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検索結果:58 件
コトノハ見習いの少年、アザは、とある町で各地のコトノハたちから送られてくる手紙を仕分け、届ける仕事をしていた。
町ではたらくコトノハたちの仕事は、ただ手紙を届けるだけではない。相手の元へ出向いて手紙を読み、望まれればその場で返信を書く。文字の禁じられた大陸では、文字に関することのすべてをコトノハが取り扱っていた。
ある日、アザたち町のコトノハの元に訃報が届いた。それはこの国のコトノハの中で最も優秀と言われ、アザも訓練生時代に何かと世話を焼いてもらった先輩、クツァオの
死を知らせるものだった。彼は戦地にて記録係の任を務めながら兵隊たちのために手紙を書いていた。
文字に関することはコトノハにしか扱えない。それゆえ、戦地であれどコトノハの扱いは丁重だ。また、どの国も優秀なコトノハを欲しているため、たとえ戦いに負けても殺されることはない。そのはずだった。死ぬはずがなかった。何よりクツァオは、簡単に死ぬような男ではなかった。
絶対に死なないと思っていた人物の死に戸惑うコトノハたち。そんなとき、アザのもとに“鳩”の少女、フタバが手紙を届けに来た。
鳩とは、どこの国にも属さない集団で、敵味方関係なく「届けるべき人のもとへ届けるべきものを届ける」ことを理念に掲げた届け屋だ。戦場からの手紙の多くは、鳩が届けてくれる。フタバはクツァオと戦地で出会い、彼が綴る兵士たちの言葉をその家族に届けてきた。そして、クツァオ自身の思いも。
初めてもらった手紙に書かれていたのは、アザが知っている報告書の内容とはまったく異なる戦場のようすと、違法であるはずのクツァオ自身の思い。
「頼む、アザ。兵士たちの本当の言葉を、家族に伝えてくれ」
コトノハの掟とクツァオの言葉の間で迷いながらも戦地へ赴いたアザは様々な人と出会う。兵士たち、鳩、敵国の少年兵──再会したフタバとともに、アザは“コトノハ”としての生き方を見つけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 22:17:43
28675文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「そうかそうか。やはり今日がルインの誕生日だったか! ……よしっ!それじゃお前は今日でクビだ」
五年間、虐げられながらも必死に働いていた治療師ギルドを、十五歳の誕生日である今日クビと宣告された。
悔しさと自分への情けなさに絶望するが……絶望していているだけでは明日のご飯は食べることはできない。
治療師ギルドで薬草の仕分けと雑用だけをしてきた少年が、治療師ギルドをクビにされたことで、植物の仕分けでしか使用していなかった最強スキルが開花する。
これは明日を生きるために必
死に藻掻き、藻掻いた最強のスキルを持つ少年の最底辺からの大逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 15:26:22
900460文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:326452pt 評価ポイント:206996pt
キュリアス王国という大国でしがない郵便局員を職業としているロロは、ひょんなことから五年前の手紙の処理をする様にと頼まれた。
届け先、送り主が分からない手紙は五年間保管したあと、中身を検めて届け先、もしくは送り主に送り返すことが決まりとなっていた。
貴族たちがやり取りする手紙が発見されないように同時に投函されるダミーの手紙を仕分けたロロは、処分する手紙を焚火に投げ入れる。
その時、投げ入れた一枚の手紙から文字が浮かび上がった。
初めて見た炙り出しの手紙に興味を持った
ことがきっかけとなり、この冒険は始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:00:00
104668文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:82pt
その他ジャンルとは……?
他にも仕分け出来るはず。蓮〇、〇舫を呼べ!
