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検索結果:59 件
十五世紀。中世も終わりの兆しを見せるこの時代、度重なる十字軍派遣により欧州各国はその国力を弱めつつあった。
また、食生活において当時の人々は肉を保存するため、塩漬けにしていたが、それはお世辞にも美味いと言えるものではなかった。水分が抜けカチカチになった肉は日にちも経てば変色し、そして腐る。
そんな中、東地中海のカイロ、アレクサンドリアといった都市を持つマムルーク朝エジプトは、東の紅海を抜けインドと貿易をしていた。
そこで取引された胡椒などの香辛料は肉の味を落とさずに
保存できる、最高の保存料として欧州で重宝された。
当時胡椒と銀は同量で取引されるほど、香辛料は高価なものだった。
そして残念ながらそれらは温暖湿潤の気候でしか育たず、欧州では輸入に頼るしかなかった。
当時の欧州各国は敵対するマムルーク朝を抜けてインドに到達することは不可能であった。そのため、エジプトに近いジェノヴァやヴェネツィアの商人たちがエジプトとの胡椒の取引を独占した。世に言うレバント貿易である。
同時期、欧州西端のイベリア半島では国内のイスラム勢力を排除してキリスト教国家の復権を目指す国土回復運動、いわゆるレコンキスタが、いよいよ終わりを迎えようとしていた。
イスパニアに先駆けてレコンキスタを完了させた小国ポルトガルでは、バルトロメウ・ディアスの喜望峰到達により、アフリカ大陸を南下して東進インドに向かう、東回り航路で胡椒を手に入れようと躍起になっていた。
「大航海時代」の幕開けである。
さて、歴史における大航海時代とはまさにその通りなのだが、ここはそれとは違う舞台。
馴染みの国名、人名、出来事もパズルのようにずれている。
欧州西端の国、イスパニア。ここに一人の少女がいた。公爵令嬢の彼女は身分も身なりもしっかりして、英才教育により高い教養も身につけている。まさに才色兼備である。ただ一つ、いささか性格に難があることを除けば。
話は冒頭のレコンキスタをめぐって、彼女にスポットを当てて始まる。
これはそんな世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:02:50
109923文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:松木 希江琉
ローファンタジー
連載
N2012IP
田舎だが伝統ある高校に進学した安楽土 青(あらと せい)。
色々あって結局帰宅部に収まり、友だちもできて1年が過ぎようとしていた3学期のある日、いつものように友達の斉藤 高志(さいとう たかし)と購買で買った昼食とともに空き部室に行くと偶然あるものに気づく。
それは表紙全体が薄茶色に変色した大正時代の化学の教科書だった。
何気なく手にとってみると、小さなノートのような切れ端に複雑な化学式のようなものが書き記してある。それをまじまじと見ていた次の瞬間---。
最終更新:2024-03-23 14:00:00
42880文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:Satoru A. Bachman
ヒューマンドラマ
完結済
N8403IN
2020年、春。
コロナウイルスが蔓延し、世界がパンデミック状態に陥った。僕は年老いた愛犬のクッキーと美船市という田舎町でのんびり暮らしていた。日本の首都圏の辺境にあるこの地ではそれほどコロナウイルスのことで騒ぐ人間はいなかった。
だが…この美船市で謎の狂犬病が蔓延し、街のあちこちで犬が凶暴化して市民が襲われるという事件が相次ぐ。美船市は市民たちに感染した犬を市に引き渡すように要請する。その病気にかかり、目が緑色に濁った犬たちは次々と市民を襲う。
ある日、僕の愛犬のク
ッキーの目も緑色に変色し、感染の兆候が表れた。それでも僕は愛犬を市に引き渡す気は無かった。―犬と僕の絆の物語―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 00:21:37
49773文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「僕」は不思議な遊園に迷い込み、メリーゴーランドの整備点検を担う少女と出会う。
綺麗に掃除と整備がされた回転木馬。カゴが等間隔にぶら下がった巨大車輪。怪獣が住んでいるらしい湖。兄弟を失った小型自動車たち。錆びたレールと変色しかけた木造の巨大やぐら。昼は閉まっているお店たち。日が暮れないと開園しない遊園。
二人で遊園を散策するうちに少しずつ分かってくる少女と遊園。そして「僕」の目的とは──。
これは、奇妙な遊園で僕が彼女と過ごした、ひと夏の思い出。
(完結まで執筆済みです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 08:18:55
28250文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ごくごく普通の男子高校生である「霞 想太」のクラスには1人、いかにも普通では無い女子高校生が居た。
「橘 鈴芽」、彼女は自身の感情によって毛先の色が変色する「突発性毛変色」という現象が起きるのであった。
これはそんな普通の少年と不思議な少女による恋愛小説である。
最終更新:2023-12-05 22:06:14
1965文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
ある日、異常な身体能力を持った先天的に変色した髪色を持つ「変色髪者」と、その中でまれに生まれる「戦力眼」と呼ばれる者たちが出現した。
それが常識になりつつあった時、ある事件をきっかけに「鳥籠」となった島・出流島。かつて栄華を誇ったこの島も、無常感にさらされていた。その島で結成された一団「ブルーバード」は、それぞれの目的のために力をふるう。
最終更新:2023-11-29 16:18:00
28050文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ジョアンナは学園を卒業し、翌月に結婚式を控えていた。
ある日、婚約者はジョアンナの義妹と「運命の恋」に落ちたと言い、二人の婚約は解消になってしまう。
傷ついたジョアンナの元に、別の婚約話が舞い込む。
相手はリネハン辺境伯家の嫡男のヴィンセント。
実は彼は、数年前に受けた魔物の毒の影響で寝たきり状態。
それに加えて、顔や体が黒く変色していて、醜い姿になっているそうだ。
それを知ってもジョアンナは、貴族の義務としてこの婚約を受け入れる。
リネハンに着いたジョアンナは、婚約者
やリネハン家の人々に大切にされて、次第に心の傷も癒えていく。
そんな中、役立たずと言われていたジョアンナのスキル【ログインボーナス】に大きな変化が訪れる。
スキルを使い沢山の貴重なアイテムや新しいスキルを手に入れる中で、ヴィンセントの体にも変化が起こり……?
