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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:72 件
一週間後の月曜日の午後、ドラグーン清掃局の出張清掃員、アン・セリスティアは、仕事を終えて町を去ろうとしていた。
風が吹いてくるのを、屋根の上で待っていると、聞き覚えのある声が話しかけてくる。
それは、彼女より一日だけ先輩の、別の清掃局から来ていた人物の霊体が憑依した猫だった。
風を待つ間、アン達は大変だった一週間の事を思い出した。
この町が、邪霊の渦に覆われていた間の出来事を。
最終更新:2024-04-28 00:44:17
568874文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:26pt
廃れる一方の商店街救済策として、『商店街まるごと、土地・人員等々ひっくるめて、移動可能な治安維持施設にしよう』と、誰かが言い出した。
言いだしっぺは、誰とは明らかになっていないが、一九七〇年代から八〇年代に掛けての、とっぴな変形合体アニメやSF人形劇からヒントを得たらしい。
お上の言うことには、基本唯々諾々の連中は、それを押し進める。
国民、住民、消費者といった人々の呆れ顔をものともせず、政策は推し進められる。
ハウスメーカー、不動産会社、重工系企業がトリオでタッグを組み、
それらの下請け・孫請け・ひ孫請け各種等々フル活用する。
そして、第一号が決定される。
第一号(の生け贄)は、振川町商店街に決定する。
商店街の人々にとっては、寝耳に水、寝耳に水、 寝耳に水。
非難轟々、反対の嵐あめアラレだったが、結局は押し切られる。
ズルズルでなあなあで、飴と鞭で押し切られる。
テレビ画面に映る古川町商店街の近所の歌茂川は、広がっていた。
画面いっぱいに、土色の流れを湛えて、広がっている。
建造物群の間を流れ抜け、水面を広げている。
五人が見ている間にも、川は水位を増し、水量を増す。
あれよあれよという間に、建物群の一階部分は、呑み込まれ始める。
振川町商店街ヶ艦は、出動する。
本来の目的とは異なる、救助活動に、出動する。
被害地域こそ広がっていないが、家屋の浸水度が増している。
浸水している全家屋のほぼ一〇〇%が、一階部分を水に沈めている。
逃げ遅れた、家屋に閉じ込められた人々は、二階や三階から、はては屋根の上から、手を振っている。
救助を求めて、手を振っている。
商店街ヶ艦が来たことで、みんなの気持ちに望みが出て来たのだろうか。
手を振る速度、アクションが、速く大きくなる。
川に艦をブチ込み、川の流れを変えて、救助活動をする。
歌茂川氾濫救助活動についてのお咎めは、無かった。
お役所から振川町商店街ヶ艦への処分も、無かった。
新聞、テレビ、ネットにより、振川町商店街ヶ艦の救助活動が、全国的に報道されたことが一因だと思われる。
また、その報道内容が、振川町商店街ヶ艦に好意的だったことも一因だと思われる。
尤も、お役所その他等々からの、皮肉コメントはあったが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:07:05
16783文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
樋口一葉関連のフィクションでよく【完璧淑女】として登場する三宅花圃が中学生ぐらいの頃の話。
ヒロインとして登場します。
「鬼ごっこは屋根の上でやるべし」と吠える元気っ娘。
女学校時代には夜道で三人の男に襲われ、一瞬で一人を投げ落として仕留めて残りを退散させたという逸話もあります。
元老院議官令嬢。容姿は清純で瀟洒。学問は女学校で主席争い。歌人として朝廷の歌合戦に唯一の女性詠者として出場して勝利。
ただし、当時の女性らしい言葉遣い礼儀作法はからっきし。
また、落語や三味線といっ
た庶民の芸能が得意だったり、武術も得意で「売られた喧嘩は倍付けて買う」という武闘派だったりするようなところも淑女としては減点要素
高校時代(女学校)の頃は、授業で社交界(鹿鳴館)に放り込まれると、【鹿鳴館の華】の鍋島栄子とか、三宅花圃が和歌のちびっこ天才先生の頃からの弟子でした。
そのため、
「みんなで、たっちゃん先生(三宅花圃)を完璧淑女に育てましょう」
という騒ぎになったようです。
年上のお姉さんな生徒たちから、推しのアイドル扱いされて、三宅花圃も困惑した模様。
「冬は踏舞よりもストーブ」
という迷言を残します。
そんな暴れ犬の三宅花圃がヒロインとして活躍する作品は今のところ本作だけ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 09:00:00
71371文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
先代より町の小さな電気屋を引き継いだ<巽淳一(28)>は日々心が休まる事はなかった。