最終更新:2023-07-13 20:05:18
3721文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:458pt 評価ポイント:446pt
日頃、孤独を感じていた僕。
雲の上から降りてきた男から、運命が変わった事実を聞いてゾッとしてホッとする。
本当なら…。
“こめかみに冷たい衝撃がぴりっと走り、心臓がズンと鳴った。”
“「9月5日 午後4時08分 国道を右折する赤い車、バイクと衝突」”
”紙には事故の説明が書いてあって、仕分け済みという赤いハンコが押されていた。”
起きることはいつだって最善で、あなたはひとりぼっちじゃない。
気づいていないだけで、本当は起きているかも知れない物語。
あなたはきっと
、空を見上げたくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 15:17:54
4370文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
男爵令嬢ジュスティーヌのゆるっと日常。
豆を仕分ける話。
最終更新:2022-12-13 20:58:15
1985文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:3490pt 評価ポイント:3232pt
僕は自立型スクラップ判別&回収ロボ。今日も仕分けの毎日だよ。
最終更新:2022-09-29 18:30:26
382文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
カオスなジャンル、その他(その他)。
それは、何故か検索画面では、ノンジャンル(ノンジャンル)と表示される。
その他読みを自認する筆者による、(その他)以外には当てはまらないと思われる、なろう孤高•珍品作品目録。自分で見つけたものも、教えていただいたものもございます。
毎回、「本日の(その他)日間一位」を掲載し勝手にジャンル分け。異論は認める。一位作品の一言感想も添えますよ。(読まなきゃジャンル判定できないからねえ)
尚、その時の日間一位は予測不能な為、R15と残虐表現
ありはつけています。題名や紹介内容に含まれる場合があるからです。
転生•転位は、たとえ作品がそうでもこの作品自体は当てはまらない為、つけていません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 15:50:55
121073文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:516pt 評価ポイント:418pt
男は死者であり、聴罪記録管理係という仕事をしている。現実世界で人々が神父に懺悔した罪を仕分けるというのが彼の役目だった。そんな男の元に、今日も罪のデータが送信される。
最終更新:2022-06-20 16:52:06
3862文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
愛知県で頭首工が底抜け脱線したそうだ。
現役土木屋がつたない想像力でいろいろ書き殴ってみた。 後悔はしていない。
反論があるのならば思う存分受け付ける。
最終更新:2022-05-19 20:04:45
1657文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:142pt
作:猫カレーฅ^•ω•^ฅ
現実世界[恋愛]
完結済
N0885HO
衝動的に特急電車に飛び込もうとしていたお姉さんを主人公が助けることから始まるストーリー。
主人公にも色々な不幸が重なって死んだ目になっていた。
助けたお姉さんとはエロエロのズブズブの関係になってしまい、
彼女の社畜スキルで主人公の問題を仕分け、解決していく。
溺愛の物語?あ、ヤンデレ要素と奴隷要素と恋愛バトルの要素も入りました(汗)
カクコムさんで先行連載中
https://kakuyomu.jp/works/16816927861746233170
最終更新:2022-04-14 18:00:00
204835文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:4534pt 評価ポイント:2720pt
スカイ・カーが開発されてから5年の月日が流れた。大手運送業者は新しいスカイ・カーが買えたが、利益ぎりぎりの個人運送業者は今まで通りの地面を走るトラックしか買えなかった。それに加え、豪雪地にも関わらず、事業仕分けで除雪費が凍結されてしまっていた。それにより、個人運送業者は追い詰められていた。そんな冬のある日、日々、除雪に追われている、女子高生の深野砂雪はとある一人の男子高校生に出会う。
最終更新:2021-11-26 13:48:30
3579文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
現実世界で底辺Ituber(アイチューバー)をやっていた大学2年生坂下風雅。ある日過激なことをしようと線路での撮影を敢行しようとするが、電車と衝突、そのまま死亡したが、気づくと天国と地獄の仕分け施設のようなところにいた。そこでフウガは特別室に呼び出され、、、
最終更新:2021-09-17 20:45:30
6202文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
雑文となります
面白くはありません
最終更新:2021-08-24 19:06:36