これは役立たずスキルと言われたスキルのお陰で、ジョアンナが愛する人に出会い、本当の幸せを掴んでいく物語。
※R15は念のため設定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 12:52:20
110860文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:118pt
総合ポイント:94222pt 評価ポイント:67024pt
目まぐるしく変色する日々への寸鉄について。
キーワード:
最終更新:2023-08-06 23:32:24
6542文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
瞳に魅入られ、体の一部が変色した異能者“ダイダー”の出現により荒廃した世界。混乱に次ぐ混乱で世界は一度崩壊した。
あれから4年、この列島には2つの「日本」が存在している。東の皇国政府と西の洛陽政府。
ダイダーというイレギュラーを抱えても、国家という枠組みは建てられる。
京都洛陽政府管轄区域で「修理屋」を営む川柳はある依頼を受けた事でまた新たな世界の歯車となっていく。
最終更新:2023-07-02 19:43:34
3417文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:rvrio
現実世界[恋愛]
完結済
N4033IH
女子高生の美祢は、ある存在が見えていた。
ただ、その存在については意識しないようにしている。
ある日、いつも通り学校に帰宅しようとしら、とあるクラスメイト二人に声をかけられる。
その日から、彼女の生活はガラリと変色し始める。
ガールズラブと怪談が合わさった作品です。
★【重複投稿作品】★
※pixivにも投稿しています。
最終更新:2023-07-01 00:59:48
9370文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
トマトケチャップが赤く染まったころ、あたいは街をぬけだそう。
最終更新:2023-05-07 07:00:00
703文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:84pt
学生生活を謳歌しつつ、冒険者としても日々過ごす「セダ」。
学生生活の中で1番の楽しみといっても過言ではない使い魔召喚の儀を行うが、突如として魔法陣が稲光を迸らせながら突如変色し、その身は魔法陣へと引きずり込まれてしまう。
次に目を開けるとそこは何処かの洞窟、そして見知らぬ面が異様に良い誰か。
困惑が脳を支配しながらも一先ず目の前の使い魔(予定だった者)の話を聞くと、どうやら自分には魔王の血が流れているようで、魔族の復興とダンジョン生成を願われる。
最終更新:2023-04-26 19:13:13
1772文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:heymin
ローファンタジー
連載
N6258ID
特殊異常現象。略して得意と呼ばれるそれは、科学では説明のできない空間、存在、生物のことである。
科学では証明できないそれらは、現代の日本において国家機密となっていた。
北海道の高校に通うごく普通の女子高生である如月美月は、ある日突然、知らない教室に監禁され、そこで樋口茜と名乗る女性と出会う。
「それは誘引の瞳っていうんだ」
美月の瞳は紫色に変色し、美月は「特異を惹きつける特異」となってしまっていた。
元の普通の女子高生に戻るため、美月は対特異のエキスパートで
あるという特異自衛隊を訪ねるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 09:21:08
3994文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
スマホを水に付けてしまい、慌てて水中から拾う。
水気を取る為にケースを外し、本体をティッシュで拭いた時にふと気付いた。
自分のスマホ、こんなに白かったんだな。
外したケースは、買った時は透明だったのに、今は黄色く変色している。
ケースを外したスマホの白さが、やけに印象的だった。
最終更新:2023-03-23 23:09:59
683文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
この作品は、占いツクールにて「ゾンビまみれの世界でバカンスを楽しむ男達の話。」というタイトルで連載しています。
____
ある日の朝、身支度を整えていると主人公の肌の一部が変色していて、それは新型のゾンビ化ウィルスの感染後に起こる初期症状のひとつだった。
社畜の主人公は同期の2人を巻き込みバカンスの道一直線。
いかに楽しくやれるか勝負だ、と世界を巡る……いや、巡れない。
最終更新:2023-01-17 16:31:18
3630文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:paytam
ハイファンタジー
完結済
N1849HW
高校の放課後。
風馬は親友と一緒に、同学年の美女・由良の
パンツをのぞいていると、突然ケータイからプッシュ通知が。
鳴り続ける通知音と、橙色に変色する空。
太陽のちょっとしたくしゃみにより、柳橋高校とその地域一帯は、灼熱地獄と化した。
しかし、消滅したはずの風馬は、グリーゼという別の惑星で転生する。
そして、第二の人生をスタートさせるのだった。
――タコとして。
※カクヨム様でも投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/16817
330647676419021折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 10:40:53