従業員の給与、租税公課の支払い、月末の融資返済にこの数年間慢性的な売り上げの低迷…そんな倒産目前の危機の中、子供の頃からの親友で家族持ちの<浩一>だけは共にこの苦難を分かち合ってくれていたが、<巽>は安月給の上賞与も出せない現実に申し訳なく思い、自分の給与を彼に回し何とか毎月をしのぐのが精一杯だった…。
そして融資返済日!また胃の痛い日が訪れたが、この日唯一の仕事であるテレビアンテナの取り付
け工事依頼があり、浩一と2人で作業をしていると<巽>のポケットの中で携帯が震えた!。
(仕事依頼の電話か♪)と心躍らせる<巽>であったが、その相手は銀行だった!<巽>自身、電話の内容はすでに分かっていた!まだ通帳から返済金が落ちていない為の確認電話だと…。
何とか返済日を伸ばしてもらう交渉をしていた<巽>は、ここが屋根の上だという事を忘れつい足を踏み外し屋根から転落してしまう!。
それからどれだけ気を失っていたか分からないが、何故か<巽>の目覚めた場所は闇夜の山の中であり、何処の誰だかも分からない一人の侍が<巽>を介抱してくれていた…。
その侍との出会いから<巽>の運命の歯車は大きく回り始めていく!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 09:00:00
360259文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:1046pt 評価ポイント:606pt
草食動物のほうが強気に出て、いい結果に終わることは、ぞう多くない。
最終更新:2023-12-25 08:11:21
424文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神木冬華(かみきとうか)28才OL。動物大好き、ネコ大好き。
仕事帰りいつもの道を歩いているといつの間にか周りが真っ暗闇。
しばらくすると突然視界が開け辺りを見渡すとそこはお城の屋根の上!? 無慈悲にも頭からまっ逆さまに落ちていく。
落ちていく途中で王子っぽいイケメンと目が合ったけれど落ちていく。そして…………
聞いたことのない国の名前に見たこともない草花。そして魔獣化してしまう動物達。
ここは異世界かな? 異世界だと思うけれど……どうやってここにきたのかわから
ない。
召喚されたわけでもないみたいだし、神様にも会っていない。元の世界で私がどうなっているのかもわからない。
私も異世界モノは好きでいろいろ読んできたから多少の知識はあると思い目立たないように慎重に行動していたつもりなのに…………
王族やら騎士団長やら関わらない方がよさそうな人達とばかりそうとは知らずに知り合ってしまう。
ピンチになったら大剣の勇者が現れ…………ない!
教会に行って祈ると神様と話せたり…………しない!
森で一緒になった相棒の三毛猫さんと共に、何の説明もなく異世界での生活を始めることになったお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 11:22:16
681914文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:1616pt 評価ポイント:752pt
詩仙学園2年生の「竹園海(たけぞのかい)」はクラスでは変人と呼ばれ、浮いている存在だった。
そんな所謂インキャの彼は、学園内で唯一といっていいほどの関わりを持つ生徒がいる。
それは1学年下の「川上唯(かわかみゆい)」、同じ図書委員で家が隣同士というだけの、それでいて一定の距離感はある不思議な関係性である。
ある日の図書委員の仕事を終えた後の海のアルバイトで事件は起こった。
ピザの配達を終え、帰路に着こうとしたところ、海は屋根の上を飛び移るように走り抜ける人影を見つけ追い
かけるとそこにいたのはなんと「忍び装束を身に纏った川上唯」の姿だった。
事情を聞くと、唯は公安直属部隊の「現代に生きるくノ一」と海は知ってしまう。
公に出来ない事情だったため、2人は互いに秘密を守る約束をしたのはいいが………
その翌日、何故か唯が海にアプローチを仕掛けてきて………!?
これは「現代に生きるくノ一」である唯が社会の暗部に斬り込みつつ、海とも不器用ながらも少しずつ恋の一歩を踏み出して共に歩んでいく、「スパイアクション×スクールラブコメ」である。
※短編も公開していますので、プロローグの方はそちらを先読みしていただけると幸いです。
なお、視点は一人称から三人称に、文も大幅に変えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 12:42:11
11935文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
クールな黒猫の俺、クロは平凡に暮らしていた。
お気に入りの寝床は、喫茶店の屋根の上。ここではいつも大好きなロック・ミュージックがかかっている。
そんなある日、とんでもない美女が目の前に現れたのでさっそくナンパするべく付いて行ったら眠くなり、目が覚めたら人間に!?