3610文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
作:ジャンル・アリャタ@新ジャンル開拓者
ハイファンタジー
完結済
N3867GY
「ワタル、テメェは今日限りでクビだ」
長年一緒に働いていたギルドマスターからもたらされた『解雇通告』にワタルは開いた口が塞がらなかった。
結成当時、C級ギルドの地位に甘んじてはや十年。
雑用係として同じくらいの時を陰ながら支え、ギルドメンバーの素材を『管理』してきたのにこの仕打ち。
ようやく念願のS級にまで昇格したギルドにもっと貢献しようと思ったのに――
「なんで俺が解雇されなきゃなんないんだ。いままで上手くやって来ただろうが」
「それはテメェの固有スキルが『自己管理』
なんて使えねぇものだからだよ!! 素材を管理するだけしか能のない奴にこのギルドにはふさわしくない。だからやめろ!!」
「お前、それでも冒険者かよ!!」
たしかに固有スキル『自己管理』は役立たずのダメスキルかもしれない。
だけど、よりにもよって冒険者が素材をないがしろにするなんてありえない。
雑用だからこそ譲れないプライドがある。
だが横暴ともいえるギルドマスターの言葉によって強制的にギルドから『追放』されたワタルは街を彷徨い、とあるボロボロなギルドの前で立ち止まる。
そこに書かれた『人材募集! 未経験大歓迎!』のチラシ。
そうして拉致されるようにギルドに放り込まれれば。
そこで出会う近距離弓使いの『不良少女』に大盾『獣人少女』に『おっとり聖母』系大剣使いのパーティーが。
ひと悶着あり『ダンジョンを踏破しボロボロのギルドを有名にする』ことを目的とする彼女たちに協力することになったワタルは試験と称してダンジョンに強制的に連れられ『仕分け人』としての能力をいかんなく発揮していく。
そして待ち受けるダンジョンでワタルの『固有スキル』は輝かしい暴走を遂げ――。
これは冒険者に憧れ、ギルドの雑用係に甘んじた青年が『追放』され、手にした『可能性』をもって『我がまま』に全ての居場所を手にしていく逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 20:30:23
178596文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:638pt 評価ポイント:318pt
髪型についてのあれこれ。
最終更新:2021-01-15 13:34:40
414文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
少し未来の日本。
バイトにきた「わたし」は、アシストスーツを着用して荷下ろしと仕分けを行う。
マリオネット機能を搭載したアシストスーツは、なんの訓練もしていない素人でも、そこそこの労働力として働かせることができる。
頭を空っぽにして、「わたし」は働く。
最終更新:2020-12-25 08:00:40
1616文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:102pt
作:ぷぺんぱぷ
ローファンタジー
完結済
N0224GF
VRドリームインターフェース『エクソダス』。
十年前に発売されたこのゲーム機器は、寝ている間に見る夢を活用出来る夢のゲームインターフェース。
ゲーマーはこぞってエクソダスを求め、寝ゲーにハマる。
井出大吉(24)もハマりまくった一人だった……三年前までは。
食っちゃ寝ゲーな大吉に激怒した両親によりエクソダスを壊されたからだ。
寝ゲーを卒業した大吉は、今は運送会社のトラックドライバー。
集荷に、配達に、仕分けにと日々働く。
そんな仕事の合間にスマホゲーを楽しんで
いた大吉は、コラボ企画でエクソダスのゲームキャラと再会する。
「懐かしいな」
かつて寝ハマった懐かしさに、大吉はガチャを回す。
オカルトの扉を開く、運命のガチャを。
『我ら黒の十四軍、ブラックフォーティーン!』
「ぐあぁこっ恥ずかしい! 夢だからイキってたのに!」
夢の黒歴史、世界に現る。
これは世界と夢で結ばれた異世界とが繰り広げる、こっ恥ずかしい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 11:59:18
383421文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:1670pt 評価ポイント:1070pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N4256GQ
母親から「やさしくない子ね」と言われたとき、自分はやさしくないんだと思ってしまったというミヤ。相手に飲まれて、自分に非があるのかないのか、冷静に判断できなくなったとき――何度も何度も、自分自身で自分のことを傷つけてしまうのが、最も恐ろしいことだとミヤは言う。本当に自分がいけなかったのかと迷い、やっぱり自分がいけなかったんだと自分を責める。自分を傷つけるドロ沼から抜け出すには、本当に自分に非があったのかなかったのか、しっかり判断し直すしかない。ミヤはそう語り、クラトに最も大切な
ことを告げた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 20:43:50
4807文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N4136GQ
人からひどいことを言われたとき、〈自分の方が先に相手にひどいことを言ってしまったせいで相手からひどいことを言われた場合〉と、〈自分には何の非もないのに相手からひどいことを言われてしまった場合〉に分けて、受け止め方を変える。それが大事だとミヤはクラトに告げた。自分に非がなければ、人からひどいことを言われても、そのことで傷ついたりしないのだと。