17810文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:やのもと しん
ハイファンタジー
連載
N2819GL
「ファルベ君。悪いが今日この場を持って僕のパーティーから抜けてくれないか」
齢十歳を迎えたその日に、冒険者パーティーの一人だった、ファルベは追放された。
この世界には「スキル」と呼ばれる超能力が存在し、追放された少年――ファルベもそれを持っていた。
彼の持つスキルは、物体に色を付ける「着色」と、付けた色を変化させる「変色」だった。
戦闘に使えないため、到底冒険者としてやっていけない能力だからと、それまで数年間、雑事をこなすことで籍を置いていたパーティーから追い出さ
れる運びとなったのだ。
元々孤児で、帰る場所を無くしたファルベは様々な手段を駆使し、過酷な環境を生き延びた。
そして、五年後――十五歳になったファルベの今の肩書は、「冒険者狩り」。
最弱だった少年が、何故そう呼ばれるようになったのか。彼の思惑と、隠された真実とは。
――これは、「冒険者狩り」の少年と、その弟子の少女が織りなす物語。
カクヨム・ノベルアップ+でも連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 00:02:47
577414文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:372pt 評価ポイント:156pt
平安時代中期から安土桃山時代まで、駿河国(現在の静岡県)北東部一帯を支配していた豪族、三田居(みたい)氏の子孫である三田居若(わか)は、キャビンアテンダントを養成する学校を卒業したにもかかわらず、一○○円ショップのアルバイトや派遣社員など、職を転々としていた。
一方、若の実家では父の政孝が母の亮子に相談もなく脱サラし、本家を継いで農業に転身。しかしその直後の台風被害により、収穫はゼロ。従って収入もゼロになってしまい、家計は火の車となってしまう。
しかもそれだけでは終わらず、
実家のリビングと一階の和室が雨漏りし、二階へ上がる階段の壁にも水が染み込み、変色してしまう。若はその状況を、「家族の家が死んで行く」と表現した。
大手電機メーカーの製造部に派遣されるようになって職場が落ち着いていた若だったが、折からの不況で解雇されてしまう。
一から職を探さなければならなくなった若は、解雇を告げられた日の夜に求人雑誌を購入。雑誌の中で芸能事務所の事務職の求人を見付けた若は、早速面接の予約をし、見事合格する。
事務職を始めて三ヶ月後、若の前に現れた小説家志望の神谷汐弥(しおや)。彼は小説を執筆しながら、若と同じ事務所に勤務しているのだが、合コン好きで社内でも有名な人物だった。
そんな神谷に「オレと付き合わない?」と告白された若は、一週間考えた末、「セフレとして付き合わない?」と提案する。神谷は困惑しながらも、若の提案を承諾した。
しかし神谷は、若が知る由もない秘密を隠し持つ人物だった。
年が明けて元日。若のもとに亮子から妹の武弥(たけみ)が病気かもしれないと連絡が入る。武弥本人の話では、肺胞に水が溜まる肺水腫で、入院して手術すれば大丈夫との事だったが、相変わらず三田居家は問題続きである。
そして若の身にも――
事務所の社長から「グラドルに興味ない?」と、直々にスカウトされる。若は「二、三日考えさせて欲しい」と答えて神谷に相談。彼の「駄目だったら事務に戻れば良い」との言葉に背中を押され、デビューを決意する。
デビューした若には、写真集やDVDの発売。イベント出演やテレビ番組のレギュラーなど、順調に仕事が与えられるのだが、彼女にはグラドルに誇りを持てない悩みがあった。
その上で若が見出した結論とは――
そして神谷は隠し持っていた秘密を告白する。果たしてその内容とは――
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-12 10:42:01
47643文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:津尾 尋華
ハイファンタジー
完結済
N9913HT
諒国の名家、鈴家の一人娘・鈴翠蓮は、15の誕生日に身体が腐敗していく呪いを受ける。指先から徐々に全身に広がっていく腐敗、身体を走る激痛、口と鼻を覆う臭気。国中の祈祷師、呪術師を集めたが、治すことはできなかった。鈴家の翡翠と呼ばれた髪は白く変色し、宮廷での演奏を望まれた龍笛はもう吹けない。婚約は解消され、家にいることさえ忌避された翠蓮は、山中の庵で死を待つのみとなった。
自死を選ぼうかと考える翠蓮。
そこに、奏と名乗る男が訪れる。
「呪いを解いてやるから、お前の人生を俺に
寄越せ」
男は驚く程の呪術の腕で、翠蓮を清めていく。
「俺は、俺の呪いを解く為に、お前を助ける」
解呪の日が近づく。
「呪いに打ち勝つには強い意志が必要だ、生き延びてやりたい事を、生きたい理由を考えておけ」
「旅に出たい。貴方と呪いを解きながら旅をするっていうのは悪くないわ」
そしてその日は来た。
翠蓮の呪いは解けるのか。奏の目的は何なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 21:00:00
14373文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:40pt
作:みらいつりびと
ヒューマンドラマ
短編
N0681HR
図書館の書架はがらんとしていた。残っている本はボロボロで、紙はみんな茶色く変色している。
最終更新:2022-06-15 18:00:00
1333文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある王国の学院の芝生で昼寝を楽しむ『オイラ』は、同級生から酷く当たられている『アウ』という男子学生と出会う。デカいが泣き虫な彼は、実は父親の形見のハンマー『ミョルニル』を持っていた。が、ある日同級生が戯れに使った盗みの魔法のせいで、ハンマーが黒く変色して力を失ってしまう。クラスメイトの『ブンタ』とともに、ミョルニルを復活させようと王都北の湖『トール』にやってきた三人だったが……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