不気味な女、イズミは俺の願いを叶えてやったというが、俺は人間なんて大嫌いだ!もとに戻せ!!え?ロックバンドのコンテストで優勝したらもとに戻してくれる!?
任しとけ!勝負で勝つのは誰よりも得意だからな!!
最終更新:2023-08-27 21:10:32
61089文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
詩仙学園2年生の「竹園海」(たけぞのかい)はクラスでは浮いている変人で友人もいない、所謂インキャの少年だ。
そんな彼は、学園内で唯一と言っていいほどの関わりを持つ生徒がいる。
彼女の名は「川上唯」(かわかみゆい)、1学年下の、海と同じ図書委員で、家が隣同士でもある………というだけの関係性なのだが。
図書委員の仕事を終えた後、海がアルバイトをしているピザの配達を終え、帰路に着く途中、屋根の上を飛んで渡る人影を見つけ、そこに向かうと、そこにいたのはなんと“忍びのような装束を着た
唯“だった。
事情を聞くとどうやら彼女は公安直属下の「現代に生きるくノ一」とのことで、海と唯は互いに秘密を守る約束をする。
その翌日、何故か唯が、前日まで興味もなさげだった海に対してアプローチを仕掛けるようになってきて………!?
これは「現代に生きるくノ一」である唯が社会の暗部に斬り込みつつ、海とも焦ったくも不器用に恋の一歩を歩んでいく、『スパイアクション・スクールラブコメ』のプロローグである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 12:43:09
5971文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
高校生の高洲優也は駅のトイレでレイプされそうになっていた女子高校生を助けて、ナイフで刺されて死んだ。
気がつくと女神ディスティーネの力でユウヤとして異世界転生していた。
孤児院で育ったユウヤは闇の魔力を持っているので孤独だった。
孤児院の屋根の上で泣いていると人語を話す怪我をした狼が現れた。
口づけで魔力を渡すと人間の女性の姿になり、なんでも願いを叶えるという。
寂しくないようにずっと一緒にいてほしいと願う。
数日後、ユウヤよりも四歳年下の女の子ラザリンが孤児院にやってくる。
ラザリンはユウヤに懐いていつも一緒にいてくれた。
ユウヤは十六歳の成人になったので孤児院を出て冒険者になった。
ラザリンも駄々をこねてついてきた。
ユウヤとラザリンの冒険が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 17:01:21
47764文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:32pt
赤い瓦屋根の上に座って景色を眺めながらひとりごと
キーワード:
最終更新:2022-08-20 19:43:34
1000文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:138pt
祖父が遺した映画館で、ぼんやりと日常を過ごす尋人。
違法賭博の地下格闘技で大金を稼ぐ晴哉とナオ。
偶然出会った三人は兄弟のように支え合い、寂しさを埋めながら癒しあう。
尋人の病気と晴哉の怪我。ふたりの命が失われそうになったときに見えるのは奇跡か、それとも残酷な現実の結果か。
老朽しきった劇場の屋根の上で、それぞれはオーロラが降る美しい夜空を夢見る。
同じ空を見て、同じ夢を見て、ずっと一緒にいよう。
※カクヨムにも同じものを掲載中です
最終更新:2022-08-14 19:59:58
60757文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:22pt
友人が、屋根の上から猫の声がすると言う。
最終更新:2022-06-30 19:16:51
490文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
乙女ゲーム 『マジカル☆ファンタズマ』
作者不明の超大作。現代ではかなり有名な悪役令嬢の断罪シーン。
その後に、"彼女の行方は誰も知らない"と知らされる。
それに色々な考察が立てられているが、後にストーリーに出てくるわけでもなく、ただ消えた。
その真相は誰も知らない・・・・・・
主人公の空は、親の再婚で引っ越しすることになる。
父方の方にいたのは、瑠璃という同い年の女の子だった
男女一つ屋根の上。
空は苦難したが、空と瑠璃は瑠璃の
おかげで仲が深まるのが早かった。
そのまま、普通のラブコメが始まるかと思われたが、とある理由で瑠璃から軽蔑されてしまう。
積み重なりかけた何かが全て砕け散った空は、自滅した・・・・・・・
しかし、崖から飛び降り死を覚悟した空は、寸での所で不思議な力で助けられた。
そして、死の代わりと言いたげに、悪役令嬢が降りかかってきたのだ・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 21:00:26
51301文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:36pt