けれど、母親からひどいことを言われたとき、ミヤは自分に非がないにも関わらず、傷ついてしまったと言う。母親の言うことは絶対で、自分が悪くな
くても自分に非があるように感じられる。そのせいで自分で自分を傷つけてしまうのだと。
そしてさらにミヤは恐ろしいことをクラトに告げた。それは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 16:57:04
4497文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N3188GQ
親から否定的なことを言われてしまうと、どうしても動揺してしまう……。母親から「やさしくない子」と言われてしまった少年ミヤ。もしもミヤが、病気がちな弟の身体に無理がかかるようなことをさせていたのなら、やさしくないと言われても仕方がないかもしれない。けれど、ちゃんと弟の身体を気遣っていたのに、やさしくないと言われてしまった。そんな場合は、本当なら、自分は問題のあることをしたわけではなく、母親が言いがかりをつけてきただけだということになり、ミヤの心は傷つかなくてすむはず。けれどミヤ
は、母親に「やさしくない子」と言われたとき、とっさに自分のことを「やさしくない子なんだ」と受け止めて、傷ついてしまった――。
どうしてそんな風に受け止めてしまったのか、ミヤの心の内を紐解いていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 18:52:23
4379文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N2601GQ
弟とオセロをしていたら、身体の弱い弟に無理をさせたやさしくない子だと、母親からなじられたというミヤ。そのときミヤの心の中の仕分け人は、冷静な判断ができなかった。心の仕分け人が冷静に判断することができさえすれば、自分に非のないことで人から責められても、心が傷つくことはないのだけど。なかなか理想のとおりにはいかないのが現実で……。
最終更新:2020-11-29 17:07:10
5264文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N2558GQ
学校の勉強って、仕分け人を育てるために大事なの? それに、怒られ貯金って――⁈
ミヤの母親は、病気がちな弟を心配するあまり、ミヤにつらく当たることがあるというが、母親からキツいことを言われても傷つかないとミヤは言う。それは、自分が悪い子だから母親からひどいことを言われているわけではないことを見極めているからで。自分が何かよくないことをして母親から責められているのか、自分には何も問題はないのに母親から責められているのかをしっかり見極めるためには、心の中の仕分け人の『仕分け力』が
大事なのだけど……。
どうすれば仕分け力のある仕分け人に成長させることができるのか尋ねるクラトに、ミヤが告げたのは、学校の勉強と怒られることの大切さで――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 15:58:48
5902文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N2497GQ
心の中には小人さんたちが住んでいて、小人たちがお祭り騒ぎをすれば心が浮き立ち、小人たちが心の中をとっ散らかせば、心がかき乱される。そんな風に、小人たちが何をするかで心の持ち主はいろんなことを感じてる。だったら、人が傷つくときは? ……人が「心が傷ついた」と感じるとき、心の中では『針の番人』と呼ばれる小人が針で心臓を突っついている。『針の番人』に心臓を突かせるのは、『仕分け人』と呼ばれる別の小人。仕分け人は、心の持ち主がよくないことをしたときに、針の番人に心臓を突かせる。
とい
うことは? ……心を傷つけるかどうかを決めているのは、仕分け人ということ。
心の持ち主がよくないことをしたか、していないかを仕分ける仕事はとても重要で、キッチリ仕分けのできる仕分け人を育てる必要がある。クラトはミヤから、そんな話を聞いた。
それじゃあ、どうすれば優秀な仕分け人に育てることができるんだろう?
クラトの疑問に対するミヤの答えは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 13:45:18
5222文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ドライバーのクドウは、派遣仕分けバイトを見下している。そんな彼であっても別の場所では見下される。人が人を差別する感情を描いた哲学小説。
最終更新:2020-10-30 00:45:13
6672文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N3146GN
人から責められたり、キツいことを言われたりしても、自分に非がある場合はその非難を受け止めるしかない、とミヤが言う。もしも自分に非があるにも関わらず、自分は悪くないと思おうとしても、人の心はそううまく自分の思い通りに動かすことはできないから――。
母親に振り回され、つらい思いをしてきたミヤ。ミヤの心を守っているのは、仕分け人と針の番人の話だった。仕分け人と針の番人を使って、クラトに、自分の心の内を打ち明けていたミヤだったが、その話を抜きにしても、同じ結論に至ると言い出して―
―?