アルファポリス様にも掲載しています。
最終更新:2022-05-29 16:56:13
17732文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:56pt
きょうも殴られた。冒険者パーティのリーダーからの度重なる暴力――それでも堪えて頑張ってきた。なのに足手まといだからと、パーティを追放された。しかもここはダンジョンの中。それって見殺しと同じだ。酷すぎるよ。
確かに僕は劣等魔導士かもしれない。でもこのパーティが収入を安定的に得られてきたのは、副業の『大道芸』が成功したからじゃないか。そう、僕の貢献があったからこそなのだ。パーティ仲間は何も理解してくれちゃいない。
単なる小遣い稼ぎだった『大道芸』は、他国の王女の目にも
止まっていた。僕は高貴な彼女から、心底気に入られたのだ。そのため当国の若い国王からは、激しい嫉妬を買った。そして信じられないことに、僕は国外追放となった。ああ、なんて理不尽な。
僕の不幸はもう一つ。大道芸中のケガにより、目が異様に変色した。しかも不快な呪龍の目と同じ色だった。そのせいで、国民からも忌み嫌われるようになった。僕の国外追放が発表されると、国じゅうで大歓喜。僕の涙は止まらない。
しかし呪龍のような目を持ってから、自分の魔導の正体に気づいていく。非力でお粗末に見えていた魔導が、実は呪いに特化したヤバいものだった。さらに覚醒して最強レベルに。
その後、国に危機が訪れる。恐ろしい魔物に襲われて大パニックとなった。僕の覚醒した能力を知った国王や国民は、僕の帰国を熱望する。あれっ? みんな僕の国外追放に喜んでたんじゃなかったっけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 22:12:26
98905文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:390pt 評価ポイント:234pt
「未来の日本を引っ張っていく人材の養成」をモットーにして出来上がった、東京第0区。成功者しか入れない東京第0区は「エリート都市」と呼ばれていた。10年前、エリート都市で3歳~5歳の子供に飲ませると学力・運動能力が飛躍的に向上すると謳われた薬「ホワイトスノウ」が流行。ホワイトスノウを服用した子供たちは当初、子供の能力を徐々に向上させる最高の薬と思われていた。しかし2年後、ホワイトスノウを服用した子供たちが、一斉に失踪する事件が起こった。
そして現在。エリートたちが己の権力を上げ
るためなら汚いことを平気でする腐敗しきった東京第0区で、ある研究所の研究員を惨殺する映像がネットに流されるという事件が起こった。映像を投稿した白髪の犯人たちは「ホワイトライフ」と名乗り、自分たちが10年前ホワイトスノウを無理やり飲まされた子供たちだということ、さらにホワイトスノウの影響で人間ならざる身体と知能を手に入れたが、髪の毛が白く変色し、18歳までしか生きられないということを告白。その映像の最後に、「自分たちの未来を奪った、東京第0区に復讐する」と宣戦布告した。
白雪冬人は現在、16歳の少年だった。5歳の頃に起こった交通事故で両親が他界、妹が植物状態になった。両親の遺産で何とか妹を入院させることができていたが、ついにそのお金も尽き始める。高校にはいかず、地道に働いて入院費を工面しても、もちろん足りない。そんなとき声をかけてきたのが、東京都第0区の設立者である日本の総理大臣だった。彼は冬人に妹の入院費はもちろん、世界最高の名医に頼んで妹を助けると約束する。その代わりには、人智を超えた強さを持つホワイトライフに対抗するため、新型ホワイトスノウを飲んでほしいというものだった。新型ホワイトスノウを飲むと寿命が残り10年になり、髪の毛が白色化するが、超人的な力と知能を得ることができるという。冬人はその契約を結ぶ。そして、冬人と同様、大臣と契約を結んだ小夏花火と一緒に、ホワイトライフに立ち向かうこととなった。
※内容、題名など大きく変更する可能性ありです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 21:54:12
11615文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
もしあなたの身の回りから、ある日突然 電気というものが消えてしまったら、貴方はどうしますか?
電気を使って動いている物、それらすべてが使えなくなってしまう。
この物語は、そんな非常事態に遭遇した人類の、生き残りをかけて奮闘する話です。
物語はいくつかの場所、様々な人の中で進んでいきます。
太陽活動の異常フレアから生まれた巨大なプロミネンスは、太陽の惑星軌道を超えて宇宙に飛び去った。
プロミネンスの残した金色の尾の中を地球が通り抜けた時、いくつかの金属が黒く変色
してしまった。
金属の輝きを失くした鉄や銅は、その後電気を流すことが出来なくなり、地球規模の大停電が発生する。
それは一時的な停電ではなく、やがて静かなる大失電[Silent Catastrophe]と呼ばれることになる。
インターネットや電話をかけようにも、電源すら入らない。
電気を使った事で成り立っていた社会インフラは失われ、水道は出ないし、電車も動かない。
そして、ガソリンエンジンで動く自動車すら動かない。
また、電気を使っている工場はすべて操業を停止し、新たな製品を作ることが出来ない。
電気を失った事で、これまで人類が築き上げた電気文明の崩壊。
世界の崩壊が静かに始まったが、日本人は果たして生き残ることが出来るのであろうか?
電気とともに失われた多くの文明は、復活し復興する事ができるのだろうか?