一つ注意を。本文で「シルバニアファミリーを傷めつけた」と記述してありますがシルバニアファミリー用のお家(かな?なんか立てた絵本みたいにパカっと開くやつ)の屋根の上から落として遊んでただけです(ex:「あ~、うつぶせになっちゃった~」とか「人工呼吸せな~」と言いつつなんかムード作ってた記憶も…(Oちゃんの目をじっと見てた…ような…さすがに過度な妄想が記憶に入り込んでるかな?思い出は美化(?)されるらしいし…それ言い出したらキリないか))。
最終更新:2022-03-07 20:08:46
2208文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
癒しの力を持つマディーヌだが、その力が傷も病気も治せない、痛みを消すだけのものであったため、父親から臨終の立ち会いの仕事を強制されていた。幼なじみのセリアンが助けてくれていたが、辛い毎日に、15歳になったら駆け落ちをしようと約束をするのだった。
最終更新:2021-11-24 21:14:24
10600文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:7442pt 評価ポイント:6404pt
こーちゃんは瓦屋根を散歩する。仲間の美猫が羨ましいが、それどころではなくなった。
最終更新:2021-08-10 22:33:52
1199文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:100pt
屋根の上から落ちた妹が、兄の貴文の目の前で消えた。貴文は妹の捜索の最中、神隠しの噂を聞く。妹を助けるため、貴文は、不思議な猫の導きで別の世界へと行くことになったのだが……。
最終更新:2021-08-06 12:32:33
10513文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:106pt
――ある冬の、寒い夜。大学生の俺(19)は、半世紀に一度の流星群を観るため、二階の自室から屋根の上へ出た。防寒具を着込んだ姿でひとり屋根の上に寝そべり、白い息を吐き出しながら真冬の天体ショーを小一時間楽しむ。そしてその後、部屋に戻ろうするのだったが……底抜けにマヌケで恐ろしく絶望的な展開へ突入する。
自宅二階の張り出し屋根を舞台に繰り広げられる、ソリッドシチュエーション・コメディです。
(※この作品は、『monogatary.com』でも掲載しています)
最終更新:2021-05-11 00:11:40
28005文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
定免龍三は高校教師。二年生の私立文系クラスの担任をしている。クラスには問題生徒が居るが、松山慎弥もその一人。松山は校門指導でライターが見つかり、謹慎処分となる。松山の家庭環境は複雑で、基本的生活習慣にも問題がある生徒だった。松山の二十日を越える家庭謹慎が始まる。隆三、そして慎弥の母、岡島由佳はそれにどのように関わったのか。そして慎弥の思いは。隆三と同僚教師との関わりも描かれる。
真夜中に屋根の上に座って眺める星と月。
最終更新:2021-03-23 10:58:24
65513文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
フクロウ森は、とんでもなく高い木々が、空をびっしりと枝葉でおおっているため、一年じゅう日の光が当たらず、それどころか空が全く見えないことで知られていました。そこには夜目がきくフクロウたちが、たくさん暮らしていたのです。
空の様子が見えないため、フクロウたちは時計樹と呼ばれる木に吊り下げた、古い懐中時計を見ることで、お茶の時間や狩りの時間、寝る時間などを決めていました。しかし、あるときその時計の長針と短針がなくなっていたのです。時間がわからなくなり、フクロウたちがもめ始めるなか
、ある若いフクロウが、時計の代わりに自分が枝の屋根の上、空が見えるところへ行くといいだします。みんな止めますが、そのフクロウは枝の屋根へと飛んでいき――
はたして若フクロウは、空を、そして太陽を見ることができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 19:33:02
6332文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:68pt
屋根の上のカラスから連動したお話し
最終更新:2020-12-05 15:01:25
403文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
私が小さかった頃。
家の屋根の上で、猫たちが死体で見つかるという事件があった。
その身体は、いずれもあらぬ方向に曲がったり、強い力でちぎられたりした無残なもの。
でも、屋根にのぼってこれらの凶行に及んだ犯人は、しっぽすら掴ませなかった。
私たちの見えないところで、なにが……。
最終更新:2020-11-19 22:00:00
2731文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
屋根の上の雪かきをして、うっかり足を滑らせて死んでしまった私、樋口《ひぐち》雪穂《ゆきほ》。
17歳という若さで、この世とさよならすることになった。
しかし!
