
夜行列車がまだ全国を走っていた。
そんな平成10年代。
列車の窓から虹色の雲を目撃した「僕」は、BBSで知り合ったけれども突然姿を消した女性の影を追って、彼女が住むという熊本へ向かう列車に飛び乗った。
※第2回「Yahoo! Japan文学賞」(2006年・テーマ:メール)応募作品(落選)
を、一字一句変えずにそのまま投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 20:41:21
7372文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平成10年7月、尾張多賀神社の裏手にある部落の一軒家に1人の老人が無断入居する。近所の人はびっくりして追い出そうする。空き家だが無人の家ではないからだ。この家の持ち主は2年前に旅に出ると言って出ていったままだ。当時35歳。
近所の人がびっくりしたのは、老人がこの家の持ち主で、まだ37歳だと言い張る事だ。誰がどう見ても80歳か90歳位に見える。
老人は2年前に旅先で亥世界に入り込んでこの歳になっていたと語る。
老人の入り込んだ世界は常識では理解できないものだった。
常世
の国――2百人の若者たちが暮らす世界。生活水準も縄文時代。政治や文化もない。生活に必要な物は必要なだけ作る。貨幣もない。人々は歳をとらない。老人にとってはあこがれの国だった。彼もこの世界では20代の初めのように若々しい。
しかし、1ヵ月に1人子供が生まれると、20歳の後半になった若者が1人消える。その場所も部落の北側にある、巨大な鉄塔の中に吸い込まれていく。
新月の前夜、塔の中から3メートルもある鬼が出てくる。鬼は部落に入って咆哮する。1人の若者がその咆哮に応じて、鬼と共に鉄塔に入っていく。
老人(主人公、山下統一郎)は鉄塔の中に入って見守る。
鬼が若者を貪り食う。その凄惨な光景を見た時、山下は鬼を殺すことを計画する。そして火で鬼を焼き殺す。
だが鬼が殺された事で、山下は部落から追い出される。
この世界に戻って山下は見る見るうちに老人と化す。
この世界に戻っても、あの世界で夫婦となったイトから霊感で情報が送られてくる。鬼は牛頭天王で、彼は蘇ろうとしている。山下はあの世界に帰る事を許される。
老人は新月の前の晩にあの世界=常世の世界に帰る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 08:25:59
51239文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
このお話は、1998年(平成10年)の事になります。
いつも行っている牛丼店じゃなく、たまには1駅先の牛丼店に行ってみようと思ったのがいけなかったのでしょう。
その牛丼店に入ると、昼飯時に大量の弁当の注文が入っていて、店員はそれに掛かり切りでした。
何かを作り始めても出来るのは弁当ばかりで、長く待たされてイライラしていまいたが、店内のお客さんは不思議と大人しく待っていました。
30分経って、やっと大量の弁当の提供が終わったので、いよいよ店内のオーダーに取り掛かるだろう
と思った矢先でした。
自分が注文したのと違う物が来たのをきっかけに、更に待たされる事になったのです。
その後どうなったのか、というのが今回のお話になります。
それでは、本文にお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 00:52:24
2213文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
平成8年(1996年)8月、田舎の中学2年生筑和悠理(ちくわ・ゆうり)が夏休み中、遠い親戚である大仲(おおなか)のおじいちゃんが骨折したという知らせを受け、通っている中学校からほど近い大仲家に頻繁に遊びに行くようになる。はとこの大仲葉月(おおなか・はづき)達3人と過ごすうち、悠理の妹の悠奈(ゆうな)は東京の寮付き私立中学を受験、合格して翌年から都内の寮へと入った。
平成10年4月、悠理は地元の女子高に入学。
「不良っぽい謎のオーラ溢れるスゴイ女」というデビューをしてしまったた
め、勧誘を断り切れず高校の民話研究会に入ることになる。
高校近くの一人暮らし高齢者「伊藤タキ」さんの家に何度も遊びに行っていたある日、タキさんは病気で入院してしまう。
入院後もタキさんの病室にたまにお見舞いに行っていた悠理だったが、学年遠足のお土産を持って行った時、タキさんのベッドには――。
この続きは、どうぞ本編を読んで確かめてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 23:00:00
6455文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1978(昭和53)年生まれの42才主婦が
あっちゃこっちゃで見たり聞いたり体験したことを
記憶頼みで自分目線のみで書き綴るというか書き殴る
平成という30年のクロニクルです。
1話から時代が順行するようになっています。
1〜25話までが昭和63年から平成10年です。
27〜50話までが平成10〜15年です。
53〜100話が平成15〜平成20年夏です。
タイトルが分かったり興味がある部分だけ読むもよし
平成という時代を誰かの目線で体感するもよし
自由な読み方をして下さい。
たまに自分語りや鬱展開が入ることをご容赦ください。
読んで頂きありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 05:36:20
122757文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:30pt
皆さんは石ノ森章太郎先生をご存知ですか、覚えていますか。
最終更新:2020-01-28 13:27:37
662文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:112pt
どこにでもいる平凡なサラリーマン・片桐優太 31歳。
彼は悲しい過去を抱えて今日を生きている。
三年前突然襲いかかった悲劇、最愛の妻の死。
それは優太の心に一生消えない楔(くさび)として突き刺さった。
大切なものなんて要らない
俺は失うのが怖いんだ
失うくらいなら最初から無くていい
だから俺は……一人で生きていくんだ……
心を閉ざし、決してパーソナルスペースに異性を入れない優太に、衝撃的な出会いが待ち受けていた。
この出会いが、優太の凍りついた心を優しく溶かしていく。
~もう一度……
もう一度だけ、誰かを好きになってもいいですか?~
これは、最愛の妻の死に絶望し、一度は人生を諦めた男が、再び『愛』を掴み取る物語。
※この物語の時代背景は、平成10年頃です。今では誰もが持っていて当たり前の携帯電話が殆ど普及しておらず、スマホに至ってはまだ存在すらしていない時代の物語です。「電話一本で通じるのに」……それが出来ないもどかしさも、物語の彩りとして楽しんで頂ければ幸いです。
※第一話冒頭に使用しているタイトルロゴは、武 頼庵(藤谷 K介)様から頂戴したものを使用させて頂いております。武 頼庵(藤谷 K介)様、素敵なロゴをありがとうございました! この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 23:11:49
98887文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:258pt 評価ポイント:148pt
未明に東京を発ち、東北自動車道を快調に走ってきた。磐越自動車道との分岐点、郡山ジャンクションのあたりから、空が徐々に青みを帯びてきた。……
【初出】『日&月』第六号・1998 秋(平成10年10月発行)
最終更新:2014-04-10 19:35:49
31663文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:13pt
断酒会の男たちの物語。平成10年に数万の舞台芸術や交響楽、絵画などなどを抑えて1位になった作品。商業誌に掲載済みだが、まあ、時効でしょう。子供がよんでも残念な結果になるから、子供はエンターテイメントよんでね。意味不明だから。子どもは読まないでね。修辞的にケイタイ小説向けに編集しなおした点と会話文の前後で意図的に主語と述語を曖昧にしている点などご理解ください。
キーワード:
最終更新:2011-02-05 18:47:14
11684文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
検索結果:9 件
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