R15:この小説には、災害を取り扱う描写が一部含まれていますのでご注意ください。
この物語は、亜之丸の前作「パラセル - 俺が異次元娘の身元引受人になった件」から4世代ほど時間が経過した、現代に良く似た次元の地球を舞台となっています。
パラセルからは時代が経過していますので、当時の人物は登場しませんが、カノ国の摩導具はこの世界でも活躍しています。
※物語に登場する摩導具とは、前作パラセルで登場する摩導理論で作られた道具であり、魔道具の誤りではありません。
SF好きな大人の方も楽しめるように、自分なりですが理屈を組み立てました。
そして今の自分ができる発想を残したく、オリジナル小説として書きました。
この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
©Anomaru. 2021 著者:亜之丸折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 08:00:45
305510文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:58pt
僕はもう彼女を失うわけにはいかない。彼女の黒髪は乱れ、肌は赤黒く変色し、唇も真っ青だ。焼けただれていく彼女。
「――爆破しました」と無常に告げる大型街頭テレビ。
僕は彼女を守れなかった。せめて、彼女の灰を受け止めよう。
人外(花の怪獣)との悲恋もの。
Day7からDay1まで時系列を遡る作品です。
逆に最終話Day1からDay7まで後ろから前に読むこともできます。二通りの読み方をお楽しみ下さい!
最終更新:2022-01-23 20:39:03
6605文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:108pt
物にだって魂が宿っている。新品だって例外じゃない。
靴屋の『いろはマート』の奥の棚には売れ残りばかりを集めた棚がある。『ラス市』と銘打ったその棚には、経年劣化に寄って変色してしまった一足の靴があった。
左足のさー子と右足のユウさん。彼らは開店前、「近々冬の新作が入荷してくるから、ラス市のなかから何足か処分しよう」という会話を聞いてしまった。
真っ先に処分されるのは私たちだと焦りはじめた、そんなとき、一人のお客さんがラス市の棚にやって来た。
最終更新:2021-10-10 21:53:35
7523文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:宇多出 都六里
ハイファンタジー
連載
N3708HA
世界には赤、青、橙、緑、黄、紫、藍の七つの国があった。
それぞれに唯一無二の特色を持ち、決して交わることも変色することもなく生きる人々。
やがて一つの伝承をきっかけに争いが始まる。
「白き宝を手にしたものに、世界のすべては与えられる」
世界を手にするため。
他国の足を引くため。
己の願いを叶えるため。
様々な思惑を抱えて七つの国は守られていた平穏を自ら破り捨てた。
七つの色に分かたれた人々は、白き宝の下、一つになることができるのか。
これは、世界が虹に支配されていたころ
の物語。
世界が虹に支配されていたころ、そこで確かに生きていた八人の人間がいた。
契約した者に力とその代償を与える魔石。その最上位、各国に一つしかない宝珠と契約した虹の奴隷たち。
国の色を冠した唯一の魔石の贄は負わされた定めに抗い、または従って時代のうねりの中心へと飲み込まれていく。
与えられた色に縛られて生きていく彼らの、戦いの物語。
第一章 赤の戦士
すべてを奪うことでしか生きられない赤い鬼は、その渇きをいやすものを求めてさまよう。
第二章 青の僧侶
すべてを与えられてなお己の身を憂う青い鳩は、争いのない平穏を目指して対話を求める。
第三章 橙の騎士
清廉潔白な騎士道を体現する橙の一角獣は、慈愛ではなく身を焦がすほどの恋に夢を見る。
第四章 緑の踊り子
心をからめとり人々を魅了する緑の蛇は、決して色褪せず変わらない無窮の愛を求めている。
第五章 黄の詐欺師
民を思い国の未来を憂う賢王たる黄の獅子は、目に見えない理不尽からの解放のため立ち上がる。
第六章 紫の魔女
深い森の奥でひっそりと薬を作る紫の竜は、己の元に集う人々に小さな幸せすらも奪われ続ける。
第七章 藍の商人
一所にとどまらず七国を渡り歩く藍の豚は、背負った定めのままに世界を流れ続ける。
第八章 白の英雄
この世に在るはずのない白い烏は、英雄たちの足跡をたどる旅に。その先に待つ未来を信じて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 21:00:00
50692文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
とある田舎の柿農園『おれんじふぁーむ』での日常の一コマ。
ひさびさに彼らの作業風景を覗いてみましょう。
最終更新:2021-08-04 14:17:42
1622文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
作:茄子@物書きメイド
異世界[恋愛]
完結済
N5933HC
あなたも知ってると思うけど、私の羽は昔はとても美しい純白だったわ。
でも、ある人を愛してしまって、私はその人の為に、どれほどの痛みを負っても、自慢の羽が黒く変色しても、美しかった水色の瞳が赤く染まっても、堕ちた証の角が生えても、その人を愛してその人の為なら何でもしたの。
え? 見返りは求めないのかって?
私、これでも純白の天使だったのよ?
その心まで捨ててしまったら、私は本当に堕天使になってしまうじゃない。
もちろん、あの人が私の愛に応えてくれたらそれ以上の喜びは
ないけれど、あの人が誰の物にもなっていないから、それで私は満足なの。
馬鹿だと思う?
でもね、私は幸せなのよ。
だからもう、私を引き戻すためにわざわざ足を運ぶ必要はないの。
天界と違って人間界には穢れが多いのよ。
ずっと居たらあなたまで穢れてしまうわ。
え? 最後に答えて欲しい事? なにかしら?