目覚めると私は、自分が幕末の豪商の娘に生まれ変わったことに気づく。
家から逃げ出した私は、あの新選組の屯所に紛れ込んでしまう。
元の世界に戻れない私は、もう全てがどうでもよくなったので、思い切って歴史を変えることを決断する!
最終更新:2020-10-25 17:47:08
599文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
【実体験から生まれた物語】
『月乃湖』という屋号で呼ばれる朋美の家は昔から続く田舎の旧家だ。朋美が中学生になった夏休みのある日、母屋の建て替え準備に解体作業が行われることになる。その日、部活動へ向かう道で、誰かに呼ばれた気がして振り返った朋美の前に、母屋の茅葺き屋根の上でとぐろを巻く巨大な白蛇の幻が現れる。成長すると共に見えなくなり、記憶から忘れ去られていた幻の大蛇。
果たして白蛇が守っていたものとは?
※ホラー初投稿です。
最終更新:2020-08-15 08:45:26
2875文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
街での居場所を見つけられない青年がある日ふと出逢う「屋根の上」の世界。
夕陽色の景色の中に聴こえる、どこか懐かしい音楽。
心打つ歌声の奥に響く、哀しみの涙。
忘れられないひと夏をめぐる、すこしふしぎな物語。
最終更新:2020-07-03 11:25:03
22801文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ペンギン三兄弟、チャン、ドン、ゴン。
夜空がキレイなこんな日は、屋根にだってのぼります。
最終更新:2020-05-21 11:42:20
1097文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
むかしむかし。とある村で殿様から、土のうを作るよう命令が下された。
報酬は破格。けれどもその土のうには厳しい条件が課せられ、それに満たないものは弾かれていった。
更に作った土のうは、堤防作成に使われるわけでもなく、屋根の上へくくられる。
5日の間、そのままで過ごせというお達しだったけれど……。
最終更新:2020-04-13 21:00:00
3688文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:未紗 夜村
現実世界[恋愛]
完結済
N4220DB
【本編完結・続編完結・続々編ネバーエンド】
男と少女は、自分たちの住んでいるアパートの屋上で、たったひとつしかないベンチに肩を並べて腰掛けながら、ひたすら無言で食事を採る。
互いの存在を知ってはいても、互いの名前すら知らない。春も、夏も、秋も、冬も、男と少女は、男と少女のままだった。
だが。やがて、二度目の春が訪れる頃。少女がふと漏らしてしまった何気ない独り言が、二人の関係に確かな変化をもたらしていくこととなる。
一年の時を経て、『男と少女』は、『琥太郎と詩乃梨
』となった。
そして、更なる変革の果てに待ち受ける何かへと、二人は自らの意思で歩み出す。
主人公は、琥太郎だ。けれど、本当の主人公は――きっと、詩乃梨なのだろう。
◆◇◆◇◆
※1 ★印の所の日記の断片は、探せばちゃんとどこかに有るよ。えろい人は頑張って見つけてね。
※2 このおはなしは、ひとまず完結済です。ひとまずなので、この後もふつーに琥太郎くんと詩乃梨ちゃんは物語を紡いでゆくのだけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 20:39:21
777697文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:1798pt 評価ポイント:380pt
早朝に外を見ると、里中に羊が攻め込んできていた。
キャラバンの来る広場にも羊...
木組みの屋根の上にも羊...
遠くの小高い丘にも羊...
私は不眠の頭で頑張って、何匹いるか数えようとする。
羊が1ぴき...羊が2ひき...
だめだ、多すぎる。
それに里を囲っている柵から新しい羊が、ぴょこんぴょこんと入ってくる。
私はとりあえず寝間着からカントリー風のワンピースに着替えて、里中を回ってみることにした。
超短編小説です!