誰だって、自分が悪いと思うのがイヤで、ついつい、自分は悪くない、自分が悪いわけじゃないと思ってしまうことがあるはず。だけど、なんでもかんでも自分は悪くないと思うのは得策とは言えなくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 17:28:03
4368文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N3053GN
身体の弱いミヤの弟が体調を崩さないように神経質になってしまう母。そんな母親に振り回されてきたミヤ。自分は弟を傷つけたりしないとわかってもらおうとしたものの、母親には通じない。わかってもらえない苦しみから、ミヤの心を救ってくれたのは、仕分け人と針の番人の話だった。
人からキツいことを言われたとき、自分に非があれば針の番人に心臓を突かれる。自分に非が無ければ針の番人に心臓を突かれないから、心が傷つくことはない――。
母親から理不尽な扱いを受けたとき、母親が弟のことを心配する
あまりの言動だった場合は、自分に非がないので、針の番人によって傷つけられることはない。それはすなわち、自分で自分を傷つけることがないということで――。自分で自分の心を傷つけなければ、大丈夫なんだよ、と告げるミヤ。
だったら? もしも自分に非があっても、自分にはなんの問題もないってことにしてしまえば、人は傷つかずにいられる――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 14:34:46
4023文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N2665GN
病気がちな弟の方を心配するあまり、ミヤにはつらく当たる母親。見かねた祖父母の元で暮らすことになったミヤだったが、その胸中は複雑だ。
母親のことを嫌いにはなれないと言うものの、恨んではいるとキッパリ告げるミヤ。
ミヤの言うように恨みを捨てないでいるのは、相手を恨んでいるのにそのことを隠して、恨んでいないようなそぶりをしているということ? それでは人をだましているようだと困惑するクラト。
そんなクラトにミヤが語ったのは――恨みを保存する冷凍庫⁉
ミヤのおススメの逸品「心
の冷凍庫」を使った、恨みの保存法は必読!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 20:47:59
4476文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
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N2581GN
病気がちな弟のことを気にかけるあまり、ミヤにはつらく当たる母親。理不尽な扱いを受けるミヤは、それでも母親のことを嫌いにはなれないと言う。ただし――嫌いにはなれなくても、だったら、なんの恨みも持たずにいられるかというと、そういうことではなくて――。
母親に恨みを持っているとキッパリ告げるミヤにとまどうクラト。ミヤは、そんなクラトに、恨みを捨てずに抱えていくときのコツを伝授する――?
最終更新:2020-09-26 17:42:53
3366文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N2514GN
病気がちな弟の体調次第で神経質になってしまう母親は、ミヤにつらく当たることも多く、ミヤは母親の元を離れ、祖父母の元で暮らすことに。
母親に、自分のことをわかってもらおう、自分の言葉を届けようと思っても、すり抜けていくミヤの想い。通じ合えない苦しみに胸を痛めていたミヤだったが、心の中に住む仕分け人と針の番人の話を聞いてから、母親にキツいことを言われても、そのことを気にせずにいられるようになったという。けれど、だからといって、母親のことを恨んでいないということではないらしく―
―。
人を恨むとか憎むとか、人を許すとか、罪を許さないとか……『許す』ということについて、ミヤは自分の思いを語り出す――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 14:47:54
5332文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N2408GN
人は、他人から心を傷つけられることはない――。
ミヤが口にしたのは、ひとつの真理。
なぜ、ミヤはそんなことを言ったのか。 ミヤの目には、何が見えているのか。
誰かからひどいことを言われたら、その人の放った言葉が矢になって飛んできて、心に刺さる。そんな風に、人の心は、人の言葉によって傷つけられるのだと思うかもしれない。けれど、実際にはそうではなくて――。
病弱な弟を守護する反動で、ミヤにつらく当たる母親。母親との確執を、ミヤはどう受け止め、心を守ってきたのか。ミヤの想
いが明かされる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 09:23:41
3138文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N1681GN
病気がちな弟のことを気にするあまり、時に、ミヤに辛辣にあたってしまうミヤの母親。
母親から、自分に非のないことを責められたとき――そんなときは、「勘弁してくれよ」と思うのだとミヤは告げた。
どうしてそんな言葉で済ませることができるのか、理解に苦しむクラト。そんなクラトにミヤが語り出したのは、「相手を読み解く」ということで――。
ミヤが自分の母親をどう理解しているのかを聞いているうちに、ミヤの母親に共感できずにいたクラトの心に変化が――?