……もしあの人が誰かのものになってしまったら、ですって?
そうね、どうなってしまうのかしらね。
嫉妬に狂って更に堕ちてしまうかもしれないし、絶望のあまり命を絶ってしまうかもしれない。
それは私にもわからないわ。
さあ、質問にはもう答えたでしょう。
もう天界にお戻りなさい。
願わくば、あなたは私のように愛に狂ったりしないで頂戴ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 16:24:37
2773文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:574pt 評価ポイント:498pt
「……ッ、グ、ゴフッ……!」
仰向けに倒れる男は薄れゆく意識の中、自分にしがみつきながら泣きじゃくる子供の頭をつむじから優しくなでる。
「泣くなよなぁ……ハル。ほんと、お前は泣き虫だから困るぜ、まったくよぉ……」
倒れる男の横腹は大きく抉れ、そこから内臓が飛び出てしとどに赤黒い血が流れ続ける。
傍から見れば、そんな状態で言葉を発していること自体が不思議なくらいだった。
だが、男は不死身などではない。
男の顔は見る見るうちに青白く変色し、生気を失ってゆく。
しかし
、それに反して男の顔は酷く穏やかな表情をしている。
「なぁ……ハル、聞け……」
男は泣きじゃくる子供に向けてわずかに口角を上げて見せる。
本人は満面の笑みをしたつもりだったが、これが男にできる最大限の笑みだった。
子供は男の言葉を聞いて、何とか泣きじゃくるのを止める。
子供はまだ幼い齢ではあるが、もう男の命がもたないことを察し、何とか男の最後の言葉を聞き入れようと、奥歯を強く食いしばりながら、嗚咽を必死に噛み殺す。
「お前は……これから一人になるかもしれない……。でもそれは、お前を縛るものがもう何もないってことだ……。自由に生きろ。友達作って……彼女作って……、社長でも……プロ野球選手でもなんでも目指せ……。案外、人生って面白いからよ……」
子供は両目から大粒の涙をこぼしながら、悔しそうに男の衣服を掴む。
何かを言いたげだったが、今は何かを言葉にできる程感情の整理がままならなかった。
男はそんな子供の頭を愛おしそうに撫で、そして最後の力を振り絞って、一言、こう発する。
「……ハル、愛される……人生を送れ……よ……」
男はそう言うと、子供の頭に置かれた彼の手はだらりと地面に打ち付けられる。
子供は下唇を噛み締め、噛み切ったところからジワリと血の味が子供の口の中に広がっていく。
そして、雲一つない数々の星明りが照らす夜空を仰いで、少年は声が枯れるまで泣き続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 22:32:09
60693文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:久我山 平地
ローファンタジー
連載
N8608GZ
"ジャンクフード"ばかりを好む少女は、栄養不足で白髪になった。
お嬢様の"管理栄養士"であるボクは、極めて特異な体質である彼女のために、山を巡り海を潜り、時にはこの国では違法とされる手法で食材を手に入れなければならない。
だというのに、お嬢様はボクの手料理ではなく"ジャンクフード"ばかりを食べたがってしまう。
「だって、何の栄養にもならない、不要で不急なものほど、おいしくて魅力的なものでしょう?」
これは、ボクの&q
uot;贖罪"と彼女の"食材"の物語。
後生ですから、お嬢様に"ジャンクフード"をあげないでください。
☆
「ひょっとして、よく焼けばまだ食べられるんじゃないの、これ」
かつて紅い刺身だったソレを指して、白い髪の少女はそう言った。
「口に含んで咀嚼するまでは"可能"でしょうが、胃袋に入ってから先は保証しませんよ」
両手に青いビニール手袋をつけて、黒い髪の青年はそう言った。
「この色ならまだ大丈夫よ」
「食べるならお嬢様だけにしてください。ボクは遠慮します」
「あら。じゃあ遠慮なく、お夜食にするわ」
言うが早いか、著しく変色した箇所を素手で取り除き、比較的鮮度の良い部分だけを持って台所へと向かう。
青年はそれを横目に、自分の"作業"を黙々と進めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 21:00:00
11447文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
父を失い髪が変色したことから呪われた子と呼ばれ捨てられたシロナ。
生きる事に絶望し死ぬ覚悟をしたが、彼と出会い暮らしていくことで生きる意味を見つけていく。
そして明かされていく真実
最終更新:2021-02-14 14:44:34
221420文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:113pt 評価ポイント:51pt
西暦2018年、亜重力者が発見されてから5年たったが未だに未解明な部分が多かった。
千貫古羽(ちぬきふるう)は亜重力者だった。
亜重力者は体毛と虹彩の変色が発現するが、千貫は見た目をどうしようという気も起こらず、一人だけ友達をつくって普通に学校にも通っていた。
が、病院へ行ってみた日から日常が崩れていく。
最終更新:2020-11-21 18:46:46
2504文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
舞台は、退廃した星。
AIが全てを統治して、その内の数十機は宇宙へ進出した。
とある精神を病んだ人々により、AIは全人類に反逆して殺戮兵器となった。
愚かな国々は対人工知能と核戦争に発展した結果、蒼く美しかった星は完全に廃色へ変色してしまった。
資源は残り僅かとなり、金や権力を持つ者は星から脱出し、捨て置かれた人間は絶望に染まった。
やがて、AIとの戦争に耐えられなくなった人間は発狂して、同族の殺し合いが起きるようになった。
今日も、人間は惨酷に死に逝く。
何もかもが腐って穢れ堕ち、滅び逝くだけとなった修羅の世界。
結果、人命に脅威となるものを滅し、せめて最期は穏やかに暮らせるようにと願う機関が誕生した。
『何事も立ち向かって生きる。』
そんな悲しく蛮勇な機関は、今日も稼働する。
その名は━━━『栄世人命保証機関』。
これは、ただ虚しいだけの、物悲しく惨酷な物語。
※注意事項
この物語はフィクションです。実際の人物・団体・宗教とは一切関係は御座いません。
更新は気紛れです。生活状況に置いて更新が長引く場合があります。予めご了承ください。