大体5分ほどで読めます。
少し
短いですが、そのぶん、一文一文に力を入れてます。
是非お立ち寄りください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 19:00:00
776文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
一台の車が水溜まりを弾いた。
バス停のベンチ。それを覆う屋根の上で、踊り跳ねる雨粒が子気味の良いリズムを奏でていた。
――やっぱり、雨は嫌い。
六月のとある日。僕がそんな雨の気配に意識を横たわらせながらいると、隣にいた彼女はそう呟いた。
*
「僕」と「私」の雨の話。
最終更新:2019-05-19 02:05:07
2318文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【完結しました】
結婚式の最中、突如聖堂の天井を破って現れた影が騎士カダールを拐う。それは下半身は大蜘蛛、上半身は美しい少女。騎士カダールが子供の頃に助けた蜘蛛が、半人半獣の魔獣になって現れた。純愛無敵のストーカーの一途な想いが一人の騎士の運命を変える。屋根の上の拐われ婿と呼ばれるムッツリ騎士と、ドラゴンすら食い殺す蜘蛛な少女の、ほのぼのでポムンでしゅぴっとしたちょっとだけ変態な毎日。むふん。◇◇◇活動報告にて欄外別荘トークショー在ります◇◇◇2018.07.10、今日の一冊
第66回にてご紹介折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 22:00:00
930903文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:20777pt 評価ポイント:8731pt
屋根の上にいるあいつ。人には見えないみたいなのですよ。
最終更新:2019-03-20 21:00:00
2257文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
結衣はちょっと高級な住宅地に住む平凡な女子高生(自称)、だがまわりにいる人たちがちょっと普通じゃなかった。犯罪まがいの検証にまわりを巻き込みながらハードボイルドなノンフィクション小説を書く母祥子。老若男女全方位にモテる謎美人で性別不詳の透。近所に住むハイスペックだが、ポンコツの男タナパイ。
そして、透には普通の人には見えないものが見えている、らしい。そんな透がある朝、近所の屋根の上に何かを見つけたが……?
透が日常を一皮めくると、非日常の不可思議な世界が顔を出す。
最終更新:2019-01-23 01:46:01
44097文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人間が願いを込めてつくったモノには魂が宿る。その魂が実体を持ったものはゴンゲンと呼ばれた。
親子三人暮らしの三雲家を守るエイキとシルケイは、それぞれ鬼瓦と風見鶏のゴンゲン。
正反対の性格の二人は危険予知の能力を使いながら、協力して三雲家を襲う外敵から家を守っていた
――鬼瓦と風見鶏が屋根の上で繰り広げるドタバタ劇。
最終更新:2019-01-06 18:00:00
98172文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:9pt
作:つぶらやこーら
空想科学[SF]
短編
N7282FF
おじさんは、親戚の中でも一番の体育会系。
学生の頃から優れた運動神経を誇っていたけど、妹である母は、その不審な挙動に気づく。
満月の夜。おじさんはベランダに出て、柵を乗り越え、張り出した屋根の上から月を見る。
その手には五円玉が握られていて……。
最終更新:2019-01-05 22:09:51
3912文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ルイ十六世は屋根の上に上るのが好きだったそうです。
それとはほぼ関係ないです。
最終更新:2019-01-04 07:00:00
683文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:22pt
私は屋根の上を見ない。そう言い聞かせられてきた。
最終更新:2018-12-22 22:22:57
852文字
会話率:7%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小さな小さな町の西のはずれ、不思議な色に輝く湖が、まあるく静かに水を湛えている。
湖畔に添うように三日月形の林と、反対側には風にそよぐ緑の草原がひろがる。そのちょうど中間に、ひっそりと佇む一軒家。赤い屋根の上にちょこんと出た煙突からは、白い煙が小さく流れていた。近寄れば、窓枠と同じ木の扉に、やはり木製の壁掛けが下がっている。
そこは「café月の倉」
不思議な湖のほとりの、小さなカフェ。
そこに集う人々の、小さな物語。
最終更新:2018-12-06 06:06:49
4978文字
会話率:18%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
江戸時代。増え行く人口に対応するため、新田開発が行われていた時期。
将来の子育ての練習として、ひとりの少女が家で、生まれて間もない弟の面倒を見ていた。
ふと、屋根がきしむ音がして、息を殺す彼女。
雨じゃない。何かが屋根の上を歩いているみたい……。
最終更新:2018-10-30 20:39:02
3968文字
会話率:0%
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総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
十年前の夏。あの猫に「屋根さん」という名前をつけたのは夏未だった。
「屋根さん」は夏未とぼくのあの夏を、屋根の上から見守っていた。
ぼくと夏未のぎくしゃくとした夏が過ぎていく。