最終更新:2020-09-24 19:05:54
4925文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N1288GN
母親の理不尽な物言いに苦しんでいたミヤ。彼の心持ちを変えるきっかけになったのが仕分け人と針の番人という、心の中に住む小人の話だった。
人からキツいことを言われたときに、そういうことを言われても仕方がないようなことを自分がしていなければ、その人から言われたことを気にしないでいられるというミヤに、クラトは反発を覚える。
何も悪いことをしていないのにひどいことを言われる方がつらい気持ちを引きずってしまうと考えるクラトには、ミヤの言うことがすぐには理解できない。そんなクラトに対
し、ミヤは、なぜ、ひどいことを言われても気にしないでいられると言ったのか、丁寧に解き明かしていく。
そして、ミヤがたどりついた境地とは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 21:05:38
5905文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N0780GN
母親の理不尽に耐えていたミヤがクラトに語った、心を守る方法。それは、心の仕分け人と針の番人の存在を心の中に意識すること――。
人からキツいことを言われたときに、自分に何か問題があって人からキツいことを言われてしまったのか、自分に何の問題もないのに人からキツいことを言われたのかで、対処を変えるのが仕分け人のお仕事。それでは、わざとじゃなく、人を傷つけてしまったら――?
そして、もしも自分に何の問題もないのに、人からキツいことを言われてしまった場合は、どうなるのか――? ミ
ヤが語る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 19:49:18
4035文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N0703GN
母親から理不尽な想いをさせられていたミヤ。ミヤは母親の元を離れ、祖父母のところで暮らしている。
ミヤの家庭の事情を知り、ミヤのことを案じるクラトに、ミヤが語り出したのは、人の心の中に住む小人たちの存在だった。中でも、仕分け人と針の番人は、重要な役割を持った小人だとミヤが語る。
針の番人は、心の持ち主に非がある場合に、心臓を突っつく役割を持っていると聞き、脅えるクラトだったが、針の番人が心の持ち主に与える痛みの正体がなんなのかを聞いて――。
逃げてはいけない痛みがある。
……人の心に必要な痛みとは――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 17:26:25
4021文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N0644GN
病弱な弟ばかりを気にかける母に、時にはキツいことを言われていたミヤ。
母親につらく当たられることを、ミヤはどうやって受け止めているのか――。
心を守る秘策として、ミヤがクラトに語ったのは、仕分け人と針の番人の話。
仕分け人と針の番人って、いったい何者――?
いよいよ、その正体が明かされます。
最終更新:2020-09-22 15:44:45
5925文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N0617GN
病弱な弟ばかりを気にかけ、時には、ひどいことを言ってくる母親と離れ、祖父母の元で暮らすミヤ。
彼のことを案じるクラトだったが、ミヤはそれほど落ち込んでいるように見えない。そこには、『心の仕分け人と針の番人』の存在があるようで――。
仕分け人と針の番人のことを知らないクラトに、ミヤが語り始めたのは、心に住んでいる小人たちの話だった――。
最終更新:2020-09-22 15:10:55
5922文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:志賀 健児 (しが たつる)
ヒューマンドラマ
連載
N0602GN
人はなぜ、人からぶつけられる言葉に傷つくのか――?
言葉の何に傷つくのか、どうして心が傷ついたと感じるのか――?