初心者ですので、色々とおかしい点があります。その都度暖かく見守って頂ければとても嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 23:52:33
24101文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
折れかけた白い羽が変色した
最終更新:2020-09-22 23:34:56
272文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ひがさ かよる
空想科学[SF]
短編
N3863FO
MGC、競技魔法少女。それは、様々な科学技術を用いて再現された魔法少女による競技。
彼女たちは電子制御変色繊維で編まれた衣装を身にまとい、靴に埋め込まれた反重力装置で空を舞って、ARで模られたビームを激しくぶつけ合う――。
――これは、そんな魔法少女たちの戦いのほんの一幕。
最終更新:2019-06-12 23:35:46
4571文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:17pt
いつの頃からか世界各地で起きるようになった「界震」。地震によく似たそれは、地面を揺らす代わりに世界を揺らし、震源の周囲を迷宮のように変えてしまう怪奇現象である。入学早々、大規模な界震に巻き込まれた宵宮高校の一年生たちは、界震が建物だけでなく人間にも影響を及ぼすことを知る。迷宮性異色症、通称「迷宮症候群」――その症状は、身体の一部の変色と、超能力の発現。
とはいえ界震がもたらす超能力は、カツラが見破れたり、方向感覚が良くなったり、猫と喋れるようになったりと、どうにも地味な雰囲気
。そんな中、迷宮化の爪痕が残る街に、いつの間にか現れた謎の宗教団体「みしるしの会」。被災生徒のひとり・双見藍はなぜかその会に強い拒否反応を示すが、どうやら会の活動は界震や超能力と無関係ではないようで……?
2014年の電撃小説大賞一次通過(二次落ち)作品です。選評を要約すると「テーマが途中でブレている」。言われてみればその通りです。いつか改稿しようと思ってしまい込んでいたのですが、そろそろ供養したくなったのでアップしてみることにしました。章タイトルを含め、投稿時から改稿はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 07:00:00
116655文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
作:haruharu
ハイファンタジー
連載
N4333EG
隕石の飛来、蔓延するウイルス、黒く変色する腕。
主人公ハルの人生を彩る、人と戦争と能力と。平和は崩れ去ってゆく...
最終更新:2017-11-19 10:01:38
5918文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この世界にはイグジストという超能力者がいる。
元素記号Sp、スプリウムの発見によって世界は一変した。その元素をなんらかの方法で摂取すると、現実では想像もできないような、人智を超えた超常現象を引き起こすことができるというのだ。その影響からか、能力者は髪質が変わり、変色するのだという。ある者は自身から炎を発火させたり、ある者は瞬間移動したりできる。
三年前、とある研究所のスプリウム粒子飛散事故によってSpは彩市全土へ満映し、市内にイグジストが意図せず誕生した。これによって、住民の
約3分の1は能力者であるいう渾沌とした街が新たに生まれたのである。突然の能力覚醒に戸惑う人々だったが、その風潮は次第に薄れていき、今や能力者であることが当たり前の世界に変化したーーー
ここではアタシ、四季 椿とその兄弟の4人組が織り成す日常を綴ろうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 22:03:45
19008文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
ある夏の日、部活帰りに自販機でジュースを買う少年達。
しかしその中の一つは、中身が茶色く変色し蛆が沸いていた。
あまりの出来事に呆然とする中、
少年の一人がとある怪談話を始める。
『なつみちゃんのジュース』と呼ばれる
怪談話をーー
最終更新:2017-07-21 11:47:08
2634文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
サラリーマン35歳までの前世を持って、共和国の周辺にある小さな村へ転生した。その男の子は無痛症を患っており、髪は魔族の色と同義とされている黒色だった。普通ならその黒髪を持つレイクに嫌悪を持たれてしまうが、小さな村はその迷信を信じておらず、優しい両親に育てられ、すくすくと元気に育っていく。
12歳になったレイクは、あと三日で成人の儀式を行って自分の加護を得られる筈だったが――――、帝国の兵士が攻めてきた。しかも、後から知ったことで、共和国は戦争の時期を遅らせる為に、小さ
な村は見捨てられて生贄にされた。
珍しい黒髪を持っているレイク以外は皆、殺され――――レイクは帝国の研究所へ送られてしまう。実験体として、ある薬のせいで黒かった髪は白く変色し、役立たずの魔法を手にしてしまう。
その役立たずだと言われていた魔法だが、レイクにとっては救いの魔法になっていた。その力を使い、見捨てた共和国、襲ってきた帝国へ復讐をしようと、自分の道を進む――――
※いつかハーレムになるかも?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 20:56:45
49223文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:254pt 評価ポイント:50pt
変色し始めた世界で、ずっと僕は君に会いたいと思っていた。
船に乗り、君に会い行く為、僕はホームに立つ。
唸りを上げて、船はホームに滑り込んでくる。
この船に乗れば、君がいるところまで行ける。
僕は船に乗り込む。
最終更新:2017-01-02 09:38:36
2009文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:21pt
銀のスプーンが黒くなった。
何を言ってるかわからねえかもしれないが、つまりだ……俺は今、高い確率で毒を盛られている。
王国の第一王子である俺には人には言っていない秘密がある。
いわゆる転生者だ。
はいはい。トラックトラック。
今回は時代小説で身につけた知識で死なずにすんだぜ……
犯人はわかっている。
生まれたばかりの弟を王にしたい連中だ。
おし、王位を弟に押しつけよう!