最終更新:2018-08-10 10:17:29
6766文字
会話率:0%
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総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
とある教会の屋根の上の古ぼけた風見鶏と、心優しい少年のおはなし。
最終更新:2018-05-22 00:00:00
2422文字
会話率:25%
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総合ポイント:80pt 評価ポイント:72pt
少年は、屋根の上でいつも赤い色の空を眺め、いつかお父さんから聞いた美しい青く輝く海に囲まれた豊かな森や川のある青い楽園に行くことを思っていました。その場所は飛行艇乗りたちの中で昔から語り継がれている伝説の楽園でした。ただそこは世界の中で唯一の穢れなき美しい場所で、サンベルジュという嵐の王が護る場所でした。光の主がこの世界の全ての生命を創り終えたときに囁いた“光の主の囁き”を知り得るものにしかサンベルジュは嵐の壁の門を開かないと言われる場所へ少年の父親は旅立ち、消飛行艇は強大な
嵐に巻き込まれ、その後、行方が分からなくなってしまいました。そして少年も大きくなりやがて自分もお父さんの夢を叶えるため、ついに夏至の夜、夜空へ旅立ちました。この物語は少年ルカが渡り鳥の王と共にサンベルジュの嵐の壁に立ち向かい、そしてその困難を乗り越えようとする少年ルカの成長を記した物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 23:32:31
6378文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:109pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
――七回寿命を全うした猫は、猫又に化ける。
ここは、日本の某所にある高級住宅街。
その中の一件の屋敷に、ジュンという少年と、その少年の父親と、住み込みの家庭教師が暮らしている。
そして、その屋敷の屋根の上には、晴天になると四匹の猫が集まり、ニャーニャーと井戸端会議をしている、ように見える。
屋敷の三人は知らないことだが、実は、この猫たちには、とある秘密がある。
これは、母を亡くした少年と、四匹の猫たちがおくる、ハートフルストーリーズ。
最終更新:2018-02-20 19:00:00
4617文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
道に迷って着いた街。見たことはなかったけれど、知ってはいるはず……なのにどこか違う街で、普段は屋根の上で石像をやっている黒白猫と出会う。
最終更新:2018-01-19 17:03:02
4842文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
北陸の田舎町の小学生(僕)は、ある朝、屋根の上に一匹の猿を見つけた。その奇妙な風景が、それまで、無遅刻・無欠席のまじめな生徒だった僕を、数時間の冒険に駆り立てる。学校をさぼるひそかな悦び、さぼりの常連だった問題児との一瞬の友情。自分の世界から一歩踏みだした僕の淡い感傷を綴る掌編です。
最終更新:2017-11-26 16:11:32
7790文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
ここは北欧のとある国。わたしは、トラベルライターをしています。ある日曜の朝、雨の日。
優しい気持になれて。その時から不思議な事が起きて、時間を移動する能力を授かってしまいました。
それから、不思議な事が起こります.....。
最終更新:2017-08-16 14:44:43
416531文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
ぶち猫のタカはが屋根の上で景色を眺めていると、柴犬のケンの鳴き声を耳にする。
ケンは三毛猫を見つけ、吠えていた。
この三毛猫のミサを、タカが助ける場面から、物語がはじまります。
ミサに一目惚れしたタカは、ミサの面影を探しながら毎日を過ごしていた。
雨降るある日、ミサがずぶ濡れの状態でタカの前に現れる。
タカの飼い主は、濡れたミサをタオルで拭き、家の中に招き入れる。
タカはミサも自分のことを探していたことを知り、驚く。
ある日、ミサの飼い主だという女性が現れ、ミサを連れて行
く
タカは、ミサと離れ離れになってしまう。
最後は少し悲しい結末です。
ぶち猫のタカと三毛猫のミサの切ない恋い物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 15:51:17
14009文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
もうすぐ五月。いくつものコイノボリが、あちこちの屋根の上で泳ぎ始めた。マンションの三階、リョウの部屋のベランダからもコイノボリが見える。
そんなある日。
最終更新:2016-11-19 05:36:37
2967文字
会話率:39%
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総合ポイント:52pt 評価ポイント:44pt
屋敷の影でこっそりと泣いている金色の髪の少女。
そんな彼女を、レインコートを着た少女が屋根の上から眺めていた。
何かに耐えきれなかったのか、金色の髪の少女に話しかけ、とある事の協力を依頼してーー。
最終更新:2016-11-05 17:29:26
3910文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:2pt
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