友達のミヤくんは、親元を離れ、祖父母の家で暮らしている。
そこには事情があって――。
母親からバイキンのように扱われることもあったというミヤくんの、心の支えになったのは、『心の仕分け人と針の番人』という話だった――。
最終更新:2020-09-22 14:41:21
5506文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
新人のポルッカ・ルッカのお仕事は下界にただようもやもやを集めて、雲の製造ラインに仕分けすること。
花形部署をはずれてしまい、毎日あまり仕事を楽しめずにいる。
けれど双子の先輩、アル・ルッカとイル・ルッカはなぜかいつも楽しそう。
◇◇◇
本作は、小説家になろう内の個人企画「描写力アップを目指そう企画」に寄稿した下記作品を加筆した短編です。
第七回 たのしいお仕事企画(2019.4.27正午〆)
最終更新:2020-07-15 13:19:45
3260文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
24歳にして自殺してしまった主人公、田村マサユキ。
目を覚ますと死後の世界
そこは、これまでの人生の過ごし方によって採点をされ
その成績によって、天国に行くか地獄で更に修練を積むべきか仕分けをされる世界だった。
死後の世界にてマサユキは
自分が実は相当な期待をされて現世へと転生をした存在だったと知る。
しかし、自ら死を選ぶことは最も評価の低い行動の一つであった…
重ねて前の人生では
期待されていたにも関わらず、事あるごとに失敗を重ね
人に迷惑をかけ続けて挙げ句の果てには
自殺までするという体たらく。
よって魂の消滅が妥当と判断をされてしまったのだが
最高神の配慮で、もう一度人生をやり直すチャンスを与えられる。
しかし転生した世界は荒れ果てていて…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 20:26:41
314文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
繋いでいいものと悪いもの。
(一応BLに仕分けしましたが、口調の悪いNLとして読めなくはない程度です)
最終更新:2020-03-01 04:00:00
398文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
僕は気がついたらクリスマスの国にいました。名前もクリストフに変わっています。大きな家が用意されていて、寒い雪の街は若い人ばかりです。案内をしてくれる女の子はアンジェリーナちゃんといって小学生です。この場所でクリスマスプレゼントの仕分け作業をしてサンタクロースの手伝いをします。
最終更新:2020-02-01 10:01:17
40738文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
アタシがやってたバイトはそんな都市伝説じみたもんじゃないですよ、ただの検体仕分けです。
みなさんも経験あるでしょ、検診なんかで。
そうそう、みなさんが出したそういうのをね、間違いが起きないようにしっかりと仕分けするんです。
そんな仕事でしたよ。
一部の描写を考慮してレイティング設定しています。(グロ描写あります)
お食事前、お食事中にはお読みにならないようご注意ください。
最終更新:2019-07-14 21:20:01
5737文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
世界というのは、いつ何時どの状態で何が起きるか分からないものである。
主人公の名前は守乃(まもりの)白鴉(はくあ)。
名前の割に女性っぽくもなく、普通の男子であるが、いつもの学校生活を過ごしていると、昼12時のチャイムと同時に学校ごと異世界に転移してしまい、モンスターの襲来、駆けつけた異世界の騎士団に救出され王国へと案内される。
王国の魔術師に言葉を分かるようにしてもらった後、王が衝撃の言葉を放った。
「今回も大量じゃ! 早速仕分けの準備をせい!」
逃げる事も許されず
、なすがままに性別、容姿、清潔感でランク付けされ、そこから更に身分証を発行する時に表示されるステータスで仕分けされる。
そして俺は前代未聞のGクラス。Fまでしかなかった仕分けに新しく作られたクラスで、選べる未来は安楽死か転生の洞窟を攻略するのみだと提示された。
これは最弱の運命を覆すチートスキルを手に入れてから、まったり過ごす異世界ライフに物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 11:32:29
104521文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:54pt
作:takinoon
異世界[恋愛]
連載
N3105DI
主人公・華縁は誕生日に謎の男に地獄へ連行された。そして閻魔の娘だと告げられ、父に代わりの仕事をすることになる。そして問題児とされる地獄系アイドル・罪人5<ザイニンファイブ>を裁くことになってしまう。
最終更新:2017-10-09 01:00:00
4804文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