俺、王位を弟に押しつけたら趣味だけに生きるんだ(死亡フラグ)
ところが国王である親父は「ならぬ」と抜かしや
がった!
俺が生き残るには犯人を捕まえなければならねえ。
ところが俺が思っていたよりも事件は根が深く、次々と仄暗い闇があぶり出されていく。
俺を殺そうとするのはいったい誰なのか?
陰謀と憎悪と純愛の狭間に俺は何を見るのか。
ドス黒系ミステリー。
カクヨムにも投稿してます
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880209879折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 21:46:17
222274文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:21296pt 評価ポイント:8254pt
火葬場の先にあるマンションで、住人の身体の一部が真っ白に変色し、二日後に死亡する事件が相次ぐ。そして火葬場では、五体満足で火葬したのに、骨の一部が消失するという奇妙な現象が起こる。その混乱の中、十七年前に、マンションに住んでいた女子高生が殺害されていた事が、明るみとなる。そして、更なる犠牲者が……
魔法のiランドにも掲載しています。
最終更新:2016-03-01 19:12:05
46864文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:45pt 評価ポイント:35pt
生まれた時から、新興宗教にはまっていた母親に神の存在を教え込ませられた娘、いのり。だが、その存在が薄っぺらな偽物だったと気づいた途端、彼女は神が本当にいるのか確かめたくなる。そうして、死によってその存在に触れようと、自殺したーはずだった。
目覚めると、縫合された体。一部変色した皮膚。動かない心臓ー。
死にながら、生きている。しかも、まったく知らない世界で。そこは、同じような「死にながらえ」が、神として存在している場所だった。
最終更新:2016-02-26 10:28:56
2465文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
千亜妃と晶に生えた細長い「尻尾」のような物
大まかな理由は「呪い」
それは何なのか解明すると「運命の人が(心の)距離的に近くなるにつれて黒く変色していく、いわば≪運命の糸≫のようなもの」
だが二人に当ては無く、次の日学校へ行くとクラスメイトが連れてきた男子にどちらの尾も黒く変色。そして新しくやってきた新任の先生にも黒く変色した。
…二人…?
―――運命の糸は絡まる。―――
最終更新:2015-11-09 19:11:37
2022文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
あるエルフの王女が旅に出た。
その旅は魔王と呼ばれるモノから世界を救う旅。
旅は激戦に次ぐ激戦だったが、5人の仲間の力を借りて成し遂げた。
しかし、最終決戦でエルフの王女は呪いを受けてしまう。
呪いは弱視 、怠惰、肥満、変色。
呪いで変わり果てた姿となった王女は一族から離れ、一人森の奥で眠りに着いた。
2000年後。
ある少年によってエルフの王女は目を覚ます。
時代は大きく変わっていた。
エルフは世界を去り
呪いは呪いではなくなり
魔法は魔術に
。
これは目を覚ましたエルフの王女と少年とのカルチャーショックの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-18 04:34:40
110151文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:113pt 評価ポイント:29pt
窓から差し込む陽光が憎らしく感じられる六月。
Tシャツが汗で変色してしまう程、ぐっしょりと汗をかき重たくなった服が熱でやられた頭をますます重くする。
そんな蒸し暑さの中、早々に音を上げ、息苦しい程暑い文芸部室からクーラーがよく効いているコンビニへと逃亡、という名の買出しへと向かった僕。
そんな僕とは真反対にあんなに暑い文芸部室内で、汗一つかかず、むしろ扇風機の風に当たり涼しげな様子でもくもくと本を読み続ける二人の変な先輩。
これは、そんな僕と先輩たちのかなり変で、ちょ
っぴり背筋が凍るような大学生活の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 19:01:59
21492文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大昔、魔族によって人類の殆どが惨殺された。
人々が恐怖し、絶望した時代。
「魔族侵略戦争」
その戦争も大きな犠牲を払い二人の天使族の男女によって勝利と終わった。
それから数千年が立った現代
大きな事件も無く、すっかり平和になった星「アースプレート」
人々がその事を忘れかけていた。
しかし、最近になり
「異変」が各所で見られるようになった。
見たことのない生物が人を襲ったり
木々などが変色していると言う
報告が上がり始めた
最初は小さなものだった「それ」も
今では国
々でも話題に上がるほど
大きくなっていった。
そして
「それ」は等々彼の、エドの住む街にも訪れた。
この出来事が
彼と、この世界を
大きく変えることになった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-17 00:26:11
6873文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
朝目を覚ますと肘の辺りが緑色に変色していた。
肺の内には煙草の煙が満ち、胸の内は緑のざわめきで充たされていく。
最終更新:2014-09-01 03:55:22
4164文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
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