世界の治安を維持し世界のどこの司法機関でも対応できない犯罪に対して公務執行を可能とする組織ADS。彼等は四月一日からの一週間、あらたに誕生した世界を仕分けするために世界中の長と会議を開くことが決まっている。その会議中、ある異常が発生してしまい彼等は問題の解決のために奮闘する。
最終更新:2015-06-05 21:00:00
96617文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
テオバルト・ミュラー・ハーゼは地球の日本にあるスラムで育つ。この時代のスラムは人としての最低ラインを大きく下回る代物で人間扱いされる事は少ない。能力によって完全に仕分けられ基準値に達しない人間は処分されていた。単純な話が人口が爆発的に増えたということが災害となり食糧危機に陥っていたということだ。
そんなテオボルトは15歳の時にひょんなことからお約束に則って異世界に行く。産地:スラム、品名:クズ、の異世界でのお話。
最終更新:2014-12-30 07:18:47
44828文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
全てを管理される社会。
人智を超える異能の力を手にした人類は、新たな社会を形成せざる負えなくなった。
それは、絶対的な神が君臨し、徹底した教育の下に管理、仕分けされる社会だった。
「人間は全て管理せねばならない。
教育は素晴らしい、害なす者は平和の世に必要ない。それに該当するもの、可能性のあるものは即刻処分せよ。・・・平和のためには仕方がないことなのだ。そして、平穏を脅かす異能の存在を許すな。奴らは人ではない。欲望のままのたうち回る野獣は全て狩れ。世界の秩序は我らが守らねば
ならない。」
教典 第0条より抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-29 00:58:55
992文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
西暦二〇六五年。地球を隕石から守るためМDS(隕石防御システム)が作られていた。МDSに所属するレーザー砲衛星タケミカヅチの乗員、糸川(いとかわ)隼人(はやと)はある日、月面基地司令官に呼び出される。タケミカヅチが事業仕分けの対象となっているというのだ。そこで、実績を作るため、張りぼて隕石を用意するから、視察にくる議員の前でそれを撃てという指示だった。数日後、国会議員蓮田(はすだ)邦子(くにこ)がタケミカヅチにやってくる。ところが、蓮田には同行者がいた。隼人の幼馴染で宇宙生物
学者の暁(あかつき)希美(のぞみ)だ。蓮田は月基地側が張りぼて隕石で自分を欺く事を予想しており、それを見破らせるために希美を連れてきたのだ。希美が相手では騙せないと思ったのだが、そこへ本物の隕石がやってくる。隼人は隕石にレーザーを撃つが隕石の表面だけが吹き飛ぶだけの効果しかなかった。それでも、隕石は軌道を変えて地球から離れていく。ところが五日後、その隕石が再び現れる。もう一度迎撃しようとしている隼人の元へ希美が駆けつけて迎撃をやめさせる。あの隕石から電波が出ている。隕石に偽装した宇宙船だったようだ。このままでは宇宙戦争になってしまう。希美は通信機を使ってコンタクトを試みるがうまく行かない。すると宇宙船は軌道を変えてタケミカヅチに接近してきた。衝突寸前まで近づいた小惑星はタケミカヅチに軽い接触をする。希美は唐突に相手の意図を理解した。これは宇宙船ではなく宇宙生物。ここへ来た目的は。
希美は隼人に砲撃を指示する。その生物は強力な電磁波をエネルギーにしていたのだ。タケミカヅチのレーザー砲を吸収した生物は宇宙へ帰って行く。
こうして、危機は去ったかに見えた。
しかし、数日後に生物は子供をつれてやってきた。
人類はとんでもないペットを抱える事になってしまったようだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 00:31:49
15635文字
会話率:93%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
青年海外協力隊での経験を生かした作品です。事業仕分けにより、JICAや青年海外協力隊などがなくなり、民間主導の海外ボランティア集団協力隊が創設された後のお話です。
一人の女性が発展途上国の村落に単身で乗り込んで、現地の人と二人三脚で教育環境を良くしようとするが…。
日本とは言葉も文化も習慣も全く違う環境で、何をやっても全くうまくいかない。いつしか、思い描いていた青写真【自分を必要としてくれている人のためなら、どんなことでもやる心意気】もボロボロとなり、心や体すらも蝕ん
で行くようになる。
そんな時に出会った一人の少年、ロベルト・エルナンデスは学年末の進級テストで不合格となり、再試験で合格しなければ留年して小学五年生をもう一回しなければいけない状態であった。
そんな中で金村カナの試行錯誤が始まった。時には心が完全に折れて、日本へ帰ろうと思いながらも、回りに助けられながら初心を貫徹していく物語。
【2010年2月作】
【2014年4月加筆訂正】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 22:37:16
100040文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:272pt 評価ポイント:210pt
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